2011年(平成23年)
前回の卯年 | 前年 | 当年 | 翌年 | 次回の卯年 | |
---|---|---|---|---|---|
年 | 1999年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2023年 |
干支 | 卯 |
寅(庚寅) |
卯(辛卯) |
辰(壬辰) |
卯 |
2011年の事柄
1月26日 霧島連山の新燃岳が噴火
宮崎県・鹿児島県の県境付近にまたがる霧島連山。そのうち最近活動が活発になっていた新燃岳が、50年周期で起こる噴火活動を開始。この時期の風向きの関係で、噴煙が宮崎県南部(宮崎市・都城市・日南市)に大量に降り注いだ。これにより宮崎県で生産される農作物に多大な被害が出た。
1年前の口蹄疫発生、2011年に入ってからの新燃岳噴火・鳥インフルエンザ発生により、主要産業が農業・畜産の宮崎県では壊滅的な打撃を被ることになった。
がんばろう、宮崎!
3月11日 午後2時46分。M9.0、国内観測史上最大の地震
東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災)
2011年3月11日14時46分ごろ、日本の三陸沖で発生した国内観測史上最大のマグニチュード9.0の地震。死者数は、1995年<16年前>の 兵庫県南部地震 (阪神・淡路大震災)の6433人を超え、戦後最大の地震災害となってしまった。
東京電力 福島第一原子力発電所 事故
3月11日に発生した 東北地方太平洋沖地震 による津波を受けた、東京電力 福島第一原子力発電所で原子力事故が発生。
未だ事態は終息の気配を見せていない。
3月12日 九州新幹線 博多駅~新八代駅 開業
九州新幹線の博多駅~新八代駅間が開業。既存の営業路線(新八代駅~鹿児島中央駅間)と接続し、これと同時に山陽新幹線・九州新幹線直通列車「さくら」・「みずほ」運行開始。新大阪駅~鹿児島中央駅間が、最速3時間45分で結ばれるようになった。
開通式典の中止
鹿児島ルート全線開業に向けて出発式の準備を行っていたが、開業日の前日に東北地方太平洋沖地震が発生。その被害状況から被災者を配慮して出発式は全て中止となってしまった。(ダイヤ改正のみ予定通り行われた)
3月18日 東京スカイツリー 634mに到達
なお、翌2012年に竣工・営業開始。その後2013年5月から首都圏における地上デジタル放送の送信拠点は東京タワーから東京スカイツリーへ完全移行した。
3月25日 セブンイレブンが鹿児島県へ初出店
国内最大のコンビニ店舗数を誇るセブンイレブンが、鹿児島県内への初出店を果たした。霧島市、曽於市への出店を皮切りに、2011年度中には鹿児島市内への出店を開始。2013年度(2014年2月末)までの3年間に、鹿児島県内で約200店舗の展開を計画している。
鹿児島県への出店により、国内では39都道府県、九州地方では全県で店舗を展開することとなった。
3月31日 さようなら「NHK BS2」「NHK BShi」
NHKのBSチャンネル再編(BSデジタル放送のNHKのチャンネル数削減)につき、
「BS2」「BShi」が3月31日をもって廃局した。
4月1日から、「BS1」は480i(標準画質)から1080i(ハイビジョン)へ移行し、
BSデジタルでは102ch(旧:BS2)が廃局となった。
また、BSデジタルの103ch(旧:BShi) と BSアナログ 11ch(旧:BS2)は
同日より「BSプレミアム」にチャンネル名称を変更し、NHKのBSが生まれ変わった。
4月21日 「魔法少女まどか☆マギカ」最終話一斉放送
2011年1月より放送開始されたテレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」は、そのショッキングかつセンセーショナルな内容で数多くの視聴者を獲得した。特に近年の、原作モノが多くなる中での先の読めないオリジナル企画であったこと、事前に内容を伏せたままで放送され続けたことで視聴者の興味を引き続け、放送回を重ねるごとに話題が話題を呼んでいた。しかしクライマックス放映直前の3月11日に東日本大震災が発生。ちょうど当時の放送内容が、街に激烈な災害がもたられるというものであったこともあり、本作は未放映残り2話(局によって3話)をもって通常放送が全局で打ち切られた。
そして4月21日深夜、放送されないままとなっていた未放映話が続けて全国一斉放送されることが発表される。4月21日当日は大手全国紙で全面広告が打たれるなど大々的な宣伝がなされ、焦らされに焦らされ続けたファン達の熱狂が爆発。深夜にして高視聴率を獲得したこの一挙放送という名の「お祭り」は、深夜アニメBlu-ray売上の日本記録樹立(当時)、関連商品込みの売上400億円突破というモンスター・コンテンツとなったこのアニメを、一夜にして一気にスターダムへと駆け登らせた。
各地で巻き起こる様々な抗議デモ
2011年3月11日以降、「政治家に国を任せられない」「フジテレビの偏向報道が許せない」等、不満が溜まった日本国民が民主党への抗議、原発(特に東電)に対する抗議、韓国推しをしてまで日本を貶めるフジテレビへの変更報道に国民の怒りは爆発。各地で様々な抗議デモが行われた。
7月17日 FIFA女子W杯でなでしこジャパンが優勝
2011年のサッカー女子W杯ドイツ大会で、日本代表(通称:なでしこジャパン)が初優勝を成し遂げた。
ベスト8で優勝候補だった開催国ドイツを延長戦の末1-0で下したことで注目を集め、準決勝以降は地上波でも放送。決勝では世界ランク1位、通算で0勝21敗3分のアメリカを相手に二度リードを許しながら追いつくという死闘を演じ、PK戦の末勝利。日本代表として、アジア勢としても初めてFIFA主催の世界大会で頂点に立った。
この快挙に、大会MVP・得点王の主将・澤穂希らを筆頭に日本代表選手たちは一躍スターとなり、以降メディアに引っ張りだこに。なでしこリーグにも多数の観客が詰めかけるなど、それまでほとんど注目されなかった女子サッカーが一躍脚光を浴びることになった。
7月24日 さようなら「地上アナログ放送」「BSアナログ放送」
2011年7月24日をもって「地上アナログ放送」「BSアナログ放送」が終了。
翌25日から、地デジ・BSデジタルへ移行した。
なお、東北地方太平洋沖地震の影響により、宮城県・岩手県・福島県の「地上アナログ放送」の停波は2012年3月31日に延長された。
9月 相次いだ大型台風
9月3日に高知県に上陸した台風12号で紀伊半島を中心に、死者70人以上という大きな被害が発生。
さらに9月21日に静岡県に上陸した台風15号も愛知・静岡・神奈川を中心に大きな被害をもたらした。
台風の影響で生じた土砂崩れにより多数のせき止め湖が発生し、決壊を防ぐため現在も警戒が続けられている。
新語・流行語2011
ネット流行語大賞実行委員会 ネット流行語大賞2011 |
P-NEST 女子中高生ケータイ流行語大賞 |
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ぽぽぽぽ~ん | 年間大賞 金賞 |
リア充 | 年間大賞 金賞 |
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なでしこJAPAN | 銀賞 | てへぺろ | 銀賞 | |
僕と契約して、〇〇になってよ! | 銅賞 | あげぽよ | 銅賞 | |
マル・マル・モリ・モリ | 4 | とりま | 4 | |
ヤシマ作戦 | 5 | からの~ | 5 | |
いいね! | 6 | あーね | 6 | |
#edano_nero(枝野、寝ろ) | 7 | かわうぃーねー | 7 | |
ダァシエリイェス!! | 8 | きゃわたん | 8 | |
ブヒる | 9 | オーシャンティー | 9 | |
アナロ熊 | 10 | マル・マル・モリ・モリ | 10 | |
スカスカおせち | 10 | |||
まんべくん | 10 | |||
「現代用語の基礎知識」選 2011 ユーキャン新語・流行語大賞 |
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なでしこジャパン | 年間大賞 | |||
絆 | トップテン | |||
スマホ | トップテン | |||
どじょう内閣 | トップテン | |||
どや顔 | トップテン | |||
帰宅難民 | トップテン | |||
こだまでしょうか | トップテン | |||
3.11 | トップテン | |||
風評被害 | トップテン | |||
ラブ注入 | トップテン |
2011年のカラオケランキング
(出典:JOYSOUND平成カラオケ年表)
順位 | 曲名 | 歌手名 |
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1位 | ヘビーローテション | AKB48 |
2位 | 残酷な天使のテーゼ | 高橋洋子 |
3位 | Gee | 少女時代 |
4位 | キセキ | GReeeeN |
5位 | ミスター | KARA |
6位 | 会いたかった | AKB48 |
7位 | ポニーテールとシュシュ | AKB48 |
8位 | 小さな恋のうた | MONGOL800 |
9位 | ありがとう | いきものがかり |
10位 | マル・マル・モリ・モリ! | 薫と友樹、たまにムック。 |
2011年の出来事
2011年のニコニコ動画
1月8日 | ニコニコ生放送の新機能「ニコ生セッション」のサービス開始 |
1月27日 | ニコニコ遊園地 サービス終了 |
2月2日 | プレミアム会員限定!500ポイントプレゼント(2月9日まで) |
2月4日 | ニコクーポン サービス開始 |
2月5日 | 2・5事件(ニコニコ大惨事) |
4月27日 | ニコゲー サービス終了 |
ニコニコアプリの提供タイトル「ニコペ」 サービス終了 | |
5月13日 | 2011年5月ニコニコ大百科サーバ障害 |
5月15日 | ニコニコ大百科が復旧。グニャラくんの運営卒業発表 |
12月8日 | ドイツ語版ニコニコ動画 サービス終了 |
12月12日 | ニコニコ建国記念日(5回目) |
12月13日 | ニコニコ動画サービス開始5周年 |
2011年に亡くなった著名人(享年は満年齢)
1月4日 | ミック・カーン | 1970年代後半から1980年代前半に活躍したイギリスのロックバンド「JAPAN」のベーシスト。 フレットレスベースを巧みに使いこなすベーシストとして知られ、土屋昌巳、SUGIZOと言った日本のミュージシャンとも親交があった。享年52 |
1月14日 | 和田勉 | 演出家、TVディレクター。NHKでディレクターを務め、「龍馬がゆく」「天城越え」「阿修羅のごとく」などで演出を担当した。退職後はバラエティ番組などでも活躍。 食道上皮がんにより川崎市の老人福祉施設で死去。享年80 |
細川俊之 | 俳優。舞台や映画で二枚目俳優として活躍、ラジオパーソナリティとしても人気を博した。劇場版「あしたのジョー」では力石徹役で声優も務めた。 自宅で転倒し、急性硬膜下血腫により死去。享年70 |
|
1月20日 | 小嶋登 | 元秩父市立影森中学校校長。卒業式ソングの定番となった「旅立ちの日に」の作詞者。 急性心筋梗塞のため死去。享年80 |
1月23日 | 喜味こいし | 漫才師。実兄の夢路いとしと漫才コンビ「夢路いとし・喜味こいし(いとし・こいし)」を結成、上方漫才を代表するコンビとして活躍した。肺がんにより死去。享年83 |
1月24日 | くどいカオのネコ | 漫画家・衛藤ヒロユキの飼い猫。「魔法陣グルグル」1巻から「舞勇伝キタキタ」4巻までの単行本の巻末オマケ漫画に登場。享年22。 |
2月5日 | 永田洋子 | 死刑囚。連合赤軍中央委員会副委員長。山岳ベース事件の際に委員長の森恒夫とともに逮捕され、残党が2人の釈放を求めて起こしたのがあさま山荘事件である。 リンチ殺人により死刑が確定していたが、脳萎縮と誤嚥性肺炎のため獄中で病死。享年65 |
2月6日 | ゲイリー・ムーア | アイルランド出身のギタリスト。70年代にはTHIN LIZZYにも在籍。 “マシンガン・ピッキング”と称されるペンタトニック・スケールを主体とした速弾きと図太いサウンド、泣きのチョーキングなど、日本やヨーロッパで人気を博す。 音楽評論家の伊藤政則から「人間国宝」と呼ばれた。 2月6日、スペインで休暇中に心臓発作により急死。享年58 |
2月28日 | 与那嶺要 | 元プロ野球選手・監督。ハワイ生まれの日系2世。通称「ウォーリー(本名のセカンドネーム)」。 1950年代の巨人で外野手として首位打者3回、MVP1回を獲得するなど活躍。ホームスチール11回は日本プロ野球記録。引退後は様々な球団でコーチを務め、中日では監督として巨人のV10を阻止する優勝を果たした。前立腺がんによりハワイ・ホノルルで死去。享年85 |
3月3日 | サニーブライアン | 競走馬。1997年の皐月賞と日本ダービーをともに11番人気、6番人気と人気薄ながら制した二冠馬。しかしダービーで骨折、結局これが最終出走となり引退、種牡馬となった。疝痛により死亡。享年17 |
3月6日 | 徳丸完 | 声優。「宇宙の騎士テッカマン」ペガス役、「機動戦士ガンダム」ククルス・ドアン役や黒い三連星・ガイア役(劇場版)、「銀河烈風バクシンガー」ドン・コンドール役、「アイドルマスター」高木順一朗役など。享年69 |
尾藤公 | 高校野球指導者。和歌山県立簑島高校の監督として、公立校唯一の甲子園春夏連覇を達成。 通算で春3回、夏1回の甲子園制覇を成し遂げた。膀胱移行上皮がんのため死去。享年68 |
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3月10日 | 坂上二郎 | コメディアン、俳優、歌手。萩本欽一とお笑いコンビ「コント55号」として活躍した。 脳梗塞により死去。享年76 |
3月26日 | ダイアナ・ウィン・ジョーンズ | イギリスの小説家。子供向けのファンタジー作家として活躍。「魔法使いハウルと火の悪魔」はスタジオジブリによって「ハウルの動く城」として映画化された。肺がんにより死去。享年76 |
中島徹 | 漫画家。代表作に「少年雀鬼-東-」「五月原課長のつぶやき」「玄人のひとりごと」など。「玄人のひとりごと」はビッグコミックオリジナルで20年以上連載を続けていたが、2010年から闘病のため休載していた。大腸がんにより死去。享年47 | |
4月5日 | スコット・コロンバス | アメリカのヘヴィメタルバンド「MANOWAR」の2代目ドラマー。 ギネスブックに「世界一うるさいバンド」として掲載され、20年近くバンドに在籍していたが 2008年に脱退。2011年4月5日に公式ウェブサイトで死去していたことが発表された。享年54 |
4月17日 | 出崎統 | アニメ監督。「あしたのジョー」「宝島」「ベルサイユのばら」「エースをねらえ!」などを手がけたテレビアニメ草創期からの大ベテラン監督。止め絵や画面分割などを効果的に用いた独自の演出手法は「出崎演出」と呼ばれた。60代を過ぎてからも「劇場版AIR」や「劇場版CLANNAD」を手がけるなど精力的に活動していた。肺がんにより死去。享年67 |
4月18日 | 松野秋鳴 | ライトノベル作家。テレビアニメ化した「えむえむっ!」の原作者。4月26日にMF文庫Jの公式サイトにて訃報が伝えられた。「えむえむっ!」は未完、絶筆となる。死因、享年は不明。 |
4月21日 | 田中好子 | 元キャンディーズのアイドル歌手、女優。愛称は「スーちゃん」。キャンディーズの中では最も歌唱力が高く、初期にはメインボーカルを務めていた。キャンディーズの解散後は演技派女優として活躍、「黒い雨」で数多くの映画賞を総なめにした。乳がんにより死去。享年55 |
成田文男 | 元プロ野球選手。60年代後半から70年代にかけてロッテオリオンズの主力投手として、切れのいいスライダーを武器にした頭脳的な投球で3年連続20勝、最多勝2回、ノーヒットノーラン達成など活躍した。肝不全により死去。享年64 | |
4月24日 | サティヤ・サイ・ババ | インドの宗教指導者。聖者として世界中にその名を知られ、日本でも90年代半ばに関連書籍がベストセラーとなり超能力者として話題になった。「奇跡」に関しては批判も多かったが、数多くの社会奉仕事業を行い、世界中に一千万人の信者を持っていた。多臓器不全により死去。享年84 |
4月25日 | 田中実 | 俳優。1990年にNHK連続テレビ小説「凛凛と」で主役を演じ、刑事ドラマを中心に多くのドラマで活躍。「ウルトラマンメビウス」ではサコミズ隊長を演じた。自宅マンションで首つり自殺。享年44 |
4月30日 | サクラバクシンオー | 競走馬。1400m以下のレースで12戦11勝という圧倒的な強さを見せた日本競馬史上に残るスプリンター。引退が決まりラストランとなった1994年のGIスプリンターズステークスでは当時の日本レコードを叩きだして連覇、同年のJRA賞最優秀短距離馬に選出された。引退後は種牡馬となっていたが、2011年になってから体調を崩し、試験交配中に心不全で死亡。享年22 |
5月1日 | ウサマ・ビンラディン | イスラム過激派テロ組織アルカイダの指導者。アメリカ同時多発テロ事件(9.11)の首謀者とされる。アフガニスタン紛争でタリバン政権が崩壊した後は行方をくらまし、一時は死亡説も流れていたが、2011年5月1日、米軍特殊部隊がイスラマバード郊外の潜伏先にてビンラディンを殺害したとCNNが発表した。享年54(推定) |
5月6日 | 団鬼六 | 作家。1961年に発表したSM小説「花と蛇」が大ヒットし、以後SM小説を中心に官能小説の第一人者として長年に渡って活躍した。他の代表作に「夕顔夫人」「不貞の季節」「真剣師 小池重明」など。食道がんにより死去。享年79 |
5月7日 | セベ・バレステロス | スペインのプロゴルファー。全英オープンとマスターズで通算5勝、欧州ツアー50勝など全世界で91勝、全盛期には世界ランキング61週連続1位など「天才」の名をほしいままにしたゴルフ史上に残る名プレイヤー。日本でも日本オープンで最年少優勝(当時)を果たすなどツアー6勝と活躍した。がん性脳腫瘍の合併症により死去。享年54 |
5月12日 | 上原美優 | タレント、グラビアアイドル。10人兄弟の家に生まれ、貧乏生活を送っていたエピソードをネタに「貧乏アイドル」として売り出し人気を博していた。自宅で首つり自殺。享年24 |
5月15日 | サムエル・ワンジル | ケニアの陸上選手。北京オリンピック男子マラソン金メダリスト、ハーフマラソン元世界記録保持者。仙台育英高校に陸上留学し、日本で実績を積んでフルマラソンに挑戦。北京五輪で五輪新記録をたたき出してケニア初のマラソン金メダリストとなった。その後もロンドンマラソン、シカゴマラソンで優勝するなど活躍していた。自宅バルコニーから転落死。享年24 |
5月17日 | 児玉清 | 俳優、タレント、司会者。俳優として多くの映画・ドラマで活躍したほか、35年以上に渡って「パネルクイズ アタック25」の司会者を務め、数々の名フレーズを生みだしお茶の間に広く親しまれた。また読書家としても知られ、書評家としても活動していた。胃がんのため死去。享年77 |
5月20日 | ランディ・サベージ | アメリカのプロレスラー。WWFやWCWで数多くのタイトルを獲得し、マッチョマンの名で親しまれた。運転中に心臓発作を起こし交通事故死。享年58 |
5月21日 | 長門裕之 | 俳優。2009年に死去した南田洋子の夫、俳優の津川雅彦の兄。「太陽の季節」で南田とともに主演を務め、長年に渡ってテレビ・映画で活躍。晩年は認知症になった南田への献身的な介護でも知られた。肺炎による合併症で死去。享年77 |
6月9日 | 川上とも子 | 声優。「少女革命ウテナ」天上ウテナ役でブレイクし、多くのアニメで活躍した。代表作に「ヒカルの碁」進藤ヒカル、「ケロロ軍曹」日向冬樹、「ちっちゃな雪使いシュガー」シュガー、「AIR」神尾観鈴、「ARIA」アテナ・グローリィ、他多数。2008年から病気療養のため休業していたが、2011年6月9日に急逝。享年41 |
6月11日 | セス・パットナム | アメリカのグラインドコアバンド「アナル・カント」(AxCx)のフロントマン。 5643曲入りのシングルを発表したり、下品な歌詞や他のミュージシャンを罵倒する歌詞を書いたり、ヘヴィメタル雑誌「BURRN!」誌で0点を頂く等ヘヴィメタルファンの間でネタ的な意味で話題が尽きなかった。 2004年にオーバードーズにより昏睡状態により脳死状態になる程悪化。後に回復したものの、2011年6月に心臓麻痺により死去。享年43 |
6月12日 | すやまたけし | 作家。短編集「火星の砂時計」に収録されていた短編「素顔同盟」が中学校の国語教科書に採用されたことで知られる。肺炎により死去。享年60 |
6月23日 | ピーター・フォーク | アメリカの俳優。1968年に開始した「刑事コロンボ」シリーズで長年に渡って主演を務めたことで知られる。晩年まで精力的に活動していたが、2008年にアルツハイマー症であることが公表されていた。ビバリーヒルズの自宅にて死去。死因不詳。享年83 |
6月28日 | 小林修 | 声優。同人舎プロダクション代表取締役。主に洋画の吹き替えで黎明期から活躍した大ベテラン。アニメでは「宇宙戦艦ヤマト」シリーズで、ドズル将軍、ズォーダー大帝、山南艦長などを演じた。他「激走戦隊カーレンジャー」暴走皇帝エグゾスの声など。膵臓癌により死去。享年76 |
7月5日 | 和田慎二 | 漫画家。男性ながら主に少女漫画誌で長年に渡って活躍。何度も実写ドラマ化された「スケバン刑事」のほか、「ピグマリオ」「超少女明日香」「怪盗アマリリス」「少女鮫」など、少女漫画でありながら壮大かつハードな作風で人気を博した。虚血性心疾患のため死去。「ミステリーポニータ」で連載中だった「傀儡師リン」が遺作となった。享年61 |
7月9日 | 田中秀夫 | テレビ・映画監督、演出家。1960年代より東映テレビドラマの監督として活躍。カット割のセンスに定評があり、後の東映特撮作品に影響を与える。代表作に「忍者キャプター」「快傑ズバット」「宇宙刑事シリーズ」「スケバン刑事」「花のあすか組!」などがある。享年78 |
7月12日 | 宮尾すすむ | タレント。「スタードッキリ(秘)報告」や「宮尾すすむのああ日本の社長」などでリポーターを務め人気を果たした。顔の前で両手を交差させて、右手の平を右アゴに乗せて「ハイッ!」と叫びながらとるポーズがトレードマークとなっていた。享年77 |
7月17日 | 沢田泰司 | ミュージシャン、ベーシスト。1989年「X(後のX JAPAN)」ベーシストとしてデビュー。初期Xのアレンジャーとして大きく貢献するも、1992年の東京ドーム公演を最後に脱退(実質解雇)。その後はLOUDNESS、D.T.Rで活躍するが、1996年に活動休止。その後はホームレス生活を送ったり、様々なバンドに加入しては脱退を繰り返し、持病の悪化もあってまともな活動が出来ていなかった。2011年7月17日に死亡。享年45 沢田の死後、その不自然な死に関して様々が疑惑が飛び交うようになっている。 |
森孝慈 | 元サッカー選手、サッカー指導者。1968年メキシコ五輪日本代表の司令塔として銅メダル獲得に貢献した。引退後は指導者として、1981年から85年まで日本代表監督を務め、ワールドカップ初出場にあと一歩まで迫った。また浦和レッズの設立に尽力、初代監督を務めた「レッズの父」。GMとしても手腕を振るい、現在の強豪レッズを築き上げた。腎盂がんにより死去。享年67 | |
7月19日 | 原田芳雄 | 俳優。アウトロー風の演技派俳優として、多数の映画・ドラマで活躍した。代表作に「竜馬暗殺」「柳生一族の陰謀」「ツィゴイネルワイゼン」「われに撃つ用意あり」など多数。筋金入りの鉄道オタクとしても知られ、タモリ倶楽部の鉄道企画にたびたび出演していた。肺炎により死去。享年71 |
ntmP | ニコニコ動画の歌い手、アイドルマスターのプロデューサー。主にアイドルマスターの楽曲の替え歌を歌い人気を博したが、くも膜下出血により急逝。享年不詳。 | |
7月21日 | 中村とうよう | 音楽評論家、ミュージック・マガジン初代編集長及び代表取締役会長。70年代には内田裕也らと共に「日本語ロック論争」を繰り広げたり、1982年には「レコード・コレクターズ」誌を創刊。ブルースを中心に様々な音楽を紹介した。2011年7月21日、自宅のマンションから飛び降り自殺を図り死亡。17日には誕生日を迎えたばかりだった。享年79 |
7月23日 | エイミー・ワインハウス | イギリスの女性シンガー。2003年のデビューアルバム「Frank」が英国で70万枚近いヒットを記録するが、私生活では薬物やアルコール中毒で知られており、2011年6月には2万人規模のコンサートで泥酔した状態で歌いマスコミに「史上最悪のコンサート」などど叩かれる。2011年7月23日に自宅で死亡していたのを発見された。享年27 |
芦田豊雄 | アニメーター、アニメ監督。株式会社スタジオライブ社長。80年代に多くの人気作のキャラクターデザインを手がけ、監督・プロデューサーも務めた。代表作に「サイボーグ009」「魔法のプリンセスミンキーモモ」「銀河漂流バイファム」「機甲戦記ドラグナー」「魔神英雄伝ワタル」「F-ZERO ファルコン伝説」(キャラクターデザイン)、「ムーミン」「宇宙戦艦ヤマト」「Dr.スランプ アラレちゃん」(作画監督)、「北斗の拳」「成恵の世界」(監督)など多数。後年はアニメーターの地位向上にもつとめた。享年67 | |
7月25日 | 森祐喜 | 森喜朗の長男。元石川県議員。森喜朗の秘書を務めたのち、2006年から石川県議員を務めたが、2010年に飲酒運転での交通事故を起こし議員を辞職。議員時代から奔放な私生活が週刊誌に何度も報じられ、2009年の押尾学事件との繋がりも噂されていたが真相は藪の中に。急性膵炎による多臓器不全により死去。享年46 |
7月26日 | 小松左京 | SF作家。星新一、筒井康隆とともに日本SFの御三家と呼ばれた。代表作の「日本沈没」は300万部以上の大ベストセラーに。他の代表作に「復活の日」「果しなき流れの果に」「首都消失」「さよならジュピター」「虚無回廊」など多数。国際SFシンポジウムの主宰や大阪万博のプロデューサー、日本SF大賞の設立など執筆以外の多方面でも活躍した。多くのファンが待ち望んでいた「虚無回廊」の続きは書かれないまま、肺炎により死去。享年80 |
7月27日 | 三城晃子 | 女優、タレント。「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の「おばちゃん3号」として知られ、視聴者に強烈なインパクトを与えた。多臓器不全により死去。享年65 |
レイ・ハラカミ | ミュージシャン。独特の浮遊感のあるサウンドによるテクノ、エレクトロニカを中心に、UAやくるりなど多くのアーティストのプロデュースやリミックスを手がけるなど活躍。矢野顕子とユニット「yanokami」としても活動していた。脳出血により急逝。享年40 | |
伊良部秀輝 | 元プロ野球選手。千葉ロッテマリーンズで、当時の日本最速記録となる158km/hをマークするなど、速球派のエースとして活躍。メジャーリーグ挑戦を経て、2003年には阪神タイガースで13勝を挙げ優勝に貢献した。現役時代は「悪童」と呼ばれたキャラクターで何かと騒動を起こすことも多かった。引退後は実業家としてアメリカでうどん屋を開業したが失敗していた。ロサンゼルス郊外の自宅で遺体で発見。自殺とみられる。享年42 | |
7月29日 | 宮路武 | ゲームクリエイター。兄とともにゲームアーツを立ち上げ、「グランディア」シリーズ、「ガングリフォン」シリーズ、「シルフィード」などを世に送り出した。2000年からは携帯電話向けゲーム開発会社ジー・モードを設立、代表取締役を務めていた。死因は不詳。享年45 |
8月4日 | 松田直樹 | サッカー選手。元日本代表のDF。トルシエ監督時代には不動の右サイドバックとして、2002年の日韓W杯ベスト16入りに貢献。2010年に16年間プレーした横浜F・マリノスから戦力外通告を受けた際には、サポーターの一部がクラブハウスに押しかけ説明を求める事態になった。2011年はJFLの松本山雅FCに所属しプレーしていたが、8月2日の練習中に急性心筋梗塞で突然倒れ、意識が戻らないまま4日に死去。享年34 |
8月5日 | 前田武彦 | タレント、司会者、放送作家。「巨泉×前武ゲバゲバ90分!!」「夜のヒットスタジオ」で司会者として活躍、その話術と毒舌で人気を博し、「マエタケ」の愛称で親しまれた。番組中に「共産党万歳」と叫んだことでしばらくメディアから干されたが、復帰後はお天気キャスターや俳優として活躍。肺炎により死去。享年82 |
8月7日 | ジョー山中 | 歌手、ミュージシャン。1970年代に「フラワー・トラベリン・バンド」のボーカリストとして海外で活躍。ソロ活動後の代表作として映画「人間の証明」の主題歌「人間の証明のテーマ」がある。 8月7日、肺がんにより死去。享年64 |
8月11日 | ジェイニー・レイン | ハードロックバンド「WARRANT」の初代ボーカリスト。ジェイニー在籍時の代表作に「Cherry Pie」(邦題:いけないチェリーパイ)がある。何度か脱退と加入を繰り返していたが、2008年に解雇される。その後はSIAM SHADEのトリビュート・アルバムに参加してたりしていた。8月11日、LAのホテルにて遺体で発見されたと米ゴシップ・サイト〈TMZ.com〉が報じている。 死因は不明。享年47 |
8月15日 | 正力亨 | 読売新聞グループ本社社主、読売ジャイアンツ第2代オーナー。正力松太郎の長男で、「大正力」と呼ばれた父に対し「小正力」と呼ばれた。1964年から96年まで長年巨人のオーナーを務めた。敗血症により死去。享年92 |
8月16日 | 二葉あき子 | 歌手。戦前、「古き花園」がヒットして人気歌手となり、多くのブルースを歌った。戦後は「別れても」「夜のプラットホーム」「フランチェスカの鐘」「水色のワルツ」など多数のヒット曲を送り出した。心不全により死去。享年96 |
梅本竜 | 作曲家。主にゲームミュージックを手がけ、FM音源を駆使して様々な作品を手がけた。代表作に「DESIRE 背徳の螺旋」「EVE burst error」「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」など多数。享年37 | |
セイウンスカイ | 競走馬。1998年に皐月賞、菊花賞の二冠を制した。菊花賞では3000mを逃げ切り、当時の世界レコードを樹立している。直前に死亡したサイレンススズカの後を継ぐ逃げ馬として期待されたが、その後は故障で振るわず、2002年から種牡馬となっていた。馬房で立ち上がり、頭を打って死亡。享年16 | |
8月21日 | 竹脇無我 | 俳優。映画「人生劇場」主演、ドラマ「姿三四郎」主演、ドラマ「大岡越前」榊原伊織役などで人気を博し、クールな二枚目スターとして活躍した。小脳出血により死去。享年67 |
8月29日 | 滝口順平 | 声優。「ヤッターマン」ドクロベエ役をはじめとするタイムボカンシリーズや、「ぶらり途中下車の旅」「ぴったんこカン・カン」のナレーションなどで知られ、多くのアニメ、吹き替え、ナレーションなどで親しまれた。胃がんにより死去。享年80 |
9月6日 | 真田雅則 | 元サッカー選手。全日空時代には日本代表にも選ばれ、Jリーグの発足時から清水エスパルスの正ゴールキーパーとして長年に渡って活躍。2004年に引退してからは清水エスパルス、ジェフユナイテッド市原・千葉のGKコーチを務め、2011年からは清水のコーチに復帰していた。体調不良で休養していたが、9月6日に急性心不全により急逝。享年43 |
9月18日 (発見日) |
中島尚俊 | JR北海道代表取締役社長。9月12日に遺書を残して行方不明となっていることが判明し、18日に小樽市沖合の海岸で遺体が発見された。自殺とみられる。享年64 |
9月21日 | 杉浦直樹 | 俳優。「父の詫び状」「あ・うん」「岸辺のアルバム」など、多くの映画、テレビドラマに出演。名脇役として活躍した。肺癌により死去。享年79 |
辺見じゅん | 歌人・小説家・ノンフィクション作家。角川書店創業者・角川源義の長女。「男たちの大和」「収容所から来た遺書」などの戦争をテーマにしたノンフィクションで知られた。歌人としても「闇の祝祭」で現代短歌女流賞を受賞。また出版社「幻戯書房」を設立した。自宅で死去。死因は不詳。享年72 | |
9月30日 | ラルフ・スタインマン | カナダの免疫学者。樹状細胞の研究に取り組み、2011年のノーベル生理学・医学賞を受賞したが、発表の3日前に膵臓癌により死去していたことが公表された。享年68。ノーベル賞には「死者に賞を贈らない」という規定があるが、協議の結果スタインマンには決定通り賞が贈られることになった |
10月4日 | シンボリルドルフ | 競走馬。1984年、皐月賞、日本ダービー、菊花賞のクラシック三冠を史上初めて無敗のまま達成。有馬記念も制し史上初の四歳四冠も成し遂げるなど、その圧倒的な強さで「皇帝」と称された。五歳の天皇賞(春)、ジャパンカップ、有馬記念と合わせてG1七冠、通算16戦13勝。引退後は種牡馬となったのち、功労馬として余生を過ごしていた。死因は不詳。享年30 |
10月5日 | スティーブ・ジョブズ | Apple、ピクサー創業者、元CEO。1976年にアップルコンピュータ(現:Apple)を創業し、Macintoshを世に送り出した。1985年に一度同社を追放されるものの、同年に同業他社のNeXT社、翌1986年にピクサー社設立。ピクサーではCGアニメーションの発展に多大なる貢献を果たす。1997年にNeXT社が買収される形でAppleに復帰し、iMac、iPod、iPhone、iPadなどを発表し倒産寸前だったAppleを見事復活させた。体調不良のため2011年8月に同社のCEOの座を退いた後、膵臓がんにより死去。享年56 |
バート・ヤンシュ | スコットランド出身のフォークミュージシャン、ギタリスト。ペンタングル創設時のメンバーであり、ニール・ヤング、ジミー・ペイジ、ジョニー・マーらに大きな影響を与えている。肺癌により死去。享年67 | |
10月7日 | サッカーボーイ | 競走馬。阪神3歳ステークスで圧勝、強烈な末脚とネーミングで多くのファンを掴み、88年の日本ダービーでは一番人気に推された(結果は15着)。故障に悩まされながらも、函館記念では当時の日本レコードとなる1分57秒8をたたき出すなど、通算11戦6勝、GI2勝。引退後は種牡馬としてヒシミラクル、ナリタトップロードなど多くの重賞馬を輩出した。蹄葉炎により死亡。享年26 |
10月8日 | 梶田達二 | 画家・イラストレーター。児童雑誌や児童向け、食玩などの挿絵を担当。60年代にかけて児童誌でゴジラやウルトラマンを始めとする怪獣図鑑や絵本などの挿絵を担当していた。胃がんのため死去。享年75 |
デニス・リッチー | コンピューター技術者。C言語の開発者、Linuxの共同開発者のひとりとして知られる。長期に渡る闘病生活の末自宅で息を引き取った。享年70 | |
10月9日 (発見日) |
青山景 | 漫画家。作品に「SWWEEET」「ストロボライト」「チャイナガール」などがある。イブニングで「よいこの黙示録」を連載中だったが、10月6日に自殺をほのめかす呟きをTwitterに残し、9日に自宅で首を吊っているのが発見された。享年32 |
10月10日 | 柳ジョージ | ミュージシャン。1970年代にゴールデン・カップスのベーシストとして活動後、1975年に柳ジョージ&レイニーウッドを結成。独特の渋い声質にフェンダー・ストラトキャスターを使用している事から「和製エリック・クラプトン」と呼ばれていた。腎不全のため死去。享年63 |
10月12日 | 渡部英麿 | 元サッカー日本代表ゴールキーパー。日本代表GKとして、国際Aマッチ2試合に出場。日本がワールドカップ予選に初めて臨んだ1954年スイス大会予選の韓国戦に出場した。 晩年は宮司として実家の神社を継いでいた。膵臓がんのため死去。享年87 |
10月16日 | 有川博 | 俳優、声優。主に時代劇や映画の吹き替えで活躍。「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフの吹き替えとして有名。その他にもアニメや特撮番組でも活躍していた。急性呼吸不全のため死去。享年70 |
ダン・ウェルドン | イングランドのレーシングドライバー。2005年のインディ・レーシング・リーグ王者。2011年のインディ500で劇的な逆転優勝を飾るが、ラスベガスでのインディカー最終戦で大クラッシュに巻き込まれ事故死。享年33 | |
10月20日 | ムアンマル・アル=カッザーフィー | リビアの最高指導者。通称「カダフィ大佐」。1969年のクーデター以降、42年間に渡って実質的な国家元首として独裁政権を敷いていたが、2011年リビア内戦で反体制派のリビア国民評議会に首都トリポリを制圧され逃亡していた。同国中部のシルトで反カダフィ派との戦闘により死亡。享年69 |
10月24日 | 北杜夫 | 小説家、エッセイスト。父は歌人の斎藤茂吉。エッセイ「どくとるマンボウ航海記」がベストセラーになり、人気エッセイストとして活躍。小説家としては「夜と霧の隅で」(芥川賞受賞)、大作「楡家の人びと」などで知られる。腸閉塞により死去。享年84。 |
山口健 | 声優。OYSプロデュース代表。「魁!!男塾」富樫源次役、「北斗の拳2」アイン役、「ダイの大冒険」フレイザード役など、80年代から90年代のジャンプアニメに多数出演した。享年55 | |
11月1日 | 石堂淑朗 | 脚本家。1960年代に大島渚らと共に松竹ヌーヴェルヴァーグと呼ばれた映画革新運動の中心的役割を果たし、後に映画のみならず第2期ウルトラシリーズ(帰ってきたウルトラマン等)、シルバー仮面などの特撮作品も執筆。すい臓がんのため死去。享年79 |
11月5日 | 西岡武夫 | 政治家。参議院議長。元新自由クラブ幹事長。竹下改造内閣、宇野内閣で文部大臣を務めた。2010年7月から参議院議長を務めていたが、2011年9月頃から体調を崩し、10月には休養していた。現職議員のまま肺炎により死去。享年75 |
11月7日 | 隆の里俊英 | 元横綱隆の里、現鳴戸親方。現役時代は糖尿病に苦しみながらも30歳を超えてから横綱まで上り詰め「おしん横綱」と呼ばれ、新横綱での全勝優勝(15日制定着以降では史上初)などの記録を残す。また千代の富士の天敵としても知られた。引退後は鳴戸親方として鳴戸部屋を創設、稀勢の里、若の里などの関取を送り出す。週刊誌に暴行やセクハラなどの疑惑を記事にされ、相撲協会が調査に乗り出した矢先に急性呼吸不全により死去。享年59 |
ジョー・フレージャー | 元プロボクサー、ヘビー級チャンピオン。1971年、かのモハメド・アリを初敗北にまで追い込んだ実績を持つ。肝臓癌のため死去、享年67 | |
11月8日 | リッキー・ホイ | 香港の俳優、歌手。ホイ兄弟の三男で代表作に「Mr.BOO」「霊幻道士」がある。心臓発作の為他界。享年65 |
11月9日 | 黒沢良 | 声優。主に映画の吹き替え、ナレーション業を中心に活動。ゲイリー・クーパーの吹き替えとして知られる。若本規夫、村山明、幹本雄之、麻上洋子らを輩出し、後進の育成にも積極的であった。心不全により死去。享年81 |
11月14日 | 土屋隆夫 | 推理作家。寡作ながら文学性と論理性の融合を目指した作品を書き続け、90歳まで作家活動を続けた。1963年に「影の告発」で日本推理作家協会賞、2002年には日本ミステリー文学大賞を受賞。代表作に千草検事シリーズなど。心不全により死去。享年94 |
11月20日 | 成田豊 | 株式会社電通元代表取締役社長、最高顧問。韓国の京城(ソウル)出身であることから韓流コンテンツに力を入れてた全ての元凶。肺炎のため死去。享年82 |
11月21日 | 立川談志 (7代目) |
落語家。古典落語の名手として知られ、歯に衣着せぬ毒舌でも人気を博した。長寿番組「笑点」の命名者であり、初代司会者。83年には落語協会を脱退して落語立川流を創設、家元となり、立川志の輔や立川談春らの弟子を育てた。晩年は喉頭ガンを患いながら声帯摘出を拒否して高座に上がり続けた。喉頭ガンにより死去。享年75 |
11月25日 | 西本幸雄 | 元プロ野球選手・監督。現役時代は毎日オリオンズでプレー。引退後、1960年に大毎オリオンズ監督としてリーグ優勝に導くがオーナーと対立し辞任。その後阪急ブレーブスの監督となり、73年まで11年間で5回優勝と黄金時代を築いた。74年からは近鉄バファローズ監督となり、79年と80年に優勝。3球団で計8回の優勝を成し遂げたが、一度も日本一にはなれず「悲運の闘将」とも呼ばれた。心不全により死去。享年91 |
12月1日 | 内山まもる | 漫画家。1970年からウルトラシリーズのコミカライズを多数執筆。漫画版ウルトラマンに欠かせない人物として有名となる。2009年には「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」に出演した事が話題になった。享年62 |
荒木伸吾 | アニメーター。70年代から80年代にかけて、その端正な作画で「美形キャラといえば荒木デザイン」と人気を博した。代表作に「キューティーハニー」「バビル2世」「魔女っ子メグちゃん」「銀河鉄道999」「聖闘士星矢」他多数。急性循環不全により死去。享年72 | |
12月4日 | ソクラテス | ブラジルの元サッカー選手(MF)。1982年のスペインW杯で、ジーコ、ファルカン、トニーニョ・セレーゾとともに「黄金のカルテット」と呼ばれた名選手。医師免許をもっており「ドトール」(ポルトガル語で医師の意)の愛称で呼ばれた。敗血症により死去。享年57 |
12月5日 | 冬柴鐵三 | 政治家。公明党常任顧問。安倍内閣、福田康夫内閣で国土交通大臣を務めた。2009年の総選挙で落選し一線を退いていたが、政界復帰を目指し準備を始めた矢先に急性肺炎により死去。享年75 |
12月7日 | 内田有作 | 元東映生田スタジオ所長。映画監督内田吐夢の息子。1970年に「子供たちの王国を作る」と言う名目の元、「仮面ライダー」を製作する為に東映生田スタジオを設立(1978年閉鎖)。数々の特撮作品を生み出した。大腸がんによる呼吸不全で死去。享年77 |
12月10日 | 市川森一 | 脚本家。1966年「快獣ブースカ」でデビュー。以後「ウルトラマンA」まで円谷プロ作品に多くの名作を残す。「ウルトラマンA」終了後は大人向け作品の脚本家として活動。代表作に「黄金の日日」「淋しいのはお前だけじゃない」「私が愛したウルトラセブン」など。90年代には「THE ワイド」等のワイドショー番組でコメンテーターとしても活動していた。肺がんの為死去。享年70 |
12月17日 | 金正日 | 朝鮮労働党中央委員会総書記、独裁者。1994年7月8日より北朝鮮の最高指導者として統治を開始、それから17年以上国家元首として君臨していた。列車で移動中に心筋梗塞の為死去。享年70 |
12月19日 | 菅野ひろゆき | ゲームデザイナー、シナリオライター。株式会社アーベル代表取締役社長。90年代に「DESIRE 背徳の螺旋」「EVE burst error」「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」等のヒット作を生み、名実共に彼の代表作となる。 2011年の夏頃から脳梗塞に合い、闘病生活を続けていたが、12月19日に死去。享年43 |
12月20日 | 森田芳光 | 映画監督、脚本家。1981年「の・ようなもの」で監督デビュー。代表作に「家族ゲーム」「失楽園」「阿修羅のごとく」など。、C型肝炎による急性肝不全で死去。享年61 |
12月21日 | 上田馬之助 | 元プロレスラー。日本プロレス、新日本プロレス、全日本プロレスで悪役レスラーとして活躍。特にタイガー・ジェット・シンとのコンビで数々のレスラーとの戦いでマットを血に染め、悪役レスラーとして君臨していたが、1996年に交通事故に合って以来、車椅子生活を余儀なくされ現役を引退。その後はリサイクルショップを運営しながらリハビリに励んでいた。死因は明かされていない。享年71 |
12月26日 | 小笠原猛 | 映画監督、演出家。1980年代から1996年まで多くの東映特撮作品を手がける。代表作に「巨獣特捜ジャスピオン」「仮面ライダーBLACK」「五星戦隊ダイレンジャー」等。 急性心不全で死去。享年70 |
12月28日 | 杉原輝雄 | プロゴルファー。生涯現役を貫き、50年以上現役のプロゴルファーとして活動、日本プロゴルフ界のドンと呼ばれた。通算63勝、永久シード権獲得者。前立腺がんにより死去。享年74 |
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