『聖剣伝説3』とは1995年9月30日に発売されたアクションロールプレイングゲーム(ARPG)で、聖剣伝説シリーズの3作目に当たる。
製作はスクウェア(現スクウェア・エニックス)。
2020年4月24日にはSwitch・PS4・steamでリメイク版『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』が発売された。
音楽は前作に引き続き菊田裕樹が担当し、「Swivel(黄金の街道などで流れるBGM)」をはじめ名曲と評されるトラックが多い。
キャラクターデザインはイラストレーターの結城信輝が担当。個性溢れる登場人物達は現在でも充分な人気を保っており、特にメインキャラクターのリースは現在でも新刊同人誌が発行されている程根強い人気を誇る。リースは俺の嫁。
前作『聖剣伝説2』に比べるとバグは減ったが、完全に消えたわけではなく、中にはゲームが進行できなくなる致命的なものも残っている(詳細は後述)。
また、大容量ROMカートリッジの宿命か、セーブデータが消えてしまうことが増えており、某0% 0% 0%のゲームほどではないがデリケートなソフトである。
その人気はニコニコ動画においても健在で、多くのユーザーがプレイ動画を投稿している。また、多くの作業用BGM動画などでは同時にリースのイラストを惜しみなく引用され、人気の高さを伺わせる。俺の嫁なのにみんな必死すぎるだろJK。
現在ではプロの声優として活躍する金子未佳(ねこみさん)もこの作品のフルボイス作品を投稿していた(現在は削除されている)。
この世に存在するすべての源として、世界に安寧をもたらす力「マナ」が急激に減少。 |
以上が本作のプロローグを要約したもので、この戦乱をきっかけに旅を始める6人の若者が本作のメインキャラクターである。
ゲームを始める前に、彼ら6人の中から主人公と2人の仲間を選択し、このときの編成によってゲーム中の随所のストーリーに変化が発生。
まず、選んだ主人公によりオープニングが変化。6人はそれぞれが異なる経緯で旅を始めるが、オープニングは主人公の旅立ちを描くものになる。
次に、仲間に選んだ2人のメンバーによって、ストーリー中の随所で会話や演出に変化が発生。キャラクターによっては主人公との出会い方も大きく異なってくる。
大きく変化するのは中盤以降のことで、選んだキャラクターによってストーリー中で向かう目的地と、敵対勢力、ひいてはラストボスにまで変化が起こる。
上記のプロローグ中で、戦争を仕掛けた3つの国家には、それぞれを裏で操る黒幕としてまったく異なる3つの勢力がついているが、ストーリーを経て最終的に1勢力が残る。この残った1勢力が戦う相手となり、この相手に対し直接因縁のあるキャラクターが、最初に選んだ主人公である。敵対相手を共通しているキャラクターは男女2人で対として扱われる。
選んだメンバーによって、ストーリーに変化が起こるこれらの演出のことをトライアングルストーリーと称され、メンバーの編成次第で何通りものストーリーが楽しめるようになっている。
基本的なシステムは前作「聖剣伝説2」と同じであるが、仕様変更などで前作とは異なる箇所も多い。
前作でも登場したリングコマンドが、本作ではアイテム・魔法の使用のみに限定されたコマンドとなっている。装備の変更や、パラメータの確認などの行動は、メニュー画面を参照する必要がある。
またメニューとは別に、リングに入りきらないアイテムや武器防具などを貯蔵する倉庫システムがあり、倉庫画面を開くことでアイテムの管理ができる。
マップ中でモンスターの出現を認識すると武器を装備してバトルの体勢に入る。この状態になるとメニュー・倉庫画面が開けなくなり、またダッシュが使えない。モンスターを認識しない状態だと戦闘終了していなくてもバトル体勢が解除され、先述のアクションを取る事が出来る。
マップにはそれぞれ出現するモンスターが設定されており、それらをすべて倒すと WIN! と表示され、必殺技ゲージがリセットされる。また、一番最後に倒したモンスターが宝箱をドロップすることがある。
一度に出現するモンスターは同時に3体まで。例えば最大5体のモンスターが出現するマップの場合、既出のモンスターモンスターいずれかを倒すことで、補完するように出現する。このとき、画面外から湧くように出てくる事もあれば、マップのどこかに潜んでいる場合もあり、後者の場合その場所を画面内に映さないと出現を認識されない。
本作の特殊攻撃は、前作同様「魔法」と「必殺技」の2種類。ただしシステムは前作と大きく異なり、本作独自のものとなっている。
本作に登場するモンスターは特定条件を満たすとカウンターとして咄嗟に特殊攻撃を発動するものがいる。このカウンター攻撃が総じて威力が高く、中には連発するモンスターもいるため、発動させると致命的なダメージを受けることが多い。
このカウンター能力は中盤以降は大抵のボスが、終盤に至っては雑魚すら備えており、本作のゲーム難易度を大きく左右するものとして多くのプレイヤーを泣かせてきた。特にビルとベンはこのカウンターがもたらす強さにより、トラウマ敵として根強い人気を誇る。
ストーリーの主幹となるキャラクターで、ゲーム開始時、この6人から主人公と、パーティメンバーを決定する。
草原の王国フォルセナの傭兵。
負けず嫌いな性格で、気性が荒い。しかし誠実な面もあり、良くも悪くも一本気な性格。国と王に対する忠誠心は誰よりも強いが、にも関わらず義勇兵とかじゃなくて傭兵であるという点には何故か誰もつっこまない。
両親は共に故人で、現在は伯母と実妹の3人暮らし。“黄金の騎士”ロキを父に持ち、父を心から誇りに思っている。本人も王国随一と言われる剣の腕を持つ実力者。
武術大会にて優勝し、王国一の剣士となった日の夜、アルテナ軍が突如フォルセナへ侵攻。アルテナ軍を指揮する紅蓮の魔導師に単身立ち向かうが、手も足も出ず惨敗。
この敗北によりプライドをズタズタに引き裂かれたデュランは、打倒紅蓮の魔導師を胸に誓い、クラスチェンジの方法を求め聖都ウェンデルを目指し旅に出る。
この旅立ちを説明する攻略本の“力の探求と復讐の旅路”という表現は少々あんまりな気がするが、その実結構的確だから困る。ただ、実際には単に実力が及ばなかったというだけではなく、デュラン自身がもっとも敬愛している王国そして英雄王を侮辱されていることで、いわば自分自身の真義をも否定されている事を慮れば、彼自身の怒りはわからなくもないだろう。
以上のように、性格、旅立ちの動機からして、直球の熱血主人公を地で行くキャラクターである。またパーティ編成によっては衝撃の出会い、そして非常に重い結末が待ち受けており、些細な切っ掛けで始まった旅が、やがて彼にとって煮え切らない思いを残すという、RPGの王道と言えるストーリー展開が待ち受けている。
実際、6人の中でエンディングが大団円と行かないのはデュランのみである。勿論、旅を経ることで精神も大きく成長しており、また装備が剣ということもあって(ファンタジーの王道的な意味でも、本作のキーアイテムに関連する意味でも)、6人の中では一番主人公然としている人物と言える。実際、最初は主人公をこのキャラにして始めたという方も多いだろう。
ちからが強く、ケヴィンと並んで肉弾戦が得意。そのケヴィンがバランスブレイカー担当であるため、言わばオーソドックスな近接キャラクターであると言える。
装備品も能力の補正が6人中もっとも高い(値段も高い)。本作の重要要素である攻撃力の高さを備え、またクラスチェンジを経ることで補助役もこなせるなど、イメージに反してかなり柔軟な能力のキャラクター。
光クラスでは回避能力を上げる盾の装備が可能になることに加え、回復魔法「ヒールライト」を習得できる。
闇クラスでは攻撃に属性を付与する様々なセイバー魔法を使えるようになる。すべてのクラスに別々の強い個性がついており、バランスが取れている。
魔法王国アルテナの王女。
艶やかな色気を持つ美女だが、外見に反してわがままな性格。また、勝ち気で自由奔放、しょっちゅうイタズラをしては城内を騒がせたり、魔法の授業をサボったりなど、年齢の割に幼い行動が目立つが、それらは自分に対して愛情を注がない母親への反発からくるもので、本来は寂しがり屋な性格である。魔法王国の王族でありながら、魔法が不得意というコンプレックスを抱えている。
ちなみに攻略本によると“歳のわりには、情熱的で色っぽい容姿”とのことだが、19歳ならこれくらいあってもおかしくはないと思うのは筆者だけであるか。
マナストーンの力を解放するため、その生贄としてアンジェラの生命を母親から要求され窮地に陥るが、突然謎の光に包まれ、城外へ転位したことで難を逃れる(この光に関しては何の説明もないが、状況からして感情の昂ぶりから来る魔力の暴走ではないかと思われる)。王国にも戻れず、絶望のどん底で雪原を彷徨い凍えて倒れるが、救われた村で聞いた聖都ウェンデルの光の司祭に希望を見出し、母に認められるほどの魔力を得ることを願い旅をはじめる。
精霊の力を借り、その精霊の持つ力に呼応した属性の魔法を覚えていくことが出来る。クラスチェンジによってさらに上位の魔法を覚え、最終的には独自の魔法を習得するなど、能力的な意味での成長がもっとも顕著に表れるのが特徴。
一度に広範囲を攻撃でき、属性弱点を突いて大ダメージを狙う魔法攻撃は、特に序盤に力を発揮する。しかしストーリーが進行するにつれ、先述のカウンター的思考を持つ敵がボスザコ問わず増えてくるようになるため、迂闊に魔法攻撃を撃つことが出来なくなる。勿論、終盤でもカウンターをしてこない敵も多いのでそれら相手には遠慮なくぶっ放せるので、「どの敵がカウンターを仕掛けてくるのか」をしっかり覚える事がアンジェラを使いこなすためには重要な要素である。
物理攻撃力の伸びは6人中最低クラスで、HPもワーストであるため相対的に守備力も低い、上級者向けのキャラクターである。
「強力な魔法で敵を攻撃する」というコンセプトのキャラクターであるため、基本的な性能は初期クラスの時点で既に完成されている。その一方で、ルーンマスター以外の最終クラスは個性の差が大きくないので、どれに進めようと役割に大きな変化はない。ただ、逆に言えば効率をあまり気にせず、習得魔法の好みなどビジュアル重視で選んでもあまり問題はないとも言える。
余談ではあるが、設定上対に扱われるデュランとは公式にカップリングを意識しているシーンが多い。デュランが主人公だとアンジェラが仲間にいなくてもフラグが立つし、両者ともパーティにいる時なんかは、アンジェラエンディングが思いっきり爆ぜろな展開に変化。
上記のシーンは正直言って可愛いし、ただでさえツンデレ要素があったり、寂しがり屋だったり、おっぱいもあるしメイガス公式絵がかなりエロかったりとおいしい属性を多数揃えているにも関わらず、何故かリースと比較して圧倒的に人気がない。お前らアンジェラも可愛がってやってくれよ。リースは俺に任せてくれていいから!
光クラスではクラス2時点で上位魔法に加え光属性魔法「セイントビーム」を取得。単体火力では優位に立てる。
闇クラスでは4属性よりも先に闇属性上位魔法「ダークフォース」を使えるので、かなりピンポイントではあるが光と風の神獣戦においては強い。どのクラスも一通りの属性魔法は覚えるが、光と闇はそれぞれのクラスだけ上位魔法を覚える。
獣人の王国・ビーストキングダムの王子。
根は純粋な性格だが、人とのコミュニケーションが苦手で、たどたどしいしゃべり方からもわかるように話すのが得意でない。
獣人と人間の間に生まれたハーフで、父はビーストキングダムを治める獣人王。母親は彼が生まれてすぐ王国を追われたため母の顔を知らず、それが理由で親子関係は冷たい。
幼い頃から、獣人王の教育によって冷徹な殺人マシーンとして鍛え上げられてきたが、月夜の森でちびウルフ・カールとの出会いが彼に優しさや思い遣りを教える。今ではカールこそが心を通じ合える唯一の親友となり、毎夜のようにカールを遊んでいる。
そんなある日、突如凶暴化したカールに襲われる。親友に手を出せず困惑するが、傷つけられたことで獣人の本能を刺激され、感情が暴走した果てにカールをその手にかけてしまう。
失意の底の中、カールの凶暴化が獣人王(と、死を喰らう男)の謀略によるものと知り怒りが爆発し、父に挑むが返り討ちに遭ってしまう。その後、死を喰らう男の口八丁で光の司祭であればカールを蘇らせてくれると信じ込み、藁にすがる思いで聖都ウェンデルを目指して遠泳を始めた。
ちなみに、彼の旅立ちの切っ掛けとなったカールの死だが、実はそもそもカールは死んでおらず、仮死状態だったカールをよく確かめもせず(気が動転している状態だろうから無理もないが)埋葬してしまい、本当に生命の危機に陥ったところを後で獣人王が掘り起こし、救っている。言わば壮絶なる勘違いなのだが、この一見が切っ掛けで獣人王との和解を果たしている。
デュランと同様の近接タイプだが、初期の能力はあまり高くなく、デュランの下位互換といった感じであまりパッとしない。しかし、通常攻撃が2回連続攻撃であり、シェイドの刻には人狼に変貌し、戦闘力が飛躍的に上昇するなどのケヴィン独自の特性により、数値以上の攻撃力を秘めている。
実際とんでもなく強く、一部ではバランスブレイカーの呼び声も高い。
クラス2以降、2種類の必殺技を習得できるのもケヴィン独自の特性のひとつだが、こちらは思い通りの必殺技が撃てず、全体攻撃をしたいのに単体がけになってしまうことも多いなど、どちらかと言えば足を引っ張る事の方が多い。
光クラスでは回復魔法「ヒールライト」の習得にくわえ、敵の急所を突いて死に至らしめる自身の攻撃力を高める「秘孔」を習得。
闇クラスは純粋なパワーアップで、クラス3では独自の魔法を取得する。
聖都ウェンデルの光の司祭の孫娘。
人間とエルフの間に生まれたハーフで、エルフの血を引いているためか成長が遅く、齢15にして乳児程度の体型。また言動や、本を読めないことなどから、知能も年相応かそれより少々大きい程度である。語尾に「でち」とつけるのが特徴。
エルフと人間の契りによって両親はシャルロットがまだ幼かった頃に他界し、肉親は光の司祭ただ一人。しかし司祭をはじめとした神殿の人たちの愛情を一身に受けて育ったため、とても純粋で、明るい性格。
少々自分勝手で生意気なところもあるが、その一方で迷信深く、臆病でもある。
ウェンデルの神官ヒースを慕っており、アストリアにて目撃された謎の光についての調査の為に出掛けた彼を心配して、密かに神殿を抜け出してしまう。着いた先で窮地に陥ったところをヒースに救われるが、直後現れた死を喰らう男の不意打ちに破れ、そのままヒースは拉致されてしまう。
事の次第を司祭に伝えるためにウェンデルへと戻る事から彼女の旅がスタートする。
その出身と経緯から、彼女が主人公となった場合オープニングから聖都ウェンデルまでのルートは他キャラクターのものとは大きく異なっているのが特徴。
またパーティメンバーに選んだ場合、主人公との出会い方も他キャラクターとは異なっており、彼女を3人目にした場合はフルメタルハガー戦までにメンバー全員が揃う形になる。
ヒースを助けることが彼女の旅の動機であるが、そのヒースがさらわれたのはだいたいこいつのせい。とはいえ、仮に不意打ちを喰らうことがなかったにしろ、狡猾で実力も高い死を喰らう男にヒースが勝てた保証はないし、ストーリー中ヒースは敵として立ちはだかり、紆余曲折の果てに悲劇的な展開が待っているものの、エンディングではその悲劇をも乗り越えた大団円を迎えている。
結果的にシャルロットがしゃしゃり出た事がヒースの天運と言えるかもしれない。
メインメンバーの中でもっとも補助能力に長けているキャラクター。クラスチェンジによってセイバー魔法や能力ダウンの魔法を覚え、パーティをバックアップ。
何よりクラス1の時点で回復魔法が使えて、せいしんも高いので回復力もメンバー最大である。
ただし近接能力は低く、攻撃魔法も種類は多くないので、本分はサポートキャラクターである。
ストーリー上、対になるのはケヴィンだが、他の4人と比べてケヴィン・シャルロット間の絡みは少ない。というか、むしろ皆無に近い。まあ、カップリングにしても餓えた獣ちょっと中身幼い少年とどう見ても赤児との絡みというのは非常に難しいだろうし、無理もないだろう。実際あまりにもちびっ子過ぎる為か、他2人の女性キャラと比べても二次創作において滅多に話題に上ることはないと言いたいところだがあるところにはちゃんと需要がある。今日も日本は平和です。
光クラスでは4属性のセイバー魔法を習得し、サポート能力が向上。光の攻撃魔法も習得する。
闇クラスではモンスターを召喚する魔法が使える。無属性なので弱点を気にする必要がないのがポイント。
また、どちらにも共通して回復魔法も段階的に強化されていき、特に最終クラス時のヒールライト詠唱時間の短さは「ホントに詠唱してんのか?」と言いたくなるほど。また、異常状態回復の「ティンクルレイン」も有用の魔法である。
砂漠の盗賊団ナバールのメンバー。盗みの実力は盗賊団随一。
もとは孤児で、ナバールの首領フレイムカーンに拾われて、彼の実子イーグルとジェシカ共々実の子どものように育てられ、特にイーグルとは無二の親友である。
飄々とした性格で、ロマンチストなところがある。少々キザな面もあるが、義理堅く友情に篤い。
ユーモラスな中に冷静さも兼ね備えており、いろいろな面でメインキャラクター6人の中でも一番大人びた人物であると言える。
彼の旅立ちの切っ掛けは、突然フレイムカーンにより宣言された、ナバール王国の建国そして他国への侵略開始であった。
この言動に不審を抱いたイーグルと共に、豹変の原因はいつしか彼の側近にいたイザベラにありと読み、裏を取るべく調査を開始。結果、予想通りにイザベラの悪事を知るが、彼女に迫ったところ逆にはめ落とされ、イーグルがイザベラによって殺害される。
仲間殺しの濡れ衣を着せられたホークアイは、獄中でイザベラからジェシカに呪いをかけたことを知らされる。弟分のニキータの助力により脱獄し、ジェシカの呪いを解く方法を求め聖都ウェンデルを目指し、いつかイーグルの仇を討つことを誓いナバールから逃亡する。
ストーリー上、敵を同じくするリースと対に扱われており、パーティに共存しているしていないに関係なく彼女とのイベントが多い。
デュラン・アンジェラ間の絡みとは逆にストーリー序盤に集中しており、また前者のものほど強くカップリングが意識されているものではないが、このためにリースファンから必要以上に目の敵にされている節があるのがやや気の毒であると言いたいところだが、ノリと勢いでチュー(しかも恐らく唇)しやがってるので絶対に許さない。絶対にだ。
逆にリースの方も少々ホークアイのことを意識している節がある。目を覚ませ!
ケヴィンと同様、通常攻撃が2回連続攻撃なので、攻撃力の低さを充分カバーすることが可能。ただし守りも弱いので、ヒット&アウェイの戦法が基本になる。
全キャラ中最高値のすばやさとうんを持つ。それぞれ宝箱のトラップルーレットのスピード、OKアイコンの数に関わる数値なので、パーティメンバーに選んだ場合、宝箱は彼に開けさせよう。特にうんは、終盤にはなるが、クラスチェンジアイテムを発生させる「???の種」の取得確率にも影響してくる。
クラスチェンジによる個性の変化がもっとも著しいのがホークアイの特徴。無個性に近いクラス1から一度クラスチェンジを経るだけで、出来ることが飛躍的に増加。最終クラスに至っては、それぞれがまったく異なる性格を持っているので、育成目標を考える楽しみはもっとも強いと言える。
光クラスでは特殊効果を持つ木と月の魔法と、トラップ攻撃を習得。
闇のクラスでは属性ダメージ+能力ダウン効果の忍術を習得できる。
俺の嫁である。
このキャラクターについての詳細は先に個別の項目が完成しているので、そちらを参照のこと。 → リース
本作のストーリーに大きく関わることになる、世界を統治する6つの国家。それぞれの国に関わるサブキャラクターも本項にて併記する。
国土一杯に広がる広大な草原の中心に城下町を擁する、温暖な気候の王国。
剣術が盛んな国で、高い実力を持つ王国騎士団と、民間からも傭兵を雇っている。また、国土地下の鉱脈にはドワーフが住んでいる。また、国土にある宝石の谷ドリアンには地のマナストーンが安置されている。
王国へのアクセスには、黄金の街道より大地の裂け目にある吊り橋を渡る必要があるが、作中で橋が崩落してしまう為、以降は入国・出国共にとてもおっかない大砲での移動しか出来なくなってしまう。実質的な鎖国ですね?
盛んな魔法文明を持つ王国。国土には水のマナストーンが眠る。
一年を通して寒冷な気候で、年中雪が降り積もる極寒の地だが、王国を治める人間ボイラー理の女王の魔力により温暖な気候がもたらされている。しかしマナの力が減少したことでその魔力が弱まりはじめ、次第に王国内に冷気が入り込んできた。
その為、高い魔力を秘めるマナストーンの解放を目指し、マナストーンの占領とマナの剣の奪取を目指し、手始めに草原の王国フォルセナへの侵略戦争を開始する。
港町エルランドから定期船が出ており、これが国の玄関口となっている。しかし作中では流氷の影響により、全便欠航状態である。やっぱり鎖国。
月夜の森の奥深くに建国された、獣人が住まう国。国土全体が常に夜に閉ざされており、その原因となっている月のマナストーンが月読みの塔に安置されている。
この国には、自分たちを迫害した人間達を憎む獣人達が集まっており、かねてより復讐の機会をうかがっていた。そこへ現れた死を喰らう男の入れ知恵によって人間界への進行が始まり、人間の心の拠り所である聖都ウェンデルの制圧を目指し侵攻を開始した。
ちなみに、穏健派の獣人は月夜の森入り口にある街ミントスに居住している。
光の司祭によって統治されている宗教都市で、永久中立国である。
光のマナストーンが安置されている古代神殿を守護するため、その近隣地域にある今の場所に建国された。光の司祭を訪ね、世界中から人々が訪れる駆け込み寺。
大きな湖のほとりに神殿があり、その対岸にはアストリアの村がある。
義賊・ナバール盗賊団の本拠地である大要塞。一応は犯罪組織の本拠地であるためか、人里離れた、灼熱の砂漠の奥に所在し、盗賊団でありながら一国家に匹敵するほど、その規模は大きい。
元は悪人から金品を巻き上げ、収益を貧しい人々に還元する義賊であったが、いつしか行商人などを手当たり次第に襲撃するなど凶悪化。その暴走の果てにナバール王国建国を宣言、ローラントを陥落させ、その国土を奪い取るべく侵攻を開始する。、
山岳地帯の中腹に城郭を構える王国。世界最強とされる近衛兵隊「アマゾネス」が組織され、優れた国防力を有する。でも王国奪還に成功した後も城門閉じっぱなしで、自国の王女様すら入れてくれないのは流石にやりすぎだろJK。
同じ山の迷宮内に風のマナストーンが安置されている。
山中に常に吹き荒れる風と、世界一の規模を誇る山脈が城壁の役目を果たし、交通の便の悪さと引き替えに難攻不落の要塞となっていたが、ナバール軍の侵略作戦により陥落し、一度は滅亡を見ることになる。
上記の六大国家に属さない立場の人物や、中立の自治体に住んでいる人物にも多くのサブキャラクターが登場。
マナの樹と聖剣が存在すると言い伝えられている場所。この世界とは別の次元に存在し、辿り着くためには世界の中心に位置する「忘却の島」から、扉の封印を解放する必要がある。
世界の各所に安置されているマナストーンを見守る、八大元素の力をつかさどる精霊たちと、世界を守護する2体の幻獣。
登場する精霊は外見・名前とも前作と同じだが、それぞれの性格に強い個性がついている。
彼らを仲間にしていくことで、それぞれがつかさどる属性の魔法を覚えていくことが出来る。
ストーリー中において復活する八大神獣と、世界大戦を仕掛けた3つの強国を影で操る黒幕勢力達。
なお本項においてはネタバレ記述を伏せないので閲覧には注意されたし。
マナストーンに封印されていた、かつて世界を混乱の渦に陥れた八体の強大モンスター。それぞれのマナストーンが安置されていたダンジョンの奥深くでパーティを待ち構える。
これらの神獣は、闇の神獣を除いて戦う順番が決まっていない。倒す順番によって、神獣とそのダンジョンの雑魚モンスターのレベルが変わってくるので、戦略を立てて倒していくことが可能。
デュラン/アンジェラルートの最終ダンジョン。
ガラスの砂漠の奥にある巨大な洞窟で、龍の頭部の模った入口にくわえ、内部でもドラゴン系のモンスターが総登場するなど、まさに竜族の総本山であることを思わせる。かつての世界大戦で英雄王と黄金の騎士が訪れた決戦の場所。
広さは3つのラスダン中最大で、内部では大量のモンスターとの連戦が行われる部屋があるなど、かなりの長期戦になる。また隠しボスであるブラックラビと唯一戦うことが出来る場所でもある。
ケヴィン/シャルロットルートの最終ダンジョン。
幻惑のジャングルの奥地に佇む宮殿で、多くのアンデッドモンスターが潜む。内部には不気味な装飾が多く、足を踏み入れた者に様々な幻覚を見せる。昔は栄えたと言われているが、平時はその存在を確認することが出来ない(ただの空き地に見える)など、謎の多い建築物である。
ダンジョン内では、これらの幻覚をクリアしながら随所の鍵を解いて進んでいくことになる。広さはそれなりだが、これらの幻覚が生み出すトラップが難解で、相対的に長く感じるダンジョンである。
ホークアイ/リースルートの最終ダンジョン。
暗闇の洞窟を経由して辿り着く、暗黒に閉ざされた城。かつては“光の城”と呼ばれ、栄華を極めた王宮であったが、王国が一夜にして陥落して以後、誰も近づくものはいないという。魔界から多くの悪魔が召喚され、現在ではそれらの悪魔系モンスターが徘徊する場所となった。
多少の分岐点はあるが、全体的にはほぼ一本道のダンジョンで迷うことはまずない。しかし、このダンジョンにはバグという最大のトラップが隠されている(これについては後述)。
本作でもバグが幾つか存在する。中にはゲームの進行に関わるものもあるので注意されたい。以下はその一部である。
2007年に発売された「聖剣伝説 HEROES of MANA」は、本作のとストーリーより遡ること19年前の世界が舞台となっている。本作の登場人物も多く登場し、メインキャラクターの生い立ちや、本作の国家に成り立ちなどに関連する設定も多い。以下はその一部である。
ただし、これらはいわゆる後付け設定であり、本作の設定と照らし合わせると少なからず矛盾も発生する。そのため、本作とHOMはあくまでパラレルワールドであるとするユーザーも多く、しばしば論争の的となる。
※以下の内容を「聖剣伝説3」の関連動画中で不用意にコメントされないように注意されたい。
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最終更新:2024/05/01(水) 11:00
最終更新:2024/05/01(水) 11:00
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