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この記事は現在進行中の騒動を取り上げています。 |
ウマおじさん配信運営炎上騒動とは、YouTubeチャンネル『月亭八光の八ちゃんねる』における人気動画「ウマおじさん」において、運営スタッフである中田D(中田雅紀)及びチャンネル主・出演者である月亭八光に対して発生している一連の炎上騒動である。
目次
概要
- 2022年4月22日に配信された『【4万人突破記念】ウマおじさんがついにゲーム「ウマ娘」始めます‼
』にて大人気企画「ウマ娘クイズ」の終了を突然発表し、ゲーム『ウマ娘プリティーダービー』の初見プレイ企画(対戦企画「第1回ウマおじさん杯」)を始動。
- 2022年4月30日を対戦本番とし、多忙な出演者を1週間拘束して対戦用のウマ娘を育成させる日程を強行。本番までの間に運営側(中田D)の準備不足、出演者・視聴者へのあまりに杜撰な対応が次々に露見。
- 中田Dの個人のYouTubeチャンネルでの言動(視聴者をアンチ認定、配信内で晒し行為、「嫌なら見るな」発言、シナリオやメインストーリーを読んでいない発言など)や、「ウマおじさん」動画内での月亭八光の言動に対して視聴者が抱いていた不満が「第1回ウマおじさん杯」の開催を機に一気に噴出する形で炎上。わずか1週間の間に多くの視聴者の不信を招き、「ウマおじさん」動画に対する低評価が爆発的に増加する事態となった。
- 「第1回ウマおじさん杯」終了後も中田Dと月亭八光の数々の言動が原因で炎上が一向に収束せず、アニメ第2期視聴企画を始動するも、人気投稿者の解説動画を剽窃して動画を非公開に追い込む、謝罪コメントで嘘をつくなど事あるごとに炎上を繰り返し、批判が止まない状態が続いている(2022年6月26日現在)。
以下、詳細を述べる。
「ウマおじさん」とは
YouTubeチャンネル『月亭八光の八ちゃんねる』にて2021年7月30日に投稿された「【ウマ娘クイズ】競馬大好き芸人ならイラストだけでキャラ名当てられる?」から始まった動画シリーズ及び出演者の総称。
主な出演者は、落語家の月亭八光、シャンプーハット恋さん、ビタミンSお兄ちゃん、ギャロップ林健の4人(いずれも吉本興業の芸人で、関西の競馬番組『うまんちゅ』のレギュラー・準レギュラー)。Cygamesのゲーム『ウマ娘プリティーダービー』に登場する「ウマ娘」(実在の競走馬をモデルに女体化したキャラ)のイラスト等を見て、モデルの馬名を推理する「ウマ娘クイズ」から企画が始まり、ウマ娘を全く知らない競馬芸人たちが限られた情報から知識と記憶力を駆使して正解を言い当て、モデルとなった競走馬のエピソードを掘り下げる内容が注目された(初回は炎上時点で100万再生目前、他のクイズ動画も数十万再生を記録)。
その後、動画の人気にあやかり、2022年1月10日と3月5日に道頓堀ZAZAHOUSEにて競馬トークイベント『ウマおじさん』を開催。「大阪の配信イベントとしては想像を絶する数の方に来ていただいた」「あまりに売れすぎたので吉本興業内で配信の新たなルールが出来た」(チャンネル登録者数3万人突破記念生配信動画より)と言わしめるほどの大盛況に終わった(これを機に「ウマおじさん」の呼称が定着)。
また、2022年1月22日に配信された『【同時視聴#1】競馬芸人にウマ娘のアニメ観せてみた!!『ウマ娘1期1話』』からは、満を持してアニメ『ウマ娘プリティーダービー』(第1期)の初見視聴企画がスタート。アニメ各話につき同時視聴編・感想編の2本立てで構成する長尺のシリーズでありながら、アニメの元ネタである競走馬・レースをリアルタイムで見てきたウマおじさんたちによる思い出話や、アニメ第1期独自のif展開への反応が好評を博し、こちらも安定して10万再生前後を記録した。
なお、企画を提案した中田Dが競馬に疎く、「ウマ娘クイズ」の初期は不慣れな進行や動画の誤字に対する不評も多かったが、視聴者コメントの指摘や改善案を企画に積極的に取り入れる姿勢を見せ、チャンネル主の月亭八光が「皆さんの意見を取り入れて良くなっていく」とコメントしていたことを追記しておく。
炎上に至るまで
突然のゲーム初見プレイ企画発表 -「ウマ娘クイズ」終了へ-
2022年4月17日に配信された『【感想戦#12】ウマおじさん最後の感想戦…?』において、続く第13話で描かれるウィンタードリームトロフィーの展開予想や、アニメ第2期に登場するウマ娘のクイズを行う旨が語られた。視聴者は当然、アニメ第1期を最後まで視聴した後、ウマ娘クイズを行って、そのまま第2期の視聴企画が始まることを期待したが、同動画の最後になって、ゲーム初見プレイ企画を翌週の4月22日に生配信することが突然発表された。
これまで、ウマ娘クイズやアニメ初見視聴のネタバレを避けるためにウマおじさんたちはゲームプレイを禁止されていたため、第2期視聴を控えていた矢先の突然のゲームプレイ解禁は視聴者を驚かせるとともに「ゲームをプレイすればクイズが出来なくなるが一体どうするのか」と懸念する声が数多く上がった。
ちなみに、この発表時点(2022/4/17)で「ウマ娘クイズ」に登場していなかったウマ娘は次のとおり。
実装状態 | キャラクター名 |
---|---|
育成実装済 |
キタサンブラック、 ニシノフラワー、メジロブライト |
勝負服3Dモデル実装済 |
アイネスフウジン、ツインターボ、ビコーペガサス、ゼンノロブロイ、イナリワン、 |
サポートカードで勝負服披露済 | |
勝負服原案披露済 | |
制服画像のみ |
上記の通り、クイズとしてネタにできるウマ娘が数多く残ってはいたが、中田Dが一貫して「育成実装済のキャラしかクイズに出さない」スタンスでいたことや、初回のクイズから約9ヶ月もの間ウマ娘関連の情報遮断を強いられていた出演者から「ゲームを早くやりたい」との声が上がっていたため、視聴者の間では「折角だからウマおじさんがゲームする姿を見て一緒に楽しもう」との好意的な反応も見られた。
※のちにギャロップ林健が2022年4月23日の育成生配信中にサポートカードのサトノダイヤモンドを見て「え!?サトノダイヤモンドとかおんの!?まだまだクイズ出来たやんか!!」と発言しており、出演者からもクイズ終了を惜しむ声が上がったことや、後述するゲーム初見プレイ企画の杜撰さにより、突然のクイズ終了に対して批判の声が根強く残る結果となった。
ゲーム初見プレイ生配信 -OPスキップで同時接続者が5,000人以上減少-
2022年4月22日、ウマ娘クイズやアニメ第2期視聴について様々な懸念を残しながら『【4万人突破記念】ウマおじさんがついにゲーム「ウマ娘」始めます‼』の生配信が始まった。
この生配信には、『うまんちゅ』出演者で趣味でウマ娘をプレイしているザ・プラン9浅越ゴエと、ウマ娘実況配信で人気を博するニュイ・ソシエール(Vtuber)がゲームの指南役としてゲストに招かれており、はじめにウマ娘クイズが行われ、事実上最後のクイズになることも発表された。この時点で同時接続者が2.2万人を超える大盛況ぶりで、このままゲーム初見プレイ企画も楽しめるだろうと多くのファンの期待が高まっていた。
しかしその後、月亭八光が実際にゲームをプレイしながら他の5人がそれを眺める形でチュートリアルまで終え、このゲームでたった一度しか流れないOPムービー「GIRLS' LEGEND U」が流れ始めたところで、
(OPムービーが流れ始める)
ニュイ「これはライブと言うか映像ですね。オープニングです。」
お兄ちゃん「これは(ウイニングライブと同じように)スキップ出来ないんですか?」
中田D「今回はスキップしてもらっていいです。」
月亭八光「(視聴者の様子を気にしながら)…スキップすんの?これ。みんな、今どんな気持ちなん?みんな。…怒ってる?スキップすんの?」
中田D「これは後でも見れるので、スキップしていいです。」(※一度しか見れない)
と、ゲームのプレイ経験があるスタッフ(中田D)がなぜかOPのスキップを指示。度重なる開発の遅れでゲームプレイを何年も待たされたプレイヤー(そしてネタバレ厳禁で何ヶ月もゲームプレイを待たされたウマおじさん)をウマ娘たちが「やっとみんな会えたね」と出迎える感慨深い瞬間を無下にし、その瞬間からチャットのコメントが大荒れ。同時接続者が一気に1.5万人(-5,000人超)に減る大惨事となった。
また、これまでのウマ娘クイズやアニメ初見視聴企画と同様、視聴者の多くは「ウマおじさんがゲームのキャラや育成シナリオを初見で見て何を思うのか」を楽しみにしていたにもかかわらず、実際の配信では「(後述の「ウマおじさん杯」に向けて限られた時間でゲームの基礎を覚えるため)シナリオを全スキップして月亭八光がひたすらボタンを押すだけ」という誰も望まない作業プレイが1時間以上続く形となった。
さらに、サイレンススズカの育成を始めた月亭八光が中田Dの想定を超えて目標レースを勝ち進んだため、(2分程度のOPをスキップしてでも尺を巻いたにもかかわらず)区切りを迎えられないまま当初の予定から1時間以上も放送時間が延長され、最後は時間切れで育成を中断するというグダグダっぷりで幕を閉じた。当然ながらこの生配信の評判は芳しくなく、2022年5月6日時点で高評価6,786、低評価7,000と低評価のほうが上回る結果になったが、これは炎上騒動のほんの序章に過ぎなかった。
「第1回ウマおじさん杯」開催 -1週間の育成生配信開始-
上記の生配信において、ゲーム初見プレイの目玉として「ウマおじさん杯」なる対戦企画が発表された。対戦のレギュレーションは次のとおり。
第1回ウマおじさん杯 概要 |
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|
一定の期間内に各々にゲームを生配信しながら楽しんでもらい、最後は育てたウマ娘どうしを走らせて対決する、と言えば聞こえは良いが、この企画は様々な問題を孕んでいることがすぐさま露見した。
- 出演者各自のYouTubeチャンネルで育成を生配信すると発表したが、ゲーム配信環境の事前確認やテストは一切行っておらず、配信については出演者・各チャンネルの運営スタッフにすべて丸投げ。
- 最初の配信では月亭八光が中途半端にプレイしただけで終わり、ウマおじさんたちはゲームの細かな仕様をほとんど理解しきれないまま企画スタート(※お兄ちゃんは昔5日間だけプレイ経験がある)。
- 「URAファイナルズ」の育成は育成慣れしたプレーヤーが全スキップすれば1キャラ30分程度で終わるが、育成シナリオやその前段のキャラストーリーまで読めば非常に時間がかかる。それを1週間で6キャラ。
- ウマおじさんは売れっ子芸人であり、恋さん・お兄ちゃん・林の3人は各YouTubeチャンネルで競馬関係の動画配信も定期的にしており、しかも対戦翌日にはGⅠ天皇賞(春)が控えていた。いわば繁忙期である。
これらの常軌を逸したノルマに対して、ウマおじさん4人は様々な対応に振り回され、視聴者からも反響が相次ぎ終いには大炎上へ発展していくこととなる。ウマおじさん4人の対戦までの配信の様子は三者三様であり、一人ずつここに列挙する。
Case1.シャンプーハット恋さんの場合
4人の中で最初に育成生配信に動いたのがシャンプーハットの恋さんだったが、自身のYouTubeチャンネル「こいちゃんパラダイス」で生配信をするのが1年ぶりで設定を忘れており、スタッフ不在だったため、スマホを手に持ちゲーム画面をカメラに向ける直撮り配信スタイルを敢行。ゲーム画面は鮮明に映らず、ゲーム音声は視聴者にも恋さんにも聴こえないという異例な配信となったが、それが逆に視聴者に大ウケした(初回配信は2022/5/6時点で78,036再生・高評価2,488・低評価27)。
その後、お兄ちゃん・浅越とのコラボ配信で実装されたばかりのヤエノムテキを獲得。最初の育成キャラに選んで「むっちゃん」と愛称をつけ、(ゲームの音声が視聴者にも恋さんにも聴こえないため)全ての台詞をキャラごとに声を変えながらアテレコする、ウイニングライブの際はギターを持ってきて自作曲をむっちゃんに捧げる、といった独自のスタイルを確立してファンの心を掴むことに成功した。
4月27日深夜に生配信した際には、配信を遠隔操作していたスタッフ(佐々木D)が寝落ちして配信を終了できない放送事故が発生(恋さんは諦めて就寝)。放置すると垢BANになるため、28日未明の1時30分頃から6時前まで1000人以上の視聴者がチャットで話し続け配信状態を繋ぐという伝説的生配信になった。この件については、28日夕方の配信時に佐々木Dが自ら出演して経緯の説明と謝罪を行い、垢BANを防ぐために配信を繋いだ視聴者へ感謝の弁を述べたため炎上には至らず、佐々木Dは「ササキバクスイオー」の愛称を得て逆に視聴者から慕われるようになった。
恋さんの配信は育成シナリオの全台詞を読み上げるため育成に非常に時間がかかっていたが、「育成は1人だけでもいい」との情報が流れており(後述)、恋さんも視聴者も安心して配信を楽しんでいた。しかし対戦前日の4月29日になって状況が一変する。
恋さん「むっちゃん(ヤエノムテキ)が終わったので次の育成なんですけれど、それぞれの配信で、お兄ちゃんとかも1人ずつじっくり育ててると思うんですが、実は…、明日までに、5頭いると。5頭。」
恋さん「育成ね、「1人でよくなりましたよ」という情報が入ったんですけど、実は昨日の夜中に、短距離・マイル・中距離・長距離・ダートで(育成完了済が)5人いるということが発覚して、LINEが来たので…。全員メチャクチャ焦ってます。全員というか、俺とお兄ちゃんがメッチャ焦ってる状態になって追い込まれました。ちょうど俺とお兄ちゃんが、今週メチャクチャ仕事が忙しいんで…。」
「28日の夜中に中田Dから連絡があり、明日までに5人育成するよう指示されたので、シナリオをスキップしてでも間に合わせる」との説明のあと、それまでの配信とは一転して、手早く育成を仕上げるスタイルに方針転換を図ることが発表された。多くの視聴者が突然の事態に困惑するなか、恋さん自身も「この娘(サクラバクシンオー)の性格を知りたい」「この娘は一体どんな娘なん?」「ストーリーを見たい」「さみしい」と吐露しながらボタンを押し続ける悲惨な配信となり、動画の低評価数も前日の配信動画の20倍に爆増する異常事態となった(※中田Dによる突然の指示の経緯は後述)。
ちなみに、29日・30日の配信時の恋さんの話をまとめると、非常に多忙な日程だったことがわかる。
4月29日(対戦前日) | 4月30日(対戦当日) |
---|---|
そして30日夜の対戦本番。そこには、他の誰よりも疲労困憊した様子を見せる恋さんの姿があった。
生配信時間合計:16時間35分(上記の放送事故回、お兄ちゃん・浅越ゴエとのコラボ配信を含む)
Case2.月亭八光・ギャロップ林の場合
月亭八光・ギャロップ林は「月亭八光の八ちゃんねる」上で、コーチ役のニュイ・ソシエールとDiscordで会話しながら育成生配信を開始した。「月亭八光の八ちゃんねる」はウマおじさんのメインチャンネルであることから同時接続者は最大で1万人を超えたが、配信開始時から月亭八光の声がハウリングする、林の声をマイクが拾わない、ゲームの音声が視聴者に聴こえない、ゲームをプレイする林のスマホ(Android)の通信状況が悪いのかゲームの映像が常にコマ落ちするなど、スタッフ(中田D)の準備不足が露呈した(初回配信は2022/5/6時点で114,229再生・高評価1,962・低評価1,500)。
その後、各自のYouTube配信にて個別の配信を試みるが、それぞれ成功したとは言い難いものだった。
月亭八光の場合は、詳細は後述するが「他のウマおじさんに比べて競馬に詳しくない」「少し前のことをすぐに忘れてしまう」部分があり、例えば、2022年4月25日に初めて一人で育成生配信をした際には、
(サポートカードガチャで「アイネスフウジン(SSR)」を引き当てる)
月亭八光「はい来ましたー!アイネスフウジン!残念ながら、僕はアイネスフウジンを知りません!(※1990年のダービー馬)。ということは、明日たけし(林)に聞いてみます!こんな時になぁ、たけしがおったらなぁ。おそらくアイネスフウジンのデータを教えてくれると思うんですよ。うーん、おらんようになって気付くなぁ、たけしのありがたみ。」
月亭八光「(コメントを読みながら)90年のダービー馬!?ダービー馬なんや。みんな詳しいなぁ。逃げでダービー勝ったん?メッチャええやんか!!」
(その後、サポートカードガチャで「アイネスフウジン(R)」を引き当てる)
月亭八光「アイネスフウジン・・・?ほぉ~、これも知らんなぁ。アイネスフウジン。これも、情報を教えてください!」(※さっき引いたばかりでその時にコメントで教えてもらった)
という一幕があった。これだけでは揚げ足を取る指摘に見えるが、月亭八光は「ウマ娘クイズ」の頃から「知らない」「忘れるまたは他人の話を聞いていない」ことが度々あったため視聴者を呆れさせてしまい、他3人の配信の低評価数が2桁台なのに対して、一人だけ1,000件弱の低評価がついてしまう(しかし本人には悪気はなく、競馬にあまり詳しくないのを頻繁に謝罪していることを強調しておく)。
一方でギャロップ林の場合は、月亭八光が全幅の信頼を置くほど競馬に詳しく、その知識に脱帽していた視聴者も生配信に期待を寄せていたが、配信環境が全く整っておらず、初めて一人で育成生配信した際には背後の大型モニターにスマホ画面を写す苦肉の策を取る羽目になった。また、林のYouTubeチャンネル「いい馬みつけ旅」スタッフ(奥田D)がゲームの仕様(短縮・スキップ設定)を把握しておらず、意図せず話をスキップしてしまうなど、不慣れな生配信に四苦八苦し続けた(※「いい馬みつけ旅」は、林が馬主の福盛訓之氏(学習塾「個別指導キャンパス」経営者)と共同で運営するYouTubeチャンネルであるためか、林は視聴者から寄せられるコメントに敏感になっており、常に緊張した様子だった)。
その後、月亭八光・林は「月亭八光の八ちゃんねる」で再びコラボし、互いの弱点を補い合うかのように「月亭八光がゲームをプレイし、その隣で林が競馬の知識を語る」スタイルを採った。林が自由に喋れるようになったことから視聴者も期待を寄せたが、生真面目な林は視聴者から寄せられるコメントを丁寧に確認し、語る内容に間違いがないか随時ネット検索する作業に没頭してしまい、育成キャラのシナリオに対して視聴者が期待している反応を示すことが出来なかった。また、コーチ役のニュイが合流した回では、林とニュイで競馬雑談に花を咲かせたが、林とニュイが盛り上がる隣で月亭八光が一人で黙々とスキップ育成を続け、林がいながらキャラのシナリオにほとんど触れられない本末転倒な内容になってしまった。
対戦に向けて複数人のキャラの育成が必要な点については、「配信外の時間も使ってスキップ育成して間に合わせる」「ストーリーやシナリオを読むのは二の次」というスタンスを最初から最後まで貫いた。
Case3.ビタミンSお兄ちゃんの場合
最も安定した配信をし、「育成シナリオを楽しんでほしい」という視聴者の期待に応えたのがビタミンSのお兄ちゃんである。自身のYouTubeチャンネル「お兄ちゃんネル」で最初に生配信をした際は、他の3人と同じようにゲーム音声が視聴者に聴こえない状態だったが、イヤホンをPCの上に置いて音を拾う強引なやり方で克服。また、思い入れのあるタイキシャトルをじっくり育成するため、ウマおじさんの中で唯一キャラストーリー読破から育成を始め、持ち前の知識を話の随所に出しながら自身も全力でゲームを楽しむ姿勢を見せた。初回は2時間の生配信でメイクデビュー出走すら出来なかったものの、4人の中で最も盛り上がる配信となった(初回配信は2022/5/6時点で119,039再生・高評価4,067・低評価46)。
また、お兄ちゃんは過去に5日間だけプレイしたときもタイキシャトルを育成したが、キャラストーリーは当時読んでおらず、生配信ではキャラストーリーと育成シナリオを順に読み進めたことでキャラへの思い入れやレースに勝った時の喜びが過去のプレイ時と全く違うことをしきりに強調した。タイキシャトルはその後URAファイナルズを制覇し、お兄ちゃんはウマおじさんで初の「うまぴょい伝説」生配信を達成。シナリオクリアとうまぴょい伝説の余韻に浸りながら、
お兄ちゃん「僕、前、ウマ娘が出た時5日間だけやったって言ったじゃないですか。もう、やってないです。あれはウマ娘じゃなかったです。失礼や。あれを「ウマ娘をやってた」って言うことが。」
とのコメントを残した。
しかし、対戦前日の4月29日。前述した通り、恋さんが中田Dからスキップ育成を指示され、配信も多数の低評価を受ける事態が発生する。配信中に恋さんが「お兄ちゃんも焦った状態で追い込まれている」と発言したことから、シンボリルドルフ育成生配信を数時間後に控えていたお兄ちゃんも同様にスキップ育成を強いられるのかと視聴者の誰もが危惧した。
ところが、生配信が始まるとそれまでと何も変わらない雰囲気を見せ、
お兄ちゃん「(シンボリルドルフのキャラストーリー読破からプレイを始めたら)5時間はかかる?いやいや全然かかっていいよ。メチャクチャいいっすよそんなん。」
と、中田Dからの指示をまるで意に介さない言い回しでスキップを拒否し、視聴者の期待に応えた。結局、この日は7時間30分かけてシンボリルドルフを育成し、前述のタイキシャトルに続いてURAファイナルズを制覇。恋さんの悲痛な生配信を目の当たりにした視聴者の鬱憤を晴らすかのような内容で、最後の1時間(深夜23時~0時過ぎ)だけで同時接続者が7,000人から9,500人まで増加する大盛況となった。
林「ずーっと評判ええからどんな配信してるんかなと思って…。」
林「……なんか雰囲気がええなぁ。」
と、思わず本音をこぼしてしまい、配信環境への対応、視聴者からのコメントなどで憔悴しきった様子の林に対して多くの視聴者が同情する一幕があったことを追記しておく。
生配信時間合計:21時間45分(シャンプーハット恋さん・浅越ゴエとのコラボ配信を含む)
育成生配信混乱の裏側 -「月亭八光の八ちゃんねる」中田D-
ここまで、生配信をした出演者の混乱を先に述べたが、これらの原因を作ったのは他ならぬ中田Dである。
- なぜ「ウマ娘クイズ」やアニメ第2期視聴を蔑ろにしてでも無茶な対戦企画を優先させたのか
- なぜ事前に配信環境などの確認をせず、また1週間という短い期間での生配信育成を強行したのか
- なぜ対戦に必要な育成キャラの人数が6人→1人→5人と1週間の間に次々に変わったのか
など、「ウマおじさん杯」開催発表から出演者の生配信を見てきた視聴者は不審に思ったに違いない。
これらの理由については公式のアナウンスは一切されておらず、中田DのYouTubeチャンネル「動画制作teamノンプラ」での極めて個人的な配信(ゲームの配信をしながらなど)で断片的に語られているだけだが、中田DはもともとVtuberへの強い関心があり、自身もVtuberとして配信をしながらウマおじさんの企画を考えていたところ、にじさんじ所属のニュイ・ソシエールがウマおじさん動画を視聴していることを知り、すぐさま共演をオファー。急いで共演を実現させる必要があると考えたことから、スケジュールを調整した結果、アニメ第2期視聴よりも前に対戦企画をねじ込む形となった。にじさんじとの共演は確かに集客の大きな原動力となりうるが、中田Dは「個人チャンネルの登録者数が1万人を超えたらVtuberと自分でコラボしたい」とも発言しており、有名Vtuberと個人的に繋がりたいという欲望を何よりも優先させて無茶な対戦企画を強行したのではないかと視聴者からの批判が集まった。
出演者各自に育成生配信をさせたのも、圧倒的な視聴者数を誇る「ウマおじさん」動画から各出演者のYouTubeチャンネルへ視聴者を誘導する狙いがあったと説明しているが、出演者の配信環境は林を筆頭に準備万全とは言い難く、出演者や他所の運営スタッフに多大な迷惑をかけたことは言うまでもない。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/masaki_ywaw/status/1517890621771751424
※各自の初回育成生配信後のツイート。その「やばい」状況を作り上げたのは企画立案者である中田Dの準備不足に他ならないのだが、それを棚に上げて「爆笑させてもらう」と発言。余談だが、初回配信の評判が最も悪かったのは自身の運営する「月亭八光の八ちゃんねる」である。
また、当初発表されていた6人という育成人数については、「動画制作teamノンプラ」の配信内で視聴者から批判が相次いだ。中田Dは「多くのウマ娘を知ってもらうために必要」と言い張っていたが、その次の配信でも批判が止まず、後に「育成人数が足りずモブウマ娘がレースで勝つ展開になるのが嫌」と主張を変えた。ところが、その主張に対して視聴者から「初期に獲得できるG+ランクの5人も出走できるため、そのような展開にはなり得ない」との指摘が入ったところ、「じゃあ1人でもいいや。連絡しときます」とレギュレーションを急遽変更した。
これが、6人→1人へ人数が変わった経緯であるが、中田Dはなぜかこの変更をアナウンスしなかった。「動画制作teamノンプラ」の小規模で個人的な配信の存在を知らない視聴者は当然これを知る由もなく、この情報が表に出たのは4月26日の月亭八光・林・ニュイの3人の生配信中の以下のやり取りだけである。
ニュイ「1人作るだけでよくなったんですよね。なので(本番で出走させるのは)これ!的な…」
ニュイ「育成が1人でよくなったとかなんかと伺いましたが…」
林「え、6人って言ってたやつがですか?」
林「減りすぎやろ!!!」
中田Dがどのような連絡をしたのかは不明だが、出演者の林はこれを認識しておらず、視聴者も戸惑った。また、1人育成するだけでいいと知らない視聴者が各出演者の生配信に育成を急かす書き込みを繰り返し、チャット欄が荒れる遠因になった。
なお、中田Dは当初、「動画制作teamノンプラ」の生配信で6人という育成人数について視聴者から苦言を呈された際、「6人育てろなんて一言も言っていない」と頑なに主張し、「アンチが勝手に広めている」「出演者が勘違いしている」などと責任転嫁する発言をしていたことも追記しておく(※4月22日の「ウマおじさん杯」開催発表の動画を見ればすぐわかるが、ルール説明の際に出演者に対して「最低ラインで6人作ってもらう」とハッキリ言っている)。
この時点で視聴者の中田Dへの不信感は高まっていたが、数日後、さらに1人→5人に人数が変更された。その理由については、対戦を行うルームマッチ機能の仕様にある。
「ルームマッチ」は、条件を設定して、他のトレーナーたちと殿堂入りウマ娘を出走させてレースが出来る機能です。
■解放条件
この仕様では、1人育成しただけではルームマッチ機能の解放条件を満たせず、対戦企画は成立し得ない。一部の視聴者の間では、早い段階からこの仕様について言及されており、中田Dも対戦2日前の28日までにこの仕様を知り、出演者のチームランクを「E3」以上に上げさせるため、28日の夜中になって出演者にLINEで「5人育成しろ」と連絡を回したと思われる(その結果が、上述の恋さんの悲痛な配信に繋がる)。これについても、視聴者は29日の恋さんの生配信で初めて人数の再変更を知り、中田Dはまたもアナウンスをしなかったため、「多忙な出演者を振り回し、謝罪や説明まで出演者に押し付けた」と非難が殺到した。
※ルームマッチ機能はゲーム配信開始の数カ月後に実装されたものであり、解放条件の存在自体を知らない視聴者がほとんどだったが、芸能人を巻き込んだ企画で公式サイトに記載されている情報を見落としていたのは事前の下調べ不足と非難されても仕方のないことである。
中田Dの配慮不足に振り回されたのはウマおじさんや他所の運営スタッフだけではない。ゲストのニュイは4月27日に自身のYouTubeチャンネル「ニュイ・ソシエール //[Nui Sociere]」でFF5の実況生配信中、
ニュイ「今、ウマおじさんと色々やらせてもらってるじゃないですか。ウマおじさんたちにさ、フレンドのアレを教えようと思って…。」
ニュイ「教えようというか、「必要だったらやってくださいね」っていうので、もしスタッフさんが近くにいなくても自分でできるようにと思って、私、画像を作って、手順書みたいなのを作ったらさ。ウマおじさんたちが「Discordの使い方がそもそもわからない」っていうやつで…。」
と述べ、ゲームの仕様を理解できず育成に苦しむウマおじさんたちに向けて継承やサポートカード編成、サポートカードの上限解放・レベル上げ等に関する説明資料を自作したことを明かした。ウマおじさん杯開催の折に出演者はDiscordを導入しており、ニュイは自作した資料をDiscord上にアップロードしたが、ウマおじさんたちはDiscordの使い方を理解しておらず、資料提供は中田Dに託される形となっていた。
しかし、ニュイの自作資料が中田Dを経由してウマおじさんたちに伝えられた形跡は見受けられず(28日の育成生配信時、林はDiscordを開いて資料を読んだと述べたが、月亭八光はそもそも資料の存在を把握していなかった)、ニュイは無駄骨を折ることとなった。これについても「なぜニュイが気を遣って作成した資料の存在を伝えていないのか」「ゲスト出演者に対して失礼過ぎる」と中田Dのへの批判が集まった。
上記の批判に併せて、中田Dの「動画制作teamノンプラ」での様々な言動も取り沙汰された。
- 競馬(史実)に興味を示さず、過去の動画は「ウマ娘攻略Wiki」の元ネタ解説をコピペし作成したと暴露
(育成実装済のキャラしかクイズに出さず、動画で誤字を繰り返したのは競馬に興味が無く調べる気もなかったためと判明) - ウマ娘を対戦ゲームとして楽しんでおり、メインストーリーや育成シナリオは見ておらず興味を示さない
- アニメ第2期は観ていない、「ウマ娘シンデレラグレイ」は読んでいない
- 「俺の企画だから俺の意見を通す」「嫌なら見なくていい」「文句があるなら俺より面白い企画を用意してみろ」などの視聴者を煽る発言を繰り返す(※「ウマ娘クイズ」自体は他の配信者がYouTubeでやっていた企画の二番煎じであることを追記しておく)
- 自分の意に沿わないコメントをする視聴者をアンチ認定し、配信内で悪質な晒し行為を行う
- 「ウマ娘クイズ」をYouTubeで行っているジャングルポケット斉藤慎二のチャンネルを見下す発言
- 「ウマおじさん」競馬トークイベントの際、アニメ第1期7話の同時視聴を一週ずらすことを何ら告知せず、「イベントあるんだから(同時視聴しないのは)わかるだろ」「文句を言う奴らは告知をしても文句を言うから意味がない」と発言
- 22日の「ウマおじさん杯」開催発表動画の配信後、限定配信で反省会を行ったが、反省内容は音響の不備についてばかりで、クイズ終了やアニメ第2期視聴についての視聴者の意見を無視
- 育成配信期間の度重なる混乱のさなか、「動画制作teamノンプラ」で連日呑気にゲームプレイを配信
ウマ娘及びウマおじさんのファンがこれらの言動に大いに失望したのは言うまでもない。中田Dはこれまで「サクラチヨノオーとサクラチトセオーを混同する」「サンバイザー(ウマ娘)の元ネタクイズに時間を割き、アニメ第11話で復帰したサイレンススズカについての感想をほとんど語らせない」など、不可解なディレクションをして視聴者から批判されることがあったが、それらは中田Dが競馬(史実)に関心が無くろくに調べもしなかったが故に起こったことであり、また中田Dはそれを諫める視聴者に対して「動画制作teamノンプラ」の生配信で悪態をつき続けていた。炎上前から中田Dのこうした言動を知る者もいたが、「ウマおじさん杯」での杜撰な対応を機に多くの視聴者に知れ渡り、一気に非難が噴出してしまった。
※なお余談ではあるが、中田Dは炎上後の5月2日に「動画制作teamノンプラ」での生配信のアーカイヴをメンバーシップ(有料会員。値段は中田ブロンズ月額290円・中田ゴールド月額1,190円)限定に変更しており、会員以外の誰にも視聴できないようにしている。
「第1回ウマおじさん杯」本番 -罰ゲームの話題で炎上-
企画発表時から1週間かけて炎上を続けた「第1回ウマおじさん杯」だが、本番のレースは2チームの接戦となり、大盛況を見せた。しかし、出走したウマ娘の中で、育成の様子が最初から最後まで生配信されたのは恋さんの育成したむっちゃん(ヤエノムテキ)、お兄ちゃんの育成したタイキシャトル・シンボリルドルフなど数人だけであり、視聴者からは「生配信で育成されて思い入れがあるウマ娘が負け、配信外の時間でスキップ育成されたウマ娘が勝つ展開になっても何も面白くない」という至極真っ当な意見が上がった。
※例えば、生配信で最も育成に苦戦していた月亭八光は、対戦直前になって育成のコツを掴んだらしく、対戦本番ではスピードがカンスト状態&逃げS&大逃げスキル持ちのサイレンススズカ、スピードがS+のキタサンブラックを出走させており、一部の視聴者から大顰蹙を買った(この件については、チグハグなスキル構成などから本人の言う通り上振れが2連続で起こったとする説と、経験者の中田Dなど他の人物に育成を代行させる不正をしたのではないかとする説に視聴者の見解が分かれている。サポートカード編成の詳細は掲示板の>>1330を参照。なお、中田Dは「動画制作teamノンプラ」での生配信にて「月亭八光の育成ウマ娘の仕上がり具合を当日まで知らず驚いた」と発言している)。
問題が起こったのは動画の終盤。敗北した芸人チーム(恋さん・お兄ちゃん・浅越ゴエ)へ課す罰ゲームを何にするかという話題になったとき、月亭八光が調子に乗って「72時間生配信して何かやってもらう」と発言。ただでさえ1週間という無茶な日程を何とかこなしたばかりにもかかわらず、さらに無茶な生配信をさせる提案に、お兄ちゃんは「(72時間生配信でプレイさせられたら)ウマ娘のことを嫌いになる」と述べ、元から疲労困憊な様子の恋さんは怪訝な表情を浮かべ、林は慌てて「恋さんの顔を見てください」と月亭八光に対し自制するよう促したが、それでも月亭八光が空気を読まずに72時間生配信を強要しようとしたため、出演者も視聴者もドン引きしてコメントは大荒れ。動画の評価も低評価のほうが上回る散々な結果となった(2022/5/6時点で131,012再生・高評価4,365・低評価5,200)。
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https://twitter.com/888hachimitsu88/status/1520666761829314561
※視聴者からの反響が大きかったためか、結局罰ゲームは取りやめになった。
「第1回ウマおじさん杯」後の二次会配信 -まさかの炎上-
「第1回ウマおじさん杯」終了後、二次会としてニュイのYouTubeチャンネルへ移行し、酒を飲みながらの雑談生配信が催された。これは「ウマおじさんと一緒に酒を飲みながら、リアルタイムで見られなかった昔の競走馬の話を聞いてみたい」というニュイの要望で実現したものであり、視聴者もウマおじさんによる思い出話を楽しみにしていたが、先述の罰ゲーム発言をしたばかりの月亭八光がまたもや暴走。ニュイのチャンネル配信でありながら、自分がチャンネル主であるかのように喋り出し、他のウマおじさんから昔の競走馬の名前が出てもすぐに話題を遮って自分のゲーム遍歴などの話を続け、後半は数十分かけて馬券の話を繰り返した。ニュイは話を聴けて満足そうにしていたが、月亭八光は生配信の最後でも「もうニュイさんが聴きたい話はありませんよね?」「明日の天皇賞(春)が当たることを祈りましょう」などと勝手な締め方をし、「ウマおじさんの思い出話を聴ける貴重な機会をぶち壊した」「ニュイやニュイのチャンネルの視聴者に対して失礼ではないか」と多くの視聴者の顰蹙を買った。
ニュイの動画は低評価数が常に2桁台であるにもかかわらず、この雑談回は2022/5/6時点で低評価数が2,100以上となっており、コラボ相手に多大な迷惑をかけて企画終了という後味の悪い幕切れとなった。
「ウマおじさん」の自称"ごまめ" 月亭八光の過去の言動
※ごまめ…関西弁で「一人前でないのに仲間に交じる人。ハンディキャップがあり大目に見られる子供」の意
「ウマおじさん杯」での行き過ぎた罰ゲーム発言や飲み会企画での振る舞いで視聴者の顰蹙を買った月亭八光だが、他の出演者と比べて競馬の知識が乏しいことから「ウマ娘クイズ」の第2弾動画の時点で戦力外通告を食らっており、チャンネル主でありながら「ごまめ」を自称してウマおじさんに参加していた。
初めのうちは、難問のクイズを即答して正解してみせる出演者に対して「これはホンマ凄いと思います」と称賛し、競馬の知識が乏しい視聴者と同じ目線に立つことで司会者として存在感を放っていたが、企画が進むごとに、「誰もそんなん知らんわ」と言って話題を遮る、「そのレース凄そうだから後で見るわ」と言っておきながら決して見ない、数分前に話題になった馬の名前を覚えていない、「間違えたら吉本クビな」と出演者を過剰にイジる、など一部の視聴者の気に障る態度と言動が次第に目立つようになった。
また、競走馬についての知識は(他の3人に比べて)乏しいものの、馬券については誰よりも興味を示し、馬券予想や過去の高額配当の話題になると(自分が話題に加われることもあって)常にテンションを上げて話が止まらなくなる傾向があった。競馬に馬券の話題は付き物であるし、本人にも一切悪気はないのだが、ウマ娘ファンが聞きたいであろう競走馬にまつわる話題を遮ってまで馬券の話をしたがるため多くの視聴者から反感を買っており、チャンネル主でありながら不要論が巻き起こっているほどである。
炎上企画終了。そして翌日から連日の再炎上
「第1回ウマおじさん杯」終了後、時間を置けば自然に沈静化すると思われていたこの騒動だが、翌日から連日のように新たな燃料が投下され続け(すべてが中田Dもしくは月亭八光の無神経な行動によるもの)、批判の勢いが止まらない状態が続いた。炎上した内容について、代表的なものを一つ一つ列挙する(アニメ第2期視聴での炎上は別項で述べる)。
アニメ第1期第13話の同時視聴・感想編動画(2022/5/1・5/7・5/8)
「第1回ウマおじさん杯」が終了し炎上騒動も時間を置けば沈静化すると思われていた矢先、翌日になってウマおじさん新作動画(「【予想編】ウマおじさんがWDTの結果をガチで考えます」)が配信された。それはアニメ第1期第13話の「ウィンタードリームトロフィー」の結果をウマおじさんにガチ予想させるというもの。競馬ファン同士ですれば荒れること必至な史上最強馬論争に触れる内容であり、アニメでも(また元ネタである「夢の第11レース」でも)決着は描かれず視聴者の想像に委ねられているため、この企画には多くの視聴者が困惑した。参考までに、伊藤隼之介Pによる第13話の制作意図を貼っておく。
レースの結果はあえて描かない事にしました。この場合描くことに意味はないと思いました。どの名前にも勝つ資格があります。というより、勝つ資格しかないんです。思い描けばどの名前も先頭で駆け抜ける様が浮かんできます。ですから、この物語を見る人の心に委ねるので充分だと考えました。
中田Dは制作側のこうした意図を無視しただけではなく、アニメで決着が描かれないことを出演者にわざと伏せて順位予想をさせたため、「第1回ウマおじさん杯」で炎上した翌日にもかかわらず再び視聴者からの非難の声が殺到し、動画は2022/5/6時点で71,828再生・高評価1,667・低評価8,900と低評価数が高評価数の5倍以上を記録。「月亭八光の八ちゃんねる」のチャンネル登録解除を宣言する視聴者が次々に現れ、収まりかかった炎上騒動に再び火がつく事態に発展した。
続く「【同時視聴#13】ウマおじさんと観るウマ娘1期最終回!「ウマ娘1期13話」」(2022/5/7配信)では、視聴者の不安が的中し、レースの決着がつくとディレクションされたウマおじさんたちがアニメの内容に呆気に取られ、「ライブの立ち位置から順位を推理」や「同着だった場合の配当」といった制作側の意図にそぐわないトークを展開。解説パートとなる「【感想戦#13】ウマおじさんが語るウマ娘第1期を観た感想とは?「ウマ娘1期13話」
」(2022/5/8配信)にて、元ネタとなる「夢の第11レース」の紹介がされはしたが、中田Dのディレクションに対し批判が相次いだ。また、第13話の同時視聴動画が投稿された直後から「夢の第11レース」に言及する視聴者コメントがなぜか全て削除されたため、中田Dへの不信感はより大きくなる一方となった(中田Dはかねてから「言論統制は積極的に行う」と述べており、「月亭八光の八ちゃんねる」の動画へのコメントは運営によって削除が頻繁に行わていることを追記しておく)。
※ちなみに、同時視聴編動画は配信前日の5月6日昼から夜にかけて誤操作で限定公開されてしまい、同日夜の月亭八光の生配信にて月亭八光が謝罪を行った(中田Dはまたもアナウンスをしなかった)。なおこの限定公開された動画には、レース結果を「どう解釈する?」と強調するテロップが挿入されており、制作側の意図から外れた編集だと批判されたが、7日に配信された動画では修正され削除されている。
月亭八光によるお兄ちゃん・林への鳩行為(2022/5/6・5/7・5/13)
「第1回ウマおじさん杯」終了直後から、ウマおじさん4人は各自のYouTubeチャンネルでゲームの生配信を続け、恋さん、お兄ちゃん、林の3人はそれぞれ好評を得たが、月亭八光は3人ほど競走馬に詳しくないこともあってか再生数や高評価・低評価数で3人に水を開けられる状況となった。
そんななか、月亭八光は5月6日の生配信でメインストーリー第1章を鑑賞後、「メインストーリー第2章の主役のライスシャワーをよく知らないので事前に調べるべきか教えてほしい」とお兄ちゃん、林に電話で尋ねる(※当時2人はメインストーリー第2章を未視聴で、ライスシャワーが主役と知らなかった)という珍行動を行い大炎上。2人の配信を楽しみにしていた視聴者から「なぜ他の配信者にネタバレをするのか」「2人の初見のリアクションを見る楽しみを奪わないでほしい」と非難が殺到し、「ウマおじさん」動画のメインチャンネル主でありながら不要論が再燃する事態となった。配信者が他の配信者へ鳩行為を行うこと自体が異例なうえ、そもそもなぜ2人にそんな質問をしたのか理解に苦しむ行動である。
なお、この件について月亭八光は翌7日の生配信にて「よかれと思って2人に電話をした」「(電話することが)サプライズ感があって2人に喜んでもらえると思った」「他のメンバーの配信を見ていないので2人がメインストーリー第2章を見ていないとは考えもしていなかった」「深く深くお詫び申し上げる」と釈明したが、続く13日の生配信にて、
(プリティーダービーガチャにて実装されたばかりのアイネスフウジンを引き当てる。その後、メインストーリー第3章第1話冒頭で、先程引いたばかりのアイネスフウジンが登場)
と視聴者離れが起こった理由をまるで理解していない発言をし、多くの視聴者を呆れさせてしまった。
月亭八光生配信中のトラブル&中田Dの月亭八光への嘲笑配信(2022/5/8)
月亭八光は5月7日の生配信の最後に視聴者に対し感謝の意を述べたうえで次のようなコメントを残した。
月亭八光「スタッフの中田くんも、勿論、一生懸命頑張ってやっております。誰よりも彼が、寝ずにね、企画考えてくれたり、やってくれてますので是非とも温かい目で見ていただければなと思っておりますので、またこれからも応援よろしくお願いします。」
この炎上騒動が耳に入ったのか、月亭八光の口から初めて中田Dをかばうコメントが出たが、対戦企画時の杜撰な対応や個人配信での度重なる問題発言、晒し行為など、中田Dの視聴者からの印象は決して良いものではなく、このコメントが出た翌日も中田Dは早朝から「動画制作teamノンプラ」にて呑気にゲーム配信していたため、視聴者から呆れられることとなった。
また、5月8日に月亭八光が雑談生配信を行った際、配信終了することができず右往左往する事態が発生。月亭八光は視聴者コメントでf5キーを押してリロードするように指示され、その通りに実行するも混乱し、指示を出した視聴者に対して恫喝するかのように声を荒げて危うく放送事故になりかける一幕があった(結果的にリロードすることで配信終了はできた)。
このトラブルが起こった際、中田Dは「動画制作teamノンプラ」にて視聴者とのルームマッチ対戦企画の生配信をしており、月亭八光から連絡を受けておきながらそれを放置。混乱する月亭八光の様子を音声で晒した上で笑い声を上げながら「もうちょっと泳がせとくべき?」との発言を残してルームマッチ対戦を優先させ、視聴者からまたも問題視されることとなった。この配信のアーカイブについては無料公開にする発言をしていたが、当初は有料公開となっていたこともあり、発言時の動画がSNSに出回ってしまった。
月亭八光、アイネスフウジンを面白半分で怪我させ爆笑。大炎上へ(2022/5/21)
「第1回ウマおじさん杯」炎上騒動から1ヶ月経った5月21日、「ウマ娘2期視聴についてウマおじさんからご報告があります」と題した動画が「月亭八光の八ちゃんねる」に投稿され、アニメ第2期視聴動画を6月以降に配信することが発表された。この時点で恋さん、お兄ちゃんの2名は育成生配信、メインストーリー視聴生配信を連日行い、チャンネルの事情により頻繁に配信ができない林もイベント配布サポートカード(SSRパワー・カワカミプリンセス)を完凸させていることがニュイの育成生配信で判明するなど、各自がゲームを積極的に楽しんでおり、満を持してのアニメ第2期視聴にファンも期待を高めていた。
しかし同日、浅越ゴエのYouTubeチャンネル「ゴエゴエ放送局」にゲストとして月亭八光が登場すると、またも炎上した(月亭八光が写ったサムネイルで生配信が予約されてから、配信開始までの数時間の間に「ゴエゴエ放送局」の登録者数が数十人減ったことも追記しておく)。
この日はゲームに未だ不慣れな月亭八光がアイネスフウジンの育成を開始。浅越の仕事の都合でスキップ育成となったが、絆の上げ方やトレーニングの踏み方といった基本を浅越から教わり直し、失敗率が高めのトレーニングも「(失敗率24%は)実質100%成功ですよ」「(失敗率44%でも)僕はこういうのを成功させる男です」と果敢に挑んで成功させるなど順調に育成を進めて史実通り日本ダービー制覇を達成した。その後、クラシック期の夏合宿にて失敗率95%の友情トレーニングが発生したところで、
月亭八光「失敗率が95%ということは、正味これは6割失敗します。(中略)95%なんで(運試しのため浅越ゴエとじゃんけんを)2回させてもらっていいですか。(勝ったら運を使い果たしてトレーニングに失敗する、逆に負けたらトレーニングに成功するという意味で)2連敗したらこれ成功させます。(浅越ゴエに向かって)絶対に勝ってください。」
月亭八光「僕はこれを成功させて、Cygamesさんに直接連絡して「成功しました。ありがとうございます」と電話させていただきます。Cygamesさんのために!95%!いけーっ!」
→トレーニング失敗。アイネスフウジンは怪我を負って調子を3段階落としステータスも下降。
月亭八光、画面外にいるスタッフ(中田D)が爆笑。浅越ゴエも呆れて苦笑い。
と、それまでの自身の強運をネタに芸人らしい行動に走って盛り上げようとしたが、トレーニング失敗が目に見える状況で面白半分に失敗させて爆笑する、という行為に対して非難が殺到。奇しくも
- 史実のアイネスフウジンは日本ダービー制覇直後に屈腱炎を発症して現役引退している
- ゲームのアイネスフウジンのキャラストーリーは、無茶なトレーニングを強いられ怪我をしたウマ娘がそのトレーナーに対して「貴方なんかと、出会わなきゃよかった」と言ってトレセン学園を去る衝撃的なシーンから始まる(史実になぞらえて「怪我」を意識させる冒頭になっている)
- 育成シナリオでも日本ダービー制覇後のアイネスフウジンは力を使い果たしたかのように倒れて足の怪我が判明し、その後(家庭の事情も重なり)悩み苦しむ流れになっている
のだが、上記の別項で述べた通り月亭八光は元々アイネスフウジンの名前すら知らず、(浅越の都合とはいえ)シナリオを全スキップし、また一部の視聴者から嫌われているギャンブル好きの一面が滲み出たうえでの行動だったため、ウマおじさん動画での不要論がまたも再燃する事態に発展した。
(※月亭八光の隣にいた浅越も笑ってはいたが、「95%の数字を見て(月亭八光がトレーニングを諦めずに)悩んでいることのほうが怖い」「(じゃんけんに勝てと言われ)僕は負けたい」「負けることが自分の使命やと思う」と小声で呟き抵抗していたことを追記しておく)
ゲームのプレイスタイルは人それぞれではあるが、例えば恋さんはむっちゃん(ヤエノムテキ)育成時、
恋さん「32%か…。自分ならスピードやけど、むっちゃんに怪我させたくないなぁ。」
恋さん「俺の性格的には完全にスピード行きたいねんけど、むっちゃんに怪我させたくないという思いで、賢さに行こうかなぁ…(頭を抱える)。アカン、もう、賢さに行きます。」
とむっちゃんへの愛情を優先させており、史実の知識や当時の思い出話を語るだけではなくキャラクター(ひいては元ネタの競走馬)への愛着を見せるところがウマおじさんのゲーム配信の人気の要因であると言っても過言ではない。しかし、月亭八光の場合は知識だけでなくキャラクターへの愛着も乏しいのか、メインストーリー第2章の視聴時も自信を喪失しているライスシャワーに対して「何を甘っちょろいことを言っているんだ」と罵倒じみた発言をするなど、他の3人とは明らかに異なる実況スタイルを採っており、いつ不要論が再燃してもおかしくない状況だった。上述のアニメ第2期視聴発表動画のなかで、月亭八光は「第2章(ライスシャワー)について実際のレースを見ながら教えてほしい」と発言しているが、アイネスフウジンの扱いが上記の有様だったため、また炎上しかねない振る舞いをするのではないかと不安視されたほか、「そもそも競馬の番組に出演している人間が(擬人化ゲームとはいえ)わざと怪我させて爆笑するような真似をしていいのか」「ウマ娘のコンテンツに月亭八光は関わらないでほしい」との声も上がった(動画は2022/5/29時点で19,942再生・高評価563・低評価1,800)。
なお、お兄ちゃんが24日の生配信時に「既にアニメ第2期の視聴を始めている」としたうえで登場キャラの主治医(ウマ娘)(第2話でトウカイテイオーの怪我後に登場)に言及したことから、月亭八光はアニメのトウカイテイオーが怪我により菊花賞の出走が叶わず涙を流す姿を見た後にゲームでアイネスフウジンを怪我させて爆笑していた可能性が非常に高いことが判明し、さらに視聴者の怒りを買うこととなった。
また、余談ではあるが、この日の配信で月亭八光は「絆を上げるとどうなるんですか?」と尋ねるなど、(第1回ウマおじさん杯後はマチカネタンホイザを育成したのみでしばらく触ってなかったとはいえ)絆の上げ方や友情トレーニングを完全に忘れてしまっており、「ウマおじさん杯で出走させた高ステータスのサイレンススズカとキタサンブラックはやはり不正をして育成したのではないか」と疑惑が再浮上したが、上記の炎上によりすっかり陰に隠れてしまった。
月亭八光の刻限イベント視聴(2022/6/8)・配信中に麻雀開始(2022/6/17)
ゲームの仕様に慣れず、配信しても低評価を大量に押される状況のなか、月亭八光個人でのウマ娘配信は迷走の一途を辿っている。恋さん、お兄ちゃんに追従する形でメインストーリーの視聴を始めたものの、史実準拠で描かれるメインストーリーを史実を知らない状態で視聴したため2人のようには盛り上がらず、また表示された文章に場当たり的なツッコミを入れてアドリブ小芝居を挟むスタイルを採ったせいで話の流れを追えなかったため、「物語をきちんと読んでほしい」と苦言を呈する視聴者が続出した(5月13日に第3章を視聴して以降、メインストーリーの視聴配信はなし)。また、育成のほうも「メインストーリーが良すぎて育成が止まっている」との謎の発言を残してウマ娘の個人配信が数週間途絶えてしまっていた。
そんななか、2022年6月8日に「【ウマ娘】ハチミーが初めてイベントストーリー観てみた!」を配信。6月に催されたストーリーイベント「『刻限』~Silks&Three Riddles~」の視聴を恋さん、お兄ちゃんに続く形で行ったが、
月亭八光「これはもう、僕は観客なんですか、これは。観客暇やなぁ。」
月亭八光「暇やしね、これ。ずーっと観てるだけでね。ということで、私は、えー、同じチームに、カレンチャンと同じチームに入らしていただくことになりました。はちみーです!」
と、「ストーリーを読むのは暇」としたうえで、架空のウマ娘「はちみー」になりきって物語に入り込む独自のスタイルを採って盛り上げようとしたが、「好きなコンテンツを茶化されて悲しい」「興味がないことを無理に配信しないでほしい」など視聴者からの辛辣なコメントが寄せられる結果となった(動画は2022/6/23時点で14,094再生・高評価341・低評価1,300)。
また、6月17日に「【#ウマ娘】本日22時から・・・ガチャひいちゃおー」と題してガチャ配信を行った際には、他の3人に比べゲームに全然触れていないうえに以前教わったことも忘れていたためゲームの基本的な仕様を未だに理解できておらず、視聴者に一つ一つ教えを請いながらの操作を繰り返し、視聴者から批判的なチャットコメントが書き込まれた。月亭八光はそうしたコメントに対し、
と、穏やかに宥めようとしたが、逆に視聴者の神経を逆撫でする発言になってしまい、さらにコメントが荒れてしまった。加えてこの日の配信では、「私は麻雀が劇的に強いのです」と言って同じ枠内で雀魂の生配信を始めた(動画のサムネイルはウマ娘のままで、タイトルだけ「【ウマ娘】⇨雀魂やってます」に差し替えられた)ことが視聴者から問題視されたうえ、「月亭八光は既にウマ娘に飽きている」と言われても仕方のない状況となっている(動画は2022/6/23時点で14,156再生・高評価251・低評価1,600)。
アニメ第2期視聴企画始動 -第1話目の視聴動画から低評価続出-
「第1回ウマおじさん杯」での様々な批判の余波が残るなか、2022年6月4日に『【同時視聴】ウマおじさんがアニメウマ娘2期を観てみた!「ウマ娘2期1話」』が配信され、アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』(第2期)の初見視聴企画が始まった。アニメ第2期については、
- 円盤売上が(特典商法とは言え)初動で11.2万枚を記録
- ニコニコ生放送での一挙放送時に123万人が視聴し、「評価:1(とても良かった)」が99.2%を記録
(詳細は「ニコ生アニメアンケートの記録一覧」の記事を参照)
するなど、ファンからの評価が非常に高いキラーコンテンツであり、「ウマ娘クイズ」動画がヒットした当初から視聴企画が待望されていたため、企画を実現することでそれまでのウマおじさん動画への批判を全て過去のものにする可能性すら秘めていたが、初回から炎上してしまった。炎上した内容についてここに列挙するが、中田Dが5月24日未明の生配信時に「外野がうるさいのでアニメ第2期を視聴する気になれない」としたうえで、中田D自身がアニメの展開をろくに知らないまま同時視聴・感想編動画を制作し順次配信することを仄めかしているため、毎週炎上する可能性が懸念されていることを追記しておく。
第1話から投稿馬氏のゆっくり解説動画を丸パクリ。投稿馬氏が動画を非公開に
上記の6月4日配信の動画からアニメ第2期視聴企画が始まったが、これまでの動画と同じように競走馬名の誤植(「(正)メイズイ(誤)メイジー」「(正)シャコーグレイド(誤)シャコーグレード」)が散見されたほか、月亭八光が「(過去の動画である程度語られたにもかかわらず)史実のトウカイテイオーを何も知らない」と強調したため、「中田Dの確認不足」「競馬番組出演者とは思えない月亭八光の発言」に対する視聴者からの批判がまたも噴出した。また、感想編動画では、ウマおじさんたちのアニメに対する感想にほとんど尺が割かれずアニメの中の元ネタ・小ネタ紹介に終始したため、「感想編と銘打っておきながらなぜ感想を喋らせないのか」との批判が出たうえ、このとき紹介した元ネタ・小ネタが投稿馬氏のゆっくり解説動画の内容に酷似していたことに非難が殺到。配信後わずか1時間で動画の低評価数が1,000件を超えてしまった(動画は2022/6/6時点で91,912再生・高評価3,813・低評価2,800)。
※投稿馬氏の動画。セグウェイの件など、そのまま動画に使ったと思われる箇所が多数。ちなみに中田Dは「動画制作teamノンプラ」上で、「時短することに関しては全力」「サボれる部分はガンガンサボる」などと発言していた。
これを受けてか、感想編動画が配信された翌日の6月6日に投稿馬氏が上記の元ネタ解説動画の第5話以降を非公開にする事態に発展(この時点で中田Dが第4話までの元ネタ集め配信を行っているため、第5話以降の動画を視聴させない措置と推察されている)。投稿馬氏は「ゆっくり日本競馬史」シリーズをはじめニコニコ動画で10万再生以上を誇る動画を多数投稿している人気投稿者であるほか、アニメウマ娘の放送開始直後から毎週元ネタ解説動画を投稿し続けウマ娘のファン増加に少なからず貢献した功労者であるため、ウマおじさんや炎上騒動を知らない投稿馬氏のファンからも怒りを買ってしまった。
ちなみに、投稿馬氏は6月24日、新作投稿の宣伝に併せて「コンテンツ愛の欠片もない、他の劣化コピーでしかない某大作家様」を痛烈に批判(名前を伏せてはいるがこれは当然中田Dのことだと思われる)。このツイートの投稿によって、さらにこの炎上騒動が周知されることとなった。
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https://twitter.com/toukouuma/status/1540331833371815937
第3話Cパート(テイオー新衣装披露)の同時視聴をカット、中田Dの嘘の謝罪
6月18日配信の「【同時視聴#3】ウマおじさん達はあの人物に気づくのか!?「ウマ娘2期3話」」ではこれまでにはなかった新たな方向から炎上する事態が発生した。第3話では、主人公のトウカイテイオーとメジロマックイーンが互いをライバルとして意識し今後の対決を匂わせる話が展開され、ED後のCパートにてトウカイテイオーが新衣装で登場。不死鳥を模した衣装に身を包んで復帰戦の大阪杯に挑む名シーンとなっており、ウマおじさんたちがどんな反応を示すか期待されたが、同時視聴動画ではEDまで視聴しておきながらCパート視聴部分がカットされ、その瞬間からチャット欄やtwitterが騒然となった。
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https://twitter.com/masaki_ywaw/status/1538094868509360128
これを受けて、中田Dは本件の炎上騒動のなかで初めて大々的な謝罪を行ったが、視聴者からは「配信前の編集の段階で気付いて動画内で謝罪できたのではないか」「他にも謝罪すべき案件があるのではないか」「アニメ第2期で炎上芸をしないでほしい」など厳しいコメントが寄せられた(動画は2022/6/20時点で78,846再生・高評価2,166・低評価6,900)。これまで、感想編動画で炎上することはあっても同時視聴動画で炎上することはなかったため、この件を以て「月亭八光の八ちゃんねる」のウマ娘関連動画はそのすべてが炎上のリスクを孕むコンテンツとなった。
なお、翌日に配信された感想編動画も含め、トウカイテイオーの新衣装について動画内で一切触れられていないことから、視聴者からは「撮影が止まったのではなくCパートに入る前に視聴そのものを打ち切ったのではないか(上記の中田Dの謝罪コメントは虚偽ではないか)」との疑いがかけられた。そして翌週の「【同時視聴#4】ウマおじさんがそれぞれの視点でアニメ視聴を楽しんでます!「ウマ娘2期4話」」でウマおじさんたちがトウカイテイオーの新衣装を初めて見て驚く反応を示したため、視聴者の指摘通り、中田Dは謝罪コメントで嘘をついていたことが判明した。
ちなみに、嘘の謝罪で更に炎上することを恐れたのか、中田Dは第4話同時視聴動画の公開7分前になって、微妙に内容を変えた謝罪コメントを投稿している。
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動画制作teamノンプラ関係者の問題行為疑惑。吉本興業への通報者が続出
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本項はまとめブログのコメント欄に投稿された真偽不明な画像に端を発したものであるものの、吉本興業へ通報する視聴者が続出したことや、中田Dによる不可解な対応があったことから炎上項目として取り上げます。予めご留意ください。 |
2022年6月19日夜、本騒動を取り上げているLivedoorブログ「同人速報」のコメント欄にあるスクリーンショットが投稿された。それは「月亭八光の八ちゃんねる」を運営する「動画制作teamノンプラ」の自称副代表LiNAJI氏のDiscordでの発言とされるもので、そこにはABEMAのペイパービュー(有料ライブ)で配信されたウマ娘のライブをキャプチャした動画を「ウマおじさん」の出演者に渡そうとしていること、運営メンバーとして職権乱用し声優と仕事をしたいことなどが書かれており、瞬く間に大騒ぎとなった。
※LiNAJI氏は元々「動画制作teamノンプラ」のYoutubeチャンネルのモデレーターをしていた視聴者の1人であり、その後中田Dに気に入られマネジメントや機材担当を務めるスタッフになったと噂されている。
同人速報のコメント欄ではすぐにLiNAJI氏のTwitterアカウントなどが発掘され、そこに動画編集ソフトでウマ娘のライブ映像を編集している様子を写した写真があったことから、(LiNAJI氏が動画制作teamノンプラのスタッフであるかどうかの真偽はさておき)ABEMAがペイパービューガイドラインで禁止している行為を行っていたことが確定した(LiNAJI氏はこのコメント欄の動向を追っていたのか、その日のうちにTwitterアカウントは削除された)。
真偽不明な点はあるものの、もし映像制作会社スタッフが他社の権利を侵害する違法素材の提供・頒布を行おうとしていたなら大問題であり、当然ながら「動画制作teamノンプラ」代表である中田Dの説明責任を求める声が数多く上がった。中田Dはこの件について公にコメントしてはいないものの、騒動が起こった翌日の6月20日になって唐突に不可解なツイートを2件投稿した。
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https://twitter.com/masaki_ywaw/status/1538745514208141313
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※LiNAJI氏が「動画制作teamノンプラ」のスタッフであることは否定しておらず、また「「動画制作teamノンプラ」は法人ではなくチームに過ぎないため、本件について自分の非は一切ない」とも受け取れる内容に視聴者からは非難が絶えない状況となった。なお、このツイートの後、中田Dは自身のTwitterプロフィールから「動画制作teamノンプラの代表」の文言を削除している。
「同人速報」コメント欄では、中田D及び「動画制作teamノンプラ」のコンプライアンス違反を糾弾する流れが加速し、「このままでは出演者が違法行為に巻き込まれかねない」と吉本興業へ通報する者が続出する事態に発展している。
関連項目
外部リンク
炎上騒動に関する掲示板など
- 【ウマ娘】ウマおじさん、ゲームOPや育成ストーリーをスキップしてスタッフへの不満が出る
※Livedoorブログ「同人速報」のまとめ記事のコメント欄。本騒動の最大手スレとなっており、4月23日から5月5日までの間に上限コメント数(15,000件)に達した(上限に達したためかPC版ではコメントを読むことはできず、スマホ版で読む必要がある)。コメント欄が埋まるたびにまとめ記事が新設されており、4月23日~5月31日までの1ヶ月間で4つの記事(コメント数約60,000件)を消化している。
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- ウマおじさん避難所2代目
※同人速報のまとめ記事が新設されなくなったときのために有志が立てた避難所が閉鎖されたため、機能を引き継いだ2代目避難所。
炎上騒動に関するブログなど
- ウマおじさんの炎上に関する考察
- ウマおじさんのウマ娘スタート配信が酷すぎた
- ありがとうウマおじさん、お疲れ様ニュイ・ソシエールさん(ウマおじ杯/酒雑)
- ウマおじさん配信運営炎上騒動について
- 月亭八光のチャンネル登録者数4万人突破記念ウマおじさん企画 ネットの反応
- 月亭八光チャンネル4万人突破記念ウマおじさん企画(反省会) Twitterの反応
- ウマおじさんの4人同時ウマ娘育成配信(初日) Twitterの反応
- 【ウマ娘】第1回『ウマおじさん杯』、その後の酒雑 Twitterの反応
- 月亭八光さん(ウマおじさん)、ウマ娘で失敗率95%のトレーニングをして炎上
- ウマおじさん(月亭八光)の動画制作チーム、内部がこんがらがる
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%81%8A%E3%81%98%E3%81%95%E3%82%93%E9%85%8D%E4%BF%A1%E9%81%8B%E5%96%B6%E7%82%8E%E4%B8%8A%E9%A8%92%E5%8B%95