ウミガメのスープとは (ウミガメノスープとは) [単語記事]

ウミガメのスープとは、推理ゲームの一種である。

概要

一般的な名称はシチュエーションパズル（situation pu zzle）、水平思考パズル（lat eral thinking pu zzle, LTP。イギリスの水平思考法伝道者ポール・スローンの著作シリーズ「Lat eral Thinking Pu zzles」より。水平思考という概念はマルタの心理学者エドワード・デ・ボーノの提唱）、Yes/Noパズル（"yes/no" pu zzle）など。

日本では主に「ウミガメのスープ」と呼ばれている。その理由は以下の有名な問題から。

ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか？」
「はい･･･　ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう？

もちろんこれは出題の代表例であって、問題となるシチュエーションには無限のバリエーションが存在する。
いずれも一見理不尽そうに見える結末が用意されており、解答者は出題者が「はい」か「いいえ」で答えられる質問の回答のみを手掛かりにして真相を解き明かさなくてはならない。

全員参加型の謎解きクイズで、掲示板などで人気。
ルールが少し特殊な為、現実でやろうと思うと少し難しいかもしれない。

ウミガメのスープの問題の多くはとてもブラックでオカルトなものが多い。
その為2ちゃんねるのオカルト板で人気を博し、以降ネットを中心に様々な場所で人気を呼んでいる。

なお、元ネタの問題は1991年 12月にフジテレビ系のオムニバスドラマ『世にも奇妙な物語』で実写化されている(出演が今は亡きいかりや長介と天本英世だった)。

基本ルール

①出題者が問題を出す。

例．　ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
　　　しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
　　　「すみません。これは本当にウミガメのスープですか？」
　　　「はい･･･　ウミガメのスープに間違いございません。」
　　　男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
　　　何故でしょう？

②問題の参加者は出題者に質問する。

例．　海の見えるレストランは関係しますか？

　　　男は借金を抱えてますか？

　　　男が自殺したのはスープを飲んだことが原因ですか？

　　　男の職業は何ですか？

③出題者はその質問にYESかNOで答える。

例．　海の見えるレストランは関係しますか？　→YES　少し関係します

　　　男は借金を抱えてますか？　→NO

　　　男が自殺したのはスープを飲んだことが原因ですか？　→YES！凄く重要です

　　　男の職業は何ですか？　→YES,NOで答えられません

④次々と質問して、内容が明らかになっていくにつれ推理していく。

例．　何でスープ飲んだだけで自殺するんだ？

　　　男の過去に何かあるんじゃね？　

　　　ウミガメのスープって美味しいのか？

⑤誰かが正解を答えたら出題者が問題の解説をして終了。

ネタバレ防止の為、記事を反転してください。

【解説】
男は船に乗っていた。
ある日、男の乗る船が遭難してしまった。
数人の男と共に救難ボートで難を逃れたが、漂流の憂き目に。

食料に瀕した一行は、体力のない者から死んでいく。
やがて、生き残っているものは、生きるために死体の肉を食べ始めるが
一人の男はコレを固辞。当然、その男はみるみる衰弱していく。
見かねた他のものが、「これは海がめのスープだから」と偽り
男にスープを飲ませ、救難まで生き延びさせた。

しかし、レストランで明らかに味の違う
この「本物の海がめのスープ」に直面し
そのすべてを悟り、死に至る。

※答えにもいろいろバリエーションがあります。

その他のルール

ウミガメのスープには上記のルール以外にもいくつか別のルールや類型のクイズが存在する。

亀夫君問題

問題をストーリー形式にしてキャラを登場させ、問題の参加者がそのキャラに指示を出していく。
出題者はキャラを参加者の指示通りに動かし、問題（ストーリー）を進めていく。
キャラが目的を達成したら問題終了。

ストーリー仕立てになっているので、次々と場面が変わり、謎が段々明らかになっていくリアル感があるのでとても楽しめる。柔軟なアドベンチャーゲームに近い。

20の扉

基本的ルールはウミガメのスープと同じだが、
参加者が出題者に出来る質問が20個に限られている。
その為質問内容を絞らなければならず、片っ端から聞いてみるという手法は取れなくなっている。
このルールでは参加者同士の相談がとても重要になってくる。
※詳しくは当該記事参照のこと。

ピコカキコ

問題や解答を読む際のBGMに。

掲示板>>415スローンとマクヘールの謎の物語／真実は突然に

掲示板>>1628スローンとマクヘールの謎の物語２／真実は突然に

当掲示板での出題

当記事の掲示板内でも上記の基本ルールに則り出題が行われている。

下記のように他所よりもやや緩めな雰囲気となっているので、初心者でも遠慮なく参加して頂きたい。

【参加者】

飛び入り歓迎！
複数質問、雑談可。
問題の元ネタを知っている場合はＲＯＭしてください。偶然当たっちゃった瞬殺は無問題。
「20の扉」「亀夫君問題」については、各記事の掲示板にて出題中です。そちらへもお気軽にどうぞ！

【出題者】

設問自体への縛りなどは特にありませんので、自由にルール等設定してくださって結構です。
出し逃げ禁止。出題後、出題者は必ず解説を貼ること。
区別が困難なため、同時に進行する問題は一つまでとする。(割り込み出題の原則禁止)
出題者は出題中はコテをつけ、できれば質問に回答するとき1行目に問題番号のアンカーをつける。

【全員】

レスの内容を分かりやすくするため、出来る限り【質問】【回答】【相談】【雑談】などを頭につける。

【出題予約について】

出題者は、すでに別の問題が進行している場合出題予約ができる。
一人が一度に複数の出題予約をすることは不可。また、予約中に別の出題予約をすることも不可。
順番が回ってきても出題できない場合、または反応が無い場合は、出来る限り予約延長あるいは予約取り消しを行う。
出題予約期間は出題予約時から6ヶ月です。
出題されないまま6ヶ月を過ぎた場合は無効となり自動的に取り消されるのでご了承ください。

【予約形式】

　　　【出題予約状況】
　　　>>○○○○○ ID:○○○○○○○○○○
　　　>>△△△△△ ID:△△△△△△△△△△
　　　>>××××× ◆××××××××××　（※トリップの場合）

　　　【予約延長中】（>>△△△△△さんの出題までに復帰してください）
　　　>>□□□□□ ID:□□□□□□□□□□

【予約延長、中断について】

何らかの事情でしばらく回答できなくなる場合、出来る限り中断宣言を行う。
中断宣言があった、または3日以上回答が途切れたときはその問題を中断扱いとし、割り込み出題OK。ただし出題予約がある場合は予約を優先する。
事前に中断宣言があったか割り込み中に復帰宣言した場合、割り込み問題終了後一日以内に問題を再開する。
中断は一度のみとし、割り込み問題終了後一日以内に再開できなかった、またはできそうにない場合には解答を貼って終了とする。

【問題が終わったら】

問題が終了してから24時間を出題宣言受付時間とし、出題予約をしていた人は時間内に出題宣言を行う。なお、宣言時にできれば出題する予定時刻（例：○日×時頃、△日夕方等）も一緒に明記できると望ましい。
受付時間終了後、宣言した人の中で一番予約番号の若い人が次の出題者となる。
出題予約番号が一番若い人は、受付時間の終了を待たずに出題することができる。

【出題宣言締切時間が過ぎたら】