―――ガンダムシリーズ最新作―――
カラー×サンライズ
夢が、交わる。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(きどうせんしがんだむ じーくあくす) とは、ガンダムシリーズの一作である。
2025年1月17日にテレビ版3話分を編集した先行劇場映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が公開され、2025年4月8日[1]から6月25日にかけ、日本テレビ系列にて全12話が放送された。
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https://twitter.com/G_GQuuuuuuX/status/1999329173505212912
2024年12月4日のイベント「ガンダムカンファレンス WINTER 2024」内で制作発表。ガンダムTVシリーズとしては通算24作目(配信先行の『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』『SDガンダムワールド 三国創傑伝』を含む)にあたる。放送局はこれまで主要民放局で唯一ガンダムシリーズ未放送だった日テレ系列。企画自体は前作『水星の魔女』よりも先に立ち上がっていたのだが、コロナ禍や『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』制作の影響であちらよりも展開が遅れていた。
制作はサンライズに加え、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』や実写特撮『シン・シリーズ』でお馴染みのスタジオカラーが参加。監督に鶴巻和哉、シリーズ構成・脚本に榎戸洋司、メカニカルデザインに山下いくと……と、旧ガイナックスの『フリクリ』『トップをねらえ2!』でお馴染みの面々が関わっている他、庵野秀明もサブ脚本担当として参加している。
『水星の魔女』から引き続き、始まりから半世紀近い時が経ち、古典となりつつあるガンダムブランドに(特に若年層の)新規ファンを呼び込む施策がふんだんに盛り込まれている。
キャラクターデザインは『戯言シリーズ』『刀語』、近年では『ポケモン』の一部キャラデザなどを担当したイラストレーター:竹が担当。主題歌には米津玄師、劇中歌には人気VTuber(VSinger)・星街すいせいや、音楽ユニット・NOMELON NOLEMONを起用している。
主役機が作品の題名に使用されるのはTVシリーズでは『機動戦士ガンダムAGE』以来14年ぶりとなる。
発表当初はオルタナティヴ(アナザーガンダム)系列の作品と思われていた本作であったが、公式のイタリア語版サイトに掲載された「あらすじ」が、どう解釈しても宇宙世紀(U.C.)シリーズの外伝としか読み取れない内容であった(伊語版のみの誤掲載だったようで数時間後に削除された)。加えてごく一部ではフェイク画像じみたリーク情報が出回り、「実は宇宙世紀シリーズの一作なのでは?」という疑問が生起する。
初報PVでは「エルメスのビットらしき兵器」や「ザクに類似したモノアイMS」が登場。第2弾PVでは「ジオン公国軍の制服に似た服装」や「ホワイトベースの前足のような物体」が登場するなど、宇宙世紀を思わせる要素が随所に盛り込まれ、先の疑問はディープなガンダムファンの間ではほぼ確定めいた展開となっていった。
そして『-Beginning-』で疑問の答え合わせが行われた。結論から言えば疑問は事実だったわけだが、そのあまりにあんまりな、どストレートにも程がある演出と展開は劇場に集ったファンの度肝を抜いた。
評判は細部をぼかした口コミで広まり続け、ちょっとネタバレが入った新PVも相まって新旧ガノタの話題を呼んだ結果、公開から2週連続で興行収入1位(しかも2週目の動員数は初週から7%アップ)、公開19日で興収20億円突破、最終興収33.4億円(ガンダムシリーズ2位)という大ヒット作となったのであった。
1979年の初代『機動戦士ガンダム』で描かれた「一年戦争」を始まりとして、大河ドラマ的に続いてきた宇宙世紀シリーズ。本作はこれまでの宇宙世紀のパラレルワールドを舞台として、初代ガンダムとは異なる結末を迎えた一年戦争から5年が経過した後の、宇宙世紀0085年の物語が描かれる。大雑把に例えれば「ガンダム版・高い城の男」である。
今までの宇宙世紀シリーズの観念が逆転した世界における冷戦期を舞台に、『機動新世紀ガンダムX』とは異なる意味で「戦後(アフター・ウォー)」を描いている。これまでお馴染みだった兵器や人物はリデザインされ、ある者はこれまでと似たような、ある者は全く異なる立場に置かれ、それぞれの目論見の元行動している。その時代と人のうねりの中に放り込まれた主人公アマテが、非日常の彼方へ飛び出していく様が描かれる。
ネームバリュー的にどうしても庵野脚本がクローズアップされることが多いが、本作の庵野氏は本編の過去パートを主に担当しており、メイン脚本はあくまでも榎戸洋司である。原作をリスペクトしながらも毎週のように斜め上の展開を続ける榎戸脚本は冴えわたっており、次話放送までの間にファン間で交わされた考察がことごとく外れるのは、放送中の恒例行事と化していた。
ストーリーテリングはセリフだけではなく、表情作画や間の取り方、構図による暗喩も多数含まれているため、流し見していると話についていけなくなる。更に尺の都合で明確には語られていない部分も多く、良くも悪くも視聴者の読解力(補完力)を要求している。
また、ただでさえ「原作の偏執的オマージュ&リスペクト」を得意とするスタジオカラーが、日本のオタク文化に絶大な影響を与えた『機動戦士ガンダム』を原作とした作品を造るということで、細部には初代テレビ版ガンダムや劇場版ガンダムや小説版ガンダム、後ついでにΖガンダムや逆襲のシャアやセーラームーンやMSVやMSイグルーなんかから引用した小ネタがこれでもかと詰め込まれまくっている。原作を知ってる人にとっては「アレはこうなったの!?」「お前がそれすんのかよ!?」「そこはそのままなんだ」な抱腹絶倒&驚天動地の展開が続出し、リビルド作品としても面白い。とはいえ、既存作の「予習」は特に必要ではなく、シリーズ未見でも青春&軍事SFとして問題なく観られる点はありがたい所(むしろネタの生かし方が毎回予想もつかないため、話の本筋だけなら元ネタを知ろうが知るまいが関係ない)。
よく言えば予想もつかないエネルギッシュな展開、悪く言えばギチギチに詰まった内容を怒涛の早回しで押し付けてくる、ある意味「禁じ手」「怪作」ともいえる作風。この情報過多な仕掛けは、新しい世代のガンダムファンにとっては「歴代ガンダムシリーズを視聴するきっかけ」として強烈なフックとなり、様々なタイトルを「履修」する流れを生み出した。
これにより2025年12月に行われたネット流行語100にて本作が年間大賞を始め多くの関連用語(人物)がノミネートされた。
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https://twitter.com/nico_nico_pedia/status/1999083667541622786
宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民の少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれる。
エントリーネーム《マチュ》を名乗るアマテは、 GQuuuuuuXを駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。
同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ《ガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。
そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。
人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。
地球の周りの巨大な人工都市は、人類の第二の故郷となり、
人々はそこで子を生み、育て、そして死んでいった。宇宙世紀0079
地球から最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り、
地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。
この1ヶ月余りの闘いでジオン公国と連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめた。
人々は自らの行為に恐怖した。
……どこからどう見ても初代『機動戦士ガンダム』第一話で流れる「あの」ナレーションである。
上映開始1秒後、ファンの耳に飛び込んできたのはBGM・「永い眠り」。目に飛び込んできたのは「コロニー落とし」。テレビ版・劇場版・その他数えきれないほどの外伝やゲームで親の顔より見てきた「一年戦争」のアバンタイトルに、往年のガンダムファンは心中大爆笑し、『水星の魔女』などから入った新しい世代のガンダムファンは「よくわからないが何かマズいものを見せられている」と直感した。
その後に繰り広げられるのは「メカデザインだけを変えたTV版第一話ダイジェスト」と「シャアがガンダムを強奪して乗り回す」というif展開。多くのファン妄想や二次創作で描かれてきた題材を、ある箇所は本編完コピで、ある箇所は未使用曲や新たな発想を交えた演出で公開する無法ともとれる荒業である。先述のリーク情報部分は序の口に過ぎなかったのだ……。
なお、この-Beginning-パートの脚本を担当したのは庵野秀明。鶴巻監督によれば「元々『-Beginning-』はアバンタイトルでやる予定が1話分やろうということになったので、以前から『赤いガンダムに載ったシャアが主人公の物語をやりたい』と言っていた庵野にプロットを依頼した所、脚本レベルの物が出てきた」とのこと。庵野氏も庵野氏で「時間にして40分の脚本分が出来たので、この先は『鶴巻監督のバランス感覚で削ってください』とお任せしました(笑)」とのこと。リアルMAVかな?
このおかげで1stガンダムを知らなかった新世代ガンダムファンが「Youtube無料配信中の1stガンダム第1話の聖地巡礼に行く」という流れが生まれ、再生数が公開2週間でおよそ10万回増加することに。更に各配信サイトで1stガンダムを観てみるという新規ファンも増加し、令和の世に思わぬ形でシャアやガルマやシャリアがバズることになった。
| 用語 | 解説 |
|---|---|
| ジオン独立戦争 |
別名「一年戦争」。宇宙世紀0079~0080年に行われ、総人口の半数が死に至る壮絶な戦災を齎した。 |
| ジオン公国 |
地球から最も遠いスペースコロニー群「サイド3」を統治する国家。活動家ジオン・ダイクンの「ジオン共和国」を前身としているが、公王制移行後はザビ家による軍事独裁政権が敷かれている。独立戦争緒戦で連邦派サイドに無差別攻撃を行ったため、他サイドからの心象は悪い。 |
| 地球連邦 |
地球と各サイドを支配していた統一国家。貧民層の宇宙強制移民や、搾取に近い税金の取り立てを続けてきた結果、ジオン独立戦争を起こされる。現在は全ての宇宙軍事拠点を失い、宇宙への影響力は大きく減退している。 |
| サイド6 | 本作の舞台イズマ・コロニーが属するサイド。首都はパルダ・コロニー。一年戦争中は高い工業力を背景に中立宣言を行い、戦禍を逃れていた。戦後はジオン占領を経て独立国家(大統領制)となったが、他サイドの難民や軍人崩れが流入し多様化が進行している。 |
| サイド6軍警察 | 通称「軍警」。多様化の進行=治安の悪化に伴ってサイド6警察はジオンや連邦の兵器を導入し、事実上の再軍備を行った。それに伴い構成員の強権化も進み、特に難民には情け容赦のない対応を行っている。一部市民からも過剰軍備を指摘する声が上がり、評判はあまりよくない模様。 |
| スペースノイド | 「宇宙移民者」「宇宙生活者」を指すガンダムシリーズお馴染みの造語。対義語は「アースノイド(地球居留者)」。『水星の魔女』で言うスペーシアンとアーシアンの関係とは異なり、強制移住政策で地球を追われ、重税を課されていたスペースノイド側が被搾取階層である。 |
| ミノフスキー粒子 |
主に宇宙世紀シリーズで登場してきた架空の素粒子。熱核反応炉や、揚力に頼らない飛行マシン、ビーム兵器などの成立に寄与している半面、そのまま散布すると著しい通信・探知障害を引き起こす性質がある。これをあえて大量散布し、誘導兵器を無力化した上で近接白兵戦を仕掛ける兵器がモビルスーツ(MS)とモビルアーマー(MA)である。必然的にこの粒子が散布されている状況は「戦闘状態」として解釈される。 |
| MAV(マヴ) | マブダチの略…ではなく、ミノフスキー粒子散布下における機動兵器戦の基本となる戦術。前衛・後衛の2機1組で互いをフォローしあう、現実の戦闘機の「ロッテ」「エレメント」に似た戦術。それとは別に「自分の僚機・相棒」を指して使われる場合もあるほか、実際に「マブダチ」の意味で使っている場合もある。 |
| クランバトル |
違法に戦闘仕様に改造された民間MSで行う、非合法の賭けバトル。2vs2のMAV戦を前提としている。 |
| ニュータイプ |
宇宙に生活の場を移した人類は、それまで使用していなかった感覚・知覚に目覚め、旧人類(オールドタイプ)から隔絶した直感・洞察・理解力を持つようになる…という理論。自分に向けられる殺気を感知したり、相手の思考を読み取るテレパス現象を起こすこともある。宇宙世紀シリーズで描かれ、『機動新世紀ガンダムX』で別視点の解釈が行われた概念。 |
| サイコミュ |
サイコ・コミュニケーターの略。平たく言うと「ニュータイプの感応波を利用して機械を操作する」一種の思念操作装置。マシンの追従性を飛躍的に高めたり、ミノフスキー粒子を無視した遠隔操作を可能にするが、相当のニュータイプ能力者でないと使い物にならず、スペースノイドなら誰でも扱えるわけではない。現在ではゼクノヴァ事故のために禁忌技術とされ、使用には厳しい制限が課されている。 |
| ゼクノヴァ | 第二次ソロモン会戦にて発生したサイコミュの暴走事故。マシンではなく、サイコエネルギー自体が増幅され、宇宙要塞の一部をサイコミュごと吹き飛ばす大破壊を引き起こした。 |
| シャロンの薔薇 |
ジオン軍が月面グラナダ基地で保管していた謎の存在。ゼクノヴァと同時に消滅し、所在不明。 |
| イオマグヌッソ計画 | ジオン公国が総力を挙げ推進している戦後復興計画。独立戦争中に製造された兵器「ソーラ・レイ」を転用した太陽光増幅計画らしいが……。 |
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| アマテ・ユズリハ(マチュ) |
黒沢ともよ | |
| ニャアン |
石川由依 | 「生き抜くこと」を最優先事項に、非合法な運び屋をしている戦争難民の少女。彼女がマチュと出会ったことで物語は始まる。 |
| シュウジ・イトウ |
土屋神葉 | あちこちのコロニーの外壁にグラフィティを書き、軍警から手配されている謎の少年パイロット。ある目的で金を稼ぐため、愛機の「赤いガンダム」でクランバトルに参加している。 |
イズマ・コロニーのジャンク屋・カネバン有限公司
の構成員に関しては当該記事を参照のこと。
各クランの情報についてはクランバトル
の記事を参照のこと。
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| タマキ・ユズリハ |
釘宮理恵 | アマテの母。イズマ会計監査局・外交3部長。 |
| アンキー | 伊瀬茉莉也 | カネバン有限公司社長。 |
| ナブ ケーン ジェジー ポメラニアン |
千葉翔也 永野由祐 徳本恭敏 越後屋コースケ |
カネバン有限公司構成員(とそのペット) |
| ハロ |
釘宮理恵 | 人間と会話ができる自立AIロボット。もともとはカネバンの備品だったが、マチュがジークアクスに乗り込んで以降、彼女と行動を共にするようになる。 |
| コンチ | ---- | シュウジが連れている四足歩行ロボ。元々はおもちゃだったらしいが、シュウジの手で様々な改造が施され、感情豊かな動きを見せる。 |
| アラガ ラゴウチ |
丹羽正人 下山吉光 |
軍警装甲機動隊のMAV。アラガが上司。 |
| ワード チャイチ |
家中宏 福原かつみ |
軍警公安部の刑事。眼鏡の中年と、細身の若手コンビ。 |
| マーコ・ナガワラ |
稲田徹 | 非合法な運び屋の元受け。ニャアンの雇い主。 |
| シイコ・スガイ |
塙真奈美 | パルダ在住の主婦。クラン・CRSの雇われパイロット。 |
| ボカタ | 金田愛 | ドミトリー警備社員。元連邦軍人。 |
| モスク・ハン | 菊池康弘 | ドミトリー警備の「博士」。元連邦軍技官。 |
| ガイア オルテガ |
上田燿司 浜田賢二 |
ジャンク屋クラン・バイナリーズのMAV。元ジオン軍人の「黒い三連星」。 |
| カムラン・ブルーム | 興津和幸 | サイド6大統領の補佐官。 |
| ペルガミノ | 佐々木祐介 | サイド6大統領。 |
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| シャリア・ブル |
川田紳司 | 中佐。かつて木星船団に従事していた「木星帰りの男」で、現在は赤いガンダムと共に消えた盟友・シャア大佐を捜索している。 |
| エグザベ・オリベ |
山下誠一郎 | 少尉。養成機関フラナガン・スクールを主席卒業したニュータイプ・パイロット。 |
| コモリ・ハーコート |
藤田茜 | 少尉。士官学校を優秀な成績で卒業したエリート候補生。シャリアの補佐的立場にある。 |
| ラシット | 広瀬さや | 中佐。艦長。真ん中の椅子に座ってる人 |
| コワル | 村井雄治 | 中尉。サイコミュMSを担当する技術士官。左側で立ってる人 |
| タンギ | 中務貴幸 | 曹長。総舵手。無口。舵輪回してる人 |
| ベノワ | 江越彬紀 | 伍長。通信士。右で座ってる人 |
| オシロ セファ |
中村源太 渡辺理沙 |
それぞれ軍曹・伍長。オペレーター。色黒男性がオシロ、金髪女性がセファ。高い椅子に座ってる人達。 |
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| シャア・アズナブル |
新祐樹 | 独立戦争の英雄で、実はジオン建国者の忘れ形見。戦争終盤に消息を絶ち、軍の捜索対象になっている。 |
| ギレン・ザビ |
山寺宏一 | ザビ家長男にして軍総帥。 |
| セシリア・アイリーン |
豊崎愛生 | 総帥秘書官にして事実上の愛人。 |
| キシリア・ザビ |
名塚佳織 | ザビ家長女。ギレンと政争中。 |
| アサーヴ |
内山昂輝 | 中尉。キシリアの側近。 |
| チャップマン・ジロム | 相沢まさき | 大将。ギレン派。 |
| マ・クベ |
杉田智和 | 中将。軍事法廷の責任者。 |
| マリガン | 斉藤壮馬 | 大尉。キシリア派。 |
| “アセット” | 松山鷹志 | サイド6駐在の工作員。キシリア派閥の老人。 |
| シムス・アル・バハロフ | 庄司宇芽香 | 大尉。グラナダ基地でサイコミュ機の管理に関わる。 |
| ミゲル・セルベート |
八代拓 | 少尉。グラナダ基地勤務。フラナガン・スクールにおけるエグザベの同期。 |
| マッシュ | ---- | 元「黒い三連星」の一人。現在は退役してウーセン・コロニーの市長をしている。 |
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| レオ・レオーニ |
檜山修之 | イオマグヌッソ開発責任者。僕らの技官王 名前の元ネタは絵本作家のレオ・レオニだろうか。 |
| ティルザ・レオーニ | 前田玲奈 | イオマグヌッソ技術者。レオの娘。 |
| "シロウズ" | 新祐樹 | ティルザの部下。ストレートパーマの金髪と碧眼の青年。 |
| ジオン・ズム・ダイクン |
---- | ジオン共和国の建国者であり、ニュータイプ思想の提唱者。独立戦争の10年ほど前にザビ家に暗殺され、国と思想を乗っ取られる。 |
| アルテイシア・ソム・ダイクン |
---- | シャアことキャスバル・レム・ダイクンの妹。独立戦争中は地球連邦軍のパイロットだったが、戦後の所在は不明。 |
| ランバ・ラル |
---- | ダイクン家の忠臣。最終話で彼らしき人物が1カットだけ登場する。 |
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| バスク・オム |
安元洋貴 | 地球連邦軍・少佐。ある秘密計画の指揮を執る。 |
| ゲーツ・キャパ |
村瀬歩 | 地球連邦軍・中尉。ムラサメ少尉の監督担当。 |
| ドゥー・ムラサメ |
金元寿子 | 地球連邦軍・少尉。強化人間。 |
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| ララァ・スン |
羊宮妃那 | 館の女達から“お姉さま”と慕われる女性。 |
| ヴァーニ カンチャナ |
小倉唯 菱川花菜 |
館の小間使い。短いもじゃ髪がヴァーニ、ハイライトのない瞳がカンチャナ。 |
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| ララァ・スン |
潘恵子 | ニュータイプの少女。 |
| シャア・アズナブル |
池田秀一 | 赤い士官服の男。 |
| “エンデュミオン” | 古谷徹 | 「アルファ殺し」。“こちら側”のあるシステムに組み込まれている。 |
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| シャリア・ブル |
川田紳司 | 当時は大尉。木星船団任務後にジオン軍に復隊し、シャアの右腕となる。キケロガを駆り「灰色の幽霊」と恐れられた。 |
| シャア・アズナブル |
新祐樹 | 少佐→大佐。赤の機体を駆る、仮面のエースパイロット。連邦軍のガンダムを強奪し愛機とする一方、ザビ家への復讐のため暗躍する。 |
| ドレン | 武田太一 | 中尉→大尉。シャアの副官にしてソドン初代艦長。 |
| デニム | 後藤光祐 | 曹長。シャアの部下であるザクのパイロット。 |
| ジーン |
---- | シャアの部下であるパイロット。乗機が故障し、代わりにシャアが自ら出撃したため、本人の出番はない。 |
| マリガン | 斉藤壮馬 | 当時は中尉。キシリアからシャアの補佐として派遣される。 |
| トクワン デミトリー |
佐々木啓 ---- |
MSパイロット。第二次ソロモン会戦決死隊に参加。 |
| キシリア・ザビ |
名塚佳織 | 当時は少将。グラナダ基地司令官。 |
| マ・クベ |
杉田智和 | 当時は大佐。ルナツー攻略戦の指揮官。 |
| ウラガン | 山下タイキ | マ・クベの側近。 |
| フラナガン | 白熊寛嗣 | ニュータイプ研究者。 |
| ガルマ・ザビ |
---- | 名前だけ登場。9月末ごろまでに何らかの事情で軍を退いている。 |
| ドズル・ザビ |
---- | 名前だけ登場。ソロモン司令官。第一次ソロモン会戦で“セイラ”に討たれる。 |
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| テム・レイ |
越後屋コースケ | 連邦軍の技官。ガンダムの開発主任。 |
| パオロ・カシアス | 中博史 | 中佐。ペガサス艦長。 |
| ワッケイン |
阪口周平 | 士官。ルナツー司令官。 |
| セイラ・マス |
---- | パイロット。専用の軽キャノンを駆る。シャアからは“アルテイシア”と呼ばれるが……。 |
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| ??? |
---- | 黄色いワンピース風の服を着た、インド系らしき謎の女性。ゼクノヴァのシーンでほとんどサブリミナル的に映りこんでいる。 |
| 名称 | 解説 |
|---|---|
| gMS-Ω GQuuuuuuX |
「ジークアクス」。今作の主人公機。偶然からポメラニアンズの所属になった最新鋭MS。 |
| gMS-α 赤いガンダム |
ジオン軍の捜索対象になっているMS。突如としてサイド6に出現し、クランバトルに参加する。 |
| MS-06 ザク |
ジオン軍の旧型MS。各所に払い下げられているが、違法に戦闘改造した機体も氾濫している。山下氏によるリデザインが行われ、より工業機械風の見た目になった。 |
| MS-09 リック・ドム |
ジオン軍の地上戦用MS「ドム」の宇宙仕様。可変式大推力スラスターが目を引く「三本脚」の重MS。 |
| gMS-01 ゲルググ |
ジオン軍の制式採用MS。赤いガンダムを基にした量産モデル。オリジナルデザインの面影はほぼない。 |
| 名称 | 解説 |
|---|---|
| 強襲揚陸艦 ソドン |
一年戦争後期から運用されたジオン公国軍の強襲揚陸艦。艦橋が生えたメインブロックに2つの格納庫ブロックと2つのエンジンブロックがくっついた、「木馬」のような構造が特徴。 |
| 新型チベ級重巡洋艦 パープルウィドウ |
キシリアの座乗艦。紫の塗装と、旧型チベ級から拡張された前部コンテナに描かれたシャークアイ・マーキングが特徴。 |
| グワジン級宇宙戦艦 グワラン |
ジオン軍の宇宙戦艦。オリジナルグワジンは赤だが、緑色に塗装されている。 |
| マゼラン級宇宙戦艦 サラミス級宇宙巡洋艦 |
サイド6軍警の艦艇。元々は地球連邦軍の軍艦で、民間転用品を買い取って再武装したもの。 |
| 建設重機 | サイド6のシェルター工事現場で働いている巨大ショベルカー。連邦軍が試作していた戦車型MS・ガンタンクの車体を流用している。 |
| 名称 | 解説 |
|---|---|
| ---- 水陸両用MS |
ジオン軍地球駐留部隊が運用する機体。名前は不明。たぶんゴッグ。 庵野氏が「水中作業の描写に必要。浮かんでるだけだから肩から下のデザインは不要」と言って出演を推薦したらしい。 |
| ---- 水陸両用MSその2 |
同上。名前はたぶんズゴック。 |
| MS-15/H ギャン(ハクジ装備) |
キシリア近衛兵団に配備されている白兵戦用MS。長大な機兵槍風の複合兵器「ハクジ」を備える。純白のエグザベ専用機も存在。 |
| gMS-κ GFreD |
「ジフレド」。GQuuuuuuX・2号機にしてイオマグヌッソ・コントロールユニット。 |
| ---- リック・ゾック |
ジオン軍の宇宙拠点防御用MS。元々は水中用らしい。 胴体は表裏共通、腕部は両側とも右腕、コクピットは背中合わせ複座式の鏡面MS。内装ビーム火器と両右腕の手持ち武器で戦うらしい。 |
| ORX-139 ハンブラビ |
地球連邦軍の試作可変型MS。長距離移動用のMA形態に変形可能。 |
| RX-78-2 ガンダム |
ゼクノヴァによって“向こう側の世界”からやってきたMS。 白いガンダムとどこか似ているが……。 |
| MS-14S シャア専用ゲルググ |
“向こう側の世界”で戦っていたMS。 |
| 名称 | 解説 |
|---|---|
| MAN-03 キケロガ |
ジオン軍のニュータイプ専用MA。一年戦争後に大改修され、戦術多様性への対応を目的にMS形態への変形機構が搭載された。 |
| MA-08 ビグ・ザム |
戦後ジオンの対連邦戦略の中核を成す大型MA。22号機まで建造予定で、少なくとも計13機が実戦配備されている。 |
| MRX-010 サイコ・ガンダム |
地球連邦軍の大型可変型MA。ある秘密計画のためサイド6へ輸送される。 |
| 名称 | 解説 |
|---|---|
| “シャロンの薔薇” |
“向こう側の世界”からやってきた正体不明の存在。かつてジオン軍が開発凍結した、この世に存在しない筈のMAと酷似している。 |
| イオマグヌッソ | 全地球環境改善用光増幅照射装置。その実態は「ゼクノヴァ砲」とも言える大量破壊兵器である。 |
| シャア専用グフ シャア専用ヅダ シャア専用ビグロ シャア専用ビグ・ザム シャア専用ガルバルディα |
“薔薇の少女”が見た、ありえたかもしれなかった世界の兵器たち。どれも例外なく赤い。 何気にヅダとガルバルαはテレビアニメ初登場である。 |
| “白さと戦う赤いの” | “少女のシャア専用シリーズ”のトリを飾る機体。その正体は山下デザイナーが2013年にサイバーコミックス誌に寄稿した「山下版サザビー」である。同誌掲載の「νガンダム」共々あまりに山下ナイズされていたため、誌上ではサザビーを名乗らせてもらえなかったという逸話がある。 |
| 名称 | 解説 |
|---|---|
| MS-06S シャア専用ザク |
シャアのパーソナルカラーである赤色にペイントされたザク。ガンダムに移るシャアに乗り捨てられた後どうなったのかは不明。 |
| MS-09 リック・ドム |
一般型のグリーンカラーで数カット、シャリア専用機として紺色の機体が登場。 |
| gMS-01 ゲルググ |
第二次ソロモン会戦・ソロモン揚陸時に一般型が1機だけ登場。本編第8話編集版ではザクから差し替えられる形で登場数が増えている。 |
| MAN-03 キケロガ |
ニュータイプ専用MA。元々の一年戦争ではブラウ・ブロと呼ばれた機体だが、あちらよりも1回り小型化した設定になっている。『機動戦士ガンダム』の草案「トミノメモ」に記されているジオン軍MSから名前を拝借している。 |
| MA-08 ビグ・ザム |
大型MA。少なくとも3機は量産されている。 |
| ムサイ級宇宙巡洋艦 ファルメル |
シャアの最初の座乗艦。艦橋内装は現代的なデザインに改められている。ペガサス強奪後の所在は不明。 |
| 名称 | 解説 |
|---|---|
| RX-78-02 白いガンダム |
ガンダム。連邦の最新鋭MS。シャアに強奪され、以後彼の愛機となる。後に赤く再塗装されることから、便宜上こちらは「白いガンダム」と呼ばれる。 |
| RX-78-01 01ガンダム |
「ぜろひとガンダム」。白いガンダムに先駆けてテストが行われていた機体。要はプロトタイプガンダムである。 |
| RX-77-02 ガンキャノン |
中距離支援MS。両肩の実弾砲はビーム砲に変更されている。デニムのザクの代わりにコクピットを串刺しにされた。 |
| RX-75 ガンタンク |
戦車型の長距離支援MS。長砲身レールガンと腕部プラットフォームが一体化した未来的リデザインが特徴。部品のまま粉砕され、出番はない。 |
| RGM-79 軽キャノン |
「けいキャノン」。一年戦争末期に量産された主力MS。ガンダムとガンキャノンをミキシングしたジム・キャノン的存在。基本塗装は赤だが、ガンダム風のトリコロール塗装されたセイラ専用機も存在。 |
| 強襲揚陸艦 LMSD-70 ペガサス |
新鋭戦艦。シャアに強奪され、ソドンと改名してジオン軍に編入される。1stガンダムにおけるホワイトベースであるが、艦名が1番艦の方になっており、型式番号もホワイトベースより1つ若い。名称不明の同型艦も登場している。 |
| 放送局 | 放送開始日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 日本テレビ系列 全国30局ネット |
2025年4月8日 | 火曜 | 24:29~ | 『火曜プラチナイトアニメ』枠 |
| BS11 | 2025年4月12日 | 土曜 | 19:00~ | ・『アニメ+』内『BS11ガンダムアワー』枠 ・初回放送は21:00~ |
| 2025年7月5日 | 再放送
|
4月9日より毎週水曜午前1時からPrime Videoで国内最速配信。
その他の配信サイトについては4月11日より毎週金曜22時から順次配信開始。
ニコニコチャンネルではプレミアム会員見放題。dアニメストアニコニコ支店でも配信。
| 放送日 | 話数/サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | ニコニコ | dアニメ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025/4/8 | 第1話 赤いガンダム |
榎戸洋司 | 鶴巻和哉 | |||
| 2025/4/15 | 第2話 白いガンダム |
庵野秀明 | 庵野秀明 前田真宏 鶴巻和哉 |
小松田大全 | ||
| 2025/4/22 | 第3話 クランバトルのマチュ |
榎戸洋司 | 鶴巻和哉 谷田部透湖 |
谷田部透湖 | ||
| 2025/4/29 | 第4話 魔女の戦争 |
荒木哲郎 鶴巻和哉 |
荒木哲郎 | |||
| 2025/5/6 | 第5話 ニャアンはキラキラを知らない |
前田真宏 鶴巻和哉 |
倉富康平 | |||
| 2025/5/13 | 第6話 キシリア暗殺計画 |
高村和宏 鶴巻和哉 |
中西基樹 | |||
| 2025/5/20 | 第7話 マチュのリベリオン |
前田真宏 鶴巻和哉 |
伊藤慎之助 | |||
| 2025/5/27 | 第8話 月に墜ちる/月に堕ちる |
庵野秀明/ 榎戸洋司 |
鶴巻和哉 | 小松田大全/ 谷田部透湖 |
||
| 2025/6/3 | 第9話 シャロンの薔薇 |
榎戸洋司 庵野秀明 |
鶴巻和哉 | 倉富康平 | ||
| 2025/6/10 | 第10話 イオマグヌッソ封鎖 |
榎戸洋司 | 寺岡巌 鶴巻和哉 |
安部保仁 | ||
| 2025/6/17 | 第11話 アルファ殺したち |
上村泰 鶴巻和哉 |
伊藤慎之助 | |||
| 2025/6/24 | 第12話 だから僕は… |
鶴巻和哉 | 鶴巻和哉 谷田部透湖 小松田大全 |
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掲示板
8832 ななしのよっしん
2025/12/26(金) 18:50:40 ID: Zfr7jZmmQK
エヴァはストーリーが分からんだけで人間関係は密に描いてたからな
だから意味不明ながら状況が悪化していくのを感じ取ることができた
8833 ななしのよっしん
2025/12/26(金) 18:52:51 ID: nZC20MvQtd
人間関係って言うならジークアクスはそれすらも意味不明だし好感を持てるキャラが片手で数えられるのもヤバい
8834 ななしのよっしん
2025/12/26(金) 19:24:34 ID: Q1EF9GeP5/
俺はジークアクス嫌いじゃないけど憎んではいるな
一人前の作品になる余地や下地は沢山あるのにそれを台無しにしてるから
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最終更新:2025/12/26(金) 23:00
最終更新:2025/12/26(金) 22:00
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