ウマ娘血統繁殖馬 単語

ウマムスメケットウハンショクバ

1.7万文字の記事

この記事では、ウマ娘血統を持つ繁殖について解説する。

概要

自分でウマ娘血統を発見する際、今ならネットで簡単に血統表が見られるが、それでも柱を見て両欄からその更に上の血統を発見するのは難しい。そこで、柱にこのが載っていれば2代以上の血統も追加でわかるような一覧を作成する。

本記事では、現在まで血統が残っており、自身がウマ娘血統を持つ繁殖。要は柱に名前が載っており、遡ればさらにウマ娘血統を発掘できる可性があるものに絞って解説する。

ただし、ある程度数が絞れる種牡馬に対して、繁殖牝馬は絶対数が多く、また柱には名前までしか載らないため、レイパパレ(ウイニングチケット)やナランフレグ(タマモクロス)のように、牝系の3代より前に入るような例は、網羅的な一覧化は難しい。そのため繁殖牝馬については、持っているウマ娘血統の数が多いもの、自身がGⅠを勝つなどの大きな実績を残したもの、に有名な活躍人気種牡馬がいるものに絞って紹介する。

血統表に載るかどうかを考慮し、現役かどうかは問わない。マルゼンスキーがそろそろ5代血統表から押し出されるため、5代以内かどうかは問わないが、三女神(三大始祖)を含めると全ての競走馬ウマ娘血統になってしまうのでそちらは考慮しない。

は、繁殖入り後の新規ウマ娘追加によって持つことになった血統。

ウマ娘登場済み

自身がウマ娘血統を持つ者に限る。

ウイニングチケット

産駒成績自体は振るわなかったが、曾孫レイパパレ敗で大阪杯を制覇。子孫初のGⅠとなった。
マルゼンスキーの子孫であるウマ娘化済み競走馬は多数いるが、GⅠが子孫にいるのはスペシャルウィークと本のみ。

オルフェーヴル

ステマ配合の一クラシック三冠を初めとするGⅠ6勝を挙げた金色の暴君
種牡馬としてもGⅠのみならず、メロディーレーンのような個性も輩出している。ただ産駒は総じて当たり外れが大きく、種付け料は三冠馬という立場を考えると格安。

キタサンブラック

言わずもがなのみんなの2021年産駒デビューすると、続々と活躍が登場している。

イクイノックス東京スポーツ杯2歳ステークス勝利し、産駒初の重賞勝利となった。その後3歳となって大活躍、キャリア5戦で天皇賞秋、6戦で有馬記念を制し史上最短で両レース勝利した。また方がキングヘイローであり()、両双方から受け継いだウマ娘血統。同年生まれのガイアフォースも併せて、既に重賞3戦子制覇(秋天有馬記念セントライト記念)している今最も熱い血統。

ゴールドシップ

ウマ娘としても絶大な人気を誇り、産駒も大勢走っている。オークスユーバーレーベン言わずもがな2021年目黒記念で「ウインウインだ!」のワンツーフィニッシュを決めたウインキートスも彼のGⅠは同時期に活躍しているキタサンブラックドゥラメンテ産駒より少ないものの、に似て個性的な産駒が多く、強さだけでなくキャラクターでも人気を集める。

シンボリルドルフ

アーモンドアイまで破られなかった大記録GI7勝を成し遂げた皇帝スピードシンボリウマ娘化により本項に追加。

トウカイテイオーをはじめ優れた産駒を産みだしているが、後継種牡馬恵まれず、残っているサイアーライントウカイテイオーのものがギリギリといったところ。

スペシャルウィーク

自身が大種牡馬となり、シーザリオブエナビスタという名恵まれた。系もトーホウジャッカルリーチザクラウンが継いでいる。シーザリオ産駒エピファネイアが下記の通り人気種牡馬となっているため、今後は彼を通じて血統が多く残っていくと思われる。2022年7月曾孫デアリングタクトウマ娘化した為、ウマ娘血統の中心になるかと想像される。

トウカイテイオー

種牡馬シンボリルドルフの子であるが、自身の産駒からの活躍は多くが騸馬か乗になったため、特に系の存続に苦心しているのは有名。

系に限らなければまだ子孫は残っている。
ジャスタウェイセットで『銀魂』から名前を取られたオツウトウカイテイオーであり、1番マジカルステージが繁殖入り。
孫のブレイブスマッシュG1を制しそのまま向こうで種牡馬となったため、オーストラリアにも彼の血統が残る可性がある。

ドゥラメンテ

皐月賞では外ラチに逸走しながらも勝利、「これほどまでに強いのか!」と言わしめた二冠馬キタサンブラックに一度も先着を許さないまま引退してしまったことでも有名。

2021年8月に若くして急死。念をらすかのように、初年度産駒タイトルホルダーの回避した菊花賞を制覇した。2022年には2年産駒からスターズオンアース牝馬二冠を制覇。産駒が活躍するたびにそのすぎる死を惜しまれ続けている。

実名でウマ娘化する前から、ゲームには彼が元ネタと思われるモブウマ娘ブリュスクマン」が登場している。

トーセンジョーダン

ジャングルポケットウマ娘化により本項に追加。種牡馬としては立った産駒を出せず、一応現在種牡馬登録はされているが、オーナーの持つエスティファームのプライベート種牡馬で、事実上はほぼ登録だけの功労になっている。

ドリームジャーニー

小さな体でGⅠを3勝したステマ配合の一番

同配合のオルフェーヴルゴールドシップ種牡馬として順調な滑り出しである一方、こちらは種付けがあまりうまくなく、体が小さいこともあって苦戦している模様。

初の重賞勝ち産駒ミライヘノツバサは、現在東京競馬場誘導馬を務める。現役ではヴェルトライゼンデ屈腱炎から復活し、種牡馬入りまで果たしたが、直後に急逝したため子孫は残せなかった。

系の存続はかなり厳しいが、スルーセブンシーズの繁殖入りにより系で繋がる可性は高い。

アーモンドアイ

シンボリルドルフえ、GI9勝を成し遂げた日本最強彼女の露払いとばかりにフサイチパンドラが先にウマ娘化し、満を持して登場。

エピファネイアモーリスキタサンブラックイクイノックス日本を代表する一流種牡馬が惜しげもなくつけられ、産駒が続々とデビューを待っている。見ての通り、産駒は今のところすべて方でもウマ娘血統を持っている。

アドマイヤグルーヴ

エリザベス女王杯2連覇の名繁殖牝馬としても二冠馬ドゥラメンテを輩出するなど優秀であったが、12歳で世を去ってしまう。

同冠のアドマイヤベガが既におり、ライバルだったスティルインラブウマ娘になったことから実装は時間の問題と考えられていたが、2024年ウマ娘として発表された。

子孫としては、ドゥラメンテリーディングサイアーとなり、順調に血統を繋いでいるのをとして、アドマイヤセプター産駒シエルトが重賞を制している。

ウオッカ

ご存じ、64年振りのダービー制覇を成し遂げ、G1を7勝した名タニノギムレットウマ娘化したことで、この項に追加されることになった。

産駒立った活躍がいないまま世を去ってしまったが、産駒タニノフランケル種牡馬入りしているため、孫の活躍に期待しよう。

カレンチャン

代表産駒ロードカナロアとのの配合として注されたカレンモエ。近年は流産や不受胎を繰り返していたが、2024年リーチザクラウンが誕生している。既に2頭が繁殖入りしており、血統は当面繋がる見込み。

カワカミプリンセス

ウマ娘でも仲まじいキングヘイロー

2021年及び2022年キングヘイローが大活躍した年だったが、カワカミプリンセス産駒からは特に活躍は出ていない。

シーザリオ

オークスを制覇したジャパニーズスーパースター繁殖牝馬としても優秀であり、前述の通り3頭のGIを世に送り出し、スペシャルウィークの血統を広めることに貢献した。2021年死亡したが、産駒エピファネイアが既に種牡馬として成功を収めている。

自身のウマ娘化によって本項に追加。

スイープトウショウ

5代キラハートセントライトウマ娘化したことから本項に追加。ウマ娘化している競走馬血縁関係は(三大始祖を除けば)マルゼンスキー-デアリングタクトの5代が最長だったが、ここに来て7代差が現れた。

既に死去しており、故郷のトウショウ牧場も現存しないが、後継の繁殖牝馬が複数おり、子孫初の重賞スウィープフィートも控えているため牝系は当面安泰と思われる。

ダイワスカーレット

アグネスタキオン産駒ウマ娘になっているのは彼女のみ。

産駒に活躍はまだいないが、10番まですべてなのは有名なエピソード。11番が初にして一のである。彼女のおかげでスカーレット一族の血統はしばらく安泰といえる。

2023年には、孫のスカーレットイルウオッカの子タニノフランケルの間に産駒ティルアライズが生まれており、かつてライバルだった両者が血統表に載ったが誕生した。

デアリングタクト

史上初、敗の三冠。史上初の現役中にウマ娘化が発表された競走馬でもある。

繁殖入り後にシーザリオデアリングハートウマ娘となり、血統表が着々とウマ娘血統で埋められつつある。産駒デアリングタクト自身も含めて6頭分のウマ娘血統を持つが、マルゼンスキーが5代血統表から押し出されることに注意。

サンデーサイレンスクロスを持ち、キングカメハメハの血も入っていることから配合相手は輸入種牡馬になるものと思われるが(実際初子はベンバトル)、2年イクイノックスを種付けしており、サンデーが入っていても4代上ならセーフとみられているようだ(実際、4×5×4は血量15.63%で「奇跡の血量」を若干回る)。

ブエナビスタ

GIを6勝したスペシャルウィークの最高傑作産駒にまだ重賞勝ちはいない。同じくスペシャルウィーク産駒であるシーザリオから少し遅れてウマ娘化。

ラッキーライラック

オルフェーヴル産駒ウマ娘化第1号。2歳女王となった後、1年以上の苦闘の果てにGI計4勝を成し遂げた名

産駒は2頭おり、それぞれレイデオロエピファネイアのため方でもウマ娘血統を持つ。

レッドディザイア

いわゆる「JAMの誓い」の中でマンハッタンカフェだけ産駒が未実装だったが、レッドディザイアが登場したことで3頭そろい踏みとなった。

逝してしまったが、ノスタルジアが繁殖入りし、血統を繋いでいる。

ウマ娘未登場(2025年3月時点)

アルクトス

MCS南部杯を連覇したダート北斗七星アドマイヤオーラ2007年クラシック世代ダイワスカーレットウオッカの両方に勝ったことがあるだったりする。

同じアドマイヤオーラ産駒のノボバカラ種牡馬入りしているが、実質的にはタキオンサイアーラインは彼にかかっている。初年度産駒デビュー2026年

イクイノックス

2022年クラシック世代を代表する1頭。惜敗のクラシックから天皇賞(秋)覚醒GI6連勝を果たして引退した最強サンデーサイレンス系×キングヘイローニックスを体現した好例でもある。

社台グループが相当気合いを入れてバックアップしており、テレビで見たことのある一流や、一流母親などに片っ端からつけられている。サンデーサイレンスは十分遠く、キングカメハメハが入っていないため、キングヘイローが入っているのでもなければどんなにもつけやすい。

ウマ娘化している繁殖牝馬では、アーモンドアイクロノジェネシスがつけられている。

イスラボニータ

2014年皐月賞産駒2021年デビューキンシャサノキセキ種牡馬引退したため、(他にもいることはいるが)事実上彼が最後のフジキセキ後継種牡馬となる。

エピファネイア

ジャパニーズスーパースターシーザリオが産んだGⅠ3頭のうちの1頭
シンボリクリスエスウマ娘化したことで血統が1頭追加されており、彼の子孫にが出ている。

GIを2勝という成績もさることながら、スペシャルウィークということは3代サンデーサイレンスがいるためクロスを作りやすく、人気種牡馬となった。

初年度産駒デアリングタクトがいきなり牝馬三冠、次年度も「撃墜王」エフフォーリア皐月賞天皇賞(秋)有馬記念を3歳にして制するなど、くも複数のG1を輩出している。

そして、2022年7月産駒デアリングタクトウマ娘化の一報が入る。1年以上の療養からの復帰から宝塚記念での力走の記憶新しい中で、現役ウマ娘になるという一大事態であり、以後の彼の産駒に益々注が集まるだろう。

その後、シーザリオウマ娘となり、デアリングタクト血統表にいるのうちGIは残すところキングカメハメハエピファネイアのみとなった。果たしてウマ娘化はなるか。

エフフォーリア

3歳時にGI3勝し、2021年クラシック世代でいちくその名を挙げ、『ウマ娘』から競馬を見始めたファンに強な印を残した横山武史騎手の才をいちく発揮させたでもある。

その後は振るわず5歳初頭で引退したが、種牡馬としてはエピファネイア後継の一番として順調な種付け数となっている。産駒2026年デビュー予定。

オジュウチョウサン

言わずと知れた障害競走絶対王者タニノギムレットがいるヴェルサイユリゾートファーム種牡馬入りした。

どのくらいが集まるかは未知数だが、順調にいけば2026年産駒デビューする。

カネヒキリ

二度の屈腱炎を乗り越えた不屈のダート王。種牡馬としてはいろいろ不遇ではあったが、それでも交流Jpnミツバを輩出した。

2016年に種付け中の事故により死亡。一応後継としてはディオスコリダーが種牡馬入りしたが、プライベート種牡馬で年1頭の種付けなのでさすがに厳しそうである。

キタサンミカヅキ

中央ではオープン入りはしたものの重賞勝利に終わったが、南関東に移籍したところ覚醒Jpn2東京盃を2連覇する快挙を成し遂げた。獲得賞金3億6524万円。賞金王キタサンブラック(18億7000万円)とはべるべくもないが、それでも大野商事有馬の中では2位

引退後は優駿スタリオンステーションにて堂々の種牡馬入り。上記の通り2頭のウマ娘血統を持ち、種付け数は少ないもののキングヘイローの後継種牡馬の一頭である。

なお、4代ウマ娘公式アンバサダーと同じ名前の「タケユタカ」がいるが、これもウマ娘血統に入れていいのだろうか…?

キンシャサノキセキ

高松宮記念連覇など重賞7勝を挙げた名スプリンターフジキセキの後継として短距離戦線やダートでよく産駒が走っている。2022年限りで種牡馬引退

グランプリボス

2010年朝日杯FS2011年NHKマイルカップなど重賞5勝を挙げたバクシンオーの代表産駒

産駒2018年からデビュー。初年度産駒が初勝利まで105連敗と振るわず種付け数は減してしまったが、「モズ」冠名を使用する㈱キャピタル・シテムと馬が同じであるため、モズ冠名の牝極的に交配しており、そこから小倉記念(芝2000m)を勝ったモズナガレボシが出た。

モズカッチャンモズスーパーフレアの初年度の交配相手に選ばれており、ここから逆転大物が出てくるかもしれない。

クリソベリル

4歳までにダートGⅠ級を4勝したが、喘鳴症に苦しみ引退となってしまった令和の初代ダート王。重なエルコンドルパサーの血が入っている。

ゴールドアリュールの後継として人気を集めており、産駒2025年からデビュー

グローリーヴェイズ

香港ヴァーズを2勝した香港。解散したメジロ牧場実質的な後継であるレイクヴィラファームの生産で、メジロ牝系を継いでいる。初年度産駒デビュー2026年

ケイティブレイブ

交流JpnⅠを3勝したダートの雄。重なサクラローレルの血を継ぐ。初年度産駒デビュー2026年

ゴールドアクター

スクリーンヒーロー産駒で、2015年有馬記念を8番人気で勝った兵。産駒2022年からデビューしている。名で話題の「ウマピョイ」は彼の産駒

サートゥルナーリア

シーザリオ産駒GⅠ3頭の3頭(ロードカナロア)。2018年ホープフルステークス2019年皐月賞の勝ち

2021年から種牡馬入り。初年度から即満口と人気を集めている。初年度産駒デビュー2024年になる。

ジョーカプチーノ

2009年NHKマイルカップ覇者リーディングサイアーにもいたマンハッタンカフェだが、大物は出ず、ヒルノダムール種牡馬引退してしまったため、カフェサイアーラインは彼にかかっている。

スクリーンヒーロー

2008年ジャパンカップを9番人気で勝ったグラスワンダーの代表産駒

種牡馬入り当初は「格安の良血」というポジションだったが、初年度産駒からモーリスゴールドアクターが出て一気に大人気種牡馬に。既に代表産駒2頭も種牡馬入りしているが、自身もまだまだ種牡馬として現役である。2022年末、として初のGⅠウィナーとしてウインマリリン香港ヴァーズ勝利。内初の快挙となった。

タイトルホルダー

2021年クラシック世代ステイヤー代表として中長距離で活躍し、エフフォーリアと並び『ウマ娘』からの競馬ファンに強な印を与えた

逝したドゥラメンテの後継種牡馬として期待がかかる。初年度の配合相手には、同じく猛スタミナ逃げとして名を馳せたテリオスベルの名も。

タニノフランケル

重なウオッカ産駒の1頭。自身は重賞勝利であるが、ウオッカの血をつなぐという使命を負って種牡馬入り。

初の種付けはスカーレットイルで、ダイワスカーレットの孫である。事生まれた産駒競馬ファンの良血であり、産駒はかのスカーレット一族にも名を連ねる。ウマ娘抜きにしてもの配合である。

ダノンシャンティ

2010年NHKマイルカップ。そして松田厩舎が松国ローテをやめるきっかけになった?

2020年限りで種牡馬引退京都新聞杯など重賞4勝を挙げたスマートオーディンが後継として種牡馬入りしている。

ニシノデイジー

2歳でGIIIを2勝した後、苦闘の果てに障害転向。そこで才を開させ、中山大障害を2勝する快挙を成し遂げ堂々の種牡馬入り。

西山牧場内でニシノフラワークロスが作れ、サンデーサイレンスクロスも狙える、かつサンデーサイレンス以外の要血統が入っていないため薄め液としても優秀と、セイウンスカイニシノフラワーという流からかけ離れた血統を維持し続けてきた西山牧場の努力が吉と出る可性も考えられる血統。

なお、本種牡馬入り直前に、同じくハービンジャーブラストワンピースウマ娘化しており、「ハービンジャー産駒種牡馬入りは難しい」という例として挙げられていた。その矢先のハービンジャー後継種牡馬誕生というタイムリー話題であった。

ニシケンモノノフ

2017年JBCスプリントを制したダートスプリンター重なタイキシャトルの直系。

メイショウボーラー2022年種牡馬引退したため、タイキシャトルサイアーラインは彼にかかっている。産駒2022年からデビュー

パドトロワ

2012年アイビスサマーダッシュなど短距離GⅢを3勝したスプリンター*スウェプトオーヴァーボードの後継として種牡馬入り。

種付け数は少なく、2022年9月死亡。しかし2016年産のダンシングプリンス地方出戻りからJpnⅠ制覇までけ上がり、後継として期待がかかる。

ビッグアーサー

2016年GⅠ高松宮記念現在まで残るレコード勝ちしたスプリンターだが、同年のスプリンターズステークスでの「前が壁!」事件の方が有名。キングヘイロー日本ダービーと並ぶ福永祐一黒歴史

産駒2021年から続々とデビューサンデーサイレンスが1滴も入ってないからか100頭をえる繁殖牝馬を集めており、テスコボーイ系とサクラバクシンオーサイアーラインを守るため奔走中。

モーリス

譲りの脚で日香GⅠを計6勝したマイル・中距離の精鋭。
人気種牡馬であり、2021年スプリンターズS勝者ピクシーナイトをはじめ、柱でもよく見かける名である。

リーチザクラウン

と同じ臼田オーナーの所有で、2009年日本ダービー2着。気性難もあって勝ちGⅡ読売マイラーズカップが最高だが、臼田オーナー馬主業を退いた際に権利を引き継いだ西山茂行オーナー(セイウンスカイニシノフラワー馬主)の尽力で種牡馬入り。

2019年産のクラウンプライド2022年UAEダービーを制し、日本ダービーの血を引くとして初めてケンタッキーダービーに挑んだ。

リオンディーズ

シーザリオ産駒GⅠの2頭(キングカメハメハ)。2015年朝日杯FS勝ち

2020年から産駒デビュー。初年度産駒からさっそく重賞を複数出しており、キングカメハメハの後継としても期待がかけられている。

ルーラーシップ

が呼んだか「エアグルーヴバカ息子」。GⅠクイーンエリザベス2世カップをはじめとした重賞5勝を飾った陰で出遅れに悩まされ、勝ったり負けたりを繰り返した。特に2012年有馬記念の立ち上がりっぷりは伝説となっている。

産駒菊花賞キセキをはじめ重賞勝ちを多数輩出しているが、いもってゲート難に悩まされているのが困りもの。

ルーラーシップ自身はウマ娘になっていないが、エイシンフラッシュトーセンジョーダンシナリオではエアグルーヴが「ゲート難」持ちで代役を務める。

ルヴァンスレーヴ

3歳までにダートGⅠ級を4勝したが、その後は故障に苦しんだ、シンボリクリスエスの代表産駒の1頭。

2021年から種牡馬入り。シンボリクリスエスウマ娘化でここに加わることになり、さらにネオユニヴァースウマ娘化した。産駒2024年デビュー

レイデオロ

タイキシャトルシンボリクリスエスゼンノロブロイを手掛けた名伯楽・藤沢和雄調教師に悲願のダービーを贈った2017年ダービー。こちらもボリクリウマ娘化でここに追加されることに。

人気種牡馬の1頭で、産駒2023年からデビューする。

ローレルゲレイロ

2009年高松宮記念スプリンターズステークスを制したJRA賞最優秀短距離。前述のカワカミプリンセスと並ぶキングヘイローの代表産駒

と同じ牧場種牡馬入りしたが、成績は振るわず現在は故郷の牧場でプライベート種牡馬をしている。

アエロリット

2017年NHKマイルカップ勝ち。その後もハイペース逃げでたびたびレコードを演出し、クイーンS毎日王冠勝利安田記念2年連続2着など活躍した。

初年度産駒2023年デビュー

アンブレラデート

Make a new track!!」のイベント「同じの下で」の元ネタになった
2022年引退し社台ファームで繁殖入り。

エイジアンウインズ

2008年ヴィクトリアマイルを制し、府中マイルウオッカに勝った一の。「今クルーンピンチだけど赤松ゲッツーで終わりだから」の逆神のあのレースの勝ち、と言えば一部の人にはわかりやすいかもしれない。

馬主ウイニングチケットと同じ人なので、今後ウオッカダイワスカーレット世代の物語が描かれる際にはライバルとしてウマ娘化される可性あり。

カレンモエ

カレンチャンロードカナロアというスプリンター配合が注されていたが、カレンブーケドールってシルバーコレクターぶりを発揮してしまい、重賞勝利のまま繁殖入り。

言わずもがなの良血なので、産駒から重賞勝利が登場することを期待したい。

キストゥヘヴン

2006年桜花賞。同じアドマイヤベガ産駒ブルーメンブラットとは同期でもある。

第8タイムトゥヘヴン2022年G3ダービー卿CTを制した。

サンテミリオン

2010年オークス三冠アパパネと同着で分け合った、ゼンノロブロイの代表産駒

秋華賞アカイトリノムスメを出したアパパネに対し、こっちは今のところ立ったはない。

ジェラルディーナ

長い下積みを経てオールカマーエリザベス女王杯を制した、ジェンティルドンナの代表産駒
モンティドンナ」の通称通りモーリスのため、グラスワンダーの血統も入っている。

ジュエラー

ヴィクトワールピサの代表産駒である2016年桜花賞ネオユニのウマ娘化で本項入り。

シュシュブリーズ

現役時代は特に語ることのない成績で、ウマ娘血統も当初フジキセキのみだった繁殖牝馬。しかし、本リアルダビスタ企画の対となっており、産駒の様子を産まれた間から配信で見ることができる。産の様子を観察できるまたとない機会が設けられているという意味で注すべき一頭である。

2番クールフォルテ南関東で競走生活を送り、3歳屈腱炎念の引退となったものの、全競走で掲示板を外さない活躍を見せた。

3番モーメントキャッチ中央競馬にて2022年デビューモーリスのためグラスワンダーも血統に入っている。

また、1番ホッコータルマエとの間に生まれた子だったが、生後わずか1か重い病にかかり、亡くなってしまっている。これも「リアル」と言ったところだろうか…

ニシノヒナギク

西山茂行オーナーセイウンスカイの血統を繋ぐべく配合を重ねた繁殖牝馬ニシノデイジーが初重賞制覇となり、オーナーの実現に貢献した。現在も繁殖として現役である。

ニシノマナムスメ

同じくニシノフラワーの血統。アグネスタキオンも『ウマ娘』で元にしたエピソードがあるほか、ウオッカとの対戦経験があるため、第1期にモブウマ娘として登場している。

ブルーメンブラット

5歳2008年マイルCSを勝って引退した遅咲きの名アドマイヤベガの代表産駒で、前述の通り桜花賞キストゥヘヴン同期

2019年産のフォラブリューテが2022年桜花賞に出走を果たしている。

ホウオウイクセル

デビュー時点では、最多のウマ娘血統5頭を持った。『ウマ娘』から競馬を見始めたファンが、古参ファンから「ウマ娘血統」の代表例として紹介されたでもある。アプリリリース直後に重賞制覇したことで印を残したが、現役時代後半はルーラーシップ譲りの出遅れに悩まされた。

2025年キズナの初子を出産しているが、キズナウマ娘血統を持たないため2番以降でウマ娘血統持ち種牡馬との配合を望むも多い。

しかし、ウマ娘血統持ちの種牡馬をつけると多重クロスが発生しやすい血統であり、これをどう捉えるかは生産牧場の判断次第となる。例えばイクイノックスをつけた場合、ウマ娘血統は3頭増えるが、サンデーサイレンストニービンヘイローサクラハゴロモ×アンバーシャダイの多重クロスが発生する。これをよしとするかどうか。

メーヴェ

受胎率の悪さをえて、菊花賞5着の最小ステイヤー・メロディーレーンと、阪神三冠タイトルホルダーの2頭を世に送り出した名

英国でありウマ娘とは特に縁のない血統だったが、祖父モンジューが外調教として初めてウマ娘となったことから、彼女ウマ娘血統となった。子2頭はもとよりウマ娘血統である(メロディーレーンオルフェーヴルメジロマックイーンタイトルホルダーエアグルーヴ)

メロディーレーン

JRA史上最軽量の体で長距離を中心に活躍した名。繁殖入りはしたものの、あまりにも小さい身体から相当種牡馬を選ぶと見込まれており、事に出産できるのかどうかが心配されている。

メジロオードリー

ホウオウイクセルブレイクボーイの項で述べたとおり、彼女1頭でウマ娘血統を4頭持つ繁殖牝馬
配合相手にウマ娘血統がいればもっと増えるが、実際には輸入や、ウマ娘になっていないキングカメハメハ産駒との配合が多くなかなかそうはいかない。メジロオーリー方にいる競走馬ウマ娘血統最多は、ホウオウイクセル(エアグルーヴ)とキタノドーベル(エイシンフラッシュ)の5頭。

2021年、第7ドレフォン)の出産後に死亡

メジロシャレード

ウマ娘メジロドーベル産駒繁殖牝馬その2。マンハッタンカフェ

エピファネイア産駒が2頭おり、メジロオーリーと同様ウマ娘血統5頭の記録を持っていた。
後日シンボリクリスエスが追加されたことでエピファネイア産駒にもう1頭追加され、メジロオーリーを抜き6頭となる。

レーヌドブリエ

ウマ娘メジロドーベル産駒繁殖牝馬その3。わりと重なゼンノロブロイ

ロマンブリエはモーリスなのでグラスワンダーの血統である。

ルトロヴァイユ

メジロシャレードエピファネイアの子。シンボリクリスエスシーザリオ追加によりウマ娘血統7頭を持つことになった。現在は繁殖入りしているので、メジロオーリー亡き後のウマ娘血統カギになるだろう。

産駒のうち、2024年産の2番ルーラーシップウマ娘血統8頭となる。もっと増える組み合わせを考えたいところだが、自身がサンデーサイレンスクロス持ちのため、イクイノックスモーリスと配合させた場合サンデーの4×5×4が発生して「大丈夫かな?」となる(一応奇跡の血量より少し少ない)。

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