「聖マルコの旗のもと」とは、2011年9月からニコニコ動画にて連載されている、iM@S架空戦記シリーズである。一部古い動画は非公開になっているがおそらく早期に再公開されるだろう。
ごらん頂き、ありがとうございます。本作品は、765プロのメンバーが、タイムスリップに巻き込まれるという設定の架空戦記になります。
いわゆる、タイムトラベル・
使用するゲームソフト EU3ディヴァン・ウインド 5.0.0 (前半はエア・トゥ・ザ・スローン)
(5.1にするとセーブデータが読めなくなったため、5.0のまま続行中)
プレーヤー操作国 ヴェネツィア共和国
イベントに参加した765プロのメンバーは、横浜港沖合いの東京湾で、海に開いた穴という不可解な現象に遭遇する。彼女たちの乗った船は、その穴に落ちてしまう。ついた先は、中世ヨーロッパ、ヴェネツィア湾。元の世界に還る方法もわからないまま、時代の流れに翻弄される。
765プロ一行の流れ着いた先が、中世ヨーロッパ世界では比較的理性的な人々が多い国、ヴェネツィア共和国であったことは幸運なのかもしれない。ヴェネツィア共和国の人々は戸惑いながらも彼女たちを客分として受け入れる。この時代の生活に慣れたころ、ふとした油断から、大きな事件に巻き込まれてしまう。・・・僕と契約して魔法少女になってよ!
アイドルになりたい女の子、アイドル活動にあまり気の進まない女の子、男らしくなるためにアイドルを目指したはずが、男の娘になってしまった男の子。三者三様の理由を抱え、芸能事務所入りしたものの、社長のむちゃふりに巻き込まれ、やってきたのはコンスタンティノープル。対する相手はメフメト2世。 歴史を変えた一線に彼女(男)たちは立ち会う。
東ローマ帝国の滅亡は、ヨーロッパ世界の勢力バランスを大きく揺さぶった。その地殻変動は、ヴェネツィア共和国の国政にも影響を与え始めていた。謀殺の危機。後ろ盾をなくしても自立を維持できるだけの拠点、根拠地を求めて彼女たちハ漂流する。
オルレアンに2人の聖女が舞い降りる。1人はフランスを救い、1人は多くの命を救う。陰謀と謀略、そして悲劇。ある夜、パリに涙の雪が降る。 ひとりぼっちは、さみしいもんな。
ここから先は、各話のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 ネタバレ回避したい方はここまで飛んでください |
話数 | 動画 | 説明 | 投稿日時 | 長さ |
---|---|---|---|---|
第1話前編 | sm15496152 | 国際帆船ショーに行くことになった765プロと876プロ。765プロは高木会長以下全員で行くことに。876プロは新人発掘のために行く 。 | 2011/09/03 01:58:15 | 12:37 |
第1話後編 | sm15496224 | 帆船に乗ってクルーズに出た765プロ一行。しかし、帆船は海上の穴に落ちてしまう。そして、たどり着いた先はEU3の世界だった。 | 2011/09/03 02:06:37 | 13:07 |
第2話 | sm15506705 | どうやらこの世界ではParadox一般架空戦記3理論が適用可能な様子。接舷した船はナポレオン時代のイギリス船らしく、また、富竹ジロウ(「ひぐらしの鳴く頃に」より)というカメラマンや上条当麻(「とある魔術の禁書目録」より)がいる船(現代の船。名前は「しらゆり」)もあった。なお、アイドルたちの乗っていた船は「やまゆり」という。また「ひめゆり」という船が消えたらしい。この船は学園都市の海洋研究部門の練習船らしい。 | 2011/09/04 01:58:05 | 9:59 |
第3話 | sm15512647 | 漂流してきた先は1399年のヴェネツィア共和国と判明した。ヴェネツィアはアイドルその他をきちんと国家の客人として出迎えるとのこと。 | 2011/09/04 17:56:09 | 11:40 |
第4話 | sm15526425 | ヴェネツィア共和国に上陸した一行は、国家元首と直接会合を行う。そして、事情説明を行い、納得をしてもらい、商館に滞在することを許可される。 | 2011/09/06 01:34:47 | 7:26 |
第5話 | sm15535016 | アクイレイアの影響で国境周辺があわただしくなってきた。アイドルたちは商売を開始して、生活を開始。ナポレオンなどは自前での軍備を開始した。千早が魚釣りをしているという報告を不審に思った春香は、美希およびPとともに追跡した。しかし、魚釣りは紛れもない事実であった。要するに交易対象としての魚だったのだ。しかし、その交易していた村に盗賊が襲撃してきて実際に人が死ぬ現場を目撃してしまう。そしてプロデューサーが…。 | 2011/09/07 01:21:18 | 12:31 |
第6話 | sm15543755 | Pは胸に矢を受けた。アイドルはプロデューサーを守るため戦う決意を固め、戦闘を開始する。しかし多勢に無勢。降伏寸前に追い込まれたところでナポレオンをはじめとした部隊が到着する。しかしPの状態は普通に考えると明らかにどうしようもない状況だった。そこにキュゥべえがやってきて、魔法少女の契約を持ちかける。その契約に乗りかけた3人だったがPは最後の力を振り絞り、その契約をとめる。そして遺言を残そうとするが、そこにカエル医者と白井黒子とミサカがやってくる。そして助かった。そしてアクイレイアと戦争状態に入る。 | 2011/09/08 02:16:41 | 10:41 |
第7話 | sm15552454 | アクイレイアは神聖ローマ帝国の一員なので、そことの戦争はすなわち神聖ローマ帝国全体と戦う可能性があることを意味する。したがって戦争は慎重にならざるを得ない。で、戦争が始まると東欧全域を巻き込む巨大な戦争になった。アイドルたちも戦争に巻き込まれる。そして春香が旗艦を攻撃。アクイレイアは降伏する。 | 2011/09/09 02:34:51 | 10:22 |
第8話 | sm15565309 | キュゥべえの正体をカエル医者は看破する。しかし対話は平行線に終わる。だいたい膨大なエネルギー(要するに魔法少女が魔女になるときに発生するエネルギー)の回収にそんな回りくどいことはしないとのこと。そして戦争は講和を結び終結した。 | 2011/09/10 16:34:02 | 7:46 |
第9話 | sm15578911 | Pは復帰する。そして法の整備が進む。アイドルたちは金山へ行く。調査の結果、問題はなし。いざ発掘へ。ゆきまこ鉱山に向かうところ、富竹がついてきて男に殴られる。その男を雪歩が殴りその場は解決する。そしてスターリンが制圧部隊を出す。 | 2011/09/11 21:19:33 | 11:15 |
第10話 | sm15600047 | ヴェネツィアはキリスト教諸国から経済封鎖を受ける。そして各国が破門される。ヴェネツィアも例外ではなかった。そして各国がヴェネツィアに宣戦布告する。しかしその戦争は各個撃破で事足りて、領土の一部割譲により和平が成立した。しかしビザンティン帝国がオスマン帝国に侵略されるとのこと。保護や支援が必要だ。 | 2011/09/14 02:15:03 | 10:24 |
第11話 | sm15608702 | 絵理はサイネリアに相談する。だが、結局尾崎さんに会いに行く。そしてオーディション会場で確保されていた涼と愛と合流し、同期となる。涼は結局女装してアイドルデビュー。例によって穴に落ちる。そしてもう一度穴に落ちる。ところが船には3人のほかにサイネリアと夢子も乗っていた。だがそれで乗組員は全員である。絵理が船を止める。漂流先はコンスタンティノープル。皇帝(途中からアバターが織田信長にのっとられた)自ら出迎える。事情がつかめるまでのコンスタンティノープルへの滞在を皇帝は5人に提案する。 | 2011/09/15 03:01:34 | 12:56 |
第12話 | sm15632160 | オスマン帝国の先代のスルタン、ムラートは話のわかる人物だった。そして後継者はメフメト2世、いろいろと問題を抱えている様子。当分はスルタンは自国内を固めるだろうと考えられた。しかしすでにボスポラス海峡はオスマン帝国により封鎖されていた。コンスタンティノープルに滞在する人間は少なからずおり、その保護は重要であった。また、コンスタンティノープルを失うことは交易を失うことを意味したので、交易国家であるヴェネツィアにとってきわめて大きな問題だった。よって、きちんとした対策が行われた。議論は表向きの支援は無理だが、裏できちんと支援する、という形を取る方向でまとまった。そしてクレタ島への使者の船が、765組の船と瓜二つだったそうだ。その船は各地に食料や武器を買い集めに回っているらしい。アイドルたちはコンスタンティノープルへ行く提案を受ける。武装商船部隊(指揮官はアレクサンドル・ビュコック(「銀河英雄伝説」より)のアバターを借りている)とともにどうやら一緒に行くようだ。 | 2011/09/17 20:30:16 | 10:08 |
第13話 | sm15646334 | メフメト2世が即位する。彼はコンスタンティノープルを落とすためにきわめて的確な策を練っていた。戦争は始まった。ビザンツ帝国が西欧へ出した使者はまだ戻らない。涼は奴隷貿易を見て困惑してるがこの時代ならいつものこと。性別は統治者たちには一発で見抜かれた。ガラタのジェノバ租界は国家としての協力はできないとのこと。要するに中立である。だが、その中立にうまみはないようだ。ジュスティニアーニ(伊藤誠(「School Days」より)のアバターを借りている)というジェノバの傭兵が協力してきた。彼に陸上の防衛の指揮をゆだねた。 | 2011/09/19 02:19:18 | 10:14 |
第14話 | sm15725304 | オスマン帝国の侵略が迫っている。DS組5人は、クレタ島へ西欧諸国宛親書の配送を命じられる。兵糧購入の名目で資金も渡されている。しかし、この派遣の真の目的は、彼らを安全な地帯へ逃がすことだった。それは秀吉にのみ告げられた。親書の引渡しは無事に完了。わずかながら援軍も取り付けた。そして涼たちの船に関する報告により、「来訪者」の救助のためコンスタンティノープルへ765組は目指そうとしていた。役者はそろった。 | 2011/09/27 02:42:56 | 10:04 |
第15話 | sm15741913 | 765組はコンスタンティノープルへ到着した。コンスタンティノープルの城壁の弱点は海側である。いつでも船は出られるように準備するように命じられた。 | 2011/09/29 02:38:47 | 11:27 |
第16話 | sm15777957 | はるちはコンスタンティノープル観光。提督たちおよび会長と遭遇。はるちはは提督たちの敵側要塞の見学に付き合う。そして攻撃されるが味方の船を逃がす作業に付き合わされる。1隻は逃がせたがもう1隻は沈没してしまう。彼女たちは、また救えなかった。メフメト2世は保護する条約を守る気はない様子。 | 2011/10/02 22:18:00 | 12:05 |
第17話 | sm15822353 | コンスタンティノープルヴェネツィア租界は一般市民に速やかに避難するよう勧告する。だが、全員が逃げるのは不可能。もってヴェネツィア艦隊の残留とコンスタンティノープル防衛戦に参加することを正式に宣言する。ジェノバも参加するようだ。背後からの奇襲をヴェネツィアは引き受ける。雪歩は城壁修復担当。そして聖職者たちも防衛戦へ参加を表明。金角湾は鎖で封鎖。「来訪者」の船はクレタ島へ行ったまま戻らないらしい。美希は誠と遭遇。真とPにより美希は帰る。この段階で数十年経過しているがそれほどすごした実感はないと貴音の言葉。 | 2011/10/08 04:38:56 | 12:35 |
第18話 | sm15842518 | 満月の夜、メフメト2世はキュゥべえと遭遇する。因果律に反する存在(要するに未来からきた人間たち)がいるため、今回の戦は厳しいとのこと。まあいつものようにキュゥべえは営業をしようと努力しているが、その際にオスマン帝国の協力があれば順調に行くと提言した。だから、協力を求めてるわけだが、当然対価はただではなく、きちんと弱点情報を与え、それにより協力を得ることを試み、協力を取り付けることに成功した。地上部隊16万5000、海上には200を超える船が臨戦状態。ハム蔵、響、亜美真美は敵襲撃を一番最初に察知した。戦争の始まりである。 | 2011/10/10 04:15:34 | 9:17 |
第19話 | sm15849727 | 展開しているオスマン帝国の数は陸上部隊が163458、海上には200近い船がコンスタンティノープルから確認された。だが、メフメト2世はコンスタンティヌス11世と直接遭遇する。明らかに危険な状況である。雑賀孫一がメフメト2世を撃ち抜こうとしたが、キュゥべえのバリアによりはじかれた。コンスタンティノープルの戦力は地上7272、海上の船は全部で27。規模が桁違いである。やまゆり乗組員は最終バックアップに回った。防衛配置は決まった。懸念事項はオスマン艦隊の山越え。だが、口に出す者はなかった。 | 2011/10/10 21:02:08 | 10:39 |
第20話 | sm15870067 | 攻囲2日目。陣地構成に時間のかかるオスマン陣営に対し、皇帝自ら奇襲攻撃により200騎による直接本陣を狙う作戦を行う。しかし攻撃は失敗。誠は城門閉鎖をしようとする。それを美希が止めに行く。そして、スパルタ兵の支持により門を閉じるのを阻止することに成功する。皇帝は速やかに戻ろうとする。美希とPは共同戦線。陣地形成こそ遅れることになったが4日後にはオスマンの大砲が城壁に向けられる。攻囲15日目にはオスマンの第1回総攻撃が行われようとしていた。 | 2011/10/13 02:27:40 | 11:43 |
第21話 | sm15904527 | エーゲ海に浮かぶ「ひめゆり」改め「ディアリ・スターズ」(おそらく語源はディアリースターズかと思われる)。まもなくガンディアに到着する。だが、到着すれば無理やり急いででもコンスタンティノープルへ向かうだろう。だがこれでは秀吉は涼を止めることができない。そして、秀吉は涼にこの航海の真の目的(安全地帯への避難)を告げる。だが、艦内放送で告げられたのは、ガンディアへ寄った後、コンスタンティノープルへ行く、ということだった。退船希望者がいれば許可する、とのことだったが、誰1人降りなかった。BGMは“HELLO!!”である。そして船はコンスタンティノープルへ…。 | 2011/10/16 21:28:10 | 11:11 |
第22話 | sm15932919 | この段階でDWのデータがHttTのデータに追いつく。城壁修復を終えた雪歩。しかし、敵は夕方から作戦行動を開始するようだ。富竹の推測によれば、今いる世界には彼ら自身のような異分子が紛れ込んでいて、前の世界の記憶を有していて今の世界の記憶を持たない人たち(たとえば富竹やアイドルたち)や今の世界の人物と融合する形で存在している人たち(誠など)、別世界から来たものの前の世界の記憶をもたない人たちの3種類がいるはずとのこと。そして異分子にはすでに前の世界で死んでいる人たちと生きている人たちが混在していることは理解したのだが、その違いがどう死んだときに影響するのか、ということが気がかりらしい。そして夜、敵襲が発生。攻撃は4時間ほど続きやんだ。結局どの城壁も突破できなかった。翌日、マルマラ海で彼らをさらに勇気付ける出来事が起きたのだが…。 | 2011/10/20 01:59:06 | 12:01 |
第23話・前編 | sm15959370 | ジェノバからの艦隊はエーゲ海からマルマラ海へダーダネルス海峡へ入ろうとしたが北風故に入ることができなかった。だが第1回総攻撃(22話の攻撃)前日、風向きが変わり入ることができるように。西園寺世界(School Daysより)率いる艦隊は入ろうとしたが後方から船が。その船はディアリ・スターズ。彼らは海上封鎖がないことを不審に思ったが、原因はネルソン率いる艦隊が1週間前に壊滅させていたため。ディアリ・スターズはジェノバ艦隊に合流する。そして攻囲16日目(総攻撃の翌日)の朝、コンスタンティノープル沖合に到達。それをオスマン帝国も確認。戦いが、始まる。 | 2011/10/22 23:43:53 | 6:04 |
第23話・後編 | sm15959445 | 戦闘開始。昼ごろに、200もの船と衝突。ジェノバの船は確実に相手を倒して行き、ディアリ・スターズも航行能力を奪う戦術を取る。もう少しで上陸できるところまできたが、風が止まってしまう。帆船は風がないと動けない。ジェノバの船はなんら問題はなかった。ディアリ・スターズは最初こそよかったものの、持久力がない。しかしジェノバの船が守る。そして日暮れ時、風が再び南から吹き始めた。そして金角湾へ4隻の船はなだれ込み、無事に物資と援軍が到着する。 | 2011/10/22 23:52:49 | 8:53 |
第24話 | sm15970999 | ディアリ・スターズなどは無事にコンスタンティノープルへ到着する。そして涼などは皇帝と再会する。765組のほうでは電波障害が昼の間起きていたわけだが(原因は涼の敵対勢力に対する工作)、当然だが対策など準備していなかったのが原因である。通常ならば敵が電子戦を仕掛けるはずはないのでこれでよいのだが。とりあえず無線通信で涼と律子が連絡を取る。例によって律子は黒いオーラを出していた。翌日(攻囲17日目)、合流の宴が催された。一方、オスマン帝国では度重なる失敗が問題になっていた。メフメト2世はキュゥべえと話す(この段階ではどんな臣下よりあてになる)。坑道に関する部隊(城壁に向かって掘る)と艦隊の山越え部隊を作る、とのこと。さらにガラタ居留地に対する最後通告を突きつけるように命じる。 | 2011/10/24 00:22:46 | 8:38 |
第25話 | sm15998404 | ハム蔵が土の色の観察を命じる。響と秀吉は意味を理解する。そして雪歩に伝える。結果、坑道を使って城壁を抜けることを見抜く。そして即対策する。この事態に坑道作戦は中止。メフメト2世は魔術師でもいるのかと錯覚する。一方、山越えのほうは確実に準備が進んでいた。攻囲21日目深夜3時、72隻の艦隊の山越えを実行開始。朝6時、千早が砲撃に気づく。いやな予感がするとのこと。戦闘態勢に入るように律子は命じる。金角湾へ出撃準備する。午前7時、見張りが山頂に艦隊がいてまさに山くだりしようとしているのに気づく。 | 2011/10/27 02:46:10 | 10:30 |
第26話 | sm16033309 | 午前7時、ほかの戦線でも攻撃を開始。提督は自由行動の許可をやまゆりとディアリ・スターズに伝える。ジェノバ艦隊は鉄鎖防衛にあたる。殺し合いを回避できない状況が起きる可能性がある。だから、躊躇がおきた。そこにムッソリーニが砲撃のボタンを押すことを提言。しかし春香は自らがやるという。そして美希が船ではなく坂を撃つことを提案。死ぬ人も出なければ、船も動けなくなる。そしてそのとおりに実行される。それにディアリ・スターズの涼が続く。艦隊の山越えも頓挫した。メフメト2世はキュウべえを疑ったが、とりあえず軽く邪魔な部隊を1個消してくるとのこと。一方、地上、雪歩の掘った穴が塹壕の代わりになるくらいになっていた。そして塹壕の中は安全地帯。船にいない人たちはそこへもぐることにする。 | 2011/10/30 23:34:26 | 11:27 |
第27話 | sm16043059 | 午前11時、富竹は誠にノートの感想を聞きに来る。そして誠は死亡フラグ(謎解きをしてる人は高確率で死ぬ)をきっちり伝える。で、別の死亡フラグを立てて(自分は丈夫である)富竹は死んだ。一方、雪歩は雑賀の銃の装填の手伝いに回る。で、「もう何も恐くない」とか言っている。そして白兵戦。真も出てきた。2人の思いは共通である。仲間がいれば戦える。共同戦線である。しかしキュゥべえの援護射撃。雑賀の首が飛んだ。もろに見てしまった雪歩は気分が悪くなってしまう。13時、オスマン軍は撤収する。だが、金角湾の鉄鎖が解かれた。ガラタ居留地側から解かれたのだ。実際のところ、ガラタ太守(アバターは足利勇気(「Cross Days」より))はコンスタンティノープル側につこうとしたのだが、澤永泰介はじめとする人たちにより解かれてしまったのだ。15時、金角湾の制海権をコンスタンティノープルは失った。 | 2011/10/31 23:54:55 | 11:40 |
第28話 | sm16068432 | 金角湾の制海権の喪失などによる形勢の急転により信頼関係が崩れていく。誠は皇帝に脱出を提言する。しかし拒絶される。雪歩と真は部屋からショックで出られない状況だったが、雪歩はその夜のうちに出てきた。真は出てこなかったが。そしてやまゆりに誠がやってきて、富竹氏の遺品を手渡す。千早は遺品の整理を開始するが、身元、所属を示す資料は一切なし。そして部屋でノートを見つける。そこに書いてあったことは、「この世界について」「死について」「この世界にいる人々の分類」「インキュベーターについて」など。インキュベーターは奇跡を売り歩くセールスマンで、人間の思念をエネルギーに変換可能な存在、学園都市で提言されているパーソナリティなる概念と紐付けているのだが、正直千早にはまったく意味不明な代物だった。千早はこのノートを隠すことにした。絶望に打ちひしがれるアイドルたち。そこにキュゥべえがやってきて魔法少女契約を持ちかける。小鳥さんやあずささん、挙句に社長まで乗り気の様子。さすがにこれには彼(?)も唖然とする(彼の目的を考えれば少女じゃない人間と契約してもあまりメリットがない)。魔法少女の表の目的(正義の味方であること)を告げたところで、美希がやってきて契約の阻止に動く。本来、契約とは双方の権利義務関係を定めるものゆえに何を失うのか問いただす。すると彼は魔女討伐が目的と答える。しかし美希は屈しない。極限状態で契約を持ちかけるのは後ろめたいことがあるからだろうと返す。彼との契約をしないこととさせないことはPとの命がけの約束であった。もって契約を阻止することに成功する。 | 2011/11/03 21:26:15 | 11:33 |
第29話・前編 | sm16119972 | 感情エネルギーを直接吸収できればむしろコストパフォーマンスが良い可能性がある(魔法少女→魔女の相転移は莫大なエネルギーを吸収することができるのだが、魔法少女にするには奇跡というコストがかかるため)ことにキュゥべえは気づく。一方、ジェノバ勢内部でも分裂がおき始めた。ガラタ居留地への離脱か、徹底抗戦か。攻囲25日目。もはや陥落は不可避と765組は確信する。真も復帰。いざとなったときのより多くの人命の救助を考え始める。一方、オスマン帝国側も撤退か戦闘継続か分裂していたが、メフメト2世は3日後の総攻撃を決断する。そして、ヴェネツィア商館では、最後の盃が交わされた。そして翌日、鐘が鳴りやむことがなかった。 | 2011/11/09 01:49:32 | 8:08 |
第29話・後編 | sm16120477 | 19時。総攻撃開始。22時。非正規部隊は甚大な損害を受け後退。後、正規軍5万が城壁へ迫る。日付が変わり1時。イェニチェリ軍団15000がくる。4時。誠は世界に呼ばれる。要するに脱出のためだ。指揮官が消えたところは傭兵も消える。そのままイェニチェリ軍団は聖ロマノス軍門へ突撃。6時。勝敗決する。後ろに下がるほかなかった。皇帝は王宮に篭城するしかなくなり、命を落とす。やまゆりはじめとする艦隊はヴェネツィア人および避難民の収容を開始。13時、避難民収容完了。沖合にいたディアリ・スターズが脱出指揮をとる。沖合で1時間、遅れた船を待つが船は来なかった。15時、コンスタンティノープル撤退。1430年5月、ローマ帝国は地上から姿を消す。 | 2011/11/09 03:28:02 | 11:33 |
第30話 | sm16128518 | 一行はナクソスに寄港。各国へ散る。名簿を照合した結果、ほとんどが行方不明。2週間かけてやまゆりとディアリ・スターズはヴェネツィアに戻る。証言を求められた律子と涼は的確な証言を行う。クレタ島の艦隊は戦時体制。表向きは防衛戦参加者の犠牲者を闇に葬ったものの、きっちり捕虜・奴隷の救出と遺族への年金支給を行った。ただ、今後は地中海西部、およびさらにその西へ目を向けなければならないだろう。 | 2011/11/10 02:39:50 | 7:46 |
第31話 | sm16151295 | 1430年7月。議事録は捕虜・奴隷・遺族の追跡で埋まる。春香のクッキーを佐天涙子(「とある科学の超電磁砲」より)や初春飾利(「とある魔術の禁書目録」・「とある科学の超電磁砲」より)などの禁書・電磁組も食べる。彼女たち学園都市組は異世界にはあまり慣れてなかったものの最近は慣れてきたようで、街へ繰り出すこともある様子。電磁組×アイドルマスター中学生組は暴走特急になりかねないから注意とのこと。で、スターリンが謎の宗教演説。そして、何者かに監視されてる様子。そして破門は取り消される。そしてバイエルン・ポルトガル・デンマークと同盟を結ぶ。しかし、この同盟がとある事件をきっかけに欧州全体を揺るがす導火線となってしまう。 | 2011/11/12 19:53:28 | 10:38 |
第32話 | sm16165757 | 1431年7月。アイドルたちその他もろもろはマルタ島へ行く。そして海で遊ぶ。だが、この島は地中海の要衝。1年後、ポルトガルで事件が起きる。 | 2011/11/14 03:22:46 | 11:14 |
第33話 | sm16198342 | 1430年。グラナダがカスティーリャ王国により攻め落とされる(国土回復運動の達成)。カスティーリャはアラゴンへ侵攻。フランス・イングランドが介入。アラゴンは3国により分割。カスティーリャにはキュゥべえがついていた。目的は新大陸に絶望をばらまくこと。ポルトガルはカスティーリャの介入が頭痛の種。イングランドはポルトガル・ヴェネツィアと組んでカスティーリャを落とそうとする。まあ裏でヴェネツィアを弱体化させる狙いもあるようだが。1432年1月、マルタ島。本国から連絡船が来る。西地中海に用事があるそうだ。元首も交代した。イングランドはブリテン島を統一。同行者2名を募る。 | 2011/11/18 02:09:57 | 11:57 |
第34話 | sm16221588 | なぜ2名か。理由は空き個室が2しかないから。その当時の船では一般的には個室は船長しかもてないのだが、今回用いる「サンマルコ号」はアイドルたち船を参考にして作られたらしい。よって水兵が3人1部屋、士官は1人1部屋、乗客は3人部屋or個室。同行者の1名はPで決定。理由はアイドル単独で外地へ行くのはまずいからとは会長の言葉。で、残り1人はくじで決めたのだが、美希が作って美希が当選。1週間後、「やまゆり」を使って後追いする計画。ところが20の船からなる艦隊がマルタ島に入る。30しか船を保有していないのにそのうち20ということは必要最小限を除きすべて、ということ。目的の候補は敵性勢力の東地中海侵入を阻むため。もう1つは西地中海へ攻撃を仕掛けるため。陰謀論を考えると救出には一刻の猶予もない。全艦でサンマルコ号を追うことを決定。案の定停船命令が出るが無視する。ジブラルタルが合流予測地点。間に合えばよいが…。 | 2011/11/20 17:00:34 | 10:32 |
第35話 | sm16247786 | ガディス沖のサン・マルコ号。船は耐久性調査も兼ねているのでゆっくり進んでいる。いろいろ議論していく中で美希はおそらくこれは分散投資もかねているのではないかと考える。性格の変化はこの世界遷移で少しずつ現れ始めている。だが、船は夜、イングランドから命じられた刺客により襲撃されてしまう。美希が気づいたことで少しはましな状況にはなったのだが、包囲されてしまってはどうしようもない。美希は目的を察知するがどうということはない。船は撃沈されてしまう。美希はPと離れ離れになるより、生死を共にするのを望み、ロープで体を結びつける。そして飛び込んだ。わずかな生の可能性にかけて。 | 2011/11/23 17:24:39 | 11:39 |
第36話 | sm16281465 | 美希は希望を捨てぬようひたすら叫んだ。御坂妹と当麻は何かを発見する。船の残骸だろう。そして生存者をハム蔵経由で響などが発見。速やかに救助に向かう。ただ、美希はもはや疲れてしまった。まさにそのとき、美琴と黒子が到着し彼女たちは救出される。ただ、180名のうち生存者19名、遺体収容者23名。そしてこの事件がカスティーリャとポルトガル・イングランド・ヴェネツィア連合の間で戦争が始まる(ポルトガルの宣戦布告が1432年12月、ヴェネツィアの参戦が1433年1月)。 | 2011/11/27 13:36:51 | 10:03 |
第37話 | sm16313082 | 1432年2月、765プロなど一行はリスボンに到着。大使と会う。攻撃の後最初に救助にきたのがしらゆり艦隊で、その後も増援は来なかったとのこと。そして急いで到着したはずなのだが、襲撃当日にすでに報告があがっていたという。ということは襲撃者とその共犯者が情報を伝えたのだろう。その後、5ヶ月後、罰則は致命的なものではなかった。戦争が始まる。ヴェネツィアvsカスティーリャはヴェネツィアの惨敗であった。 | 2011/12/01 03:05:34 | 10:16 |
第38話 | sm16334339 | リスボンにて。千早はボイストレーニング。引っ張るには自分がしっかりしないといけないとのこと。なら、いっそのことここで活動してしまおうとはPの言葉。Pがきたのは765アイドルデビューから半年、876はデビュー前という設定。Pがくる前はアイドルたちはあまり売れてなかった。いっぽうネルソン艦隊のトリオはなぜか変な方向に向かいつつある。とはいえまともなことを言っていて安全地帯を探そうとのこと。ジブラルタルあたり狙うのが適切だろうという結論になった。即時とかいう無茶振りは置いておくが。そしてナポレオンが巻き込まれる。だがさくっと制圧。そして度重なる領土失陥にカスティーリャも戦争継続が困難となり和平へ。1435年2月、終戦。アンダルシアがポルトガル領、ジブラルタルがヴェネツィア領になる。ヴェネツィアは765部隊などの拠点となる。だが、海軍内部に分裂と不和の芽が生まれつつあった。 | 2011/12/03 19:54:37 | 10:59 |
第39話 | sm16347992 | ジブラルタルを落としたことになったロボス提督は西地中海艦隊司令官からヴェネツィア艦隊総司令官に出世。あずさの歌がジブラルタルに響き渡る。ポルトガルは英仏戦争に参入。さらに南に船を出していて、アゾレス諸島やマディラを保有。話によると黄金海岸やギニア沿岸に達していて領土を得ているらしいが情報を得る手段はなし。例の3理論はここでも便利に働いて、歌の曲調やら詩の意味まで翻訳されるらしい。ただし、限界もあり翻訳工程があまりに複雑になってはいけないとのこと。フランスはイングランド大陸領をことごとく占領。しかしイングランドはポルトガル・オーストリアと組んで反攻を計画。イングランドはバルカン半島にも領土を持つ。ハンガリーはヨーロッパの城壁。神聖ローマ帝国の領域ではオーストリアが一歩抜きでている。ヴェネツィアはクレタ島・マルタ島・アテネ・ジブラルタルを本土以外に領有。陸軍2万から3万、海軍概算30隻。一応中堅国だろう。一応ジブラルタルに本拠地を構える。しらゆりも向かっている。しかし食料自給が困難なことが問題で、アイドルたちはリスボンで物資調達。アイドルたちはロカ岬まで馬で行く。地の果ては海の始まり。 | 2011/12/05 02:01:37 | 10:11 |
第40話 | sm16378158 | 1435年2月、後に百年戦争と呼ばれる戦いはフランスがイングランドを圧倒。優秀な王によるものだったのだが、王は落馬し重傷。不老不死の人間を食べれば不老不死になれるという言い伝え。もってとある伯爵夫人がヴェネツィアに不老不死の人間がいるとの話を信じ手勢を送る。伊織はリスボンでコンサート。Here we go!!は船乗りに人気。ただ、さすがに維持費をコンサート・物販でまかなうのは厳しいとのこと。ネルソンはよさそうな船が目の前通ったら拿捕するとか言っている。さすがに過激すぎるのでジョージ6世が議会に働きかけるという。そして7隻の帆船の確保に成功。禁書組がその船を改造。地中海交易に4隻は使い、2隻は補給用、1隻は765興業用。 | 2011/12/09 01:15:49 | 11:20 |
第41話 | sm16405376 | 現在BBR消化中。ジブラルタルにて、当麻は不幸。美琴と黒子は通信アンテナとレーダーの設置。やまゆりがジブラルタルに到着。全船集合。改造された船は居住環境はやまゆりと同等だが補助動力がない。船長は千早。船の名前はPがつけたArcadia(アルカディア号、由来は千早の持ち歌「arcadia」)。そしてリスボンへ。現地組は積荷確認。ところが雪歩がつかまってしまう。真と春香は抵抗をあきらめついていく。やよいだけが残った。 | 2011/12/12 01:44:40 | 12:05 |
第42話 | sm16429262 | ジブラルタルからリスボンへの船が到着。倉庫からやよいが出てくる。何者かに3名が拉致された報告。前話の春香の問答も伝達。推測ではポルトガルの敵対国が犯人で、となるとカスティーリャかフランス。船旅ということからおそらくフランスだろうと結論付けられた。ハム蔵恐るべし。ホーンブロワーに対して出港と戦闘の準備を千早は命ずる。貴音はサンマルコ号に似た船を見る。即座に追跡を行うことを提言。予感がするとのこと。その船の追跡を千早は決定する。その推測は正しかった。ヴェネツィアからフランスに貸し出されていたのだ。そして3人はそこに乗っていた。その船の指揮官は追尾しているアルカディア号を察知。全力で逃亡に入る。だが千早は黒子のテレポート能力まで動員してどうにかしてしまう作戦を取る。ところが敵はさらに1枚上手だった。味方艦隊まで準備していたのだ。千早もそれに対する対策をしたが、相手はさらにそれに対する対策をする。戦闘態勢だ。 | 2011/12/15 03:06:54 | 11:35 |
第43話 | sm16453772 | 戦闘の結果、自動操帆システム停止、バッテリー故障。手動操帆に切り替える。だが、これ以上の追尾は不可能。追尾を断念する。春香たちはモンペリエの牢獄に到着、地下牢に幽閉。キュゥべえがやってくる。なぜ囚われの身になったか告げる。だが、鉄の意志で春香は断る。とある貴族(変なうわさを伯爵に伝えた張本人)が解放。嘘を嘘と見抜けない人に話を振ったのが原因。で、そもそも国王崩御。だが、うわさを信じた人間の襲撃の懸念があるので隠れ家にこもるよう命じられる。いろいろ戦線は崩れているらしい。モンペリエのフランス仮王宮。フランス王太子(アバターは上条恭介(魔法少女まどか☆マギカより))に美樹さやか(魔法少女まどか☆マギカより)が面会。早く元気になりたいと恭介は願う。 | 2011/12/18 03:05:08 | 11:33 |
第44話 | sm16486489 | 隠れ家にて。風呂がまは雪歩が作った。まあ風呂自体嫌われてるわけだが。1つは宗教的な問題。もう1つは病気の原因となること。特に後者のほうは黒死病が実際に流行していたからなおさらである。さらに技術的問題もあった。ローマ帝国の水道がメンテナンス不能になったことや木材の枯渇も原因である。要するに魔女扱いで火あぶりのリスクを回避するようにキュゥべえは風呂がま壊すよう言ってるわけだが、女の子の風呂のぞいてるようなせりふを言ったのはかなりまずい。そこにさやかがやってくる。差し入れのためだ。例によって魔法少女の勧誘である。春香は胡散臭いから断れといってる。そしてキュゥべえは窓から放り出される。ジブラルタル、船の修理は完了。というより、電気系統は実はコンセントが抜けただけというオチ。千早は機械が苦手。すぐに出ようというが、ネルソンを待てとプロデューサーは言う。千早はその指示に従う。そしてすぐに戻ってくる。ネルソンは見つからなかったことを報告。モンペリエもしくはマルセイユが怪しいという。合理主義者の過ちについてジョージ6世に彼の言ったことをそのまま返す美希。どちらにせよフランス南部が怪しい。アルカディア号で接近→テレポートで上陸という戦略になった。 | 2011/12/22 02:34:37 | 11:45 |
第45話 | sm16503369 | モンペリエ港。誘拐主犯は逃亡を考える。さやかは恭介を街の様子を言って怒らせてしまう。身体がよくならないからフランスはもうおしまいだ、と。奇跡か魔法がない限り無理だ、と。奇跡も、魔法もあるんだよ、とさやかは返す。千早たちはモンペリエを目指す。リスボンで旅芸人やっていたことがまぎれるのに便利に働くらしい。やよいは美希に海軍接近を伝える。美希はすぐに千早に連絡。だが、まさにイギリスがフランスを襲撃しようとしているところだった。幽閉された3人はイングランド兵士に殺害されようとしていたが魔法少女になったさやかに助けられる。願いは王太子の回復。春香たち3人はさやかとともにオルレアンを目指す。 | 2011/12/24 00:40:33 | 11:59 |
第46話 | sm16509804 | 1436年12月オルレアン近郊。フランス軍は反撃に出る。一刻も早い攻撃をさやかは提案。イングランドは野戦で応戦。喪黒福造(笑ゥせぇるすまんより)はキュゥべえとオルレアンで会話。どうやらキュゥべえは喪黒の後輩らしい。勧誘もうまく翻訳されてるらしい。だが、さやかはどうやら無意識に魔力を使っているらしく、魔女退治もそれほどやっていないとのこと。結果、ソウルジェムの濁りが取れない。1436年12月24日朝、英仏両軍衝突。雨だった。アイドルたち3人は戦場にいた。雪歩はショックを受ける。へこたれてるところに例の勧誘。そして完全なる拒絶の決意。救助活動の指揮官を行う。野戦病院を設置し、治療や最期を看取ることを行う。敵味方の区別を行うこともない。戦いはさやか率いるフランス軍がイギリス軍を圧倒。2人の聖少女を語る。1人は軍を率いてオルレアンとフランスを救い、1人は敵味方区別なく名も無き兵士を救ったと。雪歩たちの活動は後に赤十字と「博愛」というフランス革命の理念につながるがそれははるか未来の話。小雨から小雪になり大雪になる。本来は救われなかった命を救ったことは十分英雄に値することである。というより何気に本人も忘れてたが雪歩の誕生日であった。 | 2011/12/24 18:06:45 | 10:57 |
第47話 | sm16556420 | モンペリエ。亜美真美はなぜか演歌を歌う。少し前に変わった帆船が寄港したとのこと。3人の魔女が大きな桶を使って怪しげな魔術を行っていたらしい(要するに44話の風呂がま)。そしげ吟遊詩人の歌。2人の聖少女の歌だった。千早は疑問に思った。聖少女は1人だったはずだと。Pはオルレアンやパリに少人数でいくことを決定する。フランスは1437年1月、パリを奪還。1月中旬にはランスに達する。ノートルダム大聖堂にて戴冠式。そして佐倉杏子(魔法少女まどか☆マギカより)はさやかを見つける。杏子はさやかと戦うつもりらしい。弱そうだし、何より表で目立たれると迷惑だとのこと。ちょっと風向き変われば即火あぶりで、巻き添えはごめんこうむるとの話。だが、事態は複雑で、聖少女はさやかだけでなくとある「異世界人」もだ、ということが問題。また、ヴェネツィアの現状説明。アクイレイアは残すは首都のみ。BBRは残り10程度。 | 2011/12/29 18:50:36 | 11:46 |
第48話 | sm16572124 | 千早たちはパリに到着。フランス軍はイングランド・ポルトガル・オーストリア連合軍を圧倒。だがこの勝利は聖少女にとって逆境の始まり。貴族の怒りを買う。オルレアンの聖少女は魔女とのうわさ。雪歩たちに関しては敵味方だけでなく身分にもこだわらず治療したことが問題視される。戦況が落ち着いたのでさやかは魔女退治へ。そしてソウルジェムを見せてもらう。いい予感がするわけがない。そして千早の歌が聞こえたので3人のアイドルはPたちと合流。春香はさやかについてほかの人に紹介。そのとき、使い魔の襲撃だ!さやかが戦おうとするが杏子は妨害。使い魔が魔女になってから狩りをしようという。真っ向から対立。そして対決する。だが、美琴が電撃の能力を発動。よくわからんから介入するという。杏子は退散する。 | 2011/12/31 13:10:20 | 11:58 |
第49話 | sm16588414 | 無線連絡。全員無事とのこと。残留組は無事を喜ぶ。しかし撤収が困難。オルレアンのひびたか、および御坂妹・当麻はパリを目指そうとするが、すぐにフランス脱出すべしと御坂妹は言う。貴族や教会の流したうわさで最悪の事態が起きる可能性。大貴族の圧力でさやかの部隊は解散。翌日夕方、さやかは王宮から締め出される。そして杏子と再び対立。場を改めて争うことにする。 | 2012/01/02 06:32:06 | 9:30 |
第50話 | sm16590448 | セーヌ川。アイドルたちは舟の上。さやかと杏子を見つける。争いを止めるよう呼びかける。全員まとめて相手にすると杏子。春香がさやかのソウルジェムを投げ捨てる。さやかは倒れる。当然である。ソウルジェムに魂があるのだから。美琴は学園都市の肉体と精神の分離の研究を思い出す。そして黒子に回収を命じる。杏子はキュゥべえに説明を求める。100m範囲が魂と肉体のリンク限界でそれ以上離れるとリンク維持ができない。何のことはない。肉体は単なるハードウェアにすぎない。ソウルジェムは魂を閉じ込める器であり、それが本体であるという。聞かれなければキュゥべえは答えることはない。そして黒子がソウルジェムを発見。さやかの手元に戻す。さやかは息を吹き返す。 | 2012/01/02 15:29:04 | 6:48 |
第51話 | sm16598604 | 貴音たち一行はパリを目指す。しかし途中の宿で自警団と思われる集団により襲撃。ひびたかと御坂妹をまとめて魔女扱いしている様子。これではどうしようもないのでプロデューサーたちとの合流を断念し水運を利用してセーヌ川を下る決断をする。必要な荷物だけを持ち出して馬車の自爆を御坂妹は行う。恭介はさやかについて聞くが貴族は嘘の答え。また身分違いを理由に忘れるよう貴族は答える。恭介は魔女についても問いただす。魔女退治のさやかを念頭において貴族に任せるといったがそれは大きな勘違いだった。貴族はさやかを魔女にでっち上げようとしていたのだから。魔法少女2人とアイドルはキュウべえを詰問。聞かれないことは答えないし、肉体と魂の分離により確実に自分を守れるようにしたといっている。そして肉体に魂を戻すことはできないとキュゥべえの答え。美琴は2人の魔法少女にジブラルタルへ来るように提案する。しかし杏子は魔法少女2人だけで話をしたいという。 | 2012/01/03 16:17:24 | 10:43 |
第52話 | sm16628825 | Pたち、響たちはどちらも定時通信に応答なし。緊急事態を知らせていることは理解したが何言っているかはわからないとは初春。すべて自分のためにやっていれば自業自得だとは杏子の言。父親のかつての教会にさやかを連れて行く。そして教儀にないことを言ったり、教会批判までしてしまい異端扱いで破門される。杏子は父親の話を聞かせることを願い魔法少女になる。父は表で教えを伝え、娘は裏で魔女退治。だが、からくりがばれて娘を魔女呼ばわり。そして家族は壊れてしまった。彼女1人を置き去りにして。希望を願えば、それと同じだけの絶望が撒き散らされる。さやかは杏子に誤解を謝罪するが、考えを変えるつもりはないとのこと。舟に2人は戻ってこない。見張りが多くてアンテナも立てられず通信もできない。危険なのでもう少し郊外のほうに舟を移動しようと真は提案する。 | 2012/01/07 03:34:24 | 10:23 |
第53話 | sm16665723 | 抜け道から王宮の庭へ向かうさやか。そこで恭介と別の少女との逢瀬を目撃してしまう。絶望が心を支配し始めてしまう。自宅に戻ると兵士に拘束される。もう1人の魔女、雪歩はまだ捜索中とのこと。貴族社会を守るために処刑したいらしい。せめてさやかだけは夜のうちに自白させ、正午には処刑するつもり。もはやパリにいるのはとても危険。見つかれば雪歩は処刑される。Pたちと貴音たちは合流する。そして現況説明。そこに喪黒が現れる。一刻も早く現在地から離れることを忠告。魔法少女2人はおそらく来ないだろう。さやかはもはや囚われの身であることを伝える。場所は不明だとのこと。いざとなったら戦うだけとのこと。だがさすがにそれは危険ととめられる。そんな時、パリ中心部で爆発音。 | 2012/01/11 03:18:06 | 12:46 |
第54話 | sm16706814 | いかなる拷問もさやかには役に立たない。だが、絶望が心を支配していく。川沿いの建物で爆発があったようだ。戦闘態勢に入る。そしてPたちの部隊はさやかと杏子を見つけるが、もはや彼女の心は完全に絶望に支配されてしまっていた。ソウルジェムは黒く濁りきり、誰かの幸せを祈った分、ほかの誰かを呪わずにはいられない。彼女の涙がソウルジェムにあたった瞬間、それは砕け散り、彼女は魔女となってしまった。 | 2012/01/16 00:32:31 | 11:58 |
第55話・前編 | sm16751024 | 空間転移。閉鎖空間発生。このままだとパリが飲み込まれると黒子は心配するが、美琴は心配には及ばないという。その理由の当麻にぶつかった瞬間幻想殺しにより結界は消滅。だが魔女は消滅しない。これでは怪獣映画である。軍も大混乱。どうにかして倒さなければならない。魔女に対して電撃能力を発動。するとさやかの記憶が読み取れた。これの意味することは、すなわち魔女はさやかそのものである、ということである。だが、油断してるとそれにやられる。戦闘継続である。 | 2012/01/21 15:45:18 | 5:23 |
第55話・後編 | sm16751079 | 杏子はキュゥべえに問いただす。まさにあの魔女はかつてさやかだったものであると答えた。ソウルジェムはグリーフシードとなりさやかは魔女になってしまった。つまり、魔法少女は死ななければいずれは魔女になる、ということ。キュゥべえは魔女や魔法少女を救う方法は存在しないと答える。宇宙は有限で、エネルギーも有限。エントロピーは増大の方向に向かい、その結果、使用可能なエネルギーは減少する一方。だから地球人の感情を用いて熱力学の法則に支配されないエネルギーを求める。ハム蔵はそもそもキュゥべえに何者だと聞く。それに対して彼は異星人と答える。彼らの星では感情をエネルギーに変換する技術を開発したが、そもそも彼らは感情を持ち合わせていない。というわけで地球人がターゲットになった。第二次性徴期の少女がもたらす希望と絶望の相転移が一番効率がいいとのこと。他の世代の人間でも多少効率は落ちるものの十分なエネルギーは得られるらしい。ソウルジェムは回収効率を高めるために作られた一種の変換器で、希望と絶望のバランスが崩れると砕け散り魔法少女は魔女となる。そのとき発生する膨大なエネルギーの回収が彼ら、インキュベーターの役割。彼らは宇宙のためを思いやっているのだが、地球人には受け入れがたいものである。春香はキュゥべえを撃ち抜く。だが代わりはすぐに来ると考えた。さやかをどう元に戻すかを考えようといってるが、それは無理だとキュゥべえは繰り返す。杏子はさやかを倒すという。彼は嘘を言わずただ黙っているだけだと。魔法少女の体は魔法によって維持され、何もしなくても魔力を消費。だからいずれ自分も魔女になってしまうだろうと。ほかの方法があるかもしれないと春香と当麻。当麻は魂と肉体が分離していてそれを魔法で結合を維持していて、魔法は一種の電池のようなもので、呪いや穢れをためるとマイナスの感情だけをもって魂がソウルジェムから出てくるということからして、魂を捕まえてもとの体に戻せばいいだけという。キュゥべえはそれは無理だという。覆水盆に返らずという。そしてまた春香は撃ち抜く。こぼれた水はまた汲めばいいと。だが、ここに魂を扱える能力者はいない。時間切れである。このまま放置していたらさやかはフランスすべてを壊してしまう。杏子はアイドルたちに魔法少女やキュゥべえに勧誘されかかっている人を見かけたらその人の力になることと、魔法少女を助ける方法を考えることを託す。杏子は結界を展開。これに対しアイドルたちは当麻に結界破りを依頼するが御坂妹はこの結界を破れば杏子の心を踏みにじるだろうと考えとめる。杏子は自らのソウルジェムを砕きさやかに特攻。 | 2012/01/21 15:53:13 | 10:30 |
第56話 | sm16766747 | 1437年冬、聖少女が軍を率いたのは数ヶ月だが、それが100年に及ぶ戦争を終わらせるきっかけとなった。英仏両国で同年白紙和平の講和条約が結ばれる。戴冠式の後の聖少女の足取りは歴史書にはない。同時期の多くの記録にパリに魔物が現れ街を破壊したとの記述があるが、後世の歴史家は何らかの天変地異を魔物と記述したのだろうと結論づけている。貴音は本来ならばこの混乱に乗じて脱出することが最善の選択だろうが、人々を放置してパリを離れるわけにはいかず、フランス軍も呆然としていて指揮官が必要なので街の中で救助活動を行うことを提案。貴音が混乱してるフランス軍の目の前に現れ対策本部の設置を宣言。脅威はすでに去り、救出救助を次にすべきであるという。伝令を出し、速やかに全部隊の位置状況の掌握と全軍による救助活動の実施を命ずる。指揮官は地方に領地を持つ貴族であると勘違いし服従を宣言する。貴音は別の指揮官にも命令を実行。司令官任務を的確に行っていく。救助作業は街の人々の協力もあり順調。そこに貴族が救助を要請する。救助にいろいろ注文をつけて大変であるとのこと。馬車に戻るというがすでに馬車は救助に使用中。貴音は彼を高貴な身分の人と見抜き、貴族としての義務を果たすようにお願いする。ノブレス・オブリージュである。夜明けまであと2時間。増援部隊も到着し司令部も復旧しつつある。これ以上の滞在は危険と判断し撤収。翌朝、舟は川下り。試験通信を開始する。しかし前方に河川用戦艦がいた。停船命令を無視することをPは決定する。 | 2012/01/22 23:26:44 | 11:08 |
第57話 | sm16810283 | 4隻の舟が横一列で接近中。中央を突っ切ることを決定。先制攻撃はしないことも決める。中央をすり抜けるとさらに前方に新手が。囲まれてしまう。正当防衛にこだわると危険とはハム蔵の言。レールガンを水面に撃ちこみ、大音響・大波・水柱を発生させる作戦をPは命令。だが、大砲が飛ぶ。ただ、一発だけ。川沿いの砦から撃たれたもののようだ。この大砲で敵艦隊は攻撃を止める。信号旗が揚がっている。理由は貴族としての義務を果たすため。ノブレス・オブリージュを真正面から言われたら返す言葉もなかったのだろう。インディファティガブル号がセーヌ川河口には迎えに来ていた。これにより救助作戦はすべて終了である。 | 2012/01/28 11:50:47 | 8:52 |
第58話 | sm16828939 | 1438年。ヴェネツィアには不穏分子がいた。ヴェネツィアとオスマンとの関係修復はほぼ完了。ヴェネツィアの答弁にほぼすべての国家が返す言葉もなかったが、一部国家はそれをよしとしなかった。聖ヨハネ騎士団もその1国であった。765など一行に東地中海航路の安全確保要請。事実上の命令である。命令は2つ。1つは本国に連絡窓口を設置。もう1つは東地中海の海上警備への協力。1番目のは要するに本国への人質の配備である。本国には禁書組などが配備され、東地中海派遣艦隊の第1陣はアルカディア号(艦長千早)とインディファティガブル号(艦長ペリュー)。第2陣はやまゆりとディアリ・スターズでマルタ島に展開する。第1陣は無事にクレタ島に到着。ローリスクを選んだはずが一番のハイリスクだったというのはよくある話。 | 2012/01/30 03:05:39 | 11:52 |
第59話 | sm16861822 | ロードス島近海。正規部隊に千早たち艦隊は組み込まれていない。聖ヨハネ騎士団とヴェネツィア共和国はしばしばトラブルを起こしている。極力ほかの船に遭遇しないように移動するつもりだったが、右手前方にガレー船。聖ヨハネ騎士団には4隻1チームの戦術があるらしく、2隻はおとり、2隻が待ち伏せというものである。そして前方からガレー船が急接近。聖ヨハネ騎士団だ。臨検を命ずる信号が出る。だが、戦争状態にあるわけではないので従う義理はない。戦闘態勢に入りそのまま海域からの離脱を千早は命ずる。 | 2012/02/03 02:37:38 | 11:01 |
第60話 | sm16891949 | 千早は指示するまで発砲するなという。その当時その海域で帆船といえば商船が主体。実力誇示でどうにかなる可能性もあると考え大砲は外に押し出しておく。中央を突破し、離脱を完了する。だが、針路前方にオスマン船籍の商船。巻き込むわけにはいかない。だが敵2隻は商船を狙い始めた!もはや一刻の猶予もない。千早は砲撃を命ずる。後悔するならやるべきことをやって後悔するほうがよい。3隻を攻撃し航行不能に追いやる。最後の1隻は逃亡。その後救助作業を開始。2隻は航行に耐えるだけの力が残っていた。奴隷は解放する。重症者と聖ヨハネ騎士団員はアルカディア号に収容。救助した人の中にはバルバロス・ハイレディンという人物もいた。その後船は捕虜解放するためにロードス島へ行くことにする。 | 2012/02/06 03:34:32 | 12:38 |
第61話 | sm16948313 | クレタ島のヴェネツィア司令部は裏でなにやら陰謀を画策している様子。もともとロードス島近海では狂信者が海賊行為を行っており、それのローテーションを海域に慣れている人々は知っている。だが、不慣れな人間はそれを知らないので、狂信者のえさとなり、それを口実にロードス島を攻略するつもりだったようだ。だが、アルカディア号はその海賊を返り討ちにしてしまったため計画が狂ったらしい。聖ヨハネ騎士団はヴェネツィアにとっては非常に邪魔な存在であった。ほうっておけば十字軍やら聖戦やらがおきて大変なことになるから早めにつぶしたい、というのがクレタ島司令部の思惑であった。一方、アルカディア艦隊の解放した人々の処遇は非常に面倒なものになっていた。そもそももといた場所が広範囲な上、元いた場所が不明な人々もいたためだ。そのため、当面はマルタ島でいくばくか引き受けることにした。一方、千早は人を殺めたことについて思い悩んだ。その結果、声が出なくなってしまった。聖ヨハネ騎士団はアルカディア号に接触を図った。 | 2012/02/12 13:27:37 | 11:25 |
第62話 | sm17005807 | プロデューサーは千早の心を回復させるのに成功。千早に声が戻った。騎士団にはオルシーニ家の人もいるようだ。騎士団はきちんとした病院を持っているようである。アルカディア号はロードス島に上陸する。完全に陰謀は破綻した。さらに、オスマン帝国がいよいよ戦争の準備を始めた。 | 2012/02/18 13:10:34 | 10:47 |
第63話 | sm17024508 | 千早に関するロードス島の医者の診断もストレスによるものであるということであった。艦長に関することなので高級士官であるとされた春香およびPにも伝えられた。千早の歌声がロードス島に響く。メフメト2世はロードス島を狙う。1437年(この話現在物語は1438年なので1年前)に親書がロードス島にオスマン帝国から送られた。要するにロードス島を引き渡さなければ戦争だ、ということだ。それを騎士団は無視して戦争状態に入る。聖ヨハネ騎士団はキリスト教諸国に援軍を要請した。だが、各国情勢が情勢なだけに軍を出すことができない。ヴェネツィアは物資提供のみを行うことにした。 | 2012/02/20 01:33:12 | 11:40 |
第64話 | sm17072703 | 診断した医者もやはり未来から来た人だった。医者の正体は入江京介(「ひぐらしの鳴く頃に」より)で、鷹野三四(「ひぐらしの鳴く頃に」より)という看護師がいた。彼らは15年ほどこの世界で過ごしているようだ。帰り方を知らないとぼやいていたし、雛見沢症候群の研究もできないとぼやいていた。1438年3月、聖ヨハネ騎士団とオスマン帝国は戦争状態に入った。300の船が攻撃に参加、参加兵力は10万に達する見通し。一方、騎士団は市民を動員しても兵士の数は3000で戦闘用の船の数は15(注釈:これらの数は史実などに合わせて書き換えており、ゲーム内の数とは一致しないことに注意せよ)。戦争に関しては表向き中立、最低限の支援を騎士団に行うというのがヴェネツィアの戦略であった。また、東地中海艦隊については戦闘体制をとることにした。ディアリ・スターズは人々の解放を完了する。基本的にこの海域は戦争状態にあるのが基本。商船は戦争だろうとお構いなしに動く。今を生きるものたちにとって歴史の転換点はわかりづらいもので、後から振り返るとまさにそうだった、ということが往々にしてある。たとえばコンスタンティノープル攻防戦。松永は質の時代から量の時代への転換、つまり騎士階級の没落だろうとこのロードス島の攻防戦のことを推測した。どうやらジェノバも中立を宣言した様子。教皇庁はヴェネツィア・ジェノバ両国に参戦を呼びかけている。いわく、エーゲ海さえ封鎖できればロードス島にはオスマン帝国軍が到達できないとのこと。通商国家である彼らにそんなことできるわけがない。彼らにはガラス細工のような外交が要求された。オスマン帝国軍は3月にはロードス島に向けて船を出した。 | 2012/02/25 14:37:23 | 9:53 |
第65話 | sm17085781 | 千早はPと戯れる。ロードス島は焦土作戦を行うらしい。千早とPの後ろからはるみきたちがつけていた。しかし見失う。森の中に千早たちは建物を見つける。入江診療所らしい。どうやら建物ごとタイムスリップしたようだ。調べようとしたが、ツバメが出る。少女がそっちに行くなと警告したようにPは感じた。千早は感じなかったが、いやな予感はした様子。入ることはやめて、オルシーニにたずねることにした。戻ろうとしたらオスマン艦隊を発見。オスマン軍はロードス市に一直線。上陸4日後、先遣隊1万が到達、陣地構築と同時に降伏勧告。当然騎士団はそれを拒絶。とある人間(アバターは村上世彰)が千早に対し、脱出準備命令を行う。強硬派が息を吹き返し中立国ごと巻き込むつもりらしいからだ。そしてその日の午後、中立国人員および船舶に対して48時間以内に退去する勧告がオスマンから出る。ヴェネツィアは必要最小限の人員を残しての退去を決定。勧告24時間後、ヴェネツィアが出港。その3時間後にはジェノバが、さらにほかの中立国の船舶が続く。ロードス島攻防戦が48時間後に始まった。 | 2012/02/26 18:52:20 | 12:20 |
第66話 | sm17126196 | 1438年4月、アルカディアからの定時通信。中継している3人は楽しそうだが、千早は例の診療所に聴取されないか不安に思う。Pは心配しなくていいだろうとなだめる。相変わらず不安は残るが、割り切る。そうこうしている間に通信は終了。だが、呼出用周波数に入電。しらゆりから全体連絡があるようだ。電波状態はすべて良好。通信内容は、教皇庁がオスマン帝国に対して十字軍を宣言したとのこと。これに対し、カスティーリャとハンガリーが呼応。両軍は聖ヨハネ騎士団と神聖同盟を結成、宣戦布告を行う。戦争は東地中海全域に及んだ。これが宗教戦争になるのをクレタ島は懸念。教皇をけしかけたイングランドは中立堅持、ジェノバは中立を改めて宣言、ナポリはおそらく参戦しないだろうと判断できるとのこと。ヴェネツィアの目的は4つ。1個目は聖ヨハネ騎士団の排除、2個目はオスマン・ハンガリーの国境の現状維持、3個目はこの戦争を宗教戦争にしないこと、4個目はこの戦争を教皇庁の権威拡大に使わせないことだ。まるで灰色の魔女のようだ。 | 2012/03/02 01:13:35 | 9:34 |
第67話 | sm17158001 | 1438年6月、ハンガリーがオスマン帝国国境を突破して1ヶ月。ロードス島はまだ大丈夫。騎士団はすでに神聖同盟について知っているらしい。しかしその船はロードス島には到着していない。ロードス島は5000の騎士団軍に対し、15000でオスマン軍は包囲。本来後続がくるはずだったが、ハンガリー軍のためにそううまくいかなくなった。つまり、エーゲ海とマルマラ海の制海権をどちらが取れるかが勝負、ということ。カスティーリャはフィウミチーノ港に寄港した後その先を進めずにいた。ナポリが海峡通過を拒否した上、イングランド・ヴェネツィアも寄港を拒否したので、このままではロードス島まで無寄港で行くしかなく、あまりに危険だった。このため、エーゲ海の制海権はオスマン軍が確保する。これにより、オスマン帝国は主力部隊をヨーロッパに移動する。やまゆり、アルカディアとディアリ・スターズはヴェネツィアに戻る。 | 2012/03/05 02:43:49 | 10:38 |
第68話 | sm17185357 | カエル医者はロードス島の医者が未来人であることを見抜く。千早の脳波をPはカエル医者に見せられる。彼女は歌うことそのものが重圧になっている様子で、このままでは本当に歌えなくなる可能性もあるとのこと。心から重圧を取り除くのはPの仕事である。絵理は写真整理。戻ったときには動画素材にするとのこと。失踪シリーズタグがつく可能性を懸念するが、サイネリアは逆にこちらで何百年も経過していても実際は1分しか経過してなかったというオチを考える。というより、そもそも絵理の投稿する動画は踊ってみたカテゴリなので、失踪タグがつくなんていうことはまずないとのこと。サイネリアはこの期に及んでリアルアイドルにいいことないというが、絵理はそんなことはないと反論する。社長・会長が黒いのは仕様だという。もはや反論ができない。逆に絵理がサイネリアをリアルアイドルとしてデビューさせようとする。さすがに水臭い話になりすぎてる間に愛がご飯に呼びにくる。バルカン情勢は大きく動く。8月、小アジアから反攻したオスマン軍はハンガリー主力を撃破する。9月にはハンガリー本国へ侵攻。クレタ島はイングランドに事態収拾を働きかけるがイングランドは沈黙。ヴェネツィアが収拾を図らなければならなくなった。イングランドはそれをようやく承知する。 | 2012/03/08 01:39:42 | 10:27 |
第69話 | sm17244184 | 作者は「どうしてこうなった」と嘆く。AIがフリーダムすぎる。1438年10月から12月の話。やっぱり入江は騎士団とつるんでいた。そもそもあくまでも船の情報をつないだだけとのこと。秘密情報の98%は公開情報の整理で得られる。彼のやり方はインテリジェンス・オフィサーの手法そのまま。いくら何を言っても首脳部は石頭。オスマンに派遣されたヴェネツィアの使いはとんでもなく意味不明だった。話にならないので書簡を見る。要するにロードス島におけるオスマン帝国の主権を西欧諸国は認めるが条件としてハンガリー・カスティーリャと和平を結べというものだ。ハンガリーは教皇庁が責任もって弱体化させるともあったがオスマンには意味不明であった。やよいは買い物。ハンガリーは破門された。これによりハンガリーにポーランド・ボヘミア・オーストリアが宣戦布告。その3日後、オスマンとハンガリーの間で白紙和平。メフメト2世は「バルカン情勢は複雑怪奇」といっているが、おそらく作者も「わけがわからないよ」状態だっただろう。結局、ハンガリーはオーストリア・ポーランドに多くの領土を奪われた。ともかく、これでオスマン帝国は聖ヨハネ騎士団に全力で攻撃できるようになった。 | 2012/03/14 01:21:10 | 10:42 |
第70話 | sm17287189 | 1439年1月、オスマン艦隊はロードス島へ。メフメト2世も行く。冬になっても冬営せず攻撃を続行する。落城は時間の問題だった。本来、この時代の戦の常識は冬は自然休戦、春に戦争再開というのが普通だった(これが解消したのはフランス革命からナポレオン戦争のころ)ので異例である。もっともゲームの世界では関係ないが。バルカン情勢が混乱して物価上昇で765プロも困窮。そんな時、十人委員会から船1隻をロードス島へ外交使節を運ぶため出すよう命じられる。陥落が時間の問題なので、講和の仲介をしようということだ。アルカディア号に765プロ全員乗ったが、まあ大丈夫だろうと律子は読む。だが、外交使節そのものに問題があった。会う人すべてを怒らせるような人だったからだ。 | 2012/03/18 17:34:10 | 10:14 |
第71話 | sm17350997 | 1439年2月、やよいは船の掃除を完了。マシューズいわく、手入れの行き届いた船はしっかりしたクルーが乗っているっていうのがわかるとのこと。高いところにいくかと聞くが、やよいは高所恐怖症である。そのまま朝食へいく。それを眺めていた千早・伊織・響はほれてしまう。朝食の準備だが、春香がスープを運んでるとどんがらがっしゃーんと転んでしまう。使節はロードス島に到着。とりあえず勧告は行われる。同時に降伏勧告がオスマン帝国がくる。3月、降伏を受諾し騎士団は退去。彼らの当面の落ち着き先はクレタ島。その先は未定であった。 | 2012/03/25 02:05:26 | 11:07 |
第72話・前編 | sm17494073 | 時代は1443年まで飛ぶ。ヴェネツィアは今日も商業が盛ん。電磁組とDS組は現代へ戻るための情報を集める。オスマン帝国は国内整備に力を入れていて、東方交易路は安定。ジェノバ黒海領が拡大。ヴェネツィアはアレクサンドリア経由交易を行うが、ジェノバは黒海経由交易。ハンガリー領はぐちゃぐちゃ。イタリアはナポリが相変わらず強い。アクイレイアは神聖ローマ帝国の一員でヴェネツィアは対応に苦慮している。神聖ローマ帝国は相変わらずばらばらで皇帝はオーストリアにいる。オーストリアはフランスと戦争中。アフリカ航路はポルトガルにより拡大しつつありまもなく赤道に達するとのこと。グレートブリテン島とアイルランドはイングランドが制圧済み。フランスはまだ統一されていない。王は聖少女を待っているらしいが(おそらくさやかのほうだろう)、北海方面はデンマークが躍進中。ノルウェー・スウェーデンと同君連合を形成。で、アルカディア号であずさに測量させたらなぜかロシア内陸部とかいうばかげた答えが返ってきた。さすがにおかしいと船長の千早は判断する。貴音もアマゾン川にいるとかいうありえない答えを返してきて律子がたまらず自分が測量するという。とりあえず今いる場所はヴェネツィア湾。ところがそこには巨大な現代の船があった。 | 2012/04/08 17:32:12 | 9:39 |
第72話・後編 | sm17494164 | どうやらこの船はイベントのメインゲストを載せていた船らしい。呼びかけるが応答がないので乗り込む。どうやらイベント当日にタイムスリップしたようだ。船のサイズは総トン数70327トン、全長293m、全幅32m、客室数927。この船はブラック・スター・ライン社の保有する船らしい。そこに黒井社長が現れた。ジュピターの舞台が台無しだとぼやいている。また、石川社長も現れた。ついさっきまで一緒にいたと彼女は言うが、こちらでは13年が少なくとも経過している(ちなみに765プロおよび学園都市の人たちは44年が経過している)。現在ほかに乗船が確認されているのは岡本、尾崎、ジュピター3人とスタッフ3人。この船は一般的ディーゼル機関を用いていて学園都市の技術は使われていないらしい。このためしらゆり、やまゆり、ディアリ・スターズの3隻の船でマルタ島へ曳航することにした。水着売り場で美琴が黒子にいろいろ言われ、あずさに千早がいろいろ言われ収拾つかないことになる。 | 2012/04/08 17:43:02 | 10:03 |
第73話 | sm17561717 | 961の船の名前はブラックパール号。CDがあり、春香たちのCDもあった。ハンザ同盟とデンマーク・ノルウェー・スウェーデンの連合の対立は決定的になっていた。デンマークはヴェネツィアに参戦を要求。結局、参戦する。1447年5月、アルカディア号はジブラルタル付近にいた。ところが、戦争が始まるという。遠征艦隊を北海まで派遣するというのだ。ヴェネツィアの最前線はジブラルタルでそこに遠征軍総司令部を設置するとのこと。司令官はホーランド提督。艦隊はサンマルコ級大型帆船30などから構成される。アイドルたちも巻き込まれる可能性があるとは小鳥の言。 | 2012/04/16 01:02:49 | 12:16 |
第74話 | sm17616666 | 1447年5月、デンマークはハンザ同盟を戦争に引きずり出すことに成功する。また、ヴェネツィアに対する世論工作も行われ、ヴェネツィアも戦争に引きずり出される。しかし、戦争はハンザ同盟側有利に働いている。ヴェネツィアがくる前にデンマークを徹底的に孤立させ、ヴェネツィアが来ても戦術により撃破することに成功する。 | 2012/04/22 15:32:59 | 11:47 |
第75話・前編 | sm17656346 | 1447年7月、ヴェネツィア艦隊はコペンハーゲンまで後退。ハンザ同盟は拿捕した船を修復するつもりらしい。だが、この勝利はハンザ同盟にとってもある意味危ないものだった。というのも、主戦論者が勢いづき、和平が困難になるためだ。やよいおりの戦況分析はホーランド艦隊の敗北で緊急援助を求めていると判断。そこに補給司令官が来る。元気がなさそうなので彼女たちは彼を事務所へ連れて行く。 | 2012/04/27 02:45:28 | 5:43 |
第75話・後編 | sm17656381 | お茶をいれたはずがあずさはお酒を入れてしまった。補給司令官はひたすら愚痴をこぼす。で、結局酔いつぶれて寝てしまう。で、補給に行くと物資接収されて帰りにフランスに襲撃されて全滅。で、再び補給要請がくるわけだがもう余裕はない。ジブラルタル自治政府に援助求めろというが、まともな大義名分がない。結局補給は完全に停止する。 | 2012/04/27 02:51:46 | 7:19 |
第76話 | sm17736511 | 1448年1月、ヴェネツィアにて初春はジョージ6世に報告を行う。牟田口提督は更迭された模様。ロボス提督は本国に輸送艦隊の派遣を要請してきた。また、サンマルコ級帆船が4・5隻ほど拿捕された問題について、おそらくあらゆる手段を用いてそれをハンザ同盟は動かすだろうとジョージ6世は推測した。確実に技術流出が進んでいる様子。輸送艦隊は護衛をジブラルタルまでしかつけないので(理由はガレー船は外洋に出られないから)、必然的にアイドルたちが護衛を引き受けなければならないだろう。2月、輸送船団がジブラルタルに到着。ロボス提督はジブラルタルに義勇軍の派遣を要請。ジブラルタルは輸送船団護衛についてのみ承諾。もってアイドルたちはデンマークへ向かう。だが、とりあえずはホラントのアムステルダム港を目指すとのこと。そこで連絡を取るらしい。 | 2012/05/05 03:54:48 | 8:36 |
第77話・前編 | sm17741800 | 1448年2月、伊織はどこかで見た景色で悩んでるとやよいに言う。やよいも同じように感じると告げる。バルト海航路は完全に封鎖されているとのこと。この時代、オランダは辺境の片田舎。そして、伊織は千早を見つける。町の外に出て行くようだ。町の外は危険だというのに。2人は追跡することにした。そして声をかける。目的は船長としての任務を遂行するためのものであった。Pと一緒に。次からは自分たちも頼るように伊織は言う。で、ホーランドは輸送艦隊に来るように命ずる。ビュコック提督はあまりのずさんな作戦にいやいや従うしかなかった。 | 2012/05/05 18:46:24 | 5:55 |
第77話・後編 | sm17741876 | ハンザ同盟側は、ビュコックの艦隊をユトラント沖で撃滅する作戦を立てる。その上で心理戦を仕掛け各個撃破を図ることにした。一方、ネルソン艦隊とビュコック艦隊は合流。千早は貴音に少し休むよう言われる。そして風呂へ。風呂で春香と一緒に。しかし話が続かない。ぶっちゃけロードス島での心の傷がまだ残っているようだ。戦場で引き金を引く意味はいったい何なのか、まだ明確な答えが出ていない。千早はそんなに危険な場所まで行かないとみんな思ってるだろうが、この船団がコペンハーゲンに到着できるかどうかが戦争の帰趨を決めるという。そのとき、自分が何をすべきか悩んでいるとのこと。春香が千早の背中流そうとしたらどんがらがっしゃーん。しかしそれにより春香は奇策を思い浮かんだらしい。 | 2012/05/05 18:55:14 | 7:13 |
第78話 | sm17757155 | 工作員はハンブルクの反同盟派をたきつけることに成功。もしうまく動けば、ハンザ同盟を分裂させることができるとのこと。質の時代から量の時代へ遷移する中、自分たちが何をすべきなのか。艦隊決戦が終われば事実上戦争は終わる。この戦争はろくでもないが、得るものがなかったわけではないようだ。ハンザ同盟は予定通りの戦略で艦隊を動かす。ホーランド艦隊が予期したとおりの動きをしたためだ。輸送艦隊はもっとも遅い船に足を引っ張られるのでろくな速度が出ない。3日、ずっと北風なのでほぼ止まってしまっている。DS組は悩んでいた。涼はこの状態での襲撃は危険だという。絵理はまさにフラグだという。雪歩、レーダーで敵艦隊捕捉。戦闘態勢に入る。やっぱり戦闘に巻き込まれた。アイドルたちは自分たちだけ安全なところにいることをよしとする心を持っていない。だがいえることは、個人には戦争の大義名分など存在しないということだ。そして風下に艦隊確認。南下を中止し東へ針路をとるように千早は命じる。戦闘艦隊と輸送艦隊は引き剥がされてしまう。3日続いた北風の後には強い南風。ハンザ同盟はそれをもくろんでいたのだ。策にはまってしまった。 | 2012/05/06 23:41:52 | 10:39 |
第78.5話・前編 | sm17803535(エンコード変更前) | 渋谷凛とアンドリュー・フォークによる解説(後編も同じ)。EU3とは何かということの説明から始まる。このゲームは1399年10月13日(ヘンリー4世の戴冠)から1820年12月31日(ナポレオン戦争の後)まで続くゲームで、現在は1448年なのでここまで約50年が経過している。このゲームではヨーロッパ有利に作られてはいるものの、アジアなどほかの諸地域についても忘れられてはいない。今後、舞台がアジアに移っていくときにそこについては触れる予定。担当国はヴェネツィア共和国で、MODおよびデータ改変は現時点では行っていない。運営方針としてはイタリア統一、ローマ帝国の復活は目指しておらず、ゲーム的な効率性よりもヴェネツィアらしさを優先する。PC操作国はそれそのものが一種のチートなので、進んでは戻るを繰り返すよう心がけるとのこと。サンマルコ級帆船は国家のフラッグシップであるがバリエーションは豊富。ぶっちゃけ21世紀技術や学園都市の技術以外はいずれ追いつかれるだろう。むしろ火器・大砲の技術に注意が必要。史実上は1453年に滅亡した東ローマ帝国だが、この世界では1430年に滅亡している。ヴェネツィアがある程度確保したがそれでもある程度は流出している。砲兵などには要注意。 | 2012/05/12 19:05:48 | 7:01 |
sm17805974(エンコード変更後) | 2012/05/12 23:22:16 | |||
第78.5話・後編 | sm17803661(エンコード変更前) | カルマル同盟は一貫してバルト海の制海権を狙おうとしている。領土国家であるデンマークは面を支配しないと強くなれない(重商主義的な方向性)。それゆえに、おそらくこの戦争が終わった後もノヴゴロド、チュートン騎士団、ハンザ同盟に対する挑戦は続くだろう。一方、ハンザ同盟はリューベックが神聖ローマ帝国から帝国自由都市の称号を12世紀に得たところから始まる都市連合。まあ要するに「その都市の商品はその都市の商人が扱いほかは排除する」という協定に基づく同盟。それに対してデンマークが反発したことによりおきたのが今回のデンマーク・ハンザ戦争。ユトラント沖海戦はハンザ同盟側にとっては絶対に勝利しなければならない戦で、これに負ければ補給されて勝ち目がなくなる。石鹸作戦は実際にヴェネツィアで用いられた作戦。 | 2012/05/12 19:18:46 | 7:04 |
sm17806642(エンコード変更後) | 2012/05/13 00:10:42 | |||
第79話 | sm17816390 | アルカディア号は敵を迎撃する。石鹸水をぶちまけた。まあ直撃すりゃ死にはしないだろうが大怪我する。これによりハンザ同盟艦隊は大混乱。戦線離脱を余儀なくされる。1448年春、ヴェネツィア艦隊はコペンハーゲンに到着しユトラント半島とスカンジナビア半島との連絡線を確立する。ハンザ同盟は同時期にハンブルグが戦線離脱。戦争継続が不可能となり、1448年夏、ヴェネツィアとハンザ同盟の間に講和条約が結ばれる。ハンブルクはこの講和条約によりハンザ同盟から独立。そして765は宴会となった。 | 2012/05/13 21:59:12 | 10:10 |
第80話 | sm17869977 | 1450年前後の話である。サンフラワー号はひたすら南へ向かっていた。目的はないようだ。そして2時の方向に巨大な船。ハム蔵は回避行動をとるように命じる。おそらくポルトガルの船だろう。アフリカや南米にポルトガルは植民地を作っているらしい。大航海時代にポルトガルやカスティーリャは突入した様子。幸い、見つからなかったのでジブラルタルへ戻ることにした。とある年の5月、 パレスオブドラゴン号としらゆり号はヴェネツィアにいた。律子は日記をつけているが元の世界に戻る手がかりいまだになし。どうやら海との結婚式というお祭りが近く銀行での手続きは時間がかかるらしい。竜宮小町はみんな一緒にそのお祭りに行くことにした。コルフ島(ヴェネツィア属国)にてアルカディア号。この島は厳戒態勢のようだ。無理はない。対岸でイングランドとオスマン帝国が戦争をしているのだから。何気にイングランドは地中海のあちこちに領土を持っている。将来的にイングランドとの衝突が懸念されるため、コルフ直轄化も考えている模様。だが、現在コルフ島駐留艦隊の司令官は「あの人」らしい。内政でひと波乱ありそうだ。 | 2012/05/20 01:49:29 | 10:19 |
第81話 | sm17939097 | 1460年前後の話である。大陸側領土も中核州になった。765プロのアイドルたちはバカンスを楽しんでいた。コルフも併合となった。アドリア海・イオニア海の制海権はイングランドが握っている。そのイングランドはオスマン帝国と交戦中につきヴェネツィアの商船が臨検・拿捕される事態が相次いでいる。護送を予定通り行うことになったが一部軍人はこれに反発している模様。 | 2012/05/27 20:55:27 | 12:18 |
また、29話まではサブタイトルも用意されている(30話以降も準備しようとしたらしいが作者が挫折したとのこと)。
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | はじまり |
第2話 | 架空戦記3理論? 要するに架空戦記ではよくあること |
第3話 | ファーストコンタクト |
第4話 | ヴェネツィア共和国 |
第5話 | おはよう!ヴェネツィア!! |
第6話 | 危機 契約 戒め |
第7話 | 高度な柔軟性を維持しつつ! |
第8話 | 攻勢ではありません、大攻勢です! |
第9話 | スコップ! |
第10話 | 破門戦争 ヴェネツィアVSそれ以外 |
第11話 | 到着DS3人娘(?)+2 |
第12話 | 東方より来る脅威 |
第13話 | オスマン帝国 |
第14話 | 涼ちんはみんなのアイドル? |
第15話 | ねえねえ、十字軍ってなに? |
第16話 | 風雲急 |
第17話 | とりあえず誠氏ね |
第18話 | 開戦 コンスタンティノープル攻防戦(1) |
第19話 | 開戦 コンスタンティノープル攻防戦(2) |
第20話 | 先制攻撃! |
第21話 | 針路、コンスタンティノープル! |
第22話 | 第1回総攻撃(コンスタンティノープル攻防戦) |
第23話 | マルマラ海海戦 |
第24話 | 本能寺が変 |
第25話 | 船頭多くして船、山を登る |
第26話 | 山越え阻止! |
第27話 | 金角湾 喪失 |
第28話 | 美希 対 QB |
第29話 | コンスタンティノープル最期の日 |
ここから先は、各キャラクタのネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 ネタバレ回避したい方はここまで飛んでください |
この節は、編集者が足りないために書きかけです。 多少は参考にはなりますがすべてのキャラクタについて書かれているわけではありません。書かれていても情報が不足しています。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 |
この世界に来てからは、765プロのメンバーたちの実質的なリーダー的存在。生き抜くために、ヴェネツィア政府と交渉したり、商売等にも励んだり、といろいろと苦労している。
765プロのメンバーの中では過去のいろいろな記憶がある方らしい。序章編や英仏百年戦争編等、何気にキュウべえとの関わりが一番多い。
春香同様に過去のいろいろな記憶があるらしい。現在(72話)、Arcadia「アルカディア」 号の船長も務めており、優秀な指揮官ぶりを様々な場面で発揮している。
坑道戦等のエキスパートとして、コンスタンティノープル攻防戦で活躍した。その後、春香たちと共に誘拐されるも無事生還する。実は、オルレアンの聖少女の1人なのだが、メンバーにも自分からは話していないらしい。
コンスタンティノープル攻防戦をはじめとし、雪歩と共に行動して活躍することが多い。春香や雪歩が誘拐された時も一緒に行動しており、揃って生還している。
この世界に来てから、序章、イベリア・カスティーリャ戦争編で、プロデューサーと共に命の危機にさらされたが、何とか生き延びた。キュウべえの誘惑も早く見破っており、実は覚醒しているのかもしれない。
性格からか仲間を後方で見守ることが多く、活躍が余り目立たない。意外と毒舌なのだが、本人には悪気はない。イベリア・カスティーリャ戦争編の終盤で、ジブラルタルで「隣に…」を歌っている。
コンスタンティノープル攻防戦やロードス島攻防戦等、様々な場面で活躍しているが、飼っているハム蔵というペットのアドバイスのお陰で大きく活躍している気がしなくもない。
やや年長組のせいか、春香や千早らに様々な場面でアドバイスを与えることが多い。 フランスから春香達を救出して、パリ市民を救う際にも活躍している。
第5章までやや活躍するシーンが少ない気がするが、きっと活躍する日が来ると信じている。ここでもやよいとは仲が良いらしい。
料理や掃除等の家政婦的役割で出てくることがメンバーの中で比較的多い(他の765プロの面々で得意そうなのがいないせいかも)。なお、春香達と共に誘拐されかかったが、幸い無事だった。もし、誘拐されていたら。
亜美と共に765プロのムードメーカー。 メンバーの中で最年少のはずだが、コンスタンティノープル攻防戦等、意外と鋭いところを亜美と共に見抜くときもある。
双子の姉妹の真美と共に登場することが多く、活躍する場面も共通の事が多い。ただ、真美もそうだが、やはり年齢的に後方にいることが多い。
765プロダクションに勤めるプロデューサー。矢を胸に受けたり、海で襲撃されたりして大変だがどうにかやっている。メンバー全員の事を気に掛け、大事にしている。登場当初は後ろ姿のみだったが、途中から顔を見せるようになった。
この世界では余り腐っていないらしいが、他の765プロのメンバーと違い、経験不足からか(?)電子戦に気づかず、律子にせめられたことがある等、やや活躍していない、と思っていたら、第103話で音無出版を創業、薄い本専門ではなく、戦艦経済から白雪の詩集といった多様な出版により教皇庁御用達の大(?)出版社に育ててしまった。
本来ならパラドプロ所属のはずなのだが、765プロに所属している。理由は、書き込む必要はないと思われる。
876プロのメンバーのリーダー的な存在で、ディアリ・スターズ号の船長代行。765プロのメンバーたちと合流してからは、律子の副官的な役割も務めることもある。秀吉をして、戦時でも平時でも生き抜ける有能な人材と評されるほどなのだが、何だか不憫な役が回ってくることが多い。
もともとネットでいろいろやってたのを尾崎に誘われて、876プロにいったらこの事件に巻き込まれる。技能を生かして、ディアリ・スターズ号の舵を握ることになり、航海長的な役割を務めている。
アイドルとしてデビューしようとして、876プロに行き、この事件に巻き込まれる。ディアリ・スターズ号が戦闘に臨む際には、砲術長的な役割を務めている。
絵理のことを心配してついてきたところ、この事件に巻き込まれる。技能を生かして、ディアリ・スターズ号の通信兼レーダーを担当し、戦闘に臨む際には電子戦を行うこともある。
本来は876プロの所属ではないはずだが、この事件に巻き込まれ、ディアリ・スターズ号に乗り組む。描写からすると、副長(兼甲板長)的な役割を務めているらしい。(ここでも、涼の嫁扱いなのだろうか?)
パラドプロのリーダー。呉越同舟どころではないパラドプロがまとまっているのは、この人のお陰である。なお、性格が微妙に黒いのは、ニコ動補正によるものなので、史実と混同しないように。
スターリンと組んだ漫才芸人として、当初は登場している。この2人がなぜ組んだのか、本当に不思議極まりない。なお、意外と政治に関して良識的な発言もしている。
十字軍について765プロのメンバーに説明したり、宗教講座を一時、ヴェネツィアで開いたり等、宗教関係の発言が多い。やはり、神学校での教育経験が生きているのだろうか(皮肉なことに史実がそう)。
他のメンバーが濃すぎるせいか、余り活躍が目立たない。また、他が凄すぎるのかもしれないが、パラドプロのメンバーの中では一番の良識派らしい。
数々の場面で名提督ぶりを発揮する一方で、ジブラルタルを占領計画を立てたり、海賊を計画したり、とその活動計画は破天荒そのもの。史実でも、結構、無茶なことをしているので、史実通りの性格を発揮しているのだろうか。
いずれ自分を迎え撃つのが夢らしい(史実でヴェネツィア共和国を滅ぼしたのはナポレオン)。ネルソンに半分拉致されジブラルタルを占領したり、春香達救援のためにパリ襲撃を計画したり、と名将ぶりを発揮している。
コンスタンティノープル攻防戦編から登場。但し、史実より早く即位しており、歴史が微妙に狂っている。第5章終了時まで、ヴェネツィア共和国の宿敵として登場してきている。なぜか登場直後から、キュウべえが参謀になっており、今も側にいて参謀としての役割を果たしている。
第11話で登場。涼達がその姿を恐れるのを見て、画像を織田信長にしたら、乗っ取られてしまった。なお、メフメト2世と同様に、史実より早く即位している。
アイドルたちを絶望に追いやって魔法少女契約を結ばせようとしているが、Pの命がけの主張により春香や美希が完全なる拒絶を決意。よほどのことがおきない限りもはや契約はさせられないだろう。もっとも、さやかとは無事に契約できて、魔女にさせることによりエネルギー回収もできたようだが。
キュゥべえの犠牲者。パリ奪還を果たしオルレアンの聖少女と呼ばれるが魔女裁判にかけられる。そして本当の魔女になってしまう。
槍を操る魔法少女。最後は自らのソウルジェムを砕きさやかが魔女になったものとともに果てた。その際、自らと同じ境遇にいるものたちを救えるようにすることをアイドルたちに頼んでいる。
コンスタンティヌス11世を乗っ取って登場。史実同様の性格を発動し、コンスタンティノーブル攻防戦で縦横に活動しまくる。
信長の密命を受け、涼達876組をコンスタンティノーブルから脱出させる筈だったが、脱出資金を4倍に増やす等の涼の思わぬ活躍から連れてもどる羽目に。君命に背いたことで、逆さ磔になるところだったが。
戦国時代の良心枠。この人がいなかったら、涼の貞操が危なくなって、この動画自体も削除されたかも。その他の場面でも信長らの暴走をしばしば諫めている。
コンスタンティノーブル編から登場し、その後も 765プロの面々らと行動を共にしている。物語やゲームでは義理が低いことが多いが、史実からすると以外と義理固いようなので、史実と同様の性格なのかも。
特定の主役をつくらず、各人物の持ち回り形式で進行するつもりですが、立絵の関係(立絵を作りやすいキャラに出番が集中)や作中での立場によって出番が偏ってしまっています。いずれ是正するつもりです。
1話10分程度の編成を心がけています。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/03/29(金) 04:00
最終更新:2024/03/29(金) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。