マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝の登場人物とは、スマートフォン向けゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』及びそれを原作とした漫画・舞台演劇・テレビアニメ等に登場するキャラクターの一覧記事である。
ゲームオリジナルの新キャラクターを始め、大元の原作である『魔法少女まどか☆マギカ』、まんがタイムきらら☆マギカ等で連載された外伝漫画作品(『魔法少女おりこ☆マギカ』等)、コラボレーションした外部作品のキャラクターも初期実装や期間限定で登場している。
メインキャラクター
いろはとその仲間たち
主人公である環いろはと、神浜市のベテラン魔法少女である七海やちよを中心とした5人。
メインストーリー第1部終了後はいろはの妹であるういも加わり6人となる。
やちよの自宅「みかづき荘」を拠点としていることから、劇中では「チームみかづき荘」と称し、またはユーザーからの俗称として「ななみけ」とも呼ばれている。
メインストーリー第2部からは神浜市の魔法少女による連合・同盟「神浜マギアユニオン」の中核となる。
また、シリーズ開始2周年記念ではいろはとやちよ2人一組の「決戦ver.」が実装されている。
- 環いろは(声:麻倉もも/舞台版:柿崎芽実)
- 主人公。姿を消した妹「うい」を探して神浜市にやってきた少女。
妹の病気を治すために、魔法少女になる決断をした。明るく真面目な一方、周囲に気を遣いすぎてしまう。
- ういを探す中で魔女とは似て非なる怪異「ウワサ」の存在を知るようになり、「ウワサ」がういの足取りの手がかりになると考えたことと親の海外赴任を機に神浜市に転居。みかづき荘に下宿しつつ、やちよの助手として調査を始める。
- ちなみにサービス開始日である8月22日が誕生日に設定されている。
- 七海やちよ(声:雨宮天/舞台版:佐々木美玲)
- 7年間、神浜市で魔女と戦ってきた魔法少女。
メインストーリー第1部序盤までは、本編の1年前のとある出来事をきっかけにチームに属さず単独で活動していた。神浜市で発生している「ウワサ」をファイリングしている。
実は大学生であり他の登場人物よりかなり年上。また、学生と魔法少女の傍ら読者モデルの仕事もしており、かなりスタイルが良い。ただ胸に関してはごにょごにょ。
- 長らく祖父母から相続した「みかづき荘」で一人暮らししており、後に自宅で年下の子の世話をするため、所帯じみた雰囲気や倹約家な一面がある。また、実はかなりの健啖家であり、結構なココイチマニアであったりもする。
- 由比鶴乃(声:夏川椎菜/舞台版:富田鈴花)
- 最強を目指す猛突猛進な魔法少女。
由緒正しい生家と祖父を敬愛。祖父が営んできた中華料理屋を誇りに思っているものの、父親の代からその評判は落ちていることから、自身が奮起することで店の再興を目指している。
- やちよに押しかけ弟子入りしたという関係(やちよを呼び捨ての他「ししょー」と呼ぶ)で、メイン5人の中では一番長い付き合い。チーム唯一のみかづき荘通い組で、チームのムードメーカー。
- 深月フェリシア(声:佐倉綾音/舞台版:渡邉美穂)
- 魔女と見れば戦闘狂と化す傭兵魔法少女。
グータラでワガママな甘えん坊のオレっ娘だが、戦闘時における実力はピカイチである。
魔法少女になった理由、そしてその結果がかなり重いという人物背景を持つ。そうした経緯もありみかづき荘の厄介になることに。
- ちなみに声を担当している佐倉綾音は、まどマギシリーズ出演がこれが初めてではなく、原作にモブキャラ役として出演していた。
- 二葉さな(声:小倉唯/舞台版:潮紗理菜)
- 自信がなくネガティブ思考な魔法少女。
自分を必要としてくれる人には従順で、気にいるといつもヒッソリとそばにいる。
魔法少女になった理由がフェリシア並みにヘビーな子だったが、いろはと出会ったことで一歩先に進み出すようになり、いろはの意志をくんだやちよの誘いを受けてみかづき荘で暮らすことになる。
- 環うい(声:石見舞菜香/舞台版:國分亜沙妃)
- いろはの妹であり、メインストーリー第1部のキーキャラクター。
病弱で頻繁に入退院を繰り返しており、この病気を治すことがいろはの魔法少女としての願いだった。
しかし、物語開始時点でういの存在が無くなったことになっており、ういのことを思い出したいろはは彼女を探すために奔走する。
一方、ほむらはまどか達と一緒に戦っている最中にういから声をかけられたことが、神浜市に向かうきっかけとなる。
- メインストーリー第1部終了後は姉と一緒に神浜市立大附属学校に通学&みかづき荘で暮らすことになり、魔法少女としてもみかづき荘の面々と行動を共にすることになる。
ももこたちのチーム
やちよとかつてチームを組んでいたことがあるももこを中心としたトリオ。
劇中では「チームももこ」という名称があるほか、ユーザーからはレナのタップボイスが元となって便宜上「かもれトライアングル」と呼ばれることもある(劇中でも非公式愛称扱いで触れられている)。
- 十咎ももこ(声:小松未可子)
- ざっくばらんな男っぽい性格の姉御肌な魔法少女。
まだなりたての魔法少女達を助けるなど面倒見が良い。その一方でぬいぐるみなどの可愛いものが好きで、女性アイドルのファンでもある。
かつてやちよとはチームを組んでいたが、1年前に起きたとある出来事をきっかけにやちよとの関係が悪くなることに。
- 水波レナ(声:石原夏織)
- 思っていることを素直に表すことができない、ツンデレ魔法少女。
日頃は自信のなさを勝ち気な態度で隠してしまうため、何かと誤解されやすい。他にもゲーム好きでドルヲタといろいろ属性過多。
- 秋野かえで(声:大橋彩香)
- 怖がりで心配性だが、優しく友達想いな魔法少女。
しかしうっかりぽろっと漏らす一言が面倒を起こすことも。
自然が大好きで、家では家庭菜園にいそしむ。ももこやレナとチームを組んで行動することが多い。
マギウス/マギウスの翼
メインストーリー第1部中盤以降に登場する「魔法少女の解放」を目的として活動している組織。ウワサやドッペルを用いて様々な暗躍を見せる。組織を統べる「マギウスのお三方」を頂点に、幹部の「白羽根」、下っ端の「黒羽根」で構成される。
またストーリー進行上一時期マギウスの翼に加入した魔法少女もいる。
詳細は「マギウスの翼」の記事を参照。
- 梓みふゆ(声:中原麻衣/舞台版:大胡愛恵)
- やちよの親友である魔法少女。
やちよのことを「やっちゃん」と呼んでいる。
ある日突然やちよの前から姿を消してしまっていたが、「ウワサ」を追っている時に再会、「マギウスの翼」なる魔法少女の救済を目的とする組織に属していることを明かし、やちよやいろは達と対立することになる。
- 天音月夜(声:内田真礼/舞台版:倉持聖菜)・月咲(声:内田彩/舞台版:黒崎純)
- マギウスの翼の中で上位の「白羽根」に属する双子姉妹の魔法少女。大抵は二人合わせて「天音姉妹」と呼ぶことが多い。
互いに持つ笛の音を使ったコンビプレーによる攻撃を得意とするほか、月夜はドッペルの解放も可能(後に月咲にも実装)。しかし姉妹揃って結構なポンコツさんである。
- 2019年7月には姉妹揃って1キャラとして水着バージョンが実装、しかも初めてホーム画面・戦闘画面で2人1組で表示される形となった。そしてこれまでもちょいちょい話題に上っていた姉妹間の胸囲の格差社会が露わに。
- アリナ・グレイ(声:竹達彩奈)
- マギウスの翼の中で最上位の「マギウスのお三方」と称されるうちの1人。英語混じりの口調で話す。
- 普段は16歳にして様々な賞を得ている天才芸術家で、後輩である御園かりんに辛辣な言葉をかけつつも絵の指導を行うなど先輩らしい一面を見せる。
- しかしこれが魔法少女になると一変、自身の出したドッペルを見て恍惚の表情を浮かべ、サディスティックな感情をあらわにしている。
- 2018年のクリスマスイベントは彼女がまさかのホーリーアリナになることに。
- 里見灯花(声:釘宮理恵)
- 「マギウスのお三方」の1人。
元々はうい、ねむと共に同じ病院に入院しており、非常に頭が良く論理的な思考の持ち主で、非科学的な事を信じない現実主義者。
だが、魔法少女や魔女を研究している学者の叔父がおり、彼が失踪後残した研究書の原稿を読んでその存在を知ることとなった。
後にマギウスの一人としていろは達の前に立ち、自身がドッペルのシステムを作り上げた張本人である事を告げる。
- 柊ねむ(声:諸星すみれ)
- 「マギウスのお三方」の最後の一角。
小説家志望の文学少女で、あれこれ想像するのが大好き。しかしその思考ゆえに灯花と口論になることがしょっちゅうだった。
後にいろは達の前に姿を現すとともに、自らの魂を削ることでウワサを生み出していることを明かす。
メインストーリー第1部のその他の主要キャラクター
- 小さいキュゥべえ(声:加藤英美里)
- メインストーリー第1部第1章より神浜市に出没する謎の存在。
通常のキュゥべえとは違い、小さく「モキュ」などの鳴き声しか発しない。これがプレイヤーの化身と化す(プレイヤー名が小さいキュゥべえの名前になるほか、小さいキュゥべえの視点で選択肢を選ぶ場面がある)。
3周年記念で突如としてみかづき荘の面々と一緒の形でまさかのプレイアブル実装を果たす、って本当にわけがわからないよ。ちなみにゲーム初期やアニメ1期では「小さいキュゥべえ」だったが、ゲーム中では第1部終盤から「小さなキュゥべえ」へと表記が変わり、プレイアブル実装時もこの表記となっている。
- 八雲みたま(声:堀江由衣/舞台版:門田奈菜)
- 神浜市で「調整屋」を営む魔法少女。
戦闘能力は無いものの、ソウルジェムの中に触れることで魔力を注ぎ込んだり、潜在能力を引き出すことができる。早い話がガチャ&アイテム屋のお姉さん兼鏡の魔女の領域の案内人。
- 普段はのほほんとしているが、お金にがめついかと思えば、相手をからかうなど冗談好き、さらには可愛い女の子が大好きと、色々と読めない性格の持ち主。そしてかなりの料理の天災で、彼女の料理の犠牲になった魔法少女多数。
- のちに初の「無属性」としてプレイアブル実装されたが、同時に実装された魔法少女ストーリーでかなり複雑かつ重すぎる願いによって魔法少女になった事が判明する。
- 2019年の正月イベントでは主人公に。ということで晴着Ver.も実装された。
- 雪野かなえ(声:森なな子)
- やちよとみふゆが16歳の頃、チームを組んでいた魔法少女。
- 生来の目つきの悪さと口数の少なさで誤解されることが多く、ある時十七夜と一悶着を起こしている時にやちよ・みふゆと出会い、引き取られたときに疲れから倒れ、当時存命だったやちよの祖母に看病され優しく接してくれたという経緯がある。以来みかづき荘に通ってはやちよの祖母に懐くようになり、次第に温和となってゆき、やちよたちとチームを組みつつ、自身もギターを弾くようになった。
- ある時の魔女との戦いで攻撃されそうになったやちよを庇い、その時の一撃でソウルジェムが砕かれ戦死する。
- 安名メル(声:高尾奏音)
- 物語開始の1年前、やちよやみふゆが高3の頃にチームを組んでいた魔法少女。
- 占い好きのボクっ娘で、元は十七夜と同じ大東区の出身だったのだが、ある時西側に迷い込んでしまったときにやちよに優しくされたのをきっかけにやちよを慕うようになり、東側出身にもかかわらず西側の代表であるやちよのチーム入りを志願、十七夜の快諾も得てチーム入りし、みかづき荘では仲間のももこや鶴乃と楽しくやっていた。
- ある時の魔女との戦いで、やちよを守るために魔力を使い切ってしまい、ソウルジェムは回復不能になるまで濁りきり、結果メルは魔女と化してしまう。
かなえの件も含め、このことがやちよが単独行動を起こし、みふゆがマギウスに関わり、ももこがやちよと険悪な関係になるきっかけとなった。
- 和泉十七夜(声:千本木彩花)
- 変身時は片目にモノクルをつけた魔法少女。
古風な男口調で話すのが特徴。大東区・工匠区などの神浜市の東側を拠点に活動しており、西側を中心にしているやちよとは双璧をなす強さを誇る。
- 当初は月咲やみたまの魔法少女ストーリーのみの登場だったが、メインストーリー第1部第7章から本格的に登場する。みたまとは親友で、調整の練習にも付き合っている。その傍らメイド喫茶で働いているという一面も。
- 万年桜のウワサ/柊桜子(声:鈴木みのり)
- メインストーリー第1部第8章にて登場するウワサ。
いろは・うい・灯花・ねむの4人と深い関わりを持っている様子。
- 魔法少女どころか人間でもない謂わばAIのような存在だったが、メインストーリー第1部終了後、なんの前触れもなく魔法少女としてプレイアブル実装された。わけがわからないよ。
- 黒江(声:花澤香菜)
- テレビアニメ版のオリジナルキャラクター。
いろはの出身地・宝崎市に住んでいる魔法少女。いろはとは魔女退治で共闘していたが、その激務に耐えかねるようになる。そんな折り神浜市で魔法少女が救済されるという噂を聞くようになり、以後神浜に執着するようになる。
- アニメオリジナルゆえ扱いが特殊であるため、実装されるか不明確であったが、アニメ最終章放送にあわせてゲームにも期間限定で実装されることになった。ただしアニメからは設定変更され、いろはのことは以前見かけたことはある物の、黒羽根になってから神浜市で初めて知り合う形になった。以降色々補正が加わったか、水着バージョンもお出ましすることに。
時女一族
メインストーリー第2部より登場。霧峰村という山村の、GPSでも判別されない山奥深くに位置する集落の魔法少女。
ここでは魔法少女は「日の本を良くするための巫(かんなぎ)」と呼ばれ、魔女は「悪鬼」と呼称されたり、携帯の電波も届かずインターネットもテレビもないなど、外界とは一切隔離されている。
集落においては「巫の候補となる少女は国の為に他者によって決められた願いを叶えてもらうことで巫となる」というしきたりがあり、その願いによって国の行く末を変えたり国の暗部が暴露される一方、巫は悪鬼と戦い、宝石(ソウルジェム)が濁りきると使い捨て同様に切り捨てられていた。
しかしその実態と神官である神子柴が裏でやってきたことを知った静香・ちはる・すなおが行動を起こすことでこれまでのしきたりや陰謀は霧散する。その後神浜市のドッペルによる自動浄化システムの存在を知った3人は、それを分けてもらい、これまでのしきたりからの脱却と魔法少女としての平穏を手に入れるため、各地に散らばった一族に呼びかけつつ神浜市に向かうことになる。
神浜を訪れた当初はいろは達と交流を持ち、ユニオンとは共同戦線を取るが、PROMISED BLOODとの戦い、中でも結菜との直接対決によって次第に静香の心境の変化が起き、またユニオンとの同盟を巡って他の分家筋からの反発などもあった末、巫としての覚悟を決めた静香がユニオンとは協調関係を維持しつつも、集団としては一族の矜持を優先、同盟を解消し独立独歩の路線を取ると決断している。
- 時女静香(声:内田秀)
- 時女の本家出身。
集落からほとんど出ずに育ったため、世間知らずな一面がある。箱入り娘でもあったことから、スマホもICカードも分からず、電車の改札でも悪戦苦闘、人混みに流されるなど、都会である神浜市に来て都会のしんどさを痛感することに。
育ってきた環境もあり性格は基本的に善人。かつては「自分が巫になったことで日の本のためになる」と信じており、神子柴が行ってきた実態や魔法少女の事実を知ってもなお「最期まで世のため人のために尽くす」という信念や、一族としての矜持を重んじ、人のため仲間のために戦うための心の強さを持つ。また、母親から受け継いだ一子相伝の剣術・時女一心流の使い手でもある。
- ひめなから「魔法少女を特別視する意味では自分たちと同類」という指摘や、住職から聞かされた性善説と現実とのギャップ、さらに旭が魔法少女というだけで壮絶な迫害を受けていたことを知ったことで「今までの行いは何だったんだ」と絶望、「自分が人としての善行を教えないと駄目だ」という結論に達し、ネオマギウスに離反する。だが、さなが描いた絵本と樹里から借り受けたキモチの石の力を元にちはるとすなおからの説得を受けて、悪人の立場を真に理解し自らの行った事が間違っていたことを知り、元の鞘に収まる形となった。
- 広江ちはる(声:相良茉優)
- 時女の分家(神子柴家のさらに傍系)出身。
元々は松宮市という別の地域にいたが、集落に呼び出され魔法少女となった。無鉄砲で正義感が強く、悪意に対する嗅覚も鋭い。周りからは「ちゃる」の愛称で呼ばれている。
テレビドラマ『宿無し探偵、等々力耕一』の大ファンで、物事を考えるときは胸に着けた耕一のバッジに呼びかけ脳内耕一の声を聞いて考えを整理する事が多い。
- 土岐すなお(声:大西亜玖璃)
- 時女の分家出身。
集落から離れた麓の村に住んでおり、ある程度外界のことも知っている。物腰が柔らかく優しい性格。
実は彼女のみ自らの意思で「親の悩みを解消したい」という願いによって巫となったが、それが元で神子柴に一族の掟に背く巫を抹殺するよう使命を負わされていた。
- 南津涼子(声:戸松ゆきな)
- 時女の分家出身。幼い頃に両親を亡くし、神浜近郊の寺で住職を務める祖父に厳しく育てられた。
- 祖父の教えの影響もあり、曲がったことが大嫌いで、仏教徒ゆえ互いに殺し合うのを良しとしない。かと思えば豪放磊落な性格で、かなりの大食らいでもある。
- 時女の本家に協力するため神浜市に転居、さらに幼い頃から通っている参京区にある親戚筋が営む水徳寺を神浜での拠点として提供、静香達をサポートしている。
- 三浦旭(声:入江麻衣子)
- 時女の分家出身で、湯国市にある朱鷺(=すなおの土岐家のさらに分家に当たる)の集落出身。早い段階から静香たち合流し行動を共にしている。一人称が「我」。
- 普段から夜目遠目が効く視力の持ち主であり、それを活かして遠くから見守る形で支援し、時にはスナイパーとして遠距離狙撃も行う。また、死者の霊を呼び出す、いわば降霊術を固有能力として持っている。
- しかし、彼女には別の一面があった……。(後述)
- 青葉ちか(声:山田麻莉奈)
- 時女の分家出身。元は神浜に住んでいたのだが、家族にある出来事が起きた関係で両親の出身地である分家の集落に身を寄せていた。こうした経緯もあり些細なことでも人を疑うことが多い。その後神浜在住経験があり街にそれなりに詳しいことから、集落を訪れた静香たちに誘われる形で神浜に戻ることになる。
- 普段は聖リリアンナ学園に在学しており、自然が好きなことから北養区の山林でネイチャーガイドのバイトをしつつ自らも山林に建てた小屋で生活している。……のだが、ある日山を彷徨っていた超お嬢様の香春ゆうなを助けたことで感謝され、その結果彼女の行動にいろいろと付き合わされることになる。
プロミストブラッド
メインストーリー第2部より登場する二木市の魔法少女グループ。チームマークにある表記から「PROMISED BLOOD」と英文表記もされるが、名称が長いためユーザーからは「ミスド」と略して呼ばれる事もある。
二木市では結菜の先輩の魔法少女が魔女化したことをきっかけとして、魔法少女の真実を知った結菜が扇動する形でキュゥべえ狩りが始まり、さらに魔女の減少に伴って魔法少女達が血で血を争う抗争を繰り広げて、主に結菜率いる北側の虎屋町と樹里率いる南側の竜ヶ崎の2大勢力が対立していた。
魔女の減少がマギウスの手によるだったこと、さらに神浜のドッペルによる自動浄化システムが維持されていることを知ったことから、怒りに満ちた結菜が勢いのままに市内を平定し統一した組織を結成、そして神浜に対し抗争の原因の落とし前とシステムの簒奪を狙って動き出すことになる。
抗争の末に結菜が4つのキモチの石を使って圧倒しようとした矢先、さくやが涼子との一騎打ちで戦死するという事を知ったことでキモチの力を制御出来ずに暴走するが、いろはが自らの石で結菜の心に直接呼びかけたことで互いの胸の内を知ることになる、これを受けて結菜は神浜に対する恨みは変わらないものの、いろはだけに対しては信頼するようになり、ユニオンとの停戦に応じる事になる。
- 紅晴結菜(声:涼本あきほ)
- 市の北側の虎屋町を率いる魔法少女。「虎屋町の牙」の異名を持つ。
- 市長の娘かつ生徒会長を務めるだけあってかなりの策士。ただ、親への反発からして自分の実力より低い虎屋町学園に入学、さらに理不尽な校則を変えるためにも高校1年から生徒会長選に立候補、しかも被選挙権が無いためそれを可能にするために魔法少女として契約したという経緯がある。この契約内容から物事の対象を変更するという固有能力を持つ。
- 元々は優しさもあったのだが、惨劇を経て復讐に駆られるようになってしまった。
- 二木市の魔法少女を全面的に統率するようになってからはプロミストブラッドを結成し、樹里・アオと血の盟約を結び、義姉妹の長女となる。
- 大庭樹里(声:松本花雪)
- 市の南側の竜ヶ崎を率いる魔法少女。「竜ヶ崎の炎」の異名を持つ。
- 気性が荒く、小細工や作戦を嫌う。魔法少女になった理由も「かんしゃく持ちで自制が効かないので、我慢強い心を持ちたい」ということから。一方で面倒見が良かったり料理が得意という意外な一面も。
- 過去に結菜に負けて以来、その屈辱を晴らすべく彼女を倒すことに執着していた。抗争に敗れてからは義姉妹の次女となり、基本汚れ役を買って出ることが多い。
- 笠音アオ(声:天野聡美)
- 他の魔法少女に虐げられていた若年魔法少女を纏める裏組織「蛇の宮」を率いる魔法少女。「蛇の宮の毒」の異名を持つ。
かなりのゲーマー。基本的に読書など一人遊びが好きだが、「一緒にボードゲームをしてくれる友達が欲しい」と願ったように、ぼっちでいることを寂しく思ったり、臆病な面があるなどおとなしさが強い。
- 抗争後は義姉妹の三女となり、その冷静さや頭脳明晰なところからチームの参謀として立つことになる。しかし神浜監獄の戦いで令を討ち取ったこと、またキモチに囚われて以降その影響もあってか自信過剰となり、元からあった下克上の意志に加え魔法少女至上主義にも感化され、自ら魔法少女の天辺に立つため離反しネオマギウスに加わることに。ひめなが計画を実行に移すと湯国市に向かい「撲滅派」を痛めつける実況配信を行おうとするが、駆けつけた結菜たちがちはるから借りた石の力によって幼少期を追体験させることで対話に成功し、目を覚ますことになる。
- 煌里ひかる(声:和泉風花)
- 表向きは蛇の宮に属しているが、実は「虎屋町の馬」の異名を持つ結菜の最側近の魔法少女。
- 大抵のことは何でもこなせる天才肌ではあるものの、飽きっぽい性格であるため長続きせず、「熱中できるものが欲しい」と願って魔法少女に。その後結菜に出会って彼女の行動に影響を受け、以降公私ともに彼女のために尽くすことになる。
- グループ結成後も義姉妹3人の直属として共に行動するようになる。
- 智珠らんか(声:幸村恵理)
- 樹里率いる竜ケ崎のメンバーとして虎屋町と戦う魔法少女。こちらもかなりのゲーム好き。
グループ結成後も義姉妹3人の直属として共に行動するようになり、結菜の命を受け神浜市に潜入、表向きは栄総合学園への転入生として振る舞いながら調査活動に入る。
- 鈴鹿さくや(声:峯田茉優)
- 二木市の虎屋町グループの一員で結菜の腹心の魔法少女。陸上部では俊足のスプリンターとして鳴らしている。
結菜が神浜への復讐を決意し、グループ結成後も彼女についていく事を決意、らんか同様神浜市に潜入、神浜市立大附属学校の生徒となって調査を行っている。とはいえ、憎しみが募りすぎる結菜の事も気がかりで、彼女が暴走しようものなら止める覚悟も持っている。
- ユニオン・時女一族との決戦の末に一度は親しくなった涼子と一騎打ちとなり、その結果命を落としてしまう。
- 有愛うらら(声:丸岡和佳奈)
- 二木市に引っ越してきたばかりの新参メンバー。いろは達とは初対面なのを利用して罠にはめ、ういをヨーヨーで絡め取って拉致した。ただ基本的に温厚な性格で、捕らえたういを丁重にもてなすなど、物腰は柔らかく人当たりも悪くなかったりする。
- かごめと出会ったときに太助の話を聞いて突如不可解な反応を示したのだが、それもそのはず彼女も実は……。(後述)
ネオマギウス
マギウスの翼の残党のうち、かつてマギウス達が唱えた「魔法少女が人々の頂点に立つべきである」という「魔法少女至上主義」を根本思想として掲げる急進的な組織。
自らの理想を達成するために以前の白羽根・黒羽根達を勧誘しつつ、かつての指導者である灯花とねむを担ぎ上げようとする。
しかし肝心の2人から拒絶され、結果組織も瓦解。ひとまず時雨とはぐむはユニオンに入った形ではあるものの、プロミストブラッドにもいいように使われるなど、宙ぶらりんな立場となってしまっている。
だが、2人の前にひめなが登場。「天辺に登る」と豪語する彼女がするりと時雨やはぐむを取り込みいつしかリーダーとなっていた。その後宝崎市でスカウト活動を行い勢力を拡大、協調路線を取っていたプロミストブラッドとは決別、ひめなの思想と魔法少女至上主義が融合したより急進的な一団として存在を見せつけることになる。
旭の狙撃でひめなが命を落とし勢力も消え去ったかと思われたが、実際はみつねの力で難を逃れており、密かに体制固めを着々と進めつつ、他の集団からの引き抜き工作を展開、ついにはみたま・十七夜・静香・アオを引き抜き、さらに月咲も取り込むまでにいたる。
しかし、ひめなは「電波望遠鏡で魔法を広範囲に発射(最初は美雨の偽装隠蔽能力を使おうとしたが、紆余曲折あってみふゆの幻覚魔法となった)し、一般人に飲食させないよう意識を改竄させることで生殺与奪を握った上で恐怖と絶望で自分たちに屈服させる」というあまりにも過激すぎる手段を執ったことから、サーシャは決別し、時雨とはぐむも記憶が戻ったみつねから計画を聞かされ離反、静香はちはるとすなおの説得を受けて抜けることになったほか、外部ではリヴィアも魔法少女を守るため中立破棄を考え始めている。
- 藍家ひめな(声:首藤志奈)
- 天女のような姿をした魔法少女。先行する形で第2部のロゴやOPに姿を見せ、物語上では第2部第2章から登場する。しかしその姿とは裏腹に性格は梨花や衣美里のように陽キャでパリピ属性なギャルそのもの。かなりの自信家で「魔法少女として天辺に登る」ことを目標としている。リヴィアをして「何を考えているか分からないが、物事を引っかき回してくれそうな存在」と言わしめる。
- かつてはギャル的なグループにいたのだが、実は「ヒコ君」という頭が良く何でも物知りだが陰キャでぼっちな少年に恋しており、周囲に隠れて交際していた。だが、そのヒコ君との関係を隠し通せるわけがなく、ひめなもヒコ君もつまはじきにあい、さらにヒコ君がある時死んでしまう。この時魔法少女となった願いの影響で「ヒコ君」という存在は彼女の中に留まるようになり、以来ひめなは中にいる「ヒコ君」と会話することで様々な助言を得ている。また他者の力を別の他者に転移させる能力の合成を固有能力として持つ。
- そのことを周囲に明かすと友人だけでなく親からも引かれてしまい転校するはめに。自由な恋愛も出来ないこともあって絶望しきったときにサーシャから声をかけられ、「魔法少女至上主義」やそれを信奉するネオマギウスの存在を知ることになる。そして、「天辺に登るならまずは人手不足の組織のトップになってしまえ」「人々の上に魔法少女が立ち、認められるような存在となり、自由奔放な恋愛が出来るようにしたい」と組織に興味を持ち、時雨やはぐむをあれよあれよと言いくるめていつの間にやらネオマギウスのリーダーとなってしまい、さらに短期間で強力な組織に育て上げた。ひめなのその考えに感化された者は彼女の事を「姫」と呼ぶ。
- 「魔法少女至上主義」を達成させようともくろみ、一般人に対しては恐怖で屈服させると共に、魔法少女に対しても認識を改竄して服従させようと試みるが、認識改竄装置はリヴィアによって破壊され、能力の使いすぎかつキュゥべえが自動浄化システムを停止させたままから魔女化寸前になるも、駆けつけたサーシャの説得を受け入れ改心、計画を中止しみふゆの眩惑能力とフェリシアの忘却能力を合成させ、さらにラビによって強化された天音姉妹の共鳴能力によって伝播させることで一連の騒動を無くすことにした。
- 宮尾時雨(声:鬼頭明里)
- 「自分は周りよりも劣っている」という劣等感を常に持つ少女。「自らが力を持てば周囲の評価も変わるのでは」と考え、また普段より悪徳商法などに騙されやすい母がいる環境ゆえ「母が悪い物事に巻き込まれないで欲しい」と願って魔法少女になったが、劣等感は変わらずそのままマギウスの黒羽根となり、さらに「魔法少女至上主義」に傾倒した結果マギウスの翼の崩壊後も他の残党達と共にネオマギウスを立ち上げる。
- 安積はぐむ(声:高柳知葉)
- 普段は演劇部で衣装作りを手がけている。魔女に襲われそうになっている女性を助けるため「あの人を操っている魔女を消して欲しい」と願ったため、対魔女の戦闘能力は優れている物の、基本的には非力であり、他の魔法少女が活躍しているのを見て劣等感がもたげ、黒羽根時代からの友人である時雨の勧誘もありネオマギウスに加わる。時雨からは「はぐむん」と呼ばれている。
- 栗栖アレクサンドラ(声:早瀬莉花)
- ひめなの親友で愛称は「サーシャ」。普段は穏やかな性格ではあるものの、ノリや考えはひめなと変わらない面がある。ひめなにネオマギウスのことを教えた張本人で、ひめなと共にネオマギウスに入ることに。
ハープを使って自分たち以外を音色でリラックスさせる固有魔法の持ち主で、キモチ戦ではそれを巡って乱戦にあった十七夜・ひなのらユニオン側と樹里・アオらプロミストブラッド側さらにはキモチも全て動きを止めるということもやっている。
- ……と、表向きはこういう状況なのだが、実は元々は別の組織の一員で、ネオマギウスと重複所属している事が明らかとなる(後述)。
- 神楽燦(声:ファイルーズあい)、遊狩ミユリ(声:飯田ヒカル)
- 新たにメンバーになった白羽根と黒羽根のコンビ。
- 燦は旧マギウス時代にフェントホープにおいて、みふゆの推薦もあり羽根達の戦闘教育をしていた実力者。厳しいその指導内容から「鬼教官」として恐れられている。その一方で町内会の若い衆には妹のように可愛がられており、燦もこの時ばかりは甘えん坊になったりする。
- ミユリは緊張しやすく、固有能力の影響で緊張が頂点に達すると体感時間が短縮されるのを利用して、燦の人形となって動くことができ、2人のコンビネーションによって攻撃を行う。とは言え、ミユリは重度の足フェチで中でも燦のおみ足が大好き&ドMというあまりにも残念すぎる性癖の持ち主だったりする。
- 元々は宝崎市の光塚地区に住んでおり、この地区の伝統の祭り「光塚の火祭り」を存続させるべく燦が奔走(そもそもが祭りの開催危機にあったことから継続を願って契約している)、ミユリも会社経営の父が祭りに出資していたのを打ち切ろうとするのを何とかとどめようとしていたという経緯がある。
- 三輪みつね(声:水瀬いのり)
- 元々は長らく引きこもっていた少女。物語が始まる2年前のある時、潤に出会ったことで外に出ることの楽しさ、そして魔法少女や魔女の存在を知ることになったが、後に潤は神浜市外へ転校。再び引きこもり生活を送っていたところにキュゥべえからの営業を受け、「魔法少女の理想を打ち砕く」と引きこもっても何も言われないよう願って契約。だが自らの魔力維持が必要であるため、結局ネット上での性格である陽キャなヒーローとして振る舞う事で行動することになる。
- 後に潤が神浜に戻り、以来2人でチームを組んで宝崎で魔女退治している最中にひめなたちに出会うことに。共闘の末に2人揃ってネオマギウスに加入することになった……のだが。
- 飾利潤(声:井上麻里奈)
- そのみつねの運命を変えることになった魔法少女。「駄菓子ジャンキー」を自称するほどの駄菓子好きで、参京区の駄菓子屋「あした屋」の常連。そのあした屋の閉店危機を救うことが契約内容。その一方で転勤族であるため転校を繰り返していた。そんな時にみつねや当時存命のかなえと出会い、特にみつねとは当時の家がマンションの同じ階の隣同士という奇縁もあり、親交を持つようになる。
- 神浜市外に転校することになったため、みつねと「魔法少女になるな」と約束し一度別れることに。その後時系列的に第2部に入った頃に神浜に戻るが、いろいろきな臭い状況を目の当たりにしただけでなく、みつねが魔法少女になっていたことを知らされる。ひとまず付き合う形でみつねとヒーローコンビを結成し宝崎で行動、さらにネオマギウスにも参加することに。ところが宝崎に発生した魔女との戦いで致命傷を食らい、みつねに抱えられながら息を引き取る。現実を受け入れることが出来ないみつねは固有能力である物事の隠蔽を自らにかけ、「潤は海外に引っ越した」と思うようになってしまった。
午前0時のフォークロア
氷室ラビを中心としたチーム。「FOLKLORE OF 0」という英文表記もあり。基本的には傍観者に徹しつつ、ラビ以外の3人は別組織に入り込んで状況を探っていおり、会合は南凪区の水族館で行っている。
メンバーは神浜から遠く離れた日本海側の温泉地・湯国市出身。この地では生徒の間での噂レベルではあるが、「キュゥべえが願いを叶えてくれるがその代わりに魔法少女となって戦う」ことが周知されており、さらに「魔法少女はいずれ魔女となり人々に危害を与える存在」と認識され迫害されていた。
というのも、魔法少女の真実を知ったラビ達がその存在を周知させようとしたのだが、ある時魔女によってイベントで事故が発生し多数の犠牲者を出してしまい、魔法少女が恨まれることになる。中でも旭の出身である朱鷺の集落ではそれが苛烈を極めており、旭の身体にはその凄まじさを語るレベルの古傷が残されている。街を訪れた太助が状況を慮って融和のために尽力し、ラビ達も融和に努めた結果何とか手を取り合う環境が出来たと思った途端、最後の最後で修復不可能な事態に陥る(太助の仮説では「宇宙を維持するエネルギー回収のため、それを生み出す魔法少女を絶やさないためにも一般人にはその存在を認知させない。もしそれが守られないのであるなら宇宙の意思によって認知した者は排除される」という)。
この為同市の魔法少女はラビ達4人のみとなり、魔法少女になろうとする少女も現れない状況もあって、現在市内にはキュゥべえも出現しなくなっている。
そうした中で太助に出会い、心のよりどころとして彼を慕うようになった。またキュゥべえから神浜で起きていることを知らされ、状況を見守るため向かうことになる。そして状況次第では「自分たちを含め魔法少女や魔女の存在を根絶やしにし、契約も行われない状況を作り、結果魔法少女という概念も消し去ろう」と諦めから来る極端な発想へといたっている。太助の娘那由他も事情を聞かされた上で父やラビ達を行動を共にすることを決めている。
- 氷室ラビ(声:指出毬亜)
- 午前0時のフォークロアのリーダーである、ネイティブアメリカンのような民族衣装を纏った魔法少女。普段は那由他の使用人をしているが、太助の捜索に関しては協力はしつつも時折手を出さないなど、一定の距離を保ち、懐中時計を手にキモチを巡る争いに関しても傍観者・観測者に徹している。他の魔法少女の能力を強化できる「概念強化」の固有能力を持つ。
- 家は温泉郷で民宿「大地のゆりかご」を営んでいるが、数年前に父を亡くしたことやかつて患っていた原因不明の病気などが周りに理解されなかったこともあり、人とあまり関わる事をしてこなかった。ちなみに患っていた病気については祖父が有機農法で育てた野菜中心の食事にしたことで改善傾向を見せ、その後祖父と母が似たような境遇の子供たちに向けて栽培をしようとした矢先、長引いた嵐によって畑の土壌が壊滅的打撃を受けた。この土壌の回復を願って魔法少女になったという経緯がある。
- その後、宿に泊まった太助に亡き父の面影を感じ、さらに太助が魔法少女の迫害を止めさせるよう尽力、またラビ達を教え導くなどしたことから、太助に対して全幅の信頼を置いている。
- 栗栖アレクサンドラ(声:早瀬莉花)
- 実はサーシャはこの組織の一員である。学校では合唱部に属しており、その顧問である教師に恋心を抱くも、校内であらぬ噂を立てられたことで、その恋心を消すよう願ったことで失恋したという経緯がある。こういう経緯もあったことからひめなに声をかけたということである。
- ネオマギウスとして行動する一方で、おそらくラビや他のメンバーに対し、その一挙手一投足を報告していた。それをひめなに見抜かれ問いただされるが、ひめなが「マイメンである事は変わらない」とサーシャの事を親友かつネオマギウスの一員として受け入れ続けることを告げられ、それを受ける形で本来の所属を明かした。元々はネオマギウスを隠れ蓑として行動する予定だったのだが、ひめなの行動力によってネオマギウスが勢力を拡大、それを頼もしく思う一方、ひめなが命を落としかねないと危惧もしている。
- 三浦旭(声:入江麻衣子)
- 住んでいた集落が山奥であるため普段から狩りもしていたりする。あと結構なミリヲタでスチームパンク好き。かつては年下の子に教えるなど、積極的に人に関わっていたのだが、逆に干渉されるのがいやだった。そんな時祖父が学業や趣味に関して干渉することを嫌い、その干渉を止めるよう契約する。しかし願いの影響で曾祖父が祀られた戦没者慰霊碑が取り壊され、祖父が落ち込み体調を崩すという結果となってしまう。
- 湯国市で和解が成立しようとしたときに、被害者の霊を呼び出し対話させようとしたのだが、その能力がラビの概念強化能力も相まってか暴走、直前に起きたバス転落事故の犠牲者の霊による断末魔によって阿鼻叫喚の様相を呈してしまう。
- 有愛うらら(声:丸岡和佳奈)
- 元々は地元で名の知れた天才大道芸人少女。貧乏な家を助けるため身に着けたことで次第に評判となり、地元ケーブルテレビ局でも相方のくららと番組を持つほど。
- まだ普通の少女だった頃にラビ達に助けられ、これがきっかけで魔法少女の存在を知り、自分の番組でもをそのことを話すようになる。これが少なからずラビ達にも影響した。
- 前述の転落事故で遺体になったくららを見て気が動転、思わずくららが生き返るよう願ったが、そのくららに「事故が無かったよう願った方がよかったのに」と叱責される結果となった。くららは魔法少女の撲滅する派閥を率いるようになり、うららはラビたちと共に湯国市を離れ、二木市の近隣にある元いた学校の系列校に転入する。
- 里見那由他(声:春花らん)
- 灯花の従姉妹。民俗学者の父・太助と共に魔法少女について研究しており、行方不明になった父を探しに神浜を訪れた。灯花のことは過去に父及びその研究をバカにされたことから嫌悪している。
- いつも自分や温厚な父に厳しく当たる母を嫌悪し、「母を父みたいな穏やかな性格にして欲しい」と願って魔法少女になったものの、これが夫婦の間にすれ違いを生じさせ、結果離婚してしまい那由他自身もこれを悔いている。だが、母と再会することで父の行方の手がかりを得ることになる。
- その後太助やラビから詳細を聞かされ、当初は憤りを感じるも、最終的には協力者として父達と行動を共にすると決めている。しかしながら、湯国市の現状を知り、魔法少女の存在を広めることによる危険性を聞かされてもなお、救済の道を諦めていないようである。
- 里見太助
- 那由他の父で灯花の叔父。元々は民俗学者として活動していたが、那由他が魔法少女になった事でその存在について知るようになり、研究の末にその過酷な運命を重く見たことで、魔法少女の存在を一般にも知らせようと娘とともに動いていた。しかしいつしか失踪、その行方が分かっていなかった。
研究過程の中で調査のために霧峰村の時女の集落を訪れ、長年神浜で活動してきたやちよ・みふゆを取材し、二木市の魔法少女どうしの抗争では調停にも乗り出し、作文コンクールの内容からかごめに素質があると見抜き自らの意志を託すなどしていた。また、魔法少女のことをまとめた研究書の草稿を残しており、灯花がこれを読み影響を受けることになる。午前0時のフォークロアのメンバーからも厚い信頼を寄せられており、中でもラビは多大な影響を受けている。
- しかしながら那由他に送った手紙には「魔法少女を救う手立てはどこにもない」と記しており、ラビによって那由他と再会したものの、一度監禁させられた灯花の父の元に戻ると魔法少女の存在を否定する発言を行っている。灯花は「訪れた街で絶望を見続けてきた」と推察、そしてその通り湯国市での惨状、しかも「存在を周知させようとした事による悲惨な結末」が彼に影響していた。
ピュエラケア
リヴィア率いる調整屋のグループ。あくまでも中立な立場に立ち、あちこちに出向いては魔法少女達の調整を担う。現在は神浜の以前からの中立地帯である中央区にトレーラーハウスを停め、そこを拠点として活動している。
- リヴィア・メディロス(声:黒木ほの香)
- 褐色肌で関西弁の魔法少女。ピュエラケアのリーダーであり、みたまの「先生」にあたる。世界中あちこち旅し、魔法少女の元に現れては調整を施している。ということで初登場時はプロミストブラッドの魔法少女の調整を行っていた。ただ、神浜に肩入れしすぎるみたまのことはあまり快く思っていない。
- その一方でキュゥべえからの依頼で神浜市内に噂を流し陽動作戦を起こしていたりもする。
- 魔法少女ストーリーではあまり過去を語りたがらないようで、その出自や魔法少女になった際の願い、そして「お天道様」に関わる自らの目的など、秘められた要素が多い。と言うのも幼い頃からかなり陰惨な境遇を過ごしていたのだった。
- 父親を作業事故で亡くし、行方が分からなかった母親が引き取りに来ても言葉が通じないため結局に日本で暮らすことに。施設では混血児という出自からいじめに遭ったことで施設を飛び出し、繁華街で路上生活をするも大人たちによって拉致、劇団に売り飛ばされる。劇団でイリュージョンを学ぶも怪我したことで用済みとして処分される(描写からして臓器売買のドナーにさせられるものと推察できる)事を知り、命からがら逃げ延びるも力尽きようとしていたときにキュゥべえに出会い、「自分をこのような境遇に置いた連中よりも悪い存在になる」と願って契約する。
- しかし、この願いが元で「自分に関わり親切にしてくれた人物に不幸をもたらす」という固有能力を持つようになっており、中でも脱走後別の施設で面倒を見てくれた恩師に関しては、その恩師の結婚式を遠くから見守っていたのに、恩師がリヴィアに気づいたことから能力が発動、事故死してしまった。
- ならばと不幸の矛先をキュゥべえに向けさせ、そのノルマ達成を早めて自分のような魔法少女を生み出さないようにすると決意、ひとまずはキュゥべえの目的に賛同し、陰で神浜での争いを煽ってドッペルによるエネルギー回収を速やかに行わせていたのだった。
- 篠目ヨヅル(声:若松来海)
- 師の言を忠実に守り、中立公平を是として接する調整屋の魔法少女。母親が女手一つで育ててきたものの、それ故の複雑な家庭事情があり、母親が事故死した後にあることを願って契約したが、その反動で「優しさ」が無くなってしまい、感情も乏しくなってしまった。そのため手持ちのメモ帳を元に表面上では計算ずくで「優しさ」を出そうと振る舞っている。
- 佐和月出里(声:汐入あすか)
- 普段から「ふむふむ」としか話せない調整屋の魔法少女。テレパシーで普通に会話することは可能だが、気を許している相手(現在は同じ仲間のヨヅルと友達になったみかげのみ)にしか使わない(リヴィアに対しては緊張しているのを見抜かれたくないのと使わなければ甘えることができるので未使用)。ちなみにユーザー向けにはホーム画面で翻訳の字幕表示がなされるほか、サポートPtで翻訳装置を手に入れれば普通の話し言葉を聞くことが可能。
- 学校である事件が発生し、この時自分が助かりたいと願ったのだが、その願いが思いも寄らない事態を引き起こし、その凄惨さを目の当たりにしたことで失声症となってしまった。またPTSDが残っており、今も時折事件の光景がフラッシュバックしパニックを起こすこともある。
- その後リヴィアが引き取って共に暮らすことになり、リヴィアやヨヅルが家庭教師になるなど面倒を見ている。
メインストーリー第2部のその他の主要キャラクター
- 佐鳥かごめ(声:高尾奏音)
- 魔法少女達の行動を見つめ続ける少女で、メインストーリー第2部のキーキャラクター。
普段からぬいぐるみの「アルちゃん」を抱え持ち、自分で話しあったり、口下手ゆえ他人と会話する際に腹話術で喋らせたりする。かつて魔女の結界に迷い込んだときにいろはに助けられたという経緯がある。
一般人が魔法少女や魔女の存在を知らないことを重く見ており、マギウス&ワルプルギスの夜の決戦の時に「リィちゃん」と呼ぶ「風の伝道師のウワサ」と一体化し彼女の思いを受け取ったこと、太助との約束もあり、キュゥべえからの魔法少女になる勧誘を断り、魔法少女達のことをノートに綴るようになる。ウワサと一体化しているため、自分の見える範囲で離れた魔法少女達の会話を聞くことができるほか、危機回避能力も備わっている。
- 魔法少女たちへの取材を通じて、希望を委ねられたことで強力な因果を重ねており、キュゥべえからも素質面を評価されている。後にキュゥべえが自動浄化システムを全面掌握しようとしたときに、その奪還のために「未来永劫キュゥべえが自動浄化システムに干渉できないように」と願ったことでついに魔法少女となった。
- 八雲みかげ(声:進藤あまね)
- みたまの妹。自身の一人称のみならずみたまからも「ミィ」という愛称で呼ばれている。みたまも知らないうちに魔法少女になっており、ある時の那由他とラビの魔女との闘いに関わってからは頻繁に那由他の家に通うようになっている。また、月出里とも同年代という事もあり仲がいい。
その一方で姉のいる調整屋には行こうとしておらず、むしろ姉とは距離を取っていた。それもそのはず、奴から営業を受けた際にみたまの願いを知らされており、それを元に「神浜市を守って」と願って魔法少女となった。
- もっとも元から姉想いであるため、みたまがネオマギウスに加わるきっかけともなった東西間の対立についても「何とかしてみんなを仲良くさせたい」と起こした行動が魔法少女たちだけでなく一般の学生たちをも巻き込んだ一大ムーブメントとなった。
- 瀬奈みこと(声:本渡楓)
- これまでイベント「バイバイ、また明日」「散花愁章」や果てなしのミラーズのストーリー上で存在が語られていた魔法少女。メインストーリー第2部第8章で本格的に登場するが既に故人で、現在は残留思念のみとなっている。
- 元は神浜大東団地に住んでいたが、父親が家庭を省みず蒸発したのをきっかけに、家庭で苦しむ母親を支えるため魔法少女となるが、肝心の母親も後に家庭を省みなくなり蒸発する。みことは自らが持つ暗示能力で本来の家族は偽物と思い込み、理想の家族像を描くようになった。そして更紗帆奈と出会ってからは行動を共にし、帆奈は自分の持つ複製の能力を用いてみことの能力を活用、2人は互いを唯一信じられる親友として慕いあっていた。
- しかし、みことのソウルジェムも限界を来たし、ある日の団地の屋上で魔女化してしまう。それこそが鏡の魔女であり、この光景を目の当たりにした帆奈がアザレアの3人を始めとする他の魔法少女に対して様々な凶行を起こす原因となった。
- その一方で魔女化した瞬間に、同じ日に魔法少女として契約したみたまによる願いを聞いたことで、それが復讐心を持つみことにも作用し、思念のみが他の魔法少女の意識に寄生する能力へと発展する。思念のみとなったみことは以降帆奈を始めとする様々な人々を宿主として移り住んでいた。
- 第1部最終盤の戦いの中でアリナがイブの力を取り込んだことでこれがみことにも作用、アリナの滅びへの衝動を感じたことで、アリナに入り込み彼女の記憶を隠してミラーズ内部へと誘導させていた。その後アリナとの直接対話を経て彼女の記憶を戻したところ、アリナがみこととの利害の一致を感じ、アリナは内部にいるみことと行動を共にすることを決める。
- そして、いろは達が自動浄化システムを広げようとしたと同じくして、他の魔法少女たちを昏倒させ、さらに自らは鏡の魔女と再び一体化、あらゆる人類を滅ぼすべく時空を遡って人類が生まれてこなかった世界を作り上げようとする。
ピュエラ・ヒストリアの主要キャラクター
- 水名露(声:羊宮妃那)、千鶴(声:立花日菜)
- イベント「梶の葉伝説物語~揺れる思いは、重ねて魅せて~」で語られ、他のイベントやメインストーリーでも触れられる水名区の伝承上の魔法少女。期間限定イベント「ピュエラ・ヒストリア 神浜の戦神子編」で主人公として、現代からやってきた鶴乃とさなを交える形でその詳細が語られる。
- 当時は神浜一帯は「相磨の国」、魔法少女は「戦神子」と呼ばれており、露は現代の水名区にあたる地域の士豪・水名正綱の娘である姫君で、水名の地にあるご神木が、相磨を治める守護の隅谷に切り倒されるのを防ぐため契約した。千鶴は東側の山賊「泰党」の頭領・万守山右衛門の娘で、水徳寺に潜入した際に住職で僧兵の玄雲に追い詰められ危機に陥ったときに「玄雲に勝つ力が欲しい」と願って契約した。
- ある時魔物の気配の感じて浜辺にやってきたところで鉢合わせ、どちらが魔物を倒すか揉めていたところ、落ちていた貝殻に触れると、遙かな昔に後の時女一族へと連なる集落の巫が貝殻に託した想いを受け取る。これがきっかけとなり2人は親交を深めるようになる。
- その後、地域では日照りが続いたことで飢饉が起こり、民衆が苦しい生活をするなか隅谷とその一派は悪政を敷いていた。そこで隅谷を懲らしめるため、2人で手を取り合って領民と共に立ち上がり、ついには成敗するにいたった。
- 露と千鶴はこのまま東西の間で手を取り合うよう和平を取り持とうとするが、西側を率いる正綱が東側を懐柔しようとしたことで、東側を率いる山右衛門が反発、正綱を殺害し、さらに東側が第三勢力と結託し西側へと侵攻する。そして露は山右衛門による銃撃を受け、千鶴のことを思いながらも東側に対して絶望、恨みを抱きながらそのまま魔女と化し、千鶴も露を救えなかったことを悔やみながら魔女と化した。
- エボニー(声:楠木ともり)
- 古代エジプトはプトレマイオス朝末期、女王クレオパトラに仕える魔法少女。元は孤児で、後にファラオへの忠誠と王朝への服従を誓うメトの一族に引き取られ、ある日一族の大人達に強制される形で魔法少女としての契約を結ばされる。この時願ったのは「クレオパトラが歴史に名を刻む栄華を」というものだった。固有能力は手に持つ香炉から発する煙によって相手を操る「魅了」。
- しかしながら「自分は本当にファラオに尽くすためだけに生まれてきたのか?」と疑問に感じてもいる。そんな最中、現代からやってきた同じく強制的に契約させられた過去を持つ時女一族の少女たちと出会うことになる。
- オルガ(声:安済知佳)、ガンヒルト(声:富田美憂)
- 中世ヨーロッパ、ヴァイキング時代の北欧において、暁の戦士団首領アルネの娘として生まれた姉妹。姉のオルガは陽気かつ北欧神話が大好きでそれをガンヒルトに話しながらも夢見がちな一面があり、略奪を望まない平和主義的ではあるものの、夢を実現するための行動に踏み切る勇気にも欠けている。妹のガンヒルトは内気ではあるが、頭脳明晰かつ時には大胆な行動に出ることもある行動派でもあり、大好きな姉を支えるのを最優先にし、彼女の夢を実現させるため様々な策を弄する。
- 元々住んでいた集落がイスヴィークの一族の襲撃を受け、父を始め一族郎党が滅ぼされ、姉妹はスレール(奴隷)として連れて来られてきた。財産扱いのため虐げられもせず、かといって大切にもされず、ただ奴隷として働き暮らしていたが、いつか自由の身になって世界の海を回りたいと考えるオルガとその夢が叶うよう願うガンヒルト。ある夜オルガはフィルギャ(精霊、実はキュゥべえ)を目撃すると、明くる日イスヴィークの集落は襲撃される。命が奪われるかと思ったその時、熊の爪の戦士団の長である老戦士エッベは二人が恩人アルネの娘であると知るやその恩義から二人の配下になるよう申し出る。ガンヒルトに推される形でオルガが首領となり、団の名は姉妹の戦士団に、集落もイスヴォルに改名しここを拠点として活動を始める。
- ところが、この一連の転機はガンヒルトがなかなか行動に踏み切れない姉の事を思って「姉さんが首領の戦士団を結成したい」とあの夜キュゥべえに願ったことで起こったことだった。しかしオルガは魔法少女の宿命を知り、さらにガンヒルトの行動力も相まって戦士団は勢力を急拡大したこともあって戸惑いを隠せず、姉妹関係もギクシャクし始める。そんな姉妹にノルウェーの苛烈王ハーラル3世がイングランド遠征を行うとの報が入り、協力することになる。
- フルフォードの戦いでガンヒルトは活躍しハーラルも関心を示すも、続くスタンフォード・ブリッジの戦いではイングランド軍に囲まれ劣勢に。こうした中でガンヒルトはいくら剣で貫かれても魔法少女であるため死なず、これを見たハーラルは呪いであると恐れおののきガンヒルトをオルガもろとも殺そうとするが返り討ちに。これで姉妹の夢が潰えたと絶望したガンヒルトは魔女と化すが、様子を見守っていた結菜、樹里、アオ、ひかるに背中を押されたのも相まってオルガはガンヒルトをヴァルハラへと送り出すため契約を決意、ワルキューレに似た姿の魔法少女となって倒すことになる。
- ヘルカ(声:若山詩音)
- 13世紀のチベットの少女。普段はほんわかした感じでバター茶を飲みながらたわいもない話をするのが大好きだが、危機的な状況などでは頭の回転が速くなり、戦略を立ててはテキパキと指示する。
- 過去に幼馴染みのドルマと土砂崩れで洞窟に閉じ込められて運良く脱出できたのだが、これが奇跡と認識されてチベットにシャンバラをもたらす救世主「ラクシャーシー(羅刹女、この時代の魔法少女)」と崇められることになる。その後モンゴル帝国の侵略を受けて故郷を滅ぼされ、高僧ラマの誘いから尼僧院に身を寄せることになったが、モンゴル軍の脅威からドルマを守りたいという思いはあるものの無力さから諦念に囚われている。
- 将軍ドロアダイ率いる軍勢の襲撃を受け諦めの境地に入るも、それでもなお叱咤するドルマの姿を見たのとラビに諭され「ドルマを守れるなら自分の生に価値がある」と悟り、ジャータカことキュゥべえに出会って「争いの元となっているラクシャーシーに関する記憶を皆から消してほしい」と願い魔法少女となった。
- トヨ(声:山田美沙希)
- 3世紀、弥生時代の日本で暮らす少女。というよりも魏志倭人伝に伝わる邪馬台国の次期女王、台与(壱与)その人である。元々ある村で鎮守の森を管理する祖父と巫女だった祖母と暮らし、女王ヒミコ(卑弥呼)に憧れ、少しでも近づけるよう鬼道の修練に励んでいるが、その一方で憑き物の症状が起きる(描写的に現代で言うてんかんと思われる)などから「祟り神の子」として忌み嫌われていた。
- ある日、ヒミコの後継者候補として指名されたことがきっかけで邪馬台国に向かうことになり、その途上でトヨと勘違いされて狗奴国の兵に追われていたレナ、そして助けに来たももことかえでと出会い、以来行動を共にし友達になった。邪馬台国に着いたはいいものの、弟が勝手に後継者候補を決めたことや、後継者候補だった祓い巫女(魔法少女)が祟り神(魔女)の厄災によって全て命を落としていたこともあり、ヒミコからは追い払われそうになるが、日照りが続くある村においてレナたちの協力も得ながら村に水を引くことで豊作に導き信頼を勝ち得たことで、ヒミコも後継者候補として認めた。実はこの前に狗奴国の兵からトヨは狗奴国王ククチヒコとヒミコとの間に生まれた子であることを聞かされており、ヒミコも公にはしないものの後に実子である事を認めている。
- だが、祟り神の厄災からあちこちの村では凶作に陥り食料も枯渇、さらにトヨは原因不明の神がかりを発症突如として倒れ、動けなくなってしまう。そうした中、ヒミコは狗奴国との戦争を決断。争いの中でトヨは最初に仕事し豊作に導いた村を守るため、レナとかえでの協力も得て向かって狗奴国兵を撃退。ももことヒミコが合流すると厄災の原因である魔女が出現しレナたちが戦うと、そこにキュゥべえが現れ、トヨは母の制止を振り切って「かか様のようになれますように」と願って魔法少女となり加勢、魔女を撃破する。
- 以来、姫御子として讃えられるようになったトヨは、自分が求める人を呼び寄せる能力を使って人材を集めてヒミコのように国作りに励み、かねてより患っていた病が悪化したヒミコを看取った後は母の後を継いで女王に即位する。その傍ら祓い巫女として祟り神退治にも励んでいる。
- アマリュリス(声:鈴代紗弓)
- 古代ローマの時代、ポンペイに暮らす魔法少女。元々は豪商の娘ユニアの侍女として仕えている。79年に発生したヴェスヴィオ山の噴火によってポンペイの街は壊滅、ただ一人生き残ったところをクビウス(キュゥべえ)に出会った事により魔法少女として契約、3年前の76年に戻って街の人々を救うため行動を開始、ユニアの双子の姉のコルネリア、そして時代が大分離れているとは言え同じく未来からやってきたひめなたちとともに、噴火の前にできる限り人々を避難させるため様々な策を講じる。
- オウィディウスの『変身譚』を愛読していた影響からか、自身の固有能力は他人になりすましその間の言動もなりすました相手自身の物とさせることができる「メタモルフォセス」。戦闘には役に立たないものの、様々な工作行為を行う際に活用している。
- (以下ネタバレ)実はその正体はユニア。元の歴史において結ばれたマリウスが噴火の際に自身を庇って死亡、姉や家族など愛する人々もことごとく失ったことから「人生をやり直したい」と願って魔法少女になり3年前に転生した。だがユニアのままでは信用してもらえないため、自らの能力でアマリュリスという架空の人物となって信用させたのだった。
その他の魔法少女
基本的にメインストーリーには直接関わることが少ないキャラクター。主にイベントや魔法少女ストーリーで出ることが多いが、メインストーリーでも第1部第8章から出るようになっている。吹き出し表示の名前がフルネーム(メインキャラは下の名前のみ)なので見分ける基準になる。列挙すると膨大な量になるので、一部重要な要素を持つキャラのみ特記(2部からの各チーム所属キャラも各節に記載。マギウスの翼に関係する人物(◎付きの人物)は同記事に記載)し、他は基本的に一覧として扱う。
- 都ひなの(声:朝日奈丸佳)
- 科学系魔法少女。外見は典型的な幼女体型(身長145cm)だが、実は18歳の高校3年生で魔法少女歴も5年と、やちよやみふゆに次ぐベテラン魔法少女である。もっとも本人はこの体型にコンプレックスを持つ上に、人並みに恋愛をしたいという願望もある。
- 長年のキャリアゆえ、その経験や洞察力、面倒見の良さから様々な魔法少女からの相談に乗ることも多く、神浜市南側の魔法少女のとりまとめ役ともなっている。その一方で子供たちに科学の面白さを教えるため、木崎衣美里を助手に科学教室も開いている。その衣美里からは「みゃーこ先輩」と呼ばれ懐かれている。
- 木崎衣美里(声:鬼頭明里)
- 普段から明る過ぎる陽キャなギャル魔法少女。「憧れのお姉ちゃんのようになりたい」と願って魔法少女になった。
- ノリや勢いで物事を解決しようとするが、相手が気づかない長所を見つけたり、ふとした事で解決策を見いだしたりするなど、閃きに優れている。このため明日香やささらに担ぎ出される形で「エミリーのお悩み相談所」を開いており、衣美里とただ話しているだけながらも、その会話の中で悩みが解消されると評判になっている。
- 初対面の相手でも直ぐに距離を縮める事ができるなど、かなり社交的な性格であるため交友関係も広く、他の魔法少女のストーリーでも登場する頻度が高い。また、前述の「みゃーこ先輩」を筆頭に特徴のあるニックネームを付けることも多い(例えばいろはなら「ろっはー」など)。
- 竜城明日香(声:瀬戸麻沙美)、美凪ささら(声:高橋李依)
- その衣美里を担ぎ出したコンビ。
- 明日香は武術道場の娘で、自身も薙刀の師範代。そのため魔法少女としても薙刀が武器となる。第2部からは道場をユニオンの幹部会合の場として提供している。ただ、そそっかしすぎるのが玉に瑕で、早合点しすぎて騒動を起こし、責任を取ろうと「自害しますー!」と叫ぶのが常。このためユーザーから「自害ちゃん」という愛称で親しまれている。
- 一方のささらは明日香のツッコミ役になることが多い。元々が本に出てきた騎士に憧れ、実父もレスキュー隊として活躍していること、自身も強盗事件の人質にされた経験もあり、その影響を受けて「人を救える騎士になりたい」と願っており、その矜持を持って魔法少女として戦っている。
- 綾野梨花(声:伊藤かな恵)、五十鈴れん(声:尾崎由香)
- リリース序盤のイベント「君と綴る日記」でゲーム共々人気を確立させた魔法少女2人。
- 梨花は衣美里同様ギャル系魔法少女だが、実は同性愛者で幼なじみの少女と結ばれることを願って契約したものの、その幼なじみを彼氏から奪ったのではと思い悩んだという経緯がある。こうした性格もあり他者とも偏見無く接する事ができる。アニメでも第1期第8話の劇中ラジオ番組でお便りが読まれていたりする。
- れんはアニメ第1期第2話でレナが変身した少女、と言えばわかるかと。内気で口数の少ない性格なのだが、それが元でいじめや嫌がらせに遭い、自殺を決意したときにキュゥべえからの営業を受けて契約した。以降魔法少女として戦うが自分の心が疲弊し再び自殺を決意しようとする。
- そのれんを梨花が見つけ思いとどまらせることに。れんのことを親身になって受け止める梨花に対し、れんも梨花に親愛を抱くようになる。
- 以降基本的に2人セットで描かれることが多く、2019年のクリスマスでは2人1体ユニットとしても実装。ユーザーからも「梨花れん」として屈指の人気百合カップリングとなっている。マギレポではれんの梨花に対する想いが重くなってたり、梨花がカミハ☆マギカの一員になってからは、れんがガチ恋勢になってたりも。
- 御園かりん(声:金元寿子)
- 自称ハロウィンが生んだ魔法少女。漫画が大好きで、中でも「怪盗少女マジカルきりん」の大ファン。なのでその影響を受けて最初は義賊よろしく弱い魔法少女を救うという勝手かつ都合のいい設定を作って、他の魔法少女からグリーフシードを盗むということをやっていた。そしてやちよから大目玉を食らうはめに。
- 自分でも漫画を描くが、あまり上手くない。なので学校の先輩であるアリナから指導を受けており、かりんも厳しくも適切に教えてくれるアリナのことを尊敬している。そのアリナが後にマギウスだったこと、そして決戦後行方が分からなくなったことを知る。
- このことがかりんに当初暗い影を落とす事になるが、その後アリナが生きてはいたものの記憶喪失となったことから、記憶を取り戻させ正義の魔法少女にするべく奮闘の日々を送る。だがアリナは記憶が無くても相変わらずすぎる上に、ついには記憶が戻ると同時にみことと結託することに。それでもかりんのアリナのための奮闘は続く。
- その一方でなぎたんこと十七夜とは彼女がメイドカフェで働き始めて思い悩んでいた時にアドバイスを送って以来仲良くなり、十七夜は親しみを込めてかりんのことを「画伯」と呼んでいる。
- 観鳥令(声:河瀬茉希)、牧野郁美(声:木野日菜)
- かつてマギウスの翼の白羽根と黒羽根として上司と部下の関係にあった2人。なので詳しい人物像は「マギウスの翼」を参照。マギウス時代から対等な関係で共に行動することが多く、ユニオン発足以降も令の先輩であるひなのの指示を受ける形でそろって行動、また郁美は栄総合学園の卒業生という立場から後輩であるかりんのことを気遣っている。
- 保澄雫(声:七瀬彩夏)
- 居場所を求める魔法少女。家は純喫茶を経営し本人も接客やコーヒーを淹れたりもする。「ふーにい」と呼んで慕っていた青年の最期を看取るべく病院に行くことを願って契約したことから、空間結合の固有能力を持つ。この能力を持つゆえに第1部ではマギウスの翼と関わりを持つようになり(「マギウスの翼」の記事も参照)、第2部ではユニオン側の切り札の一つともなる。
- 普段は素っ気なく感じるものの人付き合いはよく、中でも毬子あやかのボケに突っ込んだり、マギウス時代からの付き合いである令や郁美とも親しくしている。
- 常盤ななか(声:M・A・O)
- 元々は華道の名門の宗家の生まれであるお嬢様。だがある魔女によって一門や家が陥れられ、父も失意のまま亡くなったことから、父の「一門を取り戻せ」という遺言を果たすため、復讐のために魔法少女となり、同じ魔女の被害に遭ったあきら・かこ・美雨の3人を引き入れ4人でチームを組んで行動している。制服時は銀のアンダーリムのメガネをかけているが、和装時や魔法少女時はメガネをかけていない。
- 容姿端麗・品行方正・頭脳明晰さらには権謀術数にも長けた策士で、敵に回すとかなりヤバい存在。その存在に加え、他のメンバーの個性も下述のように強く、特に「蒼海幇」の出である美雨がいることもあり、どう見てもその筋にしか見えず「常盤組」だの「ななか組長(orななか様)」だのとユーザーから呼ばれることもしばしば。
- 以前はフェリシアを傭兵として雇っていた事もあったが協調性のなさに切り捨てた。さらにアニメではあまりにも観念ならなかったか調整屋に手配書まで張り出す始末である。
- 神浜マギアユニオンに関してはマギウスを取り込んでいる事もあり、彼女らが信用できないとしてチームとして加入しない方針を決めていたが、後に他の街の魔法少女、中でもプロミストブラッドが市内で行動するようになってからは「個人の意志であるならば容認する」と、あきら・美雨の個人的加入を認めている。
- 志伸あきら(声:村中知)
- そのななかにスカウトされた1人。家が空手道場で男子に囲まれた環境だったため、武術に長けたボーイッシュな性格となっており、小さい頃から人助けをしていたことから頼まれると断り切れずに対応してしまう、「参京院のトラブルシューター」の異名を持つ。その一方で衣美里のお悩み相談室の相棒を押しつけられる形でやっていたりも。また実はかわいい物が好き。
- 後輩の女子に告白されるもいたってノーマルなため断ったが、その後輩が魔女に操られたのをきっかけに救うために魔法少女になった。実はあきらにおきたとあるアクシデントがきっかけで、ななかは魔法少女の秘密の一端を知り、そこからの類推でななかは「真の敵はキュゥべえである」と見抜いている。
- 夏目かこ(声:鈴木絵理)
- ななか組の2人目。家は古書店「夏目書房」を営んでいるのだが、地上げの危機に遭った末に放火で全焼されられる。そこにななかとキュゥべえに出会い、夏目書房と家族の笑顔を取り戻すべく契約を結んだ。
- 家業だけあって、大量の本に囲まれては読書漬けの日々を送る。また意外にもラーメンの食べ歩きも趣味として持つ。物静かではあるがここぞという時の芯の強さを持っている。同い年のフェリシアやあやめとは親友で、ある時に出会ったまどかともそれ以来仲が良い。実はフェリシアが魔法少女になった詳細を知っている数少ない人物でもある。
- 純美雨(声:西明日香)
- ななか組に最後に加入した中華系少女で「~アルネ」と典型的協和語で話す。中国拳法の使い手でもある。
- 南凪区に拠点を置く元中華系マフィア・現在は地域互助組織である「蒼海幇」の一員で、組織のことを家族同様に大切に想っているが、ある事件で対立組織や警察検察によって組織が濡れ衣を着せられそうになった時に契約し、そのことを無かったことにした。この為「事実を偽装し隠蔽する」という固有能力を持つ。
- その後南凪区の地上げ騒動から経由する形でななか達と出会い、そのままスカウトされることに。
- 静海このは(声:Lynn)、遊佐葉月(声:佳村はるか)、三栗あやめ(声:木戸衣吹)
- 元々は孤児院「つつじの家」で共に育った孤児の3人。初登場のイベント「そしてアザレアの花咲く」から「アザレアトリオ」と呼ばれることが多い。後のイベント「はじまりは夢を重ねて」ではあやめ命名「つつじシスターズ」という呼称も。アニメ第2期からは、ななかたちと共にモブで登場したりも。
- つつじの家が無くなりそうなのを受けて、このはは取り潰しの要因の排除を、あやめはつつじの家の存続を、そして葉月は自分たちがつつじの家にいたという事実の消去を願って魔法少女となった。3人の結束は固く、自ら「家族」と称することもある。
- 元は社長令嬢のこのはは両親が早くに亡くなり身寄りがないことから預けられた。その血故か財テクの才があり、また3人のまとめ役ともなっている。しかし実は葉月やあやめ以外の人物と接することを恐れるという臆病な一面を持ち、さらにみたまと双璧と言える壊滅的な料理下手、さらには「子離れできない親バカ」と例えられるほどあやめに対する過保護さも持っている。
- 葉月は両親を交通事故で亡くした事から入所。親戚の家をたらい回しにされた経験などから、体面外面を保ちながら他人と社交的に接することができるため、上述の事情があるこのはの代わりに交渉役に回ることが多い。実は中3にも関わらず登場する魔法少女中では最高身長(175cm)の持ち主で、胸も立派なものを持つ。
- 1歳の頃に繁華街に捨てられていたあやめは、他の人を知らないままこのはと葉月と出会ったことで2人に懐いている。良くも悪くもお子ちゃまな性格ゆえ、類は友を呼ぶというかフェリシアとは何かにつけて張り合う親友かつライバルである。そして2人の喧嘩の対処に困るかこ、という構図が基本。
- ユニオンについては彼女達も距離を置く姿勢を取っているが、ユニオンに何らかの事態が起きた際には協力するとも決めており、その延長線上で中立的な立場で他の魔法少女たちを助ける「用心棒」として活動も始めている。
- 胡桃まなか(声:洲崎綾)
- 北養区にある老舗洋食店ウォールナッツの看板娘で、その味を知らしめようと奮闘するクッキング系魔法少女。セレブ達に知ってもらうために聖リリアンナ学園を受験したものの落ち、滑り止めであるお嬢様学校の水名女学園に入学。ということで勉学のレベルもそれなりに高い。
- 料理に関しては文句なしの腕前ではあるものの、努力に裏打ちされた自らの技術に誇りがあるためか自信満々なところが出過ぎる。とはいえ、基本的には優しい性格で、料理を振る舞ったり、おいしく食べてくれる人には気前の良さを見せたりもする。
- アニメ4話のように暴走する莉愛のストッパー兼ツッコミ役となる事も多い。
- 阿見莉愛(声:立花理香)
- そのまなかに押しとどめられていた自信過剰なモデル兼魔法少女。同業者であるやちよを一方的にライバル視してるが、やちよからの扱いはにべもない感じ。実は莉愛自身がやちよの大ファンで、やちよを目標にしてきたという経緯もあり、なかなか複雑である。もっともやちよとは仕事を通じて徐々に距離が縮まってきている。
- 街で知られる絶世の美少女、なのだが実はこの美貌は魔法少女になるときの願いで得た物。だが、この願いが祟ってか「シェア様」「ドア様」「あみめさん」「アメンボさん」「リス君」などとことごとく名前を間違えられるはめに。
- こうした点でコメディリリーフ的な扱いがされがちだが、イベント等においては相手を気遣ったりするなど面倒見の良さや頼れる先輩としての姿も見せたりする。
- 史乃沙優希(声:Machico)
- 普段は水名区の人気ローカルアイドルとして活躍する魔法少女。レナの最推しアイドルでもある。
- キャッチコピーは「歴史と浪漫の刀剣愛ドル」、名乗りとコールは「あなたのハートをたたっ斬る!「恋の辻斬り姫こと~史乃沙優希…参上~です~!」(きゃ~!さゆさゆ!!斬って~!!袈裟から斬って~!!)。デビュー曲は「辻斬り☆プリンセス」、ゲームイベント内やアニメ3話では「国宝ハイエンド」が挿入歌として使われている。
- 元々刀剣収集・鑑賞が趣味で、そのことを語り合える友達が欲しいと願って契約したら、なぜかアイドルになってしまう。普段はおっとりしており、歌やダンスは不得手なものの、ファンを楽しませるためにレッスンを怠らない努力家で、その姿を見てファンがさらに増えているという状況である。
- 更紗帆奈(声:岡咲美保)
- かつてみこととペアを組んでいた魔法少女で、ななか達が追っていた「飛蝗」の正体。飲んだくれた父親からはDVを受け、母親は見て見ぬ振り、両親が死んで施設に送られても学校ではいじめに遭うなど、その出自はみことに匹敵するほどの悲惨なものであった。そのためいじめっ子の消滅を願って魔法少女となった。
- みこととペアを組んでからは彼女の固有魔法である暗示の研究に協力、自らの固有魔法である能力の複製によってみことの暗示能力を自分でも使えるようにしていたが、彼女が魔女化したのを目の当たりにしたことで魔法少女の真実を知り発狂する。
- 魔女を飼育しつつ、アザレア組には悪夢を見させたり自分の考えに反することを言わせる暗示を掛け、十七夜には自身を思い出せなくする暗示を掛ける、さらにはななかの実家を面白半分で破滅に追い込むなど、自らが魔女同然の災厄として暗躍する。
- しかしみたまの手で十七夜の暗示が解除されたことで正体が露見、最後はやちよ・ななか・このはに追い詰められ、これから新たな事件が起きることを予言して自殺した。
- 後に明らかにされるが、みことの魔女化と同時刻にみたまの願いがみことに作用したことで、彼女の思念が他の魔法少女へ寄生することが可能になり、この為みことは最初に帆奈に寄生することになる。
- くろ(声:城内由茄子)
- 黒江同様アニメが初出の、宝崎市の魔法少女。白いケープを着た姿からパッと見いろはにそっくり感じではある。
- ただ出てきたのはFinal Season第3話の黒江の回想シーンのみで、魔女に苦戦していたのを黒江が助けたというもの。ソウルジェムが濁っていたため黒江にグリーフシードの持ち合わせがあるか尋ねるが(実際は隠し持っているにもかかわらず)ないと断られ、連絡先も交換しないまま別れ、黒江によれば以降再会する事もなかったという。
- 黒江がゲームに実装される形で彼女の魔法少女ストーリーにゲストとして登場、そしてなんと2023年のバレンタインイベントにおいてイベント配布キャラとしてプレイアブル実装される形となった。
- ユゥ / 夢乃夕乍(声:三石琴乃)
- 初出はイベント「波打ち際のリボン」。ケイという親友との常軌を逸した恋愛関係の果てに心中を図るも、1人生き残ったという経緯を持つ。精神に作用する魔法の影響で記憶と人格を喪失、悪意を持たずポジティブな思考をする反面、悪人を抹殺することを生業かつ自らの使命としている。「百江なぎさは願いを叶えた」ではマギレコの時間軸でのなぎさに多大に関わった。
- それ以来何事も無く出てこないかと思った矢先、突如として新シナリオの展開とパートナーのシィとともにプレイアブル実装が発表され、ユーザーを驚かせることになった。ちなみにシィと共に劇団イヌカレーの泥犬がデザインした魔法少女であるため、その姿はイヌカレーのセンス全開となっている。
- シィ / 思惟(声:小山茉美)
- そのユゥと行動を共にし、自らの能力で悪人をリストに記し、悪人を殺してはその死体を闇ルートに売りさばいて生計を立てている少女。普段は超ロングヘアのセーラー服姿だが、魔法少女時は短髪に変わる。
- その能力はかつて母親が病院で起こった爆発事故から自分を救うため、魔法少女として契約した際に母親では無く自分に備わったもので、他人の悩みや苦しみが分かるというもの。事故で両親を亡くし身寄りがなくなると、怪しいセミナーに引き取られ、いつしかその能力を悪用され、カルト宗教の体をなしていた。しかし能力が高まると夢の中で苦しみを味わうようになる。キュゥべえからは「契約によってその力を打ち消せる」と営業を受けるも、ユゥが殺すとともに契約について警告を受ける。そしてシィは寄り添ってくれるユゥに心を許し、夢で見た悪人をリストアップ、ユゥがそれを殺して夢に出ないようにする、という活動に至る。
- 後にユゥと共に罪を重ねるべく、「相手の心と繋がりたい」と願ったことで、魔法少女となり、相手の記憶を同期できる能力を得る……のだが。
※1 元々は北米版限定のオリジナル魔法少女。後に日本版でも実装。
端役あるいは名前のみ語られる魔法少女
原作系のキャラクター
まどかたち原作からのキャラクターがメインストーリーに主に関わるのは第1部が中心で、アナザーストーリーではメインストーリーをまどかたちから見た内容となっている。
第2部からはメインストーリー・アナザーストーリーには登場せず、主にイベントストーリーでの登場が中心となる。
また、2021年4月には原作でのほむらの周回過程の中に存在したとされる魔法少女まばゆとまどか・ほむらとの物語「魔法少女まどか☆マギカ scene0」の制作が発表されている。
- 鹿目まどか(声:悠木碧/舞台版:丹生明里)
- 原作の主人公。途方もない素質をもった見滝原市で活躍する魔法少女。
仲間と一緒に魔女と戦っていたが、メインストーリー第1部第5章にて、姿を消したマミを探すためにほむらとともに神浜市を訪れ、その過程でいろはたちと出会うことになる。
- 新春仕様の晴着Ver.もあり、キュゥべえの形をした羽子板で羽根付きをして攻撃する。水着Ver.も後に実装。あとまどか先輩なんてのも(作品記事参照)
- 2018年8月のサービス開始1周年記念ではまさかのアルティメットまどかの実装された。こちらは原作で登場したまどか本人であり、上記のマギレコ世界のまどかとは別存在である。ストーリー上ではとある件を切っ掛けに「神のような存在」として認知はされているものの、その正体が並行世界のまどかだとは知られていない。
- 暁美ほむら(声:斎藤千和/舞台版:河田陽菜)
- 原作のもう一人の主人公とも言える少女。マギアレコードでは「マギレコ世界のほむら(眼鏡ほむら・通称メガほむ)」と「原作のほむら(眼鏡なしほむら・通称クーほむ)」が別キャラクターとして実装されている。
メガほむは魔法少女となってまどかやマミとともに行動していたのだが、ある日突然現れた「うい」に声をかけられたこと、そしてマミの行方が分からなくなったことで神浜市に向かうことになる。
- 事前登録の特典であり、事前登録をしなかった場合はショップで購入することが出来る。2018年7月にはメガほむの水着Ver.、2023年1月にはクーほむの晴着Ver.が実装された。そして2023年8月には6周年&『叛逆の物語』10周年記念で満を持して悪魔ほむらが実装されることになる。
- メガほむは原作の2周目の時間軸において、まどかが目の前で魔女化する瞬間を目撃し「魔法少女の真実」を知るところまでは原作のほむらと同じだが、3周目の時間軸において何らかのバタフライ・エフェクトが発生。「私の言うことなんて信じてもらえないかも」と躊躇し「魔法少女の真実」を誰にも告げなかった。
- これにより、その後の『さやかの魔女化→マミが心中をはかり、杏子を殺してほむらをも手にかけようとし、それをまどかがマミを殺して阻止する→ワルプルギスの夜との戦い後、ほむらがまどかと約束を交わし、濁りきったまどかのソウルジェムを撃ち砕いて介錯する』、という一連の惨劇を経験せず、ほむらが「もう誰にも頼らない」と決意することがなかった時間軸となっている。
- 一方、メガネと三つ編みを外したクーほむは、1周年時点ではアルまどの魔法少女ストーリーに登場、その後2019年1月21日に期間限定キャラとして実装された。クーほむはマギレコ世界の存在を認知はしているものの、自身が向かうことはしなかった。そのためゲーム本編のストーリーには全く登場せず、マギレコ世界の住人たちには存在すら知られていない。クーほむに関しては後にscene0のFilm.3以降で本格登場する。
- 巴マミ(声:水橋かおり/舞台版:加藤史帆)
- 頼りになる先輩魔法少女。
- 見滝原市でいつも通り魔女退治をしていたのだが、だんだんと魔女が現れなくなるという異変に違和感を覚える。そうした流れで神浜市にやってきたのだが、いろはがドッペルを発動させた場面を目撃、いろはを「人間に擬態する魔女」と見なして危険視する。
- その後も神浜市を時折訪れているのだが、ある頃からその姿を消してしまう。
- ……のだが、2017年のクリスマスイベントにおいて、神浜聖女ホーリーマミが爆誕、何が起きたのか困惑する人多数。しかもメインストーリー第1部第6章でもこの姿で現れ、マギウスに洗脳されていたことが判明する。
- 第1部終了後はいつものマミさんに戻ったが、2020年夏には水着ver.が実装。ノリノリでロケット花火を連射するのが気に入ったのか、夏季はこのスタイルでの戦闘パターンを編み出すためにあれこれ考えを巡らせたりも。
- 佐倉杏子(声:野中藍/舞台版:齊藤京子)
- 風見野の魔法少女。
マミから「神浜市はおかしい」と忠告を受けていたのだが、メインストーリー第1部第4章にて神浜市を訪れ、その過程でいろはたちと出会い、そしてウワサを巡る騒動に巻き込まれることになる。
- また魔法少女ストーリーや期間限定イベントなどでは、織莉子の策謀絡みでゆまを助けるために奔走したり、みたまの料理の犠牲になったり、かりんによる演劇に参加したり、2019年7月には水着ver.が実装されたと思ったら、イベントで無人島に流れ着く羽目になるなど、なんだかんだで苦労を背負い込み面倒ごとに巻き込まれている。2022年にはドッペルver.が実装。
- 美樹さやか(声:喜多村英梨/舞台版:金村美玖)
- まどかの親友である魔法少女。
サービス開始当初はなかなか実装されず、公式サイトの漫画「マギア☆レポート」でもネタにされまくるが、2018年に入ってようやく実装されることに。
メインストーリー第1部第6章にて、マミと対峙するいろはとやちよに助太刀する形で颯爽と姿を現した。
- しかしなんだかんだでネタにされる傾向は変わらず、かのこによって着せられたエリンギ水着がもとで海に落ちた際に感電しドッペルオクタヴィアが現出、さらに水着ほむらに釣り上げられるという珍事まで起きてしまっている。2020年1月に実装された晴着Ver.でも金魚のようになったドッペルオクタヴィアが「勝訴」と書かれた書き初め持ってるし。2021年夏には波乗りver.も実装。
- 百江なぎさ(声:阿澄佳奈)
- 2018年のハロウィン時期の期間限定イベントで実装が決まった叛逆の物語から登場の魔法少女。
このイベントでマギレコ時空でのなぎさがどのような理由で契約したか初めて明かされている。
- その一方で円環の使いとしてのなぎさが関わるイベントでは何かしら騒動が勃発してしまう。
2020年バレンタインイベントではショコラティエ姿のバレンタインver.、2023年夏には水着ver.も実装。
- キュゥべえ(声:加藤英美里)
- 毎度お馴染み営業マン。各魔法少女のストーリーではその勧誘ぶりが見られる。
- たるとイベでは中世フランスなので「キューブ」の名前で登場し、タルトから天使様と慕われ、エリザからは嫌悪されている。また古代エジプトでは「白き獣の神」、チベットでは「ジャータカ」、古代ローマでは「クビウス」なんて呼ばれたりも。
- 時女の里では「久兵衛様」と漢字表記で呼ばれ、神社の祭神として祀られている。一方二木市では魔法少女の真実を知った魔法少女達によってキュゥべえ狩りが行われ、湯国市では魔法少女が迫害され営業可能な新たななり手がいなくなったこともあり、いずれも市内からいなくなった、なんてことも。
- 愛生まばゆ(声:早見沙織)
- 「scene0」でのキーキャラクターとなる魔法少女。見滝原中の3年生(つまりマミさんと同学年でクラスメイト)で、陰キャでコミュニケーション下手なぼっちであり、ひねくれ者でありながらすぐ調子に乗る性格。怠惰な性格を送りたく、学校をサボって屋上で寝ることもしばしば。またかなりの映画オタクで、自宅ではレンタルしたりワゴンセールで手に入れたビデオを夜更かしするレベルでいつも見ている。そんな彼女もほむらが時間を繰り返す中で出会い、魔法少女になってまどかやほむらたちと共に戦っていたようなのだが、いつしか存在が消されたことになっていたことになっており……?
- 愛生咲笑
- まばゆのおば。幼いときに母を病気で亡くし、父もいなく身寄りの無いまばゆを引き取り、親代わりとなっている。普段はカフェ併設のケーキ屋「レコンパンス」を営むパティシエで、まばゆも店を手伝っては映画鑑賞のためのお小遣いをもらっている。パティシエとしての腕前は優れているが、のほほんとした性格でうっかりミスもやらかしたりする。
この他、これまでも鹿目家や志筑仁美、早乙女和子など原作のサブキャラクターがモブ相当で登場しており、「scene0」開始に当たってまどかの母・詢子と仁美、上条恭介には専用のLive 2Dが実装され声も付くようになった。また先行する形で原作BD/DVD第1巻ドラマCDに登場する黒猫のエイミーが2023年新春イベントに登場、「scene0」でもレコンパンスの近くをうろつく野良猫として物語に関わるようになる。
外伝漫画・コラボ作品のキャラクター
魔法少女おりこ☆マギカのキャラクター
- 美国織莉子(声:早見沙織)
- 未来を見通す力を持つ魔法少女。
原作となる『おりこ☆マギカ』同様にキュゥべえの目をまどかから逸らすために行動していたが、神浜市で起きている異変を察知し、キリカを神浜市に送り込む。
- 呉キリカ(声:井口裕香)
- 織莉子の為に付き従う魔法少女。
その織莉子からの「お使い」として、神浜市に買い物に行きつつマミや杏子に対して陽動作戦をとる。
- 千歳ゆま(声:久野美咲)
- 杏子を慕い彼女を救うために魔法少女となった幼女。
織莉子の策謀に巻き込まれることになる。
魔法少女かずみ☆マギカのキャラクター
- かずみ(声:丹下桜)
- あすなろ市に住む魔法少女。
海香・カオルと神浜市に来ていたところはぐれてしまう。鶴乃の店のチャーハンやまなかの店のハンバーグ、ひみかとかのこが作ったきのこ鍋など、相変わらず食にまつわるネタが彼女に関わってくる。
- 昴かずみ(声:丹下桜)
- そのかずみの原作未読時ネタバレ注意な状態が、イベント第2弾でまさかの実装。イベントにおいてはあすなろ市から姿を消したらしいのだが……。
- 御崎海香(声:内田彩)
- かずみの親友であり、表ではベストセラー作家として活躍もしている魔法少女。
いなくなったかずみを探すためカオルと共に街を駆け回ることに。
- 牧カオル(声:田所あずさ)
- 同じくかずみの親友である、サッカーが大好きな魔法少女。
海香と共にかずみを探す最中で騒動に巻き込まれることになる。
- 和紗ミチル
- プレイアデス聖団の創始者である魔法少女。本来なら既にいないはずの彼女がイベント第2弾で登場するのだが……。
- 浅海サキ、神那ニコ、ジュゥべえ
- プレイアデス聖団のメンバーだった魔法少女とそれに従属する者。彼女達も本来なら……。なお、彼女達の口から他のメンバーである宇佐木里美と若葉みらい、本編で対立したユウリ様と双樹姉妹についても言及がある。
- 立花宗一郎
- 洋食店レパ・マチュカのシェフにして作中の癒やし系担当。モブキャラ相当でイベント第2弾プロローグに少しだけ登場。
魔法少女たると☆マギカのキャラクター
- タルト(声:堀江由衣)
- 百年戦争においてフランスを救うべく立ち上がり連合イングランド軍と戦った、「オルレアンの乙女」「聖女」ことジャンヌ・ダルクその人。
いろはとやちよが夢で見た中世フランスにおいて出会い、彼女達とともにイングランド軍と戦うことになる。
- リズ・ホークウッド(声:小清水亜美)
- イタリアからやってきた魔法少女の傭兵。
タルトの影となって様々な行動を起こす。
- メリッサ・ド・ヴィニョル(声:加隈亜衣)
- ラ・イル(エティエンヌ・ド・ヴィニョル)の娘で、父やタルト達の従者として付いている少女。
- エリザ・ツェリスカ(声:沢城みゆき)
- 神聖ローマ皇帝妃バルバラ・ツェリスカの実娘かつドラゴン騎士団の一員である魔法少女。
イベント第1弾復刻開催で最後にちょこっと登場し、コラボイベント第2弾でついにメインで登場&実装。突如として闇に飲まれたフランスにスマホ片手にやってきたういと行動を共にする。
- ペレネル・フラメル(声:能登麻美子)
- タルト達を支援する錬金術師の魔法少女。イベント第1弾では台詞のみ、第2弾でモブ扱いのグラフィックで登場した後、第3弾でLive2D付きで登場、そして後日談イベントで遂に実装と相成った。
- コルボー(声:大坪由佳)
- 連合イングランド軍に属する魔法少女三姉妹の次女。
タルト達にある策謀をかけたことが今回の話の発端となる。イベント第2弾に併せてようやくプレイアブル実装。
- ラピヌ(声:井澤詩織)
- こちらは連合イングランド三姉妹の長女。
イベント第2弾でコルボーとともにういの持つ「白紙の予言書」(=スマホ)を狙うことに。イベント第3弾でプレイアブル実装。
- ミヌゥ(声:田中理恵)
- 連合イングランド三姉妹の三女。原作同様イザボーの命を受けて様々に暗躍する。
外伝イベントが完結し、プレイアブル実装はないかと思われていたが、なんと番外編イベント開催を機に実装されることに。
- イザボー・ド・バヴィエール(声:たかはし智秋)
- 史実でも「売国妃」と呼ばれるように、フランスを連合イングランドに売り渡し、戦乱が混迷する要因を作ったフランス王妃。『たると』作中では魔法少女三姉妹の母として、そして一連の黒幕として登場する。イベント第2弾でその存在を垣間見せ、第3弾でLive2D付きで登場、魔女「女王の黄昏」としても姿を現す。そして番外編イベントで「イザボー 魔女ver.」として、さらに後日談イベントで魔法少女時代の姿でもプレイアブル実装。
この他、ジル・ド・レやラ・イル、シャルル王太子などのサブキャラクターがモブキャラ扱いで登場する。
魔法少女すずね☆マギカのキャラクター
- 天乃鈴音(声:南條愛乃)
- 茜ヶ咲中に転校してきた少女だが、その正体は「キリサキさん」と呼ばれる、魔法少女を狩る魔法少女。
キュゥべえから神浜市の事を聞いたことで、そこで魔法少女狩りを始めることになるのだが……。
- 成見亜里紗(声:植田佳奈)
- いじめられた境遇から変わるため強くなることを願った魔法少女。
茜ヶ咲中の魔法少女チームの1人で結構な問題児。千里の捜し物に付き合う形で神浜市を訪れる。
- 詩音千里(声:東山奈央)
- 亜里紗をチームに引き入れた魔法少女。
父親の描いた思い出の絵本が神浜市にあると知り、亜里紗と共に探しに来る。原作を読めばわかるが、作中ではあまり活躍していないため、ゲーム内でどう描かれているかが気になるところ。
- 奏遥香(声:松井恵理子)
- 茜ヶ咲中のチームのリーダーを務める魔法少女。
当初はイベントでの千里の回想や魔法少女ストーリーのみで登場だったが、2019年10月開始のイベント第2弾でプレイアブル実装。
- 日向茉莉(声:村川梨衣)
- 茜ヶ咲中のチームの最年少の魔法少女。
こちらも遙香共々イベント第2弾で実装。
- 日向華々莉(声:???)
- イベント第2弾の最後に台詞のみで登場した魔法少女。
第3弾でようやく姿を見せて話に絡んでくるようで……
- 美琴椿(声:日笠陽子)
- イベント第3弾で登場する鈴音、そして茉莉と華々莉に関わる魔法少女。
〈物語〉シリーズからのキャラクター
「MADOGATARI展」とのコラボ企画として登場する。
- 戦場ヶ原ひたぎ(声:斎藤千和)
- 千石撫子(声:花澤香菜)
- 八九寺真宵(声:加藤英美里)
- 羽川翼(声:堀江由衣)
- 神原駿河(声:沢城みゆき)
- 忍野忍(声:坂本真綾)
魔法少女リリカルなのはシリーズからのキャラクター
「魔法少女リリカルなのはDetonation」とのコラボイベント「Magia Clash! ~魔法少女リリカルなのはDetonation~」のゲストキャラクターとして登場、神浜市を訪れミラーズでのバトルトーナメントに参加することになる。
- 高町なのは(声:田村ゆかり)
- フェイト・T・ハラオウン(声:水樹奈々)
- 八神はやて(声:植田佳奈)
ちなみに役名等は特に表示されていないものの、ゲーム中ではそれぞれのデバイスであるレイジングハート(声:ドナ・バーク)、バルディッシュ(声:ケビン・J・イングランド)、リインフォースII(声:ゆかな)も登場、バトル開始時にはそれぞれのマスターとの掛け合い音声も聞くことができる。
リコリス・リコイルからのキャラクター
「リコリス・リコイル」とのコラボイベント「Agent Magica~マギアレコード×リコリス・リコイル~」のゲストキャラクターとして登場、みかづき荘と喫茶リコリコが入れ替わったことをきっかけに魔法少女になった千束とたきながいろはたちと行動する。
- 錦木千束(声:安済知佳)
- 井ノ上たきな(声:若山詩音)
他のキャラクターに関してはクルミや楠木指令のようにセリフのみで登場したり、ミカやミズキのように話の中で語られている。
派生キャラクター
各種季節イベント等で期間限定実装された、本作の主要キャラあるいは原作組の派生バージョン。便宜上「マギア☆レポート」のキャラクターも記載する。声優に関してはオリジナルと同じなので省略。
- ホーリーマミ
- 2017年クリスマスイベントで実装
- 鹿目まどか 晴着ver.
- 2018年新春イベントで実装
- まどか先輩
- 2018年4月のマギレポイベント第1弾で実装
- ウワサの鶴乃
- 2018年6月、メインストーリーの進行状況に合わせて実装
- 暁美ほむら 水着ver.
- 2018年夏イベント第1弾で実装
- 環いろは 水着ver.
- 2018年夏イベント第2弾で実装
- アルティメットまどか
- サービス開始1周年記念で実装。メインストーリー1部の終盤では…
- ホーリーアリナ
- 2018年クリスマスイベントで実装され、後のメインストーリー1部でも登場。
- 八雲みたま 晴着ver.
- 2019年新春イベントで実装
- いろはちゃん
- フェリシアちゃん
- いずれも2019年4月のマギレポイベント第2弾で実装
- 天音姉妹 水着ver.
- 2019年夏イベント第1弾で実装。初の2人一体型ユニット。
- 佐倉杏子 水着ver.
- 2019年夏イベント第2弾で実装
- いろは・やちよ 決戦ver.
- サービス開始2周年記念で実装
- 梨花・れん クリスマスver.
- 2019年クリスマスイベントで実装
- 美樹さやか 晴着ver.
- 2020年新春イベントで実装
- 百江なぎさ バレンタインver.
- 2020年バレンタインイベントで実装
- レナちゃん アイドルver.
- 2020年4月のマギレポイベント第3弾で実装
- タルト ver.Final
- 2020年6月のたるとイベント第3弾で実装。たるマギ原作終盤での究極形態のタルト。
- レナ・かえで 水着ver.
- 2020年夏イベント第1弾で実装
- 巴マミ 水着ver.
- 2020年夏イベント第2弾で実装。小玉スイカの次は大玉スイカ
- 万年桜のウワサ 水着ver.
- 2020年夏イベント第3弾で実装
- 小さなキュゥべえ
- サービス開始3周年記念で実装。上記設定に基づきゲーム上ではプレイヤー名で表示、戦闘時はメイン5人が代理で戦う。ホーム画面上ではメイン5人のうち任意の1人と一緒に表示され、ボイスもそのキャラとのやりとりがなされる。
- やちよ・みふゆ 始まりver.
- 2020年10月のイベントで実装。まだ魔法少女になりたての頃のやちよとみふゆによるユニット。なので髪型はやちよはボブ、みふゆはセミロングだったりする。
- 和泉十七夜 ヴァンパイアver.
- 十咎ももこ シスターver.
- いずれも2020年のハロウィンイベントで実装
- 鶴乃・フェリシア 宅配ver.
- 2020年クリスマスイベント第1弾で実装
- 灯花・ねむ 聖夜ver.
- 2020年クリスマスイベント第2弾で実装
- いろは・うい 巫女ver.
- 2021年新春イベントで実装
- ウワサのさな
- 2021年バレンタインイベントで実装
- 究極まどか先輩
- 2021年のマギレポイベント第4弾で実装
- このは・葉月
- 2021年初夏イベントで実装。基本的に2人一体型だが、カードイラストやホーム画面、マギア・ドッペル発動時にはあやめが登場するため、事実上3人一体型とも言える。
- 七海やちよ 七夕ver.
- 2021年七夕イベントで実装。梶の葉伝説の水名露役を演じたやちよ。
- ももこ・みたま 人魚ver.
- 2021年夏イベント第1弾で実装
- 美樹さやか 波乗りver.
- 2021年夏イベント第2弾で実装
- まどか・いろは
- サービス開始4周年記念で実装。原作主人公と本作の主人公のペア。
- かりん・アリナ ハロウィンver.
- 2021年ハロウィンイベントで実装
- ホーリーマミ アニメver.
- 2021年12月に実装。アニメ版準拠のグラフィックや演出に変更され、ステータスも通常のホーリーマミから変更が施されている。
- 那由他・みかげ クリスマスver.
- 2021年クリスマスイベントで実装。イタリアに伝わる魔女「ベファーナ」をモチーフとしており、自身に届いた謎のプレゼントの送り主とその軌跡を辿ることとなる。
- 時女静香 初日の出ver.
- 2022年新春イベントで実装
- 七海やちよ アニメver.
- 2022年1月に実装。ホーリーマミに続いてのアニメ版準拠バージョン。
- 佐倉杏子 ドッペルver.
- 2022年バレンタインイベントで実装。その名の通り自棄のドッペル(武旦の魔女Ophelia)と一体化した姿になっている。
- 悪魔ほむらちゃん
- 2022年のマギレポイベント第5弾で実装。オリジナルよりもこっちの方が先に来た。
- 環いろは アニメver.
- 2022年4月に実装。アニメ版準拠バージョンの第3弾。
- 美国織莉子 ver.Final
- 2022年5月開催のおりマギイベントで実装された本作オリジナルの派生。外伝漫画キャラとしてはタルトに続いてのエクシード仕様。
- 水波レナ アニメver.
- 2022年5月末に実装。アニメ版準拠バージョンの第4弾。
- ウワサの鶴乃 アニメver.
- 2022年7月下旬の開始1800日と同時期に実装。アニメ版準拠バージョン第5弾。
- 黒江 水着ver.
- 2022年夏イベントで実装
- 鹿目まどか 水着ver.
- 2022年夏イベントで実装
- ∞いろは(インフィニットいろは)
- サービス開始5周年で実装。第2部第11章で登場の、全てのキモチの想いを受け取って融合し円環の理相当に変化したいろは。
- 和泉十七夜 常闇ver.
- 2022年10月に実装。第2部第10章でキモチを取り込んた姿。
- 八雲みたま 常闇ver.
- 2022年ハロウィンイベントで実装。十七夜同様キモチを取り込んだ姿。
- 氷室ラビ キモチver.
- 2022年11月に実装。第2部11章で登場した、絶望の末に全てのキモチと融合した姿。
- 梓みふゆ おとぎ話ver.
- 2022年クリスマスイベント第1弾で実装
- 七海やちよ おとぎ話ver.
- 2022年クリスマスイベント第2弾で実装
- 暁美ほむら 晴着ver.
- 2023年正月イベントで実装。クーほむ準拠としては初の派生バージョン。
- 佐和月出里 バレンタインver.
- 2023年バレンタインイベントで実装。宝崎市での調整屋のイメージアップのために奮闘するも…
- 無限大いろはちゃん
- 2023年のマギレポイベント第6弾で実装。マギレポ版∞いろは。
- まさら・こころ 花嫁ver.
- 2023年6月開催イベントで実装。ジューンブライドモチーフでまさらが花嫁、こころが花婿姿に。
- 百江なぎさ 水着ver.
- 2023年夏イベント第1弾で実装
- 佐鳥かごめ 百鬼夜行ver.
- 2023年夏イベント第2弾で実装。怪談話ゆえ幽霊モチーフ、アルちゃんもアマビエやらカッパやら妖怪の姿に。
- 七海やちよ ヒストリアver.
- 2023年8月開催の「ピュエラ・ヒストリア Pillar of Tomorrow」にあわせて実装
- 悪魔ほむら
- サービス開始6周年記念&『叛逆の物語』公開10周年記念で待望の実装。
- 鹿目まどか scene0 ver.
- まどかの誕生日2023年10月3日に開始の新シナリオ「魔法少女まどか☆マギカ scene0」にあわせて実装の強化バージョン。
- 結菜・樹里 ヴァンパイアver.
- 2023年ハロウィンイベントで実装
- 暁美ほむら scene0 ver.
- 2023年11月実装。「scene0」のFilm.3以降にあわせた形でクーほむが元になっている。
- 佐倉杏子 scene0 ver.
- 2023年11月実装。ブラスト3枚からアクセル4枚というディスク構成様変わりのバージョンに。
- 美樹さやか scene0 ver.
- 2023年12月実装。
- ウワサのみこと
- 2023年クリスマスイベントで実装の、みことのウワサ化バージョン。
- 竜城明日香 新春龍神ver.
- 2024年正月イベントで実装
- 巴マミ scene0 ver.
- 2024年1月実装
- れいら・せいか
- 2024年2月実装。このは・葉月と同様に、名目はペアユニットではあるがカードイラストやマギア・ドッペル発動時にみとが登場する事実上の三位一体ユニットとなっている。
- まどか先輩・いろはちゃん
- 2024年のマギレポイベント第7弾で実装。まどか・いろはのマギレポ版だが、こっちはドッペルを使う。
- いろは・黒江
- 2024年5月実装
関連項目