徳島県とは、四国地方にある県。旧名は阿波国、県庁所在地は徳島市。四国一都会的な都市。
もとい、四国の右のほう。ちなみに右上が香川で下が高知、左上が愛媛なんじょ。
概要
歴史
徳島は「阿波」と呼ばれるが、これは徳島県北部で「粟」がよく穫れたことから「粟国」と呼ばれたことに由来する。その後、「長国」と呼ばれた徳島県南部地域と合わせて、律令制下において「粟国」が成立。713年に「地名を二文字で表すように」と言う天皇からのお達しにより、「阿波国」と字が当てられた。
戦国時代にはヒャッハーしまくりの三好一族や長宗我部元親の四国統一やら秀吉の四国攻めやら何やらと、激動の時代らしい勢力変遷の果てに、蜂須賀家の当主・家政が封ぜられる。その息子、蜂須賀至鎮(よししげ)は「徳島藩」初代藩主として25万石を封ぜられ、徳島藩の基礎を固めた名君として名を馳せた。
徳島を流れる大河、吉野川流域では藍の生産が盛んであり、徳島藩の全面的バックアップもあって全国の藍市場を牛耳るまでに発展を遂げた。他にも国内で三本指に入るほど評価の高かった阿波塩を生み出す塩田、たばこ栽培、日本では珍しかった砂糖の生産(和三盆)など、数々の特産品に恵まれている。阿波商人たちの稼ぎは相当なものであり、藩領の石高・25万石に加えて20万石あまりを阿波商人が稼ぎだしていたとか。
そんな徳島も明治維新の激動とは無縁でいられず、外国からやって来た安い藍にその地位を奪われ、特産品も工業化により価値が低下し、庚午事変で徳島藩領だった淡路島も兵庫県に移されたり、香川や高知と合併したり分割されたり…と、なかなか大変な目に遭いつつ「四国の右」として存在感を示すべく、今日も頑張ってます。
どっかの研究所のブランドイメージ調査で徳島県が認知度最下位とからしいが、そういう無知な輩のことは気にしたら負け
地理と、それにまつわる色々
- 四国一の大河である吉野川が県内を西から東へと貫通する。別名を四国三郎という暴れ川。
- その川の上流にある大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)はよくネタにされる名前。歩危マートという店もある。何故こんな漢字かというと、「大股で歩いたら危ない」「小股で歩いても危ない」ことから。小歩危のほうが危ないってことのようです(実際はただの当て字なんですけどね)。なおここでの川下りは観光名所。
- 「バカ日本地図」ではあやふやな人が多かったので、四国四県もろとも統一されてしまった。徳島県は四国の右。四国の右。大事なことなので(ry
- 基本的に吉野川流域に沿って発展している一方、「平家の落人里」と呼ばれる祖谷(現・三好市)は日本三大秘境のひとつにカウントされるくらいの山林地域。祖谷に限らず、県南西部はとにかく山。
商業
阿波商人の血は平成の世も変わらず健在。「臨時収入が入ったら→香川人は貯金し、愛媛人は生活費に回し、高知人は飲み代に消え、徳島人は商売の元手にする」と言われるくらい商魂逞しい…とされる。
そのためか地元資本のスーパーがあちこちに存在し、愛郷心も相まって「全国で最も大資本が商売しづらい県」と言う話も。最近はそうでもないけど。
- 2008年にはサティが、2009年2月にはジャスコが完全撤退してしまった。が、2016年には徳島市内にもイオンモールが建設着工するとの話。2017年完成予定で、イオンシネマも入るとのこと。やったぜ。
- コレ以外にも大資本の魔の手進出は進んでおり、2010年には徳島駅ビル・クレメントプラザにマツモトキヨシとスターバックスが、そごう8FにはLOFTがそれぞれオープンしていたり。
- 徳島市内には映画館が0件…と言う寂しい状況。と言うか、徳島県内唯一の常設映画館として北島町シネマサンシャイン(板野郡北野町にあるシネコン)があるのみ。上記の通りまもなくイオンシネマが(ry
- ufotable CINEMAの地下一階にはアニメイト徳島店もリニューアルオープンしている。今までは他の書店との併設店舗ということで、アニメイトのポイントサービスやフェアからはハブられていた。フランチャイズ形態とは言え単一店舗になったため、徳島県のアニオタは「徳島店を除く」と言う悲しみの宣告からついに解放された。やったぜ。
- MAXCOFFEEが全国展開される前からスーパーで売られていた事実。
- 実は医師・歯科医師・看護師・薬剤師の割合が全国一。都市部・田舎問わず、あちこちにあらゆるジャンルの医院の宣伝看板が見受けられる。しかし徳島県民はあまり気にしていない。
交通
- 徳島飛行場が板野郡松茂町にある。海上自衛隊・教育航空集団徳島教育航空群の基地が併設。通称は徳島空港。滑走路延長工事後には徳島阿波おどり空港という愛称もついた。YS-11最後のフライトを行ったことで有名であり、当初はお祭り騒ぎだった。また自衛隊所属機のYS-11はたまに飛来。
- 徳島県は日本で唯一、電車が1本も通らない。線路を走っているのは気動車なので、県民は「汽車」「列車」と呼ぶ。
- と言うわけで徳島県民の移動手段は車。とにかく車。「歩かん県」と言われるくらい。だから糖尿病が…
- 日本三大酷道、国道439号線が高知へ通じている。酷道ラリーの定番。腕に自信ニキは頑張れ。
- 大鳴門橋や明石海峡大橋が開通するまではフェリーが本州との重要な交通手段だったが、開通したらしたで京阪神に活気を吸われるストロー現象が発生。とは言うものの高速バス網が充実し、全国からの観光客が訪れやすくなってもいる。徳島県のバス会社、海部観光が運行する豪華寝台バス「マイフローラ」は一見の価値あり。
徳島名物
阿波踊り
- 何を措いてもコレ。徳島夏の風物詩にして、400年の歴史を誇る日本三大盆踊りのひとつ。徳島県民はリオのカーニバルの如く夏の4日間に情熱を燃やし、終わった後は反動でやる気が出なくなる。たぶん。
- 東京都・高円寺阿波踊りや、埼玉・南越谷阿波踊りは町興しの一環から派生したもの。なので本家は徳島です。徳島です!あと高知県のよさこいはこれのパクリ。詳しくは「阿波踊り」の記事も見てね!
ユーフォーテーブルによる阿波踊り観光ポスター
徳島にはじめて降り立った観光客は「お?」と思うかもしれない、様々なアニメキャラが阿波踊りを舞う宣伝ポスター群。これは2009年4月、アニメ制作会社「ユーフォーテーブル」が徳島にスタジオを構えたことから始まった。徳島市観光協会が阿波踊り宣伝ポスターの制作を来たばっかりのユーフォーテーブルに依頼した結果、アニメ「空の境界」のキャラクターを使用したポスターが早速お目見えした。
翌年・2010年以降もユーフォーテーブルがポスター制作を手がけ、2012年から2015年まで制作されたポスターを横1列に並べると、幅8mもの巨大ポスターが出現する構成になっている。今までにポスターに登場したアニメ作品を一部挙げると、
- 2009年:「空の境界」
- 2010年:「空の境界」「東方Project」
- 2011年:「空の境界」「攻殻機動隊」「Fate/Zero」「ブラック★ロックシューター」
- 2012年:「Fate/Zero」「テイルズオブエクシリア」
- 2013年:「空の境界」「ゴッドイーター」「サモンナイト」「魔女っ子姉妹のヨヨとネネ」
- 2014年:「Fate/Stay Night」
- 2015年:「ゴッドイーター」「おへんろ。」「テイルズオブゼスティリア」
この宣伝ポスターは基本的に非売品。先着順で配布することがあったり、何かのイベントの景品になったり、アニメイベント「マチ★アソビ」のスポンサーになることで入手可能なこともあるが、「阿波おどり会館」に掲示もしてある。街中に貼ってあるポスターを勝手に剥がすのは器物損壊罪に当たるので、ダメ絶対。
余談になるが、阿波踊りの宣伝ポスターにアニメが使用されるのはこれで二回目である(一回目は清酒黄桜の河童で有名な清水崑氏のイラスト)。
これらのポスターをふるさと納税の対象商品にした結果、6日間で950万円もの寄付金が集まったとか。
鳴門市阿波踊り
- 一方、徳島市(8/12~15)よりも一足先(8/9~11)に阿波踊りを実施する鳴門市では、2010年にアニメ「NARUTO」の劇場版の公開に合わせて、ポスターや演舞場の看板にキャラクター達を使用し、最終日には有料演舞場にてキャストによるトークショーが行われた。以降、「NARUTO」とのコラボ企画は毎年恒例となっている。
特産品
農産物・海産物から料理まで、とにかく美味いものが多い。ブランド化したものは主に関西圏で消費されるため、関東以北や徳島県民自身にもちょっと縁遠くなっている。
農産物・海産物
- スダチ -「酢橘」と書く、香りと爽やかな酸味が自慢の柑橘類。徳島だけで実に9割以上を生産する。お土産にも普段使いにも最適。あとカボスと間違えてはいけない。大きさが違うよ!
- 阿波尾鶏 - ダジャレたネーミングだが、地鶏では国内最大の出荷量を誇る。美味い。
- なると金時 - ホクホクした食感と上品な甘みが特徴のサツマイモ。地域と品質を絞り込んだ「里むすめ」というブランドもある。美味い。
- レンコン - 関東では茨城県が有名だが、徳島県も有数の産地。ブランド品として、主に関西に出荷。
- ブロッコリー - 大阪の市場では一定の知名度あり。平成16年の県別入荷割合。
- ももいちご - 佐那河内村の、わずか13軒の農家で栽培されているいちご。栃木の「とちおとめ」、福岡の「あまおう」とタメを張れるかも…くらいには知名度向上。めちゃくちゃ甘くて美味い。一粒600円するだけのことはあります。さくらももいちごという上位互換まである。
- 鳴門わかめ - 渦潮に揉まれた強靭なコシが自慢のわかめ。偽装問題…アーアーキコエナーイ
- 鳴門鯛 - 明石鯛にも負けないブランド力を持つ激ウマの鯛。黒潮の海流の影響で浮流ゴミは東の対岸に漂着するため徳島の海は本当に綺麗なのだ。
- はも - 実は漁獲量全国トップ。殆どは京都か大阪へ出荷してしまう。
- 木頭ゆず - 接ぎ木せずに実生で育てたユズ。全国に出回っているユズの大半はこの木頭系だとか。
- ゆこう - スダチに比べ知名度が低すぎるが、シェアは100%。酸味が弱くまろやかな味になる。旭ポンズにも入っている!
料理・商品など
- 徳島ラーメン - 県東部で食されるラーメン。横浜ラーメン博物館に出店したこともある。濃い目のとんこつしょうゆスープ、甘辛く煮た豚バラ肉、スープの濃さを中和するために乗せる生卵が特徴。その為、他県では「すきやきラーメン」と呼ばれることも。徳島ラーメンの上級者は、ラーメンと一緒に「ごはん」を注文する(店によっては、生卵がタダの店もあるので、卵かけご飯をすることができる)。
- ポカリスエット - 徳島市にある大塚製薬の工場で作っている。鳴門・大塚スポーツパーク(徳島県鳴門総合運動公園)内にはサッカークラブ、徳島ヴォルティスのホーム・ポカリスエットスタジアムがある。2014年にはJリーグ史上最低の勝ち点14でJ2に降格。
- オロナミンC - 鳴門市にある大塚製(ry 上のスタジアムと同一の公園内に、オロナミンC球場もある。こちらは四国アイランドリーグplus、徳島インディゴソックスのホーム球場である。
- 阿波和三盆 - 淡い舌触りと優しい味が魅力。和三盆でも有名なものに阿波和三盆・讃岐和三盆(香川)がある。
- フィッシュカツ - 徳島県でカツといえばこれ。そのまま食べたり、お好み焼きなどに入れるのが主流。
- 雪花菜アイス - 「おからアイス」と読む。小松島西高校の高校生がプロデュース。
- 竹ちくわ - 竹の周りに魚のすり身を巻きつけ焼いたもの。要はちくわなのだが、竹についたままのちくわにかじりつく…というワイルドな食べ方が阿波っ子の流儀。
その他いろいろ
- 藍染 - 藍を使って布を染める方法。かつての徳島藩の財政を支えた「ジャパンブルー」である。色褪せがしにくいらしい。防虫効果があり、浴衣などに使われる。
- 阿波人形浄瑠璃 - 一応重要有形民族文化財のひとつ。県庁にも飾ってある。
- すだちくん - 1993年東四国国体の徳島県側のイメージキャラクター。今で言うゆるキャラで、群馬くん、トリピーらとともにゆるキャラの元祖とも。にっこり笑うすだち頭のスーパーマンのようなビジュアル(胸のSはすだちのS)。1990年の誕生から20年以上経つ今でも現役。徳島県で大きなイベントがあると、新衣装のすだちくんが登場することも。第一回ゆるキャラ大賞山田五郎賞(審査員特別賞)を受賞。
徳島は関西なのか?
「えっ何言ってんの?四国でしょ?」と訝る方も多いと思われるが、ちょっと真面目な話題。
- 徳島県は関西の一部であり、四国には含まれないと主張する者もいる。実際、阿波弁は四国方言に分類されてはいるが、その中ではもっとも近畿方言の影響を受けている。とはいえ四国の中央に近い県西部では香川県や愛媛県で使われているアクセントに近い。
- 徳島県の中心となる沿岸部(北東部、南部)が京阪神との繋がりが深い地域であるため、政治・経済において近畿圏の一部として扱う場合もある。大阪の民放各局のニュース番組では、「近畿と徳島」という表現がなされることも多々。
- 現に四国地方で唯一、関西広域連合に加盟している。なお、中四国では鳥取県も加盟、一方で近畿地方の三重県は加盟していない。
- 近畿地方の天気予報では、徳島県や香川県が福井県嶺南などと共に表示されている。
- 明石海峡大橋が開通したお陰で、徳島駅前から京阪神へと高速バスが増発された。
- アナログ放送時代、関西各局のテレビ放送の電波が徳島県まで届いていたので、広い範囲で試聴できていた。現在でもケーブルテレビと契約することで視聴できる地域もある。詳しくは下記「徳島の放送局」へ。
- 案外知られていないが、関西の市場での国内産の野菜や果物は、徳島県産が占める割合が一番高い。
- もっと知られていないが、徳島は京阪神の企業のサテライト施設が非常に多い。
- 何より、結構な数の徳島県民が四国他県や距離的に近くブランドイメージの高い神戸や大阪へのシンパシーを露わにする事も多い。
- 方言は大阪弁と岡山弁を折衷したようなもので、そうですねという意味で、「そうやけん」などと言ったりする。
- あと、元々南海フェリーが就航している関係で和歌山市ともつながりが深く、そういう意味では元々関西と四国の玄関口の一つであった。
もっとも四国他県や中国地方との繋がりがないわけではなく、徳島県の内陸部(西部)は四国各県や岡山方面の文化圏である。
徳島県の市町村
平成の大合併により、50を数えた市町村の数も24へとほぼ半減した。現在は8つの市、8つの郡に16の町村が存在している。以下に概況を記す。市町村名横の人口は2024年4月現在のもの。
徳島市 (約24万6300人)
- 徳島駅前は四国一近代化が進む大都会。高松?高知?松山?聞こえんなぁ~?
- 徳島「駅」だが、高速バスで発展している。1日あたり大阪へ43本、神戸38本、京都7本、東京4本。
- 四国新幹線の計画で徳島まで新幹線が来る話もあるのだが、淡路島近辺をショートカットするルートはなく、新大阪-岡山-高松-徳島回りなので、推定所要時間2時間は覚悟しないといけないだろう・・・。
- 小泉元首相、第1次政権下の安倍首相も来たことがある。安倍首相は、徳島ラーメン発祥の店と言われる「いのたに」で徳島ラーメンを食べていった(店の柱の一番高い所に写真と色紙が飾られている)。
- 眉山から徳島市街が一望できる。歩くのが嫌なら、ロープウェイを使いましょう(往復1000円)。夜景は一望の価値あり。
- 徳島城跡は徳島駅の隣。3月下旬になると桜がとても美しい。
- 徳島市万代町、庁舎前にはケンチョピアというヨットがたくさん並ぶ川(新町川)がある。
- 徳島港を隔てて、南海フェリーに乗ると和歌山市に到着。2人の二次元女性が出迎えてくれた過去がある。
阿南市 (約5万2000人)
- 2006年に阿南市が那賀川町、羽ノ浦町を編入した。県南部では最大の人口を持つ市。
- 数年前、日亜化学の青色発光ダイオードと特許訴訟で有名になった町。それにしても、青色LEDの恩恵はすごい。地元の工学部の就職先はこちらが多い。
- 全国一タケノコ生産量が多い。江戸時代から京阪神へ出荷されていた。
鳴門市 (約5万2000人)
- 鳴門の渦潮が有名。観潮船に乗るか、大鳴門橋の下を通れる「渦の道」に行くかすれば間近で大迫力の渦潮が見られる。「トリビアの泉」ではこの渦潮の直径を計る実験がなされたが、すぐ消えてしまい失敗に終わった。
- 大塚国際美術館は入場料がやたら高いが、世界中の複製美術品が一度に見られる珍しい場所。ちなみに作品は全て原寸大の陶板に焼き付けられたレプリカである。
- 千葉県にあるのはドイツ村だが、鳴門にあるのはドイツ館。近くに牧場もある。映画「バルトの楽園」もここで撮影が行われた。WCドイツ代表招致のことは触れてはいけない
- 四国八十八箇所を巡礼する時、鳴門がスタートになる。竺和山霊山寺が1番札所。
- 非常に麺がやわらかい鳴門うどんが名物。
小松島市 (約3万4300人)
吉野川市 (約4万3000人)
阿波市 (約3万2600人)
美馬市 (約2万7000人)
三好市 (約2万8000人)
- 2005年に三野町、池田町、山城町、井川町、東祖谷山村、西祖谷山村が合併して誕生。
- かつて甲子園を沸かせた池田高校がある市がここ。最近(2000年以降)は県予選でベスト8まで行けるかどうか…だったが、2014年のセンバツにて24年ぶりに甲子園へ出場した。
- 大歩危小歩危があるのもここ。鉄道はトンネルが多い。
- 剣山の麓にある祖谷(いや)は平家の落人伝説で唯一、はっきりとその証拠が残っている集落である。
- 祖谷のかずら橋がある。弘法大師が地元民のために架けたとか、屋島の合戦で破れた平家の落人が架けたとか諸説あるが起源はハッキリしていない。現在はかずらが切断されて橋が落ちるという事故がない様、仕掛けが施されているので安心して渡ってください。
- 祖谷といえばそばが名物。昔ながらの風味豊かな玄そばは遠くからも食べに来る人多数で、そば米汁やそば米雑炊は徳島の郷土料理として親しまれている。
板野郡 (約9万4000人)
- 鳴門市と徳島市の間にある、松茂町(約1万4000人)、北島町(約2万2000人)、藍住町(約3万5000人)、板野町(約1万3000人)と板野町と阿波市の間にある上板町(約1万人)の5つの町が属する。
- 特に中心となる北島町や藍住町は、過疎の進む徳島県において人口が増えているという珍しい地域。市町村合併の話もなく、このまま行けば郡人口10万人超も夢じゃない。
- 道路整備も進み郊外型店舗の出店も相次いでいるが、自家用車がない場合のアクセスは当然悪い。
- 松茂は梨の産地。その名も「あわおど梨」(地鶏と被ってますね…)。
名東郡 (約1900人)
名西郡 (約2万9200人)
- 石井町(約2万5000人)、神山町(約4200人)の2町で構成される。2町とも徳島市と境を接する。
- 最近では神山町がIT企業のサテライトオフィスを積極的に誘致するなどして、「神山モデル」と言われる地域再生のモデルケースのひとつとして知られ始めている。
- その神山は農業も盛んで、県内一(つまり日本一、いや世界一)のスダチ産地。
勝浦郡 (約5600人)
- 勝浦町(約4400人)、上勝町(約1200人)の2町で構成される。
- 上勝町は「葉っぱビジネス」で知る人ぞ知る町。神山町とは違ったアプローチでの地域再生が注目される。高齢者率は全国有数、そしてパソコンを使いこなせる高齢者率はおそらく全国トップじゃないだろうか…。
- 勝浦町は県内一のみかん産地で、貯蔵みかんとして出荷。かわいい女の子「ちょぞっ娘」(声優付き)がPRしているよ!
那賀郡 (約7400人)
- 那賀町ひとつで構成されるが、2005年に鷲敷町、相生町、上那賀町、木沢村、木頭村の5町村が合併して出来た。県下自治体で2番めに広い面積を持つ。
- 旧鷲敷町に、大塚製薬の工場があり、毎年八月の阿波踊りの時期に「Exciting Summer in Wajiki」という、入場料無料のライブイベントがあり、毎年超人気のアーティストが数組出演する。八十八箇所の二十一番札所・太龍寺へ行くためのロープウェイがある。
- 旧木頭村は県内随一のユズ産地。しかも実生ユズが多く、高級食材として都市圏、世界にも送り出している。
- 県内有数のお茶の産地でもあり、晩茶が名物。
美馬郡 (約6800人)
- つるぎ町ひとつで構成される。2005年に半田町、貞光町、一宇村が合併して誕生。
- 名物はひやむぎがと見紛うような太さの半田そうめん、そして徳島県最高峰の「剣山」。愛媛の石槌山と並ぶ四国の双璧である。
- 脇ほど有名ではないが、貞光にもうだつの町並み(二重うだつ)がある。
三好郡 (約1万3600人)
- 東みよし町ひとつで構成される。2006年に三好町と三加茂町が合併して誕生。三好市を割るような位置に存在する。
- 国の天然記念物に指定されている「加茂の大クス」がある。源平の時代から生えとるらしいでよ。
- 四国でも屈指のサービスエリア、吉野川ハイウェイオアシスがある。遊覧船から露天風呂から動物とのふれあいからキャンプ場まで、なんでもござれ。
海部郡 (約1万8200人)
- 牟岐町(約3500人)、海陽町(約7600人)、美波町(約5800人)の3町で構成。3町とも太平洋に面する。
- 美波町は「かめといせえびのまち」と宣伝している町(旧日和佐町がウミガメで売っており、旧由岐町が伊勢海老で売ってた名残)。実際にウミガメ博物館カレッタが存在する。
- 三賀日には町の人口の何倍もの人が薬王寺に参拝に来る。
- 11月頃に、大法事とよばれる一円玉をバケツから投げつけるイベントが開催される。
- 宍喰海岸はサーフィンの名所。
- 阿佐海岸鉄道に、北海道で幻に消えたDMVが2021年9月から走っている。このバスの様な鉄道のような交通機関で鉄道では成し遂げなかった室戸岬入りを果たした。
・・・人口を2015年のデータから2024年4月現在のデータに更新を反映していて気付いたが、タダでさえ少ない人口が3割近く減っている所があったりして過疎化が心配である(総人口も70万人切ってるし)。
徳島県を舞台にしたアニメ・漫画など
徳島は二次元の入り口という聖地があり、秋葉原に続くいわば「二次元開催県」である。2009年にやって来たUfotableが企画・開催するイベント、「マチ★アソビ」が同年より始まってからは更に2次元がドリームです。
自治体も力を入れており、将来的には二次元の代表的な都市に…なってほしい。
漫画
映画
小説
ドラマ
徳島県出身の有名人
- 米津玄師(歌手・イラストレーター) 徳島市出身。元々ニコニコの”歌ってみた”投稿者から、トップアーティストに。
- 哀川翔(俳優):徳島市生まれ、鹿児島県育ち。
- 安藝清(英会話・イーオン代表取締役社長):?。長女は歌手のアンジェラ・アキ。
- あざの耕平(ライトノベル作家):阿南市出身。Dクラッカーズ、BLACK BLOOD BROTHERS等の作者。
- アンジェラ・アキ(歌手):板野町出身。父は英会話のイーオンの創業者・安藝清。
- 幾原邦彦(アニメ監督):小松島市出身。少女革命ウテナ、輪るピングドラムの監督。
- 牛田成樹(プロ野球選手:横浜ベイスターズ所属):小松島市出身
- 逢坂良太(声優):?
- 大川隆法(宗教家):吉野川市(旧川島町)出身
- 大杉漣(俳優):小松島市出身
- 大塚武三郎(大塚製薬創業者):鳴門市出身
- 大塚千弘(女優):徳島市出身。旧芸名は大塚ちひろ。千弘は本名である。ご当地アイドル・ココナッツJr.出身。女優・山下リオの実姉(3姉妹の長女。リオは三女)。
- Kaya(歌手):?(鳴門高校卒)。のみこの実弟。
- 川上憲伸(プロ野球選手):徳島市出身
- 故・後藤田正晴(元副総理):吉野川市(旧美郷村)出身
- 後藤田正純(衆議院議員):吉野川市出身。上記正晴氏の大甥(正純氏にとって正晴氏は大叔父)。
- こやまきみこ(声優):徳島市出身
- 柴門ふみ(漫画家、エッセイスト):徳島市出身
- 里崎智也(プロ野球選手):鳴門市出身
- 七条兼仲(戦国武将、力持ち):上板町七條出身
- ジャンボ尾崎(将司)・ジェット尾崎(健夫)・ジョー尾崎(直道)(プロゴルファー):海陽町(旧日和佐町)出身
- 條辺剛(元プロ野球選手、うどん屋):阿南市出身
- 瀬戸内寂聴(尼僧、作家):徳島市出身
- 仙谷由人(政治家):徳島市出身
- チャットモンチー(バンド):メンバー2人(Vo,G:橋本絵莉子、B:福岡晃子)が徳島市出身、徳島で結成。
- 故・蔦文也(池田高校元監督):徳島市出身
- 豊崎愛生(声優):北島町出身
- のみこ(歌手):?。Kayaの実姉。
- 板東英二(元プロ野球選手、タレント):満州生まれ、鳴門市育ち
- 日向千歩(モデル・女優):?
- 丸岡いずみ(アナウンサー):美馬市(旧脇町)出身
- 三木一馬(アスキー・メディアワークス電撃文庫編集部副編集長):?
- 故・三木武夫(元総理):阿波市(旧土成町)出身
- 美馬寛子(ミス・ユニバース・ジャパン2008年代表):徳島市出身
- 三好長慶(戦国大名):三好市(旧三野町)出身
- ヤス(イラストレーター 代表作にとらドラ!など):鳴門市出身
- 山下リオ(女優):徳島市出身。大塚千弘の実妹(3姉妹の三女。千弘は長女)。
タウン情報誌
徳島は何故かタウン情報誌が多い。どれかを手に取れば、地元の知り合いが普通に載っているのもザラ。
あわわ発行
メディコム発行
- タウン情報トクシマ(通称「タウトク」)
あわわと並んでもっとも有名な情報誌「制服、解体新書」なるコーナーでは県内の女子高生の制服を紹介している、スイーツ(笑)を紹介する記事や伝言コーナーにはスイーツ(笑)なメッセージがたくさん。 - タウン情報CU(キュー)
女性誌 - 地元のブライダル情報誌「結婚しちゃお!」(季刊)
- とくしまの生活情報紙
ワイヤー徳島発行
リクルート発行
プロスポーツ
徳島県の放送局
アナログ放送時には沿岸部の地域の多くでは近畿地方の放送を見ることができていた。
しかし地上デジタル放送となり区域外での受信が出来なくなったことで、県内ではNHK総合、Eテレ、四国放送(NNN系列)の3チャンネルのみとなってしまった。
あまりの惨状に特例が認められ、近畿地方、あるいは岡山・香川の民放各局と契約を結んだケーブルテレビに加入すれば、再びたくさんのチャンネルを見ることが出来る。→区域外再放送
テレビ局
AMラジオ局
FMラジオ放送局
ケーブルテレビ
- 各地に多数存在
関連動画
車載動画が多い。
関連静画
関連項目・コミュニティ
徳島県 公式 | #tokushima |
Chakuwiki 徳島 | 阿佐海岸鉄道 |
- | |
スタブ | |
日本の都道府県の一覧 | |
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