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- 「ド派手に、行くぜ!!」
宇宙帝国ザンギャックに反旗を翻し、「海賊」の汚名を誇りとして名乗る豪快なヤツら!!
その名は………「海賊戦隊ゴーカイジャー」!!!
海賊戦隊ゴーカイジャーとは、2011年2月13日~2012年2月19日にかけて、テレビ朝日系列「ニチアサキッズタイム」内「スーパーヒーロータイム」枠で放送されたスーパー戦隊シリーズ第35作品目である。
あらすじ
あらゆる星を支配し、全宇宙の星々を我が物にしようと企む宇宙帝国ザンギャックの大艦隊が遂に地球を支配すべくやってきた!
地球を支配し、人類を恐怖のどん底に陥れた中、かつて地球の平和を守り続けてきた34のスーパー戦隊達がザンギャックの野望阻止すべく立ち上がった!
秘密戦隊ゴレンジャーを筆頭としたスーパー戦隊は、全ての力を集結し、ザンギャックを撃退したが、撃退と引き換えに戦士たちは全ての力を失ってしまった。
この戦いは後に“レジェンド大戦”として世に語り継がれた。
それから数年後、ザンギャックが復活を果たし、再び地球の侵略を開始。
その頃、宇宙最大のお宝を求めてちょっとした冒険好きな5人の海賊たちが地球を訪れた。
そう、彼らこそが海賊の汚名を着せられても、それすら誇りに思い、海賊の如く豪快で、ザンギャックに立ち向かうヤツら!!
34の戦隊の力を受け継いだ新たなヒーロー、『海賊戦隊ゴーカイジャー』である!
概要
- 記念すべき35作品目の本作のモチーフはシリーズ初の海賊である。テレビ朝日のプロデューサー佐々木基によれば「モチーフには『ONE PIECE』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』など、今時代が求める旬なヒーロー像『海賊』を選びました」とのことである。戦隊側としては初ではあるが、過去に『星獣戦隊ギンガマン』にて「宇宙海賊バルバン」と言う悪の組織が登場している。
- 本作の最大の特徴が歴代のスーパー戦隊とのクロスオーバーである。ゴーカイジャーを含む総勢200名の歴代の戦隊ヒーローが登場。第1話の撮影では182人もの歴代戦隊ヒーローが集結。JAEの俳優を総動員しただけでは足りない事もあり、地方でヒーローショーをやっている俳優も起用している。
- 製作スタッフには東映側のプロデューサーとメイン監督に『侍戦隊シンケンジャー』以来の宇都宮孝明と中澤祥次郎、脚本には『鳥人戦隊ジェットマン』以降のほとんどの戦隊に参加し、『爆竜戦隊アバレンジャー』『特捜戦隊デカレンジャー』で実績のある荒川稔久、サブライターにも浦沢義雄や井上敏樹と言った過去の作品に参加したライターや、若手注目株で後にSHTやプリキュアといったニチアサ枠の要となる香村純子や下山健人が参加。序盤のゲスト監督として『パワーレンジャーシリーズ』のエロ監督坂本浩一がTVシリーズに初参戦している。音楽には『魔法戦隊マジレンジャー』に参加経験のある山下康介と言った豪快な顔ぶれが参加している。
- EDの「スーパー戦隊ヒーローゲッター」では1~3番の歌詞に過去の34戦隊の名前が登場し、1番から順に週替わりで放送されている。
キャスティング
- 戦隊側のキャスティングには小池唯、池田純矢を除く4人は本作品でテレビドラマデビューを飾る。ただし、キャプテン・マーベラス役を演じる小澤亮太は2008年より舞台を中心に活動しているので演技経験は他の4人より豊富である。
小澤以外では現在ドラマなどで活動する山田裕貴、人気声優のM・A・Oとして名を馳せる市道真央や同じく声優、舞台などで活動する池田純矢などを輩出した。 - 声優では、過去に特撮番組のレギュラーを多数経験した関智一(『超力戦隊オーレンジャー』『電磁戦隊メガレンジャー』)や進藤学(超星艦隊セイザーX)以外のレギュラー出演者は特撮デビューとなる。
- ニコニコ的な意味での注目は田村ゆかりと井上喜久子17歳の出演であろう。勿論、二人とも本作が特撮デビューとなる。
- 司令官ワルズ・ギルを演じる野島裕史は前年『ハートキャッチプリキュア!』で幹部の一人であるコブラージャ役を担当。2年連続ニチアサキッズタイムで悪役を演じる事となった。
- ストーリー後半に差し掛かる頃に海賊が主役の作品に縁のある声優、平田広明が炎神マッハルコン役で出演している。平田は過去に俳優として『特捜ロボジャンパーソン』に出演しているが、声優としては本作が特撮デビューとなる。
登場人物
海賊戦隊ゴーカイジャーと周辺の人々
シリーズ初の初期メンバー5人が宇宙人の戦隊ヒーロー。
「宇宙最大のお宝」を求めて地球に停泊してきた海賊戦隊。5人とも故郷の星をザンギャックの手によって滅ぼされており、普段は「ゴーカイガレオン」の中で生活している。
ザンギャックに『海賊』の汚名を着せられ賞金首として追われているが、そのことを誇りとして自ら名乗っている反骨心あふれる戦隊である。
地球征服にやってきたザンギャック艦隊とは敵対しているが、宇宙人である彼らに地球を守る義理はない。はたして、その心境がこの先どう変化していくのか…。
なお、各々の懸賞金額は第5話および第15話でそれぞれ増額(鎧は19話で初めて)。15話の段階で総額は1000万Z(ザギンと読む。日本円で換金すると1ザギン=360円)越えを果たしている。
鎧の懸賞金が追加された19話時点での総額は、1260万5千Zだったが、39話でマーベラスのみ無制限になった事もあり、マーベラスを除く5人の総額は1535万Zとなった。
レンジャーキーを駆使して他の戦隊に変身する能力がある反面、マーベラスを含む5人の宇宙人は戦隊に関して詳しくないが、唯一の地球人である鎧の加入以降、鎧から教えてもらう機会が増えている。
ちなみに変身アイテムであるモバイレーツとレンジャーキーは彼ら専用のものではなく、誰でも使用できる。実際にマーベラス以外の人物が変身したケースがいくつか存在するが、戦闘に使うにはそれなりの技量が必要。
キャプテンマーベラス/ゴーカイレッド
海賊戦隊ゴーカイジャーのリーダーにして主人公。海賊のリーダーかつ「ゴーカイガレオン」のドヤ顔船長でもある。
「派手に行くぜ!」が口癖で、ワイルドな性格で口も悪く、いわゆる俺様体質な所もあるが、好奇心旺盛かつ一度やると決めたら目標を達成するまで実行に移すなどのリーダーシップを発揮している。
ザンギャックのせいで初めて食べるカレーを食い損なった為、「(ザンギャックが)気にいらねぇ!」の一言でザンギャックと戦う決意をした張本人である(ただし、このセリフの直前に5人が自分達の故郷の星と滅び行く地球を重ね思う描写があり、必ずしもカレーだけが原因とは言い切れない。ここらへんは解釈が分かれるとこ)。
かつては「赤き海賊団」の一員として活動し、レンジャーキーを命の恩人である『赤い戦士(アカレッド)』から受け継ぐ。「この地球を守る価値」を探すため、そして宇宙一のお宝を探すために、地球にとどまることにした。
懸賞金 1,500,000Z→3,000,000Z→5,000,000Z→UNLIMITED REWARD(アンリミテッドリワード。意味は無制限の報酬)
ジョー・ギブケン/ゴーカイブルー
クールで沈着冷静と言った過去作品によく見られるタイプのブルー。主に剣術を得意とし、ゴーカイサーベルの二刀流で敵を倒す。第4話では「5刀流・ブルースラッシュ」、第30話ではシド先輩直伝の円形殺方「1刀流・ソウルブレイド」という大技も駆使した。
かつてはザンギャックの特殊部隊の一員として活動していたが、無抵抗な子供を殺害する作戦に反発して脱走。その際に追われていたところをマーベラスに助けられ、彼と行動するようになる。メンバーの中でもマーベラスとの付き合いは一番長く、戦闘の際マーベラスが信頼し背中を預けられる仲。19話ではザンギャック一味に骨抜きにされても冷静沈着さは残っておりメンバーの中で唯一棒読みで「ふにゃー」と呟いた。 和菓子作りが上手いなど意外な一面もある。なお、(まったく要素が見当たらないが)モデルは元中日ドラゴンズの高木守道であり、名前の由来も彼の通っていた岐阜県立岐阜商業高等学校に由来する(県岐阜商→ケン・ギブジョー(初期案での名前)→ジョー・ギブケン)。
懸賞金 1,000,000Z→2,000,000Z→4,000,000Z→8,000,000Z
ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー
男勝りでお金と宝石が好きな女海賊。戦闘ではジョーと同じくゴーカイサーベルを駆使して戦い、ゴーカイサーベルのワイヤーを伸ばして振り回し、周囲の相手を切り刻む「フラッターブレード」が得意技。
酷く貧乏な生活を送っていた過去があり、彼女のお金への拘りはここから来ている模様。ザンギャックからお宝を盗んで逃げていた際、マーベラスから、その大胆さを気に入られ海賊のメンバーに誘われ、仲間になる。
フィアと言う妹を幼くして病気で亡くしている為か、自分の後からゴーカイガレオンに乗り込む事になったアイムを妹の様に世話している。中盤ではやたらと敵味方問わずΠタッチ被害が多かった。
懸賞金 300,000Z→750,000Z→1,500,000Z→3,000,000Z
ドン・ドッゴイヤー/ゴーカイグリーン
通称「ハカセ」。鎧からは「ドンさん」と呼ばれている。メカニック担当で、ネタ要員。臆病で慎重な性格だが、その慎重さが時に仲間の危機を救う事もある。家事の腕は抜群。
不遇な扱いや失敗をしてしまうこともあるが、ストーリーが進むにつれ、素面でそれなりに戦えるようになり、第13話ではゴーミン相手に武藤敬司を彷彿させるドラゴンスクリューを使用するなど、少しずつではあるが成長している。
銃の腕前は抜群で、ゴーカイガンの二丁拳銃を駆使して活躍する。但し、これらの戦闘スタイルに対し、ジョーからは「愉快な闘い方」と言われてしまう。
本編ではザンギャックがゴーカイジャーの過去を語る場面があったものの、ハカセだけスルーされている。更に伊狩鎧がイメージする戦隊ヒーローでこれまたスルーされてしまった。
42話にて、ようやく過去が語られ、その正体はかつて悪しき竜を倒したと同時に行方不明となった伝説の勇者であり、現在は記憶を失っているという物であったが、実はハカセがみんなを騙す為についた嘘である事が発覚した(左腕に勇者の印である星型の痣があるが、これもただ描いただけである)。
しかし、ダマラスと再戦した際に「伝説の勇者ドン・ドッゴイヤー」と名乗っている。
海賊の仲間になったのも、元々はゴーカイガレオンを修理して欲しいと頼まれ(初対面時には逃げ出したが、引き受けた仕事を放ったらかしには出来なかったために結局ガレオンに来る)、メカの扱いに長けていた事と海賊たちのあまりにだらしない生活態度を見かねて発揮した家事力をマーベラスに見込まれたからであった。
懸賞金 100Z→1,000Z→5,000Z→50,000Z と、ワルズ・ギルを倒した後でも6人の中で極端に懸賞金が極端に低く、まるでどこかのペガサスの営業マンの給料の少なさを彷彿させるモノがあった。
後にダマラスを一人で苦戦させた事により、44話にて鎧と同額の300,000Zに跳ね上がるという大出世を遂げた。
なお、変身後の「オシッコの後にズボンで手を拭くようなポーズ」は無意識らしい。
アイム・ド・ファミーユ/ゴーカイピンク
常に丁寧語で会話する元お姫様。デカマスター稲田徹の一押し。
過去にザンギャックに滅ぼされたファミーユ星の王女。散り散りになったファミーユ星人たちの『反帝国の象徴』として生きていくため、賞金首になることを覚悟でマーベラス達の一員となる。困っている人を見ると放っておけない性格。元々は世間知らずのお姫様という事もあって、一員となったばかりの頃はまともな戦闘も出来ず、失敗も多かったが、本人の血の滲む様な努力により高い戦闘能力を身に付けている。また、喧嘩や衝突が絶えなかったゴーカイジャーの面々を和ませる癒しキャラでもある。
戦闘ではハカセ同様、ゴーカイガンを愛用。得意技はゴーカイガンの二丁拳銃で空中からムーンサルトで射撃を放つ「グレイスショット」。
懸賞金 500,000Z→1,000,000Z→2,000,000Z→4,000,000Z
伊狩 鎧(いかり がい)/ゴーカイシルバー
17話から登場した追加戦士で、メンバー唯一の地球人。ハイテンションな性格で熱血と言うより暑苦しいタイプの人間であり、「世界一スーパー戦隊を愛する男」を自称している。「よろい」という名前ではない。
スーパー戦隊に詳しくない5人の為に「スーパー戦隊大百科」を独自で作り出したり、レジェンドに遭遇すればサインを求めるほどのミーハーぶりを発揮するスーパー戦隊マニア。彼のイメージする理想の戦隊ヒーローはメンバーから「キモい」と言われる程(例:マーベラス、ジョー、ルカが極端な爽やかキャラでも演じる役者は本当にあんな感じらしい)のものであり、公式が病気レベルと言っても過言ではない。
少年時代は親の都合で転校続きだったが、各地で沢山の友達が出来ていた様子。
変身アイテムのゴーカイセルラーにレンジャーキーをスキャンさせて変身し、ガンモードにも変形する槍、ゴーカイスピアを駆使して戦う。
必殺技はファイナルウェーブを発動させたゴーカイスピアを投擲し相手を貫く、『ゴーカイシューティングスター』と、ガンモードでファイナルウェーブを発動させ、大型の弾を発射する『ゴーカイスーパーノヴァ』。
ゴーカイジャーに加わった事により懸賞金が付けられたが、何故かドンさんより高く付けられた為にドンさんに嫉妬されてしまう。
懸賞金 100,000Z→300,000Z
ゴーオンウイングス左半身がゴーオンシルバーで右半身がゴーオンゴールドとなった形態。 ゴーカイクリスマス左半身がゴーカイグリーンで右半身がゴーカイレッドとなった形態。マスクの装飾も金色となっている ゴールドモード(第19話~)ゴーカイシルバーが15追加戦士のレンジャーキー(16話でバスコから手に入れた物)が一つになったレンジャーキー、『ゴールドアンカーキー』を用いて変身する形態。 なお、ゴーカイチェンジスペシャルDVDではゴーカイレッドがゴールドモードにチェンジした。 |
- ナビィ
ゴーカイジャーをサポートするオウム型のメカ。マーベラスのみ「鳥」と呼んでおり、「鳥じゃないんだけど」と返すのがお約束。ザンギャックやお宝を察知する機能が搭載されているが、お宝のヒントの殆どが大雑把なものが多い。鎧が加入してからはどの戦隊の事を言っているのかだけは即座に判明するようにはなったが、探すところは変わらずである。
よく喋り、お宝ナビで頭をぶつける世界一可愛いウザかわいいマスコットキャラだが、実は大いなる力を得るためのの重大な鍵だったりする。
マーベラス救出の際の活躍もあり、44話で懸賞金がかけられたが、その額はたった50Zだった。
ゲストの方々
- 保母さん(保育士?)(第1話、最終話)
年齢の割にやたらとスーパー戦隊に詳しく、ゴーカイジャーを35番目のスーパー戦隊と認定した特撮オタクの先生。
何故かゴレンジャーのことを「秘密戦隊」だと知っていた謎の人(ゴレンジャー本編では一度も「秘密戦隊」だと名乗っていない)でもある。 - 少年(第2話、50話)
年齢の割にやたらとスーパー戦隊に詳しく、自ら地球を守ろうとレンジャーキーをマーベラスから奪いシンケンレッドに変身して戦った高校生。祖父をレジェンド大戦時にザンギャックに殺されている。
50話にてほぼ1年ぶりに登場。自分なりの戦い方を見つけたようだ。 - 春日井親子(第6話)
『金のなる木』で大金持ちになった親子。
かつてはドが付くほどの貧乏家族であったが、父である春日井高蔵が「金のなる木」を手に入れてから金に取り付かれるようになり働かなくなった。
娘である春日井小牧はこの事を良く思っておらず、親子関係が悪化していた。
名前の由来は愛知県の地名から。 - シド・バミック(第11、12、38話)
サイボーグに改造される前のバリゾーグ。剣の達人であり、ジョーの先輩に当たる。
自分とジョーがザンギャックに騙されていた事を知り脱走するも失敗し、行動隊長ザイエン(声:中田譲治)によって体をサイボーグへと改造された。人間として戻れなくなってもシドとして生きていた時代の記憶は失っている。バリゾーグを撃破後幻として現れた。 - 梨田永吉(第13話)
事業に失敗し絵に描いた強面の借金取りの金に困っていた男性。身代金目的の誘拐を企て実行するが、さらった娘はアイムだったため、マーベラス達宇宙海賊を敵に回してしまう。道案内してほしいと装いアイムを襲ってしまうも、華やかの生活から海賊になるアイムの姿を見て改心する。その後誘拐した犯人はアイムがザンギャックになすり付けた。 - 翔太(第23話)
ジョーと鎧が出会った少年。友人と交わした流星群を見る約束のため自転車で神蔵山の山頂を目指していた。 - 亀尾商店街の面々(第33話)
亮の店「赤龍軒」のご近所の方たちで共にバザーを開く。
商店街のお三方を演じた役者がある意味レジェンドであり、マサ役にゴレンジャーからジェットマン(ジャッカー除く)までの歴代レッドを演じたミスターレッドこと新堀和男、カヨ役に女性スーツアクターの神尾直子、サブ役に1980年代に東映特撮のスーツアクターを演じ、現在はイベントプロデューサーとして活躍しているショッカーO野と分かる人にだけ分かる濃い面子が揃っている。 - カイン 演:君沢ユウキ(第34話)
尻彦さん盗賊時代のルカの幼馴染。
現在はガイアメモリを売りさばいて金持ちになり実業家として活動している。ルカに会うために地球へ向かっていたところ、ザンギャックに拉致され、さらに姿をコピーされた。彼のニセモノは、街中でルカを襲うザンギャックに札束で追い払った(というお芝居を演じた)が、彼自身はもうちょっとおとなしい性格。 - 森山ホナミ 演:吉村玉緒(第40話、タイムレンジャー放送当時は「有輝りん」名義)
かつてタイムレンジャーを追っかけていた新聞記者。当初はタイムイエローであるドモンをブルーの中の人と間違えていたが、後にドモンと相思相愛の仲となり、タイムレンジャー最終回では彼との子供である「未来」を産んだ。(最終回時では名前は明らかになってなかった)
ちなみに「爆竜戦隊アバレンジャー」にもゲスト出演している。 - 森山未来 演:小宮明日翔(第40話)
ホナミとドモンの息子である少年。世界の中心で愛を叫んだ俳優とは何ら関係ない。
母の仕事の都合で転校続きの日々に嫌気が刺し、自立と称して家出をしていた所を鎧に諭される。
なお、ドモンは息子が生まれたことを知らずに30世紀に帰ってしまったため、40話のラストで存在を知る事となった。 - 木下姉弟(第44話)
弟に厳しい姉・小夜(演:布施柚乃) とクリスマスを楽しみにしている弟・聖二(演:本田大翔)の二人姉弟。
行動隊長ビバブー(声:岩田光央)により弟が人形に変えられてしまい、元に戻すためルカと協力しゴーカイイエローに変身した。 - ヴァンプ将軍天知博士 演:山田ルイ53世(第50話)
- 山崎由佳 演:平田薫(第50話)
かつて『天装戦隊ゴセイジャー』と『魔法戦隊マジレンジャー』にそれぞれ触れ合い、その戦いを見守った人々。
人々の救助活動に勤しむ中、スーパー戦隊から勇気を教えてもらった事を語り、励ます。
レジェンド戦隊
かつて、地球の平和を守っていたスーパー戦隊達の事。かのレジェンド大戦後に変身する力を失っている。
彼らの登場するゲスト回のタイトルは本家に準拠したものとなっている。(ガオレンジャーなら「○○、××!!」、ギンガマンなら「○○の××」など)
TV本編の登場レジェンド戦隊
- 海城剛/アカレンジャー/声:誠直也(199ヒーロー、第1話、51話)
かつて「黒十字軍」と戦った『秘密戦隊ゴレンジャー』のリーダー。
ザンギャックとの戦いでは34組のスーパー戦隊を指揮して戦っていた。 - アカレッド/声:古谷徹(第2、15、16話、39話)
『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』に登場した謎の戦士。胸のワッペンは当時の30から35に更新されている。第2話では「赤い戦士」とクレジットされていたが、15話で名前が判明。
マーベラスの回想シーンで登場。「赤き海賊団」を名乗り、「宇宙最大のお宝」を手に入れるために宇宙に散らばったレンジャーキーを集めていた。バスコの裏切りによって赤き海賊団が壊滅に追い込まれた際、マーベラスにナビィとレンジャーキーと”夢”を託し、一人ザンギャックに立ち向かった。マーベラスの命の恩人。その後マーベラスを守る為に命を落としたような描写が描かれ、しばしば幻としてマーベラスを励ます。 - 小津魁/マジレッド 演:橋本淳(第2、3話)
かつて『魔法戦隊マジレンジャー』のマジレッドとしてインフェルシアと戦った小津5兄弟の末っ子。当時とは違い髪を染めている。
魔法の力は失っているが、かつて契約していた天空聖者フレイジェル(マジレンジャー本編で、変身の際に背後に出てきていた赤いヤツ。父親=ブレイジェルではない)に力を借りていた。
ゴーカイジャーらがレジェンド戦隊に相応しいかどうか、マーベラスとハカセに挑戦を仕掛け、自信を無くし掛けたハカセに「勇気」を教えた。 - マージフォン/声:玄田哲章(第3話)
マジレンジャーが変身などの魔法を発動させる際に使用するケータイ型アイテム。
勇気を見せたゴーカイジャー達に新しい魔法を届けた。 - ドギー・クルーガー/デカマスター 声:稲田徹(199ヒーロー、第5話、51話)
アヌビス星出身の地球署署長にして地獄の番犬。通称ボス。
一度はマーベラスを逮捕しようとしていたが、マーベラス達の持つ誇りを認め手錠を外した。デカレンジャーの大いなる力を伝えた事により、デカゴーカイオーが誕生した。この時アイムに一目惚れをする。 - 赤座伴番/デカレッド 演:載寧龍二(第5話)
地球署(またはファイヤースクワッド)所属の刑事で『特捜戦隊デカレンジャー』の一人。通称バン。
事件解決後、ザンギャックが警察全署に海賊戦隊らを捏造して指名手配犯にしていた事をボスに報告した。 - 礼紋茉莉花/デカイエロー 演:木下あゆ美(第5話)
同じく地球の刑事でありデカレンジャーの一人。通称ジャスミン。
マーベラスに手錠をかけ逮捕しようとした。 - 漢堂ジャン/ゲキレッド 演:鈴木裕樹(第7話)
『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の一人であり、幼少の頃から虎に育てられた野生児。
本編では、『ゲキレンジャー』最終回で語られた通り子供たちに拳法を教えており、ドンとアイムにも拳法を教えた。
7話終盤ではゲキレンジャー達の師匠であるマスター・シャーフー(声:永井一郎)も登場した。 - 獅子走/ガオレッド 演:金子昇(第9話)
かつては『百獣戦隊ガオレンジャー』の一人として、オルグと戦っていた獣医。名前は「しし かける」と読む。
原典と同じく獣医を務めているが、今作では開業医になっている。当時の熱血ぶりは冷めてクールなキャラになっていた。 - ガオライオン(第9話)
天空島アニマリウムに住む、パワーアニマル達のリーダー。
当初はゴーカイジャーたちをならず者と認識していた。
口では自分勝手を標榜しながらもザンギャックから人々を守るゴーカイジャーを戦士と認め、
ガオレンジャーの大いなる力を与え、自らも戦いに協力するようになる。 - 志葉薫/シンケンレッド 演:夏居瑠奈(第11~12話)
『侍戦隊シンケンジャー』の物語において重要な役割を果たした、志葉家直系の後継者。存在自体がネタバレ。
なお、(ゴーカイジャーの二段変身を除く)歴代唯一の女性レッドである。 - 丹波歳三 演:松澤一之(第11~12話)
志葉薫に従う家臣。姫様のことしか頭になく、他者への上から目線の態度をよく薫から咎められている。 - 陣内恭介/レッドレーサー 演:岸祐二(第14話)
戦う交通安全『激走戦隊カーレンジャー』の猿顔の一般市民リーダーで全米格闘チャンプ。役者を続けつつ、子供たち相手に交通安全の紙芝居を上演していた。妻はデカピンクだった。
インサーンに一目ぼれされ、行動隊長のジェラシット(CV.櫻井孝宏)に追いかけまわされる。
激走戦隊カーレンジャーの大いなる力をゴーカイジャー達に託すも、ナビィからは役に立たない力とまで言われてしまい、結局激走戦隊カーレンジャーの大いなる力が具体的にどのような物か、また恭介が勤務していたペガサスもどうなったのか説明されていない。 - 仲代壬琴/アバレキラー 演:田中幸太朗(第18話)
『爆竜戦隊アバレンジャー』の追加戦士。かつてはアバレキラーとしてエヴォリアンを率いていたが、後にアバレンジャーと共闘した外科医。鎧が薄れた意識の中幻として現れ、鎧にゴーカイセルラーを託した。
ドラゴンレンジャー、タイムファイヤーと共に鎧の夢の中に出現し、ゴーカイセルラーとアバレンジャー&タイムレンジャー&ジュウレンジャーの大いなる力を託した。 - ヒュウガ/黒騎士ヒュウガ 演:小川輝晃(199ヒーロー、第20話)
『星獣戦隊ギンガマン』のリョウマ/ギンガレッドの兄。
ゴーカイジャー御一行がギンガの森を探しているところに結界が破れ、バスコに襲われているところを救われる。
当初は鎧のゴーカイセルラーを使って自身がゴーカイシルバーとして星を守ろうとしたが、鎧の「自身がゴーカイシルバーとなって地球の平和を守りたい」と言う思いを理解し、ギンガマンの大いなる力と供に黒騎士のレンジャーキーを鎧に託した。 - リョウマ/ギンガレッド 演:前原一輝(第20話)
兄ヒュウガに変わってギンガマンのリーダとして「宇宙海賊バルバン」と戦ったギンガの森の戦士。
本作ではバスコ達に倒されたジョー達を救った。 戦いが終わった後、ヒュウガと共にゴーカイジャー達を見送った。
本作に出演した前原は既に芸能界を引退しており、ヒュウガ役の小川から「一緒に炎の兄弟を復活させないか?」との熱いオファーを受けた事で承諾し、最終的にこの話を聞いた東映側がオファーした事で実現した。
小川が前原と再会したきっかけの一つはTwitterでのやりとりであった。 - 明石暁/ボウケンレッド 演:高橋光臣(199ヒーロー、第21話)
「轟轟戦隊ボウケンジャー」の全裸が似合うチーフであり「不滅の牙」と呼ばれるトレジャーハンター。
なんの前触れも無くゴーカイガレオンに乗り込み(宇都宮P曰く「この程度の乗り込みはチーフなら朝飯前」)「黄泉の心臓」と呼ばれるプレシャスを共に回収して欲しいとマーベラス達に依頼してきた。 - 巽マツリ/ゴーピンク演:柴田かよこ(第23話。ゴーゴーファイブ放送時は「坂口望二香」という芸名だった)
『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の1人で、ゴーゴーファイブになって戦う巽兄弟の末っ子にして長女。国立臨海病院勤務。怪我をした子供を搬送中、大いなる力を強奪しようとするバスコに襲われるが、道中で出会ったルカ・アイムの機転で無事病院へ辿り着く。「守られ続ける妹分でありたくない」というアイムの自立心と「アイムには一人前の海賊になって欲しい」と認識を改めたルカを目の当たりにし、ゴーゴーファイブの大いなる力を2人に託す。 - 椎名鷹介/ハリケンレッド 演:塩谷瞬(第25話、26話)
かつてジャカンジャと戦った疾風流忍者「忍風戦隊ハリケンジャー」のリーダー(空忍)。
ザンギャックとの戦いの後、派遣会社の社員として世を忍ぶ仮の姿で生活をしていたが、サタラクラ、サンダールの息子達の気配を感じ七海、吼太の2人を呼び追跡。途中ゴーカイジャーと合流するも「ハリケンジャーの大いなる力が無ければサタラクラ達には勝てない」と忠告すると同時にサタラクラに捕まったマーベラス、ジョー、ルカの3人が特に信用出来ないとし、大いなる力を渡す事を拒否するが、ハカセとアイムがここで対立しても意味が無いと判断し、ハリケンジャーの3人にレンジャーキーを渡し、変身。
その後はゴーカイジャーと共闘し、さながら「スーパー戦隊VSシリーズ」のような展開となった。テレビ本編で他の戦隊が変身したのは初となる。 - 野乃七海/ハリケンブルー 演:長澤奈央(第25話、26話)
同じくハリケンジャーのメンバー (水忍)。
「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」の頃はセレブ的なスターとして活動していたが、現在は女優として世を忍ぶ仮の姿で活動している。 - 尾藤吼太/ハリケンイエロー 演:山本康平(第25話、26話)
同じくハリケンジャーのメンバー(陸忍)。
現在も訪問介護士として世を忍ぶ仮の姿で生活をしている。 - 結城凱/ブラックコンドル 演:若松俊秀(第28話)
かつてバイラムと戦った「鳥人戦隊ジェットマン」のメンバー。
既に故人ではあるが(凱の死に関してはジェットマン本編参照)、幽霊(?)として登場。ジェットマンの大いなる力を求めに来たマーベラス達に「ジェットマンを探すな!」と警告。その理由には平穏に暮らすかつての仲間たちに対する想いがあった為である。彼の墓にはかつての仲間たちから好物のマッカランやアコちゃんラーメン等が供えられていた。
死してなおも納豆と男を嫌い、喧嘩っ早いところや女性好きなプレイボーイであるところは変わらなかった。
死亡したためかレンジャーキーを使わずに変身出来る唯一のレジェンドでもある。
なぜか伊狩鎧には彼の姿を見ることが出来ず、本作の世界では世間体に「消えたブラックコンドル」として扱われているが、先のレジェンド大戦にも参戦している。 - 三条幸人/アバレブルー 演:富田翔(第29話、アバレンジャー放送時は本名の「冨田」姓を使っていた)
かつてエヴォリアンと戦ったアバレンジャーの1人。壬琴がゴーカイジャーに教えなかった、アバレンジャーの大いなる力の隠された力を伝えるべく現れた。 - 三条笑里(旧姓・今中)/自称アバレピンク 演:西島未智(第29話)
かつてエヴォリアンと戦ったアバレンジャーの1人・・・ではなく、アバレンジャーの拠点「恐竜や」でバイトをしていた女子高生(当時)。
エヴォリアンとの戦いの後、アバレブルー・三条幸人と結婚、幸人と同じ整体師になった(本編では語られていなかったが)。アイムに「アバレピンク」のレンジャーキーを渡した。ただし、これは笑里が製作した外装のみがハリボテのレンジャーキーであり実際に使用したアイムは明らかにスーツが異なっていた。ちなみにアバレンジャー本編で一時的にダイノガッツを手にいれた笑里はアバレピンクに変身にしようとするも「アバレピッグ(ブタ)」になってしまい、アイムがアバレピンクに変身するときのエフェクトや効果音がブタになっている。笑里の存在はスーパー戦隊オタクの鎧でさえ知らなかった。 - 大原丈/イエローライオン 演:西村和彦(第30話)
かつてのライブマンのメンバー・イエローライオン。同級生達が敵対した事もあり(詳細はライブマンの項目を参照)、その過ちを二度と繰り返させないために現在も科学アカデミアに留まっている。シドを救いたいと願うジョーに「友の魂だけでも救え」と諭し、ライブマンの大いなる力を託す。 - 星野吾郎/オーレッド 演:宍戸勝(第31話)
かつて「超力戦隊オーレンジャー」の隊長・オーレッドとして大活躍し、レジェンド大戦で変身能力は失ったものの、現在もうあおー国際空軍で活躍中。階級はオーレンジャー当時と比べてかなり上がった模様(東映の公式HPを参照)。ある目的でバスコと接触を図るが…? - 丸尾桃/オーピンク 演:さとう珠緒(第31話、オーレンジャー放送時は「珠緒」という芸名で出演)
ぷん!ぷん!オーレッドと共にオーレンジャーの一員としてマシン帝国バラノイアと戦い、現在も国際空軍で活躍中。あるきっかけでマーベラス達と出会うが…?
ちなみにさとう珠緒はオーレンジャー出演を機に一躍大ブレイクし現在に至る。 - 天火星・亮/リュウレンジャー 演:和田圭市(199ヒーロー、第33話)
かつて「五星戦隊ダイレンジャー」のメンバーとしてゴーマ族と戦った中華料理屋「赤龍軒」の店長だァァッ!!(2044年に彼らの孫がゴーマ族と戦う予定なんだァァッ!!)
ザンギャックの行動隊長ザキュラにゴーカイセルラーを奪われて変身できなくなり、意気消沈している鎧を励まし、変身する事よりもヒーローとして大切な事を伝授したんだァァッ!!
変身(転身)能力は失っていても熱い魂と身体能力の高さは変わらず、人間態の姿で名乗りを披露しただけでなくゴーミン達を倒したんだァァッ!!
余談ではあるが亮を演じた和田圭市によれば、亮は今もどこかで修行しているものだと思っていたそうだが、劇場版で台本を渡された時に「現在も日本一の餃子作りを目指している」と言う設定に驚いたとショッカーO野のラジオ番組で語っていたんだァァッ!! - 江角走輔/ゴーカイファイヤーゴーオンレッド 演:古原靖久 (第35話、36話)
かつて「炎神戦隊ゴーオンジャー」のゴーオンレッドとしてガイアークと戦ったレーサー。
ガンマンワールドに行くことを渋ったゴーカイジャー達を頼らず、変身能力なしで単身ガンマンワールドにトランポリンで行こうとしたり、マッハルコンに時代錯誤な説得を試みたりと相変わらずの熱血馬鹿気味の性格である。
ゴーカイジャーに大いなる力の真の効果を教えた後はゴーカイジャーとなった時の名乗り口上もいくつか考えていた事が判明した。鎧の事を終始、「ヨロイくん」と呼んでいた。 - ボンパー 声:中川亜紀子(第35話、36話)
ゴーオンジャーの水先案内ロボ。ガイアークの保蛮官チラカシズキーとの戦いによって力を失った炎神たちを救うべく、ヒューマンワールドにやってきたが、何故かガレオンに辿り着きゴーカイジャーと出会う事となった。 - スピードル 声:浪川大輔(第35話、36話)
- バスオン 声:江川央生(第35話、36話)
- ベアールV 声:井上美紀(第35話、36話)
ゴーオンジャーのパートナーである炎神達。3体が合体することによってエンジンオーとなる。
スピードルとベアールVはいつの間にか結婚しており、 息子である炎神・マッハルコンまで生まれていた。 - 伊達健太/メガレッド 演:大柴隼人(第39話、メガレンジャー出演当時は本名である「大柴邦彦」で出演)
かつて「電磁戦隊メガレンジャー」のメンバー・メガレッドとしてネジレジアと戦った諸星学園高校に通っていた高校生。
現在は諸星学園の教師となり、デジタル研究会の顧問としても活動している(I.N.E.Tとの関係と焼肉好きも健在)。
学校の良さを知らせるため、高校にやってきた海賊達を無理やり高校に転入させた。
ちなみに2011年8月から12年1月までYouTube東映チャンネルにてメガレンジャーが配信されており、何気に配信作品から1番手の客演でもある。 - ドモン/タイムイエロー 演:和泉宗兵(第40話。タイムレンジャー放送当時は「小泉朋英」名義)
かつて「未来戦隊タイムレンジャー」のメンバー・タイムイエローとしてロンダーズファミリーと戦った30世紀人(現在は31世紀人)。
34の大いなる力を揃えるため、「2010年10月2日」にタイムスリップして寝隠神社を守れと3Dビデオレターで知らせる。40話では結局大いなる力は手に入らなかったが、寝隠神社に祀られている謎の壺が今後の展開への伏線となった。 - 曙四郎/バトルケニア 演:大葉健二(第44話、VSギャバン)
かつて「バトルフィーバーJ」のメンバー・バトルケニアとして秘密結社エゴスと戦ったアフリカ代表の戦士。
サンタクロースに扮し、パンダと共に街中でプレゼントを配っていた。
後にゴーカイジャーにクリスマスプレゼントとして大いなる力を授ける。 - ニンジャマン 声:フランキー矢尾一樹(第45話、第46話)
デレデレデレデレデ! 「忍者戦隊カクレンジャー」に登場した三神将(要するに自意識を持つロボ達)の弟子。
レジェンド大戦には参加しておらず、レジェンドの中で唯一レンジャーキーが存在しない。
これについては「199ヒーロー」のパンフレットにて竹本監督が「レジェンド大戦の直前に巨大ロボ戦があり、ニンジャマンもそこに参加していたものの傷つき、戦線離脱したのではないか」と推測されていたが・・・。
真相は約10年前に動物園から逃げ出した動物たちから女の子を守ろうと張り切ったら、張り切りすぎて周りに甚大な被害を出してしまったので、三神将からお仕置きとして壷の中に封印されていたというニンジャマンらしいものであった。
封印された事件から、すぐには人を信用しないという間違った反省をしていたため、ゴーカイジャーにもすぐに大いなる力を渡さずまずは様子見と称ししばらくガレオンに住み着くことになった。
戦いの中でゴーカイジャー達が見せ仲間を信じることの大切さに心打たれ、自分の考えが間違っていたことに気がいた。本当に大事なものを教えてくれたゴーカイジャーに大いなる力を託す。後に先にもゴーカイジャーから教えを受けたレジェンド戦士は彼だけである
本作のニンジャマンは巨大化出来ないようで、巨大戦ではゴーカイジャーに大いなる力を託して後を任せた・・・と思いきや、実は大いなる力がニンジャマンの巨大化だった。
だが、今日び「青二才」なんて呼ぶ悪物はいないようで残念ながらサムライマンにならなかった。 - 鶴姫/ニンジャホワイト 演:広瀬仁美(第45話)
デレデレデレデレデ!「忍者戦隊カクレンジャー」のリーダー。
ゴーカイジャーがニンジャマンと接触したことを知るやいなや、どこかへと去っていった。 - 飛羽高之/バルイーグル 演:五代高之(第49話、51話)
- 疾風翔/チェンジグリフォン 演:和興(チェンジマン放送時は「河合宏」名義)(第49話)
- 初代艦長シュバリエダイ/グリーンフラッシュ 演:植村喜八郎)(第49話)
- アキラ/ブルーマスク 演:廣田一成(マスクマン放送時は「広田一成」名義))(第49話)
- 星川レミ/ファイブイエロー 演:成嶋涼(ファイブマン放送時は「早瀬恵子」名義)(第49話、51話)
第49話に登場するサンバルカン・チェンジマン・フラッシュマン・マスクマン・ファイブマンの戦士たち。
「宇宙最大の宝」を前にしたゴーカイジャー達に助言する。 - ゴウシ / マンモスレンジャー 演:右門青寿(ジュウレンジャー放送時は「高安青寿」名義)(第50話、51話)
かつて「恐竜戦隊ジュウレンジャー」としてバンドーラ一味と戦った伝説の戦士。
ザンギャック艦隊の猛攻を受けていた鎧の前に現れた。
レジェンド大戦でザンギャック帝国を倒せなかった事を悔いており、「宇宙最大のお宝」を使うよう懇願した。 - 天重星・将児 / テンマレンジャー 演:羽村英(第51話)
- 天時星・知 / キリンレンジャー演:土屋圭輔(第51話)
- 巽 ショウ / ゴーグリーン 演:原田篤(第51話)
- 小津 芳香 / マジピンク 演:別府あゆみ(第51話)
- シグナルマン / 声:大塚芳忠(第51話、ただし台詞は無し。レンジャーキーでの変身を含めると映画版などにも登場)
ザンギャック帝国を倒し、新たな宝を求めて旅立ったゴーカイジャーを見送った。
ちなみにシグナルマンは変身しない戦士であり、他の戦士達がレンジャーキーを失い変身できない中、彼はどのような姿で過ごしていたのか不明である。
劇場版に登場するレジェンド戦隊達
- 海城剛/アカレンジャー 演:誠直也
- 番場壮吉/ビッグワン 演:宮内洋
- 青梅大五郎/デンジブルー 演:大葉健二
「ゴーカイジャーVSギャバン」にも登場 - 黒田官平/ゴーグルブラック 演:春田純一
- 立花レイ/ダイナピンク 演:萩原佐代子
- 郷史朗/レッドワン 演:坂元亮介
- 炎力/レッドターボ 演:佐藤健太
- 天火星・亮/リュウレンジャー 演:和田圭市
- 胡堂小梅/デカピンク 演:菊地美香
- 明石暁/ボウケンレッド 演:高橋光臣
- 楼山早輝/ゴーオンイエロー 演:逢沢りな
「空飛ぶ幽霊船」にも登場 - 須塔美羽/ゴーオンシルバー 演:杉本有美
「空飛ぶ幽霊船」と本編最終話に登場。 - 谷千明/シンケングリーン 演:鈴木勝吾
- 梅盛源太/シンケンゴールド 演:相馬圭祐
宇宙帝国ザンギャック
宇宙各地で侵略活動を行う悪の帝国。地球に派遣された艦隊は旗艦ギガントホースを拠点に活動している。
ギガントホース艦首からは、行動隊長等を巨大化させるビーム砲が発射される。
- 司令官ワルズ・ギル
ザンギャックの司令官にして、ザンギャック皇帝アクドス・ギルの息子。彼の流れる血の色は青色。
典型的な親の七光りであり、エリート意識が強く皇帝の息子であることからプライドも高く、部下の助言や批判に対しても「皇帝の息子に逆らうのか!」「うるさい!うるさい!うるさい!」などとくぎゅ小者みたいなことを言い出す。
第1話にして早くも小者臭を漂わせており、話が進むにつれその小者加減に拍車をかけている。
そんな事もあってか、ゴーカイジャー達から「ザンギャックのバカ王子」(または「バカ息子」)と呼ばれている。
34話ではカインから巻き上げた札束を受け取った瞬間、「1枚足りない」とスゴーミン達がくすねていることを見抜き、お金に執着している一面を見せた。
37話では自分が「バカ王子」だと思われている自覚があった事が発覚。
親の七光りで終わらないよう、自ら決戦機「グレート・ワルズ」に搭乗し、一度はゴーカイジャーを圧倒させるものの、カンゼンゴーカイオーに完敗し、戦死する。
無機質と化したバリゾーグを特に信頼しており、2度目の出撃も彼の弔い合戦と称していた。 - 参謀長ダマラス
戦闘能力が高く、ワルズ・ギルの補佐を勤めている。
ゴーカイジャー達の目的を探ったり妨害工作を計画するなど、参謀としての能力も高い。
ただし、どんなに頭が良くても司令官が司令官なので、有効に活用できたためしがない。
ワルズ・ギルに対して黙って大いなる力を調査しようとしたり、「いない方が静かでいい」と発言するなど(発言時ワルズ・ギルは寝込み中)、
内心は嫌っていると思われる本音らしきものが見え隠れしていたが、なんだかんだで慕う節もありワルズ・ギルが戦死した際には悲しんでいた。
ワルズ・ギル亡き後、インサーンと二人のみになり皇帝が降臨し、ワルズ・ギルを失った責任として彼のみ檻に閉じ込められるが、インサーンの忠告により単身出撃。
「宇宙最強の軍師」と評されており、バスコをも軽くあしらう戦闘力を持っている。しかしバスコには裏切られ海賊達の大いなる力により武器を失い、素手でカンゼンゴーカイオーに挑むも流石の軍師でも破壊することが出来ず、ゴーカイカンゼンスーパーバーストを受け、ついに敗れた。 - 開発技官インサーン
17歳ザンギャックの紅一点。行動隊長たちを巨大化させる兵器を開発し、戦闘時にはビーム状の鞭や肩部ミサイルを使用する。作戦の立案に際し、ワルズ・ギルに色仕掛けを使うこともある。
クールで知的な女幹部かと思いきや、陣内恭介に一目ぼれするなど乙女な一面もある。
49話にて、専用巨大ロボ「グレートインサーン」で出撃したが、久々に出てきたシンケンゴーカイオーに倒される。脱出後、さらに生身で戦いを続けたが、ゴーカイガレオンバスターを受けて爆死した。 - 特務士官バリゾーグ
剣術で戦う口数の少ないサイボーグ。ワルズ・ギルの事を「ボス」と呼んでおり、命令には忠実に従う。「イエス・ボス」。その正体はジョーの先輩に当たるシド・バミックであり、ザンギャックからの脱走に失敗して体をサイボーグへ改造され、その際にシドとしての記憶は失われている。
何度か続いた激闘の末に39話で変身を解除したジョーに倒される。その後、魂だけでも救えたか悩むジョーの前にかつてのシド・バミックとしてジョーに助言を与えた。 それはジョーが見た幻か、それとも・・・。
なおスペシャルDVDではスゴーミンの腕を取り付けた状態で再登場した。 - 戦闘員ゴーミン
集団で行動するやられ役の下級兵士。作戦が上手く行かない時はワルズ・ギルに八つ当たりされている。 - 下士官スゴーミン
三名程度で行動する、ゴーミン達を指揮する上級兵士ではあるが、それでもやられ役の域を出ていない。
行動隊長と共に巨大化する事もあり、戦闘機やバイクへ変形する機能を持つ。
名前こそゴーミンの上位互換っぽいが、水色を基調としたカラーリングに両手のハサミと、あまりゴーミンとは似ていない。
いっぱしにしゃべれる程度の知能はある。「すご!」「すごすご!」などが口癖。 - 行動隊長
所謂従来の怪人ポジションに当たる、様々な星から集められた宇宙人達。
ザンギャックから特殊な任務を受けて地球に降り、設定上は全員が何らかの強化改造手術を受けている。
中には後述するデラツエイガーのような、ザンギャックの本国から呼ばれた「皇帝親衛隊長」や、シドをサイボーグに改造したザイエン(声:中田譲治)のような者まで存在する。 - 皇帝アクドス・ギル(第37話~)
ザンギャック皇帝であり、ワルズ・ギルの父親。親衛隊長デラツエイガーや決戦機グレート・ワルズを派遣・提供した。
だがワルズ・ギルの戦死に伴い、仇討ちのため第41話で自ら直営艦隊と皇帝親衛隊を率いて地球制圧部隊に顔を出し、ダマラスを拘束。以降は彼が直接指揮を執るようになる。
皇帝親衛隊
ザンギャック皇帝直属の親衛隊。隊員が行動隊長として出陣することもあり、ダマラス達にタメ口を使っていた点から帝国内での地位は、幹部らと同格と思われる。
- ミスター・ブシドー親衛隊長デラツエイガー 声:中村悠一(第11~12話)
ドゴーミンや親衛隊員を率いる親衛隊長。
大型のカスタムソードを用いて戦い、攻撃を無理やり弾き返すほどの腕力をもち、ゴーカイジャーを撤退に追い込んだ。
12話にて、シンケンゴーカイオーに倒される。 - 親衛隊ドゴーミン(第37話~)
皇帝直属の、スゴーミンにそっくりな赤い親衛隊。高い運動性と腕部からの火球、二人で2本の槍を用いた合体技など、その戦力は行動隊長と比べても引けを取らない。
敵戦士とサイド追加戦士の大技を使用しても爆死しない強固な身体を持つが、「ゴーカイガレオンバスター」や「ゴーカイレジェンドリーム」に敗れてしまった。その後はスゴーミンとほぼ同様のポジションに。名前通り「どご!」が口癖。 - 親衛隊員ザツリグ 声:東地宏樹(第41話)
数々の星を滅ぼし、「惑星の破壊神」の異名を持つ親衛隊員。ファミーユ星も彼が破壊した星のひとつであり、アイムにとっては親の仇である。胸部にある第三の眼で相手を燃焼、硬直、吹き飛ばすなど魔法のように使用することが可能であるが、この眼自体が弱点でもある。
眼を破壊され、巨大化するもカンゼンゴーカイオーに完敗し戦死。
夜は酒を飲む時間と決めており、夕方になると定時退社撤退する。 - 親衛隊員ダイランドー 声:江原正士(第41話~、VSギャバン)
親衛隊員の一人であり、皇帝の側近を努めている。口調は軽いが残忍な性格。「~ッショイ」が口癖で、巨大化できるハンマーを装備している。
その他の勢力
フリージョーカー
- バスコ・タ・ジョロキア(第15、16、20、23、31、39、42、43、47、48話、VSギャバン)
宇宙最大のお宝を狙い、赤いギガントホースのような私掠船『フリージョーカー』で地球に降りてきたチャラ男海賊。金縁のモバイレーツを所持しており、ラッパラッターと呼ばれるラッパ型アイテムのピストンバルブ部分にレンジャーキーをセットし、レジェンド戦隊を召喚することが出来る。ディエンドっていうな
かつては赤き海賊団の一員として行動していたが、「何かを得るためには何かを捨てる必要がある」の信念の下、宇宙最大のお宝を一人占めするべくザンギャックに情報を流して裏切り、赤き海賊団を壊滅へ追い込んだ。
15体の歴代追加戦士を召喚してゴーカイジャー達を苦しめ、またラッパラッターを使って、レジェンド戦隊から大いなる力を強引に奪うことも出来る。(ゴーカイジャーからも奪えるのかは明かされずじまい)
47話終了時点までチェンジマン・フラッシュマン・マスクマン・サンバルカン・ファイブマンの大いなる力を所持していたが、48話にて奪還される。
軽い物腰ではあるが本性は冷酷であり、他人を信用せずに物事を解決する主義。一方でサリーの事は信頼しており、相手に負けても実力を素直に認めるなど、紳士的な一面も持ち合わせている。
第31話において全てのレンジャーキーを奪われたが、マーベラスも知らずアカレッドも恐れた真の姿(怪人態)を現し、マーベラス達を圧倒した。42話ではダマラスと共闘し、ゴーカイジャーを追い詰めるが、43話である物を手に入れるにはゴーカイジャー達の力が必要と言う理由でダマラスを裏切り、ダマラスがゴーカイジャー達との戦闘中にスキを突いて攻撃してしまう。
47話では大いなる力を含むゴーカイジャーの全てを奪うため、これまで信頼していたサリーを捨て石にし、さらにマーべラス抹殺のために至近距離で爆弾を爆破させた。
48話にてガレオンを占領するものの、ゴーカイジャー達の反撃とマーベラスとの一騎打ちの果てに遂に敗北。皮肉にもマーベラスの勝因にはサリーに「お守り」と生じてかけさせた首輪型爆弾が関係していた。フリージョーカーは戦闘に使用されず無事であったが、この事がザンギャックに対しゴーカイジャーが一発逆転する要因となった。
懸賞金もかけられており、赤き海賊団にいた頃は300万Zの懸賞金がかけられていたが、
43話でダマラスを裏切ったこともあり、1000万Zに跳ね上がっている。
VSギャバンでは怖いもの見たさからか、マーベラス達に魔空監獄にギャバンが投獄されている情報を伝えた。その隙にガレオンの占領を試みたが、ゴーバスターズの三人によって阻止された。 - サリー(第15、16、20、23、31、39、42、43、47、48話、VSギャバン)
バスコと共に行動する宇宙猿。地球の猿と比べて体格も知能も腕力も優れており、所持するシンバルを盾として使用する。腹からはいくつかのドロイドを所有しバスコが「いらっしゃいませ~」と開け召喚する。
食べた後のバナナの皮はポイ捨てしたりハカセにぶつけていた。教育しろ飼い主。
バスコにかなり大切にされているらしく、39話でサリーに向かった攻撃をバスコが盾となった一面も見られたが、47話にて結局捨て駒にされてしまった。
なおバスコがダマラスを裏切った後、ナビィ同様に懸賞金がかけられるが、ペット扱いなためかナビィと同額の50Zとかなり低い。 - リキッドロイド・ワテル(第16話)
サリーの腹部にある蓋の中から召喚された巨大生命体。
液体状の物質から人型の形態になり、運動性を活かしてゴーカイオーを翻弄したが、シンケンゴーカイオーに倒される。
バスコはT-1000「ワテル君」と呼んでいる。 - ムーンロイド・ツッキー(第20話)
サリーの腹部にある蓋の中から召喚された巨大生命体。
液体状の物質から人型の形態になり、シンケンゴーカイオーと豪獣神の二体を同時に相手にするも、二体の必殺技をくらって倒される。
バスコは「ツッキー君」と呼んでいる。 - ファイヤーロイド・メラン(第23話)
サリーの腹部にある蓋の中から召喚された巨大生命体。
炎を吐いて攻撃し、炎を吸収して力を増幅させる特性を持つが、ゴーゴーファイブの大いなる力と豪獣神に倒される。 - ウッドロイド・モリリン、ソイルロイド・ドロリン(第39話)
サリーの腹部にある蓋の中から召喚された巨大生命体。
モリリンは伸びる蔦を絡めて相手を捕縛し、ドロリンは粘着性のある泥を硬化させて相手の動きを封じる力を持ち、棘つき鉄球を装備する。 - サンロイド・ソーラー、ゴールドロイド・ゲロンパ(第47話)
サリーの腹部から最後に召喚された巨大生命体。
ソーラーは太陽熱を駆使して戦い、ゲロンパは金粉で相手を硬化させる能力を持ち、ソーラーとの連携攻撃も有する。
最期は二人仲良く抱き合ってリア充爆発した。
銀河連邦警察
- 一条寺烈/ギャバン(VSギャバン) 演:大葉健二
かつて「宇宙犯罪組織マクー」と激戦を繰り広げた伝説の宇宙刑事。
ドルギランを駆りゴーカイガレオンを撃墜し、地上に降りての直接対決でもゴーカイジャーを圧倒する。彼らを逮捕するが…。 - 宇宙警察総裁ウィーバル(VSギャバン) 演:佐野史郎
ギャバンにゴーカイジャー逮捕を命じた宇宙警察総裁。
彼がギャバンにゴーカイジャー逮捕を命じた理由とは? - ギャバンブートレグ(VSギャバン)
宇宙警察とザンギャックの技術を使い、ギャバンの力を複製した最強のロボット。言わばギャバンの「海賊版」である。ギャバンと比べてボディラインがゴツく、発光色が赤いのが特徴。
その他
ザンギャックに属さない敵勢力や再登場を果たした怪人など。過去の戦隊とリンクした敵キャラも登場する。
- 創造主リュウオーン 声:森田順平(第21話)
「轟轟戦隊ボウケンジャー」に登場したジャリュウ一族の長。本作ではジャリュウ(声:西脇保)がプレシャスの一種である「黄泉の心臓」を使って復活させ、ゴーカイジャー達に襲い掛かってきた。
ゴーカイスクランブルを受け止め、自力で巨大化した後はデカ&マジゴーカイオーの技を弾くなどの強靭さを見せつけたが、ボウケンジャーの大いなる力により倒される。 - エルダー 声:千葉繁(第8話、VSギャバン)
ザンギャックの行動隊長の「スニークブラザーズ」の兄でボールのように小さい。弟は改造手術を施し、ボールの身体に加わった人型をしてるのに対し、エルダーはゴーカイガレオンに潜入しやすくするため改造手術はしなかった。一応弟とともに巨大化もしたがなんとも迫力が無く、弟が真っ向勝負でエルダーをゴーカイオーにを投げつけたが見事にゴーカイバットでホームランされてしまった。その後弟は倒され、どうなったか不明だったが劇場版で生きていたことが判明し、同じく改造手術を受けた妹・シスター(声:キュゥべえ加藤英美里)を引き連れ登場した。 - ジェラシット 声:櫻井孝宏 (第14、24話、VSギャバン)
第14話に登場した、ザンギャックの行動隊長。名前は「ジェラシー(jealousy。嫉妬の英訳」と「嫉妬」からきている。
インサーンに惚れており、陣内恭介に惚れた彼女の命を受けて恭介を生け捕りにしようとしたり、
さらにインサーンが恭介に惚れていると知り、彼に嫉妬して攻撃をしたが、マーベラス達やインサーンに阻まれる。
その後倒されてもいないのに巨大化させられ、インサーンに告白して彼女もそれを受け、ついに恋は実ったがそれも一瞬、
シンケンゴーカイオーに倒されたことで彼女の愛は冷め、粗大ゴミとして地球のゴミ捨て場に捨てられてしまった。
そして第24話でまさかの再登場を果たし、たこ焼き屋のペットになったり、弟子になろうとしていたが、宇宙人に偏見を持っている、店主の母親に猛反対される。
しかし、行動隊長センデンの攻撃から彼女を庇った事により、彼(と彼女)の人生は大きく変わった。
なお、シンケンゴーカイオーの一撃を受けて生きていたり、行動隊長センデンの攻撃を受けてもピンピンしていたりと、
強化改造手術を受けていないにもかかわらず、かなり頑丈な体をしている。粗大ゴミ生活になっても一応生活必需品(歯ブラシなど)は所有している。
第42話にも雑誌「女星セブン」の表紙にちゃっかり登場している。
映画「VS宇宙刑事ギャバン」では、どういうわけか魔空監獄に収監されていた。 - キアイドー 声:杉田智和(第28話)
ザンギャックに雇われた賞金稼ぎ。 名前は「気合」+「居合道」、もしくは「合気道」のアナグラムだと思われる。
異常なまでに戦闘への執着心が強く、その言動にはマーベラスが恐怖を覚えるほどの物である。細身の剣を装備し、ゴーカイガンの弾を視認して掴み取るほどの動体視力。更には150の賞金首を倒し1億ザギンを稼ぐほどの腕を持ち、ゴーカイジャー達を圧倒した。最期はジェットマンに変身した5人に倒されるが、満足のいく戦闘であったためか、笑いながら爆散していった。(傭兵ということもあってか巨大化はしなかった)
テレビマガジン2011年12月号の付録DVDにて、杉田の一人芝居ナレーションにゴーカイジャーと戦った際の感想を聞かれ「また手合わせをしたい」と言っていた。 - 保蛮官チラカシズキー 声:黒田崇矢(第35話)
「炎神戦隊ゴーオンジャー」に登場したガイアークの一人。西部劇風の衣装を身にまとい、大型の拳銃やライフル等を装備する。
ガンマンワールドを侵略し、スピードルら炎神の力を奪うもののゴーカイジャーと走輔たちの前に倒される。 ハリケンゴーカイオーの必殺技に対して「散らかし過ぎだぞ!」と突っ込んでいた。 - 害統領(二代目)ババッチード 声:銀河万丈(第35、36話)
「炎神戦隊ゴーオンジャー」に登場したガイアークの一人。
チラカシズキーによるガンマンワールド侵略はゴーカイジャー達をガンマンワールドに閉じ込めるための囮作戦であり、ヒューマンワールドへの道を鎖国バリアによって封じてしまうものの、マッハルコンの力によりバリアをあっさりと破られる。
その後、ザンギャックと共闘するがゴーオンゴーカイオーによって倒された。
ちなみに、ババッチードを演じた銀河万丈氏はチラカシズキーを演じた黒田氏と共に「轟轟戦隊ボウケンジャー」にて共演したことがある。
初代害統領については「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!」を参照。 - 骨のシタリ 声:チョー(第40話)
「侍戦隊シンケンジャー」に登場した外道衆の知恵袋。
寝隠神社を襲った犯人だと思われ、ゴーカイジャーに撃破される。 - エージェントのメタルA(アリス) 声:井上麻里奈(第40話)
「天装戦隊ゴセイジャー」に登場したマトリンティス帝国の幹部。ゴセイジャーとの戦闘に先駆けてショットのザンKT0(声:武虎)を使い、寝隠神社を破壊しようとしていたがゴーカイジャーに阻止される。
戦闘には参加しなかったものの、戦闘時には剣に変形するタブレット端末やオッパイミサイル胸部ミサイルで戦う。
40話での一件からザンKT0の防御力を強化した「シールドのザンKT」を造るキッカケとなってしまい、結果的にゴセイジャーが苦戦する要因も作ってしまうこととなった。
劇場版の敵戦力
- ガンマジン黒十字王 声:神谷明(199ヒーロー大決戦)
かつてゴレンジャーと戦い敗れた黒十字総統が、歴代戦隊に敗れた者の怨念を吸収し復活した姿。ゴレンジャー~シンケンジャーのレンジャーキーを奪い取り、ゴセイジャーとゴーカイジャーを苦しめた。
最終的に巨大化したものの、33戦隊の力を結集した武器『スーパー戦隊バズーカ』を受けたが…。 - 黒十字城 声:神谷明(199ヒーロー大決戦)
黒十字王の真の姿である巨大要塞。蜘蛛のように複数の足を持ち、四方に砲台を装備している。
ゴーカイオー&ゴセイグレート&ゴセイグランドを追い詰めたが、ゴレンゴーカイオーに倒される。 - 救星主のブラジラ 声:飛田展男(199ヒーロー大決戦)
黒十字王が復活させた、かつてゴセイジャーと戦った元・護星天使。またお前か。黒十字王に復活させられた者は黒十字軍のベルトを腰に巻いている。
時間の制止した世界でアラタ&マーベラスを追い詰めたが、両名に倒される。
その後はヨゴシマクリタイン&ダゴンと共に黒十字城に復活させられたが、歴代戦隊のロボットにより倒される。
これで彼は歴代戦隊で唯一(?)五度も倒されたことになる。 - 総裏大臣ヨゴシマクリタイン 声:梁田清之(199ヒーロー大決戦)
黒十字王が復活させた、かつてゴーオンジャーと戦ったガイアークの最高幹部。
時代劇風の世界で映画監督を気取り、ルカ&モネ&ジョー&アグリを苦しめたが、ルカ&モネの作戦にハマり、倒される。 - 冥府神ダゴン 声:大塚明夫(199ヒーロー大決戦)
黒十字王が復活させた、かつてマジレンジャーと戦ったインフェルシアの神々の一人。
海岸の世界でエリ&アイム&ハイド&ハカセを苦しめたが、ハイドの天装術に翻弄され、四人に倒される。 - 彗星のブレドラン、チュパカブラの武レドラン、サイボーグのブレドRUN、血祭りのブレドラン(199ヒーロー大決戦)
かつてゴセイジャーと戦った、ブラジラが各組織で活動する為の仮の姿。血祭~はゴセイジャーVSシンケンジャーに登場した。またお前k(ry
終盤で黒十字城が召喚しブラジラと共闘したが、歴代戦隊のロボットに倒された。ブラジラは九度死ぬ。 - 危官房長官チラカソーネ、掃治大臣キレイズキー(199ヒーロー大決戦)
終盤で巨大化した状態で黒十字城に召喚された、ガイアークの重役。歴代戦隊のロボットに倒される。 - 冥府神イフリート、冥府神サイクロプス(199ヒーロー大決戦)
終盤で巨大化した状態で黒十字城に召喚された、インフェルシアの神々の一人。歴代戦隊のロボットに倒される。 - 幽霊船長ロスダーク 声:内海賢二(空飛ぶ幽霊船)
生きたものだけの願いを一つだけ叶える伝説の秘宝「ゴッドアイ」を手に入れたものの、その時には既に幽霊となってしまった幽霊船の船長。ゴーカイオーの海賊版である「にせゴーカイオー」を愛機としている。 - 合体戦闘員(空飛ぶ幽霊船)
自称「悪の精鋭」であるゴレンジャー~ゴセイジャーまでの歴代戦隊の戦闘員が合体した姿。
それぞれの自己主張が激しいせいでまともに攻撃できず、(動きがダンスっぽかったので)バトルフィーバーJに豪快チェンジしたゴーカイジャーにあっさりと倒される。 - 野球仮面 声:永井一郎(空飛ぶ幽霊船)
秘密戦隊ゴレンジャーに登場した黒十字軍の仮面怪人。三振を取れば勝ちとルールを決めて野球対決を挑み、ゴレンジャーハリケーンで倒される。 - エージェント・アブレラ 声:中尾隆聖(空飛ぶ幽霊船)
特捜戦隊デカレンジャーに登場した武器商人。三種類のドロイド軍団でゴーカイジャーに襲いかかったが、決着つかずで終わった。 - ガツン 声:ささきいさお(空飛ぶ幽霊船)
- ベロン 声:堀江美都子(空飛ぶ幽霊船)
- パチン 声:松原剛志(空飛ぶ幽霊船)
幽霊船に住んでいる歌が好きな陽気な幽霊たち。中の人達は本作品と「秘密戦隊ゴレンジャー」とのOPを歌った歌手であり、ある意味レジェンドでもある。 - 新司令官バッカス・ギル 声:土師孝也(ゴーバスターズVSゴーカイジャー)
ザンギャックの新司令官。アクドス・ギルの甥。
メカニック・戦力
ゴーカイマシン
- ゴーカイガレオン
ゴーカイレッド専用のガレオン船型スペースマシーンであり、ゴーカイジャー達の生活拠点。
武器は側面のガレオンキャノンと主翼のビーム砲。合体後はゴーカイオーの頭部と胴体を構成し、艦首の刃はゴーカイケンとなる。
ゴーカイジェット、トレーラー、レーサー、マリンの四体は次元圧縮によりガレオンに格納されている。 - ゴーカイジェット
ゴーカイブルー専用の戦闘機型スペースマシーン。ゴーカイオーの右腕と帽子部分を構成する。 - ゴーカイトレーラー
ゴーカイイエロー専用のトレーラー型スペースマシーン。ゴーカイオーの左足を構成する。 - ゴーカイレーサー
ゴーカイグリーン専用のレーシングカー型スペースマシーン。ゴーカイオーの左腕を構成する。 - ゴーカイマリン
ゴーカイピンク専用の潜水艦型スペースマシーン。ゴーカイオーの右足を構成する。
大いなる力
大いなる力が解放されたレンジャーキーをゴーカイオーのコクピット内で、五人が舵輪にセットする事でレジェンド戦隊の力を発動出来る。
- マジドラゴン(第3話~)
マジレンジャーのキーをセットする事で召喚されるドラゴン型ゴーカイマシン。口から炎を吐く。 - パトストライカー(第5話~)
デカレンジャーのキーをセットする事で召喚されるパトカー型ゴーカイマシン。車両前部にビーム砲、車輪にガトリング砲を内蔵している。 - ゴーカイ大激激獣(第7話)
ゲキレンジャーのキーをセットする事で発動するゴーカイオーの必殺技。ゲキビーストであるゲキタイガー、チーター、ジャガー、ウルフ、サイダインを模したエネルギー体をハッチから開放し、相手へ突進させる。 - ガオライオン(第9話~)
天空島に生息するパワーアニマル。脚部を分離させたゴーカイオーと合体するとガオゴーカイオーに、ガオライオン自身を分離させてゴーカイオーと合体するとシンケンゴーカイオーとなる。 - カーレンジャーの大いなる力(第14話)
子供達に交通安全の大切さを教える為に使われた力。または激走戦隊カーレンジャーを名乗る為に使われる力。
または、視聴者の腹筋を崩壊させる為に使われる力とも言われている。RVロボ的なロボットは登場しない。
劇中では具体的な説明はされていないが、ナビィから「役に立たない力」とまで言われてしまう。 - ゴーカイオールヘッダー大進撃(第17話)
ゴセイジャーのレンジャーキーをセットすることで発動するゴーカイオーの必殺技。八枚のゴセイヘッダーカードから各々のヘッダーを相手へ突進させる。
17話の冒頭で唐突に登場し、この力を含めて新規に11の大いなる力を手に入れたことになっていた。 - ゴーカイアドベンチャードライブ(第21話)
ボウケンジャーのレンジャーキーをセットすることで発動するゴーカイオーの必殺技。ゴーカイオーのハッチからゴーゴービークルを模したエネルギー体がダイボウケンに合体し相手に斬り付けた後、実体化した轟轟剣で円を描き、相手に斬り付ける。
17話で言われていた、「11の大いなる力」の一つと思われる。 - 消火ホース(第23話)
ゴーゴーファイブのレンジャーキーをセットする事で発動。両腕両足、胸部から巨大なホースを出現させ相手に放水する『ビクトリースプラッシュ』。ゴーゴーファイブのマークを浮かび上がらせ、ゴーカイケンでX字に斬り裂く『ゴーカイプロミネンス』を使用する。 - 風雷丸(第25話〜)/声:宮田浩徳
かつてハリケンジャー本編で、轟雷旋風神合体時に登場したカラクリ武者・風雷丸と同一。ただしオリジナルと異なり、本体色が緑色に、また巨大手裏剣に乗って自在に飛行し、手裏剣やクナイを駆使しての攻撃を得意とするようになった。25話では豪獣神と共闘し「必殺奥義・磔手裏剣」でサンダールJr.を倒し、また26話以降ではゴーカイオーと合体、後述の戦闘形態「ハリケンゴーカイオー」となる。
ちなみにオリジナル同様、合体時の名乗り口上は風雷丸が行っている。 - スーパーライブロボ(第30話)
ライブマンのレンジャーキーをセットする事で発動し、ライブマンのマーク五つが合体して登場するライブマンの巨大ロボット。胸部のライオン頭から、必殺技『スーパービッグバースト』を放つ。 - オーレバズーカ(第31話)
これまでオーレンジャーでとどめをさすのは、全員がまとまって攻撃する「超力ダイナマイトアタック」だったが、オーレンジャーの大いなる力が手に入り、「オーレバズーカ」を使用できるようになった。そして巨大ロボット以外で手に入る大いなる力のひとつとなった。オーレンジャー世代の人たちは言うまでも無く、この大技で大興奮したのは間違いないだろう。
また、32話ではオーレバズーカをヒントに、新装備『ゴーカイガレオンバスター』の開発にも寄与した。 - ゴーカイ豪獣・気力ボンバー(第33話)
ダイレンジャーのレンジャーキーをセットする事で発動する必殺技。ゴーカイオーから発生した気力を豪獣神が纏い、ドリルを突き出して突進する。 - 炎神マッハルコン(第35話~)/声:平田広明
炎神スピードルとベアールVとの間に生まれた13体目の炎神。機体番号は「13」。モチーフはハヤブサ(ファルコン)とフォーミュラカー。「正義の壊し屋」の異名を持つ海賊コックでもある。
反抗期真っ只中であり、マシンワールドで日夜暴走行為に明け暮れていた。口癖は「バリバリ~」。
36話にて「お前の走りは本気じゃない。逃げてるだけだ」と指摘され、親と違って自分には何も無い事を語り自らゴーカイジャーの相棒となる事を選ぶ。また、この回以降はゴーカイオーと合体し、後述の「ゴーオンゴーカイオー」となる。
なおゴーオンジャーの大いなる力で召喚された時は、オリジナルの炎神達と同様、ゴーカイオーがマッハルコンの炎神ソウルを炎神キャスト(本体)にセットする事で巨大化する。 - カンゼンソウル(第38話)
ゴーカイジャーのレンジャーキーをセットする事で発動する炎神ソウル。
ゴーカイオーと豪獣神、マッハルコンの3体が合体することにより完全戦闘形態・カンゼンゴーカイオーとなる。 - 豪獣鋭断(第40、49話)
ギンガマンの黒騎士ヒュウガのレンジャーキーをセットする事で発動する豪獣神の必殺技。
回転しつつ、黒い稲妻を纏ったドリルで相手を切り裂く。20話で手に入れたきり一度も使われなかったが、40話にしてようやく使用された。 - ニンジャマン(第46話)
カクレンジャーのレンジャーキーをセットすることで発動する能力。巨大化したニンジャマンを召喚し、敵を攻撃する。 - ゴーカイパワーバズーカ(第49話)
チェンジマンのレンジャーキーをセットすることで発動するゴーカイオーの必殺技。ゴーカイホーにアースフォースを貯めて巨大な弾を発射する。 - ゴーカイオーラギャラクシー(第49話)
マスクマンのレンジャーキーをセットすることで発動するゴーカイオーの必殺技。右手にオーラパワーを纏い、手刀で相手を切り裂く。 - メガウインガー(第50話)
メガレンジャーのレンジャーキーをセットする事で発動する能力。豪獣神に飛行能力を追付する。また必殺技としてドリルで敵を粉砕する「豪獣スパルタン」も使える。 - ゴーカイスーパーダイナマイト(第50話)
ダイナマンのレンジャーキーをセットする事で発動する必殺技。ゴレンゴーカイオーが敵に突撃し、爆発する。 - ゴーカイジェットフェニックス(第50話)
ジェットマンのレンジャーキーをセットする事で発動する必殺技。ゴレンゴーカイオーが炎を纏い、敵に突撃する。
ちなみに第28話では、等身大戦においても使用している。 - 全米ゴルフの大いなる力(第17.5話)
この世界にはレジェンドが存在しない代わりに、ルカとアイムがキャディとして活躍する。(以下ネタバレ:この週は毎年恒例のゴルフ特番によりお休み)
↓以下、劇場版にて登場
- バリブルーン(199ヒーロー大決戦、第50話)
ゴレンジャーのキーをセットすることでゴーカイオーと合体する飛行母艦。
『199ヒーロー』では自信を喪失し途方に暮れていたサラリーマン(演:我が家・坪倉由幸)の持っていた玩具が実体化した物で、歴代スーパー戦隊のロボットと共に戦闘に参加した。 - メガゾードキー(ゴーバスターズVSゴーカイジャー)
幻のレンジャーキーが変化したバディロイドのキーをセットすることで召喚される歴代スーパー戦隊のロボの力を宿した巨大レンジャーキー。ゴーバスターエース、ゴーカイオー、ゴーバスターライオー、バスターヘラクレス、豪獣神を豪快チェンジの要領で歴代スーパー戦隊の巨大ロボに変身させることができる。劇中ではフラッシュキング、大獣神、龍星王、ガオキング、マジキング、ダイボウケン、ゲキトージャに変身した。
巨大ロボット
- ゴーカイオー
ゴーカイジャー達の主力であり、ゴーカイガレオン、ジェット、トレーラー、レーサー、マリンの五体のゴーカイマシンが「海賊合体」した巨大ロボット。
腰に帯びた二本のサーベル、ゴーカイケンや胸部ハッチに格納されている大砲、ゴウカイホーを装備し、手足のハッチには砲弾が格納されている。必殺技は全ハッチを開放し、ゴーカイホーを連続発射する『ゴーカイスターバースト』
第1話冒頭からいきなりザンギャックの先遣艦隊を無双し、その高い機動性と運動性能を見せつけた。
大いなる力が登場し始めると、スターバーストの出番は少なくなった。また、14話では高速移動で接近して相手を切りつける、『ゴーカイ激走斬り』を使用した。 - マジゴーカイオー(第3話~)
マジレンジャーの大いなる力を発動し、ゴーカイオーとマジドラゴンが合体した形態。翼を用いて飛行し、胸部のマジドラゴン頭部から炎を吐く。
必殺技は分離したマジドラゴンが放った魔法陣で相手を捕縛→粉砕する『ゴーカイマジバインド』 - デカゴーカイオー(第5話~)
デカレンジャーの大いなる力を発動し、ゴーカイオーとパトストライカーが合体した形態。両腕のハッチに格納されている二丁拳銃と両手足内蔵のガトリング砲を装備しており、射撃戦に特化している。
必殺技は両腕二門、両足四門のガトリング砲による一斉射撃、『ゴーカイフルブラスト』 - ガオゴーカイオー(第9話~)
ガオレンジャーの大いなる力を発動し、分離した下半身にガオライオンを合体させた形態。どうみてもガオケンタウロスです、本当に(ry。
必殺技はガオライオンの口から発射するビームとゴーカイケンの交差切りで相手を粉砕する、『ゴーカイアニマルハート』 - シンケンゴーカイオー(第12話~)
シンケンジャーの大いなる力を発動し、分離したガオライオンをゴーカイオーに合体させた形態。ゴーカイケンを組み合わせたナギナタを装備し、火・水・土・木・天のモヂカラを持つ。
必殺技は炎を纏った烈火大斬刀(ゴーカイオーの二倍程度の大きさ)で相手を一刀両断する、『ゴーカイ侍斬り』。 - ハリケンゴーカイオー(第26話~)
ハリケンジャーの大いなる力を発動し、風雷丸が合体した形態。全身のハッチから無数の手裏剣を放つ「ゴーカイ無限手裏剣」や、風雷丸の巨大手裏剣に鎖を付けた「手裏剣チェーン」を駆使して戦う。
必殺技は、分離した風雷丸が無数に分身して敵を斬りつける「必殺奥義・乱れ桜」を発動する『ゴーカイ風雷アタック』 - ゴーオンゴーカイオー(第36話~)
ゴーオンジャーの大いなる力を発動し、分離した下半身にマッハルコンを合体させた形態。
必殺技は勢いよく離陸し上空からゴーカイケンで斬りつける、『ゴーカイゴーオングランプリ』 - 豪獣ゴーカイオー(第29話、第37話)
アバレンジャーのレンジャーキーをゴーカイオー・豪獣神双方で起動させ、2体が合体した形態。いわゆる「グレート合体」に相当する。合体の際にはゴーカイシルバーが舵輪ごとゴーカイオーのコクピットに転送される。
必殺技は、豪獣神のドリルを回転させて放つ『ゴーカイ電撃ドリルスピン』と、両腕を同時に回転させて放つ『ゴーカイレックスドリル』。グレート合体相当の割には実質腕を入れ替えただけという事もあってか登場後もハリケンゴーカイオーが多用されており、更には敗戦続きとちょっと不遇の形態である。 - カンゼンゴーカイオー(第39話~)
ゴーカイジャーのレンジャーキーをゴーカイオー・豪獣神双方で起動させ、誕生したカンゼンソウルをマッハルコンに差し込み、3体が合体した完全戦闘形態。
左腕の指から連射する「カンゼンミサイル」と、右腕の「カンゼンドリル」を装備する。必殺技は左手を射出するロケットパンチ『ゴーカイカンゼンバースト』と、
マジドラゴン・パトストライカー・ガオライオン・風雷丸との合体攻撃『ゴーカイカンゼンスーパーバースト』。 - 豪獣ドリル(第18話~)
ゴーカイシルバーがタイムレンジャーの大いなる力を発動して召喚するドリル戦艦。タイムレンジャーの西暦3000年を思わせる世界から召喚され、空中、亜空間も飛行可能。
先端の大型ドリルと12門の砲台『豪獣キャノン』を装備する。 - 豪獣レックス(第18話~)
ゴーカイシルバーがジュウレンジャーの大いなる力を発動し、豪獣ドリルから変形する恐竜型ロボット。接近戦に特化しており、主に爪や尻尾のドリルを叩きつけて攻撃する。
必殺技は口からレーザーを発射する『豪獣レーザー』。 - 豪獣神(第18話~)
ゴーカイシルバーがアバレンジャーの大いなる力を発動し、豪獣レックスから変形する巨大ロボット。右腕のドリルは三叉の槍となる『トライデントモード』、展開させて敵の攻撃を防ぐ『シールドモード』に変形する。また左腕のレックス頭部による噛み付き攻撃や両腕回転攻撃も可能で、第18話では両腕を回転させて一度に2体の巨大化スゴーミンを撃破する大技も披露した。
必殺技は豪獣ドリル&レックスと共に三本のドリルを敵に打ち込む『豪獣トリプルドリルドリーム』と、
アバレキラーのレンジャーキーをセットし、ドリルを回転させながら突撃する『ゴーカイ電撃ドリルスピン』。
↓以下、劇場版にて登場
- ゴレンゴーカイオー(199ヒーロー大決戦、第50話)
ゴレンジャーの大いなる力を発動し、ゴーカイオーの背部にバリブルーンを合体させた形態。飛行可能。
必殺技は巨大化したゴーカイケンで相手を一刀両断する、『ゴーカイハリケーン・カシオペア』。
なお、ゴーカイオーは「199ヒーロー大決戦」でのみ、敵をX字に斬り裂く『ゴーカイクラッシュ』という技を使用した。 - 歴代戦隊の巨大メカ(199ヒーロー大決戦)
ゴレンジャーに登場したバリブルーンとジャッカー電撃隊に登場したスカイエース、そしてデンジマン~シンケンジャーに登場した一号ロボット。
人々が大切に持っていた玩具に込められた想いが実体化し、黒十字城達と戦った。
撮影には既存のスーツ、CGや過去のフィルムが駆使されている。
キャスト
俳優・声優
- キャプテン・マーベラス/ゴーカイレッド(声):小澤亮太
- ジョー・ギブケン/ゴーカイブルー(声):山田裕貴
- ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー(声):市道真央
- ドン・ドッゴイヤー(ハカセ)/ゴーカイグリーン(声):清水一希
- アイム・ド・ファミーユ/ゴーカイピンク(声):小池唯
- 伊狩鎧/ゴーカイシルバー(声):池田純矢
- バスコ・タ・ジョロキア/バスコ完全体(声):細貝圭
- ナビィ(声):田村ゆかり
- 風雷丸(声):宮田浩徳
- 炎神マッハルコン(声):平田広明
- 司令官ワルズ・ギル(声):野島裕史
- 参謀長ダマラス(声):石井康嗣
- 開発技官インサーン(声):井上喜久子17歳
- シド・バミック/特務士官バリゾーグ(声):進藤学
- 皇帝アクドス・ギル(声):小川真司
- アカレッド(声)、新番組予告ナレーション:古谷徹
- サリー(声):大村亨
- ゴーカイジャー各種アイテムの音声、ナレーション:関智一
スーツアクター
- ゴーカイレッド:福沢博文
- ゴーカイブルー:押川善文
- ゴーカイイエロー:蜂須賀祐一
- ゴーカイグリーン:竹内康博
- ゴーカイピンク:野川瑞穂、人見早苗
- ゴーカイオー、参謀長ダマラス、ボウケンシルバー、ドギー・クルーガー:日下秀昭
- 司令官ワルズ・ギル:清家利一
- 開発技官インサーン:大林勝
- 特務士官バリゾーグ:岡元次郎
- 行動隊長:佐藤太輔
- アカレンジャー:岡本美登
- ニンジャレッド:高岩成二
- デカブレイク:永徳
- ボウケンピンク:中川素州 ※23話で巽マツリの上司役としても出演
- ブラックコンドル:大藤直樹
スタッフ
- 原作:八手三郎・石ノ森章太郎
- プロデューサー:佐々木基(テレビ朝日)、宇都宮孝明・大森敬仁(東映)、矢田晃一・深田明宏(東映エージェンシー)
- 監督:中澤祥次郎、渡辺勝也、坂本浩一、加藤弘之、坂本太郎、竹本昇
- 脚本:荒川稔久、香村純子、下山健人、浦沢義雄、井上敏樹、石橋大助
- 音楽:山下康介
- アクション監督:石垣広文(ジャパンアクションエンタープライズ)
- 特撮監督:佛田洋(特撮研究所)
- キャラクターデザイン:韮沢靖、篠原保
- 主題歌
劇場版
天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕
テレビ本編に先駆けてゴーカイジャーがゲスト出演。
なお、本編40話にて何故ゴーカイジャーが時間軸上まだ地球に来ていないのに、参戦してきたのかが語られることとなる。
ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦
ゴーカイジャーとゴセイジャーを中心に、歴代35戦隊・199人&巨大メカ35体が一挙登場する劇場版第1作。時系列は本編16話と17話の中間に位置する。
2011年5月21日公開予定であったが、東日本大震災の影響により製作が遅れ、6月11日公開となった。このため先行登場予定だったゴーカイシルバーはTVシリーズ登場直前での顔出しとなっている。
蘇った黒十字総統である、黒十字王率いる悪の軍団との対決を描く。また、本編では描けなかったレジェンド戦隊の模様も描かれ、歴代戦隊に登場した俳優も多数出演する。
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船
2011年8月6日公開。「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」と同時上映。時系列は鎧が一味に加入して間もない頃。
海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE
2012年1月21日公開。スーパー戦隊シリーズ35作品&宇宙刑事シリーズ30周年記念作品である、スーパー戦隊祭の第4作目。ゴーバスターズも先行登場する。時系列は47話以前のエピソード。
シリーズ初の戦隊とメタルヒーローの共演作でもある(ヒーローショーでは「ゴーグルファイブ」などの時点で既に共演していた)。
大葉健二演じる上述の2人のレジェンド戦士とギャバンが初共演を果たした。ラストのファンサービスは「宇宙刑事シャイダー」最終話をオマージュしたものになっている。
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
2012年4月21日公開。本作では両シリーズから約240ものヒーローが登場し、ゴーカイジャーと仮面ライダーディケイドを中心に展開される。
監督はバトルフィーバーJと鳥人戦隊ジェットマンでアクション監督を務めた金田治。
特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE
2013年1月19日公開。 詳細はスーパー戦隊VSシリーズを参照。
テン・ゴーカイジャー
2021年11月12日公開。テレビ放送から10周年を記念して制作。
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関連項目
- スーパー戦隊シリーズ
- スーパー戦隊 ヒーローゲッター
- レンジャーキー
- 戦隊一やかましい玩具
- スーパー戦隊バトル ダイスオーDX
- アバレピッグ
- スーパーヒーロータイム
- ニチアサキッズタイム
- 仮面ライダーディケイド(類似コンセプト)
- ウルトラマンメビウス(類似コンセプト)
- 宇宙刑事ギャバン(共演)
- スーパー戦隊VSシリーズ
- スーパーヒーロー大戦
- 特撮作品一覧
スーパー戦隊シリーズ | ||
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外部リンク
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