621が大和魂背負ってルビコンに乗り込んだとは、シ四型六ニ一号強化人間氏が投稿しているアーマード・コアⅥの日本兵実況動画である。
概要
アーマード・コアⅥの実況動画であるが、とにかくやかましくてかなわん!日本兵が多数登場する万歳エディション動画でもある。
日本兵同士やエアとの会話、世界観からかけ離れてるはずなのに妙にマッチする語録、セリフ追加による登場キャラの掘り下げ、ミッションの度に他ゲーのBGMやSEを違和感なく入れ替える編集の細かさなど、実況動画としても高い完成度を誇る。
プレイ自体は真面目かつガチ勢。
アサルトブーストを多用する高速機動な戦闘スタイルで、その縦横無尽な戦いは相手が棒立ちに見える程に早く、無駄弾を使わずに見敵必殺し、画面外からの攻撃を回避する等、非常に見映えと見応えある動画となっている。
一部ステージはSランク取得が見込める速度でクリアしているため、Sランク取得の立ち回りを学べる。
2024年4月13日に「レイヴンの火」ルートで1周目のプレイを完了するも、動画情報にて全ルートの動画化を宣言。
2024年4月19日より2周目(「ルビコンの解放者」ルート)プレイの投稿を開始している。
2周目では今までの編集に加え、字幕芸が追加されており、益々やかましくてかなわん!
目次
勢力・登場人物一覧
レイヴン勢
C4-621
本作の主人公である、第4世代型の旧世代型の強化人間。
ルビコン3で散った独立傭兵「レイヴン」の名を借り、ウォルターの猟犬として傭兵業をしている。
ウォルター曰く、強化人間手術後は感情の起伏に乏しくなるはずなのだが、どう見ても感情豊か。または起伏の起ばかりで伏がない状態。
しかも脳を焼かれたと言われてる割には元気満点かつ思考力も豊か。
手術の後遺症か、敵対する勢力を全員アメリカ人と認識する傾向がある。
また出自は不明ながらも、621人もの日本兵が脳内に住んでいる。
日本兵同士で会話や情報のやり取りをしていること、武器ごとに担当兵科がいること、スネイルに奇襲された際はACから飛び出てバンザイ突撃を敢行したこと、金田が重リニアから射出されたことなどから、ACを軍艦のように621人で動かしている説(日本兵妖精説)が有力となりつつある
...のだが、「2周目その13」にてシャルトルーズが「人格は1つじゃないの...!?」と驚いていたため、一人の人間に621人の意識が詰め込まれてる説が出てきた。
2周目以降は1周目後半から見せ始めていた奔放さに拍車がかかり、勝手に外出したついでにストライダーを撃沈するなどの珍事を起こしている。
また、「2周目その5」でエアと再開した時のやり取りから、621人全員が1周目の記憶を引き継いでいる事が示唆された。
性格・言動
基本的に言動は粗暴。
はしゃぎすぎたり、銃火器で遊ぶのは日常茶飯事。なんなら、仲間同士での撃ち合いや射殺、部下が上官を射殺する下剋上すら起きてる始末。
だが、「大日本帝國の軍人」と自称していることだけはあり、飼い主であるウォルターの命令に忠実。
「その20」では国旗降納が終わるまで、エアの話を遮り続けていたりと、規律の高さを伺わせることもある。
ただし「2周目 その14」ではミシガンから「軍人気取り」と呼ばれてるため、本職の軍人とは見なされてはいない模様。
共に戦ったレッドガン隊やヴェスパー隊のメンバーに敬意を払う、借金王にちゃんと金を返すよう説教する、死者への冒涜は許さない、戦友の死や敵対に強い悲しみを覚えているため、一般人程度の倫理観も持ち合わせている模様。
性格は意外と素直かつ純情で、褒められてもイヤミを言われても謙虚になり、好青年を隠しきれない。
そのためチョロく、激怒しても褒められると照れてしまい、一瞬で怒りを忘れてしまう。
また言葉をそのままの意味で解釈しがちで、皮肉が通じないことも多い。
そのため2周目のブルートゥ戦では、ブルートゥの言葉を文字通り受け取り「全くもって最高だあああ!!!」と、主任(ACⅤ)ばりに喜んで叫ぶ奇行を見せることも。
一方で大日本帝国やウォルターへの侮辱、裏切りや騙し討ちには激怒するなど、祖国愛と武士道精神を第一とする価値観も有する。
頭の悪さは「駄犬」呼ばわりも納得のレベルで、V.Ⅱ スネイルが出したC4-621用 特別講習テストには意味不明な回答をした他、「その27」の最終決戦では決戦場の座標が分からず、わざわざ座標位置を送ってもらうほど。
また人名や物事を忘れやすいようで、特にV.Ⅷ ペイターは何があっても絶対覚えない。
2周目では621視点の字幕追加もあって、周囲の人間をどのように見ているのか、周囲の人間からどのように見られているかが分かりやすくなっている。
特にハンドラー・ウォルターの言葉は日本兵向けに訳される事が多く、この翻訳は臣民から「陛下フィルター」と呼ばれている。
また2周目以降は軍人としての規律よりも、ルビコン3を焼かせないことを優先してか、ウォルターに無断外出することが増えるなど、軍規の乱れが目立っている。
「2周目 その17」の字幕内で「近頃の貴様らの言動 態度は目に余る 不敬罪で処罰されたくなくば 改めよ」の字幕が薄れ、動画内音声通りの字幕が表示されたことから、「陛下フィルターが剥がれてウォルター本人の言葉が理解できるようになっているのでは?」という考察が臣民からなされている。
生活・趣味趣向
軍人らしくラッパの音で寝起きする。(投稿時間から、午前3時半に起床ラッパが鳴り響くとネタにされることもある。)
その粗暴さから常に元気一杯で、食事や娯楽を楽しんでおり、再手術しなくても普通の生活に戻れるレベル。特に食事の時は全員が食堂にダッシュし、飯を文字通り腹に掻っ込むほど食欲がある。
大好物は酒であり、暇さえあれば飲もうとし、コーラルすら酒と勘違いしてる節がある。
ウォルターに休めと言われたら必ず酒を飲もうとするため、「休み=酒」と解釈しているのかもしれない。
ただし621の酒好きはエアのみならず、ウォルターも知っているようであり、「2周目その3」で621が酒を飲もうとした際は、軽くはたいて飲酒を阻止している。
またエアによって飲酒を阻止されるどころか、隠し持っていた酒を勝手に売払われることも。
多くの娯楽にも手を出しており、ガレージではウォルターが仕事中の傍ら、大声で丁半博打や野球などを楽しんでいる。最近ではWarthunderにて訓練も兼ねて遊ぶこともある。
「ウォルターの飼い犬」の名に恥じず、本物の犬(恐らく、その4のストライダー破壊後に襲ってきた個体)を飼っていることがその10ラストにて判明している。この犬は「2周目その3」でも登場し、相変わらず飼われている模様。
戦闘時
戦闘時はさらにテンションが高くなり、アサルトブースト時は突撃ラッパ📯と雄叫びが入り混じって戦場が旅順と化す。(通称アサルト万歳)
しかも潜入や暗殺であろうがお構いなしに突撃ラッパを吹く。そのため必然的に「敵は皆殺し」という戦法をするしか無い。(というか基本それしか考えてない)
エアや第三者の制止が無ければ、
アサルトアーマー時には一斉に「万歳!」と叫ぶ。(通称愛國アーマーもしくはアサルト万歳)
敵には一切情け容赦無く、ルビコン解放戦線の内情を知った後でも、リトル・ツィイー(解放戦線所属の女性兵)の通信を「じゃかましい!」の一言で片付けながら、彼女を撃墜するほど。
敵を嘲笑することもあり、かつて倒した敵の名が出てくれば「雲の上の人になってしまいましたねw」、「昇進して当然ですよ」(戦死して二階級特進したという意味)と煽り散らかしていたりもする。
1周目のバルテウス戦後は武装をパージする癖がつき、本編外ではアイスワームにルビコン神拳でトドメを刺そうとしたこともある。(ただしBASHO腕を使ってないので失敗した)
この癖は回を重ねる事に酷くなっており、2周目以降はミッション完了後、もしくは補給シェルパ近くでは結構な確率で武装パージするほど旧作のようにパージしたら、武装代請求されて報酬が減る仕様だったらどうするつもりなのだろうか
一方、ミシガンやラスティなど、親睦を深めていた人物を手に掛けることになった際は男泣きをしつつも、敬礼や黙祷で哀悼の意を捧げるなど、単なる「戦闘狂」の一言で片付けられない一面を持つ。
戦闘スタイル
戦闘スタイルは軽量型ACの理想とも言えるほど、機動性と格闘性を最大限活かしたもの。
「当たらなければどうということはない」を文字通り実践しており、適切にアサルトブースト、クイックブーストを使用することで、ボス前まで被弾しないこともしばしば。
画面外からの攻撃(封鎖衛星からの狙撃含む)さえも、警告表示だけで回避することも珍しくない。
また、クイックターンによる追撃、グレネードランチャー射撃時は空中でも静止する仕様を利用したEN稼ぎ、パルスブレードのチャージ攻撃を利用したEN切れ時のリカバリーなど、所々で技量の高さが垣間見える。
MTなどのザコ敵は爆発武器で一掃するか、威力の高い腕部実弾武器で瞬時に処理。
重MTやAC、バルテウスなどのボス相手だと、背部武装と右腕装備で衝撃を与え続けスタッガーに追い詰めたら、パルスブレードなどの近接武器による着☆剣でAPを大きく削る。
本作の売りであるスタッガーシステムを上手く利用した立ち回りとも言える。
そして何より、武装やパーツが充実しだすChapter3や2周目以降ならまだしも、1周目という事実上の縛りプレイ状態でSランククリアを叩き出すことが、シ四型六ニ一号強化人間氏の技量を証明している。
非常に見栄えの良い戦闘スタイルなのだが、道中はザコ敵を一撃で仕留めながらアサルトブーストを吹かし続けないと、あっという間に蜂の巣にされ、紙装甲と合わさり即死する。
おまけに正確なEN管理が求められているため、慣れていないとゲージ切れを頻発し、隙が生まれて嬲り殺されてしまう。要は零戦みたいな戦い方が求められる(機動性は高いが、気をつけないとすぐ速度を失い、それをカバーするだけの加速力も無くて被弾に弱い)
動画コンセプトも「魅せプレイ」重視のため、動画内のプレイは「数十回撮った中で一番良い動き」であり、再現はかなり難しい。
事実、シ四型六ニ一号強化人間氏もエンフォーサー戦で57敗しているため、あくまでも「軽量ACの立ち回りを参考にする」程度にした方が良い。
ルビコン3に来たばかりのレイヴン達はパーツが揃うまで、真似しないほうが無難だろう。
日本兵一覧
前述の通り、600名以上の日本兵と共にルビコンを駆け巡っているため、一部の特徴的な日本兵には臣民(視聴者)からあだ名がつけられている。ここで幾人かの日本兵を紹介する。
なお「日本語話者で大和魂を有する」なら誰でも入隊できるようで、はるか未来の時代の対MS特技兵中尉や、アメリカ陸軍第75レンジャー連隊所属の兵長もしれっと混じっている。アメ公が居ます!!
目次
- 戦場太郎
- やかまし先輩
- 吉田
- 金田
- 真面目兵
- 茨城県人
- 刀兵隊
- 大本営
- 提督
- 命名兵
- レーダー・ソナー員
- キツツキ兵
- 陸奥兵もしくは(^q^)
- 航空兵
- 惑星戦雷兵
- ヤマト航空兵
- 轟剛太
- サワダ隊員
- WoT戦車兵
- 激怒兵
- ニンジャ
- データ地引網兵
- 自衛隊員
- ベン・バーバリー中尉
- ジェイク・ダン兵長
- 軍曹(EDF6)
- 偽ラスティ
- ハイテンション武者
- 決断兵
- VAVA
戦場太郎
動画内で初めて喋った日本兵。
「俺は攻撃を行う!」といったセリフから分かる通り、好戦的かつ猪突猛進的な性格を持つ。
セリフが多いこと、突撃ラッパは必ず彼の「突撃ー!」の命令後に吹き鳴らされることから、621本人説がある。
「その9」にて独断専行でグリッドへ行ったことがバレた際は一人隠れたものの、航空兵に見つかり、鉄拳制裁を食らう羽目になる。
「その22」でミシガンを手に掛けた後は戦意を喪失しかけるも、やかまし先輩や提督からの叱咤激励、受勲されたレッドガン部隊のエンブレムなどもあって再起に成功。ハンドラー・ウォルターの使命を果たすべく、最期まで戦い抜くことを誓った。
「その27」では玉砕覚悟の戦いから他の日本兵ともども生き延びるも、「ここから出るぞ!」と命じてルビコン3を脱出。ハンドラー・ウォルターに救われた恩を返すべく、2周目にて他の日本兵ともども再びルビコン3へ舞い戻った。
元ネタは「BattteField1942」
「IL-2 1946」と並ぶ最古参の日本兵であるため、万歳エディション視聴者なら誰しもが一度は聞いたはずである。
やかまし先輩
日本兵達が叫んだり騒いだりする度にキレる日本兵。独特な関西弁も話す。 毎回やかましいと苦言を呈す光景は、臣民から「やかましノルマ」と言われ親しまれている。
BAWS第二工廠調査で他の日本兵が怖気づいた際、威嚇射撃した後、「命令に従わん者はどないなるか分かっとるやろな!?」と場の空気を引き締めたことから、下士官か下級将校ではないかと推測される。
他の兵を叱咤激励することも多く、彼も621内の規律を維持する重要な役目を担っている模様。
非常に仲間想いでもあり、壁超えのブリーフィングにてG4ヴォルタの戦死を知った際は「あの豚ども!アイツを殺してもた!!」と激昂。その後、名誉の戦死を遂げたとしてヴォルタの遺体を彼のACから回収した。
日本兵の中では比較的まともかつ穏健派らしく、インビンシブル・ラミーを撃破した際は「逃げれるうちに逃げるんやこのアメ公め!」と脱出を促したり、借金王ノーザークの借金踏み倒し演説で他の日本兵が殺せとキレる中、「頭を下げることは決して恥ではございませぬ…」とやんわりと諭す光景が見られた。
元ネタは「Shogun2TotalWar(S2TW)」
同じ声優が「RisingStorm」にも出演しており、関西弁の語録は「RisingStorm」が元素材となっている。
吉田
事あるごとに「吉田です!」と自分の名字を叫ぶ日本兵。
仮にも密入国して他人になりすましている身の癖に、自分から正体をバラそうとする危険分子である。
そのためか名前を言おうとする度に叱責されるのは勿論、射殺される事も日常茶飯事である。
それでも名字を叫ぶのを止めないため、日本兵側もA-10のGAU-8ガトリングやファンネル、ビームライフル、KARASAWAまで持ち出しては射殺するも、しぶとく復活するのでイタチごっことなっている。
一応通信兵であり、コーラルに呑まれた際は第4中隊本部(ハンドラー・ウォルター)に連絡しようとしていた。また心理戦にも長けており、「その24」では彼の考案で金田が偽装通信を実施。メーテルリンクを絶望の淵に叩き落とし、撃墜に貢献した。
その手腕は他の日本兵から「アイツは上手いぞお」と評価される一方、卑怯な手段かつ日頃の言動もあってか「最悪な男だ」と嫌われている。
技研都市を「吉田帝国」と勝手に名付けた他、しぶとく名字を叫び続けた甲斐もあって、「レイヴンの火」を「吉田の火」にすることに成功。誤った形で歴史に名を遺した。
2周目ではオールマインドも、621の識別名を「レイヴン」ではなく「ヨシダ」と間違えてしまうなど、普段から射殺され続けてもなお、吉田の名は着実にルビコン3に広がりつつある。
元ネタは「Medal of Honor: Pacific Assault(MOHPA)」
金田
事あるごとに呼び出されている日本兵。
兵器の補給から弾薬庫の火災、武器の修理など、様々な仕事を振られるため、たまに過労死する。
またACやシースパイダーに踏みつけられて戦死することも多いが、吉田並のしぶとさですぐ復活する。
突撃ラッパも実は彼が吹いているのでは無いかとされている。
扉のロック解除に呼ばれる場面が多いため、本職は工兵なのかもしれないが、余りの多彩さに便利屋となっている。出来ることはACのアセンブリや情報戦、果ては4脚MTの操縦と、回を重ねる事に万能さに磨きがかかっている。
「その6」にて一度過労死してしまい、金田をこき使っていた上官は、金田の兄と思われる老兵にV1ロケットを打ち込まれた。
その後は仕事を押し付けられそうになると銃の撃鉄を起こしたり、ジェダイなのかシスなのか不明だがライトセイバーを起動して威嚇したり、輜重隊に紛れて前線行きをサボったりと、ずる賢く生きるようになった。
またショットガンに詰め込まれて発射された際は流石に激怒し、謝罪の言葉を無視してガトリングを上官にぶっ放している。
「その24」ではエアに突撃ラッパの吹き方を伝授した他、「その27」では重リニアから発射され、呼び出されたらちゃんと戻るという、ピクミンもびっくりな離れ業を見せつけた。
余りにも理解不能な光景に日本兵慣れしていたエアも困惑するが、大本営に「気にするな」とフォローされたため、日本兵たちの間では「金田=フリー素材」という概念が定着しているのだろうか?
その後、吉田レイヴンの火では「金田はどこだあ!?」といつも通り呼び出され、「只今参りまーす!」と無事生還を報告。他の日本兵に生存を喜ばれ、2周目でも変わらず従軍するのであった。
2周目では裏方のみならず、直接戦地で戦闘する場面も増加。
「2周目その3」ではルビコン解放戦線の4脚MTを鹵獲・操縦し、G4ヴォルタ撃破に貢献した。
「2周目その5」ではドルマヤン救出の際、法螺貝の音を合図に刀歩兵隊と共に捕虜収容所へ突撃。ライトセイバーで米(ラム)兵をなぎ倒している。
ただし彼も無敵というわけでなく、何度も呼び出される幻聴の前に発狂したり、「2周目 その16」では起動した技研製無人MTからの攻撃をライトセイバーで防ぐことに失敗し、戦死している。
元ネタは「Medal of Honor: Pacific Assault(MOHPA)」
元ネタ内では立ちションをしてる最中に上官に呼びだされるという役回り。
上官のセリフから、砲兵と思われる。
真面目兵
若々しい好青年。
「やれるものならやってみろ!!」と勇敢な性格を持つ一方、感情で行動してしまうところが度々見られる。「我々は大日本帝國の軍人だ!」と正体を明かしてしまう欠点も。
だが普段から良く名乗っている事もあってか、六文銭とのイクサでは他の兵がNRSを起こして恐慌する中、621内のニンジャの助けもあって「ドーモ、我々は大日本帝國の軍人だ!」と奥ゆかしくアイサツを返した。
「その24」では戦場太郎ともども、パンジャンドラム ヘリアンサスの本土侵攻を危惧し、ハンドラー・ウォルターの命令に逆らってまで撃破を優先した。
「その27」では、エアに「忘れることは無いだろうな...」と別れの言葉を手向けた。
茨城県人
「茨城県人ここにありだー!」と叫びながら補給シェルパを空輸する輜重兵(補給隊員)
彼の雄叫びは一度聞くと二度と忘れないほどのインパクトが有る。
「茨城健児」と言ってるのではないかという説あり。
茨城県の威信を賭けてか、どんな損傷も瞬時に修理し、パージしても武装込みで弾薬を満タンにするほどの、恵まれた補給物資を運んでくれる。
そのため臣民から「茨城県人さんいつもありがとう」と感謝されることも多い。
決して「輜重兵が兵隊ならば、チョウチョトンボも鳥の内」(輜重兵は軍人ではないという意味)と蔑んではいけない
621も彼の重要性を理解しているようで、「その10」にて輜重兵に文句を言って突っかかってきた日本兵が射殺されている。
また茨城県人自身も喧嘩早い性格のようで、絡んできた奴を射殺して「てめえは寝てろ!」と吐き捨てることも。
アイスワーム戦後はヘリを操縦して621を迎えに来た他、「その27」では封鎖衛星からの砲撃でエンジンが大破した「YAMATODAMAC A6M7-1」のもとへ駆けつけ、他の日本兵を救出。
衛星砲から狙われてるかもしれない中、いつも通りに出身県を叫んで仲間を救助した勇敢さは、例え敵弾降り注ぐ中でも飯や弾を送り届けるという、輜重兵の過酷さに起因するものだろうか。
2周目でも相変わらず輜重兵として活躍しており、「2周目 その14」では空挺降下からの着地に失敗して墜落した621を、機体ごと回収するなど兵科を超えた活躍を見せることも。
元ネタは「Call of Duty: World at War(CoD:WaW)」
空耳ではなく本当に茨城県人と言っている。
これは同ゲーム内でペリリュー島の戦いシナリオが存在すること、ペリリュー島守備隊が精鋭と名を馳せた水戸歩兵第二連隊で構成されていたことが由来である。
刀兵隊
主にパルスブレードの手入れや使用を担当する武士達。「刀隊」「刀歩兵隊」、パイルを装備している時は「槍歩兵隊」と自称することも。
ある意味、本シリーズの顔とも言える。
パルスブレードは621がAPを削るのに多用している他、スタッガー中の敵ACに大ダメージを与えられるので、彼らの責任は重い。
パルスブレードを使用する際は「刀歩兵隊、刀を抜けい!」の号令を出し、他の日本兵達と一緒に
「着☆剣」と叫ぶのが恒例となっている。
性能至上主義らしく、近接武器であれば何でも良いらしい。
そのためレーザーブレードやレーザーランス、パイルバンカーを装備してても元気良く「着☆剣」と叫び、何ならルビコン神拳でも「着☆拳」と叫ぶ。
AMバズ、オマバズ、着剣バズこと「JVLN ALPHA」を発射するときも「着☆剣」と叫ぶ。やかましくてかなわん!
「2周目その5」では、帥父ドルマヤン救出時に、金田と共に捕虜収容所へ突撃。
閉所という戦闘環境、金田のライトセイバーとフォースのおかげで、無事ドルマヤンの救出に成功した。
刀兵隊に関する元ネタは「Shogun2TotalWar(S2TW)」
着☆剣のボイスは「Medal of Honor: Pacific Assault(MOHPA)」が元素材。
なお着剣は本来、「銃に銃剣を装着する行為」であり、相手を斬りつける行為ではない。(本来の意味で着剣が使われたのは、「その24」にてスネイルに捕縛された際、ACから下車して突撃を行った時のみ)
大本営
ステージクリアする度にイケボで日本の勝利を宣伝する日本人将官。
彼の報告は「大本営発表」と臣民から呼ばれている。
ルビコン3各地を太平洋各地の地名へ(勝手に)改名しているため、例え地球以外の惑星でも大東亜共栄圏を作り出す。
女性の扱いにも長けており、大喜利に参加してスベったエアをからかった日本兵達を鉛玉で黙らせた後、彼女に慰めの言葉をかけた。
そのためかエアとの仲は良いらしく、困惑するエアを気遣う場面も多い。臣民からは大本営×エアとカップリングされ、尊ばれることも。
暗号解読能力は原作準拠らしく、本作でのエンディングの伏線に関する情報を手に入れた際も、意味不明なナレーションをして失笑を買ってしまった。
その反省を活かしてか、以降はニンジャを用いた諜報活動を行っている。
「その18」のアイスワーム戦後、本編のナレーションにかぶせて日本の勝利を宣言しようとするも、何者かに撃たれて戦死。絶対撃たれることのないと思われた大本営への下剋上に、臣民達は大きく動揺した。
元ネタは「Battlestations:Pacific」のナレーション。
同作ではスラバヤ沖海戦ステージでの提督役も兼任しているため、海戦に関する語録も多い。
提督
ルビコンの大地にて何故かラスティに赤城へ戻るよう命令したり、加賀を戦闘に参加させたり、行方不明になった龍驤を心配するなど、空母に関するセリフが多い。
赤城と加賀と龍驤は実艦なのか、はたまた艦娘なのか、戦艦少女なのか、KAN-SENなのかは不明。
また叱責することも多く、他の日本兵がミスした際は「何たる無能だ!」と叫んで怒りを顕にすることも。
なお「たわけめ!」と怒った際は、何故か臣民達から「たわけ❤」のコメントが飛ぶことが多い。
元ネタは「Air Conflict Pacific Carriers」
提督のような印象を受けるが、元素材では空母航空隊の飛行隊長兼ナレーションであり、空母に関するセリフが多いのも、空母航空隊所属という設定から来ている。
命名兵
ルビコン3の各勢力が所有する兵器を、自分が勝手につけた名前で叫ぶ日本兵。
しかも途中から「超巨大双胴強襲ドリル戦艦 デュアル荒覇吐接近!!」を代表するように、元ネタのボイスをつなぎ合わせ、魑魅魍魎の兵器名を創造し始めた。
余りにも好き勝手やるため、時々言い切る前に射殺される事がある。
その様子は「その27」のスタッフロール内にて、「ああ…副長が壊れた…」と、PS2版の鋼鉄の咆哮2ウォーシップコマンダーのオペ子からドン引きされるほど。
元素材の都合で戦闘時の語録も豊富で、被弾箇所を教えたり、機関出力を報告するなど、戦闘場面では地味ながら目立つ。
ボスや戦闘ログ対象機体、隠しパーツが近くにいる際は「至近距離に異常反応、警戒せよ!」と教えてくれる。
ルビコン3に降りたばかりのレイヴンならば、注意深く聞いてみるのも良いかも知れない。
元ネタは「鋼鉄の咆哮2」「鋼鉄の咆哮3」の副長ボイス
渋くて迫力のある声なのが前者、棒読みなのが後者である。なお、「お前ら戦闘配置についてください」という既存のセリフをツギハギしたようなセリフは、鋼鉄の咆哮3内の隠しステージ用に公式が用意した素材である。
レーダー・ソナー員
レーダーで目標を捉えたり、スキャンを行う度に「SDレーダー作動!」「ハフダフ(HF/DF)が新たな目標を探知!」と報告する日本兵。
ちなみに「SDレーダー」は誤訳で、本当は「SGレーダー」が正しい。
非常に優秀であり、ACのレーダー探知外からも敵を捕捉して報告する場面も多い。
命名兵や惑星戦雷兵との合せ技で、戦闘ログ対象機の場所を教えてくれることもある。
なおSGレーダーやハフダフの名前から分かる通り、アメリカ製のレーダーとソナーを使用している
元ネタは「Destroyer Command」
アメリカ海軍の駆逐艦で対潜・対空・対艦任務を行う内容のため、前述のようにアメリカ製の電子機器の名前が出てくる。
いわゆるガチシミュで再現度が高いとされるが、発売が2002年と古く、日本語版どころか元となった海外版もsteamでの販売がされてないため、今ではプレミア化している。
キツツキ兵
アサルトライフルを乱射する度に「キツツキでなぎ倒せー!」と興奮して叫ぶ日本兵。
セリフ的に戦銃分隊長ではないかと考えられる。
キツツキは九二式重機関銃にアメリカ軍が付けたあだ名なのだが、彼はそんなこと気にせず嬉しそうに叫ぶ。また実弾系かつ連射できる武器ならなんでも良いらしく、ガトリングでも「キツツキ」と認知する。
なお九二式重機関銃はアサルトライフルのような長時間の連射は想定しておらず、敵兵をなぎ倒すのに向いていない。(敵兵をなぎ倒すのは軽機の仕事)
元ネタは「Call of Duty: World at War(CoD:WaW)」
陸奥兵 もしくは (^q^)
棒読みが目立つ戦闘狂。
アニメ艦これの万歳エディション動画にて何故か陸奥のセリフが彼の声に置き換えられていたバージョンが有名なので陸奥兵と命名されたが、臣民の間では「(^q^)」が主流な模様。
本編のC4-621は「脳を焼かれた」、「感情の起伏に乏しい」、「👓️<そういえば旧世代型だったなあ?よだれを垂らして獲物を追うしかできないわけだ。」など、知能や感情、思考能力に深刻な障害が出ていることを示唆する描写があるため、アーマード・コアⅥ本編の621本人ではないかという説がある。
常に棒読みかつ半笑いで、臣民たちの腹筋を壊しにかかる。オマケに日本兵一の戦闘狂であり、「コロセ!>(^q^ ) ( ^q^)<コロセ!」と左右から連呼して暴走する場面も多く、ニンジャに何処かへ連れ去られ退場させられる事もしばしば。
また精神年齢も子供並のようで、ヘマをやらかした際は「(;^q^)<テッターイ!」と叫びながら何処かへ逃げることも多い。
知能指数は非常に低いらしく、「2周目その1」ではC4-621の覚醒に梱包爆薬を使い、ルビコン3密航前に自爆してハンドラー・ウォルターを呆れさせた。
「2周目その3」ではガリア多重ダムでの任務の際、エアの幻覚を聞いたことでミドル・フラットウェルの取引に乗った事により、解放者ルート入りするきっかけを作った。
そのため臣民から、2周目ではコイツがキーパーソンになるのではと危惧されている。
「2周目その5」の捕虜救出作戦では、ベイラム兵に打ち負けた挙げ句、手榴弾を使用。これが収容所内の弾薬庫を誘爆させ、救助目標だったルビコン解放戦線の同志「メッサム」を爆死させる。(後に同志メッサムは名誉の戦死を遂げたと、大本営発表がなされた。また回収された遺体は原型をとどめてたらしく、解放戦線側も事故死ではなく拷問死と認識していたため、問題にはならなかった)
元ネタは「WW2コンバット硫黄島(World War II Combat:Iwo Jima)」
ボイス集を聞いてもらうと分かるが、棒読みに加えて巻き舌ということも有り、何を言ってるのか分かりづらい。また、同ゲーム内では比較的まともに喋る日本兵もいることが確認できる。
ゲームの方は完成度の低さ等々で2006年下半期最悪のゲームという悪評を海外のゲームサイトで得ている。
航空兵
複数名のパイロットから航空管制官まで居る、割と大所帯な部隊。
被撃墜時のボイスがやたらと多くて迫真めいているせいか、1周目序盤ではルビコニアンの被撃墜時の悲鳴としてよく使われていた。(1周目序盤は方向性が定まっておらず、敵も日本兵ボイスで喋っていた)
パイロットというエリートであるためか階級が高いらしく、古兵殿である戦場太郎でも容赦なく鉄拳制裁した。
犬の扱いにも長けており、ストライダー破壊後に襲ってきた犬を飼い慣らしている。
元ネタは「IL-2 1946の日本兵ボイス」
本作のボイスは、日本語版マニュアルを制作していたスタッフが担当しているという噂がある。
惑星戦雷兵
「ウォーサンダー」というルビコン3以上に戦禍の絶えない惑星出身者で固められた部隊。
ちなみに621自身も暇さえあればウォーサンダーに行き、戦車や戦闘機に乗って技量を高めているらしい。
戦車の名前で大喜利大会を開いたり、目標までの距離を報告したり、命名兵との合わせ技で戦闘ログ対象機の場所を報告したりと、地味に出番が多い。
激怒兵に怒られた際は一度動揺するも、「いいえ、何も聞こえません!」とシラを切ってその場をしのいだ。
元ネタは「Warthunder」の日本兵ボイス
テストフライトにて「一番機、聞こえるか?」「はっきり聞こえます!」のやり取りを聞いたレイヴンも多いだろう。
ヤマト航空兵
大日本帝国によく似た別世界の「ヤマト」国の、海軍第101特務飛行隊所属の凄腕パイロット達。
発言は少ないが、「大事な機体に傷つけるなよ!」「分かりましたよ」など、各員の声がやたらイケボなのが特徴。
元ネタは「ZERO PILOT 銀翼の戦士たち」
劇中ボイスは少ないが、緑川光、結城比呂、うえだゆうじと声優がやたら豪華なのが魅力。
轟剛太
「アグレッサーを仕留めなければ、満点にはならんぞ」と常に厳しい態度で他の日本兵の評価・教育に当たっている。
空自出身の事もあってか、ACには機動力を強く求めているようであり、陸軍が開発した重逆二脚ACに苦言を呈している。
またアメリカ空軍と共同訓練した経験もあるらしく、ルビコンデスキュベレイの着地にも「速度が出すぎだ!もう少し抑えろ!」と指導し、アメリカ兵OS搭載のアイビスシリーズであるデスキュベレイこと、CEL 240も若干へこんでいた。
サワダ隊員
爽やかな声の青年にして、轟剛太と同じ教官。
621の中では、ハンドラー・ウォルターを「天皇陛下」と呼ばずに「ウォルター!」と呼び捨てできる人物だったりする。[1]
彼が時たま言う「概ね良好」は、臣民達から「大胸良好」とネタにされ、勝手に大豊娘娘の大ファンという設定が盛られている。
「2周目その3」ではスネイルとウォルターが交渉している間、陸上機のT-2練習機を緊急着陸時に用いるフックを使って、空母へ着艦させる指導を行った。
WoT戦車兵
なんとも気が抜ける声で話す戦車兵のオッサンと、若々しい青年のコンビ。
オッサンの方は壊れた変速機をその場で修理し、問題なく動かせるほどの熟練技術者でもある。
ただし戦闘は苦手なようで、弾を外したり障害物に当ててしまい、叱責されることもしばしば。
「その10」にて惑星封鎖機構との戦闘で被弾した際、「軍曹殿が死んだ!」と叫ばれたことから、オッサンの階級が「軍曹」と判明。
元素材を除けば、階級が分かっている621内の日本兵はオッサンが唯一である。
元ネタは「World of Tanks(WoT)」の日本兵ボイス
現在ではちゃんとした声優が担当する若々しい新ボイスに変わってしまったが、気の抜けた中年棒読み声は未だに人気が高い。
激怒兵
「時間をかけすぎている」と戦雷兵に警告した際、「時間通りに目標へ向かっています!」と言い訳されたため、「聞こえんのかあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」と激怒した。
その後、「いいえ!何も聞こえません!」とシラを切られた際は怒りを通り越して呆れたようで「恥さらしめ...」と吐き捨てた。
元ネタは「Battlestations:Pacific」の陸攻隊隊長。
第2ステージ(マレー沖海戦)にて、攻撃目標のPoWを無視してレパルスや駆逐艦などに攻撃し続けるとブチギレる。
ニンジャ
何故か日本兵の中に紛れ込んでいるイケボの忍者。その存在は大本営以外の日本兵には全く知られていない。
臣民は彼が登場する度にニンジャ・リアリティ・ショック(NRS)を起こしているが、他の日本兵はニンジャが実在して自分たちに混ざっているという事実を知らないため、NRSの発症が遅れている。その隙に立ち去っていくため、部隊内に混乱を引き起こさない。ワザマエ!
金田の代わりにロックされた扉を開けることが多いが、発狂した(^q^)を何処かへ連行する事も時々ある。
「その12」では「忍とて、万能ではござらん...」と奥ゆかしくインストラクションを授け、「ニンジャも撃たれれば実際死ぬ」の事実を思い出した日本兵達がNRSから復活する手助けをした。
「その25」では弓矢でスネイル暗殺を試みるも失敗。スネイルが本社の方針を無視して、脱走した621の殺害を決意する一因にもなった。
データ地引網兵
データログを回収する際に登場する漁師(?)達
ログを回収する際は「( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)ハイッ!ハイッ!」掛け声を出し、Lv.5などの時間がかかるログでは、回収が終わる際に「エイッ!エイッ!オーッ!」と勝どきを上げる。
「その27」では彼らが何らかの方法で宇宙空間を漕いで進み、ルビコン3脱出に貢献した可能性が示唆される。
また621の乗るACも時々「腰を入れて漕げー!」の号令と共に、ジェネレーターのSEが彼らの声に置き換わるため、ガレー船かカッターの如く櫂でACを動かすことをやってる可能性すらある。
「2周目その3」では刀兵隊に代わり、プラズマスロアーを「( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!」とテンポ良く使い、ストライダー撃沈に貢献した。
自衛隊員
日本軍の後継組織の隊員達。なぜか日本兵たちに紛れ込んでいる。
「ホント自衛隊って行軍好きだよなあ」「もう歩くのだけはホンット嫌!!」「普通科なんか入るんじゃなかったな」と仕事の愚痴を垂れ続ける事が多い。
基本的に棒読みだがセリフの1つ1つが、嫌な仕事も我慢してやらねばならない兵卒の哀愁を漂わせている。
普通科は突撃ラッパのノリに合わなかったりと平成っ子の雰囲気を漂わせているが、機甲科は「爆撃機じゃなくても、陣地を耕すことぐらいできるさ」(75式自走ロケット発射機)、施設科は「燃やすものをください!」(火炎放射器兵の没ボイス)と、割と好戦的。
元ネタは「Wargame:RedDragon」
同作の自衛隊ボイスは全て元隊員の方が担当しているため、ある意味一番リアルな日本兵かもしれない。
ベン・バーバリー中尉
宇宙世紀と呼ばれる時代にACと同スケールの人形機動兵器モビルスーツ・ザクⅡに対抗するため、地球連邦で組織された事実上の使い捨て兵科、対MS特技兵の小隊長。
日本軍どころか日本人ですらないのだが、その戦いぶりが評価されたのか日本兵として621の1人となっている。
階級と指揮能力も高い有能な部隊指揮官なのだが、より上位階級の日本兵がいるのと著作権の都合で、基本的に「じゃかましい!」と怒鳴る位しか出番がない。
「その10」にて地球連邦軍時代の部下、「その16」にて上司のコレマッタ少佐も621の中に居ることが判明した。
元ネタは「機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線」
「じゃかましい!」のセリフは、ロクに訓練を受けてない新兵が、物見塔の上という目立つし逃げにくい場所を待ち伏せ地点に選んだばかりか、逃げろと言ってるのに「もう一度撃たせてください!」と駄々をこねた末に言ったもの。
ジェイク・ダン兵長
まさかのアメリカ陸軍の兵長。どういうわけだか日本兵の仲間入り。
危険な場所を「気をつけろ。ここは荒野のウェスタンだぞ」という、イマイチ伝わるようで伝わらない言い回しで警告する。
元ネタは「Call of Duty:Modern Warfare 2(MW2)」
同作では翻訳チームに部分的な台本しか渡さず、ミッション内容やストーリー展開を知らせないまま翻訳させたため、珍訳のオンパレードとなっている。彼のセリフもそのうちの1つ。
軍曹(EDF6)
「その16」にてなんの前触れもなく登場した地球防衛軍(EDF)の兵士にして、ストーム1の上司。
プライマーとの戦いに人類が敗れ、彼も戦死する世界線から迷い込んだのだろうか?
エンゲブレト坑道にて放棄されていた技研ACを発見した際、「よし、コードを知ってるのはお前だけだ」と言い、金田にログを回収するよう命令した。
なお金田を急かした日本兵はライサンダーをぶち込まれた。
元ネタは「地球防衛軍6」
セリフはM.116にて、バルガを地上に上げるためのリフトを操作するよう、ストーム1の先輩に命令するシーンのもの。
バルガとストーム1、プロフェッサーの活躍により、プライマーとの終わらない戦争に勝利するきっかけとなったシーンである。
偽ラスティ
元ネタは「Battlefield:Ⅴ」
ハイテンション武者
いつの間にか登場しだした、妙にテンションの高い武者。
「気を見て発射すべし!」など、妙な巻き舌で珍妙なエセ武家言葉(しかも口も悪い)を話すため、一度聞けば忘れないインパクトが有る。その芝居ががった口述から「傾奇武者」と言われることも。
なお621内でも彼は奇人扱いらしい。
元ネタは「Age of empires」の日本砲兵ユニット。
「Age of Empires」シリーズは公式の時点でネタボイス豊富であり、「よお、我らの英雄~w」や「†闇の武器...!†」などがある。
決断兵
「2周目その15」から登場した、ゲームではなくアニメ出身の日本兵。
名前の元ネタは彼らが登場したアニメ「アニメンタリー決断」から。
基本ちゃんとした日本語を話すが、放送が昭和40年代ということもあり「メクラでオシでツンボ同然!」(盲目で発話障害持ちで耳も聞こえないという意味)という放送禁止用語マシマシなことを言う場面も。
ちなみに「2周目 その15」の14:30~でエアちゃんに向けて言ってる「師団長」は、元ネタでは師団長時代の牟田口廉也に向けて言った言葉だったりする。
元ネタは前述の通り、「アニメンタリー決断」
タツノコプロ公式Youtubeチャンネルで配信されているなど、現代では視聴の機会が多いが、一時期は封印作品扱いだったこともあるアニメ。なお最終話は肖像権などの都合から永久封印とする見立てが有力。
VAVA
イレギュラーハンターXに登場する、特A級のイレギュラーハンターにして、自身もイレギュラーになったレプリロイド。
日本兵どころか人間ですら無くなっている。
たまに現れては「知ったことか!」と悪態をかます。ポジション的にはベン・バーバリー中尉と同じ。
みさお萌え萌えとかは決して言わない
なお「2周目その13」のYoutubeコメント欄にて、「(ちゃうねん「知らん!」「知ったこっちゃねえ!」的なセリフが欲しかったんや…)」とシ四型六ニ一号強化人間氏がコメント返信内にて、ピンポイント素材不足が原因で登場させたことを話している。
元ネタは「イレギュラーハンターX」 ロックマンXシリーズの一作で、初代のリメイク作となっている。
VAVAは1周目クリア後の特典キャラとして使える。
ハンドラー・ウォルター
621 仕事だ
621の飼い主にしてクライアント。
「ある目的」のため、ルビコン3に621を密入国させた。
冷酷だが621には優しく、彼の言動にツッコミをいれないことは勿論、独断専行さえ黙認するほど。
だが「感情の起伏に乏しい」と発言するなど、621の現状をイマイチ把握できてない節がある。
「すてゐるへいず」を用いたラスティの宣伝には流石に頭を抱えたようで、その12冒頭にて「ラスティはマスコットではない」と叱るも意味を理解されず、ため息をつくこととなる。
その11では、621から天皇陛下と認知されている事が判明。
また2周目の字幕でも、621がウォルターを天皇陛下と認知していることから、少なくとも621内では大元帥陛下と捉えている模様。
安いおまけ2にて、BF1942から続く伝統芸「敵の潜水艦を発見!→駄目だ!」を621に教えていた事が判明した。
2周目以降は621が想像以上に好き勝手やっていることから心労も多くなっているようで、「2周目その3」では自分のアドバイスすら突撃ラッパで掻き消された事から、ついに激怒した。
また字幕という形で心理描写が追加されることもあり、621にG13のコールサインが付与された際は、「吉田よりはマシか」と本音が漏れていた。「従順なのかそうでないのか分からん」と困惑してる様子も見られる。
その後も回を重ねる事に、621の無断外出や独断専行、V.Ⅱへの嫌がらせの対処などから心労が溜まり続けている模様。
エア
今思い悩んでも意味は無い…(諦め)
コーラルに呑まれた621の前に突如として現れた謎のルビコニアン。
臣民達からのあだ名は「622」
621からは「よう赤いの」と呼ばれることがある。
日本兵達とはコーラル逆流後の交信後、会話が可能となり、オペレーターを担当するが初期の頃は軍隊特有のノリについていけず、日本兵から中々話を聞いてもらえない不憫な女の子と化していた。
日本兵達からの扱いは基本雑なため、バルテウスに堕とされていないのに溜息を吐いたり、あまりの騒がしさに混乱する等、苦労人になりつつあったが、超巨大双胴強襲ドリル戦艦デュアルアラハバキ(スマートクリーナ)戦にて無視された事に堪忍袋の緒が切れてしまったのか、大声で『レイヴン!』と叫んでスタッガー怯ませた隙に解説を始めたものの、「後にしろ」と無下にされすねてしまった。
後の展開を見るに、これがきっかけでエアの中において、日本兵に対する扱い方が確立したかもしれない。
ただ日本兵達との交流は悪い面ばかりではなく、アーマード・コアⅥ本編よりも感情が豊かになり、セリフ数も増えている。(これは編集によって後付けされたもの)
性格も声も千差万別な日本兵達に影響されたのか、モノマネにも興味を持ち始めたらしく、ユナカやシリウスシンボリ、果ては本物のカラスの声真似を披露し、日本兵や臣民を驚かせることも。
途中から日本兵慣れしたおかげで「肝っ玉母ちゃん」の一面を見せ始め、日本兵から酒を没収するなど物理的に干渉しはじめ、その11ではとうとう突撃ラッパに「少し慣れてきました」と言い、自衛官を若干ドン引かせている。その12では助言をガン無視された事でブチギレて、621をカァオ!する場面も。
「その23」では下手な突撃ラッパを披露するも、その意気込みが称賛され、「その24」では金田の指導で腕を上げて突撃ラッパ演奏を担当した。
その正体はCパルス変異波形、つまりコーラルの集合意識が自我を持った存在である。
それ故、ハンドラー・ウォルターもといオーバーシアーの理念と思想には存在自体が相反する。
一周目ではコーラルを全て焼き払おうとするオーバーシアーを止めるべく、日本兵達を説得するも失敗。
日本兵とは喧嘩別れとなるものの、「戦地から一歩でも遠い所へ行ってくれ」という真意に気づく事は無かった。
そして故郷と同胞、そして人とコーラルの可能性を守るため封鎖衛星を乗っ取り、技研の遺産であるアイビスシリーズ「IB-07:SOL 644」で621に決戦を挑む。
この姿勢に日本兵達はエアの成長と強い覚悟を感じ取り、「来い兄弟!」「お前らも誇り高き帝国軍人であることを忘れるな!」と言い、彼女も立派な帝国軍人であることを認めた。
決戦後、戦死したかに思われたが、最後の力を振り絞って621の乗機であるLOADER4の制御を乗っ取り、自分が焼かれる中、日本兵達を玉砕から無理やり救った。
「2周目その5」では621と再会するも1周目の記憶を失っているようで、妙に馴れ馴れしい日本兵達を前に困惑していた。だがその後の通信では、1周目のエアらしき声も混ざっており、本当に記憶を失っているかは不明。
2周目以降は621を静止する場面も増えてはいるが、敵の潜水艦を発見!ネタに参加するなど、1周目よりも馴染んでいる模様。また大本営のおかげで、好感度も増えているらしい。
ただしコーラルやウォルター関連の話になると、前述した1周目のエアらしき声も混ざるため、まだまだ気が置ける相手とは言えない。
ルビコニアン
ルビコン解放戦線
惑星ルビコン3からコーラルを搾取しようとする企業を相手に戦う現地民武装組織。
通称「ルビ公」
絶望的なゲリラ戦を展開してると思いきや、「アイビスの火」以前は産業惑星として相当開発されていたおかげか、BAWSといったルビコン3発祥の軍需企業などを活かし、大量のMTや各種兵器、少数ながらも重MTやACを配備。
さらに無理な攻勢には出ず、拠点を要塞化して守りに徹することにより、星外企業相手に五分五分な戦況で防衛戦を行っている。
ただしそのツケか、子供の餓死が珍しくないほど食料事情は悪い模様。
またダムなどのインフラ設備を要塞化して軍事拠点にしたり、星外企業の攻撃目標として破壊されるなど、食糧事情も相まって生活水準は悪化しているものと予想される。
しかも捕虜になればベイラム捕虜収容所ではコーラル井戸の在処を聞き出すべく、「事故死」すらよくある「拷問」を受ける。アーキバスでは再教育センターで拷問or洗脳か、下手に才能があれば「ファクトリー」送りになってナニカサレルため、「生きて虜囚の辱めを受けず」が一番マシという過酷な環境に置かれている。
621にとってはルビコン全土が大日本帝国領(もしくは大東亜共栄圏)と認識されているせいか、度々「とっとと故郷に帰れ~」と罵倒されることもしばしば。本土決戦なんだよなあ...
六文銭というネオサイタマ人日本文化被れのAC乗りが居るせいか、1周目序盤ではヘリやMTが撃墜されるたびに日本兵ボイスで絶叫するという特徴を持っていた。
サム・ドルマヤン
ルビコン解放戦線の創設者にして、アイビスの火の生き残り。
本人は自分の警句が曲解されている状況を嘆き、解放戦線での仕事をほぼ放棄している。というか何言っても余燼しか言わないし、警句全文をちゃんと教えないしで、ボケてる疑惑が出てる始末。
「2周目その5」では無事に捕虜収容所から救助されるも、アーシル曰く「食べ忘れた干し柿みたいに痩せこけている」らしく、かなり衰弱している模様。
日本兵からの扱いも悪く、言ってることは全部理解してくれないのはもちろん、自分の回想録はクシャクシャに丸めて捨てられている。
ミドル・フラットウェル
ルビコン解放戦線の事実上の最高司令官。
その実力は戦略面のみならず、外交面でも高く、星外企業にいくつものコネを有しているとされる。
「その21」では621に任務を依頼するも、大本営に「敗北を目前にして無駄な賭けに出たようだ」と一蹴される。「その22」でもエアが彼の依頼を受けるよう説得するも、ウォルターからの仕事を完遂することを優先したため、結局621はレッドガン討伐を選ぶこととなる。
後のC4-621 特別講習にてV.Ⅴ ホーキンスの名が出てること、ペイターの番号が「Ⅶ」止まりなことから、レッドガン討伐の裏で人知れずホーキンスとペイター相手に敗北したものと考えられる。
2周目では本格的に登場。「2周目その3」では(^q^)の独断専行で作れた621とのコネを最大限活用し、高機動型HC破壊任務や、ブランチの討伐など、解放戦線側からしたら成功率0%の作戦を押し付け任せている。
「2周目その17」ではV.ⅤホーキンスとV.Ⅷペイターの暗殺を狙い、621とともに出撃。
自身はホーキンスの前に敗れるも、日本兵の救助が間に合い生還した。
日本兵からは勝手に「中平 良」と翻訳されたり、ドルマヤンの影響からか詩的な感想を述べた際は「詩人フラットウェル」とあだ名されたりと、621もとい日本兵から勝手に命名される被害を受けている。
なお本人は「ミドル・フラットウェルだ!」と字幕内で怒ってることから、気にしている模様。
インデックス・ダナム
ルビコン解放戦線に所属する戦士。
清廉潔白で人望もあるためか、現場指揮官を任されているらしい。
だが悲しいかなACパイロットとしての適性が無く、彼の乗機も近接武器に威力補正がかかるBASHOシリーズで構築されているのに、近接武器を装備してないという致命的な欠陥を抱えている。
その4にてガリア多重ダムを防衛するため出撃するも、621とレッドガン2名の前では多勢に無勢であり戦死した。
安いおまけでは621に無視されたおかげで生還するも、リプレイミッションでの展開は本編には反映されないため、結局戦死した事実は変わっていない。
2周目では621がレッドガン部隊を裏切ったため、戦死せずに済んだ。
リトル・ツィイー
ルビコン解放戦線に所属する女性兵。
実はアリーナランキングでは、G6 レッドより上位に属する実力者でもある。
その6にてログ回収中の621を同胞らの怨敵と誤認し、仇討ちと言わんばかりに猛攻を仕掛ける。
だが彼女の演説は「じゃかましい!」と一蹴されたばかりか、「灰かぶりて我らあり」も
「万歳!」でかき消され、最期は力及ばず撃墜された。
なおツィイーをガン無視して全ログを回収してもクリア可能なのだが、本編では1週目中盤という、武装もパーツも充実してない状況で彼女を撃墜しつつ、全ログを回収するというサラッととんでもない事をしている。
「2周目その5」では捕虜収容所から無事救助される。この時、彼女のセリフと収容所の過酷さ、六文銭との交流から、臣民達にモスキートのニンジャソウルが憑依してフィヒる現象が発生した。Wasshoi!!
リング・フレディ
ルビコン解放戦線に所属する戦士。
帥父ドルマヤンの側近であり、男娼でもある。
1周目では登場せず「2周目その12」で登場。
情報ログを撒き餌に621を奇襲するが、当の621は罠を看破して鉄塔の上に避難しており失敗に終わる。
621を「ウォルターの猟犬」と呼び、帥父から色々聞かされていた様子だが、
日本兵のフリーダムさは聞いていなかったようで、戦闘中に動揺してしまい、隙を突かれて敗北。
両手にハンドミサイル、両肩に軽グレネードを積んだ軽量タンクを駆る。
アップデートで弱体化されたとはいえ、まだまだ手強いアセンである。
六文銭
裏社会にて名を馳せる殺し屋。
ルビコン3密航時、餓死寸前だったところをリトル・ツィイーに助けられたため、独立傭兵でありながらルビコン解放戦線に621に勝るとも劣らない忠義を尽くしている。
あり得たかも知れないもう一つの歴史にて、スウィンバーンに懐柔される621に激怒し、地球連邦軍戦車部隊を蹴散らしながらニンジャを殺す曲を背景にエントリーした。
彼のノリはどちらかというとヤクザ天狗=サンに近いのだが、621達が軽いNRSを起こしていたことから間違いなくニンジャなのだ!コワイ!
BGMの圧も相まって、臣民達にもNRSを起こした他、アーチ級ニンジャソウル憑依者だと考察する者も出た。
「独立傭兵」という立場を活かし、ログハントプログラムで手に入れたと思われるAM公製のパーツと武装でACをアセンブリし、瞬間火力重点構成とオーガニック・リペアキット・スシの適切な使用から、アリーナ登録データの3倍は実際強い。
実際、AC6Wikiでもエンブレム回収目的なら2週目以降に戦うことが推奨されている。
621相手に善戦するも、プラズマ・デス=キリやカラテグレネード、カラテの実力差 大和魂に競り負け、「利によりて/行えば/怨み多し」とハイクを詠んでしめやかに爆発四散した。
621も彼の健闘を称え「名を惜しむ命やかへん世の中に ながらへはつる習ひありとも」と、短歌を詠んだ。ポエット!!
彼とのイクサは、往時のニンジャスレイヤー実況を彷彿とさせるほどコメント欄が盛り上がり、Pixiv大辞典では、ほんやくチーム顔負けの文章でイクサが描写されている。ワザマエ!
なお彼との戦闘はリプレイミッション内での出来事なので、ストーリー内では生きている扱いになる。
あと部隊の品位を下げたスウィンバーン=サンは、アーキバス再教育センターで研修な。
アーシル
ルビコン解放戦線のブリーフィング担当。
どうやら後方要員らしく、基本前線に出ない。
素直で善良な性格なのだが、それゆえにブリーフィング中に解放戦線内の内部事情などを説明してしまうなど、本人が自覚しないまま軍機を漏らしている。
そのためお世辞にも、軍人に向いている人材とは言えないだろう。
「2周目その5」では、ヘリ単機突入による捕虜奪還作戦に、ヘリのパイロットとして参加。
戦場に慣れてないせいか、G2ナイルによる追撃の際は、621が足止めしているにも関わらずベイラム部隊が全滅するまでその場から動かない。
一応、G2ナイルを621と共同撃墜する戦果を挙げている。
ちなみに、ヘリ撃墜時の絶叫はスウィンバーンやスネイルに比肩するほど迫真のものだったりする。
RaD
「アイビスの火」以前に建てられた重工業区画「グリッド」を拠点にする、コーラルをキメたヤク中集団「ドーザー」の有力派閥。要は機械いじり好きのジャンキーども。
本編開始の3年前に現首領「カーラ」が組織を乗っ取って以降は急成長を遂げた。
グリッド内の設備を活かし、武器・MT・ACの製造・販売を行うなど、侮れない技術力を持つ。その証拠に、初期機体のアセンブリは武器以外全てRaD製で構築されている他、ストライダー改造を担当したのもRaDではないかとする考察もある。
縄張り意識が非常に強く、侵入者は例えカーラの知人でも容赦なく「歓迎」する。無関係な人物でも溶鉱炉にACごと突き落として「歓迎」してくれる。
要は「ナメられたら殺す」という考えを持っているらしいが、これは他のドーザーとの縄張り争いの影響もあるが、カーラとRaDの「正体」を隠すためでもある。
シンダー・カーラ
RaDの女首領にして、わずか3年でRaDを急成長させた女傑。
「アイビスの火」の生き残りである「灰かぶり」を自称するが、真偽は不明。
どういうわけか、ウォルターとは「深い関係」を持つ。
その8にて621がグリッド086に乗り込んだ際は彼の評価試験も兼ねてか、ブービートラップを仕掛けたり、降伏を装って騙し討ちするなど、様々な手段を用いて「歓迎」した
そのため卑怯な手を軽蔑する621からは「シネー(# ゚Д゚)」とド直球で罵倒されている。
621を「ビジター」として仲間に受け入れた後も度々罵倒されており、その仕返しにかウォルターの悪口を言った挙げ句、カーゴランチャー(人を運んだ前例がないのに何故かF/A-18の「わめき屋ベティ」を搭載)で621を中央氷原まで吹っ飛ばした。
そのため621から恨まれ続けており、その10にて「絶対にアイツの尻尾捕まえて酷い目に合わせてやる!」と陰口を叩かれている。
おまけに「その14」ではミッションブリーフィングで話した瞬間に「死ねー!」「くたばれー!」「鉄の棒でぶちかますぞこの犬コロめ!!」「俺達を火炙りにする気だ」と罵倒を浴びせられてガチャ切りされた。
その後は日本兵とチャティ・スティックの仲が比較的良好だったこと、「その25」で621を救助した事や、ハンドラー・ウォルターとの関係が明らかになったことで、対立は解消された。
その正体はコーラルを監視し、過剰増殖による「破綻」を防ぐため暗躍する、秘密結社「オーバーシアー」のメンバーにして、ルビコン調査技研関係者の生き残り。
カーラはいつでも行動を起こせるよう、RaDを乗っ取って急成長させることで軍事力と資金を確保し、コーラルを焼き払うための下準備を整えていた。
また、ルビコン調査技研の内情を知っているような口ぶりから、第二助手本人がコールドスリープかクローンなどの方法で若さを保ち続けてるのではないかと、臣民から考察されている。
「その26」で恒星間入植船ザイレムを掌握し、コーラルが集積されているバスキュラープラントへ向け、進軍を開始。
多大な犠牲を払いつつも、アーキバスの戦力を壊滅に追いやったのも束の間、何者かによって掌握された封鎖衛星からの砲撃を受け、重症を負ってしまう。
日本兵達のダメージコントロールで撃沈は免れるも、船体のダメージが大きすぎたため手動航行でバスキュラープラントへの衝角戦を決断。封鎖衛星に向かう621を見送った後、バスキュラープラントへの体当たりに成功。自らの命と引き換えに、オーバーシアーと死んでいった友人達の使命を果たした。
2周目以降は1周目終盤の活躍から日本兵達の好感度は高く、初対面時には字幕にて「超巨大潜水要塞双胴強襲揚陸艦 デュアル超大和 艦長 シンダー・カーラ」と字幕からはみ出るぐらいの長い名前で認識されていた。
その後は日本兵の知能指数が低いせいで、「ハイカブリノ・カーラ」「アイビスの火の生き残り・カーラ」と珍妙な識別名が付与され、それをカーラ自らが修正する字幕芸が続いた。
なお仲が改善されたとは言え、ウォルターを侮辱した場合は「クソアマ」と呼ばれるなど、やはりところどころで衝突が見られる。
チャティ・スティック
「その14」の「大型ミサイル発射支援」で初会合を果たす。
621との仲は悪いわけではないものの、ペイターと同じく忘れられてる事が多い。
実はカーラが製作した人工知能(AI)なのだが、AIどころか世界初のデジタルコンピュータが米英の研究所で実用化した頃に、前線で戦っていた日本兵達にその事実は理解できるわけがなく、「その26」で戦死した際は彼の救助を行おうとし、存在するはずのない肉体を必死に探した。
日本兵達が彼の戦死を知ったのは、カーラからチャティを埋葬した事実を直接告げられた時であった。
2周目でも相変わらず仲は良いのだが、勝手に「茶柱」とあだ名されることに怒っている模様。
インビンシブル・ラミー
RaDの番犬にして、重度のコーラル中毒患者。
「無敵のラミー」と自称こそしてるが、実際はコーラルの過剰摂取による記憶障害で、例え撃墜されても翌日には完全に忘れているだけ。
乗ってるACも「ゴミアセン」と称されるほど酷く、余りの酷さに「ラミーが下手に暴れて施設に損害が出ないよう、カーラが敢えてゴミみたいな機体構成にしたのでは」という考察がされるほど。
だが、こんな彼でもアリーナランキング圏内、つまり「惑星ルビコン3内のAC乗りの中で上位30人に入る実力者」だったりする。
「その8」ではいつもの通りグリッド086への侵入者を排除しようとするも、壁越えとバルテウス撃破を果たしてる621に敵うはず無く撃墜。やかまし先輩から「逃げれるうちに逃げるんや!」と脱出を催促されるも、間に合わず戦死。何度撃墜されてもしぶとく生き残った彼の悪運も、大和魂の前には屈したようである。
「2周目その6」では出会って10秒で撃墜され戦死した。
なお彼の抜けた穴は意外と大きかったようで、621がその後始末をするハメになる。
星外企業
ベイラム・インダストリー
ルビコン3のコーラル資源を狙う星外企業。専属AC部隊「レッドガン」を保有する。
系列企業に「大豊」などがある。
「2周目その3」にて、621から「米羅夢」の当て字を勝手に付けられた。
日本兵は「GUNS」を「兵装」と訳し、使用している。
臣民からは「米公」と呼ばれることも。
ミッションブリーフィング時の喋り方や言い回しから、レッドガンと日本兵との相性が良く、「勇敢なる兵士諸君!」や、「G13 レイヴン!」と言われた際は、621全員が「ハイ!」と元気よく返事するのが通例となっている。日本兵にとってレッドガンはかなりの思い入れがあり、2周目でもG13のエンブレムを使用するほど。
上記のように621をアーキバスより早く囲い込み、ミシガンのコネもあってウォルターから有力なコーラル源泉情報を入手するなど、立場だけ見ればアーキバスよりも優位。
だがその優位性を使いこなせているわけではなく、「ストライダー破壊」や「壁超え」などの621が果たした実績をアーキバスに先取りされた。
上層部の人使いも荒く、G4ヴォルタを無駄死にさせたり、621に重要でもない依頼を出したりと失態が目立つ。その体たらくはミシガンに「オオサワ!うちの幹部にも算数の授業が必要だったようだな!」と、数学以前に小学校の科目をやり直せと馬鹿にされる始末。
おまけに「質より数」の戦略は、惑星封鎖機構の監視のせいで物資輸送に厳しい制限がつく環境を考えると、ミスマッチにもほどがあると臣民から指摘されている。
ミシガン戦死後はレッドガン部隊の統率は完全に崩壊し、身内から離反者すら出すようになり、アーキバスとの戦いに敗北した。
なお余談ではあるが、ニコニコ動画版「2周目 その16」の01:20~では、ベイラムが損切りとレッドガン粛清に走ったという、フロムに脳を焼かれた臣民からの考察コメントが投稿されている。
G1 ミシガン
ブリーフィング時の口調や発言内容はアメリカ海兵隊の教官に近いのだが、ノリが日本兵に近いためか621からは好かれている。また任務に忠実な621を個人的に一目置いているらしいことが、セリフなどから察せられる。
「2周目その3」にて、621から「三此丸曹長」と認識されていることが判明した。(実際、本編での扱いを見れば、ミシガンさえも本社からは曹長程度の待遇しか得られて無さそうではある)
「その22」で621と対峙することになった際は、621を敵ではなく、「レッドガン隊員」として扱い、戦闘中でありながら621に教鞭をふるい続けた。
一騎打ちの末、戦場太郎に「兵装1、脱出せよ!」と促されるも、「泣きを入れたらもう一発だ!決めろ、G13!」とレッドガンの教えを実践するよう促し、パルスブレードによるバンザイ着剣で介錯される。
戦闘後、ミシガンの死を悼み、彼が「木星戦争」にて英雄と称されていたことから、グスターヴ・ホルストの組曲「惑星」の第四曲「木星」が葬送曲として流された。
また日本兵達も敬礼や黙祷をもって、ミシガンに最大限の敬意を表した。
2周目も引き続き登場するが、「2周目 その17」ではラスティにレッドガン部隊もろとも討伐される形で戦死した。
G2 ナイル
レッドガン部隊の副隊長。レッドガンの前身組織では隊長を務めていた。
ファーロン・ダイナミクス社所属の武装船団を率いていたミシガンを、グラス一杯の酒でベイラムへ引き抜いた人物であり、彼が居なければ今のレッドガンは無かったと断言できるほど功績が大きい。
1周目では未登場。
「2周目その5」では、捕虜救出作戦中の解放戦線ヘリと621を前に立ちふさがる。
だが現場への到着が遅れたため、乗機が遠距離戦重視のアセンにも関わらず、621相手に近接戦を行うこととなる。
軽量逆二脚の機動性に翻弄され、部下のMT部隊も殲滅されてしまい、最後はスタッガーを取られた隙に解放戦線のヘリからの機銃掃射で撃墜される。621の実力と、ミシガンの人を見抜く才能を認めながら戦死した。
G3 五花海
レッドガン部隊の一員にして、元詐欺師。
彼の風水詐欺はベイラム管轄の経済圏に深刻な経済ダメージを与えたため、その贖罪としてミシガンとナイルによって強制的に従軍させられている。
「その24」ではミシガン戦死後のベイラムを見限り、アーキバスに乗り換える。
その判断自体は正しかったのだが、一度も621と共闘してこなかったことが仇となり、「壁越えにワーム殺し。貴方の首級は良い貢物になるでしょう。この出会い...正に吉兆!」と実力を知らぬまま、マイクロン伝説のイカトンボよろしくフラグを積み重ね、そのまま瞬殺された。
G4 ヴォルタ
レッドガン部隊の一員にして、NPC唯一のガチタン使い。
普段は独立傭兵を見下してはいるが、目覚ましい活躍を見せると素直に褒めてくれる良い人。
そのため621から好かれていたが、「壁超え」に失敗し戦死する。
彼が戦死したことを知らされた621は激しく動揺し、「壁超え」のため出撃後、彼の遺体を真っ先に回収した。
「2周目その3」ではイグアスを先に落とされた上、621と金田操縦の4脚MTを相手に2対1という不利な戦況でも一切退かず、621をあと一歩のところまで追い詰めるも撃破され、脱出を余儀なくされた。
この一戦だけでも、ヴォルタの実力、ひいてはガチタンの強さが分かるだろう。
2周目でもしっかりと彼の遺体は回収されたことから、敵対することになったとは言え、やはり日本兵にとって彼はかけがえのない戦友だったのだろう。
G5 イグアス
だが621本人は特に気にしてないようで、彼に言われたイヤミも額面通りに受け取って「そうか!」「そうするしかあるまいな!」と素直に返事している。
アリーナにて着☆剣に耐えるも結局、愛國アーマーでKOされた。
「その20」ではAM公に拉致されて何らかのデスゲーム式特訓を強制されていたが、乱入した621の前に敗れて戦死。
彼は人知れず戦死したため、レッドガン隊員の間では脱走したものと勘違いされていた。
「2周目その3」では「壁越え」の参加を戦場で堂々と話したことから、「口の軽いド阿呆」のあだ名が付けられ、日本兵にも「通信機密を守らないか!」「敵に傍受されたらどうする!」とド正論でツッコまれる。
その後、621の奇襲攻撃を受けてAPを大きく削られるも、リペアキットの適切な使用で何とか態勢を立て直す。だがヴォルタと孤立していた事が災いとなり、善戦するも撃破され、脱出を余儀なくされた。
「2周目その6」で小遣い稼ぎついでに621の殺害を企てるも失敗し、シャミ子みたいな逃げゼリフを残して脱出。その後はアイスワーム戦に参加するも、日本兵達との実力差を実感して心が折れたのか、「2周目 その16」では殺し屋コールドコールを雇って暗殺を企てた。
なお621もとい日本兵達にとって、イグアスは戦友でもあり実力者でもあると認識されており、決して彼を馬鹿にすることは無かった。
G6 レッド
1周目および2周目では、アリーナを除けばブリーフィングでのみ登場。
G7 ハークラー
レッドガン部隊の一員...だが、ストーリー開始時点で戦死している。
「2周目その1」では亡骸を日本兵達の大喜利大会のネタにされた。不憫だ...
オオサワ
レッドガン隊員だが、AC乗りではなくMT乗り。
通称「数学が得意なオオサワ」
その22では乗機を621に撃墜されるも、脱出に成功して離脱した模様。
「2周目 その17」ではラスティ相手に最後まで生き残っていたが、ミシガンの撤退命令に驚きつつも素直に聞き入れ、戦線離脱したらしい。
もしかしたらウォルターにミシガンの最期を伝えたのは、ラスティではなく彼かもしれない。
ルビコン3のコーラル資源を狙う星外企業。専属AC部隊「ヴェスパー」を保有する。
系列企業に「シュナイダー」などがある。
大本営のセリフから、本社をワシントンDCに置いていることが判明している。
フロム脳を持つ臣民からは「アイビスの火の後、生き残った技研職員を取り込み、強化人間手術などの技術を継承したのでは?」という考察がされてるが、真相は不明。
ライバルであるベイラム・グループとの競争に勝つため、傭兵を文字通り使い捨てにし、敵が弱った所でヴェスパー隊を投入して成果を独り占めする作戦を立案するなど、冷酷かつ徹底的な現実主義の企業理念が垣間見える。
それゆえ用兵術が上手く、後述するコーラル争奪戦にも勝利する。
裏切りを軽蔑する日本兵達との相性は最悪で、一度本社を砲撃されそうになった。
またV.Ⅱの件や、単にウォルターがアーキバス社内で有力なパイプを築けていないことから、621にとっては割とどうでも良い相手なのかもしれない。
レッドガンとは対極的な少数精鋭主義で、ヴェスパー隊の隊長はほぼ全員が強化人間手術を受けている。
その少数精鋭主義のせいか、科挙のような「優秀なんだから全部の仕事出来るよね?」理論がまかり通ってるらしく、会計担当者ですらAC乗って前線勤務。おまけに欠員補充なしで、浮いた仕事は全部V.Ⅱに丸投げというブラック体質らしい。
コーラル争奪戦ではベイラムに勝利するも、1周目では再建したバスキュラープラントと吸い上げたコーラルを星系ごと焼かれ、ベイラムともども「半ば死に体」とナレーションで言われるほど経営が傾いた。
V.Ⅰ フロイト
ヴェズパー隊の第1隊長にして、全ヴェスパー隊の総司令官。
だが、本人の性格上、総司令の仕事はすべてスネイルに丸投げしているものと考察されている。
臣民から「俺達」「ACエンジョイ勢」と言われるほど、ACでの戦闘にしか興味を示さない戦闘狂。
オマケに強化人間手術を受けていない疑惑がある。
どうやら人間同士との対決にしか価値を見出していないらしく、チャティを「安そうな方」と言った挙げ句、瞬殺した。
「その26」ではスネイルの命令を無視してまで621との戦闘を楽しむも、ザイレムのビルに挟まってしまい、その隙に衝撃値を稼がれてしまう。
やっと抜け出した時には既に手遅れなほど機体の衝撃値が溜まり、そのままスタッガーに追い込まれると、RaD製チェーンソーで機体ごとネギトロにされた。
なお「その26」公開当時の2024/4/6と違い、2024/10/4現在ではVer1.07.1のアップデートによって彼のほぼ全てのパーツに強化が入り、挟まって無ければ1周目時点ではかなりの強敵となっている。
V.Ⅱ スネイル
アーキバスの保有するAC部隊、ヴェスパー隊の第2隊長。
全ヴェスパー隊の副司令も兼ねるが、諸事情により事実上のヴェスパー隊総司令となっている。
第8世代型強化人間手術を受けた後、新技術が普及するたびに長所だけを取り入れる調整を行い、その調整を安全に行うためだけに多くの強化人間を犠牲にしている。
その態度や経歴から分かる通り、エリート意識の塊で、常に傲慢。他者を平然と見下す。
独立傭兵である621を常に「駄犬」呼ばわりする。
「621の壁越え参加」という重要案件をウォルターと話している最中に、裏で621が犬に襲われる事件が発生。それでも持ち前のスルースキルを活かし、621の壁超え参加を許可した。
なおこの事件により、「駄犬呼ばわりも已む無し」との声が臣民より寄せられている。
また、このウォルターとのやり取りの際に電話のベルや受話器を置く音が聞こえてる事から、無線ではなく有線における通信手段を使用している(万歳エディションの素材元の時代背景を鑑みるに恐らく黒電話)ことが見て取れる。
ここから転じて、無線設備を満足に使うことすら出来ないくらいにはヴェスパー隊の懐事情は厳しいのではないか、と心配する帝国臣民もいる。
621が本編よりも狂犬化しているため手を焼く場面が増え、「その24」では機体を脱出してバンザイ突撃を敢行した日本兵相手にスタンニードルランチャーを3発追加で発射するハメになった他、捕虜になっても血気盛んな621にキレかける。
「その25」では本社の方針か、621の再教育を行うも怪文書としか言えないテスト回答を前に堪忍袋の緒が切れた挙げ句、ニンジャに暗殺されかけたため、脱走した621の抹殺を決断する。
「2周目その3」で再登場した際は、電話が黒電話からプッシュホンに更新されていた。
なお「621の壁越え参加」の交渉中、裏で日本兵達がT-2練習機で着艦訓練をする騒音被害を受けるも、相変わらずスルーし続けている。
「2周目その4」では前回の騒音被害が相当頭にきたのか、ブリーフィング開始時のモールス信号で「ダケンシネ(駄犬死ね)」と喧嘩を売り、日本達も1周目での仕打ちを覚えていたためカーラ以来の罵倒ガチャ切りを実施。それどころか、ウォルターからの命令やブリーフィングの参加すら拒否し、異例の抗議を行った。
その後も事あるごとにネガキャンやストライキをされ、「2周目 その15」のアイスワーム戦では喋るごとに臣民の聴力にも被害を与えかねない音波妨害を受け、ついにキレた。
これには流石に帝国臣民から同情の声が多数寄せられている。
V.Ⅲ オキーフ
ヴェスパー隊の第3隊長。
当初は第2世代型強化人間だったが、後に第9世代型強化人間へ再手術を施された。
諜報部員として優秀だったらしく、アーキバス情報部門にスカウトされ、前述の再手術を条件にこれを呑んだ。ヴェスパー隊へ移籍した理由は不明。
1、2周目は出番なし
色々と考察要素の多いキャラだが、没設定がボイスや武器という形で残ってるだけかもしれない。
V.Ⅳ ラスティ
アーキバスが621を使い捨てのコマにしようとした事をこっそりと教えたり、ブチ切れた621をなだめたりと、人柄の良さが垣間見える。
621は基本的にチョロいため、彼が褒めてくれただけでアーキバス本社への砲撃を中止。地味に本社の危機を救った。
その11では621に燃料基地襲撃を依頼するも、自分と愛機スティールヘイズを大音量で宣伝された。
しかも彼の秘密をバラすような内容に、多くの帝国臣民から再教育センター送りを危惧されるも、杞憂で終わった。
その正体はルビコン解放戦線が送り込んだ内部スパイ。
ミドル・フラットウェルが系列企業シュナイダーとのコネクションを通じ、彼をヴェスパー隊へ入隊させたらしい。
実は一部の日本兵や大本営は「その6」にて彼の正体を見抜いていたが、他の兵には伝わってなかった模様。
「その23」では、突出した個人(621)と不穏な危険分子(ラスティ)の共倒れという、本社の考えを見抜くも、621との戦闘は避けて通れぬ道だとして交戦。
戦闘中、621に戦う理由を問いただすも、「大東亜共栄圏の実現」という答えから、ルビコンを変える力は無いと判断し、懐柔を諦める。そして戦闘後、行方をくらますこととなる...
「その27」で新型機「スティールヘイズ・オルトゥス」に乗り、ルビコン3を焼かんとするザイレムを撃墜するため、621に決闘を挑む。(なお登場時、金田を踏み潰したが、無事に金田は生き返った)
それぞれの正義のぶつけ合いとなり、最終的には621の勝利で終わるも、多くの戦場で共に戦い抜いたラスティを自らの手で殺すことになってしまった。ラスティの戦死に621は激しく慟哭するも、彼の死を悼む暇すら無く、最後の決戦へ向かうこととなる...
「2周目その4」では早々にジャガーノートを撃破して駆けつけてきた621と再合流し、共に増援部隊を迎撃しようとするも、621が勝手に単独で戦闘を始めたため、ウォルターとともにツッコミを入れた。
その後も自分の名前が勝手に宣伝に使われてスネイルからぶん殴られたりして621に振り回され、前述のアイスワーム討伐では音波妨害のうるささから、第4の壁を突破する別の独立傭兵までもが憑依してブチギレた。
V.Ⅴ ホーキンス
ヴェスパー隊の第5隊長にして、ヴェスパー隊の輜重担当者。
第7世代型強化人間で、手術の過程で多数の同僚や部下を失った。
1周目では未登場だったものの、「その25」のテストにて621に講習を行ったことから、ミドル・フラットウェルには殺されてない模様。
なお講習を聞いたのは茨城県人ではなく、よりにもよって(^q^)だった。
「2周目 その17」ではフラットウェルの罠にペイター共々ハメられて、奇襲を受けるも逆にフラットウェルを返り討ちにする。その後は621と死闘を繰り広げるも、あと一歩のところで押し負けられて戦死した。
なお温厚そうな性格は表面上のものらしく、字幕では時折本音というか、若い頃の性格が姿を見せていた。
V.Ⅵ メーテルリンク
ヴェスパー隊の第7隊長。
コーラルを用いた強化人間を時代遅れにしたという第8世代型強化人間であり、慎重な性格から着実に昇進を重ねたという。
「その24」では621相手に勝ち目なしとスネイルに増援を何度も要請するも、無視され続ける。
それどころか、吉田考案の心理戦を金田が実施。
既存のスネイルボイスをつなぎ合わせ、「👓️<お断りです。厚かましいにもほどがある」と偽の通信を受けた彼女は、絶望の中に飲み込まれながら戦死した。
なおこの偽通信はスネイル本人にも傍聴されていたらしい。
「その25」のC4-621用特別講習のテスト用紙にて、「貴様が殺したV.Ⅵ メーテルリンクのPV」というワードが登場。
大豊娘娘に対抗すべく、アーキュバスのイメージガールになったのだろうか?
V.Ⅶ スウィンバーン
ヴェスパー隊の第7隊長にして、ヴェスパー隊の会計責任者。
第7世代型強化人間。
死亡事故も日常茶飯事な強化人間手術、それも自分の前の世代である第5世代、第6世代が「悲劇」と称されるほど手術で死んだことから、恐怖で性格が捻じ曲がり、非常に小物臭くなったという過去を持つ。
そもそも事務職に強化人間手術を施し、ACに乗らせて武官職もやらせるアーキバスがおかしいような。
その12では「壁」の警備隊長として、部下のMT部隊からの情報をもとに遠距離射撃する戦法で安全かつ確実に侵入者を排除していたが、何でもかんでも皆殺しする621に侵入されたのが運の尽き。
621に部隊をほぼ殲滅された挙げ句、技量の差もあって621に圧倒される。奥の手として、会計責任者なのを良いことに金で懐柔を図るも通じず、そのまま撃墜された。
彼の無様さは621に「敵味方の区別くらいつくと思ったんですがねえ」「あなたほど昇進にふさわしい人はいませんよ。」と、単なる罵倒よりも酷い失笑を買うほど。
同動画内のあり得ないもう一つの歴史では621への懐柔に成功したと思ったのもつかの間、ニコニコ動画に伝わる大猿の儀式に則った騙し討ちを食らった。しかも2回も。
V.Ⅷ ペイター
アルファベットにすると偶然にもアメリカと辛うじて読めそうなイニシャルになること、3週目以降に発覚する野望などから、アメ公呼ばわりが正しいと言える唯一の組織となっている。
名前の癖に野望実現の工程が運任せ他人任せのガバガバチャートなのは、太平洋戦争開戦時の旧軍リスペクトによるものとする説がある。
1周目では度々通信を入れるくらいで出番は無いが、日本兵が「アメ公」と言う度にオールマインドの仕業にされたり(特にイグアス)と、臣民からネタキャラとして扱われている。
2周目からは本格的にポンコツキャラとしての才能を発揮。
「2周目その5」では、識別名レイヴンをヨシダと間違えたり、通信文を原稿めくりながら読んでいたりと、インテグレーションプログラムの先行きが危ぶまれる言動を見せた。
いざインテグレーションが始まってみれば、超高速かつ長文でお気持ち表明するなど、ポンコツに加えてキモオタ要素まで見せつける。
「アイビスの火」以降、惑星ルビコン3を封鎖・監視し続ける公的武装組織。
EU版スターターガイドでの解説欄に「Space Governmental Force」(宇宙政府軍)という表記があることから、軍内の一部門ではないかという考察がある。
全判断を執行AIに委任することで、賄賂や人情、交渉も一切通さず冷酷に任務を遂行する。
そのため621のみならず、星外企業、独立傭兵、解放戦線からも敵視されている。(解放戦線側からすれば、アイビスの火以降は復興支援どころか、臭いものに蓋をするが如く惑星を封鎖して外部との連絡を遮断し、故郷からの退避を強制し続ける圧制者)
星外企業2社を遥かに凌ぐ戦力と技術力を有しているのだが、無人機と称される兵器群には何故かアメリカ人が乗っている。米兵共は皆こうなのか(偏見)
その10にてついに執行AIがブチ切れて、強襲艦とLC・HC[2]を中心とする執行部隊を派遣。
全勢力に対する武力鎮圧を始めた。
その戦力は高雄の報告によると「戦艦9隻、重巡洋艦1隻、軽巡洋艦6隻」で、迎撃を試みた高雄と祥鳳は返り討ちに合い、総員退艦(撃沈)となる。
実力は折り紙付きであり、アルティメイトストーム バルテウス戦ではYAMATODAMA Cを撃破寸前まで追い込んだ。
また621が「相手を素早くスタッガーさせ、その隙にパルスブレードで大きくAPを削る」戦闘スタイルのため、シールド持っているからスタッガーしにくい・ミサイルを簡単にかわす機動力・爆発系武器装備で高火力の三拍子が揃った執行尉官専用機型LCとの相性は最悪で、その9概要欄によると621をn敗させたほど。
その強さから、轟剛太は執行尉官専用機型LCを「アグレッサー機」と識別している。
だが執行AIに丸投げし過ぎたがため戦術・戦略に柔軟性を欠き、ルビコン3全域に戦力を分散配置したのが仇となって各個撃破されるなど、日増しに損害が増え続け戦力も低下。
切り札であるアイスワームも撃破された挙げ句、多くの強襲艦とLCもアーキバスに鹵獲されたため、ルビコン3から撤退することとなる。
ブランチ
ルビコン星系内で活動するハクティビスト集団。
ハクティビストは、ハッキングと活動家(アクティビスト)をかけ合わせた造語で、ネットを用いた政治活動や反体制活動家のこと。つまりアノニマス。
ブランチは武装したアノニマス要素に加え、キングのセリフから「レイヴンの活動を支援するための組織」という側面もあるらしい。
どっちみち出番が少なすぎて、日本兵からすればどうでもいい存在と思われる。
真レイヴン
621が使用している傭兵ライセンス「Rb23 レイヴン」の本来の持ち主。
ルビコン3の戦禍の元凶にして、何がやりたいのかイマイチ分からない謎の人物。
その正体は、621密入国に先駆け、現地偵察を行っていた「佐藤」という名の日本兵。
「その17」にて惑星封鎖機構とアーキバスの部隊を単騎で全滅させ、621を待ち構えていた。
621はすぐに佐藤と気づいて呼びかけるも、彼からの返答は一切なく、そのまま戦闘に突入してしまう。
戦闘中も何度も説得を試みるも最期まで交戦の意志を見せたため、パルスブレードに切られて撃墜。
「大日本帝國万歳!」と言いながら戦死した。
佐藤の裏切りには謎が多く、戦闘後にレイヴンズ・ネストやAM公からの通信が入っていた事から、洗脳されてブランチに利用されていた可能性がある。
なお投稿当時、「さとうささら」の誕生日を記念し、彼女が期間限定で提供ボイスを担当していたため、「さとうささらレイヴン説」を提唱する臣民が続出した。
「2周目その1」では佐藤は撃墜されたナイトフォール内に閉じ込められて負傷していたが、ルビコン3に降下した621に無事救助されたため謎が深まるも、「2周目その13」にて真レイヴンの正体がBFⅤの「ヤマシロミサキ」という女性兵だったことが判明。しかも自我を奪われ、体の自由が効かないまま、オペレーターに無理やり戦わされている状態だった。
戦闘中、621が日本語で会話していることに気づいて自我を取り戻し、最終的に束縛から脱出。
自分の意志で621と戦うも、一歩及ばず撃墜されて戦死した。
なおニコニコ動画版には追加シーンがあり、死んだヤマシロミサキがBFⅤの戦場に戻って再び戦い続けているという内容だったため、多くの臣民がフロム脳を働かせてその意味を解こうとしている。
キング
ブランチの一員。
独立傭兵としては最高ランクで、ミッション成功率89.6%を誇る。
新しい「レイヴン」となった621を危険視しており、シャルトルーズと共に621の排除を狙う。
アサルトアーマーで621を追い込むも、カウンターでアサルト万歳を返されて撃墜される。
シャルトルーズ
ブランチの一員。
「見つめ合うと死ぬ女性傭兵」でもあるが、「罵られながら踏まれたい女性傭兵」としても有名。
621に621人もの日本兵が詰まっていることを察するも、崖とダムの隙間に押し込められた隙に愛國アーマーとパルスブレードの連撃で撃墜される。
辛くも脱出には成功(撃破時の表記はNEUTRALIZED=無力化)したようで、ミッション終了後に一人残されたことを嘆いていた。
その他個人(独立傭兵など)
C1-249 スッラ
第一世代の強化人間にして、アイビスの火以前から傭兵業をしていたという古兵。
ウォルターとは浅からぬ縁があり、621の兄弟(戦友)であり、ウォルターの下で戦っていた第4世代強化人間を最低一人は屠っている模様。
別名、ウォルター曇らせガチ勢
「その7」ではハンドラー・ウォルターを小馬鹿にしたことで、621の怒りを買ってしまう。
最期は不用意に接近した隙に万歳アーマーを喰らい、戦死。621は兄弟の仇討ちを果たした。
「2周目その5」では再度登場するも、セリフが1周目と変わらない事もあってか、とっつきで瞬殺された。哀れ。
なお他動画の影響でネタキャラの印象がすっかり埋め込まれたが、本シリーズではそもそも621自体がネタの塊になっているので、影が薄くなってしまっている。
ノーザーク
一攫千金を夢見てルビコン3に密航した独立傭兵の一人にして、借りた金を踏み倒すのが当たり前と考える救いようのないクズ。ゲーム中でも「借金王」の仇名が付けられている事から、金貸しの間にて悪い意味で名が知れ渡っている模様。
「安いおまけ2」では621と戦闘しながら、自身の借金返さない理論を演説するも、エアに「様子のおかしい人です」と一蹴され、やかまし先輩に至っては「頭を下げることは決して恥ではございませぬ」と諭された。
機体が赤いこと、乗ってる人間の性格つながりか、戦闘中は颯爽たるシャアが流れ、最期はシャアザクを彷彿とさせるブーストキックでとどめを刺された。
オーネスト・ブルートゥ
AC6を1周したことあるレイヴンなら絶対覚えているであろう虚言癖の狂人。
元々はRaDに身を寄せ、カーラからの信任も得ていたのだが、RaDから無視できないほどの金と技術、レールキャノンを盗み出す。それどころかドーザー集団「ジャンカー・コヨーテス」を結成し、RaDへ宣戦布告。カーラからは「救いようのないクズ」と言われ、621にも「厳罰に処するぞ!」と怒りを買っている。
元々本編でも印象に残るキャラだったのだが、中の人ネタによりアリコーン艦長の人格も追加。
これにより、「丁寧な口調でこちらを歓迎しながら殺しにくると思いきや、急に切れ始めてレールキャノンによる核攻撃と百万人の大虐殺を主張する二重人格者」という、救いようが無さすぎる人物になった。
なお621と戦った際は、エアの「静かにさせてもらえると助かります」に「貴様に美しさの何が分かる!」と激昂していたため、コーラルのキメすぎでCパルス変異波形が見えるようになった可能性がある。
2周目の字幕では度々COM音声が「オーネスト・ブルートゥ」名義になり、字幕も彼の口調になるなど、汚染が侵食しつつある。
しかも2周目で再びブルートゥをぶっ殺してもCOM音声の口調が変わらないため、621の中に意識が紛れ込むという最悪の事態が起きていると思われる。
コールドコール
「2周目 その16」で突如登場した殺し屋。イグアスが雇ったらしい。
いわゆる騙して悪いが枠。
「裏社会の暗殺請負人として恐れられている」とエアから言われるほどであり、一度エアの助言を聞かずアセンを変えないまま突っ込んだ621を同士討ちに持ち込んでいる。
その後はアセンをちゃんと変えた621の前に敗れるも、なんやかんやで苦戦させていたあたり、相当な実力者だったことがうかがえる。
なお日本兵達からのあだ名は「猟奇ジジイ」だった。
621の乗機
YAMATODAMA C
ルビコン3に密入国後、Chapter1を通じて乗り続けた機体。機体名は「大和魂」が由来
零戦21型を彷彿とさせる明灰色(飴色)の塗装が特徴。バリエーションで濃緑色もある。
アリーナ解放後はアサルトアーマー、ブーストキックをOSにインストールした模様。
コアとヘッドはLOADER4のパーツ、腕と足に関しては、ミッション内容に合わせて換装している。
LOADER4パーツ自体はアプデのおかげで性能が底上げされてはいるが、それでも1周目の時点から店売りパーツと比べると見劣りする性能である。(霊台ジェネレーターは除く)
機動性が高い反面、対弾性能と対衝撃値が低く、APも少ないため、立ち回りを間違えれば簡単にスタッガーをとられ撃墜されやすい。
だが621はそんなじゃじゃ馬で、ほぼノーダメクリアすら達成出来るほどの実力と大和魂を持つ。
PROTO BANZA E
超巨大ホバー戦艦アルティメイトストーム バルテウスとの戦いでYAMATODAMA Cが大きく損傷した影響からか、急遽投入された試作機。機体名は「万歳」が由来。
試作機のため、カラーリングは九三式中間練習機と同じ目立つオレンジ色になっている。
両肩部に2門の二連装グレネードキャノン(右肩が1番、左肩が2番砲塔)、右腕部にガトリング(通称キツツキ)を装備するなど、かなりの重武装となった。当然、左腕部はパルスブレードを装備。
またOSにクイックターンをインストールしたことで、追い越した敵をその場で旋回して再補足し、素早く追撃できるようになった。
上記の武装でブースト速度359とバルテウス戦時のYAMATODAMA Cに匹敵するのだが、重量がかさんでQB速度が落ちたためか、使い勝手は悪化したと言われている。
この重火力と高機動性の両立という問題の解決のため、BANZA EではOSの改良が行われることとなる。
BANZA E
PROTO BANZA Eの正式採用型。
塗装もYAMATODAMA Cと同じ飴色になった。
OSに「ウェポンハンガー」をインストールしたため、左腕部をパルスブレードが専有する問題を解決した他、Chapter3では「ウェイトコントロール」と「マニュアルエイム」をインストール。
前者により武装の投棄で機動性を向上させる選択肢が産まれ、使い勝手の悪さがある程度改善した他、「マニュアルエイム」と背部グレネード「SONGBIRDS」(通称軽グレ)の組み合わせることで、固定目標の破壊を効率化させている。
性能は問題なかったのだが、惑星封鎖機構の運用する執行尉官専用機型LCとの相性は最悪で、その9概要欄によると621をn敗させたほど。
「その11」では、F-15DJ飛行教導隊063号機”そとあお”を模した機体塗装を採用するが、ペプシマンにしか見えないと日本兵達から大不評。しかも臣民からはドラえもんと呼ばれる始末。
結局、元の飴色塗装に戻された。
「その15」冒頭では、前作「ACⅤD」で10年以上戦い続けたと思しきレイヴン達にフルボッコにされたため、後継機である「DAIHON A PROT」が急遽投入されることになる。
SUTELI-RU HEIZU
「その11」の燃料基地襲撃にて、勘違いした621がラスティを宣伝するため使用した軽量二脚AC。
設計と製造は金田が担当した。
日本語表記だとPCローマ字入力で「すてぃーるへいず」になるが、臣民からは「すてゐるへいず」もしくは「すてゑるへゐず」の名で呼ばれている。
機体塗装は濃緑色をベースに、所々オレンジ色が入るという、迷彩塗装を施した大戦末期の練習機のような配色となっている。
名前の通り、V.Ⅳ ラスティの愛機「スティールヘイズ」と同じ機体パーツを使用。ただし1週目のChapter3ではスティールヘイズを構築する全パーツが解禁されていないため、ジェネレーターはアーキバス製の物を採用。
武装は左背部の軽グレネード、重ショットガン、パルスブレードと、原型機と比べて継戦能力が落ちて、瞬間火力と機動性が向上しているアセンブリになっている。要はガワだけスティールヘイズに似せただけのBANZA Eである。
建造に用いられた材料は鍋やお釜とのこと。これでもブリキの戦車よりはまだマシらしい。
機体にはスピーカーが搭載されており、通信を切らない限りはラスティが自分とスティールヘイズを延々と大音量で宣伝し続ける。そのため臣民からは「街宣車」とあだ名された。
しかも宣伝内容も、しれっと酷いネタバレを含む。
敵地で挑発的な宣伝をする唐突な621の奇行に、うるさいこともあってかウォルターもさすがに困惑。静かに切れたエアが通信を切った後に、溜息を吐いたほど(因みにウォルターにはエアが認識出来ない為、621が勝手に宣伝を始めて勝手に終わらせた様に見えていると思われる)
なお、上述の「宣伝」について、ラスティはあくまで『惑星封鎖機構に対する妨害を行えば金になる(アーキバスから報酬の支払いが得られる)』という事を他の独立傭兵にも宣伝して欲しかったのであって、決して封鎖機構に対して自身や乗機について宣伝したかった訳では無いはず。
語りに関してもラスティ自身の立場上、本当に彼が喋っていたのかは怪しいところ。
なので「本当にラスティが喋っていた」「ラスティの音声をツギハギして流してただけ」と解釈が分かれている。
後にV.Ⅵ メーテルリンク戦で既存の通信音声をツギハギして心理戦を実施したことから、「ラスティの音声をツギハギして流してただけ」説が定説となった。
617 Repair
「その13」にて、機体のオーバーホールが必要となった「BANZA E」に代わり、対カタフラクト戦に投入された急造機体。
ナレーションによると、「残存機数は2機ですが、機体が弾痕で埋め尽くされており、満足なものはあまりない」状態で、弾痕を丁寧に埋め、15分でニコイチして製作された模様。
パイロットは田中大尉。
その機体名から、621が目覚める前に使命を果たして全員戦死した「ハウンズ隊」の「C4-617」搭乗機をベースに、「YAMATODAMA C」のパーツをニコイチしたようである。
オリジナル機と同じ兵装(LOADER4フレームに右手ガトリング・右肩レーザーキャノン・左肩シールド)を搭載し、そこにパルスブレードを追加した。
カタフラクト戦では「C4-617」の戦法が間違っていなかったことを証明するかのように、至近距離でのガトリング連射と愛国アーマーが決め手となってカタフラクトの撃破に成功するも、機体の損耗も大きく、二度と搭乗することは無かった。
DAIHON A PROT
「その15」にて旧式化が顕在化した「BANZA E」に代わり、23年12月18日のアプデで追加された新型パーツの実戦テストも兼ねて投入された試作機。機体名は「大本営」が由来。
機体色はPROTO BANZA Eと同じ目立つオレンジ一色で塗装されている。
胴体と腕部にシュナイダー社の「LAMMERGEIER」シリーズを使うならまだしも、ログハント報酬で入手した「IB-C03G: NGI 000」、いわゆる軽量コーラルジェネレーターも採用したため、パイロットの安全性は保証されてない。
具体的に言うと、胴体のコックピットは空力優先のため装甲で保護されておらず、愛國アーマーを使おうものなら、パイロットに大量の活性コーラルが直撃する。もはや原子力飛行機並の安全性である。
事実、「BANZA E」などの高機動軽量機に慣れてるハズのエアも、本機の搭乗は危険すぎると判断し、何度も警告をしている。
旧宇宙港襲撃では両肩に「小微」ガトリング、右腕に小型グレネートを装備し、重火力と高機動を両立させるも、シ四型六ニ一号強化人間氏にすら「この上半身は脆すぎる」と言われるほどの軽装甲は問題も多く、日本兵も愛國アーマー発動時に致死量に近いコーラルを浴び、帰還後に倒れる事件まで発生した。
上記問題に加え、惑星封鎖機構の切り札であるアイスワームさえも投入されたことから、大幅な設計見直しが行われることとなる。
DAIHON A
「DAIHON A PROT」の制式採用機。
F-2の洋上迷彩塗装モチーフの1号機と、F-2試作機モチーフの赤白塗装の2号機が存在する。
なお後者はお披露目時、「光の国」から来た巨人が何故か同席した。
また2号機は「その16」で一度登場したのみで、以降は1号機が使用され続けた。
胴体は「LAMMERGEIER」シリーズのままだが、脚部を軽量パーツに変え、ジェネレーターも通常の還流型ジェネレーターに変更されたことで、少なくとも出撃する度にパイロットがコーラル汚染されるような事故は防がれている。ただし防御性が低いのはそのまま。劇中では一発の被弾で即スタッガーに追い込まれるなど、危険な場面も多かった。
その極端な設計から、設計思想的には「YAMATODAMA C」の直系子孫に当たると思われる。
CHAPTER3後半からCHAPTER4全編(シリーズで言うと「その16」から「その24」まで)と長期にわたって運用されたことから、非常にカラーバリエーションが多いのが特徴。
「その18」では「霊分」のエンブレムが追加された他、「その19」ではギンギラギンにさりげなく全身黄金色の機体(実戦に投入せず)と、T-2ブルーインパルス塗装がモチーフの「DAIHON A T2 Blue」、「その21」ではT-4ブルーインパルス塗装がモチーフの「DAIHON A T4 Blue」が登場している。
「その23」以降では亡きミシガンへの哀悼の意を込め、右腕を黒く塗装し、肩に「G13」のエンブレムを貼った「DAIHON A G13」という特別仕様機を使った。
「その25」でアーキバス再教育センターから脱出に成功した際、カーラの手によって機体は回収されたものの、スタンニードルランチャーの直撃により電装系が全て破壊されこと、間違った修理手順で機体が損傷したことから「この車両はお陀仏だ」と判断され退役となる。
RC JAILBREAK
「その25」にてアーキバス再教育センター脱出時に使用した機体。
アーキバスに捕まるという最悪のシナリオに備え、ハンドラー・ウォルターが密かに用意したものらしい。
既に「時代遅れのゴミ」とさえ言われるほど旧式の「BASHO」シリーズのジャンク品から作られており、敵機と正面から堂々と戦闘できる機体ではない。
だが621はウォルターを拉致したアーキバスに相当腹を立てていたため、エアの警告をガン無視していつも通り殲滅戦を実施。
結果、カーラが駆けつけた時の残りAPはわずか「85」まで削られるほど追い詰められるも、4脚MT含む多数のMTを撃墜した。
YAMATODAMAC A6M7-1
「その26」から「DAIHON A」に代わって実戦投入された「YAMATODAMA C」シリーズの機体。
元ネタは零戦62型。塗装も末期零戦を彷彿とさせる深緑と緑色の迷彩塗装。
他の日本兵から「何たるザマだ!」「貴様どうして責任を取るつもりだ!」と言われていることから、621にすら戦力外と認識されるほど旧式らしい。
機体の性能不足を補うため、パルスブレード以外にチェーンソーやレーザーランスを使用したり、重グレネードキャノンを使用するなど、重武装を用いた短期決戦機として使用されている。
フロイトやアーキバス艦隊など、多数の首級を取る大活躍を見せるも、封鎖衛星からの砲撃でエンジンが大破。茨城県人によってパイロット全員が救助されるも、機体の回収は諦めることとなる。
LOADER4
いわゆる初期機体。
「その1」と「その27」、「2周目その1」にて使用した。
「その2」以降は「YAMATODAMA C」として改造を受けていたと思われていたが、「その27」では最後まで温存(死蔵?)されていたことが判明した。(もしくはRaDの在庫品か?)
「その27」では真レイヴン機体の意匠を一部取り込み、黒く塗装した本機で最終決戦へと向かった。
NIPPONDAN G
「2周目その2」より実戦投入された機体。機体名は「日本男児」が由来。
塗装は第12海軍航空隊所属機の96式艦戦がモチーフになっており、お披露目時には何故か旧版のペプシマンが来た。(即刻追い返された)
今までの機体とは代わって中量型ACになっており、LOADER4をベースに胴体をベイラム製「MELANDER」に換装した。腕部や脚部は「YAMATODAMA C」と同じく、ミッションごとに換装するものと思われる。
1周目よりも近接武器が充実しているため、パルスブレードのみならず、MOONLIGHTやプラズマスロアー、果ては着☆拳まで使用するのが特徴。
Type1 HEAVY AC
「2周目その4」のBAWS第二工廠調査にて投入された、重量逆二脚AC。
ACデータ内での名称は「陸軍試製AC」とのことなので、陸軍が主導して製作した初のACらしい。
621への引き渡し時には、海神作戦の計画立案で有名な野田博士が登場し、「破格の重武装を誇る、数々の新機軸を盛り込んだ革新的な機体」と紹介した。
頭部はいつものLOADER4だが、コアは大豊の「TIAN-QIANG」、腕部はシュナイダーの「LAMMERGEIER/46F」、 脚部はRadの「SPRING CHICKEN」で構成されており、今までのような高機動軽装甲という設計とは真逆を行く、正に双脚戦車らしいアセンブリとなっている。なおキャタピラ脚はアプデで弱体化を食らっているため、今後登場するかは不明。
腕部の低い射撃適性と、高い反動制御という相反する特性を活かすべく、腕部武装は勾陳グレと常陳マシンガンを装備。背部武装はプラズマキャノンと「VE-60LCB」レーザーキャノンを装備する。
近接武器は無いものの、代わりに機体重量を活かしたブーストキックを使う。
「重武装重防御」のため仕方ないのだが、ブースト速度は既存機と比べて非常に遅く、一部の日本兵からは不評を買っている。特に轟剛太に至っては、F-2並の速度を出せと無茶な要求をしている。
実戦ではAM公のゴーストMT相手に圧勝するが、対AC戦での実力は未知数のまま。
Type1 Light Custom
「2周目その5」にて、「Type1 HEAVY AC」の機動性に強い不満を持つ轟剛太の声に応え製造された機体。
「Custom」の名前の通り、「Type1 HEAVY AC」を元に作られたのだが、ヤスリがけで無理やり削って作られたらしい。余りの変容ぶりにウォルターも若干ドン引きした。
コアはいわゆる「スティール・ヘイズ」のもの、脚はAM公製の中量級逆二脚に換装しただけであり、頭部と腕部は「Type1 HEAVY AC」からの流用。コアと脚には塗装すら施されてない(見方を変えれば、ペンキによる重量と空気抵抗増加を嫌って、無塗装にしたとも言える。)
ブースト速度は269から315へと大幅に向上したが、歴代主力機のブースト速度が350前後なのを考えると、中途半端さが否めない。
「捕虜救出」で一度使われた後、「Type2 AC」へ乗り換えられた。
Type2 AC
作者の好み陸軍の方針から、逆二脚ではなく、普通の二脚になった。
また、コアはスティールヘイズオルトゥスで使用された「ALBA」、腕は近接適正と射撃適性の高い「VP-46D」が採用されている。
だがこれでもブースト速度は316と余り変わっておらず、防御性能と姿勢安定性能は「Type1 Light Custom」に劣っている。陸軍内のAC開発ノウハウが足りてないせいだろうか?
実戦では肩部の重グレ、スタッガー取りに優秀な「常陳」重マシンガン、とっつきと、対AC戦に特化した武装で出撃し、とっつきのチャージ攻撃の威力でスッラを瞬殺。バルテウス戦も補給無しにも関わらず、勝利した。
惑星封鎖機構
- AH12 HC HELICOPTER / 惑星封鎖機構大型武装ヘリ→超巨大爆撃機「アルケオプテリクス」
どちらかと言うと、鋼鉄の咆哮3の「ジュラーヴリク」の方が正しい
- AAP07 BALTEUS / 特務無人機体バルテウス→超巨大ホバー戦艦「アルティメイトストーム」
- 封鎖衛星→超巨大攻撃衛星「ソビエツキー・ソユーズ」
- IA-13:SEA SPIDER / C兵器シースパイダー→超高速巡洋レーザー空母「シュトゥルムシュトラール」
- AS07: HEAVY WARSHIP / 強襲艦→超巨大レーザー航空戦艦「ドレッドノーチラス」
- AAS02: CATAPHRACT / 特務機体カタフラクト→超巨大二段高速巡洋戦艦 「ヴォルケンヴィント」
- IA-02: ICE WORM / アイスワーム→超巨大高速潜水ドリル戦艦「リフレクトアラハバキ」
- AB08: NEPENTHES / ネペンテス→超巨大レーザー(識別名無し?)
- AAP03: ENFORCER / エンフォーサー →超巨大光学高速レーザー戦艦 「グロースアルウス」
- IA-C01: EPHEMERA / エフェメラ→識別名なし
ルビコン解放戦線
RaD
ルビコン調査技研
通信・軍歌集
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密航 |
なし |
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ブリーフィング:Main Theme |
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多重ダム襲撃 |
Battle on the Earth |
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ブリーフィング:Hangar |
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グリッド086侵入 |
冒頭:重力圏へ? |
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ブリーフィング:Hangar 2 |
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ステージ(話数) | 通信文 | BGM(元ネタ) |
関連動画
関連項目
外部リンク
脚注
- *実際は「ボルター!」と言っている。ボルターは、簡単に言えば「着艦失敗。復航せよ」という意味。
- *ACからパーツ換装機構を廃止し、代わりに兵器としての完成度を高めた人型兵器。要はガンダムシリーズのMS。
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