概要
ゲーム情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション RPG |
開発元 | Digital Extremes |
販売元 | Digital Extremes |
機種 | PS4 PS5 XB1 XBS X|S Switch Windows iOS |
発売日 | 2013年3月26日 |
価格 (税別) |
無料 |
対象年齢 | -- |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
Warframe (ウォーフレーム) とは、カナダの開発会社 Digital Extremes が開発・運営している、PC・PS5・PS4・Xbox One・Xbox Series X/S・Nintendo Switch 向けのオンラインTPSアクションゲームである。キャッチフレーズは「ニンジャなら無料 (Ninjas Play Free)」。
2013年2月から今日までオープンベータテストが行われている(正式サービス開始日は未定)。その為頻繁にアップデートが行われており、ゲームの仕様が大きく変わることもある。
PC版は公式サイト、もしくはSteamやEpic Games Storeからゲームクライアントをダウンロードすることができる。コンソール向けバージョンは、各コンソールの公式ストアでダウンロード可能だ。
多少の制限があるもののクロスプラットフォーム機能に対応している他、スマートフォンアプリ版の開発が予告されているなど、幅広い機種でプレイ可能な作品となっている。
本記事には一部、ストーリーのネタバレとなるような記述が含まれている。物語の重大な核心に迫る部分のみ、編集者が気付いた範囲内でネタバレ←このように背景色と同化させるか、ネタバレの文章が長い場合部分はdetailsとsummaryのタグを用いて、以下のようにで折りたたんである。
ただし説明上ネタバレであっても隠せない部分も存在しているため、本記事に目を通す場合は注意していただけるとありがたい。
クロスプラットフォームについて
本作はサービス開始より長らく、クロスプラットフォーム機能には対応しない状況が続いていた。
しかし2022年9月より段階的に、クロスプラットフォーム機能に対応するアップデートが実施され機種間の壁が取り払われた。これに伴い、かつて存在した機種間でのアップデートやイベント実施日程などのズレも、現在では撤廃されている。
実装済みのクロスプラットフォーム機能は以下の通り。
クロスプラットフォームプレイ
2022年9月に実装された本作最初のクロスプラットフォーム機能で、異なる機種間のプレイヤー同士が分隊を組むことができるというもの。ランダムマッチングによる分隊結成にも対応している。
クロスプラットフォームフレンド / クラン
フレンド登録やクラン・連盟の結成といった交流のための機能を、異なる機種間で利用可能とする機能。
クロスプラットフォームプレイの実装から約1年後となる、2023年10月に実装された。
クロスプラットフォームセーブ
異なる機種間で本作のセーブデータを共有できるようにする機能。
2023年12月に実装され、アカウント登録日の古いプレイヤーから段階的に開放された。
クロスプラットフォームセーブの実装後には、他機種のプレイヤーとのトレードも解禁となった。
セーブデータ共有のためのプロセスには、「連携」及び「合併」という2種類のオプションが用意されている。
「連携」は、セーブデータを残したい機種のアカウントを「プライマリアカウント」として設定し、その進捗状況などを他の機種のアカウント (セカンダリアカウント) に上書きすることで共有を行うオプション。
「合併」は、プライマリアカウントの進捗状況を共有しつつ、そこに他機種アカウントのアイテムや通貨などを追加するオプション。合併を行えるのは一度きりである他、日本時間の2023年11月25日午前4時までに作成されたアカウントが対象となる。
「合併」を行う場合、機種限定のアイテムやNintendo Switchのストアで購入した課金通貨は共有ができないなど、いくつか制限がある。
また、2025年1月17日までの期間限定サービスであることもアナウンスされている。
詳細は以下の公式ページにて説明があるので、利用予定のプレイヤーは目を通しておきたい。
世界観
かつて「テンノ」と称された剣と銃の戦士、装甲 Warframe を身に付けた達人。かつての戦争を生き延びた戦士たちは廃墟をさまよい、今一度、必要とされています。
グリニア帝国は巨大な兵団を率いて軍を太陽系中に展開しています。叫び声は星系全体に響き渡り、テンノをかつての戦地に呼び戻す・・・そう、あなたを召還するのです。
Lotus があなたを導きたらんことを。Lotus は冷凍睡眠用ポッドからあなたを救出してくれ、生き延びるチャンスを与えてくれました。やがてグリニア軍があなたを発見するでしょうから、それに備えねばなりません。Lotus が Warframe の生き方とアビリティを解き放つ秘訣を伝授してくれます。
さあテンノよ、そなたも戦うのです。
遠い未来、様々な勢力やクリーチャー、そして科学技術に支配された太陽系が舞台。
プレイヤーは古代文明「オロキン」の時代に存在した戦闘種族「テンノ」の一人であり、文明崩壊後にコールドスリープについていた。数百年後、とある敵の手に落ちようとしたところを、協力者を名乗る謎の存在「Lotus」によって救い出され、覚醒する。
様々な特殊能力を持つ強化外骨格「Warframe」を駆使し、太陽系支配を目論むクローン種族の帝国「グリニア」・太陽系を股に掛ける超巨大企業にしてカルト「コーパス」・テクノサイトウィルスに侵された者の成れの果て「感染体」などを相手に、様々なミッションを遂行していく。
「ニンジャ」を売りに広告を出しているが、その世界観はSFニンジャアクションといったところ。忍者ではなくニンジャ。ここ重要。射撃武器に加え、超人的な高速移動、派手な殺陣、特殊なアビリティを使ったアクションにより爽快なTPSアクションとなっている。
同社製のEvolution Engineによる美麗なグラフィックとダイナミックなエフェクトも売りのひとつ。海外のゲームだが、日本語も公式サポートしており、ほぼ完全に日本語化されている。 (一部未翻訳部分もあるが、順を追って日本語化・誤訳修正が入るのでご安心ください。公式フォーラムには日本人プレイヤー向けフォーラムもあり)
システム
最大4人でのCOOPが可能なミッションクリア型のTPS。対人戦(PvP)も実装されているが、オンラインでの協力プレイ(PvE)がメインコンテンツとなる。マップはランダム生成。ミッションには妨害・救出・掃滅・潜入・防衛・ボスの抹殺等がある。ミッション詳細は後述。
ランダムマッチメイクによる野良COOPの他に、フレンドを招待したり、クランを結成してミッションに挑むことができる。COOPではボーナスの経験値も入る。ミッション中は基本的にマップのマーカーに向かうだけで良いが、慣れないうちは他の人に付いて行くとよいだろう。
ミッションでは、各Warframeが持つ4つのアビリティとプライマリウェポン・セカンダリウェポン・近接といった武器、戦いを補佐する様々なアイテムを駆使して戦う。
プレイヤーは太陽系の様々な惑星を飛び回り、敵を倒して様々な素材やMOD (後述) を集め、Warframeや武器を作り強化してゆくのが目的となる。銀河の調停者として、或いは金次第で動く傭兵として。
アクション
本ゲームの最大の売りと言えるのが、スピーディーかつ非常に自由度の高いアクションである。
ゲームのベータ開始当初は各種特殊アクションを取るのに「スタミナゲージ」を消費するという仕様であったため、アクションに一定の制限があったが、後のアップデートでこれは撤廃された。スタミナゲージ撤廃後のアクションの仕様は「パルクール2.0」と呼ばれ、非常に自由度の高いものとなっている。壁走りやスライディング、ハイジャンプなどのテクニックを組み合わせることで、スピーディーで爽快なアクションが楽しめる。
SF的ニンジャだけあってフレームの素の機動力も非常に高く、重量級に分類されるフレームであっても、操作次第で中々のスピードを出せる。操作に熟練すれば、どれほど高い壁であっても身一つで登りきる、大きく口を開けた崖を対岸まで一っ飛びで渡るといったアクションもこなせるようになるだろう。
様々なアクションを取ることができる本作だが、以下では特に使用されることが多いアクションを紹介する。
ジャンプ系
- ジャンプ
基本的なジャンプ。前後左右への移動を入力していればその方向へジャンプし、そうでない場合はその場で垂直にジャンプする。 - ダブルジャンプ
ジャンプ中にもう一度ジャンプボタンを押すことで、空中ジャンプを行う。 - バレットジャンプ
しゃがみ中またはスライディング中にジャンプすることで、身を錐もみ回転させつつハイジャンプする。移動キーを入力している方向へジャンプする通常のジャンプとは異なり、「照準方向に向けてジャンプする」という性質がある。そのため、単に高い段差を超える手段としてのみならず、水平方向への高速移動手段としても使える、本作での高速アクションの肝となる操作だ。 - エイムグライド
空中で照準操作を行うことで、一定時間重力の影響を軽減させ、滑空状態となる。バレットジャンプと合わせ、通常のジャンプでは届かないような崖や障害物を乗り越える際に重要なアクション。 - ウォールジャンプ
壁に接触した状態でジャンプボタンと前方移動ボタンを入力し続けることで、壁をよじ登る。どれだけの高さがあっても登り切ることが可能だが、壁にネズミ返しのような出っ張りがあると引っ掛かってしまう。 - ウォールラッチ
壁に接触した状態で照準操作を行うことで、一定時間壁に張り付くことが出来る。
ダッシュ・スライディング系
- ダッシュ
走ることで移動速度を上げる。 - しゃがみ
しゃがみボタンを長押しでその場でしゃがみ込む。しゃがみ状態での移動は速度が通常歩行以下になるが、被弾判定が小さくなる他、未警戒の敵から視認されにくくなる。 - ローリング
しゃがみボタンを短押しすると前転し、前方へ一定距離移動する。ローリング中は被ダメージが軽減されるほか、体に付着してダメージを与えてくるタイプの敵を振り落とせる。 - スライディング
歩行またはダッシュ中にしゃがみボタンを長押しすることで、足を前方に突き出して滑り込む。出始めはダッシュ以上の速度が出るが、継続すると速度が低下し、最終的には停止する。 - 慣性乗せ
歩行またはダッシュ中に一瞬だけスライディングすると、出始めの慣性が上乗せされる。 - ウォールダッシュ
壁に接触した状態でジャンプボタンと左右の移動ボタンを入力し続けることで、壁に張り付いたまま左右に移動できる。 - 飛び蹴り
空中でスライディング操作を行うことで、ライダーキックのような飛び蹴りを放つ。ダメージは低いが当てた敵を転倒させられる他、高所からの着地時の硬直モーションを発生させない効果がある。またこの状態で着地するとそのままスライディングへと派生し、そこからバレットジャンプにつなげることも可能。操作に慣れたテンノが、これとバレットジャンプを交互に繰り出すことで恐ろしい速さで移動する光景は、このゲームの名物の一つと言えるだろう。
ミッション
多くのミッションでは目的を達成すれば、後は脱出するのみとなるが、中には脱出可能となっても作戦を続行できる、エンドレス型ミッションも用意されている。これらのミッションでは、作戦を続行することで追加の報酬が得られるが、基本的に長時間滞在すればするほど、敵のレベルも跳ね上がっていく。そのため、エンドレスとは言え本当に何時間も続行される場合は少なく、長くても1時間程度の適度な時間で切り上げ、脱出する場合がほとんどである。
マップは、惑星ごとに用意された環境である「タイルセット」(後述) に応じて、あらかじめ用意された部屋や通路が、ランダムに組み合わさった物になる。また、通常は一つのミッションでは固定された一つの敵勢力と交戦することになる。
ミッションの種類 | 内容 |
掃滅 Exterminate |
指定された数の敵を倒す。ミッションのレベルが上がるほど、必要な討伐数も増えていく傾向にある。 エンペリアンでの掃滅ミッションはコーパス勢力のもののみが存在し、コーパス宇宙船外装の重要部品を破壊した後、船内に突入し兵士たちを掃討するという流れになる。 |
確保 Capture |
ターゲットという特殊な敵個体に一定量のダメージを与えダウンさせた後、捕獲する。ターゲットはマップ内を逃げ回り、最後にはマップから脱出してしまう。脱出されるとミッション失敗となる。 また、ターゲットをあまりにも長時間ダウン状態のまま放置した場合、ターゲットが死亡してミッション失敗となる (確保ミッションの目的は、ターゲットを生かしたまま連れ帰ることであるため)。 |
妨害 Sabotage |
敵施設への破壊工作を行う。タイルセットによって実施される破壊工作の内容と手順は異なり、中には何段階もの手順を経なければならないものもある。 また多くの妨害ミッションでは、マップ内に「貯蔵庫」とよばれる白いライトが点灯した特殊なアイテムロッカーが3か所設置される。これを発見し開けることで、ミッション成功時に追加の報酬が得られる。ただし貯蔵庫の発見はミッション成功のための必須目標ではないため、Lotusからの通信や画面上のUIでは詳細な場所は示されない。貯蔵庫に近づくと、何とも言えない独特の音が聞こえてくるという特徴があるため、見つけたい場合は音を頼りに探そう。ヘッドフォンやイヤフォンを使用しながらプレイするとより効果的だ。 |
潜入 Spy |
3か所のデータ保管庫に忍びこみ、機密データ入りの端末をハッキングしてデータを盗み出す。保管庫には様々なセキュリティシステム (監視カメラ、各種センサー類、警備員の巡回等) が仕掛けられており、それらに発見されるとデータの抹消作業が開始され、一定時間経過後データが抹消されてしまう。回収ノルマ以上のデータを抹消されるとミッション失敗となる。 これらのデータ保管庫には敵側に検知されづらい隠し通路が用意されており、それを利用してデータ端末までたどり着くのが基本となる。またデータ抹消は即座に完了するわけではなく、保管されたデータ端末にたどり着けさえすれば、抹消作業中に回収することもできる。見つかっても諦めず回収に挑戦しよう。 |
救出 Rescue |
牢獄に捕らえられた味方NPCを解放する。牢獄では看守 (ワーデン) が巡回しており、見つかると処刑装置のタイマーを作動させる。これによる処刑が完了する、または解放後のNPCが攻撃を受け続け死亡するとミッション失敗となる。 潜入と同じく、ワーデンに見つかりにくい隠し通路が用意されているので、通常はこれを利用するのが一般的。 |
防衛 Defense |
エンドレス型ミッション ウェーブ単位で襲ってくる敵から防衛対象を守る。ウェーブごとに発生する敵を全滅させないと次のウェーブへ進行しない。防衛対象のヘルスが0になるとミッション失敗。 最低5ウェーブの防衛を成功させることで脱出可能となる。 防衛対象は基本的にその場から動かないオブジェクトであるが、イベントやソーティー、仲裁などの特殊なミッションではNPCを防衛する場合もある。 コーパスのエンペリアンミッションにも存在する。こちらも掃滅と同じく、主目的の開始前に宇宙船の重要部品を破壊するパートを行う。 |
ミラー防衛 Mirror Defense |
エンドレス型ミッション マップ内に距離を置かれて設置されている、2つの防衛対象を交互に防衛する。 一見すると防衛の変種のようなミッション名だが、ウェーブ進行が敵の全滅ではなく一定時間の防衛成功になっている、脱出の選択が通常5ウェーブごとのところが、ミラー防衛では2ウェーブごとになっている、防衛対象を強化することができるマップ内アイテムの収集がサブ目標として設定されているなど、通常の防衛とは異なる仕様が多く存在する。 |
機動防衛 Mobile Defense |
Lotus による敵施設へのハッキングを補助する。具体的には、スタート地点に置かれたデータマスを数か所にある端末に順番に運び、接続すればよい。ハッキングにはそれぞれの端末につき1分程度の時間を要するため、その間端末を敵の攻撃から守る必要がある。防衛と似ているが、こちらは必ずしも敵を全滅させる必要はない。 |
耐久 Survival |
エンドレス型ミッション 陽動のために警報を鳴らした後、無限に湧く敵と交戦しつつ生き残る。最低5分生存することで脱出可能となる。 警報作動後は「生命維持装置」がシャットダウンされ、画面上にゲージが表示されるようになる。このゲージは時間経過で減少し、0%になるとミッション続行不可となってしまう。敵を倒すと落とす小型生命維持カプセルや、Lotusが一定間隔で送ってくれる大型生命維持装置を利用することでパーセンテージを回復できる。 特定の星系には「クバ耐久」や「結合耐久」という派生ミッションが存在する。 |
傍受 Interception |
エンドレス型ミッション 4か所の通信タワーを占拠し、敵より先に暗号通信を傍受・解読する(具体的には、パーセンテージを100にすればよい)。最低1回、100%を達成することで脱出可能となる。 敵はテンノが占拠した通信タワーを、占拠したそばから取り戻そうとするため、単に敵を倒しながらタワーを順番に占拠しているだけでは失敗しやすい。楽にこなすなら、敵を足止め・拘束するクラウドコントロール系のアビリティを活用すると良いだろう。 |
発掘 Excavation |
エンドレス型ミッション 採掘機を設置した後、それにパワーセルを供給しつつ、敵の攻撃から防衛する。採掘機は同時に複数設置することも可能。最低採掘機1本分の発掘を成功させれば脱出可能となる。 「クライオティック」というこのミッション固有の素材を手に入れることができる。 |
ハイジャック Retrieval |
大型の奪取対象を前進させ、敵の攻撃から守りつつ回収地点まで運ぶ。前進させるには、Warframeのシールドをエネルギーとして奪取対象に吸収させる必要がある (ただしシールドを持たないWarframeを装備している場合、代わりにヘルスを吸収させる)。また、奪取対象は敵を攻撃を受けずとも一定間隔でヘルスが減っていくため、あまりに時間をかけすぎると失敗となってしまう。 |
脱出 Defection |
エンドレス型ミッション Kavorと呼ばれるグリニアから離反した者たちの脱出を補助する。Kavorのいる場所は感染体によって汚染されており、汚染によってKavorの体力は徐々に減っていく。このため、途中に設置してある回復ステーションを起点にする必要がある。更に、一定間隔でグリニアの「General Sargas Ruk」やシンジケートの「レッド・ベール」が刺客を送り込んでくるため、それらにも対処する必要がある。 |
クロスファイア Crossfire |
通常のミッションと違い、複数の敵勢力と交戦する。ミッション目的は敵を一定数倒す掃滅であることが多いが、時たま潜入や妨害が指定されることもある。 |
感染回収 Infested Salvage |
エンドレス型ミッション 感染体に侵されたコーパス船の積荷目録を回収するため、Lotusが感染体に侵されたコンソールにアクセスするのを補助する。具体的には、バーポライザーと呼ばれる装置に敵が落とす抗体を注入し、感染体を除去するフィールドを発生させ、それがコンソールを包み込んだ状態を維持するという手順である。 このミッションで発生している感染体による汚染はフレームの装甲を徐々に腐食させ、最終的には0にしてしまう。バーポライザーのフィールド内にいる間は腐食の進行が止まる他、回復装置 (バーポライザーとは別) に抗体を使うことで装甲値を元通りに回復可能。 |
分裂 Disruption |
エンドレス型ミッション Alad Vによって開発された「コンジット」と呼ばれる資産セキュリティシステムに侵入し、敵資産を強奪することを目的とする。 コンジットは、強力な敵個体が所持している「コンジットキー」、プレイヤーや敵、周辺環境に様々な特殊効果をもたらす「コンジットバフ / デバフ」、そして侵入されたコンジットを目指して移動し、自爆によってこれを破壊しようとする「デモリッシャー」という三重のセキュリティによって守られている。 まずは強個体を倒してキーを入手し、これをコンジットに接続しよう。するとコンジットへの侵入が開始され、バフやデバフが発生すると共にデモリッシャーがマップ内のどこかに登場する。デモリッシャーはコンジットめがけて一直線に走ってくる上、元となった敵に比べ体力等が大きく強化されている。ミッションオペレーターからは「コンジット周辺を徹底的に守れ」といったことを言われるが、上記のような体力強化の仕様のため、コンジット間近でデモリッシャーを迎撃しようとしても間に合わないことが多い。そのためデモリッシャーが発する独特のビープ音を頼りに、むしろ積極的に居場所を捜索した方が良い。自爆前にデモリッシャーを倒すか、アビリティ等で拘束し続けて一定時間コンジットに到達させなければそのコンジットは防衛成功となる。 コンジットは1ラウンドに付き4つ配置され、そのうち1つでも防衛成功していれば、そのラウンドは成功扱いとなる。 |
抹殺 Assassination |
本作におけるボスステージ。 いずれのボスも雑魚敵とは一線を画す攻撃力・耐久力を持ち、更に一部の例外を除いて、倒すには複数の手順を踏むことや、特殊なギミックを利用することが求められる。単なるゴリ押しは通用しない場合も多く、一筋縄ではいかないだろう。 |
ジャンクション Junction |
新たな惑星へ進むための関門となるミッション。 ジャンクションの入り口に示された課題を達成した後に、中にいる様々なフレームの姿を模したボスを倒すことで、新たな惑星への道が開かれる。 内部でのボス戦は他の多くのミッションと異なり、一人 (ソロ) の状態でのみ挑むことが出来る。 |
追跡 Pursuit |
アークウィングのミッション。輸送船「クオリア」の動力を停止させ、ブラックボックスを入手することを目的とする。 |
ラッシュ Rush |
アークウィングのミッション。制限時間内に輸送船発着場にたどり着き、3隻のコーパスの輸送船を破壊することを目的とする。 |
小戦 Skirmish |
グリニア支配地域でのエンペリアン専用のミッション。現状、グリニア勢力のエンペリアンミッションの種別はこれのみである。 敵の小型戦闘機の一定数撃破と、「クルーシップ」と呼ばれる大型兵員輸送船内部への侵入及びリアクター破壊工作という、「掃滅」と「妨害」を組み合わせたようなミッション内容を基本とする。更に序盤以外の小戦ミッションは、これに加えグリニア基地への破壊工作や要人の抹殺などの追加目標を持つ。 |
揮発 Volatile |
コーパス支配地域でのエンペリアン専用のミッション。 コーパスの宇宙船内部のリアクターをハッキングした後に一定時間適温 (高すぎても低すぎてもダメ) に保って暴走させ、最後に露出した宇宙船の弱点をレールジャックの前方重砲で破壊する。 |
オルフィクス Orphix |
コーパス支配地域でのエンペリアン専用のミッション。 元々は「オルフィクスの毒牙」イベント専用のミッションとして導入されたもので、センティエントがコーパス船に送り込んできた妨害兵器「オルフィクス」を迎撃、破壊するという内容。このオルフィクスはあろうことか近くにいるWarframeを完全に無力化するため、その影響を受けないネクロメカを使って戦うことになる。 またミッションの性質上、コーパスだけでなくセンティエントの戦闘ユニットも多数登場する。 常設のミッションとしては2番目となる、フレーム用アルケインを得られるミッションでもある。 |
終盤のストーリークエストをクリアすると解禁されるミッション (クリックで展開)
ミッションの種類 | 内容 |
アルマゲドン Void Armageddon |
エンドレス型ミッション Zarimanにのみ存在するミッション。 「エクソダンパー」や「エターナルレリック」というオブジェクトを防衛した後、最後に襲来するミニボス「貪欲な天使」を討伐するというミッション。 エクソダンパーは破壊されてもミッション失敗にはならないが、敵が強化されてしまう。エターナルレリックは破壊されるとミッション失敗となる。 このミッションでは敵を倒すと「アルゴゼン」という素材を落とすことがあり、これを消費することでこのミッション専用の自動攻撃装置を設置することができる。 |
カスケード Void Cascade |
エンドレス型ミッション Zarimanにのみ存在するミッション。「エクソライザー」という装置の除染を行うのが目標。 除染にはいくつかの手順が必要。 まずはエクソライザー周囲のVoid亀裂→エクソライザーを覆う「マニフェスト」の順にオペレーターモードでの攻撃を加える。するとエクソライザーに取り付いていた「スラックス・センチュリオン」という敵を引きはがすことができ、これを撃破すると除染作業が開始される。除染中もスラックス・センチュリオンが新たに出現し、エクソライザーに再度取り付こうとしてくるの注意。 ミッション中は「汚染度」のメーターが表示され、これが100%に達してしまうとミッション失敗となる。 |
フラッド Void Flood |
エンドレス型ミッション Zarimanにのみ存在するミッション。汚染を広げる亀裂を封鎖するのが目標。 封鎖するためにはマップ内に設置される「バイトプラスト」を収集した後、亀裂に接触し流し込む必要がある。亀裂を3か所封鎖し、直後に出現する「スラックス・センチュリオン」や「スラックス・レガトス」を倒すとラウンドが完了。 このミッションでも汚染度のメーターが存在し、100%になるとカウントダウンの後ミッション失敗となる他、汚染が一定の値に達すると様々なデバフが発生する。 |
錬金術 Alchemy |
エンドレス型ミッション ダイモスに存在するミッションで、「Albrechtの研究所」解禁後にのみアクセス可能。 マップ内に設置されたるつぼを使い、指定された元素を合成するのが目的となる。 敵を倒すと元素の源である4種類の「アンフォール」がドロップされるので、まずは指定された2種類の属性のアンフォールをるつぼに投げ込む。 十分にアンフォールが溜まると混合処理が始まり、混合中は揮発ミッションと同様の圧力の調整を行う必要がある。 |
昇天 Ascension |
クエスト「翡翠の影」クリア後にのみ、天王星に出現するミッション。 地下深くに設置されている「モート・コレクター」という装置の防衛及び地上への輸送が目標となる。 まずはコレクターに接近し、1分間敵の攻撃から防衛する。次に、コレクターが乗ったエレベーターを地上付近まで上昇させる。このエレベーターを動かすには、敵を倒すとドロップする「アイオニック・チャージ」を投げ込んでエネルギーを送る必要がある。マップ内には、エレベーターの速度を短時間上昇させる効果を併せ持つ「ブーストアイオニック・チャージ」が設置されており、こちらでもエネルギー供給が可能。 エレベーターが上昇しきった後は、コレクターが出口まで移動する間に再度敵の攻撃から防衛する。 このミッションではオプションの収集物として「シスタービーコン」がいくつか隠されており、3つ収集することでエレベーターでの上昇完了後にParvos シスターが1体出現する。これを倒すことで追加の報酬を得られる仕組みとなっている。 |
特殊なミッション
本ゲームのミッションの中には、上記の通常ミッションをベースに特殊な仕様を追加した、特殊なミッションも多数存在している。いずれのミッションも、通常ミッションでは得られない報酬を得られる場合が多い。
ランダム・期間限定タイプ
- アラートミッション
時間制限付きで発生するミッション。通常のミッションよりも多めのクレジットがもらえ、希少なアイテムやMODが報酬になることがある。アップデート24.3にて、下記のNightwave に置き換えられる形で、通常のアラートミッションは発生しなくなったが、運営側からのプレゼントとして、とても貴重なアイテムが報酬に設定される「Lotusからの贈り物」のような、特殊なアラートミッションは現在でも発生する。
- Nightwave
Nora Night が主催する海賊ラジオ。毎週新しく指定される課題をクリアすることで地位ポイントを稼ぐことができ、地位が一定以上貯まるごとに報酬を受け取ることができる。この報酬として受け取ることができるものの中に「クレド」という通貨があり、これを支払うことで、かつてアラートミッションの報酬となっていた様々なアクセサリー・外装品の設計図や、各種オーラMODなどを購入できる。
クレドは下記の「シリーズ」ごとに別種のものが登場し、異なるシリーズ間で流用することは不可能。シーズンの終了前には、そのシリーズのクレドは使い切っておくのが良い。
Nightwaveは一定期間ごとに「シリーズ」が切り替わるようになっており、シリーズごとに異なるランク報酬が提供される。実装初期には各シリーズごとにサブストーリーが用意されており、それに関連した特殊な敵と戦う機会も用意されていたが、近年のシリーズではこの要素は撤廃されている。
- Void亀裂
主にエンドレス系ミッションの報酬でもらえる「Void レリック」を開封するためのミッション。ミッション中にVoidエネルギーの亀裂が発生するようになり、そこから本来はVoidにのみ登場する「コラプト」と呼ばれる敵ユニットが登場したり、既存の敵勢力のユニットが亀裂のエネルギーを受けコラプト化したりする。コラプトユニットがドロップする反応物質を10個集めることでレリックを開封でき、Prime装備のパーツや設計図を入手できる。
- 侵略
グリニア・コーパスによる互いのテリトリーへの侵略。どちらかの側の味方に付いて戦うことで特殊な素材アイテムや、特製武器のパーツを報酬として受け取れる。ミッション中はクロスファイアのように両方の勢力の敵ユニットが出現するが、自分が付いている方の勢力のユニットは味方として振る舞い、共に対抗勢力と戦ってくれる。
なお侵攻時に対峙した勢力からは刺客 (Grustrag隊 / Zanuka Hunter) の出現フラグとなるメッセージが送りつけられる他、星系マップの侵略ミッションタブに「製作ステータス」というゲージがあり、侵略ミッションで勝利した側はこのゲージが上昇する。ゲージが満タンになることで、後述のリレー襲撃イベントが発生するようになる。
- リレー襲撃
テンノリレーに対するグリニア / コーパス勢力による襲撃。前述の制作ステータスのゲージが満タンになると、現存しているリレーの内1か所が襲撃対象となり、リレーの破壊のための特殊兵器の進撃が開始される。期間中は特殊兵器の破壊のための専用ミッションが設置され、そのミッションで規定のスコアを取ることで報酬が支払われる他、特殊ミッションのクリア報酬としてレアなModや特殊武器のパーツ等を得られる。しかしリレー到達までに特殊兵器を駆逐できなかった場合、文字通り襲撃されたリレーは破壊されてしまう。
破壊対象の特殊兵器は勢力によって異なり、破壊のための手順も大きく変わる。- バロール・フォーモリアン (グリニア)
Vay Hekによって建造・指揮されるグリニアの超巨大宇宙戦艦。バロール・フォーモリアンの破壊のためには、まず襲撃対象となったリレーがある惑星のミッション内で「オメガアイソトープ」という素材を集め、イベント用ギアアイテムの「フォーモリアン・ディスラプター」を製作する必要がある。このギアを装備した状態でアークウイングでフォーモリアン船に近づき、その心臓部を守るシールドのジェネレーターを破壊する→心臓部へ接近→ディスラプターを使用→無防備となった心臓部を攻撃するという流れで破壊することになる。
元々は2015年ごろに開催された「バロール・フォーモリア船の襲来」イベントで導入されたもので、この際は当時7ヶ所存在していたリレーのすべてに、同時にフォーモリアン船が差し向けられた。最終的に撃退には成功したものの、4ヶ所のリレーが相討ちとなる形で実際に破壊されてしまっている。 - Razorback (コーパス)
Nef Anyoによって開発されたロボット兵器で、専用の「Razorback Armada」艦隊によって攻撃対象のもとへ輸送される。Jackalをベースとしたロボットであるが、通常時はこちらの攻撃が一切通用しない無敵耐性を備えている。更に複雑な暗号で守られた金庫室内で保管されているため、破壊ミッションに挑むためにはコーパス勢力のアークウイングミッションでドロップされる「暗号記号: ALU」を集め、金庫室を突破するための暗号解除装置「Razorback サイファー」を製作する必要がある。
戦闘時には上述の通りこちらの攻撃が通用しない状態で出現するため、同時に出現する重武装小型ロボットの「バーサ」に攻撃を加えダウンさせ、ハッキングしてRazorbackを攻撃させる必要がある。バーサによる攻撃によって体勢を崩されると同時に無敵も解け、テンノ自身による攻撃も通るようになる。
- バロール・フォーモリアン (グリニア)
- イベントミッション
「○○作戦」という形で時折開催される、非常に大規模なイベントミッション。新規実装の特別装備等、報酬は豪華ではあるもの、難易度も相応に高い場合が多く、最後まで攻略するなら高レベルの装備が求められる。また、ゲームの世界観やストーリーにも密接に関わる場合が多く、イベントの成果次第では今後のストーリーに何かしらの影響が出る場合がある。
多くのイベントは一度きりの開催で終了となるが、中には一定周期でリバイバル開催されるものもある。
ランドスケープ
敵の施設内などの、室内を舞台としたマップが多い通常ミッションとは異なる、広大な屋外空間を舞台とする特殊なマップ。ミッション名が「自由行動」となり、通常マップでは発生しない独自のミッションを受注できる他、モリ突き漁や宝石採掘、動物保護などのアクティビティに勤しみ、スロー(?)ライフを満喫することも可能。
最初に実装された「エイドロンの草原」時点では「オープンワールド風マップ」と呼ばれており、現在でもそう呼ばれることもある。
- エイドロンの草原
地球に存在するランドスケープ。
かつてオロキン帝国とセンティエントが争ったという古戦場で、現在はオストロンの民が住み着き、「シータス」の村を拠点に開拓を行っている。その一方、草原内では「タスク」の称号を持つグリニア兵が様々な場所に基地を設置し、侵攻を狙っている。昼夜の概念があり、昼はグリニア兵がそこら中を闊歩している他、上空から輸送船で送り込まれてくることもある。夜はグリニア兵の活動が縮小する代わりに、「ボンバリスト」や「テラリスト」といった古のセンティエントの亡霊がマップ内を徘徊するようになる。
- オーブ峡谷
金星に存在するランドスケープ。3つのランドスケープの中では最も面積が広く、起伏が激しい。
かつては灼熱の大地だったが、ソラリスの民がオロキンの遺産である「涙の塔」と呼ばれる冷却タワーを起動したことで、寒冷だが命溢れる土地に生まれ変わった。近年ではNef Anyo直属の、「テラ」の称号を持つコーパス兵たちの侵攻により、生態系が崩されつつある。これらのコーパス兵はグリニアと同様の輸送船による空輸の他、地上走行型の乗り物「コイルドライブ」や、青いワープゾーンによっても出現する。
昼夜がない代わりに気温の概念が存在し、温暖か寒冷かで出現する魚 (ただし生物ではなく「サーボ魚」と呼ばれる水中ドローンの類である) が変化する。
- カンビオン荒地
火星の第二衛星ダイモスに存在するランドスケープ。地表面積自体は3つのランドスケープの中では最も小さいが、他2つに比べ非常に構造が複雑かつ長大な洞窟が多数形成されているため、実質面積では引けを取らない。
感染体に覆いつくされたダイモスの中でも特に感染が進んでいる地域であり、体表に植物のような造形を持つ「ダイモス種」の感染体が生息し、中には他地域では見られないほどの異様な姿へと進化を遂げた個体も見られる。感染体は空飛ぶ子宮と呼ばれる「ダイモス ジェネトリクス」から産み落とされたり、地面に成長するスポーンポッドの中から現れる。
敵以外も漏れなく感染の影響を受けており、各地に腫瘍のようなオブジェクトが散在し、感染した魚が粘液の池から浮上して空中を泳ぐなど現実離れした光景を生み出している。
その一方で、感染に適応した動物や魚も生息しており、決して敵感染体しかいない土地というわけではない。
VomeとFassという2体の龍のような超巨大感染体が終わることのない抗争を続けており、どちらが支配しているかが、カンビオン荒地に環境サイクルをもたらしている。支配者によって出現する魚が変化する他、Vome支配時には自立稼働する味方のネクロメカが出現するが、Fass支配時には壊れて停止してしまうといった違いが発生する。
- デュヴィリ
特定の星系に属さない特殊なランドスケープ。狂乱の王・Dominus Thraxが支配する領域で、彼の気分によってその様相は一変する。
クエスト「デュヴィリ・パラドックス」をクリアすることで利用可能となる。
以下の例をはじめとした様々な特殊仕様があり、上記3つのランドスケープとはまた異なった感覚でプレイする必要がある。
- 「ローン・ストーリー」「ディヴィリ・エクスペリエンス」「サーキット」の3つの異なるゲームモードを持つ。それぞれ鋼の道のりモードにも対応しており、特にサーキットは通常モードと鋼モードでは報酬が大きく異なる。
- ローン・ストーリー
デュヴィリにおけるメインとなるミッション「オロワーム討伐」の完遂を目指すモード。サイドミッションは出現しないため、オロワーム討伐の周回向け。 - デュヴィリ・エクスペリエンス
オロワーム討伐とサイドミッションのどちらも出現するゲームモード。デュヴィリ産の素材や布告、漂流者用性能値を集めるのに向いている。 - サーキット
デュヴィリの裏の領域「アンダークロフト」でのミッションをエンドレスで繰り返すモード。ステージをクリアするごとに専用のポイントを得られ、それを一定数獲得することで報酬を得られる。
メインの報酬は、通常モードでは選択したフレームのパーツや設計図、鋼モードでは特定の武器をインカーノン化させることができるアイテム「インカーノン・ジェネシス アダプター」となる。
- ローン・ストーリー
- デュヴィリ内では、多くの場面で「デュヴィリ・パラドックス」クエストに登場した「漂流者」を操作することになる。ただし、「アンダークロフト」ではフレームでのプレイがメインとなる。
- フレームを含めて装備品を自由に選ぶことができず、ランダムに提示される物の中から選択する必要がある。装備の候補には未所持のものが出てくることもあるが、そうした装備もゲーム側で用意されたMOD設定を適用した状態で使用することができる。
- プレイ中、条件を満たすことで「布告」という強化効果が付与される。布告には効果が強力なものが多く、多く集めれば未強化の漂流者でもそれなりに戦えるようになるが、一度デュヴィリから離脱するとリセットされる。
- 「ローン・ストーリー」「ディヴィリ・エクスペリエンス」「サーキット」の3つの異なるゲームモードを持つ。それぞれ鋼の道のりモードにも対応しており、特にサーキットは通常モードと鋼モードでは報酬が大きく異なる。
エンペリアン
レールジャックを用いた、アークウイングのものとは大きく異なる宇宙戦ミッション。通常の星系マップとは別の、「プロキシマ」と名の付く専用の星系マップから受注できる。分隊内レールジャックの操縦、アークウィングによる遊撃、損傷個所の修理などの役割分担を行いながら、ミッションを遂行していく。以前は自前のレールジャックの作成に必要となる「乾ドック」の建造はクランDOJO内にしか行えず、必然的にレールジャックの所持のためにはクランへの加入が必須となっていたが、アップデート29.10.0以降は一部リレーにも乾ドックが設けられるようになり、クランへの加入は必要なくなっている。
ただし通常のミッションと比べて敵が強く、またミッション内でやるべきことが多い。挑戦する場合、どういったことをしないといけないのか、逆にどういった行動は取らない方が良いかを事前に確認しておきたい。
エンドコンテンツ
本ゲームのミッションの中でも難易度が高く、熟練テンノ向けとされるもの。とはいえ、敵のレベルなどには大きな差があることから、一口にエンドコンテンツといっても実際の取り組みやすさはまちまちといったところ。
- ナイトメアモード
一つの星の通常ミッションのすべてをクリアすることで、その星に出現するようになる特殊ミッション。
ミッション地点が赤く染まっているものがそれだ。
ミッション全クリアを達成した星が増えれば、その数だけナイトメアの出現数も増える。
内容としては、まず敵のレベルが通常ミッションから+10され、さらに敵の攻撃威力がアップする。それに加え、ヘルスダメージを防ぐシールドが無効化される、アビリティ用のエネルギーが猛スピードで減少するといった過酷な条件が課される。
報酬は、各ステータスの上昇値が通常より低い代わりに、複数のステータスが上昇する「ナイトメアMOD」という特殊なMOD。
- ソーティー
特定のクエストをクリアすることで挑めるようになる、3つ一組の高難度ミッション群。
難度の増加要因としては、手始めに単純に敵のレベルが非常に高い点。通常ミッションで敵レベルが最も高いマップはレベル40~45なのに対し、ソーティー第1ミッションの敵レベルは50~60、第2ミッションなら65~80、第3ミッションでは80~100と、文字通り桁違いのレベルとなる。
これに加えて、特定の武器種のみ使用可能、敵の耐性アップといったナイトメアモードとはまた異なる特殊条件が課される。
3つ全てをクリアすることで、一日に一度だけ、Riven Modや大量のENDOに引き換えられるアイテムといった、本ゲームのレアアイテムの中でも貴重度の高いアイテムが手に入る。
- トライアル
通称レイド(Raid)。最低4人、最大8人の特殊仕様分隊で挑める高難度ミッション。敵の数・レベルともに桁違いに高いものの、クリアするとWarframeに特殊効果を付与できるアイテム「アルケイン (Arcane Enhancement)」が手に入る。アップデート22.14.0 で無期限休止となり、現在はフレーム用アルケインの入手先は下記のエイドロンハントや、エンペリアンのオルフィクスミッションへと移っている。
- アリーナ
PvPモードのルールの下で、強力な敵NPCと対戦するコンテンツ。通常ミッションと違い敵が回復アイテムをドロップしないため、マップ内に設置されたもののみで賄う必要がある、各種ギア使用不可などの条件が課される。コーパスの「インデックス: 耐久」とグリニアの「Rathuum」がこれに該当する。- インデックス: 耐久
Nef Anyoが海王星にて開催している賭博デスマッチ。テンノとAnyoコーポレーションの「ブローカー」達が、ゲーム内通貨であるクレジットを賭けて戦う。このモードには「低リスク」「中リスク」「高リスク」の3つの難易度があり、ミッション開始時にまず、難易度に応じた額のクレジットを投資金として支払う (リスクが高くなるほど高額)。ミッション中は敵ユニットを倒すことで緑色の「インデックスポイント」をドロップさせ、これをゴール地点まで運んで得点を得ることが目的となる。試合には制限時間が設定されており、テンノが得点すれば延長されるが、ブローカー側が得点した場合は減少してしまう。
指定されたノルマ点以上を獲得して勝利することで、投資金に対して報酬となる大量のクレジットが上乗せされて返却される。勝利はしたがノルマを満たせなかった場合は投資金のみ返金される。逆に敗北すると、投資金が全て没収され赤字となる。
インデックスポイントの運搬中は「金融強制」と呼ばれるデバフが発生する。内容はヘルス最大値の低下とエネルギーの減少で、インデックスポイントを大量に拾うほど、デバフも蓄積していく。このため、こまめにポイントをゴールへ運んでデバフの影響を抑えるか、逆にデバフを顧みず一気に大量のポイントの獲得を狙うかといった選択を迫られることになる。 - Rathuum
Kela De Thaymがセドナで開催している、異端分子の公開処刑とグリニア兵向けの見世物を兼ねたアリーナ。Kela配下の「死刑執行人」たちと戦うことになる。先に25キルしたチームが勝ちとなり、Kela De Thaym自身の抹殺ミッションに挑むために必要な「審判ポイント」と、レアなスタンスMODなどを報酬として得られる。
対戦相手の死刑執行人たちは、常にテンノ側のメンバー数以上の数が投入され、数的不利を強いられることになる。更に、ランダムで特殊効果の「モディファイア」が適用される。モディファイアの効果は、執行人側に有利となるものが圧倒的に多い。「Rathuumの囚人にフェアプレイは存在しません」という公式の謳い文句の通りの不利な状況を打破する必要がある。
- インデックス: 耐久
- クバサイフォン
ミッション内にグリニア女帝の命により、「クバサイフォン」という装置が現れるミッション。この装置を特殊な手順で破壊することで、Riven Modのサイクルなどに利用できる「素材としてのクバ」を得ることができる。サイフォンの周囲には、ミッションの勢力に関係なくグリニアの女帝直属部隊が護衛に現れる。同時に1か所だけ現れる派生ミッションの「クバフラッド」は、クバを通常の2倍得られるものの、敵のレベルが跳ね上がる (ソーティーの最終ミッションと同等の80~100)。
- エイドロンハント
エイドロンの草原に出現する巨大センティエント「エイドロン テラリスト」およびその上位種である「エイドロン ガンツリスト」「エイドロン ハイドロリスト」を討伐するミッション。巨大な見た目に違わぬ桁違いの耐久力と強力な攻撃を持つ上、通常の手段ではダメージが入らないようになっている。トライアルに代わり、報酬としてフレーム用アルケインを入手できるミッションの1つとなっており、3種類それぞれでドロップする可能性のあるアルケインが異なる。
- オーブマザー討伐
オーブ峡谷に出現する、蜘蛛に似た巨大メカである「オーブマザー」を討伐するミッション。オーブマザーは「プロフィット・テイカー オーブ」と「エクスプロイター オーブ」の2種類がおり、前者は条件を満たすといつでも挑戦できるが、後者は定期開催イベント「サーミアの裂け目」中に入手できるアイテムが必要となる。
- サンクチュアリ交戦
セファロン・シマリスによる実験という設定のコンテンツ。シマリスの作り上げたデータ世界の中で、敵のデータと次々交戦し、効率よく敵を処理しつつ生き残ることを目標とする。出現する敵は全ての勢力の中からランダムに選ばれ、データエリアの移行ごとに切り替わる。通常モードの他、敵のレベルが2倍近くになり、アビリティの連続使用に制限がかかる「エリートサンクチュアリ交戦」が存在する。
- 仲裁
星系マップのすべての通常ミッションをクリアしたテンノに、アービターズ・オブ・ヘクシスから課される試練。開発名の「エリートアラート」「リーサルアラート」の名前で呼ばれることもある。アラートの性質上、1時間に1回のみ受注することが可能。
仲裁ミッションでは「死亡」の条件が変更され、「ヘルスが尽きると即座に死亡」という扱いとなる (通常のミッションでは、ヘルスが尽きてもまずは蘇生を受け付ける「ダウン状態」となり、ダウンタイマーが0となることで初めて死亡となる)。更に、通常のミッションで4回まで使用できる「復活ユニット」の使用ができない。
そのため、ソロでの挑戦の場合はヘルスが0となるとそこでミッション終了となってしまう。
また、分隊を組んでいる場合でも通常ミッションよりも複雑な手順を踏まなければ蘇生させることができない。
いかに死亡しないように戦うかと、定期的に出現する周囲の敵を無敵化するユニットの処理がこのミッションのカギとなるだろう。
一方で悪いことばかりではなく、ランダムに選ばれた1種類のフレームのヘルスとアビリティ威力、3種類の武器のダメージにボーナス強化が付く。
各ミッションクリアや特定の敵のドロップで得られる「ビタス・エッセンス」を報酬と交換することが出来る。
- クバ・リッチ
元は名無しのザコであったにもかかわらず、ボスを差し置いて星を支配し、後述のようにアイテムを強制徴収できるなど影響力は甚大。
彼らの支配下にある星では、ミッションをクリアした際の報酬 (クレジット、素材、MODなどあらゆるものが対象。エンドコンテンツの限定報酬であろうと例外は無い) の一部を奪われてしまい、彼らを倒すまで取り戻せない。その上、元となるクバ・ラルブリングは、特定のクエストをクリアすると突然登場するようになるため、間違ってリッチ化させないように注意が必要。アップデート30.5以降は、完全に決着をつけるためにはレールジャックの開放が必要となっている点にも注意。
彼らの不死を打ち消すためには、Parazonに正しい順序で「Requiem MOD」と呼ばれるをセットした状態で、3度のMercyフィニッシャーを執行する必要がある。必要なRequiem MODの種類は、リッチ本体かそのしもべにMercyフィニッシャーを仕掛けることで、少しずつ判明するようになっている。3度のMercyフィニッシャーを成功させるとリッチの不死性が消滅し、土星プロキシマへと逃走するため、テンノ側もこれを追いかけて、専用のミッションで決着をつけることになる。
彼らを倒すことができれば、リッチを抹殺して彼らの持つユニーク武器を入手するか、彼らを味方として出撃させられるように転向させるかを選ぶことができる。
転向したリッチはミッション中に確率で出現し一定時間共闘してくれる他、クラン DOJO内に専用のトレード施設「クリムゾン・ブランチ」を建造することで他プレイヤーとトレードすることが可能 (トレードした場合は自分の元からいなくなり、ミッション中の援助にも来なくなる)。アップデート29.10.0のレールジャック改変以降は、指揮の性能値ランクを8以上に上げれば、レールジャッククルーとして戦わせることも可能。
- Parvos シスター
Parvos Granumに志願し「姉妹」となった女性コーパス労働者たち。Parvosのかつての兄弟は、彼好みではない向上心の薄い人物であったことから、常に前進し続ける新たな兄弟姉妹が欲しいという願いから組織されたという。
実態としてはコーパス版のクバ・リッチといったもので、ParazonとRequiem MODを用いなければ倒せない点や抹殺によりユニーク武器を得られる点、転向により味方に付けられる点などはそちらに準ずる。
主な違いとしては、金を崇拝するコーパスらしく報酬の強奪対象がクレジット (ゲーム内通貨) に限られる点や、現地にいるザコ敵をしもべとして使役するクバ・リッチと異なり「ハウンド」と呼ばれるシスター専用の4足歩行ロボット型コンパニオンを引き連れている点が挙げられる。
- 鋼の道のり
仲裁と同様の「星系マップのすべての通常ミッションをクリア」という条件で解禁されるコンテンツ。Teshinにより、さらなる高みへ上り詰めるための試練として課される。
内容としては、これまでの強化した装備を維持したまま地球から再出発し、再びの星系開拓に挑むというもの。これだけだと「強くてニューゲーム」のようなものにも思えるが、試練という名目である以上それだけでは済まない。敵に (ボスや刺客含め) 以下のような超強化が施されるため、「(敵も) 強くてニューゲーム」といった方が実態に近いだろう。- 敵レベルが通常マップのものから+100される (地球の最初のマップなら通常レベル1~3のところを101~103、終盤の通常40~45のマップなら140~145、といった具合)。ただしアークウイング専用ミッションでは、+100ではなく+50される。
- 敵のヘルスとシールドの基礎値が、それぞれ+150%増加する。これにより、鋼の道のりモード以外での同じくらいのレベルの敵と比べ、格段に耐久性がアップする。ただしアークウイング専用ミッションでは、この補正は発生しない。
- 通常モードで発生する分隊メンバー数に応じた敵出現数の減少調整が行われない。鋼の道のりではたとえソロでのミッション挑戦であろうが、4人での挑戦時と同じくらいの量の敵が出現する。
- ヘルスやエネルギー、弾薬等を回復できる「リストア」ギアアイテムに1分間のクールダウンが付く (通常モードでは発生しない)。おそらくリストアを湯水のごとく使用し、アビリティや強力な攻撃を連発する戦い方 (通称ギアジャブ) が問題視されたために設けられた制限だと思われる。
- ミッション種別に関係なく、一定時間ごとにStalker配下のミニボスである「アコライト」たちが乱入してくる。ただしアークウイング専用ミッションと天王星の海底研究所の水中ゾーンには出現しない。
テンノ側の恩恵としては、アコライトのドロップや襲撃アラートのクリア、各星系の全ミッションクリアなどの特定条件で得られる「スティール・エッセンス」を限定報酬と交換することが出来る他、ミッション中の素材とMODのドロップ率が増えるため、敵に対処さえできるなら、通常マップよりも高効率でファーミングを行える点が挙げられる。
なお、このモードを開放すると星系マップ上のミッション地点が高レベルのものに置き換えられてしまうが、マップ画面右にある選択ボタンからいつでも通常レベルのマップに戻すことができるので、その点は安心できる。
- 隔離庫とアルカナ隔離庫
カンビオン荒地における特殊な依頼ミッション。カンビオン荒地では、他2つのランドスケープのような巨大ボス討伐のコンテンツが存在していないため、この隔離庫ミッションが実質的なエンドコンテンツとなっている。
通常の隔離庫依頼は、ダイモスの地下深くに隠されたオロキンの遺跡の探索、特に「隔離庫」と呼ばれるエントラティの宝物庫の内容物回収を目指すミッションである。敵としては、荒地の表層にも出現する通常型のダイモス種感染体はもちろんのこと、表層では稀にしか出現しない大型の固有種感染体や、普段はテンノ側として運用されるネクロメカが敵対して襲い掛かってくる。報酬はエントラティ製のネクロメカ武器用パーツの残骸と各種レア素材。また敵対ネクロメカがドロップするネクロメカ本体の残骸やネクロメカ用MODも、実質的には本コンテンツの報酬と言えるだろう。
アルカナ隔離庫の依頼は、通常の隔離庫依頼をクリアすることで開放される。発掘したエントラティの遺跡内で様々な実験や採集活動を行うことを目的としており、目玉報酬は新規実装のアルケイン各種。
終盤のストーリーをクリアすると解禁されるエンドコンテンツ (クリックで展開)
- ナルメル破壊ミッション
普段操作するフレームやオペレーターではなく、離反グリニア兵の「Kahl」を操作し挑むウィークリーミッション。クエスト「ベールブレイカー」をクリア後に挑戦可能となる。
Kahlはシールドを持たないものの、高いヘルスに加え一定時間攻撃を受けなければ自然回復する能力を持つ。また銃の弾薬は無限に使用することができ、リロードしても減ることはない。独自のアビリティとして、焼夷手榴弾の投てき、簡易防壁の設置、そして敵をスタンさせナルメル・ベールを引き剥がせる状態にする装置を使用することができる。
ミッション内で拾うか設定された課題をクリアすることで「ストック」を獲得でき、これを「Kahl守備隊」シンジケートの報酬と交換することができる。
- アルコン討伐戦
「新たな大戦」で登場した異形の怪物「アルコン」と対峙するウィークリーミッション。こちらも「ベールブレイカー」クリア後に挑戦可能。
仲裁と同様にフレーム1種類と武器3種類にボーナス強化が付くものの、以下のような様々な難度上昇のための制限が存在する。- ランク30のフレームを装備していないと参加不可。ただしマスタリーランクが30以上のプレイヤーは不問になる。
- 3つのミッションが一組となっており、うち最終ミッションは必ずアルコンとの「決戦」ミッションとなる。3つ全てクリアしないと独自報酬は得られない。
- ギアアイテムの内、「サイファー」と「スペクター」「レールジャッククルー」といった召喚系のものは使用不可となる。リストア系のギアアイテムには3分間のクールダウンが付く。
- 「復活ユニット」での復活が不可。仲裁と異なり、ダウン時に味方による蘇生を受け付ける待機時間に入ることはできるが、それもダウンを重ねるごとに待機時間が短くなっていく。
- 敵のレベルは「鋼の道のり」終盤相当である130~150となる。また敵のヘルスとシールドがプレイヤー側のメンバー数に応じて強化され、エクシマスの出現率がアップする「特性敵種」が適用される。
- 決戦ミッションでのアルコンにはアビリティによる攻撃やデバフがほぼ通じず、更に装甲減少への完全耐性、状態異常への耐性、プレイヤー側のダメージ量に応じた被ダメージ軽減を備える。
アルコンの欠片には通常版の他、効果が高い「Tauforged」というバリエーションが存在し、一定確率で通常版の代わりに入手できる。Tauforged版の入手確率はデフォルトで20%だが、通常版が出た場合、次に同じアルコンに関連付けられた討伐戦ミッションが出題された際のTauforged版排出確率が20%ずつ上昇する。これにより、同じアルコンと最大5回対戦するごとに必ず1つ、Tauforged版の欠片が手に入るようになっている。
- ネットセル
Albrechtの研究所内に隠された宝物庫の開錠を目指すウィークリーコンテンツ。「壁の中の囁き」クエストをクリアすると挑戦できるようになる。
難度は「激高」と謳われており、アルコン討伐戦と同様の「ギアアイテム制限」「復活ユニット使用不可」「特性敵種」が適用されるのに加え、以下のような難度上昇要素が含まれている。
- 敵のレベル帯は220~240
- ミッションのキーアイテムとして、プレイヤーに様々なマイナス効果をもたらす「キーグリフ」を持ち込まなければならない。キーグリフは同時に4種類用意され、クリアのためには4種全てを持ち込む必要がある (ただし1人で全て持ち込む必要はなく、例えば分担して1種類ずつ運んでもよい)。
- ミッションの終盤で敵の出現頻度が上がる仕組みが導入されている。
ただし、挑戦に必要な「サーチパルス」は1週間につき5つつしか使用できない上、下記の深淵アルキメデアの開放にも使用する。ご利用は計画的に。
- 深淵アルキメデア
Albrechtの研究所での様々な実験を行うという名目のウィークリーコンテンツ。「壁の中の囁き」クエストのクリアに加え、「カビア」シンジケートで地位ランク5に到達すると挑戦できるようになる。
内容としては、様々な制限が課せられた状態でAlbrechtの研究所ミッションに挑戦し、「リサーチポイント」を増やしていくことで報酬を得るというもの。
挑戦にあたっては、「サーチパルス」を2つ消費して挑戦権を開放する必要がある。この挑戦権の開放は週ごとにリセットされるため、違う週に挑戦する場合は再度の開放が必要。
このミッションで課せられる難度上昇要素は以下のものがある。
- 敵のレベル帯は250~275
- ミッションごとの装備ロードアウトの変更不可
一度深淵アルキメデアを開始すると、3つのミッションを全て同じ装備で戦い抜くことになる。 - 復活ユニット使用不可、特性敵種
アルコン討伐戦やネットセルで課されていたものと同じもの。 - ギア制限
リストア系のギアについてはアルコン討伐戦やネットセルのものと同じでクールダウンが課されるが、召喚系のギアが使用可能になっているのが大きな違い。 - 個別パラメータ
自分で設定するか否かを選ぶことができる制限。設定する項目が多いほど獲得リサーチポイントが増える。以下の2種類がある。
- 偏差とリスクレベル
強制的にかけられる制限で、個別パラメータのように任意でOFFにしたりはできない。
週ごとに異なるものがかけられる。 - 上級アルキメデア
リサーチポイントを25獲得すると選択できるようになる、深淵アルキメデアをさらに高難度にする代わりに報酬を増やすモード。こちらでは敵のレベル帯が375~400となり、更にリスクレベルが追加で設定される。
PvP (対人戦)
本ゲームにはPvPコンテンツもあり、「コンクレーブ」というシンジケートに関連したコンテンツとして遊ぶことが出来る。PvPコンテンツを遊ぶことで専用の地位ポイントを得ることができ、それをPvP用のMODなどと交換できる。なお、MODの種類や装備設定はPvEのものとは独立しており、別々に設定しなければならない。
ゲームモードとしては以下の4つが存在する。
- セファロンキャプチャー - 一般的なシューターゲームのキャプチャー・ザ・フラッグに似たモード。4VS4の2チームに分かれ、セファロンを奪い合い、自陣へと運ぶ。規定ポイントを先取したチームの勝ち。
- 全滅 - 8人で戦うデスマッチモード。相手を倒すことでドロップする「オロ」を収集することが目的である。倒しただけではポイントにならないので注意。最初に25のオロを収集したプレイヤーが勝利する。
- チーム全滅 - 4VS4のチームで戦う全滅モード。やはりオロを収集することが目的となり、先に50のオロを収集したチームの勝利。
- Lunaro - オロキン時代の古代スポーツという設定のモード。3VS3のモードで、ボールを奪い合い、相手のゴールに入れることで得点する。これだけなら現実のスポーツにも近いものがあるが、そこはSF世界観のゲーム。同じプレイヤーがボールを5秒間持ち続けていると爆発するというギミックがあるので、適度にパスを回していく必要がある。20点を先取したチームの勝利。
強化システム
本作での装備類の主な強化手段としては「MOD」と「アルケイン (Arcane Enhancement)」が挙げられる。現状のシステムでは、MODは序盤から終盤まで常に重要となる基礎的な強化システム、アルケインはゲームをある程度進めた熟練者向けの発展的強化システムといった立ち位置になっている。
MOD
フレームや武器は、"MOD"と呼ばれるカードのようなアイテムを装着することで、性能を強化できる。
このMODは前述の通り、本作における最も基本的な強化システムにして、最も重要な要素である。ある意味では、フレームや武器そのものよりも重要と言えるかもしれない。
というのも本作では、基本的に「装備品のレベル (ランク) を上げるだけでは、ステータスはほんの一部しか強化されないか、あるいは全く強化がされない」という仕様になっているためである。
例を挙げると、フレームの場合、装備ランクを上げるとヘルス・シールド・アビリティ用のエネルギーの最大値といったステータスが上昇するが、その上昇量はMODを装着した場合と比較すると、決して高いとは言えない程度。また、一部の特殊なフレームを除いて装甲値やダッシュ速度といったステータスは一切上がらない。
武器の場合はより極端で、ランクの上昇に伴い上がるステータスは、「近接武器のフィニッシャーアタック(死角から仕掛けられる特殊攻撃) のダメージ倍率」のみ。ダメージやクリティカル率といった基礎ステータスは一切上昇しない。
このため、プライマリとセカンダリはランクを上げても一切ステータスが上昇しないということになる。
こうした、ランク上げだけでは全く上昇しないステータスをMODで上昇させて、徐々に強くなっていく敵に対抗するのだ。
例えばフレームでは、先述の本体ステータスの他、索敵能力の追加や機動力の強化なども可能。各フレームのアビリティ効果の強化もMODによるものとなっており、アビリティの威力、効果範囲、効果時間、使用時のエネルギー消費効率をカスタマイズできる。
武器では、基礎威力や攻撃速度・攻撃範囲の増加、属性ダメージの追加といった基礎的なステータス強化の他、特殊なパッシブ効果や一定条件を満たすと発動する特殊効果の付加などが行える。威力を求めると共に、使いやすいようにカスタマイズしていきたい。
以上のように、本作では装備の性能を強化するならば、MODを装着することが必須となる。特にゲームを始めたばかりのプレイヤーの場合、ゲーム内での説明や案内が少ないのもあって、MODを装備しないままゲームを進めてしまいがち。もしまだ確認したことが無い場合、ぜひMODセグメントを一度確認してみよう。
MODの獲得と強化
MODの多くは、ミッション中のクリア報酬や倒した敵からのドロップで得られる。その他、MOD4枚と通貨を消費して、別のMODをランダムに1枚入手する「変換」という操作も可能だが、変換では出現しないMODも存在する点に注意。
MODにはランクがあり、同じMODでもランクが高いものの方が強化幅も大きい。例えば、フレーム本体のヘルスを上昇させる「Vitality」というMODであれば、ランク0(無強化)であれば「9%上昇」のところ、ランク3ならば「36%上昇」になる、という具合。
MODランクの強化は、ENDOという素材を合成することによって行える。……のだがこのENDO、敵ドロップでは1回あたりの入手量が少なく、特にゲーム序盤ではまとまった数を入手しにくい。加えて、合成の際に要求されるENDO数は、MODのランクを高めるごとに跳ね上がる。更に、ランクを上げると後述のMODコストも上がる。このため合成を行う際は、闇雲に最大まで上げようとするだけではなく事前に現在必要な強化量を検討しておくと良いだろう。
MODのコストと極性
MODにはコストの概念があり、装備に設定されたMOD容量を超えるコストのMODを装着することはできない。
装備のMOD容量を増加させる方法は以下の2つ。
- 装備のランクを上昇させる
装備をミッションで使用することでアフィニティと呼ばれる経験値を獲得し、ランクを上昇させる方法。装備の基本MOD容量はランクと一致した数字になるため、ランク4ならば容量は4、ランク30ならば容量は30ということになる (ただし後述のマスタリーランクによる影響もあるため、必ずしも全てこの通りになる訳ではない)。なお、基本的に装備の最大ランクは「30」であるが、クバ・リッチやParvos シスターの抹殺時に得られるユニーク武器、ネクロメカなど、最大ランクを「40」まで増やすことができるものもある。 - スーパーチャージを行う
装備に対して特定のアイテムを使用する「スーパーチャージ」を行うことで、容量を2倍にすることが可能。スーパーチャージを行った場合、ランク4の装備ならば容量は8、ランク30ならば容量は60という風になる。
なお、スーパーチャージに使うアイテムは下記の2種類があり、それぞれ使用できる対象が異なるため使用の際は要注意。 - オーラMOD・スタンスMODの装着
一般のMODは、装着すると書かれている数値コスト分の容量を消費するが、オーラMODとスタンスMODの2種類だけは例外。これらは、書かれている数値分だけ容量を増加させる。加えて、後述の極性がスロットとMODで一致している場合、容量の増加量が2倍になる。
逆に、装着したMODのコストを減らす方法としては、極性を利用する方法があげられる。
各種MODを見ると、多くのものには以下のようなマークが描かれている。また、装備のMODスロットにも、こうしたマークが設定されているものがあるはずだ。
これらのマークを「極性」といい、装着するMODスロットの極性とMOD自体の極性を一致させることで、コストを半減(ただし、小数点以下は切り上げ)させることができる。逆にこれが一致していないと、コストが1.25倍に増えてしまう。
極性は、武器やフレーム等のランクを最大にした状態で「フォーマ」という消費アイテムを使うことでスロットに対して1つ、自由に付与できる (一部の特殊な極性は例外あり)。
フォーマを使用すると装備のランクは0に戻ってしまうが、この状態でもう一度経験値を得て、装備のランクを最大にすると、更にフォーマを使用できる。
このようにフォーマによる極性付与を繰り返し行い、同じ容量の中でもより多くのMODを装着できるようにすることが、このゲームで最も重要な強化の方法と言えるだろう。
Riven MODについて
主に高難度コンテンツの報酬として手に入る、紫色の特殊なMOD。通称「Riven」。
「使用できるマスタリーランクに制限があり、MODに書かれている武器にのみ装着可能かつ、ランダムで選ばれた複数の種類のステータスに補正をかけられる」というものである。
Riven MODは、手にした段階では何の効果も持たないがRiven MOD用のスロットを消費することもない「ベールRiven」の状態になっている。この状態で表示されている武器種の武器に装着すると、説明欄に課題が表示されるようになる (同時にRivenスロットも消費するようになる)。この状態で記されている課題を達成した時、初めて武器と補正内容、使用できるマスタリーランクが明らかとなる。
Rivenによるステータス補正には、良い方向の補正だけでなく、デメリットとなる補正 (例: ダメージが減少する、リコイルが上昇する等) が付くこともある。こうしたデメリット補正は悪い点ばかりではなく、デメリットのあるRivenの方が、無いRivenよりもプラスの補正が大きい傾向にある。
各武器には、このRiven MODによる補正の量を示す「Riven性質」というステータスが設定されている。Riven性質は、大まかに●の数で表され、「●」~「●●●●●」の5段階が存在する。●の数が多いほど、その武器のRivenのステータス補正は大きくなる。ただしデメリット補正がある場合、デメリットの量も大きくなるので注意。
Riven性質は、ゲーム内で多くのプレイヤーが使う人気武器ほど低く、逆にマイナーな武器ほど高くなるように設定されており、定期的に見直しが行われる。
もう一つの特徴として、Rivenは「サイクル」を行うことで、ステータス補正の内容を変更できることが挙げられる。
サイクルには、クバサイフォンなどで得られる、クバという素材が必要となる。このクバを一定量消費することで、補正内容をランダムに再抽選できる。ただし、使用できる武器やMODの極性、使用できるマスタリーランクなどは変更できない。
余談
フレームのMOD容量はミッション開始時の初期エネルギー量に関係するという仕様があり、未使用の容量が多いほど初期エネルギー量が増える。
また以前のバージョンでは、MODを積めば積むほど、各惑星のボスのレベルも強化されるようになっていたが、現在ではこの仕様は撤廃されている。
アルケイン (Arcane Enhancement)
装着することで、一定条件を満たした場合に特殊効果を発動できるようになる強化アイテム。実装当初はWarframe用のものだけが存在しており、各種外装アイテムに対して使用した後、その外装アイテムを装着することで効果を得るという形式であったが、現在の仕様では対象となる武装自体にアルケイン用の装備スロットが設けられており、このスロットにのみ装着可能。
強化アイテムとしては、MODとは別枠であるがゆえにMOD用スロットや容量を消費せずに強化することができるという点が魅力。コストの概念も無いため、まだランクが上がり切っていない (=MODをフル搭載できない) 装備に装着することも可能。
その一方で上述の通り熟練者向けの強化要素と位置付けられているようであり、入手方法はエンドコンテンツの中でも手間のかかるものの報酬や、シンジケートの高ランクでの報酬などに設定されている。強化方法も特定の素材の消費によるものではなく、同じアルケイン同士を合成するという方式となっており、1つだけでも入手が大変なアルケインを何個も用意する必要がある。そういう意味では、MODによる強化だけでは到達できない境地への、更なるひと押しをするためのアイテムともいえる。
クエスト
いくつかの組み合わされた一連のミッションをクリアすることで物語を進め、完了時に報酬を得られるシステム。
本ゲームのクエストは、「Warframeというゲームのストーリーや世界観を掘り下げるストーリー重視のもので、アップデートで新たに実装されたフレームや装備の設計図、新コンテンツへのアクセス許可等がクリア報酬である」という形式であり、クエストという名前ではあるものの、実質的にはストーリーミッションに近いものと言える。
以前は、クエストは基本的に一度完了すると二度とプレイすることはできなかった。しかし、近年のアップデートでリプレイ機能が追加されたため、多くのクエストは繰り返しプレイができるようになった (もっとも、クリア報酬は初回クリア時の一度しか受け取れないので、主にクエストで語られるストーリー自体をもう一度楽しむための機能、という意味合いが強い)。また、一部依然としてリプレイ不可のクエストもある。
また一部のクエストのクリアは、新たな星への関門である「ジャンクション」開放の前提条件になっている。
戦闘用装備
本作には非常に多種多様な戦闘用装備が登場する。ここでは、プレイヤーキャラクターとなる存在とそのお供であるコンパニオン、戦闘に利用できる様々な乗り物、そしてそれらのための武器について紹介する。
こうした装備の中には「Prime」と名の付く上位版装備品が存在するものがある。Prime装備品の特徴については各装備の解説の中で簡単に触れる。またPrime装備品の入手については、ものにより制約が課せられている場合があるため、その注意点に関して項目の末尾で記述する。
Warframe
本ゲームではWarframe (単にフレームとも) と呼ばれる強化外骨格をプレーヤーキャラとして使うことができる。フレームは設計図や素材を集めて製作することで手に入れることが出来る。課金通貨での購入も可能。
各々が4種類の特徴的な「アビリティ」を持っており、専用のエネルギーを消費してそれらを発動することで、強力な攻撃や回復を行ったり、敵を撹乱することができる。
このアビリティは、「Helminthシステム」というものを利用して交換することも可能となっているが、これには制限事項も存在する(詳細は後述)。
以下の表で★の付いたフレームには、「Prime」と名のついた上位互換品が実装されている。Primeフレームはアビリティ内容には変化はないものの、基礎ステータスが上昇していたり、追加の極性を備える他、デザインがより豪華なものとなっている。
Prime品はVoid 亀裂ミッションにてオロキンの遺物である「レリック」を開封するか、他のテンノとトレードすることでパーツや設計図を入手できる。
Primeフレームの実装順は、大まかには元となったフレームの実装順に従うものの、順番が前後する場合もある。
また、長期間続いているゲームであるが故に、敵のインフレに性能的に付いていけなくなるフレームが出てくることもある。インフレに取り残されていると判断されたフレームに対しては、本体ステータスやアビリティの効果等の見直しである「リワーク」が行われる。
EXCALIBUR エクスカリバー (★) ※Prime版は現在新規入手不可。 |
「EXCALIBURは騎士道精神の象徴である。精度の高い剣術で敵に高いダメージを与える。」 剣の扱いに長けた男性型フレーム。初期選択フレームの一つであり、またWarframeというゲーム全体の顔役ともいえる存在でもある。ゲームのトレーラー映像や紹介スクリーンショット、バナーなどでも出番は多め。 戦場を駆け抜けながら敵を次々と切り裂く「Slash Dash」、強烈な光を放って敵の目をくらませ、足止めする「Radial Blind」、広範囲の敵にエネルギーのジャベリンを打ち込む「Radial Javelin」など、攻守共にバランスのとれたアビリティを持つ。また、初期選択フレームの中でも耐久面に優れており、冒頭に記したゲーム内の説明の通り、初心者にもおすすめのフレームである。後のリワークでエネルギーで形成された剣を召喚し、近接武器として振るうアビリティ「Exalted Blade」が追加されたことによって、より剣士としての特性が強くなった。 Helmithシステムで移植可能なアビリティは「Radial Blind」。 名の由来は、「アーサー王物語」に登場する、アーサー王の所持する聖剣。 また左記の通り、このフレームのPrimeバージョンは現在、いかなる手段によっても新規入手不可となっているが、これは本作のサービス開始初期に行われた「ファウンダープログラム」の限定特典であったという事情による。 そうした状況に伴い、このフレームだけのバリエーションとして「EXCALIBUR UMBRA」が存在し、ストーリーを進めることで入手可能。このバリエーションはPrime版と同等のステータス強化に加え、一部アビリティに既存の効果の他、更なる特殊効果が加えられている。更にオペレーター状態での戦闘時にフレームが自律稼働し、オペレーターに追従して独自に戦闘を行うパッシブを備える。 |
LOKI ロキ ★ |
「LOKIは欺瞞の戦術を熟知しており、混乱を補う。トリックスターはステルスを駆使して敵を妨害する。」 高速・軽装甲の男性型フレーム。 ホログラムのデコイを召喚する「Decoy」や光学迷彩により透明化する「Invisibility」、対象と位置を入れ替える特殊なテレポート「Switch Teleport」で敵の目を欺き裏をかきつつ、ここぞという時には敵の射撃武器の一切を使用不能にする「Radial Disarm」によって味方をアシストする隠密特化・支援型。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Decoy」。 名の由来は北欧神話の気まぐれな悪戯・策略好きの神様。 |
MAG マグ ★ |
「磁力で敵を圧倒せよ。 MAGは磁場を変化させてクラウドコントロールし、敵の防御を引きはがす。彼女の引力や斥力に抵抗できる者はほとんどいない。」 磁力を操る女性型フレーム。磁力によって敵を転倒させつつ引き寄せる「Pull」、弾丸を誘引するフィールドを作り、敵の体に集める「Magnetize」、敵のアーマーやシールドを減衰させつつダメージを与える「Polarize」、敵の骨を磁化し、足止めしつつ大ダメージを与える「Crush」という攻防一体のアビリティを持ち、様々な局面に対応可能。初期選択フレームの一つ。 Helmith クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Pull」。 名の由来は、ずばり「磁気 (Magnetism)」。 |
EMBER エンバー ★ |
「炎の力を操ろう。EMBERの火炎系アビリティは高いダメージを誇る。」 高熱の炎を操る女性型フレーム。以前は炎からイメージされる通りの、純粋な攻撃特化型であった。リワークによってターゲットに火球を放つ「Fireball」や広範囲の敵に隕石を落とす「Inferno」といった攻撃アビリティに加え、炎の鎧をまとって被ダメージを軽減する「Immolation」や炎の波を放ち敵を転倒させつつ、装甲を減衰させるクラウドコントロールとデバフの複合アビリティ「Fire Blast」を身に着け、単なる攻撃一辺倒ではなく、自衛や支援もこなせるようになった。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Fire Blast」。 その名は「燃えさし」または「残り火」を意味する。 |
RHINO ライノ ★ |
「RHINOに力で解決できないものはない。高い耐久力を制圧力を持ち、彼の前に立ちはだかるものはその愚かさに気づくであろう。」 重装甲の男性型フレーム。敵に向かって突進し吹き飛ばす「Rhino Charge」や表皮を硬化させダメージを遮断する「Iron Skin」、地面を踏み鳴らした衝撃で周囲の空間を歪め、敵を宙に弾き上げる「Rhino Stomp」を持つ豪快なパワーファイターだが、自身の雄たけびにより味方を鼓舞し、敵へのダメージを上昇させる「Roar」により、味方支援を行うことも可能。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Roar」。移植時はダメージ上昇量が減少する他、他のダメージ増加アビリティとは共存不可。 名の由来は頑強な皮膚と突進力に定評のある「サイ(Rhinoceros)」から。 |
VOLT ヴォルト ★ |
「VOLTには電流が流れている。彼が発する電撃は敵に大ダメージを与える。」 電気を操る男性型フレーム。「Shock」や「Discharge」による放電攻撃に加え、銃弾を防ぐ電磁シールドを展開する「Electric Shield」、一定時間自身と味方の移動と攻撃の速度を上昇させる「Speed」により、攻撃と味方支援のどちらもこなせる。特にSpeedに特化させることで圧倒的な移動速度を実現できることや、イカと呼ばれる特徴的なヘルムのデザインから、一部では神格化非常に愛されている。初期選択フレームの一つ。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Shock」。 名の由来は「電圧 (Voltage) 」。 |
ASH アッシュ ★ |
「オロキン暗殺道の象徴。ASHは隠密行動に長けており、彼の刃は目に留まらない速さで敵を仕留める。」 開発時はずばりNINJAという名前だった。元ネタずばりの「Shuriken」や、ENMAKUにより姿を隠す「Smoke Screen」、敵との距離を一瞬で詰めることのできる「Teleport」、分身を放って敵を次々にANSATSUしていく「Blade Storm」を持つ、ある意味では最もニンジャらしい隠密・攻撃型のフレーム。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Shuriken」。 現在は男性型であるが、実装前のコンセプトアートでは女性型としてデザインされていた。 名の由来は灰(Ash)。 |
TRINITY トリニティ ★ |
「TRINITYは救済と安息の象徴である。高い回復能力で自身と仲間を支える。」 治癒の力を持つ支援型女性フレーム。瞬時に味方の体力を回復し、敵からのダメージを減少させるバフ効果を与える「Blessing」や敵とエネルギーリンクを結び、受けたダメージを敵になすり付ける「Link」、敵にダメージを与えつつ、仲間に体力やエネルギーを分け与えて強化する「Well of Life」「Enegy Vampire」といったアビリティを持つ、治癒・支援に特化したヒーラータイプ。特に攻撃が激しい高レベル帯では貴重な存在。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Well of Life」。 その名は「三位一体」を意味し、ひいては「調和」を意味するものか。 |
FROST フロスト ★ |
「FROSTは凍てつく冷気で戦場の敵の熱を奪う。彼のアビリティはクラウドコントロールや目標の防衛、耐久性に優れている。」 冷気を操る男性型フレーム。狙った敵を氷漬けにする「Freeze」や鋭い氷の波で敵を攻撃する「Ice Wave」、周囲の敵全てを凍らせる「Avalanche」といった、冷気によって敵を凍結・粉砕する攻撃アビリティを持つ。また、外部からの射撃を一定分防げる冷気のドーム (通称:かまくら) を作る「Snow Globe」も持ち、定点防衛系のミッションでは定番のフレームでもある。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Ice Wave」。 その名は「霜」または「氷点下の温度」を意味する。 |
NYX ニュクス ★ |
「サイキック攻撃を行うNYXは敵にとって厄介な相手だ。彼女は敵の精神に触れてクラウドコントロールし、敵の攻撃をそのまま返す。そんな精神操作で、彼女は戦いの流れを変える。」 敵の精神を操る超能力を持つ女性型フレーム。テレキネシスによる弱化針「Psychic Bolts」で敵の守りを解いた後、範囲内の敵全てを混乱させる「Chaos」や、敵を洗脳して味方に付ける「Mind Control」によって同士討ちさせる戦法を得意とする。更に、空中でZAZENを組み、敵から受けた攻撃を吸収・反射させるアビリティ「Absorb」まで備える、敵の戦闘能力を逆利用することに特化したフレームである。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Mind Control」。 名の由来は、ギリシャ神話における夜の女神。 |
SARYN サリン ★ |
「毒こそSARYNの本領。毒を自在に操る彼女は敵をじわじわと苦しめる。」 強力な毒素を操る女性型フレーム。蛇のように脱皮して毒をまとった抜け殻を残す「Molt」で敵を欺き、自身の攻撃全てに毒を帯びさせる「Toxic Lash」や腐食性の胞子を拡散させる「Spore」、広範囲に感染ダメージの瘴気を放つ「Miasma」で全てを溶解させる。後のアップデートでリワークが入り、アビリティ同士が強力な相互作用を生むようになった。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Molt」。 視線の届かない場所も含めて広範囲にダメージをばら撒くことが出来るため、広範囲殲滅が求められるミッションでは人気の一体。 猛毒である「サリン (Sarin)」がその由来だが、過去に起きたテロ事件を想起させるとして、協議の結果綴りを変えてリリースされたという経緯がある。 |
BANSHEE バンシー ★ |
「BANSHEEの叫びは死の呼びかけ。BANSHEEはクラウドコントロールに長けており爆音で敵の急所を狙う。彼女の叫びに怯まずに対抗できる者はあまりいない。」 音波を操る女性型フレーム。超音波を叩きつけ転倒させる範囲攻撃「Sonic Boom」や「Sound Quake」、敵の聴覚を潰して銃声察知能力を奪い、特殊な敵の持つアビリティも封印する「Silence」、敵の弱点を暴きだしてダメージを増加させる「Sonar」といったアビリティを持つ、隠密・支援タイプ。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Silence」。 名の由来はケルト神話における、死を告げて泣き叫ぶ妖精。 |
VAUBAN ヴォーバン ★ |
「VAUBANは技術発展の最高峰。巧妙な発明品を設置しクラウドコントロールする。その粘り強さと集中力で彼は難攻不落となる。」 防衛や攻撃支援に特化した男性型フレーム。敵を追尾して電流によるスタンを与えるドローン「Tesla Nervos」や4種類の使い分けが可能な設置型デバイス「Minelayer」、敵を宙に浮かべて動きを封じ込める「Bastille」といった設置タイプのトラップアビリティにより、敵の動線や進行を制御しながら戦う戦闘工兵型。リワークによって上空からの支援砲撃を要請するアビリティ「Photon Strike」が追加され、対応できる局面が広まった。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Tesla Nervos」。 名の由来は、要塞攻城の名手「セバスティアン・ル・プレストル・ド・ヴォーバン」。 |
NOVA ノヴァ ★ |
「反物質を体現せよ。NOVAは物質そのものを不安定化し爆発させ、 彼女はクラウドコントロールを行いダメージを増大させる。」 コミュニティのデザインを基に導入された、反物質を操る女性型フレーム。敵を自動的に狙い貫く反物質塊を生み出す「Null Star」や、敵味方のあらゆる攻撃を吸収してダメージを増幅させる反物質の爆弾を放つ「Antimatter Drop」といった攻撃アビリティの他、広範囲の敵に反物質をまとわせ、移動速度を制御しつつ連鎖爆殺させる「Molecular Prime」や、狙った場所にテレポートできるゲート「Wormhole」の設置が可能。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Null Star」。 その名は「新星」を意味し、星の爆発によって生まれる膨大な力になぞらえている。 |
NEKROS ネクロス ★ |
「NEKROSは死神そのもの。戦場で力尽きたものは彼の手駒となり、屍の大群は残る敵を制圧する。」 ネクロマンサーをモチーフとした男性型フレーム。敵の魂を抜き出し弾丸として放つ「Soul Punch」、対峙した敵に恐怖の感情を植え付け逃げまどわせる「Terrify」、倒した敵の影を多数呼び出して戦わせる「Shadows of the Dead」など、敵の死に関する事象を利用するダークなアビリティを持つ。特に、敵の死体から更にドロップアイテムを生み出す「Desecrate」は彼の代名詞的アビリティであり、エンドレス型ミッション等の長期戦が予想されるミッションや、ファーミングと呼ばれる特定のアイテムや大量の素材の獲得を狙うプレイでは非常に重宝される。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Terrify」。 余談だが、コーデックス (解説ページ) は心臓が飛び出すほど怖い。 名の由来は、ギリシャ語で「死」を意味する「Nekro」。 |
VAKLYR ヴァルキア ★ |
「VALKYRは恐ろしい殺人鬼として改造された狂戦士。彼女の雄叫びは敵を恐怖させ、高いダメージと耐久性を誇る。」 コーパスの主導する非道なプロジェクトにより生まれた女性型の狂戦士フレーム。溢れ出す殺意を解放する事で無敵になり、怒りのままに鉤爪を振るう「Hysteria」や、狙った場所に高速移動できるフックショットを射出する「Rip Line」で縦横無尽に戦場を暴れ回る。一方で、狂気に陥りながらも味方に対する恩義を忘れてはおらず、雄叫びを上げることで、敵を怯ませスタンや減速を与える「Paralysis」や、味方を鼓舞して攻撃速度を上昇させる「Warcry」により、味方支援を行うことも可能。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Warcry」。移植した場合、攻撃速度の上昇量が低下する。 名の由来は、北欧神話における戦乙女「ワルキューレ (ヴァルキリー, Valkyrie)」。 |
OBERON オベロン ★ |
「癒しと苦しみは、OBERONの命に従う。彼は自然の力を従えて、味方をサポートする。味方には恩恵を、敵には災いを。」 アビリティの効果とそれらの組み合わせにより、実に様々な能力を兼ね備えている高汎用男性型フレーム。敵から取り出した負のエネルギーを弾丸として放つ「Smite」、グラフィック上は草原にしか見えない正義の炎によって前方を浄化し、敵へのダメージと味方への状態異常防止効果を与える「Hallowed Ground」、周囲の敵全てを持ち上げた後、信念をもって叩き落しダメージを与えると共に短時間目を潰す「Reckoning」に加え、味方に徐々にヘルスを回復させる効果を付与する回復アビリティ「Renewal」を併せ持つ。前者3つの攻撃アビリティは放射線ダメージがメインで、混乱による同士討ちを引き起こす可能性がある。さらに、これらのアビリティは組み合わせて使用することで相互作用を発生させ、それにより敵の装甲減衰や味方の装甲増加まで行える。非常に多能なフレームといえるだろう。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Smite」。 名の由来は、中世文学における妖精族の王。シェイクスピアの「真夏の夜の夢」に登場したのが有名だろうか。ちなみに、彼の配偶者たる「ティターニア」も後にフレームの元ネタとして採用されている。 |
ZEPHYR ゼファー ★ |
「ZEPHYRは暴風の力を自在に操る。戦場で羽ばたく彼女は嵐を呼び自身を守り、高ダメージと制圧力を持つ。」 風を操る女性型フレーム。「Tailwind」によって空中での高速移動やホバー滞空、地上への急降下攻撃を可能とし、上空から敵を弾き飛ばす効果と1か所に引き寄せる効果を使い分け可能な空気砲弾「Airburst」で攻撃を仕掛けるなど、空中での機動性、上空からの攻撃能力に長ける。このほか風による結界「Turbulance」で敵の銃弾を逸らしたり、強烈な竜巻を複数発生させ敵を宙づり状態にする「Tornado」といったアビリティを持つ。 ただ、以前は各種アビリティの持つ敵を吹き飛ばす効果がミッションの進行を遅らせる場合があるといった意見があり、特にCo-opプレイでは扱いづらいと言われるフレームであった。そうした声を受けてアップデート29.10.0でリワークが行われ、各種吹き飛ばし効果の調整が行われCo-opプレイでも使いやすくなったほか、Tailwindによるホバー飛行中の移動の解禁や急降下攻撃の基本威力大幅上昇、パッシブに従来の滞空時の重力軽減効果に加え、滞空中の武器攻撃のクリティカル率を上昇させる効果が加わる等の変更がなされ、空中からの攻撃性能にさらに磨きがかかっている。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Airburst」。 屋内で戦うことも決して不可能ではないものの、その性質上、彼女が最もパフォーマンスを発揮するのは屋外に面したエリア、特にランドスケープのような広いエリアであろう。 余談だが、彼女が主役のミニゲーム「Happy Zephyr」が実装されており、このフレーム自体かミニゲーム専用のアイテムを入手することでプレイできる。 名の由来は、ギリシャ神話における西風の神「ゼピュロス (Zephyros)」。 |
HYDROID ハイドロイド ★ |
「HYDROIDは海底とそこに潜むもの達の力を駆使する。水による攻撃はクラウドコントロールに適している。」 水を操る男性型フレーム。 実装当初は全てのアビリティのクラウドコントロール効果が付与されており、敵を動きを止めるのが得意していた。一方でクラウドコントロールに特化しすぎているといった感もあったためか、アップデート34リワークが行われ、腐食属性により装甲を破壊することで、大きなダメージも狙えるようになった。 リワーク後のアビリティ構成は、上空から腐食性の水の砲弾を怒涛の如く降らせる「Tempest Barrage」、自身を大波に変化させ高速で突進する「Tidal Surge」、水の深淵から冒涜的な怪物とSHOKUSHUを召喚する「Tentacle Swarm」という3つのアビリティは強化を与えられたうえで存続。「Undertow」に関しては、一定範囲の敵の装甲を減らし、さらに自身の装甲と与ダメージを上昇させる「Plunder」に置き換えられた。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Tempest Barrage」。 その戦いぶりは、容貌と相まってさながら名状しがたき……ああ!窓に!窓に! 名の由来は「水 (hydro)」+「型 (oid)」。 |
MIRAGE ミラージュ ★ |
「MIRAGEの手先の器用さは彼女の力を反映する。コピーやレーザー、トラップなどで劇場を仕込み敵を翻弄する。」 光と幻影を操る女性型フレーム。光と影からダメージ上昇と被ダメージ軽減のバフを得る「Eclipse」や全方位にレーザーを放つミラーボールを設置する「Prism」といったアビリティを持つ他、攻撃力を有した分身を召喚する「Hall of Mirrors」を交えての掃射火力は圧倒的。いたずら好きで、「Sleight of Hands」のアビリティでマップ内のオブジェクトやドロップアイテムに罠を仕掛ける事も出来る。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Eclipse」。移植時は他のダメージ増加アビリティとは共存不可で、効果量も減少する。 その名は「蜃気楼 (Mirage)」を意味する。 |
LIMBO リンボー ★ |
「物質と影の間の異次元を支配せよ。LIMBOは時空間を歪ませ敵を混乱させ、クラウドコントロールに徹底した戦略を取る。」 「Rift」と呼ばれる異次元を自在に出入りする能力を持つフレーム。シルクハットにも見える頭部パーツがオシャレな、ちょっとキザなモーションが特徴的な紳士フレームである。「Banish」や「Rift Surge」で敵や味方を異次元に送り込みダメージを与えつつ被弾判定を消す、「Stasis」により異次元に送り込んだ敵の動きを完全に停止させるなど、異次元を利用する異質な性能を誇る。 異次元の大変動を呼び起こす「Cataclysm」により、広範囲のすべての物を異次元に飲み込ませることも可能。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Banish」。 上記のように敵を完全に隔離できる能力を持ち強力である一方、異次元に飲み込まれた物には現実の次元からは一切干渉できなくなり、その逆も然りという性質がある。そのため、下手にアビリティを使うと敵にダメージが与えられなくなってしまうことも。使用する際は、特に周囲や自身の状況に気を使うべきフレームでもあるのだ。 その名は「辺獄 (地獄にも天国にも行けない魂の住む世界) 」を意味する。 |
MESA メサ ★ |
「ガンスリンガーは間断なく死をもたらす腕を持つ。射撃一発一発が大きなダメージを与え、MESAは宇宙最速の早撃ちを誇る。」 西部劇のガンマンを彷彿とさせる、射撃特化の女性型フレーム。射撃のエネルギーを溜め込むことで後続の射撃の威力を更に上昇させる「Ballistic Battery」、敵の銃器を使用不能にしつつ味方のダメージを上げる「Shooting Gallery」、敵の射撃のダメージを軽減し相手に反射させる「Shatter Shield」により、身を守りながら銃撃戦を展開できる。そして彼女の代名詞ともいえる、自慢の愛銃による必中射撃を放つアビリティ「Peacemaker」は非常に高い殲滅能力を持ち、SARYNと並んで、大量の敵を始末する必要のあるミッションではよく使われる。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Shooting Gallery」。 その名は、西部劇の風景によく見られる「テーブル状の丘」を意味する。 |
CHROMA クローマ ★ |
「竜人の力を解放せよ。怒りの翼を羽ばたけ。CHROMAは火炎、電気、毒、冷気ダメージを操り高火力で敵を一掃する。」 ドラゴンめいた外見を持つ、「とうの昔に忘れ去られた人種の置土産」。属性攻撃の達人であり、1番アビリティ「Spectral Scream」の発動ボタンを長押しすることで、4つの基本属性を切り替えて戦うことができる。アビリティとしては、属性に応じたブレスを吐いて攻撃する「Spectral Scream」、属性のエネルギーで自身と味方に様々な強化を施す「Elemental Ward」、被ダメージに応じて自身と味方の装甲と与ダメージを強化する「Vex Armor」や、外殻を分離させることで、自律攻撃を行う分身を召喚する「Effigy」を持つ。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Elemental Ward」。移植した場合、どの属性効果になるかは移植先フレームのライトカラーで決定され、ミッション中の変更は不可。 各種の与ダメージ上昇アビリティの中でも、CHROMAの「Vex Armor」は最大上昇値が非常に高いため、敵の攻撃が激しく大ダメージが要求される、エイドロンハントやオーブマザー討伐のような大ボス討伐系のエンドコンテンツではよく見られる一体となっている。 その名は、ギリシャ語で「色」を意味する。また、「D&D」に登場する「クロマティック・ドラゴン」が元ネタとも。 |
EQUINOX イクィノクス ★ |
「EQUINOXは昼と夜の境界線を彷徨う存在。昼の姿は攻撃力サポートに長けており、夜の姿は防御系サポートで仲間を守る。」 陰と陽を司る、優美なデザインの女性型フレーム。守勢に長けた「陰-形態」と攻勢に長けた「陽-形態」という2つの形態を持ち、「Metamorphosis」アビリティで自在に切り替えることが可能。他のアビリティの効果は形態に応じて変化する他、モーションも形態に応じて印象の異なるものに変化する。 「Rest & Rage」- 陰: ターゲットした敵を眠らせる。 陽: 敵を怒らせ与えられるダメージを上昇させるが、代償として敵のスピードも上がる。 「Pacify & Provoke」- 陰: 敵からの被ダメージを軽減する。陽: 味方のアビリティ威力を増加させる。 「Mend & Maim」- 陰: 発動中に敵を倒すと味方のシールドを回復させ、アビリティ解除時にヘルスを回復させる。陽: 範囲内の敵に切断の状態異常を与え、解除時に切断ダメージを与える。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Rest & Rage」。移植した場合、どちらの効果が発動されるかは移植先フレームのライトカラーで決定され、ミッション中は切り替えることができない。 その名は、ラテン語で「EQUI (等しい)」+「NOX (夜)」、ひいては昼夜平分時 (昼と夜の長さが等しい中間点) を意味する。 (※暦では春分・秋分などが該当) |
ATLAS アトラス ★ |
「岩より硬いその拳はいかなる強豪をも怯えさせる。ATLASはダメージ出力が高く、戦場の土俵そのものを武器と変え敵を圧倒する。」 地の元素を司り、大地のパワーを操る重装タイプの男性型フレーム。地滑りの如き強烈なスライドパンチ「Landslide」で敵を吹き飛ばしたり、堅牢な岩の壁を創造する「Tectonics」、硬化凝視により敵を石化する「Petrify」といったアビリティの他、二体の岩石の巨人「Rumblers」を召喚・使役できる。更にパッシブにより、石化した敵を倒した場合にガレキをドロップさせ、それを取得することで体力の回復や装甲値の上昇が可能。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Petrify」。他のフレームに移植した場合、石化した敵を倒してもガレキのドロップは発生しない。 名の由来は、ギリシア神話において天空を肩に担いで支える巨人。 |
WUKONG ウーコン ★ |
「猿の戦士の力強さは山の頂。WUKONGは巧みなトリックで敵を欺き、生存能力とダメージを増加させる。」 トリックスターの心を持ち、抑制されない原始の戦士と評される男性型フレーム。「Primal Fury」による独自の棒術を自在に操り、雲に変化して高速飛行する「Cloud Walker」、体の一部から共に戦う双子の分身を生み出す「Celestial Twin」、敵の攻撃を全て受け止め自身の装甲を上昇させると共に、棒術によるカウンターを食らわせる「Defy」など、奇想天外なアビリティとアクションを見せる。更にパッシブにより、1ミッションにつき3回まで死を回避する事が可能。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Defy」。移植した場合、装甲値上昇量の上限が減少する。 名の由来は、「西遊記」でお馴染み、斉天大聖・孫悟空 (Sun Wukong)。 その元ネタのためか、Warframeの中国向けビルドである「星际战甲」での先行実装を経てから、各国向けビルドへ本実装された。 |
IVARA アイヴァラ ★ |
「女狩人が狙った獲物は明日を見ることはない。IVARAはその高いステルス能力を活かし、奇襲攻撃に長けている。」 フードと単眼めいたフェイスデザインが特徴の女性型フレーム。射手をモチーフにした、MESAに続く射撃特化型だが、こちらはより隠密性を重視した性能となっている。現在位置から命中箇所へのジップラインの生成 (飛行)、透明化フィールドの展開 (隠れ蓑)、命中箇所に発生させた金属音による敵の誘導 (金遁)、命中した敵の昏睡 (影縫い)という、4種類の特殊効果を持つ矢を放つ「Quiver」、自身の発射した銃弾を遠隔操作しターゲットに手動誘導させられる「Navigator」、透明化して敵に忍び寄りアイテムを盗み取る「Prowl」、一度の射撃で複数本の矢を放つ女神の弓矢「Artemis Bow」による攻撃アビリティを備える。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Quiver」。移植した場合、使える矢の効果は隠れ蓑と金遁の2種類のみとなる。 名の由来は、古ノルド語の「Ivarr (弓を持つ戦士) 」。 |
NEZHA ネジャ ★ |
「気まぐれの炎は弱きものを守る。NEZHAの希望の炎は仲間の耐久力を上げ制圧戦に向いている。」 背中に背負った輪が特徴の、細めの少年体型の男性型フレーム。炎の輪と槍を操り、脚に炎を宿して、燃える航跡を残すと共に移動速度を上昇させる「Fire Walker」、炎の輪を投げつけて敵を攻撃しながら回復アイテムをドロップさせる「Blazing Chakram」、炎の輪の守護によりダメージを軽減させる「Warding Halo」、敵の足元からエネルギーで形成した槍を出現させ、周囲の敵全てを串刺しにする「Divine Spears」といったトリッキーなアビリティを持つ。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Fire Walker」。 名の由来は、「西遊記」や「封神演義」に登場する少年神・哪吒 (ナーザ)。WUKONG同様に中国向けビルドで先行配信後、各国向けビルドに本実装された。 |
INAROS イナロス ★ |
「INAROSは砂漠の無慈悲な砂嵐を操り、敵に恐怖を植え付ける。彼の耐久強さの秘訣はその対応性から生まれる。」 ミイラを彷彿とさせる、痩身の男性型フレーム。シールドを一切持たない代わりに、飛びぬけて高いヘルスを持つ。更に戦闘不能になると棺に入って自身の化身に操作対象を移し、化身が敵を攻撃することで生命力を吸収し「復活」するパッシブスキルを持ち、実質不死身である。 アップデート35.5でリワークが行われた。 リワーク後のアビリティは、呪われた砂を叩きつけて敵をスタンさせる共に、その呪いでヘルスを奪い取る「Desiccation」、自らが砂嵐となって敵を飲み込む「Sandstorm」は続投。「Devour」が削除され、旧「Scrab Swarm」の効果が、ヘルスをスカラベの鎧に変換して装甲値を上げ、状態異常を防ぐ「Scrab Shell」とスカラベの群れを飛ばして攻撃し、これによって倒れた敵から砂のキャバットを出現させる新「Scrab Swarm」に分割された。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Desiccation」。 名の由来は、紀元前に実在したエジプトのファラオ・イナロス (1世と2世の二人が存在) 。 |
TITANIA タイテーニア ★ |
「蝶のように舞い、蜂のように刺す。それぞTITANIA。高い機動力とダメージで敵を翻弄する。」 太古に封印されていた女性型フレーム。レイザーフライと呼ばれる、鋭い刃の羽を持つ蝶型のユニットを搭載しており、戦闘時には自分の周囲に展開させる。敵を浮遊させ無力化すると共に、状態異常を治療する「Spellbind」、敵の魂を抜き取り、その魂に触れることでバフを得る「Tribute」、敵を浮遊する爆発物に変え、それに釣られた他の敵もろとも爆破する「Lantern」、自らを小型の飛行モードに形態変化させ、レイザーフライと共に攻撃を仕掛ける「Razorwing」といった、異質ながら多くの局面に対応する能力を持つ。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Spellbind」。 名の由来は、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」に登場する妖精族の女王で、オベロンの妻でもある。「夫」が由来のOBERONにも似た、高汎用フレーム。 |
NIDUS ナイダス ★ |
「NIDUSは感染能力を持つ危険体。疫病のように敵を感染させ、弱った敵を制圧し高いダメージを与える。」 真菌による感染と腐敗を司る男性型フレーム。INAROSに続くシールドを持たないフレームだが、あちらほどの圧倒的ヘルスの高さは無い。代わりに、常時ヘルスが自動回復するパッシブを持つ。また、「変異スタックゲージ」と呼ばれる固有の要素を備えるために運用は特殊。Warframeの素体である「テクノサイトウィルス」に輪をかけて凶悪な感染・浸食を可能としており、真菌で地面を裂き、命中した敵ごとに変異スタックを生み出す「Virulence」、敵を拘束して一ヶ所に集める蔓状のポッドを生み出す「Larva」、ターゲットと寄生によるリンクを結び、味方ならばアビリティ威力上昇、敵ならばダメージ転送をもたらす「Parasitic Link」、敵に取りつき食らい尽くすマゴット (蛆虫) を生み出すと共に、回復エリアを生成する「Ravenous」というアビリティを持つ。後者2つのアビリティは、通常のエネルギーではなく変異スタックの数値を消費して発動する。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Larva」。移植した場合、敵を拘束できる範囲が減少する。 その名は、ラテン語で「巣 (nest) 」を意味する。 |
OCTAVIA オクテイヴィア ★ |
「OCTAVIAは破壊の讃美歌を奏でる。Mandachordから流れる音楽は彼女と仲間をサポートする。」 BANSHEEが「音波」をテーマとするのに対し、OCTAVIAは「音楽」をテーマとする女性型フレーム。Mandachord (マンダコード) と呼ばれるオロキンの楽器を身に着けた彼女は、音楽を創造し、戦場に響かせて戦う。Mandachordの「パーカッション」「ベースライン」「メロディライン」の楽譜はプレイヤー自身で編集することが出来、その音符の配置によってアビリティの発動タイミングなどが変化する。そのため、気になる人は娯楽用と実戦用の楽譜を分けておくのもいいだろう。 アビリティとしては、Mandachordの「パーカッション」の楽譜を奏で、それに合わせて敵に攻撃を刻み込む「Mallet」、「ベースライン」の楽譜を奏でて、敵を魅了し引き寄せる「Resonator」、「メロディライン」の楽譜を奏でて、それに合わせて行動するプレイヤーに様々なバフをもたらす「Metronome」、他のアビリティの奏でる音を含む周囲の様々な音を吸収し、与ダメージ増加効果に変換する「Amp」を備える。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Resonator」。 名の由来は「音階 (Octave) 」。ノリノリのモーションは必見。 |
HARROW ハロウ ★ |
「復讐によって償いを得よ。修道士のHARROWは味方をサポートしてダメージを増加させる。敵に逆らい、昇華せよ。」 聖職者、特に苦行者をモチーフとした男性型フレーム。モチーフからか、自身を犠牲にして仲間を助けるという内容のアビリティが多く、特に高難度ミッションをチームでプレイする際に実力を発揮する。また聖職者として「振り香炉」を持っており、戦闘中にも使用する。 備えているアビリティは、エネルギー波を放って敵を拘束し、拘束に成功した数に応じシールドを回復する「Condemn」、自身のシールド全てを犠牲にすることで武器の攻撃速度とリロード速度を強化し、更にHARROWが敵に与えるダメージに応じて味方のヘルスを回復する「Penance」、振り香炉に自身のエネルギーを込めた後、Harrowが敵を倒すごとに味方へエネルギーを還元する「Thurible」、敵から攻撃を受けることで武器攻撃のクリティカル発生率を上昇させる陣を張る「Covenant」。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Condemn」。 名の由来は「苦しみをもたらす」という意味の動詞。 |
GARA ギャラ ★ |
「GARAに触れられたものは脆くなる。GARAのガラスを操る力は自身と味方の生存力を増加し、大きなダメージを与え敵は粉々に砕ける。」 ガラスを自在に操る女性型フレーム。 砕けたガラスの破片やガラス製の剣で攻撃する「Shattered Lash」、ガラスの破片を装甲としてまとわせ、味方のダメージを軽減する「Splinter Storm」、ガラス鏡の陣に敵を閉じ込め、自身の姿を攻撃させる「Spectrorage」、溶融ガラスを円状に展開して敵を固めると共に、溶融ガラスの硬化により円形の壁を生み出す「Mass Vitrify」といったアビリティを持ち、防御面に長けたフレームである。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Spectrorage」。 名の由来は日本語の「ガラス (Garasu)」から。また、Gara という単語にはヨルバ語で「結晶」の意味がある。 |
KHORA クォーラ ★ |
「KHORAが鳴らす鞭は主の意思表示である。相棒キャバットのVenariと共に高いダメージを与え敵を制圧する。」 蜘蛛をモチーフとした女性型フレーム。鞭を得物とし、特殊なキャバット「Venari」を従えて戦う。本体は鞭によるクラウドコントロール能力に長け、Venari はモード切替を行うことで、攻撃から防御、回復までこなせる。 備えるアビリティは、鞭打ちにより前方を攻撃する「Whipclaw」、KHORAの体から生み出した「生体鋼」で敵を拘束する「Ensnare」、Venariのモード切替及び対象の指示を出す「Venari」、生体鋼で大規模なトラップドームを作り上げ、多数の敵を宙づりにする「Strangledome」。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Ensnare」。 発表当初は、物理属性3種を切り替えながら戦うフレームというコンセプトであった。このコンセプトは、Venariのモード切替に受け継がれている。 フレーム名の由来は、プラトンが語った哲学上の概念を示す単語「Khôra」およびギリシャ神話の女神ペルセフォネの異名「コレー(Kore)」からと考えられる。 |
REVENANT レヴェナント ★ |
「身の毛のよだつ亡霊の力が立ち上る。エイドロンの精髄が注入されたREVENANTは、強い生存力を持ち大ダメージを与える。敵は彼に従うか、散るかの二択である。」 エイドロン・センティエントの力を取り込んだ男性型フレーム。HILDRYNに次いで全フレーム中2番目に高いシールド値を持ち、クラウドコントロールに優れたフレームとなっている。 備えるアビリティは、敵を虜にして自らに従わせる「Enthrall」、センティエントエネルギーのオーラをまとい、REVENANTを攻撃した者をスタンさせる「Mesmer Skin」、体をセンティエントエネルギーの霧に変化させ突進し、敵から体力を吸収する「Reave」、センティエントエネルギーを、敵の耐性に有利になるように属性が変化する特殊なビームとして放ち、攻撃する「Danse Macabre」。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Reave」。 開発時は、ドラキュラ伯爵のモデルとして有名なワラキア公であるヴラド3世にちなみ、「Vlad」と呼ばれていた。 その名は「戻ってくる者」ひいては「亡霊」を意味する。 |
GARUDA ガルダ ★ |
「真紅の死乙女は爪を研ぐ。GARUDAは敵の血を武器にして大ダメージを与える。血に彩られた美しさが彼女の致命的な力を引き立てる。」 「血」とゴアをテーマとした、「真紅の死乙女」の異名を持つ女性型フレーム。戦場に流れた血によって、自身と味方を強化しながらの戦いをコンセプトとするフレームである。 パッシブとして、敵をキルするごとに与ダメージが高まる能力を持つ。この際、ダメージ上昇量に応じて外装に返り血のようなエフェクトが追加され、最大量ともなるとまさしく「血みどろ」としか言いようのない外見となる。 こうしたスタイルのため、アビリティも血みどろな演出のものばかり。敵に爪を突き立てて生命力を吸い取り、シールドを生成すると共に体力の低い敵は即死させる「Dread Mirror」、敵を地面から現れた無数のトゲで串刺しにし、周囲の味方に体力を分け与える祭壇とする「Blood Altar」、自身のヘルスを消費してアビリティエネルギーを回復し、自身にかかった状態異常を取り除く「Bloodletting」、自身の爪を範囲内の敵に射出し、出血の確率を高める「Seeking Talons」を持つ。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Blood Altar」。 またほかのフレームには無い仕様として、近接武器を未装備状態にすることで、アビリティ発動時に使用する鉤爪「GARUDA'S TALONS」を近接武器として使用できる。 名前の由来はインド神話の霊鳥「ガルーダ」で、両腕の巨大な鉤爪は翼のようにも見える。 |
BARUUK バルーク ★ |
「真に耐え忍んだ者の怒りに刮目せよ。BARUUKは、高い生存能力とクラウドコントロール能力を誇る。自制を失ったとき、彼は内なる嵐を解き放つ。」 平和主義者の僧侶をモチーフとした男性型フレーム。平和主義者だけあり、敵の攻撃をすり抜け回避する「Elude」、敵を深い眠りに誘う「Lull」、浮遊するダガー型ユニットで被ダメージを減らし、敵の武器を破壊する「Desolate Hands」といった、敵を無力化するアビリティを得意とする。 しかしながら、平和主義者というのは彼の一つの側面に過ぎない。彼はバトルモンク(武僧)としての側面も持っているのだ。上記3つのアビリティを使用すると、パッシブとして備えた「自制」ゲージが減少し、怒りが蓄積していく。そしてこの怒りが有頂天となった時、鉄拳剛脚を振るうアビリティ「Serene Storm」を開放して敵を怒りのままに蹴散らすことができる。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Lull」。 その名前は、ヘブライ語で「祝福」を意味する。 |
HILDRYN ヒルドリン ★ |
「力こそ全て、攻撃こそ最大の防御、そうHILDRYNは主張する。彼女の高ダメージはシールドを動力とし、そのシールドはエネルギーで回復できる。」 ボディビルダーのような、鍛え上げられた肉体を持つ女性型フレーム。ヘルスが全フレームの中で最も低い代わりに、全フレーム中最大のシールド容量を持つシールドタンク型。また、HILDRYNはアビリティの発動に専用のエネルギーを必要とせず、その代わりにシールド値を消費してアビリティを発動する仕様となっている (エネルギー値自体は0で、エネルギー容量を増やすMOD等は効果が無い)。 専用のロケットランチャーを使用する攻撃アビリティ「Balefire」、周囲の敵のシールドと装甲を吸収し、自身のシールドを回復させる「Pillage」、自身とリンクした味方のシールドを強化する防御アビリティ「Haven」、敵を宙に浮かせ拘束しつつエネルギーオーブをドロップさせるクラウドコントロール兼補給アビリティ「Aegis Storm」を持ち、非常に尖ったステータス配分とは裏腹に、アビリティラインナップはバランスの良いものとなっている。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Pillage」で、他のフレームに移植した場合、発動にはシールドではなくエネルギーを消費する。 名前の由来は、古ノルド語で「戦い」の意味を持ち、北欧神話に登場するワルキューレの名でもある、「ヒルドル (Hyldr)」からと思われる。 |
WISP ウィスプ ★ |
「WISPは物質とエーテルの世界を行き来する存在。彼女の神秘的な力は異次元さえ操り仲間をサポートする。」 かつて光を伝える媒質であるとされた物質である「エーテル」、および光そのものをモチーフとした女性型フレーム。複数のバフ能力を切り替えられ、かつ範囲内にいれば永続するバフをもたらす設置物「Reservoirs」を配置し味方を強化する、自身の幻影「Will-O-Wisp」を飛ばして敵を惑わせるという支援型のアビリティと、ダメージを与えた敵から追尾弾を生み出し、周囲の敵を更に攻撃する「Breach Surge」、太陽のプラズマエネルギーをビームにして照射する「Sol Gate」といった攻撃的なアビリティを併せ持つ。更に、パッシブにより空中にいる限り透明化することが可能。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Breach Surge」。 その名前は、世界各地で言い伝えられる鬼火の名前で、2番アビリティの名前の由来でもある「ウィル・オー・ザ・ウィスプ (Will-o'-the-Wisp)」から取られたものと思われる。 |
GAUSS ガウス ★ |
「アルトラの聖人で突撃せよ。GAUSSはその高い機動力で自身のバッテリーをチャージし、ダメージと耐久性を底上げする。」 これまで最速であったLOKIを上回るスピードを持ち、動き続けることで充電されるバッテリーゲージを備えた、スピードスターというコンセプトの男性型フレーム。 物理エネルギーを操ることに長けており、物理的な属性のダメージ(衝撃・貫通・切断・冷気・火炎・爆発)を軽減し、エネルギーに変換する装甲をまとう「Kinetic Plating」や、運動エネルギーを吸い上げて周囲のものを凍てつかせる、もしくは逆に運動エネルギーを解放して周囲に火炎フィールドを生成する「Thermal Sunder」といったアビリティを使用可能。加えて、恐るべきスピードで突き進む「Mach Rush」によって、ただでさえ速い移動速度をさらに上昇させたり、バッテリーゲージをオーバーチャージさせる「Redline」により、移動速度のみならず攻撃速度をも強化することもできる。また、各種アビリティはバッテリーゲージの充電量によって効果が上昇する。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Thermal Sunder」。移植した場合のダメージは、GAUSSのバッテリーゲージが50%チャージされている時と同等の数値で固定となる。 名前の由来は、数学、物理学、天文学など複数の分野で活躍したドイツの学者「カール・フリードリヒ・ガウス」およびそれを由来とする磁束密度の単位「ガウス(Gauss)」より。 |
GRENDEL グレンデル ★ |
「GRENDELにとって戦場はバイキングである。彼の飽くなき食欲は敵を食らい、彼の血肉となり耐久性を上げる。」 力士を彷彿とさせる佇まいをした男性型フレーム。一つ前に実装されたGAUSSとは、対照的な姿ながら相棒同士であり、当初の計画では、これら2体を同時に実装する予定であったらしい。 INAROSに次ぐ全フレーム中2番目に高いヘルスを持つ代わりに、シールド値は (シールドを持たないフレームを除くと) 最も低い。 「世界と他のすべてを捕食する者」という異名を持ち、1番アビリティ「Feast」を発動すると腹部に備わった巨大な口で敵を飲み込み、体内に収めることができる。 こうして飲み込んだ敵は、「Nourish」で消化して回復&バフの材料にしたり、毒液まみれして敵に向け吐き飛ばす攻撃「Regurgitate」に利用することができる。加えて、球体状に変化して突進し道を塞ぐ敵を弾き飛ばすと共に、体内に収めた敵にもダメージを与える「Pulverize」も使用可能。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Nourish」。移植先ではFeastによる敵の飲み込みを発動に必要としない代わりに、バフの効果が減少し、ヘルス回復効果は発動しなくなる。 名前の由来は、叙事詩「ベーオウルフ」に登場する人食いの怪物から。 |
PROTEA プロティア ★ |
「守護神PROTEA。時間さえ操る彼女はダメージと仲間のサポート力に優れている。」 テクノロジーの結晶である、多数のガジェットを操る女性型フレーム。VAUBANに次ぐ設置型アビリティの多い戦闘工兵タイプだが、攻防のバランスの良い能力を持ち移動速度も高いこと、アビリティの設置と発動が速いことから、機動戦にもある程度対応可能。 彼女の装備するガジェットは様々な機能を持ち、鋭い破片を飛ばすグレネードや、それを調整したシールドを補充する防御用グレネードを生み出す「Grenade Fan」による進路封鎖や防御、敵を自動的に狙い撃つプラズマタレットを設置する「Blaze Artilely」による攻撃、リソース (ヘルス、エネルギー、共用弾薬) 回復アイテムを放出する「Dispensary」の設置によるリソース面の補給支援まで、幅広い役割をこなすことができる。 更に、記録デバイス「Temporal Anchor」により時を操ることすら可能。このデバイスに自身の動きを記録させ、窮地に陥った時、記録開始時まで時を「巻き戻す」ことで、被ダメージやリソース消費、自身の死をも無かったことにした上、Temporal Anchorの爆発によりダメージを与えることができる。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Dispensary」で、PROTEA使用時よりも効果時間が短くなる。 その名前は、彼女の持つ多様な能力から、自由に姿を変えることが出来るというギリシャ神話の海神「プロテウス (Proteus)」、及びそこから名付けられた、アフリカに生息するヤマモガシ科の植物「プロテア(Protea)」と連想していったものであろうか。 |
XAKU ザク ★ |
「Voidを彷徨ったWARFRAMEがXAKUとして生まれ変わる。様々なパーツの混合体で高いダメージを与える。」 戦いの最中に破壊された3体のフレームの残骸をつなぎ合わせ、新たなフレームとした「混成体」と呼ばれるフレーム。その出自上、本作初の性別の概念の存在しないフレームとなっている。また、コミュニティデザインを基としたフレームでもある。 基礎ステータスは97、153といったキリの悪い数値で構成されており、全体的に標準より低めの軽量級フレーム。敵の攻撃を一定確率で自動回避し、範囲攻撃のダメージを軽減するパッシブでそれを多少は補っている。 XAKUのアビリティは、その全てでこれまでフレーム単体では扱う方法のなかった「Void」のダメージ属性を扱うことできる。具体的には、武器攻撃にVoid属性を付加する「Xata's Whisper」、敵の武器を奪い、その武器を周囲に漂わせてVoid属性のレーザーを発射させる「Grasp of Lohk」、XAKUを構成する3体のフレームのアビリティの一端を開放する「The Lost」、そしてXAKUの外装を弾き飛ばして骨格状態となり、パッシブの自動回避の確率を上げると共に外装の破片で周囲を攻撃する「The Vast Untime」を持つ。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Xata's Whisper」で、他のダメージ増加アビリティとは共存不可。 また、名前の由来が他のフレームほどは明らかになっておらず、2020年12月現在でも、コミュニティでは考察が行われているようである。 |
LAVOS ラヴォス |
「錬金術師LAVOSは戦場のあらゆるものを錬成する。毒、冷気、電気、火炎ダメージを巧に操り、その戦い方は賢者そのもの。」 錬金術と蛇をモチーフとした男性型フレーム。アビリティを通じて、様々な属性ダメージを操ることが出来る。またモチーフに通ずる蛇型のユニットを搭載しており、戦闘に利用する。 ヘルスと装甲値、移動速度が高めで、シールドも平均程度の高さと、全体的にステータスに恵まれているが、最大の特徴は他フレームと大きく異なるアビリティの仕様。 4つのアビリティ全てに共通する仕様としては、「アビリティごとに異なる属性を扱うと共に、各アビリティをボタン長押しで発動することで、次の発動アビリティにその属性ダメージを注入できる (複数回の注入操作を組み合わせれば複合属性を扱うことも可能)」「発動にエネルギーを消費しない代わりに、発動後にクールダウン時間が発生する」の2点がある。 以上の仕様のため、発動エネルギーさえあればアビリティの連発も可能なこれまでのフレームとは、また異なった戦闘スタイルが求められるだろう。各アビリティの詳細は以下。 「Ophidian Bite」: 蛇型ユニットを前方に放って攻撃すると共に、ダメージに応じてLAVOSのヘルスを回復する。扱う属性は毒、クールダウンは8秒。 「Vial Rush」: 冷却液が封入された容器をばら撒きながら前方に突進する。扱う属性は冷気、クールダウンは5秒。 「Transmutation Probe」: 周囲に電撃を放つプローブユニットを前進させて攻撃すると共に、電撃を命中させた敵ごとに他アビリティのクールダウンを短縮させる。さらに、弾薬やヘルス・エネルギー回復アイテムに作用し、より高い効果を持つ回復アイテムに変換する。扱う属性は電気、クールダウンは10秒。 「Catalyze」: LAVOSを中心として八方に、高熱の液体をまき散らす触媒プローブを進行させて敵を攻撃する。扱う属性は火炎、クールダウン30秒。 Helminthシステムで移植可能なアビリティは「Vial Rush」。発動コスト0、クールダウン5秒の仕様もそのまま移植されるが、長押し発動でアビリティに冷気属性を注入する効果は使用できない。 また、LAVOSに他フレームのアビリティを移植した場合、共通してクールダウンは10秒になる他、移植されたアビリティに対しては自身のアビリティによる属性の注入は行えない。また移植によって置き換えたアビリティに対応した属性の注入も行えなくなる。 名前の由来は、ラテン語で「洗浄する」という意味の動詞「Lavo」からか。 |
SEVAGOTH セヴァゴス ★ |
「Voidから帰還した船長、SEVAGOTH。迷える魂と共に彼はVoidから学んだ戦術で高いダメージと耐久性を誇る。」 ありそうでなかった「死神」「死霊」をモチーフとした男性型フレーム。本体ステータスはどれもやや低めとなっており、アビリティを駆使して立ち回ることでカバーする必要がある。また倒された場合でも、後述のパッシブで復活することが可能。 死神だけあり、アビリティの内容はSevagothの半身たる「Sevagoth's Shadow」を前方に突進させ、放射線ダメージと耐性低下デバフを与える「Reap」、付近の敵に「死の種」なるものを植え付けて生命力をじわじわと奪う「Sow」、範囲内の敵を減速させ、自身を含めた味方の攻撃でヘルスを奪い取れる状態にする「Gloom」とどれもおどろおどろしい内容である。 さらにこれらのアビリティによって固有ゲージの「Death Well」を貯めることができ、一定量以上貯まった状態で4番アビリティの「Exalted Shadow」を発動することで、プレイヤーの操作対象を半身の「Sevagoth's Shadow」へと切り替えることが可能。Shadowの操作中はDeath Wellゲージは徐々に減少していく。 Sevagoth's Shadowは本体とは別のフレームとして扱われており、異なるステータスとアビリティを持つ。MODやアルケインも本体と別の構成にすることが可能。Shadowの操作中は専用の近接武器である「Shadow Claws」の使用が解禁される。 Shadowのアビリティ構成は霊の手で範囲内の敵を引き寄せ、塊にする「Embrace」、狙った敵のもとに突進し魂を引きずり出してShadowのヘルスを回復させる「Consume」、本体アビリティのReapよりも広範囲の敵を耐性低下状態にする「Death's Harvest」、操作対象を本体に戻すと共に、Shadow操作中に減少したDeath Wellゲージの量に応じて本体のヘルスを回復する「Reunite」。 本体の死亡時にも自動的に操作がShadowに切り替わり、Shadowを操作して一定時間内に敵を5体倒せば本体を復活させることができる。 またHelminthシステムでは本体アビリティの「Gloom」のみ抽出することができ、Shadowの持つアビリティを移植可能にすることはできない。 |
YARELI ヤレリ |
「ウェーブライダーはその波で戦場に破壊をもたらす。YARELIの水属性の攻撃は彼女に命を与え、敵を溺死させる。」 水をテーマとした女性型フレーム。水を操るフレームとしてはHYDROIDがいるが、彼とは容姿や戦闘スタイルは対照的である。 これまでに実装されている女性型フレームの中でも小柄かつ華奢な容姿で、少女的な印象を受けるフレームとなっている。モーションも手でハートを作る、Merulinaに抱き着くなどあざとかわいさ全開のものとなっており必見。なお余談だが、各フレームの専用モーションはプラチナでアンロックすることで他のフレームにも適用することができる。特にYareliのモーションは今までにないタイプのものとなっているため、お気に入りのフレームに適用してみるのもいいだろう。 ステータスとしてはエネルギー量とシールド値が高くヘルスも標準的な値であるものの、華奢であるためか装甲値は最低クラスの低さとなっている。アビリティを駆使して被弾は極力避けつつ戦いたい。 アビリティは敵を閉じ込める泡のトラップを展開する「Sea Snares」、エイのような水生生物を呼び出して背に飛び乗り、サーフィンのように移動しつつダメージを軽減する「Merulina」、自身に追従する水の刃を召喚し近づく敵を切り裂く「Aquablades」、渦巻く水柱を噴出させ周囲の敵を引きずり込む「Riptide」を備える。Helminthシステムでは「Aquablades」を抽出可能。 フレーム名の由来はネイティブ・アメリカン起源の女性名で、「水の女性」や「小さな蝶」を意味していたという。 |
CALIBAN キャリバン |
「二つの生物界を継ぎ、昇華せよ。有機生命体とセンティエント生命体はCALIBANのうちに融合する。優れた後継者として、クラウドコントロールと生存能力を併せ持つ。彼の創造主は、複数の世界を念頭に彼を生み出した。」 Warframeとセンティエントのハイブリッドである男性型フレーム。同じくセンティエントの力を操るRevenantに比べ、こちらはよりセンティエント側のものに近いデザインとなっている。 ステータスはシールド値と装甲値、ダッシュ速度が高め。ヘルス値とエネルギー量も平均程度はある。 アップデート37.0でリワークが行われた。リワーク後は従来敵のセンティエントのみが使用していた「Tau」の属性ダメージをアビリティを通じて扱えるようになり、各アビリティも大きく強化された。 パッシブは敵から受けたダメージ属性に「適応」し、自身と付近の味方の被ダメージを減少させるというもの。 使用可能アビリティは、高速回転しつつ突進し、敵への攻撃と自身の回復を同時に行う「Razor Gyre」、地を這う衝撃波を起こして敵を宙に打ち上げつつその被ダメージを増加させる「Sentient Wrath」、味方NPCとして行動するセンティエントを召喚する「Lethal Progeny」、3本のビームを収束させて爆発を引き起こすと共に、爆破地点に敵のシールドや装甲を減少させるフィールドを設置する「Fusion Strike」。Helminthシステムでは「Sentient Wrath」を抽出可能。 フレーム名の由来は、シェイクスピアの「テンペスト」に登場する半人半獣の怪物。 |
GYRE ジャイア |
「コイルとトランスミッターで敵を感電させるGYRE。彼女が放つ華麗な電気攻撃はそれに翻弄された敵を制圧する。」 バレリーナをモチーフとした女性型フレーム。モーションでは、バレエでよく見られる「ピルエット」と呼ばれる回転を交えた動きを取る。渦や螺旋を意味する「GYRE」という名前も、こうしたモチーフになぞらえたものと思われる。 優雅な佇まいが印象的な彼女だが、能力はかなり攻撃的。体に備えたテスラコイルとトランスミッターで電気を生み出し、戦闘に利用する。 備えるアビリティは、近くの敵に放電しダメージを与える球体を放つ「Arcsphere」、爆発して敵にダメージを与えると同時に、中心部に敵を吸い寄せる効果を持つ球体を放つ「Coil Horizon」、攻撃のクリティカル率を上昇させエネルギー自動回復状態になり、更に敵を倒すことで効果時間の延長を図れる代わりに、60秒の発動クールダウンを持つ「Cathode Grace」、体に電気を纏わせて範囲内の敵にダメージを与えると共に、敵を攻撃時にクリティカルヒットが発生した場合、通常の範囲を超えて放電を発生させる「Rotorswell」。更に、電気ダメージの状態異常が発生している敵の数に応じて、攻撃のクリティカル率が上昇するパッシブを持つ。 Helminthシステムでは「Coil Horizon」を抽出できる。 |
STYANAX スタイアナックス |
「STYANAXが恐れるのは戦う敵の数でなく、戦う敵がいなくなる事である。歴代の戦士はその槍と盾を手に高いダメージを与える。」 記念すべき本作50番目の実装となる男性型フレームで、モチーフとなった古代ギリシャの戦士を、そのままフレーム化したかのような姿を持つ。 素のステータスはどれも平均以上で、バランスの取れたステータスの持ち主。パッシブ能力として、現在のシールド量に応じてプライマリ武器のクリティカル率が上がる。 アビリティは、敵への誘導性と着弾地点での爆発性能を備えた槍を投げる「Axios Javelin」、9枚の盾を射出してダメージを与えつつ敵の装甲値やシールドを低下させ、更に自身のヘルスを回復させる「Tharros Strike」、雄叫びを上げて敵の注意を引きつつ味方を鼓舞し、エネルギー回復効果とキルに応じたシールド回復効果を発生させる「Rally Point」、自身の影と共に空中に飛び上がり、雨あられのように槍を投げる「Final Stand」。 Helminthシステムでは「Tharros Strike」を抽出できる。 上記の通り実装順においてはキリのいいフレームであったためか、彼が実装されたアップデート32では、期間限定でログイン者全員に完成品が配布されるキャンペーンが実施された。 名前の由来は、ギリシャ神話上におけるトロイアの王子ヘクトルの子である「アステュアナクス (Astyanax)」。 |
VORUNA ヴォルナ |
「四匹の獣、一つの心。VORUNAの忠実な狼の群れは力と隠密による連携を繰り出す。怪物的な咆哮を共にするのは復讐心に溢れた牙である。」 「人狼」をモチーフとした女性型フレーム。6つの目を持つ異形の狼を4匹従え、共に狩りを行う。 4匹の狼にはそれぞれ名前があり、彼女の4つのアビリティは狼の名を冠したものとなっている。 彼女のアビリティは全て、ボタン短押しで単発の効果、長押しでVORUNA自身に何らかのパッシブ能力を付与する効果を使い分ける仕様となっている。この関係で、通常のパッシブ能力は付与されていない。アビリティ詳細は以下の通り。 「Shroud of Dynar」: 短押し時は透明化、移動速度上昇、近接攻撃のクリティカルダメージと状態異常確率強化のバフを自身に付与する。長押しでパルクールアクション速度上昇のパッシブ能力を与える。 「Fangs of Raksh」: 短押し時は狙った敵にダメージを与えつつ、ランダムに状態異常効果を与える飛びかかり攻撃を繰り出す。長押しで状態異常耐性のパッシブ能力を与える。 「Lycath's Hunt」: 短押し時は、敵を倒した際に条件を満たすと補給用アイテムをドロップする効果を発動させる(近接キルでヘルスオーブ、ヘッドショットキルでエネルギーオーブがドロップ)。長押しで近接武器のヘビー攻撃使用時に消費されるコンボゲージ量を軽減するパッシブ能力を与える。 「Ulfrun's Descent」: 短押し時はVORUNAが四足歩行モードとなり、狙った敵に突進攻撃を放てるようになる。長押しで致命ダメージを受けた際、死を回避するパッシブ能力を与える(このパッシブのみクールダウンあり)。 Helminthシステムでは「Lycath's Hunt」を抽出できる。他のフレームに移植した場合は短押し時の効果しか発動できず、パッシブの付与は不可。さらにアイテムのドロップ率も低下する。 名前の由来は、リトアニアの神話に登場する自然の女神メデイナの異名から。一説では彼女は狼と行動を共にしていたといい、そこから着想を広げたのだろうか。 |
CITRINE シトリン |
「水晶の城塞を刮目せよ。CITRINEの結晶の力は、戦場で味方を支援する。戦闘は水晶面のきらめきを増すだけに過ぎない。」 「水晶」をモチーフとした女性型フレーム。体表にえぐり取られたような箇所があり、そこから結晶が姿を覗かせているという、見方によっては中々グロテスクなデザインが印象的。 与ダメージ能力もあるものの、どちらかと言えば味方支援能力がメイン。 パッシブ能力として、彼女の近くにいる仲間のヘルスを徐々に回復させる。 アビリティは、水晶の破片で攻撃しつつ、敵のヘルスオーブやエネルギーオーブのドロップ率を高める「Fractured Blast」、自身と味方にダメージ軽減効果を持つ水晶殻をまとわせる「Preserving Shell」、周囲の味方の状態異常攻撃を強化し、更にビームでの自動追撃を行う宝石を設置する「Prismatic Gem」、誘導性のある水晶片を放って敵を拘束し、更にその敵への攻撃のクリティカル率を上昇させる「Crystallize」。 Helminthシステムでは「Fractured Blast」を抽出できる。移植した場合はダメージとアイテムドロップ率上昇量がともに低下する。 名前の意味は「黄水晶」の英語名で、それを反映したのかデフォルトカラーは黄色が目立つ配色となっている。 |
KULLERVO クレルヴォ |
「KULLERVOは自身と皆の罪に応える。彼のダガーと近接能力は高いダメージを誇る。裏切りの力で復讐心を鎮める。」 「罪」や「裏切り」「復讐」をテーマとした男性型フレーム。全身にナイフが突き刺さった、痛々しい姿が特徴的。 近接武器を強化するアビリティを複数持ち、近接戦闘に特化したタイプ。近接武器のビルドをしっかりと構築すれば、高い火力を発揮できる。NIDUS以来久しぶりに登場した、シールドを持たないフレームでもある。 パッシブ能力により近接武器のヘビー攻撃が強化される。 アビリティは、対象へのテレポート効果を持つ特殊な近接ヘビー攻撃を仕掛け、攻撃後の短時間近接武器のクリティカル率を上昇させる「Wrathful Advance」、敵を自動攻撃し本体のヘルスを回復させるが、敵が周囲に居らず自動攻撃に失敗した場合は、逆に本体を傷つけてしまうダガーを放つ「Recompense」、敵に与えたダメージを周囲の敵にも伝播させる呪いをかける「Collective Curse」、一定範囲に大量のダガーを降り注がせる「Storm of Ukko」を備える。 Helminthシステムでは「Wrathful Advance」を抽出できる。他のフレームに移植した場合は、テレポート可能距離とクリティカル率上昇量が低下する。 名前の由来はフィンランドの叙事詩「カレワラ」の登場人物で、悲劇的な運命に囚われた男として描かれている。これに着想を得て作曲されたジャン・シベリウスの「クレルヴォ交響曲」でも有名か。 |
DAGATH ダガス |
「陰気なる悲哀の力と怒りを侮るべからず。DAGATHの悪意は大ダメージを与える。」 ハロウィーンの時期に実装された女性型フレーム。「Rakhali」という名の馬の亡霊を従え、悪意を振りまきながら戦う。 本作の作中でのハロウィーンイベントである「Naberusの夜」に関連する存在として語られ、とある人物からは、彼女に関する昔語りを聞くことができる。 モチーフは「首なし騎士」だろうか。完全に首なしというわけではないものの、ぽっかりと大穴の開いたヘルメットは、それまでのフレームデザインには無い異様なものを感じさせる。 アビリティは多数の鎌を飛ばしてダメージを与え、さらに速度を低下させる「Wyrd Scythes」、敵に破滅の宣告を与え、DAGATHの攻撃後に鎌が自動追撃を行う状態となる「Doom」、一時的に致命ダメージを回避できる状態となり、更に武器のクリティカル率を上げる「Grave Spirit」、5つに分身させたRakhaliを突進させる「Rakhali's Cavalry」を備える。攻撃アビリティにはすべて感染属性が付与されており、ダメージを伸ばしやすい。 Helminthシステムでは「Wyrd Scythes」を抽出できる。 XAKUと並び、名前の由来は不明瞭であるが… 以下、ネタバレ注意 ある人物…エントラティのGrandmotherは昔語りの中で、現在DAGATHと呼ばれているモノに実際に会ったことがあると語る。Naberusの夜のしきたりに従い、献上品を要求されたにもかかわらず渡せる物が無かったGrandmotherは、代わりに自分の名を差し出すことにした。「責め立てる鏡」を意味する「Dagath」という名を。この日を境に、「Dagath」はただの「Grandmother」となり、名無しだったそのモノは「DAGATH」となった。 |
QORVEX クォルベックス |
「Albrecht Entratiは、選ばれしオペレーターを研究所特有の危険から守るためにQORVEXを設計した。クルーシバルコアによるクラウドコントロール能力は、QORVEXの生存性を高める」 「コンクリート」と「放射線」をテーマとした男性型フレーム。とある場所に隠された研究所の守護者として設計された。 重厚な見た目のイメージに違わず、ヘルスと装甲に重きが置かれたステータス配分となっている。特に装甲値はこれまで1位だったVALKYRを抜き去る数値で、全フレーム中1位となっている。 アビリティは放射線のパルス波を放って攻撃すると同時に敵の動きを遅くさせる柱を設置する「Chyrinka Pillar」、一対の壁を召喚し敵を挟み込むように攻撃する「Containment Wall」、コンクリートで味方を守り、状態異常を防止させる「Disometric Guard」、自身のエネルギーコアからビームを放ちダメージを与え、既に放射線異常を受けている敵から連鎖反応による爆発を発生させる「Crucible Blast」を備える。 Helminthシステムでは「Chyrinka Pillar」を抽出できる。 |
DANTE ダンテ |
「知識の探求者。歴史の守り手。レベリアンの伝承への果断な探究者。Danteは味方を支援し、敵を壊滅させるために神秘の物語を構成する」 「学者」や「作家」をテーマとした男性型フレームで、独自の魔導書から編み出した秘術を武器に戦う。 ヘルスやシールド、装甲値は平均的だがエネルギー量は高く、アビリティで耐久力を補うことが可能。 パッシブ能力は「コーデックススキャンを完了した敵への攻撃時、状態異常確率が上がる」というもの。 アビリティは、セカンダリ武器を魔導書に持ち替え、秘められたエネルギーを射撃として放つ「Noctua」、味方のヘルスを割合で回復しオーバーガードを付与する「Light Verse」、前方に×を描き敵を切り裂く「Dark Verse」、そして「Light Verse」と「Dark Verse」の発動順によって変わる4種類の効果を持つ「Final Verse」を備える。 Helminthシステムでは「Dark Verse」を抽出できる。 名前の由来は『神曲』などで知られるイタリアの詩人「ダンテ・アリギエーリ」から。 |
JADE ジェイド |
「破壊を奏でる合唱の虜となれ。彼女が発する翡翠の光は、敵にとって破滅であり、仲間には温かい支援となるだろう」 「天使」や「聖歌隊」をモチーフとした女性型フレームで、天使のイメージからか翼のような装飾を持っている。 装甲値がやや低いものの、ヘルスとシールドは高水準でエネルギー量も多めとなっている。 パッシブは「オーラMODのスロットを2つ持つ」というもの。オーラMODの効果だけでなく、MOD容量の増加効果も2スロット分発揮することができるが、2つの同じオーラMODを装着することはできない。 アビリティは、敵には継続ダメージ、味方には継続回復効果をもたらす光の泉を設置する「Light's Judgment」、アビリティ威力上昇、武器のダメージ上昇、シールドの自動回復の強化という3種類の効果を使い分けられる「Symphony of Mercy」、敵に向けることで移動速度低下と装甲・シールドの減少効果、ダウンした味方に向けることで遠距離から蘇生効果を与えられる「Ophanim Eyes」、翼を広げて飛行し上空から光線で攻撃できる「Glory on High」を備える。 Helminthシステムでは「Ophanim Eyes」を抽出できる。他フレームに移植した場合、敵に対する効果のみ使用可能で蘇生効果は使えない。 名前の由来は宝石「翡翠」の英語名。 |
KOUMEI コウメイ |
「賽の乙女と運試しを行おう。KOUMEIは運命を操り大ダメージを与え生存性を高める。善良者にとって、KOUMEIは救世主であり、邪悪な心を持つものには、定めとの勝負になる」 「運命操作」を主なテーマとした女性型フレーム。 和風の要素が前面に押し出されたフレームでもあり、外見は「巫女」をモチーフとしたもの、糸を用いたアビリティは「人形浄瑠璃」から取られており、アビリティ発動時には日本語のボイスを発する。詳細の発表も本作初参加となる「東京ゲームショウ2024」にて行われた。 全体的に線が細く華奢な印象を受けるが、ヘルスと装甲値は高く、重量級のフレームにも引けを取らない数値となっている。 「運命」を占う手段ということなのか「賭博」も一つのテーマとなっており、後述のように全てのアビリティにランダム性のある要素が含まれているのが大きな特徴である。
TGS2024で行われた開発者インタビューによると、名前の由来は幸運の「幸」と運命の「命」から取られた造語らしい。 |
※並び順は実装順
オペレーター
※ストーリーの重大なネタバレ注意! (クリックで展開)
概要
クエスト「二番目の夢」をクリアすることでアクセスできるようになる、もう一つのプレイヤーキャラクターの形態。オロキンの宇宙船 Zariman Ten Zero号のVoidジャンプ事故に遭遇した子どもであり、フレームに比べて機動性や耐久力に劣るものの、Voidへの曝露で得た特異な能力で戦う。
「二番目の夢」以降のクエストで解禁されるコンテンツには、攻略にオペレーターが必須となるものも多い。フレームだけでなくこちらも育成しておきたい。
オペレーター能力の変化
オペレーターで使用できる能力は、「二番目の夢」のクリア後、「内なる紛争」のクリア後、シータスで「クイル」シンジケートと接触した後の3段階で変化してゆく。
「二番目の夢」のクリア後
この段階では、専用のゲージが満タンになった後に所定のボタンを入力することで、短時間オペレーターをミッションに呼び出し、前方にVoidエネルギーのビームを放つ「Transcendence」というプロセスを扱うことができる。
この状態では後述のフォーカス、Voidビーム共に不完全な状態であり、オペレーターとしての真価を発揮できていない状態である。
「内なる紛争」のクリア後
「内なる紛争」のクリア後は「Transcendence」が「転移 (Transference)」に置き換わり、ゲージの蓄積を待つことなくオペレーターをミッションに出現させ、自由に操作することができるようになる。加えて、以下の新たな能力を獲得する。
- Voidビームの強化
TranscendenceでのVoidビームでは倒せなかった敵を倒せるようになり、更に一部のギミックの発動もできるようになる。 - Void Mode
しゃがむことで透明化すると共に、ほとんどの攻撃を受け付けない状態となる。 - Void Sling
Void Mode中にジャンプのボタンを入力することで、透明化を保ったまま前方に素早く移動する。 - フォーカス
オペレーターが扱うことができるスキル。詳細は後述。 - 転移近接攻撃
オペレーター操作中に近接攻撃のボタンを入力することで、その場でフレームに操作を戻し近接攻撃を行う。
また、これ以降はオペレーターがフレームとは別にヘルス (体力) を持つようになり、敵の攻撃も受けるようになる。オペレーター操作中にヘルスが尽きるとフレームに操作が強制的に戻ると共に、「転移ノイズ」のデバフを受ける。
「転移ノイズ」が発生するとフレームのヘルスとシールドが上限が低下してしまう。更に、転移ノイズの期間中に再びオペレーターが倒されると、ノイズが複数蓄積する。このようにしてノイズが4つ蓄積してしまうと、フレームが強制的に死亡してしまう。
「クイル」との接触後
「クイル」と接触することで、オペレーターモードに更に以下の変更が行われる。
- 「アンプ」の獲得
アンプはVoidビーム用の増強器であり、Voidビームのステータスを強化すると共に、装着したアンプに応じて射撃形態を大幅に変更することができる。詳細は後述。 - Voidビーム専用のエネルギーゲージの追加
クイル接触前はVoidビームと他のVoidアビリティ (Void Mode、Void Sling、各種フォーカスのスキル) には同じエネルギーゲージを使用するが、接触に伴いVoidビームのエネルギーゲージが独立したものとなる。これにより、Voidビームと他のアクションの併用が容易となる。
オペレーターの強化要素
オペレーターの強化は、主に「オペレーター用アルケイン」、「フォーカス」、「アンプとアンプ用アルケイン」の育成によって行うことができる。
オペレーター用アルケイン
オペレーターはフレームとは異なり、MODを搭載することはできない。代わりにオペレーター用の効果を持つアルケインを2種類まで搭載することができ、強化手段の1つとなる。
オペレーター用アルケインは「クイル」と「Vox Solaris」に加え、「ホールドファスト」の各シンジケートで地位ポイントと引き換え入手できる。
フォーカス
フォーカスはオペレーター専用のスキルの体系で、専用の「フォーカスポイント」を消費することでスキルをアンロックすることができる。
フォーカスの流派
フォーカスには、5つの流派 (Tenno Schools) が存在しており、同時に1つの流派のスキルのみ有効化可能 (クロスフォーカスは除く)となっている。また、フォーカスポイントの獲得量は流派ごとに個別に管理される。
- 流派一覧
- Madurai
「敵と交戦する」戒律を追及する流派。射撃のダメージを強化するスキルを多くそろえており、条件が揃えば圧倒的な火力を発揮できる。
クロスフォーカスではVoidビーム用のエネルギーの最大量と回復速度を強化できる。 - Naramon
「敵を知る」戒律を追求する流派。フレームの近接武器を強化するスキルが多いのが特徴で、特にコンボカウンターの維持を容易にするスキルの存在により、コンボが重要な近接ビルドで大きな効果を発揮する。
クロスフォーカスではオペレーターの移動速度とVoid Slingの突進距離を強化できる。 - Unairu
「敵より長く耐久する」戒律を追求する流派。単に防御力を高めるだけではなく、相手の防御を削いだり、万が一倒されてしまった場合にもオペレーターモードで敵を一定数倒すことで自己復活できるスキルを備えた、攻防一体の流派。
クロスフォーカスでは先述の自己復活スキルと、その発動中にオペレーターのダメージを強化するスキルを他の流派でも扱えるようにする。 - Vazarin
「敵を迎撃する」戒律を追及する流派。様々な手段でのヘルス回復やバリアの展開、蘇生の高速化といったスキルを備えた、生存性特化の流派。
クロスフォーカスではオペレーターのヘルスと装甲値、自動回復能力を強化できる。 - Zenurik
「敵より優位を占める」戒律を追求する流派。アビリティ用エネルギーを回復するスキルと敵を減速・武装解除するクラウドコントロールスキルを備えている。特にエネルギー回復のスキルでフレームのエネルギー管理をかなり楽にすることができるため、最初に育成するとよい流派として挙げられることも多い。
クロスフォーカスではVoidアビリティ用のエネルギーの最大量と回復速度を強化できる。
- Madurai
- クロスフォーカス
各流派ごとに2つずつ設定された特殊なスキルで、スキルのランクを最大まで強化し、特定のアイテムを消費することで、他の流派の有効化中にも使用できるようになるというものである。
主に、オペレーターの基礎能力を底上げする効果が設定されている。
フォーカスポイントの獲得
- 「フォーカスレンズ」の使用
フォーカスレンズはランク30になった装備品に使用することができるアイテムで、その装備の余剰アフィニティをフォーカスポイントに変換する。
レンズには流派の名前が入っており、一つのレンズからは一つの流派のポイントのみを獲得できる (例: 「Zenurikレンズ」からはZenurik用のポイントのみを獲得できる)。 - 「コンバージェンス」の利用
フォーカスレンズを装着した装備ミッションに持ち込むと、時折黄色く輝くエネルギーが出現することがある。これに接触すると「コンバージェンス」のバフを獲得し、その後の一定時間フォーカスレンズによるポイント獲得量が増えると共に、現在有効化している流派に5000のポイントが入る (「レンズを装着している流派」ではないことに注意)。 - 一部の特殊な敵を倒す
Zarimanに出現する「スラックス・センチュリオン」「スラックス・レガトス」や「Voidの天使」といった特殊な敵を倒すと、現在有効化している流派に一定量のポイントが入る。
アンプ
アンプはVoidビームを強化する増強器で、先述の通りこれを入手することで、Voidビーム専用のエネルギーゲージが出現する。
クイルに接触するとまず、初期装備のアンプである「Moteアンプ」を入手できる。これは最低限の性能しか持たず、オペレーターが必須となるようなコンテンツの攻略では力不足になりがちである。
早急に後述のパーツ組み立て式のアンプへの乗り換えを目指そう。
組み立て式アンプ
Moteアンプ以外の主要なアンプは、以下の3つのパーツから成り立っている。
個別のパーツの設計図はファウンドリで製造するが、最終的な組み立ては「クイル」か「Vox Solaris」シンジケートで行うことになるので注意。
- プリズム
プライマリ射撃のステータスと射撃形態に関わるパーツ。 - スカフォード
セカンダリ射撃のステータスと射撃形態に関わるパーツ - ブレース
射撃形態には関わらないものの、エネルギー容量や回復速度、クリティカル率や状態異常率などのステータスに関わるパーツ。
パーツの種類は、それぞれのパーツごとに7種類ずつ用意されており、「クイル」および「Vox Solaris」シンジケートの地位ポイントで購入できる。
アンプ用アルケイン
オペレーター本体と同じく、アンプにはMODを一切搭載できず専用のアルケインを用いて強化することができる。
アンプのアルケインスロットは、初期では1つだけ利用可能だが、後に2つ目のスロットを利用可能となる。ただし2つ目のスロットの開放には特定のアイテムが必要となる。
戦闘用乗り物
宇宙空間やランドスケープ、エンペリアンといった、特殊なミッションで利用できる戦闘用の乗り物。2024年8月現在では「K-ドライブ (K-Drive)」「ケイス (Kaithe)」、「アークウイング (Archwing)」、「レールジャック (Railjack)」「ネクロメカ (Necramech)」の5種類が存在する。特に後者3つは、搭乗中にはフレームとは異なる専用のアビリティが使えるようになるため、単なる移動手段というよりは「フレームとはまた異なる、乗り物という形をとったプレイヤーキャラ」とでもいうべき側面がある。
K-ドライブ
行えることは現実のスケートボードに近く、単に走行する他に、ジャンプ中に特殊な操作を行うことで「トリック」を決められ、それに応じたスコアを「ベントキッド」シンジケートの地位ポイントとして得られる。また搭乗中にはセカンダリ武器を使用して攻撃が可能。
またオーブ峡谷とカンビオン荒地では「K-ドライブレース」が存在し、タイムアタックに挑むことが出来る。
入手方法としては、オーブ峡谷ミッションのチュートリアルクエストをクリアすることで、まず量産品K-ドライブが利用可能となる。加えて、「ベントキッド」シンジケートでの地位を高めてパーツを組み立てることで、オリジナルのK-ドライブの作成を行える。また、カンビオン荒地にのみ生息する大型の羽虫「ベロシポッド」は、背後から忍び寄って背中に飛び乗ることで、K-ドライブと同様の操作が可能。
他の乗り物と違い、基本的にはK-ドライブ自体にはアビリティや攻撃能力は無く(MODで多少の攻撃能力を追加することは可能)、戦闘能力に関しては搭乗者のセカンダリ武器に依存する。また地上すれすれを滑走する都合上、アークウイングに比べ段差や起伏に弱く、段差に高速で衝突した場合は振り落とされて大きなタイムロスとなるリスクがあることなどから、移動手段としてはあまり使われていないのが現状である。
ケイス
デュヴィリで飼育されている馬に似た生物。地上を走ることはもちろん、天馬のような翼を持ち、空を飛ぶこともできる。
最初は移動に使えるだけだが、漂流者用性能値の「騎乗」のランクを上げていくと、飛び上がって踏みつけ攻撃を放つ「蹄の踏み付け」と、下馬する際にオーバーガードを得る「手堅い下馬」という2つのアビリティを使用できるようになる。
また、同じく「騎乗」のランクを上げていくと他のランドスケープでも呼び出すことができるようになる。
アークウイング
アップデート15で追加された、個人用の水中 / 宇宙空間用機動装置。略して「AW」とも呼ばれる。使用時はフレームの背中に装着するため、名前通りあたかも翼が生えたかのような姿になる。またフレーム本体とは切り離された、独自のステータスとアビリティを備える (そのため装着中はフレーム本体のステータスが参照されず、フレームアビリティも使用不可)。
アークウイングを装備することで、巨大な宇宙船では侵入が難しい小惑星帯や敵艦心臓部などにおいて、それらに依存しない戦闘が可能となる。また、アークウイングランチャーモジュールというアイテムをクランのDOJOで研究・作成することで「アークウイングランチャー」というギアアイテムが解禁され、ランドスケープミッションでの飛行移動アイテムとしても利用可能となる。ランドスケープでも各種アークウイングアビリティは使用可能だが、効果範囲等はランドスケープ用に調整されたものとなる。
現時点で実装されているのは下記の4種。
ODONATA オドナタ ★ |
アークウイングの入手クエストで、最初に入手できるアークウイング。アビリティとしては、高熱のエネルギーシールド「Energy Shell」による防御や敵追尾弾のかく乱するフレアを撃ちだす「Disarray」による回避、ホーミングミサイル「Seeking Fire」による攻撃に広範囲クラウドコントロール「Repel」がバランスよく搭載されている。ステータスも尖った数値がなく、初心者にも扱いやすい機体となっている。まずはこれでアークウイングに慣れると良いだろう。 名前は英語で「トンボ目」を意味する。 |
ELYTRON エリトロン |
ヘルスやシールド値が高い代わりに、航行速度が少し遅めな重量級のアークウイング。 アビリティは遠隔起爆が可能な爆弾を射出する「Bloomer」や指定地点に連続で大爆発を発生させる「Thumper」、照準操作によって手動誘導が可能なミサイルを放つ「Warhead」といった爆発物を利用した攻撃がメインだが、高熱の排気を散布することで敵の発射物を打ち消す「Core Vent」により、かく乱も可能。 ただし、現状では中盤まではともかく、高レベルの敵のインフレしたステータスに対しては火力が追い付いていない状態が続いており、リワークが待たれる機体となっている。 名前の意味は、甲虫などが持つ硬い前翅である「鞘翅 (さやばね)」。 |
ITZAL イツァル |
アークウイング中最速の航行速度を持つが、ヘルスやシールド値は最も低い。フックショットの射出による高速移動を行う「Arch Line」や、その場で透明化する「Penumbra」、アイテムや敵を吸引するフィールドを生み出す「Cosmic Crush」、共に戦う戦闘ドローンを呼び出す「Fighter Escort」といった、アビリティを駆使した搦め手と機動力で本体の脆さをカバーする、隠密型のアークウイング。 透明化とアイテム吸引が非常に便利であり、アークウイングミッションでのファーミングにはよく利用される機体。 名前はバスク語で「影」を意味する。 |
AMESHA アメーシャ |
敵攻撃を一定回数無効化する「Watchful Swarm」や、敵の攻撃を味方の回復効果に転換する「Benevolent Decoy」、範囲内の味方の状態異常を防ぎ、敵には減速デバフを与える「Warding Grace」、味方のアビリティ威力を高めると共に被ダメージをエネルギーに変換する状態になる「Vengeful Rush」といったアビリティを持つ、支援特化のアークウイング。 装甲値は全アークウィング中第1位、ヘルスと航行速度も第2位である一方、シールド値はITZALと並ぶ最下位と、ややいびつなステータス配分の持ち主。 アビリティにより無敵状態になれることから、高レベルのアークウイングミッションはもとより、敵からの攻撃が桁違いに重く激しいエンペリアンでも人気の機体。 名前の由来はゾロアスター教の神である「Amesha Spenta (アムシャ・スプンタ)」からか。 |
レールジャック
オロキン帝国の時代に存在した大型宇宙戦艦を、セファロン・Cyの協力を得て再建したもの。いくつかのテンノリレーやクランのDOJO内で利用できる「乾ドック」を訪ね、特定のクエストをクリアすることで利用可能となる。
「エンペリアン」におけるテンノ側の母艦となる存在であり、同ミッションの要。レールジャックが破壊されることでエンペリアンミッションは失敗となる。
レールジャックの設備
テンノのオービターと比べてもかなり巨大であり、以下のような様々な設備を搭載する。
- タレット
機首、艦上部、下部の計3か所に搭載される小型兵装。艦上部と下部のタレットはまとめて「回転タレット」と呼ばれ、構造上は分かれているもののシステム上は同じものを装備することになる (逆に機首タレットと回転タレットは違うものにしなければならない)。
特に機首タレットは艦の前方に位置するために下記の「前方重砲」と混同されることもあるが、タレットは主に敵小型戦闘機の撃墜用で、大型兵員輸送船である「クルーシップ」に対しては小ダメージの蓄積こそ可能なものの、致命傷を与えて破壊することはできない。
タレットの発射には弾薬を必要としない代わりに、発射するたびに熱が発生し、熱の蓄積が最大限に達してしまうと過熱状態となり一定時間発射できなくなる。
タレットには乾ドック内の研究コンソールで研究できる「シグマ」、各エンペリアンミッションで落ちる残骸を修理することで得られる「ゼットキ」「ビダール」「ラバン」の計4種類のメーカーが存在し、同じ装備でもメーカーによって性能が異なる。
また、同じメーカーのもの同士を合成する「バレンス・フュージョン」という操作を行うことで基礎性能の強化が可能 (上限あり) 。
現状では以下の9種類が実装されている。- アポック (Apoc)
クリティカル性能が高い実弾をフルオート発射する機関砲。レールジャック入手時に最初から所持しているタレットの1つ。素直な性能だが弾速が遅い上、真価を発揮させるにはタレット関連のMODや性能値ランクが必要になるなど大器晩成型。 - カルシノックス (Carcinnox)
アポックと同様のフルオート武器だが、そちらに比べ連射力と状態異常率が高い代わりに一撃当たりのダメージとクリティカル性能は低い。最大の特徴は発射するものが毒素ヘドロである点で、これによる毒の状態異常は敵機の同士討ちを引き起こす。 - クライオフォン (Cryophon)
冷気エネルギー弾を放つ冷却波動砲。単発のダメージはピカイチであるが発射速度が非常に低く、システム上はフルオートながらほぼセミオート武器のような使い心地。加熱蓄積量も異様に高く、無強化だと4発も発射すれば過熱状態に入ってしまう。 - パルサー (Pulsar)
電撃弾を3点バーストで放つ電子パルス砲。レールジャックタレットの中では精度が高く、弾速が無い即着弾仕様の武器であるのが利点だが、その分正確なエイムが必要になる。 - フォトール (Photor)
高熱のレーザーを照射するフォトンランス。クリティカルと状態異常率はどちらもそこそこといった数値だが、パルサーと同様に精度が高く、発射するビームは敵機体を貫通する特性を持つ。 - グラジオ (Glazio)
つららのような尖った氷弾を射出する氷結ドライバー。非常に高いクリティカル性能と状態異常率を両立した性能を持つが、発射速度はクライオフォンの次に低い。 - レイス (Laith)
レールジャックタレットとしては初の散弾式兵器。性能はクリティカル重視型で、状態異常率は低め。 - タリン (Talyn)
高熱のレーザーを連射するレーザーキャノン。高精度かつ状態異常率が高く、いわゆるスピンアップがあり連続発射に応じて発射速度が上がっていくが、その分加熱蓄積も速くなる。 - ヴォルト (Vort)
水平に広い判定を持つ特殊な電撃弾を発射する電子パルス射出装置。パルサーとは異なりフルオートかつ1発あたりの威力が高いが、即着弾ではない。
- アポック (Apoc)
- 前方重砲
操縦席のやや後ろに位置する専用の銃座から利用できる。タレットに比べ破壊力の高いエネルギー弾を打ち出すレールジャックの主砲と言える武器だが、発射のためのチャージに非常に時間がかかる。タレットと違いクルーシップを破壊することが可能なので、もっぱらレールジャックから降りずにクルーシップを処理するために使うことになる。
前方重砲の発射には「ドームチャージ」を消費する。
- オードナンス
レールジャックのサブウェポンとなる特殊兵器。オードナンスとして利用できる武器は、敵を自動追尾し、近くの敵にも連鎖して攻撃できる高熱のレーザーを放つ「ガルバルク」、ホーミングミサイルを単発発射する「タイコ・シーカー」、直進する非追尾式のロケット弾を大量発射する「ミラチ」の3種類。
オードナンスの発射には「ミュニション」を消費する。
- アークウイング スリングショット
アークウイングを装着したテンノを、砲弾のように勢いよく発射する装置。レールジャック上部に取り付けられており、専用のハッチから入るか、宇宙空間に出たテンノが直接自身を「装填」することで利用できる。
利用には銃砲性能値のランク3を開放することが必要。
発射後のテンノは一定時間無敵状態になる他、クルーシップに命中させることでそのまま艦内に突入することが可能。また、発射にあたって特にリソースは消費しない。
- 星系マップ
ミッション地点を選択するためのマップ。なお、エンペリアンでは通常ミッションと異なり、ミッション完了後に脱出地点が出現することは無い。帰る場合は、星系マップから手動で乾ドックを選択する必要がある。
- フォージ
簡易生産設備。素材を消費して、オムニによる船内の損傷修理に利用する「リボライト」、フレームアビリティ及び戦闘アビオニックの発動に必要な「エネルギー」、オードナンスの利用に必要な「ミュニション」、前方重砲の利用に必要な「ドームチャージ」の生産及びレールジャック船体の耐久値回復を行えるが、この際利用できる素材はそのミッション中に獲得したもののみである。
使用後は一定時間のクールダウンが発生するため、連続使用は不可。計画的に利用しよう。
レールジャックのカスタマイズ
レールジャックは、「構成パーツ(4種類)」「プレクサス」「性能値」によって性能のカスタマイズを行える他、外装の色や艦名などの、外観部分もカスタマイズ可能。
また指揮の性能値ランクを上げていけば、最大3人のNPCクルーを雇い、役割を割り当てることが可能。
- 構成部品
文字通りのレールジャックを構成する部品。以下の4種類があり、それぞれ異なった性能に影響を与える。またタレットと同様にシグマ、ゼットキ、ラバン、ビダールの4メーカーによる異なった性能のものが存在している。バレンス・フュージョンによる強化も可能。
- プレクサス
レールジャック専用の特殊なMODシステム。プレクサスにレールジャック専用MODを搭載することで自分の所持するレールジャックはもちろんのこと、他人のレールジャックにゲスト搭乗している際にも効果が発揮される。
アップデート29.10.0よりも前は「アビオニック」という独自の強化システムであったが、これはホストプレイヤーによるアビオニックの強化度合を搭乗者全員が共有するシステムであったためにホストの負担が大きく、現在のシステムに置き換えられた。
レールジャック専用MODには「統合」「戦闘」「戦術」の3区分があり、搭載できるスロットもそれぞれ異なっている。
- 統合MOD
主にレールジャック本体や搭載兵装のステータスを強化する機能を持つレールジャックMOD。通常のMODの他、フレームのものと同様にMODキャパシティを増やすレールジャックオーラMODも存在する。レールジャックMODの中ではこの統合MODにのみコストが設定されており、フォーマによる極性付与が行えるのも統合MOD用のスロットのみである。 - 戦闘MOD
フレームでいうアビリティに相当する。レールジャックそのものは一種類しかない関係上、この戦闘MODを入れ替えることで使用できるアビリティを交換することになる。
フレームと同様にエネルギーを消費して効果を発動することで、兵装による銃撃とはまた異なった特殊な攻撃行動を行える。コストは存在しない代わりに内部でさらに「防御」「攻撃」「スーパー」の3種類に細分されており、それぞれ1種類ずつしか装備できないという制約がある (例: 「攻撃」区分である「Particle Ram」と「Shatter Burst」は同時に装備できない等)。 - 戦術MOD
発動することで戦闘補助効果を生み出すレールジャックMOD。発動時にエネルギーを消費しない代わりに、使用後はクールダウンが発生する。また戦闘MODと同様に「防御」「攻撃」「スーパー」に細分されている。戦術MODの細分はアビオニック時代には存在しておらず、現在では不可となったMODの組み合わせがあるため要注意。
- 統合MOD
- レールジャック性能値
性能値という名前ではあるが、レールジャック本体の性能というよりは、搭乗員であるテンノのレールジャックに対する熟練度を示すものに近い。内部システム上でも、レールジャックに対してではなくプレイヤー自身に紐づけられており、性能値によって開放したスキルは、自身のものでなく他人のレールジャックにゲストとして搭乗した場合でも有効となる。
内容としては、いわゆるスキルポイントシステムに近い。エンペリアンに出撃することで得られる「性能値」をスキル項目に振り分け、新たなスキルを開放していく仕組みである。各項目の最大ランクは「10」。
スキル項目の詳細は以下の通り。- 策略
専用の船内マップの表示やファストトラベルによる高速移動、ネクロメカの召喚・展開など、主に立ち回りを補助するスキルを開放する。特にランク4で開放される、レールジャック船外にいる時にワープでレールジャック内に戻れるようになる「帰還ワープ」は、形勢不利時の撤退手段やレールジャックに致命的な問題が発生した場合の高速帰還手段としてももちろんのこと、船外で移動不可になるバグの対策にもなるため、基本的にはどのようなプレイスタイルでも重要視される。特段の理由が無ければ、ランク4までは優先的に振っておくといいだろう。 - 操縦
エンジンブーストによる加速や敵の追尾弾を追跡を振り切る特殊機動のような、高度な操縦アクションや操縦を快適化させるスキルを開放する。序盤はレールジャック自体の脆さにより、無暗にレールジャックで戦闘を行うと返り討ちに遭う恐れがあるために優先度は低いが、レールジャックの装備が充実してくる終盤では役立つ。 - 銃砲
レールジャックに搭載された兵装やテンノの所持するアークウイング、ネクロメカの武装を強化するスキルを開放する。この項目のスキルはレールジャックの戦闘能力に大きく寄与するものばかりであるため、それなりの優先度で振っておきたい。 - 技術
船体損傷修理の高速化や、フォージにおける各リソース生産の効率化といった、補給面と態勢立て直しを補助するスキルを開放する。ランク1の修理高速化は多くの場面で役立つため、とりあえず振っておきたい。加えて、終盤ではレールジャック自身の兵装や戦闘MODの重要度が高まるため、それらを効率化するこの項目は役立つだろう。 - 指揮
NPCレールジャッククルーに関連するスキルを開放する。候補人員はフォーチュナーにいるTickerから紹介してもらうことができ、雇用料の支払いもTickerを介して行う。
スキルの開放を進めていくと雇用したクルーに訓練を施してさらに能力強化させたり、転向させたクバ・リッチ / Parvos シスターをクルーとして採用することや、待機状態にさせている1名のクルー限定でレールジャック以外のミッションに呼び出すことも可能となる。
言わずもがな、ソロプレイでエンペリアンに挑む場合に大きな助けとなる項目である。ソロでなくとも分隊メンバーが4人未満の場合は、補充としてクルーが入ってくれる。
余談だが、この項目はレールジャック自体の実装からかなり遅れての実装となっており、長期間技術性能値の隣に項目名だけ存在する状態であった。
- 策略
ネクロメカ
かつてオロキン帝国において、古の大戦の最中に開発が行われた二足歩行兵器。Warframeの前身となるものであったようだが、そちらほど洗練されていなかったためか古の大戦中には本格的な運用に至らなかったようである。その後、大戦による混乱や開発元のエントラティ家の拠点が存在するダイモスの消失により、その技術は長らく失われたものと考えられていたが、ダイモスが再転位を果たし、再び星系上に現れたことで、テンノがこれを利用することが可能となった。
作中では「強力だが粗削りである」という趣旨の記述が見られる。それを反映してか、フレームと比べると機動性やアクションの自由度、柔軟性が低いものの、より高いヘルス・シールド・装甲値と攻撃力、強力なアビリティを備えている。またフレームに比べMOD用のスロット数が多く、それに合わせて最大ランクを「40」まで上げることができる仕組みが導入されている。
ネクロメカの製作は、共通して「損傷したネクロメカのパーツ」を修復することで行う。損傷パーツは「隔離庫」依頼に登場する敵対ネクロメカがドロップするため、入手のためにはこれを倒さなければならない。
現状では以下の2種類が実装されている。実装当初はランドスケープでのみ利用可能だったが、現在はエンペリアンや、ルアにある特殊な耐久ミッションなど、いくつかのミッションでも展開が可能となっている。
VOIDRIG ヴォイドリグ |
最初に実装されたネクロメカで、ダイモスの実装当時は唯一のネクロメカでもあった。カンビオン荒地のチュートリアルクエストでも、これを操作するシーンが存在する。 最初のネクロメカだけあって、バランスの取れた能力を持つ。搭載アビリティは、空中で撃ち落とすことで周囲一帯を炎上させる効果と、撃ち落とさずに地面に着弾させることで周囲の敵の移動速度を低下させる効果を併せ持つ薬液入りの容器を投げつける「Necraweb」、ダメージを一定量カットすると共に、攻撃してきた敵に反射ダメージを浴びせる電磁バリアをまとう「Storm Shroud」、前方に大量の地雷をばら撒く「Gravemines」、その場で動きを止め固定砲台化し、非常に高いダメージを持つ弾を連射できるようになる「Guard Mode」。 |
BONEWIDOW ボーンウィドウ |
アルカナ隔離庫と同時に実装された第二のネクロメカ。エントラティ家の女家長への敬意を表して生み出されたという。 VOIDRIGと比べると近接戦闘を重視したタイプで、シールド値とエネルギー値がVOIDRIGより低いが、ヘルスと装甲はVOIDRIGよりも高くなっている。 搭載アビリティは、敵を左腕に串刺しにしてヘルスを吸収し、更にその敵を投げつけることにより他の敵を攻撃する「Meathook」、巨大の盾を前方に掲げて敵の攻撃を防ぐと共に、盾で受け止めたダメージを敵に反射させる「Shield Maiden」、自身の周囲をエネルギー壁で薙ぎ払い、命中した敵へのダメージを増加させると共に、機体前方へと強制移動させる「Firing Line」、巨大な剣を取り出し独自の格闘攻撃を放つ「Exalted Ironbride」。 |
武器
Warframe の武器には、メインウェポンとなる大型の銃器である「プライマリ」、サイドアームとなる小型の銃器「セカンダリ」、いつでも使用できる「近接武器」、ハッキングおよび弱った敵へのとどめに使用する暗器「Parazon」、主にアークウイング専用のミッションで使用できる「アークウイングガン」、「アークウイング近接」の6種類がある。プライマリとセカンダリでは使用する弾薬が異なり、さらにプライマリ内でもいくつかの弾薬の種類が設定されている。
更にランドスケープマップの攻略を進めていくと、いくつかのパーツを組み合わせて独自の性能の武器を生み出せる「モジュラー武器」システムの利用が可能となる。
加えて、一部のフレームのアビリティには、特有の武器を召喚して持ち替え、強力な攻撃を行うというものが存在する。こうした武器はその利用方法から「召喚武器」「持ち替え武器」、代表的なアビリティであるEXCALIBURの「Exalted Blade」になぞらえ「Exalted Weapon」などと呼ばれる。これらの召喚武器も、内部システム上は上記6種類のいずれかに分類され、該当武器種のMODによって強化が可能。
アップデート 31.5以降は「インカーノン武器」という特殊な武器群が実装されている。
これは一定の条件を満たした状態で特定のアクションを取ることで、「インカーノン・フォーム」という別形態に変化するという特徴を持つほか、課題をクリアすることで開放できる、MODとは別枠の強化を内蔵している。
インカーノン武器は主にストーリー後半で解禁されるコンテンツの報酬として入手を狙えるほか、デュヴィリのサーキットモードを鋼の道のりでクリアしていくと、一部の既存の武器を後天的にインカーノン化できる「インカーノン・ジェネシス アダプター」を入手できる。
フレームと同様、武器にもPrimeバージョンが存在するものがあり、レリックの開封やトレードでパーツと設計図を入手できる。あくまでステータスの違いにとどまっているPrimeフレームと異なり、武器のPrimeバージョンは元の武器にはない特殊効果が追加されていたり、射撃モードが変更されているなどして、元武器と全く違う使い勝手になっているものもある。そのため、単純な上位互換品とは言い切れない場合がある。
プライマリ
プライマリはいくつかの種類に分かれている。以下では、ソーティーの武器種制限ミッションでの区分に従い4種類に分けて記述している。なお、かつては使用する弾薬が3種類に分かれていたが、現在では紫の「プライマリ弾薬」に統一されている。復帰プレイヤーは注意。
基本的に両手で持って使用する武器であるため、エネルギーセルの運搬中など、片手がふさがっている状況では使用できない。
アサルトライフル
オーソドックスなタイプの銃はフルオート、セミオート、バーストの区別問わず、だいたいこれに分類される。その他、爆発物やロケット弾などを発射する「ランチャー武器」、射撃ボタンを押し続けることでビームや炎を絶え間なく照射する「照射武器」、槍と一体化しており、武器自体を投擲できる「スピアガン」などもこれに分類されるため、プライマリの中では武器数が多い区分となっている。
ショットガン
現実のショットガンと同様に散弾を発射するものが多いが、複数のビームを照射するという形式の「照射ショットガン」も存在。
スナイパーライフル
スナイパーライフルだけあってどの武器もオリジナルデザインのスコープを利用可能。エネルギー弾や爆発性のある弾を発射できる変わり種も存在する。
ボウ
矢を発射できる弓とボルトを発射できるクロスボウを含むカテゴリ。無音の武器がとても多いが、爆発性の矢を発射する変わり種などはしっかり音を発してしまう。
セカンダリ
片手だけに持つシングル銃と、両手に装備するアキンボスタイルの銃がある。シングル・アキンボにかかわらず、片手にエネルギーセルなどを持っていても使用可能。オーソドックスなスタイルの銃の他、照射武器、武器自体を投擲する手裏剣・クナイなどの「スローイングダガー」、セカンダリ版ショットガンの「ハンドキャノン」、爆発物を放つランチャー武器など、プライマリに負けず劣らずの種類がある。
プライマリと異なりサービス開始時から使用する弾薬の区分はなく、全て赤色の「ピストル弾薬」で統一されている。
ソーティーの武器制限ミッションにおいては全て「ピストル」として扱われるので、「ピストルのみ」という制限にはセカンダリでありさえすればどのような種類の武器も持ち込みできる。
近接武器
弾薬補給を必要としない近接武器。Warframe の武器の中でも特に種類が豊富で、ソードやデュアルソード、カタナなどの扱いやすい武器からハンマー、ヘビーブレードなどの一撃の重さを重視した武器、ガントレットやクロウ、ヌンチャクなどの手数重視の超近距離用武器、スタッフやポールアームなどのリーチの広い武器、ブーメランやガンブレードなどの近接武器でありながら遠距離攻撃が可能な武器まで、幅広く取り揃えられている。またMODの項にもあるように、スタンスMOD を装着することで、攻撃のモーションや近接コンボを変更することができる。
ソーティーではセカンダリと同様に「近接」というくくりでしか制限がかけられていないので、近接武器ならどのような武器種でも持ち込める。
モジュラー武器
いくつかのパーツから、独自のカスタム武器を組み立てることができるシステム。「クラフト武器」とも呼ばれる。
シータスのHokが取り扱う近接武器タイプの「Zaw」と、フォーチュナーのRude ZuudおよびネクロリスクのFatherが取り扱うプライマリ・セカンダリタイプの「Kitgun」が存在する。
Parazon
Warframe の右手に仕込まれた、小型のナイフのような装置。端末に突き刺すことでハッキングを行うことができる。ハッキングの際は、端末が設置されているマップの種類に応じたミニゲームが挿入され、これをクリアすることでハッキング成功となる。
また、弱った敵に対して「Mercy」と呼ばれるとどめの一撃を指す際にも使用される。クバ・リッチとの戦いでは、これが重要となる。
アークウイングガン
宇宙空間で行われる、アークウィングミッションで使用できる大型の銃器。宇宙空間で使用する場合、自動給弾機能が発揮され、撃っていない間に弾薬が自動で回復する。
更に以下の方法によって、地上のミッションでも利用することができる。その場合、プライマリよりも更に高いダメージ出力を出せる「重武器」という扱いになる。
- ネクロメカに搭載する
ネクロメカ用の銃器にはアークウイングガンを使用する。アップデート29.6よりも前のバージョンでは、ネクロメカに搭載するにあたってはMOD容量を2倍化するオロキンカタリストに加え、「グラビマグ」という装置の装着が必要であったが、それ以降は装備するのに特に条件は無くなった。
ネクロメカに搭載する場合は、引き続き自動給弾も行われる。現状ではネクロメカの呼び出しが行える場所の都合上、ランドスケープやエンペリアンなど、一部の限られたミッションのみ可能な方法である。 - 「アークウイングガン展開装置」の使用
プロフィット・テイカー オーブに関する一連のミッションをクリアすることで得られる「アークウイングガン展開装置」を利用すれば、通常ミッションも含めたあらゆるミッションでアークウイングガンを呼び出すことが可能となる。ただしこの方法を用いる場合、アップデート29.6以降のバージョンでもグラビマグの装着が必要である。また、この使い方では自動給弾機能が発揮されず専用の「重弾薬」の補給が必要になるほか、あまりの重さのために壁張り付きが不可能になるなど、一部アクションが制限される。
アークウイング近接
アークウイングミッションで使用できる大型の近接武器。攻撃時に範囲内の敵を自動で追尾する機能がついているが、勢いよくすっ飛ぶために敵を通り越してしまったり、障害物に衝突する場合もある。
アークウイングガンと異なり、現状では地上ミッションで使用することはできない。
Prime装備品の入手について
Prime装備品のパーツは「Voidレリック」というアイテムを消費することで入手できるのだが、ゲーム内では全てのPrimeパーツを常時レリックから入手できるわけではない。
現在、ゲームには100種類を超えるPrime装備が実装されており、これらを全てレリックから入手可能な状態にするとドロップテーブルが過密化してしまい、目当ての装備の入手が著しく困難になる。
そこで、Prime Vaultと呼ばれる、その装備のパーツを含むレリックがドロップテーブルから除外される措置が取られた装備群が設定されている。これにより、新規のPrime装備が実装されると同時に、その時点で最も実装日の古いPrime装備が順次、Prime Vaultに格納されるというサイクルが繰り返され、ドロップテーブルの過密化を防止している。
Prime Vaultに格納された装備品は恒久的に入手できなくなるというわけではなく、下記のような入手手段がある。
- 格納前に入手したレリックの使用
Prime Vaultへの格納時は、あくまでドロップテーブルから除外されるだけで、既に入手したレリックが没収されることはない。したがって入手済みのレリックからは、格納済みPrimeパーツを入手できる可能性がある。 - トレード
1と同様に既に入手したPrimeパーツが没収されることはないため、パーツを持っているプレイヤーが居れば、トレードで入手することができる。 - Prime Vault開放
一定期間ごとに開催されるイベント。このイベント期間中、事前に告知されたPrime装備のパーツを含むレリックを、特定のミッションで入手できるようになる。
→下記のPrime Resurgenceが常時開催されるようになったため、このプログラムは現在では廃止。
- Prime Resurgence
Prime Vaultに格納される装備品が増加してきたことに伴い、新たに設定された入手プログラム。
このプログラムでは、まずVoidでのミッションやランドスケープの依頼報酬として「アヤ」という専用通貨を入手する。これを火星にあるMarooのバザーに滞在する「Varzia」に支払うことで、Vault格納済み装備品のパーツを含むレリックを購入できる。また「リーガル・アヤ」という、Prime Resurgence専用の課金通貨も存在。こちらを支払うと、Prime装備の完成品を購入可能。
2021年11月17日から2022年1月26日にかけてテスト開催が行われた。この際は、1週間ごとに入手可能な装備品の種類が変わるという形式であった。
その後、2022年9月より常設プログラムとして本実装された。本実装後は、入手可能装備品のサイクルは1ヶ月ごとに改められている。
オービターとランディングクラフト
オービター
オービターは、テンノの所有する個人用宇宙船を指す。単に移動用として使用するのみならず、内部には下記のような、テンノにとって非常に重要な設備の数々を備えており、テンノにとっても、プレイヤーにとっても無くてはならないものと言えるだろう。
オービターの機能はいくつかの「セグメント」ごとに分かれており、利用時は該当のセグメントの前で所定のキーを押す必要がある。
- 星系マップ
太陽系の惑星が表示されるマップ。ここから受注するミッションを選択する。 - コーデックス
ゲーム内の様々な情報 (クエスト、Warframeと武器、敵とオブジェクトなど) を閲覧できるセグメント。敵とオブジェクトの情報を開示するには、コーデックススキャナーという装置で該当のものを規定回数スキャンする必要がある。 - マーケット
様々なアイテムを販売しているゲーム内マーケットにアクセスできる。購入には、クレジット (通常のゲーム内通貨) またはプラチナ (課金で得られる通貨) が必要。 - アーセナル
Warframeや武器の装備選択、MODによるアップグレード、外装 (スキンの適用や配色の指定など) の変更などを行うセグメント。 - ファウンドリ
入手した設計図と素材、クレジットを消費して、装備品やアイテムを製作するためのセグメント。基本的にここでアイテムを作る場合、完成までにはある程度の時間がかかる。
また、多くの装備品には所持上限数が設定されている関係上、ファウンドリでの作成が完了しても取得操作をしない限りは所持品扱いとならない。 - ラジオ
Nightwave にアクセスするのに使うほか、傍受した敵勢力の通信音声を聞くことができる。 - MODセグメント
所持しているMODの管理を行えるセグメント。MODの効果を上げる「合成」の他、4つのMODとクレジットを消費して、ランダムに新しいMODを得る「変換」、不要なMODの売却なども行える。 - アルケインセグメント
アルケインの管理を行えるセグメント。 - 孵化器
クブロウやキャバットといった動物型コンパニオンの管理を行うセグメント。 - Voidレリックセグメント
Warframeや武器の上位版である「Prime」装備品のパーツを秘めたオロキンの遺物、Voidレリックを管理するセグメント。レリックにはいくつも種類があり、それによって手に入る可能性のあるパーツが異なる。ここでは、どのレリックからどのパーツが手に入るか調べることができる他、レア度の高いパーツが出やすくなるように、レリックを「精錬」することができる。 - 扉
オービター最下層には意味ありげな扉が3か所存在するが、どれもゲームの新規開始時点では開けることができないようだ。また、星系マップの位置から進んだ時に左奥に位置する扉の前には、感染体ミッションで見られるような腫瘍が付着しており、ただならぬ雰囲気を漂わせている。 - Helminthルーム
左奥の扉の中身。この扉は、感染体の力を利用しているNidusで開けられる他、首元にピンク色の腫瘍が付着したフレームを操作中にも開くことができる。扉の前にあったモノから想像がつく通り、部屋の中は感染体によって汚染しつくされており、部屋の中央には異形と化した椅子、奥には巨大な口のようにも見える何かがあるなど非常に気味が悪い。Ordis曰く「気色悪いがWarframeの役に立つ」「必要悪」らしい。とても役に立つようには見えないが、その言葉は嘘ではなかったことが後に判明する。
Helminthシステム
アップデート29で実装された、Helminthの真の存在理由。
エントラティ家の「Son」から購入できる「Helminth モジュール」をファウンドリで組み立て、Helminthルーム内の装置に取り付けることで利用可能となる。
このシステムを利用することで、Warframeアビリティの入れ替え、「活性化」によるフレーム能力の更なる強化、「アルコンの欠片」によるフレーム能力の強化を行うことができる。
アビリティの入れ替え
Helminthが提供する、感染体の力を用いたオリジナルアビリティはもちろんのこと、各フレームから取り出したアビリティを、全く別のフレームに移し替えることも可能。
まさに夢のようなシステムだが、それだけに注意点も多い。具体的には以下のような点。
- 無制限に入れ替えられるわけではない
各フレームには4つのアビリティが備わっているが、このシステムで抽出できるのは各フレームにつき決められた1種類のみである。例えばEXCALIBURであれば、抽出できるのは「Radial Blind」のみで他3つは抽出できない。
また、アビリティを移し替える「注入」にも制限がある。まず、1つのフレームに対しては一度に注入が行えるアビリティは1つだけである。加えてアビリティの数は必ず4つであり、5つ以上にすることはできない。すなわち、元々持っているアビリティの1つと交換する形になる。特にダメージを強化するアビリティの移植時は、必ず移植先フレームが元々持っているダメージ強化アビリティと入れ替えなければならない。
また一部のアビリティは、元の持ち主が使用した時と比べ効果が低下する場合があるのでその点にも注意。 - フレームを贄とする必要がある
各フレームアビリティの抽出を開放したい場合、該当のアビリティを持つフレームを贄として捧げなければならない。捧げたフレームはプレイヤーの手元からは無くなり、取り戻すことはできない。
特に注意したいのがPrimeバージョンが実装されていないフレーム (上記のフレーム一覧表のうち、★マークが付いていないもの)。というのも、Primeバージョンのフレームは贄にすることができないため、それらを間違って贄に捧げてしまう恐れは無いからだ。
逆にPrimeバージョンでなければ、それがたとえ手塩にかけて育て上げたフレームであっても、贄とすることが出来てしまう。現状、Primeバージョンの無いフレームは得てして再入手に手間がかかるため、その意味でも誤って贄としてしまうと痛い。贄とする際には「使用フォーマ数」が書かれた確認画面が出るので、必ず確認しよう。
なおHelminthのオリジナルアビリティの開放に関しては、特にフレームの贄は必要としない。 - Helminthへの給餌が必要である
アビリティの抽出と注入には、Helminthが物を食べた時に出す各種「分泌物」が必要である。すなわち、Helminthに与える餌が必要なのだ。この餌となるのは、ミッション中などに拾える各種素材である。
……のだがこのHelminth、大食いかつ選り好みが激しい。
大食いというのは、単純に素材の要求量が多いという意味。1回のミッションで1個も出ない場合もあるようなレア素材を15個要求してきたり、手に入りやすいコモン素材だからと言って万単位で要求してきたりする。考えなしに素材を与えていると、あっという間に素材が底をついてしまうだろう。
また給餌画面には、緑や赤で三角マークが表示されている。これはHelminthのその素材に対する飽き具合を表しており、赤い三角 (▼) の付いた飽きの来ている素材を与えた場合、分泌物の生産量が大幅に低下する。飽き具合は、緑の三角が付いた食べたがっている素材を与える他、時間経過でも回復するが、時間経過を待つ場合、最低状態から最高状態まで回復するにはリアルで48時間待つ必要がある。
以上のような仕様から、給餌の際は特定の素材だけでなく、まんべんなく色々な素材を与える必要がある。飽き具合の仕様から、素材を与える順番にもある程度気を配りたい。
このように注意点も多いシステムではあるが、やはりアビリティの入れ替えができるというのは魅力的である。もし開放したなら、存分に活用したいところ。
活性化
アップデート30.5で実装された、Helminthの新たな機能。これを有効化するには、エントラティのSonから追加で「活性化モジュール」の設計図を購入の上、組み立てなければならない。
内容としては、アビリティ入れ替え時と同様に分泌物を消費し、フレームを活性化することで大きな能力上昇やアビリティ効果強化を行えるというもの。ただし、こちらにもいくつかの制約がある。
- 全てのフレームを活性化できるわけではない
活性化の対象となるフレームは、原則としてHelminthが指定した3種類のみである。対象となるフレームは週ごとに再抽選されるが、プレイヤー側の任意で切り替えることはできない。ただし、10回活性化操作を行うごとに一度、任意のフレームに活性化バフを付与できる権限を与えられる。 - バフ内容はランダム
各フレームに与えられる活性化によるバフ内容はランダムで決定される。そのため、時にはフレームの特徴と噛み合わないようなバフ内容が選ばれることもある。 - バフには期限がある
バフは活性化操作時点から7日間のみ持続する。期間中に再度活性化操作をして、期間を延長するといったことは不可。
ランダム要素が多い関係上、お気に入りのフレームに中々対象にならない可能性もあるものの、バフの効果量は非常に大きい。上手くハマれば高い爆発力を発揮する、アビリティ入れ替えとは別方面で夢のあるシステムと言えるだろう。
アルコンの欠片の利用
クエスト「ベールブレイカー」のクリア後、「Helminthアルコンの欠片モジュール」を導入することで利用可能となる。
フレームに「アルコンの欠片」を組み込むことで、その色ごとに異なった強化を行うことができる。1つのフレームには5個まで欠片を組み込める。同じ色のものを複数組み込むことも可能。
欠片の組み込み自体は特にコストなく行えるが、外す際には胆汁を消費するため注意。
ランディングクラフト
ランディングクラフトは、テンノをミッション地域に送り届け、また脱出するテンノを回収する役目を果たす小型の宇宙船である。ミッション受注前の待機時にはオービターとドッキングして停泊している。ちなみに、現実世界におけるランディングクラフト (Landing Craft) は、軍用の上陸用舟艇を指す。
ミッション開始時のローディング画面では、テンノをミッション地域まで送り込むデモが流れる。この画面では、移動キーを入力することで自身のランディングクラフトをある程度動かせる。スキンの変更や着色が反映されるため、暇潰しついでにお互いのランディングクラフトを見せ合うのも良いだろう。
またミッション中、「エアリアルサポートチャージ」というギアアイテムを消費することで、ランディングクラフトを管理するOrdisに、戦闘支援を要請することができる。新規の支援効果は、新規のランディングクラフトを入手した時に同時にアンロックされる。
例えば、「ライセット」のみを所持している段階では、支援効果は「オーバーライド」のみしか選べない。この状態で「マンティス」を製作・入手すると、「オーバーライド」と「メディタワー」のいずれかを選べるようになる、といった具合だ。なお、支援効果はミッション中に変更することはできない。
LISET ライセット |
チュートリアルクエストで入手できる、最初のランディングクラフト。カブトガニに似た外観をしている。 支援効果は、敵の警報システムにハッキングを行う「オーバーライド」。単に警報を止めるのみならず、潜入ミッションのデータ抹消タイマーや、救出ミッションの処刑タイマーを一時的に停止させる効果もある。こうしたミッションが苦手なテンノは知っておいて損はない。 |
MANTIS マンティス |
カマキリの英語名を冠するランディングクラフト。その名に違わず、外観もどことなく昆虫を想起させるものとなっている。パーツ設計図の入手先は、ステージ内に低確率で置かれるレアストレージコンテナから。 アンロックされる支援効果は、起動することでヘルスを100回復する装置を設置する「メディタワー」。この装置は分隊員全員が使用でき、合計20回まで回復を行えるが、設置から20分経過すると消滅してしまう。 |
SCIMITAR シミター |
曲線的な、刃のようなパーツが多用された外観を持つランディングクラフト。名前の由来であるシミターとは、アラビア地方の湾曲した刃が特徴的な刀を指す。 パーツの設計図は、刺客 (Stalker, Grustrag隊, Zanukaハンター) が低確率でドロップする。 アンロックされる支援効果は、ランディングクラフトからの爆撃を行う「カーペットボム」。 |
XIPHOS シフォス |
ギリシャ時代の両刃の短剣の名を冠したランディングクラフト。名前に反して、外観は地球ゴマやジャイロスコープに似ている。 パーツ設計図は、妨害ミッションなどで主に出現する貯蔵庫(隠しロッカー)から。 アンロックされる支援効果は、敵を自動攻撃するタレットを設置する「セントリーガン」。設置されたタレットは、(敵の攻撃で壊されなければ) 60分間持続する。 |
Nightwave ナイトウェーブ |
Nora Nightへ敬意を表して建造されたランディングクラフト。鋭く尖った鋭角のパーツが目を引く外観をしている。入手はNightwave (シーズン3) のランク報酬から。 アンロックされる支援効果は、催眠音楽で一定範囲内の敵を眠らせる「ドリーマーズ」。 |
Parallax パララックス |
※以下2つのランディングクラフトについては、終盤のネタバレ注意。 星系としてのZarimanと同時に実装されたランディングクラフト。名前は英語で「視差」を意味する。他のランディングクラフトよりも小柄かつ、流線型のスマートなデザインが特徴。 パーツの設計図はZariman内のレアコンテナから入手できる。 アンロックされる支援効果は、近辺にあるスキャン用データや珍しいものの位置を表示する「Orokin Eye」。 |
Skaut スカゥト |
グリニアの輸送船「ボルカー」を、Kahl守備隊の隊員たちがテンノ用に改造したもの。名前はいわゆる「スカウト (Scout)」のことで、スラブ系の言語ではこのように綴られることがある。 Kahl守備隊のChipperから、完成品をストックで購入することで入手できる。 アンロックされる支援効果は、Kahl守備隊をミッションに呼び出して、共に戦わせる「Kahlビーコン」。 |
コンパニオン
戦闘に連れていくことができる味方NPCで、武器やフレームなどと同じくMODでステータスなどをカスタマイズできる他、特殊な極性を持つ「プリセプト」MODをセットすると、それに従って固有の攻撃行動や支援行動を行ってくれる。「センチネル」「クブロウ」「キャバット」「モア」「プレデサイト」「バルパファイラ」「ハウンド」の7種類が存在する。一度に連れ歩けるのは1体のみ。
コンパニオンについては戦闘中に破壊されたり死亡する可能性があるため、特に高難度ミッションでは、専用のプリセプトで無制限の自動復活機能を持たせられるバルパファイラ (その中でも感染の状態異常をばら撒けるパンザー バルパファイラ) に選出率が極度に偏る事態が続いていた。
そうした状況を打破するため、アップデート34では「全てのコンパニオンが、デフォルトでバルパファイラと同様の自動復活式になり、ミッション中に完全に破壊・死亡することがなくなる」という改変が行われ、同時にプリセプトMODが大量に追加された。
センチネル
テンノの周囲を浮遊しながら移動する、ドローンのようなコンパニオン。設計図と素材さえあればファウンドリですぐに作成することができるため、ほかのコンパニオンに比べ取っつきやすい。
アップデート34の導入前までは、一度破壊されると復活MODを使用していない限りはミッションを終えるまで復活することはなく、その復活MODも復活可能回数が限られており、また素のヘルスやシールドなどの値も他の種類のコンパニオンに比べて低めであるなど、耐久性に難がある状態であった。
アップデート34では上記の通り自動復活が全てのセンチネルに導入された他、耐久性能も他の種類のコンパニオンと遜色ないほどまでに底上げされた。
センチネルの製作を完了させると、専用のプリセプトMODに加え、センチネルごとに異なる「ロボティック武器」が一緒に付いてくる。これらは (Deconstructorを除いて) 他のセンチネルやモアにも装備可能。
またセファロン・シマリスは、一部のセンチネルにより発展的な支援行動を行わせるプリセプトMODを販売している。
また、センチネルにも上位互換品であるPrimeバージョンやPrismaバージョンが実装されているものがある。これらのセンチネルは、制作時に付属する武器も対応する上位互換バージョンになっている。
実装されているのは以下の9種類。
CARRIER キャリアー ★ |
弾薬所持量を増加させ、違う種類の弾薬を所持している武器に合わせて変換するプリセプトを持つ、補給支援に優れるセンチネル。シマリスからは範囲内のストレージコンテナを自動的に破壊するプリセプトを購入でき、弾薬以外の補給もこなせるようになる。 付属武器はショットガンの「Sweeper」。 |
DETHCUBE デスキューブ ★ |
通常の射撃攻撃の他、敵に高威力のビームを放つプリセプトを持つ、攻撃特化型のセンチネル。シマリスからは、一定回数キルアシストを行うごとにエネルギーオーブを生成するプリセプトを購入できる。 付属武器はフルオートライフルの「Deth Machine Rifle」。 |
DIRIGA ディリガ |
グリニア製のセンチネル。専用の射撃プリセプトは、センチネルの中の射撃プリセプトの中では最も長い射程を持つ。また接近してきた敵に対して電撃を浴びせ、スタンさせるプリセプトを持つ。 付属武器はスナイパーライフルの「Vulklok」。 |
DJINN ジン |
DIRIGAに次いで長い射程と、敵を攻撃を止めさせ、近くに誘導するプリセプトが特長のセンチネル。シマリスからは、エネルギーオーブを取得するごとに破壊時の復活待機時間を短縮し、更に復活時に追加のシールドを獲得するプリセプトを購入できる。 付属武器は毒属性のダーツ矢を放つ「Stinger」。 |
HELIOS ヘリオス ★ |
戦闘中に自動で敵やオブジェクトのコーデックススキャンを行ってくれるプリセプトを持つ。ただし規定回数スキャンし、完全に情報が開示されている対象に対してはスキャンを行わない。またスキャン時にコーデックススキャナーかシンセシススキャナーを消費するため、これらを持っていない場合もスキャンは行われない。シマリスからは、スキャンを完了している敵に対し、「弱点」をランダムに付与するプリセプトを購入可能。 付属武器は、自身のパーツを飛ばして攻撃するブーメラン「Deconstructor」。パーツを飛ばすという都合上、HELIOSにのみ装備できる。 |
OXYLUS オキシラス |
各種素材の採集活動の補助に特化したセンチネル。素材コンテナを一定時間マップに表示するプリセプト、一定範囲内の水場のホットスポットを暴き、生息している魚を光らせてマーキングするプリセプトを持つ。シマリスからは、採集にスキャンを要する植物素材に対し自動スキャンを行ってくれるプリセプトを購入可能。付属武器はバーストライフルの「Multron」。 |
SHADE シェード ★※ ※Prime版とPrisma版の両方が存在 |
範囲内に敵が接近した際、テンノを透明化させるプリセプトを持つ。専用の射撃プリセプトは、他のセンチネルと違いテンノが攻撃された際に、攻撃してきた敵に反撃するという形式 (敵を発見次第、能動的に攻撃するということがない)。シマリスから、透明化解除時に3秒間だけ、テンノの与ダメージを上昇させるプリセプトを購入できる。 付属武器はバーストライフルの「Burst Laser」。 |
TAXON タクソン |
与えたダメージをシールドに変換し、テンノの耐久性を向上させるプリセプトを持つ。プレイの比較的初期の段階で設計図が手に入る、入門者向けのセンチネル。付属武器は冷気ビームを発射し敵を鈍化させる「Artax」。 |
WYRM ワーム ★ |
多数の敵が寄ってきた際、それらをスタンさせるプリセプトを持つ。攻撃とクラウドコントロールを併せ持ったバランス型のセンチネル。またシマリスからは、一定間隔で一度だけ、テンノの状態異常を防止するプリセプトを購入できる。 付属武器はフルオートライフルの「Laser Rifle」。また、Wyrmが主役のミニゲーム「Wyrmius」が実装されており、Wyrm自体かミニゲーム用アイテムを入手するとプレイ可能になる。 |
NAUTILUS ノーティラス ★ |
エンペリアンミッションの補助を念頭に設計されているセンチネル。レールジャックの損傷を自動修理するプリセプトと、ターゲットした敵を中心に周囲の敵を密集させ、攻撃を当てやすくるプリセプトを持つ。 付属武器の「Verglas」は、センチネル付属武器はテンノ用の武器と比べ性能が控えめになっているというこれまでの傾向に反し、プライマリ武器にも並ぶ極めて高いステータスを持つ逸品。 |
クブロウ
犬に似た卵生の動物。育てるには、地球上にいる野生のクブロウの巣を破壊し、卵を入手する必要がある。更に卵の孵化には、専用のアップグレードパーツが必要。入手には手間がかかるが、戦闘中にダウンした際に蘇生アクションによって復活を早めることが可能。
またアップデート37以降は専用の武器が実装され、ダメージ上昇系のMODなどは本体ではなく、武器側のスロットに搭載する仕様となった。
以下の6種類が実装されている。
HURAS クブロウ フラス クブロウ |
敵に突進攻撃を仕掛けるプリセプトと、敵が接近してきた際、テンノを透明化させるプリセプトを持つ。SHADEと似ているが、より敵の検出範囲が広い。 |
RAKSA クブロウ ラクサ クブロウ |
敵を怯えさせ、逃走させるプリセプトと、自身とテンノのシールドを素早く回復させるプリセプトを持つ。 |
SAHASA クブロウ サハサ クブロウ |
地面の中からアイテムを掘り出すプリセプトと、敵に対してフィニッシャー(組付き)攻撃を仕掛け、更にその周囲の敵にフィニッシャー待機状態を伝播させるプリセプトを持つクブロウ。 |
SUNIKA クブロウ スニカ クブロウ |
敵をダウンさせる突進を放つプリセプトと、エクシマスのオーバーガードに大ダメージを与える攻撃を放つプリセプトを持つクブロウ。 |
CHESA クブロウ チェサ クブロウ |
破壊したコンテナや倒した敵から追加のアイテムを取り出すプリセプトと、敵の武器を無効化するプリセプトを持つクブロウ。 |
HELMINTH チャージャー ヘルミンス チャージャー |
感染体と融合したクブロウ。卵の孵化時に、Warframeの首元に感染した腫瘍(シスト)を吸入させるとこれが生まれる。敵に命中した数に応じて短時間攻撃を強化する効果を兼ね備えた突進攻撃を放つプリセプトと、相手をグラップリングフックの要領で引き寄せ、毒属性の攻撃を放つプリセプトを持つ。 更にフォーチュナーの高難度依頼ミッションの報酬として、一定間隔で小型の感染体 (マゴット) を産み落とすようになる効果と、それらから追加ダメージを得られる効果を併せ持ったプリセプトを入手できる。 |
キャバット
猫に似た動物。育てるには、遺跡船にいる野生のキャバットをスキャンして入手できる「キャバット遺伝子コード」を10個入手する必要があり、更に孵化器をキャバット対応のものにアップグレードする必要がある。
こちらもアップデート37.0以降は専用の武器が実装された。
現在、以下の3種が実装されている。
ADARZA キャバット アダルザ キャバット |
テンノの攻撃のクリティカル率を上げるプリセプトと、受けた攻撃を跳ね返すプリセプトを持つ。 |
SMEETA キャバット スミータ キャバット |
透明化したうえでデコイを出し、敵を引き付けるプリセプトと、テンノの運気を上げ、様々なバフを付与するプリセプトを持つ。 |
VASCA キャバット ヴァスカ キャバット |
攻撃しつつ敵の体力を吸収するプリセプトと、テンノがダウンした際に体力を代償にして蘇生させるプリセプトを持つ。 誕生させるには、VASCAキャバットの持つ遺伝子データが必要。誕生させたVASCAキャバット自身から採取できるほか、夜間のエイドロンの草原にて野生のVASCAキャバットと接触し、「VASCAウィルス」に感染した他2種のキャバットの遺伝子からも、データを採取できる。 |
モア
コーパスの戦闘用二足歩行ロボットを、テンノ用に改造したもの。「モデル」「コア」「ジャイロ」「ブラケット」の4つのパーツを、フォーチュナーで組み立てることで入手できる。モデルごとに異なるプリセプトMODが付属するが、センチネルなどと異なり、モデルによって装備可能なプリセプトが限定されることはない。他のパーツは、コアとジャイロがヘルス・シールド・装甲に影響し、ブラケットは極性に影響する。以下ではモデル一覧のみ掲載する。
PARA モア パラ モア |
反重力グレネードを投げ、敵を浮き上がらせるプリセプトと、敵を拘束する地雷を設置するプリセプトが付属。 |
LAMBEO モア ランベオ モア |
地を這う衝撃波を発生させ、敵を転倒させるプリセプトと、敵の弾速とダメージを低下させるフィールドを生成するプリセプトが付属。 |
OLORO モア オロロ モア |
近くのコンソールを自動でハッキングし、一定確率で機械・ロボット系の敵を洗脳するプリセプトと、エイムグライドの時間を延長するプリセプトが付属。 |
NYCHUS モア ナイチャス モア |
敵に飛び掛かり衝撃波を放ちつつ、シールドを大きく回復させるプリセプトと、近くの敵にキック攻撃を放つプリセプトが付属。 |
プレデサイト
カンビオン荒地に生息する、感染に適応した生物。3種類存在する。感染体に襲われ衰弱した個体を保護し、Sonに依頼して蘇生してもらうと入手できる。内部システム上はクブロウに分類され、クブロウ向けの汎用MODを装着可能。専用武器に装着可能なMODもクブロウに準じる。
ワズィール プレデサイト Vizier Predasite |
酸液により攻撃と目つぶしを行うプリセプトと、触れたもののヘルスを回復する胞子を出すプリセプトを持つ。 |
ファラオ プレデサイト Pharaoh Predasite |
寄生虫を放って複数の敵にダメージを与えるプリセプトと、毒霧を生み出し、触れた味方に毒ダメージバフを与えるプリセプトを持つ。 |
メジャイ プレデサイト Medjay Predasite |
突進によりダメージを与えると共に、速度を遅くさせフィニッシャー待機状態にする腫瘍を発生させるプリセプトと、組み付き攻撃を行うと共に敵に爆発性胞子を埋め込むプリセプトを持つ。 |
バルパファイラ
カンビオン荒地に生息する、感染に適応した生物。共通して、倒された際に自動的に復活するプリセプトを持つのが特徴。やはり3種類存在し、入手法もプレデサイトと同様。内部システム上はキャバットに分類され、キャバット向けの汎用MODを装着可能。専用武器に装着可能なMODもキャバットに準じる。
スライ バルパファイラ Sly Vulpaphyla |
バレットジャンプ時に主のデコイを発生させるプリセプトと、敵を倒した際に敵の銃撃の精度を低下させるプリセプトを持つ。 |
クレセント バルパファイラ Crescent Vulpaphyla |
突進によりダメージとともに、敵を浮遊させ行動不能にするプリセプトを持つ。 |
パンザー バルパファイラ Panzer Vulpaphyla |
感染体の針を放ち、ダメージと共に感染性の胞子を付着させるプリセプトを持つ。 |
ハウンド
Parvos シスターが引き連れている4足歩行ロボット。彼女らを抹殺することで完成品を入手できる他、ドロップされるパーツを組み立てて入手することも可能。
組み立ての場合、「モデル」「コア」「スタビライザー」「ブラケット」の4パーツが必要。モアと異なる点としては、モデルに加えスタビライザーとブラケットにも独自のプリセプトが付属する点が挙げられる。
ギアアイテム
事前にアーセナルから装備しておくことで、ミッション中に使用できる様々なアイテム。その多くは消費アイテムであるが、中にはミッション中の窮地を救ってくれるようなものもある。ミッションで詰まったときには使ってみるといいかもしれない。ただし、特にエンドコンテンツにおいては、ギアの使用が制限される場合もある。例えば、ソーティーやナイトメアモードでは一部のギアが実質的に使用不可になり、サンクチュアリ交戦やアリーナにおいては、ギアメニュー自体が表示できなくなる。
- サイファー: ハッキング時のミニゲームを即座に完了させる。消耗品。特にハッキングの機会が多い潜入や救出ミッションで活躍するが、ソーティーやナイトメアでは使用不可。こればかりに頼らず、ある程度ハッキングの練習はしておいたほうが良い…かもしれない。
- エアリアルサポートチャージ: ランディングクラフトに戦闘支援を要請する。消耗品。各ランディングクラフトの支援効果はランディングクラフト一覧を参照。
- コーデックススキャナー: 敵やオブジェクトのスキャンを行う装置。消耗品。スキャンすることで経験値が得られ、更にスキャンしたものの情報がコーデックス上で徐々に開示されていく。なおセンチネルのHeliosは、自動でスキャンを行う機能を持っているが、自動スキャンでもスキャナーは消費される。
- シンセシススキャナー: セファロン・シマリス特製のコーデックススキャナー。こちらも消耗品。スキャンを行うことで対象の情報を開示できる点はコーデックススキャナーと同じだが、スキャンした時に得られるものがセファロン・シマリスシンジケートの地位ポイントになっている他、シマリスの指定する特別なターゲット (シンセシスターゲット) のスキャンはこちらでしか行えない。また、シマリスの提供する「ウィジェット」という装置でアップグレードが可能で、これにより使っても消費させなくしたり、スキャン速度を上昇させることなどが可能。
- リストア: 戦闘中に消費される体力やリソースなどを回復させてくれる消耗品。Warframeのヘルス・シールド・アビリティ用エネルギー、銃器の弾薬の4種類に対応したものが用意されている。通常ミッションでは制限は無いが、鋼の道のりなど一部の高難度コンテンツでは使用後にクールダウンが発生する。
- スペクター: AIによる自律行動で戦闘を支援してくれるクローン。大まかに、救出ミッションで手に入る「Warframeスペクター」と、シンジケートやBaro Ki'teerなどから入手できる「敵キャラクターのスペクター」がある。これらは全てナイトメアモードでは敵対状態で出現するため、実質的に使用不可となる。
- ドラゴンキー: ダイモスの遺跡船タイルセットに存在する、強力な効果とデメリットを兼ね備えたMODが眠る宝物庫の扉を開くためのギア。クラン DOJOのオロキンラボで研究することで入手可能となる。
ドラゴンキーには「ブリーディング」「ディケイング」「エクスティングイッシュ」「ホブル」の4種類があり、それぞれ装備中「最大ヘルスが4分の1に低下」「最大シールドが4分の1に低下しシールドゲーティングによる無敵時間が短縮」「与ダメージが4分の1に低下」「移動速度が2分の1に低下」というデバフがかかる。複数のドラゴンキーを装備すれば、デバフも複数かかってしまう。このデバフ効果はドラゴンキーを装着している限り、ダイモス以外のミッションでも発生するため、外し忘れには要注意。 - モリ: ランドスケープにおいて、釣りを行うための道具。何度でも使用可能で、各ランドスケープの特性に合わせ、いくつか種類がある。
シータスで入手できるのは「LANZOモリ」「PERAMモリ」「TULOKモリ」の3種類で、それぞれ一突きで獲れる魚の種類が異なる。
フォーチュナーで入手できるものは「SHOCKPRODモリ」「STUNNAモリ」の2種類で、捕獲時に発生する、周囲の魚を痺れさせる電気ショックの範囲が異なる (STUNNAモリの方が広い)。
ネクロリスクでは「SPARIモリ」「EBISUモリ」の2種類を入手できる。両者ともカンビオン荒地の粘液の池を貫通し、水面から浮上していない魚を捕らえられる他、前者は投擲時に周囲の魚に気づかれにくい、後者は全く気付かれないという効果を持つ。 - NOSAMカッター、SUNPOINTプラズマドリル: ランドスケープの鉱石や宝石を採掘するための道具。何度でも使用可能。シータスで入手できる「NOSAMカッター」は3種類あり、高い地位ランクで手に入るものは性能的に上位互換となっている。一方フォーチューナーで入手可能な「SUNPOINTプラズマドリル」には、上位互換性能を持つものは存在しないものの、これ自体が最高位のNOSAMカッターと同等の性能を持つ。
- Echoルアー: ランドスケープでの動物保護に使用する、動物の鳴き声を再現して鳴らすための機器。対象の動物ごとに種類があり、何度でも使用可能。指定ポイントで使用することで、動物が出現する。
- 麻酔銃: Echoルアーと同じく、動物保護に使用する。何度でも使用可能。出現した動物に撃ち込むことで眠らせ、保護可能状態にする。
- アークウィングランチャー: アークウィングを装着し、飛行移動とアークウィングのアビリティ使用が可能な状態になる。何度でも使用可能だが、ランドスケープでのみ有効。
- K-ドライブランチャー: K-ドライブホバーボードを呼び出し、高速でのホバー移動が可能な状態になる。アークウィングランチャーと同じく、何度でも使用可能だがランドスケープでのみ有効。
- アークウィングガン展開装置: プロフィット・テイカー オーブ関連のミッション中に入手する、地上でアークウィングガンを使用するためのギア。何度でも使用可能。通常のミッションでも使用できる。
- ネクロメカランチャー: 照準地点に製作したネクロメカを呼び出す。初めてのネクロメカの製作が終わった際に自動入手する。やはり何度でも使用可能だが、ランドスケープとエンペリアンミッション (要策略性能値ランク5) など、ネクロメカの呼び出しが許可されているミッションでのみ有効。
- オムニ: エンペリアンミッション中に自動的に使用可能となる万能修復ツール。船体に発生する様々な種類の損傷を修復できる他、レールジャック船外では帰還ワープにも利用できる。
マスタリーランク / レジェンダリランク
マスタリーランクとは、このゲームのやり込み度合を示すランクである。
ここまでで紹介したフレームやアークウィング、武器、コンパニオンといったゲーム内の装備のうち、初めて使用するものの装備ランクを上げることで、マスタリーランク用の経験値を得ることができる。こうしてマスタリー経験値を一定値まで稼ぎ、その上でロータスから課される試験に合格することで、マスタリーランクを上昇させることができる。
マスタリーランクを上昇させることで得られる恩恵としては、次のようなものがある。
- マスタリーランク制限のあるコンテンツの解禁
各種装備やプレイコンテンツの中には、一定のマスタリーランク以上でなければ使用できない・参加できないものがある。特に、このゲームに登場する武器のほとんどにはランク制限がかけられていると言ってよいため、欲しい武器を入手できるようになることはもちろん、更なるマスタリーランク向上チャンスにつながる。 - 初期MODキャパシティの増加
装備のランクが低い状態でのMODキャパシティは、マスタリーランクの数値と同じになる。最終的なキャパシティが増加するわけではないもののMODを全く装着できずに育成する期間が減るため、育成時の負担軽減になる。 - 一部のゲーム内ポイントの上限上昇
一日で稼げるシンジケートの地位ポイント上限や、レリックの報酬のうち、レア度の高いものを出やすくすることができる素材「Voidトレース」の所持上限といったものが、マスタリーランクに応じて上昇する。 - ログインボーナスの改善
マスタリーランクが高いほど、レア度の高い素材などが当たりやすくなる。
現状ではマスタリーランクの最高値は「30」となっている。マスタリーランク31以上に相当するものは「レジェンダリランク」という名称になり、到達するためにはより困難な試験に打ち勝つ必要がある。
勢力とNPC・ステージ
勢力
このゲームには非常に多くの勢力が存在している。ここでは、「ファクション」と呼ばれる主要な勢力と、それらに比べて小規模ではあるが大きな存在感を示している「シンジケート」に分けて紹介する。
ファクション (主要勢力)
Tenno テンノ |
古代文明オロキンの時代に存在していた戦闘種族。実際の発音は「テノゥ」に近い。 かつてはVoidと呼ばれる禁断の領域に生息しており、悪魔として忌み嫌われていたという。オロキンがセンティエントとの戦争に敗北した後、Voidから連れ出されたテンノが強化外骨格Warframeを与えられ、兵器として運用された。しかしオロキンが戦争に勝利した直後に謎の離反を遂げ、経緯は不明ながら冷凍睡眠に入る。 時が流れ、次々と覚醒したテンノは、庇護者であるロータスの下で寡兵ながら宇宙に強力な存在感を示す事となった。しかし冷凍睡眠前の記憶を失っている者がほとんどで、過去に何があったのか覚えていないという。 自らを厳しく律し、敵対する者には容赦がないが、示される報酬によっては戦力を貸すという傭兵的な側面を持つ。また強力無比な戦闘力を持つが、不死ではない。その為、戦いの中で命を落とすテンノもいる。 アップデート18「二番目の夢」にて更なる、そして驚くべき真実が明かされた。 ※以下、ストーリー中盤~後半にかけての重大なネタバレに注意。 ある時、オロキンの航宙船の一隻「ザリマン・テン・ゼロ (Zariman Ten Zero)」が、Voidのエネルギーを利用した長距離航行に失敗。その乗組員たちはVoid空間に飲み込まれ、そのエネルギーを浴びてしまう。結果、大人たちは発狂し、船内は乗組員たちが互いに殺しあう、地獄のような空間と化す。一方、子どもたちは違った。発狂もすることなく、逆にVoidのエネルギーに適応し、特異な力に目覚めたのだ。子どもたちは、その力によって発狂した大人たちを身を守り、Zariman船の事故における唯一の生存者となった。テンノとは、この特異な力、すなわちVoidエネルギーの制御能力に目覚めた子どもたちの呼び名である。 数年後に救出されたテンノは、上記のように始めは忌み嫌われる存在であり、一時はオロキン上部により処分されかけたこともあった。しかし、彼らに愛情をもって接したオロキン人の女性「Margulis」によって庇護され、彼女を慕うようになる。その後、研究者でもあったMargulisによって開発された「転移 (Transference)」と呼ばれる技術によって、Voidエネルギーの操作を通してWarframeを遠隔制御し、戦うことが可能となった。テンノがオペレーターを務めるWarframeは一騎当千の活躍を繰り広げ、古の大戦 (=オロキン対センティエントの戦争) において劣勢にあったオロキンの情勢を一気に逆転させた。この功績により、やがてオロキンの民からも崇められるようになる。 しかしながら、オロキンの腐敗ぶりを目にしていたこと、彼らが何よりも愛した「母親」であるMargulisが、オロキンによって反逆罪を着せられ、最終的に処刑されたことから、テンノ側はオロキンを憎み、反逆を企てるようになる。最終的に、古の大戦終結時の戦勝式典において、テンノはオロキンの民を虐殺。帝国を崩壊へと導くこととなった。 その後テンノたちは、センティエントを裏切り庇護者として活動し始めたNatah (=Lotus) の計らいにより、「リザーバー」と呼ばれるポッドに隠された上で、リザーバーが設置されたルアごとVoid空間に転移させられ、保護されることとなる。主を失ったWarframeたちは機能を停止し、長い冷凍睡眠に入ることとなったのであった。 |
Lotus ロータス |
作中でテンノを支援する唯一の組織。またミッションオペレーターを務める女性型ヒューマノイドも指す。名前の通り、蓮をモチーフにした衣装に身を包んでいる。かつてはビジュアルのせいで鼻フックという不名誉な綽名があった。 意図は不明だが、テンノの覚醒に呼応するかのように支援の手を差し伸べる一方で太陽系の戦況を伝え、様々な戦地へ赴かせている。 その由来は古代オロキンにまで遡り、センティエントとの関連も示唆されている。ロータス個人も何やら因縁を抱えているようだが……。 ※以下、ストーリー中盤~後半にかけての重大なネタバレに注意。 その正体は、敗北したセンティエント勢力が最後の策略として用意した、センティエントの工作員である。彼女のセンティエントとしての本名は「Natah (ナター)」といい、テンノへの接近とその破壊の密命を受けて暗躍していた。しかし、詳細過程は不明ながら、いつしかNatahは処刑されたMargulisと同じようにテンノへの愛情に目覚め、その成り代わりであるかのように振る舞い始める。 最終的にNatahはセンティエントを裏切り、Lotusと名を変え、テンノを破壊せずにVoid空間に隠すことで保護したのであった。 こうしてテンノの庇護者として活動していたLotusだが、「背信のプロローグ」にて、オロキンの生き残りにしてMargulisと親密な関係にあった執行官「Ballas」に連れられ消息を絶ち、その後再びセンティエント「Natah」として活動していることが明らかとなる。 「争いの序曲」では、再びNatahとなった経緯の裏で、Natahの兄弟にあたる個体「Erra」が、Ballasと手を結んでいたことが発覚する。 |
Grineer グリニア |
太陽系を支配せんとする超巨大帝国。両女帝 (シスターズ) と呼ばれる絶対的支配者の下、クローン技術によって大量に生み出される兵士達による人海戦術が最大の武器。 テンノについては太陽系支配を妨害する最大の敵と見なしており、抹殺を至上命令とする。初期は古代遺跡で冷凍睡眠しているテンノを見つけ次第始末しようとしていたが、ある時作戦に着手していたCaptain Vorが、テンノを捕獲・洗脳した上で「秘宝」として両女帝に献上することを目論んだことで、本作の物語は動き出す。 不完全なクローン技術を用いている為にグリニア兵たちには遺伝子の劣化が起きており、短命、奇形、知能退化などの様々な弊害が生じている。これを補う為に敵対勢力であるコーパスからサイバネティクス技術を購入しており、敵対しつつも微妙な共生関係が続いている。 実際のミッションで登場するグリニアのクローン兵士は、近接攻撃に特化したタイプが多い軽装兵、アサルトライフルやショットガンのような基本的な武装を備え、主力として最も多く出現する一般兵、個体数は少ないが重機関銃やロケットランチャー等の高火力武器を装備している重装兵といくつかのクラスに分かれている。また機械兵器が投入されることもあるが、クローン兵士に比べると絶対数は非常に少ない。 上記のように本作においては大きな立ち位置を占める勢力ではあるが、長らくその出自は不明であったのだが……。 ※以下、ストーリー中盤~後半にかけてのネタバレに注意。 その後アップデート19で実装されたクエスト「内なる紛争」にて両女帝が遂に登場、その出自に関する情報がわずかながら明かされた。 更にその後のアップデート29でのチュートリアル改変に伴い実装された新たなチュートリアルクエスト「目覚め」では、グリニアによく似た姿の兵士たちが、オロキン帝国のエリート兵士である「Dax」に率いられて戦う姿が描かれた。このことから、かつてオロキン帝国の奴隷階級兵士として生み出されたものが、グリニアの原型になったのではないかと考えられている。 |
Corpus コーパス |
太陽系を股にかけて商売を行い、作中世界の交易路を牛耳る一大企業。徹底した拝金主義であり、利益を求めるためならどのような極悪非道もしてのける。儲けになるなら敵であろうと商品を売りつけるほど。 所持する財産で組織内の地位が決まる為、仲間の追い落としや抹殺は日常茶飯事。ブラック企業の極みである。高度なロボット技術を所持しており、構成員数はグリニアよりも下ながら、戦力はグリニアに匹敵する。 古代オロキンの『失われた技術』に対する信仰というカルト的側面を持っている為、技術の結晶であるテンノは最高の獲物であると同時に、古代オロキンを滅亡させた「裏切者」として扱う。囚われてしまったテンノは徹底的な「研究」の末に切り売りされるという悲惨な末路を辿る事となる。 ミッション中に出現するコーパスの戦闘員は、2足歩行タイプのロボットである「モア」、独特の姿をした飛行ドローンタイプの「オスプレイ」、そして人型戦闘員の「クルーマン」の混成部隊として現れる。 |
Infestation / Infested 感染体 |
有機物・無機物を問わず感染し、罹患者を変容させる「テクノサイトウイルス」に感染し、異形の者へと変異した存在。作中に登場する感染体の敵は、元はグリニアやコーパスのユニットだったと思われる者がメイン。サイズはまちまちだが、いずれもおぞましい怪物然とした容姿をしている。 ウイルスに感染した者は激痛の中で発狂し、敵を見境なく攻撃する怪物となる。感染力は極めて強く、時には惑星一つを覆い尽くす程。事態を重く見たロータスの指示によりテンノが対応しているが、根絶には至っていない。 強力な感染体は人語を解する事が出来るほか、集合意識を代表してメッセージを発する事がある。特にテンノに対しては、どういうわけか「同胞」であるとして我々と同化せよと誘いをかけてくる。 通常ミッションでの感染体の敵は4足歩行タイプの「チャージャー」、2足歩行タイプの「ウォーカー」、上半身のみの状態で活動し両手を使って這い回る「クローラー」、非常に長い期間を感染体として過ごしたことで強化された個体である「エンシェント」、そして感染体となったAlad Vの手によって生み出された機械を素体とする感染体「ミュータリスト」のいずれかに属するものがほとんどである。 |
Orokin オロキン |
はるか古代に太陽系を支配していた帝国。「古の大戦」と呼ばれるセンティエントとの戦争で兵器を乗っ取られ、敗北寸前まで追い詰められたものの、対抗する為にテンノを勢力下に入れる事で逆転、勝利を収めた。 しかし戦勝の式典において突然のテンノの離反に合い、民は虐殺され文明は壊滅した。その遺跡が現在もVoidに存在しており、はるか未来でも防御機構が働いている。 古代の遺産を求めてやってくる者は多いが、防御機構によって洗脳装置を取り付けられ、「コラプト」と呼ばれる尖兵にさせられてしまい、侵入者に対して容赦なく襲い掛かってくる。 ミッション中に遭遇するオロキンの敵はほとんどがグリニア、コーパス、感染体のユニットがコラプト化したものであり、おおむね元となったユニットの特徴を受け継いでいるものの、中には攻撃方法などが変化している者もいる。 一方で、敵として描かれるのは上記のように洗脳された他勢力のユニットが主で、長らくそうした存在ではない、純粋なオロキン人のキャラクターは登場してこなかったが……。 ※以下、ストーリー中盤~後半にかけてのネタバレに注意。 「内なる紛争」クエストで、オロキン人の生き残りであるキャラクターが登場したのを皮切りに、作中でもオロキン帝国における民の暮らしぶりが明かされ始めるようになった。その伝承によれば、オロキンの起こりは次のようなものである。 ある時、クバと呼ばれる特異な物質が発見された。人類はクバの研究の末、これを用いて意識を現在の肉体から切り離し、別の肉体へと移し替える儀式を生み出す。この儀式の恩恵を享受できる一部の特権階級は、やがて「オロキン」と呼ばれるようになる。オロキンの人々は、現在の肉体が死期を迎える前にこの儀式を行う、というやり方を繰り返すことで、実質不死身の肉体を得ることに成功する。 増長したオロキンの人々は、彼らの「帝国」の樹立を宣言。銀河系全土を支配するようになる。しかしながら前述の死の克服により、彼らの倫理観といったものは崩壊しており、ほんの一部の例外を除いて、オロキン帝国の民は腐りきった人格の持ち主ばかりであったという。こうした腐敗ぶりが、最終的にテンノの反逆による滅亡を招く一因となった。 |
Wild 無所属 |
上記勢力にいずれにも所属しない、野生生物の類。 ランドスケープに出現するものは、麻酔銃を使った保護の対象となる。
|
※以下の勢力については、ストーリーの重大なネタバレ注意! (クリックで展開)
Sentient センティエント |
はるか古代にオロキンと戦争して敗北したという謎の勢力。敵の兵器を乗っ取るという能力を持っていたらしいが、それ以外の詳細な情報は不明であった。 しかし近年になり、戦場で稀に見かけられるようになった「オキュリスト」と呼ばれる、謎のドローンの存在を通じて復活が疑われるようになる。 クエスト「Natah」において、Tyl Regorによりセンティエントの首領たる個体「Hunhow」の残骸が発掘されたことで本格的に復活を果たす。「二番目の夢」クリア以降は、こちらの攻撃に適応して耐性を変える「バタリスト」「コンキュリスト」などの戦闘型個体が出現するようになり、テンノの前に立ちはだかる。 以降のストーリークエストでは、現在のオリジン太陽系の支配を目論むセンティエントの策謀が描かれ、センティエント対その他の勢力という対決の構図がストーリーの柱となっていく。 クエスト「新たな大戦」で、ついに全面戦争を開始し太陽系全土に襲撃を仕掛ける。しかしながら一枚岩ではないらしく、Hunhowの派閥とBallasの下についたErraの派閥に分裂していることが示唆されている。 |
Narmer ナルメル |
「新たな大戦」においてBallasがErraと結託してテンノとLotusをVoidの向こうへと追放、調停者を失ったオリジン太陽系全土を支配することで生まれた新たな帝国。 支配にあたっては「ナルメル・ベール」と呼ばれる、ナルメルにとって都合のよい記憶を見せる洗脳装置を用いると共に、「ナルメル・ディーコン」や「アルコン」といった怪物も動員し、徹底した恐怖政治体制を敷いている。 大戦終結後はナルメル帝国は崩壊するものの、エイドロンの草原やオーブ峡谷などに残党が残っており、それらの排除のための「ナルメル依頼」が追加される他、新たなアルコンの出現も報告されており、予断を許さない状況にある。 |
The Man in the Wall 壁の中のモノ |
「無関心 (The Indifference)」とも呼ばれる正体不明の存在。 「Harrowの鎖」クエストで初めて言及され、このクエストに登場する追放されたテンノである「Rell」が、自らを犠牲にして封じ込めていた存在である。 「Harrowの鎖」クリア後には封印が解かれたため、プレイヤーのオービター内に「オペレーターのドッペルゲンガー」の姿を取って度々出現するようになる。 しばらくは目立った動きを見せなかったものの、「新たな大戦」で大々的に登場。このクエストではZariman Ten ZeroのVoidジャンプ事故の詳細が描写されるが、ここでオペレーターにVoidの力を与える「取引」を持ちかけていたことが発覚。 「壁の中の囁き」では、Albrechtの研究所を自身の手先である勢力「ササヤキ」に制圧させると共に、Albrecht Entrati本人とも接触していることが判明した。このクエストでは研究所内に一瞬で広大な空間を作り上げるなどの超常的な力の一端を発揮しており、このモノが潜在的な脅威であることを印象付けている。 |
The Murmur ササヤキ |
「壁の中のモノ」の手先である勢力。ダイモスに隠されていた「Albrechtの研究所」内に封じ込められており、これを突破してオリジン太陽系に進出することを狙っている。 敵としては、Albrechtの研究所を舞台としたミッションにのみ登場する。 石材から手足を生やしたようなおぞましい容姿の「フラグメント (Fragment)」と、元は研究所の防衛のために配備されたものの、壁の中のモノによって隷属化させられてしまったネクロメカである「ローグ・ネクロメカ (Rogue Necramech)」の混成部隊によって構成されている。 前者のフラグメントは、無数の個体が一体となることで巨大な個体である「The Fragmented」を構成する能力を持っており、ササヤキ勢力の抹殺ミッションでは、この巨大個体を相手取ることになる。 後者のローグ・ネクロメカは、普段は小型の個体のみが出現するものの、警報を鳴らすことでプレイヤー側のネクロメカと同系の「ローグ・VOIDRIG」や「ローグ・BONEWIDOW」を呼び出すことができる。 |
エクシマスについて
本作に登場するザコ敵のほとんどは、低確率で「エクシマス」という強化個体としてスポーンする可能性を持つ。エクシマスは各種ステータスが通常タイプの敵から強化されており、通常個体は使用しない特殊な能力を備える。
ジャンクションやNightwaveのチャレンジなど、エクシマスの一定数撃破を求められる場面がある。
エクシマス自体はサービス開始初期から実装されており、長らく大きな変更はなかったのだが、2022年4月28日に実装された「アップデート31.5」にて、このエクシマスに大きな改変が加えられた。改変後は、戦闘能力・耐久力共に大きく上がっている。
このアップデート以前にゲームを休止し、最近復帰したプレイヤーは要注意。
エクシマスには、特殊な仕様のものを除くと全部で8つの種類がある。8種全てが「オーバーガード」を持つのに加え、エクシマスの種類ごとに異なる「エクシマス専用アビリティ」を使用してくる。
- オーバーガード
ヘルス、シールド、装甲のいずれとも異なる、第4の防御ステータス。敵の上部に表示される体力バーを囲う青白い枠で表される。
これが存在する間は全てのダメージをオーバーガードで肩代わりされ、シールドとヘルスには一切ダメージを与えられない。それに加えオーバーガードが存在する敵は、冷気異常による減速以外の状態異常効果およびクラウドコントロールタイプのフレームアビリティを一切無効化する。
- エクシマスの種類
先述の通り全8種類いる。纏うエフェクトやスキンの色、名称の違いにより判別可能。
全勢力で出現し得る「ブリッツ」「エネルギーリーチ」「リーチ」「アークティック」「ショック」の5種類には、感染体エクシマス専用の名称が用意されている。- ブリッツ エクシマス / ボラタイル エクシマス (感染体専用)
火花を伴う、オレンジ色の光のようなエフェクトを纏ったエクシマス。
前方一直線に衝撃波を放ち、命中した者にダメージ、爆発の状態異常、ノックダウン (転倒) 効果を与える。 - エネルギーリーチ エクシマス / パラシティック エクシマス (感染体専用)
吸い込まれるような紫色のエフェクトを纏ったエクシマス。
標的の足元に紫色のエネルギーフィールドを出現させ、数秒後にそれを崩壊させる。このエネルギーフィールドの崩壊に巻き込まれた場合、磁気の状態異常を負い、エネルギー減少効果を受けると共にプレイヤーの画面上のHUDにノイズが発生し、判読困難になる。 - リーチ エクシマス / サングィン エクシマス (感染体専用)
脈打つような真紅のエフェクトを纏ったエクシマス。
標的の足元に真紅のエネルギーフィールドを出現させる。このフィールドはエネルギーリーチのものとは異なり、出現した瞬間から範囲内の標的のヘルスを奪い取り始め、リーチ エクシマス自身やその周囲の敵ユニットを回復させる。ヘルス吸収はシールドで防げないため危険。 - ガーディアン エクシマス
回転するエネルギーの盾で守られたエクシマス。コーパスの敵ユニットのみがこれになり得る。
このエクシマスのエネルギー盾はどのような銃撃も防ぐ他、MODで付与した壁貫通効果も無効化される。ただし、盾と盾の間や頭上の隙間からの銃撃は、見た目通り防ぐことはできない。また、近接攻撃も一切防げない。
また上記の盾に加え、周囲の仲間にダメージを90%減らす耐性を付与する。 - アークティック エクシマス / フローズン エクシマス (感染体専用)
青白いエフェクトを纏ったエクシマス。他の種類に比べエフェクトが目立たず、通常時は見分け辛い。時折、氷が砕けるような音と共に雪の結晶が舞い散るエフェクトを放つ他、後述の氷バリア展開時は見分けやすいか。
この種類のエクシマスに近づくとアクションの速度が低下する。速度低下はスタックするため、このエクシマスが複数いるところに飛び込むのは危険。
また、球形の氷バリアを生成するアビリティを持つ。このバリアはFROSTのSnow Globeに似ているが、定点設置型ではなく本体の移動に追従して動く。バリアは攻撃を加えられて耐久値が尽きるか、一定時間が経過すると消滅する。 - アーソン エクシマス
燃え盛る炎のようなエフェクトを纏ったエクシマス。グリニアの敵ユニットのみがこれになり得る。
EMBERのFire Blastに似た、リング状の炎の波を放つ。EMBERのものと比べると広がる速度は遅いものの、当たってしまうと直撃ダメージに加え、火炎の状態異常による継続ダメージも受け、大きく消耗してしまう。この攻撃はローリングアクションで回避可能。 - ショック エクシマス / バイオエレクトリック エクシマス (感染体専用)
青色の放電エフェクトと、3つの電気エネルギーの球体を纏ったエクシマス。
先述の電気球を飛ばして攻撃する。この電気球は動きは遅いものの標的を追尾するうえ、ある程度近づくだけで放電によるダメージを受ける。 - ベノマス エクシマス
見るからに毒々しい緑色のエフェクトを纏ったエクシマス。感染体の敵ユニットのみがこれになり得る。
自身の周囲に毒のダメージゾーンを展開し、ゾーン内の敵に毒の状態異常を負わせる。毒異常を受けた場合、シールドを無視する継続ダメージを受けるので危険。 - ジェイドライト エクシマス
名前の通り、翡翠を思わせる明るい緑色のエフェクトを纏ったエクシマス。感染体を含めたすべての勢力がこれになり得るが、現状では感染体専用の名前は持っていない。
纏っているエフェクトと同じ、緑色のレーザーを頭上から照射して攻撃する。この攻撃は火炎異常を発生させるのに加え、連続で食らうとダメージが倍々に増えていくという厄介な性質を持つ。棒立ちで食らっているとあっという間にダメージが万単位になるので、必ず動き回って回避しよう。
攻撃を放っているジェイドライト本体を倒すか、レーザーの根元を攻撃すると照射を中断させられる。
- ブリッツ エクシマス / ボラタイル エクシマス (感染体専用)
- 特殊なエクシマス
以下の敵がエクシマス化した場合、特殊な仕様が適用される。- アークウイングミッション専用敵
アークウイングミッション専用の敵は、エクシマス化するとアビリティは使用するものの、オーバーガードは持たない。 - グリニア ガードマン
グリニアのタイルセットの1つ「シップヤード」限定で出現するグリニア兵。これのエクシマスは「プロセキューター」と呼ばれ、単一属性 (冷気、電気、火炎、毒) のいずれかが名前に入っている (例: 「毒 プロセキューター」など)。プロセキューターは、名前に入っている単一属性に弱くなる代わりに、それ以外の属性全てへの耐性を高める効果を自身と周囲のグリニア兵に付与する。
それ以外の改変後のエクシマス専用アビリティは一切使用せず、オーバーガードも持たない。 - ワーデン
救出ミッションの牢獄エリア内に出現する特殊な兵士。これのエクシマスは、武器攻撃時にヘルスを回復する能力 (U31.5での改変前のリーチ エクシマスの能力と同じ) と、より高い移動速度を備えている。
プロセキューターと同じく、改変後エクシマスのアビリティとオーバーガードは持たない。
- アークウイングミッション専用敵
シンジケート
主要勢力ほどの巨大組織ではないものの、太陽系の各所で暗躍し、一定の影響力を持つ勢力。テンノはその多くと協力関係を結ぶことができ、貢献に応じて「地位ポイント」を獲得することができる。地位ポイントはそのシンジケートが提供する商品と交換できるが、一日で稼げる地位ポイントには上限がある点に注意。
抗争シンジケート
本作でのシンジケートシステム導入と同時に、最初に実装されたシンジケート。「六大シンジケート」とも。
これらのシンジケートでは、オービター内のシンジケート用端末から、地位を高めたいシンジケートに「誓約」することで地位ポイントを獲得できるようになる。同時に誓約できるのは1つのシンジケートのみなので注意。
また、組織間の同盟・対立・敵対の関係が設定されており、全ての組織でまんべんなく地位を高めることは不可能 (どこかで地位を高めれば、それに応じて地位が低下するシンジケートが必ず発生する)。
そして地位がマイナスまで低下したシンジケートからは敵対状態とみなされ、刺客として特殊能力で強化された雑魚敵である「エクシマス」の大群を差し向けられる可能性が出てくる。
なお、この敵対状態はあくまでゲームシステム上の話で、ストーリーに反映されることはない。そのため、敵対したシンジケートが依頼主であるクエストやイベントミッションを受注できないといった状態にはならないため、どこと協力するかは提供する品で決めても問題ない。また地位がマイナスに転落した状態であっても地位を稼ぎなおすことは可能なので、相応の手間はかかるものの時間をかければ全ての組織の商品を購入することも不可能ではない。
Steel Meridian スティール・メリディアン |
両女帝への忠誠心を持たずに生まれてきた者など、グリニア帝国内で異端とみなされ、帝国から離反した者達による、弱者保護・相互扶助の組織。各地でゲリラ戦を仕掛け、更なるグリニア離反者たちの手助けを行っている。リレー支部には歴戦の兵士が集っており、ものものしい雰囲気。 代表者は若い女性グリニア兵の「クレッサ・タル (Cressa Tal)」。 同盟相手は「レッド・ベール」、対立・敵対相手は「ニュー・ロカ」と「ペリン・シークエンス」。 |
Arbiters of Hexis アービターズ・オブ・ヘクシス |
オロキン時代のテンノ神話を否定し、その真実を求める組織。統制と鍛錬を重要視し、熟練のテンノに対して「仲裁」ミッションによる試練を課す。頭でっかちのきらいあり。リレー支部はさながら裁判所めいた厳粛な雰囲気。 代表者の名前は不明。声質から判断するに恐らくは男性。 同盟相手は「セファロン・スーダ」、対立・敵対相手は「ペリン・シークエンス」と「レッド・ベール」。 |
Cephalon Suda セファロン・スーダ |
好奇心のままに知識を追い求める組織。代表者である「スーダ (Suda)」はヒューマノイドの姿を取ってはおらず、セファロン (AI) の形で存在している。知識を重要視する為か、殺人をことのほか嫌う (とはいえ、敵対しているなら刺客はきっちり送り込んでくるが)。 同盟相手は「アービターズ・オブ・ヘクシス」、対立・敵対相手は「レッド・ベール」と「ニュー・ロカ」。 |
The Perrin Sequence ペリン・シークエンス |
拝金主義のコーパスから離反した、善良な商人・資産家達による組織。「助け合いは商いの基本」という理念の下、売り手も買い手もWin-Winな関係を重要視している。 代表者は「エルゴ・グラスト (Ergo Glast)」。 同盟相手は「ニュー・ロカ」、対立・敵対相手は「アービターズ・オブ・ヘクシス」と「スティール・メリディアン」。 |
Red Veil レッド・ベール |
自らを「浄化の炎」と定め、秩序の維持のためであれば暴力も流血も是とする過激派組織。リレー支部は赤色と炎に飾られており、捕まったグリニア兵が改造だか拷問だかを受けている他、その後ろには感染体が捕獲され、閉じ込められている。 アービターズと並んで代表者の名前が判明していない組織でもある。こちらも恐らくは男性。 同盟相手は「スティール・メリディアン」、対立・敵対相手は「セファロン・スーダ」と「アービターズ・オブ・ヘクシス」。 |
New Loka ニュー・ロカ |
かつて存在した、地球の人類を崇拝している組織。荒廃した地球を元の姿に戻し、繁栄させようとしている。リレー支部は美しい自然が溢れる癒しスポット。 代表者は女性の尼僧「アマリン (Amaryn)」。 同盟相手は「ペリン・シークエンス」、対立・敵対相手は「スティール・メリディアン」と「セファロン・スーダ」。 |
中立シンジケート
抗争シンジケート実装後に、新たに追加されたシンジケート。これらのシンジケートは、同盟・敵対のいずれの関係も存在せず中立を貫いており、全ての組織で地位を高めることが可能。また、地位ポイントの獲得方法がシジルによるものではなく、各々の組織が定める独自の方法になっている。
Cephlalon Simaris セファロン・シマリス |
セファロンの一体「シマリス (Simaris) 」が管理している、「滅びゆく生命体をデータ化・記録して保存し、後世に残す」ためのデータオアシス「サンクチュアリ」の構築を目指すシンジケート。構築中のサンクチュアリを用いた実験も行っている。 シンセシススキャナーで敵・オブジェクトをスキャンする (=シンセシス) 事で地位ポイントを獲得する。 リレーにあるシマリスの拠点にはシンジケート報酬交換用の端末の他、マスタリーランク認定試験の模擬テストを受けられる端末や、コーデックススキャンが完了した敵を呼び出し、武器などの試し撃ちができる「シミュラクラム」などの攻略の助けになる設備が存在している。 |
Conclave コンクレーブ |
コンクレーブマスターの「テシン (Teshin) 」が管理するシンジケート。テンノ同士の戦い、すなわち対人戦 (PvP) を通じた自己研鑽と切磋琢磨により、更なる高みへの到達を目指す組織である。 本ゲームの対人戦コンテンツをプレイすることで地位ポイントを獲得でき、提供する報酬もそのほとんどが対人戦用のものである。 なお「鋼の道のり」の試練を課すのもTeshinであるが、そちらの遂行はコンクレーブの地位ポイントには貢献しない。 |
Ostron オストロン |
地球にある「エイドロンの草原」の開拓者たちのコミュニティであり、「シータス」という村に拠点を置く。代表者はシータスの長老である「コンズ (Konzu) 」。 地位ポイントを獲得するには、エイドロンの草原でのミッションをクリアしたり草原内での特定のアクティビティに取り組むか、草原内で得られる素材を住民に提供する必要がある。 |
Solaris United ソラリス連合 |
金星にあるコーパスの強制労働施設「フォーチュナー」に収容された負債者のコミュニティかつ、同施設を牛耳るNef Anyoに対し真っ向から反旗を翻す反抗組織。女性の労働監督者「ユーディコ (Eudico) 」が代表を務める。 地位ポイントを獲得するには、オーブ峡谷でのミッションをクリアや峡谷内でのアクティビティへの挑戦、峡谷素材の提供などが必要。 |
Ventkids ベントキッド |
フォーチュナーの通気口内に住む孤児たちによるシンジケート。峡谷から盗み出したパーツによるK-ドライブの作成、K-ドライブによるレースやトリックの腕を磨くことを共通の目的とし、論理による絆で彼らの家族以上に強く結びついている。 地位ポイントを得るためにはK-ドライブレースをクリアしたり、トリックを決める必要がある。代表は、テンノのような余所者との窓口を務める「ポバー」グループのリーダー「ロキー (Roky)」と、レースの主催やパーツの調達などを行う、峡谷での実動部隊「クブロドン」グループのリーダーである「ブーン (Boon)」の2名体制。 |
Entrati エントラティ |
ダイモスのカンビオン荒地にある「ネクロリスク」に拠点を構える、ダイモスの調査を行っている一族「エントラティ家」の面々によるシンジケート。一家の母親である「マザー (Mother)」が実質的な代表者である。 高名なオロキンの研究者の一族であると同時に、太陽系のすべてのエネルギーの源である「ダイモスの心臓」と呼ばれる機構の管理を担う。 エントラティ家の面々は、いずれも巨大な人型の上半身と、感染体のつぼみのようなものに包まれた下半身という共通する身体構造を持つ。テンノに対してはおおむね友好的に接してくれるものの、過去の出来事のために家族仲が大変に悪く、互いにいがみ合っている。 地位ポイントを得るには、各メンバーの専門分野に対応するアクティビティに取り組むことで得られる「トークン」を交換する必要がある。 |
※以下のシンジケートについては、ストーリーの重大なネタバレ注意! (クリックで展開)
The Quills クイル |
シータスの隠された場所にあるシンジケート。 ゲーム終盤に開放される要素であるオペレーター (Operator) のための装備品を取り扱う。代表者はオストロンの元歴史学者である「オンコー (Onkko) 」。 地位ポイントを獲得するには、センティエントがドロップする「センティエントのコア」を捧げる必要がある。 |
Vox Solaris ヴォックス・ソラリス |
フォーチュナー内の「バックルーム」にあるシンジケートで、ソラリス連合の裏の顔ともいうべき組織。 クイルとつながりがあり、やはりオペレーターのための装備品を取り扱う。その他、EudicoとBizも参加して、とある計画が進められているようだ。代表者はソラリス連合のエージェントである「リトル・ダック (Little Duck) 」。 地位ポイントを獲得するには、オーブ峡谷内の洞窟などで手に入る「トロイド」という装置を捧げる必要がある。 |
Necraloid ネクロロイド |
ネクロリスク内の隠された場所にあるシンジケート。ネクロメカの技術を蘇らせようとしており、ネクラロイドの提供する設計図を基に、壊れたネクロメカを復元することで、プレイヤー用のネクロメカを入手することができる。代表者はエントラティ家に仕えるセファロンの片割れ「ロイド (Loid)」。 地位ポイントの獲得方法は、隔離庫ミッションで入手できる「オロキンマトリックス」を捧げること。 |
The Holdfasts ホールドファスト |
ZarimanのVoidジャンプ事故で亡くなったものの、何らかの理由で蘇生した4名の大人の乗務員から成るシンジケート。全員とも概ね蘇生前の姿を保っているものの、Voidの力に曝露した影響なのか全員とも皮膚の一部が金属のように変化してしまっている。 事故の影響により荒廃したZarimanの維持に加え、再転位後にグリニアやコーパスが内部に侵入するようになったことからそれらの排除も目指している。 Zariman内の各所に落ちている5種類の「ヴォイドプルーム」という素材を捧げることで地位ポイントを得られる。 |
Kahl's Garrison Kahl守備隊 |
グリニアの離反兵「Kahl」をリーダーとし、彼の手によりナルメル・ベールから解放された者達が結成したシンジケート。Kahl自身の脱出のきっかけとなった関係で、エントラティのDaughterもこのシンジケートに協力している。 他のシンジケートと違い地位ポイントの概念が無く、報酬はナルメル破壊ミッションで入手できる「ストック」と引き換える形になっている。 |
Cavia カビア |
ネクロロイドの拠点のさらに奥に隠されていた「サンクタム・アナトミカ」を拠点とするシンジケート。構成員はAlbrecht Entratiの助手であったオリジナルの「Loid」と、Albrechtの実験動物の生き残り3体。動物たちはある出来事がきっかけで言葉をしゃべることができるようになっているため、意思疎通に問題は無い。 主であるAlbrechtには複雑な思いを抱いており、時にはぶつかり合うこともあるものの、ササヤキの阻止という共通の目的のため結束している。 3体の動物の内、「ノルグ」という魚類である「Fibonacci」が実質的な代表者を務めている。 Albrechtの研究所での依頼ミッションや、「ヴォーカ」というアイテムの提供により地位ポイントを獲得できる。 |
NPC
味方陣営
Ordis オーディス |
テンノのオービター及びランディングクラフトを管理するセファロン (AI) 。テンノの事を「オペレーター」と呼ぶ。 オロキンの時代に作られた存在で、ランディングクラフトごと休眠していた。テンノの覚醒に呼応して再起動、以後は彼らを支える事となる。 休眠の間に記憶の大部分が失われ、またデータに異常をきたしているのか、その通信画面ではヒビを確認できる。そのためかAIの人格もだいぶポンコツ化しており、時折ものすごく口が悪くなる。その一方で、かつての人格を思わせる無感情かつ意味深な台詞を口にする事もある。 とあるクエストでは同じセファロンであるシマリスに「自分の元に来るならば、あなたの記憶を戻す事が出来る」と言われたが、それを断り「私はOrdis、船の頭脳。私はオペレーターに仕えます。新しい思い出ならこれから私が作ります」と言い切り、テンノのサポートを続ける事を決めた。また危機に陥ったセファロン・スーダを助ける為に危険を省みず行動するなど、下手な人間よりも人間らしい性格。 |
Darvo ダルヴォ |
コーパス出身の商人。105歳の若造で、父親であるFrohd Bek (フロード・ベク) はコーパス委員会の現会長。 父により約束された将来の地位を蹴って自由商人となるが、グリニアに目をつけられて捕縛され、囚われの身となっていた。融通の利く取引相手を求めていたロータスの仲介によりテンノ達に助け出され、協力者の一人となる。 期間限定でお買い得になるセールを開催したり、時々テンノに協力 (という名の厄介事への対処) を求めてくる。後日、念願の店舗をテンノリレーに出店した。 父がテンノを「裏切者」と面罵した時も、真っ向から「テンノは裏切者なんかじゃない」と庇う発言をするなど、数少ない味方でもある。 |
Baro Ki'Teer バロ・キティー |
「Voidトレーダー」として知られる商人。通称バロ吉。2週間の一度の周期でテンノリレーに立ち寄っては、期間限定で特別な商品を販売していく。ちなみにDarvoからは商売敵という事や、招待されたパーティーの食事で酷い目にあった為、非常に嫌われている。 商品はMODの上位版、特別仕様の武器や装飾品などで、購入するには多額のクレジットに加えて、Prime装備のパーツや設計図を売却して得られる専用通貨「デュカット」が必要となる。彼がリレーを訪れる前ともなるとPrimeパーツを集めんとするテンノにより、リクルートチャットでの募集が活発となるのはもはや風物詩。 実装当初は買い物に来たテンノ達にぐるりを囲まれて本人の姿がまるで見えなかった (=買い物ができなかった) 為、直後のホットフィックスでは「閉所恐怖症になった為にお立ち台を実装する」という粋な修正が入った。 商人ということでひ弱なイメージを持たれそうであるが、特定条件を満たすと彼自身から購入可能となる特殊ミッションでは戦闘もこなす。このミッションでは2丁拳銃でグリニア兵をなぎ倒しており、戦いの腕も確かなようだ。 |
Maroo マルー |
太陽系を股にかけて活動する盗賊。お宝と聞けばすっ飛んで行き、グリニアとコーパス両方を相手に手玉に取ろうとするしたたかな女性。 テンノを「ブリキ人形」、Ordisを「Ordo」と呼び、ロータス相手にも物怖じしないなど、気さくかつ怖いもの知らずな性格。ストーリークエストでグリニアに目を付けられていたところをテンノに保護され、見返りに古代の遺物の情報提供を行った。 その後、廃墟となった火星のテンノリレーに居を構え、プレイヤー同士による円滑なアイテムの授受が行えるバザーとして運用し始めた。また、古代の宝物を入手できるミッションを受注できるようになる。 |
Clem クレム |
元・グリニアの兵士。両女帝に対する忠誠を持たずに生まれた特異個体。基本的に自分の名前と愛銃の武器名しか喋る事が出来ない。かわいい。 Darvoの契約者として働いていたが、無用の存在として処刑されそうになっていた所を救い出された。以後はスティール・メリディアンのアジト (敵対している場合はDarvoの店) に常駐し、Clemのクローンの設計図を入手できるミッションを受注できるようになる。 |
Teshin テシン |
テンノリレーに存在するPvPによる対戦シンジケート「コンクレーブ」のマスター。独特の形をしたヘルメットをつけた老人で、二刀を佩いた姿は侍めいている。難解で抽象的な言い回しで話し、テンノ同士での手合わせによる鍛錬といった、Lotusとはまた異なったやり方でテンノを導く存在である。 ※以下、ストーリー中盤~後半にかけてのネタバレに注意。 「Natah」クエストでは一時的にテンノのオペレーターを務め、突然行方をくらませたLotusの捜索のために協力してくれる。 「内なる紛争」クエストでは、彼自身の驚くべき出自が明らかとなった。その正体とは、オロキン帝国のエリート兵士であった「Dax」の生き残り。すなわち、オロキン時代から生きている人物ということになる。このクエスト中では、体に刻み込まれた「クバを持つ者の命令に逆らえない」Dax兵としての特性をグリニア女帝に利用され、彼女らの手駒にされてしまう。 |
Nora Night ノラ・ナイト |
海賊ラジオ「Nightwave」を主宰するミステリアスな女性。彼女のラジオでは、太陽系での様々な事件に関する情報が流されている。リスナーであるテンノを「夢見る者達」と呼び、指定された「アクト」を完了した者に褒美を与える。 通信画面では顔全体を見ることはできず、口元のみ表示される。 |
Cephalon Cy セファロン・サイ |
オロキン時代の巨大宇宙戦艦「レールジャック」を管理していたセファロン。本作のNPCの中でも特に低く、渋い声が特徴。 クランDOJOの乾ドックにおける研究によって現代に蘇った彼の指示により、テンノはレールジャックのパーツのサルベージと再建を行い、来たるべき未来へ備えることとなる。 エンペリアンミッションではオペレーターを担当し、クルーシップの出現やレールジャックの損傷といった脅威を的確に伝えてくれる。 |
Drusus ドルーサス |
コーデックスからアクセスできる、Warframeにまつわる品々を展示している博物館「レベリアン」を管理するキャラクター。彼自身は何者なのか、レベリアンのある空間はどこなのか、何のためにレベリアンを作ったのかといった素性は一切不明。また、現時点では声だけでの登場のため容姿も一切不明という、謎の多いキャラクターである。 |
Varzia ヴァージア |
Prime Resurgenceイベントの開始と共に、Marooのバザーに現れた女性。彼女の衣装はどことなく、Teshinのものと似ているようだが……? 彼女は特別なファウンドリを所持しており、オロキン時代において、記憶を保存するために用いられた「アヤ」という物質を渡すと、そこからPrime装備のパーツを含むレリックを複製してくれる。また、より高品質な「リーガル・アヤ」があれば、Prime装備の完成品の複製も請け負ってくれる。 |
シンジケート関係者
テンノと協力関係を結ぶことになる、各シンジケートの関係者たち。人数が多いため、さらに細分して紹介する。
抗争シンジケート関係者
抗争シンジケートの関係者。なお、アービターズ・オブ・ヘクシスとレッド・ベールのリーダーについては、現時点で名前が判明していないため、シンジケート名を仮の項目名として転用している。
Cressa Tal クレッサ・タル |
スティール・メリディアンを指揮する女性のグリニア脱走兵。 ゲーム内では、彼女とは各テンノリレーの他、一定条件を満たすと訪れることができる地球の拠点「Iron Wake」で顔を合わせることが可能。また、グリニア兵の離反に関係するミッションである「Kela De Thaym抹殺」でも通信を送ってくる。 Vay Hekの送ったバロール・フォーモリアンによって破壊されたリレーの再建を目指すイベント『「Pyrus」計画』においては主導的な役割を担うものの、その行動がGeneral Sargas Rukの怒りを買い、彼と配下のグリニア兵に襲撃を受けることとなる。その際のRukの発言から、グリニア離反前は彼に仕えていたことが示唆されている。またその名前から、Grustrag隊メンバーの一人「Shik Tal」との関係性についても考察がされているようだ。 なお余談ながら、グリニアの女性キャラの中では随一のかわいさと評判である。 |
(Arbiters of Hexis) (アービターズ・オブ・ヘクシス) |
アービターズ・オブ・ヘクシスのリーダー。落ち着いた低音ボイスが特徴的。彼を含めたアービターズの構成員たちは黒を基調とした衣装を身にまとい、単眼にも見える装飾の付いたマスクで素顔を隠している。 同じくリーダーの名前が判明していないレッド・ベールは、一部の構成員の名前は判明しているのに対し、こちらはリーダー以下構成員の名前が一切判明していない。アービターズが主役となるクエスト等もいまだ実装されておらず、シンジケートの中でも特にストーリーの掘り下げが進んでいない。今後の展開と活躍に期待したいところである。 |
Suda スーダ |
セファロン・スーダ シンジケートを統括するセファロン。声は女性のものである。 好奇心が非常に強く、あらゆるものに興味を向ける。常に知識を渇望しており、まるで乾いたスポンジのように、貪欲に知識を吸収していくと評されている。 そういった知識の吸収を阻害する「破壊」という行為を嫌悪している。 ストーリー上では「Octaviaの讃美歌」クエストで登場。何やら異常な行動を見せており、その原因を探ることになるのだが……。 |
Ergo Glast エルゴ・グラスト |
ペリン・シークエンスの取りまとめ役である老年の男性。 商人の組織であるペリンのリーダーであることから、それなりの資産を持ち合わせているようだが、急を要する事態とあらば私財を投げ打つこともいとわない。ストーリークエストでは、Nef Anyoによって誘拐されたとあるコロニーの人々を救出するため、自身の全財産を賭けてインデックスに挑む姿が見られる。 コーパスからの離反者の受け皿となっているペリンだが、彼自身も元々はコーパスに努めており、かなり重要なポストに就いていたことが示唆されている。 コーパス時代は現取締役会長であるFrohd Bekの下で、「Animo」と呼ばれる人工知能用プロセッサーの開発を主導していた。後にFrohd Bekは、これの制御機構を勝手に解除し、自律兵器「Ambulas」の頭脳部分に転用。Glastは自らの過去との決別のため、また高度な学習機能によってAmbulasが無敵の存在となることを防ぐため、テンノの助力を得てこれの破壊に成功する。 このように作中世界の中でもかなり善良な人物だが、資産家としての矜持からか、ペリンと敵対している場合は「ペリンは決して債権回収の手を緩めない」という厳しい言葉をぶつけてくる。 |
(Red Veil) レッド・ベール |
レッド・ベールのリーダー。黒字に赤で模様が描かれた、特徴的なスーツに身を包んでいるしわがれた声の男性。 過激派組織のリーダーであることから、敵対する者には感染体をけしかけるなど決して容赦しない。また上記の通り、レッド・ベールはスティール・メリディアンと同盟を結んでいるのだが、その構成員候補であるグリニアからの離反希望者を殺害しようとするなど、目的のためならば同盟相手の活動を妨げるような行動も辞さない冷酷さを見せる。 |
Cantis カンティス |
レッド・ベールの構成員の一人。2つの作戦イベントに渡って登場した。第一の作戦では、グリニアやコーパスにとらわれた同胞の救出をテンノに依頼し、テンノはこれを見事に成功。後の作戦でその礼として、強力なコーパス兵が集合している地点の座標を提供し、これの浄化に寄与した。 |
Paladino パラディーノ |
レッド・ベールの構成員の一人。 同組織で最も神聖視される存在「Rell」の意志を語る巫女で、レッド・ベール構成員が突如としてスティール・メリディアンの構成員に虐殺を仕掛けた現場にいたところを発見される。その後は地球の拠点「Iron Wake」で保護されており、ストーリークエストで彼女の降霊術のような力を借りる他、破壊されたRiven Modを修復する技能も持っており、一定数のRivenの欠片を修復されたRivenと交換することも可能。 |
Amaryn アマリン |
ニュー・ロカの取りまとめ役である尼僧。 地球に存在する大自然をとりわけ重要視しており、それを破壊しようとしているグリニアの排除をテンノに依頼した。同時に、地球最古の聖地である「銀の果樹園」の調査も依頼してきた。 信仰心に篤い性格であるものの、篤すぎるがゆえにそれに反する真実が明らかになると、それから目を背け、一時はかつて信仰していたものを見捨てようともした。しかしながら、その真実に込められた意思を目の当たりにしたことで、最終的には考えを改めることができたようである。 |
中立シンジケート関係者
中立シンジケートの関係者たち。なおTeshinについては「味方陣営」の項で触れているのでそちらを参照のこと。
Simaris シマリス |
サンクチュアリを管理するセファロン。声は落ち着いた感じの中年男性といった趣のもの。 オーディスから尊敬を得ていることから、セファロンの中でもかなり名の通った存在であることが伺える。実際、最終的には本人の希望で明らかとはならなかったものの、Ordisの失われた記憶を蘇らせることができるほどの技量を持ち合わせているようだ。 その一方で中々の激情家でもあるようで、重要なシンセシスターゲットが死亡した場合や同じセファロンが危機に陥った場合などには、声を荒げる場面も。 |
Konzu コンズ |
オストロンの民が住む村「シータス」の長老である老年の男性。エイドロンの草原でのミッションを「依頼」という形で頼んでくる。 村を守るためか、最初は余所者であるテンノにもやや手厳しい態度で接するものの、依頼をこなし、オストロンでの地位を上げていくと友好的に接してくれるようになる。 SayaやOnkkoとは旧来の親友でもあったが、とある事件でOnkkoが失踪した後は疎遠になっている。 |
Saya サヤ |
オストロンの老女で、Onkkoの妻。上記の通りKonzuとも親友の間柄であったものの、Onkkoの失踪後は、その原因がKonzuにあるのではないかと疑い、疎遠となってしまっている。 |
Hai-Luk ハイ・ルック |
オストロンの老女で、釣り師を生業としている。 彼女にエイドロンの草原に生息する魚を提供することでオストロンの地位を高められる他、魚の解体を依頼し、特有の素材を入手することも可能。 提供品は漁に使うモリや撒き餌、釣果を記念する「トロフィー」の設計図など。 |
Hok ホック |
オストロンの鍛冶屋である壮年の男性。弟子の「ペドレック (Pedlek)」と共にシータスの一角で店を経営しており、店先では怠惰なペドレックを叱り飛ばしている姿がよく見られる。 彼の鍛造したいくつかの部品を組み立てることで、「Zaw」というオリジナルの近接武器を作成することが可能。 商品はZawのパーツと、Zawに取り付けることができる「エクゾディア」アルケイン各種。 |
Suumbaat スームバート |
オストロンの鉱夫である老年の男性。口調は荒いが気さくな性格で、テンノにそれまでの人生で培った生きるための秘訣を話してくれることも。 採掘に使用するレーザーカッターの他、鉱石や宝石を精製するための設計図、シータスにまつわる装飾品を提供している。 彼に草原で採掘した宝石の原石を渡すことで、オストロンでの地位を高めることも可能。 |
Teasonai ティーソナイ |
オストロンの若者。 通称は「獣飼いのTeasonai」で、草原における動物の保護に取り組んでいる。 提供品は動物保護用の各種アイテムの他、ぬいぐるみや動物コンパニオン用のコスメティックなどの、動物に関する装飾品各種。 |
Nakak ナカク |
オストロンの少女で、Trinityを模した仮面を着用している。 本人が着用しているTrinityをはじめとする、いくつかのWarframeや敵キャラクターを模した仮面の他、草原に配備されているグリニアの戦闘車両「タスクサンパー」のぬいぐるみや、経験値の共有範囲を広げるアイテムなどの雑多な品を販売している。またいくつかのイベントの期間中には、専用の通貨と引き換えにイベント限定報酬を提供する役割も担っている。 |
Onkko オンコー |
オストロンの歴史家で、Sayaの夫。この夫婦はかつてKonzuとも親友同士であり、良き仲間として絆を持っていたものの、ある日を境にOnkkoは姿を消してしまい、現在も行方知れずのままである。 以下ネタバレ シータスの一角にある洞穴に身を潜めており、生きていることが後に判明する。彼は草原とセンティエントの謎を追い求めるために「クイル」という秘密組織に身を置くようになり、妻の安全を守るためにあえて何も言わず姿を隠したのであった。 クイル代表としての彼は、アンプパーツの設計図、オペレーター用のアルケインやアンプ用のアルケインなどを提供する。 |
Eudico ユーディコ |
フォーチュナーの若き女性労働監督者。オーブ峡谷における「依頼」の窓口。 かつては負債者の地位向上のための反抗組織のリーダーを務めていたが、Nef Anyoの策により組織は壊滅。そのトラウマにより、現在はひたすら服従の姿勢を見せることでAnyoをおだて、刺激しないように努めている。 |
The Business ザ・ビジネス |
オーブ峡谷における動物保護と釣りの窓口を務める男性。通称「Biz」。 Eudicoによれば、彼は「ある日突然私たちのもとに現れた」のだといい、特に出自に関しては謎の多い人物でもある。 提供品は、動物保護用と釣り用の品が主。 |
Legs レッグス |
コーパスの物資を盗み、それを基にコンパニオンのモアの製造を行うソラリスの若者。 元々は「Thursby」という名で、両親の負債を受け継いだ若者の1人であった。スクラップを売ることで細々と返済を行っていたが、オーブ峡谷のチュートリアルクエストにて、テンノがフォーチュナーを訪れたことで欲を出してしまい、テンノにコーパス物資の盗難を依頼。それをコーパス側に察知され、誘拐されてしまった。 手足を「差し押さえ」られ、死を待つのみになっていたところを間一髪のところで救出される。一命をとりとめた彼は、その後足のみをモアのものに入れ替え、「Legs」として再出発することになったのであった。 提供品としては、コンパニオンモアの部品のほか、モアに搭載できる武器を扱っている。 |
Smokefinger スモークフィンガー |
鉱夫を務めていたソラリスの男性。 現在はコーパスが峡谷に進出したことで、峡谷での採掘を行えなくなってしまっており、テンノに代理での採掘を依頼してくる。 提供品は、採掘に使うプラズマドリルやその改良用部品、各種鉱石と宝石の精製用設計図など。 |
Rude Zuud ルード・ズード |
銃の密造を行っているソラリスの女性。 「Chatter(チャッター)」と名乗る何者かの声に悩まされており、精神的に不安定になっているようだ。 彼女が密造している銃は「Kitgun」と呼ばれ、Zawと同様にいくつかのパーツを組み合わせて製造する。パーツの組み合わせにより、プライマリとセカンダリのどちらとしても使用できる他、本体性能や撃ちだす弾丸の性質も変わる。 |
Ticker ティッカー |
ソラリスの民の負債を建て替えることで、彼らを救済する活動を行っている人物。 トランスジェンダーの女性であり、公式からの言及での代名詞としては「She」「Her」などが用いられる。日本語字幕では、いわゆるオネェ口調で話す。 テンノも、彼女の下でクレジットや素材を提供することで負債の建て替えに協力することができ、その証として「借用証」を受け取ることができる。この借用証はソラリス連合の地位に変換することができる。 アップデート29.10.0以降はレールジャッククルーの候補者の斡旋も行うようになり、彼女を仲介して雇用料を支払うことでクルーとして雇うことができる。 |
Little Duck リトル・ダック |
フォーチュナーの「バックルーム」と呼ばれる小部屋にいる、謎めいた女性。話しかけても「その姿は好みじゃない」といったことを言われ、取り合ってもらえないが……。 以下ネタバレ その正体は、ソラリス連合の裏の顔ともいえる秘密組織「Vox Solaris」のエージェント。元は本作の公式コミカライズ作品である「WARFRAME: Ghouls」の登場人物であった。 取引はオペレーター状態でのみ行うことができ、Onkkoと同様のオペレーター向けアイテムを主に提供するが、Onkkoと品ぞろえは異なる。 |
Roky ロキー |
ベントキッドの「ポバー」グループのリーダーである少女。 「ポバー」は、主に「クブロドン」の面々が調達したK-ドライブの組み立てやメンテナンスを行うグループと考えられ、テンノは彼女に依頼することで、K-ドライブの作成を行ってもらえる。 |
Boon ブーン |
ベントキッドの「クブロドン」グループのリーダーである少年。 「クブロドン」は、峡谷内に忍び込み、K-ドライブレースを主催する他、コーパスから物資を盗む役割を担う、ベントキッドの実動部隊である。 峡谷内の様々な抜け道にも精通しており、一部の依頼ミッションでは彼の力を借りて施設に侵入することになる。 |
Loid ロイド |
エントラティに仕えるセファロンで、Otakとは身体を共有している。Loidが話す際は、ネクロメカと共通する、ドクロのような意匠の顔を前面に向ける。 ダイモスの再転位時に救難信号を発したのは彼であり、カンビオン荒地への初回入場時、Otakと共に案内に現れる。 カンビオン荒地におけるミッションのオペレーターは、彼が一貫して努める。様々なミッションタイプで的確な指示を飛ばし、荒地深部にある隔離庫の開錠方法も知っていることから、荒地のあらゆる分野に精通していることが伺える。 以下ネタバレ ネクロメカと意匠が似ているというだけでなく、実は元々はネクロメカそのものであった。感染体の収容違反の時、Otakを助けるために身体を統合させた結果、今の姿になったのだという。 元ネクロメカだけあり、その技術を復活させようと画策している。ネクロリスクの一角にある「ネクラロイド」シンジケート代表としての彼は、ネクロメカやその武器の設計図や、ネクロメカ用MODなどを提供する。 |
Otak オタク |
エントラティに仕えるもう1体のセファロンで、Loidと身体を共有している。Otakが話す際は、Loidの顔部分の背面に存在する、引っかき傷で描かれた笑顔の模様を正面に向ける。 テンノのことを「カケラくん」と呼び、常に前向きな発言をするなど、一見すると感染体まみれのダイモスの住人らしからぬ陽気な性格の持ち主に見える。だがこれは、かつてのダイモスにおける感染体の収容違反によりデータを傷付けられたために、情緒不安定になってしまったことによる。 専門はカンビオン荒地における採掘で、彼に宝石や鉱石の原石を提供することで「Otakトークン」を得られる。 |
Mother マザー |
エントラティ一家の母親にして、現エントラティ家の事実上の家長。 元々はダイモスにおいて研究活動に従事する、オロキンの研究者であった。しかし、息子のSonが感染体の収容違反を起こしたことで彼女も感染体に飲み込まれ、記憶を失いつつある。 カンビオン荒地における依頼主であり、依頼ミッションをこなすことで「Motherトークン」を得られる。 |
Father ファザー |
エントラティ一家の父親。エントラティ家の面々の中でも感染の進行が特に進んでいるようで、左腕を失い隻腕の状態となっている。 妻であるMotherとは収容違反事件を機に決別しており、ネクロリスクへの初回訪問時にはいない。 専門分野は武器であり、エントラティ製の様々な武器によって感染体を掃討することを目論んでいる。テンノに対しても、エントラティ製の武器や感染体に侵されたKitgunを提供してくれる。 また素材不足に悩んでおり、彼にカンビオン荒地における様々な素材を提供することで「Fatherトークン」を得ることができる。 |
Son ソン |
エントラティ一家の息子。 感染体に適応したカンビオン荒地の動物に対し、歪んだ愛情と執着心を抱いている。ある時、彼自身の「ペット」を手に入れようとしたSonは、誤って「グレー株」という特異な感染体の収容違反を起こしてしまう。この出来事により彼は追放され、荒地の地下深くに身を潜めざるを得なくなった。 こうした事情もあり、Fatherと同じく初回訪問時のネクロリスクにはいない。 誰に対しても尊大な態度で接し、テンノに対しても基本的にそれを崩すことはない。その一方、自身ですら困難な動物種の保護を成し遂げたテンノに対しては惜しみなく称賛の言葉を送るなど、彼なりの礼節を持っているようだ。 専門分野はやはりというべきか、カンビオン荒地における動物の保護であり、保護の証であるタグを彼に渡すことで「Sonトークン」を得られる。また、弱ったバルパファイラやプレデサイトを彼のもとに連れて行くと、「蘇生術」を施してくれる。これにより生き返らせた動物を自身のコンパニオンとすることができる。 |
Daughter ドーター |
エントラティ一家の娘。本作ではかなり希少な、眼鏡を着用したキャラでもある。 ダイモスの分泌液内に生息する魚に興味を抱き、それを遺伝子工学の側面から分析している。 専門分野は釣りであり、そのための品を提供する。また、カンビオン荒地の魚から得られる素材を提供することで「Daughterトークン」を得られる。 |
Grandmother グランドマザー |
エントラティ一家の祖母。 互いに仲違いし、離散しようとしている現在のエントラティ家の状況に心を痛めており、何とかして彼らの結束を取り戻そうとしている。 彼女に他の家族への貢献の証であるトークンを提供したり、感染体による症状を和らげるための薬品の素材を提供することで「Grandmotherトークン」を得られる。このトークンは他のトークンに比べ高い地位ポイントに交換できる他、Grandmotherが扱う装飾品などの購入にも使用できる。 |
※以下のNPCについては、ストーリーの重大なネタバレ注意! (クリックで展開)
Quinn クイン |
ホールドファストのリーダーである壮年の男性。Voidジャンプ事故の当時はZarimanの司令部の一員だったらしい。 ホールドファストの「依頼ミッション」を担当している。彼の依頼はZarimanの通常ミッションに追加の課題が課された形式となっており、達成することで「ヴォイドプルーム」の内の1種類「ヴォイドプルーム クイル」を確定で入手できる。 |
Cavalero カヴァレロ |
ホールドファストのメンバーの1人。坊主頭の男性で、事故当時はZarimanの治安維持にあたる警備員のような役割を務めていたらしい。かつての役割の影響なのか、やや粗暴な態度で接してくる。 クリサリスの限定武器やZarimanの敵がドロップするアルケインを主に取り扱う他、インカーノン武器の強化やインカーノン・ジェネシス アダプターの取り付けもここで行える。 |
Hombask ホンバスク |
ホールドファストのメンバーの1人。低い声の女性で、事故当時はZarimanにおける農作物生産の責任者だったらしい。 取り扱う商品はZarimanをテーマとした装飾品類。これらはオービター内のほか、Zarimanと共にアンロックされる「ドルムゾーン」という船内の小部屋にも飾ることができる。 |
Yonta ヨンタ |
ホールドファストのメンバーの1人。オロキン帝国の研究職「アルキメデス (Archimedean)」の一員でもあり、セファロンに変化する前のスーダとも交流があったらしい。 ヴォイドプルームを欲しており、彼女にヴォイドプルームを渡すことでホールドファストの地位を上げることができる。 |
Kahl カール |
元グリニア所属の離反兵で、グリニア時代の個体番号から「Kahl-175」とも呼ばれる。 「新たな大戦」クエストで初登場。同クエスト内ではテンノ以外の人物が操作キャラクターとなるパートが存在するが、その中の1人を務めた。 新たな大戦に参加した当時はVay Hek直属の部隊の一員であった。エイドロンの草原に襲撃を仕掛けたセンティエントを相手に奮戦するも、最終的にナルメル・ベールを取り付けられセンティエント側の船「ミュレックス」に連れ去られてしまう。 その後、並外れた精神力でベールによる洗脳に打ち勝ち、自力でベールを外した彼はDaughterの助力を得てミュレックスを脱出。 Vay Hekや女帝ではナルメルの残党を倒すことはできないと考え、「Kahl守備隊」を結成し彼らに立ち向かうことを決意。 ウィークリーミッションのナルメル破壊ミッションでは彼を操作することになる。 |
Chipper チッパー |
Kahl守備隊所属のソラリス民。 オーブ峡谷内のコーパス施設にてナルメル・ベールを装着させられてしまい、そこに囚われていたが、Kahlの手によって救出され、以降仲間となる。 「ストック」と報酬の交換を請け負ってくれる他、アルコン討伐戦における防衛ミッションでは彼を防衛することになる。 |
Albrecht Entrati アルブレヒト・エントラティ |
オロキンの科学者で、カビアの面々の主だった人物。 初めてVoidの存在を確認し、その中に立ち入った人物として知られており、この出来事によりエントラティ家は研究者の一族として著名となった。 初登場はネクロロイドの拠点にある音声記録の中で、その後もZarimanの内部にある肖像画などで存在が示唆されていた。 「壁の中の囁き」でついに本人が登場。肖像画ではオロキン人らしい青肌で描かれていたが、このクエストでは経緯は不明ながら、人間に近い容姿になっている。 |
Loid (オリジナル) ロイド |
カビアのメンバーで、独特な形状の眼鏡と長髪が印象的な男性。 Albrecht Entratiの助手であり、ネクロリスクのLoidのオリジナルとなった人物でもある。Albrechtに対しては強い敬愛を持っており、ササヤキに対処するため忠実に職務を遂行しようとする。 サンクタム・アナトミカでは、彼にヴォーカを渡すことでカビアの地位ポイントを得られる他、アルケインの分解とそれによって得られる特殊素材を用いたアルケインのランダム入手、Danteと関連装備の購入も彼と話すことで行える。 |
Fibonacci フィボナッチ |
カビアのメンバーで、元実験動物の一体。現在は事実上のリーダーを務める。 種族は本来エイドロンの草原に生息する魚類である「ノルグ」で、テンノが釣ることができる個体に比べるとかなり大きい。 Loidと同じくAlbrechtに対しては忠実で、研究所での依頼ミッションは彼から受注することができる。 |
Tagfer タグファー |
カビアのメンバーで、元実験動物の一体。 シカに似た「サーヴライト」という種族の動物。サーヴライトは非常に希少であるらしく、彼は種族の最後の1体だという。 同じ種族の「Minn」を実験で失ったことにより、Albrechtに対して強い憎しみを抱いている。このため他のカビアのメンバーと衝突することが多々ある。 ネットセルミッションは、彼に話しかけることで受注できる。 |
Bird 3 バード・3 |
カビアのメンバーで、元実験動物の一体。 鮮やかな外観をした大型の鳥。FibonacciやTagferと違い、種族についての詳細は不明である。 他2体と比べると難しいことを考えるのは苦手のようで、話し方もどこか幼い。カビアの地位ポイントを利用した購入は彼から行える。 |
敵陣営
本作における敵陣営の名有りキャラクターたち。多くはボスを務めている。
グリニア
Captain Vor キャプテン・ヴォー |
グリニアの軍人。チュートリアルクエストにおける最初の敵。 コーパスと違いオロキン文明をさほど重要視していないグリニアにあって、珍しくオロキン技術に対し強い関心を抱いている。その研究の結果を用いてオロキンとグリニアの技術を掛け合わせたハイブリッド銃を製作したりしていることから、技術将校としての側面も持っているのではないかと考察されている。 ストーリー上ではチュートリアルミッションで最初に登場し、冷凍睡眠から目覚めた直後のテンノに「アスカリス」なる洗脳装置を埋め込んで支配下に置き、自分の手に落ちた暁には両女帝に献上しようと画策する。しかし周囲の協力を得て支配を跳ね除けたテンノにより返り討ちに合い、胴体から真っ二つにされてしまった。 その後は死亡時に所持していた特殊なVoidキーの作用により蘇生。同時に意識に何らかの影響を受けたようで、グリニアを離反してVoidの守護者を自称する「Corrupted Vor」となり、最高難易度のVoidミッションに登場しては襲い掛かってくる。 戦う機会が多く何かとテンノと縁があるため、親しみを込めて「Vorおじさん」と呼ばれる事もあるが、実装当初はスタンガンを内蔵した警棒 (通称: テンノしばき棒) を振るう、オネエ口調のおばさんだった。 |
Councilor Vay Hek カウンシラー・ヴェイ・ヘック |
グリニアの実力者で、「Councilor (評議員)」の称号が示す通りグリニア評議会の評議員の一人。後述のTengus博士の所業により、グリニアボスの中でも特に身体の機械化を進めている。他のボスが「クローンの肉体」と呼ばれるヘルスタイプを持ち、全体像としては人型を保っている中、こいつは巨大な飛行ドローンのような体を持ち、人型だった頃の面影は顔ぐらいにしか見られず、ヘルスタイプも明確に「機械」となっている。戦闘時は巨大なテラフレームを纏い、生き残る為に味方さえ餌にする執念の化物ともいうべき姿は、そのとてつもない声量の声と合わせててプレイヤーに強烈な印象を残すことだろう。 作中では自らと敵対するグリニア評議員を粛清することで、永年に渡り両女帝の下で権勢を振るってきたが、至上命令であるテンノ抹殺のミッションにはことごとく失敗してきた。 起死回生の決戦兵器である超巨大戦艦「バロール・フォモーリアン」を大量生産してコーパスの艦隊を壊滅させ、テンノリレーを攻撃し、いくつかを破壊する事に成功したが、これがテンノの怒りをかう事となる。 アークウィングを装備したテンノらによりバロール・フォーモリアンを全て破壊された上、「因果応報の戒律」トライアルミッションにおいて彼の軍団は壊滅、Hek自身も追い詰められ、遂に引導を渡される事となった。……が、その後も凝りもせずグリニアの栄光の為に働いている模様。 オストロン壊滅も目論んでおり、エイドロンの草原に感染体に侵された天体「疫病の星」が落着した際にはその中から現れる感染体をシータスに差し向けようと画策していた。また、地下でグリニア兵を無理矢理急速成長させることで生まれる腐敗したグリニア兵の「グール」は彼によって生み出されたものである。 |
Lieutenant Lech Kril ルーテナント・レッチ・クリル |
グリニアの軍人。「Lieutenant」は大尉または中尉の意。グリニアの英雄として名を知られた人物であり、棘の付いたハンマーとマシンガンを得物とする。自身の体に冷却装置を組み込んでおり、それを利用した冷気属性の攻撃も行う。 PV第1弾で敵役として登場した記念すべきボスでもある。PVではExcalibur, Mag, Loki, Rhinoの4人分隊を相手に奮戦するも、それぞれのアビリティで徐々に追い詰められていき、最期にはExcaliburに両断された。 |
General Sargas Ruk ジェネラル・サーガス・ラック |
グリニアの軍人。「General」は将軍の意。一単語ずつ間を取りながら話すという、独特な話し方が特徴的。グリニアのアーティファクト発掘プロジェクトの責任者でもあり、Warframe冷凍ポッドの捜索を主導していたことから、テンノたちの抹殺の対象となったようだ。 他のグリニア重鎮と同様に体の各所に改造を施している。特徴的なのは腕に装備した火炎放射器であり、戦闘でも存分に活用し、火炎属性の猛攻を仕掛けてくる。 また、平和主義を下らないものと切り捨てており、グリニアの平和主義者であるKavorたちや、それを助けるスティール・メリディアンに対してはたびたび刺客を送っている。 テンノに対しても金ずくの傭兵のような働きを痛烈に批判し、グリニアの配下に下ることを求めてくる。 |
Kela De Thaym ケラ・デ・セイム |
グリニアの軍人。グリニアの女性兵部隊のトップであり、異端分子の戦闘裁判 (という名の実質的な公開処刑) と娯楽を兼ねたアリーナ「Rathuum」を主宰している。 戦闘では機敏に動きながらロケット弾をばら撒きつつ、テンノの動きを阻害するローラーを召喚する。また、ある程度ダメージを与えると、「オービタルストライク」という上空からの砲撃を行う。 |
Tyl Regor タイル・レゴー |
グリニアの研究者。遺伝子研究の第一人者であり、不完全なクローン技術により劣化の一途を辿るグリニアを救済せんとしている。 オロキンを一度は下したセンティエントに興味を持ち、その墓を見つけて発掘に成功するも、眠っていた「中身」を解放してしまう。その場はテンノの活躍もあり一時的に再封印には成功したが、懲りもせず手出しを続けているようだ。 研究者のイメージに反し戦闘能力も高い。グリニアの例にもれず体を機械化しており、巨大な斧と盾、ガントレットを使い分け、素早い身のこなしでの体術を織り交ぜつつも男らしく殴りかかってくる。「チューブメン」と呼ばれる、彼の研究の成果である強力なクローンとの波状攻撃も驚異的。 その一方、見た目の怖さに反してメタ発言や皮肉を交えたジョークを放つなど、案外と軽い人物ではある。 |
Dr. Tengus Tengus博士 |
グリニアの研究者。ゲーム内では他のキャラクターの通信等で名前が挙げられているのみで容姿や声などを確認することはできないが、公式の外伝漫画である「The Ascension」では実際の姿が描かれている。 ゲーム本編では序盤のクエストとなる「博士の計略」で登場。感染体の兵器転用研究施設の責任者を務めていたものの、テンノが同施設に侵入したことを察知し感染体を無断で放出。結果として感染体が再び星系中に出現することとなってしまったが、当の本人はこれをテンノの責任と報告して制裁を免れている。 外伝漫画ではまだ人型を保っていた若き日のVay Hekを騙し、女装姿で女帝への製品プレゼンテーションの場に登壇させるという奇行に及ぶ。更に焦りを見せたHekを「製品」たるグールの囲いの中に蹴り落とし、その残虐性を実証して見せた。その後は感銘を受けた女帝からHekの蘇生・機械化を命じられ、これを手掛けた。 このようにゲーム内にはいまだ登場しないものの、ストーリーの要所で悪辣かつ極めて無責任なマッドサイエンティストとして、印象的に描かれている人物である。 |
Grineer Queens / Twin Queens グリニア女帝 / 両女帝 |
グリニアを支配すると伝えられる、双子の女帝。しかしながら長年にわたる捜索にもかかわらずその正体はおろか、居場所すら発見されていない状態が続いている。あまりに見つからないため、実際には両女帝なるものは存在せず、グリニアの支配のためのプロパガンダの一環として、ねつ造された存在なのではないかとも言われていたが……。 ※以下、ストーリー中盤~後半にかけてのネタバレに注意。 クエスト「内なる紛争」にて、不審な動きを見せるTeshinの痕跡を追う内に、テンノは巨大なエンジンが取り付けられた移動式要塞を発見する。これこそが、両女帝の居城たる「クバ要塞」であった。要塞に侵入したテンノは、ついに両女帝と対峙することになる。 「双子の女帝」という呼び名の通りに2人おり、それぞれが異なった特徴を持つ。 |
コーパス
Alad V アラド・V |
コーパスの実力者兼研究者。捕らえたテンノを「研究」しつくした後に切り売りするというおぞましい計画「Zanuka プロジェクト」の首謀者であり、これにより増やした資産によって最高実力者たるCEOの座を狙っていた。 戦闘では、プロジェクトの成果たるロボット「Zanuka」と共に出現するものの、自身はエネルギーシールドや目潰しなどの防御技を使いつつ逃げ回るばかりで、攻撃はZanukaに丸投げしている節がある。 後に「テンノを敵に回すと恐ろしい事になる」事を熟知し、また彼を追い落とそうとしたFrohd Bekによる手引きもあり、最高傑作であるZanuka諸共ボコボコにされた上に地位を失う事となった。 失意の中彷徨う内に、何の因果かテクノサイトウイルスに感染し、「Mutalist Alad V」と名乗る感染体の上位種となってしまった。感染体による帝国樹立を宣言して勢力を拡大する一方、テンノに対する歪んだ執着もあり、自身の元研究者としての頭脳を生かして機械への感染を可能とする生物兵器や、それによって生み出した新型のミュータリスト感染体を送り出し、太陽系に甚大な被害をもたらした。 Mutalist Alad Vとして戦闘に登場する際は、毒属性の感染体ライフルなどや首輪型の洗脳装置で自ら攻撃を仕掛けてくる。 その一方で近年では感染の治療法を見つけようとしており、狂いながらも自身の利益と知的探究の為にはテンノに協力して手を組む事もやぶさかではない。 そして、アップデート25にてついにコーパスに復帰を果たした。しかしこの復帰劇の裏には、コーパス兵とセンティエントを強制的に融合させた「合成体」の作成という、センティエントとの恐るべき「協約」があった。この協約はセンティエント側に半ば騙される形で結ばされたものであり、Alad自身も何とかして破棄する方法を探っている様子。 |
Zanuka ザヌカ |
Alad V によって開発された、Warframeのパーツを利用した戦闘用ロボット。Lotusいわく、「あらゆるWarframeのパワーをその最大出力で使用できる」とのこと。戦闘ではAlad本人と同時に出現し、ミサイル攻撃や冷気属性の攻撃を使用するほか、こちらのアビリティを無効化することもある。また、Aladが大ダメージを受けてダウンした場合、その救援に向かう。 |
Frohd Bek フロード・ベク |
Darvoの父であり、コーパス委員会現会長。「テンノを敵に回すと命すら危うくなる」ということを理解しており、Alad V を追い落とすためにテンノに共闘を持ちかけてきた。その後は「Animo」という学習型AIを盗用し、これをAmbulasに組みこむことでAmubulasの大幅なアップデートに成功したものの、Ergo Glastと手を組んだテンノに、デモンストレーションの場を利用してハッキングしたAmbulasを送り込まれたことで逆に自身の艦を壊滅させられる。この他アークウイング獲得クエストにてVay Hekと抗争をしていたり、クブロウ獲得クエストにてクブロウの戦闘能力に関心を示す一面が見られたりする。 |
Ambulas アンビュラス |
コーパスの戦闘用ロボット。ボスではあるが、冥王星の通常ステージ内にも出現する。かつては一般的なコーパスロボである「モア」の単なる色違いだったが、先述の通り「Animo」を組み込むことで大幅な変更がなされ、サイズが大きくなり、装飾が追加されたほか、攻撃もよりアグレッシブなものとなった。頭部に搭載されたレーザー砲が主な攻撃手段。 Ambulasの抹殺ミッションは上記の通り、Frohd Bekによるデモンストレーションの場で行われることになる。出現後にAmbulasの体力を0にしたうえでハッキングし、一定時間後に飛来するドロップシップに回収させFrohd Bekの母艦に送り込む必要がある。 |
Nef Anyo ネフ・アンヨ |
コーパスの実力者。 元は「Sgt. Nef Anyo (Nef Anyo軍曹の意)」という名の火星のボスだったのだが、ちょっと強化した武器や、もともとの性能が高いものならば無強化の武器でも倒せるほど弱かったために「Nerf Anyo (弱っちいAnyo) 」「Derp Anyo (馬鹿Anyo) 」呼ばわりされるほどのネタっぷりを誇るキャラだった。 そんな彼であったが、後のアップデートでのリファインにより、戦闘面よりも知略・策略面に長け、本作随一の悪逆非道ぶりを誇る人物として、大きな存在感を示すキャラクターへと出世した経歴を持つ。 軍曹時代は一般構成員であるクルーマンとさほど変わらないデザインだったが、リファイン後は、Voidへ入るためのカギである「Voidキー」を象った、宣教師めいた衣装に包まれた姿となった。どうやらコーパスの最先端のファッションらしい。 コーパスの中でもとりわけVoidへの狂信が篤く、自らをVoidに選ばれた「利益の預言者」であると豪語する、コーパスのカルト的側面を体現した人物である。 「偽りの資産」作戦イベントでは彼を破産させる為の作戦が展開されたが、致命的なダメージには至らなかったようだ。また対戦ゲーム「インデックス」による賭博も主宰しており、時には不正を働いてでも相手から財産を毟り取ろうとする。 フォーチュナーを支配し、ソラリスの民に強制労働を強いているのも彼であり、強制労働で負債を返せないならば子や孫にそれを引き継がせた上で、本人の臓器や脳髄などを「差し押さえ」るなど、フォーチュナー関連のクエストではその非道っぷりをまざまざと見せつけてくれる。 なお、Nef Anyoのリファイン後、火星のボスは「The Sergeant」という別名のキャラになったが、その実態は…(後述)。 リファイン後のNef Anyoに対する新たな抹殺ミッションの実装も計画はされているようであるが、アップデート30現在でも実現には至っていない。 |
The Sergeant ザ・サージェント |
コーパスの実力者 (?)。元は火星ボスだったっが、勢力の入れ替えに伴い現在はフォボスのボス。 Nef Anyoがリファインされたことに伴い新たに設定されたボスキャラクター…とはいうものの、実態は「Sgt. Nef Anyo時代の見た目や行動パターンそのままに名前が変わった」だけである。 行動パターンは「煙幕で透明化し身を隠す」「スナイパーライフルで攻撃する」のみ。前者は一見厄介そうに思えるが、透明化後も当たり判定は残っているうえにテンノのように素早く移動できるわけでもないので、先ほどまでいた辺りを攻撃していればダメージを受けてしまうことがある。 それでいて、彼の前に戦うVorやJackal、Lech Krilのように無敵時間もなく、装備を強化していると透明化を使わせるまでもなく、本当にあっという間に戦闘が終わってしまう。 ソーティーなどで高レベルで出現した際も、タイルセットのリマスターに伴って大きく強化された一般コーパス兵の方が脅威などと言われてしまう始末。 演出面でも、一般のクルーマンとさほど変わらない外観であったり、ボイスも一般クルーマンの使いまわしである等手抜き感が漂う。 総じて、現時点での本作最弱ボスの名を欲しいままにする、とことん不遇なボスとなってしまっている。 |
Jackal ジャッカル |
コーパスの戦闘用ロボ。大きめのサイズの4足歩行ロボで、ガトリングガンとホーミングミサイル、粘着性のあるグレネードで武装しているほか、脚を地面に叩きつけて衝撃波を起こすこともある。コーパスの各施設では起動前のJackalが吊るされている箇所がある他、オーブ峡谷には派生モデルが登場することから様々なコーパス製ロボットの雛形なのではないかという考察がある。 アップデート28でリファインが行われ、通常の武器ではとどめを刺すことができないという頑強さを身に着けた上に、アビリティ解除効果のある衝撃波を連続で巻き起こしたり、一定量ダメージを与えると回避が難しいレーザー壁攻撃を繰り出すようになるなど、かなり厄介な相手になった。 |
Raptors ラプターズ |
コーパスの戦闘用ロボ。コーパスの飛行ドローンである「オスプレイ」の強化型。NS, MT, RVの3モデルがおり、戦闘が進むごとに登場するモデルが切り替わる。NS は爆弾をばら撒き、MT は電気攻撃を行うドローンを召喚、RV はレーザー砲と、モデルごとに異なった攻撃を行う。また、3モデル共通の攻撃として、爆発するボルトを発射する。 |
Hyena Pack ハイエナ・パック |
コーパスの戦闘用ロボ。小型の4足歩行ロボで、「ハイエナの群れ」の名の通り、複数体同時に出現するのが特徴。Ln2, Ng, Pb, Th の4モデルが存在し、この中からテンノ側の分隊メンバー数に応じてランダムで2体または3体出現する。それぞれ速度低下、火炎耐性、敵シールド回復、HUD妨害のオーラを備えている。余談だが、他のコーパスロボ系のボスがロボットらしい機械的な口調なのに対して、こいつらは割と流暢に喋る。 |
Parvos Granum パーヴォス・グラナム |
コーパスの創設者と伝えられる人物。「黄金の左手」をトレードマークとしていた彼は、貧農からのし上がり、コーパスを創設したものの、最終的に取締役会の裏切りに遭い、暗殺されたという。 現在では神格化されており、リマスター後のコーパス・シップでは、彼自身やその黄金の左手を象った像があちこちに見られる。 以下ネタバレ 内紛により機能停止に陥ったコーパス取締役会を取りまとめるため、Nef Anyoは「自身こそがParvos Granumの子孫であり、相続人である」という声明を骨子とする「デッドロック・プロトコル」を発動。これによる一連の騒動をきっかけとして、現在も生存していることが明らかとなった。 Granumはかつて、Warframeの一体「PROTEA」と行動を共にしていた。件の取締役会による裏切りに遭った際、護衛を務めていたPROTEAは、自らを犠牲にGranumをVoid空間に転移させる。これにより、Void空間に幽閉されながらも生き長らえていたのであった。 彼の実際の人物像は、怠惰を嫌い常に欲望に従って前進し続けることを至上とする、「徹底的な改革主義者」といったところ。それだけに、ただ他人の手柄から暴利をむさぼるだけという、自身の理念とは真逆の姿に成り下がった現在のコーパスに対しては明確に嫌悪の念を見せる。 Granumの幽閉される空間「Granum Void」への到達に成功したAnyoは、白々しく彼を父と呼ぶも、Granumはその様子から現在のコーパスの腐敗ぶりを見抜き、一蹴。逆にAnyoの艦隊に大量のスペクターによる攻撃を仕掛けた。 やむを得ずAnyoと協力する羽目となったテンノは、もう一度Granum Voidに赴く。最終的にスペクターを止めることには成功するものの、テンノが転移した際のエネルギーを利用して、Granumも現在の太陽系への脱出を成功させ、最後にテンノへの問いかけのメッセージを残し行方をくらませたのだった。 その後はしばらく動きを見せなかったが、アップデート30で実装された「嵐を呼ぶ者テンペスタリ」クエストで久しぶりに登場。テンノに敗北し、衰弱状態のままGranum Voidに漂着したVala Glariosにその黄金の左手を差し伸べるシーンで、このクエストは幕切れとなっている。 続くアップデート30.5では「Parvos シスター」を組織し、テンノ側にけしかけるなど、現在の太陽系での活動を活発化させている様子が描かれている。 |
Vala Glarios ヴァラ・グラリオス |
アップデート30で初登場した、とあるコーパス艦隊旗艦の艦長。コーパスの名有りキャラクターとしては初の女性である。 かつて彼女は姉妹と共にLucretiaと呼ばれるコーパスプラットフォームに努めていたが、そこへ幽霊船のようにもみえる謎のレールジャックが突如攻撃を仕掛けたことで姉妹を失う。現在はその幽霊船に対する復讐に燃えており、仇討ちを完遂させるべく捜索を行っている。 以下ネタバレ Void嵐の中で、彼女はついに幽霊船レールジャック「テンペスタリ」を発見。トラクタービームによってテンペスタリの拘束を試みるものの、テンペスタリの真実を探っていたテンノとCyによって阻止される。 そのままテンノたちを受け入れたテンペスタリによって、逆に自身の艦隊を旗艦もろとも壊滅させられてしまう。瀕死の状態でGranum Voidに漂着した彼女に、Parvos Granumが手を差し伸べる場面で一旦の幕切れとなる。 続くアップデート30.5でも引き続き登場。恐らくは上記のGranum Voidへの漂着の後にParvosの右腕として抜擢されたようであり、シスター候補者の選定を務めている。 |
感染体
Phorid フォリッド |
感染体のボス。チャージャーという雑魚感染体を大型化したような姿をしている。 感染拡大ミッションが各惑星の抹殺ミッション上で発生した場合に戦うことが可能。 人語を解することができ、テンノに対し「我々と同化しろ」との誘いをかけてくる。戦闘面では、近接攻撃とヘルスに直接ダメージを与える毒属性のホーミング弾のほか、回避不能な雄たけび攻撃を繰り出す。 |
Lephantis レファンティス |
感染体のボス。ダイモスに出現する。 3つの細長い頭を持つ巨大な感染体で、Lotusいわく古の大戦のための生物兵器として生み出されたという。3つの頭にはそれぞれ「取り込まれたグリニア」「取り込まれたコーパス」「取り込まれた感染体」と名前がついていることから、3勢力全てを取り込み、長い時間をかけて成長していったものと思われる。 戦闘は2段階に分かれており、第1段階では地面からランダムに表れる3つの頭全てに一定量のダメージを与えること、第2段階では真の姿を現したLephantisに完全にとどめを刺すことを目的とする。 Phorid と同様に人語を解するが、Phorid は (カタカナ交じりではあるが) 流暢に話すのに対し、こちらは片言のような喋り方をする。 |
Zealoid Prelate ジーロイド プリレイト |
感染体のボス。元々はNightwaveのシーズン2で登場するミニボスであった。シーズン2の終了後は遺跡船 (現ダイモス) にミッションが常設されるようになった。 異形の者ばかりの感染体の中では、珍しく人型に近い姿をしている。言葉もPhorid以上に流暢であり、カタカナ交じりの字幕も見られない。 |
Jordas Golem ジョーダス・ゴーレム |
感染体のボス。特定条件を満たした後のエリスで戦うことができる。 コーパスの宇宙船に侵入した感染体が、その制御AIに悪影響を与えることで、船が自律的に破壊活動を行うようになった姿である。その出自から、現在のWarframe作中では最大クラスの大きさを持つキャラクターであると推測される。 |
刺客
敵キャラクターの中でも、特殊な条件を満たすことで出現フラグが立ち、ミッション中に乱入してくるタイプの敵。
STALKER ストーカー |
テンノに似た謎の存在。様々なフレームのアビリティを模した強力な攻撃を使いこなす他、こちら側のアビリティを無効化することもあり、撃退は困難。上手く倒すことができると、彼の持つ専用武器の設計図が手に入ることがある。 全てのテンノを恨んでおり、そこには複雑な経緯があるようだ。 出現フラグは「各ボスの討伐」。フラグが立つと「貴様の行動に責任を取れ。」と記されたメッセージが送られてくる。 |
ACOLYTES アコライト |
Stalkerに敬意を示し彼に付き従う存在で、Acolyteとは「従者」を意味する。全部で6名から成り、いずれもネガティブなイメージの英単語を名前として持つ。またStalkerへの敬意を示すかのように、全員がStalkerのものと全く同じマスクを着用している。 元々は2016年開催の「亡霊の怨念」作戦イベント専用のミニボスとして登場した。倒すことでイベント限定の特殊なMOD (現在はカンビオン荒地の依頼ミッションで入手可能) を落とすのだが、イベントの仕様上出現停止までの日数制限が短かった上、MODのドロップ内容はランダムであったため、テンノ達からは親の仇のごとく狩られることに。 同作戦の終了後も彼らの討伐パートはミニイベントとしてたびたびリバイバル開催されていたが、アップデート29.5での討伐イベント廃止に伴い、現在は鋼の道のりミッションの遂行中に時間経過で乱入してくる刺客となっている。 同時に乱入してくるのは、以下のメンバーの内1人のみ。
|
Grustrag Three グラストラグ隊 |
「Leekter」「Shik Tal」「Vem Tabook」の3名から成る、グリニアの刺客。Leekterはハンマー、Shik Talは拳銃と防弾盾、Vem Tabookはショットガンと三者三様の武装を持ち、同時に相手にすることになる。連携を取って行動するために手強いが、上手く撃退すれば専用武器のパーツが手に入ることがある。敗北すると、グリニアに対する攻撃力が低下する装置を取り付けられてしまう。 クローニングによる知性低下に悩まされるグリニアの中でも特にそれが酷く、虐殺衝動を抑えられないために味方であっても手をかける厄介者。別名3馬鹿とも。 出現フラグは「侵略ミッションでのコーパスへの加担」。フラグを得た場合、Vay Hekからのメッセージが送られてくる。 |
Zanuka Hunter ザヌカ・ハンター |
コーパスの刺客で、Zanukaの派生モデル。 元のZanuka同様、機敏な四足歩行ロボットで、冷気の爆弾を発射したりシールドを張ってきたりする。やはり手強いが、上手く撃退できれば専用武器のパーツが手に入ることがある。 敗北するとコイツによって捕獲されてしまい、Alad Vの施設へと強制連行されてしまう。遂行中のミッションは強制中断され、武器・アビリティを失った状態での施設からの脱出を余儀なくされる。 出現フラグは「侵略ミッションでのグリニアへの加担」。フラグを得た場合、Alad Vからのメッセージが送られてくる。 |
Juggernaut ジャガーノート |
感染体の刺客。 感染体の体液の臭いを嗅ぎつけて現れる強力な個体で、毒の霧や胞子の波といった広範囲攻撃を中心に仕掛けてくる。硬化した感染体組織が装甲のように全身を覆っており、弱点以外には碌にダメージが入らない。弱点も常時露出するわけではないため、攻撃タイミングを極力逃さないようにしたい。 出現フラグは「感染体勢力のミッション中に聞こえる雄叫び」で、この雄叫びが聞こえた後、ザコ感染体を大量に倒すことで出現する。 |
星系
本作のステージは「Origin太陽系」と呼ばれ、現実にも存在する太陽系惑星とその衛星、準惑星などと、本作オリジナルの特異な空間が混在したものとなっている。
各星系には複数のミッション地点があり、それぞれ固有の名前が付けられている。この地点名は、該当する星の地形の名や関連する神話などから取られている場合が多い(例: マリアナ海溝から命名された地球の「Mariana」、ローマ神話の戦争の神「マーズ」と同一視されるギリシャ神話の神「アレス」から命名された火星の「Ares」など)。また土星のタイタンや木星のエウロパを除くガリレオ衛星のように、各惑星の衛星が独立したマップとして扱われない場合、その衛星が公転している惑星のステージ名として登場することがある。
最初に攻略できるのは地球のみだが、所定の条件を満たして星と星を繋ぐ「ジャンクション」を解放し、その中にいる守護者に打ち勝つことができれば、アクセス可能な星系が増加してゆく。
地球 Earth |
グリニアの領域で、チュートリアルクエストの舞台。グリニアの政治家「Vay Hek」が何かを計画する。 エンペリアン専用マップの「地球プロキシマ」も存在する。 |
金星 Venus |
コーパスの領域。四足歩行ロボット「Jackal」と対決する。 エンペリアン専用マップの「金星プロキシマ」も存在する。 |
水星 Mercury |
グリニアの領域。指揮官「Captain Vor」と直接対決する。 |
火星 Mars |
グリニアの領域。大尉「Lt Lech Kril」と戦うことになる。 |
フォボス Phobos |
火星の第一衛星で、コーパスの領域。軍曹「The Sergeant」が守る。 |
ダイモス Deimos |
感染体に汚染された火星の第二衛星。かつて「遺跡船」と呼ばれていた場所には、ドラゴンキーでないと開かない宝物庫が存在する。 抹殺ミッションでは、巨大な感染体「Lephantis」と感染体の狂信者「ジーロイド プリレイト」が待ち構えている。 |
ケレス Ceres |
グリニアの領域。「Lech Krill」と「Vor」がタッグを組んで出現、同時に相手をすることになる。 |
木星 Jupiter |
コーパスの領域。多数のコーパスの研究施設が建つAlad Vの本拠地。ボスステージではAlad自身と彼の最高傑作「Zanuka」が待ち受けている。 |
土星 Saturn |
グリニアの領域。炎を操るグリニアの将軍「General Sargas Ruk」と戦う。 |
エウロパ Europa |
木星の第二衛星にしてガリレオ衛星の一角。現在はコーパスの領域で、氷に覆われた極寒の地。巨大オスプレイ「Raptors」が連続で登場。 |
天王星 Uranus |
グリニアの領域。海底に存在する隠された研究所が多数存在している。ボスステージでは、天才にして狂気の科学者「Tyl Regor」と戦う。 |
海王星 Neptune |
コーパスの領域。集団で戦う四足歩行ロボット「Hyena Pack」4種類と戦う。 エンペリアン専用マップの「海王星プロキシマ」も存在する。 |
冥王星 Pluto |
かつては惑星に分類されていた準惑星。現在はコーパスの領域で、高度なAIを備えた二足歩行型ロボット「Ambulas」が待ち受ける。 エンペリアン専用マップの「冥王星プロキシマ」も存在する。 |
セドナ Sedna |
太陽系の外縁に存在する小惑星で、グリニアの領域。グリニア女性兵のトップ「Kela De Thaym」が待ち構える。 |
エリス Eris |
感染体に支配されている準惑星。地位を追われ、感染体に成り果てた「Mutalist Alad V」の根城であり、外縁には感染体により制御を失った「Jordas Golem」が漂っている。 |
Void ヴォイド |
オロキン時代の遺跡が残る神秘的空間。 海王星、冥王星、セドナ、フォボスからジャンクションを接続する必要がある。 高レベルミッションでは、Void の守護者と化した「Corrupted Vor」が乱入してくる。 |
ヴェール プロキシマ Veil Proxima |
エンペリアン専用のマップでは唯一となる既存の惑星名が入らない宙域。 エンペリアンのマップの中でも最終盤にあたるマップで、最高レベルのエンペリアンミッションがグリニアとコーパス共に存在している。また一部のミッションでは、懸念対象となる正体不明の構造物が現れることも。 |
テンノリレー Tenno Relay |
いくつかの星系(機種によって異なる)に存在する、テンノやその味方勢力の交流の場。各シンジケートの施設やDarvoの個人商店などもある他、2週間に一度、Baro Ki'Teerがどこか一ヶ所のリレーを訪問し販売を行う。 |
終盤のストーリーをクリアすると解禁される星系 (クリックで展開)
ルア Lua |
かつて月と呼ばれた地球の衛星。とある理由のため、異空間に隠されており太陽系上からは姿を消していた。 中には古代戦争で破壊されたオロキンの遺跡が眠る。 コーパスとグリニアがしのぎを削る中、センティエントが乱入する事も。 アクセスできるようになるのはクエスト「二番目の夢」クリア後。 |
クバ要塞 Kuva Fortress |
グリニアの両女帝の鎮座する、グリニアの本拠地ともいえる要塞。バロール・フォーモリアン用の巨大エンジンが取り付けられた移動式要塞であり、太陽系中を周回していたために発見することができずにいた。 アクセスできるようになるのはクエスト「内なる紛争」クリア後。 |
Zariman ザリマン |
かつてのオロキン帝国が建造した巨大なコロニー船。「新たな大戦」後に突如として現代の太陽系に出現し、新たな星系となった。 「Zarimanの天使」クエスト完了後にアクセスできるようになる。 |
タイルセット
タイルセットは、あらかじめ設定されたステージ環境のことである。このゲームでは各ミッション地点ごとにタイルセットが設定されており、それに対応した部屋や通路がランダムに組み合わせられ、一つのマップが生成される。そのため同じミッション地点であっても、入るたびにマップの構成は変化する。
グリニア
Asteroid アステロイド |
グリニアの採掘基地。特に土星と水星に多く配置されている。換気ダクトが多く配置されており、しばしばタイル間の移動手段になる。 |
Forest 森林 |
地球固有のタイルセット。オロキンの遺伝子改造技術により、異常なまでに繁殖した木々の中にグリニアの建造物が立つ。また、あちこちに野生化したクブロウの巣が存在する。 ここに登場するグリニア兵は、森林迷彩を施し「フロンティア」の称号を持っている。 |
Galleon ガレオン |
薄暗いグリニアの宇宙船の中を進むタイルセット。水星と土星、セドナで多く使われている。テンノの接近を感知し、電撃を放つ「アークトラップ」や、触れたテンノに磁気異常を発生させる「センサーバー」が多く配置されている。 |
Sealab 海底研究所 |
天王星に主に配置されている、水中に沈められたグリニアの研究所。青と白の迷彩に身を包んだ、「ドレーカル」の称号を持つグリニア兵が出現する。 漏電した水たまりや高速で回転する歯車がむき出しの箇所などがある他、アークウイングを装着して進む、水中ゾーンが存在する。 |
Settlement セトルメント |
火星固有のタイルセット。砂漠地帯に広がるタイルで、グリニアの建造物に交じり、謎の古代遺跡が姿を見せる。ここに出現するグリニア兵は「アリッド」の称号を持つ。 エイのような原生生物「デザートスケート」が住み着いており、テンノとグリニアの双方に敵対する。 |
Shipyard シップヤード |
グリニアの造船所を舞台とするタイルセット。ケレスで多く使用される。あちこちに毒性の汚水が垂れ流されている他、屋外に面した場所では落雷が発生することも。 このタイルセット特有のグリニア兵として、攻撃しない限りは敵対状態にならないグリニアの作業員「ドラッジ」3種、長い棍棒を構えた近接兵「ガードマン」およびその上位種の「プロセキューター」が出現する。特にプロセキューターは、属性攻撃に対して高い耐性を持つ強敵。 |
Free Space 宇宙空間 |
グリニア勢力のアークウイングミッションやエンペリアンで用いられるタイルセット。文字通り開けた宇宙空間で、あちこちに小惑星が散在している。小惑星は基本的に障害物だが、一部の小惑星は攻撃を加えることで破壊できる。 |
コーパス
Gas City ガスシティ |
木星固有のタイルセット。大規模なコーパスの研究施設を舞台としており、ここでAlad Vは、コーパスとセンティエントを強制的に掛け合わせた「アマルガム」の研究をしているようだ。2019年のアップデート25で大幅なリマスターが行われたタイルセットであり、その際に隠し部屋や、侵入者を検知して毒ガスや電撃を放出するトラップ機構などが多数追加された。 それに加え、通常のコーパス兵とは異なる武装や能力を備えた「ベイポス」の称号を持つコーパス兵が出現する。また時々Alad Vからの通信が入り、合成隊の兵士が送り込まれてくる。 |
Ice Planet 氷の惑星 |
名前の通り、氷に覆われた荒涼としたタイルセット。エウロパで多く使用される。 屋外にいると、あまりの極寒のためにシールドが徐々に減少していく。これを防ぐための熱発生器が所々に建てられているが、脆い上にテンノの攻撃でも破壊されてしまうため、あまり当てにはできない。 |
Outpost アウトポスト |
雪に覆われた山岳地帯に存在するコーパス基地のタイルセット。金星と冥王星で主に使用されている。 ところどころに監視カメラが設置されており、検知されると自動銃撃を行う「センタ タレット」や侵入者を強制転倒させる「レーザーフェンス」が起動されるが、これらは検知した監視カメラを破壊することで無効化できる。 |
Corpus Ship コーパスシップ |
通常ミッション用のものとアークウイング用のものとで、同名のタイルセットが2種類存在する。 通常ミッション用のものは、コーパスの宇宙船内を舞台とする。このゲームで最初に実装された記念すべきタイルセットであり、コーパスの領域ではもれなくと言っていいほど登場する。特に、フォボスで多く使われているようだ。 2020年にリマスターが行われ、内部の様相や構造が以前とは一変した他、「ジュノ」の称号を持つ強力なコーパス部隊が出現するようになった。 更に、特定条件を満たすことでミッション開始から一定時間経過後に「トレジャラー」というParvos Granumの崇拝者が出現するようになる。コイツを倒すことで、Granum自身が高く評価するという「Granumクラウン」を入手できる。 アークウイングミッションのものは、破壊されたコーパスの宇宙船の外縁部や心臓部付近を舞台としている。その都合上、グリニアの宇宙空間に比べ障害物が多く、隙間などに引っかかってしまいやすい。慣れない内は全速力で飛行するのではなく、スピードを抑えた方が良いだろう。 |
感染体
Infested Ship 感染したシップ |
感染体に侵されたコーパス船。感染体が侵食しているという設定のエリスで多用される。 損傷が進んでいるため、宇宙の真空状態に晒されているエリアがある。これらのエリアはにいると徐々にダメージを受けるため、長居はしないようにしよう。 |
Orokin Derelict 遺跡船 |
感染体に侵され、朽ち果てたオロキン文明の遺跡。かつては同一の名前を持つ、星系としての遺跡船の固有タイルセットであったが、遺跡船とダイモスが一体化した現在ではダイモス固有のタイルとなっている。 。内部には高威力の放射線レーザーを放つプレートやトラップ、漏電した水たまりなどがある他、野生のキャバットが住み着いている。また、ドラゴンキーで解錠できる、強力なMODが安置された宝物庫も存在。なお、このタイルでは通常は感染体が出現するが、宝物庫を開けた場合に限り、出現する敵がVoidに出現する「コラプト」に置き換わる。 |
オロキン
Orokin Tower オロキンタワー |
Void固有のタイルセット。遺跡船と同じくオロキン時代の遺跡ではあるが、感染体の影響を受けておらず、荘厳な装飾などの当時の面影をそのまま残している。ただし、多数の防御機構・トラップも現役で稼働しているため、油断は禁物。具体的には、遺跡船にも存在した放射線レーザーのプレート、それを回転しながら四方八方へ放出する「デスオーブ」、侵入を感知して自動射撃を行う「オロキンセントリー」、触れると移動やリロードが極端に遅くなる冷気床など。 ここに出現する敵ユニットは「コラプト」と呼ばれる、洗脳させられた他勢力の敵ユニット達である。そのため実質的に、グリニア・コーパス・感染体の三勢力を一度に相手取ることになる。ゴリ押しの利く低レベル帯ならともかく、高レベル帯では武器の属性や、どの敵を優先的に処理するかなどを考えていく必要がある。 |
終盤のストーリーをクリアすると解禁されるマップのタイルセット (クリックで展開)
Asteroid Fortress 小惑星要塞 |
クバ要塞固有のタイルセット。グリニア両女帝を象徴する赤の装飾が各所に施され、その絶対的な権威を見せつけている。また、破壊不可能な監視カメラが各所に設置されており、検出されると周囲のトラップ類が起動される。 ここに出現するグリニア兵は、女帝直属の「クバ」の称号を持つエリートたちである。 |
Orokin Moon オロキンムーン |
ルア固有のタイルセット。オロキンの遺跡と月の岩石が交じり合うタイルである。オロキンタワーと同じくオロキンの遺跡ではあるが、基本的にコラプトは出現せず、侵入してきたグリニアやコーパスが出現する。また、時々センティエントの偵察ユニット「オキュリスト」が出現することがあり、これに発見されると、センティエントの戦闘ユニットが送り込まれてくる。 オロキンムーン内には「アセンションホール」という、様々なチャレンジに挑戦できるエリアが出現することがある。ここでのチャレンジを達成すると、遺跡船の宝物庫とはまた違ったレアMODが手に入る。 |
Zariman ザリマン |
Zarimanで用いられるタイルセット。グリニアかコーパスが交互に出現する (出現勢力は時間経過で変化)。 内部は荒廃した廃墟という趣が強く、生活感のある物品が散乱している。 特徴的な仕掛けは、プレイヤーに一定時間バフを与える代わりにエクシマスを出現させる「Lohkサージ」、Voidジャンプ事故の犠牲者の慣れの果てである怪物「Voidの天使」など。 また、ミッション入口のエレベーターは出口を兼ねており、その関係で出口がかなり遠くなってしまうこともある。それを考慮してか、ミッション完了時には、触れることで出口エレベーター付近にワープできる球体が出現する。 |
Albrecht's Laboratories Albrechtの研究所 |
ダイモスのミッションの内、「サンクタム・アナトミカ」からアクセスできるもので用いられるタイルセット。オロキン様式の薄暗い研究所と、壁の中のモノが生み出した砂漠のような場所が入り混じっている。出現勢力は今のところササヤキのみ。 内部にはZarimanと同じくLohkサージが点在している他、ハッキングすることで自分のネクロメカを出現させられる端末も置かれている。 |
ダメージの仕組み
アップデート36にて、ダメージの仕組みの内「敵の体力」と「ダメージの属性」に対して非常に大きな仕様変更が入っている。復帰プレイヤーは要注意。
敵の体力
本作の敵キャラクターの体力は、以下の項目の組み合わせで成り立っている。
- ヘルス - 素の体力を表す
- 装甲 - ヘルスへのダメージを割合で減少させる
- シールド - 毒属性ダメージ以外のダメージを一定量肩代わりする
- オーバーガード - シールドと似ているがこちらは毒ダメージも肩代わりするのに加え、オーバーガードの残量がある間はクラウドコントロールや冷気以外の状態異常を無効にする。エクシマスなどの特殊な敵が持つほか、これを他の敵に付与するバフ能力を持つ敵もいる。
多くの敵は「ヘルスのみ」または「ヘルス&装甲」もしくは「ヘルス&シールド」という構成となるが、ボスなどの場合は装甲とシールドを両方兼ね備えている場合もある。
※アップデート36以前は「ヘルス」「装甲」「シールド」それぞれについて、さらに細かな区分が設定されていたが、これは仕様変更により撤廃されている。
ダメージの属性
武器には様々な属性が設定されており、MODで属性を追加したり強化したりすることができる。また、それぞれの属性は異なった状態異常効果を備えており、武器の「状態異常率」に応じて攻撃した相手に状態異常効果を与えられる。
状態異常効果には「スタック (蓄積) 数」があり、スタック数が多くなるほど状態異常の効果が上がる。
以下のように、勢力ごとに弱点となる属性と耐性を持つ属性が設定されており、弱点となる属性で攻撃すればダメージが一定量増加するが、逆に耐性を持つ属性で攻撃すれば減少させられてしまう。
ただし耐性を持つ属性の場合でも状態異常の効果は有用という場合もある。属性を選ぶ際には要注意。
エンペリアンミッションでは物理属性と単一属性にのみ状態異常効果が設定されており、複合属性は与ダメージにのみ寄与する。またエンペリアンの敵機への状態異常効果は、通常ミッションとは異なったものになる。
属性 | 特徴 | 状態異常効果 | |
物理属性 | 衝撃 | 〇グリニアが弱点としている | ・よろけを発生させる ・Mercyフィニッシャーが可能となるヘルスのしきい値を上昇 ・エンペリアン: 敵機の攻撃力と射撃精度減少 |
貫通 | 〇コーパスとオロキンが弱点としている | ・最大80%の攻撃力低下 ・最大25%のクリティカル発生確率上昇 ・エンペリアン: 敵機のシールドと装甲低下 |
|
切断 | 〇感染体とナルメルが弱点としている | ・装甲を無視する継続ダメージ ・エンペリアン: 敵機の受けるヘルスダメージの増加 |
|
単一属性 | 冷気 | 〇センティエントが弱点としている | ・最大90%の速度低下 ・10スタックすると敵を完全に凍結させ、短時間動きを止めさせられる 最大+1.0倍のクリティカルダメージ倍率上昇 エンペリアン: 不動 (敵機の完全停止&武器の使用不可) |
電気 | 〇ササヤキとコーパス・アマルガムが弱点としている | ・命中した敵と周囲の敵に継続的な感電ダメージ ・命中した敵は痺れモーションを取り短時間スタンする ・エンペリアン: 敵機武器使用不可&飛行制御不可) |
|
火炎 | 〇感染体が弱点としている ▲クバグリニアは耐性を持つ |
・継続的な燃焼ダメージ ・炎上によるパニックモーション ・装甲半減 ・エンペリアン: 敵機船体を炎上させ継続ダメージ |
|
毒 | 〇ナルメルが弱点としている 〇シールドを無視して直接ヘルスダメージを与える。ただし、この効果が無効となる敵もいる |
・継続的な毒ダメージ ・エンペリアン: 敵機の同士討ちを引き起こす |
|
複合属性 | 爆発 (火炎+冷気) |
〇カンビオン荒地の感染体が弱点としている ▲コーパスアマルガムは耐性を持つ |
・小爆発を起こして範囲ダメージを与える |
腐食 (電気+毒) |
〇グリニアが弱点としている ▲センティエントは耐性を持つ |
・最大80%の装甲減少 | |
ガス (火炎+毒) |
〇カンビオン荒地の感染体が弱点としている | ・状態異常発生者を中心にガス雲が発生し、それに触れた敵にもガスダメージを与える ・スタック数が増えるとガス雲の範囲が増加 |
|
磁気 (冷気+電気) |
〇コーパスが弱点としている ▲ナルメルは耐性を持つ |
・最大325%シールドとオーバーガードへのダメージ上昇 ・シールドかオーバーガードを全て削った際に電気状態異常を追加で与える ・テンノが受けた場合はそれに加え、画面上にノイズが発生し視界悪化+アビリティ用エネルギーが減少 |
|
放射線 (火炎+電気) |
〇センティエントとササヤキが弱点としている ▲オロキンは耐性を持つ |
・周囲の者を敵味方の区別なく攻撃するように ・スタック数が増えると同士討ちのダメージが上昇 ・テンノ側 (味方NPC含む) が受けた場合、通常は発生しないフレンドリーファイアが発生するように |
|
感染 (冷気+毒) |
〇オロキンが弱点としている ▲カンビオン荒地の感染体とササヤキは耐性を持つ |
・最大325%のヘルスダメージ上昇 | |
特殊属性 | Void | 〇勢力に関係なくオーバーガードにダメージボーナス 〇Zarimanの特殊な敵が弱点としている |
・弾丸誘引フィールドの発生 ・センティエントのダメージ適応を解除 |
True | 〇装甲によるダメージ減少を完全に無視する ※Trueダメージの発生源によってはシールドも無視する ※各勢力の弱点 / 耐性の設定は無し |
無し | |
Tau | 敵センティエントとCalibanのみが扱える特殊な属性 ※各勢力の弱点 / 耐性の設定は無し |
状態異常への脆弱性の上昇 |
※アップデート36よりも前のバージョンでは敵の体力の構成要素がさらに細かく分類されていた関係で、同じ勢力でも弱点が異なるというケースが頻繁に見られたが、仕様変更により基本的に同じ勢力であれば同じ弱点を持つという形になっている。
クリティカルヒット
武器での攻撃時、一定確率でダメージが上昇すること。クリティカルヒットはその武器の「クリティカル確率」に応じて発生し、ダメージ上昇量は「クリティカル倍率」に依存する。このため、クリティカル確率が100%となった武器は、全ての攻撃がクリティカルヒットとなる。
更にクリティカル確率が100%より多い確率となっている場合、例えば125%になっているような場合は、上記に加え25%の確率で「重複クリティカル」となり、通常の「シングルクリティカル」よりも更にダメージが上昇する。
課金要素
紐づけしたアカウントで決済が完了すると、プラチナ (Pt) というゲーム内通貨が得られる。
早い段階で新しいフレームや武器を手に入れることができるが、無課金でも手間を掛ければごく一部を除き、全てのフレーム、武器、MODが手に入るため、課金額で最終的な強さが決まるということはない。
課金を行うことの利点は、主に武器やフレームの所持枠を増やして育成しやすくするなど、プレイをより快適にすることや、フレームのデザインを変えるスキンや装飾品により、ビジュアルを変えて楽しむことにある。
ゲームを初めてプレイする際にはプラチナが50Pt配布される。このポイントだけでも多少の装備枠の拡張やアップグレードアイテムの早期購入などができる。
初期プラチナの使用方法のおすすめはフレーム所持枠の拡張、または武器所持枠の拡張である。ほとんどの装備品は時間さえあれば無課金でも手に入るのに対し、所持枠の拡張は、プラチナ以外では限られた手段でしか行えないためである。
ただ、このPtは課金しなくとも手に入ることを覚えておくといいだろう。
最大強化されたレアMODや、エンドコンテンツで入手できるレアアイテムはトレーディングが可能で、Ptで交換することができる。交換レートや相場を把握しておくとなお善し。
他人が欲しがるようなものを得る・作るために相応のやりこみが必要になるが、文字通りニンジャなら無料でプレイすることが可能なゲームといえる。
課金プログラムとしてはプラチナのみの購入の他、最新のPrime装備品に限定アクセサリーアイテムや一定量のプラチナが同梱されたPrime Access、ゲームの新規プレイヤー向けのMODや装備などが同梱されたスターターパック、最新コンテンツに関連する限定外装品などのセットであるサポーターパックといった物も販売されている。
クラン
本ゲームでクランを結成すると、DOJOという専用拠点を持つことが出来る。DOJOでは以下のようなことが可能。
- 建設
DOJOには部屋を建設・増築可能。様々なテーマのバラエティ豊かな部屋がある他、下記の研究を行うための特殊な部屋も存在。 - 装飾
DOJOの部屋には様々な装飾品を設置することが可能な他、専用の研究を完了させることで色や背景の変更も可能となる。 - 研究
「テンノ」「グリニア」「コーパス」「感染体」「オロキン」それぞれに対応する部屋を建設し、研究を行うことで、各勢力の武器や特殊装備の設計図を入手できるようになる。クランで研究できる武器はマーケット売りの武器よりも多いため、戦力の拡充を図れる。クラン結成による最大のメリットとも言えるだろう。 - トレード
「トレーディングポスト」を建設することで、貴重品やMODのトレードを行える。クラン外のプレイヤーをDOJOに招いてトレードすることも可能。なおトレード自体は火星にある「Marooのバザー」でも可能だが、DOJOのトレーディングポストの場合は「トレード税」を設定して、手数料として一定額のクレジットをクラン金庫に納めるようにすることが可能。 - Dark Sector
クラン対抗の領地争奪戦。領地でのミッションでは、追加の経験値、アイテムドロップ率、クレジットを得られる代わりに、利用するプレイヤーの報酬からエリア利用料が徴収される。領地争奪戦にはクラン外のプレイヤーも傭兵として参加できる。
2015/3/18からクラン対抗の要素は停止されている。各惑星のDark Sectorミッションに参加することは現在も可能だが、利用料が差し引かれることは無くなった。
公式配信
本作の開発元であるDigital Extremesは、一定周期でTwitch上での公式配信を行っている。特に2週間に一度のペースで開催される「Devstream」というタイトルの配信では、開発中の要素や構想段階のコンテンツなどが紹介される。また、Twitch上で配信を視聴することでゲーム内アイテムを入手できる「Twitch Drop」も行われている。配信ページは以下。
https://www.twitch.tv/warframe
ただ、日本と開発元のあるカナダ・オンタリオ州の時差のため、配信時間は深夜や早朝になることが多い。詳細なスケジュールは、公式フォーラムの "Livestream & Contests" カテゴリで確認できる。
公式イベント
その内最大のものが、2016年以降毎年7~8月ごろに、オンタリオ州ロンドンで開催されているコンベンション「TennoCon (テンノコン)」である。このイベントでは、今後実装されるコンテンツの中でも目玉となるようなものが発表される他、開発チームも交えてのトークショーやコスプレ大会などで大いに盛り上がるのが恒例となっている。
この他、一定のお題に従い、プレイヤーの作成したイラストやスクリーンショットなどを投稿し競い合うコンテストや各種のチャリティーイベント等が、定期的に開催されている。
バグについて
今や世界中でプレイされている本作であるが、ベータ開始当初より大小問わず様々なバグが発生することでも知られている。
特に現在でも頻発し、プレイに深刻な影響を及ぼすのが、壁や地面などにキャラクターがめり込み進行不可となる「スタック(Stuck)」というタイプのバグ。これに関しては開発側も対策となるコマンドを用意しており、それを入力すれば多くの場合は解消可能。
具体的にはチャットウインドウに /unstuck と打ち込めばよい。ただし、このコマンドは連続使用に制限があるため注意。
上記以外にも様々なバグがあるので、発見したら以下の公式バグ報告フォーラムの、適切な機種カテゴリで報告し、デバッグを助けよう。
https://forums.warframe.com/forum/149-bug-reports/
報告の際、スレッドタイトルは英語で入力する必要があるものの、開発元に日本語を介するスタッフも在籍しているため本文は日本語でもOKだ。
また翻訳の誤りに関しても、上記バグ報告フォーラムの各機種カテゴリ内にある「Game Translations (Loc)」カテゴリで報告することが可能である。
関連作品
2008年に発売された同社製のTPS、DarkSectorとの繋がりがほのめかされている。
フレーム「EXCALIBUR」のデザイン、テクノサイトウィルスの存在、近接武器GLAIVE、と何かしらの繋がりが感じられる。GLAIVEの説明に「初代TENNO (=DarkSectorの主人公、ヘイデン・テンノであると思われる) が愛用した」とあることからも、WarframeはDarkSectorの遙か未来の話であるという噂もある。
メタな話を出すと、DarkSectorの初期コンセプト版の動画を見ると、その繋がりがよくわかるだろう。 (DarkSectorは元々SFものとして開発されていたが、パブリッシャーの意向で現代ものになったという経緯がある)
関連動画
トレーラー
プレイ動画・MAD動画
関連項目
関連リンク
- https://www.warframe.com/ : 公式サイト(日本語版ページあり)
- WARFRAME (@PlayWarframe) : 公式Xアカウント (英語)
- WarframeJP (@WarframeJP) : 日本語の公式Xアカウント
- https://store.steampowered.com/app/230410/Warframe/ : Steam版配信ページ
- https://warframe.fandom.com/wiki/WARFRAME_Wiki : Fandom上にある英語版Wiki
- https://wikiwiki.jp/warframe/ : Wikiwiki.jp上にある日本語版Wiki
- 日本語化されたF2P Co-opシューター『Warframe』プレイレポ−SF外骨格ニンジャとなって太陽系を救え : Game*Sparkによるベータ開始当時のプレイレポート
- WarframeAlerts (@WarframeAlerts) : PC版のアラートなど時限ミッションの概要をツイートする公式のXアカウント。現在稼働停止中
親記事
子記事
兄弟記事
- なし
- 30
- 0pt