『戦国大戦』とは、SEGA開発による日本の戦国時代を舞台としたアーケードオンライン対戦型トレーディングカードゲームである。
カード操作ゲームとして一世を風靡した『三国志大戦』の姉妹作に当たり、多くの点で三国志大戦を踏襲するシステムになっている。三国志大戦同様にカードを「集める」「操作する」という楽しみ方が出来るのが特徴で、アーケードのカードゲームとしてはアクション要素が非常に強い。
2010年2月のAOUにて発表があり、同年11月10日初期verの『戦国大戦 -1560 尾張の風雲児-』が稼動を開始した。現在の最新バージョンはver.3.2『戦国大戦 1477-1615 日ノ本 一統への軍記』で、2016年1月21日より稼働している。
2017年3月1日を以って、オンラインサービスは終了となった。演武場も3月末で終了予定。
2016年12月に三国志大戦が復活しており、6年以上も稼働し老朽化等の理由によるものである。
「Aime」は自分のプレイデータを記録するもので、後述のネットサービスに加入していれば無くしてもデータの再取得が可能。これでも1枚300円程度するものなので、できれば紛失しないようにしたい。Aimeは他のAime対応ゲームで使用しているもの(MJやProject Divaなど)でも併用可能で、また一部携帯電話やバンダイナムコのICカードでも代用できる。
「武将カード」は読んで字の如し武将を操作するためのカード。ゲームをプレイするごとに排出されるので、プレイすればするほどカードのバリエーションが豊かになる。最初に始めるときはほとんど持っていないはずなので、ゲームセンターの自販機で買えるスターターパックや、カードゲームショップで購入したり、もしくはゲームセンター内のリサイクルボックスに投げ込まれたカードなどを見繕ってプレイするといい。リサイクルボックスはお店のご厚意で置いているものなので、ゴッソリ略奪していかないように。
ただし、正規のプレイ料金が3試合-600円(1試合-300円、2試合-500円)、Aimeが300円、スターターパックが200円で、最初のプレイ開始までに1100円もかかるのが難点。各店舗で行われている「無料体験キャンペーン」を利用すればAime購入の300円だけで済む(スターターは貸出)ので、これから始めようという人はそれを利用してみるといい。
戦国大戦で使われる武将カードには、三国志大戦同様にC(コモン)、UC(アンコモン)、R(レア)、SR(スーパーレア)、そして戦国大戦特有のSS(戦国数奇・せんごくすき)のレアリティ5種類が設定されている。Cが最もレアリティが低く、一方でSR・SSが最も高い。レアリティはカードの排出率に関係し、RやSRはその名の通り希少価値が高い。有名な人物や女性キャラクターなどはレアリティが高くなりやすい。このほか、関連グッズのオマケとして付随するEXカードも存在する。
C | 枠外が白いカード。一番価値が低く、排出率も最も高いので、リサイクルボックスに多く詰め込まれている連中。コスト1から2までの武将が存在する。希少価値こそ低いものの、性能そのものは良いものが多く、デッキの足固めとなるパーツとして採用される機会が多い。 |
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UC | 枠外が黒いカード。コモンより上等とされるが、その価値に大差はない。最大で2.5コストの武将も存在する。コモンに比べて独特な計略を持つ者も多く、中にはデッキの中軸になるものも存在する。やろうと思えばレア抜きで実戦に堪えるデッキを組むことも可能だ。 |
R | 枠外が銀色に光るカード。10戦くらいやれば1枚は引ける程度の排出率で、キラカードとしては最も価値が低く、運が良ければリサイクルボックスに入ってるかも。割と名の通った武将などが宛がわれることが多く、デッキの中核となるものから便利なパーツなど用途も様々。癖の強すぎるものもいるので、一概に入れればいいというものではないが、持っていれば是非使ってみたい。 |
SR | 枠外が金色に輝くカード。排出率の最も低い、正真正銘のレア物(ただしピンキリあり)。コスト幅も非常に広く、最大で4コストというデッキを圧迫する大御所も存在する。織田信長やら豊臣秀吉やらといった超有名どころ、特に各地の勢力のトップなどが多いので、これはと思う好きな戦国大名のカード獲得を目指したり、またそれ中心のデッキにこだわってみるのも一興だろう。 |
SS | SRと同じく、枠外が金色のカード。よく見ると、SRとはイラストを囲う枠が違っている。排出率はSRと同等だが、排出期間が短いのでこちらのほうが価値が高くなりがち。C~SRは本職イラストレーターが手掛けている一方で、SSは漫画家が描いたものや、他作品のキャラクターものが揃っている。やたらと癖のあるカードも多い。 |
BSS | 枠外が銀色に光る、SSと同じ枠に囲われたカード。ゲーム上でのレアリティはR相当とされ、概ねRとSSの中間程度の価値とされている(やはりピンキリあり)。主にイラスト投稿サイト『pixiv』においての公式イラストコンテストで受賞した作品がカード化されたものがこのレアリティになり、Ver3.1現在37枚登場している。 |
SSR | ver3.0より追加された、高レアリティカード。内部的にはコンパチカードであるが、イラストが大きい・表面にスペックや計略名の記載がない、等の違いがあるコレクター用アイテム。また見た目だけでなく、使用時の台詞などにも違いがある。 |
EX | 戦国大戦関連商品や、戦国大戦とのコラボ作品にオマケとして付随してくるカード。定期的に開催される「EXカードプレゼントキャンペーン」の懸賞でもらえるものもある。オマケの割に実践レベルのカードが多数あり、カード目当てにそれを買って「オマケが本体」状態になるものもしばしば。よいこはカードを抜いて即座にゲーム屋に売りに行ったりしないようにね! |
SJ | 「戦国鬼札」と書いて「せんごくジョーカー」と読む。ver.2.0から導入されたスターターパックに封入されているカードで、「電影武将」の登録用に使われるカード。カード単体で使用することは可能で、モデルとなったカードとは性能こそ異なるが、群雄伝で同一武将として扱われるので、コスト調整にも使える。レアリティはUC扱いであり、レア禁止大会でも使用可能。 |
ST | starter(スターター)の略。ver.1.2までのスターターカードに宛がわれていた「戦国大名」のカード9枚をまとめた呼び名で、正確にはレアリティではない(レアリティ的にはUC扱い)。主に群雄伝用に使われるカードで、現在では上記のSJ各種、およびデジ武将で代用可能。 |
SS(戦国数寄)は、主に漫画家などのゲスト作家によって描かれたイラストが使われている。既存の戦国時代作品とのコラボレーションもあれば、一方で各作家の人気作品のキャラをモチーフに描いたものもある。他の作品のキャラクターに適当な武将名を宛がっただけのようにも見える(実際半分くらいはそんな感じ)が、それゆえに見られる奇抜な造形は一見の価値あり。このゲーム以外で、「火事場のクソ力ー!」と叫ぶ織田信長なんてお目にかかれないぞ!
以下は現在までのSSカードおよび作家(小説の場合は挿絵イラストレーター)・作品である。気になる作家がいれば、それのカード入手を目標にしてみるのもいいかもしれない。ただしSSは各バージョン限定品なので、古くなるほど入手困難になるので注意。また一部は雑誌付録などのEXカードであり、こちらも再入手が困難である。
これらの漫画家には三国志大戦でも武将イラストを手掛けていた作家がおり、それに因んだカードも存在する。
戦国大戦のカードはver1.0時代から現行バージョンのものまで多数存在するが、すべてのカードが筺体から排出されるわけではなく、現行バージョンとそのひとつ前のバージョンのものだけが筺体から出てくる。SSに至っては現行バージョンのみの排出となる。それ以前のカードを入手するには、カードショップやトレードなどで手に入れなければならないが、これらも数に限りがあり、またものによってはとても高額なものもある。
それを補うためのものとして、「電影武将(デジぶしょう)」というシステムがある。これはゲーム中で武将カードデータを入手できるようにし、それらを戦国鬼札(スターターカード)に登録することで、そのカードの現物と同等のプレイをすることができるものである。電影武将データはゲーム中の宝箱で拾うほか、大判を消費して戦国屋で購入することもできる。ただし、現時点で電影武将として存在しないカードもあるので注意。
また、電影武将としてのみ存在する「宴武将」というものもある。これらはゲーム中のスタンプキャンペーンなどで手に入るほか、戦国屋のガチャ宝箱から入手することも可能。
武将カードにはそれぞれ「コスト」「勢力」「兵種」「武力」「統率力」「計略」が設定されている。
コストは1コストから4コストまで0.5コスト刻みで設定されており、コストが高いものほど能力が高めに設定されている。基本ルールではこれらを8コストまたは9コスト分組み合わせてデッキを編成する。規定コストに足りなくてもプレイは可能だが、コスト割れさせるメリットは薄いので基本的にはフルコストのデッキで戦うことになるだろう。
勢力は後述する織田家や武田家といった武家で、同じ武家に所属するカードで揃えると最大士気の上限が増える。
武力はそのものずばりの攻撃力であり防御力。これが高いほど戦場でおおよそ武力1から武力12までの12段階で設定され、コストが高いほど武力が高いものが多い。武力は計略などで上下し、いかに高い状態で戦闘できるかが勝利のカギとなる。ちなみに最低値は0で、マイナスにはならない。
統率力は部隊同士の乱戦(押し合い)などに影響し、正面から乱戦になると統率が高い部隊が低い部隊を押しこむことができる。敵部隊を動かす、または敵から動かされない能力が高ければ、それだけ戦場における陣取り・位置取りが有利になる。また伏兵のダメージや計略の効果時間も関係し、統率が高いほど効果が大きく、敵からかけられた計略に対する耐久力も統率できまる。
戦国大戦には現在7種類の兵種が存在し、それぞれ戦場で異なる立ち回りが要求される。三国志大戦のシステムを踏襲しているため大部分ではそちらと変わりないが、三国志の「象兵」「攻城兵」に相当するものがなく、一方で三すくみの遠距離兵種として「鉄砲隊」、その他特殊兵種として「竜騎馬」「軽騎馬」がある。
兵種 | 特徴 |
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騎馬隊 | 馬に乗った軍隊で、平常時の移動速度が最も速いが、城に対する攻撃力が低い。ある程度走るとオーラをまとい、その状態で敵に触れたりると「通常突撃」で攻撃できる。またこの時タッチを行うと「タッチ突撃」を行い、統率差によって敵を弾く事が出来る。ただし突撃準備状態で槍足軽の槍先に突っ込むと、迎撃でダメージを受ける。三国志大戦の「騎兵」に相当する。三国志のそれと違うのは突撃準備・突撃状態に防御力ボーナスがない(弓ダメージを普通に受ける)という事であるが、一方で鉄砲隊の発射を突撃(通常、タッチどちらでも)でキャンセルする事が出来る。 |
竜騎馬隊 | 基本的な部分は騎馬隊と同じだが、タッチ突撃が出来なくなっている。その代わり、タッチをすると自分の前方に扇状に拡散する鉄砲を発射する(フルヒットで五発、鉄砲隊と違いロックオンはしない)。乱戦中や攻城中に発射不可なのは鉄砲隊と同様。 |
軽騎馬隊 | 基本部分は騎馬隊と同じ。しかしタッチ突撃や竜騎馬特有の発砲も出来ない兵種である。その代わり他の騎馬隊よりも移動速度が速いという利点がある。また、カードによっては計略でタッチ効果を付与するものもある。 |
槍足軽 | 槍を正面に構えた軍隊で、移動速度が最も遅いが、城への攻撃力は最も高い。上述の騎馬隊達を「迎撃」できるほか、カードを一定の角度以上動かすことで「槍撃」攻撃ができる。ただし乱戦中は槍が出せないので、槍を活用する場合は距離の取り方が重要。三国志大戦の「槍兵」に相当する。迎撃を行う事で被迎撃武将は一定時間移動速度が遅くなる。 |
弓足軽 | 弓を携えた軍隊。騎馬隊ほどではないが、そこそこの移動速度がある。動いていないときに矢を放ち、射程内の敵部隊に遠距離攻撃ができる。相手を射程内に捕らえつつ動かないことが重要な兵種なので、単独よりも別の部隊に守られながら戦う方が力を発揮する。三国志大戦の「弓兵」に相当するが、こちらには「走射」や「崩射」が存在しない。ただし、計略効果によってそれらに相当する効果を付けることもできる。また継続的に攻撃を加える特性から、特技「気合」持ち武将の回復効果を停止できる。 |
鉄砲隊 | 鉄砲を携えた軍隊。戦国大戦初登場の兵種で、弓足軽と同様に遠距離攻撃が可能。弓とは違い、射撃はタッチアクションによって発動し、射撃中は基本的に移動できない。射撃は弓攻撃よりも瞬間的な火力に優れるが、一方でロックオンしないと攻撃できず、ロックの時間で攻撃力も変動する。弾は一発撃ちきりであり、その都度リロードが入る仕様。自部隊がロックオンしたカードの方向を向いていた場合、射撃の速度が上がる。射撃は突撃(タッチでも通常でも)によってキャンセルされてしまうので、注意が必要。 |
砲兵 | 大砲を持つ軍隊。突撃に弱い、打ち切りリロード等の特徴は鉄砲隊と同じ。自分が動かないでいると徐々に射程が伸び、逆に移動すると射程がどんどん下がっていく。敵城に弾が当たると城ダメージが入り、弾のサイズによっては複数部隊に同時に当たることもある。 |
足軽 | 上記の兵種と異なり、これといったアクションを持たない部隊。敵部隊に密着して乱戦する以外に戦闘方法がなく、騎馬隊や鉄砲隊相手に為すすべなく負けることも多いが、その分カードのスペックが高めに設定されていることが多い。また騎馬隊ほどではないが移動速度が速く、追いかけたり逃げたりの機動力で戦力を補っている。三国志大戦のやはりノーアクション兵種「歩兵」に相当するが、三国志のそれと比べるとかなり扱いがいい。計略を使うことによってタッチアクションを使えるようになる武将もいる。 |
カードの能力は武力と統率の数字のみならず、その数字の脇に「魅」「気」などといった文字で表される特技も含まれる。これらは三国志大戦でもあったものだが、戦国大戦では独自の特技が多い。現時点では、武将カードごとに最大3つまで特技が設定されている。基本的にあればあるだけメリットとなるものである。
特技 | 特徴 |
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魅力 [魅] |
この特技を持つ武将を登録していると、士気が0.5溜まった状態でゲームを開始できる。持つ武将が多ければそれだけ最初から蓄積するので、開幕から計略を使って優位に立つのもひとつの手である。魅力は各勢力の大名クラスや、女性武将などについている場合が多い。魅力を持った武将の数を参照する計略も存在する。 |
伏兵 [伏] |
ゲーム開始時点で相手から見えない「伏兵状態」になり、そこを敵が通過すると伏兵解除、相手にダメージを与えられる。ダメージは統率の差によって決まり、統率の低い武将で踏んでしまうと大事故になる。伏兵を探す側は統率の高い武将で処理したり、あるいはコストの低い武将で踏ませてリスクを減らしたり、逆に配置する側はそれらを考慮して配置するなど戦略の要になる。伏兵状態は、城に戻ったり攻城ラインに達するなどで解除されてしまうので注意。 |
猛襲 [猛] |
上記「伏兵」と似たもので、伏兵が統率力ダメージなのに対して、こちらは武力の差によってダメージを与える。高武力の猛襲部隊を低武力の部隊で踏むと、まさに鎧袖一触とばかりに即座に撤退させられる。伏兵と違い、隠れている間の移動速度が速い。 |
防柵 [柵] |
自軍の陣地内かつ所持武将の前に、敵部隊の邪魔をする柵を設置する。三国志大戦から存在したものだが、戦国大戦では敵部隊以外にも鉄砲の射撃も遮断する。柵には耐久力があり、敵部隊の接触や射撃による被弾で劣化し、そのうち壊れてしまう。ちなみに、槍の穂先や弓攻撃は柵をすり抜ける。柵以外にもステージによっては「櫓(やぐら)」が存在することもあり、銃弾こそ防がないものの、敵の移動阻害に役立てることはできる。 |
制圧 [制] |
施設の制圧時間を早める特技で、施設の上に居座ることで機能する。施設が大筒の場合、発射までの時間が短縮される。効果は施設の上にいる制圧持ち武将のコストに依存し、制圧持ちが複数部隊いればそのコスト分だけカウントが加速される。動かないことが重要な弓足軽の制圧持ちはかなり重宝される。 |
攻城 [城] |
後述する「虎口攻め」で機能する特技で、通常の選択肢に加えて高威力の「本丸攻め」が選択可能になる。 |
気合 [気] |
兵力が減った際に赤いゲージがある程度残り、そこが徐々に回復する。このため普通の部隊よりもしぶとく生き残り、カード上の数字以上の働きをすることもある。ただし回復するのは攻撃が途切れているときのみで、弓によって断続的に攻撃されていると回復が止まってしまう。一部のカードには、気合の上位版として「肉」という特技が存在する。 |
忍 [忍] |
主に忍者武将に設定されている特技で、伏兵とは違うが敵から姿が見えなくなる。三国志大戦の計略「隠密戦法」に相当する。敵に密接される・敵の城に近づくなどの行動で姿が見えるようになるが、そこから離れるとまた見えなくなる。見えない位置から弓や鉄砲で攻撃することも可能だが、その際に射撃の様子は見えてしまう。このステルス性を利用して、敵の隙をついて城を攻めるなどで活躍する。姿の見えない間は相手の弓や鉄砲でロックすることができないので、それらの兵種に対して有利に戦えるのも強み。 |
狙撃 [狙] |
【本願寺】鉄砲隊専用の特技で、ロックオンの段階が1段階増える。通常のロック段階は白→黄とロックオンサイトの色が変色する2段階だが、狙撃の場合は白→黄→赤と変化する3段階になる。赤ロックは射撃の威力が飛躍的に高まり「突撃準備解除」「(突撃準備中の騎馬隊でも)ノックバックさせる」といった恩恵を受けられるが、赤くなるまでに時間がかかるのが難点。ほぼ本願寺専用特技だが、織田家の明智光秀など他勢力にも使い手がいる。 |
盾槍 [盾] |
【北条家】槍足軽専用の特技で、構えた槍に盾が付く。この盾は鉄砲の弾によるダメージ・ノックバックを半減する効果があり、本来の苦手兵種である鉄砲隊に対して有利になる。ただし基本的に槍を構えた方向(正面)にしか盾はないので、側面・背面から撃たれると普通にダメージを受ける。また乱戦中は盾が出せない。主に北条家の武将が多く所持している。 |
車撃 [車] |
【島津家】「くるまうち」と読む。鉄砲隊専用の特技で、通常は射撃中は移動できない鉄砲隊が、移動しながら射撃できるようになる。逃げながら、または追いかけながら撃つことができるようになり、敵から避けられにくくなる。バージョンごとに通常の鉄砲隊と何かと差をつけられがちだが、動きながら狙うことで命中率を高められる分、それより高いダメージを期待できる。撃ちながら城に入ったり、攻城準備に入ってしまうと射撃は解除されてしまうので、城際での攻防はきちんとした操作が要求される。現時点で島津家の武将のみが持っている。 |
焙烙 [焙] |
【毛利家】「ほうろく」と読む。元々タッチアクションを持っていない兵種(弓足軽・槍足軽など)が持っており、タッチアクションで火薬の玉を投げ、炸裂したところの敵部隊にダメージを与える。ダメージはお互いの統率の差によって変化し、また爆発の中心に近いほどダメージも大きくなる。投げてから着弾までに避けられてしまうことも。一度投げると、補充されるまでは撃つことはできない。主に毛利家の武将が多く所持している。 |
豊国 [豊] |
【豊臣家】「とよくに」と読む。豊臣家専用特技で、兵力が一定以下になったとき、タッチする事で様々な効果の恩恵を受ける事が出来る(兵力回復、移動速度上昇、乱戦力上昇、攻城力上昇など)。ここぞという時の粘りに強く、高武力武将が使うと脅威になり得る。しかしタッチしなければ発動しない上、発動する頃には兵力が少なくなっているので、所持武将が多いときはこまめにカードを見るようにしなければならない。 |
一領 具足 [領] |
【長宗我部家】「いちりょうぐそく」と読む。長宗我部家専用特技で、所有武将は「民兵」「戦兵」の2つのモードを持つ。「民兵」モードはコスト比スペックが劣るが復活時間が早く、「戦兵」はコスト比かそれ以上のスペックを持つようになるが、復活時間が長くなる。両モードは「国令」カテゴリの計略を使う事で切り替える。よって、戦い方に合わせて切り替えるタイミングを調節する必要がある。尚、カードに記載されているのは民兵時のスペックである。 |
疾駆 [疾] |
移動速度が少し速くなり、また乱戦での押し合いでも少し速くなる。やはり速度が大事な騎馬隊が持っていると嬉しい特技だが、槍足軽や弓足軽にも所持者は多い。 |
軍備 [軍] |
コストが高いほど最大兵力が少し増える。三国志大戦の「大軍」に似ており、この特技持ち武将は若干武力がコスト比低めに設定されていることが多い。また、軍備持ちは柵や狙撃などによる「弾き飛ばし」に耐性があり、飛ばされる距離が短くなる。 |
新星 [新] |
この特技持ちは最初は能力が低いものの、戦場に出ていると徐々に経験値が溜まり、一定量を越えるとレベルアップして武力/統率が+1される。レベルは3まであり、最大で武力+2/統率+2と恩恵は大きいが、その分活躍するのは試合後半になってからになる。一部の新星武将はレベルアップで計略効果が変化(超新星)し、消費士気が変化したり、計略対象が増えたりする。 |
寡烈 [烈] |
【真田家】戦場の味方部隊数が少ないほど、自身の武力が上昇する。これは相手から見えていない状態の伏兵・猛襲・忍を持つ部隊はカウントされない。また、攻城時に乱戦されてもゲージ上昇が止まらない(上昇速度は緩くなる)。 |
忠誠 [忠] |
【豊臣家・武断派】これを持つ武将は個々にひょうたん型の「忠誠ゲージ」を併せ持つ。ゲージは時間と共に減少し、ゲージが全て無くなった武将は武力・統率が低下する。ゲージは敵城に何らかのダメージを与えたり、専用計略を使ったりする等の行為により、ゲージを回復ないしは減少を食い止める事が出来る。また、この特技を持つ武将は基本スペックが高めに設定されている。 |
戦旗 [旗] |
【徳川家】戦場で武将カードをタッチするとその場に戦旗を設置し、再タッチで撤去するか敵に壊されるまで戦旗ゲージを溜めることが出来る(最大で4)。ゲージは戦旗が敵陣に近いほど早く溜まるが、敵に制圧されると破壊される。ゲージは【出陣】カテゴリの計略を使用すると消費される。 |
戦国大戦は主に通信プレイによる全国対戦が基本となり、その他COM戦なども用意されている。
戦国大戦のメインで、すべて9コスト戦。全国のゲームセンターの戦国大戦筺体と通信対戦し、その勝敗に応じて自身の階級を高めていくものである。戦国大戦の話題は基本的に全国対戦でのもので、ニコニコ動画にアップロードされている動画もほぼ全国対戦上での戦果を上げたものである。
他の対戦ゲームでも同じことだが、まったくの初心者が最初から全国対戦するのは少し辛い。なので、後述のCOM戦などで基本操作を覚え、またカードも多少揃えてから全国デビューするのが基本となるだろう。なお、初心者狩りにボコボコにされるうのは通過儀礼である。
また、Ver3.0より全国対戦には国盗りのミニゲームが付随するようになった。
定期的に行われる、特殊ルールによるイベント全国対戦。どのイベントでも歴史上の合戦(過去には「桶狭間の戦い」「川中島の合戦」なども開催)にちなんだ内容になっている。
「10コスト登録可能」「大筒ダメージアップ」「全部隊兵力半分」「撤退すると城にダメージ」などの特殊なルールが多く、また東軍・西軍でルールが違うこともある。ルールによっては普段では組めないようなデッキ構成をすることもでき、また大戦国での勝敗は全国対戦の勝率に影響しないので、普段は勝率が気になる人でも気軽にネタデッキが組める場でもある。
また、開催期間中限定で「武芸帳」というものも設定されており、大戦国の戦果で稼いだポイントや、決められた条件を満たすなどすると、部隊に装備させる馬印・旗印などの飾りつけを獲得できる。さらにランキング上位に食い込めば「称号」を獲得できる。
三国志大戦2の頃に存在したものと同じく、それぞれの武家・武将の歴史を追っていく一人用ストーリーモード。すべてCOM戦で、序盤は敵が弱く、後半は熟練者が舌を巻くような難易度のものもあり、徐々にステップアップしていくのに適している。群雄伝には全国対戦にはない仕様(コストや大筒など)があり、全国対戦のシミュレーションをするには完全ではないが、操作の基本を覚える分には何ら問題ない。
また、群雄伝ではそれぞれのステージごとにイベントを発生させる武将カードが存在する。イベントが発生すればゲームが有利に進むほか、一定数以上のイベントを発生させると宝箱がもらえるボーナスもある。各勢力のスターターカードを使っていけばそこそこイベントを発生させることができるが、イベントをコンプリートしようとするとその勢力のほぼ全武将を集めなければならないので、かなりの苦難の道となる。
なお、ネットワークサービス終了直前「群雄伝」保存プロジェクトの開始が発表された。
2017年3月より、全話を順次Youtubeに投稿開始とのこと。
いわゆる初心者向けのチュートリアル。本当に始めたばかりの初心者にオススメで、クリアすると群雄伝で便利な電影武将セットを貰えるのもありがたい。
また、敵が動かない・前置きが少ない・すぐ落城できるなどの理由から、短時間でプレイ回数を稼ぐ目的で初心の章に通うプレイヤーも多い。主にカードを短時間で多く集めるために行われており、バージョンアップの後は初心の章とお友達になる人も多い。そんなわけで実際のところ、初心者よりも熟練者のほうが初心の章を熱心にやっていることが多い。
ここでは戦国大戦の基本的なルールを紹介する。三国志大戦以上にアクション要素や手先の器用さが求められるゲームなので、ちゃんとプレイする場合はWikiなどを精読することをお勧めする。
ほとんどのルールは三国志大戦(以下「三国志」)と同一である。相手の城ゲージを0にするか、自城のゲージが敵を上回ったまま時間切れになれば勝利である。敵部隊を倒すのも大事だが、城にダメージを与えられなければ勝つことはできない。
武将カードを操作して戦闘を行い、時間経過で溜まる「士気」を使って武将の「計略」を駆使して戦闘を有利に進めていくのが基本となる。
三国志の基本システムに加え、用語の違い(知力→統率力など)の他に以下のような新システムがある。
戦国大戦では筺体にも変更が加えられており、カードに手が触れているか、カードから手を離したかどうかを認識できる。特にカードから手を離し、また触れなおすことをトリガーとするシステムがタッチアクションである。一部計略で使用する他、騎馬に突撃をさせる、鉄砲隊が射撃を行う、または焙烙を投げる際などにはこのタッチアクションが必要になる。
一部の計略を使うと、タッチを継続することで力を溜める「チャージ」が発動する。MAXチャージで放つ計略の威力は凄まじいものの、その分発動タイミングが重要になり、またカードを押さえ続けることから操作しにくいという難しさもある。
なお、タッチアクションの認識は「叩く衝撃」ではなく、「手で覆った範囲」である。よく勘違いしてバンバン叩く人がいるが、筺体に負担が掛かるので、できるだけ優しく扱ってあげよう。
戦国大戦では「~の陣」という計略が登場している。これは発動すると一定範囲内の武将に効果がある「陣」を敷設するものである。陣は一定時間の間範囲内の敵味方に効果を及ぼし、範囲内であれば効果終了まで恩恵に与れる。また、効果範囲も武将の移動に伴って移動する。いわゆる陣略が計略になったようなものである。武将の足並みを揃えずとも恩恵を得られるが、反面陣形を敷設した武将を狙われ、撤退させられると士気が丸損になるという欠点がある。また、陣形は1種類しか展開できず、陣形発動中に他の陣形計略を使うと、前の陣形は消えてしまうので注意。ver2.1xからは「設置陣形」という場に2つまで設置出来る陣形も登場している。
なお、三国志大戦の「号令」に相当するものは「采配」という名前になっている。采配は使った瞬間に範囲にいた部隊にしか効果が無いが、その代わり計略を使った部隊が撤退しても他の部隊への効果は残る。それぞれ一長一短なので、どちらを使うべきかはよく考えよう。
本作では部隊同士が接触すると乱戦(揉み合い)になり、一部計略を使用した場合を除いて、三国志のように強引に敵将をすり抜けるような行為が不可能になった。乱戦中は統率差によって押しの強弱が出るので、真正面から向かい合って押し合いになると、統率の高いほうが一方的に相手を奥に押し込んでいける。統率が高ければ位置取りで有利になり、後述の大筒や虎口攻めをめぐる攻防などで優位に立てる。
乱戦はそれぞれが接触しなくなる、または騎馬隊の突撃などの「弾き」効果を与えることで解除される。乱戦するとどの兵種も兵種アクションが出せなくなるので、それらを封じるために乱戦に持ち込んだり、一方でそれを防ぐために統率の高い部隊を壁にしたりといった攻防も起きる。
また乱戦によって与えることのできる兵力ダメージは現状かなり抑えられており、乱戦よりも各兵種の固有アクションを活用した方が大きな兵力ダメージを与えることができる。
戦場のどこかに大筒拠点が設置されている。この筒に一定時間乗る事で占拠が完了しカウントダウンが始まり、一定時間経過すると大筒による砲撃を行い、敵城ゲージにダメージを与えることができる。この大筒と後述の虎口システムにより防衛志向の戦法、すなわち城壁に一撃を加えて自陣に引きこもるような戦法は難しくなった。
ver.2.0より、全国対戦では大筒が自軍用・敵軍用と2つ用意されるようになり、敵に自軍のものを奪われてもこちらには発射できない仕様となった。発射はできないものの、敵軍の大筒を占拠するとカウントを停止・減退させることができるので、変化したものの筒周りに攻防が起きるのは今までどおりである。
ver3.0より普請システムに変更となり、大筒の位置を自由に変更出来るようになった。
大筒の節で述べられた通り、ver3.00より戦場の大筒は自由に配置出来るようになった。それにより施設のバリエーションが増え、大筒だけでなく様々な戦場効果をもたらす拠点を戦場の好きな場所(敵陣に密接した設置は出来ない)に一つだけ配置出来る。この効果は拠点の設置場所が敵陣に近いほど上昇する。拠点効果は家宝に付随しているので、家宝画面で好きな拠点効果を持たせることが可能。戦場では、家宝装備武将のカードの上下で切り替える。また、戦場が夕刻になる(残り時間が50Cを切る)と、これらの拠点をもう一つ普請する事が出来る。拠点効果は以下のようなものがある。
なおこの仕様により、忍・伏兵・猛襲の武将が施設に乗っても姿を現すことはなくなった(相手から姿は見えないが占領は行われる)。また、普請はメニューボタン(筐体左側)で行うため、ロック武将切り替えはスタートボタン長押しへと変更された。
三国志では筺体の中央に「城門ゾーン」があり、ここを攻城すると与城ダメージが増大したが、本作ではそのほかに「虎口」が設置された。通常の攻城や大筒による砲撃、また時間経過により「虎口ゲージ」が上昇し、一定量がたまると虎口が開く。この間に虎口に武将(兵種不問)が侵入すると「虎口攻め」が発生する。
内容は相手の選んだ攻撃札と自分の選んだ防衛札が一致するかどうかというもので、一致しなければ下部スロットに応じて城ダメージを受ける。通常はダメージの大きい「内門攻め」と、ダメージが低い代わりに城防御力を下げる効果付きの「兵糧庫攻め」の二択となり、特技「攻城」持ち武将で入った場合はさらにダメージの大きい「本丸攻め」を加えた三択となる。場合によっては城ゲージを半分以上持っていくこともあり、虎口攻めによる逆転は重要な要素である。
読み合いと運の絡む要素でもあるが、いかに入られないか、いかに入るかもまた重要な戦略であり、それを念頭に置いた後半の攻め上がりに特化したデッキも存在する。
戦闘中に任意のタイミングで青ボタンを押すことで一度だけ効果を発揮する、三国志大戦でいうところの「奥義」「軍師カード」に相当するシステム。家宝はプレイごとに手に入る宝箱からたまに手に入り、家宝の種類・グレードによって奥義効果も異なる。家宝は同じく宝箱から入手できる大判を集めて、鍛冶屋に渡すことで奥義効果を強化できたり、「副効果」を変更することができる。特にグレードの高い家宝は初期状態の奥義効果が低いため、手に入れたら積極的に鍛えていかないと使いものにならない。
三国志の奥義・軍師との大きな違いとして、家宝は武将1人に「装備」させることができる。家宝を装備した武将は兵力上昇・ステータス強化などのボーナス効果がその武将にのみ現れる。装備効果は家宝によりけりだが、一般的にグレードの高い家宝の方が装備効果が優遇されている。
ver.2.0からは「城塞効果」という副効果の付いた家宝が時折出るようになった。これは城に影響するもので、それを装備すると城門前に柵がおかれたり、城内での回復速度が上昇したりと、城に関する部分でデッキそのものに恩恵が出る。
ver.3.0からは更に上述の「普請」を選択する為に、普請効果が上下二つ付随するようになった。カードの上下の向きそれぞれに「普請」を割り当て、ゲーム中に切り替えて使用する事が出来る。
また、所持限界を超えた要らない家宝は、売却して大判に替えたり、合成神社に「奉納」してランクアップ合成にかけたりできる。合成でしか手に入らない家宝も存在する。
勢力は「家門」に基づくもので、同じ家門の武将を揃えたデッキは最大士気ボーナスが上昇する恩恵を受けられる。この点は三国志と同じである。現時点ではバージョンアップの度に新勢力が増えており、三国志大戦に比べて混色デッキのパターンが多岐にわたっている。
得意兵種:鉄砲隊、槍足軽
得意特技:防柵、制圧、気合(肉)
計略特徴:鉄砲隊強化、母衣、 繁盛・豪盛、山津波、瞬攻
勢力カラーは青。言わずと知れた織田信長に、それに従う尾張・美濃・畿内の武将を加えた勢力。主な武将に羽柴秀吉、柴田勝家、明智光秀などがいる。武将イラストには青いマントが特徴として描かれている。
得意兵種:騎馬隊、槍足軽
得意特技:気合、忍、軍備
計略特徴:騎馬隊強化、移動速度上昇、万死、火牛
勢力カラーは赤。風林火山の旗印で知られる武田信玄に、武田に臣従した信濃豪族や諏訪家を加えた勢力。主な武将に山本勘助、山県昌景、真田幸隆などがいる。武将イラストにはふさふさした襟巻や飾りなどが特徴として描かれている。
得意兵種:騎馬隊、鉄砲隊
得意特技:気合、魅力
計略特徴:超絶強化、義・愛、撤退時間参照系、修羅・羅刹
勢力カラーは灰色。毘沙門天の化身を称した上杉謙信を中心とした勢力。主な武将に、宇佐美定満、上杉景勝、直江兼続などがいる。武将イラストにはその武将を表した漢字一文字が特徴として描かれている。
得意兵種:槍足軽、弓足軽
得意特技:伏兵、攻城
計略特徴:精鋭、戦禍・統治、 統率力上昇
勢力カラーは紫。海道一の弓取りと称された今川義元に、松平氏時代の家康など諸家を加えた勢力。主な武将に、太原雪斎、松平元康(徳川家康)などがいる。武将イラストにはフェイスペイントが特徴として描かれている。
得意兵種:槍足軽、騎馬隊
得意特技:魅力
計略特徴:盟約、罠、流転、邪道・正道
勢力カラーは桃色。北陸に割拠した越前朝倉家とそれに同盟していた近江浅井家を統合した勢力(六角家は他家に残存)。このため同家ながら家紋は2種類に分かれている。主な武将に、朝倉景健、磯野員昌、藤堂高虎などがいる。浅井家の武将イラストには羽根飾りが、朝倉家には顔を覆うモノが特徴として描かれている。
得意兵種:足軽、鉄砲隊
得意特技:狙撃
計略特徴:鉄砲隊強化、足軽強化、移動速度妨害、仏撃
勢力カラーは黄緑色。本願寺顕如の浄土真宗本願寺派、および本願寺と共闘関係を結んだ雑賀孫市率いる雑賀衆の勢力。浅井朝倉家と同じく本願寺・雑賀衆でそれぞれ家紋が異なる。主な武将に、下間頼廉、鈴木佐太夫、土橋守重などがいる。本願寺の武将イラストは主に僧衣・数珠などが、雑賀衆は主に銃器と迷彩柄の服が特徴として描かれている。
得意兵種:槍足軽
得意特技:盾槍、制圧、防柵
計略特徴:槍足軽強化、大筒関連、火牛、双陣、灼熱
勢力カラーは北条五色備えのストライプ(黄青赤白黒)で、イラストでは黄色を基調とすることが多い(群雄伝での台詞色も黄色)。相模を拠点に関東に大勢力を築いた北条家、その第3代・北条氏康を中心とした勢力である。主な武将に、北条氏政、北条綱成、風魔小太郎などがいる。イラストには五色のストライプが特徴として描かれている。
得意兵種:弓足軽
得意特技:焙烙、伏兵、防柵
計略特徴:焙烙強化、弓足軽強化、 強弓、妨害、戦線
勢力カラーはエメラルドグリーン。中国地方を席巻した毛利元就の率いる勢力である。主な武将に吉川元春、小早川隆景など。毛利家の武将イラストには眼鏡及び矢の意匠が特徴として描かれている。
得意兵種:鉄砲隊
得意特技:車撃、疾駆
計略特徴:鉄砲隊強化、 捨て奸、示現流、いろは陣形、闘痕
勢力カラーは水色。薩摩を中心に、九州南部に覇を唱えた島津一族の勢力。主な武将に島津義弘、島津義久、島津歳久など。武将イラストは薄着に褐色の肌が勢力特徴として描かれており、島津宗家の武将は赤髪の特徴も持つ。
得意兵種:軽騎馬隊、槍足軽
得意特技:豊国、忠誠、魅力、攻城
計略特徴:日輪、七本槍、逆計、忠誠・忠勇、傑集
勢力カラーは橙色。本能寺の変の後に天下人となった豊臣秀吉を中心とした勢力。主な武将に蒲生氏郷、前田利家、黒田官兵衛など。信長と秀吉の関係上、元織田家の所属であった武将も多い。武将イラストの特徴は瓢箪。
得意兵種:竜騎馬隊
得意特技:気合
計略特徴:竜騎馬隊強化、吸精・吸血、不敵・狡猾
勢力カラーは群青色。密かに天下を狙う奥州の若き狼伊達政宗の率いる勢力。主な武将に片倉小十郎、伊達成実、鬼庭綱元など。武将イラストはパンク調のファッションで統一されており、主にシルバーアクセサリや皮素材のアイテムなど、また星や月が意匠として描かれている。
得意兵種:弓足軽
得意特技:防柵、軍備、戦旗
計略特徴:三葵、三煌、戦旗・出陣
勢力カラーは緑色。長い雌伏の時を経た徳川家康が率いる勢力。主な武将に本多忠勝、酒井忠次、井伊直政など。武将イラストの特徴として、徳川家の家紋である葵紋が描かれている。
得意兵種:槍足軽
得意特技:一領具足
計略特徴:国令、設置陣形
勢力カラーは藤色。四国の覇者となった鬼若子・長宗我部元親の率いる勢力。主な武将に吉良親貞、香宗我部親泰、福留親政など。河野通直や細川真之などの長宗我部家と争って降った人物も含まれている。武将イラストの特徴としてしめ縄、および農具が描かれている。
得意兵種:騎馬隊、槍足軽
得意特技:寡烈
計略特徴:裏計、強襲、真田丸
勢力カラーは紅色。真田昌幸らが晴れて独立を果たした勢力。主な武将に真田幸村、真田信幸、真田昌親など。武将イラストには家紋である六文銭の意匠がある。
勢力カラーは黄色(群雄伝での台詞色は黒)。征夷大将軍の足利家や斎藤道三の斎藤家、三好長慶の三好家や上州長野家・六角家などの様々な戦国大名家の寄せ集め。武家に所属していない人物もここに含まれる。家紋はカード表面では「他」と書かれているが、裏面には各武家の家紋が分けられている。イラストの特徴も、各武家ごとに違いが用意されている。
ver1.2より大量の追加(尼子家、大友家、龍造寺家など)があり、相当の武将数を持つ大所帯となっていたが、ver2.2において勢力を東西へ分割された。他家東と他家西は別勢力扱いだが、東西2色混色では最大士気が10になるなど(通常の2色は最大士気9)、混色はしやすいデザインになっている。
近江より東に位置する諸家が集っており、南近江の六角家から、北の果ての蠣崎家までがここに所属する。主な武家・武将に、斎藤家の斎藤道三、長野家の長野業正、扇谷上杉家の太田道灌、最上家の最上義光、南部家の南部晴政などがいる。また、無所属・出身地不明という連中もこちらに属している。
京の都から西の諸家が集い、足利将軍家を含む畿内・中国・四国・九州の諸勢力が属する。主な武家・武将には、三好家の三好長慶、尼子家の尼子経久、龍造寺家の龍造寺隆信、立花家の立花宗茂などがいる。戦国のボンバーマン松永久秀もこっちにいる。
戦国大戦.netは、戦国大戦の通信有料サービスコンテンツのひとつ。携帯電話かPCでアクセスすることが可能で、月額540円から。主な出来ることは以下の通り。
特に有用なのが家宝を保存できる「宝物庫」で、通常では10個までしか所有できない家宝が、宝物庫を用意するとさらに30個保管できるようになる。また「富くじ」も「城塞家宝レアチケット(城塞効果付き銀家宝確定)」などのおいしい物が多く含まれており、引いて損はしない。
動画作成に関しては.netへの加入が必須なので、今後戦国動画をアップロードしたいという人はとりあえず加入しておくべき。動画作成は三国志大戦の『演武場』と同様のサービスに加え、対戦相手の名前・接続場所を伏せる選択ができるようになっている。対戦相手の承諾もなしに名前を出すとトラブルの元になるので(出さなくてもトラブルになるけど)、アップロードする場合は最低限名前を隠しておこう。
ニコニコでは、戦国大戦の上記公式サービスで作成されたプレイ動画が多くアップロードされている。特にランキング上位プレイヤー同士の対戦「頂上対決」や、会話編集などを加えた「会話つき動画」などが視聴数を多く集める傾向にある。プレイ動画以外にも、カットイン集やMADなどの「対戦動画以外」というタグが付く動画もある(このタグは三国志大戦のものも含む)。
ただし、人気の動画はそれだけ悪辣なコメントも多くなりやすく、特に頂上対決では罵詈雑言が頻繁に飛び交うので、視聴の際には注意が必要。特にコメントしている人の中にはプレイ経験のないもの(通称「動画勢」、いわゆる名人様)も混じってるので、参考にしない方がいい。
「戦国大戦 正祭」は、ニコニコ生放送においてほぼ毎月放送されている公式放送茶番番組。戦国大戦の参加声優らを中心にしたトーク番組や、バージョンアップ前のチョイ見せ(本当にちょっとだけ)番組などが放送されている。旧来は「生祭」だったのだが、2014年7/22より「正祭」にリニューアルされた。およそ3時間の生放送に対戦から弁当まで様々なものを詰め込んでいる。
主な参加者は、
声優ファンの視聴者も多いようで、以前のアンケートでは戦国大戦プレイ経験なしという視聴者もやたら多いことが判明しているこれって動画z。一方で戦国大戦プレイヤーからはランカー同士の生頂上対決や、バージョンアップ前の情報見せコーナーなどに注目が集まっている模様。
また、ニコニコ生放送では戦国大戦の全国大会の実況放送も配信している。
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最終更新:2024/10/07(月) 07:00
最終更新:2024/10/07(月) 07:00
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