![]() |
ほんわかレス推奨です! ニコニコ大百科:楽しく過ごすためにの記事も参照のこと。 |
![]() |
この記事は長文で情報量の多い記事になっています。 |
ウマおじさん配信運営炎上騒動とは、YouTubeチャンネル『月亭八光の八ちゃんねる』の人気企画「ウマおじさん」において、運営スタッフの中田D(中田雅紀)と出演者・チャンネル主の月亭八光に対し視聴者からの批判が集まり数ヶ月にわたって炎上が続いた事件のことである。
目次
概要
- 2022年4月22日に配信された『【4万人突破記念】ウマおじさんがついにゲーム「ウマ娘」始めます‼
』にて大人気企画「ウマ娘クイズ」の終了を突然発表し、ゲーム『ウマ娘プリティーダービー』の初見プレイ企画(対戦企画「第1回ウマおじさん杯」)を始動。
- 2022年4月30日を対戦本番とし、多忙な出演者を1週間拘束して対戦用のウマ娘を育成させる日程を強行。本番までの間に運営側(中田D)の出演者・視聴者へのあまりに杜撰な対応が次々に露見。
- 中田Dの個人のYouTubeチャンネルでの言動(視聴者をアンチ認定、配信内で晒し行為、「嫌なら見るな」発言、コンテンツへの敬意に欠ける発言など)や、ウマおじさん動画内での月亭八光の過去の言動に対して視聴者が抱いていた不満が「第1回ウマおじさん杯」の開催を機に一気に噴出する形で炎上。わずか1週間の間に多くの視聴者の不信を招き、その後の配信動画に対する低評価が爆発的に増加する事態となった。
- 「第1回ウマおじさん杯」終了後も中田Dと月亭八光の数々の言動が原因で炎上が一向に収束せず、アニメ第2期視聴企画を始動するも、人気投稿者(投稿馬氏)の解説動画からの盗用疑惑が発覚し動画を非公開に追い込む、謝罪コメントで嘘をつくなど事あるごとに炎上を繰り返し、批判が止まない状態が続いた。
以下、詳細を述べる。
「ウマおじさん」とは
2021年7月30日に『月亭八光の八ちゃんねる』で配信された「【ウマ娘クイズ】競馬大好き芸人ならイラストだけでキャラ名当てられる?」から始まったシリーズ企画、またはその出演者の総称。
主な出演者は、落語家の月亭八光、シャンプーハット恋さん、ビタミンSお兄ちゃん、ギャロップ林健の4人(いずれも吉本興業の芸人で、関西の競馬番組『うまんちゅ』のレギュラー・準レギュラー)。Cygamesのゲーム『ウマ娘プリティーダービー』に登場する「ウマ娘」(実在の競走馬をモデルに女体化したキャラ)のイラストをもとに、競馬の知識を駆使してモデルの馬名を推理する企画「ウマ娘クイズ」シリーズを配信し、注目を集めた(初回の動画は2022年4月の炎上時点で100万再生弱、他のクイズ動画も数十万再生を記録)。
その後、動画の人気にあやかり、2022年1月10日と3月5日に道頓堀ZAZAHOUSEにて競馬トークイベント『ウマおじさん』を開催。のちに月亭八光が「配信イベントとしては想像を絶する数の方に来ていただいた」「あまりに売れすぎたので吉本興業内で配信の新たなルールが出来た」(チャンネル登録者数3万人突破記念生配信動画より)と言及するほどの大盛況に終わり、これを機に「ウマおじさん」の呼称が定着した。
2022年1月22日配信の『【同時視聴#1】競馬芸人にウマ娘のアニメ観せてみた!!『ウマ娘1期1話』』からは、アニメ『ウマ娘プリティーダービー』(第1期)の視聴企画を開始。各話につき同時視聴編・感想編の2本立てで構成される長尺のシリーズでありながら、元ネタである競走馬・レースにまつわる思い出話や、アニメ第1期独自のif展開への反応が好評を博し、こちらも安定して10万再生前後を記録した。
炎上に至るまで
突然のゲーム初見プレイ企画発表。「ウマ娘クイズ」終了へ
2022年4月17日に配信された『【感想戦#12】ウマおじさん最後の感想戦…?』の中で、今後、アニメ第2期に登場するウマ娘のクイズを行う構想が語られた。視聴者は当然、アニメ第1期を視聴し終えた後にウマ娘クイズを行い、そのままアニメ第2期の視聴企画が始まることを期待したが、同動画の最後にゲーム初見プレイ企画を4月22日に生配信することが突然発表された。それまでクイズやアニメのネタバレ防止を理由に出演者はゲームのプレイを禁止されていたため、この発表に対して一部の視聴者からは「ゲームをプレイすれば今後ウマ娘クイズが出来なくなるが一体どうするのか」と懸念する声が上がった。
ちなみに、この発表時点(2022/4/17)で「ウマ娘クイズ」に登場していなかったウマ娘は次の通り。
実装状態 | キャラクター名 |
---|---|
育成実装済 |
キタサンブラック、 ニシノフラワー、メジロブライト |
勝負服3Dモデル実装済 |
アイネスフウジン、ツインターボ、ビコーペガサス、ゼンノロブロイ、イナリワン、 |
サポートカードで勝負服披露済 | |
勝負服原案披露済 | |
制服画像のみ |
上記の通り、クイズとしてネタにできるウマ娘が数多く残ってはいたが、中田Dが一貫して「育成実装済のキャラしかクイズに出題しない」スタンスでいたことや、ウマ娘関連の情報遮断を強いられていた出演者から「早くゲームをプレイしたい」との声が上がっていたこともあり、視聴者の間では「折角だからウマおじさんがゲームする姿を見て一緒に楽しもう」との好意的な反応も見られた。
※のちにギャロップ林健が2022年4月23日の育成生配信中にサポートカードのサトノダイヤモンドを見て「え!?サトノダイヤモンドとかおんの!?まだまだクイズ出来たやんか!!」と発言しており、出演者からもクイズ終了を惜しむ声が上がったことや、後述のゲーム初見プレイ企画があまりに杜撰だったことにより、突然のクイズ終了に対して批判の声が根強く残る結果となった。
ゲーム初見プレイ時にOPをスキップ。同時接続者が5,000人減少
2022年4月22日、ウマ娘クイズやアニメ第2期視聴について様々な懸念を残しながら『【4万人突破記念】ウマおじさんがついにゲーム「ウマ娘」始めます‼』の生配信が始まった。
この生配信には、『うまんちゅ』出演者で趣味でウマ娘をプレイしているザ・プラン9浅越ゴエと、ウマ娘実況配信で人気を博するニュイ・ソシエール(Vtuber)がゲームの指南役としてゲストに招かれており、はじめに事実上最後となるウマ娘クイズが行われた。この時点で同時接続者が2万人を超える盛況ぶりで、このままゲーム初見プレイ企画も楽しめるだろうと多くのファンの期待が高まっていた。
しかし、その後、月亭八光が実際にゲームをプレイし他の5人がそれを眺める形でチュートリアルを終え、このゲームでたった一度しか流れないOPムービー「GIRLS' LEGEND U」が流れ始めたところで、
(OPムービーが流れ始める)
ニュイ「これはライブと言うか映像ですね。オープニングです。」
お兄ちゃん「これは(ウイニングライブと同じように)スキップ出来ないんですか?」
月亭八光「(視聴者の様子を気にしながら)…スキップすんの?これ。みんな、今どんな気持ちなん?みんな。…怒ってる?スキップすんの?」
と、ゲームのプレイ経験があるスタッフ(中田D)がなぜかOPのスキップを指示。度重なる開発の遅れでゲームプレイを何年も待たされたプレイヤー(そしてネタバレ厳禁で何ヶ月もゲームプレイを待たされたウマおじさん)をウマ娘たちが「やっとみんな会えたね」と出迎える感慨深い瞬間を無下にし、その瞬間からチャットのコメントが大荒れ。同時接続者が一気に1.5万人(-5,000人超)に減る大惨事となった。
また、これまでのウマ娘クイズやアニメ初見視聴企画と同様、視聴者の多くは「ウマおじさんがゲームのキャラや育成シナリオを初めて見て何を思うのか」を楽しみにしていたにもかかわらず、実際の配信では「(後述の「ウマおじさん杯」に向けて限られた時間でゲームの基礎を覚えるため)シナリオを全スキップして月亭八光がひたすらボタンを押すだけ」という誰も望まない作業プレイが1時間以上続く形となった。
さらに、サイレンススズカの育成を始めた月亭八光が中田Dの想定を超えて目標レースを勝ち進んだため、(2分程度のOPをスキップしてでも尺を巻いたにもかかわらず)区切りを迎えられないまま当初の予定から1時間以上も放送時間が延長され、最後は時間切れで育成を中断するというグダグダっぷりで幕を閉じた。
当然ながらこの生配信の評判は芳しくなく、2022年5月6日時点で高評価6,786、低評価7,000と低評価のほうが上回る結果(その約1年後の2023年6月8日時点で高評価6,989と微増であるのに対して低評価は9,734と1.4倍近い数に膨れ上がっており、批判の声は未だに続いている)になったが、これは炎上騒動のほんの序章に過ぎなかった。
「第1回ウマおじさん杯」開催。1週間の育成生配信で大炎上
上記の生配信の中で、ゲーム初見プレイの目玉となる対戦企画「ウマおじさん杯」の開催が発表された。対戦のレギュレーションは次の通り。
第1回ウマおじさん杯 概要 |
---|
|
一定の期間内で各々にゲームを生配信しながら楽しんでもらい、最後は育てたウマ娘どうしを走らせて対決する、と言えば聞こえはいいが、この企画は様々な問題を孕んでいることがすぐさま露見した。
- 出演者各自のYouTubeチャンネルで育成を生配信すると発表したが、ゲーム配信環境の事前確認やテストは一切行っておらず、生配信については出演者・各チャンネルの運営スタッフにすべて丸投げ。
- 最初の配信では月亭八光が中途半端にプレイしただけで終わり、出演者はゲームの細かな仕様を理解しきれないまま放り出される形で育成スタート(※お兄ちゃんは過去に5日間だけプレイ経験がある)。
- 「URAファイナルズ」の育成は育成慣れしたプレーヤーが全スキップすれば1キャラ30分程度で終わるが、育成シナリオやその前段のキャラストーリーまで読めば非常に時間がかかる。それを1週間で6キャラ。
- ウマおじさんは売れっ子芸人であり、恋さん・お兄ちゃん・林の3人は各YouTubeチャンネルで競馬関係の動画配信も定期的にしており、しかも対戦翌日にはGⅠ天皇賞(春)が控えていた。いわば繁忙期である。
これらの常軌を逸したノルマに対して、出演者は様々な対応に振り回され、視聴者からも反響が相次ぎ、終いには大炎上へ発展していった。対戦までの各自の配信の様子は三者三様であり、一人ずつ列挙する。
Case1.シャンプーハット恋さんの場合
4人の中で最初に育成生配信に動いたのがシャンプーハットの恋さんだったが、自身のYouTubeチャンネル「こいちゃんパラダイス」で生配信をするのが1年ぶりで設定を忘れており、スタッフ不在だったため、スマホを手に持ちゲーム画面をカメラに向ける直撮り配信スタイルを敢行。ゲーム画面は鮮明に映らず、ゲーム音声は視聴者にも恋さんにも聴こえないという異例な生配信となったが、ガチャで爆死したことも重なり視聴者には大ウケした(初回配信は2022/5/6時点で78,036再生・高評価2,488・低評価27)。
その後、お兄ちゃん・浅越とのコラボ配信で実装されたばかりのヤエノムテキを獲得。最初の育成キャラに選んで「むっちゃん」と愛称をつけ、(ゲームの音声が視聴者にも恋さんにも聴こえないため)全ての台詞をキャラごとに声を変えながらアテレコする、ウイニングライブの際はギターを持ってきて自作曲をむっちゃんに捧げる、といった独自のスタイルを確立してファンの心を掴むことに成功した。
4月27日深夜に生配信した際には、配信を遠隔操作していたスタッフ(佐々木D)が寝落ちして配信を終了できない放送事故が発生(恋さんは諦めて就寝)。放置すると垢BANになるため、28日未明の1時30分頃から6時前まで1000人以上の視聴者がチャットで話し続け配信状態を繋ぐという伝説的生配信になった。この件については、28日夕方の配信時に佐々木Dが自ら出演して経緯の説明と謝罪を行い、垢BANを防ぐために配信を繋いだ視聴者へ感謝の弁を述べたため炎上には至らず、佐々木Dは「ササキバクスイオー」の愛称を得て逆に視聴者から慕われるようになった(その後の佐々木Dについては後述)。
恋さんの配信はシナリオの全台詞を読み上げるため育成に非常に時間がかかっていたが、「育成は1人だけでもいい」との情報が流れており(後述)、恋さんも視聴者も安心して配信を楽しんでいた。しかし対戦前日の4月29日になって状況が一変する。
恋さん「むっちゃん(ヤエノムテキ)が終わったので次の育成なんですけれど、それぞれの配信で、お兄ちゃんとかも1人ずつじっくり育ててると思うんですが、実は…、明日までに、5頭いると。5頭。」
恋さん「育成ね、「1人でよくなりましたよ」という情報が入ったんですけど、実は昨日の夜中に、「短距離・マイル・中距離・長距離・ダートで(育成完了済が)5人要る」ということが発覚して、LINEが来たので…。全員メチャクチャ焦ってます。全員というか、俺とお兄ちゃんがメッチャ焦ってる状態になって追い込まれました。ちょうど俺とお兄ちゃんが、今週メチャクチャ仕事が忙しいんで…。」
「28日の夜中に中田Dから連絡があり、明日までに5人育成するよう指示されたので、シナリオをスキップしてでも間に合わせる」との説明のあと、それまでの配信とは一転して、手早く育成を仕上げるスタイルに方針転換を図ることが発表された。多くの視聴者が突然の事態に困惑するなか、恋さん自身も「この娘(サクラバクシンオー)の性格を知りたい」「この娘は一体どんな娘なん?」「ストーリーを見たい」「さみしい」と吐露しながらボタンを押し続ける悲惨な作業ゲー生配信となり、動画の低評価数も前日の配信動画の20倍に急増する異常事態となった(中田Dによる突然の指示の経緯は後述)。
ちなみに、29日・30日の生配信時の恋さんの話をまとめると、多忙を極めていたことがわかる。
4月29日(対戦前日) | 4月30日(対戦当日) |
---|---|
そして30日夜の対戦本番。そこには、他の誰よりも疲労困憊した様子を見せる恋さんの姿があった。
生配信時間合計:16時間35分(上記の放送事故回、お兄ちゃん・浅越ゴエとのコラボ配信を含む)
Case2.月亭八光・ギャロップ林の場合
月亭八光・ギャロップ林は「月亭八光の八ちゃんねる」上で、コーチ役のニュイ・ソシエールとDiscordで会話しながら育成生配信を開始した。「月亭八光の八ちゃんねる」はウマおじさんのメインチャンネルであることから同時接続者は最大で1万人を超えたが、配信開始時から月亭八光の声がハウリングする、林の声をマイクが拾わない、ゲームの音声が視聴者に聴こえない、ゲームをプレイする林のスマホ(Android)の通信状況が悪いのかゲームの映像が常にコマ落ちするなど、スタッフ(中田D)の準備不足が露呈した(初回配信は2022/5/6時点で114,229再生・高評価1,962・低評価1,500)。
その後、2人は個別の生配信も試みるが、それぞれ成功したとは言い難いものだった。
月亭八光の場合は、詳細は後述するが他の出演者に比べて競馬に詳しくなく、また少し前のことをすぐに忘れてしまうことがあり、例えば2022年4月25日に初めて一人で育成生配信をした際には、
(サポートカードガチャで「アイネスフウジン(SSR)」を引き当てる)
月亭八光「はい来ましたー!アイネスフウジン!残念ながら、僕はアイネスフウジンを知りません!(※1990年のダービー馬)。ということは、明日たけし(林)に聞いてみます!こんな時になぁ、たけしがおったらなぁ。おそらくアイネスフウジンのデータを教えてくれると思うんですよ。うーん、おらんようになって気付くなぁ、たけしのありがたみ。」
月亭八光「(コメントを読みながら)90年のダービー馬!?ダービー馬なんや。みんな詳しいなぁ。逃げでダービー勝ったん?メッチャええやんか!!」
(その後、サポートカードガチャで「アイネスフウジン(R)」を引き当てる)
月亭八光「アイネスフウジン・・・?ほぉ~、これも知らんなぁ。アイネスフウジン。これも、情報を教えてください!」(※さっき引いたばかりでその時にコメントで教えてもらった)
という一幕があった。これだけでは揚げ足を取る指摘に見えるが、月亭八光は「ウマ娘クイズ」の頃から「知らない」「忘れる」「他人の話を聞いていない」ことが何度もあったため視聴者を呆れさせてしまい、他3人の配信が低評価数2桁台なのに対して、一人だけ1,000件近くの低評価がついてしまう(しかし本人には悪気はなく、競馬にあまり詳しくないことを頻繁に謝罪している)。
一方でギャロップ林の場合は、月亭八光が全幅の信頼を置くほど競馬に詳しく、その知識に脱帽していた視聴者も生配信に期待を寄せていたが、配信環境が全く整っておらず、初めて一人で育成生配信した際には背後の大型モニターにスマホ画面を写す苦肉の策を取る羽目になった。また、林のYouTubeチャンネル「いい馬みつけ旅」スタッフ(奥田D)がゲームの仕様(短縮・スキップ設定)を把握しておらず、意図せずテキストスキップしてしまうなど不慣れな生配信に悪戦苦闘し続けた。「いい馬みつけ旅」は馬主の福盛訓之氏(学習塾「個別指導キャンパス」経営者)と共同で運営していることもあってか、林は視聴者から寄せられるコメントに敏感になっており、常に緊張した様子だった。
(2022年4月25日の生配信にて、1時間以上かけて悪戦苦闘したあと)
奥田D「こんなんで6頭も作れるの?」
その後、月亭八光・林は「月亭八光の八ちゃんねる」で再びコラボし、互いの弱点を補い合うかのように「月亭八光がゲームをプレイし、その隣で林が競馬の知識を語る」スタイルを採った。林が自由に喋れるようになったことから視聴者も期待を寄せたが、生真面目な林は視聴者から寄せられるコメントを丁寧に確認し、語る内容に間違いがないか随時ネット検索する作業に没頭してしまい、育成キャラのシナリオに対して視聴者が期待している反応を示すことが出来なかった。また、コーチ役のニュイが合流した回では、林とニュイで競馬トークに花を咲かせたが、2人が盛り上がる隣で月亭八光が一人で黙々とスキップ育成を続けたため、林がいながらキャラのシナリオにほとんど触れられない本末転倒な内容になってしまった。
対戦に向けて複数人のキャラの育成が必要な点については、「配信外の時間も使ってスキップ育成して間に合わせる」「ストーリーやシナリオを読むのは二の次」というスタンスを最初から最後まで貫いた。
Case3.ビタミンSお兄ちゃんの場合
最も安定した配信をし、「育成シナリオを楽しんでほしい」という視聴者の期待に応えたのがビタミンSのお兄ちゃんである。自身のYouTubeチャンネル「お兄ちゃんネル」で最初に生配信をした際は、他の3人と同じようにゲーム音声が視聴者に聴こえない状態だったが、イヤホンをPCの上に置いて音を拾う強引なやり方で克服。思い入れのあるタイキシャトルをじっくり育成するため、ウマおじさんの中で唯一キャラストーリー読破から育成を始め、持ち前の知識を話の随所に出しながら自身も全力でゲームを楽しむ姿勢を見せた。初回は2時間の生配信でメイクデビュー出走すら出来なかったものの、4人の中で最も盛り上がる配信となった(初回配信は2022/5/6時点で119,039再生・高評価4,067・低評価46)。
お兄ちゃんは過去に5日間だけプレイした時もタイキシャトルを育成していたが、当時はキャラストーリーを読んでいなかったため、キャラへの思い入れやレースに勝った時の喜びが以前と全く違うことをしきりに強調した。タイキシャトルはその後、URAファイナルズを制覇し、お兄ちゃんはウマおじさんで初となる「うまぴょい伝説」生配信を達成。シナリオクリアとうまぴょい伝説の余韻に浸りながら、
お兄ちゃん「僕、前、「ウマ娘が出た時5日間だけやった」って言ったじゃないですか。もう、やってないです。あれはウマ娘じゃなかったです。」
とのコメントを残した。
しかし、対戦前日の4月29日。前述した通り、恋さんが中田Dからスキップ育成を指示され、配信も多数の低評価を受ける事態が発生する。配信中に恋さんが「お兄ちゃんも焦った状態で追い込まれている」と発言したことから、シンボリルドルフ育成生配信を数時間後に控えていたお兄ちゃんも同様にスキップ育成を強いられるのかと視聴者の誰もが危惧した。
ところが、生配信が始まるとそれまでと何も変わらない雰囲気を見せ、
お兄ちゃん「(シンボリルドルフのキャラストーリー読破からプレイを始めたら)5時間はかかる?いやいや全然かかっていいよ。メチャクチャいいっすよそんなん。」
と、中田Dからの指示をまるで意に介さない言い回しでスキップを拒否し、視聴者の期待に応えた。結局、この日は7時間30分かけてシンボリルドルフを育成し、前述のタイキシャトルに続いてURAファイナルズを制覇。恋さんの悲痛な生配信を目の当たりにした視聴者の鬱憤を晴らすかのような内容で、最後の1時間(深夜23時~0時過ぎ)だけで同時接続者が7,000人から9,500人まで増加する大盛況となった。
林「ずーっと評判ええからどんな配信してるんかなと思って…。」
林「……なんか雰囲気がええなぁ。」
と、思わず本音をこぼしてしまい、配信環境や視聴者からのコメント等で憔悴しきった様子の林に対して多くの視聴者が同情する一幕も見られた。
生配信時間合計:21時間45分(シャンプーハット恋さん・浅越ゴエとのコラボ配信を含む)
育成生配信混乱の裏側。「月亭八光の八ちゃんねる」中田D
ここまで、生配信をした出演者の混乱を先に述べたが、これらの原因を作ったのは他ならぬ中田Dである。
- なぜ「ウマ娘クイズ」やアニメ第2期視聴を蔑ろにしてでも無茶な対戦企画を優先させたのか
- なぜ事前に配信環境などの確認をせず、また1週間という短い期間での生配信育成を強行したのか
- なぜ対戦に必要な育成キャラの人数が6人→1人→5人と1週間の間に次々に変わったのか
など、「第1回ウマおじさん杯」開催発表から生配信を見てきた視聴者は不審に思ったに違いない。
これらの理由については、公式のアナウンスは一切されておらず、中田DのYouTubeチャンネル「ウマおじ作家のゲームチャンネル【動画制作teamノンプラ】」での極めて個人的な配信(ゲーム配信をしながらなど)で断片的に語られているだけだが、中田DはもともとVtuberへの強い関心があり、自身もVtuberとして配信しながらウマおじさんの企画を考えていたところ、にじさんじ所属のニュイ・ソシエールがウマおじさん動画を視聴していることを知り、すぐさま共演をオファー。急いで共演を実現させる必要があると考えたことからスケジュールを調整した結果、アニメ第2期視聴より前に対戦企画をねじ込む形となった。にじさんじとの共演は確かに集客の大きな原動力となりうるが、中田Dは配信内で「このチャンネルの登録者数が1万人を超えたらVtuberとコラボしたい」とも発言しており、有名Vtuberと個人的に繋がりたいという欲望を何よりも優先させて無茶な対戦企画を強行したのではないかと視聴者からの批判が集まった。
出演者各自に育成生配信をさせたのも、多数の視聴者を抱えるウマおじさんの動画から各出演者のYouTubeチャンネルへ視聴者を誘導する狙いがあったと説明しているが、出演者の配信環境は林を筆頭に準備万全とは到底言い難く、出演者や他所の運営スタッフに多大な迷惑をかけたことは言うまでもない。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/masaki_ywaw/status/1517890621771751424
※各自の初回育成生配信後のツイート。その「やばかった」状況を作り上げたのは企画立案者である中田Dの配慮不足に他ならないのだが、それを棚に上げ「爆笑させてもらう」と発言。余談だが、初回配信の評判が最も悪かったのは自身の運営する「月亭八光の八ちゃんねる」である。
また、当初発表された6人という育成人数については、「動画制作teamノンプラ」の配信内で視聴者から批判が相次いだ。これに対して中田Dは当初、「6人育てろなんて一言も言っていない」「アンチが勝手に広めている」「俺以外の全員が勘違いしている」とルール説明時の自らの発言を否定していた。出演者が6人分の育成を進めている状況については、「多くのウマ娘を知ってもらうために必要なので人数を変更する気はない」と主張していたが、その次の配信でも批判が止まず、後に「育成人数が足りずにモブウマ娘がレースで勝つ展開になるのが嫌」と主張を変えた。ところが、それに対して視聴者から「初期に獲得できるG+ランクのキャラ5人も出走できるため、そのような展開にはなり得ない」と指摘されると、「じゃあ1人でもいいや。連絡しときます」とレギュレーションを急遽変更した。
これが、6人→1人へ人数が変わった経緯であるが、中田Dはなぜかこの変更をアナウンスしなかった。「動画制作teamノンプラ」の小規模で個人的な配信の存在を知らない視聴者は当然これを知る由もなく、この情報が表に出たのは4月26日の月亭八光・林・ニュイの3人の生配信中の以下のやり取りだけである。
ニュイ「1人作るだけでよくなったんですよね。なので(本番で出走させるのは)これ!的な…」
ニュイ「育成が1人でよくなったとかなんかと伺いましたが…」
林「え、6人って言ってたやつがですか?」
林「減りすぎやろ!!!」
中田Dがどのような連絡をしたのかは不明だが、出演者の林はこれを認識しておらず、視聴者も戸惑った。また、1人育成するだけでいいと知らない視聴者が各出演者の生配信に育成を急かす書き込みを繰り返し、チャット欄が荒れる遠因になった。
この時点で視聴者の中田Dへの不信感は高まっていたが、数日後、さらに1人→5人に人数が変更された。その理由については、対戦を行うルームマッチ機能の仕様にある。
「ルームマッチ」は、条件を設定して、他のトレーナーたちと殿堂入りウマ娘を出走させてレースが出来る機能です。
■解放条件
この仕様では、1人育成しただけではルームマッチ機能の解放条件を満たせず、対戦企画は成立し得ない。一部の視聴者の間では、早い段階からこの仕様について言及されており、中田Dも対戦2日前の28日までにこの仕様を知り、出演者のチームランクを「E3」以上に上げさせるため、28日の夜中になって出演者にLINEで「5人育成しろ」と連絡を回したと思われる(その結果が、上述の恋さんの悲痛な配信に繋がる)。これについても、視聴者は29日の恋さんの生配信で初めて人数の再変更を知り、中田Dはまたもアナウンスをしなかったため、「多忙な出演者を振り回し、謝罪や説明まで出演者に押し付けた」と非難が殺到した。
※ルームマッチ機能はゲーム配信開始の数カ月後に実装されたものであり、解放条件の存在自体を知らない視聴者がほとんどだったが、芸能人を巻き込んだ企画で公式サイトに記載されている情報を見落としていたのは事前の下調べ不足と非難されても仕方のないことである。
中田Dの配慮不足に振り回されたのはウマおじさんや他所の運営スタッフだけではない。ゲストのニュイは4月27日に自身のYouTubeチャンネル「ニュイ・ソシエール //[Nui Sociere]」でFF5の実況生配信中、
ニュイ「今、ウマおじさんと色々やらせてもらってるじゃないですか。ウマおじさんたちにさ、フレンドのアレを教えようと思って…。」
ニュイ「教えようというか、「必要だったらやってくださいね」っていうので、もしスタッフさんが近くにいなくても自分でできるようにと思って、私、画像を作って、手順書みたいなのを作ったらさ。ウマおじさんたちが「Discordの使い方がそもそもわからない」っていうやつで…。」
と述べ、ゲームの仕様を理解できず育成に苦しむ出演者に向けて、継承システムやサポートカード編成、サポートカードの上限解放・レベル上げ等に関する説明資料を自作したことを明かした。「第1回ウマおじさん杯」開催の折に出演者はDiscordを導入しており、ニュイは自作した資料をDiscord上にアップロードしたが、出演者はDiscordの使い方を理解しておらず、資料提供は中田Dに託される形となっていた。
しかし、ニュイの資料が中田Dを経由して出演者に伝えられた形跡は見受けられず(28日の育成生配信時、林はDiscordを開いて資料を読んだと述べたが、月亭八光はそもそも資料の存在を把握していなかった)、ニュイは無駄骨を折ることとなった。これについても「なぜニュイが気遣いを無下にするのか」「ゲスト出演者に対して失礼過ぎる」と中田Dへの批判が集まった。
また、杜撰な企画内容に出演者と視聴者を混乱しているなか、中田Dは毎日「動画制作teamノンプラ」で呑気にゲーム配信をしていたため、対応を放置する態度が問題視され批判にさらに拍車をかけていった。
これらの批判に併せて、中田Dの「動画制作teamノンプラ」での過去の言動も取り沙汰された。
- 競馬(史実)に興味を示さず、過去の動画は「ウマ娘攻略Wiki
」の元ネタ解説をコピペし作成したと暴露
(育成実装済のキャラしかクイズに出さず、動画で誤字を繰り返したのは競馬に興味が無く調べる気もなかったためと判明) - ウマ娘を対戦ゲームとして楽しんでおり、メインストーリーや育成シナリオは見ておらず興味を示さない。
- アニメ第2期は観ていない。「ウマ娘シンデレラグレイ」は読んでいない。
- ウマおじさん動画に対する意見を募集しておきながら、自分の意に沿わないコメントをする視聴者をアンチ認定し、配信内で悪質な晒し行為を行う。自身の取り巻きである視聴者たちと袋叩きにする。
- 「俺の企画だから俺の意見を通す」「嫌なら見なくていい」「文句があるなら俺より面白い企画を用意してみろ」などの視聴者を煽る発言を繰り返す(※「ウマ娘クイズ」自体は他の配信者がYouTubeでやっていた企画の二番煎じに過ぎない)。
- 「ウマ娘クイズ」をYouTubeで行っているジャングルポケット斉藤慎二のチャンネルを見下す発言。
- 「ウマおじさん」競馬トークイベントの際、アニメ第1期7話の同時視聴を一週ずらすことを何ら告知せず、「イベントあるんだから(同時視聴しないのは)わかるだろ」「文句を言う奴らは告知をしても文句を言うから意味がない」と発言。
- 22日の「ウマおじさん杯」開催発表動画の配信後、限定配信で反省会を行ったが、反省内容は音響の不備についてばかりで、クイズ終了やアニメ第2期視聴についての視聴者の意見を無視。
ウマ娘及びウマおじさんのファンがこれらの言動に大いに失望したのは言うまでもない。中田Dはそれまで「サクラチヨノオーとサクラチトセオーを混同する」「サンバイザー(ウマ娘)の元ネタクイズに時間を割き、アニメ第11話で復帰したサイレンススズカについての感想をほとんど語らせない」など、不可解なディレクションをして視聴者から批判されることがあったが、それらは中田Dが競馬(史実)に関心が無くろくに調べもしなかったが故に起こったことであり、また中田Dはそれを諫める視聴者に対して「動画制作teamノンプラ」の生配信で悪態をつき続けていた。炎上前から中田Dのこうした言動を知る者もいたが、「ウマおじさん杯」での杜撰な対応を機に多くの視聴者に知れ渡り、一気に非難が噴出してしまった。
なお、中田Dへの批判が日に日に高まるのを察知したのか、お兄ちゃんは対戦前日のシンボリルドルフ育成生配信の際、「作家がいろいろ言われているみたいなんでね。申し訳ないんですが言わんといてください。作家がいなければウマ娘に興味も湧かなかったので。」とフォローする発言をしており、さらに中田Dとの前日の通話履歴を視聴者に見せ、中田Dに対し何らかの注意をしたことを仄めかした(中田Dの携帯番号が映ったため、この発言シーンは編集で削除され「お兄ちゃんネル」のアーカイブには残っていない)が、中田Dの態度や行動が改まる様子は見られず、以後も炎上が何ヶ月も続くこととなった。
※余談だが、中田Dは炎上後の5月2日に「動画制作teamノンプラ」の配信のアーカイブをメンバーシップ(有料会員。値段は「中田ブロンズ」(メンバー限定動画の視聴、メンバー用バッジ・絵文字の配布)が月額290円、「中田ゴールド」(ブロンズの上位互換、Discordサーバへの招待)が月額1,190円)限定に変更しており、批判を避けるためか自分の言動が表に出にくい形で活動するようになった。
「第1回ウマおじさん杯」本番。不正疑惑と罰ゲームの話題で炎上
企画発表時から1週間かけて炎上を続けた「第1回ウマおじさん杯」だが、本番のレースは2チームの接戦となり、大盛況を見せた。しかし、出走したウマ娘の中で、育成の様子が最初から最後まで生配信されたのは恋さんの育成したむっちゃん(ヤエノムテキ)、お兄ちゃんの育成したタイキシャトル・シンボリルドルフなど数人だけであり、視聴者からは「生配信で育成されて思い入れがあるウマ娘が負け、配信外の時間でスキップ育成されたウマ娘が勝つ展開になっても何も面白くない」という至極真っ当な意見が上がった。また、生配信で最も育成に苦戦していた月亭八光が対戦直前になってコツを掴んだらしく、対戦本番では高ステータスのサイレンススズカ、キタサンブラックを出走させ、一部の視聴者から大顰蹙を買った。
【参考】月亭八光の育成したサイレンススズカ、キタサンブラック
サイレンススズカ | キタサンブラック | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Aランク 評価点:10,320 逃げS・大逃げ所持 対戦当日に育成完了 |
B+ランク 評価点:9,886 対戦前日に育成完了 |
||||||||
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ | スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
SS+ 1200 |
C+ 598 |
B 647 |
D+ 365 |
D 330 |
S+ 1051 |
B 667 |
C+ 569 |
C 477 |
C 462 |
【サポートカード編成】 SSR根性:アイネスフウジン Lv.35 SSRスタミナ:ウイニングチケット Lv.30 SR根性:シーキングザパール Lv.25 SSR賢さ:エアシャカール Lv.30 SR賢さ:アグネスタキオン Lv.25 SSRスピード:キタサンブラックLv.50(レンタル) |
【サポートカード編成】 SSRスタミナ:ウイニングチケット Lv.30 SSR根性:アイネスフウジン Lv.35 SSR賢さ:エアシャカール Lv.30 SRスピード:ナリタタイシン Lv.25 SRスピード:キングヘイロー Lv.25 SSR賢さ:ファインモーションLv.50(レンタル) |
||||||||
【継承ウマ娘】 キタサンブラック:賢さ★1 芝★2 サイレンススズカ:スタミナ★2 逃げ★2 ウオッカ:スタミナ★3 芝★2 (レンタル) ウオッカ:スタミナ★3 芝★2 セイウンスカイ:スタミナ★3 先行★1 メジロマックイーン:スタミナ★3 中距離★2 |
【継承ウマ娘】 サイレンススズカ:詳細不明 ゴールドシップ:詳細不明 ウオッカ:スタミナ★3 芝★2 (レンタル) ウオッカ:スタミナ★3 芝★2 セイウンスカイ:スタミナ★3 先行★1 メジロマックイーン:スタミナ★3 中距離★2 |
※詳細は5ちゃんねる「【ウマ娘】ウマおじさん」の>>231、本記事掲示板の>>1330を参照。
※この2キャラについては、ゲームを始めて1週間に過ぎないこと、それまで配信でろくに仕様を理解せず育成に苦戦していたこと、対戦前日に林が「スタミナだけが高い変な育成をしている」と揶揄していたことから、月亭八光本人が育成したのではなく、中田Dなどの経験者が育成代行する不正をしたのではないかとする声が上がった。なお、中田Dは対戦直後の「動画制作teamノンプラ」での生配信で「月亭八光の育成ウマ娘の仕上がり具合を当日まで知らず驚いた」と発言しているほか、月亭八光自身もその後の動画で事あるごとに「不正をする理由がない」と疑惑を否定しているため、「不正を行った説」と「運良く上振れが起こっただけとする説」に視聴者の見解が分かれている。
さらに、対戦終了後の配信終盤。敗北した芸人チーム(恋さん・お兄ちゃん・浅越ゴエ)へ課す罰ゲームを何にするかという話題になったとき、月亭八光が調子に乗って「72時間生配信して何かやってもらう」と発言。ただでさえ1週間という無茶な日程を何とかこなしたばかりにもかかわらず、さらに無茶な生配信をさせる提案に、お兄ちゃんは「(72時間生配信でプレイさせられたら)ウマ娘のことを嫌いになる」と述べ、元から疲労困憊な様子の恋さんは怪訝な表情を浮かべ、林は慌てて「恋さんの顔を見てください」と月亭八光に対し自制するよう促したが、それでも月亭八光が空気を読まずに72時間生配信を強要しようとしたため、出演者も視聴者もドン引きしてコメントが大荒れ。動画の評価も低評価が上回る散々な結果となった(2022/5/6時点で131,012再生・高評価4,365・低評価5,200、2023/6/8時点で213,126再生・高評価4,712・低評価7,177)。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/888hachimitsu88/status/1520666761829314561
※視聴者からの反響が大きかったためか、結局罰ゲームは取りやめになった。
「第1回ウマおじさん杯」後の二次会配信でまさかの炎上
「第1回ウマおじさん杯」終了後、二次会としてニュイのYouTubeチャンネルへ移行し、酒を飲みながらの雑談生配信が催された。これは「ウマおじさんと一緒に酒を飲みながら、リアルタイムで見られなかった昔の競走馬の話を聞いてみたい」というニュイの要望で実現したものであり、視聴者も出演者の思い出話を楽しみにしていたが、先述の罰ゲーム発言をしたばかりの月亭八光がまたもや暴走。ニュイのチャンネル配信でありながら、自分がチャンネル主であるかのように喋り出し、他の出演者から昔の競走馬の名前が出てきても話題を遮って自分のゲーム遍歴などの話を続け、後半は数十分かけて馬券の話を繰り返した。ニュイは話を聞けて満足そうにしていたが、月亭八光は生配信の最後でも「もうニュイさんが聞きたい話はありませんよね?」「明日の天皇賞(春)が当たることを祈りましょう」などと勝手な締め方をし、「ウマおじさんの思い出話を聞ける貴重な機会をぶち壊した」「ニュイやニュイのチャンネルの視聴者に対して失礼ではないか」と多くの視聴者の顰蹙を買った。
ニュイの動画は低評価数が常に2桁台であるにもかかわらず、この雑談回は2022/5/6時点で低評価数が2,100以上となっており、コラボ相手に多大な迷惑をかけて企画終了という後味の悪い幕切れとなった。
「ウマおじさん」の自称"ごまめ" 月亭八光の過去の言動
※ごまめ…関西弁で「一人前でないのに仲間に交じる人。ハンディキャップがあり大目に見られる子供」の意
「ウマおじさん杯」での行き過ぎた罰ゲーム発言や飲み会企画での振る舞いで視聴者の顰蹙を買った月亭八光だが、他の出演者と比べて競馬の知識が乏しいことから「ウマ娘クイズ」の第2弾動画の時点で戦力外通告を食らっており、チャンネル主でありながら「ごまめ」を自称してウマおじさんに参加していた。
初めのうちは、難問のクイズを即答して正解してみせる出演者に対して「これはホンマ凄いと思います」と称賛し、競馬の知識が乏しい視聴者と同じ目線に立つことで司会者として存在感を放っていたが、企画が進むごとに、「誰もそんなん知らんわ」と言って話題を遮る、「そのレース凄そうだから後で見るわ」と言っておきながら決して見ない、数分前に話題になった馬の名前を覚えていない、「間違えたら吉本クビな」と出演者を過剰にイジる、など一部の視聴者の気に障る態度と言動が次第に目立つようになった。
また、競走馬についての知識は(他の3人に比べて)乏しいものの、馬券については誰よりも興味を示し、馬券予想や過去の高額配当の話題になると(自分が話題に加われることもあって)常にテンションを上げて話が止まらなくなる傾向があった。競馬に馬券の話題は付き物であるし、本人にも一切悪気はないのだが、ウマ娘ファンが聞きたいであろう競走馬にまつわる話題を遮ってまで馬券の話をしたがるため多くの視聴者から反感を買い、チャンネル主でありながら常に不要論がつきまとう事態となってしまった。
林・お兄ちゃんがあまりに競馬に詳しいため比較するのは酷だが、競馬番組のレギュラーを9年務めているとは思えない発言(三冠馬が何頭くらいいるか知らない、どの馬が年度代表馬か知らない、現役ダービージョッキーの少なさに驚く、どのレースが右回りか左回りか知らない、「末脚」を「みきゃく」と読むetc.)が多いのも事実で、一部の視聴者からしばしば厳しい批判を受けた。
炎上企画の功績。各出演者のYouTubeチャンネルの躍進
「第1回ウマおじさん杯」は1週間の過酷な育成生配信を経て本番も二次会も炎上して幕を閉じるという散々な結果となったが、恋さん、お兄ちゃん、林の出演者3名は炎上騒動のさなかでも批判を浴びることはほとんどなく、逆に視聴者からの人気が高まっていった。特に恋さん、お兄ちゃんは「ウマおじさん杯」終了後もハイペースで生配信を続け、「#ウマ恋」(恋さん)、「#競馬バカ」(お兄ちゃん)とそれぞれ独自のハッシュタグを採用して『月亭八光の八ちゃんねる』が用いる「#ウマおじさん」との差別化を図ることに成功。ゲームプレイ前は冷静な反応を見せた恋さんと、キャラクターが全員女の子なのに違和感を覚えて一度ゲームをやめたお兄ちゃんが徐々にウマ娘にハマっていくさまが視聴者に大ウケした。
(ゲームプレイ前)
恋さん「なんかお兄ちゃん…。毎週「可愛い!」とか、30分の間に毎週5・6回「可愛い!」「めっちゃええ子!」言ってんの、あれキモいで。」(アニメ第1期感想編#8より)
お兄ちゃん「競馬って牡馬もいれば牝馬もいればせん馬もいるじゃないですか。全部牝馬だったんで、ちょっとなんかやめてしまいました。」(クイズ初回動画より)
↓
(ゲームプレイ後)
恋さん「(ミサイルマン岩部彰にゲームのホーム画面を見せながら)見て。俺のむっちゃん。(中略)うーん、可愛い。」(2022年5月7日配信の京都新聞杯馬券勝負より)
また、チャンネル事情と「漫才も大事にしたい」という信条から2人ほど頻繁にゲーム配信が出来ない林も、2022年5月5日にメインストーリー第1章の視聴生配信をしたところ、一緒に出演した福盛オーナーの軽妙な馬主トークが冴え渡ったこともあり、「いい馬みつけ旅」の登録者数が当時1.8万人にもかかわらず同時接続者が1.2万人を超える盛況ぶりを見せた。
2022年6月9日と15日には、「恋ちゃんパラダイス」にて恋さんと林がのんびり飲み食いしながらウマ娘についてゆるく雑談する企画「みんなのウマらじお〜酒雑でペロンチョです〜」を生配信。
林「めっちゃやりたかったんです。こういうの。」
と、ウマ娘をやり込んだプレイヤーだからこそ出来る細かいあるある話、自分の好きなウマ娘の話を2人が周りを気にせず語り続ける内容で、多くのファンから支持される企画となった。
それ以外にも、恋さん、お兄ちゃんは自分のチャンネルで再度アニメ同時視聴企画を始動しており、両者とも『月亭八光の八ちゃんねる』には無かった新要素が盛り込まれ好評を博している。
【各出演者のチャンネル登録者数推移】
チャンネル名 | 2022年4月17日 (ウマおじさん杯前) |
2022年5月17日 (1ヶ月後) |
2022年9月11日 (現在) |
---|---|---|---|
こいちゃんパラダイス | 17,100人 | 36,500人(+19,400) | 42,800人(+25,700) |
お兄ちゃんネル | 74,700人 | 91,700人(+17,000) | 101,000人(+26,300) |
いい馬みつけ旅 | 14,600人 | 21,900人(+7,300) | 24,000人(+9,400) |
月亭八光の八ちゃんねる | 43,400人 | 48,100人(+4,700) | 52,200人(+8,800) |
数字で見ると、恋さん、お兄ちゃん、林の3人のチャンネル登録者数が僅か1ヶ月で飛躍的に伸びたことがわかる。なお、ウマおじさん動画のメインチャンネルでありながら『月亭八光の八ちゃんねる』があまり伸びていないのは、「第1回ウマおじさん杯」後も炎上が続いたためである(後述)。
寝落ちディレクターから一転。佐々木Dに注目集まる
「第1回ウマおじさん杯」の育成生配信で寝落ちしてしまい、放送事故を招いた「こいちゃんパラダイス」佐々木D(佐々木晋平)は、「ウマおじさん杯」終了後、真っ先に動いて恋さんと視聴者を交えた配信企画会議を行った。その企画会議の場で「皆さんどんどん僕をイジってください」と場を和ませつつ恋さんの配信日程と視聴者の要望を短時間で手際よくまとめ、のちにその経歴(元関西テレビ社員で「うまんちゅ」の前身番組「サタうま!」のディレクター、現ヤフー株式会社社員。それ以外の経歴はここでは割愛)が明るみになったことで、佐々木Dは寝落ちディレクターから一転して視聴者から注目されるようになった。
「こいちゃんパラダイス」の生配信はトラブルが頻繁に起こり、時には指示厨のコメントで配信が荒れることがあるものの、恋さんと佐々木Dのコンビはその都度誠実に対応して解決に導いており、視聴者からの信頼を勝ち取ることに成功している。また、「月亭八光の八ちゃんねる」中田Dが杜撰な対応を繰り返したため、相対的に佐々木Dの株が上がり続けることになった。
佐々木D | 中田D | |
---|---|---|
告知・宣伝 | 週の初めに1週間分の配信予定を告知する。中止・延期などの情報も丁寧に告知する。 | 直前にしか告知しない。あるいは数十人しか見ていない「動画制作teamノンプラ」での生配信でしか言わない。批判を招きかねない情報は人目を避ける形で告知する。 |
意見収集 | 演者・視聴者を交えての会議やアンケートを実施し、視聴者の意見を動画に反映させる。 | 自分のチャンネルの登録者以外からの意見には耳を貸さない。気に障るコメントはアンチ認定して取り巻きの視聴者と一緒に叩く。 |
トラブル対応 | 本業の会議中、移動中でも遠隔操作でフォローする。トラブル原因を視聴者に説明する。 | 演者が困っていて助けを求めてきてもそれを嘲笑い、晒し者にして放置する(後述)。 |
謝罪対応 | 自ら顔出ししてすぐに謝罪する。 | 演者に謝らせる。自分で謝罪コメントを出してもその内容で何度も嘘をつく(後述)。 |
著作物の扱い | 生産牧場関係者(メジロ牧場、レイクヴィラファーム)や写真家(久保吉輝氏)と親交があり、馬の写真の使用許可を直接もらう。 | 動画や個人ブログから無断で文章を盗用し、被害者に名指しで批判される。視聴者からの指摘は削除するか、NGワード設定を使って揉み消す(後述)。 |
切り抜き動画 | 無断で切り抜き動画を作る視聴者に対して、肖像権の問題からやめるよう諭す。 | 自分が楽するために視聴者に切り抜き動画を作ることを積極的に推奨する。 |
炎上企画終了。そして翌日から連日の再炎上
「第1回ウマおじさん杯」終了後、時間を置けば自然に沈静化すると思われていたこの騒動だが、翌日から連日のように新たな燃料が投下され続け(すべてが中田Dもしくは月亭八光の無神経な行動によるもの)、2022年5月~6月にかけて批判の勢いが止まらない状態が続いた。この時期の炎上内容について、代表的なものを列挙する(アニメ第2期視聴での炎上は別項で述べる)。
アニメ第1期第13話の同時視聴・感想編動画
「第1回ウマおじさん杯」が終了し、炎上騒動も時間をおけば鎮まると思われていた矢先、翌日の5月1日になってウマおじさんの新作動画(「【予想編】ウマおじさんがWDTの結果をガチで考えます」)が配信された。それはアニメ第1期第13話で描かれる「ウィンタードリームトロフィー」の結果を出演者にガチ予想させるというもの。競馬ファン同士ですれば荒れること必至な史上最強馬論争に触れる内容であり、アニメでも(また元ネタである「夢の第11レース」でも)決着は描かれず視聴者の想像に委ねられているため、この企画には多くの視聴者が困惑した。
参考までに、伊藤隼之介プロデューサーによる第13話の制作意図を記載しておく。
レースの結果はあえて描かない事にしました。この場合描くことに意味はないと思いました。どの名前にも勝つ資格があります。というより、勝つ資格しかないんです。思い描けばどの名前も先頭で駆け抜ける様が浮かんできます。ですから、この物語を見る人の心に委ねるので充分だと考えました。
中田Dは制作側のこうした意図を無視しただけではなく、アニメで決着が描かれないことを出演者にわざと伏せて順位予想をさせたため、「第1回ウマおじさん杯」で炎上した翌日にもかかわらず再び視聴者からの非難の声が殺到し、動画は2022/5/6時点で71,828再生・高評価1,667・低評価8,900と低評価数が高評価数の5倍以上を記録(最終的に低評価数が1万を超えた)。「月亭八光の八ちゃんねる」のチャンネル登録解除を宣言する視聴者が次々に現れ、炎上騒動に再び火がつく事態に発展した。(2023/6/9時点で91,865再生・高評価1,826・低評価約1.1万)
続く「【同時視聴#13】ウマおじさんと観るウマ娘1期最終回!「ウマ娘1期13話」」(2022/5/7配信)では、視聴者の不安が的中し、レースの決着がつくとディレクションされた出演者がアニメの内容に呆気に取られ、「ライブの立ち位置から順位を推理」や「同着だった場合の配当」といった制作側の意図にそぐわないトークを展開。解説パートとなる「【感想戦#13】ウマおじさんが語るウマ娘第1期を観た感想とは?「ウマ娘1期13話」
」(2022/5/8配信)にて元ネタとなる「夢の第11レース」の紹介がされはしたが、中田Dのディレクションに対し批判が相次いだ。また、第13話の同時視聴動画が投稿された直後から「夢の第11レース」に言及する視聴者コメントがなぜか全て削除されたため、中田Dへの不信感はより大きくなる一方となった(中田Dは「動画制作teamノンプラ」の配信内で「言論統制は積極的に行う」と述べており「月亭八光の八ちゃんねる」の動画へのコメントは運営によって削除が頻繁に行わている)。
ちなみに、同時視聴編の動画は配信前日の5月6日昼から夜にかけて誤操作で限定公開されてしまい、同日夜の月亭八光の生配信にて月亭八光が謝罪を行った(中田Dはまたもアナウンスをしなかった)。なおこの限定公開された動画には、レース結果を「どう解釈する?」と強調するテロップが挿入されており、制作側の意図から外れた編集だと批判されたが、7日に配信された動画では修正され削除されている。
月亭八光によるお兄ちゃん・林への鳩行為
上記の別項で述べた通り、「第1回ウマおじさん杯」終了直後から、出演者は各自のYouTubeチャンネルでゲームの生配信を続け、恋さん、お兄ちゃん、林の3人はそれぞれ好評を得たが、月亭八光は3人ほど競馬に詳しくないこともあってか再生数や高評価・低評価数で3人に水を開けられる状況となった。
そんななか、月亭八光は5月6日の生配信でメインストーリー第1章を鑑賞後、「メインストーリー第2章の主役のライスシャワーをよく知らないので事前に調べるべきか教えてほしい」とお兄ちゃん、林に電話で尋ねる(※当時2人はメインストーリー第2章を未視聴で、ライスシャワーが主役と知らなかった)という珍行動を行い大炎上。2人の配信を楽しみにしていた視聴者から「なぜ他の配信者にネタバレをするのか」「2人の初見のリアクションを見る楽しみを奪わないでほしい」と非難が殺到し、「ウマおじさん」動画のメインチャンネル主でありながら不要論が再燃する事態となった。配信者が他の配信者へ鳩行為を行うこと自体が異例なうえ、そもそもなぜ2人にそんな質問をしたのか理解に苦しむ行動である。
なお、この件について月亭八光は翌7日の生配信にて「よかれと思って2人に電話をした」「(電話することが)サプライズ感があって2人に喜んでもらえると思った」「他のメンバーの配信を見ていないので2人がメインストーリー第2章を見ていないとは考えもしていなかった」「深く深くお詫び申し上げる」と釈明したが、続く13日の生配信にて、
(プリティーダービーガチャにて実装されたばかりのアイネスフウジンを引き当てる。その後、メインストーリー第3章第1話冒頭で、先程引いたばかりのアイネスフウジンが登場)
と視聴者離れが起こった理由をまるで理解していない発言をし、多くの視聴者を呆れさせてしまった。
月亭八光生配信中のトラブル&中田Dの月亭八光への嘲笑配信
月亭八光は5月7日の生配信の最後に視聴者に対し感謝の意を述べたうえで次のようなコメントを残した。
月亭八光「スタッフの中田くんも、勿論、一生懸命頑張ってやっております。誰よりも彼が、寝ずにね、企画考えてくれたり、やってくれてますので是非とも温かい目で見ていただければなと思っておりますので、またこれからも応援よろしくお願いします。」
この炎上騒動が耳に入ったのか、月亭八光の口から初めて中田Dをかばうコメントが出たが、対戦企画時の杜撰な対応や、「動画制作teamノンプラ」での度重なる問題発言、晒し行為など、中田Dの視聴者からの印象は決して良いものではなく、このコメントが出た翌日も中田Dは朝から「動画制作teamノンプラ」で呑気にゲーム配信をしていたため、視聴者から呆れられることとなった。
また、5月8日に月亭八光が雑談生配信を行った際、配信終了することができず右往左往する事態が発生。月亭八光は視聴者コメントでf5キーを押してリロードするように指示され、その通りに実行するも混乱し、指示を出した視聴者に対して恫喝するかのように声を荒げて危うく放送事故になりかける一幕があった(結果的にリロードすることで配信終了はできた)。
このトラブルが起こった際、中田Dは「動画制作teamノンプラ」にて視聴者とのルームマッチ対戦企画の生配信をしており、月亭八光から連絡を受けておきながらそれを放置。混乱する月亭八光の様子を音声で晒した上で笑い声を上げながら「もうちょっと泳がせとくべき?」との発言を残してルームマッチ対戦を優先させ、視聴者からまたも問題視されることとなった。この配信のアーカイブについては無料公開にする発言をしていたが、当初は有料公開となっていたこともあり、発言時の動画がSNSに出回ってしまった。
月亭八光、アイネスフウジンを面白半分で怪我させ爆笑。大炎上へ
「第1回ウマおじさん杯」炎上騒動から1ヶ月経った5月21日、「ウマ娘2期視聴についてウマおじさんからご報告があります」と題した動画が「月亭八光の八ちゃんねる」に投稿され、アニメ第2期視聴動画を6月以降に配信することが発表された。この時点で恋さん、お兄ちゃんの2名は育成生配信、メインストーリー視聴生配信を連日行い、チャンネルの事情により頻繁に配信ができない林もイベント配布サポートカード(SSRパワー・カワカミプリンセス)を完凸させていることがニュイの育成生配信で判明するなど、各自がゲームを積極的に楽しんでおり、満を持してのアニメ第2期視聴にファンも期待を高めていた。
しかし同日、浅越ゴエのYouTubeチャンネル「ゴエゴエ放送局」にゲストとして月亭八光が登場すると、またも炎上した。
この日はゲームに未だ不慣れな月亭八光がアイネスフウジンの育成を開始。浅越の仕事の都合でスキップ育成となったが、絆の上げ方やトレーニングの踏み方といった基本を浅越から教わり直し、失敗率が高めのトレーニングも「(失敗率24%は)実質100%成功ですよ」「(失敗率44%でも)僕はこういうのを成功させる男です」と果敢に挑んで成功させるなど順調に育成を進めて史実通り日本ダービー制覇を達成した。その後、クラシック期の夏合宿にて失敗率95%の友情トレーニングが発生したところで、
月亭八光「失敗率が95%ということは、正味これは6割失敗します。(中略)95%なんで(運試しのため浅越ゴエとじゃんけんを)2回させてもらっていいですか。(勝ったら運を使い果たしてトレーニングに失敗する、逆に負けたらトレーニングに成功するという意味で)2連敗したらこれ成功させます。(浅越ゴエに向かって)絶対に勝ってください。」
月亭八光「僕はこれを成功させて、Cygamesさんに直接連絡して「成功しました。ありがとうございます」と電話させていただきます。Cygamesさんのために!95%!いけーっ!」
→トレーニング失敗。アイネスフウジンは怪我を負って調子を3段階落としステータスも下降。
月亭八光、画面外にいるスタッフ(中田D)が爆笑。浅越ゴエも呆れて苦笑い。
と、それまでの自身の強運をネタに芸人らしい行動に走って盛り上げようとしたが、トレーニング失敗が目に見える状況で面白半分に失敗させて爆笑する、という行為に対して非難が殺到。奇しくも
- 史実のアイネスフウジンは日本ダービー制覇直後に屈腱炎を発症して現役引退している
- ゲームのアイネスフウジンのキャラストーリーは、無茶なトレーニングを強いられ怪我をしたウマ娘がそのトレーナーに対して「貴方なんかと、出会わなきゃよかった」と言ってトレセン学園を去る衝撃的なシーンから始まる(史実になぞらえて「怪我」を意識させる冒頭になっている)
- 育成シナリオでも日本ダービー制覇後のアイネスフウジンは力を使い果たしたかのように倒れて足の怪我が判明し、その後(家庭の事情も重なり)悩み苦しむ流れになっている
のだが、上記の別項で述べた通り月亭八光は元々アイネスフウジンの名前すら知らず、(浅越の都合とはいえ)シナリオを全スキップし、また一部の視聴者から嫌われているギャンブル好きの一面が滲み出たうえでの行動だったため、ウマおじさん動画での不要論が再燃する事態に発展した(隣にいた浅越も笑ってはいたが、「95%の数字を見て(月亭八光が友情トレーニングを諦めずに)悩んでいることのほうが怖い」「(じゃんけんに勝てと言われ)僕は負けたい」「負けることが自分の使命やと思う」と小声で呟き抵抗していたためか、浅越への批判はほとんどなかった)。
ゲームのプレイスタイルは人それぞれではあるが、例えば恋さんはむっちゃん(ヤエノムテキ)育成時、
恋さん「32%か…。自分ならスピードやけど、むっちゃんに怪我させたくないなぁ。」
恋さん「俺の性格的には完全にスピード行きたいねんけど、むっちゃんに怪我させたくないという思いで、賢さに行こうかなぁ…(頭を抱える)。アカン、もう、賢さに行きます。」
とむっちゃんへの愛情を優先させており、史実の知識や当時の思い出話を語るだけではなくキャラクター(ひいては元ネタの競走馬)への愛着を見せるところがウマおじさんのゲーム配信の人気の要因であると言っても過言ではない。しかし、月亭八光の場合は知識だけでなくキャラクターへの愛着も乏しいのか、メインストーリー第2章の視聴時も自信を喪失しているライスシャワーに対して「何を甘っちょろいことを言っているんだ」と罵倒じみた発言をするなど、他の3人とは明らかに異なる実況スタイルを採っており、いつ不要論が再燃してもおかしくない状況だった。上述のアニメ第2期視聴発表動画のなかで、月亭八光は「第2章(ライスシャワー)について実際のレースを見ながら教えてほしい」と発言しているが、アイネスフウジンの扱いが上記の有様だったため、また炎上しかねない振る舞いをするのではないかと不安視されたほか、「そもそも競馬の番組に出演している人間が(擬人化ゲームとはいえ)わざと怪我させて爆笑するような真似をしていいのか」「ウマ娘のコンテンツに月亭八光は関わらないでほしい」との声も上がった(動画は2022/5/29時点で19,942再生・高評価563・低評価1,800)。
なお、お兄ちゃんが24日の生配信時に「既にアニメ第2期の視聴を始めている」としたうえで登場キャラの主治医(ウマ娘)(第2話でトウカイテイオーの怪我後に登場)に言及したことから、月亭八光はアニメのトウカイテイオーが怪我により菊花賞の出走が叶わず涙を流す姿を見た後にゲームでアイネスフウジンを怪我させて爆笑していた可能性が非常に高いことが判明し、さらに視聴者の怒りを買うこととなった。
また、余談ではあるが、この日の配信で月亭八光は「絆を上げるとどうなるんですか?」と尋ねるなど、(「第1回ウマおじさん杯」後はマチカネタンホイザを育成したのみでしばらく触ってなかったとはいえ)絆の上げ方や友情トレーニングといった仕様を完全に忘れてしまっており、「第1回ウマおじさん杯」での不正疑惑が再浮上したが、上記の炎上によりすっかり陰に隠れてしまった。
月亭八光の『刻限』イベント視聴&配信中に同枠内で麻雀開始
ゲームの仕様に慣れず、配信しても低評価を大量に押される状況のなか、月亭八光個人でのウマ娘配信は迷走の一途を辿った。恋さん、お兄ちゃんに追従する形でメインストーリーの視聴生配信を始めたものの、史実準拠で描かれるメインストーリーを史実を知らない状態で視聴したため2人のようには盛り上がらず、また表示された文章に場当たり的なツッコミを入れてアドリブ小芝居を挟むスタイルを採ったせいで話の流れを追えなかったため、「物語をきちんと読んでほしい」と苦言を呈する視聴者が続出した(5月13日に第3章を視聴して以降、メインストーリーの視聴配信はなし)。また、育成のほうも「メインストーリーが良すぎて育成が止まっている」との謎の発言を残してウマ娘の個人配信が数週間途絶えてしまっていた。
そんななか、2022年6月8日に「【ウマ娘】ハチミーが初めてイベントストーリー観てみた!」を配信。6月に催されたストーリーイベント「『刻限』~Silks&Three Riddles~」の視聴を恋さん、お兄ちゃんに続く形で行ったが、
月亭八光「これはもう、僕は観客なんですか、これは。観客暇やなぁ。」
月亭八光「暇やしね、これ。ずーっと観てるだけでね。ということで、私は、えー、同じチームに、カレンチャンと同じチームに入らしていただくことになりました。はちみーです!」
と、「ストーリーを読むのは暇」としたうえで、架空のウマ娘「はちみー」になりきって物語に入り込む独自のスタイルを採って盛り上げようとしたが、「好きなコンテンツを茶化されて悲しい」「興味がないことを無理に配信しないでほしい」など視聴者からの辛辣なコメントが寄せられる結果となった(動画は2022/6/23時点で14,094再生・高評価341・低評価1,300)。
また、6月17日に「【#ウマ娘】本日22時から・・・ガチャひいちゃおー」と題してガチャ配信を行った際には、他の3人に比べゲームに全然触れていないうえに以前教わったことも忘れていたためゲームの基本的な仕様を未だに理解できておらず、視聴者に一つ一つ教えを請いながらの操作を繰り返し、視聴者から批判的なチャットコメントが書き込まれ続けた。月亭八光はそうしたコメントに対し、
と、穏やかに宥めようとしたが、逆に視聴者の神経を逆撫でする発言になってしまい、さらにコメントが荒れてしまった。加えてこの日の配信では、「私は麻雀が劇的に強いのです」と言って同じ枠内で雀魂の生配信を始めた(動画のサムネイルはウマ娘のままで、タイトルだけ「【ウマ娘】⇨雀魂やってます」に差し替えられた)ことも問題視された(2022/6/23時点で14,156再生・高評価251・低評価1,600)。
中田D関係者の問題行為疑惑。吉本興業への通報者が続出
![]() |
本項はまとめブログのコメント欄に投稿された真偽不明な画像に端を発したものであるものの、吉本興業へ通報する視聴者が続出したことや、中田Dによる不可解な対応があったことから炎上項目として取り上げます。予めご留意ください。 |
2022年6月19日夜、本騒動を取り上げているLivedoorブログ「同人速報」のコメント欄にあるスクリーンショットが投稿された。それは「月亭八光の八ちゃんねる」を運営する「動画制作teamノンプラ」の自称副代表LiNAJI氏のDiscordでの発言とされるもので、そこにはABEMAのペイパービュー(有料ライブ)で配信されたウマ娘のライブをキャプチャした動画を「ウマおじさん」の出演者に渡そうとしていること、運営メンバーとして職権乱用し声優と仕事をしたいことなどが書かれており、瞬く間に大騒ぎとなった。
※LiNAJI氏は元々「動画制作teamノンプラ」のYoutubeチャンネルのモデレーターをしていた視聴者の1人であり、その後中田Dに気に入られマネジメントや機材担当を務めるスタッフになったと噂されている。
同人速報のコメント欄ではすぐにLiNAJI氏のTwitterアカウントなどが発掘され、そこに動画編集ソフトでウマ娘のライブ映像を編集している様子を写した写真があったことから、(LiNAJI氏が動画制作teamノンプラのスタッフであるかどうかの真偽はさておき)ABEMAがペイパービューガイドラインで禁止している行為を行っていたことが確定した。LiNAJI氏はこのコメント欄の動向を追っていたのか、その日のうちにTwitterアカウントは削除された。
真偽不明な点はあるものの、もし映像制作会社スタッフが他社の権利を侵害する違法素材の提供・頒布を行おうとしていたなら大問題であり、当然ながら「動画制作teamノンプラ」代表である中田Dの説明責任を求める声が数多く上がった。中田Dはこの件について公にコメントしてはいないものの、騒動が起こった翌日の6月20日になって唐突に不可解なツイートを2件投稿した。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/masaki_ywaw/status/1538745514208141313
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/masaki_ywaw/status/1538749241023426560
LiNAJI氏が「動画制作teamノンプラ」のスタッフであることは否定しておらず、また「「動画制作teamノンプラ」は法人ではなくチームに過ぎないため、本件に関して自分の非はない」とも受け取れる内容に視聴者からは非難が続出した。なお、このツイートの後、中田Dは自身のTwitterプロフィールから「動画制作teamノンプラの代表」の文言を削除した。また、その日の夜、「動画制作teamノンプラ」の生配信をこっそり行い、自分が無関係であること、炎上が起こったのを関係各所に謝罪したことを語ったが、この動画はすぐに削除された。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/masaki_ywaw/status/1538928696773742593
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/shijityusarashi/status/1538992442476638208
※「なぜか動画が消えた」と呟いたものの、すぐに中田D自身が削除したことを視聴者に指摘された。
これを受けて、「同人速報」コメント欄では、中田Dのコンプライアンス違反を糾弾する流れが加速し、「出演者が違法行為に巻き込まれかねない」と吉本興業へ通報する者が続出する事態に発展した。
アニメ第2期視聴企画始動。第1話目の視聴動画から低評価続出
「第1回ウマおじさん杯」に端を発する炎上が続くなか、2022年6月4日に『【同時視聴】ウマおじさんがアニメウマ娘2期を観てみた!「ウマ娘2期1話」』が配信され、アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』(第2期)の初見視聴企画が始まった。アニメ第2期については、
- 円盤売上が(特典商法とはいえ)初動で11.2万枚を記録
- ニコニコ生放送での一挙放送時に123万人が視聴し、「評価:1(とても良かった)」が99.2%を記録
(詳細は「ニコ生アニメアンケートの記録一覧」の記事を参照)
するなど、ファンからの評価が非常に高いキラーコンテンツであり、「ウマ娘クイズ」動画がヒットした当初から視聴企画が待望されていたため、企画を実現することでそれまでのウマおじさん動画への批判を全て過去のものにする可能性すら秘めていた。
しかし、中田Dが5月24日未明の生配信時に「外野がうるさいので第2期を視聴する気になれない」としたうえで、中田D自身がアニメの展開をろくに知らないまま動画制作に踏み切ることを仄めかしていたため、視聴者からは炎上する可能性が配信前から懸念され、いざ配信が始まると第1話目から視聴者の予想を更に上回る形で炎上を続けることとなった。
第1話目から投稿馬氏の解説動画の盗用疑惑。投稿馬氏が動画を非公開に
上記の6月4日配信の動画からアニメ第2期視聴企画が始まったが、これまでの動画と同じように競走馬名の誤植(「(正)メイズイ(誤)メイジー」「(正)シャコーグレイド(誤)シャコーグレード」)が散見されたほか、月亭八光が「(過去の動画である程度語られたにもかかわらず)史実のトウカイテイオーを何も知らない」と強調したため、改善が見られない月亭八光と中田Dに対する批判がまたも噴出した。
また、感想編動画では、アニメに対する感想にほとんど尺が割かれずアニメの中の元ネタ・小ネタ紹介に終始したため、「感想編と銘打っておきながら出演者が感想を何も喋っていない」との批判が出たうえ、紹介した元ネタが投稿馬氏のゆっくり解説動画の内容に酷似していたことに非難が殺到。配信後の1時間で低評価数が1,000件を超えた(動画は2022/6/6時点で91,912再生・高評価3,813・低評価2,800、2023/6/8時点で186,640再生・高評価4,558・低評価3,570)。
『月亭八光の八ちゃんねる』動画のテロップ | 投稿馬氏の動画の字幕 |
---|---|
冒頭のレース 元ネタは1984年日本ダービー 岡部幸雄ジョッキーがダービー勝利時に掲げたポーズが由来とされている Vサインではなく2冠を表す2本指とも言われている |
最初に流れたこのレースの元ネタは1984年の日本ダービーだな。 Vサインはダービー勝利時に騎手の岡部幸雄が掲げたのが元ネタだ(正確に言うとVサインではなく二冠を表す二本指だ)。 |
テレビに映ったレース 元ネタは1991年の天皇賞(春) レースの展開は史実を再現しておりマジロマックイーンが1着でゴール |
まず冒頭で映ったレースの元ネタは1991年春の天皇賞だな。勝利したメジロマックイーンは~(中略) |
シンボリルドルフのポスター 実際にあったポスターを再現している 実際のポスター 勝ち方を極めたい 実際のポスター(※「アニメのポスター」の誤り?) 勝ち方に一意専心 |
部屋に飾ってあったルドルフのポスターは実際のルドルフのヒーロー列伝「勝ち方を極めたい」が元ネタだろうな。 |
何気ないシーンにも元ネタが 最後の最後でオグリキャップがイナリワンを抜き去っていくようにも見えるこのシーン オグリキャップがイナリワンとの大接戦の末にハナ差で勝利した1989年毎日王冠の再現と言われている |
(※後述の個人ブログの文章) 最後の最後でオグリキャップがイナリワンを抜き去っていくようにも見えるこのシーン。こちらは1989年のベストレースとも言われている毎日王冠の再現だと言われております。オグリキャップがイナリワンとの大接戦の末、ハナ差で勝利したレースです。 |
セグウェイで登場するゴルシ ある時期から騎手たちが競馬場内でセグウェイに乗って移動していたことが元ネタ |
ゴルシがセグウェイで登校しているがいつかの時期に騎手たちが競馬場内でセグウェイに乗っていたことが元ネタだな。 |
フラッシュに驚くエアグルーヴ 秋華賞のパドックでカメラのフラッシュ撮影にやられてしまい惨敗したことが元ネタ |
ちなみに劇中ではスマホのフラッシュ撮影にやられているが秋華賞パドックでカメラのフラッシュ撮影にやられてしまい惨敗したことが元ネタだ。 |
2期でも登場 1期に引き続き解説役として細江純子さんが登場している |
(※細江純子氏への言及はあるが文章は全く違う) |
モブ馬の元ネタ 2番人気のウマ娘リオナタール →レオダーバン マルゼンスキーが声援を送っていたのはレオダーバンがマルゼンスキー産駒だから? |
ダービーでテイオーに次ぐ2番人気のウマ娘リオナタール、元ネタはレオダーバンだな。 マルゼンスキーが声援を送っていたのはレオダーバンがマルゼンスキー産駒だからだな。 |
モブ馬の元ネタ 3番人気のウマ娘シダーブレード →シャコーグレード(※シャコーグレイドの誤植) 3冠ウマ娘ミスターシービーが声援を送っていたのはミスターシービー産駒だから |
3番人気のウマ娘シダーブレード?の元ネタはシャコーグレイドだな。 三冠ウマ娘ミスターシービーが期待を寄せているとあったがこの馬はミスターシービー産駒だ。 |
日本ダービー 元ネタは1991年日本ダービー 勝利後のテイオーコールは鞍上の安田隆行騎手に対するヤスダコールが元ネタと言われている。 |
ここでテイオーコールが流れているが元ネタは鞍上安田隆行に対するヤスダコールが流れていたぞ。 |
動画を見比べればわかるが、オグリキャップの件と細江純子氏の件以外のすべてのテロップが投稿馬氏の動画と文章の細かな言い回しが似ている(※オグリキャップの件は個人ブログの丸写しである。後述)。投稿馬氏の動画はウマ娘ファンの間では有名でネタの着眼点(セグウェイなど)が独特だったことから、すぐに盗用だと批判されることとなった。
中田Dは「動画制作teamノンプラ」の生配信で「時間外に仕事をするのは嫌」「時短することに関しては全力」「サボれる部分はガンガンサボる」などと発言しており、アニメ第1期の際は「ウマ娘攻略wiki」というサイトをコピペして動画制作していた。しかしこのサイトにはアニメ第2期の紹介がなかったため、第2期の元ネタ集め配信をした際に視聴者から薦められた投稿馬氏の動画をそのまま盗用したと思われる(なお、元ネタ集め配信の際には「動画はコピペが出来ない」と視聴者に対して文句を言っていた)。
これを受けてか、感想編動画が配信された翌日の6月6日に投稿馬氏が上記の元ネタ解説動画の第5話以降を非公開にする事態に発展(この時点で中田Dは第4話までの元ネタ集め配信を行っているため、第5話以降の動画を視聴させない措置と推察される)。投稿馬氏は「ゆっくり日本競馬史」シリーズをはじめニコニコ動画で10万再生以上を誇る動画を多数投稿している人気投稿者であり、アニメの放送開始直後から毎週元ネタ解説動画を投稿し続けウマ娘のファン増加に少なからず貢献した功労者であるため、ウマおじさんや炎上騒動を知らない投稿馬氏のファンからも怒りを買う結果となった。
この件については『月亭八光の八ちゃんねる』で何の釈明もなく、投稿直後から「投稿馬」という単語を含むコメントが反映されなくなったため、運営がNGワードに設定して批判を封殺していると思われる。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/toukouuma/status/1540331833371815937
なお、投稿馬氏は6月24日、twitterで新作の宣伝に併せて「コンテンツ愛の欠片もない、他の劣化コピーでしかない某大作家様」を痛烈に批判(名前を伏せてはいるが当然中田Dのことだと思われる)しており、この投稿によってさらに炎上騒動が周知されることとなった。ちなみに、『月亭八光の八ちゃんねる』のアニメ第2期視聴企画の進行に併せて動画の非公開は解除されており、現在はツインターボ解説動画以外のすべての動画を視聴することが可能になっている。
もう一つの盗用元「かなでるぶろぐ」は文章丸写し疑惑
その後、感想編動画の第2話~第4話までは投稿馬氏の動画をベースに制作され(詳細は割愛するが文章がほぼ同じ箇所が多数)、第5話以降は同じく元ネタ配信時に視聴者から薦められた『かなでるぶろぐ』がベースになっていることが指摘されている。第5話感想編の収録日(6月11日)は投稿馬氏の件で炎上した後であり、また中田Dが「動画制作teamノンプラ」の生配信で見下していたジャングルポケット斉藤慎二のYoutubeチャンネルが6月7日からアニメ同時視聴企画を配信してウマおじさん動画を優に超える人気を見せ、中田Dがそれを受けて元ネタ紹介よりも感想語りに重点を置き始めた(※これは中田Dが元ネタ集め配信の際に明言している)ため、元ネタは控えめである。しかしダイユウサクの白オーラの箇所など文章がほぼ一緒なものがあり、『かなでるぶろぐ』は著作権を放棄しておらずテキストの無断転載・使用を固く禁じているため、著作権侵害を指摘する声が上がった。
『月亭八光の八ちゃんねる』動画のテロップ | 個人ブログ『かなでるぶろぐ』の文章 |
---|---|
ゴルシチャンネル 元ネタはウマ娘の公式YouTubeチャンネルの「ぱかチューブっ!」このチャンネルではゴールドシップがVtuberとして活躍している |
ゴルシチャンネル 元ネタはゴルシちゃんがVtuberとして活躍中のウマ娘の公式YouTubeチャンネル「ぱかチューブっ!」 |
ミホノブルボンとライスシャワー 4話でも同じようなシーンがあったが、今回のほうが差が縮まっている |
ミホノブルボンについてくライスシャワー(伏線部分) 第4話でも同じようなシーンが描かれていましたが、少し距離が縮まっているような??? |
天皇賞(春) 頭を上げて走る姿は史実のメジロパーマーの走り方を再現している |
メジロパーマーの走り方について解説 この頭を上げる独特の走り方も史実のメジロパーマーの走り方を元に再現しています。 |
ダイユウサクのオーラ 有馬記念で大波乱を起こした時のレース前の調教で調教師が完全に仕上がったダイユウサクを見て「馬体から白いオーラが見えた」と発言したのが元ネタではないかと言われている |
ダイサンゲン(ダイユウサク)の白オーラについて考察 有馬記念で大波乱を起こした時のレース前の調教で、調教師が完全に仕上がったダイユウサクを見て、馬体から白いオーラが見えたと発言したのが元ネタではないかと思っております。 |
第3話Cパート(テイオー新衣装披露)の同時視聴をカット。嘘の謝罪
6月18日配信の「【同時視聴#3】ウマおじさん達はあの人物に気づくのか!?「ウマ娘2期3話」」ではCパートで新衣装のトウカイテイオーが登場するシーンで出演者がどんな反応を示すか期待されたが、同時視聴動画ではEDまで視聴しておきながらCパート視聴部分がなぜかカットされる事態が発生。YouTubeのプレミア公開でカットが発覚した瞬間からチャット欄やtwitterが騒然となった。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/masaki_ywaw/status/1538094868509360128
これを受けて、中田Dは初めて公に謝罪コメントを出したが、視聴者からは「編集段階で気付いて動画内で謝罪できたのではないか」「他にも謝罪すべき案件があるのではないか」など厳しいコメントが寄せられた(動画は2022/6/20時点で78,846再生・高評価2,166・低評価6,900、20236/8時点で112,799再生・高評価2,504・低評価7,330)。これまで感想編動画で炎上することはあっても同時視聴動画で炎上することはなかったため、この件を以て「月亭八光の八ちゃんねる」のウマ娘関連動画はそのすべてが炎上のリスクを孕むコンテンツとなった。
また、翌日に配信された感想編動画も含め、トウカイテイオーの新衣装について動画内で一切触れられていないことから、視聴者の間で「撮影が止まったのではなくCパートに入る前に視聴そのものを打ち切ったのではないか(上記の中田Dの謝罪コメントは嘘ではないか)」との疑惑が浮上。翌週の「【同時視聴#4】ウマおじさんがそれぞれの視点でアニメ視聴を楽しんでます!「ウマ娘2期4話」」にて出演者が新衣装を初めて見て驚く反応を示したため、中田Dは謝罪コメントで嘘をついていたことが判明した。
ちなみに、中田Dは6月20日夜に「動画制作teamノンプラ」で生配信を行い、別項で述べたLiNAJI氏の件の説明と併せてCパートの視聴を止めていたことを明かし謝罪をしたが、すぐにこの動画を削除したため、大多数の視聴者に対して嘘を付き続けたままになっている。
突然の配信延期。中田Dのサボり疑惑が拡散されて炎上
2022年7月28日、「月亭八光の八ちゃんねる」のYouTubeコミュニティに次の告知が掲載された。
担当スタッフが体調不良のため、今週の動画投稿はお休みとさせていただきます。
楽しみにしていただいた皆様、申し訳ございません。
来週より再開できると思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
7月30日・31日に配信予定だったアニメ第2期第9話の同時視聴編・感想編動画が延期になる旨の告知で、ちょうどこの数日前の7月25日、
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/masaki_ywaw/status/1551545485814800384
このように中田Dが呟いていたことから、中田Dの体調不良が長引いてしまい動画配信が延期されることが判明したが、なんとこれだけで炎上騒ぎに発展。本騒動を取り上げている「同人速報」のコメント欄ではゲーム好きの中田Dの動向が逐一監視されており、体調不良のツイート・投稿延期の告知がされる前後も『Apex Legends』を連日長時間プレイしていることが報告されていたため、サボり疑惑が浮上した。
「同人速報」コメント欄内だけの騒ぎで済めばまだよかったものの、Youtubeコミュニティのコメント欄に中田Dが裏配信で仮病を自白していること、編集を面倒くさがっていることを告げるタレコミが投下され、SNS上で拡散。予定日に何も配信されず疑問に思っていた視聴者に対し、「中田Dがゲームに夢中になって仮病を使い動画編集をサボった」という情報が広まってしまった(このタレコミはすぐに削除された)。
タレコミにある「裏配信」がYoutubeのメンバー限定配信なのかDiscord上の配信なのか、そもそも事実かどうかすらもわからず、また『Apex Legends』の正確なプレイ記録も判明していないため、サボり疑惑は真偽不明の域を出ないものの、これまでの数々の問題行動で中田Dは視聴者からの信用を完全に失っていたため、多くの視聴者がサボりと信じて疑わず、もはや何度目かわからない炎上となってしまった。
月亭八光「ちゃんとは確認できてないところもあるんですが、(中田Dは)仮病でサボってるんじゃなくてホンマに体調悪かったんですよ。」
月亭八光「体調悪い中、本人のコメントで「仮病」やとか「シンドイ」だの「面倒くさい」なんて一切もちろん言うてないですし、まず配信なんかやってないみたいですし…。(中略)ただ、ゲームはやってたんですって。合間の時間で。(中田Dは)3日間倒れてたんですよ。3日間倒れてる間はもちろん動けないしゲームなんてやってないし動けない状態やったらしいんですけれども、時間の合間でゲームやったりとかはあったみたいです。」
と釈明し、「体調不良は本当」「配信はデマ」「ゲームは合間にしていた」の3点を主張した。
体調不良後のサボりの真偽は不明のままだが、第10話の同時視聴でお兄ちゃんが「(7月11日で終わる『シーク・ソルヴ・サマーウォーク』イベントが)あと3日くらいあるんですけど」と発言したことから、問題の第9話は7月8日頃には収録が終わっていることが判明したため、一部の視聴者から「体調不良になるまでの間に動画を編集しストックすることが出来たのではないか」と疑問を呈する声も上がった。
第11話の配信も延期。嘘の告知文とサボり疑惑で再び炎上
8月20日にも、「月亭八光の八ちゃんねる」のYouTubeコミュニティに配信延期の告知がされた。
【報告】
先日の生配信でもお伝えさせていただきましたが
『ウマおじさん同時視聴』出演者のスケジュールが合わず、
大変申し訳ございませんが今週の同時視聴/感想編はお休みさせていただきます。つきましては、本日20時より
競馬芸人による競馬イベント『ウマおじさんPart.3』を開催しますので
そちらをお楽しみいただけると幸いです。楽しみに待っていただいている皆様には申し訳ございませんがご理解のほどお願いいたします。
元々この日はリアルイベント第3弾となる「ウマおじさんPart.3」の開催が予定されており、以前中田Dがリアルイベント開催日に同時視聴を延期したことがあったため、20日に配信がないことは大方の視聴者が予想済だったが、「出演者のスケジュールが合わず」という文言がきっかけで再び炎上。
このとき、恋さんが新型コロナウイルス感染症に罹り(8月17日~)リアルイベントも欠席したことから、一見すると「恋さんが参加できず収録できていない」と示唆する告知内容になっているが、お兄ちゃんの生配信時の発言から、8月6日の「月亭八光の八ちゃんねる」の5万人突破記念生放送前に第11話の収録をしていることがわかっていたため、この内容が嘘であることが即座に暴かれ視聴者から呆れられてしまった(5万人突破記念生放送と第11話の出演者の服装が同じであることから、お兄ちゃんの発言がなくとも嘘がバレるのは時間の問題だった)。最初から「リアルイベントがあるので配信はお休みします」とでも書いておけば炎上まですることはなかったはずだが、恋さんのコロナ感染を盾にして批判を少しでも抑えようとしたのか、すぐにバレる嘘をついて余計な炎上を招いたと言える。
また、この告知の前後にも、中田Dが連日『Apex Legends』を長時間プレイしていることが報告されていたことから、単に動画編集をサボっているだけではないかとの批判も上がった。
その後のウマおじさんたちの個々の配信について
2022年9月13日、二期アニメ同時視聴企画が終了し、その5日後、9月18日にミサイルマン岩部氏とかまいたち山内氏をゲストに招いた「ウマおじさん IN LIVE STAND OSAKA」が開催されたが。その後の具体的な予定は現時点でアナウンスされていない。第3回ウマおじさん杯が恋さんのチャンネル主催で行われることは示唆されているも、スケジュールの調整が難しいようで見通しは立っておらず、実質4人体制でのウマおじさん配信企画は休止状態に入った。
その後は各チャンネルで引き続きウマ娘配信を行っているが、これまでほぼ称賛されていた動画内容やスタッフの評価がこれまでと変わり、チラホラ批判意見も出るようになってきている。色んな意味で一番注目度が月亭八光のチャンネルでのウマ娘配信が無くなり、中田Dも表に出る事を控えるようになったため、それまで隠れていた粗や気になる点が表面化してきたと思われる。
以下に各チャンネルの配信状況を記載していく。
ビタミンSお兄ちゃん
※後日追記
シャンプーハット恋さん
※後日追記
ギャロップ林
※後日追記
月亭八光
※後日追記
関連項目
外部リンク
炎上騒動に関する掲示板など
- 【ウマ娘】ウマおじさん、ゲームOPや育成ストーリーをスキップしてスタッフへの不満が出る
※Livedoorブログ「同人速報」のまとめ記事のコメント欄。本騒動の最大手スレとなっており、4月23日から5月5日までの間に上限コメント数(15,000件)に達した(上限に達したためかPC版ではコメントを読むことはできず、スマホ版で読む必要がある)。コメント欄が埋まるたびにまとめ記事が新設されており、盛んに炎上していた4月23日~5月31日までの1ヶ月間で4つの記事(コメント数約60,000件)を消化した。
[ 2スレ目| 3スレ目
| 4スレ目
| 5スレ目
| 6スレ目
| 7スレ目
| 8スレ目
|9スレ目
| 10スレ目
| 11スレ目
| 12スレ目
]
- ウマおじさん避難所2代目
※同人速報のまとめ記事が新設されなくなったときのために有志が立てた避難所が閉鎖されたため、機能を引き継いだ2代目避難所。
炎上騒動に関するブログなど
- ウマおじさんの炎上に関する考察
- ウマおじさんのウマ娘スタート配信が酷すぎた
- ありがとうウマおじさん、お疲れ様ニュイ・ソシエールさん(ウマおじ杯/酒雑)
- ウマおじさん配信運営炎上騒動について
- 月亭八光のチャンネル登録者数4万人突破記念ウマおじさん企画 ネットの反応
- 月亭八光チャンネル4万人突破記念ウマおじさん企画(反省会) Twitterの反応
- ウマおじさんの4人同時ウマ娘育成配信(初日) Twitterの反応
- 【ウマ娘】第1回『ウマおじさん杯』、その後の酒雑 Twitterの反応
- 月亭八光さん(ウマおじさん)、ウマ娘で失敗率95%のトレーニングをして炎上
- ウマおじさん(月亭八光)の動画制作チーム、内部がこんがらがる
- 124
- 0pt