機動戦士Gundam GQuuuuuuX 単語


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キドウセンシガンダムジークアクス

1.5万文字の記事
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―――ガンダムシリーズ最新作―――
カラー×サンライズ
が、交わる。

機動戦士Gundam GQuuuuuuX(きどうせんしがんだむ じーくあくす) とは、ガンダムシリーズの一作である。

2025年1月17日テレビ版3話分を編集した先行劇場映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』開され、2025年4月8日[1]から6月25日にかけ、日本テレビ系列にて全12話が放送された。

概要

2024年12月4日イベントガンダムカンファレンWINTER 2024」内で制作発表。ガンダムTVシリーズとしては通算24作配信先行の『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』『SDガンダムワールド 三国創傑伝』を含む)にあたる。放送局はこれまで要民放局でガンダムシリーズ未放送だった日テレ系列企画自体は前作『水星の魔女』よりも先に立ち上がっていたのだが、コロナ禍や『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||制作であちらよりも展開が遅れていた。

制作サンライズに加え、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』や実写特撮シンシリーズ』でお染みのスタジオカラーが参加。監督鶴巻和哉シリーズ構成・脚本に榎戸洋司メカニカルデザイン山下いくと……と、旧ガイナックスの『フリクリ』『トップをねらえ2!』でお染みの面々が関わっている他、庵野秀明サブ脚本担当として参加している。

水星の魔女』から引き続き、始まりから半世紀近い時が経ち、古典となりつつあるガンダムブランドに(特に若年層の)新規ファンを呼び込む施策がふんだんに盛り込まれている。
キャラクターデザインは『戯言シリーズ』『刀語』、近年では『ポケモン』の一部キャラデザなどを担当したイラストレーターが担当。主題歌には米津玄師、劇中歌には人気VTuberVSinger)・星街すいせいや、音楽ユニットNOMELON NOLEMONを起用している。

役機が作品の題名に使用されるのはTVシリーズでは『機動戦士ガンダムAGE』以来14年ぶりとなる。

先行劇場版『-Beginning-』に至るまで

発表当初はオルタナティヴアナザーガンダム)系列の作品と思われていた本作であったが、公式イタリア語サイトに掲載された「あらすじ」が、どう解釈しても宇宙世紀(U.C.)シリーズ外伝としか読み取れない内容であった語版のみの誤掲載だったようで数時間後に削除された)。加えてごく一部ではフェイク画像じみたリーク情報が出回り、「実は宇宙世紀シリーズの一作なのでは?」という疑問が生起する。

初報PVでは「エルメスビットらしき兵器」や「ザクに類似したモノアイMS」が登場。第2弾PVでは「ジオン公国軍制服に似た」や「ホワイトベースの前足のような物体」が登場するなど、宇宙世紀を思わせる要素が随所に盛り込まれ、先の疑問はディープなガンダムファンの間ではほぼ確定めいた展開となっていった。

そして『-Beginning-』で疑問の答え合わせが行われた。結論から言えば疑問は事実だったわけだが、そのあまりにあんまりな、どストレートにも程がある演出と展開は劇場に集ったファンの度肝を抜いた。
評判は細部をぼかした口コミで広まり続け、ちょっとネタバレが入った新PVも相まって新旧ガノタ話題を呼んだ結果、開から2週連続で行収入1位(しかも2週の動員数は初週から7アップ)、開19日で収20億円突破、最終収33.4億円(ガンダムシリーズ2位)という大ヒット作となったのであった。

作風

1979年の初代『機動戦士ガンダム』で描かれた「一年戦争」を始まりとして、大河ドラマ的に続いてきた宇宙世紀シリーズ。本作はこれまでの宇宙世紀パラレルワールド舞台として、初代ガンダムとは異なる結末を迎えた一年戦争から5年が経過した後の、宇宙世紀0085年の物語が描かれる。大雑把に例えればガンダム版・高いの男」である。

今までの宇宙世紀シリーズの観念が逆転した世界における冷戦期を舞台に、『機動新世紀ガンダムX』とは異なる意味で「戦後(アフター・ウォー)」を描いている。これまでお染みだった兵器や人物はリデザインされ、ある者はこれまでと似たような、ある者は全く異なる立場に置かれ、それぞれの論見の元行動している。その時代と人のうねりの中に放り込まれた主人公アマテが、非日常彼方へ飛び出していく様が描かれる。

ネームバリュー的にどうしても野脚本がクローズアップされることが多いが、本作の野氏は本編過去パートに担当しており、メイン脚本はあくまでも榎戸洋司である。原作リスペクトしながらも毎週のように斜め上の展開を続ける榎戸脚本は冴えわたっており、次話放送までの間にファン間で交わされた考察がことごとく外れるのは、放送中の恒例行事と化していた。
ストーリーリングセリフだけではなく、表情作画や間の取り方、構図による暗喩も多数含まれているため、流し見していると話についていけなくなる。更に尺の都合で明確には語られていない部分も多く、良くも悪くも視聴者の読解力(補力)を要している。

また、ただでさえ「原作の偏執的オマージュリスペクト」を得意とするスタジオカラーが、日本オタク文化に絶大なを与えた『機動戦士ガンダム』を原作とした作品を造るということで、細部には初代テレビガンダム劇場版ガンダム小説ガンダム、後ついでにΖガンダム逆襲のシャアセーラームーンMSVMSイグルーなんかから引用した小ネタがこれでもかと詰め込まれまくっている。原作知ってる人にとってはアレはこうなったの!?」「お前がそれすんのかよ!?「そこはそのままなんだ」な抱絶倒&驚動地の展開が続出し、リビルド作品としても面い。とはいえ、既存作の「予習」は特に必要ではなく、シリーズ未見でも青春軍事SFとして問題なく観られる点はありがたい(むしろネタの生かし方が毎回予想もつかないため、話の本筋だけなら元ネタを知ろうが知るまいが関係ない)

よく言えば予想もつかないエネルギッシュな展開悪く言えばギチギチに詰まった内容を怒涛の回しで押し付けてくるある意味「禁じ手」「怪作」ともいえる作。この情報過多な仕掛けは、新しい世代のガンダムファンにとっては「歴代ガンダムシリーズを視聴するきっかけ」として強フックとなり、様々なタイトルを「履修」する流れを生み出した。

これにより2025年12月に行われたネット流行語100にて本作が年間大賞を始め多くの関連用語(人物)がノミネートされた。

あらすじ

宇宙に浮かぶスペースコロニーで穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれる。

エントリーネーム《マチュ》を名乗るアマテは、 GQuuuuuuXジークアクスを駆り、苛バトルの日々に身を投じていく。

同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツガンダム》と、そのパイロット少年シュウジ彼女の前に姿を現す。

そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。

 

-Beginning-のあらすじ

内をクリックで展開

人類が、増えすぎた人口を宇宙移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。
地球の周りの巨大な人工都市は、人類の第二の故郷となり、
人々はそこで子を生み、育て、そして死んでいった。

宇宙世紀007
地球から最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国名乗り
地球連邦政府独立戦争を挑んできた。
この1月余りの闘いでジオン公と連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめた。
人々は自らの行為に恐怖した。

戦争着状態に入り8か余りが過ぎた。

-Beginning-劇場パンレットより

……どこからどう見ても初代『機動戦士ガンダム第一話で流れる「あの」ナレーションである。

上映開始1後、ファンに飛び込んできたのはBGM永い眠りに飛び込んできたのはコロニー落としテレビ版・劇場版・その他数えきれないほどの外伝ゲーム親の顔より見てきた一年戦争」のアバンタイトルに、往年のガンダムファン心中爆笑し、『水星の魔女』などから入った新しい世代のガンダムファンは「よくわからないが何かマズいものを見せられている」と直感した。

その後に繰り広げられるのはメカデザインだけを変えたTV第一話ダイジェスト」と「シャアガンダムを強奪して乗り回す」というif展開。多くのファン妄想二次創作で描かれてきた題材を、ある箇所は本編コピで、ある箇所は未使用曲や新たな発想を交えた演出で開する法ともとれる荒業である。先述のリーク情報部分は序の口に過ぎなかったのだ……。

なお、この-Beginning-パートの脚本を担当したのは庵野秀明監督によれば「元々『-Beginning-』はアバンタイトルでやる予定が1話分やろうということになったので、以前から『赤いガンダムに載ったシャア主人公物語をやりたい』と言っていた野にプロット依頼した所、脚本レベルの物が出てきた」とのこと。野氏も野氏で「時間にして40分の脚本分が出来たので、この先は『監督バランス感覚で削ってください』とお任せしました(笑)」とのこと。リアルMAVかな?

このおかげで1stガンダムを知らなかった新世代ガンダムファンYoutube無料配信中の1stガンダム第1話聖地巡礼に行く」という流れが生まれ、再生数が開2週間でおよそ10万回増加することに。更に各配信サイト1stガンダムを観てみるという新規ファンも増加し、令和の世に思わぬ形でシャアガルマシャリアバズることになった。

 

作中用語

用語 解説
ジオン独立戦争 別名「一年戦争」。宇宙世紀0079~0080年に行われ、総人口の半数が死に至る壮絶な戦災をした。
ジオン公国 地球から最も遠いスペースコロニー群「サイド3」を統治する国家活動家ジオンダイクンの「ジオン共和」を前身としているが、王制移行後はザビによる軍事独裁政権が敷かれている。独立戦争緒戦で連邦サイド差別攻撃を行ったため、他サイドからの心は悪い。
地球連邦 地球と各サイドを支配していた統一国家。貧民層の宇宙強制移民や、搾取に近い税金取り立てを続けてきた結果、ジオン独立戦争を起こされる。現在は全ての宇宙軍事拠点を失い、宇宙への力は大きく減退している。
サイド6 本作の舞台イズマ・コロニーが属するサイド首都パルダ・コロニー。一年戦争中は高い工業力を背景中立宣言を行い、戦禍を逃れていた。戦後ジオン占領を経て独立国家大統領制)となったが、他サイド難民や軍人崩れが流入し多様化が進行している。
サイド6軍警察 通称「軍警」。多様化の進行=治安の悪化に伴ってサイド6警察ジオン連邦兵器を導入し、事実上の再軍備を行った。それに伴い構成員の強権化も進み、特に難民には情け容赦のない対応を行っている。一部市民からも過剰軍備を摘するが上がり、評判はあまりよくない模様。
スペースノイド 宇宙移民者」「宇宙生活者」をガンダムシリーズ染みの造語。対義語は「アースノイド(地球居留者)」。『水星の魔女』で言うスペーシアンアーシアンの関係とは異なり、強制移住政策で地球を追われ、重税を課されていたスペースノイド側が被搾取階層である。
ミノフスキー粒子 宇宙世紀シリーズで登場してきた架素粒子。熱核反応炉や、揚力に頼らない飛行マシンビーム兵器などの成立に寄与している半面、そのまま散布すると著しい通信・探知障害を引き起こす性質がある。これをあえて大量散布し、誘導兵器力化した上で近接兵戦を仕掛ける兵器モビルスーツMS)とモビルアーマー(MA)である。必然的にこの粒子が散布されている状況は「戦闘状態」として解釈される。
MAV(マヴ) マブダチの略…ではなく、ミノフスキー粒子散布下における機動兵器戦の基本となる戦術。前衛・後衛の2機1組で互いをフォローしあう、現実戦闘機の「ロッテ」「エレメント」に似た戦術。それとは別に「自分の僚機・相棒」をして使われる場合もあるほか、実際に「マブダチ」の意味で使っている場合もある。
クランバトル 違法に戦闘仕様改造された民間MSで行う、非合法の賭けバトル。2vs2のMAV戦を前提としている。
ニュータイプ 宇宙生活の場を移した人類は、それまで使用していなかった感覚・知覚に覚め、旧人類(オールドタイプ)から隔絶した直感・洞察・理解力を持つようになる…という理論。自分に向けられる殺気を感知したり、相手の思考を読み取るテレパス現象を起こすこともある。宇宙世紀シリーズで描かれ、『機動新世紀ガンダムX』で別視点の解釈が行われた概念
サイコミュ サイココミュニケーターの略。たく言うと「ニュータイプの感応波を利用して機械を操作する」一種の思念操作装置。マシンの追従性を飛躍的に高めたり、ミノフスキー粒子無視した遠隔操作を可にするが、相当のニュータイプ力者でないと使い物にならず、スペースノイドならでも扱えるわけではない。現在ではゼクノヴァ事故のために禁忌技術とされ、使用には厳しい制限が課されている。
ゼクノヴァ 二次ソロモン会戦にて発生したサイコミュ暴走事故マシンではなく、サイコエネルギー自体が増幅され、宇宙要塞の一部をサイコミュごと吹き飛ばす大破壊を引き起こした。
シャロンの薔薇 ジオン軍面グラナダ基地で保管していたの存在。ゼクノヴァと同時に消滅し、所在不明。
イオマグヌッソ計画 ジオン公国が総力を挙げ推進している戦後計画。独立戦争中に製造された兵器ソーラ・レイ」を転用した太陽増幅計画らしいが……。

登場人物/キャスト

キャラクター 声優 解説
アマテ・ユズリハマチュ 黒沢ともよ
今作の主人公穏なコロニーの日常を偽りと感じている女子高生ニャアンとの出会いを機に、エントリーネーム「マチュ」としてクランバトルに参加。ジークアクスのパイロットとなる。
ニャアン 石川由依 「生き抜くこと」を最優先事項に、非合法な運び屋をしている戦争難民少女彼女マチュと出会ったことで物語は始まる。
シュウジ・イトウ 土屋神葉 あちこちのコロニーの外グラフィティを書き、軍警から手配されている少年パイロット。ある的で金を稼ぐため、機の「赤いガンダム」でクランバトルに参加している。

サイド6の人々

イズマ・コロニーのジャンク屋・カネバン有限公司の構成員に関しては当該記事を参照のこと。
クラン情報についてはクランバトルの記事を参照のこと。

キャラクター 声優 解説
タマキ・ユズリハ 釘宮理恵 アマテ。イズマ会計局・外交3部長。
アンキー 伊瀬茉莉也 カネバン有限公司社長
ナブ
ケーン
ジェジー
ポメラニアン
千葉翔也
永野由祐
徳本恭敏
越後屋コース
カネバン有限公司構成員(とそのペット
ハロ 釘宮理恵 人間と会話ができる自立AIロボット。もともとはカネバンの備品だったが、マチュがジークアクスに乗り込んで以降、彼女行動を共にするようになる。
コンチ ---- シュウジが連れている四足歩行ロボ。元々はおもちゃだったらしいが、シュウジの手で様々な改造が施され、感情豊かな動きを見せる。
アラガ
ゴウ
丹羽正人
下山吉光
軍警装甲機動隊のMAVアラガが上
ワード
チャイ
家中宏
福原かつみ
軍警公安部の刑事眼鏡の中年と、細身の若手コンビ
マーコ・ナガワラ 稲田徹 非合法な運び屋の元受け。ニャアンの雇い
シイコ・スガイ 奈美 パルダ在住の主婦クラン・CRSの雇われパイロット
ボカタ 金田 ドミトリー警備社員。元連邦軍人。
モスクハン 菊池 ドミトリー警備の「博士」。元連邦軍技官。
ガイア
オルテガ
上田燿司
浜田賢二
ジャンククランバイナリーズのMAV。元ジオン軍人の「黒い三連星」。
ムラン・ブルーム 興津和幸 サイド6大統領の補佐官。
ペルガミノ 佐々木祐介 サイド6大統領

ジオン軍強襲揚陸艦「ソドン」クルー

キャラクター 声優 解説
シャリア・ブル 川田紳司 中佐。かつて木星団に従事していた「木星帰りの男」で、現在赤いガンダムと共に消えた盟友・シャア大佐を捜索している。
エグザベ・オリベ 山下誠一郎 少尉。養成機関フラナガン・スクール卒業したニュータイプパイロット
コモリ・ハーコート 藤田茜 少尉。士官学校を優秀な成績で卒業したエリート補生。シャリアの補佐的立場にある。
ラシット 広瀬さや 中佐。艦長。ん中の椅子に座ってる人
コワル 村井雄治 中尉サイコミュMSを担当する技術士官。左側で立ってる人
タンギ 中務 曹長。総手。無口輪回してる人
ノワ 江越彬紀 伍長。通信士。右で座ってる人
シロ
セファ
中村源太
渡辺理沙
それぞれ軍曹伍長オペレーター。色男性がオシロ金髪女性がセファ。高い椅子に座ってる人達。

ジオン公国軍関係者

キャラクター 声優 解説
シャア・アズナブル 新祐樹 独立戦争英雄で、実はジオン者の忘れ形見。戦争終盤に消息を絶ち、軍の捜索対になっている。
ギレン・ザビ 山寺宏一 ザビ家長男にして軍総帥。
セシリア・アイリーン 豊崎愛生 総帥秘書官にして事実上の愛人
キシリア・ザビ 名塚佳織 ザビ家長女。ギレンと政争中。
アサーヴ 内山昂輝 中尉キシリアの側近。
チャップマン・ジロム 相沢まさき 大将ギレン
マ・クベ 杉田智和 中将軍事法廷の責任者。
マリガン 斉藤壮馬 大尉キシリア
“アセット 松山鷹志 サイド6駐在の工作員キシリア閥の老人。
シムスアル・バハロ 庄司宇芽香 大尉。グラナダ基地でサイコミュ機の管理に関わる。
ミゲル・セルベート 八代拓 少尉。グラナダ基地勤務。フラナガン・スクールにおけるエグザベ同期
マッシュ ---- 元「黒い三連星」の一人。現在は退役してウーセン・コロニーの市長をしている。

その他の登場人物

内をクリックで展開(物語後半のネタバレ注意)

ジオン関係者

キャラクター 声優 解説
レオ・レオーニ 檜山修之 イオマグヌッソ開発責任者。らの技官王
名前元ネタ絵本作家レオレオニだろうか。
ティルザ・レオーニ 前田玲奈 イオマグヌッソ技術者レオ
"シロウズ" 新祐樹 ティルザの部下。ストレートパーマの金髪眼の青年
ジオン・ズム・ダイクン ---- ジオン共和の建者であり、ニュータイプ思想の提唱者。独立戦争の10年ほど前にザビに暗殺され、と思想を乗っ取られる。
アルテイシア・ソム・ダイクン ---- シャアことキャスバル・レム・ダイクン独立戦争中は地球連邦軍パイロットだったが、戦後所在は不明。
ランバ・ラル ---- ダイクンの忠臣。最終話で彼らしき人物が1カットだけ登場する。

“アマラカマラ商会”

キャラクター 声優 解説
バスク・オム 安元洋貴 地球連邦軍少佐。ある秘密計画の揮を執る。
ゲーツ・キャパ 村瀬歩 地球連邦軍中尉ムラサメ少尉監督担当。
ドゥー・ムラサメ 金元寿子 地球連邦軍少尉強化人間

“カバスの館”

キャラクター 声優 解説
ララァ・スン 羊宮妃那 館の女達から“おさま”と慕われる女性
ヴァー
カンチャナ
小倉唯
菱川花菜
館の小間使い。短いもじゃヴァーニ、ハイライトのない瞳がカンチャナ。

“向こう側”の存在

キャラクター 声優 解説
ララァ・スン 潘恵子 ニュータイプ少女
シャア・アズナブル 池田秀一 い士官の男。
エンデュミオン 古谷徹 アルファ殺し」。“こちら側”のあるシステムに組み込まれている。

-Beginning-の登場人物

内をクリックで展開

ジオン公国軍

キャラクター 声優 解説
シャリア・ブル 川田紳司 当時は大尉木星団任務後にジオン軍に復隊し、シャアの右腕となる。キケロガを駆り「灰色の幽霊」と恐れられた。
シャア・アズナブル 新祐樹 少佐大佐の機体を駆る、仮面エースパイロット連邦軍のガンダムを強奪し機とする一方、ザビへの復讐のため暗躍する。
レン 武田太一 中尉大尉シャアの副官にしてソドン初代艦長。
デニム 後藤 曹長。シャアの部下であるザクパイロット
ジーン ---- シャアの部下であるパイロット。乗機が故障し、代わりにシャアが自ら出撃したため、本人の出番はない。
マリガン 斉藤壮馬 当時は中尉キシリアからシャアの補佐として派遣される。
トクワン
デミトリ
佐々木
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MSパイロット。第二次ソロモン会戦決死隊に参加。
キシリア・ザビ 名塚佳織 当時は少将。グラナダ基地官。
マ・クベ 杉田智和 当時は大佐ルナツー攻略戦の指揮官
ウラガン 山下タイキ マ・クベの側近。
フラナガン 白熊寛嗣 ニュータイプ研究者
ガルマ・ザビ ---- 名前だけ登場。9月末ごろまでに何らかの事情で軍を退いている。
ドズル・ザビ ---- 名前だけ登場。ソロモン官。第一次ソロモン会戦で“セイラ”に討たれる。

地球連邦軍

キャラクター 声優 解説
テム・レイ 越後屋コース 連邦軍の技官。ガンダム開発主任
パオロ・カシア 中博史 中佐ペガサス艦長。
ワッケイン 阪口周平 士官。ルナツー官。
セイラ・マス ---- パイロット。専用の軽キャノンを駆る。シャアからは“アルテシア”と呼ばれるが……。

その他

キャラクター 声優 解説
??? ---- 黄色ワンピースを着た、インド系らしき女性。ゼクノヴァシーンでほとんどサブリミナル的に映りこんでいる。

登場メカ

モビルスーツ(MS)

名称 解説
gMS-Ω
GQuuuuuuX
「ジークアクス」。今作の主人公機。偶然からポメラニアンズの所属になった最新鋭MS
gMS-α
赤いガンダム
ジオン軍の捜索対になっているMS。突如としてサイド6に出現し、クランバトルに参加する。
MS-06
ザク
ジオン軍の旧MS。各所に払い下げられているが、違法に戦闘改造した機体も氾濫している。山下氏によるリデザインが行われ、より工業機械の見たになった。
MS-09
リック・ドム
ジオン軍の地上戦用MSドム」の宇宙仕様。可変式大推力スラスターがを引く「三本脚」の重MS
gMS-01
ゲルググ
ジオン軍の制式採用MS赤いガンダムを基にした量産モデルオリジナルデザインの面はほぼない。

その他メカ

名称 解説
強襲揚陸艦
ドン
一年戦争後期から運用されたジオン公国軍の強襲揚陸艦。艦が生えたメインブロックに2つの格納庫ブロックと2つのエンジンブロックがくっついた、「木のような構造が特徴。
チベ級重巡洋艦
パープルウィドウ
キシリアの座乗艦。塗装と、旧チベ級から拡された前部コンテナに描かれたシャークアイマーキングが特徴。
グワジン宇宙戦艦
グワラン
ジオン軍宇宙戦艦オリジナルグワジンだが、緑色塗装されている。
マゼラン宇宙戦艦
サラミス宇宙巡洋艦
サイド6軍警の艦艇。元々は地球連邦軍軍艦で、民間転用品を買い取って再武装したもの。
建設重機 サイド6のシェルター工事現場で働いている巨大ショベルカー連邦軍が試作していた戦車MSガンタンク体を流用している。

 

内をクリックで展開(ネタバレ注意)

モビルスーツ

名称 解説
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陸両用MS
ジオン軍地球駐留部隊が運用する機体。名前は不明。たぶんゴッグ
野氏が「水中作業の描写に必要。浮かんでるだけだから肩から下のデザインは不要」と言って出演を推薦したらしい。
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陸両用MSその2
同上。名前はたぶんズゴック
MS-15/H
ギャン(ハクジ装備)
キシリア近衛兵団に配備されている兵戦用MS。長大な機兵の複合兵器ハクジ」を備える。純エグザベ専用機も存在。
gMS-κ
GFreD
ジフレド」。GQuuuuuuX2号機にしてイオマグヌッソコントロールユニット
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リックゾック
ジオン軍宇宙拠点防御用MS。元々は水中らしい
胴体は表裏共通、腕部は両側とも右腕、コクピット背中合わせ複座式のMS。内装ビーム火器と両右腕の手持ち武器で戦うらしい
ORX-139
ハンブラビ
地球連邦軍の試作可変MS。長距離移動用のMA形態に変形可
RX-78-2
ガンダム
ゼクノヴァによって“向こう側の世界”からやってきたMS
白いガンダムとどこか似ているが……。
MS-14S
シャア専用ゲルググ
“向こう側の世界”で戦っていたMS

モビルアーマー

名称 解説
MAN-03
キケロガ
ジオン軍ニュータイプ専用MA。一年戦争後に大改修され、戦術多様性への対応を的にMS形態への変形機構が搭載された。
MA-08
ビグ・ザム
戦後ジオンの対連邦戦略の中核を成す大MA。22号機まで建造予定で、少なくとも計13機が実戦配備されている。
MRX-010
サイコ・ガンダム
地球連邦軍の大可変MA。ある秘密計画のためサイド6へ輸送される。

その他

名称 解説
シャロンの薔薇 “向こう側の世界”からやってきた正体不明の存在。かつてジオン軍開発凍結した、この世に存在しないのMAと酷似している。
イオマグヌッソ 地球環境改善用増幅照射装置。その実態は「ゼクノヴァ」とも言える大量破壊兵器である。
シャア専用グフ
シャア専用ヅダ
シャア専用ビグロ
シャア専用ビグ・ザム
シャア専用ガルバルディα
薔薇少女”が見た、ありえたかもしれなかった世界兵器たち。どれも例外なくい。
何気にヅダガルバαテレビアニメ初登場である。
さと戦ういの” 少女シャア専用シリーズ”のトリを飾る機体。その正体は山下デザイナー2013年サイバーコミックス誌に寄稿した「山下サザビー」である。同誌掲載の「νガンダム」共々あまりに山下ナイズされていたため、誌上ではサザビーを名乗らせてもらえなかったという逸話がある。

 

-Beginning-の登場メカ

内をクリックで展開

ジオン公国軍

名称 解説
MS-06S
シャア専用ザク
シャアパーソナルカラーである赤色ペイントされたザクガンダムに移るシャアに乗り捨てられた後どうなったのかは不明。
MS-09
リック・ドム
一般グリーンカラーで数カットシャリア専用機として紺色の機体が登場。
gMS-01
ゲルググ
二次ソロモン会戦・ソロモン揚陸時に一般が1機だけ登場。本編第8話編集版ではザクから差し替えられる形で登場数が増えている。
MAN-03
キケロガ
ニュータイプ専用MA。元々の一年戦争ではブラウ・ブロと呼ばれた機体だが、あちらよりも1回り小化した設定になっている。『機動戦士ガンダム』の案「トミノメモ」に記されているジオン軍MSから名前を拝借している。
MA-08
ビグ・ザム
MA。少なくとも3機は量産されている。
ムサイ宇宙巡洋艦
ファルメル
シャアの最初の座乗艦。艦内装は現代的なデザインに改められている。ペガサス強奪後の所在は不明。

地球連邦軍

名称 解説
RX-78-02
白いガンダム
ガンダム連邦の最新鋭MSシャアに強奪され、以後彼の機となる。後にく再塗装されることから、便宜上こちらは「白いガンダム」と呼ばれる。
RX-78-01
01ガンダム
「ぜろひガンダム」。白いガンダムに先駆けてテストが行われていた機体。要はプロトタイプガンダムである。
RX-77-02
ガンキャノン
距離支援MS。両肩の実弾ビームに変更されている。デニムザクの代わりにコクピット刺しにされた。
RX-75
ガンタンク
戦車の長距離支援MS。長レールガンと腕部プラットフォームが一体化した未来リデザインが特徴。部品のまま粉砕され、出番はない。
RGM-79
軽キャノン
「けいキャノン」。一年戦争末期に量産されたMSガンダムガンキャノンミキシングしたジム・キャノン的存在。基本塗装だが、ガンダムトリコロール塗装されたセイラ専用機も存在。
強襲揚陸艦
LMSD-70
ペガサス
新鋭戦艦シャアに強奪され、ソドンと改名してジオン軍に編入される。1stガンダムにおけるホワイトベースであるが、艦名が1番艦の方になっており、番号ホワイトベースより1つ若い。名称不明の同艦も登場している。

スタッフ

楽曲

主題歌Plazma
歌:米津玄師
作詞作曲編曲米津玄師
エンディングテーマ / 劇場版挿入歌「もうどうなってもいいや
歌:星街すいせい
作詞Yuki Tsujimura / 作曲Naoki Itai , Yuki Tsujimura / 編曲Naoki Itai
挿入歌「ミッドナイトリフレクション」(第1、6話)
歌:NOMELON NOLEMON
作詞作曲編曲ツミキ
挿入歌「に咲く」(第3話
歌:星街すいせい
作詞sakuma. / 作曲sakuma. , 野口大志 / 編曲野口大志
挿入歌「欲しいものすべて」(第4話)
歌:地織
作曲照井順政 / 編曲徳澤青弦
挿入歌「現在地」(第5話)
歌:地織
作曲照井順政
挿入歌「水槽の街から」(第5話 / 配信版12話)
歌:みきまりあ(NOMELON NOLEMON
作曲編曲照井順政
挿入歌「きえない」(第6、7話)
歌:NOMELON NOLEMON
作詞作曲編曲ツミキ
挿入歌「HALO」(第7話)
歌:NOMELON NOLEMON
作詞作曲編曲ツミキ
挿入歌「■■■■■■ ■■■ ■■■■」(第11話)
歌:■■ ■■■■■■■
作詞■■■■■/ 作曲編曲■■■■
挿入歌「■■■■■」(第12話)
作曲編曲・歌:■■■■
作詞■■■
挿入歌「Far Beyond the Stars」(第12話)
歌:Shania Yan
作詞作曲照井順政 / 英語Lynne Hobday / 編曲徳澤青弦
劇伴「コロニーの彼女」(初報PV / 第2話 / 劇場版エンディング
コーラス地織
作曲照井順政

放送局・配信サイト

放送局

放送情報
放送局 放送開始日 曜日 時間 備考
日本テレビ系列
30局ネット
2025年4月8日 火曜 24:29~ 火曜プラチナイトアニメ
BS11 2025年4月12日 土曜 19:00 ・『アニメ+』内『BS11ガンダムアワー』
・初回放送は21:00
2025年7月5日 再放送exit

配信サイト

4月9日より毎週水曜午前1時からPrime Video内最速配信
その他の配信サイトについては4月11日より毎週金曜22時から順次配信開始。

ニコニコチャンネルではプレミアム会員見放題。dアニメストアニコニコ支店でも配信

各話リスト

放送日 話数/サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 ニコニコ dアニメ
2025/4/8 第1話
赤いガンダム
榎戸洋司 鶴巻和哉
第1話
第1話
2025/4/15 第2話
白いガンダム
庵野秀明 庵野秀明
前田真宏
鶴巻和哉
小松田大全
第2話
第2話
2025/4/22 第3話
クランバトルマチュ
榎戸洋司 鶴巻和哉
田部透
田部透
第3話
第3話
2025/4/29 第4話
魔女戦争
荒木哲郎
鶴巻和哉
荒木哲郎
第4話
第4話
2025/5/6 第5話
ニャアンキラキラを知らない
前田真宏
鶴巻和哉
倉富康
第5話
第5話
2025/5/13 第6話
キシリア暗殺計画
高村和宏
鶴巻和哉
中西
第6話
第6話
2025/5/20 第7話
マチュリベリオン
前田真宏
鶴巻和哉
伊藤慎之助
第7話
第7話
2025/5/27 第8話
に墜ちる/に堕ちる
庵野秀明/
榎戸洋司
鶴巻和哉 小松田大全/
田部透
第8話
第8話
2025/6/3 第9話
シャロンの薔薇
榎戸洋司
庵野秀明
鶴巻和哉 倉富康
第9話
第9話
2025/6/10 第10話
イオマグヌッソ封鎖
榎戸洋司 寺岡
鶴巻和哉
安部保仁 第10話 第10話
2025/6/17 第11話
アルファ殺したち
上村
鶴巻和哉
伊藤慎之助 第11話 第11話
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脚注

  1. *ただし放映時間については「毎週火曜24時29分」となっており、正確には日付が変わった2025年4月9日水曜午前0時29分
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