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馬鹿試合(プロ野球)単語

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馬鹿試合 > 馬鹿試合(プロ野球)

ここでは日本プロ野球で起きた馬鹿試合について述べる。

概要

プロ野球では、1年に数回このような事例を見ることができる。乱打戦ともいう。掲載されている動画を観れば分かるが、ほとんどの原因は投手炎上によるものである。

特に多いのは、広島東洋カープ東京ヤクルトスワローズ横浜DeNAベイスターズ読売ジャイアンツ東京ヤクルトスワローズ阪神タイガースカードである。以下では、一方的展開で大量得点(失点)を記録した試合についても記す。

1990年(平成2年)

4月21日 オリックス×ダイエー4回戦(平和台球場)

ダイエー(現:福岡ソフトバンクホークス)がまだ弱小だった時代のこと。当時のオリックスは昨年のペナント近鉄西武との三つの死闘を演じてきた。ゲーム差0の2位と僅かに優勝を逃してしまった。特に門田博光ブーマー・ウェルズ藤井康雄を中心とし、これに松永浩美と石嶺和らが加わったブルーサンダー打線爆発は他のチームを恐れさせた。

オリックス15-8ダイエー

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 1 2 0 0 5 4 0 1 2 15
ダイエー 0 0 0 0 0 0 0 8 0 8

この日のオリックス先発星野伸之であり、7回までダイエー打線を沈黙させる好投を見せた。一方オリックス打線は1回にブーマータイムリー、2回には藤井、石嶺のタイムリーで3点をリードした。5回には松永ヒットから始まり、1死の後にブーマーヒットを放ちダイエー先発藤本修二は門田に右中間に4号3ランを取られてしまい、更に2点を奪われてしまう。その後もオリックス打線は追加点をあげていった。尚、藤本修二はこの年は1勝しかできず、このオフに5対4の大トレードで阪神放出された。

さて、試合に戻るが、完封を狙う星野であったが、8回裏に四球安打四球で1死満塁になると、小川達明にボテボテの内野安打を打たれて点を取られてしまう。尚、小川はこのシーズン打点はこの試合のみとなっており、シーズン限りで引退している。

これで星野は何かがキレてしまったのか、次の藤本博史レフトへの2号満塁ホームランを打たれてしまう。更に続いて森脇浩司には右中間にソロアーチを浴び6点の失点。この後も有田修三、湯上谷宏らにヒットを打たれ続けてしまった。

結局22安打15得点と勝てたのだが、13-0の一方的な試合から15-8馬鹿試合へと変えてしまった。この試合は別名アクションベースボールと呼ばれている。

13年後にまさかオリックスダイエーにお返し以上のものを食らうとは両チームともこの時は思っていなかっただろう…………。

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1993年(平成5年)

5月19日 ヤクルト×広島6回戦(神宮球場)

ヤクルト17×-16広島 (延長14回)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
広島 0 1 4 2 1 1 1 6 0 0 0 0 0 0 16
ヤクルト 2 0 11 0 1 0 2 0 0 0 0 0 0 1x 17

 

広島24安打15残塁ヤクルト18安打13残塁の典的なgdgd試合。試合時間5時間46分。このときの出場選手は、2013年広島前田智徳ヤクルト石井一久西武)を最後に全て引退した。

ちなみに3回裏に池山隆寛が出した1イニング7打点は個人最高記録、1試合両軍合計33得点は2リーグ制以降の最高記録である。

なお後述になるが、本記事で紹介するこのカードでの馬鹿試合はこれが1回になる。

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1998年(平成10年)

7月15日 横浜×巨人16回戦(横浜スタジアム)

横浜13×-12巨人

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 4 0 3 0 0 0 2 3 0 12
横浜 0 0 1 5 0 0 3 3 1x 13

巨人横浜共に20安打、合わせて40安打猛打賞8人のgdgd試合大乱打戦であった。

この試合を横浜調子を上げ、38年ぶりに日本一になった。一方の巨人は3位を確保するのがやっとで、オフには長嶋茂雄監督(当時)の進退問題にまで発展した。

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2003年(平成15年)

ダイエー(現:ソフトバンク)のダイハード打線が大爆発したこの年のホークス徴する2試合。この年優勝のダイエーに対し、オリックス極端な打高投低であり、対ダイエー戦でこの2試合を含めて計4試合で20失点している。

7月27日 17回戦(福岡ドーム)

ダイエー26-7オリックス

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 0 1 4 0 1 1 0 7
ダイエー 11 0 3 5 6 1 0 0 × 26

個人・チーム・両軍合計の記録が合わせて13個も塗り替えられた試合。プロ野球記録:ダイエー1試合32安打チーム打率.582両軍合計45安打城島健司個人1試合6安打(タイ)、パリーグ記録:ダイエー1回裏の10打数連続安打1試合26得点(当時)、両軍合計33得点城島柴原洋個人1試合7打数(タイ)で、ダイエーやりたい放題。ここに記載してあるのは確認出来たものだけで全てではない。残り4つはチーム1試合打者数、打数、それぞれの両軍合計か?

1試合26得点の新記録が5日後に更新されると、この時が思っただろうか。

8月1日 18回戦(Yahoo!BBスタジアム神戸)

オリックス1-29ダイエー

ダイエー 7 8 8 0 0 1 1 0 4 29
オリックス 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1

初回7点、2回8点、3回8点と入れていき、終わってみればかなり一方的馬鹿試合に。1試合29得点は、5日前に同チームが記録した26をあっさり更新した形になったのは言うまでもない。

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2004年(平成16年)

9月20日 日本ハム×ダイエー25回戦(札幌ドーム)

日本ハム13×-12ダイエー

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ダイエー 2 0 6 0 0 0 2 2 0 12
日本ハム 2 0 2 1 0 4 0 0 4x 13

球界再編に伴うプロ野球ストライキ明け初戦となったこの一戦。

試合はダイエーが3回に6点を取るなど、9回表終了時点では9-12とダイエーリードだった。ところが、9回裏に日本ハム打線が反撃を開始し同点に追い付く。 そして、二死満塁の場面でSHINJOが起死回生となるサヨナラ満塁ホームランを放った!!

……のだが、田中幸雄と抱き合った際に回ってしまったことがランナー追い越しとされ、SHINJOホームランサヨナラタイムリーフェンス越え単打になってしまった。

しかし、この後のヒーローインタビューで、SHINJOは「今日ヒーローじゃありません、みんなです!」という名言を残し、さらには「明日も勝つ!」と言ったところ、阪神が翌日から負けるという予想外フラグ回収を見せるなど、まさに馬鹿試合の極みと言ってもいい試合になった。

9月23日 横浜×巨人27回戦(横浜スタジアム)

横浜11×-10巨人

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 0 0 0 0 0 3 0 3 4 10
横浜 0 0 1 0 0 3 0 3 4x 11

9回表に巨人が3ホームランで4点を奪うも、9回二死走者から記録に残らないエラーライト堀田一郎×2、ファースト清原和博×1)を犯し、4点取られて逆転負け。

※見たは該当野手の失策に見えるが記録上は打者の安打、という意味。詳しくは動画参照。ファンタジスタ堀田の言い訳にも注

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2005年(平成17年)

3月27日 ロッテ×楽天2回戦(千葉マリンスタジアム)

ロッテ26-0楽天

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ロッテ 2 11 1 0 1 4 0 7 × 26

楽天イーグルス初年度を代表する馬鹿試合。初年度を知る楽天ファンはあんまり思い出したくない思い出とる。

前日、楽天イーグルスとしてのデビュー戦であった開幕戦。エース岩隈が好投し、1-3で勝利ファンや選手達にも今後に期待を抱かせるような勝利であった。だがしかし、この日は26-0敗。その後楽天は、シーズン100敗に迫る勢いで負け続けてしまった。(最終的には38勝97敗1分

1試合26得点チーム1試合最多得点のロッテ球団記録、および完封勝利試合における最多得点日本記録タイ,2リーグ制最多)である。

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2007年(平成19年)

7月11日 ヤクルト×広島10回戦(神宮球場)

ヤクルト12×-10広島 (延長11回)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
広島 3 0 1 1 0 0 3 2 0 0 0 10
ヤクルト 4 0 0 2 1 0 0 0 3 0 2x 12

2回宮でのヤクルト×広島戦での馬鹿試合。ちなみに、各軍の監督である古田敦也マーティ・レオ・ブラウン1993年の試合の出場選手である。

チーム合わせてホームランが12本、しかもホームランを2本打ったのが4人など、何をやったらそんなことになるんだよと言いたくなる試合で、アレックス・オチョアホームランに始まり、アレックス・ラミレスサヨナラホームランに終わるという、ホームラン乱舞の試合となった。

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2009年(平成21年)

6月11日 ロッテ×広島4回戦(千葉マリンスタジアム)

ロッテ23-2広島

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2
ロッテ 0 2 5 0 0 15 1 0 × 23

ロッテが6回裏に1イニング最多記録を7つやってのけた試合。

1イニング打者201イニング15得点15打点、3人井口資仁から15人里崎智也まで3四死球を挟んで10打数連続安打、里崎の後に17今江敏晃までの15者連続出塁井口からチェイス・ランビンまでの14連続得点広島がかわいそうと思えるほどに打ち込み、得点を重ねていった。

なお3番の大松尚逸は、日本プロ野球史上初の1イニング3打席を経験した(この回先頭の福浦和也は2打席で代走・堀幸一を送られて退いている)が、このイニングで退した一の打者でもある(2打席で退、残り1アウト田中雅彦犠飛)。

なお、ロッテ2013年交流戦の対広島戦向けに作製した“挑発ポスター”に

今年こそ、1イニング打者三巡狙います。

という文章をデザインしているが、それはこの試合が元である。

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2010年(平成22年)

4月3日 ヤクルト×横浜2回戦(神宮球場)

ヤクルト13×-12横浜

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
横浜 3 2 3 0 0 0 3 1 0 12
ヤクルト 7 1 0 0 2 0 0 1 2x 13

チーム合計38安打という大乱打戦。デーゲームであるが、最後のサヨナラホームランシーンだけ観るとナイターと見紛うほど。

9回裏、横浜の守護山口俊ヤクルト代打川本良平に高めのストレートを打たれ逆転サヨナラ負け。この年FAで加入した橋本将配球(ストレートに強く、変化球の不得意な川本になぜか4球連続ストレート)がクローズアップされ、橋本の正捕手の地位はほぼくなった。

ちなみに、横浜1試合チーム22安打敗戦チームの1試合最多安打記録である。

6月7日 広島×オリックス4回戦(福山市民球場)

広島10-21オリックス

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 2 0 1 5 0 8 1 0 4 21
広島 0 3 1 0 3 0 2 0 1 10

広島22本、オリックス20本の安打が出て、交流戦最多の両軍合計31得点を挙げた試合。

6回表、1番坂口智隆から打者一巡して1番の坂口まで10打者連続安打を達成。この記録が生まれる15分前にロッテが対ヤクルト戦で同じ記録を達成しており、タイ記録扱いとなった。

なお、1回表に後藤光尊が放った本塁打は、プロ野球史上5チームとなる球団通算7500本塁打となった。

ちなみに、同カード2005年5月15日スカイマークスタジアムで、オリックス14-16広島という試合があった。

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2011年(平成23年)

8月17日 ヤクルト×横浜13回戦(神宮球場)

ヤクルト10-10横浜

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
横浜 8 0 0 1 1 0 0 0 0 10
ヤクルト 0 0 0 4 4 2 0 0 0 10

快進撃を続ける首位ヤクルトと、投手のもろさが露呈した最下位横浜との一戦。横浜が最下位に低迷する要因が分かった試合と言う人もいる。

なお試合は2011~2012年東日本大震災による電問題を鑑みた「レギュラーシーズンに関しては延長戦は3時間30分をえて新しい回に入らない」という特例ルールが適用され、9回裏終了の時点で引き分けになった。

試合後、ファンが「横浜高校より弱いぞ!!」と野次ったのは言うまでもない。

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2012年(平成24年)

7月26日 ヤクルト×広島12回戦(神宮球場)

ヤクルト12-16広島

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 4 0 1 8 0 0 3 0 0 16
ヤクルト 0 0 0 3 3 1 1 4 0 12

3回宮でのヤクルト×広島戦での馬鹿試合またお前らか!とか言わないように。

両軍合わせて35安打28得点という「統一球ってなんだっけ?」と言ってしまいたくなるような試合。ちなみに、2チームの得点合計28得点という結果に、ファンの中では統一球導入後の最高得点では?と言われている。

4回表までに廣瀬純満塁ホームランを含むホームラン2本を放つなど広島が0-13と大量リードしていたが、4回裏に広島内野が3エラーを犯してしてしまい、前田健太が3点を失うと一気にgdgdになってしまい、どうしてこうなったと言いたくなるような展開となった。

なお、広島ヤクルトということで、上記の17×-16やホームラン12本の打ち合いの試合を思い出したファンもいるとかいないとか。

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2013年(平成25年)

5月10日 DeNA×巨人6回戦(横浜スタジアム)

DeNA12×-10巨人

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 5 0 0 0 0 3 2 0 0 10
DeNA 3 0 0 0 0 0 6 0 3x 12

二度あることは三度ある。1998年2004年に続いてまたも横浜スタジアムでのこのカード

初回巨人の攻撃は、立ち上がりの高さ危険太郎もとい高崎健太郎を攻め、二死満塁から亀井善行の走者一掃3点タイムリーツーベース、続く村田修一の2ランホームランでいきなり5点を先制するが、その裏のDeNAの攻撃、二死一塁から4番トニ・ブランコの2ランホームラン、さらに続く中村紀洋の2者連続となるホームラン御退散5-3と反撃する。

その後、5回裏まで両者ゼロ行進が続いたが、6回表・7回表の巨人の攻撃で計5点を追加し試合は10-3という一方的な展開になるかと思われた。

しかし7回の裏、DeNA代打多村仁志の2ラン、ナイジャー・モーガンの2者連続ホームランで10-6とし、ブランコタイムリーを加えて10-7とし、未だ死二・三塁で中村レフトオーバータイムリーツーベースで10-9、打者7人連続安打というかつてのマシンガン打線を彷彿とさせる攻撃で、まだまだ試合の展開はわからなくなった。

8回裏、巨人セットアッパー山口鉄也を攻め二死満塁となって、バッターボックスには今日まだアウトになっていない中村紀洋を迎えた。一打逆転の場面であったが、見逃し三振に倒れ、10-9のまま9回に突入する。

9回裏、マウンドには巨人の抑え・西村健太朗が上がった。先頭打者金城龍彦の打球はホームで跳ねて一塁線上へ飛び、これを塁審がファール宣告し金城が走塁を止めたのだが、その後打球はベースに当たり、捕球した一塁手チームメイトに促されてベースを踏み、ベース手前の打球判定優先権がある球審の権限で判定がファールからアウトに覆ったことでプレーが途切れた。これで終わりかとも思われたが、監督中畑清の猛抗議に発奮したのか一死走者から高城俊人レフトヒット、続く代打後藤武敏レフトヒットと続き、途中出場ながら2打数2安打1本塁打多村を迎えることとなる。2ボール2ストライクと追い込まれるも、低めの球をライト方向へ流し、横浜に戻る喜びを味わうサヨナラスリーランホームランで決着を付けた。

両軍合わせて8本のホームランが飛び交う乱打戦だった。なおこの試合は、5日前に国民栄誉賞を授与された巨人終身名誉監督である長嶋茂雄が観戦しており、奇しくも氏は1998年馬鹿試合(上述)の際に巨人監督を務めていた。また、この試合のTBSの中継で解説を務めていたのは、1998年馬鹿試合(上述)の際に敗戦投手となっていた槙原寛己であった。

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2014年(平成26年)

4月2日 DeNA×巨人2回戦(横浜スタジアム)

DeNA9-15巨人

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 0 0 0 0 0 3 0 10 2 15
DeNA 2 0 3 0 0 3 0 1 0 9

もはや恒例ともなっている巨人DeNAカードある意味風呂試合とも形容される試合となった。

序盤から梶谷隆幸トニ・ブランコらの活躍で、7回までで横浜が8点を挙げる。投げては尚成が古巣巨人相手に好投を見せ、巨人は3-8という5点ビハインドという状態で終盤に突入。もがこのままDeNA勝利で終わると考えていた。

しかし、突如8回表に抑えの山口俊から長野久義レスリー・アンダーソン坂本勇人橋本到と連続でタイムリーを浴び、気が付けば合計10点を献上。5点リードから5点ビハインドという状況に陥ってしまった。

その裏に1点を返すも直後の9回表に村田修一がこれまた古巣相手にタイムリーを浴びせ、ホセ・ロペスタイムリーを浴びせる。気が付けば15-9という、5点リードから6点差で敗北という形となった。

DeNAはこの試合の影もあってか、ここから4月の終わりだけで16敗(前日を含めれば17敗)を記録し、GWには自優勝が消滅する危機まで生じた。一方の巨人4月中14勝10敗と、まずまずの成績を残すこととなった。

4月5日 ヤクルト×阪神2回戦(神宮球場)

ヤクルト12-11阪神

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 3 0 3 0 4 0 0 0 1 11
ヤクルト 4 2 0 1 2 1 0 2 × 12

 

やたらと馬鹿試合に縁がある神宮球場、そしてそれは2014年も変わらなかった。

ヤクルト先発石川雅規阪神先発秋山拓巳。試合は初回阪神マウロ・ゴメスタイムリーで1点を先制すると、続くマット・マートンが高めの球をレフトスタンド叩き込み、これで阪神はいきなり3点を先制する。だがその裏ヤクルトは取られたら取り返すとばかりに先頭の山田哲人ヒットで出塁すると、続く雄平レフトに飛び込む2ランホームランで2点を返し、さらにウラディミール・バレンティン四球川端慎吾二塁打で二・三塁として畠山和洋セカンドゴロの間に1点を返して3-3の同点に追いつくと、次打者の相川亮二タイムリーで4-3の勝ち越しに成功する。

2回裏にもヤクルトはランナー一・二塁からバレンティンタイムリー阪神俊介の悪送球も重なって2点を追加し6-3とし、阪神先発秋山ノックアウト

しかし3回表、このままでは終わらぬとばかり反撃を開始、先頭の上本博紀ヒット、続く大和ヤクルト森岡良介ファンブル鳥谷敬四球を選んで満塁とすると、マートンが走者一掃のタイムリー二塁打で6-6の同点とする。

ヤクルトは4回裏にラスティングス・ミレッジタイムリー内野安打で7―6と勝ち越すが、直後の5回表にはマートンがこの試合2本となる2ランホームランマートンはこの試合で7打点を稼いだ)で7-8と逆転し、さらに2アウトランナー一・二塁としたところで先発石川は降、代わった押本健彦代打今成亮太二塁打を浴び、ここに雄平の悪送球を絡んで7-10と差を広げられる。

かしこのまま阪神が試合の流れを握した思われた5回裏、ヤクルトは去年阪神リリーフを支えた安藤優也から山田雄平タイムリーで2点を返すと、6回裏にも相川タイムリーでついに10-10で試合を振り出しに戻す。

そして8回裏、代わった福原忍から森岡が勝ち越しタイムリーを放ち、これに山田も続いて12-10とし、9回表に阪神関本賢太郎タイムリーを許すも阪神の攻撃はここまで、ヤクルト19安打阪神11安打を記録し、逆転に次ぐ逆転となったシーソーゲームは、12-11でヤクルトが制した。

4月12日 ロッテ×楽天2回戦(千葉マリンスタジアム)

ロッテ10-17楽天 

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 0 8 0 3 0 3 0 3 17
ロッテ 0 3 0 0 0 2 4 1 0 10

前日4月11日ロッテ成瀬善久楽天則本昂大エース対決で4-3という接戦の末にロッテ勝利という結果に終わったが、この日の試合はそれとは全く逆の乱打戦となる。

この日の先発楽天塩見貴洋ロッテ唐川侑己。初回は両者難に抑えるも2回裏、ロッテルーキー井上晴哉プロ初となるソロホームラン今江敏晃の2点タイムリーでいきなり3点を先制する。しかしロッテが流れを掴んだかと思われた直後の3回表、楽天岡島豪郎ソロホームランで1点を返しさらに満塁として後藤光尊タイムリーで3-3の同点とすると、なおも再び満塁として嶋基宏タイムリーで2点を勝ち越して5-3とし、ロッテ先発の唐ノックアウトする。

投手が唐からルーキー吉原に交代しても楽天の勢いは止まらず、さらに聖澤諒藤田一也タイムリーで追加点を取り8-3と差を広げ、5回表には勝ち越し打を放った、1点を取った岡島がそれぞれタイムリー二塁打を放ち、それに銀次も続いてこの回でスコアは11-3、このまま楽天の楽勝ムードが続くかと思われたが…。

6回裏、それまで塩見から3点を取った以降は小山伸一郎青山浩二に抑えられていたロッテ打線だが、この回からマウンドに上がった金刃憲人からチャッド・ハフマンヒット加藤翔平四球と続き、ここで井口資仁タイムリーが飛び出すと、さらにから交代した武藤の暴投で計2点を返し11-5とする。

だが7回表、楽天は先頭の澤がエラーで出塁、続く岡島セーフティバントで一・三塁とすると、ここで6回からマウンドに上がっていた松永昂大コントロールを乱し始め、まず暴投でスコアを12-5とし、さらに銀次と途中出場の西田哲朗タイムリーを浴びて14-5とする。それでもその裏、ロッテ江村直也四球鈴木大地二塁打で出塁すると、ハフマンの2点タイムリー二塁打根元俊一の2ランホームランで14-9とし、8回裏には斎藤隆から代打大松尚逸併殺打の間に1点を返し14-10にまで食らいつく。

そして9回表、ロッテ益田直也をマウンドに送り込むが、2アウトを取った後に西田、そして今日途中出場でヒットかった牧田明久に3者連続タイムリーを浴び、ここに根元の送球ミスも重なって差を17-10にまで広げられてしまい、最後は9回裏に登板したブライアン・ファルケンボーグがさっくりと3者退に抑え、試合は楽天勝利となった。終わってみれば試合時間は4時間11分、楽天は24安打17得点、ロッテは15安打の10得点の言うまでもない馬鹿試合。特に楽天1試合24安打チーム新記録を打ち立てている(1試合最多得点記録には1点及ばず)。

余談だが翌13日の試合では楽天が7安打3得点、ロッテが4安打得点で試合時間も2時間45分に終わり、「前日の打ち合いはなんだったのか…」と言いたくなるようなあっさりとした試合となった。

前述の3試合を含め、2014年シーズン3月4月はやけに大味な試合が多かったため、公式球を検した結果、2013年の使用球よりさらに飛び過ぎる球だったことが判明。その結果を受け4月29日の試合より、全球場で基準に見合う球に入れ替えられたため、今後ここまでの乱打戦は起きないと思われていた。

しかし、そうは問屋が卸さなかった・・・。

8月5日 ヤクルト×阪神15回戦(神宮球場)

ヤクルト11―20阪神

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 4 0 4 5 2 0 1 0 4 20
ヤクルト 0 1 2 2 3 0 0 3 0 11

12-11の馬鹿試合からちょうど4か後、同じ神宮球場、同じ阪神ヤクルトで再度奇跡が訪れた。

初回2死走者から中堅への飛球を比屋根渉が捕り損ねる失策を犯し、四球の後この試合のヤクルト先発八木亮祐は19球(0回2/3,打者4人,被安打0)で負傷降。その後阪神辛いさんこと新井貴浩チーム安打となる満塁ホームランで4点を先取。なお、ランナーは失策四球四球で出塁したものであった。

ヤクルトは2回、中村悠平タイムリーで1点を返すものの、3回には鳥谷敬マット・マートンホームランに、梅野隆太郎二塁打ランディ・メッセンジャー自援護で4点を挙げる。

しかし、そこで黙っていないのが当時最下位ながらチーム打率トップ火ヤク庫ヤクルト打線だった。3回裏、川端慎吾雄平らで2点を挙げ、マートン新井、メッセンジャーの再度の自援護によって13点を取られるも、山田哲人ホームランで2点を挙げる。その後ヤクルト打線も11点を挙げるも、マウロ・ゴメスらのホームランによって、最終的には阪神はメッセンジャーの4打点を含む20点を挙げて勝利。一方ヤクルトは11点を取るも敗北するという、何とも野球スコアとは思えない結果となった。なお、これだけの打ち合いになりながらチームとも先発全員安打は達成していない

結果的に、ヤクルト先発八木は、0回2/3、被安打0,自責点0(失点2)で敗戦投手になった。検の結果、八木は左内転筋肉離れで今季絶望の模様。ヤ戦病院ここにあり。一方、阪神先発のメッセンジャーは、5回11安打8失点(自責点7)、3打数2安打4打点勝利投手となる。両軍合わせて39安打50出塁、猛打賞6人を出した花火大会終了後の監督インタビューヤクルト小川監督は「これじゃ試合にならない」とお手上げ状態の名言を残した。

阪神辛いさんグラスラwwww勝ったな(確信)」 4-0
ヤクああああああああああ!(1点)」 4-1
阪神「なんや陶しいわこれで止めや(4点)」 8-1
ヤクあああああああああああ!!(2点)」 8-3
阪神ファッ!?死ね言ってるやろええ加減にせえ(5点)」 13-3
ヤクあああああああああああ!!(2点)」 13-5
阪神あああああああああああ!!(2点)」 15-5
ヤクああああああああああああああああああ!!!(3点)」 15-8
阪神あああああああああ!(1点)」 16-8
ヤクああああああああああああああああああ!!!(3点)」 16-11
阪神あああああああああああああああああああああああ!!!(4点)」 20-11

なんJではこのようなコピペが作られ、大盛り上がりとなるなど、何ともネタ満載の一戦となった。

ちなみに、この試合はカードの頭(第1試合)だったのだが、第2試合(8/6)はヤ7-6阪、第3試合(8/7)はヤ13-4阪であり、31-30阪という馬鹿カードと呼べる3連戦となった。なお、この3試合のチーム打率ヤクルトが0.383阪神でも0.363という爆発ぶりの一方、ホームランは両軍合わせて10本"しか"ない。

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2016年(平成28年)

5月5日 楽天×ロッテ8回戦(楽天Koboスタジアム宮城)

楽天8-15ロッテ

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ロッテ 0 0 1 0 0 2 2 2 8 15
楽天 0 1 0 2 0 0 4 1 0 8

またこの組み合わせか! ゴールデンウィークを締めくくった乱打戦。典的な風呂試合
この頃の楽天リリーフに不安があり、少し前の4月22日~24日の西武との3連戦においても「楽8-7西」「楽8-8西(延長12回引分)」「楽6-7西」→「3試合で22-22という手なスコアを乱発していた。そして5月になると投壊っぷりは更に加速する事になる。

ロッテ涌井秀章楽天ジェイク・ブリガム先発で始まったこの試合。8回までは互いに追いつき追いこしのシーソーゲームが繰り広げられた。

2回裏、楽天松井稼頭央犠牲フライで1点先制。しかし直後の3回表、ロッテ加藤翔平タイムリーで同点とする。4回裏、楽天ゼラス・ウィーラーの2ランホームランで突き放すが、6回表にロッテは連打で再び同点に追いついたが、この6回表のロッテは走塁死だけで二死を献上しており、徐々に泥仕合の様相を呈し始める。

7回表、2番手として登板した楽天福山博之危険球退場となり、敬遠も含めた一死満塁からの連打でロッテが2点を勝ち越し。流れはロッテに傾いたかと思われたが、直後の7回裏にウィーラーに今度は満塁ホームランが飛び出して楽天が逆転に成功する。それでもロッテは8回表、二者連続三振であっさり二死となるも、根元俊一ソロホームラン加藤翔平タイムリー三度同点に追いついた。しかし楽天も8回裏、松井稼頭央ソロホームランでまたまた1点勝ち越し。

楽8-7ロ、のスコアで9回に突入し、楽天のマウンドにはここまで5H7Sの成績を挙げている守護松井裕樹が登った。・・・と、ここまでは一進一退のゲームだったのだが、ここで唐突に馬鹿試合かつ風呂試合へと突入する

まず一死一三塁から清田育宏タイムリーで同点。更に四球満塁とし、代打井口資仁の2点タイムリーで逆転。続く中村奨吾の3ランで松井裕を粉砕(楽8-12ロ)。楽天ルーキー右腕・石橋良太スイッチするが、三者連続四球による押し出しなどで更に2失点を喫する。9回だけで6安打5四球を献上した楽天リリーフの大誤算により、見事に馬鹿試合スコアとなった。

しかし、これはまだ壮絶な戦いの伏線に過ぎないのであった・・・。

5月14日 ロッテ×楽天9回戦(QVCマリンフィールド)

ロッテ13×-12楽天(延長10回)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
楽天 0 4 2 1 3 2 0 0 0 0 12
ロッテ 4 0 2 0 3 3 0 0 0 1x 13

先の試合から1週間、千葉舞台を移してくも火の鳥が再臨する。

ロッテジェイソン・スタンリッジ楽天ケニー・レイの両外国人投手先発するが、ともに3回もたずにノックアウト。6回終了時点で両チームともに二桁得点・二桁安打というノーガードの殴り合いが展開された。最初の6点の攻防の時点で、馬鹿試合の気配を多くのファンが感じ取っていた事は言うまでもない。

7回以降は打って変わってゼロ行進となったが、試合を通して三者退に終わったのは2回裏と9回表のみ。毎回のようにランナーが出るも、あと一本が出ないまま試合は総力戦の様相を見せ始め、延長へ突入。最後は9回から登板していた楽天松井裕樹四球からピンチを招き、二死二三塁の場面で井口資仁サヨナラタイムリーを放ち終戦(あれ、デジャヴが・・・)。延長10回にもかかわらず、試合時間は4時間57分にも及んだ。

楽天18安打(うち1本塁打)6四死球ロッテ16安打(うち1本塁打)9四死球という乱打戦であったが、当たった選手はかなり偏りがあり、安打の選手も両軍にいた。楽天では茂木栄五郎が4安打4打点岡島豪郎が4安打2打点を、一方のロッテでは鈴木大地が4安打5打点角中勝也が3安打3打点3四球で6打席すべて出塁する活躍を見せた。サヨナラホームを踏んだのも中だった(なお翌日も出塁を続け、9打席連続まで伸ばす)。

補足

翌日の10回戦もまたまた馬鹿試合展開と化す。

【楽5-1ロ】で迎えた6回裏、二者連続押し出し四球細谷圭代打逆転満塁ホームランロッテが7点を挙げて逆転。8回に楽天が追いついて2日連続の延長戦へ。11回裏、松井裕樹からアルフレド・デスパイネサヨナラタイムリーを放ち【楽8-9xロ】でロッテ勝利楽天15安打3四死球ロッテ10安打8四死球であった。

このカード3戦連続となる乱打戦、しかも全て敗戦投手が守護松井裕という楽天には頭の痛い展開であった。(この時点での楽天の救援防御率6.45

そしてこのロッテ戦2連敗を皮切りとして、楽天は9連敗という長いトンネルに突入する事になる。

5月24日 ソフトバンク×オリックス7回戦(ヤフオクドーム)

ソフトバンク22-6オリックス 二二・六事件

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 0 0 1 4 0 1 0 6
ソフトバンク 2 1 5 8 4 1 0 1 × 22

13年の時を経て再び馬鹿試合(お互いにチーム名は変わったが)。

ソフトバンクは初回に柳田悠岐の2ランホームランで先制すると、7回以外の全イニングで得点する荒稼ぎっぷりで大量22点を挙げ、一方的馬鹿試合となった。5回終了時点で20-1という事態には29得点(先述の2003/8/1)の記録更新への期待も高まったが、流石にそこまでは至らなかった。

ちなみにこの試合、先発全員安打は達成されなかったが、先発全員打点が記録されている(押し出し四球による)。また、4回に代打で登場した吉村裕基が途中出場なのに猛打賞(1本塁打含む)を達成。

オリックストニ・ブランコが2打席連続ホームランなどで3安打5打点を挙げるも、投手全に崩壊した。6人が継投するも全員失点。被安打17も悲惨ではあるが、それ以上に与四死球14による自滅の部分が大きい。特に4回裏には押し出し四球だけで4点を献上してしまっている。

その得点から、(2015年6月12~14日の阪神vsオリックス交流戦3連戦トータルスコアが2-26だった事も絡め)なんJでは第二次世界大戦前のクーデター未遂事件「二・二六事件」を捩った、通称22-6事件(二二・六事件)」と称され、「33-4」と絡めて(例:22×6=33×4 答えが両者132である事から)話題になったり、オリックスの勝敗で喜怒哀楽しいことに定評があるバファローズポンタが、本来一枚絵である所をGIFで大粒の涙を流す様子が掲載された為、色々な意味でインパクトを残す結果となった。

なお、この試合を含む24~26日三連戦で、バファローズホークスに三タテを喰らっている。

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2017年(平成29年)

4月1日 広島×阪神2回戦(マツダスタジアム)

広島9×-8阪神(延長10回)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
阪神 4 2 0 0 0 2 0 0 0 0 8
広島 3 0 0 0 2 2 1 0 0 1x 9

2017年プロ野球開幕2試合スコアボードを一見すると熱いシーソーゲームのようにも見える。だがその実態は、両軍合わせて26四球(NPBタイ記録、延長も含めれば27四球)、1死球、4失策33残塁、試合時間5時間24分(延長10回)という、得点の手さではない方向性が異なるインパクトと記録を残す馬鹿試合であった。

開幕2戦阪神岩貞祐太広島岡田明丈先発で始まったこの試合は序盤から両者が四球を連発し乱打戦となった。

阪神は1回、糸井嘉男犠牲フライ原口文仁梅野隆太郎タイムリーで幸先よく4点を先制。しかしその裏、広島丸佳浩の3ランホームランが飛び出し1点差とされる。しかし阪神はすぐさま2回に2点を加え3点差とするも、5回に広島鈴木誠也の2ランで再び1点差とする。

6回表、阪神福留孝介原口四球代打中谷将大の右前打で一死満塁チャンスを作ると、鳥谷敬フルカウントから空振三振梅野隆太郎は4球を打ってショートゴロで3アウトチェンジ...かと思われたが、ショート田中広輔がまさかの悪送球(記録は内野安打+エラー)。二走の原口も生還し、再び3点差と突き放す。

その裏、広島は代わったばかりの松田遼馬を攻め、四球盗塁死二塁とすると、代打會澤翼タイムリーで1点を返す。さらに一死後、菊池涼介の中前打で一・三塁とすると、丸がレフト犠牲フライを放ち三度1点差とする。

そして7回裏、広島は一死満塁チャンスを作ると澤が藤川球児から押し出し四球を選び、ついに同点に追いつく。その後8回、9回と両軍チャンスを作るもののあと1本が出ず、試合は延長戦へ突入する。

10回裏、阪神は7番手のラファエル・ドリスがマウンドに上がる。広島は一死後にブラッド・エルドレッドヒットを放つと、直後の代打下水流昂のところでドリスが牽制球を悪送球。下流もショート糸原健斗の悪送球で出塁し、一死二・三塁とサヨナラチャンスを作ると、続く安部友裕セカンドサヨナラタイムリー内野安打を放ち、広島が熱戦に終止符を打った。

阪神原口梅野タイムリーwwwww 勝ったな(確信)」 4-0
広島ああああああああああ!(3点)」 4-3
阪神「なんや陶しいわこれで止めや(2点)」 6-3
広島あああああああああああ!!(2点)」 6-5
阪神ファッ!?死ね言ってるやろええ加減にせえ(2点)」 8-5
広島あああああああああああ!!(2点)」 8-7
広島あああああああああああ!!(1点)」 8-8
球審杉本「う~ん、これはボール!w」
阪神ファンああああああああああああ!!」
球審杉本「う~ん、低い!これもボールや!w」
広島ファンああああああああああああああああああ!!」
球審杉本ボールボールボールボール!全部ボール!!!!!!!」
阪神ファンああああああああああああああああああああああああ!!!」
広島ああああああああああああああああああああああああ!!!」 8-9×

と、2014年ヤクルト阪神戦で出回った文章をもじったものまで作成された始末なのだが、ここにもあるように、両軍の投手以上に、球審の杉本氏が一役買ってることを摘しておきたい。

ちなみにおよそ1年前の2016年4月22日の同球場・同カードゲーム広島9-12阪神という試合があった。

4月30日 DeNA×広島6回戦(横浜スタジアム)

DeNA10-9広島

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 0 0 0 3 1 0 2 3 9
DeNA 2 0 5 0 0 0 1 2 X 10

ゴールデンウィークの賑わいの中、魔ハマスタ撃音がこだまする。

DeNA久保康友広島九里亜蓮先発。序盤からDeNA打線爆発し、3回裏にはホセ・ロペス満塁ホームランが飛び出して7-0。くも試合は決着したか…と思われた。

だが5回以降は広島打線が息を吹き返し、連打で4点を返す。DeNAは7回裏にエリアン・エレラソロホームランリードを広げたが、8回表には広島の2年西川龍馬代打プロホームランとなる2ランを放って追い上げ。するとDeNA石川雄洋の2ラン…と、序盤の一方的展開はどこへやら、しい中戦が繰り広げられた。

9回表、4点リードDeNAは抑えのスペンサー・パットンをマウンドに送る。だがパットンは、いきなり丸佳浩ヒットを許し、直後に鈴木誠也から2ランホームランを浴びる。続く松山竜平は抑えるものの、新井貴浩安部友裕に連打を喰らい、たまらずアレックス・ラミレス監督自らがマウンドに行って鼓舞する事態を招く。その後、會澤翼を打ち取り、続く西川龍馬も2-2まで追い込んだものの、最後の一球で死球を与えて満塁としてしまう。球場に不穏な空気が流れ、そのまま田中広輔ストレート四球を与えての押し出しで遂に1点差に。だが最後は、代打堂林翔太三振り、劇場に漸く幕を下ろした。

DeNAが13安打広島が16安打、合わせて29安打の乱打戦。しかしながら、実は、DeNAにとっては、初回の相手のバッテリーエラーが決勝点であり、リードを終始保って先発久保に勝ちプレゼントできた理想的な試合でもあった…とは、とても思えない馬鹿試合ではあった。

特に、4月中旬から不調の山崎康晃に代わってクローザーを務めるようになったパットンによる、あわや打者一巡の劇場展開は注の的で、なんJの抑えスレパット戦車団」大盛り上がり、抑えスレとしてはしいスレ完走1000レス達成)を成し遂げた。なお大本営発表によれば「10-0の圧倒的大勝利」だった模様。

余談ながらこの日はプロ野球全6試合が1点差ゲームで決着している(1997年4月26日以来20年ぶりの)。2-1が3試合、3-2が2試合という中で、この試合だけが異を放つスコアを残した。

5月6日 阪神×広島8回戦(甲子園球場)

阪神12-9広島

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 2 2 0 2 3 0 0 0 0 9
阪神 0 0 0 0 1 7 3 1 X 12

甲子園のマモノゴールデンウィークに大はしゃぎの巻。0-9からの大逆転劇。

広島岡田明丈阪神ルーキープロ登板福永先発したこの試合。広島福永プロの洗礼を浴びせるがごとく、5回までに14安打9得点を挙げる一方的な展開となった(福永は4回6失点で降)。対する阪神は5回裏に梅野隆太郎タイムリーで1点を返すが、わずか2安打と拙攻が続く。

しかし岡田も5回までに3四球ボーク2つとやや不安な投球を見せていた。これが6回裏に爆発することになる。阪神糸井嘉男内野ゴロの間に1点を返すも、あっという間に2アウト(ランナー三塁)という展開。だがここから岡田が大きく乱れ、死球鳥谷敬内野安打で1点追加。更にストレート四球満塁としてしまうと、暴投で1点を献上。そして更に四球で再び満塁という最悪の展開に。広島はここで中田廉投手交代するが、悪い流れは止まらず押し出し四球。そして山俊が走者一掃のタイムリースリーベースを放ち、この回7点を奪い取る。9点差から1点差へと怒涛の追い上げを見せた阪神に流れは一気に傾いていく。

7回裏、江越大賀中谷将大の連続安打死一二塁のチャンスを迎えると、続くの打球を広島セカンド西川龍馬エラー。この隙に二塁走者の江越が本塁に突入、一度はセーフ判定が出て追いついたかに見えたが、20分にもおよぶビデオ判定の結果、覆ってアウトとなる。だがこの中断でも阪神の勢いは衰えなかった。糸原健斗梅野隆太郎の連続タイムリーで3点を挙げ、遂に逆転。8回裏にもダメ押しの追加点。相手のミスに上手く乗じて10安打12得点という大逆転勝利を収めた。

9点以上のビハインドを逆転したのはNPBでは14年ぶり9回阪神としては初めて。一方の広島は6回以降は2安打と沈黙し、全に立場が逆転していた。甲子園のマモノ恐るべし…しかも、この日のマモノは、ハマスタでのDeNA東京ヤクルトの一戦で、余裕の完封ペースだった小川泰弘に8回裏の味方のエラーをきっかけに梶谷隆幸満塁同点弾など5失点(自責4)を喰らせ、延長11回に登板したクローザー秋吉亮にも柴田竜拓サヨナラ打を喰らわす演出までやってのけている。

7月1日 楽天×ソフトバンク10回戦(Koboパーク宮城)

楽天9―10ソフトバンク

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 2 0 0 0 7 1 0 0 0 10
楽天 0 0 4 0 4 0 1 0 0 9

2017年前半の首位攻防戦。先発ソフトバンク千賀滉大楽天美馬学

1回表にソフトバンク内川聖一内野ゴロ、アルフレド・デスパイネタイムリーで幸先よく2点先制。対する楽天は3回裏にカルロス・ペゲーロタイムリーで同点とし、ゼラス・ウィーラーが2ランホームランを放って2点を勝ち越す。

だが楽天先発の美がピリッとせず、5回表はデスパイネが来日初となる満塁ホームランを放つなど、ソフトバンクが7点をあげるビッグイニングとなる(ソ9-4楽)。しかしここで終わらないのがこの年の楽天だった。一死満塁から今江年晶が押し出し四球を選ぶと、ジャフェット・アマダー嶋基宏三好匠の連打で1点差に詰め寄る。ソフトバンクは6回表、今宮健太ソロホームランリードを2点に広げるが、7回裏に楽天アマダーがソロホームランを放ち再び1点差。更に二死一三塁のチャンスを作るが、ここは嘉弥真新也の好リリーフソフトバンクがしのぐ。

終盤は両軍ランナーを出しつつもリリーフの奮闘により得点ならず、今宮のホームラン勝利打点という形でソフトバンクが逃げ切った。両軍合計28安打、19得点の手な試合となったが、どちらも一歩も譲らない首位攻防らしい好試合でもあった。

ちなみにこの日は、甲子園球場では阪神ドラフト1ルーキー大山悠輔プロ入り初ヒットホームランとなる先制決勝3ランホームランを放ってチーム連敗を8で止め、マツダスタジアムでは広島助っ人外国人ブラッド・エルドレッドが3打席連続レフト場外弾を放ってチームジンクス(3打席連続ホームランを記録した試合は初回を除いて5試合連続敗戦中だった)も破り、東京ドームではDeNA桑原将志が初回先頭打者ホームランかつ8回裏に逆転された直後の9回表に再逆転満塁ホームランを放って勝利に導くMLBでも前例がない偉業を成し遂げるなど、各地で手な花火が打ち上がった。

7月25日 ヤクルト×中日14回戦(神宮球場)

ヤクルト9×-8中日(延長10回)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
中日 1 0 0 3 1 0 0 3 0 0 8
ヤクルト 2 0 2 1 1 0 1 1 0 1x 9

例年以上にヤ戦病院と化し、大連敗を繰り返して最下位に沈むヤクルトが、オールスターを挟んで4カード連続負け越し中と調子が上がらない5位中日ホームに迎えてのカード初戦であったが、両チームの状態を徴する"馬鹿な"試合となってしまった。先発ヤクルト原樹理中日吉見一起

1回表から原が暴投して中日が先制する。しかしその裏、ウラディミール・バレンティンが来日200号となる2ランホームランを放ち、ヤクルトがすぐさま逆転。更に3回裏、バレンティンセカンド谷哲也の落球で出塁すると、新外国人選手のリベロが来日初ホームランとなる2ランを放ち3点リードとした(ヤ4-1中)。

しかしその次の4回表、サード藤井亮太の悪送球藤井淳志への死球によって二死一二塁の状況を作ってしまった原は、福田永将に3ランを浴び同点とされる。ところがその裏、こちらも二死一二塁から、山田哲人フライショートルーキー京田陽太が落球してしまい、タイムリーエラーヤクルトが勝ち越し(ヤ5-4中)。

直後の5回表、その田がソロホームランを放って自分のミスを取り返したが、その裏に原がジエンゴとなるタイムリー2塁打を放って再びヤクルトが勝ち越す。さらに7回裏には、岩瀬仁紀満塁ピンチを作り又吉克樹がマウンドを引き継ぐも、山田が押し出しの四球を選んでリードを2点とする(ヤ7-5中)。

だが8回裏、中日ヤクルトの3番手として登板した近藤一樹を攻め、一死一二塁から福田がこの日2度の3ランホームランを放って見事逆転に成功するが、その裏に、一死一三塁の状況で又吉ボークを犯してあっさり同点に追いつかれてしまう(ヤ8-8中)。結局10回裏に、中日笠原祥太郎山田にこれもこの日2度となる(ストレートの)押し出し四球を与えて、4時間38分の熱戦(?)に幕を降ろした。

ヤクルトは16安打2失策3与四死球中日は9安打3失策11与四球中日投手・守備ともに崩壊状態であったが、ヤクルトも3イニング連続で満塁で3アウトになるなど20残塁を記録する拙攻っぷり。上述の通りジエンゴ一のタイムリーヒット)・暴投・ボークエラー・押し出しで得点が挙がり、最後は敬遠までして満塁策を採ったにも関わらずストレート四球終戦…と突っ込みどころが満載である。他にメモリアルホームランがあるのに5打数安打2打点サヨナラ打(打ってないが…)の山田哲人ヒーローインタビューのお立ち台に立つという、あらゆる意味で締まらない試合となってしまった。9、10回の2イニングを璧に抑えたジョシュルーキにちゃんと勝ちがついたのが一の救いであった。

だが、両軍の惨状は想像のか上を行っていた。

7月26日 ヤクルト×中日15回戦(神宮球場)

ヤクルト11×-10中日(延長10回)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
中日 0 3 0 3 4 0 0 0 0 0 10
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 2 8 0 1x 11

前項の試合の翌日がコレである。究極の風呂試合ヤクルト先発ルーキー星知弥中日先発大野雄大

試合前半は全に中日ペースで進み、藤井淳志の2ランホームランなどで得点を重ね、5回終了時点で10点のリードを奪う。ヤクルトは5回を投げて被安打9与四死球5と自滅気味に降。だが7回裏、ヤクルト代打中村悠平が2ランを放ったところから、試合は全く逆方向へと動き始めた。

8回裏、火ヤク庫爆発。まずウラディミール・バレンティンの2ランが飛び出し、山田哲人四球を与えたところで中日先発大野が降(ヤ4-10中)。福谷浩司が2番手として登板するがあっという間に一死満塁ピンチを招くと、上田剛史犠牲フライ中村タイムリーで更に2点。

ここで福に代わり岩瀬仁紀登板するが、流れを止めるどころか坂口智隆山崎太朗に連続タイムリーを浴びて遂に2点差(ヤ8-10中)。中日は更に又吉克樹スイッチするが、バレンティン四球からの山田2点タイムリーで、10点リードをわずか2イニングで追いつかれてしまった。

そして10-10のまま前日に続いて試合は延長へ。10回裏、投手への代打で登場したヤクルト大松尚逸空気を読んだ?サヨナラホームランにより決着となった。まさかの2試合連続、それも共に10回裏サヨナラ決着の馬鹿試合である。ヤクルト15安打6与四死球2失策中日11安打5与四死球1失策中日は6回以降たったの2安打に終わり、記録的な逆転負けを喫した。

ちなみに10点差を逆転したのはプロ野球タイ記録である(4回)。過去の3回は以下の通り

余談だが翌日7月27日ヤクルトは11点を取り、3試合で計31点をとったが、中日はゲレーロを欠き2点に終わり、3試合で20点だった。

8月8日 ロッテ×ソフトバンク16回戦(ZOZOマリン)

ロッテ17-8ソフトバンク

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 0 0 0 2 6 0 0 8
ロッテ 0 1 2 5 0 3 1 5 X 17

開幕から一時チーム打率が1割台になるなど低迷を続けるロッテと、近年毎年のように優勝争いをしているソフトバンクの一戦。

ロッテ石川歩ソフトバンク石川柊太という"石川"対決で始まったこの試合は2回裏、二死一塁から田村龍弘タイムリーツーベースで1点を先制する。その後3回裏、角中勝也レフトタイムリー、更に鈴木大地死球の後、根元俊一センターへのタイムリーツーベースで更に2点を加える。更に4回裏、一死一二塁からの 妖精 荻野貴司の3ラン、鈴木センターへのタイムリーツーベース、更に田村が押し出しの四球を選びこの回一挙5点を挙げ、8-0と勝負あったかに思えた。

しかし、ここで黙っていないのがソフトバンク打線である。6回表、先頭の 内田真礼ファン 福田秀平ライトヒットで出塁すると、代打鶴岡慎也ライトスタンドへの2ランを放ち、8-2とする。その裏、サントスの2点タイムリーツーベースなどで11-2とされるも、7回表、先頭の柳田悠岐ライトヒットを皮切りに、昨年までロッテ所属のアルフレド・デスパイネの2ラン、福田センターへのタイムリー明石健志センターへのタイムリーツーベース松田宣浩センターへの2点タイムリーと、このイニングに6点を挙げ11-8と詰め寄る。

それでも気を緩めていなかったロッテ打線は7回裏には2017年シーズン限りでの引退を表明している代打井口資仁タイムリー、8回裏には中のセンターへの2点タイムリーツーベース細谷圭レフトへのタイムリー、更に中村奨吾の2ランで更に6点を挙げ、終わってみれば両軍合わせて25得点30安打ロッテ先発全員安打、更に中村奨吾は6回から猛打賞達成、ソフトバンク死球という見事な馬鹿試合となった。

なお同日のオリックス×西武の試合は12-6という馬鹿試合の末、オリックス勝利している。

8月15日 西武×楽天16回戦(メットライフ)

西武17-8楽天

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 1 0 4 2 0 0 0 1 8
西武 4 1 0 2 0 4 1 5 X 17

3位の西武と、首位の楽天の1戦。西武は優勝の可性に近づくため、楽天ソフトバンクとのゲーム差を開きたカードの初戦だった。

西武ブライアン・ウルフ楽天は新外国人ジョシュコラレス先発。1回裏にコラレスコントロールが定まらず、山川穂高が押し出しを選んで1点先制。続く中村剛也ショートゴロで2点。そして次の打者はこの日に復帰した森友哉センターへのタイムリーヒットを放ち3点炭谷銀仁朗は押し出し死球で4点と初回で4点取る。楽天は2回表に桝田慎太郎タイムリーで1点を取り返すが、その裏に秋山翔吾タイムリーヒットを放ち5-1とした。

4回表に桝田慎太郎タイムリーを放つと、そこから満塁となり打者はオコエ瑠偉。三塁強襲のタイムリーで5-5の同点とし、コラレスの負けは消滅。しかしその裏にがすぐにタイムリーを放ち、7-5とした。

しかし諦めない楽天。5回に4番ゼラス・ウィーラーソロホームランウルフをマウンドから引きずり落とすと、変わった武隈祥太から枡田が同点ホームランを放ち、7-7の同点とした。

西武は6回裏に打線爆発山川永江恭平の2者連続ホームランで勝ち越すと、外崎修汰が2ランホームランを放ち、6回裏は4点を挙げた。

終わってみれば首位と3位の対戦ながら、両軍39安打、5本塁打25得点の馬鹿試合となった。

9月18日 西武×ソフトバンク24回戦(メットライフ)

西武14-13ソフトバンク

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
ソフトバンク 0 1 3 7 0 0 0 0 1 1 13
西武 4 0 0 1 0 3 2 2 0 2X 14

2位西武と、優勝を決めたばかりのソフトバンクの1戦。西武ブライアン・ウルフソフトバンク和田毅先発

1回裏に浅村、栗山の連続タイムリーヒット西武が4点を先制し、和田が崩れる。対するウルフもぴりっとせず、ソフトバンクは2回表に三冠王を狙う柳田悠岐31ソロホームランを放つと、3回表に今宮健太中村晃の連続タイムリーで同点とし、ここでウルフKO。後続は平井が抑えたが、続く4回にはガルセス藤原が打ち込まれ、今宮、中村晃らの連打に源田壮亮エラーも絡み、トドメと言わんばかりに上がランナー一掃のタイムリースリーベースヒットを放ち11-4と7点差をつけるビッグイニングを作った。
前日サヨナラ負けを喫していたソフトバンクにとっては溜飲を下げる一方的な展開となった。

しかし勝率8割を誇る炎獅子ユニを着用していた西武が、ここから追い上げを見せる。4回裏に秋山が投ゴロの間に1点、6回に石川から炭タイムリー秋山24号2ランで3点、さらに7回に五十嵐から中村犠飛、外崎タイムリーで2点と小刻みに点を取り1点差まで迫る。その間投手が踏んり続け、5回から8回までソフトバンクは追加点を奪えなかった。そして8回裏、森友哉がこの日2本の2点タイムリースリーベースを放ち、とうとう7点差をひっくり返し11対12とした。

しかし試合はまだ終わらない。9回にマウンドに上がったクローザー「ジャストミートを許さない増田達至(スポナビ一球速報・談)が、先頭アルフレド・デスパイネに甘く入ったスライダーバックスクリーンへ運ばれる即堕ち2コマで試合は振り出しに戻る。9回裏の攻撃は森唯斗西武を抑え、連日の延長戦に突入。すると10回は増田達至が今季初の回跨ぎで続投。しかしこれが裏に出る。守備の乱れで出たランナーを今宮が返し13対12。ソフトバンクが勝ち越しに成功した。

10回裏、工藤監督3連投・しかも前日サヨナラ敗戦投手となったモイネロをマウンドに送り出す。ところが二塁打四球盗塁と猛攻を受け1、3塁とされに同点タイムリーを浴び、なおも1死1、2塁のサヨナラピンチとなり打席には金子侑司が入る。ここで金子に3球を投げたところで、モイネロが腕に違和感を訴え降寺原が緊急登板するも金子サヨナラタイムリーを放ち試合を決めた。

試合時間4時間24分、両軍34安打、3本塁打、27得点、両軍合わせて14人の投手をつぎ込み、試合終了時には両チームとも控え投手が一人ずつという優勝を決めたチームの対戦とは思えぬ馬鹿試合となった。

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2018年(平成30年)

4月7日 ヤクルト対巨人2回戦(神宮)

ヤクルト15-8巨人

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 0 1 6 0 0 0 0 0 1 8
ヤクルト 4 0 2 2 2 4 0 1 X 15

それはシーズンが開幕して数日で気温がまだ寒い時期に起こった。

ヤクルトはこの年から復帰した青木宣親畠山和洋タイムリー荒木貴裕ダブルプレーの間の打点で4点を先制した。しかし2回表に長野久義ショートフライの間に1点を挙げ、3回表に坂本勇人が2点タイムリー二塁打を放って1点差とすると、小林誠司が逆転満塁ホームランを記録し7点をとったが、ここから9回まで得点が入らなかった。

3回裏に荒木が2ランホームランを放ち1点差とすると、4回裏にの暴投と青木犠飛によって1点勝ち越す。その後はヤクルト打線爆発し15点をもぎ取る。中でも廣岡大志は5打数5安打2打点と固め打ちの活躍を見せた。一方で巨人は9年ぶりに15失点を喫した。

4月25日 巨人対中日5回戦(前橋)

巨人20-4中日

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日 0 0 0 1 1 0 0 0 2 4
巨人 1 0 2 2 8 7 0 0 X 20

巨人は1回に1番坂本が通算300二塁打を達成させると、ゲレーロのタイムリーで1点を先制。3回にはゲレーロと亀井タイムリーで2点。5回に8点、6回に7点とビッグイニングで勝負あり。20点を挙げたのは63年ぶりのことで、5連勝で5割に復帰。坂本勇人シーズン本塁打を記録、吉川光夫シーズン勝利を挙げた。一方で中日高橋周平大野奨太松井雅人が挙げた4点に留まった。

おこの日は西武ソフトバンクで12-6、広島DeNAで11-5と二桁得点となった試合が2試合あった。

5月30日 巨人対日本ハム2回戦(東京ドーム)

巨人9-8日本ハム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本ハム 0 0 1 5 0 0 0 0 2 8
巨人 0 8 0 0 1 0 0 0 X 9

巨人は2回に長野久義大城卓三坂本亀井義行マギーの3ランホームランなどで8点を挙げ、5回に大城の2本タイムリーで9点を挙げるが、これ以降は得点だった。

日本ハムで3回に西川遥輝がゴロで1点を返すと、4回は乱調で、レアードのホームランなどで5点を返し2点差とした。9回に大田泰示中田翔タイムリーで1点差としたが、5回の大城タイムリーいて同点にすることはできずに敗れた。

5月30日 広島対西武2回戦(マツダ)

広島8-7西武(延長10回)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
西武 2 0 0 0 0 1 0 0 1 3 7
広島 0 0 0 2 0 0 2 0 0 4X 8

西武は1回に栗山巧の2点タイムリー2ベースで先制したが、広島が4回に西川龍馬の2点タイムリーで2-2の同点とする。6回に西武金子侑司タイムリーで1点勝ち越すが、7回に松山竜平が2ランホームランを放って逆転。9回表にエルネスト・メヒアが同点ホームランを放ち、9回裏広島得点。試合は延長戦に入る。

10回表に秋山翔吾が3点タイムリースリーベースを打ち、これで試合が決まったかと思われた。ところが西武の6番手の武隈祥太乱調だった。西川と途中出場の堂林翔太タイムリーで1点差とすると、下水流昂満塁の状況でタイムリーヒットを放ち同点。鈴木誠也が押し出し四球を選んだことで広島勝利した。

6月29日 ヤクルト対阪神7回戦(神宮)

ヤクルト10-9阪神

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 0 2 3 1 0 2 0 0 1 9
ヤクルト 1 0 1 1 4 1 2 0 × 10

ヤクルトバレンティンタイムリーで先制したが、2回に俊介シーズンホームランで1-2と逆転され、3回には陽川尚将の3ランホームランで5-1とされる。3回裏にバレンティンのゴロで3点差としたが、4回に原口文仁シーズンホームランで再び4点差となる。5回にヤクルト打線爆発し、バレンティン雄平の連続タイムリーで1点差とすると、川端慎吾の逆転タイムリーヤクルトが初めてリードする。6回表に伊藤隼太タイムリーツーベースを打って逆転されたが、裏に雄平の2本タイムリーですぐに同点。7回裏に西浦直亨の2点タイムリーで勝ち越した。

9回表に阪神は新外国人フレン・ナバーロのタイムリーで1点差としたが、ヤクルト石山泰稚に抑えられ、1点差で敗れた。

6月30日 ヤクルト対阪神8回戦(神宮)

ヤクルト7-15阪神

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 6 3 0 0 4 0 0 0 2 15
ヤクルト 1 0 0 0 0 0 2 0 4 7

翌日の試合は阪神勝利した。

阪神は初回に福留、糸井、北タイムリー梅野犠牲フライで5点、2回に3点、5回に4点を挙げる。対してヤクルトは初回にバレンティンのゴロでの得点以降は得点を挙げられなかったが、7回に山田哲が2ランホームランを放って3点とする。9回に畠山和洋満塁ホームランを打ったが、これで反撃が終わった。

この試合で山田哲が通算150本塁打を達成している。

9月16日 DeNA対阪神20回戦(横浜スタジアム)

DeNA4-20阪神

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 2 0 9 0 0 0 0 9 0 20
DeNA 2 0 0 1 1 0 0 0 0 4

頼りの投手が半壊し半ば馬鹿試合製造機と化している阪神は三連敗中。負ければ最下位転落という状況で得意とする横浜スタジアムへ。

不振にあえぎ二軍に落ちていた藤浪晋太郎の復活を期した登板だったが、初回に2点先制してもらった直後に筒香嘉智に2ランを放り込まれ追いつかれるこれまで通りの不安な滑り出し。

9月に入って調子自体は好調な阪神打線が3回に火を噴き浪を援護。1回先制タイムリーを放っていた大山ソロで勝ち越したのを皮切りに打者一巡の猛攻を加える。この間に投手としては1999年ガルベス巨人)以来となる浪の満塁ホームラン自援護弾に、大山の同イニング2本となる2ランが飛び出している。

8回、阪神打線が再び火を噴き、さらに9点追加。大山はこの日3本となる3ランを放ち6打数6安打(3本塁打)7打点の大活躍を見せ、同学年の浪に勝ちをもたらした。

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2019年(平成31年・令和元年)

4月10日 広島対ヤクルト2回戦(マツダスタジアム)

広島3-15ヤクルト (延長10回)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
ヤクルト 0 0 1 2 0 0 0 0 0 12 15
広島 1 0 0 0 2 0 0 0 0 0 3

広島野間峻祥セカンドゴロの間に1点を先制したが、3回表にヤクルト雄平タイムリーで同点に追いつかれると、4回にウラディミール・バレンティン雄平タイムリーで逆転される。5回裏に菊池涼介セカンドゴロと野間の犠牲フライで3-3の同点に追いついた。9回を終えても決着がつかず、延長戦に突入したが、ここからがヤクルトの猛攻の始まりだった。

一死満塁から菊池のまさかのファンブル山田哲人が出塁して4-3と勝ち越し、バレンティン雄平西浦直亨の連続タイムリーで8-3とさらに引き離すと、大引啓次の打席では菊池が悪送球して9-3。打線の勢いは止まらず、中村悠平荒木貴裕タイムリーで12-3。満塁となった後に田代将太郎が走者一掃のタイムリースリーベースで15-3。10回表に12得点を記録した。対して10回裏の広島の攻撃は、今季よりヤクルトに復帰した五十嵐亮太の前に三者退に終わった。

延長戦での1イニング12得点および12点差勝利は、1996年8月9日阪神が対横浜戦で記録した11点を13年ぶりに更新する新記録となった。また、広島はこの試合を含む直近3試合までの合計で4得点34失点であったため「33-4を3試合でえた」とネタにされたり、先述の10年前の対ロッテ戦での1イニング15失点を思い出すプロ野球ファンがいたりした。

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5月3日 ソフトバンク VS 楽天6回戦(ヤフオクドーム)

ソフトバンク12x-11楽天

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
楽天 0 0 6 2 0 0 0 2 0 1 0 0 11
ソフトバンク 3 0 1 3 0 3 0 0 0 1 0 1x 12

令和最初の馬鹿試合は、新時代に入って三日憲法記念日ヤフオクドームで1回裏に松田宣浩釜田佳直から放った、自身通算250号となる3ランから始まった。

この試合の両先発楽天釜田とソフトバンク武田翔太は、ともに大乱調であった。3回表に武田エラーが絡んだとはいえ2四球と4本の長短打で一気に6点を失うと、釜田はその裏に2四球からタイムリーを打たれて直ぐ1失点。続く4回表に武田が負けず?に浅村栄斗から2ランを被弾し降すると、釜田はさらに負けず??にその裏にアルフレド・デスパイネに2ラン、松田にこの日2本となるソロアーチを連続で浴び、8対7の1点差に詰め寄られて降する。

ソフトバンクは6回裏に、ジュリスベル・グラシアル森原康平から3ランを放って逆転に成功。中継ぎが、この2点差のリードを守って試合を終わらせるかと思われた。しかし8回表、ルーキーによる開幕からの連続失点試合数日本新記録を13まで伸ばしていた甲斐野央が、山下斐紹茂木栄五郎による2本のソロHRを打たれ、試合を振り出しに戻してしまう。

そして楽天は、10回表に登板した嘉弥真新也の初球を、先頭打者山下斐紹がこの日2本となるソロHRライトスタンド叩き込んで再びリードを奪う。ところがその裏に登板した宋家豪がこれを守り切れず、内川聖一タイムリーを打たれて、また振り出しに戻してしまう。結局、両軍合わせて29本の安打、8本の本塁打が飛び出した4時間55分のは、12回裏一死満塁デスパイネのサヨナラヒットで幕を閉じることになった。

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6月22日 DeNA VS 楽天2回戦(横浜スタジアム)

DeNA9-11楽天

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 6 0 0 0 2 0 2 1 0 11
DeNA 7 0 0 2 0 0 0 0 0 9

夏至土曜日家族連れも多かったハマスタデーゲームで、見せてはいけない馬鹿試合を演出したのは、DeNA大貫晋一楽天古川侑利の両先発

まず一回表。大貫が先頭打者の茂木栄五郎と次打者の島内宏明に、たった6球で2本の二塁打を打たれて失点する。続く浅村栄斗四球を与え、ジャバリ・ブラッシュ二塁打を打たれて更に失点。銀次にも四球を与えて満塁とすると、ゼローズ・ウィーラータイムリーを打たれ、辰己涼介には押し出し四球を与えて、結局一人の打者もアウトにできずに満塁の状態で降。緊急登板させられた進藤拓也も制球に苦しみ、太田光タイムリーを打たれ、投げる前に打席に立つことになった古川三振、一巡した茂木セカンドフライに打ち取るものの、内に押し出し四球を与え更に失点する。続く浅村はショートゴロに抑え、これで漸く攻撃終了となった。この回の6失点は全て大貫自責点で、進藤自責点は0である。

しかし、その裏にマウンドに上がった古川が、先頭打者の神里和毅に2球二塁打を打たれ、球場に不穏な空気が流れる。続く乙坂智センターフライに打ち取るものの、ネフタリ・ソトの打席で暴投。結局ソトに四球を与えると、続く筒香嘉智宮崎敏郎に連続四球を与えて押し出し失点。後続のホセ・ロペスにはタイムリー二塁打を打たれ、伊藤光にも四球に与えて満塁とすると、大和タイムリーヒットを打たれてまた失点し、これまた満塁の状態で降。後を継いだ戸村健次は、進藤代打楠本泰史三振に切って取るも、一巡した里にタイムリー二塁打を打たれ遂に逆転される。続く坂にもヒットを打たれ盗塁もされて二三塁のピンチが続いたが、ソトを三振に打ち取って何とか終わらせた。この回の7失点は全て古川自責点で、戸村の自責点は(この時点では)0である。結局、試合開始から一回裏終了時点で1時間7分も経過し、両先発は合わせて一死しか取れずに降し、一方で両軍先発野手は全員出塁を記録した事となった。

この後、横浜が4回裏に、戸村からロペス宮崎タイムリーを放って3点差に突き放す。しかし楽天も5回表に、3イニングを失点に抑えた武藤祐太の後を継いだ平田真吾から、横浜高校野球監督渡辺元智氏の孫である渡邊佳明が2点タイムリー二塁打を打って再び1点差に詰め寄り(しかし当初3点差ではあったので、平田にはホールドが付いている)、さらに7回表に、2イニングに入っていた三嶋一輝から山下斐紹が2ラン(この試合一の本塁打でもある)を放って逆転に成功。8回表にも、回跨ぎをせざるを得なくなった三嶋から内 、浅村、ブラッシュが連打を浴びせて1点を追加し、9回裏に松井裕樹が先頭を四球を出すも、3者連続三振で試合を締めた。

1回の惨状を見なければ、その後の得点経過はありがちでにも見えるが、もちろん両軍とも、ブルペンの運用にかなり苦労した試合になっている。特に横浜は、二日前にも1回で先発を諦めた経緯もあり、上記のような苦しいやりくりを強いられることになった。

なお、両先発の出来が非常に悪かったことも踏まえた上で、球審牧田平氏ゾーン異常に狭く、かつ一定とは呼べなかったことも、この事の原因になったことは摘しておきたい。

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6月23日 広島対オリックス3回戦(マツダスタジアム)

広島3-9オリックス (延長10回)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
オリックス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9 9
広島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3

広島クリス・ジョンソンカイルレグナルトヘロニモ・フランスアの、オリックス田嶋大樹タイラー・エップラー近藤大亮ブランドン・ディクソンリレーで、9回までお互いを失点に抑える緊迫した投手戦であった試合展開が、延長に入った間に様相一変する。

10回表に登板した広島菊池保則は、この回の先頭打者西野真弘に、初球でいきなり二塁打を浴びる。その後は、バント四球盗塁二三塁のピンチを迎えるも、なんとか二死までこぎつける。ところが、3番の大城滉二に2球タイムリー二塁打を打たれると、続く小田裕也には初球に三塁打中川圭太には初球に二塁打安達了一には2球三塁打と、たった6球で二塁打三塁打タイムリー長打を交互に打たれ5失点で降してしまう。後を受けてマウンドに上がった藤井皓哉も流れを止められず、二者連続四球を与え満塁としてしまうと、続く後藤駿太福田周平に二者連続タイムリー三塁打を打たれて4失点を喫した。大城滉二から福田周平まで8者連続出塁を許した大炎上であり、広島ファンにとっては4月10日マツダスタジアムの、悪夢再現となった。

かしこの試合のマモノは、オリックスにも襲い掛かる。10回裏に登板した山崎福也は、一死一塁の時に、打者野間峻祥ヘルメットの鍔にボールを当てる危険球を投じて退場してしまう。緊急登板した小林は、田中広輔タイムリー二塁打を打たれ失点し、菊池涼介三振に打ち取るも、鈴木誠也には足に打球を受けるピッチャー強襲2点タイムリー内野安打を浴び、そのままマウンドから降りてしまう。ランナー一三塁で更なる緊急登板することになった比嘉幹貴だったが、続く打者会沢ショートゴロに打ち取って、何とか試合を終わらせた。この回の表にオリックスが記録した1イニング4本の三塁打は、1リーグ時代の1947年に巨人が記録してから、NPB72年ぶり2回の猛攻ではあったのだが、結局、裏の回に三人の投手をつぎ込む形になってしまい、何だか締まらない終わり方となってしまった。

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8月9日 巨人対ヤクルト18回戦(東京ドーム)

巨人10x-9ヤクルト (延長10回)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
ヤクルト 3 1 2 1 1 0 0 1 0 0 9
巨人 0 0 0 1 3 1 0 4 0 1x 10

7月16日には2位に10.5ゲーム差をつけて首位独走していたのに、自身の失速とDeNA及び広島の猛追によって僅か半月後の8月4日には0.5ゲーム差にまで詰め寄られ、この試合開始前時点でも3位広島と1.5差の大混戦に巻き込まれた巨人は、この日、ホーム東京ドームに、大差の最下位に沈むものの侮れない強打線を要するヤクルトを迎えて、9連戦の4試合となる試合を戦うことになった。

巨人先発今村信貴は、初回にウラディミール・バレンティンに3ランを浴びる等の大乱調。このため巨人は、4回表終了時点で7点差を追いかける苦しい試合運びになる。しかし、その4回裏から反撃を開始し、それまでパーフェクトに抑えられていたヤクルト先発小川泰弘から、坂本勇人ソロHRアレクサンダー・ゲレーロの3ラン、岡本和真ソロHRなどで、6回裏終了時点で5-8の3点差まで追い上げる。

ヤクルトは、8回表に山田哲人宮国椋丞よりタイムリーヒットを放って再び4点差にする。しかし、その裏に小川から代わったデービッド・ハフは、ゲレーロにいきなり初球を右中間スタンドに運ばれ失点すると、続く石川慎吾にも四球を与え、坂本は抑えるものの丸佳浩にはヒットを打たれ、ランナーを一二塁に残して降してしまう。そして後を継いだ近藤一樹が、迎えた最初の打者である岡本に3ランを浴びて、9-9の同点とされてしまう。最後は、10回裏に、この年の新外国人選手で中継ぎクローザーで活躍していたスコット・マクガフが、一死満塁亀井善行サヨナラ犠牲フライを打たれ、大逆転敗戦を許してしまう結果となった。なお、勝利投手は、10回表を3人で終わらせた、新外国人選手ルビーデラロサである。

ところでこの日のカードは、セ・リーグのみの3試合で、奇しくも、巨人ヤクルトDeNA中日広島阪神と、全て(その時点の)Aクラス対Bクラスチームの対戦となった。しかも、3回終了時点でそれぞれ0-6、1-3、0-4と、序盤にしては大きな点差でBクラスチームが優勢に試合を進め「セ界圧縮」が期待される状況下にあったが、終わってみれば10-9、10-6、11-5とAクラスチームが二桁得点で勝利であり、全球団が「5割ウォールズ」からちょっとずつ離れる結果になった。

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8月15日 西武 VS オリックス21回戦(メットライフ)

西武8-20オリックス

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 7 5 0 4 0 1 2 1 20
西武 0 0 0 3 1 2 1 0 1 8

お盆の時期でご先祖様も見守るメットライフドーム。2日前には3死球を切っ掛けとする乱闘騒ぎで退場者が出る警告試合となり、その後も2死球で更に退場者が出るという大荒れの試合だったが、この試合は違う意味で大荒れになる。

西武先発本田圭佑は、1回表の立ち上がりを3人で終わらせたが、続く2回表に、先頭打者のステフェン・ロメロに初球をスタンドに運ばれる。その後一死満塁とすると、若月健矢に2点タイムリーヒットを打たれ、続く福田周平を打ち取るも、西野真弘にはタイムリーヒット吉田正尚にもタイムリー2塁打を連続で浴び、さらに一巡したロメロ四球を与え満塁としたところで降する。後を継いだ小石博孝も大乱調で、スティーブン・モヤに2点タイムリーヒットを打たれこの回の西武の失点を7(全て本田自責点)とすると、次の3回表にも西野真弘タイムリーヒットを浴び、更にロメログランドラムを打たれ(これで小石の自責点は5)、12点差としてしまう。

西武は4回裏に、それまで失点に抑えられていたオリックス先発張奕から、源田壮亮森友哉中村剛也が3者連続HRを放って反撃はするものの、直後の5回表に、大石達也がモヤの3ランを含む4点を失って、逆に点差を13に広げてしまう。その後はお互いに1、2点を取りあう展開となり、最後は20対8の12点差で終えることになった。

この試合の西武は、4HRを含む14安打の猛攻だったのだが、オリックスに4HRを含む20安打を喰らい、2004年6月16日オリックス戦と同年8月27日ダイエー戦に並ぶ球団ワースト失点を記録してしまう結果となってしまった。これには西武辻発彦監督も「普通は8点取ったら勝たないとダメ」と苦笑いするしかなかった。

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関連項目

掲示板

  • 121ななしのよっしん

    2019/09/19(木) 22:35:46 ID: 9XWfVJwHRA

    9/19
    広島 8 - 11x 横浜

    5回終了7-0から逆転サヨナラ勝ち

  • 122ななしのよっしん

    2019/09/19(木) 23:59:01 ID: ceqkuSQ4DX

    9/19の広島DeNA戦はソトが3ラン2つで6打点途中出場の梶代打グラスラとタイムリーで5打点ってというのがポイント高い

  • 123ななしのよっしん

    2019/10/06(日) 15:51:54 ID: hzrERgPWpH

    関連項目の3つの事例のうち、二二・六事件だけここにも掲載があるのは何でだろう?
    せめて残りの2つも記事中に日付とカードくらいは掲載して、
    詳細はリンク先へ誘導するくらいはした方が良いんじゃないかな?

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最終更新:2019/10/17(木) 20:00

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