固有二つ名(ウマ娘) とは、Cygamesのゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」内において、すべての育成ウマ娘に一つずつ与えられている、特定の条件を満たすことで獲得できるそのウマ娘限定の二つ名である。
「ウマ娘 プリティーダービー」はウマ娘の育成を主としたゲームであり、育成シナリオを最後までプレイするとその育成したウマ娘を「殿堂入りウマ娘」として登録することが出来るのだが、その際に殿堂入りウマ娘達には育成中のレース成績、最終的な能力やファン数等の要素に応じて「二つ名」を選択して付けることが出来る。その中でも各育成ウマ娘ごとに与えられている特殊な条件を満たすことで得られるそのウマ娘だけの唯一無二の称号、それが固有二つ名である。
史実の馬のファンなら思い出深いものや競馬ファンをニヤリとさせてくれるものも多いが、中には取得難易度が非常に高いものもある。
※並び順は公式サイトのキャラクターページ
の順番に準拠しています
モチーフ馬が1999年ジャパンカップにおいてフジテレビアナウンサーの三宅正治に「日本総大将」と呼ばれたことに由来する。実際のところこれはジャパンカップのお決まりのフレーズであり特定の馬を表すものではないのだが、スペシャルウィークと結び付けられて語られることは多い。
条件は史実再現。難所はダービーでの5バ身差勝利と、ライバルのセイウンスカイや野良スーパークリークあたりに足元を掬われることがある天皇賞(春)。ダービーの勝利条件は先行の方が達成しやすく、春天の勝利にも自前の先行限定回復レアスキル「食いしん坊」が非常に有用なため、この二つ名を取りに行くなら差しより先行で育成するのを推奨。勝ち鞍なのに目標外な天皇賞(秋)の出走し忘れには注意したい。
モチーフ馬の全盛期における他馬を一切寄せ付けない走りを形容した異名に由来する。
条件はほぼ史実再現で、作戦・人気・連勝・レース内容と様々な要素を含むが一つ一つの難度は高くないので、比較的簡単な部類。宝塚記念でモブの無謀逃げに先頭を阻まれたり、バクシン教等の偏った育成方法だと1番人気が取れなかったりすることもあるので注意しよう。宝塚記念の条件達成の確実性を高めるなら、「コンセントレーション」「先駆け」「地固め」等の序盤スキルを積んでおきたい。
なお史実では最初の1勝はOP特別で、重賞は5連勝。その次が例の天皇賞(秋)であるため、条件に秋天の指定はないものの「あの天皇賞(秋)を勝っていたら」という史実のifを目指す意味合いを含んでいると思われる。
モチーフ馬の馬名(元をたどれば「皇帝」と呼ばれた七冠馬の父シンボリルドルフ)に由来する。継承条件は無論、父シンボリルドルフに由来する。
条件は史実以上の活躍は求められない。継承条件は無敗クラシック三冠ではなく「G1を7勝以上」でいいため、ある程度育成に慣れればスキルpt稼ぎがてらに大抵のウマ娘の育成で楽に達成できる条件である。長距離適性をAに上げ忘れないように気を付けて、あとは日本ダービーまでにうっかり事故らないことを祈ろう。
シンボリルドルフ由来の継承条件が「無敗の三冠」ではなく「G1を7勝」なのは、「天才はいる。悔しいが。」でおなじみのJRAのCMでの「七冠の父のプレッシャーに勝ったトウカイテイオー」というフレーズに準拠したものか。
なお、シニア級の有馬記念に出走できない関係上『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が持込馬(外国で受胎した牝馬を国内に連れてきて国内で産み落とされた馬)であったことから、活躍した1970年代に起きた外車を中心とする高性能自動車(スーパーカー)ブームにあやかって称されたことに由来する。
条件は史実は8戦で61馬身差つけているのでそれと比べるとやや緩和されてはいるが……サービス開始当初から暫くの間は二つ名の中でも間違いなく最難関候補の一角であった。しかし最近は安定して大差をつける手法や、逃げで大差をつけるのに適したセイウンスカイの固有スキルの実装等の環境の変化により、中長距離因子の継承やスタミナの確保、長距離を中心としたレース選択さえ怠らなければ案外あっけなく取れる二つ名となった。確実に狙いたい人は長距離適性A、ある程度のスタミナを確保した状態で8月前半の札幌日経オープンや9月前半の丹頂ステークスといったオープンの長距離戦に出走すれば途方もない大差をつけてくれるので獲得に大きく近づけるだろう。
なお、取得のタイミングは育成終了時ではなく、連勝中に平均着差が7バ身以上になった時点で条件達成になる。そのため一度条件を満たせばそれ以降が僅差続きだったり負けてしまっても問題はない。
モチーフ馬が4戦4勝の圧倒的な強さを見せながら、クラシック三冠に挑むことなく故障で引退してしまい、「幻の三冠馬」と呼ばれたことに由来する。達成したら「幻」ではないので、ウマ娘フジキセキのイメージに合わせて置き換えているのだろう。
というわけで、当然ながら完全なifルートの条件達成が求められる。フジキセキの育成シナリオの特別仕様(ルート分岐)については個別記事に譲るとして(どちらのルートを選んでも、目標ターンは被らないので二つ名の獲得は可能)、素では長距離適性Eのため、菊花賞で強敵として出走するマヤノトップガンを押し退けて1番人気を取らないといけないことも考え合わせると、条件達成には長距離因子を最初から☆10以上積んで長距離Aにしておきたい。初期Bの中距離もAにしておきたいので因子の必要数がかなり多い。
上記の下準備を整えて三冠を獲らせること自体は、育成環境が整っているトレーナーならなんとかなるだろうが、最大の問題は史実再現が要求される「メイクデビューで8バ身差以上で勝利」の方。フジキセキのメイクデビューはマイルなので8バ身差という条件達成はかなり厳しく、万全の下準備を整えて挑んでも育成開始直後に容赦なく達成不能となってしまう。
後述のハルウララ程では無いものの、メジロパーマーやナイスネイチャと並びに狙って取るのが極めて難しい、準最難関候補の一角である難しい二つ名である。
以上が追い比べシステムが搭載される前の話。現在のシステムではこの追い比べシステムの実装により差しモブウマ娘がすごい勢いで追いついてくるようになり、8バ身差以上をつけるのがなおさら困難となってしまった。そのうえメイクデビュー戦は逃げ・先行脚質には極めて事故率の高い「新潟1600m」であり、二つ名を狙わない場合でも落としたなんてことが起こりやすい。対策としてここだけ差しで勝負しようにも初期適正がCとなっているため安定させるためにAまで上げようとすると☆4以上が必要となる。こうなると長距離適性☆9を積むことを前提とした場合、開始時点では中距離か長距離のどちらかは適正Bで妥協しなくてはならなくなる。無論途中の継承で上がればいいが確実はないのが育成であるため結局上がらないまま指定レースを迎えることになってしまうことも珍しくない。肝となる菊花賞では上記のとおりライバル補正のかかったマヤノトップガンが逃げで出てくるためスタミナが足りないと逃げ切られてしまうしステータスが足りないと1番人気が取れない。一応スタミナ面で通常衣装では「レースプランナー」を取得できるのでそこまでで他の金回復スキルを取得できなかった場合の救済措置としては機能するが…。
総じて現在のシステムではこれでもかというほど過酷な条件がそろっており現在のシステムでは取得は不可能とまで言われてしまうこともある新たな最難関候補と言えるだろう。
第二次競馬ブームを巻き起こしたほどの熱狂的な人気を集めたモチーフ馬が、第一次競馬ブームを巻き起こしたハイセイコーと同じく一部で「アイドルホース」と呼ばれていたことに由来する。ウマ娘(競走ウマ娘)の世界はそれ自体がアイドル的な文化を含むため、意味合いがちょっと変わってしまう感もある。
固有二つ名の中ではかなり難易度が低く、目標レースに含まれていない安田記念の出走にさえ気を付ければ苦戦する要素はあまりなく、意識せずに取れてしまう事もしばしば。史実での人気の割に要求されるファン数が少ないような気がするが、オグリキャップのぬいぐるみの売り上げと同数とか要求されたら無理ゲーもいいとこ(およそ300万個)なので仕方ないか。
モチーフ馬がG1級競走6勝という素晴らしい成績を残しながらも様々な奇行で競馬ファンにそれ以上の衝撃を与えたことに由来する。
条件はファン数の要求値が後に紹介するハルウララを除けば一番多く、ゴルシがファン数を稼ぎやすい中長距離ウマ娘(しかも因子次第でマイルも狙える)と言えど適当にやっていては難しい。サポートカードでファン数ボーナスをしっかり積み、日本ダービー、ジャパンカップ、有馬記念といった大量にファン数を稼げるレースを取りこぼさずに勝っていきたい。あとお前妙に要求ファン数多いのって、馬券で泣かせた人をファンと間違えてないか……?
モチーフ馬が64年ぶりの牝馬のダービー制覇、54年ぶりの牝馬の安田記念連覇、牝馬初のG1級競走7勝、東京古馬芝G1レース完全制覇等、現代競馬の常識を多く打ち破る活躍をしたことに由来する。
条件は史実通り、オークスやNHKマイルCを除く府中の大レースは全て制する必要があるが、勝ち方などの要求はない為難易度はそこまで高くない。1回限りのダービーとVMを取りこぼさないように祈りつつ、目標にないジャパンカップへの出走を忘れないように気を付けよう。
モチーフ馬が引退まで連対率100%を維持し、シンザン、ビワハヤヒデ、タケシバオーに次ぐ12戦連続連対を記録したことに由来する。継承条件はモチーフ馬の父の皐月賞馬、アグネスタキオンが由来である
条件は全レース2着以内を維持したまま指定レースの勝利と重賞10勝を要求される(なお、史実では出た=連対した重賞が10個なので史実以上の要求である)ため、安定してレースに勝てるように育成の慣れが必要であるが、そうであれば特別なことをする必要があまりないのでそこまで難しくはない。父アグネスタキオンに由来する「皐月賞を勝利したウマ娘からの継承」の条件は非常に緩いものの、事故ったりして達成していない可能性はあるので高をくくらずちゃんと確認はしておこう。
地味に重要なことだが、前述のマルゼンスキーと同じく条件の文言に「育成を完了する」が含まれていないため、全レース2着以内の状態で指定レースに勝利しつつ重賞で10勝した時点で条件達成扱いとなるので、条件達成以降は3着以下に敗れても問題なく二つ名を獲得できる。(後に紹介する全レース2着以内が条件にあるウマ娘であるエルコンドルパサーやビワハヤヒデは二つ名の条件の文言に「育成を完了する」が入っているので、最後まで全レース2着以内を維持する必要がある)
モチーフ馬がマイル戦では勝率100%、しかも世界最高峰のマイルレースの一つであるジャック・ル・マロワ賞を勝利し、短距離路線の競走馬としては史上初の年度代表馬受賞と顕彰馬入りを果たし、日本史上最強マイラーの一頭として数えられていることに由来する。
条件はJRAのCMでも用いられた「大雨の中の無敵」というフレーズを再現するために、雨でのマイル重賞勝利が条件に入っているが、シニア級の目標レースである安田記念は強制的に雨となる為あまり気にしなくても大丈夫。むしろ問題となるのは大差勝ちしにくいマイルのG1であり、さらに逃亡者サイレンススズカが出走するマイルCSで5バ身差を付けなければならない点だろう。どうしても着差を広げられないのであればデバフスキルを活用しよう。
モチーフ馬が幾度とない故障や体調不良に襲われながら、持ち前の我慢強さで立て直して名馬と呼ぶに相応しい結果を残したことをイメージしたものと思われる。やる気が好調以下という条件は主戦騎手の的場均が引退後にグラスワンダーについて「もしずっと満足な調子で出走できたなら、もっと凄い成績を残していたと思う」と語っていたことに由来すると思われる。
条件は史実通りの勝ち鞍に加えてやる気が低下したまま育成を進めるというもので、「やる気は極力絶好調を維持する」という育成のセオリーに反しながらの育成が求められるため、狙って取らないと非常に取得が難しい。また、勝利必須であるクラシック級の有馬記念ではライバルのセイウンスカイがかなりの強敵なので取りこぼすことも多く、運要素も強い。そもそもマイルから長距離まで幅広い距離を走らなければならないグラスワンダーのシナリオの攻略難度自体が高めと、総じて運やサポートカードの編成力、継承因子の充実具合と様々な側面からウマ娘のやり込み度合いが問われる難しい二つ名と言える。少しでも運要素を軽減するためにも、挑戦する場合はイベントでやる気を上げてくれるサポートカードを極力編成せずに挑みたい。
なお、シニア級の有馬記念に出走できない関係上『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が牝馬劣勢の1990年代に先述したダイワスカーレットと同じく12連対に当時の重賞を6連勝という記録を達成し、三冠馬ナリタブライアン始め並み居る牡馬がいた有馬記念で2着に入ったことに由来する。
条件は史実再現。追込指定かつ1番人気で重賞6連勝でさらに最終直線での追い抜き条件も重なる厳しい条件。バ群が縦長になりにくくブロックされる危険性が高いマイル以下で狙うよりも、長距離因子を足して中長距離での達成を目指すのが良いかもしれない。
モチーフ馬の馬名と1990年代初期の競馬界で最強馬として数々の名勝負を演じた実績から「ターフの名優」と称されたことに由来する。
条件にあるレースのうち春天はそもそも1着指定なので勝利を求められるのは菊花賞のみ。長距離で強敵となりやすい自分自身も出てこないし、ファン人数も中長距離の大レースできっちり勝利していけば難しくはない。問題はスタミナのカンストで、初期実装[エレガンス・ライン]では+20%の成長率補正があるためスタミナを伸ばすこと自体は難しくないが、カンストまで持っていくとなると因子やサポートカードがある程度揃っていないと厳しく、2021年3月末実装[エンド・オブ・スカイ]では+10%とスタミナ補正が低くななっている。また、あまりスタミナに偏った育成をしているとスピードとパワーが伸びずに中距離レースで苦戦する羽目になり、ファン人数稼ぎにも支障が出てくる。因子とサポートカードが重要という意味で、ダイレクトに周回数と課金額手持ちの育成環境の質が問われる二つ名と言える。
なお、『収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭』シナリオではスタミナの上限が1000までとなっており、因子で最大限補強しても1200まで達することが不可能なため取得不可となる点は注意されたし。
モチーフ馬の馬名がフォルクローレ(アンデス地方の民謡)の代表的な楽曲である「コンドルは飛んでいく」から来ていることに由来する。
条件は史実の11戦全戦連対に準じて、育成完了まで全レース2着以内に入りながら、クラシック級でのジャパンC制覇が求められるので、ある程度の育成の慣れが必要になるだろう、特に距離の変動が激しいNHKマイルC→日本ダービーのローテーションはスピードやスタミナの値の管理が難しい難所である。初期実装の[エル☆Número.1]は元々先行特化なので気にしなくていいだろうが、差しに特化している[ククルカン・モンク]を使う場合はうっかり差しでジャパンCに出ないよう注意。ストーリーが史実の3歳時(クラシック級)を引き伸ばして史実の3歳時ジャパンC=シニア級のジャパンCにしているため、史実を再現した結果ストーリーと食い違っているのは見なかったことにしておこう。
モチーフ馬が20世紀末の2000年に古馬王道完全制覇かつ年間全勝という大偉業を達成したことで付けられた異名に由来する。
条件は史実通り(後にG1に昇格した大阪杯はスルーされている)中長距離のビッグレースを完全制覇する必要があるが。有馬記念はハナ差で勝たなくても大丈夫だし、他のレースも勝ち方は指定されていないため目標レースに含まれていない天皇賞(秋)の出走に気を付ければ達成は容易な部類である。後は春天でのスタミナ不足・回復スキルの不発や、ブロック等の事故で連勝が途切れないことを祈ろう。
モチーフ馬がシャドーロール(競走馬の下方の視界を遮るための馬具で、影を怖がったり、首を上げ下げする癖がある馬に用いる)を装着して以降その能力を発揮してクラシック三冠や旧4歳での有馬記念を圧倒的な強さで制し、「シャドーロールの怪物」と呼ばれたことに由来する。
条件はクラシック三冠については史実通りだが、有馬記念の連覇は故障やスランプの影響もあり史実では果たせなかったため、史実を超える活躍が要求される。とは言ってもすべてのレースが目標レースに含まれているので、大差をややつけにくい春のクラシックの条件さえ満たせれば達成は容易な部類である。
なお、『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では有馬記念の2連覇が達成できないため取得不可となる。
モチーフ馬の馬名が神聖ローマ帝国の皇帝ルドルフ1世に因んでいることや、史上初の無敗でのクラシック三冠達成やアーモンドアイに更新されるまで史上最多タイの記録であった中央G1級競走7勝等の偉業により2013年のJRAのCMシリーズ「The LEGEND」において「永遠なる皇帝」と評されたことをはじめ、様々なメディアにおいてその強さを馬名と重ねて「皇帝」と称されていることに由来する。
条件は史実の勝ち鞍をゲーム内の期間で達成するというもの。改めて史実の圧倒的な強さを痛感させられる内容である。
ちなみに鬼門となるのはクラシック三冠等の条件に明記されたレースよりもジュニア級での目標レースで適性に合わないマイルレースのG3サウジアラビアロイヤルカップを勝利しなければならない点だというのは結構有名。決して勝てなくはないが負ける方が多いので、最低でも適性Bまでは上げた方が無難である。
なお、有馬記念の二連覇が達成できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が牝馬劣勢の1990年代に初めて牝馬として距離2000m時代の天皇賞(秋)を制し、ジャパンCでもピルサドスキーや上記のエルコンドルパサーに阻まれながらも2年連続で2着に入る等、牡馬と互角以上の戦いを演じ、名牝トウメイ以来26年ぶりとなる牝馬での年度代表馬受賞を果たしたことでこのように呼ばれていることに由来する。継承条件はモチーフ馬の母で世紀の激戦と言われたオークスを制したダイナカールに由来する
戦績条件は史実通りの活躍をしておけば獲得できるが、適性上ファン数を稼ぎやすい有馬記念には出走しにくいのでファン数には注意したい。
それよりも問題は継承条件の方で、母ダイナカールとのオークス親子制覇から来る「オークスを勝利したウマ娘からの継承」が地味に厄介な要素。現時点でオークスが育成目標にあるのはエアグルーヴ自身の他はダイワスカーレットとヒシアマゾン、ファインモーション、カワカミプリンセス、メジロドーベルのみ(ダスカは日本ダービーに切り替え可能)で、他のウマ娘だと日本ダービーが目標に入っているケースが多いため、オークスを獲れるウマ娘はあまり多くない。どちらにも出走可の場合でもファン人数的にダービーを選びがちなので、この二つ名を狙うときはちゃんと継承相手がオークスウマ娘かどうかしっかり確認しておきたい。
なお、オークスに出走できない関係上『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が芝・ダート、中央・地方・海外を問わない八面六臂の活躍を見せ、JRA公式ホームページの競馬コラム「名馬の肖像」
2013年版(現在は掲載終了済み)において『”万能”の凄玉』と評されたことに由来すると思われる。
条件は海外レースや大井以外の地方レースが実装されていないことを考えれば、芝ダート、中央地方問わない活躍が求められるという概ね史実通りの活躍が要求されるが、ジャパンダートダービーと有馬記念は史実では惨敗しているため、そこは史実以上の成果が求められる部分と言えるだろう。
ジャパンダートダービー、マイルCS、天皇賞(秋)は素の状態でも完全に適性範囲内な上、目標レースにも含まれているし、目標レースに含まれていないフェブラリーSと安田記念も「G1レースで3回3着以内に入着する」という目標の期間内のレースなので苦戦する要素は少ないだろう。問題はしれっと追加されている有馬記念(シニア級)の制覇の方で、素の状態では長距離適性Gのアグネスデジタルにとってはこれが最大の難関になる。
条件達成のためにはまず長距離因子を☆10以上用意して、長距離適性を初期での最高値であるCまで上げておくことがほぼ必須、その上で4月前半の因子継承で長距離適性が上がることを祈りつつ、ある程度のスタミナや「円弧のマエストロ」等の有用な回復スキルを確保しつつ、他の条件に含まれるレースを取りこぼさないように上手くスピードやパワーを稼いでおく必要もあり、厳しいやりくりが要求されるため達成難易度は高めである。もしこれだけの長距離因子を自前で確保するのが難しい場合はフレンド検索サイトなどを用いて長距離因子☆9のウマ娘を代表ウマ娘にしている人を探し出してフォローして、代表ウマ娘をレンタルするのがよいだろう。そうすれば自前で用意する必要のある長距離因子はたった☆1と大幅にハードルを落とすことが出来る。
なお、ジャパンダートダービーとシニア級の有馬記念に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が芦毛で父と同じく追い込みを主体としたレーススタイルであったことから、父の二つ名になぞらえて呼ばれた事に由来する。
条件は史実再現にファン数条件が付くもので、作戦指定や勝利付属条件もなく、天皇賞(春)以外は育成目標で1位指定があるので、実質天皇賞(春)とクラシック級でのファン数にさえ気を付ければ達成は容易。2021年12月22日実装の[疾風迅雷]では先行でも追込でも固有が発動しやすいのも追い風になっている。クラシック級で適正距離のG2以上に複数出走し、スタミナを万全に積んで天皇賞(春)に挑むことを頭に入れておいておこう。
なお、シニア級の天皇賞(秋)に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が逃げや奇策に定評がある名手、横山典弘を背に、最強世代と呼ばれた世代で皐月賞や菊花賞をはじめとするレースにおいて『幻惑逃げ』とも評される作戦勝ちを収めてきたことに由来する。これ以前にもウマ娘ではアニメ1期やキャラクターソング等で度々「トリックスター」と言及されている。
条件で提示されているレースは史実では皐月賞と菊花賞以外勝てていないため、史実を超えた活躍を求められるものの、全てが目標レースに含まれているのでその点に関しては素直に進めれば良い。一方、史実再現である菊花賞の条件の方が他の逃げウマに競り掛けられて単騎逃げを許してもらえず失敗する場合が多い。史実に基づいた条件の方が難しい辺り、さすがは『トリックスター』というべきだろうか。能力だけに甘えず、序盤から中盤に発動するスキルでしっかり逃げ切れるようにちゃんと育てよう。
モチーフ馬が父が世界的な大種牡馬デインヒル、異父兄も世界をまたにかけた活躍を見せた5本目の脚をしょっちゅうぶら下げるピルサドスキーというきっての良血馬だったことに由来か。
条件は史実通りの無敗かつ1番人気で秋華賞、エリザベス女王杯制覇に加え、史実以上の有馬記念制覇。また育成目標には、桜花賞とオークスもあるので実質無敗でのトリプルティアラ制覇も達成条件になっている。達成条件のクラシック級有馬記念は育成目標外かつ距離適性もないのでレース予約や長距離適性をB以上にしてチャレンジすべきだろう。シニア級に入るまでに取得できるので無敗条件付きの二つ名の中では易しめだろう。
モチーフ馬がレース中の故障を起こして結果的に引退レースとなった天皇賞(秋)まで15戦連続連対というシンザンに次ぐ記録を残したこと、勝利を求められクラシック前に鞍上を岡部幸雄に替えられたこと等が由来だろうか。
条件は天皇賞(秋)が目標レースにあるのでそこも連対しなければならず、勝てなかった有馬記念が1着指定の目標となっているので必然的に史実以上の活躍が要求されるが、単に勝てばいいだけなので難関らしい難関は素では適性が低いマイルを走らされるジュニア級での朝日杯FSでの2着以内確保だろう。ルドルフ同様、マイル適性の補強が急務となる。
モチーフ馬が元祖天才・田原成貴を背にG1レースをすべて異なる作戦で4勝したことに由来する。
条件は珍しくレース中の作戦に主眼を置いたもの。脚質適性は素で全てB以上なのでそのままでも十分なパフォーマンスは発揮できるため、比較的に安定して勝ちやすい長距離戦でメインとしていない作戦を消化できるかどうかが条件達成のカギである。
確実に達成したいなら、シニア級宝塚記念までにまず2つの作戦でG1を勝っておき、最後の1着指定の目標である天皇賞(秋)と有馬記念で残り2つを消化すれば攻略と取得を完全に両立できる。そのため狙わないと獲れないが、狙えば非常に簡単に獲れる二つ名である。
モチーフ馬が青鹿毛で、数あるサンデーサイレンス産駒の中でも流星まで父に似ており、テレビドラマに父のサンデーサイレンス役として出演したことに由来していると思われる。
条件は史実再現に加えて差し作戦指定に有馬連覇にスタミナカンスト。条件にあるレースは目標レースに含まれており、スタミナも2021年10月実装の[Creeping Black]なら+30%の成長補正があり、文面以上に簡単な部類に入る。その分スピードやパワーが伸びにくいのでそのフォローをするようなデッキ構成で挑みたい。
なお、シニア級の有馬記念に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。さらに『収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭』ではスタミナの基礎上限が1000までとなっており、因子で最大限補強しても1200まで達することができないため取得不可となる。
モチーフ馬がスパルタで有名な戸山為夫調教師の下で他の馬が音をあげるほどの坂路調教をこなし、短距離向きと思われていた血統評価を覆して無敗でのクラシック二冠を達成したことでこのように評されたことに由来する。
条件のうちレース面で気になるのは朝日杯FSが適性Bなことくらい。Cで走らされるルドルフやハヤヒデよりはマシである。スタミナカンストについては2021年3月実装[MB-19890425]が成長補正にスタミナ+20%があるのでスタミナトレーニングを中心に育成すれば問題なく条件を満たせるが、あんまりスタミナばかり育成していると1番人気が取れなくなってしまうことがあるので注意しよう。二つ名に入っている坂路はウマ娘だとスタミナが上がらない根性トレーニングのメニューであることは内緒。
ちなみに近年では獣医学の進歩もあって馬の体質等も考慮してミホノブルボンよりもハードな坂路調教を課す調教師も存在するらしい(代表的なのはダイワスカーレットの調教師であった松田国英師)
なお、『収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭』ではスタミナの基礎上限が1000までとなっており、因子で最大限補強しても1200まで達することができないため取得不可となる。
ネーミングはおそらくモチーフ馬が大物感あふれる馬体と勝ち切れなさから多くのファン、特に女性ファンを獲得したことに由来すると思われる。
条件はメジロでもマックイーンの方に持ってかれ3着に敗れた菊花賞やオグリキャップ奇跡のラストランの中故大川慶次郎氏の魂の叫びもむなしく引き立て役に甘んじた有馬記念を制する必要があり、分かりやすく史実を超えた活躍が要求されているが、すべて目標レースに入っている上、メジロの冠名が付くウマ娘はマックイーンが条件にある3レースに出走し、うち後ろ2つが1着条件なので、宝塚記念を突破した時点で自動達成できる。ファン数条件も緩く、シナリオを最後まで完走する前提なら事実上、条件は「菊花賞に勝利する」だけと言っても過言ではない。二つ名としての難度は最低クラスで、高いのはシナリオ自体の難度である。長距離適性はとりあえず上げておこう。
モチーフ馬がJRA史上最高馬体重G1勝利記録560kgという2021年現在でも破られていない文字通りの大記録を持つことに由来する。
条件は史実で出走したG1レースを全て勝利しスプリンターズSを連覇、パワーを最大値まで上げる必要がある。2021年9月に実装された[ボーノ☆アラモーダ]では、パワーの成長補正+20%があるのでカンストさせやすく作戦指定もないので固有二つ名の中では簡単な部類に入る。固定ライバルのビコーペガサスは差し作戦で来るので怖くないものの、マイルの固定ライバルであるタイキシャトルに、ランダムで出走してくるサクラバクシンオーやニシノフラワーが勝利への障壁になり得るので、しっかりとスピードとマイル適性を上げて臨みたい。
なお、スプリンターズSに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が岩手県の盛岡競馬場でデビューしたこと、美人の部分はモチーフ馬の馬名は勿論だが、現役時代から父サクラユタカオー譲りの綺麗な栗毛の馬体やリボンのように白みがかった鬣から「美少女」と呼ばれていたことに由来すると思われる。
条件の方はデビューの地である盛岡レース場のレースに勝利することに加え、史実には自分と異なり不細工で有名だった牝馬二冠馬ベガの2着に敗れた桜花賞とオークス、それに加えてベガはベガでもホクトベガの方に持っていかれた当時の牝馬三冠最終戦のエリザベス女王杯……ではなく現在の牝馬三冠最終戦である秋華賞を制する必要があるが、牝馬三冠の方は全て目標レースに含まれているため、育成に慣れている人ならそこまで苦労することはないだろう。
問題は目標レースに含まれていない「盛岡レース場で重賞を勝利する」という条件。盛岡レース場では10月前半にあるG1マイルチャンピオンシップ南部杯以外にマーキュリーカップとクラスターカップという2つのG3があるがその開催時期は7月後半と8月後半と合宿時期と丸被りな為、貴重な合宿のターンを使ってレースに出るのは基本的に悪手である他、南部杯で勝利すると能力が上がる隠しイベントが発生する関係上、実質南部杯一択といっても過言ではない。ダート適性は初期値でBと十分であり、出走の機会はクラシック級とシニア級の2回ある為、確実に取れるようにしたい。また、ファン数の要求数も32万人と長距離適性がEで有馬記念に出にくいウマ娘としては厳しめなので目標レースとなっているシニア級のジャパンカップ以外にも出来る事ならクラシック級のジャパンカップも勝利してファン数の上積みをしておきたい。
なお、オークスに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が「仕事人」的場均を背に、本命馬を豊富なスタミナでマークする戦法でミホノブルボンの無敗三冠やメジロマックイーンの天皇賞(春)三連覇という二つの偉業を阻み勝利を挙げ、天皇賞(春)では実況の杉本清から「関東の刺客」と呼ばれたことに由来する。
条件の中でも注意すべきは出走数で、史実で5年間の重賞出走数23戦をゲーム内の3年間で達成しないといけない。育成目標では7戦しかしないため追加で16戦する必要があるが、マイル適性を上げたとしても芝G1だけの出走では23戦には届かないので、G2以下にもある程度出走する必要がある。普通のシナリオでこれだけの出走数を確保するのは骨が折れるので育成過程で大量のレースに出やすい「Make a New track!!~クライマックス開幕~」での育成を推奨する。
メイクデビューやオープン戦は言うまでもないが、URAファイナルズやトゥインクルスタークライマックスも重賞に含まれないので出走数の数え間違いには注意したい(編者1敗)
モチーフ馬の馬名そのままである、強いて言うなら現実の競馬においてハナを切る逃げ馬は最も向かい風の影響を受けやすい馬であるため、史実で勝利したレース全てにおいて道中ハナを譲らずに風にも負けずに先頭を守り切ったレースぶりを馬名と重ねて「風神」と評している言えるのかもしれない。
史実では朝日杯FSの前身である朝日杯3歳ステークスと日本ダービーの勝利に留まっているため、皐月賞とシニア級でのジャパンカップは史実越え要素となっているが、レースの条件の方はすべて目標レースには含まれているので育成に慣れてきたトレーナーにとっては苦戦する要素は少ないだろう。
問題はスピードと根性カンストの方、幸いスピードと根性にそれぞれ15%ずつの成長補正があるが、それを考慮しても両方カンストさせるのはサポートカード編成が相当に完成していないとかなり骨が折れる。十分なサポートカードの資産がないトレーナーにとってはかなりの難関と言える二つ名だろう。最低でもSR以上で完凸のスピードサポートを1枚と根性サポートを3枚程度は用意して挑戦したい。
なお、シニア級のジャパンCに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が僅か4戦という短いキャリアでありながら圧倒的パフォーマンスを見せつけ、その馬名からJRAのCMにおいて「ライバル達を絶望させ、見る者の目を眩ませる、〝超光速の粒子〟」と呼ばれたことに由来する。継承条件は日本競馬を変えたとまで言われる大種牡馬にしてモチーフ馬の父であるサンデーサイレンスか「牝馬の河内」と言われた河内洋にその素質を非常に高く評価されたモチーフ馬の母アグネスフローラのどちらか或いは両方に由来すると思われる。
条件はサービス開始当初から暫くはランクS以上のウマ娘を育てること自体が一部の重課金勢を除いて至難の業であったため、そういった人たちからランクSの継承ウマ娘を借りれない人にとっては間違いなく最難関候補の一つと言える二つ名であったが、時間が経って育成の水準が向上したことで並のプレイヤーでも評価点ありきの育成をすれば実現可能な程度になり始めたため、そこそこの難易度の二つ名というポジションに落ち着いた。
戦績条件は無敗で皐月賞までを制覇する必要があるが、それ以降は敗北しても問題ないため難度は低い。ステータス条件のスピードカンストもスピードの20%の成長補正を考えれば練習性能の高いスピードのサポートカードを3~4枚くらい積んでおけば問題なく達成できるだろう。
モチーフ馬の馬名が母馬のベガ同様、こと座と夏の大三角を形成する一等星のベガから付けられたことに由来する。
条件は一番人気での特定レースの勝利に加えて、後述のキングヘイローと似た同世代との対決に焦点を当てた珍しいタイプのもの。レース勝利の条件の方は史実では故障の影響もあり日本ダービーしか勝利できていないことを考えると史実を超えた活躍を要求されるが、どれも育成目標には含まれているので、苦労するのはどちらかというと一番人気を取ることと、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、メイショウドトウにそれぞれ3回以上勝利するという条件だろう。
テイエムオペラオーとナリタトップロードはクラシックレースで3度の直接対決の機会があるし、シニア級でもテイエムオペラオーは大阪杯を除く王道路線の全レースに、ナリタトップロードもジャパンカップを除く全レースに出走してくれるので3回以上の先着はそこまで難しくない。問題は外国産馬モチーフで史実では出走できるレースが限られていたメイショウドトウの方で、彼女はクラシックレースには全く出てこないし、シニア級になっても確定で出走してくるのは宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念のたった4回しかチャンスがない。アドマイヤベガの長距離適性は初期値でCである為、その状態だと目標で1着指定されているジャパンカップを除きどれかを取り逃した段階で不利な条件での有馬記念への出走を余儀なくされてしまう。その為、出来る事なら継承で長距離因子を☆4以上確保して長距離適性をAまで上げてから挑戦したい。
モチーフ馬が大井競馬場でデビューし、後に中央競馬に移籍したこと、天下人の部分はモチーフ馬が1989年に並み居る強豪を押し退けて天皇賞(春)と春秋グランプリ制覇を成し遂げ年度代表馬に輝いたことに由来すると思われる。
条件は史実で勝利したレースに関しては全て史実のレース通りの作戦で勝つことが要求されている。モチーフ馬の気性が非常に荒く、騎手も折り合いに苦労して戦法が定まらなかった所が丁寧に再現されている。一見厄介そうに見えるが、東京大賞典と有馬記念に関しては目標レースで一着指定がされているため、目覚まし時計を駆使してリトライすることが可能な他、最も得意である追込ベースで育成していれば途中で作戦を変えてもそこまで影響は大きくないので作戦の変更忘れにだけは注意したい。
どちらかというと問題になりやすいのは「ダートのG1で4勝」の方、イナリワンが実装された当初はダートのG1レースが4つしかなく、その内の帝王賞とシニア級の東京大賞典に関しては目標レースと被って出走不可であったため、クラシック級とシニア級のチャンピオンズカップとフェブラリーステークスの全て勝利しないと条件を満たせないという結構シビアな二つ名であったが、8月中旬のアップデートで地方交流G1である川崎記念、かしわ記念、マイルチャンピオンシップ南部杯が追加されたことで素の状態ではBであるマイル適性がやや気になるが条件達成はかなりしやすくなった(尤も実装当時は目標レースの設定されていない「Make a New track!!~クライマックス開幕~」シナリオで大量にレースに出走させる育成法が流行していたため、この条件を意図せずにクリアしていた人も少なくなかったようだが)
なお、東京大賞典と有馬記念が開催時期が被り、どちらか一方を勝利してもシニア級では出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が2000年のクラシック戦線において皐月賞と菊花賞を制し、日本ダービーでもアグネスフライトに僅か7センチ差での敗北だったことから「最も三冠に近づいた馬」と呼ばれながらも、他の世代との対決では世紀末覇王テイエムオペラオーや不屈の挑戦者メイショウドトウ、自身と同じくダービーで苦汁を舐めながらも秋に本格化を遂げたシンボリクリスエスをはじめとする上と下の世代の名馬を前に敵わず、そしてゲーム中のエアシャカールのシナリオがこの史実への反抗をテーマにしていることから史実という壁を「超える」ということで表現していると思われる。
レース条件は自身の評価を悪い意味で決定づけてしまったジャパンカップを除き史実で出走したG1レースをすべて取らせてやる必要がある為、史実をはるかに超えたレベルの活躍が要求されるが、すべてのレースが目標レースに入っていて全て適性距離の範囲内なので、育成に慣れていれば達成はそこまで難しくない。能力条件の方も賢さ30%という破格の補正がある為サポートカードの編成を間違えなければそこまで苦労はしないだろう。
なお、シニア級の天皇賞(秋)と有馬記念に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が平成三強に次ぐ新・平成三強とも呼ばれたBNWを形成した一頭であることや、サンデーサイレンスやブライアンズタイムと並び日本競馬を世界レベルへ押し上げた大種牡馬トニービンの初年度産駒であることが由来だと考えられる。
条件は史実では弥生賞と日本ダービーしか勝てていないことから史実を遥かに超える活躍を要求される。何より固定出走するライバルのナリタタイシンとビワハヤヒデのステータスが高いため、勝利する以上に1番人気が取りにくい。特に狙わなくても取れていることがあるが、狙おうとすると地味に難しめ。とりあえず攻略上においても継承で長距離適性をAにしておくのは必須。
モチーフ馬の馬名と、競走馬の末脚の良さは「切れ」として例えられることが多く、その末脚に特化したレーススタイルが特色であったことに由来すると思われる。特にエイシンフラッシュはこれが顕著で、日本ダービーでは上り3ハロン(ゴール前の600mのタイムのこと、切れの良さの指標にもなる、現代競馬では一流馬の場合33秒台前半が出ると切れが良いとされる)を32秒7という凄まじい切れ味でまとめている。
戦績条件は史実通り日本ダービーと天皇賞(秋)を差しで勝利するだけ、どちらも目標レースに含まれている上、天皇賞(秋)は1着指定なので実質ダービーで勝てるかどうかのみと戦績の目標で苦労することは少ないだろう。問題は「切れ者」の取得の方で、「切れ者」は現状、全能力とやる気が上昇するランダムイベントか勝負服イベントの1つで取得するしか方法がなく、「スキル習得に必要なスキルptが1割軽減される」という純粋に強力な効果から恐らく同じイベント確率入手が可能なグッドコンディションの「練習上手〇」や「愛嬌○」よりも取得率が低く設定されていると考えられているので、温泉旅行チャレンジ並みの運ゲーを強いられていたが「Make a New track!!~クライマックス開幕~」において切れ者を取得できるアイテムである「博学帽子」が登場したことで当シナリオに限りだが運要素は多少軽減された。運よく切れ者を取れた場合は是が非でも確実にダービーに勝利できるようにしたい。
出典はモチーフ馬が出走した2012年高松宮記念で掲げられた横断幕の文言
と思われる。育成実装から1年以上出典不明だったが、競走馬イラストレーターのmaipo氏がウマ娘・カレンチャンの団扇にこの二つ名が書かれていたのを見て名乗り出たことにより
、判明したものである。
条件は史実通りで、指定されているレースは1着目標なので前半の条件は容易。一方でその短距離特化の適性上レース選択の幅が極めて狭く、短距離はビッグレースに乏しくファン数を稼ぎにくいのが厄介だが、出られる重賞やG1レースをしっかり勝って、URAファイナルズを制覇できれば難なく達成できる程度の数値にはなっている。安定させるならマイルにも出られるように頑張って適性を補強しておこう。
なお、スプリンターズSの出走ができないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が牝馬で名前に姫が付きながらも気性が荒く、馬房に「猛馬に注意」と札が下げられたり、厩舎の壁に穴をあけたりといったパワフルエピソードに由来していると思われる。継承条件はウマ娘内でも絡みが多いモチーフ馬の父キングヘイローが由来である。
条件は史実再現。作戦指定もないので容易に取得できる。継承に条件があるが実際の父であったキングヘイローも含めて短距離適性B以上のウマ娘とは相性がなぜか悪い。余裕があれば隠しイベントと並行しての挑戦も可能。史実で果たせなかった無敗の変則牝馬三冠をトレーナーの手で成し遂げてよう。
なお。オークスの出走ができないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が尾花栗毛に四白流星という非常に美しい容姿を持つ馬だったことに由来する。
達成難易度は端的に言うと運ゲー。何しろやる気ダウンイベントは目標レースの直前でも容赦なくランダム発生するため、それが起きた時点で全レース「絶好調」指定という条件がリカバリ不能で未達になってしまう。同じ条件だったマチカネフクキタル(後述)は緩和されたのに……。
バッドコンディションはなまけ癖以外はプレイヤーの選択で回避可能なものであり、そのなまけ癖もURAファイナルズに到達した後なら新たにつく可能性はなく、仮にシニア級12月後半についてしまったとしても残り3ターンを使って保健室なりたづなさんなりで消せばよいので、ここはよほど保健室運が悪くなければ問題ない。
全トレーニングLv3を達成するにはトレーニング5種を各8回ずつ行う必要があり、最低でも合計40ターン必要。ウマ娘の育成は合計78ターン(1年24ターン×3+URA6ターン)で、そのうちゴールドシチーは目標レースが13ターン、トレーニングLvにカウントされない夏合宿が8ターンあるため、自由に使えるのはわずか57ターン。その中で40ターンを全トレーニングのレベル上げに回さないとならない為、野良レースやお出かけでやる気を回復する暇もほとんどない。おまけに彼女にはゴールドシップと同じトレーニング制限イベントがあるため、それのせいで条件達成を逃す可能性も考えられる。
しかし、アオハル杯ではシナリオ内でチームの総合ステータスに応じて全てのトレーニングレベルを満遍なく上げてくれるため普通に攻略して全Lv3を達成しない方が難しく、アオハル杯で育てればこの条件はほぼ確実に達成できるようになった。2023年2月二周年に合わせて実装されたグランドマスターズシナリオでもトレーニングレベルが上がっていくためこちらで育成するのももちろん有効。『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』でもトレーニングレベルが上がるためこちらでも狙える。2024年2月の新シナリオ『U.A.F.Ready GO!~アスリートのキラメキ~』でも問題なく取得可能。
難関というよりも、グラスワンダーと同様に運と根気が試される面倒臭い二つ名と言えるだろう。唯一の救いはレース成績系の条件が阪神JFの勝利だけという所か。
条件のうち勝利数は史実通り。史実ではマイル戦においては強敵揃いのせいもあって全敗してしまったが、ウマ娘ではどうにでもなる程度の適性であるため、うっかりマイルに出しすぎて逃さないようにだけ気をつけよう。一方、「(短距離の)スプリンターズSで4バ身差」という条件がかなり運にも左右されるため意外と厳しい(なお「4バ身差」は2着とではなく、ニシノフラワーとの着差らしい)。ニシノフラワーに1番人気を取られることも結構あるため、簡単そうに見えてなかなか取れない二つ名だったりする。
なお、スプリンターズSに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬がJRA公式ホームページの競馬コラム「名馬の肖像」2019年度版
において『真珠のきらめき』と評されたことに由来すると思われる。
牝馬三冠に挑む史実チャレンジなのだが中距離のオークスと秋華賞は適正Eなので因子補強は必須。可能なら育成開始時点で適正Aにしてしまおう。元々スプリンター向きの脚質だからか目標にもなっていないので狙う場合はデビュー戦が終わったらローテーションで予約してしまおう。必然的に中距離を走ることになりある程度スタミナも必要となるため因子かサポカで補強しておくと楽。ただし秋華賞以降は目標レースの最長距離はマイルまでなのでそこまで盛る必要はない。
なお、オークス、スプリンターズSに出走ができないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬がレース中の嚙みつき癖があり、追ってきた他馬に未遂ながら噛みつきに行ったというエピソードで有名になったところから。
勝利条件は史実のGI勝ち鞍から。ちなみにGIに昇格してからの当レースの初代優勝馬であり中央競馬初のダートGI馬でもある。
レース自体は目標レースであり1着指定となっているためこれは無条件で達成できる。問題となるのは掛かったレースで2勝以上という条件。あまり賢さを上げ過ぎると掛かりが発生しにくくなる。これは本来なら喜ばしいことなのだが二つ名狙いの場合条件達成が厳しくなるためあまり賢さを上げられない。体力調整などで賢さトレーニングを多く踏む、強力な賢さサポカを複数積むとそれだけ賢さが上がり掛かりが発生しにくくなるのでスタート時のサポカ編成はよく考えたい。しかし、ステータスを調整してもなかなか掛かりが発生しなかったり、またはその逆も起こるため結局この部分は運に左右される。パワーを1200以上は10%の補正があるもののスピードだけで上げるのでは不安が残るため確実に上げるならパワーサポカを最低1枚入れると安定性が増す。掛かりを起こすということはスタミナの消費が激しくなるということも意味するため可能なら回復スキル持ちのサポカを入れておくとレースの安定性が増す。パワートレーニングで友情トレーニングが発生すればその分だけスタミナも上がるので好循環が生まれる。
モチーフ馬が39年ぶりの牝馬による宝塚記念制覇を達成する等優れた能力を持ちながら、主戦を務めた池添謙一騎手をはじめ、調教師や厩務員も頭を悩ませるほどのワガママぶりを見せたことに由来する。
条件は概ね史実の勝ち鞍を史実の作戦をなぞって勝つというワガママな彼女にしては意外なことに変な条件が要求されたりしない普通なものと見えるのだが……ちゃっかりあの日本競馬の至宝の引退レースでゲート入りを長時間嫌がり全国の注目を一点に集めるという伝説を残した有馬記念が条件に入っている。ちなみに彼女の素の長距離適性はDなので恐らくこれが一番の難関となる。幸い長距離適性Dならば長距離因子を☆7以上確保出来ればスタート時から適性をAまで上げることが可能なので必ず自分で継承用のウマ娘を用意するなりフォロワーやフレンドから借りるなりをして適性を上げておきたい。
なお、シニア級のエリザベス女王と有馬記念に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬がコッテコテのステイヤー血統でありながら、突然変異的にスピード能力も開花させ、武豊最初のG1制覇や天皇賞春秋制覇、京都2400mのコースレコードを更新するなど活躍し、少し後のメジロマックイーンやライスシャワーのようにレコードを叩き出せる優れたスピード能力を有するステイヤーの先駆けとして活躍したことが由来。
条件は内容を指定されるのが長距離の菊花賞であるため、スタミナさえ確保すれば大差勝ちに持ち込みやすく、2400mの重賞はかなりの数があるので苦労することはないだろう。
モチーフ馬の馬名からと、おそらくはウマ娘でもそのまま引用されている「砂のサイレンススズカ」という渾名を本人の二つ名に相応しいように置き換えたものだろうか。
条件は史実における全盛期の活躍そのまま(Jpn2以上で9連勝しているのでちょっと緩い)。性能の安定感が非常に高く、目標レースだけでダート重賞を8レース消化できることからかなり取得はかなり簡単な部類である。ただし、スキルpt稼ぎのために芝適性を上げて芝のG1に出ている場合、途中で芝で負けると連勝が途切れた扱いになるので注意。
また、帝王賞に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
余談だが、日本では雨が多く湿度が高い気候の関係上で水はけが悪い土だと馬場の管理が難しいという理由でダート競走は全て砂で行われているが、ダートの本場であるアメリカの多くの競馬場やドバイワールドカップの開催されるメイダン競馬場では土が使われているため、「砂のハヤブサ」というのは日本のダート特有の二つ名と言える。
モチーフ馬の馬名がスコットランドの英雄「ロバート・ロイ・マクレガー」の通称、「ロブ・ロイ」にちなんで名付けられたことに由来する
史実と同じ秋古馬三冠を求められるが、指定レースはすべて目標である上に1着指定であるため出し忘れることも取りこぼすこともない。1番人気もよほど偏った育成を行っていなければ自ずと取れると思われる。ファン数も目標レースとURAファイナルズ三戦で十分達成できる範囲なのでシナリオを完走できれば取得は非常に楽な部類と思われるが『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では秋古馬三冠に挑めないため取得不可となる点には注意。
有馬記念では超強化されたシンボリクリスエスが立ちはだかるがこちらも負けじとばかりにステータスが跳ね上がる当レース限定コンディションが付与されるため安心(育成次第では全ステータスがとんでもないことになることも!)
余談だが、秋古馬三冠は2023年現在達成している馬はテイエムオペラオーとゼンノロブロイのただ二頭のみ(春古馬三冠は2017年に大阪杯がGIに昇格した際に新設されたばかりでありまだ達成馬はいない)。さらにゼンノロブロイが達成した2004年有馬記念はレコードも達成しており、この記録は2024年時点でも破られていない。
モチーフ馬が裂蹄による長期休養もありながらも5歳時に天皇賞(秋)をレコード勝ちし初のG1タイトルを手中に収めたことに由来していると思われる。
条件は史実で勝てなかったジャパンCや天皇賞(春)に、やる気を最高にして史実超えの天皇賞(秋)連覇。さらにゴールドシップに3回以上の勝利。ゴールドシップは条件にあるジャパンCやクラシック期の天皇賞(秋)に確定登場。後は中長距離レースを走ると出会いやすいか。因縁?のライバルに完勝して実力を示そう。
なお、天皇賞(秋)の二連覇が達成できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬がG1での勝利が宝塚記念のみながら、着差を基準にすると凱旋門賞制覇に最も近づいた点や、勝利を挙げたレース全てが1番人気でないという戦績を「ギャンブラー」という形で表現したものと思われる。
史実で8番人気ながら勝利した宝塚記念と、2番人気にもかかわらず14着で大敗したジャパンCがモチーフ。両方目標かつ1着指定なため出し忘れや取りこぼしの不安がないのは安心。
しかし、トレーニング条件が運ゲーそのものでこれを含め一切の失敗が許されない。幸いほかの運要素が大きいレースの絶好調指定やトレーニングの指定はなく、回数指定もないため失敗してもデメリットが少ない賢さトレーニングで試行するのが無難。成功後は失敗しないように無理せず育成を完了するだけなのでほかの運要素が絡む二つ名と比べれば気が楽。
ちなみにクライマックスシナリオにある「健康祈願のお守り」は失敗率を0%にしてしまうため「失敗率30%のトレーニングを成功」扱いとはならない点には注意。
なお、シニア級のジャパンCに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が後方から最終直線で前の馬を一気に抜き去る王道の追込戦法を得意とし、前評判ではウイニングチケット、ビワハヤヒデの後塵を拝していた皐月賞で武豊の好騎乗も光り見事逆転を果たしたエピソード由来だと考えられる。
史実ではビワハヤヒデに及ばず2着に敗れた天皇賞(春)にて、体調不良だった菊花賞の借りを返す……というのが条件であるが、適性上困るレースは特にない。現行のポピュラーな育成方針では達成しようもない根性カンスト条件はガチ育成との両立としては致命的だが、成長補正が20%あるのもあって、「二つ名を取るための育成をする分には」そんなに難しくはない。
最大の問題は皐月賞の「最終直線で4人以上を抜く」条件で、ステータスが低いと先頭に届かず、逆にステータスが高すぎると最終直線に入る前に4番手以上に上がってしまって条件を満たせないということがざらにあり、運にもかなり左右されるため、難易度は見た目以上に高め。
モチーフ馬が420~30㎏という牝馬としても小柄な体格ながら早くから頭角を現し、旧4歳(現3歳)で桜花賞とスプリンターズステークスを制して最優秀4歳牝馬と最優秀スプリンターに選出されたことに由来すると思われる。継承条件はモチーフ馬の母ディプリシトに由来すると思われる。
レース条件に関しては全て目標レースに含まれているし、クラシック級の間のファン数10万人達成はファン数を稼ぎにくいマイル短距離向きの距離適性がネックになるものの、ある程度意識的にレースに出ていれば難なく達成可能な数値である。
一番厄介だと思われるのは最初の「育成でG1未勝利の継承ウマ娘から思いを継承」の部分である。ウマ娘というゲームにある程度慣れてきた人なら分かると思うが、このゲームにおいて継承で頻繫に使うような殿堂入りウマ娘をG1未勝利で作成することは至難の業である。その為この二つ名を取るには編成の段階から取ると決めて育成を始めないと達成はほぼ不可能であるため、狙わないとほぼ確実に取れない二つ名である。片方の継承枠を潰すことにはなるが稀にジュニア級の目標を失敗して誕生してしまうメジロマックEーン辺りを使うのが最も無難だと思われる。継承枠を無駄にしたくないならば、クライマックスシナリオでGIII、GIIだけを攻めれば因子との両立も可能であろう。
また、スプリンターズSに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
ウマ娘のアプリリリースの5年前にCygamesが運営するWeb漫画サイトにて連載されていた漫画「ウマ娘 プリティーダービー -ハルウララがんばる!-」に由来すると思われる。
条件はシンプルで、汎用二つ名の一つである「みんなのウマ娘」に5万人足しただけ。しかしハルウララの適性は素の状態だとダート・短距離orマイル(適性B)と最もファン数を稼ぎにくい路線の適性しかなく、普通にプレイしていたら55万人なんて夢のまた夢、大抵は10万~20万人程度のファン数で育成が終わってしまう。
そもそも55万人というファン人数は、日本ダービーやジャパンカップや有馬記念といった大幅にファン人数を稼げるレースに出られる芝の中長距離ウマ娘が、半ばトレーニングを度外視して中長距離G1はもちろんG2以下のレースにも多数出走した上でURAファイナルズ優勝までこぎ着けて、初めて到達できるラインのファン人数である。その全てに適性のないウララでこれを達成するのがいかに困難かはわざわざ説明するまでもない。間違いなく固有二つ名の中でも最難関候補の筆頭格である。
それでも達成者はいるもので、達成者によると、ファン人数ボーナスを100%以上積めば中長距離適性を上げなくても、芝の短距離・マイル重賞だけでも達成可能とのこと(関連動画も参照)。ゲームの配信開始以来最も長く達成者が出なかったこの二つ名も、この方法論が確立された現在はわりとコンスタントに達成報告が上がっている。
それでも継承で芝因子を☆10個以上用意し、1回目の継承で芝因子を引けるのをお祈りした上で、芝の短距離・マイルG1に全勝した上で合間にG2・G3も勝って通算30勝以上でのURAファイナルズ優勝を要求されるので、相当に厳しい戦いになることに変わりはない。いつか絶対取ってやるからな……
2023年8月に実装された新シナリオ『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では芝因子は不要となったため一見すると敷居が下がったように見えるがそれでもファン数取得のためのレースを多く出ることになり、育成まで手が回らなくなってしまう(L’Arcシナリオの凱旋門賞を含んだ目標レース全勝でおよそ28~29万とした場合、クラシック級のジャパンCと有馬記念を勝利してそれぞれファン数を5万人づつ上積みしたとしても残り16万人以上は稼がなければならない。当然こうなるとそれ以外の任意レースへの出走も嵩み、肝心の凱旋門賞の勝利は猶更厳しくなる)ので依然として高難易度の部類であることには間違いないだろう。
モチーフ馬が1991年の宝塚記念で競馬実況でお馴染みの杉本清から後に恒例となる「私の夢」に初めて指名された馬であることに由来する。なお「私の夢」に指名された馬の勝率は……お察しください。
レース条件の方は史実の勝ち鞍に加えてオグリキャップにわずかに及ばなかったマイルCSと杉本清からあまり受けたくない「私の夢」指名を受けた宝塚記念を勝利する必要があるが、中距離適性が素の状態ではCなので、安定して宝塚記念を勝ちたいのなら因子継承で中距離因子を☆4以上にして適性をAまで上げておきたい。
史実では年間12レース出走や連闘を平然とこなしていた事からかなりの数の出走が要求されているが、「Make a New track!!~クライマックス開幕~」での育成であれば大量のレースに出走するのが育成の最適解の一つとされているため、こちらの方で育成することを強く推奨する。
なお、スプリンターズSに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
史実では叶わなかったGⅠレースの制覇としのぎを削った2人の撃破が条件となる。
レース条件は一見面倒に見えるが育成目標で出走が確定しており、ヒシアマゾンとヒシアケボノの勝負についても育成シナリオで必ず2回勝負する事になるので特に問題はないだろう。ただしクラシック級のスプリンターズSには驀進王が出走してくるので注意したい。
なお、スプリンターズSとシニア級のマイルCSに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
勝利条件は史実の勝ち鞍、なお実馬の現役当時は大阪杯はGIIだった。大阪杯は3着指定なので取りこぼしの危険があるものの、宝塚記念は1着指定なのでこちらは事実上無条件。ファン数も自身の目標にジャパンCと有馬記念があり、それ以外にも先の宝塚記念、春と秋の天皇賞もあるためよほど取り逃しが続かない限り目標レースだけで達成できるだろう。それよりもそのままでは長距離適正Bで長距離レースを2回こなすことになるため長距離適性はできる限り上げておこう。ハイテンションなキャラ付けからか全レース絶好調指定があるため運にも左右される。
モチーフ馬の馬名および、同じ馬主の同期のダート馬で明らかに2頭セットな名前であるマチカネワラウカドが由来だと思われる。
前述のゴールドシチーと同じく、やる気「絶好調」指定というのが大きな特徴。ただしゴールドシチーと違って「全レース」の指定はないので、目標レース直前にやる気ダウンイベントが起きてもリカバリ可能。
出走数および勝利条件の達成は簡単だし、やる気は絶好調を維持するというのは育成のセオリーだが、ゴールドシチーと同様に固有二つ名の中でも運要素が強い。ランダムで選択される目標2と目標7でG2の弥生賞および札幌記念を引けると有利になるあたり、意図的に運要素強めの条件として設定されているとみるべきだろう。狙って取りにいくよりも、普通にフクキタルを育成していて運良く取れるのを待つ方がいいかもしれない。
なお、サービス開始当初は上記の条件の頭に「常に」の文字がついており、ゴールドシチーと同じくやる気好調以下での出走不可という完全な運ゲー二つ名であった。
フクキタルらしいと言えばらしいが、さすがに運ゲーすぎるということでか、2021年4月はじめ頃にひっそりと現在の条件に修正されている(Twitterを検索してみると、3月末に「常に」の文字がある画像ツイート
、4月上旬に「常に」が消えている画像ツイート
がそれぞれ確認できる)。
元々の条件だと「やる気ダウンイベントが起きるという不運が来ないことを祈る」二つ名になってしまうため、「常に」を外すことで狙って獲りに行くことを可能にした上で、前述の弥生賞・札幌記念を引けるという積極的な幸運を祈る二つ名にする意図の修正と見るべきだろうか。
フクキタルが修正されたのに、その修正前フクキタルの条件にさらに難易度の高い追加条件をつけたゴールドシチーの二つ名の条件おかしくない?
二つ名の由来はJRAヒーロー列伝の文言「ターフの偉大なる演出家よ。」から。勝利条件も勝利したGIとなっているため史実再現となる。
作戦の指定はそもそものシービーの得意な脚質なので特に気にせず通常通りレースに挑めばOKだが追い込みという関係上どうしても事故が起こる点は留意しておこう。ファン数32万人は一見すると多く見えるがすべてのレースを勝利し、エンディングまでたどり着ければ35万人以上にはなるはずなので無理にレースへ出す必要もないがクラシック級のジャパンカップと有馬記念を勝利すると隠しイベントがあるため同時進行もできる。イベント発生を達成するとファン数とステータスを大きく上積みできるためファン数は確実に達成できるという点でも積極的に狙うことが推奨される。
菊花賞の勝利条件はあるものの全レースを勝利すれば自ずと条件を満たせるので取得難易度は易しめ。
モチーフ馬が競走馬生活中に幾度も世紀末覇王テイエムオペラオーに勝てず2着止まりだった中で、6度目の対戦で遂に勝利した所に由来していると思われる。
条件は、史実でもし仮に2000年金鯱賞から2001年宝塚記念までの間に、テイエムオペラオーに1着を譲り2着となったレース全てに勝っていた場合、重賞9連勝となることからと思われる。
言わば二つの意味でオペラオーを越えた時のみ得られる固有二つ名である。
彼女の目標レースはライバルの実力は一定以上あり、レース順位設定自体も全て3位以内と高くなっている。そのためシニア級1月以降の日経新春杯から有馬記念までの目標レース全てを1着で切り抜けるのはさほど難しくなく、もしブロックなどで下位に沈んでも、目覚まし時計によるやり直しができる可能性は十分ある。普通に進めるだけで重賞6連勝と、宝塚記念・有馬記念の勝利を決めるまではわりかし容易にこなせるだろう。一番の難所は天皇賞(春)で、URAファイナル出走のネームドウマ娘に比肩しうるステータスでオペラオーに挑まなくてはならない。育成目標外で目覚まし時計もない一発勝負なので3200mを走れる十分なスタミナやスキルを積んで挑戦するべきだろう。宝塚記念や有馬記念に年数指定はないのでクラシック級から狙うのもあり。
ステータスが大きく上がる隠しイベントと並行して挑みやすいのもありがたい所である。
モチーフ馬の母馬が「メジロ”ビューティー”」であることや溺愛していた堀口良吉厩務員から安瀬良一厩務員に担当が引き継がれた後に、ドーベルとその安瀬厩務員は最初はそりが合わなかったが、安瀬厩務員が夜まで世話を続けたことによりようやくドーベルが気を許したエピソードに由来していると思われる。
条件は史実通りの阪神JF勝利とエリザベス女王杯連覇に史実以上の牝馬三冠の達成、そこに人気に作戦とファン数指定が加算されたもの。最低でもマイル戦に差しで2回勝利や1番人気に6回選ばれる運要素はあるが、ウララやデジタルのような育成目標の一つである距離適性外の有馬記念がないのがプラス要因だろう。有馬記念を除いた育成目標を勝ち続ければ一定のファン数も期待できるが、ジャパンCに出走して確実なものにしたいものだ。
なお、オークスへの出走とエリザベス女王杯の二連覇が達成できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が多くのG1レースで善戦しながらも勝ち切れなかったことで一部の競馬ファンから熱烈な人気を博したことや、スターや個性派ぞろいの1990年代前半の競馬界で数々の名勝負の名脇役を務めてきたことに由来する。条件の元ネタはモチーフ馬が残した有馬記念3年連続3着という大偉業ならぬ大”異”業である。
条件はそのシンプルな文面から一見簡単に見えなくもないが、レースにプレイヤーの手が及ばないこのゲームで3着というのは取ろうとして取れるものではなく、本人の固有スキルが3番手で発動し3着で終わらないつもり満々であることもそれに拍車をかける。その上G1はファン数集めにおいて重要な機会であり、特にファン数を大きく稼げるジャパンCや有馬記念で3着になった場合はファン数の条件を満たすことに支障が出てくる場合もあり得る。
勝つべき時はちゃんと勝てる能力を保持しつつ3着を狙うための戦略としては、初期Cのマイル適性を上げずにマイルのG1レースに出ると結構な確率で先頭を差し切れずに3着を取れる。数は少なくないのでどんどん出ておこう。
それ以外では、比較的事故りやすいジュニア級のホープフルSやクラシック級のジャパンC、スタミナが足りないとライバルに完敗しやすいシニア級の天皇賞(春)あたりで3着を拾っておけると獲得がぐっと近付く。しかしながらどれだけ手を尽くしても結局のところは最後は”運”であることから狙って取るのは極めて難しく、先述のフジキセキ、後述のメジロパーマーと並び準最難関候補の一角といっても良いだろう
シニア級有馬記念は最終目標ゆえに1着指定なので、史実再現を狙うならいっそクラシック級有馬記念で3着を取っての取得を目指してみるのもアリか(ちなみに史実で有馬記念以外に3着を獲ったG1は1992年マイルCS)。
モチーフ馬が生まれた世代がマスメディアやネット掲示板等において最強世代とされている点や、その中でも11冠ベイビーという超が付くほどの良血や世代の頂点に立つことを期待された経緯から馬名がアサカヘイローから「キング」ヘイローへと改められたこと等が由来であると思われる。継承条件はモチーフ馬の両親が現在でも欧州最強馬に一頭として挙げられることの多いダンシングブレーヴ、アメリカ版牝馬三冠であるトリプルティアラ(ウマ娘のトリプルティアラとは別物)を達成したグッバイヘイローという超良血であり、両親のG1勝利数を合計すると11勝になることに由来する。
条件は同世代との対決に焦点が当てられている珍しい例であるが、この中でキングヘイローが史実において先着したのは皐月賞においてスペシャルウィークに1回のみであり、ウイニングチケット同様、史実をはるかに超えたレベルの挑戦が要求される。
クラシック級やシニア級で何回も対決するスペシャルウィークやセイウンスカイは意識せずとも3回勝つのは難しくないが、問題は目標レースで対決できる機会が少ないグラスワンダーとエルコンドルパサーの二人、特にエルコンドルパサーは出走しやすいと言えるレースが少なく、エルコンドルパサーのみ条件を満たせずに獲得失敗というパターンが最も多い。エルコンドルパサーが史実で走った共同通信杯、NHKマイルC、毎日王冠、ジャパンC辺りを狙って出走すると遭遇率を上げられるので覚えておきたい。
また、シニア級の有馬記念では特殊イベントにより4人全員が固定出走してくるので、そこで勝利できれば獲得に大きく近づく。
なお「対象ウマ娘に勝利」というのはレース自体に勝たなくても先着すればOK。たとえばシニア有馬記念で「1着グラス、2着スカイ、3着キング、4着スペ、5着エル」になった場合、勝利数カウントは「グラス・スカイ+0、スペ・エル+1」になる。
最強世代最大の遅咲きが世代の頂点に君臨し、この二つ名を手にする瞬間は感動必至である。固有二つ名が史実そのものから「ありえたかもしれない未来」あたりに準じたものがほとんどである中、史実を踏まえた(CMでも使われた)「不屈の王」といった類いではなく、あえて史実からかけ離れた完全なifである「キングに世代の頂点を獲らせる」称号を用意したあたりに、運営のキング愛が感じられるのではないだろうか。是非とも頑張って獲得してもらいたい。
モチーフ馬が優れた素質を有しながらも度重なる病気や強力無比なライバルを前に掲示板にまでは入れるものの中々勝ちきれなかったことで「未完の大器」と呼ばれていたことに由来する。
条件は菊花賞と有馬記念の勝利を除けば至って普通の史実再現、史実越え要素である菊花賞と有馬記念も漏れなく目標レースに入っており、2500m以上の重賞も目標レースをすべて勝利していれば達成可能であるため、厄介になるのは「G1に12回以上出走」という条件だろう。
マチカネタンホイザの適性を考慮すると勝ち負けになるG1は中長距離のG1に限られるため、育成を度外視して適性を上げないまま短距離やマイルのG1の玉砕上等で特攻するのでなければ出走機会は目標レースを含めて計14回しかなく見た目以上にシビアな条件である。もし少しでも育成と両立しつつ、達成を安定させたいのなら育成の過程で大量のレースに出やすい「Make a New track!!~クライマックス開幕~」で育成するか、素ではDのマイル適性をマイル因子を積んで最低でもBくらいまでは上げておくといいだろう。
なお、シニア級の有馬記念に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が中央競馬にて51戦ものレースに出走し、引退まで一度も故障せずに走り続けた事から『鉄の女』と呼ばれたことに由来する。勝利を指定されているレースは共に2着であったため史実チャレンジも踏まえていると思われる。
根性の1200以上は20%の補正があるため適切なサポカを用意して育成していけば到達はそこまで難しくない。問題となるのはライスシャワーとバンブーメモリーでもあった重賞出走回数が過去最高数を指定されているということ。さすがにここまでの数はしっかりと計画を立てないと未達で終わる可能性もあるためデビュー戦終了後ローテーションで予約をお勧めする。
長距離も短距離も初期値はDで開始時にAまで上げることも可能なため因子を駆使して距離適性を拡大すればスムーズに回数をこなすことが可能。
一応全シナリオで条件は満たせるが育成どころではなくなってしまうため「Make a New track!!~クライマックス開幕~」での試行が無難と思われる。
モチーフ馬が豊富なスタミナにものを言わせた大逃げ戦法で前評判の低さをひっくり返して史上5頭目となる春秋グランプリ制覇を達成したことに由来する。逃げ適性Sが条件に含まれているのは春秋グランプリ制覇を果たした旧6歳時の天皇賞(春)で最高の相棒とも言える山田泰誠とコンビを組み始めて大逃げ戦法を開花させたことが由来かと思われる。
条件は天皇賞(春)の制覇を除けばおおむね史実再現なのだが……達成は非常に難しい。まず継承で逃げをSにする事が必須条件であるためそこでお祈りしないといけないのも厄介であるが、一番の問題はある程度育成に慣れてくるとステータスがNPCウマ娘と比較して高水準でまとまるようになるため「4番人気以下を取ること」というのが非常に難しくなる点だろう。人気を大きく左右する基礎ステータスを抑えつつ、あまり人気への影響がないスキルを利用してどこまで勝てるかというのが達成の肝となるだろう。狙うならば比較的にステータスが抑えられる「新設!URAファイナルズ」で半ばステータスを度外視しつつ高頻度でレース出走を繰り返して、スキルを稼ぎつつ、人気薄でG1を勝てる機会をうかがうのが一番正攻法のやり方だと思われる。しかし、より出走数を上積みしたいのならば素がFのマイル適性の強化も必須であるため、マイル因子も用意したいが、あんまりマイル因子に偏らせると今度は逃げの適性が上がる確率も落ちるというジレンマに陥る。総合的に見て、フジキセキやナイスネイチャの二つ名と並ぶ準最難関候補の一角といっても過言ではないだろう。
なお、シニア級の有馬記念に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
スピードとパワーに補正があるものの、同じような条件のヒシアケボノほどは補正が強くなく、育成状況次第ではパワーを上げきれないという事態が起こり得る。確実性を上げるなら、パワーサポカを1枚積んで友情トレーニングを行いやすいようにしておくとベスト。全てのレースでやる気絶好調維持の条件がある分、ヒシアケボノよりは若干難易度は高めといったところ。
また、安田記念とマイルCSを2連覇、出走扱いの有馬記念を勝利する(初期長距離適性はEなため因子での補強は必須)とそれぞれイベントが発生する。クラシック級安田記念と有馬記念は一発勝負であるが、どちらも同時進行で取得できる範囲内のため余裕があれば狙っていきたいところ。クラシック級の安田記念は目標レースではないため予約は忘れずに。3周年の際にコンティニュー条件が緩和されたためこの点も緩和されたのも嬉しいところ。
なお、マイルCSの連覇が達成できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
「大逃げ」スキルは目標レースである七夕賞で獲得できる。1着指定にもなっているため確実に取れるのはいいが、すぐに取得してしまうとレースでスタミナの消費が激しくなる。一度取得すると元に戻せないため、スタミナが不足していると最悪それ以外のレースでの勝利が覚束なくなる恐れもある。固有スキルのためのファン数確保がこの時点で済んでいない場合はこの点も考慮する必要があるため、有馬記念直前で取得するのが理想。このためスキルの取り忘れにだけは注意。有馬記念に出走する前にスキルを今一度確認、できればこの時に回復や他に有用なスキルもまとめて獲得してしまおう。なお、クライマックスシナリオでは獲得するイベント自体が発生しないため取得そのものが不可能である点にも要注意となる。『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では大逃げは取得できるものの、有馬記念に出走できないため取得不可となる。
長距離適性の初期値はEなので例によって因子の補強が必須となるが、ここの対戦相手は強敵ぞろいのためスピード一辺倒ではなくそれ以外のステータスもしっかり強化しておきたい。スピード1200以上は30%の破格の補正があるため上げること自体は非常に楽。他のレースでも勝てるように回復スキルとコンセントレーション辺りは持っておくと安定感が増す。是非とも『ツインターボの先頭はここで終わり』ではなく『きっちり最後まで』続けさせてあげてほしい。
モチーフ馬の馬名と、馬主である里見治氏が菊花賞をサトノダイヤモンドが制したことで悲願のG1初制覇を果たしたことに由来する。継承の条件はモチーフ馬の父が「日本競馬の至宝」ディープインパクトであることに由来すると思われる。
史実では菊花賞と有馬記念を勝っているが、条件にはそれに加えてキタサンブラックが父が残したレコードを一秒近く更新する走りを前に3着に屈した天皇賞(春)、アーモンドアイのワールドレコードの走りを6着で眺めたジャパンカップ制した上で、凱旋門賞の遠征の影響で挑戦すら叶わなかった有馬記念連覇を達成する必要があり、史実越えの目標となっているが、ジャパンカップ以外は全て目標レースに入っている他、継承条件も現状の環境ではそこまで難しいものではない為、育成に慣れたトレーナーならそこまで苦労することなく取れるだろう。
なお、シニア級のジャパンCと有馬記念に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬の馬主が国民的歌手として名高いの北島三郎氏であり、菊花賞とジャパンカップを制覇した際に氏の代表的な楽曲である「まつり」を本人が歌い上げたこと。またフジテレビの競馬中継番組「みんなのKEIBA」の日本ダービー特番のCMにおいて「祭りだ祭りだ! キタサンブラック」と紹介されていたことにも由来すると思われる。
条件は、史実では結局一度も勝てなかった宝塚記念の制覇を除けば全て史実再現となっているが、どれも目標レースに含まれている他彼女自身の性能も高めである為、レース目標の方で苦労することは少ないだろう。ファン数480000人もゴールドシップと同数でハルウララに次いで二番目に多い条件だが、目標レースとURAファイナルズをすべて勝利できれば概ね40万人程度は稼げる為、目標に含まれない皐月賞や日本ダービー、クラシック級のジャパンカップ辺りを追加で勝っておけば、数字の見た目の割には難しい話ではない。
なお、シニア級の天皇賞(秋)と有馬記念に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬の馬名に由来、継承条件はモチーフ馬の父がウマ娘内でも関係がフィーチャーされることが多い「スーパーカー」マルゼンスキーに由来する。
条件は史実の勝ち鞍に加え、ヤエノムテキの3着に敗れた皐月賞と、故障の影響でその舞台に立つことすら叶わなかったジャパンカップを勝利する必要があるが、皐月賞もジャパンカップも目標レースに含まれているので問題ない……と思ったら大間違いで、目標に含まれるシニア級のジャパンカップでは、NPCとしては異常に強いステータスを持つマルゼンスキーとの勝負が強要されるという落とし穴が存在する。(その為か最後の目標レースであるにもかかわらず、目標順位は異例の2着以内)ジャパンカップ勝利は目標外のクラシック級の方で達成しておこう。継承条件もそこまで難しくはないが、念のためステータスと朝日杯を勝利しているかの確認は怠らないようにしたい。
勝利指定はGI唯一の勝ち鞍である日本ダービーのみ。ただし3バ身差以上で勝利という指定があるため固有スキルが2400mで人気が高いと効果が高くなるとはいえ、それなりの育成をしておかないと差がつけられず未達成となってしまうため、ここまでで可能な限り有用なスキルを積み込んで挑みたい。むしろ、問題なのはもう一つの条件「シンボリルドルフに2回以上勝利」の方である。
トーセンジョーダンの固有二つ名にもあった「特定のウマ娘への勝利」が条件となっているが、当のシンボリルドルフはジャパンカップ(クラシック級)、有馬記念(クラシック級とシニア級共通)では必ず出てくる(クラシック級のジャパンカップは目標レースではない)一方で、それ以外のレースはシナリオの都合なのか全く出てこない。問題となるのはクラシック級のシンボリルドルフで、とにかく強く生半可な育成では勝利も覚束ない。特に有馬記念は根性以外全てB(根性はC)固有スキル、金スキル2つ持ち(具体的には「怪物」と「弧線のプロフェッサー」)のほか有馬記念に有効な汎用スキルが勢ぞろいというあまりにも無慈悲な組み合わせで、育成が相当うまくいっていても勝利が安定しないレベルである。ここまでで獲得可能なスキルを総動員で積み込むのは当然必須となる。ジャパンカップでもかなり強化されているためこちらも同様だが、それでも有馬記念に比べればまだマシというレベルであり、手っ取り早く条件を満たすならこちらだけは何としてでも死守したい。残る条件のファン数については、これらのレースを勝てていれば目標レース含めてほぼ自動的に達成しているレベルでありもはや問題にはならず、クラシック級のうちにシンボリルドルフに勝てるかどうかがほぼ全て。相当の育成技術を身につけていなければ(当然サポートカードの育成なども含む)取得難易度は極めて高い。3周年の際にコンティニューの条件が緩和されたためステータスが仕上がっていれば若干難易度は緩和されたが強さは据え置きなためそれでも高難易度の部類だろう。
見返りとしてGIを8勝以上かつジャパンカップと有馬記念連覇で隠しイベントが発生するので勝利できればステータスの底上げにも貢献する。ただし、下記の「Make a New track!!~クライマックス開幕~」では発生しない。
それ以前に最終目標で有馬記念での1着が求められているもかかわらず肝心の長距離適性がCであるためまずはこの適正は最優先で補正しておきたい。
どうしても難しい場合は「Make a New track!!~クライマックス開幕~」で狙うのがよい。こちらならシンボリルドルフが出てくるかは完全にランダムになるもののシナリオ上の強化がなくなるため、残る問題が日本ダービーの勝利条件を満たせるかだけとなり(ファン数は出走を重ねていれば勝手に増えるのでほぼ問題にならない)、大幅に狙いやすくなる。
モチーフ馬が史実では優れた素質を持ちながらも虚弱体質に悩まされ思うような戦績を挙げられなかった点を割れやすい「ガラス」になぞらえて表現されることが多く、その史実に真っ向から立ち向かうこの二つ名が「割れないガラス」と表現されたものと思われる。
勝利条件はオグリ・クリークにはじき返された1回目、ヤエノムテキを捉えきれなかった2回目のそれぞれの史実を塗り替える史実チャレンジ。天皇賞(秋)連覇が条件になるため、ダービー後の選択肢で菊花賞(クラシック三冠)を選択すると達成不能になるため注意。また、全レースを絶好調で出走することも必要だが彼女固有のバッドコンディション「ガラスの脚」があるため「Make a New track!!~クライマックス開幕~」以外のシナリオでは事実上連戦不能。他の絶好調条件に比べればわずかにやる気維持はしやすいが、レース直前にやる気ダウンイベントが来たらどうしようもない。一度もトレーニングを失敗してはいけないため、二つ名を狙っているときは数%のトレーニング失敗率も無視できない問題となるためなかなか骨が折れる二つ名といえる。
なお、天皇賞(秋)の二連覇が達成できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
皐月賞でGI初勝利とする必要があるため、ジュニア級のGIを取ってはいけないという点に注意。シニア級4レースは有馬記念以外はすべて目標レースに入っている上、距離適性もAなため問題ないが、安田記念に限りマイル適正Bで挑むこととなるので、不安なら上げておこう。問題は素のままでは適正Eで挑むことになる有馬記念。ウララの有馬チャレンジやデジタルの二つ名よりはマシとはいえ因子での補強は必須。補強できれば出走扱いの菊花賞も狙える範囲となってくるのでレンタルを駆使してスタートから適正Aにして挑むと楽。パワーカンストは20%補正があるため楽ではあるが不安ならパワーサポカも有効に活用したい。
なお、シニア級の有馬記念に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
継承ウマ娘の元ネタはトウカイテイオーと同じく史実の父シンボリルドルフから。
これまでキングヘイローとジャングルポケットでもあった同期相手に勝利するという条件となっている。
クラシック級の皐月賞ではセイウンスカイが。日本ダービーではスペシャルウィークが、出走扱いの菊花賞ではセイウンスカイが大幅に強化されて出てくるため一見すると非常に困難な部類に見えるのだが最終目標のシニア級の有馬記念では全員登場する上にクラシック級の時より若干能力が下がっている上、こちらの能力も最終目標でもあるため強化されており、かつ1着指定のため勝利目標はこのレースの勝利だけで達成できてしまう。前述のとおり1着指定のためたとえ一度も勝利できていなくても最終目標まで到達できていれば問題ないため継承ウマ娘を間違えなければ非常に簡単に達成できる。
ただし、クライマックスシナリオとレジェンドシナリオでは強化が無くなるものの出走してくるかが完全にランダムとなってしまうため難易度が上がってしまう。シナリオを選ぶ際はこの点に注意されたし。
実馬が切れ味が鋭い末脚ではなくロングスパートを持ち味にし、またそれを武器にしていたことが由来。継承元の元ネタは実馬の父であるメジロライアンから。
条件に該当するレースが極端に少なく、目標に選ばれている菊花賞、ステイヤーズステークス(クラシック級)、天皇賞(春)のほかには阪神大賞典とステイヤーズS(シニア級)の計4レース5回しかない(ダイヤモンドステークスはGIIIのため対象外)。目標外の2レースについてはローテーション機能を活用し、忘れずに予約をしておこう。
元馬が脚部の弱さを抱え3歳(当時の表記では4歳)までデビューがずれ込み、クラシック期はケガも多く5歳(当時の表記では6歳)となった天皇賞(春)でナリタブライアンとマヤノトップガンの二頭を抑え悲願のGI初勝利し、その年の有馬記念で優勝し、年度代表馬になったことから。
条件のレースはともに勝利したレース。ただし天皇賞(春)は3着指定であるため取りこぼし注意となるが、ローレル自身がステイヤー型なため、シニア級に入るまでにしっかり育成してあれば勝利自体は何とかなるはず。スタミナも20%の補正があるためサポカを1枚積み、友情トレーニングを行いやすくすれば達成はぐっと近づく。天皇賞(春)に勝つことだけを考えてしっかりトレーニングを行おう。
なお、シニア級の有馬記念に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。さらに『収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭』ではスタミナの基礎上限が1000までとなっており、因子で最大限補強しても1200まで達することができないため取得不可となる。
モチーフ馬が勝利したGIは菊花賞のみであり、史実チャレンジとなる。
まず本編の2500m以上のGIは菊花賞、天皇賞(春)、有馬記念(2回)の計4回、つまり指定回数=全レース数で、取りこぼしが許されない。クラシック級の有馬記念だけが目標外となるため出し忘れにも注意。さらには天皇賞(春)では強化されたテイエムオペラオーが出てくるため、ここを超えられるかが肝となる。
また、新シナリオ『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』ではシニア級の有馬記念に出走できないため取得不可。『収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭』ではスタミナの基礎上限が1000までとなっており、因子で最大限補強しても1200まで達することができないためこちらも取得不可となる。
スタミナは10%の補正であるためサポカも最低1枚は入れる必要がある。実装と同時にスタミナの重要性が上がったため因子なども活用してスタート時での補正を忘れないようにしたい。
そして長距離適性をSにする必要がある。こればかりは上がってくれるのを祈るしかない。
モチーフ馬の馬名がギリシャ神話の西風の神「ゼピュロス」の英語読み「Zephyr(ゼファー)」にちなんで名付けられたことに由来する。
史実では成し遂げることができなかった3階級制覇が目標となっている。クラシック級の安田記念以外はすべて目標レースになっているため出し忘れ防止のためデビュー戦終了後に予約してしまおう。しかしここでライバルとなるダイタクヘリオスとダイイチルビーがかなり強い。クラシック級は目標レースではないということはここは一発勝負となるため要注意。が、3周年の際にコンティニュー条件が緩和され、勝利できるまで再挑戦できるようになったため難易度は若干下がった。スピードに関しては昨今の育成方法を考えるとよほどの下振れを引かない限りはほぼ問題ないと思われる。
なお、スプリンターズSとシニア級の天皇賞(秋)に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
二つ名の由来はモチーフ馬がGI級で6勝を挙げ、地方競馬の年度表彰制度のNARグランプリで4度も受賞し、地方競馬の獲得賞金最多記録を有し、船橋の英雄の一頭として有名なところからと思われる。
勝利を指定されているレース場のレースは「川崎:全日本ジュニア優駿、大井:ジャパンダートダービー・JBCクラシック(クラシック級)・東京大賞典・帝王賞、船橋:かしわ記念・JBCクラシック(シニア級)」が目標に入っておりこれらを勝利すれば勝利条件は達成となるがクラシック級のJBCクラシックと東京大賞典ではモブウマ娘のクリムゾンノヴァ(恐らく元ネタはヴァーミリアン)が、シニア級 の帝王賞ではトランセンドのシナリオと同じくスマートファルコンが大幅に強化されて出走してくるため苦戦必至。
ここまでの超強化ライバルは大井レース場に集中しており、大井レース場の勝利条件が非常に困難に見えるがレースの指定ではなくレース場の指定となっているためどうしても勝てない場合は目標外のシニア級の東京大賞典に出走も検討を。
勝利条件は史実で勝利した重賞(勝利当時のチャンピオンズCの名称はジャパンカップダート。2014年より現在の名称に改称)と史実で2着と3着が1回づつあるJBCクラシックが加わった形で史実越えとも言える。全て目標レースになっているため予約忘れの心配はないが後述の理由により取得難易度は高い。
みやこSとJBCクラシックの開催時期が被るためクラシック級はみやこSに挑むのだが問題となるのは主にシニア級になってから。と、いうのもシニア級のJBCクラシックと二つ名の条件には入っていないが帝王賞に異常に強いスマートファルコンが出走してくるため勝利が非常に難しいという点。育成後半に差し掛かっている頃なのである程度ステータスは仕上がっていると思われるがそれを差し引いても勝利が安定しないレベルであり、特にJBCクラシックに関してはスピードSS+スタミナAパワーS+根性SS+賢さA+というサクラチヨノオーシナリオのマルゼンスキーとミスターシービーに匹敵するステータスを引っ提げて出てくるためここを勝利できるかが全てとなる。帝王賞もこの時期としては異常に強いステータスなっているため隠しイベント(条件はシニア級で川崎記念・フェブラリーS・かしわ記念・帝王賞・マイルCS南部杯・JBCクラシック・チャンピオンズC・東京大賞典を全て勝利する)の回収も同時進行する場合はこの時点で獲得可能なスキルを可能な限り積み込むのは必須となる。
隠しイベントは発生しないがどうしても取得が難しい場合は『Make a New track!!~クライマックス開幕~』で試行しよう。このイベントならシナリオ上の強化がなくなるため大幅に達成しやすくなる。
また、賢さの数値も補正10%とこの手の条件としてはそれほど高くなく、計画的に賢さを上げていかないと上げきれなくなる恐れもあるためサポカは強めのものを用意したい。『U.A.F.Ready GO!~アスリートのキラメキ~』で試行する場合は体力消費時の賢さトレーニング調整が利かないためその点も注意となる。
なお、みやこSとJBCクラシックの開催時期が被り、どちらかを出走してもシニア級では出走できず、チャンピオンズCの連覇も時期の都合で達成できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
勝利条件は史実で勝利した重賞のうち4つ(実馬はこれらの他に阪神牝馬特別と京都牝馬特別も勝利している)と史実チャレンジとして2着であったエリザベス女王杯の代わりに秋華賞が加わった形(実馬の現役当時である1993年はまだ秋華賞はなかった)となっている。二つ名の名称もルームメイトのアストンマーチャンとおそろいになっている。なお、シニア級のマイルCSが時期の都合で出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
全て目標レースに含まれるため第二目標のファン数稼ぎ以外は無理に出走する必要はないが目標レースの高松宮記念、安田記念(シニア級)スワンS、マイルCS(シニア級)には史実でも競い合ったサクラバクシンオーが強化されて出走してくるため若干躓きやすいか。
これとは別にジュニア級のファン稼ぎ数で最低限のファン数だった場合その後の展開次第でスキルアップのファン数が足りなくなってしまう恐れがあるためファン数の動向には気を付けておきたいところ。
スピード1200以上は補正が20%以上と昨今の育成スタイルから到達は容易と思われる。
二つ名の由来はJRAヒーロー列伝の文言そのままで勝利条件も勝利したGIレースとなっている。全て目標レースのため出し忘れの心配はないがクラシック級の有馬記念のみ3着以内指定となるためここでの取りこぼしには要注意。
パワー1200以上は補正15%と特別高い補正ではないがパワーサポカを入れて友情トレーニングを駆使すれば到達はそこまで難しくない。やはり問題となるのはシニア級有馬記念の9バ身差以上の勝利となる。最終目標であるためそれなりにステータスも上がっているはずだがここまでの差は準備なしでは不安が残るため事前にスキルを準備し、万全の態勢で臨みたい。
なお、シニア級の天皇賞(秋)と有馬記念に出走できず二連覇が達成できない都合上『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
二つ名の元ネタはゲーム内のタニノギムレット自身の性格と実馬の度重なる柵破壊によりヴェルサイユリゾートファームのスタッフによってつけられたあだ名が元ネタだろう。スタッフによる近況報告が度々動画やtwitterなどに上げられているので一度見てみてほしい。
史実にて出走経験のあるレースを追込で勝利する必要があるが、脚質とスキルはそもそも適性があるので気にしなくてもよい。しかし追込という関係上どうしても不安定要素が多く、事故発生率が高めとなる。しかし、ここを勝利できればあとはパワーを上げるだけで済む。所持スキルの「東京レース場〇」を入手しておけば、NHKマイルCと日本ダービーでは少し有利になるため獲得しておくのもよい。
言うまでもなく日本ダービーまでに指定外のレースで負けると達成不能になる(今回の場合、任意出走以外だとデビュー戦とシンザン記念が該当する)ため、もし何か他のレースに出走させるなら要注意。幸い出走のためのファン数は任意で出走しなくても目標レースを勝利すれば十分足りるので、勝率を上げるためにトレーニングに集中したほうがいいだろう。特に日本ダービーに出走するシンボリクリスエスはライバル補正がかかっているため、ここを超えられるかに全てがかかっているといっても過言ではない。
パワーは30%の破格の補正があり、スピード訓練でも意外と上がりやすいため三女神サポカなどの友情トレーニングでも十分賄える。もちろんパワーサポカを積むのもいいしパワー因子を積んでおけば達成はぐっと近づくだろう。ただし、『U.A.F.Ready GO!~アスリートのキラメキ~』で試行する場合はスピードトレーニングでのパワー上昇率が大きく下がっているため意識して上げていかないと上げきれなくなる恐れがある。トレーニングに人が集まっている時を狙っていくなど計画的に上げていきたい。
二つ名の由来は元馬の母ハギノトップレディが1957年にイギリスから輸入されたマイリーから発する牝系の「華麗なる一族」の一員であるところから来ていると思われる。もちろんダイイチルビー自身もこの一族の一員である。継承元の元ネタは実馬の母ハギノトップレディの勝鞍となっており、勝利条件は実馬の勝鞍となっているため史実再現となる。
指定レースは両方目標レースであるため出し忘れる心配はないが、安田記念は3着以内であるためここでの取りこぼしがないように注意が必要。一方スプリンターズSは1着指定となっているため、こちらは事実上無条件となる。継承は自前でもいいがレンタルでももちろん問題ない。
条件を整理すると継承条件を満たした上でシニア級安田記念を勝利するだけとなるため獲得難易度は易しめ。3周年の際にコンティニュー条件が緩和されたためこちらも追い風となっている。獲得を目指すときは、スタートする前に継承ウマ娘をしっかり確認しておきたい。
なお、スプリンターズSに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
モチーフ馬が2012年JRAの桜花賞CMにて「魔性の青鹿毛」と呼ばれていたことに由来するものと思われる。
勝利条件は史実で出走したレースとなっているが、有馬記念は牝馬三冠を達成後に引退レースとして出走しており9着と敗退している。このため史実越えも踏まえていると思われる。現在の牝馬三冠の三戦目である秋華賞も目標レースとなっているがこれは条件ではなくシニア級のエリザベス女王杯が条件となるため間違えないよう注意(理由は後述)。クラシック級の有馬記念のみ目標には含まれていないためデビュー戦が終わったらすぐに予約を推奨。それよりも問題となるのはそのままでは長距離適性Eで挑むことになるその有馬記念。狙う場合は因子の補強を忘れずに。ファン数はその有馬記念と最終目標のジャパンCをはじめ他のレースも勝利していれば達成できると思われるが、不安がある場合はシニア級の有馬記念も出走して勝利できれば、ファン数に関してはまず問題なく到達できるだろう。なお、条件にオークスとシニア級のエリザベス女王杯が含まれるため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
余談だが、牝馬三冠を達成した牝馬は2023年現在で7頭いるが、三戦目が「エリザベス女王杯」の時代に達成した馬はメジロラモーヌのみ(のちに達成した6頭は三戦目が「秋華賞」へ変更となった1996年以降)で当時は史上初であった。また、トライアルレースの報知杯4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)とサンケイスポーツ賞 4歳牝馬特別(オークストライアル)(こちらは現在のフローラステークス)とローズステークス(当時は秋華賞がなかったためこちらがエリザベス女王杯のトライアルだった)を全て勝利した上での達成であり、完全三冠とも呼ばれるこの記録はメジロラモーヌが唯一達成している。現代の競馬では調教施設や調整方法が進化し、休養明けでも目標レースへ直行するのが定石であるため(実際にゲーム内でこの通りに全て予定を入れてもらえればわかるがとんでもなくハードスケジュールとなる。なお、見事達成すると隠しイベントが発生する)唯一無二の記録となる可能性が極めて高い。
モチーフ馬がウオッカ、ダイワスカーレットという二大巨頭を擁する最強牝馬世代の同期として生まれ、短距離戦線で結果を残したものの、4歳という若さで夭折した点から、その運命を跳ね除ける点を「不滅」と表していると思われる。
実馬は4歳(ゲームでいうところの高松宮記念の直前に原因不明のX大腸炎を発症し、その後死亡)で病死したためifシナリオかつ二つ名となる。
スプリンターズステークスは2回目標に入っているが両方とも1着指定なため、事実上無条件で達成に持っていける。
クライマックスシナリオで狙う場合は1回勝利していればOKだが、後述の理由により2回勝利がベターだろう。
問題となるのは、ダイワスカーレットとウオッカにそれぞれ2回づつ勝利という条件とファン数。
ウオッカは第3目標の阪神ジュベナイルフィリーズでは必ず出走してくるうえに芝マイルG1には高確率で出走してくるため、これらを抑えておけばフォローしやすい。
ダイワスカーレットの主戦場はマーチャンが苦手とする中距離~長距離であり、因子で中距離だけ上げようにも素適正がGのためスタート時点では適正Cが限界。
育成目標に入っている桜花賞以外に、ランダムながらシンザン記念・チューリップ賞・ローズステークスで出てくることが多いのでこちらが狙い目である。逆の言い方をすると、中距離因子補正なしではここで勝つしかない。また、史実では勝てていないという事実を踏まえてか両名とも強化されているため、この点についても注意となる。それでも勝利できるほどパラメータが仕上がるのならば中距離適性を無理に上げる必要はないが、ファン数を確実に稼ぐ上では後述の理由により因子補強はしておいたほうが確実。なお、この手の条件としては珍しくURAファイナルズでの勝利数もカウントされるため、ランダムではあるがこれをターゲットにする手段も通用する。
ファン数32万人は短距離・マイルだけでは厳しい数値である。ファン数ボーナスを載せて短距離~マイルまでの芝G1・G2等を総ナメする勢いでレースを走らせるか、中距離適性を育成開始時点で適正Cまで補正して中距離路線にチャレンジするかのどっちかになるだろう。中距離適性を補強するルートの場合、その後適性が上がらなかった場合でも逃げ脚質が幸いして意外と勝ててしまうことも。中距離GIの秋華賞と天皇賞(秋)(シニア級)には隠しイベントがあるので、ファン数稼ぎのついでにイベント回収を狙うのもいいだろう。
なお、スプリンターズSに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
二つ名の由来は香港ヴァーズ制覇時の鞍上、ジョアン・モレイラ騎手の通称「マジックマン」からと思われる。
無敗で弥生賞を勝利するところは史実通り(実馬もここまでは無敗であった)だが、そこから先の条件である皐月賞以降の中距離GI制覇は史実チャレンジとなる。
一応全て目標レースに入っているため予約忘れの心配はないものの、「Make a New track!!~クライマックス開幕~」と「Reach for the stars プロジェクト L’Arc」以外のシナリオでは皐月賞と日本ダービーで異常に強いドゥラメンテが立ちふさがる。ここまでで最大限の上振れ(ステータスはもちろんのことスキルも含む)を引いていても勝利が難しいレベルであるため、上記二つのシナリオ以外で挑む場合は非常に高い難易度となる。一応この二つと長距離適性を底上げし、菊花賞を勝利しクラシック三冠を達成すると隠しイベントが発生するが…。
実は二つ名の条件をよく見ると、天皇賞(秋)とジャパンCの勝利条件に級指定がないため、勝利条件はクラシック級の時点で達成できる。つまり「Reach for the stars プロジェクト L’Arc」でも条件を満たせる。ただでさえ貴重なターン数を5ターンもレースに費やさねばならないため、ステータスの両立は難しいが、問題のドゥラメンテがいないので、狙う場合はこちらで挑戦すると達成しやすい。パワーは因子などで補強しておこう。
二つ名の由来はフランス語で「偉大な馬」を指す馬名が由来。そして勝利条件は自身が勝利したGIレースとなっている。勝利はシニア級で指定されており、後述の理由により京都大賞典とエリザベス女王杯にも出走する必要があるため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可。史実にて幾度となく対戦したライバルに勝つ必要があり姉妹にも勝つ必要がある(史実では対戦経験はない)史実越えかつifシナリオと言える。
まずキタサンブラックとサトノクラウンはクラシック三冠路線でドゥラメンテと共に出てくる他、サトノクラウンはシニア級の宝塚記念などにも出てくる。クラシック級は丸々任意レースに出走する目標となるためクラシック三冠路線並びに古馬三冠路線に向かえば対戦数を稼ぐことができる。ただし、菊花賞のキタサンブラックとシニア級宝塚記念のサトノクラウンはライバル補正がかかっており、特に菊花賞のキタサンブラックは生半可な育成では勝てないレベルの強化がなされている。では皐月賞や日本ダービーはどうかというとこちらも強化されたドゥラメンテが立ちふさがるため1着は難しい。ただし、ドゥラメンテは獲得条件対象外であり、キタサンブラックとサトノクラウンは先着していればカウントされるため2着確保で構わない。(両方勝利するとステータスが大きく上がる隠しイベントが発生する)ここで問題となるのはクラシック三冠路線のみの出走で2着が続くと高確率でスキルアップのためのファン数が足りなくなるため可能ならジャパンCと有馬記念にも出ておきたい。幸いここで出てくるキタサンブラックには菊花賞のような補正はない。レースの勝利条件は最終目標であり、1着指定となっているであるため実質無条件となる。
サトノダイヤモンドはシニア級の京都大賞典で、ヴィルシーナとヴィブロスはシニア級のエリザベス女王杯で対戦できる。それぞれ一発勝負となるがここまで育成できていれば勝利自体はまず問題ないはず。コンティニュー条件が緩和されたためもし取り逃しても勝利できるまでやり直せるのも嬉しいところ。京都大賞典は目標レースだがシニア級のエリザベス女王杯は目標に入っていないため予約を忘れないようにしておきたい。
史実の勝利レースであるヴィクトリアマイルとジェンティルドンナに全て勝利を阻まれて2着となったティアラ三冠すべてとレインボーダリアに競り負けたエリザベス女王杯を勝利するといった史実越えチャレンジと史実再現となっている。
勝利条件のレースはすべて出走したレースであるしジェンティルドンナも確定で出走する。根性ステータスも適切なサポカを用意すれば到達もそこまで難しくない。しかし、史実を知っている方ならご存じと思われるが実態は最難関候補に加わってもおかしくない超高難易度と言っても過言ではない。
難易度が大幅に上昇している理由はズバリ『ジェンティルドンナの圧倒的な強さ』の一点。(史実でそのジェンティルドンナに食らいついていた時点でヴィルシーナも十分規格外ともいえるが)
しかもウインバリアシオンのシナリオとは違いこちらは前脚質で馬群事故はあまり望めないのである(実はウインバリアシオンシナリオでは後脚質の宿命か稀にオルフェーヴル自身が馬群事故で沈むことがあった。尤もウインバリアシオン自身も同じ脚質のためお互い様ではあるのだが)ステータスも桜花賞時点でB+~C+、オークスでは賢さ以外はB+~B(賢さも限りなくBに近いギリギリのC+)秋華賞はスピードAを筆頭に残りは全てB+~B(このBもB+に限りなく近い)に桜花賞ではハイボルテージ、オークスでは王手、秋華賞では決意の直滑降と特効終盤加速スキルも完備、当然の権利と言わんばかりに距離適性はSであるしその他のスキルも有効なものが目白押しである。夏合宿を挟む秋華賞はステータス次第ではゴリ押しで勝ててしまうこともあるがそれが無い桜花賞とオークスではどれほどの難易度になるかは想像に難くないだろう。
それが終わっても大阪杯でこれまた大幅強化されたオルフェーヴルが立ちはだかる。ただしこちらは獲得条件には関係しておらず、秋華賞からは期間も開くので秋華賞が勝てていたならばそれほど問題ない範囲であろう。
2025年6月に実装されたシナリオのアップデート後でうまく回ればステータスだけは肉薄する可能性も出たがスキルがまるで揃っていないなどはザラに起こるため難易度はごく僅かに楽になったかも?程度である。
どうしても取得が難しいならクライマックスシナリオかレジェンズシナリオで挑戦を。こちらならばシナリオに関する強化が無くなるため若干達成しやすくなる。ただしこちらではジェンティルドンナの登場が完全にランダムとなってしまうため場合によっては勝利回数を満たせないというジレンマに陥る。
なお、勝利条件にオークスが含まれ出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる点にはご注意。
二つ名の元ネタはゲーム内の小悪魔的な性格からであろう。また、史実にて1番人気になったのは4回、そしてエリザベス女王杯は5着、ヴィクトリアマイルは未出走であるため史実チャレンジとなる。シニア級のエリザベス女王杯が勝利に指定されているため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可。
シニア級のエリザベス女王杯のみ目標外となるためまずこちらの予約を忘れずに。目標内のレースは全部で8戦あり、そのうちGIは6戦あるためこれらを勝利できるように育成していけば自ずと1番人気は達成できると思われるがファン数確保には不安が残る。長距離適性の初期値がGであるため有馬記念に出すのはやや不安がある(シニア級の有馬記念には強化されたキタサンブラックが出てくる)ためクラシック級のジャパンカップにも出走してファン数の底上げをしておきたいところ。
また、トリプルティアラを達成した状態でシニア級の3月前半に発生するイベントで上の選択肢を選ぶとヴィクトリアマイルで出てくるヴィルシーナが大幅に強化されるため二つ名を狙っている場合は要注意。
モチーフ馬が生まれつきの体質の弱さ、アメリカの牧場で生産されて来日後すぐに、生死にかかわるレベルの高熱から奇跡的に回復したところからつけられたものが元ネタと思われる。
勝ち鞍の条件は史実最期のレースとなったスプリンターズSのみ……だが、クラシック級の回では史実を元とした「走り詰めが続いた結果無理を押して出走しようとしたが倒れてしまう」というシナリオが展開され、その結果「お休み」以外の行動全てをたづなさんに制限されてしまう。このため、事実上シニア級での1発勝負となる。とはいえシニア級のスプリンターズSはそもそも1着指定なので勝利条件は実質無条件となる。なお、勝利条件がスプリンターズSという関係上『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可であり、イベントがそもそも発生しない「Make a New track!!~クライマックス開幕~」ではファン数の関係上2回勝利がほぼ必須。
スピードと根性をいかにして上げきるかが焦点となるが、幸いにもスピードと根性にはそれぞれ15%の補正があり、シナリオと脚質の都合上スタミナにはそこまで気を使わなくてもよく、適切なサポカを揃えて育成していけば1200超えにはそこまで苦労しないと思われる。
取得の上で問題となるのはやはりファン数であり、アストンマーチャンと同じく短距離とマイルだけではかなりのレースに出す必要が出てくる。「Make a New track!!~クライマックス開幕~」で試行するか、中距離適性を上げられるだけ上げて中距離レースに出てファン数を底上げするなど工夫が必要となる。
勝利条件は概ね史実通りだがジャパンCの連覇は達成していないためこの点は史実チャレンジとなる。ジャパンCは目標に2回あり両方とも1着指定となっているため事実上無条件だが各ライバルへの勝利が非常に曲者となっている。なお、シニア級のジャパンCが時期の都合で出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可。
史実ではアグネスタキオンとマンハッタンカフェには勝利できておらず、これを踏まえてなのか登場時期(ジュニア級~クラシック級)としては非常に強いステータスとなっており、特に菊花賞でのマンハッタンカフェではスタミナグリード持ちで長距離に完全特化という形。スタミナが足りないと大差負けも普通にあり得るレベルの強化となっている。菊花賞までにスタミナの強化は絶対必須(概ね550以上?)であり、可能なら回復スキルも持ち込んでおきたい。実はマンハッタンカフェに関しては天皇賞(春)で勝利しても条件達成となるうえこちらには特に強化はないためどうしても取りこぼすならこちらで勝利するという手段も有効。その場合デフォルトの長距離適性はBとなっているため強化しておくと安定する。
アグネスタキオンもホープフルステークスと皐月賞ではスキル面で大幅強化となっているが弥生賞ではステータスこそ高めだがスキルはそれほどではないため最悪こちらで勝利すると条件達成しやすい。
ダンツフレームとナリタトップロードは前者二人ほどの強化はされていないためそこまで身構える必要はないが念のためステータスの強化は怠らないようにしたい。
最終目標の有馬記念では全員登場するのでここまでで最低1勝しておけば達成に大きく近づけるだろう。
獲得条件は史実再現と史実チャレンジのミックス。
ちなみに皐月賞は15番人気でレコード勝ちしたのだが1番人気に推された菊花賞では鞍上の武豊を落としてしまったことが有名。
獲得条件を読んでいただければお分かりのとおり人気調整が必要となるためあまり強くし過ぎると1番人気になってしまう。その上、ここにはタニノギムレットが少しだけ強化されて出てくる。そして次の日本ダービーではシンボリクリスエス共々強化されて出てくるためこの調整が非常に難しい。そして問題の菊花賞では夏合宿を挟むためステータスはある程度強化でき、勝利する必要はないもののヒシミラクルが強化されるため強化が上手くいかないと1番人気が取れない。
以上の点からステータス調整と人気調整の両立が難しい難易度の高い二つ名と言える。
どうしても難しい場合はクライマックスシナリオかレジェンドシナリオで試行すれば強化は抑えられるがそれでも人気調整だけはしなければならないためどちらにしても難しい部類に入る。
なお、シニア級の天皇賞(秋)とジャパンCが時期の都合で出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる点には注意されたし。
二つ名の由来はそのまま実馬の和訳。勝利条件はメジロラモーヌが達成して以来17年ぶりとなる牝馬三冠と史実チャレンジとして勝利できなかったエリザベス女王杯宝塚記念が追加されたもの。このため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』ではオークスが勝利条件に含まれるため取得不可となる点には注意されたし。
まず勝利条件はトリプルティアラの該当レースはすべて1着指定であり二回あるエリザベス女王杯もシニア級の回が1着指定のため事実上無条件。残る宝塚記念のみ3着以内指定のためここに勝利できるように育成していけばよい。
しかし、クラシック級時点で絶対に三冠を取らなけらばならず、取りこぼしも許されないためいくらシナリオで指定されているとはいえここを勝利できないと二つ名以前の問題となってしまうため開始時点からしっかりと育成していきたい。
賢さ1200以上は先に実装されたバブルガムフェローとクロノジェネシスと同じくまさかの補正が0%のため2025年8月時点の最新シナリオ『無人島へようこそ』以外で試行する場合は使用する賢さサポカと上昇量には常に気を配りたいところ。反対に『無人島へようこそ』シナリオでは賢さサポカを入れ、島トレを有効に活用していくと割と簡単に1200どころかカンストまで持っていきやすく、ステータスもそれなりに仕上げられるため取得を目指すならこのシナリオがお勧め。
モチーフ馬の馬主が、日本における風水の第一人者としても知られるDr.コパこと小林祥晃氏の所有馬であることから、ウマ娘の彼女も風水に造詣が深い設定となっており、その点から由来していると思われる。
条件の勝利数は史実通りだがゲーム内では史実の現役期間の約5年を3年でこなす必要があり、実装と同時にレース場追加に伴ってダートGIも追加されたのだが、ダートのレースはゲーム中被りを除くと全14戦。彼女の育成目標にはGIが7戦あるため残り4戦をこなす必要がある。さらにデビュー戦から全てで絶好調で挑む必要があるためコンディション管理はしっかりと行おう。
なお、『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』ではダートのGIが被りなしでは7戦しかないため取得不可となる。
実馬が北海道苫小牧市の観光大使を務めていることにちなみファン数が求められる。
リッキーと同じく勝利数は史実通りのGI勝利数だが、やはり猶予に余裕がない点も共通している。それに加えてダートレースだけではファンを稼ぎにくいという二重の問題が起こっており(初期芝適正はGで因子の補強は魔改造の域)取得難易度はリッキーよりも数段階上といったところ。ただしあちらにはやる気絶好調維持という条件があるため運が絡むという点ではどっこいどっこいかもしれない。適正のあるGIは総なめする勢いで拾っていくのは当然として、取りこぼし対策も兼ねて支障がない範囲でGIIやGIIIも拾っていくことが推奨される。
レース出場がメインとなる「Make a New track!!~クライマックス開幕~」ならファン数の問題はある程度解決するため、取得を目指す場合はこちらが狙い目だろう。反対に『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』ではダートのGI総数が被りなしで7戦しかないため取得不可。
モチーフ馬が9歳までの長きに渡りダート界の有力馬としていぶし銀の活躍を見せ路線を牽引してきた点やモチーフ馬に騎乗してG1を2勝した和田竜二騎手が2001年のテイエムオペラオーに騎乗して勝利した天皇賞(春)以降、なかなかG1級競走の勝利を挙げられない中で11年振りのG1級競走の勝利をプレゼントしたことから「堅忍不抜(つらいことに負けず、がまん強く心を動かさないこと)」とされていると思われる。
史実で制したGI級レースと2着と3着が2回づつあった東京大賞典。2回目標がある東京大賞典だがクラシック級の勝利が必要であり、シニア級は対象外となるため注意。根性育成は環境が整っているなら「Make a New track!!~クライマックス開幕~」などで行うほうが楽。根性補正はあるが同じく根性条件のあるナリタタイシンより補正が低くなっているため注意。
なお、シニア級の帝王賞とJBCクラシックに出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
二つ名の由来はゲーム内の性格からであろう。目標指定のレースは全て史実で2着に入賞しており(シニア期の有馬記念は8着、引退レースとなった有馬記念は16着)実馬は重賞での勝利はなかったため史実チャレンジにもなっている。シニア級で有馬記念とジャパンCに勝利する必要があるため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可。
まず、クラシック級の有馬記念は目標外であるためここの予約は忘れずに。菊花賞は出走扱いではあるが現在のコンティニュー条件ならばよほど偏った育成をしていなければそこまで問題にはならないはず。スタミナ不足が心配なら所持スキルの『好転一息』をあらかじめ取得しておけば安定感が増す。スタミナ、パワー、根性にそれぞれ10%の補正もあるため適切なサポカを積んでおけばそれなりにステータスも仕上げられる。一応クラシック期でワンアンドオンリーとゴールドアクターが元ネタと思われるモブウマ娘が、シニア級の天皇賞(春)で強化されたゴールドシップがいるがそこまで驚異的なステータスではなく、天皇賞(春)はそもそも二つ名条件対象外のため普段通りの育成で大丈夫。
ファン数も目標を含むこれら全てのレースに勝利していればほぼ問題なく達成でき、総じてクラシック級の有馬記念の予約さえ忘れなければあとは勝利できるように育成していくだけとなるため取得難易度易しめと思われる。
勝利に指定されているレースは実際に実馬が三冠馬と交戦したレース。ちなみにジャパンカップは実馬が日本馬初代優勝馬となったレースであり、シンボリルドルフの三度の敗戦のうちの一回だったりする。
狙うにはまず「大逃げ」スキルの獲得をしなければならないが、その条件は「シニア級で重賞5勝以上かつジャパンカップに勝利する」となっており、シニア級の目標となっている大阪杯・宝塚記念・天皇賞(秋)の他に2つ以上の重賞を勝利する必要がある。春シニア三冠と秋シニア三冠を同時達成で隠しイベントが発生するため、1戦は天皇賞(春)でほぼ確定だろう。GIに限定した場合ヴィクトリアマイル・安田記念・エリザベス女王杯のどれかになってくると思われるため、想像以上にスケジュール管理が厳しい。逃げ適性があるためそこまで大きく影響してこないものの適正Bのマイルと長距離適性は安定のために上げておいたほうが確実。特に長距離はシナリオ展開にも影響してくるため上げるならこちらを優先し、大逃げスキルによるスタミナ大量消費の対策もしておきたい。また「Make a New track!!~クライマックス開幕~」では「大逃げ」スキルを取得するイベント自体がそもそも発生しないため取得不可能である点も注意となる。また、『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では大逃げ自体は取得できるもののゼンノロブロイと同じく秋古馬三冠に挑めないため取得不可となる点にも注意。
ファン数は二つ名を狙っているのならまず問題なく達成できるだろう。特に先述の隠しイベントを狙っているのならほぼ確実で達成できる。
勝利条件のレースはすべて実馬が出走したレース。そのうち勝利したレースは皐月賞、日本ダービー、大阪杯(当時は産経大阪杯。また当時はGIIであった)であり、史実を超えた活躍が求められる。条件レースはすべて目標になっているものの、全て1着指定ではない上に菊花賞と天皇賞(春)は出走扱いのため目覚まし時計のやり直しができない。このため、安定して勝利できる育成環境と腕前が求められる。そういった意味では獲得難易度は高め。しかし、3周年の際にコンティニュー条件が緩和されたため少し難易度が下がった。素の適性がBである長距離はシナリオ展開の観点から絶対に上げておくべきだろう。また、宝塚記念とジャパンCはシニア級でも出走でき、ジャパンCに至っては目標レースだがこちらは条件対象外であるため注意。
賢さのステータスには30%という破格の補正がある(主戦騎手のミルコ・デムーロ氏の「騎手なんて必要ないくらいの頭の良さがあった」というコメントからであろうか)ため、昨今の育成環境で用いられる賢さサポカ積みなら上げるのはさほど難しくないと思われる。
勝利条件のレースは、その全てで馬連万馬券をもたらしたレースである。全て目標レースであり天皇賞(春)と宝塚記念(シニア級)は1着指定なので無条件で達成できるが、菊花賞での取りこぼしが非常に起こりやすい。差しスキルや汎用性が高い加速スキルを持ち込み少しでも勝率を上げよう。
今までにないお休みの選択回数が条件にあるが、所持スキルである『リラックス』の進化条件にも同じ回数のお休み回数が指定されているので回数はこちらで確認できる。これは夏合宿中のお休みもカウントされる。「夜ふかし気味」も三女神サポカ「祖にして導く者」を積んでいるならゴドルフィンバルブを選択・お休みでバッチリを引く・やる気が落ちたならお出かけで神社に行けば(運が良ければ)解消できる、夏合宿中のお休みは全バッドコンディションの解消効果もある……といろいろ解消方法があり、育成終了直前でもない限りは全く気にする必要はない。問題となるのはその三女神サポカを積み、そちらのイベントも完走させようとすると、都合最低12回以上はトレーニングを休まねばならぬ点にある。言うまでもなくステータスの強化を狙う場合は極力お休みを選ばないこと、スタート時の構成で賢さサポカを充実させると意外とお休みを選ばなくなるため、気づいた時には慌てて所定回数分の休みを取ることになり、後半のスケジュール管理が難しくなることもあり得る。グランドマスターズシナリオなら、お休みで知識が2つ来た時に踏むと無理なく叡智を貯められるので、取得を目指すならこちらで挑戦するのがおすすめ。また、2024年2月の三周年と同時に実装された新シナリオ『U.A.F.Ready GO!~アスリートのキラメキ~』ではトレーニング内容次第でお休みを選ぶのも有用な選択肢となっているためこちらでも比較的狙いやすい。ただしこちらでは保健室などの解消手段が逆に選びにくくなっているため若干運要素が強くなっている。『収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭』で試行する場合は保健室でも野菜獲得のチャンスがあるためこちらでも狙えるがこちらではスタミナの基礎上限が1000であり、ステイヤー型の育成にはあまり向いていないためどっちもどっちといったところ。
まず指定レースにシニア級のジャパンカップがあるため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
指定レースと勝利条件は史実通り。両方とも目標に入っており1着指定となっているがジャパンカップの9バ身差も史実通りの再現を要求されるためただ勝利するだけではダメなのが辛いところ。さらにファン数も目標レースだけでは足りないため、支障がない範囲である程度出走することも必要になる。二つ名の獲得条件には入っていないが条件を達成すると『大逃げ』を取得できるので(条件はシニア級ジャパンカップまでにGIを5勝以上)これを目指しつつファン数を稼ぐのが効率的だろう。
継承の元ネタは両親がキングカメハメハとアドマイヤグルーヴ。実馬は日本ダービー以降故障に悩まされ、復帰戦の中山記念に勝利したもののそれが最後の勝利となってしまったためもし故障をしなかったらというifシナリオも含まれていると思われる。
目標内にGIはちょうど7戦あるが菊花賞は出走扱いであり、適正もCと低くなっているため長距離因子で適性を補正しておくと安定する。育成と同時にコンティニュー条件も緩和されたためこれも追い風になっている。
当のサトノクラウンとキタサンブラックも目標レースで必要回数分対戦できるため無理に任意レースに出走する必要はない(一応クラシック三冠と春シニア三冠と秋シニア三冠を達成した上で有馬記念を連覇するとステータスが上がる隠しイベントが発生する)ため全目標を勝利することだけを考えて育成すれば自ずと条件を満たせるため比較的取得しやすい部類に入るだろう。
モチーフ馬が史上初めて桜花賞馬としてNHKマイルカップに出走、その上で見事勝利して牝馬変則二冠を達成し、後にグランアレグリアも追随した快速牝馬の新たなローテーションを開拓したことに加え、祖父の馬名フォーティナイナーがゴールドラッシュに伴うアメリカ開拓の為に入植した人を指すことに由来すると思われる。
条件は史実勝ち鞍の桜花賞・NHKマイルカップに加え、史実では母の無念を晴らしたエアメサイアに変則三冠を阻まれた秋華賞と、史実では心不全による早逝の為出走すら叶わなかったシニア級でのエリザベス女王杯の制覇が求められるものの、全てのレースが目標レース内に含まれている為、レース条件の方は容易に達成できるだろう。
根性1200の方も現在の環境であれば高性能な根性サポカが2枚程度あれば十分達成可能なラインなので、サポカ資産次第ではあるが、ある程度の根性サポカを編成しておけばそこまで意識する必要はないだろう。
ちなみにNHKマイルカップは育成開始時点では目標レースに含まれていないように見えるが、桜花賞の後目標レースがオークスからNHKマイルカップに変更されるイベントがあるのでご安心を。
なお、シニア級のエリザベス女王杯に出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる。
継承元の元ネタはもちろん実馬の父であるスペシャルウィークから。実馬はオークスの後にアメリカンオークスに出走後に引退したため秋華賞より先は史実チャレンジとなる。
指定レースはすべて目標に入っており、それらに大幅な強化がなされたライバルもいないため勝利だけを目標に育成していけば自ずと目標達成になるため継承元を選ぶときはジャパンCの勝利を忘れずに確認しておきたい。
余談だがティアラ路線完全制覇で隠しイベントがあるためこれのシナリオの回収も同時進行で狙える。狙う場合は阪神JFとクラシック級のエリザベス女王杯の予約を忘れないようにしたい。
なお、オークスが目標に含まれるため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可。
史実の母、エアデジャヴーが牝馬三冠路線で好走するも勝ちきれなかったため二つ名にはこれを超えていくという意味合いが込められていると思われる。
現在の牝馬限定戦のうちの阪神JFの以外の全てを勝利するといった条件ですべて目標レース入りしているため出走忘れの心配がないのは安心。指定レースには大幅に強化されたライバルはおらず(一応目標外のNHKマイルには強化されたラインクラフトはいるが二つ名には影響なし。)これらを取りこぼさなければ勝利条件は達成するが『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』ではオークスが目標に含まれ、エリザベス女王杯の二連覇が達成できないため取得不可である点には注意されたし。
賢さの1200以上は補正が15%と特別高い値ではないものの適切なサポカを用意していれば十分達成できる範囲であるため取得難易度はやや易しめと思われる。
同期のカワカミプリンセスに勝利と史実で勝利したエリザベス女王杯と史実チャレンジとしてその連覇が求められる。二つ名の由来はギリシャ神話のパンドラの箱から来ていると思われる。
史実では同期のカワカミプリンセスがオークスと秋華賞に勝利しており、これに挑むといった形。
このためこのレースではこちらの1番人気を阻むほどにカワカミプリンセスが大幅強化されており、準備なしで勝利するのは至難の業。ただし、勝利レースまでは指定されておらずクラシック級のエリザベス女王杯以降は史実の降着以降の成績を反映しているのか強化が大幅に抑えられている。オークスと秋華賞で勝利できなかった場合はヴィクトリアマイルで勝利すれば勝利回数は問題なく達成できる(シニア級の宝塚記念にも出走してくる)が『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』ではエリザベス女王杯の二連覇が時期の都合で達成できないため取得不可である点には注意されたし。
全レースやる気絶好調指定があるため運にも大きく左右される。
クライマックスシナリオでやる気回復アイテムを駆使して挑むのもありだがこちらではカワカミプリンセスの出走がランダムとなってしまうため今度はこちらのほうが運に左右されてしまう。とはいえ、レースの出走が多くなるシナリオのためシナリオ完走までには回数をこなせると思われる。
二つ名の由来はもはや説明不要だろう。その圧倒的な強さと荒々しすぎる気性絡みのエピソードから「金色の暴君」呼ばれている。
まず指定レースはすべて目標入りしている上に全て1着指定となっているため取りこぼしも出走漏れもないが脚質が追込型の宿命としてどうしても他の脚質よりもブロック事故が起こりやすい。
この条件下でシニア級の有馬記念は史実再現を要求されるためスキルを所持して達成率を上げておきたい。しかし、スキルなしでもあっさり達成できたりもするためこの部分は結局運に左右される。
また『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』ではシニア級の有馬記念に出走ができないため取得不可である点には注意されたし。
二つ名はポータルサイトのプロフィールのとおり。実馬もイタリア語で「貴婦人」の意味から。
史実で実馬が4歳までに勝利したGIが対象。オークスの勝利条件も史実再現を要求されるため不安なら所持スキルをある程度持ち込んで挑みたいところ。
パワーの1200以上はサポカを入れて友情トレーニングを行いやすくして挑みたいところ。『U.A.F.Ready GO!~アスリートのキラメキ~』ではスピードトレーニングの友情トレーニングの上昇率が他のシナリオに比べ悪いため意識して上げていかないと上げきれなくなる恐れがある。『収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭』でもマイル適正があるため二つ名獲得のためならこちらのほうが達成しやすいが自身の進化スキルが中~長距離のものが多いためスキルを活かしきれないというジレンマがある。
なお、目標にオークスが含まれており、シニア級のジャパンCも時期の都合で出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可。
モチーフ馬の馬名がバレエ用語の「variation」(変化)に由来することから、バレエ団におけるもっとも位の高いダンサーを指す「principal」からとられていると思われる。「不屈」の部分は現在でも日本競馬史上最強と言われる競走馬の一頭とされている三冠馬オルフェーヴルが同期という不運の中、6度も同じレースを走った経験に由来すると思われ、その為か獲得条件として指定されているレースもすべて史実でウインバリアシオンとオルフェーヴルが共に走ったレースである。(ちなみに史実で先着できたのは天皇賞(春)のみ)
条件は勝ち鞍指定&特定能力値のカンストというありふれたもの。「〇馬身差以上で勝利」といった勝ち方の指定も無いし、適性で苦労する条件が含まれてるわけでもない、「特定の人気以下で勝利」等の妙に難しい条件が設定されているわけでもない。一見すると難易度はそこまででもない普通の二つ名であるように見えるが……その実態は最難関候補に名前が挙がってもおかしくない超鬼畜二つ名であった。史実考えればそりゃそうだって話なんだけども……
この二つ名の取得を難しくしている要因は「クラシック三冠で戦うオルフェーヴルの圧倒的な強さ」の一点に集約されている。これまでにもクラシック三冠で非常に手強いライバルが出てくる例はシュヴァルグランの育成シナリオにおけるドゥラメンテ・キタサンブラックや、サクラローレルの育成シナリオにおけるナリタブライアンでも見受けられた。筆者の個人的な所感も大いに含まれるが、ウインバリアシオンのクラシック三冠は、シュヴァルグランやサクラローレルのクラシック三冠の難易度を遥かに凌駕しているといっても過言ではない。
まずオルフェーヴルの能力値が、三冠全てのレースにおいて先程例示したドゥラメンテ・キタサンブラック・ナリタブライアンよりも全能力値がかなり高くなっている。具体的に言うと全能力を合計した数値で400~500程度オルフェーヴルが上回っていると言えばその凄まじさが分かるだろう。さらに当然の権利のように距離適性はSであるし、金スキル3つを含めた9つものスキルを持ってくる。この時点までのステータスで地力で上回ることはほぼ不可能である。
それに加えて厄介なのは皐月賞と日本ダービーでは「君臨」、菊花賞では「迫る影」とレース条件と完全に合致した追込専用の金加速スキルを積んでいることである。チャンピオンズミーティングで優勝を目指すようなガチトレーナーの方はご存知だと思うが、加速スキルはコースに合わせて最適なものを採用すると極めて強力で、そのコースに有効な加速スキルを積んでいるウマ娘とそうでないウマ娘とではかなりの有利不利が生じてしまう。おまけに「君臨」も「迫る影」も加速スキルの中ではかなり発動が安定しやすいタイプで、「君臨」は現状サポートカードで取得することが出来ないスキルである点も難しさに拍車をかける。
まずはコース条件に合う加速スキルを搭載するのは大前提、皐月賞・日本ダービーでは「渾身の足取り」(「君臨」の下位スキル)、「ノンストップガール(垂れウマ回避)」等。菊花賞では「迫る影(直線一気)」、「ノンストップガール(垂れウマ回避)」が追込で有効に使える代表的な加速スキルなので、ここで挙げたスキルのいずれかは必ず採用したい。特に「ノンストップガール(垂れウマ回避)」はどこでも有効に発動する可能性があるので、優先して採用した方がいいだろう。距離適性も出来る限り中距離・長距離共にSにしたいが因子継承のチャンスは1回しかないので、どちらかというとより距離適性が重要になる長距離を優先したい。
しかしどれだけ万全の用意をしても、オルフェーヴルの方が地力が高いという点は現環境では覆すことは不可能に近く、全くもって勝ちが安定しない。コンティニューのチャンスは5回しかない為、「一冠目は勝てたけど、二冠目・三冠目でコンティニュー切れて負けた」なんてことが頻発するので、非常に根気よくプレイを続ける必要がある。二つ名の通りトレーナーにも「不屈」さを求められる非常に難しい二つ名と言えるだろう。
なお、シニア級の有馬記念に時期の都合で出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可。
勝利条件は史実で勝利した春秋グランプリと史実チャレンジとして菊花賞の勝利となっている。このうち菊花賞以外は1着指定となっているため事実上菊花賞の勝利と賢さの1200以上だけ。このため獲得だけなら容易なほうに入る。
クラシック級の目標の日本ダービーでは「64年振りの夢叶う」で有名なウオッカが立ちはだかるが全能力C以上でパワーはB+以上、つまり700以上となっており金スキルで中距離用が3つという念の入りよう。これに追込で挑むことになるため生半可な育成では勝利は困難。しかし幸いにも5着以内で獲得条件対象外のため全勝に拘らなければコンティニューなしでそのまま育成を続けても問題ない。
隠しシナリオは春シニア三冠達成と天皇賞(秋)とジャパンCの勝利で発生するのでシニア級後半のスケジュール管理が厳しくなるが狙う価値は十分にある。
なお、シニア級の有馬記念が時期の都合で出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可。
実馬がアイビスサマーダッシュで53.7秒というレコードを所持しており、1ハロン9.6秒の最速記録も所持しており「直線番長」と呼ばれているところからであろう。このアイビスサマーダッシュの記録は2002年に達成しており22年経過した2024年現在でも破られていない。
まず、短距離の目標は初期段階では6戦しかないためこのままではノルマを達成できない。このため最低でも3戦は追加で出走することになるがクラシック級のスプリンターズSで出てくるビリーヴとシニア級以降のデュランダルが強いためしっかり育成していきたい。スプリンターズSの着差はクラシック級、シニア級のどちらで達成してもOKだが短距離で4バ身差はサクラバクシンオーの育成と同じく若干運が絡むためできるかぎりスキルなどで上積みをしておきたい。
なお、アイビスサマーダッシュとスプリンターズSの開催時期が海外遠征と被るため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可。
実馬の馬名の由来であるローランの歌に登場する不滅の聖剣・デュランダルから。二つ名もそれにちなんでいると思われる。
勝利条件はどちらも実馬が勝利したレースとなっているがそれぞれ1勝しかしていないため史実チャレンジとなっている。
ビリーヴとカルストンライトオの勝利回数は目標レースだけで達成できるようになっているがクラシック級のビリーヴは強化がなされているためこれを勝利できるかにかかっている。パワーも補正10%とそこまで強くはないためサポカはできる限り強めのものを用意したい。なお、育成開始時ではクラシック級のスプリンターズSが目標に入っていないがセントウルSに勝利するとレース後イベントで追加されるため心配ご無用。
ちなみに獲得条件に安田記念の連覇を加えると隠しイベントが発生する。シニア級は目標レースなのでクラシック級回の予約を忘れなければシナリオと同時進行もできるので積極的に狙っていきたい。
なお、スプリンターズSの開催時期が海外遠征と被り、シニア級のマイルCSも時期の都合で出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可。
史実にてイシノサンデー・ダンスインザダーク・ロイヤルタッチと本馬の同世代でサンデー四天王と呼ばれ切り込み隊長として朝日杯3歳ステークス(現:朝日杯フューチュリティステークス)に出走し優勝したところから来ていると思われる。
まず指定レースは全て目標入りしており、予約忘れの心配はないもののクラシック級ジャパンCの直前でバッドスキル『無意識の枷』が付与されてしまいスピード、スタミナ、賢さが大幅にダウンした状態でレースに挑まなければならず、このレースにはモブウマ娘のツァイーデ(モチーフは恐らく1996年ジャパンC優勝馬のシングスピール。この時13着と敗退している)が大幅強化されて出走してくるため勝利が非常に難しい。しかし、当レースは出走扱いの上、二つ名条件をよく見るとジャパンCの勝利条件に級指定がないため勝利はシニア級に回しても問題ない。また、史実の三歳での天皇賞(秋)優勝の史実通りクラシック級での勝利も求められる。こちらは二つ名の条件に指定されているだけでなく一着指定のため育成の際ここで躓かないように注意が必要となる。『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では天皇賞の連覇が時期の都合で達成できず、取得不可となる点には注意されたし。
それよりも問題となるのが賢さ1200以上の指定があるにもかかわらず補正がまさかの0%である点。取得を目指す場合は賢さサポカの選定は特に重要となる。
二つ名の由来は2013年と2014年の天皇賞(春)を連覇し、JRAレーシングビューアーにて「漆黒の怪物」と呼ばれているところから。勝利条件もこちらから来ていると思われる。
勝利条件の天皇賞(春)は1着指定となっているため事実上無条件。勝利を指定されている該当ウマ娘は目標レースだけで条件を満たせるもののクラシック級のジャパンカップ(元ネタは2012年ジャパンカップと思われる)に出走するジェンティルドンナとオルフェーヴルが強く、しっかり対策しておかないと勝利が難しい。しかし、ウインバリアシオンシナリオのオルフェーヴルやヴィルシーナシナリオのジェンティルドンナほど理不尽な強さではないため育成状況次第では対策を立てやすいのは救い。
もし勝利できなくても任意レースでも出てくるためこちらも併せて出走すれば条件を満たしやすい。
どうしても厳しいときはクライマックスシナリオかレジェンズシナリオでの育成も検討を。ただしこの場合該当ウマ娘が出走してくるかは完全にランダムとなってしまうため運任せとなってしまうという点には注意。
モチーフ馬がマイルのレースで圧倒的な強さを誇り、史上初の中央古馬芝マイルGIを完全制覇したところから来ていると思われる。
まず、目標レースは勝利指定のレース以外で朝日杯FSとNHKマイルが指定されており、これで5戦を達成できるためマイルのレースだけは絶対に取りこぼさないようにしっかり育成していきたい。
ステータスのほうはパワーの補正が+10%のためスピードでもある程度は確保できるが不安ならパワーサポカの準備をしておきたい。シニアの目標に天皇賞(秋)の1着指定があるがパワーで育成をするとスタミナもある程度上げられるので躓かないようにしっかり育成しておきたい。
勝利指定レースは史実のオークス。3着が2回あるエリザベス女王杯が指定されているのは史実チャレンジと史実の勝利レースであるブリーダーズカップ・フィリー&メアターフに時期が近いからと推測する。
基本的に三人とも目標レースだけで対戦することができ、特別他のレースに出走する必要はない。ただし、クラシック級のエリザベス女王杯で対戦することになるラッキーライラックはこの時期にしては若干強めな上に夏合宿終了時にデバフの『ラヴの試練』が付与されてしまう。しかし、理不尽な強さというわけではない上その『ラヴの試練』の効果は全ステータス-50なので育成状況次第ではそれほど大きな問題にはならない。不安なら少しスキルを持ち込んで挑戦をお勧め。
余談だがヴィクトリアマイルとシニア級ジャパンカップでとんでもない強さのアーモンドアイが出走してくる。両レースとも1着指定にはなっていないためあくまでも勝てればという位置づけとなっているが勝利するとイベントがあるため腕に自信があるなら挑戦してみてほしい。
なお、オークスが指定条件に含まれ出走できないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』では取得不可となる点にはご注意。
勝利指定レースは史実で勝利したレースとなっており、宝塚記念の勝利条件も実際に2020年のレースにて達成した史実チャレンジとなる。史実では宝塚記念を連覇しているがシナリオではシェーンリーリエ(モチーフは恐らくリスグラシュー)の春秋グランプリ連覇を見届けるというシナリオとなっているためクラシック級では出走不可。ただし指定レースの条件には級指定はないため『Reach for the stars プロジェクト L’Arc』でも取得可能となっている。クライマックスシナリオかレジェンズシナリオではもちろん出走制限はないためクラシック級時点での達成も可能。
指定レースには特別強化されたライバルはおらず、強化も他と比べて一回りくらいと抑えられているため宝塚記念の勝利条件にさえ気を付ければ目標レースに勝つだけとなるためレース条件はそこまで問題にはならない。ただし二つ名条件外の桜花賞にはグランアレグリアがオークスにはラヴズオンリーユーが時期としてはやや強化されて出てくるためその点は注意が必要。そして賢さの1200以上を指定されているにもかかわらずバブルガムフェローと同じくまさかの補正が0%であるためサポカのみならず上昇量にも常に気を配りたい。
掲示板
127 ななしのよっしん
2024/02/26(月) 08:43:30 ID: YXr27lYz+T
目覚まし緩和で勝利条件が事故る可能性は低くなったな。
後は目標当日のやる気下げとスズカ&ウンスの破滅逃げに道中1番手盗られる問題か…。
128 ななしのよっしん
2024/03/18(月) 10:41:20 ID: mRO8M+19Yw
「世代のキング」ゲーム内の説明文がしれっと修正されてるんだが、どっかでアナウンスあった?
シュヴァルの固有二つ名、先着でも良いと思ってたらダメだったわ
「~にそれぞれn回以上勝利する」「~にそれぞれn回以上先着する」に区別されてる
129 ななしのよっしん
2025/07/30(水) 14:58:13 ID: gTTjf9D5v1
>>122
グラスワンダーもだよ
グラス推しなのにグラスの二つ名まだ一度も取れてない
最新シナリオはギミックの区切りごとに勝手にやる気上げちゃう仕様だったりするし
サポカも最近のやつほどやる気上げまくるからやる気下がった状態でレース走るのがまず珍しいし
ピンポイントで特定レースでやる気低下狙うの難しすぎる
逆にゴールドシチーやコパノリッキーみたいに
全レース絶好調で走れってやつのほうがまだ確率高い
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最終更新:2025/12/06(土) 10:00
最終更新:2025/12/06(土) 10:00
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