SO-DO!
お菓子売り場で手に入れろ!
SO-DOとは、バンダイキャンディ事業部から発売されている仮面ライダーの食玩シリーズである。本記事では派生タイトルについても解説する。
『仮面ライダーエグゼイド』放送開始に伴い始動したアクションフィギュアシリーズ。エグゼイドの開始にあたって「すべてが変わる」をキーワードに、現行仮面ライダー食玩各種の仕様を大幅レベルアップするスローガンが掲げられた。それに伴いこれまで毎年リリースされていた食玩アクションフィギュアもレジェンドライダーを商品化する「SHODO仮面ライダーVS」シリーズの流れを汲んだ大々的な革命を起こし、「今年のアクションフィギュアは本気(マジ)だ!」という意気込みのもとNEW STAGEへと移行する事となった。
それこそが「装動仮面ライダーエグゼイド」に始まる「SO-DO」シリーズである。立ち上げにあたり、下記の通りあらゆる面においてレベルアップを果たしており、これらの要素が相乗効果を引き起こして食玩史に残る人気を獲得し、現在はSHODOと共に仮面ライダー食玩を盛り上げる立役者となっている。
また、シリーズの好評を受けてかスーパー戦隊シリーズでは「勇動」、ガンダムシリーズでは「Gフレーム」という類似したコンセプトの派生ブランドが登場するようになった。
分割販売形式の余波で原価に余裕が発生した結果設けられた枠の事。従来のように一箱単体で完結するアイテムという共通点があり、大抵は1ボックス数あたりの数が少ないレアアソート枠となる。もちろんクオリティは他と比べても遜色がなく、アソートの少なさから争奪戦の火種になりやすい。また、容量の関係で他の商品に武器が付属することも多いので注意が必要。
「ハイパーバトルDVD」が出典のライダーは小学館から発刊される特定書籍の付録という形でのみ販売されている。二代目担当のT男氏曰く、登場媒体の都合で商品化のハードルが高く装動で商品化できる唯一のタイミングらしい。例外としてプライムローグがこの枠としては唯一フィギュアーツで商品化しているが、出典がVシネ『グリス』扱いになっている為やはり何らかの制限がある模様。
レジェンドライダーにフォーカスしたスピンオフシリーズ。詳細はSO-DO CHRONICLEの記事を参照。
シリーズ | 対象年齢 | 可動部位 | 塗装・シール | 全高 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
手首 | 腰 | 胸部 | ||||
装動エグゼイド | 3歳 | △ | △ | × | 部分塗装+シール | 約11cm |
創動ビルド | △ | ◯ | × | |||
上記以外のSO-DO 勇動(キラメイ以降) |
◯ | ◯ | × | |||
SO-DO CHRONICLE | 15歳 | ◯ | ◯ | ◯ | ||
勇動(リュウソウ以前) | 3歳 | ◯ | × | × | ||
Gフレーム | 15歳 | ◯ | ◯ | ◯ | 原則全塗装・シール無し | |
SHODO仮面ライダー | ◯ | × | ◯ | 約10cm |
下記のリンクをクリックすると各シリーズの項にジャンプします。勇動を除き、フィギュアーツ未商品化キャラクターは赤字表記、ボーイズトイ事業部のフィギュア(装着変身、RKF等)で商品化されていないキャラクターは太字表記 。
SO-DO | エグゼイド |
ビルド |
ジオウ |
ゼロワン |
セイバー |
リバイス |
ギーツ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
勇動 |
各380円(税抜)。SO-DOの原点にして、その礎と人気を確立させたシリーズ。「月刊仮面ライダーエグゼイド」とも言うべき毎月に近いペースで新商品がリリースされ、フィギュアーツやレベルアップライダーシリーズ(LVUR)が手付かずのキャラクターにも着手しファンを大いに沸き立たせた。
当初は『【裏技】仮面ライダーゲンム』オリジナルライダーの補完だったのが担当自らハードルを上げ、シリーズ途中より「エグゼイド全ライダー補完計画 」を宣言し、様々な販売媒体を駆使しつつ後続の創動も股にかけて事実上の完走を果たしている。
基本的には素体となる「アクションボディ(ボディ)」と外装の「クロスアーマー(アーマー)」に分けられており、ブランド名の装動は「アーマーをボディに装着・換装させる」という意味あいでつけられたもの。以降のシリーズでも主役ライダーに特殊なボディ分割を採用していないものではこの名称が用いられている。
STAGE1 | STAGE2 | STAGE3 | STAGE4 | STAGE5 |
STAGE6 | STAGE7 | STAGE8 | STAGE9 | STAGE10 |
大装動 | STAGE765 | OPTION | ブレイブ | バグスター |
グラファイト | FINAL | 夏ゲーマー | 超全集 |
ん?おわ~~~、何だこれ!?
2016年11月22日発売。全5種。
記念すべきSO-DO第1弾。エグゼイドレベル1はブレイブのアーマーと付属のシールを組み合わせることでブレイブレベル1も再現可能。当然ながら複数体のレベル1を揃える為には多々買い必須である。アーマーのレベル1フェイス用シールは瞳有りと無しの選択。
ブレイブの武器であるガシャコンソードはLVURやフィギュアーツ(レベル2)同様炎剣モードと氷剣モードを左右片方ずつで共有しており、基本的にこの方式は以降も続いていく。
これより、バグスター切除手術を開始する
ミッション、開始…!
2016年12月13日発売。全6種。
元祖「無理している枠」レーザーレベル2の登場。この商品はエグゼイドやレーザーターボ用のバイクのみならず、後に商品化されたゲーマとの合体によりレベル3やレベル5を再現したりタイヤをレベル1の武器として流用したりと、非常に幅広い連動性を誇る。無理し過ぎてレベル1フェイスが付いておらず単体では形状を完全再現できていないのが残念だが…。
ふっふっふっふっふ…最早正体を隠す意味もない。
私の名前は、仮面ライダーゲンム…!
お前をぶっ倒して、正体暴いてやる!
心肺蘇生法ならば熟知している
2017年1月24日発売。全7種。
各ライダーの強化アイテムであるゲーマにスポットを当てた弾。この弾だけでも遊べるようにエグゼイドとブレイブの素体を再録している。素体には背部アーマーとレベル1フェイスが同梱されており、以降の再録素体でもこの仕様は継続された。
頭部はヘッドギアを装着した状態の専用パーツに差し替える方式となっている為、LVURよりも劇中に近い見た目となる。その代わり各ライダー間で別のゲーマを付け替えても頭部形状を再現出来ないので、エグゼイドスポーツアクションゲーマーを再現するにはSTAGE5の再録版が必要になる。
漸く人型になれたぜ!
少しだけ辛抱だ、パックマン!
2017年2月28日発売。全6種。
ハンターゲーマはそのボリュームから、他のゲーマとは違いドラゴナイトファングとそれ以外の2分割方式での販売。ドラゴナイトファングは対応ライダーが3体いる都合かそれぞれのレベル5専用ヘッドを用意するまでには至らず、フィギュアーツの様に頭部可動に追従させる事は出来ない。
無理している枠であるバグスターウイルスは数を揃えたくなる戦闘員という立ち位置も考慮しての事か、シールが無いので正真正銘すぐに遊べる。更に左手のみだがシリーズ初の手首可動を大装動に先駆けて実装しているという贅沢ぶりである。やられ役需要で多々買いが続出し、その爆売れっぷりから後日プレバンで6体セット販売が行われた。発売日前の本編19話におけるファンタジーゲーマによる大量召喚も販促に繋がったのだろう。
レベル5再現もかねて再録となったレーザーレベル2は顔がより劇中に近い形状に造り直され、オミットされたレベル1フェイスも今回はしっかりと同梱されている。更にゲーマ状態を再現するシールが追加と、Ver.1.5と言っても差し支えない内容である。人気キャラである九条貴利矢の(一時)退場劇を受けてパッケージ裏に載った「レーザーよ永遠なれ! 」の熱いメッセージも功を奏してか争奪戦となり、かなりのプレ値を付けた。
忘れんなよ…お前が笑顔でいる限り、お前はお前だ!
お前の運命は、永夢……お前が変えろ……!
「俺はお前だ!」「僕は貴方」
「超協力プレイで、クリアしてやるぜ!」
2017年3月28日発売。全7種。
エグゼイドレベルXXR、XXLのアーマーは二つ合わせて一箱収録のお得仕様で、3箱で2体が完成する。
ゲンムゾンビゲーマーのアーマーには神の恵みボーナスパーツとしてクリスマスの貴利矢ショックを再現する為のライダーゲージ減少状態のレーザー用シールとEPISODE ZEROに登場したプロトスナイプレベル1再現用の頭部パーツが付属。
再録されたスポーツゲーマは、より劇中に近い色見に調整されており付属頭部がゲンムからエグゼイドのものに変更されている。
君の水晶を砕くのは…他でもない。私だァ!!
2017年4月25日発売。全7種。この弾あたりから担当がN野氏からT男氏にバトンタッチした。
パラドクスはアーマーの組み換えにより2フォームを換装可能なコンパチ仕様。塗装個所もかなり頑張っている驚異のクオリティである。2セット買えば40話の再現も可能になる。
ドライブゲーマーの素体は争奪戦となったが、これはゲンムレベル2のパーツを組み合わせることでゲンムレベル0を再現できるという裏技が発覚した影響によるもの。
本当の強さってのは、自分自身の勝利の為に非常になれる、
心無き悪意なんかじゃない!
誰かの笑顔を取り戻す為に、どれだけ自分の心を動かすかだ!!
2017年5月30日発売。全7種。
マキシマムゲーマーは通常よりも大型の全高約13cmでお値段据え置きという最大級のパワフルコスパが光るお得な一品。
エグゼイドレベル1が久々の再録となったがガシャコンブレイカーの両モードが追加&レアアソートだったため争奪戦の餌食に…。
攻略してやる。ポッピーが教えてくれたやり方で
審判の時は、厳粛でなければならない……
2017年6月27日発売。全7種。
久々の無理している枠としてライドプレイヤーが登場。ライドウェポンは付属していないが、ブログでは事前に後続弾でフォローすると明言された。
ウィザードゲーマーは一瞬しか登場していないレベル1用の頭部パーツを同梱しており、開発の変態ぶり(誉め言葉)が光る。
小姫との時間を大切にしてさえいれば!
小姫の目を見てさえいれば!
俺は…世界で一番!…最低な男だ!!!
2017年7月25日発売。全9種。
ムテキゲーマーの付属品としてガシャコンキースラッシャーガンモードが漸く登場。そのままムテキに持たせるもよし、マキシマムゲーマーに持たせることでリプログラミングを再現するもよし。
ポッピーは女性ライダーという事でシルエットや身長を考慮して素体を使い回さず完全新規造形。この影響で設計に時間がかかり、当初は前弾に登場させる予定だったのが急遽こちらにスライドさせる事になったという。目の部分は青目と赤目をシールで選択する方式。
また、ドライブゲーマー素体争奪戦の元凶となったゲンムレベル0がこの弾で正式に商品化された。アーマーは台座をオミットした代わりにダブルアクションゲーマー同様レベル0用とX-0用が一箱にセットで封入されている(更にハイパームテキガシャット装填状態のゲーマドライバーも)為3箱で2体が完成する。しかしゲンム関係はいずれもレアアソートかつライドウェポンが付属する為に案の定争奪戦を巻き起こした。
私達はウイルスだけど……私達にだって心があるから!
天国を汚す者は…排除する
2017年8月21日発売。全8種。
レーザーターボと劇場版『トゥルー・エンディング』にスポットを当てた最後の一般販売品。
クリエイターゲーマーの素体は腕部形状などの違いから通常のエグゼイド用ボディとは一部形状が異なる。
忍者プレイヤーは風魔の素体を兼任するという掟破りの形で商品化。劇中で使用したゲニンウェポンは付属のシールを前弾のライドウェポンブレードモードに貼り付けて再現する形になっている。
全てのバグスターをぶっ潰す!
人類の未来の為に!
2017年6月19日発売。全8種。各420円(税抜)。
初期ラインナップのライダー3体に可動部位と塗装個所を追加したレベルアップ版で、各ライダーにはごく一部の商品にしか搭載されていなかった腰と手首の可動が追加されている。勿論市販のゲーマとも連動可能。ガシャコンソードはフィギュアーツ版レガシーゲーマー同様劇中通り刃が両面一色のものを2モード別々に付属している。ガシャコンウェポンをアーマー側に付属させたことで容量の余裕がなくなったのか、ブレイブとスナイプのレベル1用後頭部が削除されている為通常弾の完全上位互換というわけではない点に注意(特に44話を再現したい場合)。
ハンターゲーマにはボーナスパーツとしてブレイブ・スナイプレベル5用の差し替え頭部パーツと背部カバーが付属。今回は2箱揃えると交換用ゲーマドライバーが3個になるので8つ全て揃えれば3体のレベル5を完全再現できる。レーザーレベル2用の腕パーツや脚部関節はオミットされたので、レーザーレベル5の再現にはSTAGE4のものが別個必要となる。大装動+レーザーレベル2+STAGE4版ハンターゲーマBセットで丁度いい塩梅にレベル5揃い踏みを再現できる。
元々はイオン系列店限定販売品だったが、ネット通販で入手不可能だった事もあってか速攻で店頭から姿を消す大装動ならぬ大騒動を引き起こした為急遽9月に異例のCONTINUE…もとい再販となり、プレミアムバンダイでも販売が行われた。
2017年7月発送。2592円(税込)。プレミアムバンダイ限定。
【裏技】仮面ライダーゲンムPARTⅡに登場した、バンダイナムコエンターテインメントのゲームソフトとのコラボフォームを一纏めにしたセット。
対戦相手のダブルは双動、オーズは層動、フォーゼはSHODOで賄えるが、フォーゼはサイズが合わないのである程度の妥協が必要になる。
全部撃ち落としてやるよ……!
2017年7月発送。1999円(税込)。プレミアムバンダイ限定。
『エグゼイド』の世界観を再現するための拡張アイテム。本編に登場するオブジェのセットで、STAGE765とのセット販売も行われた。より拘るならエナジーアイテムも入手しておきたいところ。装動のみならずフィギュアーツやLVURと組み合わせて遊ぶのもいいだろう。
2017年8月18日発送。2592円(税込)。プレミアムバンダイ限定。
超スーパーヒーロー大戦およびビーストライダー・スクワッドに登場したブレイブの各種フォームのセット。
通常のブレイブ素体は1体しか同梱していない為サファリとギャラクシアンを並べたいならもう1体別個に素体が必要。
2017年9月発送。2462円(税込)。プレミアムバンダイ限定。
難民が続出していたバグスターウイルスの6体セット。商品の仕様はSTAGE4のものと全くの同一。
俺の目的は…バグスターの仲間を増やし、
バグスターの軍団を築き上げる事!!
2017年9月発送。3888円(税込)。プレミアムバンダイ限定。
バグスターサイドの主要キャラであるグラファイトを劇中に登場した3形態のセットとして商品化したもの。唯一の立体化という点でも貴重な一品である。SO-DOとしては初めて交換用手首が付属するほか、シールが全くないので文字通りすぐに遊ぶことができる。
スナイプ、ブレイブ!俺に敵キャラを
全うさせてくれた貴様等に、心から感謝する…!!
2017年12月発送。3456円(税込)。プレミアムバンダイ限定。
これまで未商品化だったライダー二体に加え豊富なオプションが付属する豪華セット。ライドプレイヤーニコは通常のライドプレイヤーの流用ではなくポッピー準拠の女性ライダー素体を採用している。この拘りも装動ならではである。エフェクトプレートはフィギュアーツと組み合わせて遊ぶのもいいだろう。
審判は下された……ドクター諸君、
運命のパンデミックの幕開けだぁ……
本商品を以てエグゼイドライダー補完計画は完遂が宣言された。しかし…
???「どうした装動……全てのライダーを補完してみせろ……
神の恵みを……商品化する者はいないのかァァァ!!!!!!!」
今度こそ……レーザーを守る!
2017年7月26日発売。1800円(税込)。
以降超バトルDVD限定ライダーは書籍付録として商品化する形態が取られていく事になる。
2017年12月20日発売。10000円(税抜)。
バイクアクションゲーマー共々付録という事情から、原価の関係でシールは多めになっている。
既存商品の組み換えだけで再現できるものを除き商品化していないのは以上の通り。パラドクスダブルファイターゲーマーに関しては市販のレベル50のバックル部分を加工してゲーマドライバーを接続する形で一応再現可能。ノベルゲーマーに関してはどのような姿かが完全には判明していないので仕方ない事ではあるが…。
作って、動かせぇぇ!
各380円(税抜)。「ライバルは装動…! 」を掲げ、前回の路線を引き継ぎ始動したシリーズ。シリーズ名の創動とは「ビルドのフォームを創造し、全身可動フィギュアが完成する」という意味。
主役ライダーであるビルドの仕様に合わせ各フォームをハーフボディに分割し、有機側をA-SIDE、無機側をB-SIDEと称して販売する方式が採用され、これらを組みわせてベストマッチのみならず様々なトライアルフォームが再現可能になっているのは勿論、腕や足を付け替えてカラフルな俺ビルドにする事も出来る。基本的には各ベストマッチフォームのハーフボディが同じ弾にラインナップされるが、ファイヤーヘッジホッグとライオンクリーナーのみ劇中登場タイミングの都合で複数の弾に分けての販売となっている。
一方クローズチャージやローグといったハーフチェンジシステムに対応していないキャラクターは前回同様ボディとアーマーに分ける装動方式で住み分けが図られている。具体的にはビルド(ジーニアス以外)、クローズ、グレートクローズ、クローズエボルがハーフボディ形式、それ以外が装動形式となっている。勿論一箱完結の無理している枠も健在。
開発担当のハザードレベル上昇に伴い大装動で導入された腰可動が標準化したうえ、ラインナップも本編放送期間の全ての月に新商品を出す正真正銘の「月刊仮面ライダービルド」となった。更に「エグゼイドよりも旬なタイミングでいち早くの立体化を最大限実現していく」との公言通り各ライダー・フォームの本編登場からの商品化スパンが前回より短縮し、限定販売品も最低限に抑えている。
余談だが、フィギュアーツのビルドラビットタンクフォームの紹介ページには「シール貼りや組み立ては一切不要!」と明らかにSO-DOを意識しているかのような文章がある。フィギュアーツ側がSO-DOをライバル視しているという事なのだろうか。
さぁ、実験を始めようか。
BUILD1 | BUILD2 | BUILD3 | BUILD4 | BUILD5 | BUILD6 |
BUILD7 | BUILD8 | BUILD9 |
BUILD10 | BUILD11 | BUILD12 |
ガーディアンズ | エネミーズ | 大創動 | FINAL | フルボトルずかん | 超全集 |
2017年9月25日発売。全6種。
このシリーズからミニプラなどのように全種セットのBOXも並行して販売されるようになった(2~4弾を除く)。
基本フォームであるラビットタンクのみ台座の代わりに無可動ダミーボディが付属する。これは今回がSO-DO初経験となる人や低年齢層を意識して、最初に手を付ける可能性が高いであろうラビタンは一箱だけで疑似的にフィギュアとしての形状を完成させる事にした為。
仮面ライダービルド。「作る」「形成する」って意味の、ビルドだ。
以後、お見知りおきを。See You!
クライマックスには間に合ったようだな!
2017年10月23日発売。全7種。
早くも無理している枠としてナイトローグがラインナップ(案の定レアアソート)。当初は装動方式としてボディとアーマーの二箱分割にする案もあったが、結局この枠での登場と相成った。
担当曰く、バグスターウイルスとライドプレイヤーの「俺らと同じにしちゃえよ…」という声が聞こえたような気がしたらしい。しかし造形・塗装共にビルドに引けを取らず、台座がない以外は申し分ないクオリティである。よりにもよってライバルキャラをこの枠に押し込めたせいで売り切れが続出したのは言わずもがな。
また、この弾で早々にボトルチェンジライダーシリーズ(以下BCR)未商品化のフォームとしてロケットパンダが登場。特徴的な形状の右手首は独立可動する。
戦争の始まりだ
今の俺は……負ける気がしねえ!
あいつに託されちまったからには、
負けるわけにはいかねえんだよ!
2017年11月27日発売。全6種。
ブラッドスタークは前回のナイトローグに続き無理している兼レアアソート枠としての登場。争奪戦はナイトローグにも増して激しくなった。
ライオン消防車と第1弾のハリネズミ掃除機を組み合わせる事でファイヤーヘッジホッグとライオンクリーナーを再現可能。
クローズはビルド同様のハーフボディ形式となっており、キードラゴンのドラゴンハーフボディはクローズにも使用する為二個買い必須である。バンダイよ、そんなにユーザーのハザードレベルを上げたいのか。
ああ、そうかよ。なら…これはどうだ!
2017年12月18日発売。全6種。
マシンビルダーは前作のバイク枠であるレーザーレベル2とは異なり二箱完成となっており、BCRと違いバイクとしての形状優先でビルドフォンへの変形はオミットされている。
と、お急ぎの貴方へ。そんな時には……これ
大事なもん守る為なら、何度だって立ち上がってやるよ…!
それが俺達の創った…ビルドだ!!
2018年1月29日発売。全7種。
北都のベストマッチが初登場。再録となったナイトローグは目が透けていない状態の新規のバイザー用シールが付属。そしてまたしてもレアアソートである。
ラビットタンクスパークリングは他のフォームと違い頭部分割はできないので注意。
クローズチャージは創動では初となるボディ+アーマーの方式を採用。ハーフボディ方式でも無理している枠でも出せそうにない為「フォーマットに囚われずそのキャラクターに最も適した再現方法を取ってやるのがベスト」という判断の末にこの方式が復活した。このクローズチャージを含むスクラッシュドライバー系ライダーの素体に付属する頭部はダミーヘッドではなく変身途中の素体頭部を再現したものとなっており、芸コマぶりがうかがえる。なので誤って処分しないように注意。
また、この弾はスパークリングのギザギザ部分、フェニックスロボの左腕チューブやエンパイリアルウイング、クローズチャージのクリアパーツと多くの商品に軟質素材を使用しているのも特徴。
蘇れ!お前の本当の姿を!お前の狂気を!野心を!
全てを、思い出すんだあ!!
心火を燃やしてぶっ潰す!!
2018年2月26日発売。全7種。
ハザードフォームはフェイスパーツの差し替えでラビットタンクとスマホウルフの2フォームを再現可能。勿論フェイス組み換えで設定上は可能なトライアルハザードにすることも出来る。
スタークはナイトローグ同様新規シールを追加しての再録、そして相も変わらずのレアアソート。
そして別の意味で無理してる枠なのがドクターゲームフォームの存在。これは『平成ジェネレーションズFINAL』でエグゼイドフォームへの変身時に一瞬ハーフボディが映っただけで設定上この姿で戦う事はない。その為激レアを通り越した幻の形態であり、「やり過ぎたかもしれない」と言いつつも商品化をやってのける開発のライダー愛がヤベーイ!ことになっている。ちなみにエグゼイドフォームは装動エグゼイドのバックルをビルドドライバーに交換するだけでお手軽に再現する事ができる。
また、ボーナスパーツとしてゲームハーフボディに付属するツインブレイカービームモードは前弾の流用ではなく、スクラッシュゼリー装填状態を再現した新造品である。
人の顔を見て逃げ出すなんて、心外だねえ…!
大義の為の、犠牲となれ…!
俺達のボトルは、置いてきた!
お前達に渡すわけにはいかねえからな!
2018年3月26日発売。全6種。
前弾のハザードに遅れる形で通常のスマホウルフが商品化。
今回は西都祭りと銘打ち、西都の戦士たちが一堂にラインナップされている。ブロスは3種全部のアーマー+共用のボディという形式であり1セット揃えるだけで3種をコンパチ可能となっている。なお胸部装甲は1体分しか入っていないので鷲尾兄弟を並び立たせる為にはボディのみならずアーマーも複数買いが必要になる。
俺がリモコンブロスで、兄貴がエンジンブロス。
どっちと相手したい?
我々は忘れていた。
装動の目標が全てのライダーの補完であることを…
私のレベルは……10億だ!!
2018年4月16日発売。全8種。
今回と次弾は「Feat.装動 仮面ライダーエグゼイド」という副題が付き、Vシネマ『エグゼイドトリロジー アナザー・エンディング』に登場したライダーがラインナップ。ブログでは既にエグゼイド全ライダー完全補完計画完遂が宣言された後だっただけに、彼等の商品化(しかも一般枠)はユーザーを驚愕させた。
存在が発覚し次第即座に商品化を決定させていたというのだからその情熱は脱帽ものである。本来この手のキャラはプレバンが常套手段ながら、『エグゼイド』の人気を顧みて創動とのマザルアップコラボを決断したとの事。これが好評だったのか、以降のコラボ枠もこの形式が継続する事になった。なお、レーザーX背部側面に台座接続用の穴が追加された以外はそれぞれエグゼイドレベル99およびレーザーレベル3と同形状なので腰可動が無いのはご愛敬。
ビルド側からは中間フォームのラビラビとタンタンが登場。マフラビットアクセレーターおよびキャタタンクマニューバーを1基ずつ独立可動させられるように普段は中央に1つしかない背部ハードポイントを左右に増設してある。
ハザードフォームが追加装甲を纏っている状態という設定から装動形式になるかと思いきや、あえてアーマー着脱を廃してハーフボディの創動形式を取っており、他のベストマッチフォームとの組み換え遊びが可能。恐らく創動形式の商品がゼロになる事を避けるための措置だろう。BCRよりもかなり面倒なのが難点だがパーツをバラしてハザードフォームと組み合わせることで疑似的にアーマー装着シークエンスを再現することは一応可能。
愛と平和は俺が齎す物じゃない。
一人一人がその思いを胸に生きていける世界を創る。
その為に俺は戦う!
あれだけ激闘を繰り広げた相手に、つれないねえ…
2018年5月28日発売。全8種。
この弾から担当がD男氏にバトンタッチした。前弾に続きエグゼイドとのコラボとして、今回はアナザーエンディング第2弾『パラドクスWithポッピー』に登場したアナザーパラドクスがラインナップ。パラドクスレベル99のリデコなので腰(ry
クローズマグマはドライバーがクローズマグマナックル装填状態の物しかないので、ナックル装着状態の完全再現にはFINAL付属のボーナスパーツが必要になる。これは12弾のグリスブリザードも同様。
ベストマッチはいよいよ西都に移行。トラユーフォーは右手のクローの形状を再現する為に手首を別パーツの開き手で立体化しており、大創動の様に独立可動する。
さあ、ガチでやり合おうぜ。最高にスリリングで、
命懸けのゲームをな……
これでも今の俺の力は2%に過ぎない。
俺はまだまだ強くなる……
万丈のドラゴンを持ってくるなんて、憎いねぇ
2018年6月25日発売。全8種。
エボルはこの弾だけで頭部と肩アーマーの差し替えによりフェーズ3までを再現可能。コブラフォーム用パーツはアーマー、ドラゴンフォーム用は扇風機ハーフボディ、ラビットフォーム用はボディにそれぞれ付属する。但しドラゴン・ラビットフォーム準拠のゼノチェストアーマーはFINALに持ち越しとなった為、そちらを入手しないと完全再現は出来ない。
扇風機ハーフボディは左腕のファンが回転する副産物として貴重な手首可動が実装されている。
ジェットハーフボディに付属のソレスタルウイングはタカハーフボディ、ハザードボディに対応したボーナスパーツ。
ハザードフォームはフェイス部分をホークガトリングと海賊レッシャーに変更しての再録となった。ホークガトリンガーとカイゾクハッシャーは付属しないのでガトリング・電車ハーフボディから拝借する必要がある。
大丈夫だ……まだ、行ける……っ!
お前が何を壊そうと、 俺がこの手でビルドする!
父さんが生み出したこの力で!!
フフハハハハハハ……!だから人間は面白い。
この星を滅ぼすのはやめた!
2018年7月23日発売。全8種。
ジーニアスフォームは仮面ライダービルドの中では唯一の装動方式。
ジーニアスとエボルに付属するフルボトルバスターは第8弾と違い成形色が黒に変更され、より劇中に近いカラーリングとなった。
ならどうしてそこまでして愚かな人間共を守ろうとする!?
何故お前達は戦う!?
そんなの…決まってんだろ。
俺達が戦ってるのは、愛と平和の為だ!
俺達が明日を創る!その想いは、誰にも打ち砕けない!!
2018年8月20日発売。全8種。
劇場版「Be The One」にスポットを当てた通常弾最後のラインナップ。
グレートクローズはほぼクローズの色換えという事もあり通常クローズと同じハーフボディ形式。
ターゲット補足…
2018年4月30日発売。全5種。各420円(税抜)。
各陣営に配備されている量産型戦闘ロボット・ガーディアンを一同に集めた番外編第1弾。ガーディアンは様々なタイプがいるが通常弾に入れるスペースが無いという事で企画された。
前作の装動エグゼイドでも敵キャラのみにスポットを当てたものがあったとはいえプレバン限定であったのに対し、こちらは何と一般販売というところに開発のハザードレベルが如何にモノスゲーイ状態であるかが窺い知れる。正に丸ごと無理している枠と言っても過言ではない弾である。
普段より値上げした恩恵としてスーツタイプガーディアンは一箱完結ながら台座も付属するという贅沢仕様。アーマータイプ用のアーマーはシールと武器の色が異なる2種類が存在し、各仕様をシールで選択する方式になっている。
2018年8月13日発売。全7種。
敵キャラクターのみを収録した番外編第2弾。
カイザーシリーズはブロスのリペイント品であり、同じく二体揃えるにはボディ、アーマー双方の複数買いが必須。
ネビュラヘルブロスはSTAGE7のブロスにはなかった腹部や脛のカラーリングを再現するためのシールが付いている。前腕のハードポイントがないのでこれをリモコン・エンジンブロスに付け替えてより自然な形状にすることも出来る。
2018年6月18日(プレバンでは25日)発売。2981円(税込)。
前作に引き続き登場した、イオン系列店およびプレバン限定のグレードアップ版アイテム。バラ売り無しのセット販売のみで、大装動の反省から今回は最初からプレバンでの販売が発表された。手首の可動化やシール・塗装の追加に加え、ポーズ再現等に使える交換用手首も付属する。
更にBCR殺しのスナップライドビルダーが同梱。これまでに商品化された各種ハーフボディをセットする事で劇中の変身シーンを再現できる、まさに創動を集めていればいるほど楽しめるアイテムである。バラ売りが出来なかったのは恐らくこれの為。
2018年12月17日発送。3456円(税込)。プレミアムバンダイ限定。
創動唯一のプレバン専売商品。グリスとローグは大創動準拠の仕様にグレードアップした事に加え、ローグの背中にはハードポイントが増設されている。劇中シーン再現に役立つ、痒い所に手が届く大量のオプションが付属する創動の締めに相応しい豪華セットとなっている。
親父…やっとわかったよ。国を作るのは
力を持つ者じゃない。力を託せる者だって…!
1800円(税込)。
右腕はパンダハーフボディの流用なので手首可動はそのまま残っている。
俺には救うべき人がいる。守るべき国がある。大義の為の…犠牲となれ!!
2018年12月20日発売。12000円(税抜)。プライムローグが登場する超バトルDVDは本誌で応募を再度受け付けている。
「既存商品組み換えだけでの再現が出来ないキャラクター」に限れば未商品化は以上のとおり。劇中に登場していないベストマッチフォームは原則商品化されていない。
誰も体験した事のない装動が、始まる…!
各400円(税抜)。従来通りのアーマー+ボディ方式に戻ったことに伴い、ブランド名が再び「装動」となった。セットBOXは勿論今回も健在。
エグゼイド・ビルドを超えるという宣言のもと、標準価格を値上げした代わりにごく一部の商品でしか導入されていなかった手首の可動・換装がこのシリーズより遂に標準化され、完全に大装動と同じ構造になった。また、創動で一旦減ったシールが再び増量しているが、これはより良い見栄えを目指してとの事。
ちなみにおまけのお菓子は本シリーズよりラムネからチューインガムに変更となった。
祝え!新たなる王の誕生を!
RIDE1 | RIDE2 | RIDE3 | RIDE4 | RIDE5 |
RIDE6 | RIDE7 | RIDE8 | RIDE9 | RIDE10 |
RIDE11 | メカニクス | マジーンセット | PLUS | PLUS2 |
改装動 | ANOTHER1 | ANOTHER2 | 超全集 |
何か…いける気がする!
2018年10月1日発売。全7種。
アーマータイムは試行錯誤の結果、プロポーションを優先して別個の専用素体を用意する方式が採用された。どのアーマーを装着しても違和感が起きないように、アーマータイム用ボディのジクウドライバー用シールには年号が書かれていない。アーマー側にドライバーと対応シールをつければ良かったのでは…?というのは禁句だ。
アーマータイム用ボディに対応するアーマーはクウガ~キバ、ドライブ~ビルドの13種。付け替えが面倒なら多々買い推奨である。というか公式が煽っている。
回せばいいんだよね?
最後はこれだぁ!ハァッ!!
行くぞ…オーマジオウ!
2018年10月29日発売。全6種。
一気に4つものアーマーがラインナップ。ドライブアーマーは手首と一体成型の前腕カバーを装着する方式なので、手首可動が犠牲になる点に注意。
各アーマータイムを複数体同時に並べる目的で素体を多々買いするユーザーが続出しているようで、お菓子売り場ではダダ余りのアーマーが目撃されているとかいないとか…。
お前のやってることは、彼女を苦しめてるだけだ!
だから…俺達が、お前達を救う!!
宇宙に、行く!!
2018年12月3日発売。全8種。
フォーゼアーマーは二箱完成。他のライダーアーマーとは大幅に異なる形状の為、素体は通常のジオウ用ボディ(新規パーツとして指差し状態の左手が開き手の代わりに付属)を用いる。Aセットのモビリットエンジンウイング部のシール(13,14番)は箱裏の説明が記載ミスにより本来貼る番号と逆転しているので要注意。ジオウ公式サイトと商品画像を見比べるとわかるが、可動の都合なのか腰部にあるオレンジ色の突起が省略されており、より忠実な形状にするなら腰をアーマーチェンジ用ボディと交換する必要がある。
SO-DOといえば劇中に登場した全ライダーの商品化を目標に掲げているが、ついに劇中未登場のアーマータイムがラインナップに加わることとなった。創動で劇中未登場フォームが商品化されずに終わったことを考えると驚きである。これらのフォームはDX版ライドウォッチのパッケージでバストアップが公開されているのみであり、全体像が判明するのは装動が初となる。
同じ時代に、王は二人も要らない!
2018年12月17日発売。全8種。
オーズアーマーはフォーゼアーマー同様の二箱完成かつ通常素体装着方式。動物型ユニット形態の再現も可能だが、タカユニットは専用造形でオーズアーマー用頭部とは別個に立体化されている。更には干渉を避けるためにピンを長くした専用のジクウドライバーやトラクローZ装着用の専用右手首も付属。なおジオウ素体の交換用手首は前回とは逆に指差し状態の右手+左開き手となる。
アーマータイム用ジオウボディはこの弾だけで4つものアーマーを兼任するうえ、毎度同じボディで枠を消費される状態を考慮した結果この弾で収録が最後になると明言された ため、第6弾のアギト・響鬼アーマーにも備えて熾烈な多々買いが必至となった。
クウガアーマーはドライブアーマー同様の方式だが、今回はボディに直接貼る前腕カバー再現用のシールとの選択方式になっており、こちらを選択すれば手首可動と両立できる。雑誌などに掲載されていたサムズアップはクウガマイティフォームの手首を拝借すればそれっぽい再現は可能。
もう一つウォッチを使えるって事?だったらこれを!
2019年1月28日発売。全8種。
この弾から台座がアップグレードされ、手首ラック用のハードポイントが追加された。ディケイドアーマーはその特異な形状から専用の素体を用意している。
ゲイツウィザードアーマーの素体は第1弾以来となる通常形態用のもの。ウィザードのポーズを意識した新規造形の開き手が付属している。
アーマータイム用ゲイツ素体は成形色をシルバーから赤に変更しての再録となった。もちろん対応アーマーは過去の弾から事前購入しておく必要があるのであしからず。
問題。お前の論文は評価される。◯か✖か?
2019年2月25日発売。全8種。
この弾で主役ライダーのアーマー19種はコンプリートとなるが、対応素体はノーマル、アーマータイム用共に収録されないので過去の弾で予め入手しておく必要がある。アギトアーマーに付属のジカンザックスは矢を引いた状態を再現した新規造形のもの。
ダブルアーマーは変身時の「お前の罪を教えて?(教えろ)」を再現する為の交換用手首が付属。流石にガイアメモリ型ユニット(メモリドロイド)への変形は再現されていないが、RIDE PLUS2で別個収録されるのでそちらを入手すればマキシマムタイムブレークの再現が可能になる。
今回は前シリーズである創動とのベストマッチもといコラボ弾となっており、『ビルド』最終話に登場したラビットドラゴンが念願のラインナップ。手首可動こそないものの、大創動ラビットタンクで採用されたフルボトルやベルト部分のシールに加え、脚部前面にも塗装が施されている(右太腿のファイアパターン部分を除く)。
さあ、お前の罪を…教えろ
ビルドアップ! 「ベストマッチ!」
勝利の法則は、決まった…!
善も悪も、光も闇も、全て受け入れる。
その力で俺は…未来を切り開く!!
仮面ライダーウォズ フューチャーリングシノビの前に
崩れ去るアナザーシノビであった
2019年3月25日発売。全7種。
ジオウⅡのバンドライナー・レクイエムとオーマジオウのメリディアンサッシュは軟質素材を用いており、可動の妨げになりにくいよう配慮がなされている。
若き私よ。お前が夢を捨てられぬことは知っていた。
お前は、私だからだ。フハハハハハハ…
話す事は無い。俺はお前を倒す。
それが……俺たちの進む未来だ
2019年4月29日発売。全7種。
この弾からファイナルフォームタイムの商品化が開始となる。ディケイドアーマービルドフォームは設定上手足の形状がラビットタンクスパークリングと共通だが、手首可動が標準化している装動ジオウシリーズの仕様に合わせて腕部は新造になっている。これをスパークリングに移植すればお手軽に大創動仕様にする事ができる。
ゲイツリバイブはRKFと違い変形ギミックはオミットされ、造形優先で各形態のアーマーを個別に立体化する方式を採用。
RIDE6に続く創動コラボとして、Vシネマ『ビルドNEW WORLD 仮面ライダークローズ』よりクローズエボルがラインナップ。パンドラボックスは劇場版やTV終盤におけるパンドラパネルが融合したものになっている。
「お?何か凄い事になっちゃったぁ!」
「な、何だこれは!?」「私達が一つになるとは…」
これなら、行ける気がする!
2019年5月20日発売。全7種。
ジオウ側からはトリニティとエグゼイドフォームが登場。トリニティ付属のサイキョーギレードは成型色ではなくシルバーの塗装が新たに施されている。エグゼイドフォームは脚部がダブルアクションゲーマーの流用となっているが、太もものオレンジ・グリーンの部分は当時の成型色ではなくより劇中イメージに近づける為としてメタリック塗装になっている。アーマーには2体分のシールが付属しており選択して貼り付ける方式。アーマーそのものはダブルアクションゲーマーと違って1体分しか入っていないので2箱購入が望ましい。
3度目となる創動コラボ枠は、Vシネマ『クローズ』の敵ライダーであるキルバス。脚部にある蜘蛛の足を模した意匠を再現するために太もも上部は突起を増設した新規造形となる。
凄い……力が漲る!!!
祝え!宇宙最強・ギンガファイナリー!!
…緊急時につき、短縮版である
2019年7月8日発売。全7種。
この弾からD男氏に続く4代目担当・G男氏にバトンタッチとなる。ギンガファイナリーのマントはサイズの関係上稼働の妨げにならぬようPVCを用いている。ボディ自体は6・7弾のものと全く同じである。
ファイナルフォームタイムの2体はエグゼイドフォーム同様のアーマー共用・シール選択形式。ライドヘイセイバーには新たに通常状態のシールが追加されている。
そして今回の目玉となるのが最終フォーム・グランドジオウ。サイズ的にも大きなハードルになることが危惧されていたレリーフは平面でごまかさず、大まかなシルエットが造形されている。歴代ライダー・およびその武器を召喚する能力を活かして既存のSO-DOと組み合わせれば更にプレイバリューが広がる。『ゴースト』以前の食玩フィギュアの武器もグリップのサイズが合うならば持たせてみるのも一興か。現在ならばAI05のスペシャルオプションセットとの連動が一番お手軽。
命、燃やしちゃってみるぜ!!
2019年8月19日発売。全7種。
映画『Qver Quartzer』の新規ライダーが収録に間に合わなかった結果、敵キャラクター+TV未登場フォームという、通常ナンバリングとしてはトップクラスに際物のプレバン限定を疑うようなラインナップになっている。装動も瞬瞬必生ということなのだろうか。
アナザージオウはANOTHERシリーズではなくこちらにラインナップされることになった。アナザーライダーの中でも特別な存在の為より多くの人たちに購入してもらおうという判断によるものらしい。
2019年1月14日発売。全4種。各500円(税抜)。
『ジオウ』に登場するビークルのみをラインナップした特別編。SO-DO始まって以来の大型アイテムであるタイムマジーンは3分割での商品化。換装用のインジケーションヘッドが2個付属しており、オーズ、エグゼイド、ビルドの3種類のシールの中から選択して貼り付ける。勿論ビークルモードへの変形も可能。可動範囲はDX版を上回っており、アタッチメントパーツを使って装動の武器を装着したり、おまけギミックではあるがジオウを内部に格納する事も可能。一方で四肢背面の大胆な肉抜き穴、設定全高的にジオウとのスケールが合わないなどの難点もある。特に前者はビークルモードでかなり目立つのであくまでロボモードメインと割り切った方が賢明かもしれない。
ライドストライカーはマシンビルダー同様造形優先で変形機構はオミットされている。レーザーレベル2同様の一箱完成であり、担当曰く今回の無理している枠とのこと。
2019年8月発送。4104円(税込)。
『ジオウ』シリーズ唯一のプレミアムバンダイ限定販売品。
通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!
2019年6月17日発売。全5種。各500円(税抜)。
未来の仮面ライダーに加え、ディケイドライバーを新装して客演したディケイドを商品化した特別編。普段より値段が高い代わりに各ライダーは1箱完結方式をとっている。
イレギュラーな形とはなるがディケイドはSO-DOシリーズ初の平成1期ライダーとなる。オプションパーツセットを組み合わせればTVシリーズ当時のディケイドや『MOVIE大戦2010』に登場した激情態も再現可能。そして本来の使い手であるG4を差し置いてのギガントの立体化である。ディケイドライバーをエグゼイドやビルドにつけてカメンライドを再現する、というお遊びも可能。ライダーカードのシールは『ジオウ』第1部で使用したものが収録されている。
キカイはガーディアンから大半を流用しているが、クイズは大装動エグゼイドやライドプレイヤーの流用ではなく、金型の経年劣化により完全新造されたものである。
我はオーマジオウ様の忠実なる僕・カッシーン。
我が魔王の命によりゲイツ、ツクヨミを抹殺する
2019年8月12日発売。全5種。各500円(税抜)。
カッシーンとメモリドロイドは発表当初シークレット扱いされていた。サンプルレビューの段階で公開する予定だったが諸事情で遅れてしまったためらしい。
カッシーンは劇場版での扱いから数を揃えたくなるところだが、レアアソート扱いなので争奪戦の火種となった。
彼を追いかける者、とだけ言っておこうかな
2019年6月24日発売。3500円(税抜)。「大装動」「大創動」に相当する、恒例のアップグレード版アイテム。今回は「改革」の意味を込め大装動ではなくこの商品名となった。従来通りイオン系列店・プレバン限定販売で、大創動と同じくバラ売りなしのセット販売。アップグレード要素は以下の通り。
2019年7月29日発売。全4種。各850円(税抜)。
『ジオウ』登場怪人であるアナザーライダーのみをラインナップした特別編。アナザーライダーは怪人にしてライダーというべき存在だが、商品展開においてはあくまでも怪人枠扱いである為全ライダー商品化の範疇外と明言されているので注意。また、価格の関係上取り扱いはホビーショップなどが中心となりスーパーやコンビニでの販売は少なくなる。
頭部は改装動と同じくシール不要の全塗装。これはデザインの都合上頭部をPVC素材にする必要があるのと、ABSに比べPVCはシールとの相性が悪いという事情が重なったため。いずれも手首は握り手と開き手の2種類が付属し、握り手はアナザー鎧武以外武器を持つための穴がない完全な握り拳になっている。また、足首の可動範囲が普段よりも広くなっており、接地性が強化されている。この仕様はゼロワン以降のシリーズで標準導入する事が決定した。なお、アナザージオウⅡに召喚された個体の年号(2019)を再現する為のシールはついていないので悪しからず。PLUS同様容量の関係で台座は付属しない。
5年だ。俺は5年をかけて頂点に立った!誰にも邪魔はさせない!
力が漲る…力が漲る!素晴らしい力だ!
私は神をも超える、王となるのだぁ!!
2019年10月28日発売。全4種。各850円(税抜)。
今回の年号のシールはアナザージオウⅡ召喚個体(2019)再現用の物も付属しており、選択が可能。
ライダーなんか存在しねえんだよ。消えろ、消えちまえ!
これで…決まってください!
2019年12月20日発売予定。11000円(税込)。
アーマー部分はゴーストアーマーの流用ではなく全部新規造形となっている。
アーマー | 対応ボディ | ボディ収録弾 |
---|---|---|
クウガ、アギト、龍騎、ブレイド、 響鬼、カブト、電王、キバ、 ゴースト、エグゼイド、ビルド |
ジオウ(アーマーチェンジ) | RIDE1~4 |
ファイズ、ドライブ、ゴースト、 エグゼイド、ゲンム、ビルド |
ゲイツ(アーマーチェンジ) | RIDE1~3(シルバー) RIDE5(赤) |
ディケイド | 専用ボディ | RIDE5 |
ダブル、オーズ、フォーゼ、鎧武 | ジオウ(通常) | RIDE1,3~5 |
ウィザード | ゲイツ(通常) | RIDE1,5 |
ここではディケイド関連も併記する。※は劇中未登場。
PLUSに収録されたディケイドおよびディエンドは拡張パーツによって『仮面ライダーディケイド』当時の姿も再現可能となっており、コンプリートフォームが「セイバー」シリーズに収録されるなど、SO-DOシリーズにおいて『ディケイド』は複数のシリーズに通りすがる変則的な販売方式となっている。ここではSO-DO未商品化の『ディケイド』出典ライダーと関連キャラ・ビークルを記載する。
装動は、令和もやる!!
各400円(税抜)。令和のSO-DO第1号となる当シリーズは「超本気」 をテーマに掲げ以下の点をコンセプトとして提示している。
『創動』以降定番となった、放送終了までに商品化が間に合わなかった過去作キャラクターを収録する所謂コラボ枠は今回も健在だが、今回は前作『ジオウ』夏映画のキャラクターがずれ込んだことに加え同作終了後に公開された『ビルド』Vシネマ新作の存在もあってその数が例年を大きく上回っており、通常ナンバリングのうち実に7つにコラボ枠が投入されている。
AI01 | AI02 | AI03 | AI04 | AI05 | AI5.5 |
AI06 | AI07 | AI08 | AI09 | AI10 | てれびくん |
超全集 |
2019年10月28日発売。全6種。コンプリートセットは3200円(税抜)。9月1日~16日までライジングホッパーおよびAI02を先行プレゼントするキャンペーンが開催された。詳細リンク
ゼロワンは3種類のアーマーが存在するが、アーマーによって素体に張り付けるシールが異なるため、ジオウのアーマータイムの様に1素体にアーマーを付け替えるというやり方が通用しない。その意味でもコンプリートセットの購入が強く推奨される。
公式ブログによるとこのAI01の初動1週間の売れ行きで装動ゼロワンの今後の「ほぼ全て」(取引先からの発注量や塗装に割けるコスト)が決定するという。
ぶっ潰す…!
戦うにはな、熱が必要なんだ!ヤァー!
2019年11月25日発売。コンプリートセットは4000円(税抜)。STAGE9以来の全9種という大型ラインナップとなった。
フリージングベアーは再現性の為に手首以外にクリアパーツを採用している。SO-DO史上最多のクリアパーツによりコストもヤベーイ!事になったとか。頭部は安全面の関係からマスクの裏側にあるライジングホッパーフェイスのシールを事前に貼った上で前後接着済みとなっており、良い物を作る為なら手間を惜しまない妥協の無さが窺い知れる。手首は総計10個にもなり、支柱と台座だけではマウントしきれない為フレイミングタイガー共々増設マウントパーツ「手首サセール」が付属している。
パンチングコングのナックルには裏側にハードポイントがあり、支柱と接続する事でロケットパンチを再現可能。
バルキリーは女性ライダー故体形の違いを再現する為バルカンの素体は流用せず新規設計になっている。細身になっている都合、太ももは強度の関係で装甲とフレームに分割されておらず一体成型となっている。
そして今回は第2弾にして早くも旧シリーズとのベストマッチ…もといコラボとして、Vシネマ『ビルドNEW WORLD 仮面ライダーグリス』よりグリスパーフェクトキングダムがBlu-ray発売の11月という絶好のタイミングでラインナップされる。ドッグタグは角度の異なる2種類が付属しており、既存のグリス別形態に持たせることももちろん可能。当初はコスト上の懸念から拳と一体成型にする方向だったが、担当の熱意によりこの方式になったとの事。
前だけを見て…突き進め!
これが最後の……祭りだぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
2019年12月16日発売。全8種。コンプリートセットは3200円(税抜)で、今回は素体の重複がない。
ライトニングホーネットには今までと角度の異なる握り手が付属しており、より自然な形で武器を持たせることができる。
滅と迅は胸部装甲などに細かいディテールがあるが、シボ加工を施したことでこれの再現に成功している。
ヒューマギアが笑えるのは…人類が滅亡した時だ!
人類は滅び行く定め…
コレで終わらせる…!!
本当の怒りがどういうもんか、教えてやるよ!
2020年1月27日発売。全7種。コンプリートセットは3200円(税抜)。
第2弾に続くVシネマ『ビルドNEW WORLD 仮面ライダーグリス』のコラボとして同作の悪役・メタルビルドと強化体のファントムビルドが手首可動の大創動仕様としてラインナップされる。上半身は既存のハザードフォームの流用ではなく、ファントムビルドと素体を共用した兼ね合いで新造の装動形式になっている。
スーツがハザードフォームの流用である事を活かしてメタルビルド用アーマーにはラビットタンクハザードの一体成型フェイスが付属する為、ラビタンハザードが大創動仕様にリニューアルして事実上の再録という事になる。勿論創動シリーズのハザードフォーム用フェイスにも対応しているので各種ハザードを大創動版にすることもできる。加えてファントムビルド用アーマーには『ビルド』25話・26話で総計約10秒しか登場しなかった右目がラビット化した状態のフェイスも付属しており、約2年越しにまさかの補完となった。
仮面ライダーサウザー…私の強さは、桁外れだ
俺も、ゲイツも、平成ライダーのみんなも、
瞬間瞬間を必死に生きてるんだ!!
みんなバラバラで当たり前だ!!!それを無茶苦茶とか言うな!!!!
2019年2月24日発売。全8種。コンプリートセットは3200円(税抜)。
サウザーはフォームチェンジを前提としておらず、胸部アーマーの分割が従来よりも実物のスーツに近い構造になっている。その恩恵により塗装効率も向上したとの事。
以前より発表されていた『ジオウ』とのコラボタイムが今回より満を持して実現。その先陣を切るのはジオウとゲイツの究極系・オーマフォームとゲイツマジェスティである。さらにPLUS2で争奪戦を勃発させたカッシーンが再録されるが、単価の関係上塗装部分簡略化やシールの削減がなされた。
更に、担当曰く「今後、これを超えるボリュームはない」自信があるという超特大のオプションパーツが収録される。その数があまりにも多いので、収録内容等は次の項で独立して記載する。
今回は純粋なゼロワン枠がサウザーのみであり、オプションセットも殆どがジオウ関連で構成されていることから実質的には装動ジオウRIDE12 Feat.ゼロワンと言っても差し支えない弾となっている。その為か、今回は副題が「Faet.ジオウ」になっていない。
ディケイドライバー2種はRIDE PLUSのものより径のサイズが大きくなっており、ジオウ、オーズ、電王に装着してカメンライドを再現できる。当然ディケイドには対応していないので注意されたし。
大量に付属する歴代平成ライダーの武器はグランドジオウが劇中で使用していたもの。作中での使用状態にもこだわっており、トレーラー砲は装填されたシフトカーの造形やシールによる「FULL」表示の再現がなされ、フルボトルバスターもボトル装填状態を再現する為のシールが付いている。特に後者は創動時代には補完しきれなかったものであるため、ビルドにもぜひ持たせてやりたい一品である。タイタンソードはSO-DO CHRONICLEクウガの発売が迫っていたこともあって付属していないので、そちらから拝借しよう。
唯一グランドジオウが使用していないドラグブレードはディケイドアーマー龍騎フォーム用。龍騎フォームがドラグブレードを使用する事が発覚したのがRIDE11収録内容決定のずっと後だったため当時は見送らざるを得なかったが、アンケートの要望に応えこのオプションセットへの収録が決定した。
番組ロゴプレートは映画『Over Quartzer』におけるバールクスとの最終決戦を再現する為のアイテムで、SO-DOシリーズで商品化された平成ライダー8タイトルに対応したシールを選択して貼る方式になっている。1箱につき4枚入っているので、2個買えば8つ全部を同時にそろえられる。ディケイドコンプリートフォームは当時商品化されていなかったので、公式ブログでは通常形態が代用されていた。
あの…アホ共が……!
2020年3月30日発売。全4種。各650円(税抜)。セット版は3250円(税抜)。
大型アイテム+バイクというジオウメカニクスに相当する番外枠だが、一応通常弾との連番になっている。
ブレイキングマンモスは当然ながら衛星フォームやジェットフォームへの変形も再現。なおパーツのサイズ・数ともにマジーンを凌駕する為金型の都合から本編よりもダウンサイジングしている。加えて、金型数増加によるコスト上昇・生産数量の絞り込みにより単価も通常弾の約6割増しになっている。
しかし、極力多く施された塗装、多色成型、PVCの惜しみない使用、計23か所の可動部位、従来以上の可動域、タイムマジーンの反省から激減した肉抜きとそのクオリティは値上がりの分抜かりないものになっている。
ライズホッパーもPVCを惜しまず使用し、従来のSO-DOバイクよりも実車に近い形状を再現。特にハンドルはその恩恵が大きく、実車に合わせた長さを初めて実現できるようになった。また、実車の車種構造に合わせて可動域を拡大する必要があったため、ハンドルを切ると連動して車体前部が動くようになっている。フィギュアーツのバイクではおなじみの構造だが、SO-DOで導入されたのは今回が初。
よし、これなら!
俺だけの力じゃできなかった。
ヒューマギアを信じたから、出来たんだ!!
2020年5月4日発売。全7種。コンプリートセットは2800円(税抜)。新型コロナウイルスの影響で発売日が当初の予定から延期している。
トリロバイトマギアは通常ナンバリングタイトルではBUILD6の再録版ブラッドスターク以来26か月ぶりに復活した「無理している枠」。ただし無理はしていてもちゃんと交換用手首は付属するのでご安心を。従来と違い頭部と首が一体化し首に可動軸が設けられた設計になっている。
『ジオウ』からは『OQ』の敵勢力であるクォーツァーの商品化が始動。そのトップバッターであるゾンジスはゼロワン戦のマントを脱いだ状態が一箱で収録されており、「”半”無理している枠」というべき代物。腕部のライドウォッチシールも改装動同様に全部がブランクではなく個別のウォッチ(シン、ZO、J)がしっかり用意されている。マントやロボライダーウォッチで発動したミサイル発射時の胸部はトリロバイトマギア用の武器共々オプションパーツとして別個に収録されている。
刃!お前の夢は何だ?
ZAIAの奴隷になって、その先に何がある!?
人間の好きなようにはさせない。
ヒューマギアは、僕が解放する
2020年6月8日発売。全6種。コンプリートセットは2400円(税抜)。
番外の5.5を除けば久しぶりとなるコラボ枠のない弾。1型はゼロワンシリーズとしては初の穴のない握り拳が付属。開発当時ぎりぎりのタイミングで格闘主体の戦闘スタイルである事を担当が知った事で急遽作成されたという。
戦わなければ、人類は滅亡する
もうバッテリー切れか?
2020年7月6日発売。全9種。コンプリートセットは3600円(税抜)。
AI05同様、ラインナップの過半数を『ジオウ』関連が占める為副題がFeat.ではなく「&ジオウ」となっている。そのこともあってか、今回は公式ブログで「『ジオウRIDE13 』じゃんというツッコミが聞こえてきますが」と自虐気味なコメントが書かれている(12はAI05の事であろう)。
という事で再び少数派となった『ゼロワン』からは12月8日にサンプルがチラ見せしていた雷と、トリロバイトに続く無理している枠である素体状態のヒューマギアがラインナップ。雷は作中再現の為にプログライズキーを装填したホルダー8個を1つずつしっかり造形している。当初担当は半信半疑でいつも通りのホルダー2個で原型を作ったものの、14話の放送を見て急遽翌日に増設したとか。
ヒューマギア素体はトリロバイトとの外見上差異を顧みて大部分が新規造形となっている。目とヘッドギアのシールは通常時の青と暴走時の赤のどちらかを選択して貼る方式。
『ジオウ』からはクォーツァーの残る二人であるバールクスとザモナスが一気に商品化。ゾンジスと違い従来のボディ・アーマーの2箱分割だが、胸部装甲は別パーツ化していない。これは当初ゾンジス同様の構成にする予定だった事の名残で、コストの関係から2箱分割に変更になった。
バールクスは通常版のほかにバイオライダー&Jウォッチ使用状態がクリアブルー成型で別個商品化。こちらにはアンケートでカレーのトッピング並みの軽いノリで、AI05のタイトルロゴプレート公開後は「最初から温玉ついてるよね?」程度のテンションで要望が出ていた ある意味本命ともいうべき板状のバリア・通称平成板も当然のごとく付属。持ち手部分は360度フル可動という謎の拘りを見せ、シールを貼ることでトドメを刺された時の「平成」が刻まれたあの状態を再現できる。このシールは平成の割れ目から覗くバールクスの手足をはじめ、劇中の描写と考察を無駄に入念に反映した逸品である。なお台座とバリアはアーマーの方に付属するのに対し、対応するシールはボディの方に付属というややこしい収録内容になっている。これはコスト削減の一環として、一商品にシールをまとめることで費用を抑えつつ生産効率を上げるための措置によるもの。
平成ライダー自体に意味が無いからな。
さらばだ、ジオウ!替え玉の王よ!!
お前ら!お陰で平成ライダーの歴史は無茶苦茶だ!
折角美しく纏めてやろうとしたのにぃ!!
やっぱりね。もうこの時代に用はないや。
マッハ、お前もドライブも消える
仮面ライダーゼロツー…それが俺の名だ!!!
貴方の様な王は、要らない!!!
2020年8月3日発売。コンプリートセットは4000円(税抜)。収録数は過去最多の10種。
ゼロツーは細い形状の部分は可能な限りシャープな形状にすべく、PVC(と金型の資金)を惜しみなく使用。ゼロツーストリーマもゼロツーブレストとの別パーツ化で形状を優先している。今までは強度の都合で空いていた胴体と肩の間の隙間も軽減され、プロポーションがより自然なものとなった。3種類の成型色や同じ赤でもゼロツーアイとそれ以外で色見を分けた塗装により色分けにも力を入れている。アタッシュカリバーはこれまでにも何度か収録されているが、今回はホッパーブレードとの合体状態のイメージを優先して大型化している。
そのゼロツーと決戦を繰り広げるアークゼロはゼロフェイスビジョン(左眼)の独特の模様を再現する為『ジオウ』以前で採用されていた複眼用シールが久々に復活。ただしエクリプスアイ(右眼)共々今まで通り塗装は施されているので、一応は好みでの選択となる。開発段階では武器を使用するかが不明だった為、武器持ち穴のない握り拳状態のゼロハンドギアが付属している。ゼロハンドギアは対象年齢の都合でスパイトネイルが省略されてアーキテクターグラブと同形状になっている為ゼロワンに流用する事も可能。
更になかやまきんに君の好演で話題を呼んだ令和ライダー怪人第1号のベローサマギアが待望(?)の商品化。前弾のヒューマギア素体やAI06のトリロバイトと組み合わせることで作中の様々な状態を再現する事も可能。極めつけは付属シールで、担当の「もし彼が味方として駆け付けたら」という願望の結実により、IF設定である暴走していない状態 のもの(青いセンサーのヘッドギア、設定上存在しえない罅が入っていない状態でキーが装填されたゼツメライザー)が収録されている。公式ブログでは腰部をトリロバイトマギアのものに変えることでアークマギア(ベローサタイプ)を再現可能と書かれているが、ドードーマギア・ヒナのものでもOKなのでこの弾だけでも再現できる。
無理している枠は今回2種類に増加。旧世代型ヒューマギアは現行タイプ同様シールを通常時・暴走時から選択して貼る方式。キカイ同様大部分をガーディアンから流用しており、ガーディアンの金型はこれで3年連続登板となった。
そして最早ゼロワンシリーズの準レギュラーとなった感がある『ジオウ』枠として、TVシリーズ最終盤で登場した仮面ライダーツクヨミが遂に登場。アナザーディケイド相手に繰り出したルミナスフラクターは勿論のこと、どちらかと言えば変身前が使用していた印象が強いであろうファイズフォンXも、ファイナルステージで変身後でも使用していたことを受けてファイズアーマー以来の収録となった。女性ライダー特有のスレンダー体系を再現する都合、着膨れに見える事を防ぐため背部装甲は廃止されマントを直接素体に接続する仕様となっている。
人間は、滅びる…
滅…オマエを止められるのはただ一人……オレだ!!!
あんさつ~
2020年8月24日発売。全10種。コンプリートセットは4000円(税抜)。
今回は人呼んで「全員悪人」 改め「大体悪人+大丈夫か或人」 がコンセプト。
アークワンは前弾のアークゼロ同様複眼であるエクリプスアイおよびアークワンフェイスビジョンはシールでの色分け。頭部を丸ごとPVCで造形しており、PVCにシールを使用するのはSO-DO史上初。PVCは可塑剤の影響でシールがはがれやすいのだがアークワンフェイスビジョンはデザイン上シール必須であり、かといってABSの採用はアークワンフェイスアンテナの形状の都合上難しい。結果やむなく今回の措置を取る事となり、コロナ禍の影響による発売遅延の怪我の功名として確保できた時間で試験を繰り返し実現に至った。少しでもはがれにくくするために今回は複眼の塗装は行われていない。アークワンガントレットはアークゼロ同様の事情で穴無しの握り拳も付属しており、あちらでは省略されたスパイトネイルの造形もしっかりと再現している。
AI09のベローサに続きラインナップされる序盤の強敵ドードーマギアは頭部以外をトリロバイトから流用できる量産機のヒナと違い下半身を新造する必要があったため、ヒナよりも遅れての登場となった。トリロバイトの上半身を流用する都合頭部・首が一体化しているのに対し改は従来通りの設計なので、11話仕様のドードーマギア改を無改造で再現することは不可能。
そもそも流用元のトリロバイトが上述したような設計になっているのは社内独自の基準によるもので、CHRONICLEと違い対象年齢下限が3歳という都合子供が誤飲した際に首軸がつっかえて呼吸不全を防ぐための措置でもある。
アナザーライダーからは『ジオウ』のラスボスであるアナザーディケイドと『令和ザ・ファーストジェネレーション』に登場したアナザーゼロワンが商品化。アナザーディケイドの商品化を以って2019年2月に宣言されていた「ジオウ補完計画」完了およびアナザーライダー商品化終了が宣言された。アナザーゼロワンの胴体は当初塗装の予定だったが、細かい黒い斑点を再現する事が出来ない都合上黄色の部分も含めて色分けはすべてシールで行われる。
オプションパーツに関しては数が多いので次項にて独立記載。
今回のオプションはゼロワン関連オンリーで、大きく分けてゼロワンのフォームチェンジシーン再現用アイテム、バルキリーライトニングホーネットの必殺技用パーツ、形態違いのアタッシュウェポンという構成。
プログライズキー用のシールは開閉共にライジングホッパー、フライングファルコン、バイティングシャーク、フレイミングタイガー、フリージングベアー、ブレイキングマンモスの6種類が付属。手首は1個ずつなので選択で張り付けることになる。
2020年7月31日発売。今までの超バトルDVD枠は増刊号の付録だったが、今回はてれびくん本誌の収録となった。
2020年12月23日発売(初版)。毎年恒例の超全集特別版付録だが、今回は番組後半のハイパーバトルDVDが無く、その代わりとして設定画のみが存在するゼロワンシューティングウルフが収録されることになった。
Vシネマ『ゼロワンOthers:仮面ライダー滅亡迅雷』公開を記念して現在重版を予約受付中。
東映公式サイトには劇中で或人が使用しなかったプログライズキーを装填した場合のIFフォームが掲載されている。これらは前作の劇中未登場アーマータイムと違い、現状商品化の予定はない模様。
最終弾のAI10までに収録が間に合わなかったライダーはラビットドラゴンやツクヨミのように、セイバー以降のコラボ枠として補完していくことになる。
各400円(税抜)。
「超本気 」を掲げた前シリーズ・ゼロワンを更に超えるべく掲げたコンセプトは「超超超、超本気!! 」。
「本気(マジ)レボリューション21 」と題して21か所にも及ぶ改良点などが発表された。
Book1 | Book2 | Book3 | Book4 | Book5 |
Book6 | Book7 |
2020年09月21日発売予定。コンプリートセットは4000円(税別)。
「装動」というタイトルではあるが、フォームチェンジの構造上従来のボディ・アーマー形式ではなく独自の分割構造が採用されており、胸部が横3分割の構成となっているのが大きな特徴。
今回は第1弾からいきなり前作『ゼロワン』とのコラボライズとして、要望が殺到していたジャッカルレイダーと冬公開予定の劇場版に登場するヘルライジングホッパー及びエデンがラインナップ。同映画は新型コロナの感染拡大がなければ例年の単独映画同様夏に公開されるはずだったため、結果的に先行商品化と相成った。コラボ枠の台座は手首の都合で台座・支柱がゼロワン時代の旧仕様なので注意。サウザー以来の再録であるサウザンドジャッカーは成型色がエデン本体に合わせて黒に変更され、グリップ用のシールが増量しより劇中に近づいている。
ヘルライジングホッパーはスーツ流用元のシャイニングアサルトホッパーで省略されていた腹筋の造形を再現。シャイニングアサルトホッパーやシャイニングホッパーへの流用も可能であり、それを見越した黄色のシールも付属している。更にアーマーにはゼロワン系ライダー用にプログライズキー装填状態のホルダー用シールが9種類(ホッパー、ウルフ、コング、ファルコン、シャーク、タイガー、ベアー、マンモス、スコーピオン)付属。これを雷に全部貼れば14話の状態を完全再現可能になる。ヘルライジングホッパーは情報解禁とSO-DOでの商品化発表が同日の為、先にブログの方を見て驚愕した人もいたのではないだろうか。
なお、今回は副題が「Feat.ゼロワン」ではあるがAI05や08同様コラボ枠が過半数となっており、ブログでも「実質AI11じゃねーか」というツッコミは上等の模様。
なお、次弾のBook2以降セイバーシリーズは12種で固定となる。つまり1アソートにつき全商品1個ずつで個別にセット箱を用意する必要がなくなった為、通常ナンバリングではBUILD5以降途切れなく続いていたセットがこの弾を以って廃止された。
…お前が殺らないなら、私が殺る
ジャッ君でこんな使い方はどうよ?
これで話は終わりだ
2020年11月30日発売予定。全12種。
ドラゴンジャッ君はその形状の都合、豆状の意匠は塗装が困難なことからほとんどがシールでの色分けになっている。
エスパーダの頭部の輪っかは対象年齢の都合忠実な形状にするのは難しかったが、耐久性と安全性との格闘の末に実現させた。左腕のマントは似たような構造のザモナスと違い方の裏にボールジョイントで接続する方式に変更し、腕とマントの可動をある程度独立できるようになっている。塗装もセイバー以上に力を入れており、手首の部分にまで塗装が行き届いている。
カリバーはセイバーシリーズとしては初めて(コラボ枠除く)従来通りのボディ+アーマーのスタンダードな装動形式で商品化される。3分割のフォームチェンジが行われるソードライバータイプのライダー以外はデザイン上存在しない分割が目立つことを防ぐためこの形式で住み分けていくことになる。デザインの都合上肩の引き出しは導入していない。
ゼロワンコラボ枠は3体が登場。終盤に登場した亡にはアサルトウルフキーを装填したショットライザーが付属するが、肝心のバルカンアサルトウルフにはブランク状態のバックルがない。前弾のジャッカルレイダーに余剰パーツとして付属しているので、これを拝借するのが手っ取り早いだろう。
バトルレイダーとバトルマギアは耳の部分や下半身の形状の違いもしっかり再現。バトルレイダーの台座用シールは正式名称のインベイディングホースシュークラブレイダー表記の物も付属している。
時が来た…新たな世界が始まる
アークが復活し、仮面ライダーになりました。
”よろしく伝えろ”と
何ぃ~~!?あ、いい事思い付いた!
ひよっ子共は黙って見てろ!
見てられねえな…俺達にヒューマギアを
信じさせてくれたのはお前だろ!!
貴方は仲間など不要だと言った。でも…
でも、信じてくれる仲間がいるから戦える!!!
君、アリだね。
でも、あいつとの勝負には、負けらんないからね!!
満を持して登場…行くぞ!!
お前はヒューマギアを守ると言いながら……迅を破壊した!!
身勝手な夢!無慈悲な悪意!!それが人間の本性だ!!!
2021年平成33年2月22日 発売予定。全12種。
ドラゴンブレーメンに付属する火炎剣烈火用の柄は設定上水勢剣流水や雷鳴剣黄雷と同形状なので、数を揃えてブレイズやエスパーダに使いまわすのもいいだろう。
ディアゴスピーディーはバイク枠としてはマシンビルダー以来の通常弾収録かつ2箱分割。更にステップ付きかつシミー共々シール不要(正確には両者とも台座用のシールは付属している。あくまでもフィギュアに貼るシールがない、という事である)。
コラボ枠が通常運転状態となっているセイバーだが、今回はBook2同様全体の半分を占める。『ゼロワン』からはTVシリーズラスボスのアークスコーピオンに加え、ファイナルステージに登場したアークゼロワンが登場。ファイナルステージオリジナルライダーの商品化は史上初となる。
そして3枠目となるのがユーザーを否が応でも平成に引き戻すディケイドコンプリートフォーム。コンプリートフォームは『ジオウ』には登場していないので、正真正銘『仮面ライダーディケイド』出典、つまり時期的には本来CHRONICLE枠で出すのが普通の作品からの出張である。おのれディケイド!貴様のせいでSO-DOの世界も破壊されてしまった!現行シリーズのコラボ枠として収録されることになったのは既にCHRONICLEシリーズの年内スケジュールが決定済みでありそこにディケイドをねじ込む余裕がなかった為。手首パーツを通常形態から流用している都合台座はゼロワン仕様となる。
ヒストリーオーナメント用シールは作中で登場した11種類(通常時、最強、TVシリーズ31話のファイナルアタックライドディエンド発動時、カメンライドアギト~キバ発動時)に加え、『仮面ライダーバトライド・ウォー』に登場したカメンライドクウガ発動時を含めた12種類を網羅。肩アーマーはボディの方に付属しているのでシールごとに揃えたい場合ボディ・アーマー共に買い足す必要がある。
更に次弾のオプションやRIDE PLUS、SO-DOやSHODOの平成1期最終フォームと組み合わせることで遊びの幅が大きく広がる拡張性の高い一品である。ちなみに平成1期最終フォームで商品化されているのはSO-DOがクウガアルティメットフォーム、龍騎サバイブ、カブトハイパーフォーム、電王ライナーフォーム、SHODOがアギトシャイニングフォーム、ブレイドキングフォーム、カブトハイパーフォームとなる。
2021年平成33年4月5日発売。 全12種。ディケイドも含めると計3作品がコラボ枠で出張したことで史上最長の商品タイトルになっている。
ゼロワンからは『REAL×TIME』のラスボス・ルシファーが登場。エデン等複数のライダーと同形状のパーツが多数存在するが、流用可能なパーツがばらけていることもあり新規金型で製造している。太ももはホッピングカンガルーと同形状だが、よりスーツに近い形状を目指し新規造形になっている。
ジオウからは『RIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイド 7人のジオウ!/ディケイドVSジオウ ディケイド館のデス・ゲーム』からディケイドとジオウの新フォームが商品化。平成はまだまだ終わらない。
セイバーフォームには2年前からアンケートで要望が上がっていたライドウォッチ持ち手首が「ゼロワン」のプログライズキー持ち手首収録を受けて再燃した要望に応え漸くの収録となる。ボディにはウェイクベゼル回転後、アーマーには回転前のものが付属し、それぞれに対応したクウガ~キバ・ダブル~ビルドウォッチシールが計36枚も付属するという豪華仕様である。少々大きいがボディに付属のライドウォッチシールはジクウドライバーに装填されたライドウォッチに貼る事も出来るので、アーマータイムのドレスアップにも使える。なお、ラインナップにも記述した通り手首はジオウリープハンドなので対応フォームは通常形態、ジオウⅡ、ダブル・オーズ・フォーゼ・鎧武アーマーに限られるので注意。
コンプリートフォーム21は新規にライドブッカーブックモードのシールを追加し、ネオディエンドライバーもシールを増量。マント裏に存在する大量のライダーカードもシールにてばっちり再現している。シールで再現されたライダーカードの数はマントが平成20作品の1号・2号ライダーのカメンライド39枚、ファイナルアタックライド20枚、平成1期のファイナルフォームライド10枚、ライジングアルティメットのカメンライドで計70枚。本体がクウガアルティメットフォーム~キバエンペラーフォーム、ダブルサイクロンジョーカーエクストリーム~グランドジオウ、ゼロツー、コンプリート21の計21枚、占めて総計91枚という狂気じみた数になっている。
2種類のオプションセットは次項にて個別記載。
後10分でこの世界は滅びる……
スクランブラーは迅付属のものよりも大型化しており、シールによってフライングファルコン用のスクランブラーとバーニングファルコン用のバーニングスクランブラーのいずれかを選択可能。一体成型ではパッケージに入りきらないので分割構造になっており、その副産物として遊び買いを追求しようという設計担当者の考案により可動部位が設けられている。フライングとバーニングは背部ハードポイントの位置が異なるため、腰の部分に接続する方式になっている。
サウザンドジャッカーはグリップが伸びた状態かつスロットが別パーツ化した新規造形となっている。スロットはブランク状態の他、プログライズキーを装填した状態のもの(汎用、アメイジングコーカサス、ゼロツー、ヘルライズ)が4種類付属。
更にライジングホッパー、ランペイジバルカン、滅亡迅雷組の必殺技再現用パーツも収録。アビリティウィングは基部がボールジョイントなので劇場版の発射体勢もしっかり決まる。
カメンライドやコンプリートフォームへの変身などのシークエンスをこれらのパーツでほぼ再現可能出来、『ジオウVSディケイド』3話に登場したファイナルアタックライドディエンド用シールも付属する。
「平成」と銘打っている通りディケイド関連オンリーではなく、『ゲイツ、マジェスティ』でグランドジオウが使用したキングラウザーも収録。AI05のスペシャルオプションセットでは判明タイミングの都合で叶わなかったので約1年ぶりのリベンジである。
そしてこの中でも特筆すべきはサイズ・話題性共にぶっちぎりの烈火大斬刀の存在であろう。これは『侍戦隊シンケンジャー』とのコラボ回である第25話で実際にディケイドが使用したものなのだが、ガガの腕輪とは違いあくまでもスーパー戦隊シリーズ出典の為、シリーズの垣根を越えたSO-DOでの商品化実現には各方面の許可を取る必要があった。その過程で提示された条件としてパッケージには『シンケンジャー』のロゴが記載されている。
2021年5月発売。全12種。
プリミティブドラゴンはシールの選択によりプリミティブドラゴンライオン戦記も再現可能。プリミティブとエレメンタルは一見共通部位が多いが、パーツ分割の都合流用できる部位がほぼない為完全に別の金型を使って製造している。今回もシール数をなるべく抑えられるように塗装を多めにしており、特にエレメンタルのローブは1パーツに5色の塗装という驚異的な色分けを実現している。
残るラインナップは『劇場短編仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』先行登場ライダーと『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』オリジナルライダーが2体ずつ登場。ザイアはサウザンドライバー用シールが2種類付属しており、『仮面ライダーゲンムズ ―ザ・プレジデンツ―』に登場する黒いサウザーを再現することもできる。黒サウザーの判明時期はかなりギリギリだったらしい。
2021年6月14日発売。全12種。Book4以来となるセイバー単発弾。
劇中での初登場から実に8か月を経て遂にドラゴンアーサー及びキングオブアーサー(以下KOA)がラインナップに加わる。ドラゴンアーサーはキングエクスカリバーのボリュームによるコスト調整の関係でこれまで塗装だった右脇腹等の部分がシールに変更されている。突き動作の為の手首が新規に造形されており、右手は勿論ブレイブドラゴン系のフォームに使いまわせる。ただし構造の都合で柄は挿せないので注意。
KOAはタイムマジーン・ブレイキングマンモスに続く大型アイテムだが、今回は専用の番外弾が設けられていない。マンモスに引き続き肉抜き穴は極力抑えており、サイドアーマーの接続部位を変更することで開脚も問題なく行える。専用のパーツに差し替えることでドラゴンアーサーを剣として持つことも可能であり、このギミックを再現する為にサイズ比を劇中に忠実にした結果、マジーンをも超える全高27㎜の超ビッグサイズを4箱分割で収録することになった。KOAの容量の関係上パッケージは従来よりも大型化している。マジーンやマンモスと違い変形機構は可動に支障をきたす上コスト上まず実装不可と判断された為オミットされている。
ちなみにKOAがマンモスの2倍近いサイズでありながら価格はむしろ下がっている(350円+税)が、これは番外弾は生産数を抑えている分単価が高くなっている為。但し本商品はミニプラ戦隊ロボの基準で見ても破格の安さであるという点を付け加えておく。
行くぞ!倫太郎!賢人!
2021年8月2日発売。全12種。
セイバーの最終フォーム3種はは既存フォームのリデコであり新規パーツはハオウソードクラウン、刃王剣十聖刃、クリムゾンセイバーの左胸部のみだが、装動…というよりフィギュア化への挑戦状とも言うべきカラーリングデザインを商品化するにあたり、例によってさまざまなトライ&エラーが行われた。
結果、クロスセイバー系統は「成型色は黒みがかった紫、塗装部位はごく僅かでほぼ全ての色分けをシールで行う」 という方向で落ち着く事となった。十聖刃は収録されているフォームごとにエンブレムの位置が異なっており、プレイバリューに一役買っている。ちなみに、そのデザイン故かクロスセイバーはソフビやRKFでの予定もなく、このSO-DOが貴重な商品化案件である。
タテガミ氷獣戦記はタテガミが頭部の可動範囲の妨げになるのではないかと危惧されていたが、「どう見ても普通のホモ・サピエンスではない」思い切った分割によりむしろ従来より可動域が拡大している。シールも頭部、胸部、ソードライバー、水勢剣流水に絞り込まれているのでクロスセイバーとは打って変わって易しい仕様である。
さらに、予てより告知されていた亜種形態用のパーツを中心としたオプションセットが2種収録される。例によって付属品多数につき次項にて別途記載。
ズオス……!!誤った道を歩み、化け物になったお前に、
剣士達が紡いできた意志が、負ける筈がない!!
Book9オプションセットの1つ目はドラゴンピーターをはじめとするセイバーの未収録フォーム再現用のパーツが一斉収録されている。基本的には頭部とソードライバーが中心だが、ヘッジホッグ系統の脛パーツもゴールデンアランジーナの物をそのまま拝借しても膝の形状が合わない事から新規造形で収録している。
頭部はパッケージ収録容量の都合から後頭部は1個のみで、ソードクラウンもイーグル系統用とそれ以外の4フォーム用の1個ずつに絞られておりフォームに合わせてフェイス部分を付け替える方式となる。
ソードライバーは抜刀状態のみならず必殺技再現時などに使える納刀時のものも付属している。ライドブックのシールは抜刀用は未収録フォーム用のシール6種、納刀用は商品化済フォーム用を含めた10冊分があり選択して貼る方式になる。ドラゴンピーター用のライドブックシールはBook2で収録済みかつ本商品が『セイバー』シリーズを購入し続けていることが大前提という事もあってか敢えて再録されない。3冊フォーム用シールは3種類あるので、全てのシールを使うには最低3個の購入が必要になる。
ちなみに、本商品は塗装が一切なく、全ての色分けをシールで行う必要がある。なのでソードクラウンは成型色が合っている他商品から拝借するのも手。
2つ目はブレイズ・エスパーダ用を中心とした『セイバー』のサブライダー向け補完パーツがメインとなる。抜刀時のソードライバーは対応シールが2種類あるので2個買い推奨。
加えて、AI05以来となる番組ロゴも収録。『OQ』最終決戦用の意味合いが強い鎧武に加え、おまけとしてゼロワン・セイバー用の物も付属している。
こちらもスラッシュ用手首以外に塗装はなく色分けはシール頼みなので注意。
2021年8月30日発売。全12種。
ライドガトライカーは通常サイズのパッケージに収録する都合上3箱完成となる。
最終弾となる今回は怪人がメインとなっており、デザストとメギド3幹部が一斉にラインナップとなる。3幹部に付属する仮面ライダー用手首の内訳は以下の通り。
手首 | 収録対象 |
---|---|
セイバー・ブレイズ用握り拳(左) | ストリウスアーマー(手首) ストリウスボディ(シール) 手首は1個収録なのでシールは二者択一 |
エスパーダ用角度付き持ち手(右) | ズオスボディ |
バスター用角度付き持ち手(右) | ストリウスボディ |
スラッシュ用角度付き持ち手(右) | |
剣斬用角度付き持ち手 | レジエルボディ(右) レジエルアーマー(左) |
2021年7月30日発売。
前年のホッピングカンガルーに続き、超バトルDVD限定ライダーはてれびくん付録としての収録となる。
※付きのキャラクターはいずれも頭部など細部が異なっており、現状専用のパーツも無い為不完全な再現にとどまっている。カッコ内は不足パーツ。
SO-DO5周年記念シリーズ。シリーズ5年分の頂点を目指し、現行タイトルシリーズでCHRONICLEに負けないクオリティを目指して「頂本気」というテーマを掲げており、『セイバー』から15個にも及ぶアップデートが行われた。
2022年以降は諸費用の高騰の影響でライダー食玩フィギュア税抜価格が50円ずつ増額する。よって該当時期以降SO-DO現行タイトルシリーズは450円に、CHRONICLEシリーズは500円になるので注意。
2021年10月4日発売。全14種。
今までの1アソート12個を撤廃し、より多くの商品を1度にラインナップするようになった。前シリーズ初弾のBook1同様最初からコラボ枠が盛り込まれているが、今回はセイバー・ゼロワンの2作品が出張しておりよりカオスなラインナップになっている。
スーパーヒーロー戦記は四肢の形状がファルシオンと似ているが意匠が全く異なる事から新規金型を製造しており、設計データ流用はドラゴニックナイトと同系以上の頭部と足首のみにとどめている。また、ボーナスパーツとしてプリミティブドラゴンのライドブックから飛び出すドラゴンの腕(と接続用のソードライバー)が付属する。
仮面ライダーストリウスは実際のスーツこそカッシーンを流用したものであるが、本編ラスボスを妥協するわけにもいかず、セイバーシリーズのフォーマット準拠で立体化する為に完全新規造形となっている。
『ゼロワン Others 仮面ライダーバルカン&バルキリー』より登場の2体に付属する台座はコスト対策としてゼロワンではなくセイバー仕様のものになっている。手首が旧仕様である都合台座や支柱に手首をさせないので注意されたし。
SO-DOリバイスシリーズのバーコード6枚をはがきに貼り送る事で、抽選1万名に変身前のバイスがプレゼントされる。はがきにプリントする為の専用用紙データが用意されているが、必要事項さえ記載すれば普通のハガキでも応募可能。
2021年11月29日発売。
リバイマンモスゲノムのマンモスガッシャ―は形状の都合で既存の持ち手と組み合わせるのが難しい為、背部マウント用とは個別に手首と一体成型したものを用意している。ジャッカルレイダーの様なコの字状の持ち手も検討していたが、ガッシャ―はテリトリーサイズと比べて幅が広く手首が肥大化しかねなかった為この方式に落ち着いた。
2022年5月2日月発売。
50周年記念映画『ビヨンドジェネレーション』よりネオバッタゲノムとセンチュリーがラインナップ。
センチュリーはクリアカラーのフェイスガードが特徴だが、以下の理由からクローズチャージやグリスの様にクリアパーツは使用しておらず、シール処理に頼っている。。
『仮面ライダーゲンムズ スマートブレインと1000%のクライシス』よりコラボ枠として『エグゼイド』の人気ライダー・ゲンムの新フォーム「無双ゲーマー」が商品化。本当に平成終わんねえな。
スーツの形状は大部分がムテキゲーマーと同じだが、STAGE9の当時品は腰も手首も非可動なので流石に流用とはいかず、リバイスシリーズのフォーマットに準拠した完全新造の大装動仕様での商品化となり、5年間における進化を実感できるようになっている。。頭部の角はムテキよりも長くシャープな造形となり、引き続きPVC成型のライドヘアーは根元で一体化していたムテキに対し、スーツの形状を尊重したうえで遊んだ時の見栄えを損ねないように注意しつつばらけさせた構造になっている。各部の星型意匠や腹部から太ももにかけての銀ラインに塗装を施すなど、色分けもムテキ以上に力を入れている。現行仕様に合わせてエグゼイド系ライダーとしては初めて交換用手首が付属するが、「龍騎」同様のPVC成型にした恩恵で穴無しの握り拳はABSでは金型の都合上無理だった人体としての正確なラインを形成する事に成功している。
2022年7月発売。全12種。(おそらく)大装動エグゼイド以来、久しぶりとなるSO-DOの正式な再販品。
当時購入できなかったユーザーを中心に再販への要望が高まった結果実現した、発売済みの各ライダー基本フォームを再録したスペシャル弾。なお大創動や改装動の様なアップデートは行われていないのでご注意を。
2022年8月29日発売。全10種。
一般販売最終弾だが、アルティメットリバイ/バイスはギーツID1へ持ち越される為、主役ライダーの最終フォームが次作のコラボ枠行きになるという初の事態となった。これは完全新規造形であることの手間や進行開始時期との兼ね合いが影響しており、逆に劇中登場が後発のデストリームおよびクリムゾンが収録できたのは流用の利くパーツが多かった為である。
再を除きこの弾のみ10種なのは、企画当初はアルティメットを収録する予定だったことの名残と思われる(この二体を含めればby8以前と同じ14種となる為)。
プレミアムバンダイ限定。8690円(税込)。令和ライダーとしては初のプレバン限定品。
Vシネマ『リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ』のオリジナルフォーム3体に加え、通常弾では補完しきれなかったオプションをセットにした商品。
SO-DOリバイスシリーズby7以降のバーコード6枚をはがきに貼り送る事で、抽選5000名に完全な実体化を果たしたバイスがプレゼントされる。応募形式は概ね前回と同様。
2022年8月8日発売。
ハイパーバトルDVD『仮面ライダーリバイス コアラvsカンガルー 結婚式のチュ~しんで愛をさけぶ!?』に登場したオリジナルフォームを商品化。全2作はてれびくん通常号だったが、今回は増刊号への収録となった。
おめでとう
ございます
今日から
あなたはー
「装動」
仮面ライダーです
ジオウ以降「本気」を強調し続けていたSO-DOシリーズ。
今回はアプローチを変え「アソビだしたら止まらない!?」をコンセプトに掲げたシリーズ展開を行っていく。大まかなポイントは以下の通り。
2022年10月3日発売。
例によって前作とのコラボアップが行われ、ギーツとリバイスが6種ずつのラインナップとなる。
SO-DOのラインナップを投票で決定する企画。『エグゼイド』以降の作品で未商品化のキャラクターを対象とした宿題投票と、過去の一般販売商品(CHRONICLE以外)からの再集録枠を決定する再販投票に分けられる。詳細ルールはリンク先を参照。前者は当然ながら『ギーツ』準拠の最新仕様で制作される。
SO-DOのヒットを受けてスタートしたスーパー戦隊版SO-DOともいうべきシリーズ。
2017年12月12日発売。全3種。各380円(税抜)。
創動とは逆に手首が可動する代わりに腰は可動しない。まだこの段階では試験的な展開だったこともありラインナップは少ない。
2018年4月23日発売。全7種。各380円(税抜)。
前回のキュウレンジャーより塗装個所を増やし、シール部分をその分減らしている。単価を抑えるために各キャラクターの武器は全てアイテムパーツセットに一纏めにしている。VSチェンジャーは各種ダイヤルファイター・トリガーマシンを装着したものとグッドストライカーを装着したものの計7種類。
ミニプラのシザーダイヤルファイターを持たせる事も一応可能だが重量の問題があるのでSPのアイテムパーツセットのものを使った方がいい。
2018年11月19日発売。全4種。各400円(税抜)。
前弾で好評な売れ行きだったボーダマンは武器とセットで再録されている。
2019年6月3日発売。全7種。各400円(税抜)。
今回はメイン武器のリュウソウケンが各キャラ毎に入っている。
2019年8月12日発売。全7種。各400円(税抜)。
ガイソーグはボリュームの関係からか、勇動初となる装動形式の2箱分割となった。
2020年5月11日発売。全6種。各450円(税抜)。
今回は『勇動X』というタイトルになっており、値上がりした代わりに各部分がグレードアップしている。
キラメイソードは従来の勇動の武器に比べ大型化されており、より劇中に近いサイズ比となっている。また、キラメイショットのうち1つはキラメイソードと接続してキラメイバスターを再現する為のジョイントが設けられている。
2021年5月24日発売。全9種。各450円(税抜)。
タイトルから「X」が抜けたが、基本的な商品仕様はキラメイジャーからの引継ぎ。今回はゼンカイザー以外の4名がそのまま巨大ロボを兼任しておりミニプラ戦隊ロボシリーズでも商品化されているのだが、ミニプラゼンカイオーはDX版同様割り切った構造で合体前の人型形態のプロポーション・可動が犠牲になっており、そちらの役割は変形・合体を廃した勇動が一任し住み分ける形となった。
2021年10月11日発売。全9種。各450円(税抜)。
前2シリーズでは見送られた強化フォームがルパパト以来の商品化。
2022年9月発送。勇動初のプレミアムバンダイ限定品。
ハカイジュウオーはミニプラなので要組立。同じくプレバン限定販売だったバトルシーザーロボ同様各所にマスク彩色を導入しており、限定品ならではのクオリティを目指している。
2022年5月発売予定。全10種。各480円(税抜)。
今回も多くのメンバーが2箱完成となっているが、従来ではシールになりがちだった部分に塗装を施し、完成の手間が軽減されている。
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最終更新:2024/05/17(金) 11:00
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