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レッドは、「ゴジラ × シンデレラガールズ」シリーズや「リトル・アイドル」シリーズ、「あかみほ日記」シリーズ等の作者(投稿者)です。
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概要
「ゴジラ × シンデレラガールズ」は、皆様ご存知の怪獣王・ゴジラと、ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するアイドル達の動画です。主役となるアイドルは、高森藍子ちゃん、日野茜ちゃん、小日向美穂ちゃん、五十嵐響子ちゃん、市原仁奈ちゃん、依田芳乃ちゃん、一ノ瀬志希ちゃんの7人です。ゴジラシリーズに登場する何体かの怪獣達も本作で暴れる予定です。
作者にとっては「リトル・アイドル」以来、2度目のシリーズ(連続)ものです。
基本的な設定
ここでは基本的な設定だけを記載します。
細かい設定は「勝手にQ&A、視聴者様コメントQ&A」のところにも書いていますので、そちらも合わせてご覧ください。
- シンデレラガールズの世界観としては、私の他の動画シリーズと同じくシンデレラガールズのテレビアニメ版の設定をベースとして流用させてもらいました。 時間軸としては、「リトル・アイドル」と同じくらい(少し後くらい)の感じです。本シリーズでは、美城「常務」ではなく美城「専務」です。
- ゴジラの世界観としては、4話目以降で語られますが、実は初代ゴジラ(1954)が現れたことがある、という設定です(本作に登場するゴジラとは別の個体です)。当時のゴジラは、オキシジェン・デストロイヤーで倒され、その影響で東京湾がしばらく死の海になりました。しかしこの歴史は、政府の決定により隠され、闇に葬られました。当時のゴジラの襲撃による多大な犠牲は「地震と津波による被害だった」として歴史に記録されたため、一般の人はこのことを知りません(一部の人間だけが知っています)。
- 本シリーズにおける一ノ瀬志希ちゃんと池袋晶葉ちゃんの二人は、その才能を事務所サイドに評価され、「事務所内で個人の研究室を割り当てられている」という設定になっています。この二人はアイドル活動をしながら、事務所の多角化経営の一環として、それぞれの才能を活かして研究・発明業務にも携わっているという設定です。
- 敬語とタメ口、呼称について
基本的に公式を参考にしていますが、公式の中でも敬語とタメ口、呼称が割とブレブレなのは皆様ご存じの通りです💦同一人物に対してあるときは敬語で話し、あるときはタメ口で話し、あるときは名前呼び捨て、あるときは「◯◯さん」「◯◯ちゃん」と呼んでしまう……。こんな感じで公式がそもそもブレブレですのであまり参考にできません。そのため本作では、私が「このアイドルの口調はこうであって欲しい」という言葉づかいにしています(場面によって例外あり)。視聴される方のイメージと合わなかったらすみません、この点はご了承ください。
※上記以外にも設定がありますが、ネタバレになるところもありますので、進行状況に応じて少しずつ書き足していきます(おそらく誰も見ていないでしょうけど💦)。
シリーズ各話の補足、裏話
ネタバレも含みますのでご注意ください。
先に動画をご覧いただくことを推奨します。
宇宙人の設定
ここでは作中に登場する宇宙人の設定だけを記載します。シナリオ上ではこれらの設定をセリフで説明しているのですが、動画化すると長くなるため、こちらにまとめました。宇宙人の行動に疑問がある場合、この設定をご覧いただければご理解いただける部分もあるかと思います。
- この宇宙人たちの種族は、"効率"を最重視します。「最小限の労力で最大の効果を得る」ことを高く評価する文化が根付いています。この気質により、人類サイドから見ると、彼らの行動が不可解に見えることがあります。
- 宇宙人はA,Bの2チームに分かれて、数年かけて(侵略するために)この星を調査していました。彼らのテクノロジーは高度に発達しており、この星のネットワーク上にある電子データはすべて閲覧し、解析できてしまいます。2チームは("効率の良さ"を重視する文化のため)お互いに競い合う関係にあり、それぞれ侵略計画を立案し、"より効率の良い計画"が採用されることになっていました。母星に向けてプレゼンを行った結果、Aチームの計画が採用されて、計画が実行に移されました。
- 宇宙人の母星から輸送船でこの星に物資や兵器を運ぶのに数ヶ月かかります。つまり第7話の輸送船は数ヶ月前に母星を出発して、ようやく到着したのです。実は輸送船が出発した時点ではゴジラとラドンはまだ出現していませんでした。宇宙人たちは、この星の世界各地に「巨大生物の伝説」があることは知っていましたが、物的証拠がないため、"巨大生物は、単なるおとぎ話"と判断しており、ゴジラとラドンの存在は"想定外"だったのです。
- 宇宙人は「生体兵器」をもっと多く所有していますし、それ以外の兵器も所有しています。しかし彼らの母星は遠く離れており、輸送コストが非常に高くつきます。上述の通り"効率を重視する"気質のため、必要以上のコストをかけて戦力を輸送することは評価されません。そのため「この星を支配するための必要戦力」を導き出し、最小限の戦力だけを輸送したわけです。
- 母星に計画を採用された宇宙人Aチームは後日、ゴジラとラドンの出現に驚きましたが、今さら「想定外の事態が発生したので、追加の戦力を送ってほしい」と言い出せません。責任問題になってしまうからです。宇宙人Aチームは自分たちのメンツを守るために、現有戦力だけでこの星を侵略する前提で計画を練り直し、ようやく「行けそう」だと判断して実行を開始しました。そこから第7話につながります。
大まかな時系列
ここでは作中の主な出来事を、大まかな時系列で示します。この星の住人たち(主にアイドル達、怪獣達)の動きと、宇宙人たちの動きを記載しています。
シリーズ話数 | この星の住人たちの動き | 宇宙人たちの動き |
---|---|---|
- | - | 宇宙人たちがA,Bの2チームに分かれ、侵略する対象として、この星の調査を開始 |
↓数年後 | ||
- | - | 宇宙人たちが数年かけた調査を終え、A,Bの2チームがそれぞれ侵略計画を立案し、母星にプレゼンした結果、Aチームの案が採用される。Aチームは母星に対し、「兵器」と「物資」の輸送を依頼した。 |
↓数日後 | ||
#1 「災厄、来たる」 | 突如、ラドンが出現し"日本国"を騒がせる。同日、ゴジラも出現して静岡に上陸。混乱の中、ラドンがゴジラを掴んで空中に運び出し、姿を消した。 | "単なるおとぎ話"と思っていた「この星の巨大生物」が実在したことに宇宙人たちは驚いたが、彼らの文化とメンツのため、今さら母星にこのことを報告できなかった。 |
↓翌日 | ||
#4 「人類の切り札」 #5 「阿蘇山の怪鳥」 #6 「二人の乙女」 |
運命に巻き込まれてしまったアイドルたちが顔を合わせ、語り合う。「守護神・モスラ」を召喚するためにパッション組はインファント島へ向かって旅立った。 | 巨大生物「ゴジラ」「ラドン」の情報を収集し、計画の見直しを急ぐ。 |
↓数ヶ月後 | ||
#7 「人類が滅亡する日」 | 突如、2つの巨大隕石が宇宙空間に出現し、この星に衝突することが判明。世界中の政府が"人類滅亡説"に言及するなど、大騒ぎになる。 | 当初、母星に依頼していた「兵器」と「物資」が数ヶ月かけてようやく到着。宇宙人の高度な技術によるシミュレーションで計画の最終チェックを行い、"C国"の最高指導者に「オキシジェン・デストロイヤー」の現地調査を指示。 |
↓数週間後 | ||
#8 「私にできること」 | 長い間、沈黙していたゴジラが再び出現、美穂ちゃん、響子ちゃん、仁奈ちゃんはヘリで現場へ向かう。この3人と入れ替わるように、"C国"の工作員が事務所を襲撃 | "C国"の工作員が「オキシジェン・デストロイヤー」を強奪するために事務所を襲撃したタイミングから2時間後に「宇宙最強の生体兵器」で"日本国"の首都を攻撃する計画となっており、準備して待機中。 |
⇨ここから先は、ほとんど時間が飛ぶことはないので、本編の動画をご覧ください!
投稿した直後、「本当に投稿してしまった…」とビビってしまったことをずっと忘れないでしょう😅。年明け2023年1月2日、正月気分も手伝って、勢いで投稿してしまった次第です。この辺りの経緯については、こちらに書きました。
投稿した後で冷静になって見返してみると、大きなミスがいくつも目について、非常に恥ずかしいです…💦特にMMD部分については初心者レベルのため未熟な点が目立つかと思います。
これから長丁場になり、色々と難易度の高い場面を演出していかなければならず、苦労することは目に見えていますが、私は「ゴジラ」も「シンデレラガールズ」も大好きなので、とにかく作っていて楽しいです。モチベーションは過去最高に高まっており、この気持ちを最後まで維持できるよう頑張りたいです!
【2023/2/4(土) 22:49投稿】
ほぼ完成したのが1月下旬頃で、その1週間後に投稿直前まで行って、後はボタンを押すだけ…というところで取り止めて再チェックをすることに決めたのですが、さらにそれから1週間もかかってしまい、思わぬ難産となりました。
一番苦労したのは、ラストシーンの美穂ちゃんと、彼女のスカートのポケットに入っている謎のアイテム(水晶)を演出する場面です。ここは何回作り直したか数え切れないくらい修正しました。この水晶について何の説明もしていない"謎のアイテム"なので、どうやったら視聴者にわかりやすく伝わるのか?を試行錯誤していたら、ドツボにはまりました。
最終的には投稿した動画の通りになったわけですが、投稿ボタンを押す直前でストップした1月下旬頃の内容と比べて、もはや原型をとどめていないくらい大きく変わっています。この演出で視聴いただいた皆様にうまく伝わるかどうかは…わかりません💦
なお、1話目でも、2話目でも、ラドンの背中にいる美穂ちゃんについて色々なコメントをいただいております。美穂ちゃんがなぜラドンの背中にいたのか?謎のアイテムは何なのか?といった内容は、第5話をご覧ください。
3話目は完全に美穂ちゃんが主役です。今回、苦労したのは「セリフの大半が美穂ちゃんの独り言」なので、"単調にならないように"工夫した点と、「美穂ちゃんが考えた作戦を、どうすればわかりやすく伝えられるか」という点です。特に後者については何度も試行錯誤を繰り返しました。最終的に投稿した通りの内容になりましたが、この演出で視聴いただいた皆様にうまく伝わるかどうかは…わかりません💦(前回も同じようなことを書きましたね…)
美穂ちゃんは、この後もずっと出番があり、主役ムーブを継続します。この「ゴジラ × シンデレラガールズ」シリーズ全体を通して"最も視聴者の印象に残る活躍をするのは誰か?"と聞かれたら、間違いなく"小日向美穂ちゃん"だと答えます。
今回のラストで、ゴジラがラドンに反撃するシーンがあります。ここはちょっと"エグい"かもしれません。個人的には、怪獣映画のポイントの一つとして「戦闘場面は、エグいくらいの演出にする方が感情移入できる」…と思っているので、今後もエグい場面は出てくると思います、すみません!
第4話は主に2つのテーマがあり、「ラドンの背中に乗っている姿を全国放送されてしまった美穂ちゃんがどうなったのか」を説明することと、「志希ちゃんがどう絡んでくるか」という点を説明することでした。
ただし美穂ちゃんの話は途中で切れます(次の5話目で引き続き語られるため分割)。そのため5話のメインは志希ちゃんの話と言っても良いでしょう。今回のシリーズでは7人のアイドルが主役ですが、他の6人は基本的にまとまって行動するのに対し、志希ちゃんは単独行動です。人類vs.ゴジラの戦いにおける"変数"になるというか、動きが読めないジョーカーのような立ち位置ですね。
志希ちゃんが登場した1話目にて、すでに「オキシジェン・デストロイヤーを作りそう」というコメントは散見されましたし、この展開を予想していた方は割と多いのではないかと思います。そこからの展開で「あたしがゴジラを倒す」という流れは、私としては"いかにも志希ちゃんが言いそうなセリフ"だと思っています。1話目からずっと「ラドン」とか「ゴジラ」に興味津々な感じのセリフを口にしていたのは、実はこの流れにつながる伏線でした。
動画内で強調しましたが、本シリーズでは「志希ちゃんの研究室は事務所内にある」という設定です。後々、これが大事件を招くことになります😄。
ちなみに前半で美穂ちゃんと対面したエージェントが"顔なし"だったのに対して、後半で志希ちゃんがやり取りしたエージェントが"顔あり"だったのは、意図的です。つまりサングラスのエージェントくんは再登場する予定があります。シナリオを書いていて、「志希ちゃんとペアを組む、ちょっと個性的なエージェント」として、割とお気に入りのキャラになってしまいました。
【2023/4/22(土) 0:22投稿】
第5話は、アイドル5人(美穂ちゃん、藍子ちゃん、茜ちゃん、響子ちゃん、仁奈ちゃん)がおしゃべりをするシーンがほとんどです。どうしても単調(退屈)になりがちなので、こういう話の場合、どのように演出すれば良いか、すごく気を遣います。カメラワーク、BGM、効果音等を使って、可能な限り強弱とか緩急をつけてみましたが、うまくできたかどうかはわかりません…。
今回の話で、ようやく美穂ちゃんとラドンに何があったのかをお伝えできました。美穂ちゃんとラドンについては1話目からツッコミが多かったところですが、こんなしょうもないストーリーですみません😅「美穂ちゃんの居眠り」は特技の一つだと私は思っていますので、二次創作で最大限活用させてもらっています。
また、ラドンの水晶玉が「ドンたま」と命名されるくだりも盛り込みました。今後、この呼称を使います!当初は名前を考えていなくて、そのまま「ラドンの水晶」という表記にするかなあ…?なんて漠然と考えていたのですが、2023年2月初め頃にtwitterでこの話を呟いたとき、相互さんからコメントいただき、「火玻璃(ひばり)」というめちゃくちゃカッコいい名前をいただきました。さらに、この件について会話していたとき、茜ちゃん命名の「ドンたま」という発想が急に浮かんできまして、投稿した動画のような話に変えさせていただいた次第です。これは一人では絶対思いつかなかったと思いますし、本当に相互さんのおかげです。自分にはない発想を得られる点で、動画へのコメントや、twitterでのやり取り等、皆様からいただくフィードバックは本当にありがたいことです。動画作りのモチベーションにもつながります。
第6話も、第5話に続いてアイドル6人(美穂ちゃん、藍子ちゃん、茜ちゃん、響子ちゃん、仁奈ちゃん、芳乃ちゃん)がおしゃべりをするシーンがほとんどです。前回同様に、単調(退屈)にならないようにカメラワーク、BGM、効果音等を使って、可能な限り強弱とか緩急をつけてみましたが、うまくできたかどうかはわかりません…(いつもの)。
今回ついに茜ちゃんと藍子ちゃんの役割が判明するわけですが、この二人がモスラと共に戦うのは最初期から決まっていました。ラドン→阿蘇山のイメージ→美穂ちゃん、モスラ→二人組の小美人のイメージ→藍子ちゃん&茜ちゃんという組み合わせを最初に思いついた次第です。ここから先の活躍にご期待ください!と言いたいところですが、しばらくあいあかの二人はお休みになります。
今回のラストシーンで、美穂ちゃんが「出発から数ヶ月経った」ことを示唆しています。実を言うと元のシナリオでは、あいあかの二人を含むパッション組がインファント島でモスラを探す小さなクエストがいくつかありましたが、動画ではこの「インファント島編」を丸ごとカットしたため"動画内では数ヶ月を経過させた"のです。現状のペースで「インファント島編」のシナリオまで映像化していくと、次にゴジラが登場するまでに何ヶ月も空いてしまい(下手したら次の登場は2024年になる?)、テンポが悪すぎて、さすがに中だるみ感が出てしまうと考え、思い切ってカットすることにしました。"あいあか好き"の作者が、この二人の出番を大幅カットするのは割と大きな決断でした。
【2023/5/13(土) 13:40投稿】
作者がここまで投稿した47作の動画は、すべて高森藍子ちゃんか日野茜ちゃんのどちらかが登場していました。本作の第7話は、48作目にして初めて、藍子ちゃんも茜ちゃんも登場しない作品になりました。これは作者にとってはかなり大きなことでした。
藍子ちゃん、茜ちゃん不在の動画で主役を務めるのはもちろん小日向美穂ちゃんしかいません。作者の動画では、「あかみほ日記」シリーズ、「もっと!みほあい!」シリーズで主役を務めた経験もあり、美穂ちゃんがいてくれたことで、実際にやってみるとそれほど違和感なく作れました。今後も藍子ちゃん、茜ちゃん不在がしばらく続きますので、美穂ちゃんにがんばってもらいましょう。
今回、苦労したのはラストの宇宙人のシーンです。実を言うと本来のシナリオでは宇宙人と"C国"の指導者の会話はもっとたくさんあって、ここで色々な設定を語る予定だったのですが、これを動画化するとなると「説明が長すぎる」のです。そもそも、かわいいアイドル同士の会話でも長時間はつらいのに、「宇宙人と"C国"の指導者の会話」なんて誰が見たいの?って話ですよね😅。なので、この部分を最小限に短縮しようと試みました。その結果、多くの部分が説明不足になったのは確かです。後々「なんで宇宙人はこんな意味不明なことしてるの?」という場面が出てくるかもしれません。本当はちゃんとした理由づけがあるんですけど、動画の中で説明するには適さないので、「勝手にQ&A」の中でその都度説明していきます(誰も見ていないでしょうけど…)。
あと"C国"と"日本国"という表記も少し悩みました。これについては「勝手にQ&A」の方に記載しておきました。
今回の見どころは、五十嵐響子ちゃんと小日向美穂ちゃんの二人の心情を演出した場面です。まず響子ちゃんについてですが、彼女はCuアイドルではあるものの、半分Paの子だと思っています(あくまで作者個人の印象です)。響子ちゃんってたまに暴走するときがあるじゃないですか。そういうとき、すごくPa味を感じます(余談ですが、PaっぽいCuの響子ちゃんと、CuっぽいPaの藍子ちゃんは表裏一体のような感じがしますw)。
美穂ちゃんは今回のゴジデレシリーズでは(年長者ということもあり)「お姉さん」の立ち位置で、周囲の皆をとりまとめてリードしていく役割が多いんですけど、ラドン不在でゴジラのいる現場に行くことになり、色々な不安が大きくなってついに限界を超え、響子ちゃんに弱音を吐いてしまいました。本シリーズで大活躍する美穂ちゃんが一瞬だけ、"人間らしい弱さ"、"17歳の女の子らしい弱さ"をさらけ出してしまう場面なんですけど、ここは元のシナリオではもっと長いセリフでして、美穂ちゃんは「なんで引き受けちゃったんだろう」「なんで私がこんな力を持っちゃったんだろう」…等々、現状を後悔する言葉を口にして、最終的には"逃げ出したい"と言ってしまうところまで追い詰められていました。が、動画でそこまで(長い時間)美穂ちゃんを曇らせ続けるのも作者の心情として苦しくなるので、シナリオ上の長いセリフをかなりカットして、最終的に投稿した動画のようになりました。
年長者の美穂ちゃんは今まで"お姉さん"であろうとして、弱い部分を見せないように意識していたので、響子ちゃんは美穂ちゃんが苦しんでいることをこのとき初めて知ります。最終的に響子ちゃんは「私が盾になります!」「美穂ちゃんを責める人がいたら、私が許しません!」と言って美穂ちゃんを力強く励まして、ゴジラのいる現場に同行することになるのですが、作者としては「すごく響子ちゃんらしいセリフ」だと思っています。なにしろ彼女は半分Paの子ですから😊。
今回のメインは、"C国"の工作員がアイドル達の事務所を襲撃する話です。この事務所のアイドルは個性が強い子が多いので、考えればいくらでもサイドストーリーを作れると思いますが、今回は3つに絞りました。「オキシジェン・デストロイヤー」をめぐる戦いなので一ノ瀬志希ちゃんメインの話は当然ですが、それに加えて村上巴ちゃんメインの話と、美優さん達が襲われる話を作りました。ですが、もっと多くの話が作れると思います。アイドル達が"C国"の工作員と戦う物語を、動画でも漫画でもSSでも良いので、ぜひどなたかスピンオフ作品で作ってください!必要なら素材も提供します☺。
工作員が事務所を襲撃するくだりについては、原作のシナリオではもう少し"エグい"です。工作員のセリフ、言葉遣いはもっとエゲツないですし、行動も危険です。いくらフィクションとはいえ、好きなアイドルがひどい目に遭うのは視聴される方にとって気分が良くないでしょうから、動画化するにあたってはかなりマイルドにしました。その分、「理不尽な暴力」、「死の恐怖」を演出しにくくなりましたが、それはまあ仕方がないですね。
また今回、久しぶり(4ヶ月ぶり?)にゴジラの戦闘シーンを入れました。楽しいですけど、やっぱり手間はかかりますね😅。ここから先は戦闘シーンの割合が増えていくので、MMDに不慣れな私がどこまで演出できるのかとビビっています。
前回の第9話に続いて、"C国"の工作員がアイドル達の事務所を襲撃する話がメインです。まあ、人生でこんなシチュエーションに遭遇する可能性は非常に低いと思いますが、もしこんな状況になったら、絶対にアイドル達の真似をしないようにお願いします。犯人を刺激するのはリスクが高すぎますので…😅
今回の10話は、久しぶりにタイトルをつけるのに苦戦しました。元々、シナリオでは大きなセクション(章)でタイトルはつけていますけど、動画化するときには1つのセクションを複数に分けることになります。そのためシリーズものの場合、大抵は動画を作るときにタイトルを考えます。ゴジxデレシリーズの場合、ここまではあまり苦戦しませんでした。強いて言えば8話のタイトルを考えるのにちょっと時間がかかったくらいですかね。今回は多くのアイドルが登場することもあり余計に難しくて、苦戦しましたw
余談ですが、シリーズものは今回が2度目の経験で、前回の「リトル・アイドル」シリーズでは10話で完結でした。この10話でそれに追いつきましたので、ここから先は私にとって"未知の領域"となります。「リトル・アイドル」のときは10話しかないのに割といっぱいいっぱいでしたけど、今回のゴジxデレシリーズでは、まだ余力があります。一度シリーズものを完結させた"経験値"が大きいのもありますが、「リトル・アイドル」のときはシリーズ途中で6本の無関係な動画を作ったことで中断/再開を繰り返し、これが精神的にも大きく影響したところがあります。今回は反省を活かして、途中で他の動画を作らずに最後まで走り切るつもりです。その分、藍子ちゃん、茜ちゃん、美穂ちゃん、響子ちゃんの選挙動画や誕生日動画を作れないのは申し訳ありません…。
今回は志希ちゃん回ですね。まあ、主役の一人である、あの天才の志希ちゃんが、どこの馬の骨ともしれない工作員に服従するなんて誰も想像していないと思います。最終的には、志希ちゃんが逆転勝利する「わかりきった結末」、おそらく皆様も予想されていたことでしょう。
誰もが結末をわかりきっている展開を視聴して楽しいか?はい、楽しいですよね。作り手次第で楽しいものを作れるはずです(理論上)。ウルトラマンは最後に必殺技で怪獣を倒しますし、遠山の金さんは桜吹雪を見せて啖呵を切りますし、水戸黄門は印籠を見せてドヤります。この結末は最初からわかりきっているのに、楽しく視聴できちゃいますよね。つまり作者のシナリオ・演出次第なのです。今回の話が「つまんねーよ」と思われた場合、それは単純に作者の能力の問題ということになります(はい、すみません😅)。少しでも楽しんでいただけたのであれば幸いです。
また、今回の話では自衛隊vs.ゴジラの二度目の激突もあります。新兵器「メーサー砲」を投入し、集中攻撃で大ダメージを与えて、一時はゴジラが倒れる場面もありますが、これも「やったか!?」というお約束のフラグと共に、こちらもまた皆様の予想通り「わかりきった結末」…ゴジラの反撃を食らって全滅し、勝負は決します。
個人的な嗜好の話で恐縮ですが、自衛隊はゴジラシリーズに欠かせない要素だと思っています。絶対に勝てないとわかっていても、勇壮な伊福部マーチと共に悲壮感を漂わせて必死にゴジラを止めようとする自衛隊の姿には正直、心を揺さぶられるものがあります。ハリウッド版のゴジラは米国流の味があって良いと思うのですけど、あちらの作品には、「自衛隊の悲壮感」が一切ないですよね。その辺り、物足りなく感じてしまうのです😅まあとにかく私は自衛隊の大ファンですので、負けるにしても"見せ場は作りたい"という強い想いがあり、今回の話でも一定の見せ場は作れたかなと思っています。なお、我らが自衛隊の見せ場はこれで終わりではありません!この後も(悲壮感を漂わせながら)魂を揺さぶるようなアツい見せ場を作りたいと考えています!(意欲の話です。実際に良いものが作れるかどうかは作者の能力に依存しますw)
前回の第11話のラストでラドンが登場して、いよいよゴジラvs.ラドンか!?と誰もが思う展開なのに、そこからほとんど進展がなくて申し訳ございません😅今回は人類サイド(アイドルたち)の話がメインで、ここまで不穏な感じでくすぶっていた美穂ちゃん、響子ちゃん、仁奈ちゃんの3人がついに衝突します。「おねーさん」たちがあえて触れないようにしていた仁奈ちゃんの"爆弾"がついに爆発した形です。このことが後々、どう影響するのかは後日の話をご覧いただくとして、アイドル同士の対立→表情が曇るという展開は不快に感じる方もおられると思います。まずはその点、お詫びいたします。大変申し訳ございません。ただ、もちろん3人の関係はいずれ修復します。物語ですので、山あり谷ありということで、どん底に沈む展開は後々のハッピーエンドに向かっての"前フリ"だと思って、心穏やかにご覧いただければ幸いです。
ゴジラvs.ラドンの大怪獣バトルは次回以降になりますが、作者の技術力でどこまでできるかは未知数でして、過度な期待はできないと思っていただいた方が…😅。そしてゴジラvs.ラドンの戦いの前に今回の第12話のラストシーンで現れたのは、金色の三つ首龍…ご存知のアイツです。作中では(今のところ)「宇宙最強の生物兵器」と呼称していますが、近いうちにおなじみの名前になりますのでもう少しお待ちください。金色の三つ首龍の出現により東京が大ピンチとなり、「東京での侵略者(宇宙人)との戦い」、「茨城の原発付近でのゴジラとの戦い」、この2つが今後の物語の主軸となっていきます。主役アイドル7人全員それぞれ見せ場がありますし、我らが自衛隊の最大の見せ場もありますので、引き続きご視聴いただけましたら幸いです。
【2023/8/11(金) 23:09投稿】
今回は「ゴジラvs.ラドン二度目の対決」、「宇宙人の宣戦布告とキングギドラの襲来」、の2つがハイライトです。ちなみにタイトルを「ゴジラ vs. ラドン」ではなく「怪獣王 vs. 怪鳥」にしたのですが、さすがに「ゴジラ vs. ラドン」というタイトルをつけるのは"畏れ多い"感覚がありまして、本家リスペクトの精神で、そのタイトルを遠慮して避けた次第です。
話の流れ上、今回の戦いではゴジラが(圧倒的)優勢で、美穂ちゃんが「奥の手」を持ち出すくらいに追い込まれる必要がありました。ですが作者が「ラドン好き」ということもあって、あまり一方的にラドンがやられるのは面白くないと考えまして、「ラドンは前回の戦いで負傷している」、「ゴジラは核エネルギーを吸収して傷も治って万全の態勢」という二重のハンデをつけることで自分を納得させた次第です😅
この辺りの"パワーバランス"は非常に気を遣うところでして、作者はラドン好きですが、視聴者の皆様の中には「ゴジラ好き」はもちろん、「キングギドラ好き」、「モスラ好き」の方もたくさんおられると思います。話の展開上、怪獣たちの戦いで勝ち負け、優劣はどうしても必要になるのですが、そのとき、今回みたいに明らかに「有利/不利」が分かれる条件を追加すれば、動画内で「自分の好きな怪獣が負けてしまう」展開になっても少しは納得していただけるかと思い、そのような形で演出できればベストだと考えています。なかなか万人が納得する話というのは難しいですが、少しでもそれに近づける努力はしたいです。
宇宙人の宣戦布告の場面では、難波笑美ちゃんが登場し、ツッコミまくりの展開に。笑美ちゃんは、拙作の「あかみほ日記」シリーズでも出演してもらっています。今回の13話は全体的にシリアスで緊張感ある展開が続くので、ここで"緩急"をつけるために笑美ちゃんに出演してもらいました。ツッコミが面白くないのは笑美ちゃんのせいではなく作者のセンスの問題ですw
余談ですが、家電量販店で『テレ東』さんの番組として「アイドル6人、南の島サバイバル旅」が放映されているシーンを演出しました。これ、当初のシナリオでは予定していなかったのですが、長い間ずっと出番がなくて、作者が「藍子ちゃん、茜ちゃん欠乏症」になってしまったので、無理やりねじ込みましたw元々は、スマホの「ニコ生」を視聴して笑美ちゃんがツッコミを入れるシナリオでしたが、インファント島組をどうしても出したかったので少し書き換えて、動画のような内容になりました。
【2023/8/26(土) 2:33投稿】
キングギドラの引力光線、いいですね…。ゴジラの放射熱線は「カッコいい」感じですけど、キングギドラの引力光線は「楽しい」感じです(※動画化したときの作者の感想です)。ただ、やはりキングギドラの場合は三つ首をそれぞれ動かすのに手間がかかりますし、それに伴い引力光線の位置調整が割と面倒くさいですw
今回の話の中で、『超兵器ゼロ』について「試作機であること」、「未完成であること」、「実戦テストが足りていないこと」、「まだメーカー側が所有権を持っていて、自衛隊に移管されていないこと」などの状況を説明しました。現状、人類サイドには『ゼロ』以上の兵器はありませんので、何とか最前線に投入したいところなのですが、悲しいかな法治国家の縛りがあり自衛隊サイドの一存では動かせず、政治家頼みになります。結果的に、今回は政治家が決断できずに流れてしまいましたが、もちろんこのまま終わるわけはなく、後々もう一度『ゼロ』を担ぎ出す動きが出てきます。ただし、そのとき戦況がどうなっているかというと…?続きは後日の動画にてご覧ください!
余談ですが、11話で登場したメーサー砲が一時ゴジラを負傷させて大ダメージを与えた場面。これは「人類が開発した攻撃兵器が凶悪怪獣にも十分に効果があり、戦える」ということを示唆しています(動画内でも、まさにそのような主旨のコメントをされた方がいて「なかなか鋭いなあ」と感心しました)。つまり『ゼロ』に積んでいる攻撃兵器も、十分にゴジラを倒せる殺傷能力を持っている…ということをメーサー砲の攻撃で示す意味もあったのです。
さて、ラストシーンでついにモスラがついに姿を現しました。長い間、藍子ちゃん、茜ちゃん、芳乃ちゃん不在のまま進んでいましたが、次回からこの3人も復帰します!東京の「キングギドラ」vs.「モスラ」(藍子ちゃん、茜ちゃん、芳乃ちゃん)、茨城の「ゴジラ」 vs. 「ラドン+オキシジェン・デストロイヤー」(美穂ちゃん、響子ちゃん、仁奈ちゃん、志希ちゃん)という2つの戦いがそれぞれヒートアップしていきます!
【2023/9/7(木) 22:03投稿】
「東京のキングギドラ」に対抗するモスラが登場して、これで何とか戦力均衡するか?というところだったのですが、ここで新たな敵ガイガンが登場し、また人類サイドが苦しい状況に陥ります。ガイガンは私が語るまでもない大人気怪獣ですが、デザインがカッコ良いですし、敵としても確かな実力もあり、どこかユーモラスな一面もあり、子供の頃から大好きでした。同時に"子供心に最も恐怖を感じた怪獣"でもあり、お腹の回転カッターなんて本当に怖かったですね。「こんなん絶対勝てないじゃんゴジラどーすんの!?」と思ってました、子供の頃は。キングギドラとガイガンのコンビを同時に相手にしなければならないモスラは大苦戦必至ですね。「ゼロ」をこのタイミングで投入できなかった人類の失策が痛い…。
余談ですが、ラドン、モスラ、キングギドラみたいに、飛行タイプの(明確な"腕"がない)怪獣の戦いって演出が難しいなあとしみじみ思います。ゴジラみたいに「"腕"のある怪獣の地上戦」であれば、掴む、殴る、投げる、締める、等々、戦い方(いわゆる怪獣プロレス)に色々なバリエーションがあるのですけど、飛行タイプの怪獣の場合、基本的にそういう「取っ組み合いの格闘」ができないんですよね。飛び道具(光線)なんかを使えばそれなりに見栄えはしますけど、空中戦でぶつかり合っても「肉弾戦」という感じはしないですし、かといってビームの撃ち合い一辺倒では単調になりますし(モスラの触覚ビームを動画内で演出しなかったのはそれも一つの理由です。モスラの触覚ビームとキングギドラの引力光線を撃ち合っても、それって宇宙艦隊の艦船同士の戦いみたいじゃないですか😅)
本シリーズでもここまでにゴジラvs.ラドンの戦闘シーンを少し作りましたけど、やはりラドンとゴジラは噛み合わなくて、割と苦労しました。モスラとキングギドラはもっと噛み合わない(というか難しい)のですw。本家のゴジラ映画でも、着ぐるみとか模型を使っていた時代は、飛行タイプの怪獣の戦闘シーンにすごく苦労してるのが垣間見えますよね。時代と共にCG技術が発達してきて、近年の本家ゴジラ作品では「高速飛行バトル」みたいなのも増えてきましたけど。私の場合はMMDを使っているわけですが、自分で作ってみると、空中戦の表現・演出の難しさに頭を抱えます。まあ本シリーズは個人の二次創作ですし、作者はMMD初心者ですので、戦闘シーンが稚拙なのは大目に見てやってください、すみません…。
4話から名前だけ登場していた「人類の切り札」の最後の一枚、『超兵器・ゼロ』がついにお披露目となりました。まだ薄暗い場所で一部だけ見えている状態ですけど、もうコイツの正体はおわかりですよね。そう、メカゴジラです。
人類の味方のメカゴジラといえば、本家ゴジラ映画で「機龍」シリーズがあるわけですが、本動画では「初代モデル」を採用しています。機龍シリーズが嫌いなわけではないですけど、作中における"人類の技術力"を考慮したとき、いきなり機龍みたいな洗練された強力すぎる機体が出てくるのは違和感があるのでは?と考えまして、初代モデルで決定しました。
個人的には初代メカゴジラのデザイン、一周回ってカッコいいと思っています。"手作り感"がありますし、ちょっと愛嬌がある気がしませんか?あの特徴ある"鼻"とか、子供の頃に初めて見たときはカッコ悪いと思っていたのですが、大人になってその良さがわかったというか、"むしろあの鼻が味わい深い"と思うようになってしまいましたw
『超兵器・ゼロ』の登場前に、スーパーXのテーマ、スーパーX2のテーマを流して、視聴者様に「スーパーXが登場するんだろうな」と想像するよう仕向けたのはもちろん意図的です。すみません😅「スーパーX登場」を予測してご覧になった皆様が、最後に登場した初代メカゴジラを見て(良くも悪くも)「ええ!?メカゴジラかよ!?」と思っていただけたら作者としては嬉しいです。
ストーリーとしては、そのままスーパーXを登場させても特に違和感はなさそうですけど、個人的にはやっぱり怪獣映画の醍醐味というのは巨大怪獣同士が激突するワクワク感だと思っていますので、スーパーXよりもメカゴジラの方がよりワクワクするかなと思った次第です。初代メカゴジラvs.キングギドラとか、初代メカゴジラvs.ガイガンとか、夢の対決感があってワクワクしませんか?スーパーX好きの皆様には申し訳ございません…。
【2023/10/5(木) 22:43投稿】
今回のタイトルは、東京のモスラに『超兵器・ゼロ』ことメカゴジラが現れたこと、そしてずっと長い間たったひとりで抵抗を続けていた仁奈ちゃんに味方(響子ちゃん)が現れたこと…という2つの"援軍"を意味しています。
メカゴジラはギミックが多く、少年心をくすぐる怪獣ですよね。メカゴジラを動かすシーンは楽しくて時間を忘れてしまい、ワクワクしながら作っていました。個人的に、本家ゴジラ映画でも「初代メカゴジラがゴジラたち地球怪獣と戦うシーン」は、ゴジラシリーズの中でも屈指の名シーンだと思っています。ただ、作者のPCがポンコツなせいで、MMDの怪獣モデルを動かすとかなりスペック的に厳しく、頻繁にフリーズしてなかなか作業が進まず苦戦しました。このPCはもはや限界を迎えており、ずっと先送りにしてきましたけど、いい加減に買い替えないとヤバそうですw
仁奈ちゃんについては、第2話で響子ちゃんが語った「100%信じる」というセリフ、第9話で美穂ちゃんが響子ちゃんに言った「100%信じてる」というセリフが伏線になっています。アイドルたちの「お互いを信じる心」を演出したかったわけですが、ここまでの展開は(特に)仁奈ちゃんのPさん、仁奈ちゃん好きの皆様には不快だったかもしれません。その点は心からお詫びします。なるべく仁奈ちゃんを必要以上に曇らせないように、追い込みすぎないように、と注意しながら作ったつもりではありますが、ご容赦いただければ幸いです。
シナリオ上の話をしますと、前回の16話まではとにかく風呂敷を広げて伏線を張りまくってきました。今回の17話以降は流れが変わり、伏線を回収して風呂敷を畳むフェーズに入っていきます。その意味では、前回16話までが前半、今回17話以降が後半、ということになるのかもしれません。ここからは少々"悲しい展開"もありますが、それぞれが自分の果たすべき役割を果たし、味方の屍を越えて、登場人物たちは最後まで勝利をあきらめずに前を向いて戦っていきますので、引き続き応援していただければ幸いです!
【2023/10/15(日) 13:38投稿】
今回は、茨城の美穂ちゃんと、東京のメカゴジラ操縦者・芹沢くんのつぶやきがそのままタイトルになりました。色々なタイトルを考えたのですが、どれもしっくり来なくて最終的にこうなりました。
さて、茨城でグダグダと議論を続けている展開は、さすがに視聴者様も食傷気味だと思います。すみません…😅作者自身も間延びしてテンポのが悪いと自覚しています。ただ、対立する二つの意見を一つに集約させるには、ステップを踏んでいかないとどうしても"違和感"が出てしまうと思っておりまして…。
やはり最初は"常識的な意見"が優勢になるのが自然です。"常識的な意見"と仁奈ちゃんの"非常識的な意見(ゴジラとの対話)"は、まず話が噛み合いません。それをどうやって仁奈ちゃん側の意見(常識では考えられない意見)に傾けさせるか?というのが課題になるわけですが、作者の場合はご覧のような流れがベストと考えた次第です。これでも相当セリフを削って、単調にならないように色々と工夫をして、ようやくここまでたどり着いたという感じなのですが、第三者的に見ると、やはりテンポは良くないなあ…という感覚は否めません。もちろん万人が納得する動画なんて難しいですし、視聴者様の感じ方もそれぞれだと思いますが、これに関してはもうこのまま走るしかありません。合わなかったらすみません!
東京では、『超兵器・ゼロ』ことメカゴジラが、キングギドラとガイガン相手に奮闘するも、弾切れとなります。攻撃も脱出もできず、さらにバッテリー残量も少なく、機体のダメージも甚大…という絶望的な状況下で、前からはガイガン、後ろからはキングギドラに挟まれ、まさに絶体絶命。完全に詰んでいるように見えますが、操縦者・芹沢くんの運命やいかに!?もちろん作者ですのでこの結末は知っているのですが、動画を作成して自分で視聴するときには「ひとりの視聴者」として感情移入しながら鑑賞しています。他の動画投稿者さんがどうなのかは知りませんけど😅、私の場合は自分の動画を視聴するときそんな感覚なのです。ストーリーも演出も全部知っているのに、ドキドキワクワクしながら鑑賞しています。
【2023/11/5(日) 10:05投稿】
天才・志希ちゃんが仕切ってくれて、ようやくグダグダが続いていた茨城の意見が集約されて前に進みます。ここまで長くなってしまってすみません…😅「ゴジラを説得する」などという子供の"夢物語"を大人(自衛官)が受け入れる条件は何か?を考えた結果、「現実の脅威」しかないと考えた次第です。すなわち本編で志希ちゃんが語ったように「美穂ちゃんがヘソを曲げてしまう」可能性があることに気づいたわけです。現状、東京を助けに行くと決意したところで、(志希ちゃんのオキシジェン・デストロイヤーはゴジラに使ってしまうので)頼りになる戦力はラドンくらいしかいません。美穂ちゃんがヘソを曲げたら、そのラドンも戦力として計算できなくなり、結局、東京を助けられません。やむを得ず、自衛官は仁奈ちゃんに5分だけ与えるという妥協案を提示する結果となりました。これは、視聴者の皆様も(完璧とは言わないまでも)ある程度、"納得できる理由"ではないでしょうか。
この筋書きに持っていくためにしばらくグダグダな展開が続いてしまい、テンポが悪くなってすみません…。でも、通して見ると、「まず響子ちゃんが味方につく」→「美穂ちゃんが味方につく」→「志希ちゃんが冷静に場を仕切る」→「やむを得ず自衛官は仁奈ちゃんに時間を与えることを決断する」という展開はそれなりに説得力があると思いませんか?私はこの展開しか思いつきませんでしたwこれでもセリフをかなりカットして急いで進めたので、どうかご容赦いただければ幸いです。
一方の東京は、『超兵器・ゼロ』ことメカゴジラが、絶望的な状況で(半ばヤケクソ気味に)キングギドラ、ガイガンを相手に殴り合いを挑みます。戦闘シーンは楽しく作ったものの、なんだかゴチャゴチャしすぎてわかりにくくなったかもしれません…すみません😅今回は色々と疑問が出てきそうですので、QAの方にいくつか追記しておきます。
【2023/11/26(日) 18:37投稿】
ついに20話まで到達しました。節目となる今回、ようやく茨城のゴジラ&ラドンが東京に参戦し、最終決戦の舞台が整います。ここまでグダグダになってテンポが悪かったですね😅。東京で『超兵器・ゼロ』ことメカゴジラが自爆し、無防備なモスラの卵が攻撃されて絶体絶命。もはやこれまでか…という場面で突然現れたゴジラとラドン、空を切り裂く放射熱線!というシーンですが、これはシリーズ中においていくつかの「キーとなる場面」の一つです。つまり、作者がどうしても作りたかったシーンですね。このシーンを作るためには東京側の進行と、茨城側の進行のタイミングを合わせる必要があり、しかも作者の趣味で「再生時間19:58縛り」をしていることもあって時間調整にすごく気を遣いました。なんとかうまく着地できてホッとしています(実際にはゴジラとラドンが現れたシーンでエンディング→次回どうなるんだ?という展開にしたかったので、だいぶズレていますが…まあよしとしましょう😄)。
今回の話のラストは「ゴジラもラドンも、モスラの卵を守ってくれない!ヤバい!」という流れでエンディングとなるわけですが、実はこのシーン、前日の土曜日に、完成したと思って投稿前に最終チェックしていたとき、投稿直前にもかかわらず、ラストシーンからエンディングの流れがどうしてもピンと来ないのが気になって、作り直すことを決断し、このような内容になったものです。実際には一週間くらい前からずっと気になっていたのですが、まあ点数にすれば60点くらいで及第点、という感じだったので、後回しにしていました。そのまま時間が経過して投稿直前に最終チェックしたところ、他の箇所がすべて修正できたことで逆にそのラストシーンの「物足りなさ」が強調されてしまったというか、このラストシーンじゃ盛り上がらないなあ…?と思うようになってしまい、かなり迷った挙げ句、作り直しを決断した次第です。一度は完成したものを崩すのは勇気が要りましたし、作り直しのために丸一日潰れてしまったのも痛かったですが、今では作り直して良かったと思えます。個人的には60点くらいのラストシーンが90点以上になった気がしています(あくまでも私の主観です)。
さて、ようやく次回から東京で最終決戦となるわけですが、ゴジラ&ラドンが来たからと言って人類サイドが有利になったとは言えません。今回のラストシーンも、そのことを示唆しています。ここからも波乱の連続で、山がいくつもありますので、引き続きアイドルたちの奮闘をご覧いただければと思います。
【2023/12/09(日) 21:12投稿】
『超兵器・ゼロ』ことメカゴジラが自爆したものの、キングギドラとガイガンは大きなダメージもなく立ち上がり、再びモスラの卵が狙われて大ピンチ、というところでゴジラとラドンが現れ、ようやく希望が見えてきた…と思いきや、なぜかラドンがどこかへ飛んで行ってしまい、ゴジラは卵を無視して大暴れ、いうところで前回の20話が終わったわけですが、ここからまさかの逆転劇が起きて、人類サイドが宇宙人を追い詰める話です。
細かいところはまたQ&Aに記載するとして、今回はラドンが主役ですね。作者はラドン好きなので、今回はすごく入れ込んで作りました。出来が悪いのは作者の技量の問題です😅。このラドンは美穂ちゃんのことが大好きで、美穂ちゃんの言うことは大抵聞いてくれる素直な性格なので、あまり怪獣っぽくない感じですねw皆様お気づきかどうかわかりませんが、作中で美穂ちゃん→ラドンへの感情も相当好意的になってきています。ラドンが求めるなら美穂ちゃんはデートくらい余裕でしてくれると思いますwかなり負傷しているのにどこまでも献身的で美穂ちゃんの言うことを何ても聞いてくれるんですから、そりゃあ好きになっちゃいますよね。14話で、志希ちゃんが「美穂ちゃんとラドンの異種間の恋愛」というジョークを飛ばす場面がありますが、もはやジョークではなく段々と現実味を帯びてきていますw実はこの後、ラドンと美穂ちゃんのコンビにとんでもない試練が待ち受けていて、人類の命運を握ることになります。
私事ですが、新しいPCを購入しまして、今回の21話から新しい環境で動画を作っています。従来の環境を引き継ぐのではなく、全体的に新規に作り直しましたので、前回の20話までと比べて色々とエンコードの設定も異なっています。もしおかしな点に気づいた方がおられましたら、ご指摘いただければ大変助かります。なぜかエラーが多く発生して不安定なのですが、PCが速くなったことは非常に大きく、制作ペースも加速できそうです!
私事ですが、前回の21話を投稿した直後、1年ぶり2度目のコロナ感染となりまして、コロナ自体はまあ大したことはなかったのですが、持病の喘息が発症してしまいまして半分死にかけていました。その影響で、3週間程度、動画制作が完全に止まってしまい、時間がかかってしまいました…。すみません。やはり健康第一ですね。皆様も十分にご注意ください!
透明で見えない敵の宇宙船をラドンが強襲する作戦は残念ながら失敗に終わるわけですが、実は"電波妨害装置を破壊した"という大きな戦果を上げていたことが後にわかります。これが後々、戦局にどのような影響を与えるでしょうか。一方で、『ラドンとゴジラは仲が悪い』という設定、これもまた後々、戦局に影響を与えるかもしれません😅。なお正確に言えば、ラドンは『ゴジラが嫌い』、ゴジラは『ラドンなど眼中にない』という認識でお互いを見ています。実際のところ、本動画におけるゴジラは、基本的に"自分以外は全員、敵"だと思っています。茨城でラドンと共闘することを同意したゴジラですが、それは単に『ラドンよりも宇宙から来た怪獣の方を先に倒すべき』と考えただけで、ラドンを味方とも思っていません。ラドンとゴジラの不仲問題に、美穂ちゃんと仁奈ちゃんがどのようにフォローしていくのか、そしていまだ卵の中で眠っているモスラと藍子ちゃん&茜ちゃんはどう絡んでいくのか、宇宙からの侵略者という"共通の敵"に対して、この星の三大怪獣が一つにまとまることができるかどうかは、今後の鍵となります。
そして、まだ正体がわからない『人類の切り札』の最後の一つ、オキシジェン・デストロイヤーについて、ラストシーンで志希ちゃんが意味深なことをつぶやいて終わります。ゴジラ相手にはあれほどオキシジェン・デストロイヤーを使う気満々だった志希ちゃんが、なぜキングギドラ、ガイガン相手には使うことを躊躇しているのか、その理由は次回にて。
今回の23話にて、藍子ちゃんと茜ちゃんが小さくなった経緯、そして芽衣子さん早苗さん友紀ちゃんの動向についてようやくお伝えしました。しょうもない内容ですみません😅小さくなった藍子ちゃん&茜ちゃんの設定を他にもいくつかお伝えする予定だったのですが、尺の都合でカットしました。
また、今回の23話では、志希ちゃんが『オキシジェン・デストロイヤーを使ってはいけない』と考えている理由についてもご説明したのですが、こちらも尺の都合でカットしたところは多いです。元のシナリオでは、エージェントくんと電話しながら、契約内容について志希ちゃんが理詰めで論破する場面もあったのですが、そのまま映像化すると説明が長すぎてテンポが悪く、しかも話の本筋にはあまり関係がないので、バッサリ切って最小限にしたつもりです。それでも少し長く感じますね。
後半では、「オキシジェン・デストロイヤー」をゴジラ以外に使わない…と決めた志希ちゃんを響子ちゃんが説得(?)して連れてきたわけですが、どのように説得(?)したかはご想像にお任せする形になっています。作者の世界観では、響子ちゃんは志希ちゃんに対して"相性が良い"という設定があります(ご存知の通り、元ネタはデレステの「明日また会えるよね」のコミュです)。皆さんも感じたことはないでしょうか。「なぜか、この人の前では自分を出せない」とか、「この人の前では借りてきた猫みたいにおとなしくなる」とか、そういう不思議な相性の人っていますよね?(いませんか?😅)まあ、そういう感じですw
そしてラストでは、あの仙人のような広い心の持ち主である芳乃ちゃんが、なんと志希ちゃんと敵対する構図となります。何やら秘めた能力を解放しそうな芳乃ちゃんに対し、挑発するかのように大胆不敵に笑う志希ちゃん。強キャラ同士の夢の対決ですね。緊迫した状況が続き、運命が二転三転しますが、最終的にどのように着地するのか、怪獣たちの戦いはどのように展開するのか、また次回以降の話をご覧いただければと思います!
『オキシジェン・デストロイヤー』を"使うべき派"と、"使うべきではない派"に分かれて内紛が起きる話です。これは志希ちゃんが(意図的に)正確な情報を伝えなかったのがそもそもの発端なのですが、真っ二つに分かれた人類サイドが一つにまとまったのは、皮肉にも敵の攻撃がきっかけでした。最終的には、このままでは負けてしまうと察した仁奈ちゃんが涙を流し、その姿に心を痛めた志希ちゃんが『ゴジラ以外には使わない』という自分の誓いを捨てることを決意します。
実はこの展開、大きく二つの意味がありました。一つは、志希ちゃんが"本当の意味で仲間になる"ことで、もう一つは、初代ゴジラ映画(1954)へのリスペクトです。
まず一つ目について言いますと、『藍子ちゃん、茜ちゃん、美穂ちゃん、響子ちゃん、仁奈ちゃん、芳乃ちゃんの6人』は、今まで同じ時間を共有して"仲間"というイメージが伝わっていると思います。一方、志希ちゃんだけはずっと単独行動で、茨城から東京に移動後もヘリの中に閉じこもったり、ヘリから連れ出されてもあまり積極的に関与しようとしなかったりで、一人だけ立ち位置が違います。しかしこの後は志希ちゃんも完全に仲間として加わる形になります。今までずっと単独行動だった志希ちゃんが、今回の話を経て、"本当の意味で仲間になった"ことを明確に視聴者の皆様に認識していただけると考えた次第です。
もう一つの方、初代ゴジラ映画(1954)へのリスペクトについて言いますと、映画では芹沢博士が『オキシジェン・デストロイヤー』の威力を知って使うことをためらい、苦悩しますが、女学生の鎮魂歌を聞いて心を痛め、ついに使うことを決意するという展開になっています。今回の話は、この映画の流れをそのまま拝借してるようなものです。もちろん本家には遠く及びませんが、『オキシジェン・デストロイヤー』は簡単に作ってホイホイ使って良いものではなく、開発者を苦悩させる"非常に重たいもの"なのだということを表現したかった次第です。未熟なところはすみません。また、損な役回りをさせてしまった芳乃ちゃん、仁奈ちゃん、志希ちゃん好きの皆様、P様には申し訳ありませんでした。
個人的には、ラストシーンがすごくお気に入りです。シナリオでは「皆の心が、一つになった…!」と藍子ちゃんが涙ぐんで終わる予定でしたが、せっかく動画化しているのですから、全員の"一体感"を映像で視覚的に表現したいと考えまして、あのようなシーンを追加しました。出来上がってみれば、このシーンを入れて良かったなあ…と満足しています。アイドルたちの"一体感"が皆様に伝わっていれば嬉しいです。
当初の目論見では、今回の話で「志希ちゃん vs. キングギドラ」の一大決戦を動画化するつもりだったのですが、いざ作ってみると想定を越えて尺が足りなくなり、一大決戦どころかその手前までしか動画化できませんでした😅。"作ってみたら事前の想定と異なっていた"という結果になることは頻繁にあるのですが、今回は過去最大の"見積もり誤差"かもしれません。何とか本シリーズの固定時間枠(19分58秒)で、いいところで終わってエンディングになる形ができて良かったです。なお、引き伸ばしなどは一切していません。むしろこれでも一生懸命、セリフを削っていって、ようやく時間内に収めたという結果です…。
全体的にシリアスな展開となる今回の話の中で、藍子ちゃんと茜ちゃんのコンビがキングギドラの注意をひきつけるための囮となって奮闘するシーンでは、いかにもこの二人らしい「ほのぼの&ユーモラスな行動」を演出し、とても楽しく作れました。「合わない」、「ふざけすぎ」と思ってしまう方もおられるかもしれません。不快でしたら申し訳ございません。
余談ですが、「ゴジラ × シンデレラガールズ」と銘打っている割にゴジラが全然活躍しないですね…😅そもそも出番が少なくて、いるのかいないのかわからない回すらあります。元々、このシリーズは"アイドル側"に軸足を置いていますので、比率敵にアイドルたちの出番が多いのは想定通りなのですが、それを差し引いてたとしても、"怪獣サイドの主役"であるはずのゴジラが、あまりにも影が薄いです。例えば「アイドルたちの会話シーンの合間とかでちょいちょいゴジラの戦闘シーンとか挟んだ方がいい」とは私も思っているのですが、MMDで戦闘シーンを作るのはやっぱり手間がかかり、私レベルの下手くそが気軽にホイホイ作り込める感じではないのです。しかも作者のこだわりで動画の再生時間を固定(19分58秒)していて、"無駄な部分、優先度が低い部分はカットする"方針で編集していますので、そもそも"ちょっと戦闘シーンを入れる"という隙間時間をなかなか作れないという事情もあります。ゴジラが大暴れするシーンはこの後の話で出てくるのですけど、主役の中の主役なのにここまでのところ出番が少ないのは事実で、ゴジラファンの皆様には大変申し訳ございません(むしろラドンの方が出番が多いし活躍も目立ちますね…😅)
『イチノセ式オキシジェン・デストロイヤー』は、当シリーズのオリジナル設定です。一応、作者なりに色々と調べて"それっぽい"設定に仕立て上げたつもりではいるのですが、ガチ勢の方や化学に詳しい方が見るとツッコミどころ満載かもしれません。あくまでも架空の兵器で、作者の妄想ですので、細かいところは見逃してやってください😅。そんな妄想兵器の『オキシジェン・デストロイヤー』について、わざわざ作用機序の説明を入れるかどうか?はすごく迷いました。ただでさえ尺が足りないのに、こんな説明が必要なのだろうか?といまだに迷いがあるのですが、やはり視聴いただく皆様に"イメージをお伝えする"ことは重要かなと思い、結局入れることにしました。これにより数分くらい尺を取ってしまいましたが、わかりやすくはなったと思います(多分…)。なお、当シリーズのオリジナルである『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』については、こちらのQ&AとこちらのQ&Aに追記しましたので、興味がありましたらご覧になってみてください。
いよいよ最終決戦も佳境というところなのですが、実は一つずっと悩んでいることがあります。シナリオ上、この後で自衛隊の大活躍を描く場面があるのですが、それに先立ち、「自衛隊の作戦について、事前に皆様に"チラ見せ"しておきたい」思いがあります。その"作戦のチラ見せ"を第何話に、どのようなタイミングでねじ込むか、すごく頭を悩ませています。本来のシナリオではもっと早く、22話のラスト辺りに"自衛隊の作戦をチラ見せ"するはずでした。しかし22話で尺が足りなくなってカットして、それ以降、今回の26話まで毎回毎回、ねじ込みたいと思っていながら、いつも尺が足りなくてカツカツの状態が続いているため、ずっと先送りになっています。しかし、さすがにそろそろ"自衛隊の作戦"についてどこかでねじ込んでおかないとタイミング的に間に合わなくなる(おかしくなる)ため、悩みが深まっています。割とギリギリの綱渡りをしている感覚ですね…😅
本来であれば最強兵器『オキシジェン・デストロイヤー』でキングギドラを倒せるところでしたが、キングギドラとは相性が悪すぎました。"キングギドラは首が三本ある"&"キングギドラは首が長い"&"イチノセ式は粘液のため移動速度が遅い"&"斬るのに特化した能力を持つガイガンが近くにいた"というすべての条件が揃ってしまい、残念ながら大金星を逃す結果に…!ちなみにキングギドラが首を斬られるシーン、最初は血の色を"赤"にしていたのですが、あまりにも生々しくてエグイので、これはセンシティブ判定される?と思い、直前になって色を変えました。色を変えたことで少しマイルドになりました😅
生き延びたキングギドラはメカメカしい姿になって復活し、ますますパワーアップ。この最終局面で敵がさらに強くなるという絶望的な状況になりましたが、人類サイドは『モスラの卵』が孵化すること、そして自衛隊の『ハバキリ』作戦、この2つに望みを託す展開が動画内で語られています。
『ハバキリ』作戦というのは、前回26話のときの裏話で書いた「自衛隊の作戦について、事前に皆様に"チラ見せ"しておきたい」というやつです。ずっと先送りにしていましたが、ようやく本編にねじ込みましたw次回はもう『ハバキリ』作戦が実行されます(予定)ので、本当にギリギリのタイミングでした。「レーダーに映らず、透明で目に見えない敵の宇宙船」をどうやって探し出し、どうやって撃墜するのか、退役機や民間機をどう使うつもりなのか?自衛隊の策やいかに?というところを皆様にご想像いただいて、次回以降でその答え合わせを楽しんでいただければと思います!
余談ですが、『ハバキリ』という作戦名を考えるのに1ヶ月以上悩んでいました。元々、当初のシナリオでは作戦名なんか考えてなかったのですが、大ヒット映画『シン・ゴジラ』で登場した『ヤシオリ作戦』の語呂の良さを皆様はもう知ってしまっているので、"作戦名がない"のは盛り上がりに欠けると思い、一生懸命悩んで考えた次第です。本当にすごく悩みまして、考えた作戦名の候補はもう数え切れません😅なお『ハバキリ』というのは日本神話に登場する『天羽々斬剣(あめのはばきりのつるぎ)』から拝借しました。
今回はモスラの復活という非常に重要な出来事がメインなのですが、内容はコミカルな部分が多く、どちらかというと箸休め回ですかね。とはいえ、13話以来、久しぶりに美穂ちゃんが口にした『奥の手』が"何やら犠牲を伴う"らしい?とにおわせたり、ラドンが大ダメージを食らって戦闘不能になったり、その直後に何やら雪のようなものが降り始めて、自衛隊の『ハバキリ作戦』が説明されたりと、次回以降で大きく事態が動きそうな話が色々と出てきています。実際、ここから先は伏線回収のターンで、すべての運命の糸がつながってクライマックスに向けて動き出しますので、引き続きご覧いただければ嬉しいです!
この辺りから徐々に怪獣同士の戦闘シーンが増えるわけですが、いわゆる"殺陣(たて)"が本当に難しいというか、悩ましいです。殺陣を考えられる方にご指導いただきたいです😅ゴジラ映画とかあまり考えずに拝見していましたが、簡単そうに見えて実は大変な作業なのだということが良くわかりました。まあプロの方はそれがお仕事ですので良いものができるのだと思いますけど、単に殴る蹴るビームを撃つ、みたいなアクションを私みたいな素人が考えただけじゃ"不自然"になっちゃうんですよね。こんな調子でこの先のクライマックスに向けて良い戦闘シーンを作れるのかどうか、割とビビっています。
「ハバキリ作戦」というタイトルだけ見ると、当初からずっと想定されていた回のように思えるかもしれませんが、この作戦名を考えついたのはわずか1ヶ月前です(27話の裏話参照😅)。難産の末に産まれた名前でしたが、今は割と気に入っています。もしこの名前を思いつかなかったら、今回のタイトルに悩んだかもしれませんw
そのハバキリ作戦の概要は『薄くて小さい金属片(紙吹雪を金属で作ったようなものをイメージしてください)に接着剤を吹き付け、上空からバラまく』というものです。実は裏話をしますと、当初のシナリオでは"金属片"ではなく、"水分に触れると発火・発煙する素材"と、"空から水をバラまく"という作戦でした(当初は"雪"ではなく"雨"が降ってきて一同が気づくシナリオでした)。つまり、敵の宇宙船が発火・発煙することで視認できるようにする作戦ですね。しかし実際に動画化してシリーズを制作している間に考えが変わり、「そもそも発火・発煙したところで、敵の宇宙船が高速で回転・移動するとどんどん振り落とされていくのでは?」「そもそも夜間だと見えにくいのだから"目視"に頼る作戦は無理があるのでは?」と思い始めて、もう一度考え直しました。その結果、宇宙船が回転・移動しても簡単には振り落とされないようにするために『接着剤』を用いることに決めて、さらに"目視に頼るのではなく、夜間でも位置を特定できるレーダーをメインにするために『電波を反射しやすい金属片』をバラまく案に変更しました。それって現実的に可能なの?と聞かれると良くわかりません😅ですが最初の案に比べればそれっぽい作戦にはなったと思います。ちなみに"接着剤を吹き付けながら投下する"という設定にした理由は、「最初から接着剤をつけた状態だと、搬送中に金属片同士が付着してしまって使い物にならないから」です(そうなりますよね?)。戦いが終わった後、響子ちゃんの言うように「お掃除が大変そう」ですね。なお、「ハバキリ作戦」はこれがすべてではありません。27話で語ったように「退役機や民間機を集めてどう使うのか?」が、これから動画内で出てくる予定です!
今回、美穂ちゃんが響子ちゃんに『奥の手』について内緒で語りました。今までの美穂ちゃんの動画内でのセリフや、響子ちゃんの反応をご覧いただければ、"この『奥の手』とやらは、相当な代償を伴うのだろう"ということが何となく伝わるかと思います。さて、美穂ちゃんはどんな代償を支払うことになるのか、それによってラドンはどんな力を得るのか、美穂ちゃんの重荷を一緒に背負うことになった響子ちゃんがどのように行動するのか…、ぜひ今後の話をご覧いただければと思います!
第5話からその存在が語られていた美穂ちゃんの『奥の手』がついに1年以上の時を経て発動し、意識不明の重体で動けなかったラドンがファイヤーラドンとなって復活しました。ここまでの話の流れからファイヤーラドンの登場を予測していた方もおられるかと思います。これでゴジラ&モスラ&ラドン、キングギドラ&ガイガン、すべての怪獣がビームを撃てることになりました。やはり近代戦(?)ではビームを撃てないと見劣りしてしまうので、ファイヤーラドンへの進化は必然でしたw
しかし動画内での美穂ちゃんの言動には、何かもう見ただけで『危うい』と感じられるのではないかと思います。"ファイヤーラドンの力"を得るために、美穂ちゃんがどのような代償を支払うことになるのか?それは次回以降にて…。美穂ちゃん好きの皆様、美穂ちゃんのPさんにはあらかじめお詫びしておきます。すみません!
今回の話を作り始めた当初は、『ハバキリ作戦』の決着までを30話に含める構想でしたが、尺の都合で入り切りませんでした。すみません…。まあ、この『ハバキリ作戦』、かなりご都合主義で、宇宙人サイドがあまりにも"頭空っぽ"すぎますよね。現実はそうそううまく行くとは思えませんし、けど、そこは"創作"ですので、あまり細かいところは気にせずにご覧いただければ幸いです。
余談ですが、動画内にコメントいただいた『ガイガン型芝刈り機』というワードに爆笑しました。その発想はなかったのですが、言われてみるとその場面、ゴジラが『ガイガン型芝刈り機』を使って芝刈りをしているように見えてきて笑いが止まりませんでした😂こういうのがニコ動ならではの面白さだと思います。センスにあふれたコメントに脱帽です!
今回の話を投稿する直前、ニコニコ動画全体が"サイバー攻撃"を受けて長期間サービス停止するという想定外の大事件が起こりました。ニコ動に毎日ログインして入り浸っていた作者には落ち着かない日々が続きましたが、まずは無事に復旧できて何よりです。関係各位におかれましては大変な日々だったかと思います。本当にお疲れ様でした。
前回ラストで引っ張った「自衛隊vs.敵の宇宙船(withガイガン)」の戦いが、今回の開始早々あっさり決着して拍子抜けした方もおられるかもしれません。前回の裏話で書いた通り、本来はこの宇宙船の撃墜までを30話の枠内に入れて、30話をスッキリした形で終わりたかったのですが、尺の都合で無理やり詰め込むと非常に窮屈になってしまうため、止むを得ず撃墜部分だけ先送りにして31話に持ってきた次第です。何のひねりもなくあっさり撃墜してしまってすみません😅本当は撃墜した後、自衛隊の皆さんがハイタッチ等をして喜ぶ場面も入れる予定だったのですが、これまた尺の都合でカットしました。せめて少しでも喜びの姿を伝えたいと考え、司令官殿のガッツポーズだけ何とかねじこみました。自衛隊の活躍は、もう少しカッコ良く作りたかったのですが、これが作者の技術力の限界でございます…。でも作っていて楽しかったです!やはり自衛隊はゴジラシリーズになくてはならない存在ですね!
さて今回、『奥の手』を使ってラドンを復活させた美穂ちゃんが、"力の代償"を支払うことになります。実はこの部分、元のシナリオからかなり変更しました。当初のシナリオでは、美穂ちゃんの"魂"が『ドン玉』に吸い込まれた後、ファイヤーラドンが暴走してゴジラ&モスラと戦う想定でした。つまり『仲間割れ』するのは敵サイドじゃなくて、人類サイドの予定だったのです。ですが本シリーズを作っているうちに考え方が変わってきて、後々の展開や、その他の諸事情を加味してシナリオを書き換えまして、その結果、『キングギドラとガイガンが仲間割れをする展開』になり、それを刺激しないように…という理由づけで、ラドンは"絶対に戦っちゃダメ!"と美穂ちゃんに厳命されるストーリーになったわけです。出来上がってみると、単独で戦いを仕掛けたゴジラの"空気の読めなさ"が少々目につく感じになっちゃいましたね😅まあゴジラは怪獣王ですから、力でねじ伏せる気概があるのです。
また、『ドン玉』に"魂"を吸い込まれた美穂ちゃんの運命についてもシナリオを大幅に書き換えました。これについてはまた次回以降にて…。
Xで投稿したのですが、当初のシナリオでは、今回の話が本来#33話になる想定でした。ニコ動サービス停止期間中に元々予定していた#32話を作っていて、ほぼ完成に近かった状態でしたが、色々なことを考えた結果、ほぼ出来上がっていた#32話を丸ごと破棄することに決めました。その分#33話以降が繰り上がって、当初の#33話が今回の#32話になった次第です。
さて前回のラストでビルの屋上から飛び降りた美穂ちゃんは、背中に「ラドンの羽根」が生えてきて空を飛ぶ……という展開になりました。『ドン玉』の力を使った代償として、"魂"が消滅し、肉体が徐々に『ラドン』そのものに変化していく……というのが設定です。まだ美穂ちゃんの"魂"は完全には消滅しておらず、『ドン玉』の中に閉じ込められている状態ですが、はたしてアイドル達は美穂ちゃんを助けることができるのか!?ぜひ後々の展開をご覧ください。
今回の見どころは熱血・芳乃ちゃんです。公式では超然としてどこか浮世離れしている彼女ですが、そうは言ってもパッションの子ですから、ここ一番で熱く燃える姿があってもいいじゃないですか😊。元々の#32話は削除してしまったのですが、その#32話は本来、芳乃ちゃんの見せ場になる予定でした。本シリーズでは(申し訳ないことに)『リアクション芸人』と化している芳乃ちゃんだけに、ここぞの場面ではカッコいい姿を描いて演出したかったのですけど、その貴重な見せ場である本来の#32話を作者都合で削除してしまいましたので、今回は絶対に芳乃ちゃんをカッコ良く演出しようと頑張ってみました。あまり皆様の好みに合わなかったらすみません……。
#32話からわずか9日後、予想外に早く投稿できてしまいました。まあ作り込みが少なかったのはありますけど、一番大きな要因は「アイドルたちが二手に分かれた」ことですね。これによりすごく簡単になりましたwなんだかんだ人数が多い場合、私の動画ではそれぞれの人物の表情や目線をいちいち変化させているので、結構手間がかかってるんです。今回から二手に分かれたことで、人数を減らす効果を実感できました。初期の頃はこんな感じでスイスイ作れていたんですね。7人揃ってからはかなり大変でした😅。
さて今回で二手に分かれたアイドルたちですが、ほぼ皆様の予想通りのチーム分けだったのではないかと思います。流動的なのは響子ちゃんと志希ちゃんの二人だけで、その他の5人は動かしようがないですよね。今回は久しぶりに怪獣たちが出演しない回となりましたが、以前にも書いたように、怪獣たちのバトル(アクション)シーンのネタを思いつかなくて尻込みしているところがあります。殺陣師としてアクションを考えてくれる人材が欲しいです……。
全体的に、今回の話は「息抜き回」みたいな感じになったと思います。『ドン玉』の攻略法が少しずつ見えてくる展開の中で、"志希ちゃん&仁奈ちゃん"、"志希ちゃん&晶葉ちゃん"の微笑ましいやり取りや、茜ちゃんの(一生懸命なんだけど)コミカルな言動、響子ちゃんの『ウニ』のイメージなど、張り詰めている空気が緩む場面を入れています。単調にならないように、視聴者の皆様を飽きさせないように、と一生懸命考えた結果ですが、滑り散らかしていたらすみません……😅
今回の投稿で、2024年9月は3本目の動画になりました。個人的に月間3本の投稿は新記録(というか初めて)ですので、それをモチベにして何とか9月中に投稿しようと頑張りました。今月は3連休が2回あったことが大きかったですね。ニコ動の停止中にモチベが消滅して動画制作が完全に止まってしまっていましたが、ようやくエンジンがかかってきた感じです。このモチベを維持して何とか本シリーズ完結まで走り切りたいです!
さて今回の話は、『ドンたま』こと『火玻璃(ひばり)』、つまり『ラドンの水晶玉』の中に飲み込まれた美穂ちゃんの"魂"を救出するため、藍子ちゃんと茜ちゃんが突入します。冷静に考えると、「芳乃ちゃんがあまりにも人間離れしてない?」、「そもそも『ドンたま』の中はどうなってんの?」、「美穂ちゃんしゃべれないのはわかるけど飛ぶのは簡単なの?」、「後ろで見てる自衛隊が木偶の坊すぎるんじゃない?」、「"怪物"美穂ちゃんはなんで急に止まったの?」、等々、色々なツッコミどころや疑問が出てくるかと思います。
これらについて、できれば作者としては一つひとつ説明したいところなのですが、基本的には『尺の問題で省略した』と思っていただければ幸いです。このユーザー記事で何度も書いていますが、細かい設定を一つ一つ動画の中で解説していくと、それだけでかなり尺を取って"間延び"してしまい、非常にテンポが悪くなるのです。小説ならばしっかり、じっくり説明してもOKだと思うのですが、動画の場合は「説明しすぎる」よりは「説明不足」の方がはるかにマシだと考えています。動画の場合は、むしろ「説明不足」によって視聴者様が自由に脳内補完するという別の楽しみ方もできる副次効果まであると思う次第です(あくまでも私個人の考え方です)。とはいえ「明確に知って納得したい」という方もおられると思いますので、従来通りこちらのQ&Aページで補足説明を追記していきたいと考えています(おそらく誰も見ていないとは思いますが……😅)。
ニコ動停止期間中にモチベが完全に消滅していましたが、ようやくエンジンがかかりまして、ここのところハイペースで投稿できています。今になって振り返ってみると、ニコ動が停止して動画制作のモチベが消滅した時期に、気分を変えてMMDモデル制作でもやってみるか……と思い立って、試行錯誤しながら響子ちゃん、芳乃ちゃん、志希ちゃんのMMDモデルを準備できたわけですが、それが今になってすごく効いていまして、自分の脳内で思い描いた演出をかなりの再現度で動画化できるのですごく楽しいです。表情の豊かさで言えば立ち絵の方が優れているのですが、動画を作っていて「ここはあえて後ろ姿で演出したいなあ……」、「ここは横顔を見せたいなあ……」と思う場面は結構ありまして、そういうときにMMDモデルが威力を発揮します。主役アイドル7人全員のMMDモデルが揃っているのが非常に大きいですね!
今回の話でも、響子ちゃんと芳乃ちゃんの絡みや、藍子ちゃん&茜ちゃん&美穂ちゃんのやり取りなど、MMDモデルを使いまくっています。後ろ向き、横向き、振り向く動き……こんな色々なアングルからの動きのある演出は、立ち絵では絶対にできませんから、MMDモデル様々です。
さて今回の話で『ドンたま』からの美穂ちゃん救出作戦は決着します。まあ"怪獣"の存在や宇宙人の侵略とかも現実離れしていますが、この『ドンたま』がらみの話はそれに輪をかけて現実離れしていますので、ご視聴いただいている皆様を置き去りにして暴走している(やり過ぎ)感もあり、設定を盛り過ぎたと反省しています。ひとまずどうにか終わってホッとしました。"火の鳥"に喰われた藍子ちゃんと茜ちゃんの"魂"がどうなったのか?については次回以降にて……。
「藍子ちゃんと茜ちゃんの"魂"がどうなったのか?」について、今回の動画内で説明しました。「なんだそりゃ?」と納得いかない方も多いかと思いますが、そこはもう"創作"ですので、そういうものだと思っていただければ幸いです。そもそもの話、怪獣の存在にしても、宇宙人の侵略にしても、"魂"うんぬんにしても、あまりにも現実離れしていますので、細かいことを言い始めると本シリーズすべてがツッコミどころ満載です😅。
さて今回、唐突に「インファント島」組のメンバーが再登場しましたが、おそらく誰も想像していなかったはずだと思います。なにやら大きな運命の鍵を握ってそうな3人組は、いまどこにいるのでしょうか?実際のところ、動画内で自衛官が語っている通り、"日本国"のほとんどの空港は閉鎖されていて航空便は発着陸できない状況ですので、もし3人組がすでに飛行機に乗って移動中だったとしても、相当な時間がかかりますよね。
ちなみに「インファント島」はもちろん架空の島なので現実には存在しませんが、『モスラの歌』がインドネシア語をベースにした歌詞になっているそうですので、本動画では「インドネシア(近辺)にある島」という設定になっています。その際、飛行機(自衛隊の輸送機含む)で飛んだとしても、だいたい7~8時間かかる想定です。3人組が現在どこにいるのかは不明ですが、色々と大ピンチの"東京"まで、果たして3人組は間に合うのか!?次回の#37話をご覧ください!
ついでに動画内の"時間軸"についてもう少し補足します。動画内では正確な時間を一度も出していません(細かい設定を決めると矛盾が出そうなので、それを避けるため)。設定上は、この日の午後イチくらいにゴジラが原発を目指して出現し、背景も夕焼け→夜に変化していることからおわかりかと思いますが、夜も深まってきています。すべて決着した後(最終話)には深夜0時を回っている想定ですので、ほぼ半日くらい戦いっぱなしの状態ということになりますね。本当はアイドルたちの"飲食"やその他の細かい設定も考えてあったのですが、物語にはほとんど関係しないため動画では全部カットしました。
余談の余談ですが、以下のような"時間に関する小ネタ"を考えていました。
- 夜になって仁奈ちゃんが「仁奈はねみーでごぜーます」と言ってその場で寝そうになる
- 仁奈ちゃんが眠ってしまうとゴジラと意思の疎通ができなくなる……と一同は心配
- そのとき志希ちゃんがポケットに入っていた「怪しいドリンク」を仁奈ちゃんに飲ませる
- すると仁奈ちゃんが"ギンギン"になって目が冴え、飛び跳ねるくらい元気になる
- 響子ちゃんが「仁奈ちゃんに何を飲ませたんですか!?」と詰め寄り、志希ちゃんが言い訳を始める
この小ネタは最後まで動画に入れようと頑張ったのですが、結局は時間枠の関係で泣く泣くカットしましたw
藍子ちゃんと茜ちゃんの"魂"がついに復活!納得いかない方もおられるかもしれませんが、そこはもう"創作"ということでご容赦ください😅短時間で一気に拡散される現代のソーシャルネットワークによって人類の「心」が一つになったとき、それが大きな"力"になる、という作者の考えを形にしました。今回の演出はかなり時間がかかると予想していたのですが、意外に早く完成しました。最近のハイペース(約2ヶ月で6本投稿)を何とか維持して完結まで走りきりたいです!
前回の裏話に書いた「インファント島の3人組は果たして間に合うのか!?」という問いに対する答えは、もちろん"間に合うわけがない"という結論になります。とはいえこの3人組は今回の話で奇跡を起こしましたし、もうMVP級の働きと言っていいでしょう!
動画内で語っている通り、SNSの投稿内容は「友紀ちゃんっぽくない」「早苗さんっぽくない」内容になっていますし、芽衣子さんは何もしていないように見えますが、それには設定(理由)があるんです。本シリーズではこちらに書いたように、「インファント島編」を丸ごとカットしました。本当はこのときいくつかの伏線を張っておいて、この#37話、#38話でインファント島のときの伏線を回収する形でSNSへの投稿ネタにつながる形だったのですが、その部分をカットしたために伏線を張ることができず、少し唐突な感じになってしまったかもしれません。次回の#38話でインファント島の3人組の行動を説明したいと思っていますが、動画の尺によっては例によってカットする可能性もゼロではありません。カットする場合はこちらのQ&Aにて説明する予定です。
勝手にQ&A、視聴者様コメントQ&A(1/7ページ目)
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基本的に、動画の時系列順に「よくありそうな質問」を並べています。質問の末尾に"(第X話)"と書いてある部分はネタバレも含んでいますので、このQAを見るよりも先に動画の第X話をご覧になっていただくのが良いと思います。
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- QA-97: "怪物"にならないための条件が厳しすぎる。過去に条件をクリアした事例があるとは思えない(第35話)
- QA-96: ガイガーカウンターの警告は誤動作だった?その場合、芳乃ちゃんの"不思議な力"の発動から時間差があるのはなぜ?(第35話)
- QA-95: 美穂ちゃんの"魂"も飛べるなら、なんで自力で脱出しなかったの?(第34話)
- QA-94: 藍子ちゃん&茜ちゃん(&美穂ちゃん)があっさり進みすぎでは?(第34話)
- QA-93: "怪物"美穂ちゃんはなんで急に動きが止まったの?(第34話)
- QA-92: 自衛隊はなんで何もせずに見てるだけなの?(第34話)
- QA-91: そもそも『ドンたま』の中はどうなってんの?(第34話)
- QA-90: 芳乃ちゃんがあまりにも人間離れしてない?(第34話)
- QA-89: 自衛隊は放射能防護服を持っていなかったの?(第33話)
- QA-88: 晶葉ちゃんが開発したドローン、「最大75Kg」というのはどこから出てきた数字なの?(第33話)
- QA-87: 美穂ちゃんの"魂"について聞かれたラドンは、なんて答えたの?(第31話)
- QA-86: 美穂ちゃんは、『奥の手』のことをなぜ響子ちゃんだけに話したの?(第29話)
- QA-85: 『ハバキリ作戦』の影響で、ヘリが飛べなくなるのでは?(第29話)
- QA-84: 芳乃ちゃんは、志希ちゃんが言ったことを忘れていたの?(第29話)
- QA-83: 自衛隊は、なぜ『ハバキリ作戦』のことを隠してたの?(第29話)
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- QA-82: 『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』はなぜ"粘液"なの?(第26話)
- QA-81: 『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』は"水分"がないと効かない前提?(第26話)
- QA-80: 志希ちゃんが開発したのは『オキシジェン・デストロイヤー』ではないの?(第25話)
- QA-79: 藍子ちゃんと茜ちゃんは"念"で宇宙の怪獣と会話できるの?(第25話)
- QA-78: 敵の「作戦タイム」って何してたの?(第24話)
- QA-77: 志希ちゃんは、なんで芳乃ちゃんと対立したの?(第24話)
- QA-76: 自衛隊が『オキシジェン・デストロイヤー』の情報を知らないって有り得るの?(第24話)
- QA-75: 芳乃ちゃんの不思議な力はどういうものなの?(第24話)
- QA-74: 響子ちゃんはどうやって志希ちゃんを説得したの?(第23話)
- QA-73: 藍子ちゃんと茜ちゃんは、"魂"なのに見えてるの?なんで服を着てるの?(第23話)
- QA-72: ラドンはあれほどゴジラを嫌っているのに、茨城から東京まで運ぶときは問題なかったの?(第22話)
- QA-71: ヘリ(UH-60JA)の速度で、UFOとラドンを追跡できるの?(第21話)
- QA-70: ラドンはなんで見えない宇宙船を追跡できるの?(第21話)
- QA-69: 『超兵器・ゼロ』の自爆、そんなもの実装するか?(第20話)
- QA-68: ガイガンvs.ゼロの戦闘シーンで、キングギドラは何をしていた?(第19話)
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- QA-67: モスラはあのまま逃げるつもりだったの?(第19話)
- QA-66: モスラの羽根、穴が開いてる?(第19話)
- QA-65: 『超兵器・ゼロ』はキングギドラとガイガンを殴り倒すつもりだったの?(第19話)
- QA-64: 『超兵器・ゼロ』は弾切れになって攻撃を止めたけど、ビームは撃てるのでは?(第18話)
- QA-63: 『超兵器・ゼロ』の"鳴き声"は何の意味があるの?(第16話~)
- QA-62: ガイガンとキングギドラは、攻撃を食らうまで『超兵器・ゼロ』の接近に気づかなかったの?(第17話)
- QA-61: 響子ちゃんは、仁奈ちゃんの能力をどのように認識していた?(第17話)
- QA-60: 『超兵器・ゼロ』の能力は、本家ゴジラ映画に登場する「メカゴジラ」と同じ?違う点は?(第17話)
- QA-59: 『超兵器・ゼロ』に搭乗した「芹沢」という人物は、芹沢博士と関係あるの?(第16話)
- QA-58: 宇宙人はどうやってモスラの名前を知ったの?(第15話)
- QA-57: 芳乃ちゃんはなんでモスラに乗ってニコニコ笑って手を振ってたの?(第15話)
- QA-56: 藍子ちゃん、茜ちゃんはなんで小さくなってるの?芽衣子さん、早苗さん、友紀ちゃんはどうなったの?(<第15話)
- QA-55: この状況下で、同盟国(米軍)は助けてくれないの?(第14話)
- QA-54: 仁奈ちゃんが反感買っちゃう展開はつらい…(第14話)
- QA-53: 宇宙人は、キングギドラを強襲したモスラの接近に気づかなかったの?(第14話)
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- QA-52: 宇宙人が電波障害を引き起こしているのに、自衛隊はどうやって通信したり映像を送ったりしてるの?(第14話)
- QA-51: 志希ちゃんのドローンってどういう仕組みで動くの?(第14話)
- QA-50: 「オキシジェン・デストロイヤー」を水中ではなく地上で使う想定なの?(第14話)
- QA-49: 自衛隊は「志希ちゃんとオキシジェン・デストロイヤー」の存在を知らなかったの?(第13話)
- QA-48: 美穂ちゃんの「奥の手」とは?何であんなにビビってるの?(第13話)
- QA-47: ラドンは美穂ちゃんが行動を指示しない間、どうなるの?(第13話)
- QA-46: 美穂ちゃんたちをサポートする自衛官は、アイドルの存在をどう認識してるの?(第9話~)
- QA-45: 「宇宙最強の生体兵器」が空中に突然、現れたのはどういう仕組み?(第12話)
- QA-44: 宇宙人は、なぜ茨城の潰し合いの結果を待たずに東京を襲撃したの?(第12話)
- QA-43: 美穂ちゃんは、仁奈ちゃんの言動をどう思ってたの?(第12話)
- QA-42: なんで仁奈ちゃんは、あそこまでゴジラに感情移入するの?(第12話)
- QA-41: "原発"からメーサー砲にエネルギーを供給することって可能なの?(第11話)
- QA-40: サングラスのエージェントくんはなんであんなことしたの?(第11話)
- QA-39: なんで志希ちゃんは敵が倒れる前に挑発しちゃったの?(第11話)
- QA-38: 志希ちゃんのガスはどういう仕組みで部屋に送り込まれたの?(第11話)
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- QA-37: "C国"の工作員をそう簡単に排除できるの?(第11話)
- QA-36: なんで響子ちゃんと仁奈ちゃんは同行を許可されたの?(第10話)
- QA-35: 向井拓海ちゃんと佐城雪美ちゃんはどこから入ってきたの?(第10話)
- QA-34: 工作員に襲撃されているのに、なんでアイドルたちはフロアを動き回ることができるの?(第10話)
- QA-33: なんで自衛隊は原発付近に戦力を集めたの?どういう作戦?(第9話)
- QA-32: 響子ちゃんと仁奈ちゃんは「美穂ちゃんとの同行を許可されていない」のに、なんで自衛隊のヘリに乗せてもらえたの?(第9話)
- QA-31: 事務所内の各部屋はセキュリティカードがないと入れないのでは?工作員たちはどうやって部屋をまわってるの?(第9話)
- QA-30: 現場に集結した"C国"の工作員は何人くらい?警察が来たらどうするの?(第9話)
- QA-29: "C国"の工作員は、どんな作戦でアイドル達の事務所に突入したの?(第9話)
- QA-28: アイドル達の事務所を襲撃した"C国"の工作員は、なんで志希ちゃんのラボの場所を特定できてないの?(第9話)
- QA-27: 政府から美穂ちゃんへの連絡にスマホが使われているけど、特殊任務の場合、何か特別な無線が使われるものじゃないの?(第8話)
- QA-26: 最初にゴジラが登場してから、二度目のゴジラ出現まで、結局どのくらいの間が空いてるの?(第8話)
- QA-25: "宇宙人"は高度な科学力を持っているのに、なんでこんな回りくどい侵略をするの?(第7話)
- QA-24: "宇宙人"ではなく"XX星人"とかの方が適切では?(第7話)
- QA-23: なんで"C国"と"日本国"のような統一感のない国名にしたの?(第7話)
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- QA-22: フレちゃんが志希ちゃんに出したデタラメな"なぞなぞ"ってどんなもの?(第7話)
- QA-21: 天才の志希ちゃんが苦戦するわけないのでは?(第7話)
- QA-20: 人類滅亡説を信じる人がそんなに多かったの?(第7話)
- QA-19: 二つの巨大隕石が衝突したからって、人類が滅亡するの?(第7話)
- QA-18: 南の島に旅立ったパッション組、何ヶ月も経ってるけど仕事や学校はどうしてるの?(第6話)
- QA-17: 南の島に旅立ったパッション組、なぜこんなメンバーになった?(第6話)
- QA-16: なんで美穂ちゃんのおばあちゃんは、「ドンたま」を孫の世代の美穂ちゃんに引き継いだ?(第5話)
- QA-15: 仁奈ちゃんの頭の中で聞こえた"声"って何?(第5話)
- QA-14: なんでラドンはゴジラの出現を予測し、上陸地点を知っていた?(第5話)
- QA-13: 「ドンたま」は美穂ちゃんの一族以外の人でも使えるの?(第5話)
- QA-12: 超兵器「ゼロ」とはどんなもの?(第4話)
- QA-11: 作中で語られている化学兵器の開発って許されるの?(第4話)
- QA-10: 初代ゴジラに襲われた歴史を政府が隠すことって可能なの?(第4話)
- QA-9: なんで志希ちゃんは契約の話をしているのに、美穂ちゃんはないの?(第4話)
- QA-8: なんでエージェントは勝手に事務所内を歩き回ってる?(第4話)
勝手にQ&A、視聴者様コメントQ&A(7/7ページ目)
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- QA-7: なんでラドンは美穂ちゃんの言うことを聞く?(第3話)
- QA-6: なんで音速を超えて飛んでいるラドンに乗っているのに、美穂ちゃんは無事?(第1話、第2話、第3話)
- QA-5: なんで美穂ちゃんはラドンの背中で寝てる?(第1話、第2話、第3話)
- QA-4: なんでゴジラは藍子ちゃん&茜ちゃんを追いかけた?(第2話)
- QA-3: 藍子ちゃんを背負ってゴジラから逃げる茜ちゃんがいくらなんでも凄すぎでは?(第1話、第2話)
- QA-2: このシリーズに登場するアイドル、怪獣は?
- QA-1: このシリーズを始めたきっかけは?
シリーズの発想そのものは、単純に「ゴジラ」と「シンデレラガールズ」が大好きな私が、この2つのコンテンツの世界観をくっつけて妄想し始めたのが出発点です。大筋のストーリーは2020年の夏頃に構想しました。ですが当時、動画制作を始めて間もない初心者レベルの私にとっては難易度が高すぎて、こんなの絶対作れないと思い、ストーリーをメモ書きして保存はしたものの、そのままお蔵入りになっていました。
しかし、2022年の12月に「シン・ウルトラマン」を鑑賞したとき、かなり影響を受けまして、ずっと放置していたこのストーリーのことをふと思い出し、急激に「作ってみたい」という意欲が湧いてきたのです。
動画制作を始めて3年が経ち、まだまだ未熟ではありますが、それでも初心者の頃の私よりはいくらか経験も積んでいて、「今なら、それなりに形にできるのでは?」と考えて試しに作ってみたところ、何となく形になってきて、楽しくて止まらなくなりました。年明け2023年1月2日、正月気分も手伝って、その勢いのまま投稿してしまった次第です😅。
シリーズものは「完結させなきゃ…!(使命感)」という気持ちが強く、プレッシャーがあります(「リトル・アイドル」のときの経験から)。そのため基本的にはシリーズものから逃げたい気持ちもあるのですが、あまりにも楽しかったので勢いで走ってしまいました…。始めてしまった以上、何とか完走するまで楽しく続けられたらいいなあと思っています。
通常、私の場合は"視聴者に楽しんでいただく意識"と"自分の嗜好"を50:50くらいの感覚で動画制作していますが、今回のシリーズは"自分の嗜好"の比率が高い感覚で作っています。つまり今回のシリーズでは、「自分のやりたいようにやります!」「自分が見たいと思う動画を作ります!」というスタンスがやや強めです。
主要な登場人物は7人で、高森藍子ちゃん、日野茜ちゃん、小日向美穂ちゃん、五十嵐響子ちゃん(この4人は私の動画のメインヒロイン達です)、そして市原仁奈ちゃん、依田芳乃ちゃん、一ノ瀬志希ちゃんです。他にもゲスト出演的な感じで何人かのアイドルが登場する予定です。あとは事務所サイドの人物で、美城専務(本シリーズでは"常務"ではなく"専務")、武内P、千川ちひろさん等も(ちょっとだけ)登場します。
本シリーズで最も出番とセリフが多いのは小日向美穂ちゃんですね。シリーズ全体を通して「最も印象的な活躍をする人物は誰か?」と聞かれたら、美穂ちゃんだと断言できます。最初から最後まで、完全に「主役の中の主役」です😊
登場する怪獣としては、1話時点でゴジラとラドンが出演しており、この2体は確定です。第5話で、モスラの登場も確定しました。さらに他の怪獣も登場予定ですが、ネタバレになりますので、ここから先は動画の本編をご覧ください!
はい。ちょっと人間離れしていますね😅。動画コメントでも指摘されていますが、ゴジラの速度は約40Km/hと言われています。そのことは私も事前に調査して把握しています。この速度で人間が走れるなら、それは短距離走でも世界記録レベルですよね。しかも藍子ちゃんを背負った状態で、長距離を走っているわけですから現実的には考えられません。
…ですが!この「ゴジラ × シンデレラガールズ」シリーズを構想したとき、作者が最も作りたかったのはこのシーンでしたので、どうしても入れたかったのです。というより『茜ちゃんが藍子ちゃんを背負ってゴジラから逃げるシーンを作ってみたい…という動機から、第1話を試しに作ってみた』ところが出発点になっています(この辺りの経緯は、こちらにも書いています)。
ですので、このシーンでは「ゴジラがゆっくり歩いていた」と解釈していただければ幸いです!
実際には、ゴジラは藍子ちゃん&茜ちゃんを追いかけていません。たまたまゴジラが進む方向に茜ちゃんが逃げてしまったために、追いかけているように見えただけです😊
まあゴジラの視点になって見ると、足元で何かチョロチョロ動いているのが見えて「鬱陶しいから踏み潰してやろうか?」くらいの感覚はあったかもしれませんね。人間だって、自分が歩く方向にずっと虫がついてきて、足元でチョロチョロ動いていたら鬱陶しいと思いますよね?😅
第2話のラストシーンから登場していますが、謎のアイテム(ラドンの水晶玉)によって守られているからです。謎のアイテムの詳細については、第5話をご覧ください!
設定では、このアイテムを持っている美穂ちゃんは「ラドンの力の一部を共有できる」ということになっています。簡単に言えば、"ちょっとした無敵状態"になれます。ただし、第3話のラストで、美穂ちゃんとラドンの距離が離れたときに「つながりが切れる」描写がありますが、この状態になると効果が切れます。つまり、ラドンが近くにて、謎のアイテムが光り輝いて点滅している状態の間だけ、美穂ちゃんは"ちょっとした無敵状態"になれるという設定です。
なお設定上の話で言いますと、極端に言えば、この"ちょっとした無敵状態"になっているときの美穂ちゃんはゴジラの放射熱線を受けても直接のダメージはかなり軽減され、生き残ります😄(服は燃えますし、黒焦げになるでしょうけど)
チートすぎじゃないかって?はい、そう思います。でも、ラドンの背中に乗っている美穂ちゃんも「どうしても作りたかったシーン」の一つだったのです。そのためにはチートアイテムが必要でした。
第2話のラストシーンから登場している謎のアイテム(ラドンの水晶玉)の効力です。どういう仕組みなのか?と問われたら「設定です。そういう設定です!」としか言えません、すみません😅
なお細かいことを言えば、ラドンの水晶玉の能力は「ラドンと対話できる」、「ラドンの力の一部を共有できる」というものです(実は、もう一つ隠し設定がありますが、それは後日の動画の中で…)。あくまでも"主従関係"ではなく"対等の立場"であり、「ラドンに言うことを聞かせる(命令する)」という"強制力"はありません。つまり、ラドンは美穂ちゃんの言葉に逆らうこともできます。
つまりラドンが言うことを聞くかどうかは、ラドン(個体)の性格に大きく依存します。人懐っこくて素直な個体もいれば、なかなか言うことを聞かない個体もいるでしょう…、多分。
本シリーズに登場するラドンの個体は美穂ちゃんに好意的です。なので基本的に彼女の言うことを聞いてくれます。美穂ちゃんはかわいいですからね!仕方ないですね!😤実際、このラドン(個体)は割と愛嬌のある目をしてるんですよw
ちなみに、ラドンは阿蘇山のイメージが強いので、熊本出身の美穂ちゃんとコンビを組むのは設定として最初から決まっていました。無敵の怪獣王・ゴジラと戦うにあたり、人類サイドがあまりにも弱いので、ラドンは人類の味方になってもらいました。作者が"ラドン好き"ということも影響しています。
尺の都合上、細かいところを描き始めると時間がいくらあっても足りないので、割り切れるところはスパッと割り切っています。ご了承ください。
動画では演出しませんでしたが、エージェント達は政府公認のちゃんとした身分証明を持っています。そして彼らはまず事務所のトップ(設定上は美城(専務))にコンタクトを取って同意を得ました。その結果、事務所内の組織構成に従ってトップダウンで少しずつ下にその指示(エージェントを通じて政府に協力するように、という通達)がおりてくるのですが、その間に美穂ちゃんと志希ちゃんがどこかに行ってしまうと時間をロスしてしまうため、エージェント達は同時進行で入館申請をして事務所の中に入り込み、美穂ちゃんと志希ちゃんを確保しようとしたわけです。彼らはエリートなので仕事が速いのです。
美穂ちゃんの方は、彼女のプロデューサーから情報を得て「ちょうど美穂ちゃんは打ち合わせを終えた直後だった」ため、そんなに遠くに行っておらず、その辺りにいるはず…と聞いて、エージェント達は急いでその周辺を駆け回って美穂ちゃんを探した…という設定です。動画のシーンの後、美穂ちゃんはプロデューサーと合流して、エージェント達に連れて行かれます。
志希ちゃんの方はもう少し裏設定があり、エージェント達は彼女のプロデューサーからアドバイスをもらっていました。志希ちゃんのプロデューサーは「何も告げずに直接、研究室を訪ねて飛び込みで話をした方がいい」と提案したわけです。なぜなら、プロデューサー自身が案内して志希ちゃんのところに行くと、彼女は何かを察知して逃げ出すだろうと予測していて、「むしろ面識のないエージェント達だけで訪ねた方が、彼女は知的好奇心をくすぐられて、興味を持って話を聞いてくれるはず」…と読んだからです。さらに、志希ちゃんが乗り気でないようなら「彼女のプライドを刺激して煽る」こともアドバイス済みでした。要するに志希ちゃんはプロデューサーに売られちゃったのですね😄この辺り、元々のシナリオでは、漫才のようなやり取りとか、志希ちゃんが逆にエージェント達を脅して一触即発になる場面とか色々と設定があったのですが、動画化するときに長くなりすぎてしまい、泣く泣くカットしました。
尺の都合上、カットしているだけです。実際には美穂ちゃんも政府と契約することになります。政府側としては契約を結んでおかないと何もできません。まして美穂ちゃんは未成年ですので、この辺りはきっちりする必要があります。通常、未成年には深夜労働などが禁止されますが、美穂ちゃんがゴジラと戦う場合、深夜帯でも出動しなければならないケースがありますので、日本の法律で言うところの労働基準法33条1項および労働基準法61条4項を適用させる契約になります。
事務所サイドとしては、売れっ子アイドルである美穂ちゃんにこんな契約をさせられるとアイドル活動に支障が出るため困るのですが、「お上(政府)に逆らう(敵に回す)のはマイナスが大きく、むしろここで政府に恩を売った方がビジネス上の利益になる」と事務所は判断し、政府に協力する方針になった…という設定があります。美城(専務)のビジネスライクな判断の結果ですね。きっとこれ以降、政府から広告等の仕事がガンガン割り振られるようになって、事務所の業績も大幅にアップしたことでしょうw
それともう1点、「事務所としては美穂ちゃんがラドンの背中に乗っていることを全国放送されてしまった情報を隠蔽したい」という思惑があって、政府側がその点について協力を申し出てくれた…というのも利点でした。これ以降、美穂ちゃんがラドンの背中に乗っている動画や画像は、政府の息がかかったネット部隊が暗躍して"これは小日向美穂ではなく、良く似た別人"とレッテルを貼り続け、さらにはデマ情報を拡散して混乱させ、この件を埋もれさせていった結果、やがて風化していくことになります。これもシナリオとしては書いてありましたが、動画では尺の都合でカットしました。
初代ゴジラが上陸した時代、まだこの国は混沌とした状態にあり、ごまかすことができたのです。もし現代だったら、ゴジラが襲撃した映像を誰かが撮影しているでしょうし、なんといっても犠牲者がいますので、さすがに隠すのは無理だと思います。ラドンの背中に乗っていた美穂ちゃんを"他人の空似"としてごまかすのとは訳が違います。
本シリーズのシナリオ設定では、初代ゴジラの襲撃は、政府によって「地震と津波による被害だった」という形で歴史に記録されたことになっています。この辺りも本来は説明した方が良いのだと思いますが、動画形式の場合、この手の"細かい設定"まで踏み込んで説明しようとすると、どうしてもテンポが悪くなって、視聴される方が飽きてしまうので…。例えば小説であれば、読者が自分のペースで読めますので少々長い設定でも問題ないのですけど、動画は(多少説明不足になったとしても)テンポ重視で考えるべきで、重要でない部分はバッサリ切っています。
なお似たような疑問で、「ラドンは歴史に記録されていないの?」というのもあると思います。実は設定上、「美穂ちゃんのおばあちゃん」がラドンとパートナーを組んでいたときは、こんなに大きな個体ではなく、せいぜい数メートルくらいの体長でした。大きな怪鳥ではありますが、ニュースになるようなことはなかったのです。
ラドンは阿蘇山に棲息しており、いくつかの個体がいる設定で、そのうちの1体がラドンの水晶玉に反応します。当代のラドンが死んだ場合、次の世代のラドン(1体)に引き継がれるという設定です。
実は第5話で語られますが、「美穂ちゃんのおばあちゃん」が阿蘇山でラドンを呼び出したとき、先代ラドンは死亡しており、次世代のラドンに引き継がれて変わっていたのですが、それに気づかなかったのです。そして次世代のラドンはどういうわけかとてつもなく巨大化しており、阿蘇山の噴火口から出てきたときに、「美穂ちゃんのおばあちゃん」は、自分が知っているラドンとあまりにも違うのでビックリして腰を抜かしてしまった…という設定があります。
4話で、政府(のエージェント)が化学兵器の開発を志希ちゃんに依頼したわけですが、これはどう見ても「大量破壊兵器」に該当しますので、もちろん国際社会が黙っていません。そんなものを開発されたら外国にとっては国防上の問題になりますし、おそらく国際条約に違反します。さらに国内世論でも「化学兵器」の開発に対しては反対意見が続出するでしょう。
ですが政府としては腹を括ったわけです。現実にゴジラに襲われ、現代兵器ではまるで歯が立たなかった事実を踏まえて「ゴジラを倒せる可能性」について関係者で議論しました。その際、隠された歴史を知る有識者から、過去に現れた初代ゴジラと非常に似ているという情報を得て、当時ゴジラを倒した化学兵器の存在を把握し、「使うかどうかは別にして、手持ちのカードとして準備すべき」ということで開発に踏み切ったわけです。
もちろん冒頭に書いたように国内・国外の大きな反発が予想されますので、作中でエージェントが語っているように「極秘」で進める方針になりました。政府内でも限られた一部の人員しか知らず、すべてが隠され、内閣官房報償費…いわゆる"機密費"を財源として開発が進められることになります。同時期に開発が決定された超兵器「ゼロ」については開発費が大きすぎるために国会で承認を得るしかありませんでしたが、この化学兵器の開発は"機密費"だけで進められると判断されたため、首相の独断で決まりました。</>
実は「極秘」で進めたことが後々、物語にも影響してきます。志希ちゃんが「(事務所内にある)自分の研究室で作業する」と言い出したことと合わせて、後日とんでもない事件を引き起こす原因となります。
超兵器「ゼロ」は何かというと、ゴジラをご存知の方なら誰もが知っている"アレ"なんですが、ネタバレになりますので、具体的に何を指すのかは伏せます。後々の動画にて「ゼロ」が登場するまでお待ちください(※なお、「ゼロ」は16話のラストシーンから登場します!)。現実世界に当てはめた場合、超兵器「ゼロ」を短い期間でどこまで開発できるか?を考えると、そんなにうまくはいかないはずですが、そこはまあ、架空世界の話ですので大目に見てください💦
ちなみに、「ゴジラに対抗する」という名目で超兵器を開発するわけですが、相当な国家予算を投入することになりますので、当然、国会での承認が必要ですし、さらには諸外国からの反発も大きいです(超兵器の開発は外国から見れば軍事的脅威になるため)。
動画で語る予定はありませんが、本シリーズのストーリーを客観的に見ると、実は「人類の切り札3枚(1.美穂ちゃん+ラドン、2.志希ちゃんの化学兵器開発、3.超兵器「ゼロ」の開発)」について、一夜のうちに決断して実行に移してしまう"豪胆な首相"がこの国にいることになります。4話の時点では、まだ何も目処が立っていない段階なのに、すべての手続きを後回しにしてでも「とにかく、すぐに動くべき」と首相が決断したわけです。
これって相当な「剛腕」ですよね。その強引なやり方を考えると、とても敵が多い首相で、平和な時代にはむしろトラブルメーカーとして目立つのではないかと思います。ゴジラ襲撃という緊急事態が発生したことで、この首相の「胆力」が活きる場面が来たわけです。これ以降のシナリオでも、この「剛腕の首相」は(良し悪しは別にして)かなりヘビーな政策を躊躇せず決断してしまう仕事ぶりを何度も見せます。相当スケールが大きくて枠に収まらない、強烈な人物だと思いますので、彼を主役にして動画を一本作れそうですけど、動画の本筋には関係ないのでここまでにします(ゴジラ襲撃に立ち向かう剛腕の首相、どなたかスピンオフ作品作ってくださいw)。
5話で響子ちゃんが質問した内容ですが、作中では美穂ちゃんも、彼女のおばあちゃんも、その答えを知りません。
作者の設定上、正しい答えは「誰でも使える」です。ただし、あくまでも「ラドンと対話できるだけ」です。「ドンたま」の持ち主の言うことをラドンが素直に聞くかどうかは、「なんでラドンは美穂ちゃんの言うことを聞く?(第3話)」のところで書きましたように、個体差があります。このラドンは美穂ちゃんがお気に入りで、大好きだから言うことを聞くのであって、他の誰かがドンたまを使った場合に言うことを聞くとは限りません。つまり「ドンたま」を持っていればラドンと対話はできますが、"主従関係"ではなく"対等の関係"ですので、ラドンが力を貸してくれるかどうかは、ドンたまの持ち主を気に入るかどうかに依存します。
ちなみに作中では響子ちゃんが「いりません!」と言って断りましたけど、響子ちゃんが使った場合にどうなるか?というと、おそらくラドンは言うことを聞くでしょうw響子ちゃんにお願いされたら何でも言うことを聞くに決まっていますよね!かわいいですからね!😤
第5話で美穂ちゃんが語った話によると、ラドンはゴジラの出現を予測し、静岡に上陸することを知っていたことになります。
実は設定上、"神様"(のような存在)がいます。この星の"地母神"みたいな存在をイメージしていただければ良いかと思います。以後、便宜上"神様"と呼びます。
その"神様"は、ゴジラやラドンと意思の疎通ができます。まずゴジラが("神様"の言うことを聞かず)人間の街に上陸しようと動き出しました。このままでは大きな被害が出ると予測した"神様"は、美穂ちゃんのおばあちゃんにお告げをして阿蘇山に向かわせて、ラドンに使命を託しました。ラドンは基本的には「中立の立場」の怪獣ですが、"神様"の言葉を聞き、「ドンたま」の持ち主が協力する意思を示すなら協力しても良い、と答えました。その結果、美穂ちゃんのおばあちゃんが阿蘇山に呼び出されたわけです。
ちなみに第2話の最後に、ラドンが空からゴジラを急襲する場面がありますが、この場面、「ゴジラはラドンの接近に気づいていなかった」ことを示唆しています。一方のラドンはゴジラの不意を突くことに成功しました。実は、ラドンは"神様"から情報を得て、ゴジラの位置を正確に把握していたのです。
余談ですが、もう1体、"神様"に近いところにいるのがモスラです。モスラは半神半獣のような存在で、基本的には"神様"とモスラは「同じ陣営」ですが、主従関係はありません。"地母神のような神様"とモスラは「遠い親戚」みたいなイメージで捉えていただければと思います。この星の危機に際してモスラが自陣営の強力な戦力になることは間違いないので、"神様"は依田芳乃ちゃんと意思の疎通をして、モスラを召喚するよう伝えたわけです。
こちらのQ&Aにも書いてありますが、実は設定上、"神様"(のような存在)がいます。以後、便宜上"神様"と呼びます。
仁奈ちゃんの頭の中に語りかけてきた声は、"神様"の声です。"神様"は「この星で最もゴジラと波長が合う人間」を探し、仁奈ちゃんに白羽の矢を立て、"ゴジラと話をする"ようにお告げをして、ゴジラが出現する場所を伝えたわけです(実際には、第2話で響子ちゃんがつぶやいたように、具体的な場所を告げるのではなく、"進む方向"だけを伝えました)
仁奈ちゃんは「頭の中で聞こえてくる声が何なのか」は理解していませんが、第1話で「これは命より大事なことでごぜーます!」と語っていることからもわかるように、まだ幼い彼女も「"神様"の声は特別で、すごく重要だ」ということは感じています。
"神様"としては、こちらのQ&Aにも書いたように、ゴジラを止める使命をラドンに託したのですが、ラドンがうまく対処できなかったときのために、仁奈ちゃんによる説得にも期待をかけたわけです。無関係な幼い仁奈ちゃんを危険な目に遭わせるのは"神様"としてどうなんだ?という疑問が湧いてきますが、まあ"神様"ですので、いざというときは何らかの奇跡を起こして仁奈ちゃん一人くらいは守れるのでしょう、多分…😅
美穂ちゃんが第5話で語った話によると、「ドンたま」は先祖代々、引き継がれてきたことになっています。
その場合、なぜおばあちゃんの"子供"(つまり美穂ちゃんの親)の世代ではなく、"孫の世代"の美穂ちゃんに引き継いだのか?という疑問ですが、これには2つの理由があります。
1つ目の理由は、ずっと長い間(数十年)、おばあちゃんは「ドンたま」を使う場面がなく、ずっと戸棚の中にしまい込んだままでした。世の中も平和になり、もうこのまま使うことはないかも…?とおばあちゃんは考え、引き継ぐことを考えなかったのです。
もう一つの理由は、おばあちゃん自身の思いつきによるものです。設定上、おばあちゃんは、数十年前に「美穂ちゃんのひいおばあちゃん」から「ドンたま」を引き継ぎました。実はおばあちゃんが引き継いだときの年齢が、ちょうど今の美穂ちゃんと同じだったために、"運命"を感じて美穂ちゃんに引き継ぐことを決めたというのが裏の設定です。
実は、この第5話の阿蘇山での回想シーン、元のシナリオではもっと長いんです。おばあちゃんがゴジラの襲来を知って、どうすべきか悩むシーンとか、ラドンが噴火口から現れたとき周囲の人々がパニックになるシーンとか、おばあちゃんがビックリして腰を抜かしてしまって動けなくなり救助されるまで時間がかかったエピソードとか、色々な設定があったのです。しかし動画にすると相当長くなる上に、話の本筋に関係ない部分ですので、これらはバッサリ切りまして、美穂ちゃんとラドンの部分だけを抜き出して動画化した次第です。
美穂ちゃんのアドバイスに従い、藍子ちゃんは南の島に旅立つにあたって「頼れる助っ人」を探しました。最終的に集まったのは芽衣子さん、早苗さん、友紀ちゃんの3人でした。
実は設定上、藍子ちゃんが声をかけたのは芽衣子さんと早苗さんの二人だけです。この二人については、視聴された皆様も「まあ、わかる」という感じではないでしょうか。もっと良い最適解があるかもしれませんが、客観的に見てそう悪くない人選だと思います。少なくとも藍子ちゃんが声をかけた意図は想像できはずです。
問題はオチ要員となった友紀ちゃんですよね😄。彼女は藍子ちゃんが声をかけたわけではなく、勝手についてきたという設定です。第6話のシーンから「友紀ちゃんは"守護神"というワードに反応した」ことは読み取れると思いますが、シナリオ上の話で言うと、藍子ちゃんが早苗さんに声をかけた後、その晩、早苗さんは飲み会で友紀ちゃんと同席することになり、お酒に酔って"守護神探しの旅に出る"ことをしゃべってしまい、それを聞いた友紀ちゃんが藍子ちゃんに連絡を取って、「一緒に行きたい!」と訴えて勢いで押し切ったのです。
藍子ちゃんとしては困惑したわけですが、友紀ちゃん本人が行く気満々だったので断り切れず…。その藍子ちゃんの心の叫びが第6話で出ちゃっていますので、空港のシーンをもう一度ご覧になってみてください。友紀ちゃんがドヤ顔で語っているとき、藍子ちゃんはチラチラと美穂ちゃんの方を見て「目で訴えている」のがわかります。「美穂ちゃん、違うんです!私が呼んだわけじゃないんです!」という藍子ちゃんの心の叫びが聞こえてきませんか?😄
第6話のラストで、パッション組が南の島に旅立ってから数ヶ月が経過したことを美穂ちゃんが示唆しています。その間、アイドルとしての仕事や学校はどうしていたかというと、結論としては(芳乃ちゃんが無茶振りした通り)プロデューサーたちが何とかしてくれました。
まずアイドルとしての仕事ですが、実は「インファント島への旅」は事務所の企画として行くことになり、あの6人は"旅番組"に出演していることになっています。6人のアイドルがしばらく休業状態になることは事務所としてはマイナスなわけで、それを補填するために、彼女たちのプロデューサーが集まって議論した結果、企画として進めてしまうアイディアを思いつきました。プロデューサー達の合同企画で「アイドル6人、南の島サバイバル旅」を美城(専務)に持ち込んだところ、「それは金になるのか?」と問われますが、そこはPaのプロデューサー達ですから、YESと答えて勢いで押し切りました。ということでカメラ要員として藍子ちゃんが撮影する形で、"旅番組の仕事"をしながらの旅になりました。
問題は学校の方です。実はまだ表には出していなくて構想段階なのですが、私の動画の設定で「346学園」という学校が存在します。これは美城(専務)の発案により、アイドル達が通う学校を作ったという世界観の動画です。実は「あかみほ日記」シリーズを終了した後、この動画をシリーズ化することを考えていました(ゴジxデレの動画を作る直前の2022年の冬頃まで、最有力候補でした)。この「346学園」では、武内Pも教員資格を持っている設定で、彼は教師とプロデューサーという二足のわらじを履くことになります。武内Pが受け持ったクラスはPラブガチ勢の修羅場になり…という感じの"一話完結型の日常系ノベマス"です。このツイートをした頃には、かなり具体化していました。ゴジxデレシリーズを完走した後、気が向いたら動画化するかもしれません(?)。この「346学園」の設定が背景にあり、南の島に飛んだパッション組の学生たちは柔軟に休学できたわけです。
実際には、仕事にしても学校にしても、数ヶ月もの間休むことになるとは、事務所関係者としては想定しておらず、せいぜい数週間で済むだろうと考えていました。しかし彼女たちは電話も通じない、どこにいるのかもわからない状態になっているため連絡の取りようがありません。時々、ハガキが届くため無事であることは間違いないのですが、プロデューサー達の会合でも「捜索隊を出すべきでは?」、「このハガキの元をたどっていけば…」という意見も出ます。とはいえプロデューサー達も仕事を放り出していくわけにもいかず…とグダグダやっている状況がシナリオにあります😄。
これについて作者も下調べをしたのですが、まず良く言われる「隕石の影響で恐竜が絶滅した説」、すなわち気候変動により生態系に影響が出るという話は動画の中でも語っています。隕石落下による気候変動についての細かい話は、検索すればたくさん出てきますので割愛します。
続いて第7話で主に響子ちゃんが恐れている「隕石落下によって"今夜"人類が絶滅する」説の方ですが、これは隕石が落下した瞬間に、この星の一部または大部分が破壊されるようなイメージです。動画内の世界では大ニュースになっていました。現実の世界(地球)で置き換えてみて、隕石が落下した衝撃で地球の一部または大部分が破壊されることがあるか?というと、可能性としてはほゼロみたいです。相当な大きさで、相当な速度で、めちゃくちゃ硬い物質が落下してきたとしても、地球が割れるようなことはほとんどなさそうです(このあたりのシミュレーションもやってみました:参考1、参考2)。つまり地球を前提に考えると、隕石で地球が壊れることはまずありません。実際には、QA-23で書いていますが、この動画の舞台は地球ではなく別の星なのですけど。
…が、本動画のシナリオでは隕石の落下により「この星が破壊されるかも?」という恐怖感が必要でした。そのため、隕石が衝突するときの衝撃を計算するシミュレーションでは、主な変数要因として「隕石の大きさ」、「隕石の速度」、「隕石の材質」の3つがありますが、これらの変数要因をそれぞれ、動画内では「明確にせず、曖昧に」しました。具体的な情報を書くと、その時点で「そんな可能性有り得ないだろ」と思われてしまうので😅。ついでに、「二つの隕石が同時に飛んでくる」という要素を追加することで"単純には計算できない"状況を作り出して、人類滅亡の可能性を否定できないようにしてみた次第です。シナリオ上は別に隕石一つでも良かったのですけどw
なお、この二つの隕石は「宇宙空間に突如、出現した」ということが作中で語られています。現代では科学が発達していますので、宇宙空間も常に観測されています。これほどの巨大隕石が接近してきたらもっと早く気づくはずですよね。宇宙人の輸送船ですので、"ワープしてきた"という設定にしてあり、そのためシナリオ上では「突如、どこからともなく隕石が出現した」という話になっています。
- QA-20: 人類滅亡説を信じる人がそんなに多かったの?(第7話)
この状況が現実の世界で起きたものと想像してみてください。ゴジラが出現し、自衛隊は歯が立たず、さらに「ゴジラvs.ラドンの戦い」…、現実とは思えない映画のような状況を見せられた後で、ある日突然「今夜、人類が滅亡するかもしれない」と世界中で大騒ぎになったとしたら…?大手マスコミ、海外ニュースもすべてその話題一色で、さらに世界各国の政府も「二つの巨大隕石が突如、出現した」、「今日、この星に隕石が落下する」という事実を認めるわけです。政府が公式に発表するのはかなり大きいですよね。もちろん信じる人も、信じない人も両方いるでしょうけど、これだけの状況が揃えば、おそらく相当数の人間がパニックになると思われます。
さらに言えば、現代ではSNSが発達していますので、流言蜚語が飛び交い、悲観的な書き込みがどんどん増え、連鎖反応が起きます。ネットの言説をまともに信じてしまう人も多いですし、動画内で語られているように「人類滅亡説を信じて絶望して犯罪に走る人」もたくさん出てくるのではないでしょうか。
ちなみに動画ではカットしましたが、裏話があります。「人類滅亡説を信じた人が、絶望して犯罪に走る事例が多発している」…というニュースが流れたことで、「アイドルたちの女子寮が犯罪者に狙われる」のではないかと恐れた美城(専務)が臨時で警備員を増やしました。それと同時に、治安の悪化を予測した村上巴ちゃんの関係者(グラサン黒づくめの皆さん)が女子寮周辺を巡回して警護する、という話があったのです。その状況を女子寮のアイドルたちは知っていて、美穂ちゃんと響子ちゃんの会話でも、警備員が巴ちゃんの関係者を"怪しい"と判断してちょっとした事件が起きた…というボケとツッコミがあったのですが、動画再生時間のバランスが良くないため、やむを得ずカットしました😅。
- QA-21: 天才の志希ちゃんが苦戦するわけないのでは?(第7話)
まず、志希ちゃん好きの皆様、Pさんにお詫びします。これは単に作者の設定上の話です。第4話にて、政府のエージェントが「後ほど、わずかに残っている資料をお渡しします」と語っていますが、渡された資料というものが非常に貧弱で、ほとんど有益な情報がなかったのです。資料はほとんど役に立たず、わかっているのは「酸素を破壊する化学兵器」ということだけでしたので、仕方なく"酸素を破壊する"という言葉だけを頼りに、志希ちゃんは答えを逆算するかのごとく"酸素を破壊しそうなもの"を試していったわけです。
志希ちゃんは天才で頭の回転が速いので、一を聞いて十を知ると言いますか、話を聞けばすぐに結論を導き出してしまいます。逆に、そんな志希ちゃんが「ドツボにハマるパターンがあるとしたら…?」と作者は考えてみたわけです。その結果、「志希ちゃんは天才であるがゆえに、自分の考えに100%の自信を持っていて、"自分が間違っている"という考えに至らない」という設定を思いつき、第7話のようになった次第です。資料が完全に不足していてヒントがほとんどなくて、ゴール(酸素を破壊する化学兵器であること)だけが見えている…。この条件だと、志希ちゃんは自分の経験則から「酸素を破壊する」という点にフォーカスして最短距離で答えを導き出そうとするのではないでしょうか。そして、彼女は自分の才能・経験に100%自信があるので、このやり方が間違っているのでは?という考えには向かいません。その結果、ドツボにハマるという設定(作者のシナリオ)です。
第7話の中では、フレちゃんとの会話をきっかけに「そもそも出発点が間違っていた」ということに気づくわけですが、具体的にどんな"なぞなぞ"を出したのか?興味ある方もおられるかと思います。結論から言いますと、作者も思いついていません😅シチュエーションだけは設定に書いてありますけど、具体的な"なぞなぞ"の中身はシナリオ上にもありません。
どのような設定があるかと言いますと、以下のような感じです。
フレちゃんは「シキちゃんのウワサは聞いてるよ~♪天才なんだってねー?」と話を切り出し、(あくまでも志希ちゃんと仲良くなるためきっかけとして)"なぞなぞ"を出します。デタラメな"なぞなぞ"を聞いた志希ちゃんは「???」と混乱しますが、フレちゃんは「これ、頭が固い人には解けない"なぞなぞ"なんだよねー♪」、「不思議なことに、小学生の子は簡単に答えがわかっちゃうみたいー。頭が柔らかいからだろうねー♪」、「ってことで、もし答えられなかったら、シキちゃんは頭が固いってことになるねー?」と煽ったわけです。そう言われた志希ちゃんはカチーンと来て、意地になって"なぞなぞ"の答えを導き出そうとするわけです。「小学生に解ける"なぞなぞ"を自分が解けないわけがない」という意地ですねw
シナリオ上では「出会ったばかりでそんなに親しくもない人に対して、デタラメな"なぞなぞ"を出して煽ってくる人がいるとかさー?フツーは思わないじゃん…」と(内心で)志希ちゃんが愚痴るセリフなどもあるのですが、動画では時間の都合もありセリフを改変しました。当時の出来事は、いまだに志希ちゃんの中では「フレちゃんに乗せられて悔しい記憶」が残っている設定ですw
志希ちゃんは自分自身を天才と自認している分、自分の才能を試されるようなことを言われると意地になるところがあります(これはあくまでも作者の動画内での設定の話です)。第4話でエージェントに煽られたときの志希ちゃんの反応もまさにそれですw
本シリーズでは、シナリオ上の"敵"として、「宇宙人」と「"C国"」が登場します。"C国"は完全に"悪役"ですので、非常にイメージが悪いです。そのため、いくらフィクションとはいえ、実際の国名をそのまま使うのは遠慮しました。実在の国の方に迷惑をかける(可能性がある)のは作者として本意ではないため、最終的に"C国"という匿名の国にしました。実在の国とは関係ないということでどうかよろしくお願いします。
実はシナリオ上では、"C国"という表現に合わせて、こちらサイドは"J国"という表記にしていました。これなら統一感があったはずです。しかし、"J国"という表記で実際に動画化して試聴してみたところ、まったくピンと来なかったんです。ふわふわしていて、頭の中にスッと入ってこないというか…。端的に言えば「感情移入できない」のです。
"C国"は敵なので、ふわふわしていてもいいんです。感情移入する必要がないからです。"日本国"には感情移入していただきたいので、"J国"という表記だとダメだと判断しました。これはもう感覚的なものなので、「私が試聴した結果、そう感じた」というだけです😊。この結果を踏まえて、"J国"ではなく"日本国"という表記を採用しました。統一感がないのは承知の上で、「感情移入」という部分を優先した次第です。
ついでに言いますと、"日本国"という表記はしていますが、作者の世界観では"別の惑星"です。この星は地球ではないという設定です。「地球」を舞台にする場合、どうしても現実世界と比較してしまいますので、気になる人は細かいところまで気になると思うのです。常識では考えられないことが動画の中に出てきたとき、都合の悪いところを「フィクションです!」のひとことで強引に説明できないこともないのですが、気になる人は「(フィクションだとしても)設定が甘い」と感じてしまうかもしれません。しかし、「ここは地球じゃない他の星です」という舞台設定にしておけば、そもそも物理法則からして現実世界と違っていてもおかしくないですし、常識では考えられないことが出てきても「地球じゃないのなら仕方がない」と思っていただけるかな…と期待できるわけです。そもそもデレステでも「アイドルのファン数が数十億人」ということが起きてしまいますので、「地球じゃないどこかの星」と考えた方が自然だと思っています。
その考え方には同意します。実は「XX星人」という表現を考えてみたのですが、良い案を思いつかなかったために「宇宙人」という表記にした…というのが真実です。
ゴジラシリーズでは"X星人"という有名な宇宙人が登場しますよね。最初は、その"X星人"をそのまま使おうと考えたのですが、本動画は独自設定が色々とあるため、原作ゴジラシリーズから"X星人"という名前を拝借すると、おかしなことになります。
なので、次に考えたのが"X星人"を変形させた"Y星人"、"Z星人"という名前でした。実際に数年前に書いて保存していたシナリオ上は"Z星人"の名前で表記しています。ただ、動画化するにあたって再考してみると、"Z星人"は明らかに"X星人"のパクリで安直すぎますし、視聴者様の頭の中にも"X星人"のイメージがまず浮かんできて、余計な違和感を生み出しそうな気がしました。そのため、"Y星人"や"Z星人"もボツにしました。
次に、実在する天体系のそれっぽい名前(例えば、"アンドロメダ星人"とか"シリウス星人"とか)も当てはめてみたのですが、やはりしっくりこなくて違和感が…。いっそのこと特撮シリーズで有名なバルタン星人とかメフィラス星人とか連れてきてゴジラと戦わせるのも面白いかも?という考えも浮かびましたが、彼らは単体で強いのでシナリオのパワーバランス的におかしくなります。
考え続けた結果、最終的に「もう宇宙人でいいじゃん」と半ば投げやりになって、"宇宙人"という表記に統一しました。これが正解とは思いませんけど、個人的にはまあ妥協できるレベルだと考えています。そもそも、視聴者様も宇宙人の名前なんて興味ないですよね、きっと😅。
実際のシナリオ上では、宇宙人が侵略する背景や、侵略計画、実際の行動について細かく設定があり、"C国"の最高指導者とQ&A形式で会話しています。しかしながら『"C国"の最高指導者(顔も名前もないモブキャラ)』と、『ぽっと出の宇宙人』の会話を長々と動画で見たいですか?見たくないですよね😅。なので、動画ではこの辺りを丸ごとカットしています。
本動画に登場する宇宙人は高度な科学力を持っています。例えば「輸送船」は"ワープする"動作もあり、非常に高度な技術力があることが動画でも語られてますし、"C国"の護衛と宇宙人との戦闘で、銃弾をまったく受け付けない上に、何やら液状の物質を飛ばして相手を倒している描写がありますが、これは宇宙人の能力ではなく、液状の防護服を身に着けているのです。とんでもなく高度な科学力ですね。
では、なぜ高度な科学力を背景にして圧倒的な戦力で一気に侵略しないのか?と言うと、宇宙人の生来の気質によるものです。動画でも少し語りましたが、彼らの種族は"効率"を最重視します。「最小限の労力で最大の効果を得る」ことを高く評価する文化が根付いているのです。彼らは、この星の「一石二鳥」という言葉が好きですw
この辺りの設定は、こちらの「宇宙人の設定」のところにまとめて記載しましたので、興味がありましたらご覧になってみてください。本来は動画内で会話形式で説明する方が絶対にわかりやすいのですが、かわいいアイドルの会話ならともかく、"C国の最高指導者"と"宇宙人"の会話など誰も興味ないし見たくないはずなので、動画ではカットした次第です。
(答え)ご想像にお任せします😅。
実際には、動画内で語られている通り「少なくとも」数ヶ月は経過していることになりますが、意図的に"曖昧"にしています。"曖昧"にしておく最も大きな理由は、人類サイドの兵器開発の期間を"曖昧"にするためです。
最初にゴジラが出現してから二度目の出現までのあいだに、人類サイドでは「超兵器ゼロ」と「オキシジェン・デストロイヤー」という2つの強力な兵器の開発が進んでいます。こちらのQ&Aでも書いた通り、前提条件として「地球じゃない他の星です」という舞台設定にしていますので、最先端の技術を直接比較できない条件にはなっているのですが、そうだとしても「兵器の開発」に時間がかかるのは当然ですよね。じゃあ、どの程度の期間で、どの程度のモノができるのか?を考えたとき、視聴者の視点で「いくらなんでも現実的に(短期間で開発できるのは)おかしい」という感じで気になってしまうかもしれません。
これを避けるため、「少なくとも」数ヶ月という演出だけにとどめています。「地球じゃない他の星なので、技術力は不明」、「ゴジラが再び出現するまで、どのくらいの期間があったのかは不明」という感じで、2つの"曖昧"な要素があるので"具体的な期間は不明だが、兵器が開発できるくらいの期間だったんだな"と都合良く解釈していただければ…と期待した次第ですw
ちなみに「超兵器の開発」という観点で上記のように"曖昧"な期間を作り出したのですが、この設定により一番おかしくなるのは「インファント島に向かったメンバーの動向」です。「少なくとも」数ヶ月は経過しているのに、メンバーは何してるの?と思いますよねw。こちらのQ&Aにも書きましたが、一応、「南の島サバイバル旅」という企画をやっていて、学生組は休学している…という設定になっています。実際のシナリオ上では、インファント島に向かった6人組は、モスラが眠っている場所を求めて各地をさまよい、現地のモンスター達とバトルをしたり、事件に巻き込まれたりして非常に苦労します。携帯電話が使えない地域にいますが、「時間はかかるものの郵便物はなんとか届く」という設定のため、日本側から時々救援物資が届き、サバイバル生活ではありながらも何とか最低限の生活水準は保っているようですw
おそらく本来はそうあるべきなのだと思います。
バックアップ回線としてスマホを使用することは有り得るとしても、本来、国防のための特殊任務ですので、どんな状況でも美穂ちゃんと連絡を取れるようにしておくことが正しいでしょう。ましてや彼女は「人類の切り札」とまで期待されているわけですし、確実な連絡手段を準備することは必須です。
じゃあ、なんでそれを動画内で演出しなかったのか?という話なのですが、答えは単純で「作者がそんな特殊な無線機器の知識に乏しいから」です。見たこともないですし、Webで検索しても見つかりません。なんとなく(例えば)警察無線のようなものはイメージできますが、適当な無線機器を動画内に出してしまうと、その方面に詳しい方が見たら「なんやこれ!?」となるかもしれませんし、一般の人が見ても「この変な機器は何だ?」と思うでしょう。
そんなところに神経を使って演出しても、そもそも演出の意図をわかってもらえる確率が低そうだと考えたわけです。だったら、皆さんご存知のスマホを用いた方が単純明快でわかりやすいですし、響子ちゃん、仁奈ちゃんも一緒にいる状態で「変な無線機器を取り出す」より「スマホを取り出す」方が3人の会話がスムーズになりますので、投稿した動画のようになった次第です。
ちなみに第8話の美穂ちゃんが電話に出る場面、個人的にはすごくこだわって演出したのですけど、伝わったでしょうか😅 事前に仁奈ちゃん、響子ちゃんの会話で「もうすぐゴジラが現れる状況」だとインプットされた後、政府からの連絡が来て、美穂ちゃんは直感的に「ゴジラが現れたんだ」と悟ります。ラドンが不在の状況で政府の電話に出る意味があるか?電話に気づかないふりをして無視するか?美穂ちゃんは内心で迷います(ここにも書きましたが、元のシナリオでは、美穂ちゃんは「逃げ出したい」という気持ちもありました。そのため電話に出るのもかなり迷ったのです)。響子ちゃんから「電話、出ないんですか?」と言われ、ついに意を決してスマホの画面をタップするわけですが、スマホが鳴動してから美穂ちゃんが電話に出るまでの「間」を、どうしても動画内で演出したかったのです。話の本筋とはまったく関係ない演出であり、この部分がなくても何の影響もないのですけど、ここは作者としてすごくこだわった演出です。視聴者の皆様に美穂ちゃんの心情を想像していただき、「電話に出るのか、出ないのか」という彼女の迷い、緊張感が少しでも伝わったらとても嬉しいです。
これは動画内では時間の都合でカットしたのですが、設定上、志希ちゃんのラボは「隠し部屋」になっているのです。演出でそれを視覚的に見せられればわかりやすかったと思いますが、かなり大変そうなので省略しました。
シリーズが異なりますが、「リトル・アイドル」シリーズの第7話「天才ロボ少女 vs. リトル熱血乙女♪」で、池袋晶葉ちゃんのラボも隠し部屋になっています。ご参考までに。
志希ちゃんのラボの場所を正確に知っている人間は何人かいますが、知らない人はまったく知らないという設定です。事務所の関係者でも志希ちゃんのラボの場所を知っている人は少ないのです。もう少し細かい設定を言うと、普段は外から見ると「掃除用具入れ」に見えるように擬態しています。その中にロッカーがあり、そのロッカーの扉を開けると奥に隠し部屋=志希ちゃんのラボがあるという設定です(ちなみに志希ちゃんは、自分がラボにいるときは誰かが勝手に入ってきても気にしないので、そのロッカーの扉を開けっ放しにしているという設定です)。第4話で志希ちゃんのラボを訪問したエージェント達の場合、こちらにも書いた通り、志希ちゃんのプロデューサーから情報を聞いてラボの場所を認識しました。
まあ、こんな感じですので、"C国"サイドとしては「オキシジェン・デストロイヤー」が事務所にあることは把握したのですが、志希ちゃんのラボの場所までは正確に特定できていませんでした。事務所の関係者にも少し聞き込みをしたのですが、「外部の人間が志希ちゃんのラボの場所を聞く」のは "どう考えても怪しい" ですから、あまり踏み込んだ調査ができなかったのです。結局、"C国"サイドは強行突破することを決断し、事務所を襲撃してその場で志希ちゃんのラボの場所を関係者から聞き出すことにしました。…が、前述のような事情で、事務所の関係者でも知っている人間が少ないため、彼らは予想外に苦戦することになります。
ちなみに動画ではカットしたのですが、"C国"の最高指導者(宇宙人と会話した人物)は、"宇宙人が警戒するほどの兵器"である「オキシジェン・デストロイヤー」を自分のものにしようと画策しています。国際社会で優位に立つための材料の一つになると考えたわけです。志希ちゃんを生かしたままで自国に拉致して働かせ、"C国"のために「オキシジェン・デストロイヤー」を増産させるつもりでした。"C国"の最高指導者は、「オキシジェン・デストロイヤー」の性能・使い勝手によっては、あわよくば宇宙人をも排除してやろうという野望を持っていました。
動画内での"C国"の工作員は「任務をサボって女の子に手を出す」、「ターゲットを見つけたのに仲間に連絡しない」といった行動を取り、"練度も士気も低い"ことが読み取れますよね。
設定の話をしますと、"C国"の工作員は2種類に分かれています。
1つは"練度の高いエリート集団"でして、彼らは特殊任務をすべく訓練されており、重火器で武装して事務所の1階とその周辺を固め、対警察、対自衛隊との戦闘を任されています。ホンモノの特殊部隊です。
もう1つは"練度の低い下っ端集団"で、彼らは軍人ではなく、普段の主な任務はいわゆる"スパイ"です。組織に属してはいますが、普段は組織的な行動をせず自分の任務だけを単独でこなしています。「オキシジェン・デストロイヤー」を奪うために、下っ端たちにも集合がかけられ任務を指示されましたが、軍隊のような規律があるわけでもなく、チームで行動する訓練もあまりしていません。第9話の動画内で各フロアをまわっているのは、この下っ端たちの集団です。そのため練度も士気も低く、"雑"な行動を取るわけです。
各フロアをまわる下っ端工作員たちは2人1組でチームを組み、「探索した部屋」は入り口のところに目印をつけて次の部屋に移動するルールでした。彼らは目印のついていない部屋を順番に探索し、フロアを全部まわったら次のフロアに移動します。このような「地味で簡単で、ただただ体力を消耗する作戦」ですので、下っ端たちがやらされることになったのですが、襲撃のターゲットである事務所の規模が大きくフロア数も多いために、多くの人員を投入することになりました。その結果、逆に任務をサボってもあまり目立たなくなりました。"成功報酬"が欲しいチームは頑張るでしょうが、"成功報酬"にあまり興味を示さない「やる気のないチーム」もあるわけですねw
ちなみに工作員たちが「あまり発砲しない」のは、アイドル達に遠慮したというより、単に"弾がもったいないから"です。事務所にはたくさんの人間がいますので、それを皆殺しにしていては銃弾が足りません。効率が良いのは「銃で脅して、おとなしくさせる」ことです。工作員たちは、このことを頭の片隅に置いて行動しているわけです。実際には撃たれた人が何人もいて、実はシナリオ上では「武内P」も(アイドル達をかばって)撃たれるのですが、動画では尺の都合でカットしました。
こちらに書いた通り、事務所内に突入した"C国"の工作員は2人1組で行動していますが、全体で何人いるのかは設定上でも決めていません、相当な多人数がこの作戦に加わっているものと思われます。
"C国"の工作員たちの組織階層を言うと、「事務所の周辺を取り囲む重火器武装チーム」と、「1階でエレベーターと階段付近を固めているチーム」は"練度が高いエリートたち"です。一方、第9話に登場する「各フロアをまわる」工作員たちは、いわゆる"下っ端"でして、練度も士気も低いチームです。それゆえに第9話のようなレベルの低い行動を取ったわけですねw
事務所内に突入した2人1組の軽武装チーム(各フロアを探索する役割=練度の低い下っ端たち)とは別に、重火器武装チーム(対警察、対自衛隊と戦闘する役割=練度の高いエリートたち)がいるわけですが、仮に警察を呼ばれたとしても、この重火器武装チームの圧倒的な火力により、通常の警察レベルでは太刀打ちできません。
時間が経過すると、"C国"の武装集団の火力がヤバいことに気づいて、最終的には重武装した警官隊が出てくるでしょうし、状況によっては自衛隊が出てくる可能性もありますが、"C国"の武装集団はロケットランチャーまで持っていますので簡単には攻略できませんし、何より「事務所の中の人たち」が人質になっている形ですので火力で圧倒すればいいという単純な状況でもありません。少なくとも短時間で"C国"の工作員を排除するのは相当難しい条件です。
そして第8話のラストの部分で、"C国"の最高指導者が「時間内に終わらせろ」と指示している場面、実はそれなりに意味があります。工作員たちが事務所を襲撃した時点から2時間後、宇宙人が例の「宇宙最強の生体兵器」を使って東京を襲撃する計画になっていたのです。つまり工作員たちにとっては、重武装の警官隊が来ようが自衛隊が来ようが、最悪(人質を盾にして)2時間粘れば、その後は「宇宙最強の生体兵器」が東京で暴れて大混乱になりますので、「警察も自衛隊も、こちらに構ってる場合じゃなくなるはず」…という想定なのです。
余談ですが、第9話の動画内で、「スマホがずっと圏外になっている」ことを一ノ瀬志希ちゃんが示唆しています。工作員たちは妨害電波を発する機器を有しており、事務所周辺ではスマホが使えない状態になっているのです。そのため警察への連絡もかなり遅れます(実はこの妨害電波を発する機器、宇宙人が技術支援したという設定です)。また、動画内では出てきませんが、固定電話も通じなくなっています。これは"C国"の工作によるものですね。
この答えは簡単です。突入した直後、受付のお姉さんを脅して「すべての部屋に入れる権限を付与したセキュリティカード」を人数分、準備させたのです。あんな武装集団に囲まれて銃を突きつけられたら、誰だって逆らえませんよね。
ちなみに受付のところには守衛さんも数名いましたが、そもそも"日本国"の守衛さんは武器を持っていませんし(せいぜい警棒くらい?)、多勢に無勢ですし、抵抗することは不可能です。工作員が突入した時に(銃が本物であることを見せつける意味も含めて)守衛さんは撃たれてしまいました。受付のお姉さんはその様子を見て泣きながら工作員たちの言うことに従った…というのが元のシナリオでした。
第9話の動画内で自衛官がチラッと語っている通り、「時間がないので仕方なく乗せた」という状況でした。
動画では時間の都合上カットした部分なのですが、シナリオの概略はこんな感じです→自衛隊のヘリが到着し、事務所で待っていた美穂ちゃんを乗せようとしたところ、響子ちゃんがズイッと前面に出てきて「私も一緒に乗せてくださいっ!」と強硬に主張しました。当然、自衛官は拒否し、美穂ちゃんだけを連れて行こうとしますが、ここで美穂ちゃん本人が「3人一緒じゃなければ、私は乗りません」と(ビクビクしながら)主張し、しばらく「自衛官」vs.「美穂ちゃん&響子ちゃん」の間で押し問答になります(仁奈ちゃんはキョロキョロしながら様子を見ています)。
しかし自衛官たちにとっては、急いで美穂ちゃんを現場に運ぶのが任務です。時間が限られており、議論している余裕はありません。ラチがあかない状況に苛立った自衛官たちは「反抗する響子ちゃんを排除し、強制的に美穂ちゃんだけを連れていく」こと(ほとんど拉致)も考えました。しかし"人類の切り札"と期待するラドンは「美穂ちゃん個人の善意」で協力してもらっているので、そんな強硬手段に出て美穂ちゃんの機嫌を損ねてしまうと、それこそ元も子もないのです。そのため最終的に、自衛官たちは「仕方なく」3人をヘリに乗せ、移動中の時間を利用してヘリの中で彼女たちの説得を続けることにしたわけです。
ちなみに自衛隊サイドは「現時点でラドンが不在」であることは承知の上で、とにかく美穂ちゃんに現場へ来てもらう方針でした。ラドンがいつ戻ってくるか不明ですが、もし戻ってきたときに美穂ちゃんが現場にいないと話が始まりませんので、美穂ちゃんを現場に連れていき、そこでスタンバイしてもらって、ラドンの出現を待つつもりだったのです。
第9話の動画内で少しだけ語っていますが、尺の都合により少々カットしすぎたため補足します。
自衛隊としては本来、ゴジラが上陸する前に撃退するのが理想です。しかし第2話で陸+空から火力を集中させてもゴジラを倒せなかったのですから、海上・水中戦では(空からの援護があったとしても)まず倒せません。ゴジラが水中にいる分、どうしても火力が低下するからです。
そのとき、美穂ちゃんたちから「ゴジラは原発を目指すはずだ」というヒントを聞き、自衛隊内部で検証してみたところ、前回のゴジラが上陸して一直線に原発に向かっていたらしいことがわかり、さらに今回のゴジラもどうやら原発に真っ直ぐ向かっているっぽいという推測に至りました。
そして自衛隊ではゴジラ対策のために「新兵器」を開発していたのですが、この「新兵器」というのが、高火力を期待できるものの、エネルギー源が課題でした。火力が高すぎて、数発撃ったらすぐにエネルギー切れになるのです。解決するためには小型原子炉を積むしかないのですが、そもそもの話としてゴジラに破壊されたとき"原子炉が爆発"すると余計に被害が大きくなります。そのため、原子炉を積んだ状態で戦場に持っていくことに反対意見が強かったのです。しかし小型原子炉を積まない場合、バッテリー方式にして数発撃ってエネルギー切れになる問題が残ります。
ところが、ゴジラが「原発を目指している」という前提で考えたとき、「新兵器」にケーブルを取り付け、変圧器を準備すれば、原発から直接エネルギーを供給できるのではないか?というアイディアが出てきたわけです。こうすれば「新兵器」のエネルギー問題は解決されます。
もちろん原発の付近で戦う場合、万一ゴジラに突破されたら原発が破壊されますので危険なのですが、自衛隊はもうわかってしまったのです。通常兵器の火力ではゴジラを止めることはできない…と。少なくとも、ゴジラ対策用に開発した「新兵器」の火力はまだ試しておらず、ゴジラを倒せる可能性があります。それなら「新兵器」がゴジラに通用する可能性に賭けて、全戦力を原発付近に集めて一気に火力を集中させた方が良い、という判断になりました。
もちろん、この作戦には反対意見もありました。「新兵器」の可能性に賭けるのはいいとしても、そもそもゴジラが本当に原発に向かうという保証はありませんし、原発付近で戦うとすると周辺住民の避難やら補償やら多くの問題が出てきます。しかし、結局はその作戦で行くことになりました。なにしろリアルタイムで自衛隊の戦力がゴジラによって削られ、多くの人命が失われていくわけですから「通常兵器による攻撃は効かない」とわかっていながら自衛隊員に特攻させていいのか?という意見が時間と共に強くなっていき、各個撃破されるよりは原発付近に戦力を集めて決戦すべし!という意見に集約されていきました。まあ、「他に有効な手がなかった(思いつかなかった)」とも言えます。
第10話では、拓海ちゃん、雪美ちゃん、楓さん、亜季ちゃん、有香ちゃんが助っ人として登場しています。彼女たちは「最初は工作員の襲撃を知らなかったものの、後で異変に気づいて行動した」ことになります。その際、当然フロアを歩き回っていますよね(警戒しながらでしょうけど)。
こちらとこちらにも書いた通り、大きな事務所を限られた人数の工作員たちで周回していますので、「工作員の目が届かない」ところはたくさん出てきます。工作員たちは「志希ちゃんの顔写真」を見せて聞き込みをしながら探っていますが、こちらに書いた通り、実は志希ちゃんのラボは隠し部屋で、正確な場所を知っている人間は限られているため、なかなか見つけられません。チェックした部屋にはマーキングをして次の部屋に移動します。アイドルたちは、その隙をついて動き回ることが可能なのです。
また工作員たちも、フロアを歩き回る事務所の人間を見かけたとしても、ほとんど気にしません。弾薬に限りがあり、見かけた全員を撃っていたらすぐ弾切れになってしまうからです。せいぜい脅しの意味で発砲するくらいでしょう。そもそも事前に事務所の通信手段はすべて封じていますので、警察に連絡される心配がなく、仮に警察に連絡が届いたとしても事務所周辺は重武装チームが守っており、そう簡単に突破されることはないという条件です。工作員たちは警察を気にしないため、事務所の人間に目撃されても口封じをする必要がありません。そのため事務所のフロアを動き回る人がいても、基本的にはイチイチ構っておられず、無視するのです。
第10話の向井拓海ちゃんと佐城雪美ちゃんが助っ人として現れた場面ですが、あの位置からは部屋のドアが丸見えで見通しが良いので、いくら工作員が油断していたとはいえ、彼女たちが部屋に入り込んできたら、さすがに気づくと思われますよね。
答えは簡単で、単に「別の出入り口があった」というだけです。動画内では演出していませんが、要するにそういう設定です。軽く流してくださいw
ちなみに、拓海ちゃんと雪美ちゃんは最初、正面のドアから侵入しようとしたのですが、中の様子を知っているヒョウくんが止めて、別の出入り口に誘導した…という妄想をしています☺。私はヒョウくんのファンなので、彼が活躍する場面をどうしても盛り込みたかった次第です。
第9話で、自衛官が語った通りです。「美穂ちゃんのサポート役として必要」という主旨で"上"に説明し、許可を得ました。元々、政府&自衛隊は「美穂ちゃんとラドン」を"人類の切り札"と期待していました。これは動画でもご覧いただいたかと思います。10話時点ではラドンは行方不明で、美穂ちゃんは戦力になっていませんが、それでも「ラドンが再び現れる」ことを期待しています。政府&自衛隊サイドとしては「小日向さんのコンディションを整えることが最優先」という基本方針があり、最初から一貫してその方針で行動しているのです。
もちろん彼らの内部でも、未成年の女の子たちを危険な戦場に連れていくことに反対意見はありました。特に仁奈ちゃんは小学生ですので、反対意見が続出します。ですが結局、こちらにも書いた通り、美穂ちゃんの機嫌を損ねて、へそを曲げられたら困る…という問題があり、さらには「ゴジラが原発を目指して進んでいる」ことがどうやら本当らしい…とわかってきて、"仁奈ちゃんの能力(ゴジラの考えていることがわかる能力)"もホンモノではないか?という意見もチラホラ出てきたため、議論が紛糾します。
彼らが議論した結果、最終的に「ひとまず、響子ちゃんと仁奈ちゃんの同行を許可し、3人一緒に行動することは認める」ことになりました。ただし「ラドンが不在の間は、3人を乗せたヘリは現場に近づかず、距離を保って周辺をウロウロさせて様子を見る」という隠れた条件がつけられました。ラドン不在だと美穂ちゃんたちは戦力にはなりませんので、"現場"に連れていく意味がありません。ですので、"現場"に行かず周辺をウロウロしながら"ラドンを待つ"方針となりました。少なくとも"ラドン待ち"の間は危険な場所に近づかないわけですから、幼い仁奈ちゃんが同行しても問題ないだろう、という結論だったのです。この後、本当にラドンが出現したら、そのときの状況によって再度、響子ちゃんと仁奈ちゃんの同行について議論することになりました。
ちなみに政府&自衛隊の中には「"仁奈ちゃんの能力"がホンモノかどうか、もう少し試してみよう」と考えた人が何人かいて、それも仁奈ちゃんを同行させた理由の一つになったのですが、後にこのことを仁奈ちゃんに見透かされてしまい、ややこしい事態を引き起こします。第12話で出てきますので、こちらもご覧になってみてください。
こちらとこちらにも書いた通り、"C国"の工作員はそれなりの人数が投入されています。第11話でエージェントが突入してきて、何となく解決したっぽい雰囲気で、この襲撃事件は幕を閉じますが、"人質とか取られたらどうすんの!?"って思いますし、そう簡単には排除できない気がしますよね。
動画では大幅にカットしましたが、本当はもう少し話があります。実は志希ちゃんの周辺を監視・警護するために、この事務所に2人のエージェントが送り込まれ、アイドルとして活動していました。そのアイドル2人が誰なのかは、あえて名前は伏せますのでご自由に想像してくださいw
この2人組は政府のエージェントであることを隠してアイドルをやっていたという設定で、今回の襲撃事件に遭遇して異変に気づき、「事務所の内部から"C国"の工作員を排除する」ために行動します。彼女たちの活躍によって比較的、短時間で制圧できたのです。
じゃあ、なんでこの2人は志希ちゃん本人を守っていないの?という話なのですが、それは単純に2人の失態です。実は彼女たちは数ヶ月の間にアイドル業にのめり込んでしまい、エージェントが本業なのに、そちらがおろそかになっていました。彼女たちも"日本国"の人間ですので「平和ボケ」していて、まさか事務所に白昼堂々、工作員が武装して襲撃してくるとは想像もしていなかったのです。もちろんこれは失態なのですが、元々優秀な2人は失敗を引きずることなく、スパッと気持ちを切り替えて任務を遂行します。
"C国"の工作員が「オキシジェン・デストロイヤー」と「志希ちゃん本人」をターゲットにしていることを把握し、それなら「(志希ちゃんの)命の危険はない」と冷静に判断して、「志希ちゃん一人を守る」よりも「外にいる部隊と連携して事務所全体を制圧する」ことを優先しました。この2人が"C国"の襲撃を想像していなかったのと同じように、"C国"側も「手練れのエージェントが事務所内にいる」とは想像もしていませんでした。この2人の迅速な行動により完全に不意を突いた形となり、"C国"側は次々と各個撃破されてしまうのでした。
シナリオ上は、仲良しの池袋晶葉ちゃんに頼んで志希ちゃんのガスを部屋に充満させる仕組みを作ったという設定です。単純に換気扇を利用したものです。ただし、そこまで詳しい仕組み(構造)は考えていません。細かいことを言うと、シナリオ上では壁のスイッチではなく「志希ちゃんがPCを操作してガスのスイッチをONにする」形式でした。動画化するときに、PCの操作ではなく壁のスイッチを押す形にしたのですが、その方が視覚的にわかりやすいと思ったからです。
ちなみに動画では他にもスイッチがありますが、右側にあるのは部屋の電気のスイッチ、左側の上にあるのは普通の換気扇のスイッチです。換気扇のスイッチがONの状態のときに、左側の下のスイッチを押すと「換気扇の"給気口"(新鮮な空気を取り込む経路)」が切り替わる仕組みです。通常の換気扇の給気口は外につながっていて新鮮な空気を取り込みますが、志希ちゃんのガスのスイッチをONにすると、この「外につながっている(通常の)給気口」が閉じ、変わりに「ガスを溜め込んでいる給気口」が開いて、ガスを室内に送り込むのです。
現実的には、ガスを吸ってこれほど鮮やかに敵が倒れるというのは難しいと思われます。毒ガスで人間に影響を与えるにしても、時間がかかる(数十分くらい?)はずです。ただ、そこは「天才・志希ちゃんが調合したガスですから!それはもう言うまでもなくすごいんです!」という"説得力抜群の言い訳"を使わせていただきます😅
- QA-39: なんで志希ちゃんは敵が倒れる前に挑発しちゃったの?(第11話)
第11話で志希ちゃんの秘策により見事に工作員を撃退しました。この場面、そのままおとなしくしていればやがて敵は動けなくなるのがわかっているわけです。しかし、なぜか志希ちゃんは敵が倒れる前に挑発行為をして怒らせ、首根っこを掴まれて壁に叩きつけられてしまいました。ちょっと割に合わない感じがしますよね。
頭が良い志希ちゃんがなぜそんな行動に出たのか?その答えは「志希ちゃんのプライド」です。
もちろん志希ちゃんは、おとなしくしていればそのうち敵がガスを吸い込んで倒れることを理解しています。しかし彼女は許せなかったんですね。銃を突きつけて、何度も脅されて、腸が煮えくり返っていたのです。志希ちゃんは良くも悪くもプライドが高い子なので、身の安全を確保するためとはいえ、上から目線で自分に命令し、暴力をチラつかせてイキっている工作員たちの言うことを聞く(聞くふりをする)のはものすごいストレスだし、屈辱でした。そのままおとなしくしておいて、敵が倒れた後で好きなだけ殴ったり蹴ったりして鬱憤を晴らせばいいじゃん、という気もしますが、それは志希ちゃんのプライドが許さなかったのです。実際、敵が倒れた後は、志希ちゃんは手を出していません。動けない相手に暴力を振るうのは彼女の趣味ではないからです。
つまり志希ちゃんは、ガスを吸って敵が倒れる前に、敵の意識があるうちに「今までの鬱憤を晴らしたかった」のですね。どうしても言い返したかったし、敵が倒れる前に「最後に勝ったのは、あたし!」だということを見せつけたかったんです。だからあのように挑発して敵を怒らせたわけです。
敵に首根っこを掴まれて壁に叩きつけられるダメージを負いましたが、その程度は志希ちゃんの想定内でした。動画内だと、あのまま何発か殴られる可能性もありそうでしたが、そこはちゃんと考えています、何しろ志希ちゃんは天才ですから🌝。このとき敵の目を見て、すでに黄疸症状が出ていることを確認した上で挑発しました。つまり、敵はすでに力が入らない状態だと見抜いていたので、仮に殴りかかられても、手でガードすれば十分にダメージを軽減できるという計算をしていたのです。
第4話で登場したサングラスをかけたエージェントくんが第11話で再登場し、志希ちゃんとの会話でちょっと間抜けな姿を晒しました。なお、下品な下ネタを繰り出してしまい、志希ちゃんのPさん、志希ちゃん好きの方には大変申し訳ございませんでした🙇
さて、クールに見える彼はいったいなぜあのような奇行に走ったのでしょうか。実は動画ではカットしていますが、第4話以降、彼は志希ちゃんと何度か会話をする場面があったのです。初対面のときはこちらに書いたように、志希ちゃんのプロデューサーからアドバイスをもらい、志希ちゃんを煽って、まんまと「オキシジェン・デストロイヤー」の研究に同意させた彼ですが、志希ちゃんはこのときのやり取りを根に持っており、その後の会話で事あるごとにエージェントくんをコテンパンにやり込めていました。何しろ天才・志希ちゃんですから頭の回転が違います。彼女がその気になればエージェントくんが会話のやり取りで勝てるわけもなく、毎回のように言い負かされて志希ちゃんに笑われていました。まあ志希ちゃんは「キョーミない人」に対してはそっけないタイプだと思いますので、毎回、彼をいじって笑っていたのは、なんだかんだ彼を気に入っていたのでしょう(オモチャ的な意味で)。
このような背景があり、第11話につながります。エージェントくんは「志希ちゃんのガス」の意味を勝手に勘違いしました。そのとき彼は思ったのです。毎回やり込められている志希ちゃんに反撃するチャンスだと。それに加えて、彼なりの気遣いもありました。これから「ゴジラのいる危険な現場に向かう」予定でしたので、志希ちゃんがナーバスになることも予想していたのです。"ガス"ネタで志希ちゃんをからかって、彼女を恥ずかしがらせて、最後は大笑いしてお互いにリラックスする…。そうすれば、志希ちゃんにやり込められた分を仕返しできるし、志希ちゃんにとっても、これから"戦場"に向かう緊張感がいくらか軽減されるんじゃないかという期待をしていたわけです。
ですがその結果、"志希ちゃんのガス"を目いっぱい吸い込んだエージェントくんは完全に動けなくなり、志希ちゃんに「バカなの!?」と突っ込まれて終わります。まあ、「志希ちゃんがリラックスする効果」については彼の期待以上だったかもしれませんね😅
第11話にて、メーサー砲2種類(92式メーサータンク、93式ツインメーサー)が登場し、ケーブルをつないで"原発"からエネルギーを供給する、という作戦が語られています。こんなことが可能なのでしょうか?
…厳密に言えば、できるのかどうか知りません😅ただ、理論上はできるはずです。動画内でも数秒だけ出てきますが「移動式変電所(を搭載した車)」を導入していまして、ケーブルをつないで、この変圧器を介して給電させることで、原発のエネルギーをメーサー砲に転用できるという設定です。これを実現するため、自衛隊の施設部隊だけでなく民間の電力会社にも支援を依頼し、超特急で作業を完了させました。この辺りの話は、こちらにも少し書いていますので合わせてご覧ください。
第9話のラストの場面で語られたのは、ゴジラと距離を取って安全を確保しながら、できる限りゴジラの上陸を妨害して時間を稼いでいる間に、この電源供給のための工事を完了させ、現存するすべてのメーサー砲を"原発付近"に集めてゴジラを待ち受け、一斉攻撃をする作戦でした。そして第11話でゴジラと全面対決したわけです。
ものすごく端的に言ってしまうと、仁奈ちゃんは「何かに取り憑かれている」状態だと思っていただければわかりやすいと思います。「QA-15: 仁奈ちゃんの頭の中で聞こえた"声"って何?(第5話)」も合わせてご覧ください。
動画の中では一切触れませんが、設定上、"神様"と呼ぶべき存在がいます。仁奈ちゃんは、その"神様"に目をつけられて「頭の中で誰かの声が聞こえる」状態になっています。この星の住人の中で、"最もゴジラと波長が合う"人物として、仁奈ちゃんが見つかってしまったわけです。(ちなみに余談ですが、設定上、この星で2番目にゴジラと波長が合う人物は藍子ちゃんということになっていますw藍子ちゃんも、何となくゴジラと話ができそうな気がしませんか?)
仁奈ちゃんは「頭の中で聞こえてくる声が誰の声なのか」は良くわかっていませんが、何しろ"神様"の呼びかけですので、とんでもなく心に響くのです。幼い仁奈ちゃんも、「この声はただごとではない」と理解しており、第1話でも語っていたように「これは生命より大事なことでごぜーます!」と感じているのです。
仁奈ちゃんはまだ幼く、おねーさんたちと比べて感情のコントロールが未成熟ですので、思っていることを(ある意味子供らしく)そのまま口に出します。何しろ"神様"の呼びかけは強烈ですから。そして仁奈ちゃん自身、第2話でゴジラに接近して、「ゴジラのきもち」を強く感じ取った結果、「そんなに悪いやつじゃねーです!」と認識し、さらには自分の波長とすごく合うことを確認して、「話をすれば友達になれる」という感覚を持つに至りました。
そんな経緯があり、仁奈ちゃんは「自分と友達になれそうな存在」としてゴジラを認識しているため、おねーさんたちとの話し合いのときや、自衛隊のヘリに乗っているとき、ゴジラを攻撃する話が出ると、過敏に反応するようになってしまいました。仁奈ちゃんとしては、もうほとんど「自分の友達を攻撃される」ような気持ちになっていますので、反発してしまうわけです。
第1話からゴジラに異常な執着を見せ、第5話ではゴジラを擁護し、ゴジラへの攻撃に拒絶反応を示していた仁奈ちゃん。ところどころで不穏な空気を醸し出していましたが、ついに第12話で発火し、爆発しました。美穂ちゃんとしても、仁奈ちゃんが「ゴジラを攻撃しないで欲しい」と自衛隊に訴えるのは、(ギョッとしましたが)まあ想定範囲でした。しかし、まさか第12話のように、あからさまに反旗を翻すとは思っていなかったのです。
まず「仁奈ちゃんがゴジラを擁護すること」について、美穂ちゃんたちは早い時期から知っていたはずなのに、なぜ何も対処しないままだったのか?-これは第9話で美穂ちゃんが少し語っていたように、「あえて触れないようにしていた」というのが実情です。要は仁奈ちゃんが相手だったからこそ、みんな遠慮して何も言えなかったのです。子供の言うことに、「それは間違ってる」とか正論をぶつけて泣かせるのは、ちょっと気が引けちゃいますよね。
美穂ちゃんは第8話で「仁奈ちゃんを一緒に連れていく」ことを決断したわけですが、どんなことを考えていたか?-そのとき美穂ちゃんはラドンが不在の状況に不安を感じて精神的に追い詰められ、響子ちゃんに支えられて、ひとまず落ち着きを取り戻したのですが「本当にラドン不在のままで自衛隊に同行していいのか?」と心配していました。そのタイミングで仁奈ちゃんが「仁奈も連れていってくだせー!」と叫んたので、美穂ちゃんはふと思ったのです。「最悪、ラドンが来なくても、仁奈ちゃんがいればかなり役に立つのでは…?」と。
第12話で仁奈ちゃんに問い詰められた場面、「仁奈ちゃんを利用する」という言い方は良くないとしても、仁奈ちゃんの能力をあてにしてゴジラを撃退しようと考えたことは概ね事実であり、美穂ちゃんはそのことを正直に認めました。ただし美穂ちゃん自身の名誉のために言いますと、そのとき彼女に「私情」はまったくなくて、「100%みんなのために、多くの生命を守るために」仁奈ちゃんが役に立つと思って連れていくことにしたのです。それで美穂ちゃんが責められるのはちょっとかわいそうですね。実を言うとこの場面、元のシナリオではもっと踏み込んだ話になっていて、美穂ちゃんはかなり落ち込む(もっと言うと、色々な感情に堪えきれなくなって涙を流してしまう)のですが、そのまま動画化するとちょっとエグすぎて「美穂ちゃん大好き人間の作者(私)自身がつらくなる」ので、色々とセリフをカット&加工して、全体的に"マイルド"にしました。あの場面は、美穂ちゃん&響子ちゃんと仁奈ちゃんの間に亀裂が入ったことが伝われば十分ですよね…。必要以上にアイドルを曇らせるのは良くないです…。
第12話にて、宇宙人が独り言を語り、「ゴジラ」、「ラドン」、「オキシジェン・デストロイヤー」が茨城に集まり、潰し合いをすることが予想されています。宇宙人はそれを歓迎しており、普通に考えれば「高みの見物」をして、"潰し合いの結果を見届けてから、その後で東京を攻撃する"方が「効率が良い」のでは?と思いますよね。
この状況、宇宙人の視点で見てみると以下のようになります。実は宇宙人としては「今日この日に、オキシジェン・デストロイヤーを強奪し、さらに宇宙最強の生体兵器を使って東京を襲撃する」という計画を考えていて、その通りに実行しただけなのです。ところがその日にたまたま「ゴジラが出現」して、続けて「ラドンも現れた」わけです。ゴジラとラドンの存在は認識していたものの、数ヶ月、姿を消していて、まさかこの日に現れるとは、宇宙人としても予想外だったわけです。
ゴジラとラドンの出現が予想外だったとしても、ひとまず計画を延期して、ゴジラvs.ラドン(+オキシジェン・デストロイヤー)の潰し合いの結果を見届ければいいんじゃないの?と思ってしまいますが、宇宙人にはその選択肢はなかったのです。なぜかというと、こちらの「宇宙人の設定」のところにも記載していますが、元々、ゴジラとラドンの存在を想定していなかった宇宙人は、彼らの本国(母星)に対して、ゴジラとラドンのことを報告しませんでした。自分たちの調査不足が露呈し、責任問題になるため、黙っていたわけです。
このような背景があって、「この日、東京を攻撃する」と本国(母星)に報告済みだった宇宙人たちは、今さら「攻撃を延期する」と言い出せませんでした。延期する理由を説明できませんし、彼らは「効率を重視する」文化のため、「計画の延期」→「再度、計画を検討してやり直す」という行為自体、非常にハードルが高い(よろしくない)からです。そのため宇宙人は、茨城の「潰し合い」の結果を見届けたい気持ちはありながらも、当初の計画通り東京を襲撃しました。
なお、宇宙人としては「ゴジラ」、「ラドン」、「オキシジェン・デストロイヤー」に対して、"警戒"はしているものの、特別に恐れているわけではありません。彼らの高度なシミュレーションの結果、危険因子としてこれらの名前が出てきたわけですが、その危険度は低く、これらが最大限計画の障害になったとしても成功率は99%であり、たかだか1%のリスクをそれほど恐れることはないと考えていたのです。1%のリスクを恐れて99%成功する計画をわざわざ延期する必要はない、という判断ですね。この辺りの細かい設定は(さして重要ではないので)動画ではカットしています。実際のところ、彼らの高度なシミュレーションは正確です。ただし、「インプットされるべき情報」が足りていないため、正しい結果を導き出せていないのです。後々出てくる"さらなる想定外"の要素によって、戦況が大きく変わることになります🌝
第12話のラストで登場した「宇宙最強の生物兵器」こと金色の三つ首龍が、空中に突然、現れたような演出になっていますが、これは宇宙人のワープ機能を使ったのです。
宇宙人たちは、この星では "C国"を拠点にしています。そこから"日本国"に移動するまで、それなりに時間がかかりますよね。こちらにも書いていますが、彼らの種族の文化として"効率"を最重視します。単に"移動"だけで時間を消費するのは効率が悪く、彼らはそういうのが大嫌いな種族ですので、移動時間を最短にすることを考えます。そのため、彼らの持っている優れた科学力の一つ、ワープ機能を使いました。第7話でも、彼らの輸送船がワープしてきたことを示唆しています。
ちなみに余談ですが、この場面、作者お気に入りのゴジラシリーズの映画『三大怪獣 地球最大の決戦』で、キングギドラが炎の中から現れる、あの素晴らしい演出をなんとか再現してみようと思って試行錯誤して、最終的にこの程度のしょっぱいものしかできなかったという…そういう結果です😅。『三大怪獣 地球最大の決戦』は、ややギャグ寄りというか子供向け要素が強いですけど、キングギドラの出現シーンとか、ゴジラとラドンの「悪友」な感じとか、コミュ力高いモスラとか、場面場面がすごく印象に残る映画で、個人的に大好きな作品です。完全に余談ですみません…。
そういえば、この自衛官についての設定を書いていなかったことを思い出しましたので追加でご説明します。美穂ちゃんたちのサポート役として張り付いている自衛官、セリフがすごく多いですよね。多分、自衛隊の中で一番セリフが多いと思いますw
実は当初のシナリオでは、この自衛官は「美穂ちゃんの大ファン」という設定でした。ただ、それを動画内で演出すると、どうしても「余計な要素」になると思い、動画内では一切、におわせていません。結局のところ名前もない"モブキャラ"の一人ですので、彼にフォーカスして人間性を深掘りしても、視聴者の皆様にとっては「どうでもいい話」です。ただでさえ動画化するときには時間が足りなくて色々とカットしている状況ですので、モブキャラの設定に時間を使う余裕はまったくありません…。
シナリオ上では、この自衛官は「美穂ちゃんの大ファン」で、「ラドンの背中に乗っていたのは小日向美穂ちゃんのそっくりさん」だというマスコミ報道、ネットの書き込みに騙されていた(こちらの後半部分もご覧ください)ので、この任務に指名されたときに真実を聞いてビックリ仰天します。そして「ラドンと共に戦う美穂ちゃん」のサポート役として任命されたことを心の底から喜び、全力で美穂ちゃんのサポートをすることを誓います。そして彼は「この戦いが終わったら、美穂ちゃんにサインをもらって、一緒に写真を撮ってもらうんだ…!」ということを心の目標にして、絶対に美穂ちゃんを守り切って帰ることを目標にしています(これは死亡フラグですねぇ…)。
ただし彼は「プロとしての自覚」があり、この国を守りたいという気持ちも強い人物なので、自分の内心は絶対に表に出さず封印しています。実物のアイドル(かわいい美穂ちゃん)を目の前にしたら、平常心ではいられないと思いますけど、彼は何とか頑張って自制しているのです。本当は「美穂ちゃん」と呼びたい気持ちを抑えて、公私混同を避け、きちんと「小日向さん」と呼びます。また、響子ちゃんのことも、仁奈ちゃんのことも知っていましたが、第9話のように、あえて「知らないふり」をして"こちらの彼女"という言い方をしました。その場で響子ちゃんや仁奈ちゃんのことを知っている風な反応をすると、美穂ちゃんに対して他人行儀なのが不自然になりますから、あえて「私はアイドルに詳しくありません」みたいな空気を出そうと、彼なりに頑張ったわけですw
このQAをご覧になっている方はほとんどおられないと思いますが、この自衛官が「実は美穂ちゃんの大ファン」だということを隠して行動している…という設定を頭の片隅に置いていただけると、この物語における彼の言動がまた違ったものに見えてくると思います😊。
第13話の後半部分で、美穂ちゃんは集中していたところを割り込まれて、それ以降、自衛官との会話→志希ちゃんとの合流の場面まで、ラドンに何も指示をしていないように見えますよね。このように、美穂ちゃんが何も指示しない間、ラドンはどのように行動するのか?という点についてです。
結論から言いますと、ラドンは美穂ちゃんが何も指示しなくても、自分の思うように行動します。このことは、第3話の内容も思い出していただければと思います。第3話にて、美穂ちゃんは「ドンたま」を持っていましたが、最初は何も指示を出していませんでした。それでもラドンは自分で考え、ゴジラと戦っていました。
まあ、第5話で美穂ちゃんが語った通り、「静岡に現れる怪獣を止める」という"基本的な考え方"を第3話の時にはすでに伝えてあった状態ですし、第13話のときも似たようなもので、最初にゴジラと戦う意志をラドンに伝えてありますので、広い意味で言えば、"美穂ちゃんの指示によってゴジラと戦っている"のですが、細かい動きまですべてを指示しているわけではありません。要は「美穂ちゃんが指示しない間、ラドンの動きが止まるわけではない」ということをご理解いただければ十分です。
なお、動画では割愛していますが、第13話の後半部分で新しい作戦に切り替わったことを聞いて、美穂ちゃんはラドンに「ゴジラと距離を取って、無理に戦わないで」、「でもゴジラの足止めをすることを意識して、時々、威嚇して」ということを伝えました。
美穂ちゃんの「奥の手」については、第6話で初めて言及され、第13話では、いよいよ実際にそれを使う直前…というところで割り込みが入り、使うのを中止しました。
第13話の演出で、美穂ちゃんが何やら取り出したアイテムは「安全ピン」です。クマの顔がついていてかわいいですよねwこれをどう使うのか?については、ある程度想像はできるかもしれませんが、この後の終盤の勝負どころでもう一度出てきますので、そのときまでお待ちください!
美穂ちゃんがなぜそんなにビビっていたかというと、この「奥の手」はキツい代償を伴うから、なのです。使ってしまうと、使用者はタダでは済みません。心身ともにとんでもないことになりますので、相当な覚悟をしないと使えません。この場面、覚悟を決めて集中力を高めていたところに、自衛官が突然割り込んできたので、美穂ちゃんは心臓が止まるくらいビックリしたわけですw
第13話時点では、「美穂ちゃんとラドンには『奥の手』がある」、「ただしそれを使うと美穂ちゃんはタダでは済まない」という2つの設定だけ認識していただければ十分です。
- QA-49: 自衛隊は「志希ちゃんとオキシジェン・デストロイヤー」の存在を知らなかったの?(第13話)
第13話で、自衛官が美穂ちゃんに語ったところによると「援軍が来る」、「ただし詳細は把握していない」という認識でした。この部分、シナリオではもう少し補足があったのですが、動画ではカットしたのでここで説明します。
シナリオでは、自衛隊は「志希ちゃん」と「オキシジェン・デストロイヤー」の存在をまったく知らされていませんでした。「オキシジェン・デストロイヤー」は政府筋が内密に開発を進めたものであり、ごくごく少数の人間しか存在を知りませんでした(こちらにも書きましたが、「大量破壊兵器」に該当しますので、国内からも外国からも批判されるのは明らかで、とても公にすることはできなかったのです)。
この日、ようやく「オキシジェン・デストロイヤー」が完成したのですが、なんと完成したその日に、運命に導かれるようにゴジラが出現します。そのため政府筋から防衛大臣を通して、初めて自衛隊に情報を(一部だけ)開示することになったわけですが、政府は自衛隊側に詳しい情報を伝えませんでした。政府としては「オキシジェン・デストロイヤー」は非人道的な兵器だという認識を持っているため、正確な情報を伝えると自衛隊サイドから反発を受けるのではないかと恐れたのです。結果として内容を一部隠す形で伝えたため、自衛隊は「詳細を把握できない」状態だったわけです。
自衛隊の組織上、首相→防衛大臣→自衛隊、の階層構造になっているため、政府筋からゴリ押しされたら自衛隊サイドは基本的に従うしかありません。元々、「オキシジェン・デストロイヤー」は首相の独断で開発を推し進めたようなものですので、この場面でも「首相自身が責任を持つ」と宣言して、"対ゴジラ用の特効兵器"という名目で茨城の戦場で使うよう、自衛隊サイドを説得しました。もちろん、近隣の住民はすでに避難済みです。「ゴジラを"原発"前で迎え撃つ」という作戦を採用した時点で、住民の避難は最優先事項だったためです。
実は時系列で言うと、志希ちゃんが「オキシジェン・デストロイヤー」を持って茨城に出発した後、少し経ってから、第13話のように「東京にキングギドラが出現し、宇宙人が宣戦布告してくる」という重大事件が発生し、事態はさらに混沌とした状況になります。
- QA-50: 「オキシジェン・デストロイヤー」を水中ではなく地上で使う想定なの?(第14話)
初代ゴジラの映画では、「オキシジェン・デストロイヤー」を水中で使用するシーンが描かれています。また、その設定から考えても水中で使用するのが本来の使い方だと思われます。しかし第14話で、「ゴジラくんの口の中に放り込む」と志希ちゃんが語っている通り、本作では地上で使う想定です。ちなみにゴジラ映画シリーズの後の作品では、怪獣がオキシジェン・デストロイヤー光線を吐いたり、ミサイルに搭載したりする例もありましたが、個人的にはしっくり来ないです😅。まあオキシジェン・デストロイヤー自体が理論的に説明できるものではないので、解釈は十人十色だと思います。
さて、本作で「オキシジェン・デストロイヤー」を地上で使う想定にしたのは、単に作者の都合です。動画化する場合、水中での戦闘シーンは難しい(作れないのではなく、視聴者に伝わりにくい)ので、やはり怪獣たちを地上で戦わせたいという大前提があります。そのため「オキシジェン・デストロイヤー」も地上で利用できるのが望ましかったのです。オリジナルの「オキシジェン・デストロイヤー」は水中で使う想定ですので違和感はあると思いますが、「地上で使えるように改良した」という設定ですので大目に見てやってください。天才・志希ちゃんなら、「地上で使えるように改良した」という無茶も、やってのけそうな"説得力"…ありますよね?😅
ちなみに動画内では、「ゴジラの口の中に放り込む」と志希ちゃんが語っています。実はこれが志希ちゃん流の「オキシジェン・デストロイヤー」の使い方です。じゃあ口の中に放り込むのに失敗して、どこかに落下してしまった場合はどうなるか?というと、このあたりの細かい設定については後々、志希ちゃん本人から語られる予定ですので、それまでお待ちください。
さらに余談ですが、志希ちゃんは「オキシジェン・デストロイヤー」の作り方を資料に残さず、また「1個しか作らない」と決めました。上述の「オキシジェン・デストロイヤーを地上利用のために改良したこと」も含めて、このあたりはちょっとしたサイドストーリーがあるのですが、それを動画化するかどうかは現時点で未定です。ちょうどいい感じで尺が空いたら入れ込むかもしれません。尺に余裕がなければカットすることになります。カットする場合は、後々、このQAの中で「オキシジェン・デストロイヤー」に関するサイドストーリーをご説明します。残念ながら尺の都合でカットすることに決めました。代わりに、こちらのQ&Aで少しご説明しましたので、興味がありましたらご覧になってみてください。
第14話で志希ちゃんが語った通り「あたしの脳波を読み取って手足のように動く」という機能を持っています。このドローンに「オキシジェン・デストロイヤー」をセットして飛ばす想定です。動画では見えませんが、このドローンには「オキシジェン・デストロイヤー」のスイッチを押す仕組みもあります。
実はシナリオ上、この特別製ドローン開発のサブストーリーも考えてあったのですが、テンポ重視のため丸ごとカットしました。概略で以下のような感じのストーリーを考えていました。
- 志希ちゃんの脳波を読み取って解析し、ドローンの行動パターンに落とし込むロジックは、もう一人の天才・双葉杏ちゃんが担当しました。当初、杏ちゃんは「そんな面倒なことしたくない」と断っていたのですが、「高額報酬」、「在宅勤務可」という条件にグラつき、さらに仲良しの諸星きらりちゃんからも説得され、協力することに(なお、きらりちゃん経由で説得したのは塩見周子ちゃんの策略)。
- さらに杏ちゃんは無線通信の『暗号化』も独自ロジックを組み込むよう、ソフトウェア開発チームに提案します。実はこの天才・杏ちゃんの独自暗号方式が後々、効いてくるのですが、このサブストーリーをカットしたので、『杏ちゃん暗号』の設定を動画で演出するかどうかは考え中です。
- ソフトウェア開発チームは政府が担当(準備)しました。おなじみの事務所で言えば、大石泉ちゃんとか少しIT知識を持っている子もいますが、さすがにこのレベルの高度なソフトウェア開発は技術面でも開発規模の面でも無理があると思い、素直に国家の力を使って開発するという設定にしていました。
- ハードウェアに関しては、池袋晶葉ちゃんが担当しました。こちらはソフトウェアに比べればそれほど高度ではなく、市販のドローンを少し改造する程度ですので、晶葉ちゃんなら余裕です!
まあ、「人間の思考(脳波)を読み取ってドローンを手足のように動かす」というのは、どう考えても相当ハイレベルなソフトウェア開発がキモになりますので、その基本設計は天才・杏ちゃんしかできないだろうという想定でした。志希ちゃんも天才ですので真面目に勉強すれば自分でソフトウェア設計できたかもしれませんが、志希ちゃん自身は「オキシジェン・デストロイヤー」の開発に注力する必要がありますから。
動画ではカットしましたが、こういう設定があったことを頭の片隅に置いていただければ、より楽しめるかもしれません(?)
第14話で、宇宙人が電波障害を引き起こし、東京全域とその周辺で無線通信がまったく使えない状況であると語られています。また、同様にレーダーもまったく使えません。これは宇宙人の先端技術によるもので、「特定の周波数を狙って妨害電波を発する」のではなく、「あらゆる種類の電波を反射する微粒子を飛ばす」という妨害です。つまり、性質としてはジャミングではありません。チャフに近いものをイメージしていただければと思います
一方で、「茨城の部隊は東京の事情を(断片的ではあるが)ある程度、把握している」、「自衛隊の司令室では戦闘の様子が画面に映し出されている」という演出があります。どうやっているかというと、これは単純に「有線による通信」を使っているからです。自衛隊には通信を専門とする通信科部隊があり、彼らの調査により、「無線はまったく使えないが、有線通信は可能」ということを発見し、それを軸にして各地の部隊との通信方法の確立を急ぎます。
茨城の部隊への連絡は、まず近くにある自衛隊駐屯地に有線で連絡が届き、"緊急事態"だったため駐屯地からヘリを一機飛ばして移動しながら、ヘリの内部から茨城の部隊へ無線で呼びかけをしました。その時点では電波障害の範囲を正確に把握できていなかったため、無線がつながらない可能性もあり、最悪の場合はヘリが直接ゴジラのいるところまで飛んで、口頭で伝えることまで視野に入れていたわけです。幸い、茨城では無線が通じたため、ヘリが移動している途中で美穂ちゃん達の部隊に緊急連絡が届きました。
司令室の映像は、ヘリで何箇所かに撮影部隊を運び、ビルの屋上や見通しの良い場所で有線のカメラを使って戦闘の様子を撮影しています。映像データは、近くにある建物内の送電線や通信回線等を使って送っているわけです。もちろんキングギドラにより街が破壊されていますので簡単に通信環境を構築できるものではありませんが、そこは自衛隊、その道のプロが揃っていますから、何とか通信を確立できているわけです。こうして、司令室に映像が届いています。
ちなみに、「動画内で視聴者の皆様がご覧になる映像」と、「(設定上)自衛隊の司令室に映し出されている映像」は同じではありませんので、その点はご注意ください。視聴者の皆様は、いわゆる「神の視点」でご覧になっていますので、例えば極端な話、「ゴジラの口の中」とか「アイドルが着替えるシーン(そんなシーンありませんが😅)」などの映像も見えるわけです。つまり、「こんな映像、自衛隊が撮影できるわけないだろ!」という場合、それは自衛隊が関与していない「神の視点」の映像だと思ってください。
第14話のラストで、ついにモスラが登場し、キングギドラに死角から一撃!…というシーン。キングギドラを不意打ちしたことを示唆していますが、疑問を感じるかもしれません。主に以下の3つがあると思います。
要は、あのシーンでは誰ひとりモスラの接近に気づかなかったわけです。率直に言ってしまえば"都合が良すぎる"のですが、それはまあ物語ですので大目に見てやってくださいw。一応の理由づけとしては以下のような設定になっています。
1については、動画内でも語られている通り、「レーダーがまったく使えない」状態でしたので、自衛隊が気付かなかったのは仕方ありません。現場にいた自衛官達(戦闘機やヘリに搭乗してる人、地上部隊等々)の中には"目視で"モスラに気づいた人もいるかもしれませんが、無線も使えない状態ですので、本部に伝えるより先にモスラがキングギドラを攻撃してしまったのです。
2については、キングギドラは首が三つありますので、一つくらい上を向いていても不思議はないのですが、すでにあらかた自衛隊の航空戦力を駆逐した後だったため、あまり上方を気にしていなかったのです。
3が最も不思議ですよね。あれだけ高度な技術力を持つ宇宙人が、なぜモスラの接近に気づかなかったのか?答えは簡単で、宇宙人たちのレーダーも機能していなかったからです。宇宙人は自衛隊(というより"日本国"の首都・東京)に対してあらゆる無線を使えなくする妨害行為を行いましたが、実際に彼ら宇宙人も、この星で"索敵"するときにはレーダーに相当するものを使いますので、このときには影響を受けて使えなくなっていたのです。
では、宇宙人はなぜ自分たちのレーダーも使えなくなる戦術を採用したのか?というと、これは彼らの「高度なシミュレーション」によって決定された戦術でした。宇宙人たちは「電波妨害」や「UFOを透明化する」技術を"日本国"に見せつけて『力の差』を誇示し、東京に大混乱を引き起こして戦意を喪失させるつもりだったのです。そもそも宇宙人は、自衛隊の戦力そのものについては大して警戒していません。動画内で演出したように、宇宙人はUFOを透明化してしまえば安全ですし、仮に自衛隊のミサイルを数発食らってもビクともしないことがシミュレーションでわかっていたので、あまりレーダーを使う意味がなかったのです。
- QA-54: 仁奈ちゃんが反感買っちゃう展開はつらい…(第14話)
第14話にてご視聴いただいた方からのコメントです。大変心苦しいので、こちらのQAにて回答させていただきます(おそらくご覧になっていないと思いますが)。
もちろん仁奈ちゃん自身は何も悪いことをしていなくて、すべて作者のせいです。大変申し訳ありません…💦と言うしかないです。可能な限りセリフも気を遣ってはいるのですが、ほとんど見せ場もなく、周囲の人間を困惑させる言動ばかりで本当にすみません。話の展開上、ここまで仁奈ちゃんが一番割に合わない(作者から見て一番申し訳ない役回り)と思います。
ネタバレになりますのであまり詳しくは言えませんが、仁奈ちゃんは主役の一人ですし、最終的には良い方向に進むものとご期待いただければ幸いです。しかし仁奈ちゃんのPさん、仁奈ちゃん好きの皆様にはつらい展開がもう少し続くかと思います。合わないようであればすみません…。
先日、X(twitter)でも投稿したのですが、出演してもらっているアイドル達の好感度が少しでも上がるように…と願っているのは本当です。それは常に意識してはいるのですが、話の展開上、山あり谷ありですので、長い目で見てやっていただければ幸いです。とはいえ個人個人で感性が違いますし視点も違いますので、合わない方も当然おられると思います。皆様のご無理のない範囲でご視聴いただければと思います。
これ、現実世界に当てはめると当然湧いてくる疑問だと思います(本家のゴジラシリーズの映画も同じことが言えると思いますが)。まあひとことで言いますと「米軍が参戦するとややこしくなる」ので、米国は参戦しません。
本シリーズのシナリオ上でも、一応の設定だけは考えてあります。まず大前提として、QA-23に書いた通り、この星は地球ではありません。地球に似た他の星です。現実世界と似てはいますが、すべて異なるものだとご理解ください。
その前提条件をご理解いただいた上で、シナリオ上は、この星にも「日米同盟」はあり、"日本国"の政府は米軍の支援を要請しています(動画ではカットしています)。実際、自衛隊の戦力が壊滅して、もはや打つ手がない状況で、しかも米国人も多く住んでいる東京が襲撃されていますので、米軍に支援要請すれば動いてくれそうな気がしますよね。
まず現実の日米安全保障条約について確認しますと、米軍が参戦する条件はこちらの外務省のホームページをご覧ください。細かいことを抜きにしてざっくり整理すると以下の3つの条件のいずれかで、米軍参戦が可能になります
宇宙人による侵略だと最も近いのは3の条件なのですが、シナリオ上では、米国側は「想定外」、「条約の範囲外」と主張し、"日本国"の支援要請を断ります。「外国からの侵略」は想定していても、「宇宙人の侵略」は想定していないというのが米国側の理屈、建前です。
このとき米国側の内部でも"支援すべき派"と"慎重派"で意見は割れたのですが、判断材料として最も大きかったのは、"日本国"の近代兵器が怪獣たちにまったく通用しない様子を目の当たりにしたことです。米国の兵器の方がより強力ではあるのですが、それでも"日本国"の兵器が通用しなかったのを見ると、米軍の兵器も通用しない可能性の方が高いと判断したわけです。強いて言えば、核兵器やレーザー兵器は通用しそうな感じはあったのですが、それらを米国本土から"日本国"に輸送するのも簡単ではないですし、まさか東京で核兵器を使うわけにもいきません。それに加えて、高度な科学力と凶悪な生体兵器を有する宇宙人サイドを敵に回したくない(むしろ宇宙人たちと戦わずに議論すべき)という勢力も強かったのです。何しろ現時点では、宇宙人たちの気質も良くわかっていませんので、"日本国"が宇宙人に占領された後、どうなるのか様子を見たいという思惑もありました。
というわけで(現実の米国だったらどう動くのかはわかりませんが)、本シリーズの中の米国は打算的で、自分たちの保身を優先する姿勢なので、"日本国"への支援は行いませんでした。
藍子ちゃん、茜ちゃんが小さくなっている理由、芽衣子さん、早苗さん、友紀ちゃんが戻ってきていない理由については、23話にて説明していますので、そちらをご覧ください。
もちろん藍子ちゃん、茜ちゃんが小さくなったのは、モスラとセットで語られる本家ゴジラの「小美人」のイメージです。やはりモスラと対話できる二人の乙女は小さくなってほしいじゃないですか?(私だけですか?😅)
余談ですが、小さくなった藍子ちゃん、茜ちゃんの演出は、当初ぷちデレラを使う想定でした。拙作の「リトル・アイドル」シリーズで茜ちゃんが小さくなったときにぷちデレラを使っていましたが、あのイメージで考えていて、実際にデレステの「スパイスパラダイス」の茜ちゃんのSRカードのぷちデレラ(アジア風の衣装のやつ)をベースにして、藍子ちゃんのぷちデレラもサンプルとして作っていたのです。しかし最近になって、「この部分、MMDを使った方がいいのかも?」という考えが浮かんできたのです。ポーズもつけやすいですし、ゴジxデレシリーズの世界観(基本的にシリアス展開)からすると、ちょっとコミカルな2頭身のぷちデレラよりも、頭身がしっかりしているMMDモデルの方が合っているような気がしたわけです。
実際にMMDモデルとぷちデレラで両方作って比較してみると、予想通りぷちデレラは「コミカル」になってしまいました。やはりゴジxデレの世界観に合っているのはMMDモデルの方かなと思い、そちらを採用した次第です。しかしながらMMDモデルの場合は1点だけぷちデレラに負けているところがあります。それは「顔の大きさ」ですwぷちデレラは頭でっかちなので、表情が大きく、はっきり見えるのに対して、MMDモデルは頭身が適切な分、頭が小さくて、表情が小さくなりわかりにくいのが欠点でした。とはいえセリフ欄では通常立ち絵で(類似の表情を)表現していますので、大きな問題はないと判断しています。
ちなみに芳乃ちゃんがモスラの背中に乗って東京までやってきましたが、モスラの背中は"もっふもふ"で空気抵抗を受けにくく、さらにモスラは守護神ですので気を遣って運んでくれます。よって、何の危険もなく飛んできました☺藍子ちゃん茜ちゃんは芳乃ちゃんの着物の袖の中に入っていました。
15話で、モスラの背中に乗っていた芳乃ちゃんがヒョッコリ顔を出してニコニコしながら手を振る場面がありますが、実はこれ、ちゃんとした理由があるんです。
その後の展開で芳乃ちゃんと自衛隊員が合流したとき、芳乃ちゃんはこう語っています。
「あれなるはこの星の守護神、名を『もすら』と言いますー。わたくし達の味方ですので、誤って攻撃なさらぬようお願いしたくー」…と。
つまり芳乃ちゃんは、モスラと自衛隊が"同士討ち"になることを心配していたわけですね。ついでに言うと、モスラは自衛隊の攻撃にも耐えられるでしょうが、背中に乗っている芳乃ちゃんは攻撃されると危険です。
これを防ぐために、芳乃ちゃんはモスラの背中からヒョッコリ顔を出してニコニコしながら手を振りました。自衛隊の皆さんにアピールしていたのです。モスラが東京に現れたら、それはもう大騒ぎになることが予想できましたので、当然、映像も中継されます。、芳乃ちゃんは、自分がモスラの背中に乗っている映像を見られているという前提で、「ここに人間が乗ってますよー、撃ってはなりませぬよー」とアピールして、自衛隊さんにシグナルを送っていた、というのが結論です。
元のシナリオでは、芳乃ちゃん自身がこのときの意図を自衛官に説明するセリフがあるのですが、動画では尺の都合でカットしました。こんな理由があったなんて、誰も想像していないですよね、きっと😅
15話で視聴者様から「声は聞こえないだろうし、思念を何らかの手段で読んだ?」というコメントをいただきました。よくよく考えると、ここで宇宙人が「モスラ」の名前を口にすることは必須ではないので、余計な混乱を招いたかもしれませんが、少しこの点について補足します。
後の話で語る予定だったのですが、実は宇宙人の電波妨害、時々、短い時間(数分くらい)止まることがあるのです。これは宇宙人が意図的にやっていることなのですが、なぜ電波妨害を時々ストップしているのかというと、宇宙人が自分たちの通信を行うためです。具体的には、"C国"の工作員が政府中枢の深いところまで潜伏しており、宇宙人は時々、彼らから情報収集をしているのです。
13話にて、宇宙人は「降伏する場合の交渉窓口は政府筋に伝えてある」と語っていますよね。これは交渉窓口となる人物が"日本国"に潜伏していることを示唆しています。宇宙人たちは、この星で活動するにあたり"C国"に拠点を置いているわけですが、"C国"の人員も使える状態です。なお、12話で宇宙人は"C国"の最高指導者を粛清してしまったので"C国"の工作員たちが従う理由はないような気もしますが、この時点では最高指導者が粛清されたことを誰も知りません。よって"C国"の工作員たちは、宇宙人に協力する姿勢のままです。
ということで、宇宙人は電波妨害を時々、意図的に短い時間(数分くらい)停止させて、そのタイミングで"C国"の工作員と通信し、"日本国"の情報収集をしている…という裏の設定があるわけです。その情報収集の結果、"日本国"の内部では、あの怪獣を「モスラ」と呼称していることを把握した、というのが結論です。宇宙人の電波妨害が停止することがある、という点は後の動画で語る予定でしたが、この場面では「モスラ」の名前を口にすることに特に意味はないので、混乱を避ける意味でセリフを変えた方が良かったですね😅
このQ&Aの中でもう少し補足すると、宇宙人の電波妨害が時々、短い時間(数分くらい)止まることがあるという現象は、自衛隊サイドも把握しています。自衛隊には通信専門の部隊がおり、彼らの解析によりその事実がわかったのですが、とはいえ、短時間で電波妨害が再開するため、またすぐに無線が使えなくなります。軍事行動において、いつ使えなくなるかわからない無線通信をあてにはできませんので、現実的には"無線が使えない状態"だと判断せざるを得ません。電波妨害の根本原因を解決しなければ意味がないのです。このあたりは次回の話の展開に関係しますので、少し補足説明を加えようと思います。
16話で、超兵器・ゼロ(メカゴジラ)の操縦者として、アイドル以外では初めて(唯一)のネームドキャラ「芹沢耕助」が登場します。この"芹沢"という名前は、もちろん本家ゴジラ映画の「オキシジェン・デストロイヤー」の開発者である芹沢博士からいただいた名前です。ちなみに耕助という名前は、芹沢博士の下の名前「大助」から一文字をもらったのと、かの有名な探偵「金田一耕助」からイメージしました。
さて、この「芹沢耕助」は芹沢博士と何か関係があるか?ですが、答えを言ってしまうと、直系の子孫ではないのものの、割と近い血族である、という設定です(芹沢博士に直系の子供はいなさそうなので)。とはいえ、「芹沢博士」と「芹沢耕助」のつながりは動画の中では言及されません。単なる「におわせ」だけです。
なぜこのような設定にしたかというと、皆様に「感情移入」していただきたい思いがあったからです。本動画に登場するアイドルについては皆様も当然ご存知だと思いますし、感情移入しやすいはずですが、そこに突然、一人の自衛官が重要な役割で登場してきても、名前もないキャラに感情移入するのは難しいかなと考えました。何か「おっ!?」と思わせる、興味をひくような設定が必要と考えまして「芹沢博士の血族」という設定を思いついた次第です。「芹沢博士と関係ある人物」をにおわせることで、皆様に興味を持っていただけたら、感情移入しやすいのではないかという期待です。
例えば、デレのアイドル(この場合は大和亜季ちゃんとか)を陸自隊員として登場させて「ゼロ」に乗ってもらえば感情移入しやすいでしょうし、盛り上がります。im@s架空戦記としてはそちらの方が王道なのかもしれません。ただ個人的には、「ゼロ」が登場してキングギドラとガイガン相手に奮闘する場面は、自衛隊の一番の見せ場であり、アイドルではなく本職の自衛官に活躍して欲しい思いがありました。こちらにも書いた通り、個人的には「勝ち目のない戦いに挑む自衛隊の悲壮感」は、本家ゴジラ映画において欠かせない要素だと思っており、自衛隊の皆さんが伊福部マーチと共に映画に登場すると、勝てないとわかっていても、手に汗握って応援してしまうほど自衛隊の大ファンなのです。16話で自衛隊の指揮官と「芹沢耕助」の熱いセリフのやり取りを演出した場面は、作者としてはものすごく感情移入していました(実は感情移入しすぎて泣いてました)。そんな思い入れがありますので、この場面にアイドルを操縦者として出演させるのは、作者としては「何か違う」気がしまして、自衛官のMMDモデルをお借りして「芹沢耕助」というネームドキャラを登場させることになりました。
余談ですが、一般的にはこのような場面では戦闘スーツ?を着るような気もします。しかし本動画では陸自の迷彩服で搭乗するというあまり見かけないスタイルになりました。色々と制作上の事情がありますので、ここについてはあまり追及しないでください😅
『超兵器・ゼロ』ことメカゴジラは、本家ゴジラ映画に登場する「初代メカゴジラ」がモデルです。能力は本家ゴジラ映画と基本的に同じですが、少し異なる点があります。
- 本家の「初代メカゴジラ」は人間が乗って操縦するスタイルではありませんが、本動画では人間が乗って操縦します
- 本家の「初代メカゴジラ」は無限にエネルギーを生成できますが(詳細な仕組みは不明)、本動画では大型バッテリーのためエネルギーが切れます
- 本家の「初代メカゴジラ」は体内に「全自動ミサイル工場」を持っていますが、本動画ではそのような能力はなく、弾切れします
- 本家の「初代メカゴジラ」はドリルミサイル(突き刺さるやつ)を発射しますが、本動画ではただのミサイルです
- 本家の「初代メカゴジラ」は口からもミサイルを発射しますが、本動画では口からミサイルは発射しません
なお本家の「初代メカゴジラ」で、設定上は存在するものの劇中で使われなかった武器(例えば、尻尾の分離攻撃や首のミサイル等)は、本動画でも基本的に未使用です。
ただし動画内でも説明していますが、本動画における『超兵器・ゼロ』(メカゴジラ)は"開発中"であり"未完成"のプロトタイプ機です。そのため、すべての能力を完全に使えるわけではありませんし、本家メカゴジラと似たような攻撃方法でも微妙に演出が異なる場合もありますので、ご了承ください。
余談ですが、17話で『超兵器・ゼロ』(メカゴジラ)が前方のガイガン、後方のキングギドラを同時に攻撃する際、首を回転させて後ろを向き、同時に左腕も後方に向くシーンがあります。本家の「初代メカゴジラ」は着ぐるみで人間が中に入っていますので、左腕をこのように後ろに曲げることは不可能ですが、本動画では着ぐるみではなく"機械"ですので、後ろにも曲げることができます😄
17話で少し語っていますが、『仁奈ちゃんは、ゴジラの思考を読み取る能力を持っている』と響子ちゃんは認識していました。
最初にゴジラが上陸した日、仁奈ちゃんはまだゴジラが海の中にいて誰も気づいていなかったときから存在を認識しており、響子ちゃんを誘導してゴジラの上陸地点をピンポイントで予測しました。これはどう考えても超能力の一種です。響子ちゃんは仁奈ちゃんと行動を共にして、自分の目でそれを見たことで100%本物だと確信したのです。
しかしながら、響子ちゃんが確信したのは『ゴジラの思考を読み取る能力』までです。その後、仁奈ちゃんが語った『ゴジラと話をする』、『ゴジラと友達になる』という話は"半信半疑"だったのです。そのため、最初は自衛隊に対して『仁奈ちゃんはゴジラの思考を読み取れる能力を持っている』と自信満々に主張したのですが、途中で仁奈ちゃんがゴジラに肩入れするようになってから、それ以降は仁奈ちゃんの味方をするよりも"仁奈ちゃんを諫める"ようになります。最終的に仁奈ちゃんが「ゴジラと話をする」、「ゴジラと友達になる」と言い出したときには何も言わなくなってしまいました。響子ちゃんは仁奈ちゃんの言っていることが本当かどうか、自信がなかったのです。
このときの響子ちゃんの心情を説明すると『仁奈ちゃんがゴジラの思考を読み取れるのは間違いないけど、ゴジラと対話できるか?というと…?(疑問)』という感じです。結局のところ、仁奈ちゃんの能力が凄いと言っても実際に見たことがあるのは響子ちゃんだけですので、その響子ちゃんが擁護しなければ必然的に仁奈ちゃんは孤立してしまいます。響子ちゃんでさえ半信半疑なのですから、他の人はもっと信じるのが難しいですよね。しかし17話で再び仁奈ちゃんを信じる心を思い出しました。ここから先は響子ちゃんが前面に出て、仁奈ちゃんを擁護することになりますが、それは同時に茨城のチームの分裂がよりひどくなることも意味します。仁奈ちゃんにとっては味方が現れて嬉しいことですが、人類にとって良いことかどうかは…?この後の展開にかかっていますね😄
17話モスラの大ピンチに突然『超兵器・ゼロ』(メカゴジラ)が出現し、ガイガンとキングギドラを不意打ちする形で攻撃するシーンがあります。その直後、『超兵器・ゼロ』(メカゴジラ)が「のっし、のっし」と歩く姿も出てきます。
普通に歩いているだけでかなり大きな音が出てそうですし、不意打ちを食らうまでまったく気づかないとか有り得るか?という疑問なのですが…、まあ、身も蓋もないことを言ってしまうと「そういう演出です」というひとことで終わりです😅
一応の理由づけとしては、動画を見ればわかる通り、この周辺一帯は炎上していますよね。動画ではうるさいので演出していませんが、救急車両も走り回っていますし、辺りには自衛隊のヘリなども飛んでおり、爆発もあります。怪獣たちの殴り合いで大きな音もしますので、『超兵器・ゼロ』(メカゴジラ)が大きな音を立てて歩いても、なかなか気づかなかったという設定です。
なお本家ゴジラ映画に登場する「初代メカゴジラ」には飛行能力があり、『超兵器・ゼロ』にも飛行能力は作り込まれている設定です。17話の登場シーンでは場面では歩いて現れましたが、一応飛べる設定です。現場近くまで飛んできて、そこから歩いたということにしておいてください😉
操縦者の芹沢くんは、指揮官から「全弾撃ち尽くして、その後に脱出せよ」という指示を受けており、脱出するときには飛んで逃げるつもりなのですが、果たしてうまく脱出できますかどうか…?
答え:意味などありません!でもカッコいいじゃないですか!😤
本家ゴジラ映画でも「メカゴジラの鳴き声って何の意味があるの?」という疑問を持った方はおられると思います。生物ではなくメカなのに、鳴き声を出すし、吠える。明らかに機械音で。これがまたカッコいいんですよね。
本動画での設定は一応、考えてあります。『超兵器・ゼロ』の企画書が作られた段階では"鳴き声"についての記載はなく、その後、設計図に落とし込んだときにもそんな機能はなかったのです。ですが、現場のエンジニア達の「遊び心」で"鳴き声"を追加した…という設定です。"ゴジラ"の姿をロボットで再現する、というコンセプトですので、"日本国"のこわだりの変態エンジニア達は「だったら、鳴き声も追加しなきゃいかんだろ」と思いつき、実装したのです。当初は「遊び心」でゴジラの声を録音してスピーカから流していましたが、どうもロボットの姿と合わない感じがして、こだわりのエンジニア達は「コイツに合った声を作ろう」と考え始め、現在のような機械音の"鳴き声"になったという設定です!
そんな無駄なことをするくらいなら、もっと早く完成させることに時間を使え!という意見もあろうかと思いますが、ものづくりの現場というのは、このような"遊び心"がある方が楽しく仕事ができるものなのです。
ちなみに、この"鳴き声"を操縦者が操作するものかどうか?については、「どちらでもできる」が正解です。敵を威嚇する機能の一種だとイメージしていただければ良いかと思います。基本的には、"自動"で鳴くようになっています(設定)が、車のクラクションのように操縦者の操作で"鳴き声"を出すこともできます。動画内で操縦者の芹沢くんが意図的に"鳴き声"を出すように操作したかどうか…?はご想像にお任せします。
まあ、そんな細かい設定などどうでもいいんです。要は「カッコいい!」。それがすべてです!
18話にて、『超兵器・ゼロ』ことメカゴジラは"弾切れ"を理由にして攻撃を止めました。
実際、ミサイル類(フィンガーミサイル等)は撃ち尽くしたものの、ビーム類はミサイルと違って、内蔵する大型バッテリーの残量があれば撃てます。スペースビーム(目から出る光線)、クロスアタックビーム(胸から出る電磁光線)等の一部の武器は、設定上、まだ撃てるんです。
では、なぜ攻撃を止めたかというと二つの理由があります。
- ビームとミサイルを合わせた総攻撃で倒せなかったのに、ミサイルなしでビームだけ撃っても、倒せる確率が極めて低いと推測できること
- この後、戦場から離脱するときのために余力を残す必要があったこと(特に、バリヤーを使う分のエネルギーを残しておきたかった)
18話でガイガンの両腕を粉砕した後、追撃する手もあったと思いますが、上記(1),(2)の理由から、操縦者の芹沢くんは攻撃を停止し、脱出する余力を残すことを優先しました。しかし、ジェットエンジンの故障により飛べないというトラブルに直面し、困ったことになるわけです。
19話は、"弾切れ"となった『超兵器・ゼロ』ことメカゴジラが、キングギドラとガイガンを相手に殴り合いをしているシーンから再開します。これ、見ようによっては無意味な行動ですよね。作中で操縦者の芹沢耕助くんが語っているように「集中攻撃でも倒せなかったのに、殴って倒せるわけがない」ですから。
もちろんラッキーパンチが当たって、脳震盪(みたいな症状)を引き起こして気絶させる可能性もゼロではなく、操縦者の芹沢くんもその可能性にワンチャン賭けてみたところはあります。他にこれといった手もないですし。ただ、それは奇跡的な確率であり、基本的には期待できません。
このとき操縦者の芹沢くんが何を考えていたかと言うと二つの目的があって、一つは「気持ちの整理をつけること」、もう一つは「可能な限り敵を弱らせること」です。はっきり言ってしまうと、もう自分は助からないと悟った彼は「もはや"自爆"するしかなさそうだ」と薄々考えているのです。しかし人間、そう簡単に割り切れるものではなく、自爆するにも心の準備、切り替えが必要です。彼は殴り合いをしながら、自分の気持ちの整理をつけていたわけです。そしてもう一つの目的、「自爆する」場合、敵に逃げられてしまうのは最悪ですので、少しでも弱らせておきたいという思いがありました。
19話の中では明確に「自爆する」という言葉は出てきませんが、なんとなく視聴者の皆様も薄々感じているところではないかと思います。
答え:はい。穴が開いています。すでに17話の冒頭部分から穴が開いています。キングギドラ相手に"捨て身の攻撃"ということで鱗粉を使っていましたが、使いすぎて鱗粉が剥がれてしまった結果です。実は17話で気づいた方がおられまして、この点についてコメントをいただきました。「良く見てるなあ…」と感心します。
ちなみに羽根に穴が開いた状態のモスラは、「まともに飛べない(フラフラになる)」という感じです。19話でもフラフラ飛んでいるシーンが出てきます(ただしこのときはガイガンのブラッディ・チェーンソーで羽根を切られて余計にフラフラになっています)。
19話にて、『超兵器・ゼロ』ことメカゴジラに抱えられて無理やり?飛ばされて、「逃げて生き残れ」みたいなことを言われるシーンがあります。このシーンの後、キングギドラの引力光線をまともに食らって落下するわけですが、じゃあキングギドラが攻撃しなかったらどうなっていたか?って考えちゃいますよね。
答えを言うと、設定上はモスラに「逃げる」という選択はありません。モスラはこの星の守護神であり、いわば"最後の砦"なのです。そのモスラが逃げ出してしまったら、他に守るものがいません。状況から見てモスラも「この戦いは敗色濃厚だ」と思っていたでしょうが、それでも逃げるという選択は考えません。負けた場合は卵を産んで次の世代に任せることになるわけですが、卵が割られる可能性についてもモスラはわかっています。仮に卵を割られてすべてが消失したとしても、モスラ自身は長い眠りにつくだけで、数十年?あるいは数百年?経てば復活しますので、人間のように死を恐れません。
この点で『超兵器・ゼロ』(メカゴジラ)の操縦者である芹沢くんは認識が合っておらず、彼は「モスラが逃げて生き延びて、後日、負傷が癒えてからキングギドラ&ガイガンに再戦を挑んで欲しい」と願っていたのですが、モスラは逃げるつもりがなかったわけです。お互いの気持ちが噛み合っていないのはちょっと悲しいですね😅ただしモスラは頭がいいので、芹沢くんの"想い"は理解していますし、芹沢くんへの好感度はアップしました。なお、モスラは女の子(雌)です😊。
まとめますと、本シリーズの設定を前提にして考えた場合、あのシーンでキングギドラの引力光線を受けることなく飛んでいったとしても、モスラは再び戦場に戻ってくるはずです。
19話を投稿した後に、ここが特に「わかりにくい」シーンだったと再認識しましたので、少し補足します。
19話の14分23秒あたりから、ガイガンvs.ゼロの戦闘シーンにキングギドラが割り込んできて、画面上に登場します。ここでキングギドラが何をしているのかわかりにくいと思われます…。作者自身も、多分ここが一番わかりにくいかな?という予想はしていました😅
作者の演出意図としては、ここでのキングギドラの行動は「ガイガンを支援しています」。ガイガンのブラッディ・チェーンソー(腕の回転ノコギリ)がゼロの顔面に迫り、ゼロが何とか押し返す、という攻防戦をやっている場面なのですが、力が互角だったため、キングギドラがちょっかいを出して、上から脚で押さえつけることで、ブラッディ・チェーンソーがギリギリまで近づいてしまい、ゼロが苦しい状況になっている…というイメージでした。
このシーンはセリフによる説明もないため、画面上の映像だけで判断いただく想定なのですが、それがわかりにくいのは反省して、次に活かしたいと思います!
20話にて、『超兵器・ゼロ』ことメカゴジラが自爆するシーンがあります。昔ならともかく、現代では『操縦者(人的資源)を大事にする』方向で、脱出装置を実装したり、安全装置を作り込んだりするのが主流です。自爆装置など実装するだろうか?という疑問が湧いてきます。
正式な答えとしては『そういう設定です』ということになりますが、一応、それなりの理由づけはあります。元々、対ゴジラ用の兵器として開発された『ゼロ』は、作中でも語られていた通り『無線によるリモート操作が可能』という設計でした。つまり、人間が乗らずにリモコンで操縦する前提であり、人間が乗るのはあくまでもバックアップ手段だったわけです。自爆装置を実装したのは"人命軽視"ではなく、基本的なコンセプトとして、"人間が乗らない前提"で設計されていたからです。
ちなみに初版では、操縦者の芹沢くんが自爆装置をONにしたとき、システムが警告して「本当に自爆しますか?」と確認したり、「60秒後に爆発します、ただちに脱出してください」と警告したりする(音声合成によるセリフ)演出を入れていたのです。しかし視聴してみると、あまりにも音声合成の声が『超兵器・ゼロ』のイメージと合わなすぎて逆効果でしたので、全部削除しました。実際にはヒューマンエラー防止のため「本当に自爆しますか?」という警告が出ていると思っていただければ幸いです。
また、本来は操縦者が脱出する時間を考慮して自爆までに90秒間の余裕があり、(戦闘機に実装されているような)コクピットからの射出装置による脱出も可能だったのですが、芹沢くんが『ゼロ』と共に自決することを自分で選択した…という悲しい設定がありました。これらをすべて動画に反映すると、『ゼロ』の構造説明や芹沢くんの独白だけで相当長い時間を費やすことになり、時間配分のバランスが悪くなります。さらに、作者の思い入れが強すぎて「臭い」セリフを連発する痛々しいシーンになってしまう恐れがあり、思い切ってバッサリと大幅にカットしました。どのセリフを残して、どのセリフをカットするか、どのような演出にすべきか、自爆のシーンは本当に色々と悩みました…。
21話にて、透明で見えないはずの宇宙船をラドンが追跡し、人類サイドが宇宙人たちを追い詰める展開があります。なぜラドンは目に見えないはずの宇宙船を認識できるのか?という点ですが、これは作中で自衛官が推測している通り、「ラドンには特別な感覚器官がある」からです(そういう設定です)。
では、具体的にラドンは何を感知したのかというと、QA-52で書いている『宇宙人の電波妨害装置』に反応しているのです。「あらゆる種類の電波を反射する微粒子(チャフのようなもの)を飛ばす」装置が作動しているわけですが、ラドンは、この微粒子を感知する能力をたまたま持っていたのです。ラドンからすると"不快感"があり、その出どころを追跡してみたら宇宙船のいる場所にたどり着きました。しかしラドンとしても、何かがあることは感知できるものの、実際には透明になっていて何も見えないため困惑し、美穂ちゃんに相談した…という流れです(もうラドンと美穂ちゃんはお互いを信頼し合ってますね)。その結果、美穂ちゃんからの指示は「その見えない何かを攻撃して!」というものだったため、ラドンは喜んでそれを遂行します。目には見えないものの、それを攻撃すれば"不快感"を解消できて、さらに美穂ちゃんも喜ぶのだと認識したラドンは、絶対に撃墜してやろうとしつこく追跡していきます。
21話で、ラドンが敵のUFO(宇宙船)を撃墜するため追跡を開始し、美穂ちゃんたちの乗ったヘリもラドンを追跡する、という展開になります。公式スペックで言うと、自衛隊のヘリ(UH-60JA)は時速240Km/hとされていて、ラドンはマッハ1.5~マッハ3です(作品によって異なります)。本動画では、作者都合によりラドンはマッハ3で飛行するという設定になっています。マッハ3は時速に換算するとだいたい3,675kmですから、ヘリの速度では全然追いつけないことになります。
ただし、ここでは宇宙人たちが乗っているUFO(以後、"宇宙船"と表記します)を追跡するという場面ですので、ラドンの最高速度ではなく、宇宙船の最高速度が基準となります。
宇宙船の最高速度は?というと、実は設定上、正確には決めていません😅しかしながら、この宇宙船はそれほど速く飛べません。(1)元々、宇宙人たちはこの宇宙船に乗ってきたのではなく、もっと大きな母船に乗ってきました。現在乗っている小さな宇宙船は、母船に積んで運んできたもので、いわばボートのような位置づけの乗り物でして、それほど速さを必要としません。(2)この宇宙船は最高速度よりも"機動性"を重視して設計されています。透明になる技術がありますので、"速く飛べる"よりも"小回りが利く"ことが優先された乗り物です。敵に襲われても、透明になって後ろに回り込めば楽勝なわけです。レーダーを妨害できる装置も積んでいますし。
さらに、動画内で「同じところをグルグル回っているような…?」と自衛官が語っている通り、ラドンから逃げながらも、遠くへ逃げようとせず、その近辺を行ったり来たりしていただけなのです(なぜなのか?は、また後日語られます)。そのため、一旦は引き離されても、やがて追いつくことができました。
これらの要因により、宇宙船とラドンの追跡劇をなんとかヘリで追いかけることができたわけです。なお、美穂ちゃんはヘリの最高速度なんて全然知りませんから、「追跡してください」と言っておけば追跡してくれる・・・と単純に思っていただけです。実は割と無茶なリクエストでしたけど、結果オーライでしたねw
余談ですが、仮に美穂ちゃんとラドンの距離が離れて意思の疎通ができなくなったとしても、ラドンは美穂ちゃんに言われた任務を忠実に遂行しようとします。ラドンの忠誠心はすでに3話のときにご覧いただいた通りです。ただし美穂ちゃんと意思の疎通ができなくなると、想定外の事態が起きたときに対応が変わってきますので、距離が離れないようにできるなら、その方が良いのは確かです。
22話で、ラドンはキングギドラとガイガンに集中攻撃されて窮地に陥っているのに、『ゴジラが嫌い』だと主張して、ゴジラのところへ行くのを拒否した場面があります。それほどまでに『ゴジラが嫌い』なのに、20話でラドンは茨城から東京にゴジラを運んで来ました。ラドンは文句も言わずゴジラを運んできたのか?という疑問が湧いてくるかもしれません。
結論から言いますと、特にケンカすることもなく、無事に茨城から東京まで移動しました。実はこれ、茨城から東京までゴジラを運ぶことで、ラドンはゴジラに『貸し』を作ったと思っているのです。
ラドンはゴジラのことが嫌いなので、『借り』を作りたくないと思っていますが、逆に、『貸し』を作ることはやぶさかではないのです。茨城から東京に移動するときは、ラドンはゴジラを運ぶ役割だったために、ラドンはゴジラに『貸し』を作った気分になり、それほど抵抗はなかったわけですね。実際には残念ながらゴジラは感謝もしていませんし、ラドンに『借り』を作ったとも思っていませんが…😅
ついでに、22話でラドンが美穂ちゃんの言葉を拒否した場面について補足しますと、設定上は、『美穂ちゃんの言い方』次第ではラドンは素直に受け入れたはずでした。動画内で美穂ちゃんは『ゴジラのところに逃げて!ゴジラの力を借りるの!』と言ったわけですが、これを聞いたラドンは、ゴジラに『借り』ができてしまうような気がして、拒否したわけです。例えば言い方を変えて、『ゴジラと合流して!』みたいな言葉で伝えていたら、ラドンは素直に従ったのです(設定上は)。敗軍の将が『撤退!』ではなく『転進!』と指示するようなイメージですかねwこれは美穂ちゃんが悪いのではなく、ラドンの感情の問題ですね。
美穂ちゃんとラドンの信頼関係はどんどん強固になりつつある感じですが、まだもう少し、お互いの気持ちがすれ違うことがあります。お互いを信頼しているものの、相手の性格まですべてを知り尽くしているわけではないので、「最適なコミュニケーション」ができていません。22話では、最後に美穂ちゃんの涙の訴えがラドンに伝わり、事なきを得ましたが、この出来事が伏線となり、後々、運命の分かれ道になるかもしれません(?)
23話にて、小さくなった藍子ちゃんと茜ちゃんの設定をお伝えしました。
"魂"なのに、なぜ目に見えるのか?なぜ服を着ているのか?という点についても動画内で説明したかった(実際、初期バージョンではそのようにしていた)のですが、尺の都合で泣く泣くカットしました。
実際のところ、結論だけ言ってしまうと『赤い宝玉』と『緑の宝玉』の力です。何のひねりもないですが、それゆえに、"さして重要ではない"設定ですのでカットしたわけです(逆に言えば、『二人は実体のない"魂"であること』、『二人は、声ではなく"念"で話していること』は、ストーリー上、重要な設定のため、カットせずに動画内でご説明しました)。
元のシナリオでは、"魂"なのに服を着ているように見える点を面白おかしく設定に取り込んでいて、「霊魂の姿は、皆さんの脳内のイメージが反映されたものですよー」と芳乃ちゃんが説明し、「だから藍子ちゃんと茜ちゃんが良く着ている普段着のイメージなんだ!?」と美穂ちゃんと響子ちゃんが納得したところに、「つまり、藍子おねーさんと茜おねーさんを見て、いつもハダカを想像している人の場合は、ハダカに見えるでごぜーますか?」と仁奈ちゃんが質問すると、「そうなりますねー」と芳乃ちゃんが答えます。すると急に藍子ちゃんが赤面し、身体を隠すような仕草をして、「何か・・・視線を感じる・・・?」と言いながら画面の向こうの視聴者さんをチラチラ見て、茜ちゃんも同様に赤面しながら「わ、私がハダカに見える人もいるんですか!?」と爆発する…みたいなギャグパートになる予定でした。合わせて、小人になった藍子ちゃんと茜ちゃんの服が薄っすらと透けていく演出も考えていましたが、結局、ボツになりましたw
そもそも、皆様もリアルで"霊魂"の話を見聞きすることがあると思いますが、多くの場合、"霊魂"は服を着ていますよね?もちろん世界は広いですから、中には"全裸の霊魂"もいるのでしょうけど、それはレアケースでしょう。基本的に"霊魂"というものは服を着ているものだと私は思います!
23話で、志希ちゃんが『オキシジェン・デストロイヤー』の使用をためらっている理由を長々と説明し、説得するのは難しそうな印象を与えたくせに、響子ちゃんが現れて、ものの数秒で状況がひっくり返ってしまいましたw
結論から言いますと、 響子ちゃんがどうやって志希ちゃんを説得したのかは「ご想像にお任せします!」😅
設定上は、響子ちゃんは志希ちゃんに対して「相性が良い」ので、その相性の良さで押し切ったことになりますが、具体的にどうやって押し切ったのかはご想像にお任せしする次第です。わずか数秒でひっくり返せるなら、志希ちゃんの独白パート必要だった?と思われるかもしれませんが、それはそれで必要なんですw
そもそもの話として、いくら志希ちゃんが自分の心の中で"彼の魂に約束"していたとしても、『キングギドラ』と『ガイガン』が東京を火の海にしている状況下で、『オキシジェン・デストロイヤー』の使用をためらうだろうか?という疑問があるかと思います。設定上の話をしますと、このときの彼女の心理としては「そもそも自分の仕事じゃない」という意識があります。もちろん志希ちゃんも東京が火の海になっているのは悲しいと思っていますし、東京には守りたいものがありますから、心配もしています。とはいえ、"自分がこの国を救う"なんて彼女は思っていない(興味がない)ですし、多くの人命が失われているとしてもそれは彼女の責任ではないのです。戦うのは自衛隊(+自衛隊に協力することになっている美穂ちゃんとラドン)の仕事だと志希ちゃんは思っています。元々、志希ちゃんはゴジラを倒すつもりでしたが、それは"この国を救う"という目的ではなく、単に"興味深い"と思ったからです。志希ちゃんも『オキシジェン・デストロイヤー』を使わない場合、自分が非難されることは予測していましたが、それでも、自分自身が決めたことを自分で反故にするのがイヤだったんですね。
これは、あくまで本動画の設定の話ですので、皆様の「志希ちゃん像」と合わなかったらすみません。そんな志希ちゃんをいとも簡単に説得(?)してしまった響子ちゃん、いったいどうやったのでしょうかw
23話のラストシーンから、24話にかけて、芳乃ちゃんの右目が輝き、魔法陣がクルクルと回転してバチバチと電流がほとばしる演出があります。
これは一体なんなのか?というと、設定上は"芳乃ちゃんの神通力"です。
デレ公式でも、芳乃ちゃんが何らかの不思議な能力を持っていることは散々におわせています(ご存知かと思いますが)。その不思議な力の正体が何なのか、公式では明確には言及されていませんが、本シリーズにおいては、芳乃ちゃんの能力を"神通力"と定義しています。
具体的にどんな能力なのかと言いますと、基本的に芳乃ちゃんの能力は"退魔"のための能力であり、"対人"能力ではありません。今回は緊急事態ということで、本来は魔物に対して使用するはずの能力を、(最悪の場合)志希ちゃんに発動する覚悟を決めていました。このときの芳乃ちゃんは雷のようなものを飛ばし、相手をしびれされ、動けなくさせる神通力を準備していたのです。
芳乃ちゃんが他にどのような"神通力"を持っているのか?というと、本シリーズでは"退魔"の場面がありませんので、そこまで深く設定を練っていません😅ただし、本シリーズの最終局面、クライマックスのシーンで"退魔"に近い条件が発生し、芳乃ちゃんが前面に出て皆を守ろうとする場面があります。また後日ご覧ください。
- QA-76: 自衛隊が『オキシジェン・デストロイヤー』の情報を知らないって有り得るの?(第24話)
24話にて、自衛隊は『オキシジェン・デストロイヤー』の詳細を知らされておらず、"毒性"があることも知らなかった旨が語られます。
果たしてそんなことが有り得るのか?ですが、あくまでも物語の設定上の話として、そうなっています。現実にそんなことが起こり得るのかどうかは知りません😅
本シリーズの設定について説明しますと、以前にも、自衛隊は何も情報を知らない…ということを暗示する場面をいくつか演出しています。最初に志希ちゃんの乗ったヘリが援軍として茨城に到着したときも、自衛官は「援軍については良くわからない」と発言していますし、その後、東京に移動したときも、自衛官は「あなたの兵器のことは聞いています」と発言しましたが、志希ちゃんから「ドローンにセットして飛ばす前提だから、電波妨害されていると使えない」と言われ、何も言えませんでした。そもそもドローンにセットして飛ばすこと自体を知らないからです。
『オキシジェン・デストロイヤー』について正確な情報が伝わっていないのは当然です。何しろ開発者である志希ちゃん自身が(意図的に)ほとんど情報を伝えていないからです。また、『オキシジェン・デストロイヤー』の開発を主導したのは内閣なのですが、わずかに残っていた記録や伝聞により"ヤバい兵器"であることは認識していましたので、国会に法案を提出しても通らないし、そもそも国際法違反に相当するシロモノだと考え、"機密費"を使ってこっそり隠れて開発することに決めました。このあたりの説明は、QA-11も合わせてご覧ください。そして完成した後も、政府は自衛隊に詳しい説明をしませんでした。志希ちゃんが『改良されたイチノセ式オキシジェン・デストロイヤー』の説明をまったくしていないため、政府の認識はずっと"国際法違反のヤバい兵器"のままです。そんな兵器の詳細を自衛隊に伝えたら、自衛隊側の反発を食らう可能性も十分有り得ると考え、『オキシジェン・デストロイヤー』の情報を曖昧にしたまま「一ノ瀬志希という研究者が対ゴジラ用の決戦兵器を持って援軍に向かう」という点だけを自衛隊に伝えた…というのが裏の事情です。
23話のラストシーンから、24話にかけて、志希ちゃんは芳乃ちゃんを挑発するかのような言動を見せ、意図的に対立したように見えます。
動画の演出から、このときの志希ちゃんの心情としては『オキシジェン・デストロイヤー』を使いたくなかった…というのはご理解いただけたと思います。だとしたら、芳乃ちゃんと対立するよりも、逆に芳乃ちゃんの意見に乗っかって『うんうん、わかるー。使わない方がいいよねー♪』と主張した方が合理的な気がしますよね。
実はこの場面、志希ちゃんは「本当は『オキシジェン・デストロイヤー』を使いたいのに、芳乃ちゃん(自衛隊)が反対するから使えないー、残念ー♪」ということにしたかったのです。これは少し前の22話において、自衛官から『オキシジェン・デストロイヤー』を使って欲しいと言われたときも同じで、志希ちゃんは「本当は『オキシジェン・デストロイヤー』を使いたいのに、電波妨害されているから使えないー、残念ー♪」ということにしたかったのです。
なぜそんな面倒なことをするのか?というと、以下のような事情があるからです。23話で志希ちゃんが語っていた通り、志希ちゃんは芹沢博士をリスペクトし、『オキシジェン・デストロイヤー』を一つしか作らない、資料は残さない、ゴジラ相手にしか使わない…と誓いました。これに対し、エージェントくんは納得できないと反論しました。動画では時間の関係でカットしてしまったのですが、志希ちゃんの言い分をエージェントくんは納得できず、電話で口論になったところで、ちょうど茨城にゴジラ出現の知らせが飛び込んで来たために、志希ちゃんとエージェントくんは、『議論は一時停止』、『ゴジラを倒すことを優先』という意識合わせをしました。その後、ゴジラの襲撃と"C国"の工作員の襲撃、さらには宇宙人の侵略まで起きてしまい、所有権を議論するような状況ではなくなります。
つまり、『オキシジェン・デストロイヤー』の所有権は"宙に浮いている"状態だったわけです。志希ちゃんは「報酬はいらないよー」と言ったものの、本来、研究費用は政府が"機密費"から捻出しているわけですから、少なくとも一つだけ完成した『オキシジェン・デストロイヤー』については、政府に所有権がありますよね。しかし志希ちゃんの言い分は「(政府が指定する害獣に対して)あたしは最初の一発目を使う権利がある」と主張しています。志希ちゃんが所有権を主張する正当性はその一点だけなのです。
もし志希ちゃんが「あたしはまったく使う気がないよー」という姿勢を見せれば、その時点で志希ちゃんの主張の正当性が失われる可能性があったわけです。「(政府が指定する害獣に対して)使う気がないなら、今すぐそれをよこせ」と言われたときに反論できなくなります。それゆえに志希ちゃんは、あくまでも「あたし自身は、本当は『オキシジェン・デストロイヤー』を使いたい!(でも周りの事情がそれを許してくれない!)」というスタンスを維持することで、引き続き『オキシジェン・デストロイヤー』を所有する正当性を確保しているつもりだったわけですね。
本当はこの点を動画で演出したかった思いがあります。そうすれば志希ちゃんの言動がより理解しやすくなりますので。しかし、実際に動画で演出しようとすると、どうしても理屈っぽい説明文ばかりになって面白くないですし、間延びしてテンポが悪くなります。そもそもストーリー上、それほど重要でもない部分ですので、そんなところに時間をかけるのもいかがなものかと…。よって、泣く泣くカットした次第です。
23話から、24話にかけて、敵の宇宙人サイド(キングギドラ、ガイガン)は攻撃を一時停止し、作戦タイムに入ったような描写があります。このとき実際に、敵の宇宙人サイドは作戦タイムに入っていました。
22話で惜しくもラドンを取り逃がした宇宙人たちは、電波妨害装置が壊れてしまったことで、"最も効率が良い作戦"を練り直します。彼らの高度なシミュレーションにより、次の作戦を考えた結果、「モスラの卵を狙う」、「宇宙船は透明のまま隠れ続け、レーダーを使わない」という作戦が決まりました。
前者についてですが、彼らの高度なシミュレーションの結果、「モスラの卵を狙うのが最も効率が良い」という結論になりました。それは「このまま放置していて、モスラの卵が孵化したら、3対2の状況("ゴジラ&ラドン&モスラ"vs."キングギドラ&ガイガン")になり、不利になる」、「遠距離から攻撃すれば、ゴジラの攻撃をよけられるし、逆にモスラの卵をよけられないから一方的に攻撃できる」という理由によります。まあ24話で美穂ちゃんと志希ちゃんが語った通りの理由ですね。
後者について言えば、電波妨害装置が壊れたことで、宇宙人サイドも自衛隊サイドも、どちらもレーダーを使えるようになりましたが、彼らの宇宙船はステルス設計になっていて、自衛隊のレーダーには絶対に映らないという確信がありました。そのため彼らは「透明な状態を維持すれば、絶対に見つかることはない(ただしラドンだけは念のため警戒する)」という方針を決めます。しかし索敵のために彼ら自身がレーダーを使うと、自衛隊側に電波を探知され、透明であっても位置がバレてしまいます。つまりレーダーはわざわざ自衛隊側に位置を教えるような行為ですので、『レーダーを使わない』方針になったわけです。このことは後々、大きな意味を持ちますので、本来は動画で演出したかったのですが…仕方ないですね。終盤に帳尻を合わせるように頑張ってみます。
余談ですが、このとき作戦タイム中に宇宙人3人のちょっとしたコントを考えてありました。概略で以下のような感じです。
元々、透明なのにラドンに位置を特定されて驚いた宇宙人(黄色のやつ)は、「我々もレーダーを使って敵の接近を感知すべきだ」と主張。これに対し、リーダー格の宇宙人(青色のやつ)は、「バカかお前は」と全否定。続けざまに「この星の言葉で、お前のようなヤツを"脳筋"と呼ぶらしいぞ」と皮肉。宇宙人(黄色)が「"脳筋"ってどういう意味だ?」と聞き返すと、宇宙人(青色)が「脳みそまで筋肉でできている…という比喩表現だ」と説明。すると「脳みそまで筋肉か!それは強そうだな!」とむしろ喜び、宇宙人(青色)はあきれて「お前は長生きしそうだな」と続けざまに皮肉。これに対し宇宙人(黄色)は「おう!もちろん長生きするぜ!」とまたまた肯定的に受け取り、宇宙人(青色)は「・・・」と無言で汗たらり…というコントが予定されていました。これ実際に作ったのですが、尺の都合で泣く泣くカットしました😅。宇宙人のしょうもないコントよりも、アイドルたちの会話の方が重要ですから仕方ありませんね。
25話で、茜ちゃんが藍子ちゃんに向かって「私たちなら、宇宙の怪獣とも"念"で会話できるかもしれません!」と語りました。23話にて、藍子ちゃんと茜ちゃんは霊魂になっていて、"念"で会話するという設定を皆様にご紹介していましたが、そもそも"念"で会話する場合、誰と会話できるのでしょうか。疑問が出てくるところかと思います。
ちょっと面倒くさい設定になるのですが、実はこの"念"という概念、ひとことで言いますと、拙作では「波長」が合うかどうかがポイントになります。
本シリーズではすでに3組ほど、"念"で会話している組み合わせが出てきています。「藍子ちゃん&茜ちゃん←→モスラ」はわかりやすい例ですが、それ以外に「美穂ちゃん←→ラドン」、「仁奈ちゃん←→ゴジラ」の組み合わせも、実は"念"で会話しています。この3組は、それぞれ「波長が合っている」状態なのです。藍子ちゃんと茜ちゃんは「宝玉の力」によって、美穂ちゃんとラドンは「ドン玉の力」によって、仁奈ちゃんとゴジラは「神様の力」によって、それぞれの怪獣と波長が一致し、会話できるようになっています(注:仁奈ちゃんに力を貸してくれる"神様"の存在については、こちらのQ&Aをご覧ください)。
藍子ちゃん&茜ちゃんは人間(仲間たち)と"念"で会話できます。それなら美穂ちゃん、仁奈ちゃんも意識すれば"念"で人間と会話できるのか?というと、答えはNoです。美穂ちゃんが持っている「ドン玉」はラドンにしか波長が合いませんし、仁奈ちゃんも「神様の力」により"念"が自動的にゴジラとの波長が合うようになっているだけです。別の言い方をすれば、藍子ちゃんと茜ちゃんは自分の力で"念"を飛ばせますが、美穂ちゃんと仁奈ちゃんは自分の力では"念"を飛ばせません。実を言うと藍子ちゃん&茜ちゃんも「宝玉の力」で身体から魂が抜けた時点では「モスラとしか会話できない状態」だったのですが、その後モスラの背中に乗って"日本国"へ向かう道中で、芳乃ちゃん相手に"念"で会話するコツを掴んだという設定(サイドストーリー)があります。元々人間ですので、人間相手に"波長"を合わせて会話するコツを掴むのは難しくなかったのです。この辺りは細かすぎて、動画で説明しようとするといくら時間があっても足りないので省略しています😅。
ついでに裏の設定を追記しますと、この動画の時点では"あいあか"の二人が"念"で会話できるのはモスラ(と人間)だけですが、(設定上は)宇宙の怪獣たち、ゴジラ、ラドンとも会話できる能力を持っています。例えば、これらの怪獣たちと数日?くらい一緒に過ごせば、"波長"が合うポイントを見つけて、コツを掴んで会話できるようになります。実際にはそんなことをすると"あいあか"の二人だけですべての怪獣と対話できてしまい、美穂ちゃん、仁奈ちゃんの出番がなくなりますので、ストーリー上は禁じ手ですw
- QA-80: 志希ちゃんが開発したのは『オキシジェン・デストロイヤー』ではないの?(第25話)
25話で、志希ちゃんは「これが本当に『オキシジェン・デストロイヤー』なのかどうかは、あたしにもわからにゃーい♪」と語っています。これについて少しご説明します。
まず、志希ちゃんが動画内で語った通り、「記録が何も残っていないのだから、志希ちゃんが『オキシジェン・デストロイヤー』だと思っているモノが、本当に『オキシジェン・デストロイヤー』なのかどうか、確認のしようがない」という説明、これはある程度説得力があると思います。本家ゴジラシリーズの映画でも、『オキシジェン・デストロイヤー』に言及している作品がいくつかありますが、それが本当に『オキシジェン・デストロイヤー』なのかどうか、100%の確証を持てないはずなんです。芹沢博士は自分の生命を犠牲にしてまで、すべての記録を消し去ったわけですから。
ただ、そのことをわざわざ動画内で言及する必要があるか?というと、話の展開上、このセリフはまったく必要ありません。では、なぜそんなセリフを入れたのか?というと、作者が小心者だからです。
今さら説明する必要もないかと思いますが、本家の映画ゴジラシリーズにおける『オキシジェン・デストロイヤー』と言えば、70年経った今でも語り草になっている伝説の兵器ですよね。作中にて強烈な印象を残し、なおかつ謎だらけの兵器で、謎が多いゆえに様々な解釈がなされており、本家ゴジラファンの方も「一家言持っている」、「強いこだわりがある」ものと思われます。
一方で私は小心者で豆腐メンタルなので、皆様に叩かれるのを極度に恐れています。この伝説の兵器を下手に扱うと『オキシジェン・デストロイヤーはそういうものじゃない』、『コイツは何もわかっていない』などとガチ勢から叩かれる可能性があるのではないかとビビっている次第です😅。その結果、ストーリー上は特に必要のない前述のセリフを作者都合で入れ込んだ次第です。
次回の26話にて、『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』が実際どんなものなのか描写が出てきますが、非常に都合の良い設定で作られています。それは天才・志希ちゃんだから作れるんです。そういう設定なんです。どうか一つよろしくお願いします。
余談ですが、「イチノセ式」と「一ノ瀬志希」をかけてる…?という動画へのコメントを拝見しました。はい、その通りです。それは意図的です。当初のシナリオでは『オキシジェン・デストロイヤー・シキスペシャル』という名前だったのですが、動画化した際にふと「イチノセ式」というダジャレを思いついてしまい、それを採用することにしました😊。
- QA-81: 『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』は"水分"がないと効かない前提?(第26話)
26話で、ついに『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』が投入されました。4話からその名前が登場し、ちょうど1年後に使われたことになります。長かったですね…😅
まずお断りしておきたいのは、本シリーズの『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』はオリジナル設定であり、妄想上の兵器です。科学的(化学的)に正しいのか?原作ゴジラ映画の『オキシジェン・デストロイヤー』と矛盾していないか?とか、その辺りはあまり深く考えず、細かいところは見逃してやってください😅
さて動画本編では、"水分"を前提にした兵器であることが志希ちゃんの口から語られています。25話ではガイガンよりもキングギドラを狙った理由について『水分が多そうに見えるから』だと発言していますし、26話では"水分"を前提とした作用機序を語っています。つまり、"水分"がないと効かない前提のように見えると思います。
設定上の話をしますと、『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』は"水分"がなくても効きます。動画内で語られた『オキシジェン・デストロイヤー』の性質は1."物質を溶かす"、2."酸素を破壊する"なのですが、このうち1については水分とは無関係です。ただしキングギドラの構成物質を溶かすことができるかどうかは不明で、やってみなければわからない想定でした。そして2については"水分"に限らず、キングギドラの構成物質に"酸素"が含まれていれば効果があります。ただし"酸素"の比率次第でダメージが変わるわけです。
開発者の志希ちゃんは元々『ゴジラ』を倒す前提で事前のシミュレーションをしていました。その際、この星ではほとんどの生物が"大量の水分"を蓄えていることに着目し、それをターゲットにすることを思いついて、検証を重ねたわけです。つまり設定上は『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』自体は"水分"がなくても効くのですが("酸素の比率"により効果は可変)、志希ちゃんは開発時に"水分"をターゲットにして検証を積み重ねていた…ということです。実際に検証を積み重ねた条件に近ければ近いほど、"勝利"を確信できますからね。
なお志希ちゃん自身は、おそらくキングギドラが体内に"水分"を蓄えているだろうと推測していました(ただし水分の"割合"は推測不能)。この星では、『身体の柔らかさ』は水分がなければ成立しませんので、キングギドラのしなやかな動きを見る限り、水分は含んでいるだろうという読みでした。ただ、志希ちゃんが懸念していたのは、その柔らかさが"水分ではなく、(この星では検出されていない)未知の元素によるものかもしれない?"という点でした。もしキングギドラの柔らかさが"未知の元素"によるものであれば、この星の生物における"水分"の割合と同程度であると推測できます。その場合、キングギドラの体内に多少の"酸素"が含まれていたとしても、"水分"がない以上はその比率が非常に小さく、『オキシジェン・デストロイヤー』の効果が薄いことになります。が、実際にキングギドラが苦しみ始めたのを見て、やはり体内に相当量の"水分"を蓄えている(当初の推測通りだった)という手応えを感じ、志希ちゃんは"勝利"を確信したわけです。
- QA-82: 『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』はなぜ"粘液"なの?(第26話)
26話で、『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』はドロドロの"粘液"であり、まるでスライムのようなものだと志希ちゃんが語っています。
オリジナルの『オキシジェン・デストロイヤー』は液体ですが、なぜ志希ちゃんはそれを"粘液"にしたのか?それについては設定上の理由があります。
まず志希ちゃんの当初のターゲットはゴジラでした。その昔、最初に現れたゴジラは海中で『オキシジェン・デストロイヤー』によって倒されましたが、志希ちゃんはこの方法を採用しませんでした。"海中"で使うと被害が大きくなりますし、そもそも"海中"ではゴジラの移動速度が速いことを把握していましたので、逃げられてしまう可能性もあると考えていたためです。ゴジラを仕留めるなら"海中"ではなく"地上"の方が確率が高い…と判断しました。
そして地上で使う前提の場合、液体だと被害が大きくなる可能性があります。例えば雨が降ってそれが排水口や川へ流れ込んでしまったら、広範囲で被害が出ます。そこで志希ちゃんは、"粘液"にすることを思いつきました。液体"と"粘液"を比較した場合、最大の違いは"移動速度"です。"液体"はあっという間に拡散し、広範囲に広がります。一方、"粘液"はゆっくり、ゆっくり拡散し、広がるのに時間がかかります。志希ちゃんはこの違いを利用して、周辺(環境)への被害を最小限に抑えられるのではないかと思いついたのです。万が一、地面に落ちたとしても、"粘液"であれば移動速度が遅いため、より対処しやすいですよね。
こうして、志希ちゃんの『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』の構想が固まりました。"粘液"にすることで周辺(環境)への被害を最小限に抑えられます。合わせて、ゴジラの口の中にピンポイントで放り込むという戦術も考えつきました。身体の表面に浴びせても、その部分を振り払われてしまったら致命傷にはなりませんが、口の中に放り込めば防ぎようがありません。"吐き出す"ことができれば助かりますが、『イチノセ式 オキシジェン・デストロイヤー』は"粘液"が周囲を溶かしながら"へばりつく"ので吐き出せない…こうして、無敵の最強兵器が誕生したわけです。
余談ですが、志希ちゃんは動画内で何度か「あたしがドローンの操作をミスしなければ大丈夫」(ドローンの操作をミスしたら危険)ということを語っています。志希ちゃんとしては、万が一ドローンの操作をミスした場合、それが"地面"に落ちれば被害は小さい、しかし"水のある場所"に落ちれば被害が大きくなる、と考えていたのです。
29話で、響子ちゃんが「なんでこの作戦のことを事前に教えてくれなかったんですか?」と自衛官に質問している場面についてです。
動画内の演出から、「事前に『ハバキリ作戦』のことを教えてくれていたら、このタイミングでラドンが戦闘不能になることはなかったんじゃないの?」という考えで響子ちゃんが憤っていたのはご理解いただけると思います。どう見ても「ハバキリ作戦」は人類が勝てる最後のチャンスですし、この大事な作戦で"空を飛べるラドン"が動けない状況になっているのに、"空を飛べるキングギドラとガイガンを止めてほしい"という無理難題を突きつけられたら、そりゃイラッとしますよねw
その答えは、動画内で自衛官が語っている通り「皆さんが"守りに入ってしまう"ことを危惧して、あえて伝えなかった」のです。この後で大事な作戦がある…という意識が頭の中にあると、どうしても無理を避けて安全策を取ろうとしますし、攻めるべき局面でもためらってしまうのが人間の心理です。ましてやケンカすらしたことがなさそうな乙女たちですから、安全策を意識するとなおさら一気に消極的になるでしょう。結果的に裏目に出てしまいましたが、自衛官が作戦のことを隠していたのは、ある程度の正当性があると思います。
このQ&Aでは、動画内で伝えきれずカットしたことを補足します。そもそも「ハバキリ作戦」は(全国的に大混乱の状況ですので)物資や機材の調達に時間がかかることが予想されていて、「いつ、どのタイミングで実行するか」を明確に決められなかったのも理由の一つです。要するに「どのくらいの時間、耐えて作戦を待つか」を伝えることができない状況でした。例えば「1時間後に作戦実行です!それまで耐えてください!」と明確に伝えることができるならば、事前に伝えるメリットもありました。ですがそれを明確に決められないという条件であれば、アイドルたちに変に期待を持たせて、気持ちだけが"守りに入ってしまう"ため、何のメリットもないと判断し、それならむしろ伝えない方が良い…という結論に至ったわけです。
余談ですが、26話で、「オキシジェン・デストロイヤー」を喰らって瀕死の状態で地面に落下したキングギドラを見て、そのときモスラの卵を抱えて守っていたラドンに「卵を置いて攻撃に転じる」ことを美穂ちゃん&茜ちゃんの二人が提案する場面があります。その意見に自衛官が賛同し「攻撃しましょう」と口にしたのは、この「ハバキリ作戦」の事情が背景にあります。戦いにおいて、相手が崩れたチャンスに攻勢をかけることは非常に大事であり、"守りに入って消極的になってはならない"という自衛隊サイドの思考が現れている場面なんです。小説ならこの辺りの細かい心情も文章で説明するところですが、動画だとどうしてもテンポが悪くなってしまうので、細かいところはカットするしかありません。
- QA-84: 芳乃ちゃんは、志希ちゃんが言ったことを忘れていたの?(第29話)
29話で『ハバキリ作戦』の内容が語られ、"薄くて小さい金属片(紙吹雪を金属で作ったようなものをイメージしてください)に"接着剤"を吹き付けながら投下するわけですが、それをバラまく範囲についてアイドルたちが議論する場面があります。
この中で茜ちゃんが「見えない敵(の宇宙船)がさっきラドンを攻撃してきたから、その周辺にバラまくんですよ!」と言ったときに、芳乃ちゃんが「(敵の宇宙船は)すでに別の場所に移動しているのではありませぬかー?」と疑問を口にしています。これについて視聴者様から「…いや、志希が以前言ってたことを覚えてるか?敵はここから離れられないって。」ということで動画内にコメントをいただきました。
このコメントは、22話で志希ちゃんが「敵の宇宙船は怪獣から離れられない」ということを推理したとき、その場に芳乃ちゃんがいたことを指摘していただいたものです。
はい。おっしゃる通りです。コメントいただいた方の認識が正しいです。結論から言いますとこれは作者のミスです。なぜこうなったかと言いますと、最初のシナリオ時点ではこのセリフ、存在しなかったんです。私も当初は22話の場面が頭の中にありましたので、芳乃ちゃんがこのセリフを言うのは違和感がある認識でした。
ところが29話の制作中に、19:58の時間枠に収めるためにセリフを色々カットしていった結果、芳乃ちゃんのセリフがほとんどなくなっちゃったんですね。そこで、芳乃ちゃんのセリフを増やすために微調整したとき、その問題の場面のセリフを安直に芳乃ちゃんのセリフとして当てはめてしまいました。そのときはすでに動画制作の最終調整のタイミングでして、動画の見方が"局所的"になってしまっていて、全体を見る視点に欠けていたために22話の場面のことが完全に頭から飛んでいました…。その結果、視聴者様からツッコミをいただくことになってしまいました。芳乃ちゃんおよび視聴いただいた皆様には申し訳ございません。チェック不足でした。
やってしまったことは仕方がありませんので、以下のように解釈してご覧いただければ幸いです。
- 芳乃ちゃんは
- のような会話になりました。
…ということにしていただければ幸いです😅
29話にて、「(『ハバキリ作戦』でバラまく作業が)終わっても飛べないのでは(エンジンのタービンに付着するので)」とのコメントを視聴者様からいただきました。これについて補足させてください。
作者自身、(どこまでの影響があるか)細かいところまでは考えていませんでしたが、バラまき終わった後、自衛隊のヘリについて、正常に稼働できるようにメンテナンス作業が必要なことは頭の中にありました。実際に29話のラストで、一同がヘリから出てきて『赤い信号弾』を待つ場面では、(ここまでずっと3人の自衛官が並んでいましたが)このシーンから自衛官が1人だけになったことにお気づきでしょうか。その理由は、「(画面上に見えない自衛官は)ヘリのメンテナンスをしている」からなんです。
"薄くて軽い金属片"に"接着剤"を噴霧して空からバラまくと、ヘリに大量に付着します。その状態ですぐ飛べるならいいのですが、例えばフロントガラスに付着すれば操縦士の視界を遮るため危険ですし、ヘリのプロペラ(主翼・尾翼)の回転部分に付着すれば、事故につながる可能性もあります。そのため、この『ハバキリ作戦』のバラまき作業が終わった後、ヘリのメンテナンスが必要になるというのが頭にありました。様々な影響があるものと思いますが、細かいところも含めて自衛官たちがチェックして修復作業をしている、とイメージしていただければ幸いです。もちろん、このタイミングでメンテナンス作業をしている(設定がある)ということは、この後、ヘリが飛び立つ場面があるということです。どのような展開が待っているのか、後々の動画をご覧いただければ幸いです。
なお非常にわかりにくいのですが、29話のラストで美穂ちゃんの後ろにあるヘリのところに、良く見るとメンテナンスをしている自衛官の後ろ姿が映っているんです。美穂ちゃんがアップになったときに映る位置にいるのですが、普通は気づかないですよねw
もう1点補足しますと、最終決戦の東京(ビルの屋上)に一同が集まって以降、ずっと3人の自衛官が画面に映っていましたが、その3人しかいないというわけではありません。設定上は、彼ら3人以外にも、ヘリの中に数名の自衛官が控えていて、いつでも飛び立てるように準備しています。彼らがメンテナンス作業をやっています。
29話で、美穂ちゃんが響子ちゃんだけに『奥の手』について語り、他のみんなにはあえて黙っている描写があります。
まず動画内で繰り返されているように、美穂ちゃんは「響子ちゃんを100%信じている」というのが前提になっていて、美穂ちゃんが響子ちゃんをとても信用していることは間違いありません。ただ、それは他のアイドルたちを信用していないというわけではありません。この点を少しフォローさせてください。
元々、美穂ちゃんは『奥の手』について誰にも話すつもりはなかったのです。『奥の手』を使うかどうか、ずっと独りで悩んで苦しんでいました。それは動画内でも演出済みと思います。でも、美穂ちゃんは一人で抱え込みすぎて苦しくなり、29話のときには、もう限界になってしまいました。そのときちょうど響子ちゃんが声をかけたことにより、美穂ちゃんは少し前の記憶が蘇ります。「私が美穂ちゃんを守る盾になります!」、「美穂ちゃんはひとりじゃありません!」という響子ちゃんの言葉に救われた記憶ですね。そこで「響子ちゃんなら話してもいいんじゃないかな…?」という考えに至ったわけです。
ここでようやく響子ちゃんに話して気持ちが楽になり、少し冷静さを取り戻したことで、美穂ちゃんは再び「誰にも話すつもりはない」という気持ちに戻りました。要は、響子ちゃんが声をかけたタイミングがドンピシャだったんですね。ちなみにこれには伏線があり、響子ちゃんは26話で、志希ちゃんの顔色が悪いことに気づいていたのに、遠慮して声をかけなかったことを非常に後悔しました(これは動画内で演出済み)。そのことがあって、このとき美穂ちゃんの顔色が悪いことに気づいた響子ちゃんは、「今度こそ後悔したくない」と思って、積極的に声をかけたわけですね。そのタイミングが良かったので美穂ちゃんの心を大きく動かしました。この物語において、響子ちゃんは7人の主役の中で唯一"特殊能力がない"存在なのですが、その細やかな心遣いと内に秘めたパッションで、何度か人類の危機を救う役割を担います😊
なお、美穂ちゃんがなぜそこまで頑なに「皆に話そうとしない」のか?について、当初は31話で語る予定だったのですが、作ってみると「説明がクドい」感じになってしまったため、動画内で語るのは止めました。簡単に言えば、美穂ちゃんは『相談しても、みんなを困惑させるだけ』だと思っていたのです。みんなに相談してもプラスになることは何もなく、『背中を押してくれる』はずもない…。そう考えた美穂ちゃんは、誰にも相談せずに独りで抱え込むことに決めたのです。
31話で、美穂ちゃんが「私の"魂"って、どんな感じなの?」と、ラドンに質問した場面があります。その後、ラドンが何かを答えて、美穂ちゃんが急に赤面して「男の子だもんね…」と心の中でつぶやきます。このシーン、結局ラドンがどのように答えたのかは不明なままですね。
結論から言いますと、ここは「ご想像にお任せします」というのが作者の答えです。美穂ちゃんが赤面して照れる演出と「男の子だもんね…」という心の中のつぶやきから、視聴される方によって色々な"答え"を想像するかと思いますが、その答えは全部正解なんです。あれこれ想像して楽しんでいただければいい、というシーンでした。
とはいえ、"投げっぱなし"も良くないので、作者としてこの場面の背景を少し述べます。ここまでの戦いでラドンと美穂ちゃんの"信頼関係"が非常に強固なものになっています。美穂ちゃんが何度も涙を流し、自らの"魂"が消滅してもいいとまで決意してラドンを復活させようとしたのは、単に「人類サイドの勝利」だけを考えた行動ではなく、ラドンの身を案じる心があってこそです。この後、美穂ちゃんが「ドン玉」に"魂"を吸い込まれてしまうわけですが、その前フリとして「ラドンと美穂ちゃんの信頼関係がMAXになっている」ことを(吸い込まれる直前に)演出しておきたかったわけです。以前に志希ちゃんが「ラドン×美穂ちゃん」のカップリングについて冷やかしていましたが、今の美穂ちゃんなら、その冷やかしも「まんざらではない」気持ちになっているかもしれませんねw
一応、作者の頭の中にあったのは「ラドンはラドンなりに(怪獣にとっての)飾らない素直な感覚を美穂ちゃんに伝えた」という流れなのですが、それは人間である美穂ちゃんにとって、あまりにも「男の子だもんね…」という表現だったわけですね。ラドンは性別的には"オス"で、若い怪獣という設定なので、そんなラドンが「(人間界の美少女である)美穂ちゃんの"魂"のエネルギーを身体に取り込んだ感覚」をストレートに表現した→美穂ちゃんが赤面したという流れですので、どんな内容だったのか、大体のところは想像がつくかと思います🙃
33話で予備のドローンが登場し、実は池袋晶葉ちゃんが開発したことが明らかになります。その回想シーンの中で、晶葉ちゃんは「このドローンは最大75Kgまで運べる」と語っています。"志希ちゃんが空を飛べるように設計した"という名目はいいとして、"なぜ75Kgなのか?"、"この75Kgはどこから出てきた数字なのか?"を疑問に感じる方がおられるかもしれません。志希ちゃんの体重は43Kgですので、例えば50Kgでも十分に思えますよね。
結論から言いますと、75Kgというのは「完全に後付け」です。動画の尺の都合で75Kgに変更しました。これ、当初の設定では「最大65Kg」だったんです。これは、日本のエレベーターの規格で、1人=65Kg換算とすることになっているため、それに合わせていました。
この部分を動画化するときに、「最大65Kgだから、仁奈ちゃんと志希ちゃんの体重を合わせると65Kgを越える」「さらに衣服等も加わり数Kg増える」という状況から、志希ちゃんは「晶葉ちゃんは"モノづくり"の知見を持っているから、設計マージン(設計上の余裕)を持たせてるはず」「重力に逆らって飛ぶのは厳しいにしても、ゆっくり下降して着地するくらいならイケるはず」という思考を展開する予定でした。ただ、一度仮バージョンを作ってみたところ、尺が長くなり、テンポが悪い上に、説明をわかりやすくするために色々な図示も必要になるという事実を思い知らされました。そもそもこの説明はそんなに重要じゃなくて、要は『志希ちゃんと仁奈ちゃんが一緒に飛べるんだ』ということを視聴者の皆様に認識いただければ十分なので、ここはもう元の設定を書き換えて「最大75Kg」ということにしました。これで、志希ちゃんが色々と思考する必要がなくなり、「志希ちゃんと仁奈ちゃんが二人でドローンにぶら下がって飛べる」ことを極めて簡単に演出したわけです。本来やりたかったこととは違う結果になりましたが、その分、テンポが良くわかりやすくなりましたので、まあ、これはこれで良かったと思います。
何度か書いたことがありますが、小説とは違って動画の場合、自分のペースで視聴しにくい(常に一定のペースで再生される)ため、"変化がない単調な時間"が続くと飽きちゃうんですよね。特に、登場人物が「何かを一生懸命説明している」場面は要注意で、どうしても単調になりがちなので、「いかにテンポ良くサクサク説明するか?」「いかに飽きさせないように変化をつけるか」?が重要だと思っているわけです。場合によっては他のキャラに割り込ませて質問させたり、"視覚的に説明"したり、個人的にはすごく気を遣って苦労するところですね😅
33話にてご視聴いただいた方からのコメントです。こちらのQAにて回答させていただきます(おそらくご覧になっていないと思いますが)。
これはですね、結論から言いますと、実は当初のシナリオでは『自衛隊は放射能防護服を持ってきていました』が、『尺の都合で省略』しました😅。
ストーリー上、ビルの屋上でガイガーカウンターが反応し、まず仁奈ちゃんと志希ちゃんが離脱します。その後、"魂" になっている茜ちゃんと藍子ちゃんは別にして、こんなやり取りになる予定でした。
- 自衛隊が、芳乃ちゃん&響子ちゃんに「せめて防護服を着ませんか」と打診する
- 芳乃ちゃんは『"氣"が途切れてしまう』という理由で、放射能防護服をお断りする
- 響子ちゃんは『美穂ちゃんは着ることができない(そういう状況ではない)し、芳乃ちゃんも断った。自分だけ着るのは気が進まない』という理由で、放射能防護服をお断りする
- 自衛隊は自衛隊で、自分よりはるかに年下の少女たちが放射能防護服を拒否した手前、自分たちだけ着るのはやはり抵抗があり、結局は全員が着ないという結論に
上記のやり取りをセリフに当てはめると、なんやかんやで2~3分くらいの尺になってしまうわけです。作者の個人的なこだわりで1話あたりの時間枠を「19分58秒」で統一しているため、このやり取りを入れると、その分他の箇所を削らなければならなくなります。放射能防護服を最終的に「着用しない」という結論になるだけですし、そもそもストーリー上、これ自体が大して重要な要素ではないので、ここはもう余計なやり取りを削ってしまおうと決断し、完全に尺の都合で省略した次第です。
23話のラストシーン辺りから芳乃ちゃんの"不思議な力"が動画内で演出され始めていましたが、今回の34話では、あまりにも人間離れした能力を見せることになりました。
実は裏話をしますと、当初のシナリオでは、ここまで人間離れした能力を持たせる予定はなかったんです。動画化して少しずつ「当初のシナリオと違う」箇所が出始めて、その"元のシナリオとの差異を軌道修正する"ために、ズレてしまった点をすべて芳乃ちゃんの能力としてかぶせて、穴埋めしてしまった感があります。そのため正直なところ、作者自身も"やり過ぎた"という罪悪感はあります。すみません……。
元のシナリオとのズレが何なのか?については複数の要素が複雑に絡んでいて、説明すると長くなるため具体的な内容は省略しますが、そもそもなんで元のシナリオがあるのに動画化するとズレが出てくるのか?について少しだけ書きます。これはあくまでも「私の場合」に限定した話ですので、その前提でお読みください。『シナリオ(テキスト)で書いたイメージを映像化する過程で、"もっと良い演出"を思いついてしまう』ことがあります。その結果、ちょっとした修正をするのですが、そのときは「小さな修正だし、大したことないだろう」と思って進めるものの、後になって、いわゆる『バタフライ・エフェクト』というのか、あのとき変更した部分が水面の波紋のように少しずつ広がっていき、「今さら、これを無視するのはおかしいよなあ……?」という状況になってしまうわけです。対処法としてはいくつかあるのですあg、今回の場合は芳乃ちゃんに『人間離れした能力』を発揮してもらうことで軌道修正し、元のシナリオに引き戻したわけです。ご覧になった方は「ちょっと強引すぎる」という印象を持たれたかと思いますが、その感覚は正しいです。作者自身も「これは強引すぎる……」と思いながら作っていましたので😅とはいえ、芳乃ちゃんのおかげで(今回の)シナリオ上の矛盾は消えましたので、一つの山を越えられたのは確かです。ありがとう、芳乃ちゃん!
通称『ドンたま』、正式名称『火玻璃(ひばり)』については色々と設定を詰め込みすぎていますね😅
簡単に言いますと、『ドンたま』の中は異次元の世界であり、一つの小宇宙につながっている……みたいなイメージでご覧いただければ幸いです。あの"魂"をも焼き尽くす"炎"は何なのか?と言いますと、作者が個人的に持っている根本的な思想(厨二病・妄想)で、『霊的な"魂"』と『物質的な"肉体"』は本来、存在する世界が異なるもの……という考えに基づいています。その厨二病設定については恥ずかしすぎるので詳細は割愛しますが、藍子ちゃん&茜ちゃんは現世の"炎"にはノーダメージで、『ドンたま』の中の"炎"は、"魂"の世界の"炎"であるためダメージを受ける、という設定です。現世のように「燃える」、「焼ける」というダメージではなく、"魂"が持つ"精神的エネルギー"が削られていくいうダメージになります。そのため、動画内でも「燃える」、「焼ける」という演出はありませんが、実は"炎"の影響により、藍子ちゃん&茜ちゃんは少しずつ"魂"の"精神的エネルギー"を削られています。現世で言えば"体力(ヒットポイント)が削られる"イメージだと思っていただければ良いかと思います。
本来、藍子ちゃん&茜ちゃんのような"人間の魂"は、肉体から離れると最終的に"魂"の世界に転移してしまうのですが、魔法のアイテムの力により現世にとどまることができているわけです。『ドンたま』に"魂"を吸い込まれた美穂ちゃんも、肉体から離れたために本来は"魂"の世界に転移してしまうところなのですが、『ドンたま』の中がそもそも異次元の世界("魂"の世界)ですので、そこにいる限りは"魂"を保ったまま(=つまり、肉体に戻れる可能性を維持したまま)生きていられます。ただし『ドンたま』は美穂ちゃんの"魂"を食べようとしているため、美穂ちゃんは少しずつ"精神的エネルギー"を吸い取られ、ダメージを受け続けているという設定です。ややこしくてすみませんw
この辺りの設定(作者の妄想)をきちんと説明するとWikiが一つできてしまうくらい書いてしまいそうなのですが、何しろ恥ずかしいという自覚もありますので、ここまでにしておきます😅。
"怪物化"した美穂ちゃんを抑え込むため、芳乃ちゃんが一人で奮闘しているのですが、その後方でただ見ているだけの自衛官さんが気になりますよね😅響子ちゃんが襲われて危ない場面を見たら、何らかの介入をしそうなものです。
これ、設定上は芳乃ちゃんから「何があろうと手出しをしないでいただきたくー」と言われ、止められているからなんです。その場面を動画内で演出しておくべきだったのですが、例によって『尺の都合』で、大して重要ではないと判断して省略した次第です。
では、なぜ芳乃ちゃんは自衛隊さんに手出しをしないように頼んだのか?について書きます。動画内では、"怪物化"した美穂ちゃんを抑えるために「地脈を通じて、この星の"氣"を借りている」と芳乃ちゃんが語っています。この芳乃ちゃんの能力を発動している間に、「芳乃ちゃん」または「対象(この場合は美穂ちゃん)」に他人が触れると、"氣"が分散してしまい、美穂ちゃんを抑えることができなくなってしまうから……という設定でした。時間にしておそらく20秒くらいあれば動画内で演出できるのですが、その20秒を惜しんだ結果、後ろにいる自衛官は「目の前で女の子が危険な目に遭っているのに何もしない」というムーブをすることになっているわけです。皆様も自衛官の"地蔵っぷり"が氣にはなるかもしれませんが、「おそらく手出しできないんだろうな」くらいの認識でご覧いただければ幸いです。
余談ですが、「芳乃ちゃん」または「対象(この場合は美穂ちゃん)」に他人が触れると、"氣"が分散してしまい、美穂ちゃんを抑えることができなくなってしまう……という設定の割に、34話では響子ちゃんが"怪物"美穂ちゃんの頬を掴んで揺さぶるシーンが出てきます。これは響子ちゃんなりの考えがありまして、少し前に芳乃ちゃんが「もはや限界」と伝えて全員に避難するよう進言しているのが原因です。響子ちゃんは「もう芳乃ちゃんの能力では抑え切れない」と理解していたため、"氣"が分散しようがお構いなしに美穂ちゃんの頬を掴んで揺さぶって、"魂"に呼びかけたわけです。響子ちゃんとしては、一回目のトライのとき「呼びかけるだけ」で、それが失敗したため、二回目のトライでは(芳乃ちゃんの能力はもはや限界と理解し、これが本当に最後のチャンスだと思い)、「美穂ちゃんの頬を掴んで、揺さぶる」ことで、自分の声が少しでも届いて欲しい、という強い思いがあったんですね。つまり響子ちゃんは最後のチャンスに賭けて、あのような行動に出たということです。
34話で、"怪物化"した美穂ちゃんの動きが突然止まってしまう場面があります。それまで抑え込んでいた芳乃ちゃんが度々「限界」を訴えており、さすがにヤバい……というところで急に止まったのは何かあるのか?と思いますよね。
結論から言いますと、もちろんこれは理由があります。後日の回で答えを演出する予定ですので現時点では明確な答えは書きませんが、ヒントは動画内にいくつか出ているはずですので、色々と想像してみていただければ幸いです。ただしその答えは「強引すぎるだろ」とツッコミたくなるかもしれません😅。
ちなみに、藍子ちゃん&茜ちゃんが『ドンたま』に突入したときに「最初のときと比べて火の勢いが弱まっている」と発言していますが、これは"怪物"美穂ちゃんの動きが止まったのと同じ理由に基づきます。
34話では、藍子ちゃん&茜ちゃんが『ドンたま』に飛び込んで、あっさり美穂ちゃんと合流して、あっさり脱出できそうなところまで一気に進んでいます(最後に"火の鳥"が現れて逃げることになりますが)。
これはもう「テンポ重視」で、途中の細かいところはすべてカットしたからです。元のシナリオでは、『ドンたま』の中で、かの名作「走れメロス」に似たような展開を考えていました。藍子ちゃん&茜ちゃんは途中で"炎"のダメージにより苦しんで脱落しかける場面もあり、二人で励まし合いながら何とか立ち上がり、美穂ちゃんのところまでたどり着く予定でした。藍子ちゃんが動画内で語ったように「一人では耐えられない苦しみも、仲間がいれば耐えられることもある」という展開になるはずだったんです。
ただ、それをやってしまうと『ドンたま』に突入~美穂ちゃん救出の話がさらに長くなってしまいます。藍子ちゃん&茜ちゃん好きの作者としてはすごく悩んだところですが、泣く泣くカットすることを決めたわけです。その結果、動画では突入してすぐに美穂ちゃんと合流できたようなイメージになりましたが、「きっと裏では苦労したんだな」と思っていただければ藍子ちゃん&茜ちゃんも報われます😄
美穂ちゃんと合流して3人になった後も同様です。すぐに脱出直前のところまで進んでいますが、道中では美穂ちゃんが「熱い」と感じ、「二人ともこの熱さが平気なの!?」「もしかして、二人は特別で、熱さを感じないってこと……?」などと思いを巡らせるものの、藍子ちゃんと茜ちゃんの苦しそうな表情を見て「二人も熱いんだ」「二人は往復で耐えてるんだから、私よりもつらい思いをしてるんだ」と気付く……といったショートストーリーもあったのですが、テンポ重視のため大幅にカットしまして、34話のラストで"火の鳥"に遭遇するところまで一気に進めた次第です。
余談ですが、動画内で藍子ちゃんと茜ちゃんが円を描くようにグルグル回っているのにお気づきでしょうか。実はこれもショートストーリーがあって、テンポ重視のためカットした名残です。二人でグルグル回ることで「熱さ」を少しでもごまかせるのではないかと考えたのと、常にお互いの存在を意識することで「一人じゃない」というチームワークを感じる利点があって、茜ちゃんが『グルグル・フォーメーション』と名付けましょう!と高らかに宣言し、美穂ちゃんと合流したときに『グルグル・フォーメーションのセンターに美穂ちゃんを置く形で脱出しますよ!』と発言して、美穂ちゃんが「グルグル・フォーメーションって何だろう……?」と困惑するショートストーリーなどがありました。テンポ重視で、その辺りはすべてカットしました……。
34話では、藍子ちゃん&茜ちゃんと合流した美穂ちゃんは、三人揃って飛翔し、脱出を試みます。動画内では「("魂"は触れないのに)どうやって美穂ちゃんを助け出すか」というコメントをいくつかいただきました。おそらく美穂ちゃんが"飛べる"というイメージがなくて、藍子ちゃん&茜ちゃんが美穂ちゃんを抱きかかえる形で三人が脱出すると思われたのではないかと思います。この点、作者の説明不足が原因です。すみません。
本来は、『ドンたま』に吸い込まれた直後くらいに、美穂ちゃん自身は飛べることに気づいたのですが、自分の頭上にとんでもない"炎の海"が広がっていて、近づくと熱くて耐えられなかったために、脱出をあきらめたというストーリーでした(この辺りは尺の都合によりカット)。脱出を考えたとしても、この"炎の海"がどこまで続いているかも不明ですし、どこへ向かって行けば脱出できるのかもわかりませんので、美穂ちゃんとしては勇気が出なかったのです。何しろ現在の位置だけは(なぜか)炎がなくて安全地帯だったので、人間の心理として「危険な炎の海に飛び出す」よりも「安全地帯にとどまる」方を選択してしまうのは当然だと思います。実際には、その安全地帯にいると美穂ちゃんの"魂"の"精神的エネルギー"は少しずつ吸収されてしまい、美穂ちゃんの"魂"はジワジワと弱っていくわけですが、茹でガエルのようなもので、美穂ちゃん自身は自分が少しずつ弱って、消えかかっていることに気づかなかったのです。
その後、藍子ちゃん&茜ちゃんが「自分があきらめた"炎の海"を突っ切って」助けに来てくれたことに、美穂ちゃんは大いに驚きます。藍子ちゃん&茜ちゃんが「以前に比べると"火"の勢いが少し弱まっている」……と発言している通り、最初に比べると"火"の勢いが弱まっていましたので、三人は何とか『ドンたま』の "火の海" の熱さを我慢できたわけです。
35話で、「芳乃ちゃんの"不思議な力"が電子機器の誤動作を引き起こすとしたら、ガイガーカウンターの警告も誤動作だったんじゃ?」と志希ちゃんが気づく場面があります。結論としては志希ちゃんの推測は正しくて、屋上に残ったアイドルたちは放射線障害に苦しむことなく無事だったことになります。電子機器を誤動作させるほどの強力な"電磁波"なのだから、それはそれで芳乃ちゃんの"不思議な力"も何か人体に悪影響があるのではないか?という疑問もあるかと思いますが、そこは『不思議な力ですので!科学では説明できないナニカですので!』ということで見逃してやってください😅
さて本題ですが、芳乃ちゃんが32話で能力を発動して、"怪物"になった美穂ちゃんを拘束してから、ガイガーカウンターが反応するまでに少し時間差がありますよね?この点について補足します。
設定上の話をしますと、「芳乃ちゃんの"不思議な力"が少しずつ増幅していた(出力レベルが上がっていた)こと」により、時間差が生じたものとお考えいただければ幸いです。動画内で芳乃ちゃんが語っているように「時間と共に(美穂ちゃんが)凶暴化している」事実があり、芳乃ちゃんはそれを抑えるために少しずつ"不思議な力"の出力レベルを上げていたのです。その結果、あのタイミングで"不思議な力"の出力レベルがかなり上がって、その影響が周辺に広がり、ガイガーカウンターが誤動作してしまった、ということになります。
尺の都合もあって動画内では演出しませんでしたが、芳乃ちゃんの"不思議な力"から距離が離れている他の自衛官は、当初「こちらのガイガーカウンターは反応していない」と反論します。しかし芳乃ちゃんたちの近くに来ると反応しますし、やがて芳乃ちゃんがどんどん出力を上げていくと、ヘリの近くに待機していた自衛官たちのガイガーカウンターも反応するようになったため、計器の故障ではないと判断するに至ります。なおこのとき、自衛官たちが「芳乃ちゃんの"不思議な力"が怪しいのでは?」と疑う可能性もありそうな気がしますが、「ゴジラは放射線物質を撒き散らす生物である」、「東京に来る前にゴジラは原発を襲撃して核エネルギーを喰った」という客観的な事実を確認しているため、自衛官たちは"ゴジラの体内から放射性物質が漏れている"と先入観で思い込んでしまったわけです。
まあ、単に「アイドルたちは "放射線" の影響を受けませんでした!」という結論に一定の説得力を持たせたいというだけのしょうもない設定ですので、あまり深く考えずに「ふーん」で流していただければと思います!
35話で、"怪物"にならないための二つの条件の"本当の意味"を美穂ちゃんが理解します。アイドル仲間たちのおかげでギリギリのところで踏みとどまり、人間に戻ることができたわけです。本シリーズ中、美穂ちゃんと響子ちゃんの会話で「100%信じてる」という言葉が何度も出てきたことを覚えておられますでしょうか。実はあれ、『ドンたま』の謎につながる伏線だったんです。
結論から言いますと、設定上は、今回の"美穂ちゃん救出劇"は本来の条件からは外れている想定外の事態です。"魂"になっている藍子ちゃん&茜ちゃんが『ドンたま』の中に潜入し、芳乃ちゃんの"不思議な力"でサポート……という状況には、あの"火の鳥"さんも、さぞかしビックリしたと思いますw
まず過去の『ドンたま』使用者の中で、人間として生還した人物がいるかどうか?ですが、設定上は「歴史上たった一人だけ」います。歴史上の実在の人物「天草四郎時貞」をモデルにしています。皆様ご存知の"島原の乱"をベースにした『ドンたま』誕生秘話のショートストーリーも考えてあったのですが、「美穂ちゃんの一族を遡ると天草四郎時貞につながる」という設定を前面に押し出すとあまりにも厨二病っぽいので、本編では触れないことにしました😅。
本来の『ドンたま』の使い方としては、"魂"となって『ドンたま』に潜入する必要はありません。設定上の正しい条件は以下です。元々は「天草四郎時貞」を教祖とした宗教の産物……という設定でしたので、少々宗教色の強い設定になっています。
- 『ドンたま』の"使用者"を救う"救済者"が必要。"救済者"の条件は、"使用者"とお互いに信頼し合っていて、かつ、"使用者"のためなら自分の生命を投げ出しても良いと考えている『殉教精神』の持ち主であること
- 『"使用者"が怪物化する前の人間態の状態』のとき・・・"使用者"と"救済者"が身体を密着させていれば"怪物化"しない(=犠牲者が出ない理想形)
- 『"使用者"が怪物化してしまった後』・・・・"救済者"が自分の意思で喰われる(="使用者"は人間に戻れるが、"救済者"が犠牲になってしまう形)
動画内では響子ちゃんが"怪物化"した美穂ちゃんに喰われそうになりましたけど、響子ちゃんは上記の"救済者"の条件を満たすので、あのまま喰われていたら、美穂ちゃんの"魂"は元に戻れたことになります。今回の場合は最終的に"魂"となった茜ちゃんと藍子ちゃんが"火の鳥"に喰われることで前述の条件をクリアできたわけです。ちなみに"火の鳥"は、茜ちゃんと藍子ちゃんが"救済者"の条件を満たすのかどうか?を見極めようとしていました。
そういえば32話で、「ラドンのつがいは代々こうして作ってきた?」というコメントをいただいたのですが、正解です。"怪物化"したまま戻れなかった人間は、そのまま身体がラドン化してしまい、やがて人間だった頃の記憶をすべて失ってラドンの一族として生きていくことになります(という設定でした)。
こんな複雑な設定、動画でやるべきじゃないですね。設定はシンプルにしましょう!それが今回得た教訓です😅
概要
「もっと! みほあい!」は、ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するアイドル、「はにかみ乙女」こと小日向美穂ちゃんと、「ゆるふわ乙女」こと高森藍子ちゃんの二人が主役の動画です。
1話完結の短編です。
この動画は、2021年11月に作者がtwitterでアンケートをした結果、「みほあい」の組み合わせがダントツ1位になったことにより作ったもので(当時のアンケート結果はこちら)、2022年12月17日から「もっと!みほあい!」というタイトルでシリーズ化しました。シリーズ化するかどうかはまだ決めていません。
元々、美穂ちゃんと藍子ちゃんの組み合わせの動画をいつか作りたいなあ…とは考えていたのですが、結局作らないままになっていて、2021年11月のアンケートで皆様から背中を押していただいたように感じました。アンケートにご協力いただき、ありがとうございました!
基本的な設定
- 本動画の美穂ちゃんは、ちょっとパッション成分強めだと思います。私の動画では藍子ちゃんや茜ちゃんとつるんでいるため、美穂ちゃんの性格が少しPa寄りに引っ張られ気味です。元々の美穂ちゃんは性格に癖がなく、個性の強い事務所の面々の中では逆に珍しいくらい「普通の子」だと思いますが、それゆえに周囲の人間関係や環境によって、柔軟に対応できるところがあると個人的には思っています。
美穂ちゃんと藍子ちゃんは「マグナウィッチーズ」として登場して以来、根強い人気があると思いますが、まだ曲はもらえていませんし、それどころか営業コミュすらもらえていません。きっと、「みほあい動画に投票」していただいた皆様は「この二人の曲が欲しい」という気持ちだと思います。
その気持ちは私も同じですので、みほあいの二人が「私達に曲をくださいっ!」と叫ぶシーンを真っ先に思いつき、そこから話を広げてすぐに(数時間で)全体のストーリーを考えつきました。
余談ですが、初版を作成した時点では「私達に曲をくださいっ!」というセリフがそのまま動画のタイトルでした。その後、界隈の諸事情を踏まえて今のようにタイトルを変えました…💦
本作は「ホラー」展開です。美穂ちゃんがガチ泣きするシーンがあり、初版では流血する演出も作り込んでいました。視聴してみると、正直、あまりにエグすぎて見ていられなかったので、「血」は止めることにしました。その結果、少しマイルドになりましたけど、これでも受け付けない人はいるかもしれません。すみません…💦
ちなみに、美穂ちゃんが現実と夢の間で混乱しているラストシーンには、実は裏設定があります。動画が長くなるためカットしたのですが、元々の原案では、事務所の仮装パーティで飲食しているとき、志希ちゃんに"一服盛られた"ため、その影響で眠り込んでしまい、目覚めた後も(いつも以上に)現実なのか夢なのかわからなくなったわけです。実を言うと志希ちゃんは美穂ちゃんを狙ったわけではなく、彼女のプロデューサーを狙ったのですが、美穂ちゃんはちょっとした運命のイタズラで誤ってその薬を飲んでしまったという設定です。
とはいえ、美穂ちゃんと言えば「居眠り」は持ちネタの一つですので、"一服盛られた"部分をカットしても話は成立するかなと思い、現在の形になりました(正確さよりも話のテンポを重視)。まあ、居眠りが得意な美穂ちゃんなら許容範囲かな?と思っていただければ成功ですし、今イチ納得できない方はこの作者ページの補足説明をご覧いただくことにしました(おそらく誰も見ていないでしょうけど)。
余談ですが、前作を作った時点で「みほあい」をシリーズ化して、「ススメ☆オトメ」をシリーズのテーマ曲に、と考えていました。しかし、界隈の諸事情を踏まえてテーマ曲を変えることにしました。…💦
概要
「熱血乙女とゆるふわ乙女」シリーズは、ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するアイドル、「熱血乙女」こと日野茜ちゃんと、「ゆるふわ乙女」こと高森藍子ちゃんのカップリングが主役の動画シリーズです。
すべて1話完結型の短編ですので、過去の話をご覧になっていなくても、個々の話を単品でご視聴いただけます。
また、本シリーズは、基本的には「ほのぼの系」です。茜ちゃんと藍子ちゃんの二人だから創り出せる空気、この二人だから成立する話、を意識して、ほのぼの、ほんわかした感じの作品を志向しています。
基本的な設定
- 世界観としては、シンデレラガールズのテレビアニメ版の設定をベースとして流用させてもらいました。 あのアニメの第一話よりも、さらに過去の世界の話、とイメージしていただければ割と近いと思います(つまりニュージェネレーションズやシンデレラプロジェクトの面々は、まだアイドルになっていない時代、という設定です)。
- 藍子ちゃんは、本シリーズの動画では茜ちゃんに対して基本的にタメ口で話します(公式でも基準があいまいなため、ここは迷ったところですが、本シリーズでは基本的にタメ口ということにしました)。ただし、時々、丁寧語を使うこともあります。また、藍子ちゃんは性格的にパッション成分が強めになっています。
- 芸能界では時間に関わらず、いつでも「おはようございます」と挨拶するのが基本と聞いたことがありますので、それに合わせて、挨拶は基本的に「おはようございます」で統一しています。すなわち、朝とは限りません。
作者のヘタレっぷりが良くわかる予告編です。AviUtlの使い方も不慣れだったため練習の意味もあったのですが、要するに、いきなり本編を投稿する勇気がなく、様子見のために投稿したものです。もしこの時点で叩かれたら、即時泣きながら撤退していたと思います。
とりあえず投稿した#0 予告編について、思ったよりも温かいコメントをいただいたことで、少し安心して作ったのがこの1作目です。勢い余ってわずか1週間で作りました。
原作はSSで過去に作ったものがあり、それを流用しました。「私はモフモフしたいのっ!」と藍子ちゃんが言い、それに対して茜ちゃんが戸惑う…というシーンが突然、作者の頭に浮かんできまして、その1シーンをベースにして前後のストーリーを組み上げ、肉付けしたものです。
これも、SSで過去に作った原作があり、それを流用しました。1作目はどちらかと言えば藍子ちゃんに軸足を置いた話でしたので、2作目は茜ちゃんに軸足を置いた話を考えようとしました。そこでふと、「茜ちゃんと言えばタックルだよね…、いや逆に藍子ちゃんがタックルしたら面白いんじゃないだろうか?」と思いついて、そこからストーリーを考えたのがこの話です。
3作目は、ドタバタコメディのような話を作ろうと考えた結果、こうなりました。
これも、SSで過去に作った原作があり、それを流用しました。コメディの出発点として、「茜ちゃんと藍子ちゃんが同時にドタバタするとしたらどんな場面だろう?」と考え、そこから発想を膨らませて作った話です。自分なりに頑張って考えて作ってみたのですが、出来上がったものを見て、センスがないなあ…と自覚しました。
この話は、服をめくり上げている藍子ちゃんの絵を作るのに非常に苦労しました。絵心がある人が羨ましいです。
これも、SSで過去に作った原作があり、それを流用しました。基本的に事務所の中の話が多いため、たまには外出する話を作りたいと思い、考えたのがこの話です。「茜ちゃんと藍子ちゃんが二人で外出して食事をしたら絶対目立つだろうなあ…」、「それならスカウトされるはずだよなあ…」という発想から話を作りました。
なお、この話だけ、立ち絵が変わっているのは2つの理由があります。
1.藍子ちゃんが茜ちゃんのほっぺたをつねるため、藍子ちゃんが手を上げた形の立ち絵が必要でした
2.茜ちゃんと藍子ちゃんが外出して食事をするとしたら、少しくらいおめかしするんじゃないだろうか?という発想から、いつもと違う服装の立ち絵にしました。
これは過去のSSの資産からの流用ではなく、完全にゼロから考えた話です。
いつもはタイトルが先にできて、後からストーリーがついてくる感じなのです(1~4作目がそうでした)が、実はこの作品だけは逆になりました。どうしても、しっくりくるタイトルを思いつかず苦労し、頭を悩ませました。結局、タイトルが決まったのは最後の最後(投稿日の2日前くらい)でした。タイトルを考えるのに1ヶ月かかりました。苦労した分、今では気に入っており、このタイトルに決まって良かったと思っています。
この5作目を考えるにあたって、心に決めたのは以下の2点でした。
・心が温まるストーリーにすること。特に、視聴し終わった後の「後味」、「余韻」が重要であり、一度だけでなく、何度も見返したくなるような話にしたい。
・公式コミュに採用しても違和感がないくらいの王道、正統派のストーリーにすること。
色々な意味で、私の動作制作活動において大きな転機になった、思い入れのある一作です。いつかリメイクしたいと思っています。/p>
- このシリーズを始めたきっかけは?
作者は茜ちゃんと藍子ちゃんのカップリングが一番好きなのですが、この組み合わせの二次創作は驚くほど少ないのです。ネット上でもイラストは時々見かけますが、動画はほとんどありません。
このままだと、茜ちゃん&藍子ちゃんのカップリングが時間と共に世の中から消えてしまうのではないか?という危機感を募らせまして、「誰も作ってくれないなら、自分が作るしかない」と思い立った次第です。
まったく自信はありませんでしたが、下手くそな作品でも、日本全国に1人くらいは共感していただける人がいるのではないか、という思いでした😅。
2019年11月に、ニコニコ大百科に「あいあか」の単語記事を作成していただきまして、個人的には本当に嬉しかったですし、もう思い残すことはありません。
茜ちゃんと藍子ちゃんが主役の動画ですので、当然、ポジパ仲間の未央ちゃんのことが頭に浮かぶ方が多いと思います。実際に未央ちゃんは出るのか?という点は以前から何度か聞かれたことがあります。
結論から先に言いますと、未央ちゃんは本シリーズには99%出ません。
誤解のないように言いますと、私は決して原理主義者ではなく、未央ちゃんが嫌いなわけではありません。今まで、茜ちゃん&藍子ちゃんの二次創作があまりにも少ないため、「みおあい」や「ふみあか」で代用して楽しんでいたくらいですので。
ただ、茜ちゃん&藍子ちゃんのイチャイチャ動画を作るのが作者の意図ですから、そこにに未央ちゃんを出す場合、どうしても扱いが難しくなります。私はそれをうまく描き切る自信がなく、話を作れないため、未央ちゃんは登場しないわけです。要するに好き嫌いではなく、作者の力量の問題です😅。
「みおあい」や「ふみあか」の話をご覧になりたい方は、他にもっと有能な投稿者様がおられますので、そちらをご覧いただく方が良いと思います。
具体的に登場しそうなアイドルについては、こちらに書いています。
「熱血乙女とゆるふわ乙女」シリーズは、基本的に世界観として「アニメの第一話よりも、さらに過去の世界の話」という前提ですので、登場するとしても、それに反しないような条件になると思います。
その中で具体的に登場する可能性が高いのは、この動画に登場しているアイドル達です。この5人は個人的に好きですので…。あとはアイドルではありませんが、武内Pも登場の可能性は高いです。
特に小日向美穂ちゃんとの組み合わせで「あかみほ」、「みほあい」のカップリングも好きなのですが、これらも二次創作が非常に少ないので、「あかみほ」、「みほあい」の動画もいつかは作らなければ…という使命感みたいなものがあります。とはいえ、一番の問題はモチベーションが続くがどうか、です。
概要
「あかみほ日記」シリーズは、ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するアイドル、日野茜ちゃんと小日向美穂ちゃんの「あかみほ」コンビが主役の動画シリーズです。
すべて1話完結型の短編ですので、過去の話をご覧になっていなくても、個々の話を単品でご視聴いただけます。
茜ちゃんと美穂ちゃんの二人が暮らす女子寮を中心とした「日常ほのぼの系」のストーリーを志向しています。
基本的な設定
- 世界観としては、姉妹作品である「熱血乙女とゆるふわ乙女」シリーズの基本的な設定と同じです。 シンデレラガールズのテレビアニメ版の設定をベースとして流用させてもらっています。 あのアニメの第一話よりも、さらに過去の世界の話、とイメージしていただければ割と近いと思います(つまりニュージェネレーションズやシンデレラプロジェクトの面々は、まだアイドルになっていない時代、という設定です)。
- 日野茜ちゃんが塩見周子ちゃんを呼ぶとき、公式では、「周子さん」と呼ぶ場合と、「周子ちゃん」と呼ぶ場合の両方が存在しますが、本作では茜ちゃんの新人時代を想定しているため、ひとまず「周子さん」呼びとしています。
- 芸能界では時間に関わらず、いつでも「おはようございます」と挨拶するのが基本と聞いたことがありますので、それに合わせて、挨拶は基本的に「おはようございます」で統一しています。すなわち、朝とは限りません。
1作目ということもあり、登場人物+世界観をご紹介する感じで、軽めのお話にしました。
頭の中には、すでにいくつかのシナリオが出来上がっているのですが、このシリーズを続けるかどうかは、1作目の反応を見て考えようと思っています。 何しろ根本的にヘタレでチキンですので…、不安を抱えながら様子を見守ります😅。
【2020/07/10(金) 18:46投稿】
2作目は、茜ちゃんと美穂ちゃんの友情が深まる話を作ろうと考えまして、できたものがこれです。
いつもはタイトルを先に思いつくのですが、珍しく、タイトルを思いつかないまま話を作ってしまい(たまにこうなります)、ギリギリまで迷った結果、こんなタイトルになりました。結局、投稿した後も今イチしっくり来ないのですが、他に思いつきませんでした…。考えたタイトルはおそらく100種以上ありますが、どれもピンと来なかったのです。
パッション全開の茜ちゃんに振り回され、美穂ちゃんが散々な目に遭いますが、最後はあかみほの二人に初めての友情が芽生える、というストーリーにしたかった次第です。
【2020/09/01(火) 20:55投稿】
3作目は、元々、姉妹作品の「熱血乙女とゆるふわ乙女」シリーズ用にストックしていた話を、少し焼き直して作りました。
つまり元ネタでは、美穂ちゃんの役割は藍子ちゃんがやる想定でした(場所や会話の内容は少し違いますが)。今回、女子寮の大浴場を舞台に再考して、当初の(藍子ちゃんバージョンの)筋書きよりも良くなったと個人的には思っています。
また最初の段階では、オニカンさんが登場して美穂ちゃんはもっとヤバい状況に追い込まれ、一方で茜ちゃんとオニカンさんがトボけた会話をする形だったのですが、動画の時間が20分越えになってしまい、長過ぎてテンポが悪いように思えたため、泣く泣くオニカンさんの登場を削りました。目標としては、できれば再生時間は10分以内にしたいですが、なかなか難しいですね。
【2022/01/21(金) 21:19投稿】
3作目からずっと放置状態で、4作目が実に16ヶ月ぶりの投稿となってしまいました。約1年くらい「リトル・アイドル」シリーズにかかりっきりで、「あかみほ日記」シリーズまで手が回りませんでした。
今回から、新たに五十嵐響子ちゃんが登場します。実は公式設定によると、響子ちゃんと茜ちゃんは大の仲良しなんです。基本的に響子ちゃんは年上には敬語で話す子なのですが、茜ちゃんに対しては、年上のはずなのに敬語ではなく、タメ口で話します。つまり公式が「この二人は仲良し」だと公認しているわけです。最近になってそのことを知り、響子ちゃんと茜ちゃんが仲良くなる話を創作したいと思い、今回の話ができました。なお、響子ちゃんと美穂ちゃんの初対面のシーンは、リトル・アイドルの#6話目とつながっています。響子ちゃんを「あかみほ日記」シリーズに登場させるときには、このシーンを使うことを最初から想定していました😄。
今後、響子ちゃんは準レギュラーとして出演予定ですが、この「あかみほ日記」シリーズに関して、単に茜ちゃんと美穂ちゃんがイチャイチャするということではなく、「346女子寮の愉快な日常」の話に軸足を移していこうかなと考えています。
【2022/03/20(日) 19:47投稿】
前回の#4話目の後、すぐに制作開始したにもかかわらず2ヶ月もかかってしまいました…。実は冒頭部分で使う予定のミニ動画を3週間くらい作っていました。しかし、今回の話がちょっと長くなってしまい、再生時間を短くするために、この3週間かけたミニ動画を泣く泣く削りました。その結果、3週間の作業が今回の動画に入らず、時間だけが経過してしまった次第です。まあ、せっかく作りましたので、この今回削ったミニ動画はいつか使いたいと思います。あと、美穂ちゃんの「はにかみ乙女」の立ち絵を作ったり、響子ちゃんの「ビサイド・エタニティ」の立ち絵を作ったりして、割と手間がかかりました。
前回の#4話目で新人として登場した五十嵐響子ちゃんの個性と、本動画の主役である美穂ちゃんの個性がぶつかり合う(?)のが今回のテーマです。もう一人の主役である茜ちゃんは今回、あまり目立たないですね😄。作ってみてわかりましたが、響子ちゃんのツッコミ適正が素晴らしいです。作者の動画では、今まで美穂ちゃんがツッコミ役になりがちでしたけど、響子ちゃんのおかげで美穂ちゃんがボケに回れるのが作っていてとても楽しかったです。
【2022/10/01(土) 18:24投稿】
今回の話は2020年の秋頃にプロットを考えついてメモしておいたものですが、当時「リトル・アイドル」に集中していた関係で「あかみほ日記」は一時中断していたため、メモに書き残したものの動画化せず置いていたら、そのまま本人も忘れていました😅。たまたま最近になって過去のメモを見返していたときにこのネタを再発見し、今回約2年越しでの動画化となりました。
元ネタでは、この内容は「美穂ちゃんの夢オチ」のはずでしたが、それは一つ前の#5話でやったばかりでしたので、さすがに連続して夢オチはちょっとどうかなと思い、夢オチ形式にはしませんでした。
余談ですが、今回の話が「センシティブ判定」に引っかかりまして、いつの間にかニコ動がそんな機能を実装していたのだと初めて知りました。投稿直後に「センシティブ動画」扱いになって、PC版ではタグ検索で一覧には出てくるもののサムネイルも説明文もまったく見えず、ログインしないと閲覧できない状態になり、スマホ版ではそもそもタグ検索の一覧に表示されない(存在すらわからない)状態になりました。
確かに動画の一部で美穂ちゃんの裸を表示しているところもあり、少々後ろめたいところもなくはなかったのですが😅、さすがに「センシティブ」と言うほどの内容ではないと考えまして、「異議申し立て」というのを初めてやってみました。その結果、何とか10/3の朝くらいに「センシティブ判定」を解除していただき、タグ検索からも見えるようになりました。ホッとしました…💦
【2022/11/12(土) 21:23投稿】
「あかみほ日記」シリーズはこれにて完結となりますが、1話完結型のシリーズですので特に達成感はありません😅。最終回ということで、お祭りのような感じで、今まで貯めていた小ネタを詰め込んでみました。通して見ると、"茜ちゃん祭り"になりました。
2020年6月に1作目を投稿したわけですが、当時はまだ私自身、「肩に力が入った」(力みすぎた)状態で動画を作っていました。いい感じに力が抜けて自然体で動画を作れるようになったのは2020年の秋以降、「リトル・アイドル」シリーズを作り始めた頃からです。「あかみほ日記」で言えば4作目以降の作品が該当します。1作目と比べて4作目以降は肩の力が抜けてリラックスして動画を作っているのが伝わるでしょうか?
「あかみほ日記」を始めた2020年夏以降、いくつかの動画のプロットは考えていたのですが、結局、ほとんどボツにしました。私自身の作風が変わったために、当時考えたネタに自分自身で抵抗を感じるようになったからです。この辺りの葛藤はtwitterでつぶやいたことがあります。当初考えていた「あかみほ日記」シリーズの最終回とはまったく変わってしまい、自分自身がびっくりしています😅。
「あかみほ日記」で言えば4作目以降の世界観は私自身がすごく気に入っていて、このままシリーズを続けたい気持ちがありました。しかし「藍子ちゃんをもっと登場させたい」気持ちが強く、さらに2022年からは響子ちゃんも看板アイドルになってもらったので、「それなら『あかみほ日記』の世界観を引き継いで、藍子ちゃん、茜ちゃん、美穂ちゃん、響子ちゃんの4人を主役にして新シリーズを作ろう!」と思いつき、「あかみほ日記」を一旦終了させることに決めた次第です。
- このシリーズを始めたきっかけは?
2020年の第9回シンデレラガール総選挙が終わった後、「そろそろノベマスを作らねば…」と思いまして、まず「熱血乙女とゆるふわ乙女」シリーズの続編を考えたのですが、せっかくtwitterを始めたこともあり、アンケートをさせていただきました。結果はこうなりました(→twitterのアンケート結果はこちら)。
票数で言えば茜ちゃん&藍子ちゃんの「あいあか」コンビが一番多かったのですが(これはもちろん嬉しいです!)、個人的に感動したのは、「あかみほ」コンビが予想していた以上に票を伸ばしたことです。その感動の気持ちのままに、茜ちゃんと美穂ちゃんの「あかみほ」動画を作ることに決めた次第です。
元々、いつかは「あかみほ」動画も作りたいという気持ちはありました(だからアンケートの項目にしていたわけですが)。そのため、良いきっかけになりました。
「あかみほ日記」シリーズは、茜ちゃん&美穂ちゃんコンビの動画ですので、「熱血乙女とゆるふわ乙女」シリーズとの違いを出すために「女子寮生活」をメインテーマにすることにしました。
そのため、公式に「女子寮に住んでいる」設定になっているアイドルは登場可能性があります。ただし、世界観を統一するために、「アニメの第一話時点」でアイドルになっていない子は除くつもりです。
なお登場人物とは別に、作者にとって欠かせない存在である高森藍子ちゃんを何とかして登場させたいと考えました。 しかし「あかみほ」動画に藍子ちゃんを登場させるとややこしくなりますし、作者が間違いなく「えこひいき」するのが目に見えています。 この点について散々悩んだ結果、ナビゲーター兼マスコットとして藍子ちゃんを登場させることに決めました。
実際に動画を作ってみると、画面右上にいる藍子ちゃんと、クルクル回るひまわり+太陽の輪っかは(単純動作だけなのですが)良いアクセントになっているのではないかと個人的には思っています。これを非表示にした動画と比べてみると、断然、藍子ちゃんが右上で遊んでいる方が良い感じに見えると判断しました。苦し紛れに考えた案でしたが、思いがけずプラスの効果がある(と本人は思っている)ことに気づいて自己満足しています。
ひとまずシリーズ1作目では、塩見周子ちゃん、小早川紗枝ちゃん、難波笑美ちゃん、上田鈴帆ちゃんの4人に登場してもらいました。この4人は、後々(作者に続ける気力があれば)、4~5作目辺りでちょっとした出番を想定しており、その布石として1作目から顔出ししました。
その他のアイドルでは、一つ前のQA「このシリーズに他のアイドルは出るの?」で書いた条件に合致する子はたくさんいて、シリーズが続けばそのうち増えるかもしれません。
概要
「リトル・アイドル」シリーズは、ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するアイドル、高森藍子ちゃんと日野茜ちゃんの「あいあか」コンビが主役の動画シリーズです。
本シリーズは連続ものですので、1話目から順番にご覧いただければ幸いです。
茜ちゃんは、なぜか突然、小さくなり、手のひらサイズになってしまいます。どうすれば元に戻れるのか?何も手がかりはありませんが、藍子ちゃんと茜ちゃんの二人で力を合わせて奮闘します。
おなじみの事務所の個性的なメンバーを相手に、様々な珍事件が起こり、二人は悪戦苦闘することになりますが、果たして茜ちゃんは元に戻れるのでしょうか!?
基本的な設定
- 世界観としては、姉妹作品である「熱血乙女とゆるふわ乙女」シリーズの基本的な設定と同じです。 シンデレラガールズのテレビアニメ版の設定をベースとして流用させてもらっています。 同じく姉妹作品である「あかみほ日記」シリーズとも世界観がつながっています。ただし、少し時間軸としては後ろ(最近)になります。
- シンデレラガールズのテレビアニメ版では美城常務が登場しますが、この動画シリーズでは、出世して「美城専務」になった状態で登場します。ストーリー上、肩書(役職)そのものに意味はありませんが、本シリーズでは色々なアイドルが登場しますし、公式のエピソードにも触れることがありますので、時代(時期)が初期ではなく後ろであることを示す意味で、専務としています。
- 本シリーズでは、「一ノ瀬志希ちゃんと池袋晶葉ちゃんは、その才能を事務所サイドに評価され、事務所内で研究室を割り当てられている」という設定になっています。この二人はアイドル活動をしながら、事務所の多角化経営の一環として、それぞれの才能を活かして研究・発明業務にも携わっています。
1話目ですので、まずは導入部分のみです。小さくなってしまった茜ちゃんに対して、衣・食・住の環境を藍子ちゃんがしっかりサポートしていますよ、という説明がメインであり、話はほとんど進みません…。
この二人が一緒に暮らしたら間違いなく楽しいはずですので、その楽しさが表現できればいいなと思って作りました。 藍子ちゃんと茜ちゃんの仲の良さと、ほのぼのした空気が伝われば嬉しいです。
【2020/11/10(火) 21:57投稿】
茜ちゃんが小さくなってしまった原因を探るため、あいあかの二人は、まず事務所に向かいます。そこで最初に出会ったのが小日向美穂ちゃんです。
藍子ちゃん、茜ちゃん、美穂ちゃんの3人がどのようなやり取りをするのかは動画でご覧いただくとして、この3人は、作者の動画シリーズの中での3大ヒロインであり、彼女達が一堂に会する形で登場するこの話は、作っていて本当に楽しかったです。いつか、この3人がトリプル主役の動画も作ってみたい気持ちになりました。
なお、動画にもコメントいただいたのですが、実は文香ちゃんが登場して、さらに話がややこしくなる別ルートのストーリーもあって、どちらに分岐させるか少し迷いました。考えた末、結局、この動画のようにしました。基本的に今回は「最短距離」でシリーズ完結まで走る方針で進めようかなあと考え始めています。別ルートは、機会があれば「エクストラ動画を作る」という案も頭の片隅にはあります。
【2020/12/1(火) 20:07投稿】
#3話目のゲストは一ノ瀬志希ちゃんですが、彼女は天才で、強キャラのイメージがあるため、藍子ちゃん、茜ちゃん、美穂ちゃんの3人がかりでも勝てるイメージが湧かず(勝ち筋を思いつかず)、助っ人として五十嵐響子ちゃん、中野有香ちゃんの2人に登場してもらいました。
ご存知の通り、響子ちゃんと有香ちゃんは、以前に志希ちゃんと公式で共演しており、そこで意外にも彼女に対して互角以上の立ち回りをしています。普通に考えると、響子ちゃんと有香ちゃんよりも志希ちゃんの方が強キャラなのですが、相性の問題で実力を発揮できなくなる、という筋書きです。リアル生活でも「なぜかこの人には頭が上がらない」、「この人にはなぜか逆らえない」、「この人の前では借りてきた猫みたいにおとなしくなってしまう」というような経験…ありますよね?志希ちゃんを攻略するにあたり、この筋書きしか思いつかなかったのです(オチが強引なのは尺の問題です…)。
#4話目のゲストは財前時子様と、古賀小春ちゃんです。時子様については、ずっと以前から動画に登場させたい思いがあって、この動画でのミニストーリーは1年くらい前から考えていました。今回、ついに出番を作ることができて個人的には嬉しかったです。
個人的に時子様は優しいキャラだと思っていて、公式でも、アイドル達にも気を遣っている描写が多いですが、Pには厳しくデレない姿勢ですので、その辺りを表現したいと思って考えた筋書きです。ただし実際には、時子様は(少なくとも小春ちゃんの前では)こんなことをしないと思いますので、そこはご容赦いただければ幸いです。
小春ちゃんに関しては、ヒョウくんの出演とセットでした。#3話目で茜ちゃんと藍子ちゃんが離れ離れになるとき、ヒョウくんが介入したという形にしたかったためです。なお、ヒョウくんは「虫を食べる」という公式設定により、一応、肉食という扱いにしています(とはいえ、ヒョウくんは当然、茜ちゃんを食べるという発想はありませんけど)
#5話目のゲストは武内Pと美城専務です(本シリーズでは、「美城常務」ではなく、「美城専務」です)。この二人は、いわゆる「ポエマー」と呼ばれるほど、独特の語り口調が特徴のキャラですよね。「アニメ」は賛否両論あるかと思いますが、個人的には、この二人は好きです。武内Pはコミュ障描写が多いですけど…😅。
この#5話の筋書きは、今回の「リトル・アイドル」シリーズの大まかなストーリーを考案したときに、割と初期の時点で思いついたものでして、「ポケットの中に隠れている茜ちゃんを、美城専務が勘違いして、武内Pとトンチンカンな会話をしたら…?」という発想から、このような筋書きを作りました。このとき、藍子ちゃんがいると話を動かしにくいため、藍子ちゃんと茜ちゃんが離れ離れになる状況を作りたいと思い、#3話目の筋書きを作りまして、#4話目のときに、以前から考えていた時子様のミニストーリーを挟んで調整して、そこから今回の話につなげた次第です。
【2021/03/05(火) 08:53投稿】
#6話目は、過去最多のアイドル(美穂ちゃん、響子ちゃん、志希ちゃん、周子ちゃん、フレデリカちゃん、芳乃ちゃん、こずえちゃん)が登場します。全体的にはギャグ回ですが、シリーズ後半から結末に向けて、いくつかの伏線を張る回でもあります。※美穂ちゃん、響子ちゃん好きの方は特に申し訳ありません…。次話の晶葉ちゃん回のために、美穂ちゃんをあいあかの二人から引き離す必要がありまして…。
実は「リトル・アイドル」シリーズの原案では、芳乃ちゃんとこずえちゃんは別のエピソードがあったのですが、基本的に最短で終わらせることに決めたため、そのエピソードをカットさせてもらって、その代わりに結末に向けてのキーパーソンとして絡んでくるように話を修正したのです。
ちなみに今回、志希ちゃん、周子ちゃん、フレちゃんの3人が(妄想で)茜ちゃんをおもちゃにする場面がありますが、初版では茜ちゃんを逆さ吊りにして、脚を広げてスカートの中を覗き込むような動きをしていました。自分で視聴してみたところ、「ちょっとエグい…😅」と思って、内容を修正しました。
【2021/04/06(火) 07:54投稿】
#7話目は、池袋晶葉ちゃんがゲストです。※晶葉ちゃん好きの方は、損な役回りで特に申し訳ありません…。今回は、作者の「茜ちゃん愛」を目一杯詰め込んで作りました。実は今回の話は、「リトル・アイドル」シリーズの大まかなストーリーを考えたときに、一番最初に思いついた話なのです。言い換えれば、今回の話が「リトル・アイドル」のクライマックス・シーンであり、一番作りたかった話と言えます。
映像化にあたって色々と苦労しましたが、あいあかの二人の「お互いを信じて支え合う信頼関係」、茜ちゃんの大ピンチ…からの復活、躍動感あふれるアクション、最後に二人が抱き合い、笑い合うシーン…、何とか納得の行くレベルまで完成できて良かったです。
ちなみに最初のバージョンでは、触手ではなく普通の拘束具だったのですが、twitterで某氏から「触手にしろ」という電波を受信しましたので、触手にしてみました。決して私の趣味ではありませんので、その点は誤解のないようにお願いします😤。
#8話目は、サイキック美少女こと堀裕子ちゃんがゲストです。今回の話でユッコちゃんは自分が犯人だと名乗り出るわけですが、これは藍子ちゃん&茜ちゃんとの信頼関係がある(仲良しである)からこその発言です。
本当に自分が原因かどうかは別にして、ユッコちゃんは翌日の夜に東京に戻ってから茜ちゃんを元に戻すためにサイキックを使うつもりなのです。もちろん失敗するかもしれませんが、仮に失敗しても、ユッコちゃんは茜ちゃんを助けるためにそれ以降は藍子ちゃん(&美穂ちゃん)達と行動を共にすることになるはずでした。
そして藍子ちゃんも、今回の話では何も隠さずにストレートな表現でユッコちゃんに伝えたわけですが、これは「ユッコちゃんは何があっても必ず味方になってくれる」という信頼関係があるからなのです。
なお、今回の話の冒頭で「ウキウキの響子ちゃん」と「疲れ切った美穂ちゃん」が登場し、美穂ちゃんが真っ赤な顔をして「何も聞かないで…」と言った場面ですが、『#6話目の後、響子ちゃんと美穂ちゃんの間に何があったのか?』については、ご視聴いただいた皆様のご想像におまかせいたします。おそらく、そのご想像の通りです😄。
本シリーズは予定通り#10話で完結する見込みですが、#10話目はおまけ的な話ですので、この#9話目が実質的な最終回のようなものでして、「藍子ちゃん vs .美穂ちゃん」の最終決戦を経て、最後に茜ちゃんが元に戻るまでのお話です。茜ちゃんが釣り糸のことを忘れていたという設定は強引なのですが、茜ちゃんなら許されるかなと…(すみません)。
途中でポエマーさん二人の「その後」の話を入れています。これは元々、最終回#10話目の一部だったのですが、#10話目がちょっと長くなりすぎるため、この話を切り出して#9話目に持ってきました。その分、#9話がちょっと詰め込みすぎて説明不足になったかもしれません。誰も気づいていないと思いますが、本シリーズは#3話目以降、再生時間を16分59秒で統一していまして、この#9話も時間調整のため結構、削りました(#1話目は別として、#2話目は時間調整を考えていなかったので16分57秒で、残念でした…)。
最後のベッドシーン、初版ではもっとエグい感じでして、さすがにこれはマズいかな?と思って少しマイルドにしました(マイルドにした結果がアレです)。普段の茜ちゃんなら、寝ぼけた藍子ちゃんくらい本気で突き放せば逃げられるのですけど、ここでは茜ちゃんが「逃げられない」、「抵抗できない」理由を作るために、#7話の殺虫剤について「特別な効果がある」(志希ちゃんが調合した特別性の神経毒)という設定にしました。シリーズ開始当初はそんな設定はなく、ただの殺虫剤の想定でした。
ようやくシリーズを完結させることができました。温かく応援していただいた皆様にただただ感謝です…。完結できて「とにかくホッとした」というのが一番です。シリーズ途中で作者が行方不明になっておられるニコマス動画は山ほどあり、完走するのは簡単ではないと思っていましたが、実際にその難しさを身を以て体験しました。「とにかく完結させないと…!」という自分自身へのプレッシャーは強かったです。今回、初めてシリーズものに挑戦しましたが、やってみて初めてわかったこともいくつかあり、本当に色々と勉強になりました…何事も経験ですね。
途中で他の動画を作るために何度か中断したこともありますが、#1話目から、ちょうど1年くらいで完結したことになります。作者本人としては「すごく長く感じた」1年でした。「リトル・アイドル」の最初の筋書きでは(推定で)20話くらいの長さでしたが、10話くらいに短縮する決断をしたのは正解だったと今は思っています。20話の長さだったら完走できたかどうか怪しい気がします。シリーズを長く続けておられる方は本当にすごいですね…。
最終話はこの手の話にありがちなループエンドです(安直ですみません)。最終話はむしろストーリーよりもエンディングに力を入れて作りました。藍子ちゃん&茜ちゃんが歌うFlip Flopに乗せて、今まで登場してもらったアイドル達(+α)に、最後、総出演してもらって、明るく、楽しく、ハッピーエンドにしたかったのです。作者の技術不足で頭の中にあるイメージを完璧には再現できませんでしたが、まあ70~80%くらいは映像化できたかなと思います。
最後に…皆様、本当にありがとうございました!
「リトル・アイドル」の動画シリーズ」は予定通り#10話で完結しましたが、動画作成前に考えた原案はもっと長くて、推定20話分くらいのボリュームでした。せっかく考えた話ですので、供養も込めてここに「原案」の筋書きを載せておきます。
動画では、#8話でユッコちゃんとの電話を終えた後、藍子ちゃんvs.美穂ちゃんで茜ちゃんの奪い合いになりますが、そこまでの基本的な流れは「原案」でもほとんど同じです。ただ、2箇所だけ違いがあります。以下では動画と「原案」に違いがある部分を青字で記載しました。
#1話~#8話のラストシーンまでの流れ
(動画版と「原案」の違い)
※動画では、この後「藍子ちゃんが茜ちゃんの服に釣り糸を縫い込む」シーンがありますが、「原案」ではそのシーンがありません。釣り糸の話はもっと後に登場します。
ここまで、青字部分の2箇所だけ違いがありますが、その2箇所を除けば、「原案」も動画もほとんど同じです。しかし「原案」ではこの後、まったく別のストーリーが展開されます。
ここから、その「原案」の筋書きを載せます。
鷺沢文香ちゃんも加わり茜ちゃんの奪い合いに
動画の#8話目のラストで、ユッコちゃんとの電話を終えた後、美穂ちゃんが「決着をつけよう」と藍子ちゃんに宣戦布告して茜ちゃんの奪い合いをするシーンがありますが、「原案」では、このときたまたま通りかかった鷺沢文香ちゃんに見つかってしまいます。文香ちゃんも手のひらサイズの茜ちゃんに心を奪われ、藍子ちゃん、美穂ちゃんと3人で茜ちゃんを奪い合う状況になります。文香ちゃんの理屈(屁理屈)に押され気味の藍子ちゃんと美穂ちゃんは一時休戦し、二人でタッグを組んで文香ちゃんに対抗します。
しばらくは言い争いをするだけでしたが、やがて最終的に力づくで奪い合う展開になり、小さな茜ちゃんの手足を三人がお互いに引っ張り合います。すると、手足を引っ張られて茜ちゃんが「痛いです!」と叫んだことで三人ともハッと我に返り、全員が手を放します。しかし三人が同時に手を放したため、小さな茜ちゃんは高い位置から地面に向かって急降下!
高いところから落下して大怪我をするところでしたが、そこはさすが茜ちゃん、抜群の運動神経を発揮し、怪我を回避するために身体を丸めてゴロゴロと転がることで衝撃を和らげることに成功します。しかし落下の勢いが強かったため、そのままゴロゴロと転がり続けて最終的に部屋の壁にドカーンと激突してしまい、茜ちゃんは頭を強く打って一時的に気を失ってしまいます。
財前時子様が登場
藍子ちゃん、美穂ちゃん、文香ちゃんの三人は、茜ちゃんが転がっていったことは把握したものの、最終的にどこに行ったのかわからなくなったため、茜ちゃんを探します。しかし茜ちゃんは気を失っているため返事がありません。三人は必死に探しますが、そのとき時子様に遭遇します。動画では#4話に登場し、時子様が"Pヘッド"氏を病院に連れていく展開でオチをつけましたが、「原案」の筋書きでは時子様はこのタイミングで登場する予定でした。また、"Pヘッド"氏を病院に連れていくシーンは元々の「原案」ではありませんでした。
「原案」では、時子様は豚("Pヘッド"氏)を調教する様子をずっと見せつけようとします。藍子ちゃんは時子様のことを良く知っていたため、隙を見て何とか脱出することに成功します。しかし美穂ちゃんと文香ちゃんは逃げようとしたところを時子様に捕まってしまい、逃げるタイミングを失います。その結果、美穂ちゃんと文香ちゃんは延々と「豚のしつけ方」を時子様に指導され続ける…という結末になります。
行方不明の茜ちゃんは…
壁に激突して気を失っていた茜ちゃんはようやく目覚め、一人ぼっちになっていることを知り、やむを得ず単独行動を決意します。動画#4話のように「天井にはりついて移動する」方法は武内Pにすぐ見つかってしまったため、茜ちゃんは少し考えた結果、今度は「物陰に隠れながら少しずつ慎重に移動する」ことにしました。
しかしその方法がまた裏目に出てしまいます。物陰に隠れて移動していた茜ちゃんは、運悪く事務所の清掃員さんが物陰を掃除したときに見つかってしまいます。清掃員さんは物陰から突然現れた「小さな茜ちゃん(小人)」に驚いてパニックになり、茜ちゃんをガッと手で掴んで、窓の外に放り投げてしまいます。
いきなり窓の外に放り投げられた茜ちゃんは当然、地面に向かって急落下し、さすがに着地するというレベルではなく万事休す…というところでしたが、そのとき幸か不幸かたまたま空を飛んでいる鳥が茜ちゃんを見つけ、餌になると思ってクチバシで咥えて捕獲。茜ちゃんは鳥に咥えられたままどこかに連れ去られそうになり、必死に抵抗して鳥と戦い、何とか脱出することに成功しますが、そのまま地面に向かって落下…。今度は運良く木の上に落ちて何とか衝撃を回避し、助かりました。茜ちゃんが落ちた場所は、実は事務所の近所にある公園でした。
行方不明の茜ちゃんを探す藍子ちゃん
一人だけうまく時子様から逃れた藍子ちゃんは、行方不明の茜ちゃんを探し続けますが、やはり見つけられません。どうにも見つけられなかったため、藍子ちゃんは「探しものが得意」という特技を持つ依田芳乃ちゃんの力を借りることにします(このとき藍子ちゃんは「茜ちゃんが小さくなっている」ことを隠しますが、芳乃ちゃんは何となくそれを察しています)。芳乃ちゃんは不思議な能力で茜ちゃんの居場所を察知し、そこへ藍子ちゃんを案内します。
しかし芳乃ちゃんが案内した場所(公園)に行ってみると、茜ちゃんはいませんでした。実際には、茜ちゃんは少し前までその場所にいたのですが、そこから自力で移動してしまっていたのです。
芳乃ちゃんは、「茜さんは少し前までこの場所にいたが、どこかに移動してしまった」と藍子ちゃんに説明します。しかし、そもそも事務所の中ににいたはずの茜ちゃんがなぜ公園にいるのか藍子ちゃんは理解できず半信半疑でした。それでも人を信じることが重要だと考えた藍子ちゃんは、芳乃ちゃんと話をして、最終的には芳乃ちゃんを信じることに決めました。 「この公園のどこかに茜さんがいることは間違いない」と芳乃ちゃんが言うので、藍子ちゃんは茜ちゃんの名前を大声で叫びながら探すことにしました。芳乃ちゃんもしばらくは一緒に探してくれましたが、この後仕事があるということで一旦事務所に戻ってしまいます。やむを得ず藍子ちゃんは一人公園に残って茜ちゃんを探し続けます。
茜ちゃん、犬に追われる
一方の茜ちゃんは自分が落ちた場所がどこなのかわかっておらず、情報収集のために周辺を一人で移動していました。すると、どこからか藍子ちゃんらしき声が自分の名前を呼んでいるのが聞こえてきました。一瞬喜んだ茜ちゃんですが、声は遠くから聞こえており、小さな茜ちゃんの視点からは藍子ちゃんの姿は見えません。
茜ちゃんが大声を出せば藍子ちゃんに聞こえるかもしれませんが、何しろ小さな茜ちゃんは他の人に見つかってしまうと危険なので、うかつに大声を出せません。茜ちゃんは隠れて移動しながら、藍子ちゃんらしき声が聞こえる方向へ少しずつ近づくことにします。
すると茜ちゃんは、突然、草むらで犬と遭遇します。どこかの子供が散歩に連れてきた犬でしたが、小さな茜ちゃんを見つけて犬は興奮し、強い力で引っ張ったため子供の手からリードが離れ、自由に走れるようになってしまいました。
茜ちゃんは必死で犬から逃げます。小さな茜ちゃんが全力疾走したところで、犬のスピードには勝てず絶対に逃げ切れません。しかし茜ちゃんはさすがの運動神経と体力で、何とか犬の攻撃を紙一重でかわし続けます。すると目の前に木があり、その先に小さな穴が見えました。ちょうど茜ちゃんが駆け上がれる程度の良い感じの傾斜があったため、「ここに逃げるしかない!」と考えた茜ちゃんは全速力で駆け上がってその穴に飛び込み、ギリギリで犬の攻撃から逃れました。
茜ちゃんの木登り
危機一髪、何とか小さな穴に飛び込むことに成功し、追われていた犬から逃げ切ってひと息ついた茜ちゃんですが、穴の中から外を覗き見ると、興奮した犬がずっとそこに居座っているため外に出られません。しかし、このままモタモタしていると藍子ちゃんがどこかに行ってしまう可能性があるため、茜ちゃんは焦ります。ふと木の上を見上げると上の方にも穴があることに気づき「このまま上に登れば、あの穴から外に出られるかもしれない!」と思い、茜ちゃんは木に登り始めます。
何とか木の上に登りきって先ほど見つけた穴から外を覗いてみると、なんと木の上から藍子ちゃんの姿が見えました。茜ちゃんはもう涙が出そうなほど嬉しくなり、今度は遠慮なく大声で「藍子ちゃん!!」と叫びます。
藍子ちゃんは茜ちゃんの叫び声が聞こえてきたことに気づき、少しずつ声のする方へ歩み寄り、ようやく木の上にいる茜ちゃんを発見します。こうして二人は何とか無事に巡り合うことができ、泣きながら抱き合って喜びました。
実はこのとき、二人はまったく知りませんが、裏では遊佐こずえちゃんの不思議な力が発揮されていました。公園から事務所に戻ってきた芳乃ちゃんから少し話を聞いて、こずえちゃんは藍子ちゃんと茜ちゃんが無事に会えますようにと願ってくれたのです。その祈りが二人に大きな幸運をもたらしました。
茜ちゃんに釣り糸を縫い付け…
ようやく茜ちゃんと合流した藍子ちゃんは、ここで「もう二度と見失わないように」するため、茜ちゃんの服に釣り糸を結びつけます。動画では#6話冒頭のシーンですが、「原案」ではこのタイミングで釣り糸を縫い付けます。
その後、ようやく時子様から解放された美穂ちゃんとも合流して、めでたしめでたし、というところでしたが、ここで美穂ちゃんが「(先ほどは結局うやむやになったので)今度こそ決着をつけよう」と藍子ちゃんに再び宣戦布告して、茜ちゃんの奪い合いが始まります。
ここから先は、動画#8話の後半部分~#10話につながります。
…というのが、「リトル・アイドル」の「原案」でした。これを全部、動画化していたらおそらく20話くらいになっていたものと推測しています。10話に短縮しても完結までにちょうど1年かかりましたので、「原案」のまま短縮せずに作っていたら、単純計算で2年以上かかったと思われます。そこまでモチベーションが続いたかどうか怪しいですね…💦。
勝手にQ&A、視聴者様コメントQ&A
- このシリーズを始めたきっかけは?
- #1話(12:04)コメ「どうやってんの?」
- #3話(10:21)コメ「これ自分も香水にやられないのか?」
- #6話(01:37)コメ「裁縫セットでも持ち歩いてるのかな?」
- #7話(02:11)コメ「ここ、事務所のあるビルだよね・・・?」
- #8話(10:33)コメ「仕事とか学業とか平気なんだろか?」
- #9話(16:47)コメ「武内Pに救いはないのですか!!?」
- #9話(15:02)コメ「ホテル泊で茜の着替えはあるのかな」
- 結局、茜ちゃんは何がどうなったの?
- このシリーズを始めたきっかけは?
2020年の6月から、「あかみほ日記」シリーズと、「2DリッチMV風MAD」を作って投稿していましたが、その間、藍子ちゃんと茜ちゃんの「あいあか」動画は停止したままでした。
「あかみほ日記」の#3作目が終わった後、そのまま続けて#4作目を作るか、それとも「あいあか」動画を作るか、少し迷っていたのですが、ちょうどそのタイミングで、視聴者の方から「あいあか」動画を作ってほしいというコメントをいただきましたので、先に「あいあか」動画を作ることに決めました。
また、中断していた「熱血乙女とゆるふわ乙女」シリーズの続編を作るか、新作を作るかの選択で、ここでも少し悩みましたが、結論として新作を始めることにしました。
ちょうどこの時期、「ぷちデレラ」がかわいい!という自分の中での何度目かのブームがあり、これを何とか動画にしたいなあ…という思いがあったため、それを物語に落とし込んでシナリオを作ってみて、出来上がったのが、この「リトル・アイドル」シリーズです。
逆パターンで、藍子ちゃんが小さくなって茜ちゃんが面倒を見る、という設定も考えてみましたが、こちらはハチャメチャになる未来しか見えなかったので、無難に「茜ちゃんが小さくなって、藍子ちゃんが面倒を見る」という設定を採用しました。
なお設定から推測すると、茜ちゃんが主役で、藍子ちゃんがサポート役のように見えるかもしれませんが、二人は同格の主役です。
#1話の茜ちゃんのトイレのシーンへのコメですね。一応の設定はありますが、アイドルですので下ネタは避けたいと思います、すみません💦ヒントとしては、家庭にあるものを組み合わせて「(西洋式トイレに)足場を作った」感じです。ちなみに後日、事務所にもそれを持っていきました。
#3話の志希ちゃんの謎の香水で、藍子ちゃんと茜ちゃんが意識を失うシーンへのコメです。実際には志希ちゃんといえども、この香水を深く吸ってしまうと意識を失います。
本来は(深く吸い込まなければ)単に「眠たくなる」程度の効果でした。例えば徹夜して、その翌日の夜くらいまでずっと起きていてすごく眠い…、くらいの感覚をイメージしていただければと思います。しかしこの場面では、藍子ちゃんと茜ちゃんは至近距離からモロに顔にスプレーを向けられて深く吸い込んでしまい、意識を失うほどの強烈な眠気に襲われました。
この後の志希ちゃんのセリフでも「効きすぎちゃったカナー?」と言っているように、元々、志希ちゃんは「意識がボーッとする程度」だと推測してスプレーしました。しかし藍子ちゃんが深く吸い込んで意識を失ってしまい、志希ちゃん本人も想定していなかった状況になったのです。なお、志希ちゃんが作ったこの香水の効果はせいぜい数分程度、という設定でしたが、茜ちゃんは身体が小さかったため大きな影響を受けてしまいました。
#6話で藍子ちゃんが茜ちゃんの服に釣り糸を縫い込むシーンへのコメです。これはご想像の通りで、藍子ちゃんは簡単な裁縫セットを持ち歩いている設定でした。藍子ちゃんが普段から裁縫セットを持ち歩いているかどうかは別にして、この日はそれを持ち歩く理由があったのです。というのも#1話で説明した通り、小さくなった茜ちゃんの服は「藍子ちゃんの手作り」です。もし事務所に来た後で茜ちゃんの服が破れたり、ほつれたりしたら困ると思って、藍子ちゃんはこの日、裁縫セットを持ち歩いていた…という設定です。
ちなみにこのとき「釣り糸を誰からもらったか?」という点についても皆様から関連コメントをいただいていました。一応、設定上では、仲良しの藤原肇ちゃんから釣り糸を分けてもらった、ということにしています。
#7話で晶葉ちゃんの隠し部屋を見つけるシーンへのコメです。はい、その通りです。ここは事務所のあるビルです。動画の説明文にも書きましたが、この動画において、晶葉ちゃんと志希ちゃんの二人は事務所から才能を認められ、事務所内で特別に個室を与えられており、アイドル活動をしながら、空いた時間に事務所の新規事業のための研究開発もしている、という設定です。二人とも研究開発が大好き(趣味みたいなもの)ですので、この「副業」を喜んでやっています。
志希ちゃんの研究室は特に仕掛けはありません。志希ちゃんがそういうのに無頓着なためです。逆に晶葉ちゃんの研究室は晶葉ちゃん自身がこだわりを持っていて、「誰にも邪魔されたくない」のと「カッコイイ仕掛けを作りたい」という思いから、部屋の出入り口を隠すように自分自身で作り込んだ…という設定です。一応、センサーとカメラで監視していて、誰かが訪問してきたらわかるようになっています。</>
#8話で「このままでは日常生活もまともにできませんよ!?」と茜ちゃんが叫ぶシーンへのコメです。設定上では、茜ちゃんが小さくなったのは金曜日の午後で、この後の土日二日間は学業が休みでした(茜ちゃんが元の姿に戻ったのは日曜日の朝です)。そのため学業については問題ありません。
ただし仕事については「藍子ちゃん、茜ちゃんがずっと仕事をしていない」状態の描写が続くと"それってアイドルとしてどうなの?"という感じになるので、設定上、少し悩んだ部分です。一応、悩んだ末に「藍子ちゃんと茜ちゃんはこの期間、仕事は予定されていなかったが、レッスンを受ける予定があった」、「しかし茜ちゃんが小さくなってしまったので適当な理由をつけてレッスンを休んだ」という設定は考えてありました。それについて少し動画内で触れようかな?とも考えたのですが、話の本筋には関係ありませんし、話が長くなるだけなので結局スルーしました😄。
ちなみに美穂ちゃんが#2話で「仕事が終わったらお見舞いに」とか、#9話で「この後、仕事があるから」と言っているように、仕事が予定されているアイドルはいました。動画では出てきませんが、「リトル・アイドル原案」では、芳乃ちゃんも「この後、仕事がある」と語るシーンが予定されていました。
#9話で武内Pが(頭がおかしくなったと思われて)ガードマンに連行されるシーンへのコメです。この後、武内Pは病院に連行され、精神鑑定を受け、その場で正直に「手のひらサイズの人間(茜ちゃん)」の話をしてしまったために、専門医に「これは重症」と判断されて隔離病棟に入院させられてしまいます(#10話のエンディングで少し出てきます)。武内Pが茜ちゃんのことを隠せば良かったのですが、#5話で専務(事務所サイド)が「すでに小さな茜ちゃんのことを把握している」と思い込んでしまい、すでに「始末書の形で一度、事務所に報告している」ことから、今さら否定するのも筋が通らないと思い、精神鑑定のときに、何も隠さず正直に話してしまったのです。
#10話のエンディングのときに、病院の隔離病棟の窓の外から楓さんが武内Pに向かって手を振っているシーン…、これ実は楓さんは武内Pが入院させられていることを知って話を聞きに来たシーンなのです。しかし病院側は面会させてくれなかったため、病室を調べ、木登りをしてようやく出会ったという設定です。武内Pから話を聞いた楓さんは、正直、小さくなった茜ちゃんの話を理解できませんでしたが、少なくとも武内Pが嘘をついているようには見えなかったため、何とか助けることに決めます。その後、楓さんがどうやって武内Pを助けるのかは設定として考えていませんが、何しろ楓さんはトップアイドルで「事務所の稼ぎ頭」という強キャラ設定がありますので、事務所に対して強い発言力を持っています。武内Pを助ける方法は色々ありそうです😄。
#9話で藍子ちゃんと茜ちゃんがホテルに泊まったシーンへのコメです。実はこのとき藍子ちゃんが選んだホテルは、藍子ちゃんの自宅から徒歩で行ける近場のホテル、という設定でした。藍子ちゃんは目覚めた後、ハダカの茜ちゃんをホテルに残して自分は一旦、自宅に戻って(#1話で持ち帰った)茜ちゃんの服や荷物を持って、再びホテルに戻ったという設定です。
ちなみに藍子ちゃんは未成年ですのでホテルに泊まる際、保護者に承諾書を書いてもらいました。このとき藍子ちゃんは保護者(母親)に事情を説明するにあたって色々と策を講じました。細かい説明は割愛しますが、藍子ちゃんは「茜ちゃんと二人でホテルに泊まる」と母親に説明します。
茜ちゃんが一緒に泊まるという点について母親は安心しますが、「わざわざホテルに行かなくても、茜ちゃんに(高森家に)泊まってもらえば?」と提案します。そこで藍子ちゃんは「茜ちゃんは事務所と揉めていて今はプチ家出中なので、事務所に居場所を知られたくない」ということにして、自分は友達として茜ちゃんのサポートをしたい、と母親に説明しました。事務所が小さな茜ちゃんを狙っている、と藍子ちゃんは思い込んでいますので、事務所から連絡があった場合、うまく母親にごまかしてもらう必要があり、その点も言い含めて母親を納得させたのです。そういう設定でした。
- 結局、茜ちゃんは何がどうなったの?
最終#10話で一応の顛末は映像化しましたが、それでも細かいところは説明しきれていないと思いますので補足します。
茜ちゃんが小さくなってしまった主要因は、志希ちゃんが作った薬です。実際には骨格や筋肉、脂肪などはある程度の合理的な説明がつくのですが、脳や皮膚、大半の臓器などについて縮むという作用が発生した場合、どう考えてもおかしくなると思いますので、そこは「あくまでお話」ということで見逃してやってください💦。
ただし志希ちゃんが作った薬の作用は、「小さくなる」または「元に戻る」ときに、おそらく数ヶ月とかあるいは年単位くらいの結構な時間がかかります。ここで作用したのが「藍子ちゃんから抽出した時空を歪ませる謎の物質」と「こずえちゃんの謎の力」でした。藍子ちゃんから抽出した時空を歪ませる物質がお茶に混ざって合成され、茜ちゃんはそれを飲んでしまったために茜ちゃんの体内で時空が歪んでしまいました。また、こずえちゃんの謎の力により、「楽しいことが起きる」ように、茜ちゃんは薬の効果が始まるタイミングと終わるタイミングで謎のエネルギー(宇宙エネルギー的なもの)を供給され、急激に身体が変化した…、という設定です。ちゃんと結果的に「楽しいこと」が起きましたよね?😅
あと、#10話のユッコちゃんのテレポーテーションについては、本来はいつも通り手元が狂って本来は志希ちゃんの「小さくなる薬」と晶葉ちゃんの「発信機」が入れ替わり、「温泉卵」は何も動かない…という結果になるはずでしたが、こずえちゃんが「楽しいことが起きれば良い」と願ったために、「温泉卵」が志希ちゃんのところへ、「発信機」が電子レンジの中にテレポートした、という結果になりました。つまり、「小さくなる薬」が過去に送られた直接の原因はユッコちゃんです。登場人物全員が何かしらの戦犯、というのが#10話の内容です(純粋な被害者はあいあかの二人のみ)😄。
デレマス アイドル達のMVシリーズ
- 「Flip Flop」_高森藍子&日野茜
- 「お願い!シンデレラ」_高森藍子&日野茜
- お散歩カメラ(2DリッチMV風MAD)
- OVER THE SKY(2DリッチMV風MAD)
- 青空リレーション(2DリッチMV風MAD)
- みんなのきもち(2DリッチMV風MAD)_市原仁奈&高森藍子&日野茜
- Snow*Love(2DリッチMV風MAD)_高森藍子ソロ
- 愛は元気です。(2DリッチMV風MAD)
- みなぎれ!ボボボンバー(2DリッチMV風MAD)
- キセキの証(2DリッチMV風MAD)_高森藍子ソロ
- 空想探査計画(2DリッチMV風MAD)_日野茜&高森藍子
これは初めてAviUtlを使って動画を作成し、投稿した作品で、まずはAviUtlの使い方を学習するつもりで作りました。ご覧いただければわかりますが、「いっぱいいっぱい」になっている感じが伝わってきます。まったく「余裕」「遊び」が感じられませんよね。当時はこれが精一杯でした😅。
この作品を投稿したとき、「熱血乙女とゆるふわ乙女」シリーズを始めて良いのかどうか、皆様に尋ねた経緯があります。そのとき、コメント等で温かく背中を押していただき、とにかくやってみることに決めました。
個人的には、もう一度、違う形で茜ちゃん&藍子ちゃんのFlip FlopのMV動画を作りたいという気持ちがあります。
これは、Flip Flop以外に茜ちゃん&藍子ちゃんのMVが欲しいと思って簡単に作ったもので、何のひねりもありません。
時間と気力があれば、茜ちゃん&藍子ちゃん二人だけの「絶対特権主張しますっ!」とかも作りたい気持ちがあります。ただ、ポジパの曲については今のところ考えていません。ポジパの曲を使って茜ちゃん&藍子ちゃんの二人だけのMVを作ると、どうしても1+1=2ではなく、3-1=2のイメージになってしまうと思いますので…。ポジパの曲で茜ちゃん&藍子ちゃん二人だけの編集をする場合は、個人的に楽しむ用だけにするつもりです。
【2020/07/25(土) 20:54投稿】
藍子ちゃんの誕生日に何か動画を作ることは考えていましたが、具体的な中身は未定でした。
そのとき同様に、茜ちゃんの誕生日にも動画を作るつもりで考えていまして、茜ちゃんの動画のアイディアの方を先に思いつきました(こちら)。
その後「茜ちゃんと同じように、藍子ちゃんの動画も何か2Dリッチ風MVで作れないかな?」と考えまして、すぐに「お散歩カメラ」のイメージができました。「お散歩カメラ」は歌詞がストーリー仕立てになっていて、情景をイメージしやすかったため、比較的、簡単に作れました。
ただ、投稿した後に見返してみると「もう少し中身を練るべきだったなあ…」と思うところが何箇所かありまして、ちょっと"もったいなかった"と思っています。それでも多くの方に評価をいただき、大変光栄です。ありがとうございます!
【2020/08/04(火) 22:39投稿】
茜ちゃんの誕生日に、どのような動画を作るか考えたとき、ふと頭の中に浮かんだのが「OVER THE SKY」でした。
デレステで「OVER THE SKY」が実装されたとき、せっかく「ユモレスク・ユニティ」の曲をもらったのに(3D MVがないのはまあ仕方ないとして)、2DのMVもないのは残念だと感じていまして、それがずっと頭の中に残っていました。そのことをふと思い出し「無ければ自分で作れば良いのでは…?」と考えついた次第です。
そこから「茜ちゃんがファンタジー世界に迷い込んで、元の世界に戻るまで」のストーリーを考え、作ってみました。しかし、2分ちょっとの時間内で表現するのは非常に難しく、苦戦しました。世界観を少しでも表現しようと考え、初期段階ではビィ君も登場していたのですが、再生時間も制作時間も足りないため、やむを得ず彼の出番を削りました(すみません…)。
ストーリーも削りまくったため、やはり説明不足の感は否めません。「もう少しうまく作れたかなあ?」という思いもありますが、一方で「(茜ちゃんの誕生日までの限られた時間で)ここからどうやれば良くなるのか」をまったく思いつきませんでしたので、これが私の限界なのかもしれません。
余談ですが、茜ちゃんがドラゴンに向かって背後から飛び込むシーンでは「秒間30フレーム×左右(羽の生えたシューズの複数パーツ)」を1フレームずつ手作業で調整しまして、非常に疲れました!でも実際に動画を見ると、ほとんどわかりませんでした…😅。
【2020/09/25(金) 21:40投稿】
「お散歩カメラ(2DリッチMV風MAD)」の動画を作った時点で、「青空リレーション」も作りたいと思っていまして、ずっと頭の中にありました。デレステに「青空リレーション」が実装されたら、そのイメージを踏まえて作ろう…と考えていたのですが、ついに2020/9/9に実装されましたので、そこから作り始めました。
イメージとしては、「藍子ちゃんと公園でデート」です。最初は緊張している藍子ちゃんが、少しずつデートを楽しむようになり、最後はパッション全開になるという感じです。画面の向こう側から手を伸ばしたり、サンドイッチを差し出したり、隣で一緒に歩いたり、という映像を作りたかったのですが、作者の力量不足でなかなか伝わらないかもしれません(すみません…)。
最初は、公園デートで画面左から右に向かって歩いていますが、そのときの藍子ちゃんは緊張が上回っているイメージでして、後半は右から左に向かって歩くときは、今度は「ドキドキ」しながらも、デートを楽しんでいる藍子ちゃん、という対比のつもりです(多分、伝わってないと思います…)
余談ですが、「キャンバス開いて 二人で描くの…」のところは、最初に試作したときは藍子ちゃんが実際に「キャンバスに絵を描く」映像にしていました。しかし色々と迷って悩んだ末に、現在のような形にしました。公園でデートするときに、わざわざ画材道具一式を持ってきてまで絵を描くか…?と考えると、何か違う気がしたので…(藍子ちゃんなら、いつもの手軽なカメラがありますし)。歌詞は比喩表現ですので、ここは「デートしておしゃべりしながら、二人の将来像を描いている(語り合っている)」という解釈にしました。
この動画は、市原仁奈ちゃんの誕生日のお祝い用に作成しました。高森藍子ちゃんと日野茜ちゃんを登場させたのは、もちろん作者があいあか好きだからです。作り終えてみると、主役の仁奈ちゃんよりもあいあかの二人の方が目立っているような気がしないでもないです(すみません…)。
仁奈ちゃんは藍子ちゃんと何度かの絡みがあり、劇場での「藍子おねーさんは屋上でサイキョー」認定だったり、「Snow * Love」での共演だったり、小さい子の面倒見が良い藍子ちゃんとは仲良しの状況が垣間見えます。それらもあって、個人的には仁奈ちゃんに好感を持っています。
このMV動画では、藍子ちゃんが仁奈ちゃんの家に遊びに来て、仁奈ちゃんと一緒に動物のぬいぐるみで遊んでいる演出から始まりますが、藍子ちゃんなら実際にそうやってそうな気がしますよね。
【2021/02/18(木) 20:35投稿】
デレステでSnow*Loveが実装されたとき(2020/12/20)から、この動画を作りたいと思っていました。とにかく藍子ちゃんのSnow*Loveソロ・リミックスの出来が素晴らしく良くて大好きだからです。もう何回聴いたかわからないくらい聞きましたし、今回も動画を作りながら何度も聞き入ってしまって、なかなか作業が進みませんでした。
個人的には、Snow*Loveは公式から2DリッチMVが出てくるかと思っていましたので、出てこなかったのが意外でした。2DリッチMV風に作っているシリーズは、公式と比べられると厳しいので…。
冬の動画ですので、何かしら冬を表現するアイテムがあった方が良いかと思い、このMVでは藍子ちゃんにマフラーを着けました。手袋も考えたのですが、ぷちデレラの手は元々ミトンみたいなので手袋を着けると変に見えてしまうためマフラーにした次第です。
【2021/07/25(日) 0:00投稿】
「愛は元気です。」の藍子ちゃんのカバーは本当に良いですよね…。
この曲の「ヒザをかかえてシュンとする日に 誰もが思う 自分は もうダメと」いう歌詞のところは、誰もが鮮明に頭の中にイメージできる思います。私も一番最初に映像化できたのはこの部分です。このシーンを基点にして「まだアイドルとして駆け出しだった頃の藍子ちゃんが、自分には才能がないとネガティブなことを言っていた公式設定」を絡めて、ストーリーを構築しました。
ストーリーの骨格ができれば、あとはどのように演出(表現)するかだけの問題です。個人的に悩んだのはトレーナー四姉妹とのレッスン風景のところで、実はあのシーン…何十回も作り直してます💦。何回作り直してもしっくり来なくて、もう自分でもどうすれば良いのかわからなくなり、最終的に「迷ったときは"シンプル・イズ・ベスト"」と考えて現在のようになりました。投稿後もまだ迷っています。
ちなみに藍子ちゃんの誕生日7/25の0時ぴったりに投稿しましたが、これは自動投稿ではなく「手動」です。この時間にスタンバイして投稿しました😅。
2DリッチMV風MADを作るとき、大抵の場合は歌詞をベースにして全体的なストーリーを構築し、それに沿ってシーンを作って行くのですが、「みなぎれ!ボボボンバー」についてはストーリーを思いつきませんでした。もう本当に「ノリと勢い」だけで作った動画です。「何でやねん」、「んなアホな」、「そうはならんやろ」と言いたくなるシーンが多く出てくるかと思いますが、そういう動画だと思ってください😅。
作った後で気づいたのですが、「みなぎれ!ボボボンバー」は「愛は元気です。」の動画と比べてファイルサイズが3倍くらい大きいのです(再生時間はほぼ同じ)。つまり藍子ちゃんの動画は「ゆるふわ」で進行しますが、茜ちゃんの動画は「ボンバー!」で進行しますので「勢い(動き)」がある分、サイズが大きくなるみたいです。そう言えば1年前に作った「OVER THE SKY」も非常に手間がかかってファイルサイズが大きかったのですが、このときは「ユモレスク・ユニティの3人分登場するから」だと思っていました。実は「3人だから…」ではなく、茜ちゃんの「ボンバー!(勢いのある動き)」が原因で手間がかかっていたようです。手のかかる子ですね😄。
「キセキの証」を初めて聞いたとき、藍子ちゃんの色々な想い出が走馬灯のように頭の中に浮かんできて、その時点でもう『2022年の藍子ちゃんの誕生日は、この曲しかない!』と決めていました。とにかく素晴らしい曲ですよね。
歌詞から思い浮かんだ私の脳内イメージを、そのまま映像化したような感じです。もちろん100%映像化できたわけではないのですが、ほぼ8~9割くらいは反映できたように思います。
余談ですが、この動画は私の過去動画の中で一番時間をかけて作りました(2022年7月末時点)。後半部分(藍子ちゃんのユニットが次々と浮かんでは消える場面)で、実はあれ一つ一つは数秒くらいしか画面に表示しない割に、一つの絵に2週間とか時間を費やしました。つまり時間配分を間違えた結果、一番時間がかかってしまった次第です😅。
本動画のコメ欄やtwitterでの感想ツイートから「泣いた」というコメントをいくつか拝見したのですが、そう言っていただけて、とても嬉しいです。当の作者本人が最初に視聴したときボロ泣きしました!この曲も藍子ちゃんの歌声も良すぎますよね。当時の選挙で藍子ちゃんを応援していただいた皆様に感謝です!
【2022/08/04(木) 21:48投稿】
2021年の年末に、藍子ちゃんの「空想探査計画」のソロ曲について公式から告知がありまして、それを目にした瞬間に決めていました。"茜ちゃんと藍子ちゃんの二人バージョンを作って、茜ちゃんの誕生日に投稿しよう"と。
個人的に「空想探査計画」での茜ちゃんの情感のこもった歌い方がすごく好きで、藍子ちゃんと合わせた二人バージョンを作るときもデレステ版で茜ちゃんが歌ったパートをそのまま残しました。
ただ、動画づくりは非常に難航しまして、茜ちゃんの誕生日の当日ギリギリまでずっと試行錯誤していました。結果的に無理やりそれっぽい形にして投稿してしまったのですが、本人としては反省しきりです。茜ちゃん、藍子ちゃんのぷちデレラのかわいらしさに救われていますが、全体的なストーリー構成は"もっと何とかできたはず…"、という思いがあります。
特に、一光年先にワープした後、いきなりどこからともなく"釣り竿"が出てきて釣りをするところは「端折りすぎ」でして、本当は"釣り竿を作る場面"があったんです。「茜ちゃんの髪の毛(強い)を抜いて、釣り糸を紡ぎ出す」、「器用な藍子ちゃんが落ちている骨を石で割って、削って、釣り針を作る」、「落ちている枝を拾って、釣り竿にする」という流れで。…ですが、ご覧の通り再生時間がギチギチで、時間内に収めるのは到底無理だったため、泣きながらこの"釣り竿を作る場面"をゴッソリ削った次第です。
ウソm@s祭り投稿作品
この作品は、第十次ウソm@s祭り(2019年11月)に10日前くらいに気が付き、何としても参加したいと思い、そこから急いで作り始めて突貫工事で何とか間に合わせたものです。ウソm@s祭りについては、今までずっと視聴する側でしたが、自分が作る側にまわって、末席に名を連ねることができて本当に光栄です。 企画、運営しておられる方々には本当に頭が下がります。
本作に登場する5人は個人的に好きなアイドルです。ストーリーも適当に考えたものですが、一応、続きを作れるくらいには構想がまとまっていますので、気が向いたら続編を作るかもしれません(?)。ただ、需要があるとは思えないので今は凍結しています。
【2020/04/18(土) 21:13投稿】
第9回シンデレラガール総選挙を想定した、日野茜ちゃんのダイマ動画です。ダイマ動画を作ると決めた後、「ゼロから始める熱血乙女」というタイトルを最初に思いついて、「ガチ勢向けではなく、あまり知識のない人向けに紹介する」という方針で作ることにしました。
投稿したバージョンでは、美城専務と武内Pが対話しながら茜ちゃんを紹介する話にしたわけですが、最初の原案では、藍子ちゃんが司会役で茜ちゃんの紹介をする形でした。しかし厳しいことを言うと、総選挙においては藍子ちゃんと茜ちゃんは票を食い合うライバルでもあるわけですから、あまり相互に関与しない方が良いかな?と思い、美城専務+武内Pのコンビに差し替えた次第です。
【2020/04/26(日) 23:42投稿】
第9回シンデレラガール総選挙を想定した、高森藍子ちゃんのダイマ動画です。この動画を作った経緯は、姉妹作品のこちらの裏話に記載しましたので、ご覧ください。
本当は茜ちゃんと藍子ちゃんのダイマ動画を同じタイミングで投稿したかったのですが、藍子ちゃん編が予想以上に難航してしまったため、先に茜ちゃん編を投稿しました。藍子ちゃん編は色々と盛り込み過ぎで時間が長くなってしまい、あちこち削った結果、まとまりがなくなる→また編集し直す…、というループに陥ってしまいました。結局、投稿したバージョンでも、中途半端な感じを否めない内容になってしまい、少々悔やんでいます。
第10回シンデレラガール総選挙を想定した、日野茜ちゃんの応援動画です。と言っても中身は茜ちゃんの「日常ほのぼの系4コマ漫画」を動画で表現したものです…。
前年(第9回シンデレラガール総選挙)の経験から、ニコ動に投稿しても選挙活動としては効果が薄いと判断し、140秒以内で作る「twitter向けの動画」を考えることにしました。4コマ漫画くらいのボリュームであれば、140秒で起承転結を作れるかな?と思い、茜ちゃんの紹介を挟みながら作ってみたのがこの動画です。
個人的には、ドヤ顔の茜ちゃんがお気に入りです。
第10回シンデレラガール総選挙を想定した、高森藍子ちゃんの応援動画です。実際の中身は、茜ちゃんの動画と同じく、藍子ちゃんの「日常ほのぼの系4コマ漫画」を動画で表現したものです。
茜ちゃんの動画に比べてオチが弱くて、個人的にも、もう少し何とかしたかったのですが、これ以上思いつかなかったため完成としました。一応の起承転結はつけてありますが、完全に藍子ちゃんのかわいらしさに頼った話で申し訳ありません…。全体的に「ふわっとした藍子ちゃんらしさ」は出せたかなと思いますが、個人的には力のなさを痛感しました。
ただ、藍子ちゃんがカメラで撮影しているポーズは割とお気に入りです。
2020年、再始動 (記 2020.01.29)
個人的には、ここにも書いたように、ニコニコ大百科に「あいあか」の単語記事を作成していただいたことで、当初の目的は達成できた感があり、特に思い残すことはないという気持ちでした。そのため2019年12月に「熱血乙女とゆるふわ乙女 #5 冬、知らない街をお散歩した日」を投稿した後、このままフェードアウトすることも考えていました(当時の感覚では、気持ちは半々くらいでした)。
その一環で、身辺整理のために(いつ引退しても良いように)、このユーザー記事を2020年の正月に作成し、今までの動画投稿の経緯等をまとめました。2019年12月末頃からしばらくの間、できる限りネットから離れ、気持ちを完全に白紙、まっさらにして、色々と考えていました。
しばらく考えた結果、いつまで気持ちが続くかは別として、ひとまず2020年も続けることに決めました。当初の目的は達成してしまった感がありますので、別の目的に切り替えて続けるつもりです(ただし新しい目的については、恥ずかしいためここでは書きません)。
今まで生来の面倒くさがりで、チキンな性格だったため、ブログやtwitterは絶対にやらない主義でしたが、2020年からは新しい目的を達成するために、ひとまずtwitterを始めてみようと思っています。
謝辞
動画をご視聴いただいている皆様、ありがとうございます。
特に、毎回のように広告を入れていただいている方々や、動画にコメントいただいている方々には感謝しかありません。本当にありがとうございます!
そして、マイリスト追加していただいている方、「いいね」を押していただいている方、フォローしていただいている方は、きっと茜ちゃん、藍子ちゃん、美穂ちゃん、響子ちゃんが大好きな方々なのだと思います。どれほど励みになるか言葉では言い表せません。ただただ感謝しております。
ご意見、ご感想等ありましたら、遠慮なくコメント欄に記載いただければ大変嬉しいです。
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