Z/X -Zillions of enemy X-とは、ブロッコリーと日本一ソフトウェアが手がけた大人(あなた)のためのカードゲームである。
ストーリー
異界の地より訪れた者に告げよ。
切なる願いは瓦礫に埋もれようとも、その想いが色褪せることはない。
神の摂理を覆すは我が祈り。剣となりて、境界線を断つものなり。
今からそう遠くない未来、世界各地に異世界の門、『黒点(ブラックポイント)』が出現。
そこから異形の生物が現われ、世界の侵攻を開始する。
後に『数えきれない正体不明の敵(Zillions of enemy X)』、通称ゼクスと呼ばれることになる異形。
彼らの正体は、我々の世界より分化した5つの未来の住人である。
彼らの目的は衰退した自分たちの未来を守るため、特異点である現代に降り立ち、他の未来の可能性を断つ事であった。
未来の異形同士の闘いに否応なく巻き込まれ、為すすべのない現代の人類。
しかしゼクスを封印・解放し、使役することのできる『カードデバイス』の発明により状況は変化。
ゼクスを操る者達は『プレイヤー』と呼ばれ、あるものは自らの野望のため、あるものは生き残るため、あるものは闘いを止めるため、闘いの渦に自ら飛び込むことになる。
…激化する5つの世界の争いが時空の歪みを生じさせ、「神」、現世に降臨す。
竜、そして人類を滅亡させるために…
概要
3x3の戦場にZ/X(ゼクス)を登場させ、攻防の駆け引きをする戦略ゲーム。
特徴として公式サイトや取扱店舗で配布されるフリーカードが公式の大会・イベントでも使える点、日本の5つの地区(エリア)に勢力があるとしてその地域に密着した展開をしている点がある。
2012年11月~2016年12月までVジャンプで漫画版を連載。2014年1月より「Z/X IGNITION」としてTVアニメを放送。
その後、2017年11月から「Z/X Code Reunion」を同じくVジャンプで連載開始。こちらは連載前よりアニメ化を告知されており、2019年10月から放送。
ストーリーは媒体ごとにそれぞれ異なっている。
若干のネタバレにはなるが、各媒体の物語はパラレルワールドの内の一つと考えればいいだろう。
初心者はフリーカードからはじめて構築済みデッキ、ブースターと進んでいくのがオススメルート。
一部の低封入カードを除き、カードショップで高くて千円程度なので続けやすいのも特徴の一つ。
ただし、デッキの全てのカードをパラレル(ホロ仕様)で揃えたり、グッズ付属の絵柄違い(製品版の再録)をデッキに必要な分揃えようとすると財布的な意味で難易度がグッと上がるので注意されたし。
無理せず自分の手の届く範囲で楽しく遊ぼう。
フリーカード
フリーカードは名前の通り無料で、取扱店舗でフリーカード冊子が配布されている。
その冊子から切り離して厚紙などと一緒にスリーブに入れることで、店舗で開催される公認大会はもちろん公式戦でもプレイできる。公式HPでもダウンロードでき、カラーコピーも可能。
フリー(カードの通し番号がF○○−○○○)以外のカードをコピーして公式・公認大会で使ってはならぬ。
竜の巫女との約束じゃぞ!
基本的には製品版よりも一段階パワーや威力が劣るが、製品版との相互互換や全く同じ性能のもの、商品化前の先行収録カードもある。
最近のフリーカードは製品版発売後の月末までの期間限定能力として、製品版と同じ性能が発揮できるようになっているので、性能を確認しつつ発売日を楽しみに待つのもいいだろう。
各種コラボレーション
近年のTCGにはよくある事だが、コラボレーションについても積極的である。
・日本一ソフトウェア(共同開発つながり)
・魔界戦記ディスガイア
・魔女と百騎兵
・神様と運命革命のパラドクス
・神様と運命覚醒のクロステーゼ
・神々の悪戯(ブロッコリーつながり)
・うたの☆プリンスさまっ♪(ブロッコリーつながり)
・回転むてん丸
くら寿司の人気キャラクターとのまさかの相互コラボ。
ブロッコリー社員の知り合いにくら寿司社員がいたことで実現したのだが、その関係を知ったときプロデューサーは「何故早く言わないんだ」と叱ったとか。
……いや、ユーザーの反応が「その発想は無かった」だから、その社員も想像できなかっただろうに。
・WIXOSS
プロデューサー同士が同じ居酒屋で飲んでいたことから始まった同業他社コラボ。
タマがゼクスとしてカード化した他、Z/Xからは上柚木綾瀬が出張している。
また、エイプリルフールではそれぞれのサイトで格闘ゲームと恋愛ADV風の嘘企画が発表された。
・カプコン
カプコンの人気ゲーム「バイオハザード7」「モンスターハンターX」「ロックマン2」とのコラボ。
通常のブースターに特殊な枠として封入されているが、レアリティとしては通常のレア相当
カード名を「家族」にするファミパンおじさんなど、どれも再現度は高い。
・E☆2
美少女イラストマガジン「E☆2(えつ)」とのコラボ。色ごとに担当イラストレーターを配置しE☆2で描かれたイラストを使用している。
なおコラボ当初は黒が存在しなかったが、1年後に通常ブースターにて黒が追加された。
・アズールレーン
大人気ソーシャルゲームとのコラボ。ただしアズレン側の「ゴシックは魔法乙女」コラボと同じくアズレン側への出張はない。
原作と同じく青と赤の陣営にわかれ、青はロイヤルが、赤は重桜がメインに構成されている。
東煌、北方、アイリス=ヴィシア、セイレーン等の四大勢力以外は輸入されず。でもブリはいる。
・El shaddai
そんなコラボで大丈夫か? 大丈夫だ、問題ない。
公式サイトで突然フリーペーパー配布が始まったコラボ。
内容はイーノック2種とルシフェル1種と少なめ。
世界
北海道・東北 / 関東 / 中部・北陸 / 近畿・四国 / 中国・九州 5地区(エリア)に対応し、
緑の世界 / 黒の世界 / 青の世界 / 白の世界 / 赤の世界 がある。
また公式サイトによると
- 5つの地域全てがカードゲームの舞台である
- 5つの地域出身(or在住)のイラストレーターを積極的に起用
- 5つの地域でイベントを開催。結果によりエリアが他勢力に乗っ取られることも
- 5つの地域限定のPRカードを配布(その町の勢力に対応したプレイヤーカードを配布)
というように他のカードゲームにはない展開をしている。
各色の特徴
赤の世界(強さこそが正義なのです。勇者よ、共に参りましょう)
人類の肉体が退化した未来。
今の人類にかわる新人類を作ろう!
↓
過去の英雄の遺伝子を強化してクローニングしたら本人そのものの魂まで備わっちゃった!
Dr.黒崎「……計画通り(ニヤリ」
↓
ブレイバーの実験体が逃げたぞ!他のブレイバーやミソス、ギガンテックを動員して捕まえろ!
↓
どさくさにまぎれて製法を狙う勢力から襲撃を受け、開発者行方不明。
↓
他のブレイバー「俺も俺も!」で戦国時代勃発←今ここ
過去の英雄のクローンである[ブレイバー]、DNAの書き換えにより短命になってしまった本来の人類こと職人集団[マイスター]がこの時代の人類。
またブレイバーを補佐するために生み出された獣[ミソス]、ブレイバーの仮想敵として生み出されたゴツゴツした獣[ギガンテック]が存在している。
ゲームとしての特徴は攻撃特化と火力ダメージによる除去、敵味方を問わない除外の利用。
青の世界(感情や肉体に価値はないよ。データの一部として科学の発展に貢献しよう)
科学が発展した未来。全人類の記憶をデータ化しようとするスーパーコンピュータと生き残った人間とが争う世界。
人類は捕獲された後、記憶を保存した上で肉体は殺されるのでたまったものではない。
また、都市部の住人はクローン人間に置き換わりつつあり、スパコンによって「管理された」生活を送っている。
分かりやすく言えば「ターミネーターみたいな世界」でありディストピア。
青の世界は完璧な世界であり、幸せと楽しさはゼクスとしての当然の義務です。
前述のストーリーで示されたカードデバイスは青の世界の技術提供を受けた現代の科学者の手で開発された。敵の大幹部の中には、今のコンピュータに支配されている状況を悔いてなんとかしようと頑張っている人がいるのである。
パワードスーツを身にまとった[バトルドレス]、海底行動用スーツをまとった[マーメイド]がこの時代の人類。
また、人類抹殺のために動く[キラーマシーン]、みんな大好き巨大ロボ[メタルフォートレス]などロボットたちも存在する。
ゲームとしての特徴はゼクスのバウンス、ドローや離れたスクエアに対する攻撃などコントロールに長けている。
白の世界(しんじるものはすくわれるのー。あがめよー、うやまえー)
精神の強さを求めた未来。精神の翼を持った[エンジェル]、精神の鎧をまとった[ガーディアン]がこの時代の人類。
人間以外では高い精神力を持った動物[セイクリッドビースト]、知性を持った猫[ケット・シー]が存在する。
敵対する存在はいないもののエンジェル内の権力闘争はあるようで「精神力の低い人間は保護して導かねば」(ただし上から目線)という穏健派と、綾瀬たちを襲った腹パン天使ガムビエルなど「人間なんて未熟な存在はとっとと粛正しちまえ」という急進派が存在し、その体制は決して一枚岩ではなく、ついには本編で内乱が勃発してしまった。
ケット・シーは公式ストーリーでもちょくちょく悪だくみをしており、その様子は公式イベントのムービーで伺うことが出来る。
ゲームとしての特徴は防御やゼクスの弱体化に長けている。
黒の世界(死・滅びこそが到達点。※以下自主規制※)
死に支配された未来。他人の寿命を奪い不死性を得る仮面を手にし、悪魔のような姿に変貌した[ディアボロス]がこの時代の人類。もはや殺し合いは彼らの暇つぶしと化している。
そのほかにはゾンビのような存在[ノスフェラトゥ]、殺傷力を高められた動物[プレデター]、意思を持つ拷問具[トーチャーズ]などが存在。
ゲームとしての特徴はトラッシュやチャージの利用、ゼクスの破壊(敵味方問わず)に長けている。
緑の世界(個を捨て、大樹ユグドラシルに全てを捧げよ)
バイオプラントで砂漠を緑化していたNPOが故意に寄生植物のDNAを混入、地球上の生命をすべて植物化しようと企んだ結果、植物に浸食された未来。
環境に適応するために植物や動物の力をとりこんだ[ホウライ][ライカンスロープ]、植物による浸食を受け入れた[リーファー]がこの時代の人類。
敵対する存在は冬虫夏草[プラセクト]。ただしデカい上にほとんどが肉食。
ゲームとしての特徴はリソースの操作に長けている。
神域(デュナミス)
第16弾において新たに登場した《神(ディンギル)》の世界。またデュナミスというエクストラデッキを構成する「ゼクス エクストラ」というタイプのカード群のこと。元ネタはシュメール神話。
また、18弾からは既存のゼクスが各色の竜の巫女に力をもらってパワーアップした[ウェイカー]や、24弾からゼクスとプレイヤーが融合した[オーバーブースト]が登場。設定的には神域に殴り込みをかけているらしい。
その後、ゼクスの上に重ねて縁深い人物の力を借りる[オーバーシフト]が登場。
デュナミスには12枚までゼクス エクストラとシフト、4枚までのゼクス オーバーブーストを投入できる。
デュナミスは裏向きで置かれるが、プレイ中はいつでも参照可能。
神なだけあり、召喚のために
①ゼクスエクストラの左上に書かれたコスト以上のリソースを展開していること。
②(ディンギルの場合)指定された色・人数のゼクスを破壊する。
かつそのコストの合計がゼクス エクストラのコスト以上であること。
(ウェイカーの場合)通常のゼクスと同じようにリソースを支払う。
かつ、カードに書かれた「覚醒条件」を実行すること。
(オーバーブーストの場合)対応するイベントをプレイする。
かつ、イベントに書かれた条件を満たしていること。
(シフトの場合)スクエアにある剣臨器で指定されたゼクスの上に重ねる。
かつ、剣臨条件を満たしていること。
を満たす必要がある。
また、スクエアから離れる(破壊・除外・リソース移動・バウンス等)とデュナミスに表向きで置かれる。
こうなると再びデュナミスから登場させることは出来なくなるが、表向きのゼクス エクストラの枚数(またはその種族)を参照して効果を発揮するゼクスも存在するため、帰還したゼクス エクストラが全く無意味になるというわけではない。
ストーリー的には降臨した神様がゼクス達に奇跡の力を分け与えた、というイメージ。
ちなみに参照する枚数をレベルとして表現しているが、レベル=神への信心という設定。
レベル5に達すると魂が焼失してしまうらしい(もちろんTCGではカードがボーボー燃えたりしない)
ウェイカーの場合はレベル10が存在し、アンコモンクラスでトンデモ効果を発揮する。
ゼクスレアでやれ。
登場人物
彼らの素顔については、ストーリーイベントやカードのフレイバーテキスト、公式のコラムなどで紹介されている。
スマホアプリで聴けるキャラクターのセリフなどにも小ネタが仕組まれており、キャラクターの個性をより引き立てている。
赤の世界
- 黒崎神門(くろさきみかど)(CV:中村悠一)
- パートナー:九大英雄 アレキサンダー(CV:檜山修之)
- 通称「天才軍師」。黒の世界で亡くなった妹を蘇らせるため東京を目指す。
詳細は個別記事にて。 - 倉敷世羅(くらしきせら)(CV:金元寿子)
- パートナー:究極強竜オリハルコンティラノ(CV:清水健佑)
- ロリ少女。しかし中身は戦斗怜亜が極限に恐れる無鉄砲な怖いもの知らずでマシンデストロイヤー。
機械を触っただけで爆発させるという恐ろしい特性を持つ、青の世界の最大の敵。
「Z/X IGNITION」でゼクス探知機を持っていたことは気にするな、アレは別の世界の話だ。
そして性能はあらゆる面で怜亜の一つ上を行く。戦斗怜亜の最大の天敵。
お母さんとオリハルコンティラノ、そしてカステラが大好き。
嫌いなものは胸のおおきい女と水泳。幼少期の学校生活が主な原因であるが、プールでは自分を見てもらえないから嫌いというなど、なかなかおませさんな性格。
「ボコす」という表現を使うが、これはテレビでおぼえたらしい。
偶然にもオリハルコンティラノの卵を拾い、孵化したティラノに親と認識された。
黒崎神門のことを「みかにぃ」と慕っており、何かあったときには電話で連絡をとりあっている。
また、「黒崎神門の名前を知っている人物にあったら信用していい」と彼に言われており、各地に潜伏する彼の仲間からサポートを受けられる状況にある。
もっとも、暗殺対象であるが故に名前を知っていた天王寺大和すら信用して付いていってしまうところはご愛嬌。彼の保有する電子機器を全てぶち壊してしまうのもご愛嬌。
行方不明になったテレビリポーターのお母さんを探すため、ティラノに乗って一路名古屋へ向かう。
何気に「ソトゥ子の部屋」第二部のレギュラーの座を射止めている。(毎回押しかけているうちに当たり前になった)
未来の赤の世界では神門の協力でギガンティックを開発し、黒の世界では強欲の神祖マンモンになる。 - 蝶ヶ崎ほのめ(ちょうがさき-)(CV:遠藤ゆりか→佐伯伊織)
- パートナー:妙声鳥 迦陵頻伽(CV:鈴木絵理)
- 軍師被害者の会その1。18歳の女子大生で才色兼備であらせられるご令嬢。
目立ちたがりやで目立つことならなんだってやるし変な語尾だってつける。
九頭竜学院大学に入るまではその才能・美貌・財力でもってでもてはやされてきた……が、ここであの軍師である。
天才軍師こと黒崎神門の優秀さに最初は感心していたものの、次第に彼が存在する限り1番になれないことに気がつき、色々アプローチを仕掛けるもののあまつさえ存在すら認知されていなかったことに完全に激おこ。
目的が「黒崎神門をギャフンと言わせる」ことにシフトしてしまった。
神門が赤の軍勢を引き連れて東征しようとすることに関しても「その悪事」を止めるべく自分もゼクス使いになることを決意。 - 後述のソトゥミサで可愛さのあまり同席したピクシーに抱きついたのが災いし、大勢の美少女ミソスに変態呼ばわりされ避けられる中、ようやく自分のパートナーを見つけた。
その頻伽にもアホ呼ばわりされているがほのめは猫可愛がりしている。また頻伽の方も本当は甘えたいだけだったりするなど仲は良好
赤の世界ではミソスの開発者になる。つまり頻伽のママでありそれがツンデレの原因。
ちなみにパートナーは複数候補がいたのだが、イベントの投票により頻伽に決定。その他候補のゼクスもプロモーションカードとして登場し、頻伽の能力と噛み合った効果を持つこととなった。- 都城出雲(みやこのじょういずも)(CV:柿原徹也)
- パートナー:創星六華閃 ガーンデーヴァ(CV:幸村恵理)
- 軍師被害者の会その2。24歳の北九州方面の自衛官。初詣にすら持って行く軍刀はデフォルト装備。
性格は良くも悪くも真面目であり、神門が真意を隠して掲げた首都奪還を信じて全面協力。 - しかしその信頼は数々の悪行により疑念に変わり、あるイベントにて遂に真意を問うべく表舞台に登場した。
軍師の粛清後には自刃するつもりらしい。まさに軍人。
たまたまターゲットのカチ合った大和と衝突し、デバイスを破壊されたあと神と邂逅。
「自分の力で神門を討つ」と一旦は断ったものの、ガーンデーヴァが勝手に契約した結果あまり手段を選ばない性格に変わった。
ついに神門を断罪しようとしたところで、魔人化した春日の攻撃から神門を庇い死亡。ガーンデーヴァの依頼で神門が肉体を蘇生している間、魂は冥界で本物の春日の魂を保護していた。
その後、ブレイバーの素体であるNOAHとして肉体も魂も無事に復活した。
ちなみに前世は新撰組副長こと土方歳三、さらにその前は日本の創造神イザナギという凄い魂の持ち主。 - パートナーのガーンデーヴァは堅物な彼にピッタリな義理堅い性格。あと潔癖性。
浮気は絶対に許さないタイプで、「他の子からチョコを受け取るな」とバレンタインパックで公言しているので嫁にしたい人は要注意。
だからといって勝手に神と契約し、あまつさえ性格の変わった出雲くんを「黒く染まったあなたも素敵」って評するはどうかと思うけど。
出雲の死後はナナヤに頼むも「役立たずを生き返らせるはずないじゃん(意訳)」と切り捨てられ、やむなく神門に頼み込むはめに。
出雲が蘇生するまでの間は世羅の子守りなどをしていたが、出雲と夫婦になった様子を妄想してニヤニヤ笑うなど、旧知から驚かれるほどすっかり性格が変わっていた。
青の世界
- 各務原あづみ(かがみはら-)(CV:小倉唯)
- パートナー:ソードスナイパー リゲル(CV:内田彩)
- 病弱設定の女の子。実は青の世界の策略により、延命のため協力せざるを得ない状況に置かれている。
11歳のころリソース症候群で倒れ、3年間意識が戻らず、意識が戻ると同時にリゲルと共に戦線に加わる。
そのためあまり年相応の話題についていけていない様子。本人もそのことを気にしている。
さらに家族に黙って病院を抜け出したことに関しては、かなりの負い目を感じている。
きわめて優しい性格であり、天然ボケの気質も持ち合わせている。
イラストに描かれている服はすべて相棒のリゲルが用意してくれている……勿論、イルカの浮き輪とスク水も。 - 全主人公中、生きることへの執着が最も強く、大切な仲間と生きられることを強く望んでいる。
それ故に、「死がすべて」という黒の世界の思想には異を唱えている。
平成25年3月30日にブロッコリーのフィギュアプロジェクトとしてすーぱーそに子と一緒にフィギュア化が発表された。しかもフィギュアにカードが付いた。
アニメではまさかのカレー&大食い属性を得た。 - パートナーのリゲルとは病弱な妹(あずみ)とそれを守る姉(リゲル)のような信頼関係で結ばれており、大切におもっているからこそ、作戦時に無茶をするリゲルに対し怒ることもよくあるらしい。
そのリゲルはあづみとの友情を育んでいく中で、どうもおかしい方向に愛情をシフトしているようだ。
公式が病気の最たる被害を受け、残念な美人への道を着実に歩んでいる。
青の世界では病死し、その後クローンがアドミニストレータ ベガとなる。白の世界では十二使徒の天蠍宮バルビエルとして覚醒し病気を克服するが、ほぼ素っ裸の自分に白の世界になる未来の阻止を決意するほど。 - 戦斗怜亜(せんとれいあ)(CV:上坂すみれ)
- パートナー:超鋼神器ローレンシウム(CV:小野友樹)
- いわゆる勇者シリーズ枠。正義のヒーローに憧れる少年に青の世界が目をつけ、勇者ロボの相棒を与えられた。本人が乗り気のため、あづみのような処置は施されていないようだ。
サッカー少年であり、キチンと学校に通いながら放課後は愛する町のために正義のヒーロー<セイント・レイ>として戦っている。
性格は年頃の男の子らしく元気にあふれており、胸の大きい女性が大好き。リゲルおねーさんに熱い視線を送っている。
また名字で呼ばれるのを極端に嫌っている。理由は……お察しください。
幼馴染の倉敷世羅のことは色々あって天敵として恐れている。何があったかは(ry
相棒のローレンシウムの方がネタ的に大暴れしている。余りにもアメリカンヒーロー的な性格で喋り方はウザい部類に入る。HAHAHA!!!
イベントPVが完全に勇者王であることはご愛嬌。ご丁寧にエンドカードの「勝利の鍵」まで再現している。 - あまりのウザさに、「僕の考えたゼクスを作ってもらおう」とロボットアニメにありがちな乗り換えフラグを相棒にぶっ立てられてしまった。
ちなみにCVは先輩カードゲームアニメで満足同盟のリーダーこと鬼柳京介を演じた小野友樹氏。ぜひこっちでもファン達を満足させていただきたいところである。 - 未来の青の世界ではシャスターを開発したアドミニストレーターの一人、アルタイルとなる人物。
迫害されるマーメイドを陰ながらバックアップするなど、その優しい性格は変わっていない。
……マーメイドのバトルドレス装備に肌色分が多いのはそういうことかな? - また、大和がサタンとなる黒の世界では神祖の色欲の仮面を被せられアスモデウスに覚醒する。
なぜ色欲……あっ(察し - 雷鳥超(らいちょうすぐる) (CV:蒼井翔太)
- パートナー:剣帝神器サイクロトロン(CV:藤沼建人)
- いわゆる勇者シリーズのライバル枠。
- 怜亜の1年先輩で優秀かつイケメン、さらにサッカーも怜亜より上手いらしい。
- しかし性格は非常にクール。「正義」の概念についてはかなり冷ややかな目で見ている。
- 青の世界のアドミニストレータに「剣帝神器サイクロトロン」を託され、怜亜が駆るローレンシウムに襲いかかった。
- 結果ローレンシウムを撃破。……まではよかったが、ローレン不在の間に岐阜へ白の世界が侵攻。カッコつけて一人で立ち向かおうとして窮地に立たされた。
- そこで一度倒したはずのライバルが復活して助けにくるというお約束展開。
- その後は怜亜や七尾と共に青の世界の革命戦に参加し、3人でシャスターを撃破する大戦果を挙げるが父親をソルに人質に取られ青の世界に反旗を翻すことに。
- 未来の青の世界ではシャスターを開発したアドミニストレーターの一人、カノープスとなる人物。
クールな性格は相変わらずだが、「人の未来を人の手に取り戻す」という熱い意志を持っている。
- 獅子島・L・七尾(しししま・れーべえる・ななお) (CV:東山奈央)
- パートナー:斬魔真紅剣シンクロトロン(CV:未設定)
- いわゆる勇者シリーズの……何枠だろう?
- コラムコーナーに出没する変人ワイバーン教授と日本人の伊賀くノ一を両親に持つサイバーニンジャ。
パパとママとバナナが大好き。
あっけらかんとした性格で語尾に「デース」を付けることが多い。多分金剛型1番艦とは関係がない……と思っていたら中の人が一緒になってしまった。
13歳にしてはスペック高めのスタイルでぴっちりパイロットスーツを着用。せんと君こっちを見たまえ。せんと君には「(敵味方問わず)胸しか見ていないデース」と毎回釘を刺している。 - 忍者の修行をする傍ら父親の影響でロボット工学に興味を持っており、からくりロボの発明が趣味。
コードネーム「セブンステイル」を名乗り「斬魔真紅剣シンクロトロン」を駆る。
このシンクロトロン、えらい魔改造が施された結果、かなりキラーマシーン寄りになってしまった。というよりキラーマシーンそのもの。エピオンぽいとか言っちゃいけない。
ブースター第9弾にシークレット枠として突如登場し、多くのプレイヤーを驚かせた。
まぁ伏線はあったわけだが……高度なキラージョークの一環だとばかり。
未来の青の世界ではシャスターを開発したアドミニストレーターの一人、デネボラとなる人物。
普段の語り口は穏やかだが、興奮すると七尾時代の「デース」語尾が出てくるようだ。
どうしてああなったのかは今後の展開に期待しよう。- 天竜ゆたか(てんりゅうゆたか) (CV:茜屋日海夏)
- パートナー:XIフラッグス フレデリカ(CV:こやまきみこ)
- カール・ワイバーン教授の助手を務める少女
- とある田舎の漁村たぶん陰洲升とかそんな名前で義父と二人で暮らしていた。極度のカナヅチかつ音痴で人魚姫にあこがれていたところ傷付いたフレデリカを介抱し、フレデリカに頼まれてパートナーになった。
実は異海という外宇宙の生命体[ク・リト]の第一王女。デイゴン(=ダゴン)やワズン(=深きものども)から主と信奉されている。
妹にあたるうららから帰ろうと言われたが、恋人パートナーのふーちゃんとの約束があるからと断り、代わりに妹の名古屋観光に付き合うことに。
白の世界
- 天王寺飛鳥(てんのうじあすか)(CV:下野紘)
- パートナー:誇りのフィエリテ(CV:M・A・O)
- いわゆるイケメンで二枚目半。持ち前の人のいい性格から周りの人間やゼクスを惹き付ける……が、どう見ても美人が引っかかってばかり。リア充爆発しろ
「なんでこないなってもうたんや…」は彼の代名詞。静かに暮らしたいらしいが、運命はそれを許さない。
「女の子とイチャイチャしたい」とはいうものの、それなりの恋愛感は持ち合わせている。
自分の信念はしっかり持っている強い心の持ち主。上柚木綾瀬の心も救おうとしているが、残念ながら救うどころか殺意を抱かれている。
天王寺出身のコテコテの大阪人だが、渾身のボケは必ずといっていいほどスルーされている。 - 白の世界では最初の天使にして四大天使の一人「ウリエルA.T」に覚醒する運命。白の世界の言い伝えではその過程において実の兄を殺めることになった模様。
また、黒の世界では大和に敗れたが、吸血鬼の「アトマスカヤ」となり墓城の開祖となる。なお墓城は七姫と呼ばれる主人や使用人を含め美少女だらけの女の園である。やっぱり爆発しろ。 - 相棒の天使フィエリテは一見堅物そうだが、喜びを光輪で表現するなど何気に可愛い。
ストーリーイベントのせいでオバサンというイメージをもたれてはいるが、包容力のある麗しい女性である。
きっとせんと君も気に入ることであろう。
アニメでは萌え系な顔立ちになり、「若返った」との感想も。 - その正体は四大天使の一人「ラファエルA.K」であり、とある事態で彼女が命を落とすことを恐れたウリエルにより人格を書き換えられた。
- 弓弦羽ミサキ(ゆずりは-)(CV:石原夏織)
- パートナー:秩序の頂点 サー・ガルマータ(CV:間島淳司)
- アイドルで女子高生で孤児の母親がわり、そして裏表のないいい子でいいおっぱいでメガネッ娘。
ただし眼鏡をかけていないときの視力は電信柱に話しかけるほどに致命的。 - アイカツ時にはコンタクトを着用。眼鏡だからいいのにというファンも少なからず存在する。
白の世界の考えに疑問を持ち、その命令に反して(仲間を殺めてまでして)綾瀬を救ったため追われることになったサー・ガルマータを保護し相棒とした。 - 相棒のサー・ガルマータ(ジャージ部部員)のことをガルくんと呼んでおり、弟のように接している。
現在所属するアイドルグループ「シャイニングエンジェル」全国ツアーの裏で後述のソリトゥスとコラムコーナーを運営している。
今まであまり特徴のないキャラクターだったが、白の世界から送られてきた未来人である事を暗示するサイドストーリーが突如発表され、衝撃を与えた。
また、大和がサタンとなる黒の世界では神祖の暴食の仮面を被せられベルゼブブに覚醒する。
アイドルはスタイルの維持が重要……ということで食欲をかなり抑えていたことが暴食の仮面に選ばれた理由であると考えられる。
そしてさらに、現在敵対する神々を生み出した原初の女神キとも深い関わりを持つことがシフトによって明らかになった。 - 上柚木さくら(かみゆぎさくら)(CV:立花理香)
- パートナー:焰輝の賢者 フォスフラム(CV:斎賀みつき)
- 上柚木八千代の双子の妹。いとこである綾瀬のことを「お姉様」と慕っている。
いわゆる聞き上手で穏やかな性格。そして「風の精霊と会話できる」と本気で信じて夢見てるお年頃。
八千代のことも大事な姉であり二人で一つと考えていたが、八千代にとってはそれがかえって重荷だったようである。
八千代失踪後は綾瀬の噂を聞きつけ近畿エリアに赴き、白の竜の巫女ニノに焔輝の賢者フォスフラムを託されるが、さくらにない『ゼクス使い』という肩書を得たと思っていた八千代との姉妹喧嘩に発展してしまう。
再び失踪した八千代を探している間に神と接触し、他人の心を読む能力と引き換えに魂が汚染され八千代への依存心が強くなっていくが、大阪城で再会し再度の姉妹喧嘩に敗れたことで和解した。
フォスフラムの性別について、さくら(とユーザー)はずっとオスだと思われていたが、実はメスであることが後に本人の口から語られた。まぁ性別:斎賀みつきだし仕方ないよね! - 白の世界では四大天使の一人「ミカエルS.K」に覚醒する運命。精神的に成長したのか割とぶっちゃけるようになった。まあソトゥミサはわりとキャラのイメージ粉砕するし仕方ないのかもしれない。
なお、姉探しはあっちの世界では両親に阻まれ失敗したようだ。
黒の世界では神祖の驕傲の仮面を被りルシファーに覚醒する。なお1弾のZ/XRは「滅界勇者 織田信長」「到達の熾天使ミカエル」「悲嘆の堕天使ルシファー」の3枚のため、実に2/3がさくらだったことになる。 - ニーナ・シトリー(にーなしとりー)(CV:久野美咲)
- パートナー:ニャインライブズ メインクーン(CV:村川梨衣)
- 白の世界の基礎となった新興宗教ペンドラゴン使徒教会の少女宣教師。
普段は素直な良い子だが、元々が孤児であり野良猫が友達の荒んだ幼少期を過ごしていたため、怒ると粗暴な一面が露わになる。また幼少期を共に過ごした経験から猫、そしてケットシーが大好き。
生きるために襲った相手であるアダム・ペンドラゴン(白の世界で後にガブリエルになる人)の慈悲に触れ養子となる。親子仲はいい模様。
後にアダムが新興宗教を立ち上げると、その宣教師として活動を開始。
信仰の対象であるエンジェルが実際に現れたことから注目を浴び、日本に活動拠点を移すために南米から派遣されることになる。
日本語はアダムが教えたものであるが、語尾に「にゃ」をつける謎のこだわり。ダメだあの親父。
到着するなりニノと邂逅。意気投合しカードデバイスを託されるものの、封入特典の天使を解放し喜んでいたところをメインクーンにデバイスをかっさらわれる。
長きにわたる追いかけっこの末、父と同じようにメインクーンを赦しパートナーとした。 - 前世はロシア最後の皇女の一人アナスタシア・ロマノヴァであり、白の世界では綾瀬の両親を亡き者にした悪名高き「十二使徒ガムビエル」に覚醒する運命。
人間が天使に覚醒する際、人間時の記憶を捨て去るという設定上、ニーナ=ガムと断定して良いものかは微妙なところではあるが。
黒の世界
- 上柚木綾瀬(かみゆぎあやせ)(CV:沢城みゆき)
- パートナー:四足の勝利者 ズィーガー(CV:井上和彦)
- 「許さない・・・絶対に」をモットーに、両親を殺害した天使に復讐するため行動する悲劇のヒロイン枠。
だが、意外とうっかりやであったり、虫が大の苦手だったりと年相応の少女らしさを見せることもある。ちなみに料理は不得手らしい。
用具(アイアンメイデン)を使うが、彼女もまた垂直跳びの名手。気にするな、マンガ版の話だ。
相棒の黒豹(犬ではない)ズィーガーのセクハラ攻撃には毎回手を焼いている模様。
その仕返しに彼の主食たる猫缶を取り上げるのも、また日常茶飯事。
エンジェルに関しては復讐の感情しか抱いておらず、殺すことにためらいは感じられない。
同時に天王寺飛鳥についても闘いの際に(飛鳥が良かれと思って)かけた言動を屈辱と感じており、憎たらしいと感じている。 - ……が、仇の正体が判明した現在はガムビエル以外の天使には興味は無く、飛鳥も『目の前に現れなければ』どうこうする気はないようだ。
弓弦羽ミサキについては、白の世界を裏切って自身を救ったサー・ガルマータを保護してくれたことに感謝をしているようだ。
スターターデッキにて漆黒のドレス姿を披露。実は母親が遺してくれたドレスであり、墓参りに実家から持ち出したものである。胸元のロケットも母の形見であり、家族を愛していたことが伺えよう。
そのため普段はクールを装っているが、家族に関することに触れられると感情をあらわにする様子が多々見受けられる 。
16歳の少女にとって、この運命はあまりにも残酷すぎるといえよう。 - 平成24年のヒロイックサーガにて怨敵ガムビエルを討伐。目的を果たしたかに思われたが……
- 白の世界では飛鳥とイチャラブの末、四大天使に覚醒したらしいが、黒の世界では逆に神祖の嫉妬の仮面を被りレヴィアタンに堕天した模様。
- 天王寺大和(てんのうじやまと)(CV:谷山紀章)
- パートナー:宵の魔人 クレプス(CV:牧野由依)
- 後述の天王寺飛鳥の兄。家族を養うため、フランス外人部隊の傭兵をしている。
ル・シエル(Le ciel)というコードネームを持つ。
ちなみに家族には商社勤めと説明しているらしく、実弟の飛鳥は兄の素性を全く知らない。
現地の土産を送るなど偽装をしつつ、家族を心から愛しているようだ。
その凄腕に目をつけた黒の世界に、自分の家族を人質にゼクスプレイヤー狩りを強要されている。
一見クールに見えるがあくまでそれは外向きの姿であり、内面は弟同様コテコテの関西人で戦闘バカ。
弟の飛鳥を心の底から愛しており、高卒で家族を養うために手っ取り早く稼げる傭兵の道を選んだ。
ボケをスルーされないあたり、ギャグセンスは兄のほうが優れているようだ。 - 相棒は、黒の世界「百目鬼財閥」からのお目付け役、魔人クレプス。
女性暗殺者集団「アトラナクア」から派遣された、任務に忠実ないわば派遣社員。 - そんな家族思いの彼であるが、黒の世界では七大罪の神祖の仮面を集めるよう命令を受け、その過程で神祖となる可能性が……
- 本編ではイリューダから攻撃された際に致命傷を負い、クレプスが差し出した神祖の憤怒の仮面を被りサタンに覚醒してしまう。
大阪城を拠点として多くのゼクスを喰らい力を蓄え、並行世界の自分と共鳴することで完全体になるが、飛鳥たちの尽力によって人間に戻ることができた。 - 上柚木八千代(かみゆぎやちよ)(CV:村川梨衣)
- パートナー:深淵の黒月 アルモタヘル(CV:村中知)
- 上柚木綾瀬の従妹にして上柚木さくらの姉。千歳と同じく八重歯かわいい。
妹や従姉以外に心を開かず孤立しがちな性格。
妹とは違う方向(社会に反抗する私かっけー)でリアル中二病患者。まあこの歳だし仕方ないよね。
居場所を求め東京のブラックポイント付近を彷徨っていたところに黒の竜の巫女バラハラと出会う。
彼女に自分の奥底に眠る妹へのコンプレックス(姉より優れた妹など存在しねぇ!さくらは私の持っていないものをたくさん持っている、ズルい)とそう考えてしまう自分への自己嫌悪を見透かされ、その心の闇をさらに深く導くかのように深淵の黒月アルモタヘルを託される。
綾瀬と同じゼクス使いになれた。そう思ったのも束の間、再会した妹も白のゼクス使いとなっていた。ようやく手に入れた「妹にはない、自分だけが持っている力」を奪われた事に押さえていた感情が爆発。姉妹喧嘩に発展するも破れ、渋々連行されるもその途中で再び脱走。
その後は大和に師事したりアルモタヘルとMSK(綿密な作戦会議の略)を重ねることで心身共に成長し、逆に神の影響で姉への依存心が強くなってしまったさくらと再びの姉妹喧嘩に勝利してその想いを受け止めた。
パートナーのアルモタヘルは一見凶暴なグリフォンやヒポグリフを思わせる姿をしている。
……が、その実態はあんま強くなくて性格もかなり気弱。なにこの子かわいいんですけど。
実際の環境で使えない子扱いされていることがストーリーに反映されているのかもしれない。 - イリューダ・オロンド(いりゅーだ・おろんど)(CV:小山力也)
- パートナー:黒剣八魂 告死剣 マルディシオン(CV:未設定)
- ぱっと見ナイスミドル。中身は快楽殺人者という、プレイヤーの中で一番の危険人物。
- 組織から「真祖の仮面」というアイテムを探すように命令され来日。
飛行機内でたまたま隣の席にいたニーナと談笑する様子は正に気のいいオッサンだが、別れた直後に殺害しようと考えるなど、そのドス黒さはホンモノ。
仕事がうまくいかないイライラでつい大和をヤッちゃった。
停滞しがちな物語を動かすとはやるなぁオッサン。
黒剣八魂シリーズはパートナー初の2種族持ち。いわく「トーチャーズに最強のノスフェラトゥの破片仕込んで成長させたら究極のモンスターできるんじゃね?」という構想で作られた。
神やら竜の力やらいろいろ外部から勝手に混ぜられているが、製造元の親玉が面倒くさがりなので特に修正が加えられることはなさそう。 - 黒崎春日(くろさきかすが)/夢富の簒奪者マンモン(CV:藤田茜)
- パートナー:墓城七姫 六の姫ネイ(CV:小岩井ことり)
- 黒崎神門の妹で強欲の神祖マンモン。世羅と同じ顔をした少女。魔人化の影響で成長が止まったため世羅より3歳年上だがほぼ同じ歳に見える。
- ブラックポイントの出現によって死んだと思われていたが、神のエレシュキガルが世羅と勘違いして神祖の強欲の仮面を渡してしまったことでディアボロスになり生存。
「初めての殺人はみか兄様で済ませたい」という想いを頼りに3年もの間殺人衝動を抑えていたが、ついにその瞬間が訪れたと思えば身を挺して庇った出雲によって目論見が外れる。
「反省した」と称して神門の拠点に居座るも、出雲の蘇生を邪魔しようとしたり全く反省していない。
実はディアボロスの仮面は装着者の魂を複製して残虐性を付与、本物や殺した相手の魂を冥界に送って自分の寿命に還元するというシステムなので、このマンモンの人格は春日本人ではない。
その事実を知った神門が冥界を破壊し、冥界から本物の魂が戻ってきたことで魔人の人格は仮面に封印された。
冥界の破壊と引き換えに行方不明になった神門を探すため、黒の世界の墓城に赴き、未来が書かれた魔導書ネクロノミコンを読める唯一の人物であるネイに対して「協力してくれたらみか兄様の伝手で九頭竜学院大学の図書館の蔵書を読ませる。しないなら逆に出禁にする」と脅してパートナーになった。
- 神宮寺レン(じんぐうじれん)(CV:諏訪部順一)
- シャイニング事務所に所属するアイドル。相棒はアルティメットエターナルドラゴン。
相棒ともども女性には紳士的。 - 2013年4月1日に発表された「うたの☆プリンスさまっ♪」とのコラボで参戦。
しかし翌2日におわびと共に撤回された。残念。 - ……と思ったら、ブースター第6弾「五神竜の巫女」BOX購入特典として正式に収録される事になった。いわゆるゲストキャラ。
緑の世界
- 青葉千歳(あおばちとせ)(CV:内田真礼)
- パートナー:刀の武人 龍膽(りんどう)(CV:浅沼晋太郎)
- 自衛隊員。口より先に手が出る行動派。ゼクスに対して行動できない自衛隊に嫌気が差して部隊のカードデバイスを持って脱走、独自行動をとる。マンガ次元では脱走時に戦車まで奪った模様。
小柄でスレンダーな体型を気にしており、そこに触れたときには容赦の無い鉄拳が降り注ぐことになる。彼女が怒りだしたら男性諸氏は星になることを覚悟されたし。
実家が男所帯のためか普段女の子らしい格好をしていないらしい。そのため第三弾のプレイヤーカードに描かれたスカート姿(ライカンスロープ娘に無理やり薦められた)には恥ずかしがる様子を見せた。
ところがそれがカワイイとの評判。気を良くした本人はスターターデッキでビキニを披露。龍膽さんに「目のやり場に困ることはない」とその容姿をバッサリ切り捨てられた。
このように加減を知らない性格だが、「たとえ相手が誰であっても、困っている人を見捨てられない」という強い想いを胸に秘めている女性である。
その志とこれまでの活躍から、平和を望む緑の世界の種族による連合国家《千年國》の象徴に任命された。
龍膽のかっての主君、「紅姫」の先祖であり、同じ魂を持つ前世。また、白の世界では十二使徒のアスモデルに覚醒する。ちーちゃんマジ天使。 - 剣淵相馬(けんぶちそうま)(CV:細谷佳正)
- パートナー:樹海の乙女 フィーユ(CV:小澤亜李)
- 元自衛隊員。千歳と同期。実は対ゼクス用兵士として緑の世界の植物因子を組み込まれた改造人間。
感情が昂ぶり怒りにムカ着火ファイヤーすると樹人化する特性を持つ。
緑の世界においては、彼を被検体とした人体実験の成果で得られたワクチンを接種することで人類は生きながらえることができたという。いわば龍膽たちホウライの始祖的存在である。
「やめろショッカー!!!」
また、経緯は不明だが黒の世界では神祖の怠惰の仮面を被りベルフェゴールに覚醒する。
現在は相棒の猫娘フィーユと、プラセクトを捕まえて売りさばきながら生活している。 - 付いたあだ名が『虫取り名人』。公式ライカンスロープの少女たちもロクなあだ名をつけないが、
彼もレアなムシのゲットに目を輝かせているので仕方がない。 - 一応、彼自身は『ゼクスハンター』を名乗っている。
公式イベントのストーリーでは元同僚の千歳に誘拐犯と勘違いされぶん殴られたり、ディアボロスのエロい娘(ボスキャラ級)にフィーユを誘拐された挙句、相馬自身もて遊ばれたりと散々であり、ファンからは「かわいそうまさん」とも呼ばれている。
樹人化の影響が段々強くなっており、そのことに本人も強く悩んでいる。 - 百目鬼きさら(どうめききさら)(CV:日高里菜)
- パートナー:魔蜂姫ヴェスパローゼ(CV:大西沙織)
- 百目鬼財団党首の一人娘。
一族の血の影響から物の怪を見たり生物の魂を引っこ抜く力を持っており、その力に目をつけたヴェスパローゼに拉致された。人間はブラックポイント内部に入れないという設定はどこにいった
その後プラセクトの群れの中で育てられ、人間の方が「悪いもののけ」であると教育される。
それ境遇ゆえに普通の会話には不自由しており、片言でしか話せない。またヴェスパローゼのことを刷り込みレベルで信頼している。
ヴェスパローゼと共に現代日本へ帰還、相馬コンビと戦闘するもフィーユをダウンさせられた相馬の反撃にあい撤退。人間を明確な敵と認識するように。
その後は紅姫の先祖となる千歳の命を狙ったり、なぜか思わず助けたりしてるうちに神のイシュタルに知性を願ったことでINT(かしこさ)が上がった。
ヴェスパローゼがシャマシュやイシュタルと策謀を描いている間にクシュルからも気に掛けられ、覚醒者としてリソースの操作技能も上昇し、それを以てヴェスパローゼから母親だと思っていいと言われ「ろぉぜまみ」と呼ぶようになる。ママー!
緑の世界で大樹ユグドラシルになることから現代での再現を企むヴェスパローゼの思惑を阻止するため、相馬によって誘拐され、人間や他のゼクスにも良い者がいると理解するようになる。
ヴェスパローゼもまたきさらがいなくなったことに虚無感を覚え、こっそりきさらが帰ってきた時には今までよりも優しく接するようになった。
緑の世界でユグドラシルになるとは上記の通りだが、赤の世界ではブレイバーの魂を呼び戻す技術を神門に教えた陰陽師Ms.百目鬼として成長する。 - 桜街紗那(さくらこうじしゃな)(CV:千菅春香)
- パートナー:桜街家執事長 黒薔薇のユーディ (CV:未設定)
- 見た目は女の子、だが男だ。
沖縄出身でリーファーのようにのほほんとした性格。
ブラックポイント発生を機に家を出奔。日本を彷徨っているうちにカードデバイスの束を発見するものの1枚だけ残して残りをゴミ箱にポイしてしまう。
(ちなみにデバイス1枚買うためには家一軒建てられるだけのお金が必要。つまりこのおばかさんの行為は大金をドブに捨てたようなものである)
その後「自分もリーファーになりたい」という夢を胸に東北に進出。その間危険な目に一切遭遇せず目的地に到着。先輩リーファーと共にライカンスロープの畑を荒らすというはた迷惑な行為に耽る。
以上のプロフィールから明らかなように、公式お得意のエイプリルフールの悪ふざけにより爆誕したキャラクター。……もうやだこの公式、頭おかしいもの(褒め言葉)
女王ローリエから悪戯の免許皆伝を受けた彼(?)に感銘を受けたユーディと、ツンベルギア、カーネーション、ポピーの計5人で打ち捨てられたお屋敷を拠点に『桜街家』という名家ごっこを開始。大量の罠を仕掛けたトラップハウスで近隣住民や迷い込んだ千歳たちの顰蹙を買ったが、マンネリ気味ということで後に全て撤去した。
その後は新人のヘリオトロープを加えて旅に出て、黒の世界で墓城が管理するトラップハウスを破壊したり青の世界でダームスタチウムを乗り逃げして緑の世界に戻るなど、あちこちで騒動を巻き起こしながら無自覚に物語を動かしている。……わりと、悪い意味で。
青の世界ではマーメイドの一員になり、白の世界では十二使徒の処女宮ハマリエルに覚醒する。
異海
- 夜刀うらら(やとうらら)(CV:小松未可子)
- パートナー:なし
- 宇宙の彼方、あるいは深海の果てでこの宇宙と繋がっているとされる外宇宙の種族[ク・リト]の第二王女。本名は人間には発音不可能。
姉であり第一王女でもあるゆたかを探して地球にやって来た。しかし姉に断られたのでとりあえず地球の様子を確かめるためまずは名古屋に赴く。
ちなみにプレイヤーの名前がほぼ地名から付けられるZ/Xの慣例に則り、彼女の名前も地名から付けられているが、元ネタの『夜刀浦』は和製クトゥルフでよく使われる架空の地名である。
竜の巫女
各世界の竜の意思を伝えるメッセンジャー。各世界に一人存在し、ゼクス使いの素質のある現代人にカードデバイスを託す。
- 始まりの竜の巫女エア(CV:桑島法子)
- 元名無しの竜の巫女。
主人公の数名にカードデバイスを託した張本人。「〜なのじゃ」を語尾に付けるのじゃロリ。
現世界の始まりの竜を守護する任務をプログラムされている。
ストーリー本筋においての出番はあまりないが、公式HPや書籍などでは活躍している。 - 赤の竜の巫女メイラル(CV:佐倉綾音)
- 赤の世界の竜の巫女。闘争による強者の誕生、そして世界の再生を説く。
戦いの果て、たった一人の強者を生み出すためなら同士討ちすらもいとわない危ない思想を持つ。
彼女にとっては、バレンタインデーすらも戦いである。(ただし相手は討ち死) - 青の竜の巫女ユイ(CV:洲崎綾)
- 青の世界の竜の巫女。肉体をデータに変換し、滅びの無い機械と情報の世界で生きる事が幸福と説く。
その姿も最適化された理想的な姿(ユイ談)であり、小さくてコンパクト。身長も、胸囲も。
ユイ「この項目の最適化を始めよう。大丈夫、できるよ。そう、青の世界ならね。」
その思考はプログラムそのもので普段は淡々としているが、想定外の状況に陥ると激しくバグる。 - 白の竜の巫女ニノ(CV:西明日香)
- 白の世界の竜の巫女。精神上位体を崇拝することによる世界の安定を説く。
おっとりした性格のぼくキャラ、台詞がひらがな表記。
他の4世界の竜の巫女と比べてあまり物騒な台詞は吐いていないが、会話の内容が漠然としているため、理論的な人間は彼女を苦手に感じている(例:ミサキ)。
協力者を捜す以外は結構暇を持て余しているらしく、ケット・シーに鰹節をあげたりと猫可愛がりしているらしい。 - 黒の竜の巫女バラハラ(CV:早見沙織)
- 黒の世界の竜の巫女。本来は人を高みへ導く存在であるはずが、黒の世界の概念に汚染された結果、滅びに導く存在と化した。
人が不幸になる様を見て興奮する。
公式コラムではバタフライ・エフェクトに関する論文を読み持論を展開するという知的な一面を見せ、5人の異世界の巫女のなかでまともな会話ができるキャラ……と思ったが全然そんな事はなかった。
- 緑の竜の巫女クシュル(CV:今井麻美)
- 緑の世界の竜の巫女。万物を植物化し、大樹ユグドラシルの一部になることで個と一の概念を無くし、永遠に生きる事を幸福と説く。
真面目な性格であるが、「性的な話題に耐性が無い」という余計な設定を付与されたがために、ユーザーによるセクハラの被害者と化している。どうしてこうなった。
その他
- 孤独の魔人ソリトゥス(こどくのまじん-)(別名:リス・ソトゥ子)(CV:水瀬いのり)
- 黒の世界のゼクスにして公式コラム「ソトゥ子の部屋」「ソトゥミサ放送局」の司会兼ツッコミ役。
サブキャラにしては内容が濃いので詳細は個別記事にて。
- 城戸アラト(きど-)
- Vジャンプで連載されている漫画版の主人公。どちらかというとツッコミ要員。インターネットスラングやメタ発言を多用する。
現在主人公の中で唯一「竜」(通称:ドラゴンさん)を保有している。
カード版主人公達はパートナーと心を通わせ「イグニッション・オーバードライブ」を発動させているが、通常のゼクスとは違うドラゴンさんと心を通わせることは困難であり、一時的に覚醒したミ子の導きにより、ドラゴンさんとの融合「イグニッション・オーバーブースト」を発動させた。 - ちなみに「イグニッション・オーバーブースト」はマンガ版での登場を機に、カード版HPで平成26年のエイプリルフールネタとして登場。さらにネタに留めるのは勿体ないということで第9弾のプレイヤーカードとして当時欠席だった赤の2人を足して収録された。
- その正体は異次元にいる神(竜)を降ろすための現人神(あらびとがみ)として城戸卿一郎とその娘マユリが作成した器。
ゼクスのリソースごとゼクス性を奪い、人間に戻すことで5つの世界を一つに纏めるプロジェクトの要である。
本人は真実を知った後「主人公を降格させられた」とイジけ気味。立て!立つんだ!アラトンゴ!! - 竜野ミ子
- 漫画版の登場人物。
城戸アラトの父、城戸卿一郎が自身の娘(アラトの姉)の体を依り代に呼び出した竜の巫女。
こっちはわりとよく泣き、そしてだいぶボケキャラとしての地位を確立している。
竜の巫女を名乗ってがいるが、自分が何をするのかはあまりわかっていない。
プレイヤーカードとしては「竜の巫女」として扱われていたが、後のエラッタで「始まりの竜の巫女エア」として扱うよう裁定が変わった。 - 緑の竜の巫女ニムオロ
- 漫画版の登場人物。クシュルとは別の存在であり、竜への変化能力を持つ。
漫画版の登場人物の例に漏れず、ネットスラングを多用する。
ドラゴンさんに竜形態の大部分を喰われるが、なんとか生き延びた。
その後、喰われた部分にのこる残留思念が竜化したアラトの中で再登場。この時名前が判明した。
ちなみに本体は無事に緑の世界で生きている。 - 余談であるが、彼女の設定の影響か第三弾に登場した五帝竜にも人間形態(ヒューマノイドフォーム)があることが発表された。
- 御影藍那(CV:遠藤ゆりか)
- アニメ版の登場人物。アイナダヨー
関東出身だが、黒のゼクスに両親を殺され関西へ避難。飛鳥と同じ高校に転校する。
直後に飛鳥に助けてもらったため彼に惚れており、彼のバイト先にも追っかけて勤めはじめた。 - さらにフィエリテを匿ってる飛鳥の奇妙な様子から「猫か犬を保護してる」と思い込み、男子寮に押し掛けるなど。ストーカーじみてると言ってはいけない。
優しい性格であり、フィエリテや神戸に来ていた綾瀬とも仲良くなる。
しかし前述の理由からゼクスを嫌悪しており、彼女らの正体を知ってからは距離を置くようになった。 - その憎しみの感情を黒の世界に利用されることとなる。
- イグニッション久保田(-くぼた)
- 戦場にたびたび現れる、マントを纏ったスーツ姿で仮面を被った謎のプレイヤー。
一時はディアボロス説が出たものの、仮面がちょくちょく変わるのでその線は薄い。
運がよければ彼と一戦交えることができるが、多種多様なゼクスを操るかなりの実力者。
Vジャンプ誌上では、毎回どや顔で映っている。
その正体はこのゲームのプロデューサーである久保田氏。
ニコ生にもサンドバッグ山本氏とともに出演し、対戦動画で盛り上げている。
上記のように、公式イベントではマッチングの際運がよければ彼と戦えるチャンスがある。
しかもイベントのたびにデッキを10個も作成しプロデューサー指定席に持ち込むという力の入れ様。
間違いなく一番Z/Xを知り尽くし、また愛している人物であると言えよう。 - サンドバッグ山本(-やまもと)
- 公式イベントで司会をしたり公式動画でイグニッション久保田と対戦したり宣伝したりする営業の人。
サンドバッグというニックネームは当時久保田氏のあまりの強さにフルボッコ状態だったことから公式が出演者一覧に書き加えたもの。
しかしやられっぱなしというわけでは決してなく、久保田氏からライフを一気に奪うなどの超プレイングを展開するなどその腕は中々のもの。
イメージキャラは「営業骸骨スケルタルセールス」。営業というところにシンパシーを感じているところもあるようだ。
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