モブウマ娘とは、『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するモブキャラとしてのウマ娘のことを指す。
本項では特に「レースに登場するモブキャラ」のウマ娘に着目して記載する。また、モブとは呼べない立ち位置のキャラであっても、モチーフ馬を持たないオリジナルウマ娘、およびモチーフ馬の名前を捻った名前をつけられている架空ウマ娘についても本項でまとめて記述する。
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【ゲームで見かけたモブウマ娘の名前を調べたい方へ】 髪型等からモブウマ娘を検索できる「モブウマ娘図鑑 ![]() |
アニメ版において
アニメでは史実に基づいてレースシーンが描かれるが、全てのウマ娘が実在馬の名前通りで登場しているわけではない。特にアニメ放映時にウマ娘化されておらず、ストーリーに関係しないウマ娘については実際の馬の名前を捩った名を冠したモブキャラが配される。
元の馬が複数レースにまたがって出走していればウマ娘でも同じモブが参戦する。たとえばSeason1で登場しているキンイロリョテイ(モデルはステイゴールドとみられている)はスペシャルウィークと複数回対戦している関係で登場回数が多く、また善戦マンの史実通り上位につけることが多いためモブの中でもひときわ目立つ存在である。
多くはほとんど台詞もなくレースで走っている姿が描かれる程度だが、Season1ではブロワイエやサンバイザーのように、キャラクターとして一定の出番と実在ウマ娘との絡みが与えられた架空ウマ娘もいた。
またSeason1では史実での当該レースの出走馬にウマ娘化された馬が少なかったりした場合、史実で当該レースに出走していない(世代も全く違う)実装済みウマ娘に置き換わる場合もあった(サイレンススズカの毎日王冠に出走したナイスネイチャやエイシンフラッシュ、天皇賞(秋)に出走したメジロライアン、ヒシアマゾン、ウイニングチケット等)。
Season2では扱った時代のウマ娘が豊富に揃ったためか、そういった時代と合わないウマ娘の賑やかし的な出走例は無く、リオナタール(レオダーバン)やダイサンゲン(ダイユウサク)など、未実装馬は全て架空ウマ娘として登場していた。
Season3でもSeason2と同様、未実装馬は架空ウマ娘として登場。ただし、オールハイユウ(ゴールドアクター)やリバーライト(マリアライト)、ゲンジツスチール(リアルスティール)などモチーフ馬を捻った名前のものと、ディヴィニティー(ディーマジェスティ)やツウカア(マカヒキ)などゲーム版のモブウマ娘の名前を流用したものが混在している。
余談であるが、馬名は「競馬と生産に関する国際協約(通称:パリ協約)」にて定められた「アルファベット18文字(途中の空白や記号を含む)以内」という国際規則と、公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが「馬名登録実施基準」にて定めた「カタカナ2~9文字以内」「約物の中黒は禁止」「現代仮名遣いに限る」等の国内規則に従って命名されており、モブウマ娘の名前についてもこのルールは守られている。
記事のあるアニメ版モブウマ娘
ゲーム版において
ゲームではフルゲート最大18人(凱旋門賞のみ20人)でのレースが行われる。プレイヤーが担当するウマ娘とストーリーに関係するウマ娘は必ず登場するとして、さらにレースのグレードにより、それ以外の史実ベースのネームドウマ娘が数名参戦する。さらに残った枠を埋めるのがモブウマ娘の役割となる。
ネームドの出走枠はレースの時期やグレードに応じて上限が決まっているため、出走するネームドウマ娘の種類が増えても、育成時のレースからモブウマ娘がいなくなるということはない。
このモブウマ娘だが、容姿こそ一定のパターンの組み合わせであるが、ランダム生成ではなく名前と容姿、育成シナリオ内でのバ場・距離・脚質適性の組み合わせは固定ということが判明しており、勝負服も全3種類の色違いだけではあるがそれぞれ固有のものを着用している。
有志による調査の結果、その総数は通常の育成に登場する610人+特定の育成シナリオのみ登場する準ネームド6人+凱旋門賞シナリオに登場する海外組61人と見られている(詳しくは後述)。データ上はもっといるらしく、メインストーリーでのシナリオ内でのレースシーンなどに、育成シナリオのレースに登場しないモブウマ娘が確認されている。
以下、それぞれ順に説明していこう。
通常の育成に登場するモブウマ娘
「URAファイナルズ」「アオハル杯」「Make a new ttac!!」「グランドライブ」「グランドマスターズ」の各育成シナリオ、および「プロジェクトL'Arc」の国内レース、その他デイリーレースやチーム競技場などの各種レースに登場するモブウマ娘たち。総数はゲーム配信当初から610人で固定であり、現在に至るまでこの顔ぶれの増減はない。
基本的にはモブということもあって目立たない存在ではあるが、パーツ組み合わせの妙で不思議と「推せる」容姿に仕上がっている娘が少なからずいたりする。たまにはパドックで好みの容姿の子を探してみるのもいいだろう。
髪型は全20種類、勝負服は3パターンの色違い。髪の色(毛色)は大別して5パターンがあるようで、耳飾りの色で判別ができるようになっている。それぞれ、
- 栗毛(金髪~オレンジ系、青と黄色の髪飾り) ※ブリッジコンプ、トモエナゲ、イッツコーリング等
- 芦毛(白~銀髪~灰色~黒髪、藤色の髪飾り) ※バイトアルヒクマ、オイシイパルフェ等
- 鹿毛(茶色~赤~暗めのピンク髪、黒と赤の髪飾り) ※エキサイトスタッフ、ミニキャクタス等
- 黒鹿毛(濃い紫~明るいピンク髪、緑と黄色の髪飾り) ※栃栗毛説あり。ジャラジャラ、リードサスペンス等
- 青鹿毛(黒髪、小豆色or紫の髪飾り) ※ドカドカ、ハートシーザー等
と推定されている(あくまで推定であり、確定情報ではない)。現実では競走馬の毛色は鹿毛が一番多いが、モブウマ娘は栗毛が最多で、現実ではあまり多くない芦毛がそれに次ぐ。白毛はいないようだ。
ほか、図鑑サイトの調査によると、全610人のうち褐色肌が152人、左耳飾り(牝馬)が173人、眼鏡っ娘が56人いる。
名前も多彩なパターンがあり、「リボン○○」「ミニ○○」「ジュエル○○」「○○パルフェ」といった冠名をもつもの、「ジャラジャラ」「ムシャムシャ」「ドカドカ」といった小田切感のある擬音系、「テイクオフプレーン」「ツーリングバイク」「サイドカー」といった乗り物系、「コンフュージョン」「コインシデンス」「アンチェンジング」などの英単語系、「カイコウイチバン」「ユイイツムニ」「トモエナゲ」といった日本語系、「アンタゴニスト」「スカンダ」「バイトアルヒクマ」などの名詞系、「ヴァッサゴ」「ソーラーレイ」「クラースナヤ」など何か特定の元ネタがありそうなものまでいろいろ。また、「(白または黒を意味する単語)+グリモア」「デュオ+(盾の名前)」「リボン+(音楽用語)」などのFF11ネタと思われる名前がやたら多い。スタッフの趣味?
「インペリアルタリス」「シンプトンダッシュ」「スペインジェラート」などアニメにも登場した名前もちらほらあるが、容姿などは異なるため偶然被ったか使い回しであろう。勿論、前述の馬名に関する国内・国際規則はゲーム版でも守られている。
ステータスは基本的にバ場適性・脚質適性は最高でBであり、距離適性も最高Bが多く、距離適性が最高でもCというモブウマ娘もいる。あまり強力なスキルも持っていないので、ときたま好走することはあるが基本的にはネームドウマ娘のような強敵になることはない。
しかし一部、距離適性A持ちのモブウマ娘もおり、ステータスが若干高めに設定されていたり、ややスキルを多めに持っていたりして、目立って上位入着率が高いモブウマ娘も存在する。名だたるネームドウマ娘を下してG1を制覇したり、稀にURAファイナルズで優勝したりすることもあったりする。
基礎ステータスおよび所持スキルはジュニア級→クラシック級→シニア級→URAファイナルズと年数が進むごとに強化されていき、また基礎ステータスの傾向(どのステータスが高めか・低めか)は出現時期を問わず同じである。
出走レースは、基本的にモブウマ娘のバ場・距離適性で決まる。バ場適性は芝B・ダートGか、芝G・ダートBの2択で、芝のモブウマ娘がダートに出たり、ダートのモブウマ娘が芝に出てくることは基本的にはない(設定ミスなのか一部例外あり。OP戦のながつきステークス(ダート)には何故か芝適性のモブウマ娘が登場する)。
距離適性に関しては、基本的に距離4種のうちのひとつが最も高く、その両隣が一段階下、2つ以上離れた距離はFかGとなる。そして最も適性の高い距離のレースに出走する確率が高く、2番目に適性の高い距離にもたまに出走する。たとえばバイトアルヒクマの場合、最も高い適性Bの中距離に出てくる確率が高く、次いで適性Cのマイル・長距離にもたまに出走するが、適性Fの短距離に出てくることは基本的にない(ただし、最高適性が長距離のモブウマ娘は短距離・マイルとも適性Gなのだが、マイル戦に出てくることがある)。
前述の通り脚質適性の最高値は、最高Aのモブウマ娘、最高Bのモブウマ娘、最高でもCのモブウマ娘の3パターンあるが、この法則はどのパターンでも変わらない。なので、適性が最高Cで2番目に高い適性Dのレースに出走してくるモブウマ娘もいる。
以上の法則に基づき、誰が出走してくるかは対象となるモブウマ娘の中からランダムで選ばれているようだが(なのでメイクデビューで勝ったモブウマ娘が未勝利戦にも出てくることがある)、現実の牝馬限定戦には牝馬設定(耳飾りが左耳)のモブウマ娘のみが出走するという仕様がある。ネームドは元が牡馬でもお構いなしに出てくるのに。
また、海外馬が実装されていなかった代わりなのかジャパンカップにしか出走してこないモブウマ娘(10人)の存在も確認されている。
なお、チーム競技場の上位CLASSやレジェンドレース、ルームマッチに出走してくるモブウマ娘は、育成シナリオのものよりかなりステータスが強化されており、またチーム競技場とルームマッチ・練習では距離適性や脚質適性が育成シナリオとは別物になっている。特にルームマッチにおけるモブウマ娘のバ場・距離・脚質適性は固有ではなく選択したレースに合わせて設定されているようで、育成シナリオに登場するモブウマ娘の情報収集には全く役に立たないので注意。このため、育成で見かけたモブウマ娘をルームマッチで狙って探すのも難しくなっている。
レジェンドレースやデイリーレースでは、各種設定は育成シナリオの設定と基本的に同一だが、一部微妙に変更されてたりする。
特定の育成シナリオに登場する準ネームドモブウマ娘
一部のウマ娘の育成シナリオにおいては、史実で深い関わりがあるが実装時点でウマ娘化されていない競走馬が、アニメのように名前を捻った特殊モブウマ娘というポジションで登場する。ステータスもライバル枠の強さになっており、準ネームドといった扱い。これまでに6人が登場している。
ブリュスクマン
2022年2月の1周年で追加されたキタサンブラックの育成シナリオに、611人目のモブウマ娘・ブリュスクマンが登場。
モデルは従来のモブウマ娘のパーツの組み合わせだが、育成シナリオ中でもエアグルーヴが面倒を見ているウマ娘として名前が言及され、生半可な育成では間違いなく返り討ちにされるステータスとスキルを所持して、皐月賞・日本ダービー・シニア級宝塚記念に固定出走する。いったい誰メンテなんだ……。
これまでウマ娘化されていない競走馬は前述の通りストーリー上での匂わせ程度の出演のみであり、アニメ同様に名前を捻った架空ウマ娘として育成レースに固定枠で登場したのは彼女が初となる(インペリアルタリスなどアニメに登場したのと同名のモブウマ娘は元からいたが、それらはどこにでも現れるモブウマ娘であり、ストーリー上で史実ウマ娘の代役という立ち位置を担っていたわけではない)。
なお、他のキャラの育成シナリオには登場しないが、ライブシアターでは他のモブウマ娘と同様にランダムで出現することが確認されている。
シュガーニンフェ
2022年6月に実装されたスイープトウショウの育成シナリオに、612人目のモブウマ娘・シュガーニンフェが登場。
ブリュスクマンと同様、レース出走モデルは従来のモブウマ娘のパーツの組み合わせだが(ただし耳飾りの色は独自)、阪神JF・チューリップ賞・桜花賞・オークス・秋華賞、シニア級エリザベス女王杯に固定出走する。また、ブリュスクマンと同様にライブシアターにも出現が確認されている。
シナリオ内では「水色リボンのウマ娘」としてスイープにライバル心を燃やす同期として登場(シナリオ内でのモデル表示はなし)。トウカイテイオーが阪神JFから注目している存在として語り、秋華賞後に1年以上怪我で離脱といったエピソードから、スイープと同期の阪神JF勝ち馬であり、カワカミプリンセスのエリザベス女王杯降着事件で競走能力喪失の怪我を負い引退に追い込まれたトウカイテイオー産駒のヤマニンシュクルがモチーフと見られる。
ハープアルファ
2022年9月に実装されたユキノビジンの育成シナリオに、613人目のモブウマ娘・ハープアルファが登場。
基本的にはブリュスクマン・シュガーニンフェと同様モブウマ娘パーツの組み合わせだが、黒に近い濃い紫の髪に白メッシュという髪色や、耳飾りの色は他のモブウマ娘にはないものになっている。ライブシアターにも前2人と同様に出現する。
ビジュアルは表示されないものの、ストーリー上に名前つきで登場し、ちゃんと台詞もある。レースでは桜花賞、オークス、秋華賞、大阪杯に固定出走することが確認されている。またモブウマ娘としては(ブリュスクマン・シュガーニンフェを含めても)初の距離適性Aを2個持っている(マイル・中距離A)。
というわけで、ユキノビジンの同期で桜花賞・オークスを制した二冠牝馬であり、アドマイヤベガの母でもあるベガが元ネタ。名前の由来は「こと座アルファ星=ベガ」ということだろう。アニメ2期ではベガは「ペラ」といういささか間の抜けた変名になっていたが、今度はオシャレな名前を貰えて何よりである。
シイナフレジュス
2023年7月に実装されたカツラギエースの育成シナリオに、614人目のモブウマ娘・シイナフレジュスが登場。
シナリオではビジュアルこそ登場しないが、過去の3人に比べてもはっきりとした台詞とキャラ付けがなされており、シナリオ内では結構存在感がある。他3人と同様に外見は既存のパーツの組み合わせ。ライブシアターにも登場する。
元ネタは1983年の皐月賞・東京優駿2着馬で、1985年の高松宮杯などを勝利したメジロモンスニー。「シイナ」は目白の隣にある地名「椎名町」、「フレジュス」はフランスの地名で、元ネタの「モンスニー」はフレジュス北部に位置するフランスのリヨンとイタリアのミラノを結ぶ国際列車のことである。
メジロ冠名なので普通にウマ娘化されてもおかしくない馬だが、モブウマ娘扱いでの登場になったのは種牡馬引退後消息不明になってしまっているためか。
ネモティアラ
2023年10月19日に実装されたメジロラモーヌの育成シナリオに、676人目のモブウマ娘・ネモティアラが登場。
元ネタはラモーヌの同期で、1986年の桜花賞2着のマヤノジョウオ。「女王」→「ティアラ」はよくわかるが、「マヤノ」→「ネモ」がどういう連想なのかは不明。
シャインプレイズ
2023年12月20日に実装されたシュヴァルグランの育成シナリオに、677人目のモブウマ娘・シャインプレイズが登場。
シュヴァルグランの幼なじみかつ親友で、同じジュニアクラブに所属していた1歳上のウマ娘。レースでも1年先輩で、目標レースの阪神大賞典と天皇賞(春)で対決する。また、目標外のクラシック級天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念にも出走が確認されている。育成シナリオではほぼメインキャラと言っていいほど出番が多く、シニア級の8月にトレセン学園を退学しオーストラリアへ渡り、ジャパンカップでシュヴァルグランと対戦する約束を交わすが……。
元ネタはアドマイヤデウス。育成牧場のノーザンファーム早来でシュヴァルグランと一緒に調教を受けていた友であり、メルボルンカップを目指してオーストラリアに移籍したが、前哨戦のコーフィールドカップ直前の追い切りで故障、3度の手術の末に命を落とした。その死が報じられた翌日に行われたのが、シュヴァルグランが悲願のGⅠ制覇を果たしたジャパンカップである。
名前の「プレイズ(Praise)」は「アドマイヤ(Admire)」と同じ「賞賛」という意味。「Shine」は「Deus(天帝)」から「天の輝き」という連想か。
「プロジェクトL'Arc」に登場する海外モブウマ娘
2023年8月に実装された、凱旋門賞をテーマとする第6の育成シナリオ「プロジェクトL'Arc」では、このシナリオのみロンシャン競馬場での凱旋門賞・ニエル賞・フォワ賞の3レースに出走できるようになった。そしてこの3レースと、シナリオ内での特殊レースであるL'Arc代表交流戦にて、新たに出走する海外モブウマ娘が多数追加されることとなった。総数は有志による検証中だが、今のところ追加されたのは61人とみられている。
髪型は5種類、勝負服は3パターンの色違いで、髪型・勝負服とも通常のモブウマ娘とは異なるデザインになっている。また、片眼鏡(モノクル)や仮面など新たな小道具を装備したモブウマ娘もいる。
なお、代表交流戦およびG2のニエル賞・フォワ賞でも彼女たちは勝負服を着るので、体操服姿は見られない。また61人全員、ライブシアターにも出現する模様。
ライブシアター
モブウマ娘がウイニングライブのセンター(3着以内)に立つことは、育成ウマ娘以外は全員モブウマ娘であるメイクデビューのような時でもないと稀だが、ライブシアターではメンバー選択画面で「指定なし」を選択するとモブウマ娘がランダムに登場するため、うまぴょい伝説のセンターを踊ってもらったりすることも出来る。
入れ替えを続けることで次々と別の娘に切り替える事が出来るので、好みの容姿の子や、レースで見かけた気になるあの子が出るまでひたすらガチャることも出来たりする。ただしパッと見でなかなか判別がつかないそっくりさんが珍しくないので、目当ての子が出たと思ったら実は別の子だったということはわりと多い。そして目当ての子が出ずライブ曲のサビのループを延々聞き続ける羽目になる。特定のひとりを狙って出そうとする場合、排出率は1/675=約0.15%なので、非ピックアップの☆3ウマ娘やサポートSSRを狙って引くよりは確率が高いぞ!
なお、歌声は歌唱対応ウマ娘の中からランダムで選択されるので、こだわるならお気に入りの子にイメージ通りの声が当てられるまで声ガチャに挑みたい。
ただしモブウマ娘はレースで着用している勝負服を選択することはできない。着用できる衣裳は、
- トレセン学園の制服(夏服or冬服)
- バックダンサー衣裳4種類
- ☆1・☆2汎用勝負服「スターティングフューチャー」(2023年4月追加)
- 3rdイベント衣裳「Glorious Azure」2種類(2021年8月追加)
- 4thイベント衣裳「ニュースターズ・ロゼ」2種類(2022年3月追加)
- 1.5周年新衣裳(「Gaze on Me!」の衣裳)4種類(2022年8月追加)
- 4thイベント衣裳「Snowy Integrity」2種類(2022年11月追加)
- 5thイベント衣裳「Road of Radiance」2種類(2023年7月追加)
- 2.5周年新衣裳(「トレセン音頭」の浴衣・甚平)2種類(2023年8月追加)
からの選択となる。
一度ライブを見た編成は、それがモブウマ娘であっても次に同じ曲で別の編成のライブを見るまで保存される。また2022年9月29日のアップデートでライブシアターの編成保存・呼び出し機能が実装されたが、モブウマ娘も保存され、他の曲に呼び出せるようになった。そのため一度お気に入りのモブウマ娘を揃えれば、その編成を保存することで他の曲も踊らせることが非常に容易になった。また先にネームドの音声だけ録音してからモブウマ娘編成を呼び出して撮影した動画と合わせることで、モブウマ娘ライブ動画作成時の声ガチャも楽になった。モブウマ娘ライブガチャ勢向け機能だよねこれ。
なお、ネームド同士であれば可能な「すでに配置されているウマ娘の配置を入れ替える」(例えば、1に配置する娘を選ぶときに2にすでに設定されている娘を選んで位置を入れ替える)ことは2023年8月時点では一切できない。具体例としては、バックダンサーに好きなモブウマ娘を配置したいときに一番見やすく判別が楽なセンターで指定なしにしてガチャり、お目当ての娘が出たあとにそのまま別の位置に仮指定しておいたネームドと入れ替える、というようなことができない。ネームドと入れ替えた時点で再抽選になり、入れ替え前のモブウマ娘はキープされない。そのため、すべての位置にお気に入りのモブウマ娘を配置した18人ライブが見たい場合は18人をそれぞれの位置でガチャる必要がある。
モブウマ娘の勝負服ライブが見られる育成レース
上述した通り、モブウマ娘はそれぞれ(3パターンの色違いとはいえ)固有の勝負服を持っているが、ライブシアターでは専用勝負服は選択できないため、勝負服でのライブを見るには育成中でのG1レースで3着以内に好走してくれるのを待つしかない。
ただしシナリオによっては、ネームドのウマ娘が出走しないなどの理由によってモブウマ娘が確実にウイニングライブ圏内に入ってくるG1がいくつか存在する。
イナリワンの育成シナリオでのジャパンダートダービーはネームドが存在せず、相手は全てモブウマ娘の特殊仕様となっており、モブウマ娘が最低でも2人は確実にウイニングライブ圏内に入ってくる。
ミスターシービーの育成シナリオでは、クラシック三冠が全てカツラギエースとの一騎打ち仕様となっており、他にネームドが登場しない。そのためモブウマ娘が最低1人は確実にウイニングライブ圏内に入ってくる。なかなか難しいモブウマ娘の勝負服「winning the soul」が手軽に見られるシナリオである。
他にもマルゼンスキーのスプリングステークスや、エイシンフラッシュの京成杯などモブウマ娘しか出走しない育成レースは存在するが、それらはG2以下のためライブはメイクデビューと同じ「Make debut!」であり、勝負服も着てくれない。
ストーリーに登場するモブウマ娘
ゲームではメインストーリーや各ウマ娘のキャラストーリー、そして育成シナリオにも要所要所でモブウマ娘が出演する。
基本的に名前や容姿は画面に登場せず、単に「ウマ娘A」などの表記や、「前髪ぱっつんのウマ娘」「ネコ目のウマ娘」など容姿の特徴が名前の代わりとして表記される。また、実在ウマ娘の親族のウマ娘の場合はその続柄で表記される。例→エアグルーヴの母親(ウマ娘)
モブキャラまでフルボイスのメインストーリーおよびウマ娘ストーリーでは、モブウマ娘たちももちろんボイスがついているが、詳しいキャストは公表されていない。モブウマ娘を演じているとSNS等で公表している声優は複数いるので、気になる人はダメ絶対音感を駆使して探してみよう。
メインストーリーに登場するチームシリウス所属のモブウマ娘や、キングヘイローの取り巻きのように主要キャラを支える味方のこともあれば、主要キャラに対して批判や敵意をぶつけてくる敵役の場合もある。基本的に実在ウマ娘たちはトレセン学園の中でも超エリートの部類であるため、ストーリーに登場するモブウマ娘たちの姿からは、そこまでの才能に恵まれないウマ娘にとってのトレセン学園の厳しい環境を垣間見ることもできる。
- カレンチャンの育成シナリオに登場する、トリプルティアラを獲れなかったオークスウマ娘
- スマートファルコンの育成シナリオに登場する、芝G1で最下位に終わってジャパンダートダービーに挑む青鹿毛のウマ娘!!!!!!
- アグネスデジタルの育成シナリオに登場する、『NHKマイルC』を勝った4番の後輩ちゃん
- カワカミプリンセスの育成シナリオに登場する、耳飾りが黄色とピンクのしましまで、『プリファイ』モチーフの髪飾りをした黒鹿毛のウマ娘
- キタサンブラックの育成シナリオに登場する、日本ダービーでサトノダイヤモンドに8cm差で勝利したウマ娘
- アイネスフウジンの育成シナリオに登場する、アイネスに憧れて芝のレースに逃げで挑んで9着に敗れ、その後ダートで差し切り勝ちした後輩ウマ娘
など、明らかに元ネタがあると思われる(が正式なキャラクターとしてはウマ娘化されていないためにモブ扱いとなっている)モブウマ娘もちらほら見られる。
メインストーリー内でのレースシーンは展開も史実を再現しているため、アニメと同様に実際のレースと見比べれば走っているモブウマ娘がどの馬にあたるのかある程度特定可能。たとえば第2章のミホノブルボンとライスシャワーの菊花賞では、ちゃんとブルボンの前を走っている逃げウマ娘がいる。ただし、同じ菊花賞では配信時にレース用の勝負服モデルが存在しなかったためにマチカネタンホイザも別のモブウマ娘になってしまっていたりする。
なお、前述の通り各種ストーリー内に登場するモブウマ娘はボイスこそあれど基本的に画面に容姿は映らないのだが、いくつかのウマ娘ストーリー内では、容姿・ボイスありのモブウマ娘が登場する。現在のところグラスワンダーのウマ娘ストーリーにブリッジコンプが登場(ゼッケンに名前が表示されており確定)。また、メジロパーマーとイナリワンのウマ娘ストーリーには、ブリッジコンプとジュエルネフライトと思われるウマ娘が登場する。
ヒシミラクルのウマ娘ストーリーでは、ミラ子の友人として「朗らかなウマ娘」と「シニカルなウマ娘」の2人のモブウマ娘が容姿・ボイスつきで登場する。それぞれビジュアルはハートリーレターとビロンギングスのもの。
また、ボイスはないが、他にシナリオに名前・容姿ありで登場するモブウマ娘として、イベント「キミの夢へと走り出せ!」の第3話のレース場面にて出走している、アンタゴニスト、リボンマーチ、アイタンリの3人がいる(ちなみにアンタゴニストとリボンマーチはなぜかゲーム内のレース出走時とは別の勝負服を着ている)。
また、ナリタタイシンの育成シナリオ冒頭ではウォーキートーキーとポイズナスが名前だけ登場している。
アニメ『うまゆる』
2022年10月16日より配信がスタートしたショートアニメ『うまゆる』において、ゲーム版の彼女達らしきモブウマ娘がやはりモブとしてたびたび出演しているのが確認されている。
第2話ではラストのシンボリクリスエスがベンチに腰かけているシーンで4名が登場。
有識者によると、左手前が「ブリッジコンプ」右手前が「ディスパッチャー」、奥の二人は後ろ向きだったり横向きで顔が隠れているが髪色・髪型・髪飾りや肌の色などから左奥が「バイトアルヒクマ」右奥が「ルンバステップ」ではないかと言われている。
以降も第7話、第8話、第9話、第11話、第13話、第18話でモブウマ娘の出演が確認されている。特にブリッジコンプは(第11話は髪色が違うので別の子の可能性もあるが)ほぼ皆勤賞であり、11話ではガヤではないはっきりした台詞まで貰っている。
記事のあるゲーム版レース出走モブウマ娘
- インペリアルタリス(ウマ娘)
- ヴァッサゴ(ウマ娘)
- エキサイトスタッフ(ウマ娘)
- シャインプレイズ(ウマ娘)
- ドカドカ(ウマ娘)
- バイトアルヒクマ(ウマ娘)
- ビューティアゲイン(ウマ娘)
- ブリッジコンプ(ウマ娘)
- ブリュスクマン(ウマ娘)
- フルールドシュマン(ウマ娘)
- ミニキャクタス(ウマ娘)
- リードサスペンス(ウマ娘)
記事のあるゲーム版ストーリー登場モブウマ娘
『ウマ娘 シンデレラグレイ』において
オグリキャップの史実をベースにした漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』では、連載開始前からウマ娘化されていたタマモクロスやスーパークリークは無論のこと、許可を得られている馬についてはヤエノムテキ、サクラチヨノオー、メジロアルダン、シリウスシンボリらが新たにウマ娘化され、実在の名前そのままで登場している。
一方、それ以外のウマ娘については基本的にアニメ版のブロワイエなどと同様、実際の名前を捻った架空ウマ娘として登場している。フジマサマーチ(マーチトウショウ)のようにストーリーに大きく絡むウマ娘から、ゲストキャラ程度の出番のウマ娘、名前が出てくるだけの完全なモブまで様々。
ただし序盤でカサマツに入学してきたオグリに嫌がらせを仕掛けるノルンエース、ルディレモーノ、ミニーザレディの3人は元ネタを持たないオリジナルウマ娘である。
『ウマ娘 シンデレラグレイ』の記事にはチョイ役まで作中に名前の出たウマ娘が全員紹介されているので、そちらも参照。
記事のある『シンデレラグレイ』登場架空ウマ娘
- アキツテイオー(ウマ娘) - ニッポーテイオー
- オベイユアマスター(ウマ娘)- ペイザバトラー
- ディクタストライカ(ウマ娘) - サッカーボーイ
- トニビアンカ(ウマ娘) - トニービン
- フジマサマーチ - マーチトウショウ
- ブラッキーエール(ウマ娘) - ラガーブラック
- ベルノライト(ウマ娘) - ツインビー
- フォークイン(ウマ娘) -ホーリックス-
関連動画
前述の通りライブシアターでの「キャラ未指定の場合、モブウマ娘がランダムに割り当てられる」仕様を利用したMVが多数投稿されている。
シナリオ「つなげ、照らせ、ひかれ。私たちのグランドライブ」は「勝てないウマ娘にもライブの機会を」がテーマのため、ラストライブをモブウマ娘で再現する動画が多数投稿されている。
中にはウマーマンシリーズが作られているモブウマ娘も。
MMDモデルまで作成されている。
アニメSeason1で登場したキンイロリョテイ、Season2で一瞬登場したヤマニンゼファーの元ネタ解説
関連リンク
▼モブウマ娘の人数、キャラ造形パターンなどを検証している有志トレーナーのツイートまとめ。
▼有志(上記まとめとは別の人)が作成している、モブウマ娘まとめwiki。2023年8月現在、まだ全モブウマ娘が網羅されてはいないので注意。
▼有志(上ふたつとはまた別の人)が作成したモブウマ娘外見図鑑。こちらは全675人が網羅されているが、ルームマッチ蒐集のため各種ステータスは育成シナリオで探す際の参考にはならないので注意。
関連項目
親記事
子記事
- インペリアルタリス(ウマ娘)
- エキサイトスタッフ(ウマ娘)
- オールハイユウ(ウマ娘)
- シャインプレイズ(ウマ娘)
- ドカドカ(ウマ娘)
- バイトアルヒクマ(ウマ娘)
- ビューティアゲイン(ウマ娘)
- フルールドシュマン(ウマ娘)
- ブリッジコンプ(ウマ娘)
- ブリュスクマン(ウマ娘)
- ミニキャクタス(ウマ娘)
- リードサスペンス(ウマ娘)
- ヴァッサゴ(ウマ娘)
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- カレンチャン(ウマ娘)
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- キタサンブラック(ウマ娘)
- キングヘイロー(ウマ娘)
- クロノジェネシス(ウマ娘)
- グランアレグリア(ウマ娘)
- コパノリッキー(ウマ娘)
- サイレンススズカ(ウマ娘)
- サウンズオブアース(ウマ娘)
- サクラチトセオー(ウマ娘)
- サクラチヨノオー(ウマ娘)
- サクラバクシンオー(ウマ娘)
- サクラローレル(ウマ娘)
- サトノクラウン(ウマ娘)
- サトノダイヤモンド(ウマ娘)
- サムソンビッグ(ウマ娘)
- シュヴァルグラン(ウマ娘)
- シリウスシンボリ(ウマ娘)
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