戦う交通安全! | |||||
激 | 走 | 戦 | 隊 | ||
カ~~~レンジャー! |
とは、地球の平和を守る為という理由で、幼年男子の三種の神器のひとつ「車」をモチーフにした武器や巨大メカを駆使して宇宙暴走族ボーゾックと戦う事に巻き込まれた、自動車会社に勤める猿顔の一般市民とその同僚の地球(チーキュ)の若者たちの等身大の奮闘を、徹頭徹尾"正しく間違えて(褒めてます)"コメディタッチに描き、記録よりも記憶に残るセルフパロディぶりと、お子様への交通安全アピールに定評のあるスーパー戦隊シリーズ20作目の不思議コメディーシリーズ作品である。
※1996年3月1日より1997年2月7日まで毎週金曜17:30~17:55にテレビ朝日系列で放送。全48回。
ニコニコ動画では、東映特撮ニコニコおふぃしゃるにおいて2016年1月22日より配信開始。
毎週金曜17:30に最新話更新、無料視聴期間は72時間(月曜17:30まで)となる。
スーパー戦隊シリーズ | |
第1作 | 秘密戦隊ゴレンジャー |
第2作 | ジャッカー電撃隊 |
第3作 | バトルフィーバーJ |
第4作 | 電子戦隊デンジマン |
第5作 | 太陽戦隊サンバルカン |
第6作 | 大戦隊ゴーグルV |
第7作 | 科学戦隊ダイナマン |
第8作 | 超電子バイオマン |
第9作 | 電撃戦隊チェンジマン |
第10作 | 超新星フラッシュマン |
第11作 | 光戦隊マスクマン |
第12作 | 超獣戦隊ライブマン |
第13作 | 高速戦隊ターボレンジャー |
第14作 | 地球戦隊ファイブマン |
第15作 | 鳥人戦隊ジェットマン |
第16作 | 恐竜戦隊ジュウレンジャー |
第17作 | 五星戦隊ダイレンジャー |
第18作 | 忍者戦隊カクレンジャー |
第19作 | 超力戦隊オーレンジャー |
第20作 | 激走戦隊カーレンジャー |
ストーリー
宇宙暴走族ボーゾックの手により、故郷の星を打ち上げ花火にされて滅ばされたハザード星人の少年ダップは、ボーゾックが次の打ち上げ花火の目標と定めた惑星チーキュ(地球)に急行し、宇宙に伝わる「伝説の星座」の力"クルマジックパワー"で激走戦隊カーレンジャーとなる若者達を探していた。
の5人を伝説の激走戦隊カーレンジャーとなる若者達だと思い込んだダップは、あの手この手を駆使して勧誘するも、一般社会人である5人は、無料奉仕で他人の為に戦う事を拒否し続けていた。
しかし、地球に現れたボーゾックが破壊活動を始めたのを目の当たりにした5人が、ボーゾックにより死に瀕したダップの説得を真に受けて正義のヒーローになる事を承諾すると、死んだふりをしていただけだったダップにより、無理矢理に変身アイテム・アクセルチェンジャーを装着させられ、クルマジックパワーで伝説の戦士・激走戦隊カーレンジャーへと変身させられた。なんと言う「計画通り」
ボーゾックを退けた5人は、普通の会社員の生活を送りながら、時にダップに縛り上げられて無理矢理戦場につれてこられたりといった暴走を交えつつボーゾックと戦う意思を次第に強くし、自分たちの夢の車が具現化→合体したRVロボを駆って、芋羊羹で巨大化する術を得たボーゾックとの戦いに真剣になっていくのだった。
チーキュに単身赴任してきた宇宙警察官シグナルマンと行き違いで戦ったり共闘したり、暴走戦隊ゾクレンジャーを倒したり、ダップの冬眠による危機をVRVマスターから譲り受けたVRVロボで退けたりと、戦い続ける激走戦隊カーレンジャー。
対して、改名を重ねた挙げ句に元の名前に落ち着いたボーゾックの前に、彼らをそそのかし自らの野望を押し進めようとする暴走皇帝エグゾスが出現する。
100万年に1度零れる酒樽座の酒によって、守護星座が酔っ払って変身できなくなった激走戦隊カーレンジャー達5人は、
おめえら、5対1だぞ! 卑怯だとは思わねえのか!?
と戦隊シリーズの禁句を言い放つボーゾックの副長ゼルモダに対して
勘違いするな! 俺達は1の力を5分割して戦っているだけだ!
ついに自ら戦いに赴いた暴走皇帝エグゾスは激走戦隊カーレンジャーのロボを2体とも行動不能にするなど戦隊史上でも屈指の強さを見せつけた彼らを窮地に追い込んだが、利用されていたことを知り反旗を翻したボーゾック、その総長ガイナモに腐った芋羊羹を食べさせられ、弱体化したところを5人でボコボコにされた。
戦いが終わり、騙されていた事を知ったボーゾックたちは、焼き肉屋のアルバイトになったり、小学校に入学したり、芸能プロダクションを立ち上げてミュージカルスターを目指すこととなった。
激走戦隊カーレンジャーとして戦った5人の若者は、自らの夢を実現する為の日常へと戻っていった。
そして、海賊戦隊ゴーカイジャーに、いつのまにか役者になっていた陣内恭介がゲスト出演したときは、恭介を巡る敵陣営の三角関係に大いなる力の押し売り、キャラブレイクを交えたセルフパロディの数々…と、歴代でも濃い部類に入るゴーカイ一同を完全に食ったカーレンジャー793話となり、当時を知るもの・知らないものを破顔させたのであった…。あれでも、当時のカーレンよりずっとマシなのは言わないお約束で。
問題作誕生
「激走戦隊カーレンジャー」や、スーパー戦隊シリーズ20作目として企画・製作された特撮ヒーロー番組である。
前史
前作「超力戦隊オーレンジャー」は、それまで超世紀戦隊シリーズとして「バトルフィーバーJ」を始祖としていた枠組みを「秘密戦隊ゴレンジャー」を始祖に改めてスーパー戦隊シリーズとし、"スーパー戦隊シリーズ20周年記念作品"として企画された。その為商品展開もかなり大規模に行われ、DXロボが5体分も発売されたり、なりきり玩具も追加戦士や強化バズーカなども次々出すなど、大量の大型商品を投入した。
しかし、結果としてバンダイ全体の総売り上げこそ好調であったものの、年末商戦では苦戦し、巨大母艦キングピラミッダーや復活変形ガンマジン等数々の不良債権を各地の玩具店に残す結果となってしまう。
また、「オーレンジャー」は放送当時の1995年に相次いだ「阪神淡路大震災」「オウム真理教による地下鉄サリン事件」の影響で、初期の軍隊組織らしいシリアスな内容や古代文明の超常的な要素からの路線変更を余儀なくされ、中盤からは役者が戸惑う程にまで内容がコメディ化し迷走状態に陥り、視聴率も低調であった。
この状況は、かつて1989年に起こった東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件や放送時間の変更に影響を受け低迷しかけた「地球戦隊ファイブマン」と似たような状況で、この作品も(バンダイの野中剛によれば)親世代に受けるよう教師設定にしたり男女異なるアイテムで変身する等を取り入れたが不発に終わり、中盤にコメディ化でテコ入れを図ったものの更に失敗を喫したという前例があった。
更に「オーレンジャー」は、同時期のメタルヒーローシリーズ「重甲ビーファイター」が「オーレンジャー」とは対照的に後半になるにつれ好調なセールス・視聴率を記録し、続編の制作まで決定するなど、同じ東映作品に人気を取られていた部分もあった。(これについても、前述の「ファイブマン」の年には「特警ウインスペクター」が好調で同様の現象が起こっている。)
これらの反響を受け、次回作の戦隊には幼年層への更なるアピールに加え、当時の相次ぐ事件や震災や不況による殺伐とした世間の雰囲気への考慮、そして特撮番組より高い視聴率を記録していた当時のアニメ番組の作風に習い、後述の新プロデューサー・髙寺成紀が「ギャグ戦隊」を企画会議で推進したとされる。またテレビ朝日プロデューサーの梶淳も、「忍者戦隊カクレンジャー」で実験的に行ったセルフパロディ回などを経て「(当時終了して間もない)不思議コメディーシリーズの要素を戦隊に取り入れたい」と考えていた。
こうして『ヒーローがコメディ集団ならば悪役もまたコメディである』という、史上類を見ないコメディ戦隊「激走戦隊カーレンジャー」は誕生した。
完全なコメディ路線へ
このためか20作目の戦隊のモチーフは幼年男子に確実な訴求力を持つ「車」が選ばれた。チーム名もストレートに「カーレンジャー」となり、クルマジックパワーやアクセルチェンジャーといったストレートな用語が多く設定されている。
玩具展開も二号ロボや基地ロボは出すものの、オーレンジャーよりも点数を絞り込み、加えて「高速戦隊ターボレンジャー」で人気だった基地ロボの前例もあり、車をモチーフにした戦隊ならではのロボ同士の連動ギミックや、基地ロボの収納ギミックが盛り込まれた玩具が発売された。
一方で作風は「オーレンジャー」が次々と供給過になる程にギミックをつぎ込んだ結果脚本の制作がうまくいかなかった反省もあったのか、まだまだバブル崩壊による平成不況のダメージが残っていた為なのか、当時の東映は「カーレンジャー」のみならず、ほぼ時を同じくしてスタートする「超光戦士シャンゼリオン」等においても、注目を集める為に様々な幼年層へ向けた路線変更を実験的に模索していたところがあった。
※ただ前述の「ビーファイター」の続編「ビーファイターカブト」は作風に「カーレンジャー」ほどの変更はなく、この部分では戦隊側が譲歩する形で人気の競合を避けている。
「カーレンジャー」では、これまでのプロデューサー鈴木武幸が営業に専念することになったこともあって、こだわり>予算に定評のある前述の高寺成紀をプロデューサーに抜擢。更にテレビ朝日側の目論見通り、不思議コメディーシリーズを手がけた鬼才・浦沢義雄をメインライターに迎えて、スーパー戦隊史上初のコメディ戦隊を作る布陣を整えた。一方サブライターにはベテランの荒川稔久と曽田博久も関わっており、80年代のスーパー戦隊発展期を支えた曽田にとっては最後の戦隊シリーズ脚本となっている。
※後にウルトラシリーズ・仮面ライダーシリーズ・スーパー戦隊シリーズすべてに楽曲を提供することになる佐橋俊彦が、はじめて戦隊シリーズの音楽を担当した作品でもある。
「秘密戦隊ゴレンジャー」でも幼年層に向けた「なぞなぞ」を取り入れる等、コメディライクな要素はこれまでのシリーズ作品にも見受けられたが、「激走戦隊カーレンジャー」はそれらがなしえなかった"最後まで基本路線(コメディ)を貫く"と言う悪ノリにも受け取れるセルフパロディ&コメディ路線を描き続けた。結果、大きなお友達からも真っ二つの評価を得る作品となるのである。
等身大の正義
「激走戦隊カーレンジャー」は、
- 「戦う交通安全」と言うキャッチフレーズ。
- 「激走戦隊カ~~~レンジャー!」と「カ」の後を伸ばして「レ」にアクセントを置く名乗り。
- サブタイトルに交通関係の言葉をいれて幼年層にアピール。
- 次回予告のラストで交通安全を促す台詞をいれて幼年層にアピール。
- 地球→チーキュ、日本→ニッポンポンと言う宇宙語。
- 敵から「猿顔の一般市民」よばわりされるレッド。
- 常時「ございます」と丁寧に話すブルー。
- 変身後も関西弁でしゃべるグリーン。
- ブルーを弟にする、と突然言いだし暴れるイエロー。
- 数字を操る敵に体重計の数値を操作された(と思い込んで)激怒するピンク。
- レッドと交換日記をする敵の女幹部
- 「クルマジックパワー」や「野生の車」といった独創的な世界設定。
- 芋羊羹で巨大化する敵。
- 歴代史上最強のバカ揃いで憎めない敵組織(主に大竹宏のせい)。
- 雑誌の付録の敵巨大ロボット。
- 暴走戦隊ゾクレンジャー。
- 5人がかりな事に対する敵からのマジレス。
- 敵も味方も必ずと言ってもいいぐらい「激走戦隊カーレンジャー」とフルで呼ぶ。
- 敵も味方も必ずと言ってもいいぐらい「激走戦隊カーレンジャー」とフルで呼ぶ。大事な事なので(ry
※一応大事な事なので、本記事でも「激走戦隊カーレンジャー」とフルで記載するように心がけています。
といった徹底した不条理ギャグ路線と、戦隊シリーズのセルフパロディな正しく間違えた(褒め言葉)なお笑い路線に隠れがちだが、本作が描いたテーマには「等身大の正義」がある。
この場合の「等身大」は、
といったこれまでの特撮ヒーローにありがちな「正義の味方」として戦う意識づけになるものが存在せず、そこらへんにいた会社員が正義の味方になった。と言ういろんな意味でリアルと言うか如実なものである。
どれくらい「等身大」かは、作中で正義の味方になるように言われた5人が、
恭介「じょ、冗談じゃないっていうの!どうして俺達があんな会社で働きながら激走戦隊カーレンジャーにならなきゃいけないんだよっ!給料税込みで19万3千円で、どうして宇宙の平和まで守らなきゃいけないわけ!?」
洋子「私のお給料は20万ちょっと」
菜摘「私は20万2千円」
実「俺なんか17万8千円やで!」
直樹「21万でございます」
ダップ「…給料のことなんか、どうでもいいの!」
恭介「よくないッ!」
といった「無償」の行為は給料に反映されない事を気にする台詞が登場する等、随所にちりばめられている。
いろいろ巻き込まれたり、挙句の果てにはだまされて、正義の味方となる道を選んだ5人だったが、「等身大」を描く為に特に支援する組織も無く、正体を知られないようにしながら自分達で出来る事を実行しつつ、敵:宇宙暴走族ボーゾックと仲良く喧嘩した。
※「等身大」の強調の為か、専任のナレーターがキャスティングされず、ナレーション的な語りはすべてメインキャストが行った。(オーレンジャーで試みられたアバンタイトルもカットされ、放送開始と共にオープニングがはじまる)
この「等身大の正義」を描こうとした事が、掟破りを常道としたコメディ路線につながったとも言え、一般人レベルだからこそ
勘違いするな! 俺達は1の力を5分割して戦っているだけだ!
と言う猿顔の一般市民恭介のマジレスを、笑って楽しめる作品になったと考えられる。
※ちなみに、「等身大の正義」というテーマをより正しく描けたのは次作の「電磁戦隊メガレンジャー」だったが・・・
評価
視聴率面では前作「超力戦隊オーレンジャー」程ではなかったものの苦戦している。
平均視聴率は4.8%であるが、それまで「地球戦隊ファイブマン」が記録していた最低視聴率の記録1.8%をさらに下回る1.4%と言う戦隊シリーズ最低視聴率記録を叩き出してしまっている。
※なお、最低視聴率を記録したのは、暴走戦隊ゾクレンジャーが登場した25話である。ゾクレンジャー大勝利!
但し直前の時間帯に放映されていた「機動新世紀ガンダムX」もやはり視聴率不振に苦しんで放送時間変更のうえ話数短縮の打ち切りとなっており、本作の後番組・電磁戦隊メガレンジャーは放映開始早々(第8話)に放送時間が日曜朝7時半に変更されている。平日夕方に子供番組を放送するフォーマットに既に無理が来ていたとも言える。
また、不条理コメディやセルフパロディが、メイン視聴層である幼年男子を完全に置いてきぼりにする程の悪ノリ状態へとエスカレートしていったことは否めない。
メインライターを務めた浦沢義雄の特徴である「笑える人にとっては面白いが、そうでない人にはつまらない」はっきり好みの分かれる内容もあって、戦うシーンでのメリハリの効いた正当派ヒーロー番組を求める子供や、大きなお友達からはそっぽを向かれ、人によっては怒りの対象にまでなった。
この為放映中から現在に至るまで、好きな人はとても好き、嫌いな人は見るのも嫌という、評価の極端な作品となった。
しかし、本作が提示した子供向けと言うものをシンプルで明るく表現し、戦うと言うよりも仲良く喧嘩しているように表現した姿勢は、特撮ヒーロー番組の新たな方向性のひとつを示したと言え、後に魔弾戦記リュウケンドーや超星艦隊セイザーX等の作品の道程になり、「あそこまでやらなければ大丈夫」と思わせる影響を与えたのではとも考えられ、激走戦隊カーレンジャーは、こだわりが過ぎて記録よりも記憶に残る作品と言える。
まぁ高寺Pだからしかたないね。
5人の若者達
激走戦隊カーレンジャーのリーダー「レッドレーサー」には、自動車会社ペガサスのテストドライバー「陣内恭介」が変身する。
猿顔の一般市民「陣内恭介(じんない・きょうすけ)」演:岸祐二 | ||||
23歳の地球人で、自称テストドライバーだが、実際は代行運転の運転手等の雑用を担当する不良社員。左利き。 ゾンネットからレッドレーサーとしての姿に惚れられるが、変身していない時はボーゾックからは 猿顔の一般市民 と呼ばれている。 序盤で総一郎が乗っていたオープンカーに憧れていたがボーゾックによってオープンカーが暴走し、その原因が車のせいにされたのか、いつのまにかオープンカーは恭介の物になっている。 給料は税込19万3千円。 レッドレーサーとしては、以下の個人武装・技等を駆使して戦う。
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「カーレッドレッドレーサー」演:横山一敏、福沢博文 |
「ブルーレーサー」には、自動車会社ペガサスのカーデザイン・設計担当で誰からも愛される弟キャラ「土門直樹」が変身するでございます。
「土門直樹(どもん・なおき)」 演:増島愛浩 | ||||||
作中で17歳から18歳なったと言う未成年で、過剰に丁寧な言葉遣いで話し、語尾に必ず「でございます。」を付けるでございます。 給料は税込21万円とメンバー中一番もらっているでございます。 ブルーレーサーとしては、以下の個人武装・技等を駆使して戦うでございます。
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「ブルーレーサー」演:竹内康博、石垣広文 |
自称サブリーダーの最強コメディキャラ「グリーンレーサー」には、自動車会社ペガサスの営業「上杉実」が変身する。
「上杉実(うえすぎ・みのる)」 演:福田佳弘 | ||||||
最年長24歳の大阪人で、戦隊シリーズメンバー初のバリバリの関西弁で話すキャラ。恭介とは良い漫才コンビ状態になっている。 ある意味「激走戦隊カーレンジャー」を象徴するキャラであり、関西弁といえば思い浮かべる大きなお友達もいると思われる。 グリーレーサーとしては、以下の個人武装・技等を駆使して戦う。
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「グリーンレーサー」 演:大藤直樹 |
「激走戦隊カーレンジャー」の大黒柱にして最強キャラのイエローレーサーには、自動車会社「ペガサス」のスーパーメカニック「志乃原菜摘」が変身する。
「志乃原菜摘(しのはら・なつみ)」 演:本橋由香 | ||||||
負けん気の強さでは男に負けない19歳の女性で、スパナ片手にあらゆるメカを分解・修理し、安全ピンでアクセルチェンジャーを直す程の腕前を持つスーパーメカニック。 給料は税込20万2千円。 イエローレーサーとしては、以下の個人武装・技等を駆使して戦う。
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「イエローレーサー」 演:大林勝 |
「激走戦隊カーレンジャー」のミニスカポリスリーダーピンクレーサーには、自動車会社「ペガサス」の経理担当「八神洋子」が変身する。
「八神洋子(やがみ・ようこ)」 演:来栖あつこ | ||||||||
極度の機械音痴で極度の方向音痴な19歳で、基本的には乙女チックで甘えん坊な女性。 給料は20万とちょっと(本人申告)。 ピンクレーサーとしては、以下の個人武装・技等を駆使して戦う。
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「ピンクレーサー」 演:中川素州 |
激走戦隊カーレンジャーに変身する5人の名前は、「秘密戦隊ゴレンジャー」にならって苗字の読みの1文字目を組み合わせて
と「自動車」と言う単語になるようになっている。
※他のスーパー戦隊シリーズでの類似例。
秘密戦隊ゴレンジャー | 電磁戦隊メガレンジャー | 忍風戦隊ハリケンジャー | |||
か | 海城剛 | D | 伊達健太 | し | 椎名鷹介 |
し | 新命明 | E | 遠藤耕一郎 | の | 野乃七海 |
お | 大岩大太 | N | 並樹瞬 | び | 尾藤吼太 |
ペ | ペギー松山 | J | 城ヶ崎千里 | →「しのび」から「忍」 | |
あ | 明日香健二 | I | 今村みく | ||
→カシオペア ※ラスボスの弱点の事。 |
HA | 早川裕作 | |||
→DENJIで「電磁」、そして「電磁波」 | |||||
魔法戦隊マジレンジャー | 獣拳戦隊ゲキレンジャー | 炎神戦隊ゴーオンジャー | |||
小津蒔人 | ま | かん | 漢堂ジャン | え | 江角走輔 |
小津芳香 | ほ | ふ | 深見レツ | こ | 香坂連 |
小津麗 | う | う | 宇崎ラン | ろ | 楼山早輝 |
小津翼 | つ | →かんふう転じて「カンフー」 | じ | 城範人 | |
小津魁 | かい | い | 石原軍平 | ||
→「エコロジー」 須塔兄妹をいれると 「エコロジスト」になる。 |
協力者達
キュゥべえ「ダップ」CV:まるたまり 演:田邊智恵 |
故郷をボーゾックに花火にされて滅ぼされたハザード星人の少年で、語尾に「だっぷ」をつけてしゃべる。 |
「天馬市太郎」演:寺岡龍治 |
激走戦隊カーレンジャーの5人が勤務する自動車会社「ペガサス」の社長の息子で5人と仲良し。 |
「シグナルマン」CV:大塚芳忠 演:O-BITOH(岡本美登)、武智健二 |
ボーゾックを逮捕する為に、地球に単身赴任してきたポリス星人の宇宙警察・警察官。 基本的に、頑固で融通の利かない性格をしており、特に交通ルールの遵守にはギアスの魔法をかけられているとばかりにボーゾックを追いかけている時でも守ろうとする上、激走戦隊カーレンジャーでも交通ルールを破ろうとする場合は容赦しない。 移動式交番「コバーンベース」を人通りのほとんどない場所に出現させては 誰も通らない… とつぶやくのがお決まりのパターン。 自分抜きで激走戦隊カーレンジャーが巨大戦をはじめると、サイレンダーを駆って 本官の許可無く勝手に戦うんじゃない! と割り込んでくるのもお決まりのパターン。 家庭では妻のシグエと息子シグタロウを愛する良き父であり、単身赴任の身を嘆き家族の思い出をしばしば回想する。 海賊戦隊ゴーカイジャーにおいては戦う力を失っていたが、通常の戦士が「変身できない」という描写をされているのに対し、そもそも変身能力を持たないシグナルマンがどういう状態にあったかはゴーカイジャーの作中最大級の謎とされているという人もいる。最終回では隣に特捜戦隊デカレンジャーのドギー・クルーガーもいたことから、彼とは因縁浅からぬ関係なのかもしれない。 |
「ラジエッタ・ファンベルト」演:濱松恵、須藤実咲 |
ファンベル星の第二王女であり、ゾンネットことバニティミラー・ファンベルトの妹でもある14歳の少女。 ティラミス・コンニャク・ミルフィーユ の呪文で変身し、憧れの激走戦隊カーレンジャーに会う為にラジエッカーに乗って地球に来た際は、 銀河伝説のクルマジックパワーに導かれたかのようにチーキュにやってきた と言って「ホワイトレーサー」を名のった。パンツ見せながら(↑の画像) ファンベル星に戻って再び現れた際は、*お察しください*な事情により中の人が変わっているのだが、 あれ、前と雰囲気変わったんとちゃうか? またこの際、愛車のラジエッカーがリモコン操作でロボットに変形して戦えるように改造されており、その後に巨大化も可能になった。 |
「VRVマスター」CV:小林清志 演:森山貴文、武智健二 |
宇宙の一匹狼 を名のる黒いスモークシールドで覆われたヘルメットと黒いスーツを着用した謎の人物で、危機に瀕した激走戦隊カーレンジャーにVRVロボを与えた。普段はパチンコ店にいたり床屋にいたりする。(子供向けなのにパチンコ店にいたりヘルメットなのに散髪しに行くってどういうことなの・・・) 正体はダップの風来坊な父親で、大好きなコーヒー牛乳を浴びる程飲んでいるうちにいつのまにか冬眠しなくても良い体になり、ダップの事を妻に預けて宇宙を気ままに旅していたらハザード星が無くなっていた為、地球にやってきた。 エグゾスが倒された後は、黒装束を脱いで素顔を表し、ダップと共に地球を離れた。 |
巨大ロボ
激走戦隊カーレンジャーにおける、巨大化したボーゾックらに対抗する用の所謂1号ロボは、5人の「夢の車」が具現・巨大化して出現した5台のRV(レンジャービークル)マシンが、激走合体した巨大ロボ「RVロボ」である。
※本来の「RV」は「レクリエーショナブル・ビークル」の略である。
※RVマシンは全車「排気ガスを放出しない」「四輪駆動」仕様となっている。
※いつの間にこんなものが出現する道路を作ったんだと突っ込んではいけない。
RVロボ |
レッドビークル | RVロボの頭と胸になるレッドレーサー用クーペ型RVマシン。 |
ブルービークル | RVロボの腹と大腿部になるブルーレーサー用ピックアップ型RVマシン。 | |
グリーンビークル | RVロボの右足になるグリーンレーサー用ミニバン型RVマシン。 | |
イエロービークル | RVロボの左足になるイエローレーサー用SUV型RVマシン。 | |
ピンクビークル | RVロボの両腕になるピンクレーサー用ワゴン型RVマシン。 | |
5台のRVマシンが荒地を走りだし、 激走合体 のコールと共に、並走していたグリーンビークルとイエロービークルが、並んだまま180度ターンしてブルービークルの正面から合体、左右に分かれたピンクビークルがブルービークルとすれ違いざまに合体。さらに崖からジャンプしたレッドビークルがブルービークルの荷台に突っ込んで合体した状態から、 バトルモード、チェンジアップ の合図で立ち上がり、レッドビークルが前後に折れ曲がって頭部が出現した後、 エンジン快調!RVロボ ※こんな巨大な車が走り続けられるだけの荒地は日本に無いのではなどと細かいことを考えてはいけない。 動かすにはクルマジックパワーが必要で、2000万馬力のパワーを持ち、手持ち武装として盾のラジアルシールドと、必殺剣RVソードを装備する。胸のハイパワーランプからプラグネートスパークを放つ他、右足から繰り出す「RVロボ浪速蹴り(なにわけり)」や、左足から繰り出す「イエロービークル回転キック」等の直接打撃技も持っている。 必殺技は、RVソードを構えて独楽の様に高速で回転しながら敵に突っ込む「RVソード激走斬り」。切り捨てた後の片膝をついたポーズが印象的。 ブレーキングに敗れてボーゾックに鹵獲された際、韓国へオイキムチを買いに行くために、クルマジックパワーの代わりにグラッチが取り付けたボーゾック乾電池で無理矢理動かされた事がある。ウイスキーで動くガンヘッドみたいなものですね。 |
リッチハイカー教授のブレーキングに敗れてRVロボを鹵獲された上に、頼みのダップが冬眠と言う名の夏眠に入ってしまって窮地に陥った激走戦隊カーレンジャーが、VRVマスターが与えた「働く車」のVRV(ビクトリーレンジャービークル)マシンを合体させたのが所謂2号ロボ「VRVロボ」である。
合体時に大量のクルマジックパワーを消費する為、クルマジックパワーが足りない時は、VRVマシン単体で人型ロボ「VRVファイター」に変形して戦う。
※なお、巨大ロボに合体するマシンで且つ、分離している状態でも別途機能を有し、且つ、分離形態でも個別に人型ロボットになるのはVRVマシンが戦隊シリーズ史上では初である。
(「無敵将軍」や「オーブロッカー」(一度石の塊になっただけ)は、分離形態に特に別の機能が無い。)
Vファイヤー | VRVロボの頭と胸になるレッドレーサー用消防車。 人型のファイヤーファイターにも変形する。 |
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Vポリス | VRVロボの腹と大腿部になるブルーレーサー用パトカー。 人型のポリスファイターにも変形する。 |
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Vダンプ | VRVロボの右足になるグリーンレーサー用ダンプカー。 人型のダンプファイターにも変形する。 |
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Vドーザー | VRVロボの左足になるイエローレーサー用ブルドーザー。 人型のドーザーファイターにも変形する。 |
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Vレスキュー | VRVロボの両腕になるピンクレーサー用救急車。 人型のレスキューファイターにも変形する。 |
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必ず勝つことを約束されたロボット との事で、東京ドーム地下にあるビクトリードックから、ビクトレーラーに収容されたかたちで出動した後にVRVマシンが発進し、 必勝合体! エンジン絶好調!VRVロボ! の合図と共に合体を完了して戦闘を開始する。やっぱりいつのまにこんな道路作ったんだとつっこんではいけない。RVロボを上回る3000万馬力のパワーを誇り、2丁のVガンを標準装備している。 必殺技は、ビクトレーラーの両腕となっている巨大なバズーカ砲「Vバズーカ」と、巨大なバルカン砲「Vバルカン」を転送して行う一斉砲撃「ビクトリーツイスター」。 |
RVロボとVRVロボの連携は、「ビクトリーツイスター」を、「RVソード激走斬り」で弾いて命中させる「RVソードツイスターカッター」があるぐらいで、2体のロボがスーパー合体する機構は有していない。
但し、合体パターンが基本的に同じな為、両手足の換装が可能であり、作中にもその要素を用いた合体バリエーションが登場した。
天下の浪速ロボスペシャル |
RVロボの両手足と、VRVロボの胴体が破壊された際に、グリーンレーサーのひらめきで、無事だったRVロボの胴体に、VRVロボの両手足を合体させた形態。名前はグリーンレーサーによるものだが、他のメンバーから一斉にツッコミをくらった。 RVソードとビクトリーツイスターを使用可能で、プラグネードスパークとビクトリーツイスターを同時発射できることから、最強ロボ誕生かとも思われたが、その後二度と登場しなかった。 ちなみにDX玩具ではジョイントがRVロボとVRVロボのジョイント構造が同一であったため劇中シーンを再現できる。なお、百獣戦隊ガオレンジャー以降のシリーズでは巨大ロボへの換装などが定番化するため、この浪速ロボはそれらの原点とも言える存在である。 |
RVロボとVRVロボ以外には巨大ロボは配備されず、シグナルマンの「サイレンダー」やラジエッタの「ラジエッカーロボ」が登場したぐらいである。玩具の売り上げが絶好調だった超力戦隊で親の財布を痛めつけすぎたためであろうか。
※ビクトレーラーはロボット形態にもなれるが、戦闘しない為に母艦扱いされている事が多い。
ビクトレーラー |
VRVマシンを運ぶ巨大トレーラーで、三段重ねにすることで一応ロボットっぽいかたちになるが、脚がなく、両腕もビクトリーツイスター時に転送する上、基本的に戦闘に参加しないので、母艦扱いされている。 |
サイレンダー |
シグナルマンの巨大パトカーが変形する巨大ロボットで、ポリス星の警察の標準装備らしい。 スタンドアップ!サイレンダー のコールで変形し、 無駄な抵抗はやめろ! で戦闘開始する。 両手のサイレンダガーや、手錠・サイレンワッパーを発射するワッパガンや、サイレンシールドを装備しており、必殺技は、右腕のバルカン砲を速射する「サイレンバルカン」。 |
ラジエッカーロボ |
チェンジ!ラジエッカーロボモード 遠隔操作で動き、RVロボの最強の地位を脅かす程強いが、地球上では1分しか稼動できない。 ゴー!ラジエッカー・ジャイアントモード で巨大化する。 ※巨大な猫頭がどこに入っているとか整合性を深く考えてはいけない。 |
標準装備
激走戦隊カーレンジャーの各種標準装備は、電撃戦隊チェンジマン以来の標準だった銃と剣に変形するタイプではなく、銃型武器と剣型武器が別々に存在し、後続の携帯装備との合体&強化も別々に行うシステムとなっている。
アクセルチェンジャー |
激走戦隊カーレンジャーの変身用アイテムで、左手首に装着する「アクセルブレス」と、エンジンキー状の「アクセルキー」のセット。 激走 アクセルチェンジャー と叫んで変身する。 また、アクセルキーにはそれぞれ異なるキーホルダーが取り付けられている(恭介:車のエンブレム、直樹:鉛筆、実:お守り、菜摘:金色のハート、洋子:熊のぬいぐるみ)。これはRVロボの合体バンクなどで確認できる。 |
オートブラスター オートパニッシャー |
シフトアップ |
バイブレード |
激走戦隊カーレンジャー全員が標準装備している剣で、バックルに収納している。柄のグリップを引くことでフルパワーモードになる。 |
ナビックコム ナビックショット ナビックブラスター |
些細な事で喧嘩していた菜摘と洋子が、仲間の危機を救う為に仲直りして開発した「カーナビック」を、カーナビ形態で使用すると「ナビックコム」となってステルス状態の敵を発見し、銃形態の「ナビックショット」として使用すると障害物を曲折して避けながら飛ぶビームを放ち、オートパニッシャーと合体させると百発百中の「ナビックブラスター」となる装備。 |
ギガフォーミュラー フォーミュラーノバ |
ダップがクルマジックパワーで生み出した自動車型の武器で、各部が分離して激走戦隊カーレンジャー各位の個人兵装になる他、組み替える事で必殺バズーカモードの「フォーミュラノバ」になる。 |
ギガブースター ブースターキャノン |
恭介・直樹・菜摘・洋子とダップが協力して開発した新兵器で、飛行形態の「ギガブースター」と必殺バズーカ形態の「ブースターキャノン」に変形する。 お披露目の際は、開発に直接関与していなかった営業の実により、完成直後に間違って宅配便で北海道に送り出され、慌てて追いかけるというこの作品らしいハプニングが発生している。 |
スピーダーマシン
激走戦隊カーレンジャー5人それぞれが乗用し、RVマシンのコクピットになるゴーカートサイズの小型車両として登場したのが「スピーダーマシン」である。動かすにはクルマジックパワーが必要。
レッドスピーダー1 | レッドレーサー用マシンで最高350km/hで走り、スピーダーガンを装備する。 |
ブルースピーダー2 | ブルーレーサー用マシンで5台中最速の最高450km/hで走るが、武装が無い。 |
グリーンスピーダー3 | グリーンレーサー用マシンで最高350km/hで走り、スピーダーミサイルを装備する。 |
イエロースピーダー4 | イエローレーサー用マシンで最高350km/hで走り、スピーダーカッターを装備する。 |
ピンクスピーダー5 | ピンクレーサー用マシンで最高350km/hで走り、スピーダーレーダーを装備する。 |
※大人の事情等もあって撮影所内しか走行できなかった為、序盤以降はスピーダーマシンに乗って走るシーンは登場しなくなった。
野生の車
車がテーマの戦隊ということで、実際の車両も、誰も載りこなすことができなかった事が銀河に伝説として残っていた伝説の"野生の車"という設定が示す通り、自我をもった自動車型の機械生命体で、隕石に閉じ込められていたと言う、激走戦隊カーレンジャーらしいアレンジがされて登場している。
リッチハイカー教授が、野生の車を洗脳して激走戦隊カーレンジャーにぶつけようとした事から隕石から開放され、最終的には激走戦隊カーレンジャーの仲間となった。その出自により、激走戦隊カーレンジャーの装備の中では唯一、クルマジックパワーに依存しない為、ダップが夏眠していても動く事が出来る。その割にクルマジックパワーを失ったクリスマス決戦や最終決戦においてサボっていたことを突っ込んではならない。
なお、元になった車両が海外メーカーのものの為、2台とも戦隊シリーズの車両では数少ない左ハンドル仕様になっている。
ペガサスサンダー |
4代目シボレー・カマロをベースにしたスポーツカータイプの赤いボディをした野性の車で、レッドレーサーが運転し、ピンクレーサーが同乗する。 |
ドラゴンクルーザー |
クライスラーのラングラーをベースにした青いボディのジープタイプな野生の車で、ブルーレーサーが運転し、イエローレーサーとグリーンレーサーが同乗する。 |
なお、ペガサスサンダーやドラゴンクルーザーという名前はすべて激走戦隊カーレンジャーが名づけたもので、本当の名前は不明である。
関連人物
天馬総一郎 演:エド山口 |
激走戦隊カーレンジャーの5人が勤務する「ペガサス」の社長で市太郎の父親。 自分の会社の地下に基地を作られても気づいていなかった。 |
天馬良江 演:岩崎良美 |
天馬総一郎の妻で、市太郎の母親。一太郎と一緒にいたグラッチに驚いて地球の食べ物を買いに行きその一つの芋羊羹で巨大化したグラッチを見て気を失った。 それ以降、ボーゾックのせいで異星人に嫌悪感を持ち、市太郎が攫われた際はシグナルマンを責めている。 |
シグエ CV:長沢美樹 |
シグナルマンの妻で。サザエさんの様な髪型をしている。 職業は警察官で、やはり交通ルールに厳しい。 |
シグタロウ CV:沢田雄希 CV:池上央将 |
単身赴任中の父シグナルマンが大好きな息子。 |
芋長(イモチョウ)の主人 演:南州太郎 |
ボーゾックを巨大化させる芋羊羹を売っている和菓子屋「芋長」の主人。 グラッチが最初に店に訪れた際は最初は普通に振舞っていたが、内心その外見に驚いていた。きちんとお金を500円払って購入していた為か、その後は慣れたようでお得意様として扱っていた。 自宅の床の間に「芋羊羹」と書いた掛け軸をかける程、芋羊羹へのこだわりを見せるが、実はケーキ屋になりたかった。言うまでも無いが、ボーゾックが彼の芋羊羹によって巨大化することを知らない。 |
宇宙暴走族ボーゾック
「激走戦隊カーレンジャー」の敵組織が、人口惑星バリバリアンを根城に星を打ち上げ花火にして滅ぼす事を楽しむ「宇宙暴走族ボーゾック」である。
惑星を滅ぼす集団でありながら、その内部はある意味「珍走団」がぴったりな連中で、
- リーダーのガイナモからしてCV:大竹宏なおバカキャラ
- ボーゾックの言葉では「地球」はチーキュ、「日本」は合衆国ニッポンポンと発音する
- チーキュ人をよく知らないため、激走戦隊カーレンジャーのマスクを素顔だと思っている
- 暴走族のくせに月給制
- 暴走族のくせに構成員がほぼオヤジ(特に後半)
- 地球の車に宇宙で迷惑騒音をさせて、そのうるささで他の宇宙船から攻撃をさせようとする他人任せ作戦
- 激走戦隊カーレンジャーが使用していた巨大ロボットを乗っ取り、韓国へ本場のオイキムチを買いに行く
- パチンコ店、焼肉店でアルバイトをする組織のボス
といった憎めないところのあるマヌケな集団(褒めてます)だったりする。
スーパー戦隊シリーズの敵の基本である「巨大化」は、激走戦隊カーレンジャーの5人が勤務する「ペガサス」の近所にある和菓子屋「芋長」の芋羊羹を食べることで行い、コンビニの芋羊羹では逆に小さくなってしまうと言うところまでフォローされ、芋羊羹もきちんとお金を500円払って購入している。
※企画当初はカレーライスの予定だったが、浦沢義雄により芋羊羹に変更された。
ボーゾックを束ねる総長を務める親分肌で俺様な、所謂CV:大竹宏な「ボス」キャラ。 回を重ねる毎にバカキャラな点が強調されていき、リッチハイカー教授が登場した際には、熱い友情で結ばれていると豪語した部下のゴロツキ達が、金であっさり裏切る等情けない点も現れるようになり、大竹宏の名演もあって憎めないボスキャラとなった。 エグゾスに騙されていた事を知ると、激走戦隊カーレンジャーに協力し、エグゾスが死んだ後にはボーゾックを解散して、以前に働いた事のある焼肉屋に就職した。 ※チーキュ(地球)人は、彼らが自分と同じ姿に見えるのか、普通に挨拶したり、昼間から買い物に出ても不思議がられない。資金稼ぎは焼肉屋やパチンコ店でバイトしていたりする。(これも周りから不思議がられない) 「ダイナモ」から |
|
美女ゾンネット 演:七瀬理香 |
ガイナモが、彼女の為にチーキュ(地球)を花火にしようとする程いれこむ美女で、正体は、お姫様暮らしが嫌になって家出したファンベル星の第一王女で、ラジエッタの実姉。基本的にわがままな性格で、ガイナモらを顎で使っている。 レッドレーサーに一目惚れするが、マスク顔を素顔だと思っていた為、正体である恭介の事は「猿顔の一般市民」と呼ぶ。 一度はレッドレーサーに振られるが、冴えない「猿顔の一般市民」の恭介が自分の為に必死になって戦う姿を見て心が動き、ボーゾック解散後、ファンベル星に帰った際に恭介の事を思い出したりしていた。 |
ボーゾック以前からガイナモとつるんでいたNo.2をつとめる行動隊長で、ひそかにガイナモを蹴落として総長になる野望をもっていたりもする。 旗色が悪くなると「撤収!」や女子高生のような掛け声と共に撤退する。 回が進むにつれて当初の残虐性が薄れ、お茶目なキャラとなっていき、 おめえら、5対1だぞ! 卑怯だとは思わねえのか!? といったお約束破りな発言をした事もある。 |
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ボーゾックの知恵袋ともいえる発明家で、偶然とはいえ芋長の芋羊羹で巨大化出来る事を己の身をもって発見した功労者。 ※但し、原理を解明したわけではない。 リッチハイカー教授が奪ってきたRVロボを、ボーゾック電池をつないで動かせるようにしたり、ノリシロンを組み立てたりといった発明家らしい実績はあるが、発明自体は趣味が最優先の為基本的に役に立たないので、一番の役目は、芋長の芋羊羹を買いにいくことだったりする。 ※素顔のままで買いに行き、特に芋長の主人らにはあやしまれていない。 ボーゾック解散後は、ゼルモダと共にチーキュ(地球)の小学校に入学した。 「クラッチ」から |
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お約束の中盤から登場した敵側のテコ入れキャラで、ガイナモが呼び寄せた犯罪コンサルタント。プライドが高くスケベだが、参謀として働きながらボーゾックの実権を握る為に暗躍する頭脳を持ちあわせている。 手違いで宇宙の邪悪エネルギーを一身に受けた後は、顔色が金色になってパワーアップし、リッチリッチハイカー教授に改名した後、ゼルモダやゴロツキ達を買収してボーゾックの実権を手に入れて、ガイナモとゾンネットを追放した。 自分の手持ちに、ガイナモの結婚資金を勝手に使って怪獣型巨大メカ「ブレーキング」をつくりあげてRVロボを捕獲したが、VRVロボに敗れ、ボーゾック幹部唯一の戦死者となった。 |
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名前は、「SSパマーン」とアルファベット2文字とカタカナの組み合わせとなっており、アルファベットの部分も「SS(スースー)パマーン」と読む等、そのままの読みではない。 |
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ワンパー |
所謂「戦闘員」で、口から墨を吐きゼルモダがもっている蛸壷の中からわらわらと現れる。 白、青、緑、ピンクの4色が存在しているが、白は一人しかいないある種レア物。2話では迫害されるように他のワンパーに出動の際踏み潰されたりした。 基本的に「チース」としかしゃべれない。 |
ゴロツキ |
バリバリアンにたむろする鳥・猫・蛙等の頭をした宇宙人。グラッチの芋羊羹の実験台により宇宙ゴキブリ(通称ゴキちゃん)が加わった。 ボーゾック怪人と同類らしく、JJジェットンの様にボーゾック怪人として激走戦隊カーレンジャーと戦う事になった不幸な者もいる。 また、SSパマーンが結成した「暴走戦隊ゾクレンジャー」のゾクレッド(SSパマーン)以外のメンバーはゴロツキ達がつとめている。 |
そしてストーリー終盤には、自らの野望のためにボーゾックを利用する所謂ラスボス「暴走皇帝エグゾス」が登場して激走戦隊カーレンジャーたちを苦しめた。
暴走皇帝エグゾス |
スピード違反し放題且つ交通事故起こし放題という「恐怖の大宇宙ハイウェイ」建設の為に邪魔なハザード星を、ガイナモに 「ハ」で始まる星を滅ぼすと良い事があるでしょう という年賀状を送って打ち上げ花火にさせたり、地球を破壊するように吹き込んだ宇宙の地上げ屋で、帝国を持っているわけではないが皇帝を自称し、激走戦隊カーレンジャーの力の源である車座の星座と対を成す悪の星座の力を持っている。 地球破壊をボーゾックに任せて静観していたが、一向に地球が破壊されない事から、ボーゾックにテコ入れしてエグゾスが発行しているという「宇宙ランド」の付録のノリシロンを与えたりした。 最終的には、自ら激走戦隊カーレンジャーを滅ぼして地球を破壊しようと正体を現し、エグゾス・スーパーストロングとなって激走戦隊カーレンジャーを絶対絶命のところまで追い込んだが、あまりにも予想外の伏線、そして戦隊史上最大級のひどいオチで弱体化し、倒された。 |
暴走戦隊ゾクレンジャー
「激走戦隊カーレンジャー」に登場した東映のセルフパロディのひとつとして登場したのが「暴走戦隊ゾクレンジャー」である。
それまでにも、「地球戦隊ファイブマン」での「銀河戦隊ギンガマン」や、「忍者戦隊カクレンジャー」の「花のくの一組」といった敵集団側の戦隊キャラが登場しているが、ボーゾック怪人「SSパマーン」が組織した「暴走戦隊ゾクレンジャー」は、
なお、オープニングテーマの歌詞改変&アレンジ曲のオリジナルテーマ曲をバックに登場した「暴走戦隊ゾクレンジャー」が行った事は、
といった小者臭あふれる極めて残虐非道な内容だったりするが、「ボーゾック一のヒーロー研究家」たるスーさんことSSパマーンことゾクレッドに率いられた暴走戦隊ゾクレンジャーは、激走戦隊カーレンジャーを絶体絶命のところまでおいつめたものの、自称ホワイトレーサーことラジエッタにより邪魔された。
邪魔された腹いせにラジエッタを人質にした暴走戦隊ゾクレンジャーは、
卑怯よ!
との激走戦隊カーレンジャーからのツッコミに対して、
暴走戦隊だからいいパマン。大体普段1人のボーゾックに対して5人でかかってくるお前らに言われたくないパマン!
と戦隊シリーズの禁忌に触れる発言をしている。(文中、「パマン」はゾクレッドことSSパマーンの語尾)
ラジエッタの変身魔法で形勢を逆転されると、ゾクレッドが巨大化(もちろん芋長の芋羊羹で)して巨大戦となり、
大銀河電撃科学暗黒剣稲妻電撃プラズマサイバーオーロラ・・・
と歴代の巨大ロボの必殺剣技名をつなげた恐ろしく長い技名をしゃべっている間に、
技の名前が長いんだよ!
しかしその裏では、暴走戦隊ゾクレンジャーが登場した25話を、スーパー戦隊シリーズ最低視聴率記録を更新させると言う嫌がらせには成功している。
※カラオケにオープニングテーマしかなかった頃は、暴走戦隊ゾクレンジャーの歌詞を暗記して歌う猛者が出た程、1話で消えるにはもったいない存在だった。
バリンガーZ
激走戦隊カーレンジャーの最終決戦直前には、テレビランド、テレビマガジン、てれびくんなどの児童誌にて当初「バリンガーZ」という巨大ロボが登場する予定だった事が明かされている。
※なお、テレビランドは「激走戦隊カーレンジャー」放映終了直前に休刊している。
名前の通り、外見はマジンガーZで、ボス役の大竹宏が声を担当しているガイナモが搭乗する予定だった。しかし、児童誌に情報公開した後、実際に搭乗したのは「ノリシロン12」を改造した「ノリシロン最終」で、
など諸説あるが、結局「バリンガーZ」は登場せずに終わった。よく見るとパーツが写りこんでいたりするが。流石に版権関係は「こまけえことはいいんだよ!」ではすまなかったようだ。
キャスト
メインキャスト | スーツアクター | ||
陣内恭介 | 演:岸祐二 | レッドレーサー | 演:横山一敏、福沢博文 |
土門直樹 | 演:増島愛浩 | ブルーレーサー | 演:竹内康博、石垣広文 |
上杉実 | 演:福田佳弘 | グリーンレーサー | 演:大藤直樹 |
志乃原菜摘 | 演:本橋由香 | イエローレーサー | 演:大林勝 |
八神洋子 | 演:来栖あつこ | ピンクレーサー | 演:中川素州 |
ダップ | CV:まるたまり | 演:田邊智恵 | |
VRVマスター | CV:小林清志 | 演:森山貴文、武智健二 | |
シグナルマン | CV:大塚芳忠 | 演:O-BITOH(岡本美登)、武智健二 | |
敵勢力 | その他関連人物 | ||
総長ガイナモ | CV:大竹宏 | 天馬市太郎 | 演:寺岡龍治 |
ゾンネット | 演:七瀬理香 | 天馬総一郎 | 演:エド山口 |
副長ゼルモダ | CV:津久井教生 | 天馬良江 | 演:岩崎良美 |
発明家グラッチ | CV:長嶝高士 | ラジエッタ | 演:濱松恵、須藤実咲 |
リッチハイカー教授 | CV:田中信夫 | シグエ | CV:長沢美樹 |
宇宙ゴキブリ・ゴキちゃん | CV:桜井敏治 | シグタロウ | CV:沢田雄希、池上央将 |
暴走皇帝エグゾス | CV:小林修 | 芋長の主人 | 演:南州太郎 |
スタッフ
原作 | 八手三郎 |
プロデューサー | 梶淳、岩本太郎、太田賢司(テレビ朝日) 髙寺成紀(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー) |
脚本 | 浦沢義雄、曽田博久、荒川稔久 |
監督 | 小林義明、坂本太郎、渡辺勝也、田﨑竜太、松井昇、竹本昇 |
アクション監督 | 山岡淳二、新堀和男、J・ムラカミ(村上潤) |
撮影 | いのくままさお |
キャラクターデザイン | 野崎明、阿部統、下條美治 |
イラスト | 野口竜、スタジオメルファン、ARZスタジオ |
音楽 | 佐橋俊彦 |
特撮監督 | 佛田洋 |
制作 | テレビ朝日、東映、東映エージエンシー |
主題歌
|
オープニング | 歌 | 作詞 | 森雪之丞 |
「激走戦隊カーレンジャー」 | 高山成孝 | 作曲 | 小路隆 | |
編曲 | 小路隆 | |||
エンディング | 歌 | 作詞 | 森雪之丞 | |
「天国サンバ」 | 高山成孝 | 作曲 | 小路隆 | |
編曲 | 小路隆 |
- 1話~13話まで「激走戦隊カーレンジャー」
- 14話~31話まで「激走戦隊カーレンジャー~フルアクセルヴァージョン~」の1番
- 32話以降は「激走戦隊カーレンジャー~フルアクセルヴァージョン~」の2番
の3パターンを使用しており、この作品の数少ない正統派ヒーローらしさがある歌詞をしている。
※エンディングテーマ「天国サンバ」は、「忍者戦隊カクレンジャー」のED以来の敵側についての歌だが、映像で主役な扱いをしていた「カクレンジャー」と異なり、歌詞そのものが敵側視点となっている。
また最終回のEDでは、オープニングテーマの「激走戦隊カーレンジャー」が使用された。
※挿入歌も多く製作され、
や、25話限定のオープニングテーマのセルフパロディソング「暴走戦隊ゾクレンジャー」等がある。ただし宇宙暴走族ボーゾック全体のテーマ曲やレッドレーサー以外の戦隊メンバーによるソロ曲(キャラソン)は作られていない。(尤も、クリスマスアルバムにおいて激走戦隊カーレンジャーのメンバー各人のソロ歌唱を聴くことはできる)
放映リスト
※第20話「試乗最高の名車!!」でスーパー戦隊シリーズ通算1000話目を達成している。
No. | 放映日 | サブタイトル | 敵怪人 | 監督 |
脚本 | ||||
1 | 1996.3.1 | 戦う交通安全 | ・暴走消防車 | 小林義明 |
浦沢義雄 | ||||
2 | 1996.3.8 | 踊る騒音公害 | ・BBドンパ (ビービードンパ、CV:田中和実) |
小林義明 |
浦沢義雄 | ||||
3 | 1996.3.15 | 正義の初心者印 | ・RRリー (リーリーリー、CV:細井治) |
坂本太郎 |
浦沢義雄 | ||||
4 | 1996.3.22 | 巨大化に赤信号 | ・MMモグー (モーモーモグー、CV:河本浩之) |
坂本太郎 |
浦沢義雄 | ||||
5 | 1996.3.29 | この先激走合体 | ・MMモグー (モーモーモグー、CV:河本浩之) |
渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
6 | 1996.4.5 | 私達…一方通行 | ・QQキュータン (キューキューキュータン、CV:加藤精三) |
渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
7 | 1996.4.12 | 青は進入禁止?! | ・NNネレンコ (ネーネーネレンコ、CV:梅津秀行) |
田崎竜太 |
浦沢義雄 | ||||
8 | 1996.4.19 | 変身腕輪不携帯 | ・YYビンゴ (ヤーヤービンゴ、CV:千田義正) ・YYゴンザ (ヤーヤーゴンザ、CV:塩屋浩三) |
田崎竜太 |
浦沢義雄 | ||||
9 | 1996.4.26 | 星へのUターン | ・KKエス / 宇宙のスピード王マックス (クークーエス、CV:二又一成) ・BBドドンパ (ビービードドンパ、CV:なし) |
坂本太郎 |
浦沢義雄 | ||||
10 | 1996.5.3 | 大逆転!! 自転車教習 | ・LLオネネ (レーレーオネネ、CV:柳沢三千代) |
坂本太郎 |
曽田博久 | ||||
11 | 1996.5.10 | 怒りの重量オーバー | ・PPラッパー (パーパーラッパー、CV:江原正士) |
渡辺勝也 |
荒川稔久 | ||||
12 | 1996.5.17 | 宇宙から来た信号野郎 | ・UUウーリン (ウーウーウーリン、CV:渡部猛) |
渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
13 | 1996.5.24 | 出動!! 自慢の緊急車両 | ・再生UUウーリン (再生ウーウーウーリン、CV:渡部猛) |
渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
14 | 1996.5.31 | 雷地獄へフルアクセル | ・エレキンタ (CV:郷里大輔) |
田崎竜太 |
曽田博久 | ||||
15 | 1996.6.7 | 悪まで仮免恋愛中 | ・GGゴキちゃん (ゴーゴーゴキちゃん、CV:桜井敏治) |
田崎竜太 |
荒川稔久 | ||||
16 | 1996.6.14 | ワル知恵合流注意 | ・JJジェットン (ジェージェージェットン、CV:高戸靖広) |
坂本太郎 |
浦沢義雄 | ||||
17 | 1996.6.21 | 押し着せ正面衝突! | ・ZZゼリ (ゼーゼーゼリ、CV:西村智博) |
坂本太郎 |
浦沢義雄 | ||||
18 | 1996.6.28 | うそつきハート整備中 | ・OOオーパ (オーオーオーパ、CV:上田敏也) |
渡辺勝也 |
曽田博久 | ||||
19 | 1996.7.5 | 恋のあて逃げ娘! | ・HHデーオ (ヒューヒューデーオ、CV:関智一) |
渡辺勝也 |
荒川稔久 | ||||
20 | 1996.7.12 | 試乗最高の名車!! | ・WWワリッチョ (ワリワリワリッチョ、CV:八代駿) |
田崎竜太 |
浦沢義雄 | ||||
21 | 1996.7.19 | カーナビを超えたカーナビ | ・AAアバンバ (アーアーアバンバ、CV:青木和代) |
田崎竜太 |
浦沢義雄 | ||||
22 | 1996.7.26 | 悲劇の交通ルール体質 | ・CCチャッコー (チャーチャーチャッコー、CV:志賀克也) |
坂本太郎 |
浦沢義雄 | ||||
23 | 1996.8.2 | 王女様にオーバーヒート! | ・VVゴリーン (ヴゥーヴゥーゴリーン、CV:江川央生) |
坂本太郎 |
荒川稔久 | ||||
24 | 1996.8.9 | 急発進?! ニューリーダー | ・TTテルリン (テーテーテルリン、CV:肝付兼太) |
渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
25 | 1996.8.16 | ナゾナゾ割り込み娘! | ※暴走戦隊ゾクレンジャー ・ゾクレッド / SSパマーン (スースーパマーン、CV:林一夫) ・ゾクブルー(CV:細井治) ・ゾクグリーン(CV:宮田浩徳) ・ゾクイエロー(CV:千田義正) ・ゾクピンク(CV:塩野勝美) |
渡辺勝也 |
荒川稔久 | ||||
26 | 1996.8.23 | ノンストップ宅配武器 | ・DDドンモ (ドードードンモ、CV:龍田直樹) |
田崎竜太 |
荒川稔久 | ||||
27 | 1996.8.30 | 単身赴任の分岐点… | ・XXミレーノ (クスクスミレーノ、CV:納谷六朗) |
田崎竜太 |
浦沢義雄 | ||||
28 | 1996.9.6 | さらば信号野郎!! | ・HHワッショイショイ (ホイホイワッショイショイ、CV:峰恵研) |
坂本太郎 |
浦沢義雄 | ||||
29 | 1996.9.13 | 予期せぬ大怪獣事故!! | ・ブレーキング | 坂本太郎 |
浦沢義雄 | ||||
30 | 1996.9.20 | 衝撃のデビュー! はたらく車!! | ・ブレーキング | 渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
31 | 1996.9.27 | フルモデルチェンジだ! VRVロボ | ・改造ブレーキング | 渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
32 | 1996.10.4 | RVロボ大逆走! | ・ZZギューリー (ヅケヅケギューリー、CV:山下啓介) |
渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
33 | 1996.10.11 | おめざめ! 激走ダップ | ・UUウッス (ウスウスウッス、CV:亀山助清) |
松井昇 |
荒川稔久 | ||||
34 | 1996.10.18 | 恋の世話焼き割り込み娘 | ・FFムンチョリ (フィルフィルムンチョリ、CV:大森章督) |
松井昇 |
荒川稔久 | ||||
35 | 1996.10.25 | 裏切りの信号野郎 | ・GGボーン (ゴンゴンボーン、CV:篠田薫) |
坂本太郎 |
浦沢義雄 | ||||
36 | 1996.11.1 | 怪しい排ガス一掃作戦 | ・BBコイヤ (ブンブンコイヤ、CV:神山卓三) |
坂本太郎 |
浦沢義雄 | ||||
37 | 1996.11.8 | 恐怖の大宇宙ハイウェイ計画 | ・ノリシロン-12(トゥエルブ) | 田崎竜太 |
浦沢義雄 | ||||
38 | 1996.11.15 | バックオーライ!? イモヨーカン人生 | ・PPチープリ (プリプリチープリ、CV:飯塚昭三) ・ノリシロン-12(トゥエルブ) |
田崎竜太 |
曽田博久 | ||||
39 | 1996.11.22 | 道路好き好き!! 宇宙ペット | ・CCパッチョーネ (チャムチャムパッチョーネ、CV:柴田秀勝) ・宇宙生物ビーガ-(CV:木藤聡子) |
渡辺勝也 |
曽田博久 | ||||
40 | 1996.11.29 | 浪速ともあれスクランブル交差ロボ!? | ・OOバットン (オロオロバットン、CV:矢尾一樹) |
渡辺勝也 |
荒川稔久 | ||||
41 | 1996.12.13 | 暴走皇帝戦慄の燃料チェック | ・IIゴキちゃん (イケイケゴキちゃん、CV:桜井敏治) ・スカイギギューン ・マリンザブーン |
田崎竜太 |
荒川稔久 | ||||
42 | 1996.12.13 | 全車エンスト! 巨大ロボ絶体絶命!! | ・マリンザブーン | 田崎竜太 |
荒川稔久 | ||||
43 | 1996.12.20 | メリークルマジッククリスマス!! | ・スカイギギューン ・マリンザブーン ・ランドズズーン |
田崎竜太 |
荒川稔久 | ||||
44 | 1997.1.10 | 不屈のチキチキ激走チェイス! | ・MMシューリスキー (メチャメチャシューリスキー、CV:沢りつお) ・エグゾスター |
竹本昇 |
曽田博久 | ||||
45 | 1997.1.17 | ホントの恋の出発点 | ・EEムスビノフ (エンエンムスビノフ、CV:真殿光昭) |
竹本昇 |
荒川稔久 | ||||
46 | 1997.1.24 | 突然失効!? 変身パワー | ・バリンガーZ ・ノリシロン-最終(ファイナル) |
渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
47 | 1997.1.31 | 当って砕けろ!? 決死の宇宙ドライブ | (ゲストキャラクターなし) | 渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
48 | 1997.2.7 | いつまでも交通安全!! | ・エグゾススーパーストロング | 渡辺勝也 |
浦沢義雄 | ||||
793 | 2011.5.22 | いまも交通安全 | ・ザンギャック行動隊長ジェラシット (CV:櫻井孝宏) |
坂本太郎 |
浦沢義雄 |
Vシネマ
現在ではおなじみとなっている前年のシリーズとのクロスオーバー第一弾「オーレVSカクレンジャー」が好評だった為、「激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー」も製作されることとなり1997年にリリースされた。
1999年以降が舞台のオーレンジャーと1996年が舞台のカーレンジャーでは時間軸が合わないとか「こまけえことはいいんだよ」とばかりに、激走戦隊カーレンジャーの面々は、オーレンジャーの敵「機械帝国バラノイア」の侵略を知らないという状態で、さらわれたオーレッドに代わりに、オーレンジャーの真の主役三浦参謀長が攫われる原因を作った激走戦隊カーレンジャーの面々を鍛えようとするといった超展開なストーリーとあわせて、まさしく"お祭り仕様"な内容となっている。
なお、1998年には、次回作の「電磁戦隊メガレンジャー」とのクロスオーバー「メガレンジャーVSカーレンジャー」が発売されている。
こちらではメガレンジャーの作風にあわせ多少ギャグを含みつつも高校生のメガレンジャーに対して、大人で社会人の頼れる先輩戦士となっている。
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関連動画
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関連項目
スーパー戦隊シリーズ | ||
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超力戦隊オーレンジャー | 激走戦隊カーレンジャー | 電磁戦隊メガレンジャー |
外部リンク
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